JP2014013557A - 通報装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象者に異常が発生したことを通報する場合に、誤報を減らす。
【解決手段】第1の赤外線センサは、家に設けられたトイレ室内にいる対象者を検知する。サーバ装置の判定部は、対象者が家にいるか否かを判定する。サーバ装置の通報部は、判定部により対象者が家にいると判定されてから家にいないと判定されるまでの期間において、予め設定された第1の時間にわたって第1の赤外線センサにより対象者が検知されない場合には、対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報する。
【選択図】図8

Description

本発明は、対象者に異常が発生したことを通報する技術に関する。
トイレ装置の使用状況から、対象者の健康や安否を判断する技術が知られている。特許文献1には、トイレ装置に複数のセンサを設け、使用者が意識を失った場合等の異常事態を判断する技術が記載されている。特許文献2には、日毎に何回トイレを使用しているかを記録し、一日に一度もトイレが使用されていない場合には、家族端末に警告することが記載されている。
特開2002−042278号公報 特開2004−166985号公報
特許文献1及び2に記載された技術では、トイレ装置の使用状況のみに基づいて対象者に異常が発生したことを判断している。そのため、例えば対象者の外出により、トイレ装置が長時間使用されなかった場合にも、対象者に異常が発生したと誤って判断される恐れがある。その結果、例えば対象者に異常が発生したことを通報する場合に、誤報が増えてしまう。
本発明は、対象者に異常が発生したことを通報する場合に、誤報を減らすことを目的とする。
本発明は、対象者が予め定められた生活空間にいるか否かを判定する判定部と、前記生活空間に設けられたトイレ室内にいる前記対象者を検知する第1の検知部と、前記判定部により前記対象者が前記生活空間にいると判定されてから前記生活空間にいないと判定されるまでの期間において、予め設定された第1の時間にわたって前記第1の検知部により前記対象者が検知されない場合には、前記対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報する通報部とを備えることを特徴とする通報装置を提供する。
前記通報部は、さらに、予め設定された第2の時間継続して前記第1の検知部により前記対象者が検知された場合には、前記対象者に異常が発生したことを前記通報先に通報してもよい。
前記通報部は、前記判定部により前記対象者が前記生活空間にいないと判定された後、予め設定された第3の時間にわたって当該判定部により前記対象者が前記生活空間にいると判定されない場合には、前記対象者に異常が発生したことを前記通報先に通報してもよい。
前記通報装置は、前記生活空間の出入口となるドアの開閉を検知する第2の検知部と、前記生活空間内の前記ドアに通じる通路を通る対象者を検知する第3の検知部とを備え、前記判定部は、前記第2の検知部により前記ドアの開閉が検知された後、前記第3の検知部により前記対象者が検知された場合には、前記対象者が前記生活空間にいると判定し、前記第3の検知部により前記対象者が検知された後、前記第2の検知部により前記ドアの開閉が検知された場合には、前記対象者が前記生活空間にいないと判定してもよい。
前記通報装置は、前記トイレ室内にいる前記対象者の体重を測定する測定部と、前記測定部により測定された体重に基づいて、前記トイレ室内にいる前記対象者を識別する識別部とを備え、前記通報部は、前記第1の検知部により前記対象者が検知され、そのときに前記識別部により或る対象者が識別された場合には、前記第1の時間を経過する前に前記第1の検知部により前記対象者が再び検知され、且つ、そのときに前記識別部により前記或る対象者が識別された場合を除いて、当該対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報してもよい。
本発明は、コンピュータに、対象者が予め定められた生活空間にいるか否かを判定するステップと、前記対象者が前記生活空間にいると判定されてから前記生活空間にいないと判定されるまでの期間において、予め設定された第1の時間にわたって第1の検知部により前記生活空間に設けられたトイレ室内にいる前記対象者が検知されない場合には、前記対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、対象者に異常が発生したことを通報する場合に、誤報を減らすことができる。
実施形態に係る通報システムの構成を示す図 サーバ装置の構成を示す図 管理テーブルを示す図 通信端末の構成を示す図 通信端末及びトイレセンサ部を示す図 ドアセンサ部を示す図 通報システムの機能構成を示す図 トイレセンサ部及びドアセンサ部の検知動作の一例を示すタイミングチャート トイレセンサ部及びドアセンサ部の検知動作の別の例を示すタイミングチャート トイレセンサ部及びドアセンサ部の検知動作の別の例を示すタイミングチャート 変形例に係る通報システムの機能構成 変形例に係るトイレセンサ部及びドアセンサ部の検知動作の例を示すタイミングチャート
図1は、本実施形態に係る通報システム1の構成を示す図である。この通報システム1は、サーバ装置10と、携帯電話機20と、通信端末30と、トイレセンサ部40と、ドアセンサ部50とを備える。なお、図1では、1組の携帯電話機20と通信端末30だけが示されているが、携帯電話機20と通信端末30は複数組設けられていてもよい。サーバ装置10、携帯電話機20及び通信端末30は、通信網2を介して接続されている。この通信網2には、移動体通信網とインターネットとが含まれる。通信端末30、トイレセンサ部40及びドアセンサ部50は、対象者の家3(予め定められた生活空間の一例)に設けられる。この対象者は、例えば一人暮らしのお年寄りである。通信端末30は、トイレセンサ部40及びドアセンサ部50と有線又は無線で接続されている。携帯電話機20は、メール機能を有する。携帯電話機20は、例えば対象者の家族により使用され、対象者に異常が発生したときに通報を受け付ける。
図2は、サーバ装置10の構成を示す図である。サーバ装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、通信部14と、記憶部15と、第1のタイマー16と、第2のタイマー17と、第3のタイマー18とを備える。CPU11は、プログラムを実行することにより、サーバ装置10の各部を制御する。ROM12は、CPU11により実行される基本的なシステムプログラムを記憶した読み出し専用メモリである。RAM13は、CPU11によりワークエリアとして使用される揮発性メモリである。通信部14は、通信網2を介して接続された装置との間のデータ通信を制御する。記憶部15は、例えばハードディスクである。記憶部15には、管理テーブル19が記憶される。第1のタイマー16、第2のタイマー17及び第3のタイマー18は、CPU11の制御の下、時間を計測する。
図3は、管理テーブル19を示す図である。管理テーブル19には、予め電話番号と通報先のメールアドレスとが対応付けて格納されている。電話番号は、対象者の家3に設けられた通信端末30の電話番号である。この電話番号は、対象者を識別するために用いられる。通報先のメールアドレスは、通報を受ける携帯電話機20のメールアドレスである。例えば、対象者の家3に設けられた通信端末30の電話番号が「090−xxxx−xxxx」であり、通報を受ける携帯電話機20のメールアドレスが「aaa@example.ne.jp」である場合、管理テーブル19には、電話番号「090−xxxx−xxxx」と、通報先のメールアドレス「aaa@example.ne.jp」とが対応付けて格納される。
図4は、通信端末30の構成を示す図である。通信端末30は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、通信部34と、記憶部35とを備える。CPU31は、プログラムを実行することにより、通信端末30の各部を制御する。ROM32は、CPU31により実行される基本的なシステムプログラムを記憶した読み出し専用メモリである。RAM33は、CPU31によりワークエリアとして使用される揮発性メモリである。通信部34は、通信網2を介して接続された装置との間のデータ通信を制御する。記憶部35は、例えばフラッシュメモリである。
図5は、通信端末30及びトイレセンサ部40を示す図である。家3のトイレ室には、トイレ装置4が設けられている。通信端末30及びトイレセンサ部40は、このトイレ装置4に設けられる。より具体的には、通信端末30は、トイレ装置4のタンク4aの側面に設けられる。トイレセンサ部40は、第1の赤外線センサ41(第1の検知部の一例)を備える。第1の赤外線センサ41は、タンク4aの前面に設けられる。第1の赤外線センサ41は、赤外線の反射により、トイレ装置4を使用する対象者を検知する。なお、対象者がトイレ装置4を使用している間は、対象者がトイレ室内にいることになる。具体的には、第1の赤外線センサ41は、赤外線を発射する投光部41aと、検知対象により反射された赤外線を受光する受光部41bとを有する。対象者がトイレ装置4に座り、又はトイレ装置4の前に立つと、投光部41aから発射された赤外線は、対象者により反射されて受光部41bで受光される。第1の赤外線センサ41は、受光部41bで受光される光量の変化により、トイレ装置4を使用する対象者を検知して、第1の信号を出力する。
図6は、ドアセンサ部50を示す図である。ドアセンサ部50は、ドアスイッチ51(第2の検知部の一例)と、第2の赤外線センサ52(第3の検知部の一例)とを備える。ドアスイッチ51は、家3の出入口となる玄関のドア5の開閉を検知する。具体的には、ドアスイッチ51は、ドア5が閉められると、オンになり、第2の信号を出力する。第2の赤外線センサ52は、対象者から放射される赤外線により、家3の中のドア5に通じる通路6を通る対象者を検知する。具体的には、第2の赤外線センサ52は、対象者が通路6を通ると、対象者から放射される赤外線を受光する。第2の赤外線センサ52は、受光した赤外線による温度変化に基づき、通路6を通る対象者を検知して、第3の信号を出力する。
図7は、通報システム1の機能構成を示す図である。通信端末30は、第1の送信部61及び第2の送信部62として機能する。これらの機能は、CPU31がプログラムを実行することにより実現される。第1の送信部61は、第1の赤外線センサ41から第1の信号を受け付けると、通信部34を制御して、第1の赤外線センサ41の検知開始を示す情報と通信端末30の電話番号とをサーバ装置10に送信する。この第1の赤外線センサ41の検知開始を示す情報には、第1の赤外線センサ41が対象者の検知を開始した時刻が含まれる。また、第1の送信部61は、第1の赤外線センサ41から第1の信号が出力されなくなると、通信部34を制御して、第1の赤外線センサ41の検知終了を示す情報と通信端末30の電話番号とをサーバ装置10に送信する。この第1の赤外線センサ41の検知終了を示す情報には、第1の赤外線センサ41が対象者の検知を終了した時刻が含まれる。
第2の送信部62は、ドアスイッチ51から第2の信号を受け付けると、通信部34を制御して、ドアスイッチ51の検知結果を示す情報と通信端末30の電話番号とをサーバ装置10に送信する。このドアスイッチ51の検知結果を示す情報には、ドアスイッチ51がドア5の開閉を検知した時刻が含まれる。なお、ドア5の開閉を検知した時刻は、ドアスイッチ51がドア5の開きを検知した時刻であってもよいし、ドア5の閉じを検知した時刻であってもよい。また、第2の送信部62は、第2の赤外線センサ52から第3の信号を受け付けると、通信部34を制御して、第2の赤外線センサ52の検知結果を示す情報と通信端末30の電話番号とをサーバ装置10に送信する。この第2の赤外線センサ52の検知結果を示す情報には、第2の赤外線センサ52が通路6を通過する対象者を検知した時刻が含まれる。なお、通路6を通過する対象者を検知した時刻は、第2の赤外線センサ52が対象者の検知を開始した時刻であってもよいし、対象者の検知を終了した時刻であってもよい。
サーバ装置10は、判定部71と、第1の異常検出部72と、第2の異常検出部73と、第3の異常検出部74と、通報部75として機能する。これらの機能は、CPU11がプログラムを実行することにより実現される。判定部71は、通信端末30からドアスイッチ51の検知結果を示す情報及び第2の赤外線センサ52の検知結果を示す情報を受信すると、これらの情報に基づき、対象者が家3にいるか否かを判定する。具体的には、判定部71は、ドアスイッチ51によりドア5の開閉が検知された後に、第2の赤外線センサ52により通路6を通過する対象者が検知された場合には、対象者は家3にいると判定する。これは、ドア5が開閉された後に、対象者が通路6を通過した場合には、対象者が外からドア5を開けて家3の中に入り、通路6を図6に示す矢印A方向に移動したことを意味するからである。この場合、判定部71は、動作モードを在宅モードに変更する。一方、判定部71は、第2の赤外線センサ52により通路6を通過する対象者が検知された後に、ドアスイッチ51によりドア5の開閉が検知された場合には、対象者は外出して家3にいないと判定する。これは、対象者が通路6を通過した後に、ドア5が開閉された場合には、対象者が通路6を矢印A方向と逆方向に移動し、家3の中からドア5を開けて外へ出たことを意味するからである。この場合、判定部71は、動作モードを外出モードに変更する。
第1の異常検出部72は、通信端末30から受信した情報を分析して、トイレ装置4の使用間隔に関する異常を検出する。具体的には、第1の異常検出部72は、判定部71により動作モードが在宅モードに変更されると、第1のタイマー16を開始して、予め設定された第1の時間T1を計測する。第1の赤外線センサ41によりトイレ装置4を使用する対象者が検知されると、第1の異常検出部72は、第1のタイマー16をリセットし、第1の赤外線センサ41により対象者の検知が終了した時刻から再び第1の時間T1の計測を開始する。また、第1の異常検出部72は、判定部71により動作モードが外出モードに変更されると、第1のタイマー16をリセットする。第1のタイマー16により第1の時間T1が計測されると、第1の異常検出部72は、対象者に異常が発生したと判断する。つまり、第1の異常検出部72は、判定部71により対象者が家3にいると判定されてから家3にいないと判定されるまでの期間において、予め設定された第1の時間T1にわたって第1の赤外線センサ41により対象者が検知されない場合には、対象者に異常が発生したと判断する。この第1の時間T1は、例えば対象者がその時間以上トイレ装置4を使用しないのは正常ではないと考えられる時間(例えば、12時間)に設定される。
第2の異常検出部73は、通信端末30から受信した情報を分析して、トイレ装置4の使用時間に関する異常を検出する。具体的には、第2の異常検出部73は、第1の赤外線センサ41によりトイレ装置4を使用する対象者が検知されると、第2のタイマー17を開始して、予め設定された第2の時間T2を計測する。第1の赤外線センサ41により対象者が検知されなくなると、第2の異常検出部73は、第2のタイマー17をリセットする。第2のタイマー17により第2の時間T2が計測されると、第2の異常検出部73は、対象者に異常が発生したと判断する。つまり、第2の異常検出部73は、予め設定された第2の時間T2継続して第1の赤外線センサ41により対象者が検知された場合には、対象者に異常が発生したと判断する。この第2の時間T2は、例えば対象者がその時間以上トイレ室にいるのは正常ではないと考えられる時間(例えば、1時間)に設定される。
第3の異常検出部74は、通信端末30から受信した情報を分析して、対象者の外出時間に関する異常を検出する。具体的には、第3の異常検出部74は、判定部71により動作モードが外出モードに変更されると、第3のタイマー18を開始して、予め設定された第3の時間T3を計測する。判定部71により動作モードが外出モードから在宅モードに変更されると、第3の異常検出部74は、第3のタイマー18をリセットする。第3のタイマー18により第3の時間T3が計測されると、第3の異常検出部74は、対象者に異常が発生したと判断する。つまり、第3の異常検出部74は、判定部71により対象者が家3にいないと判定された後、予め設定された第3の時間T3にわたって判定部71により対象者が家3にいると判定されない場合には、対象者に異常が発生したと判断する。この第3の時間T3は、例えば対象者がその時間外出しているのは正常ではないと考えられる時間(例えば、6時間)に設定される。
通報部75は、第1の異常検出部72、第2の異常検出部73又は第3の異常検出部74により対象者に異常が発生したと判断されたときに、対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報する。具体的には、通報部75は、記憶部15に記憶された管理テーブル19において、通信端末30から受信した電話番号と対応付けて格納された通報先のメールアドレスを特定する。例えば、通信端末30から電話番号「090−xxxx−xxxx」を受信した場合、図3に示す管理テーブル19において、この電話番号と対応付けて格納された通報先のメールアドレス「aaa@example.ne.jp」が特定される。通報部75は、対象者に異常が発生したことを示す電子メールを作成し、この電子メールを特定した通報先のメールアドレス宛てに送信する。
図8は、トイレセンサ部40及びドアセンサ部50の検知動作の一例を示すタイミングチャートである。なお、ここでは、第2の異常検出部73及び第2のタイマー17の動作の説明は省略する。図8では、時刻t1にドアスイッチ51がドア5の開閉を検知している。また、時刻t2に、第2の赤外線センサ52が通路6を通る対象者を検知している。この場合、判定部71は、対象者が家3にいると判定し、動作モードを在宅モードに変更する。判定部71により動作モードが在宅モードに変更されると、第1の異常検出部72は、第1のタイマー16を開始させ、第1の時間T1を計測させる。図8では、第1のタイマー16が第1の時間T1を計測する前の時刻t3に、第1の赤外線センサ41がトイレ装置4を使用する対象者を検知している。この場合、第1の異常検出部72は、第1のタイマー16をリセットし、第1の赤外線センサ41が対象者の検知を終了した時刻t4から再び第1の時間T1の計測を開始する。図8では、時刻t4の後、第1の赤外線センサ41により対象者が検知されることなく、時刻t5に第1のタイマー16により第1の時間T1が計測される。第1のタイマー16により第1の時間T1が計測されると、第1の異常検出部72は、対象者に異常が発生したと判断する。
第1の異常検出部72により対象者に異常が発生したと判断されると、通報部75は、対象者が第1の時間T1以上トイレ装置4を使用していないことを示す電子メールを作成する。通報部75は、上述した方法で通報先のメールアドレスを特定する。通報部75は、通信部14を制御して、特定したメールアドレス宛てに作成した電子メールを送信する。これにより、サーバ装置10から携帯電話機20に電子メールが送信される。携帯電話機20は、サーバ装置10から電子メールを受信すると、携帯電話機20のユーザの操作に応じて受信した電子メールを表示する。携帯電話機20のユーザは、この電子メールを見ることにより、対象者が第1の時間T1以上トイレ装置4を使用していないことを知ることができる。
図9は、トイレセンサ部40及びドアセンサ部50の検知動作の別の例を示すタイミングチャートである。なお、ここでは、第1の異常検出部72及び第1のタイマー16の動作の説明は省略する。また、ドアスイッチ51及び第2の赤外線センサ52の検知動作は、上述した図8の例と同様であるため、その説明を省略する。図9では、時刻t3に、第1の赤外線センサ41がトイレ装置4を使用する対象者を検知している。この場合、第2の異常検出部73は、第2のタイマー17を開始させ、第2の時間T2を計測させる。図9では、時刻t3の後、第1の赤外線センサ41により対象者の検知が継続されたまま、時刻t6に第2のタイマー17により第2の時間T2が計測される。第2のタイマー17により第2の時間T2が計測されると、第2の異常検出部73は、対象者に異常が発生したと判断する。
第2の異常検出部73により対象者に異常が発生したと判断されると、通報部75は、対象者が第2の時間T2以上トイレ室にいることを示す電子メールを作成する。通報部75は、上述した方法で通報先のメールアドレスを特定する。通報部75は、通信部14を制御して、特定したメールアドレス宛てに作成した電子メールを送信する。これにより、サーバ装置10から携帯電話機20に電子メールが送信される。携帯電話機20は、サーバ装置10から電子メールを受信すると、携帯電話機20のユーザの操作に応じて受信した電子メールを表示する。携帯電話機20のユーザは、この電子メールを見ることにより、対象者が第2の時間T2以上トイレ室にいることを知ることができる。
図10は、トイレセンサ部40及びドアセンサ部50の検知動作の別の例を示すタイミングチャートである。図10では、時刻t10に、第2の赤外線センサ52が通路6を通る対象者を検知している。また、時刻t11に、ドアスイッチ51がドア5の開閉を検知している。この場合、判定部71は、対象者は外出して家3にいないと判定し、動作モードを外出モードに変更する。判定部71により動作モードが外出モードに変更されると、第3の異常検出部74は、第3のタイマー18を開始させ、第3の時間T3を計測させる。図10では、時刻t11の後、判定部71により対象者が家3にいると判定されることなく、時刻t12に第3のタイマー18により第3の時間T3が計測される。第3のタイマー18により第3の時間T3が計測されると、第3の異常検出部74は、対象者に異常が発生したと判断する。
第3の異常判定部74により対象者に異常が発生したと判断されると、通報部75は、対象者が第3の時間T3以上外出していることを示す電子メールを作成する。通報部75は、上述した方法で通報先のメールアドレスを特定する。通報部75は、通信部14を制御して、特定したメールアドレス宛てに作成した電子メールを送信する。これにより、サーバ装置10から携帯電話機20に電子メールが送信される。携帯電話機20は、サーバ装置10から電子メールを受信すると、携帯電話機20のユーザの操作に応じて受信した電子メールを表示する。携帯電話機20のユーザは、この電子メールを見ることにより、対象者が第3の時間T3以上外出していることを知ることができる。
本実施形態では、サーバ装置10、通信端末30、トイレセンサ部40及びドアセンサ部50が協働して、通報装置として機能する。第1の異常検出部72は、対象者が家3にいる期間において、トイレ装置4の使用間隔に関する異常の検出を行っている。対象者が外出している場合には、第1の異常検出部72は、トイレ装置4の使用間隔に関する異常の検出を行わない。これにより、トイレ装置4の使用間隔に関する異常を検出する精度を向上させることができる。その結果、対象者に異常が発生したことを通報する場合に、誤報を減らすことができる。
また、本実施形態では、第1の時間T1にわたって第1の赤外線センサ41により対象者が検知されない場合には、対象者に異常が発生したことが予め決められた通報先に通報される。これにより、例えば対象者が家3のトイレ室以外の場所で倒れた場合に、対象者に異常が発生したことをすぐに家族に知らせることができる。また、本実施形態では、第2の時間T2継続して第1の赤外線センサ41により対象者が検知された場合には、対象者に異常が発生したことが予め決められた通報先に通報される。これにより、例えば対象者がトイレ室の中で具合が悪くなり、トイレ室から出られなくなった場合に、対象者に異常が発生したことをすぐに家族に知らせることができる。また、本実施形態では、判定部71により対象者が家3にいないと判定された後、第3の時間T3にわたって判定部71により対象者が家3にいると判定されない場合には、対象者に異常が発生したことが予め決められた通報先に通報される。これにより、例えば対象者が外出先で倒れて帰宅できなくなった場合に、対象者に異常が発生したことをすぐに家族に知らせることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されない。実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
(1)変形例1
判定部71は、ドアセンサ部50以外の手段を用いて、対象者が家3にいるか否かを判定してもよい。例えば、判定部71は、第3の赤外線センサを用いて、対象者が家3にいるか否かを判定してもよい。この第3の赤外線センサは、家3の部屋の中に設けられ、対象者から放射される赤外線を受光する。第3の赤外線センサは、受光した赤外線による温度変化に基づき、部屋の中にいる対象者を検知する。判定部71は、第3の赤外線センサにより対象者が検知されると、対象者が家3にいると判定する。
また、判定部71は、テレビのオン操作又はオフ操作を検知するセンサを用いて、対象者が家3にいるか否かを判定してもよい。このセンサは、例えばテレビのリモコン装置に設けられ、テレビのオン操作又はオフ操作を検知する。判定部71は、センサによりオン操作が検知されると、対象者が家3にいると判定する。これは、一人暮らしの老人は、家3にいる間テレビをつけていることが多いため、テレビをつけている間は、対象者が家3にいるとみなすことができるからである。
(2)変形例2
家3の中に複数の対象者がいる場合には、対象者毎にトイレ装置4を使用する時間間隔に関する異常を検出してもよい。図11は、この変形例に係る通報システム1Aの機能構成を示す図である。この通報システム1Aでは、トイレセンサ部40は、第1の赤外線センサ41の他に荷重センサ42(測定部の一例)を備える。この荷重センサ42は、トイレ装置4を使用する対象者の体重を測定する。具体的には、荷重センサ42は、トイレ室の床に敷かれたフロアマットに設けられる。荷重センサ42は、フロアマットの上に対象者が立つと、この対象者の体重を測定し、測定した体重を示す第4の信号を出力する。通信端末30は、上述した第1の送信部61及び第2の送信部62に加え、第3の送信部63として機能する。第3の送信部63は、荷重センサ42から第4の信号を受け付けると、通信部34を制御して、荷重センサ42の測定結果を示す情報をサーバ装置10に送信する。
サーバ装置10は、上述した判定部71、第1の異常検出部72、第2の異常検出部73、第3の異常検出部74及び通報部75の他に、識別部76として機能する。識別部76は、通信端末30から荷重センサ42の測定結果を示す情報を受信すると、この情報に基づき、対象者を識別する。具体的には、記憶部15には、予め複数の対象者の識別情報と体重とが対応付けて記憶されている。識別部76は、荷重センサ42により測定された体重が、記憶部15に記憶された体重を含む所定の範囲内に含まれる場合には、この体重と対応付けて記憶された識別情報により対象者を識別する。このように対象者を識別することにより、対象者の体重が所定の範囲内で変動しても、同一の対象者として識別することができる。
図12は、この変形例に係るトイレセンサ部40及びドアセンサ部50の検知動作の例を示すタイミングチャートである。なお、ここでは、図8と同じ動作についてはその説明を省略する。図12では、時刻t3に第1の赤外線センサ41がトイレ装置4を使用する対象者を検知している。識別部76は、このとき荷重センサ42により測定された体重に基づいて、トイレ装置4を使用する対象者を識別する。図12では、第1のタイマー16により第1の時間T1が計測される前の時刻t7に、第1の赤外線センサ41がトイレ装置4を使用する対象者を再び検知している。識別部76は、このとき荷重センサ42により測定された体重に基づいて、トイレ装置4を使用する対象者を識別する。第1の異常検知部72は、時刻t3に第1の赤外線センサ41により対象者が検知されたときに、識別部76により識別された対象者と、時刻t7に第1の赤外線センサ41により対象者が検知されたときに、識別部76により識別された対象者とが同一であるか否かを判断する。両者が同一である場合、第1の異常検知部72は、第1のタイマー16をリセットする。一方、両者が異なる場合、第1の異常検知部72は、図12に示すように、第1のタイマー16をリセットせずに、第1の時間T1の計測を継続する。第1のタイマー16により第1の時間T1が計測されると、第1の異常検出部72は、対象者に異常が発生したと判断する。つまり、第1の異常検知部72は、第1の赤外線センサ41により対象者が検知され、そのときに識別部76により或る対象者が識別された場合には、第1の時間T1を経過する前に第1の赤外線センサ41により対象者が再び検知され、且つ、そのときに識別部76により或る対象者が識別された場合を除いて、この対象者に異常が発生したと判断する。この場合、通報部75は、識別部76により識別された或る対象者が、第1の時間T1以上トイレ装置4を使用していないことを示す電子メールを作成してもよい。
(3)変形例3
トイレ装置4を使用する対象者を検知する手段は、第1の赤外線センサ41に限定されない。例えば、トイレ装置4の便座に加えられる圧力により、トイレ装置4を使用する対象者を検知してもよい。この場合、トイレ装置4の便座には、圧力センサが設けられる。圧力センサは、トイレ装置4の便座に所定の圧力が加えられると、オンになり、第1の信号を出力する。
また、上述した実施形態では、トイレ装置4を使用する対象者を検知していたが、これに代えて、トイレ室を使用する対象者を検知してもよい。この場合、例えばトイレ室のドアに施錠センサが設けられる。施錠センサは、トイレ室のドアがロックされたことを検知し、第1の信号を出力する。トイレ室のドアがロックされている間は、トイレ室内に対象者がいることになる。
(4)変形例4
通信端末30が設けられる位置は、トイレ装置4のタンク4aの側面に限定されない。例えば、通信端末30は、トイレ室の壁面に設けられてもよい。
(5)変形例5
対象者に異常が発生した場合、サーバ装置10は、複数の通報先に通報してもよい。この場合、管理テーブル19には、1個の電話番号に対して、複数の通報先のメールアドレスが格納される。通報部75は、管理テーブル19において、通信端末30から受信した電話番号に対応付けて格納された複数の通報先のメールアドレスを特定し、特定した複数の通報先のメールアドレス宛てに電子メールを送信する。
また、対象者に異常が発生したことを通報する手段は、電子メールの送信に限定されない。例えば、通報部75は、携帯電話機20に発呼することにより、対象者に異常が発生したことを通報してもよい。この場合、通報部75は、予め録音された音声メッセージを流してもよい。
(6)変形例6
第3の異常検出部74は、予め設定された時刻(例えば、夜の10時)になっても、判定部71により動作モードが在宅モードに変更されない場合には、対象者に異常が発生したと判断してもよい。
また、対象者の外出時間に関する異常を検出する必要がない場合には、第3の異常検出部74は設けられなくてもよい。
(7)変形例7
通信端末30は、サーバ装置10の機能の一部又は全てを有していてもよい。例えば、通信端末30は、判定部71、第1の異常検出部72、第2の異常検出部73及び第3の異常検出部74を有していてもよい。この場合、通信端末30は、第1の異常検出部72、第2の異常検出部73又は第3の異常検出部74により対象者に異常が発生したと判断された場合には、その旨を示す情報をサーバ装置10に送信する。
(8)変形例8
第1のタイマー16、第2のタイマー17及び第3のタイマー18は、CPU11に内蔵されたハードウェアタイマーであってもよいし、CPU11がプログラムを実行することにより実現されるソフトウェアタイマーであってもよい。また、第1のタイマー16、第2のタイマー17及び第3のタイマー18は、1個のタイマーで兼用されてもよい。
(9)変形例9
通報を受け付ける装置は、携帯電話機20に限定されない。例えば、ノートパソコンやタブレットPC(Personal Computer)等の装置が通報を受け付けてもよい。この場合、管理テーブル19には、これらの装置の通信アドレスが格納される。
(10)変形例10
判定部71は、対象者が予め定められた生活空間にいるか否かを判定してもよい。この生活空間とは、対象者が主に生活をする場所をいう。生活空間は、上述した家3に限定されず、二世帯住宅内の1フロアや老人ホームの個室であってもよい。なお、実施形態で説明した家3は、一戸建てであってもよいし、集合住宅であってもよい。
(11)変形例11
サーバ装置10のCPU11又は通信端末30のCPU31において実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリなどの記録媒体に記録した状態で提供され、サーバ装置10又は通信端末30にインストールされてもよい。また、このプログラムは、インターネット等の通信回線を介してサーバ装置10又は通信端末30にダウンロードされてもよい。
(12)変形例12
上述した実施形態では、トイレ室内にいる対象者を直接検知していたが、トイレ室内にいる対象者を間接的に検知してもよい。例えば、トイレ室の電気がオンの間は、トイレ室内に対象者がいるとみなすことができる。そこで、トイレ室の電気がオン又はオフになったことを検知するセンサにより、トイレ室内にいる対象者を検知してもよい。
また、トイレ装置4の水が流れた場合には、トイレ室内に対象者がいるとみなすことができる。そこで、トイレ装置4の水が流れたことを検知するセンサにより、トイレ室内にいる対象者を検知してもよい。このセンサは、トイレ装置4の水を流すレバーの位置を検知する変位センサであってもよいし、流水音を検知する音センサであってもよいし、トイレ装置4のタンク4a内に設けられた水位センサであってもよい。
また、トイレ室のドアが開閉された場合には、トイレ室内に対象者がいるとみなすことができる。そこで、トイレ室のドアが開閉されたことを検知するドアセンサにより、トイレ室内にいる対象者を検知してもよい。
(13)変形例13
上述した実施形態では、赤外線によりトイレ室内にいる対象者を検知していたが、これ以外の物理量や化学量、例えば赤外線以外の光、静電容量、温度、音又は重量によりトイレ室内にいる対象者を検知してもよい。例えば重量によりトイレ室内にいる対象者を検知する場合には、上述した変形例2のように、トイレ室の床に敷かれたフロアマットの荷重センサを設け、この荷重センサによりトイレ室内にいる対象者を検知してもよい。また、トイレ室内にいる対象者を検知するセンサが設けられる場所は、トイレ装置4に限らず、トイレ室の壁面、トイレ室内の器具、照明等、トイレ室のいずれの場所であってもよい。
(14)変形例14
対象者が生活空間にいるか否かを判定する方法は、上述した実施形態及び変形例1で説明した例に限定されない。例えば、ドア5の内側のノブと外側のノブにタッチセンサを設け、このタッチセンサにより人がドア5の内側のノブに触れたことが検知された場合には、対象者は外出して家3にいないと判定され、このタッチセンサにより人がドア5の外側のノブに触れたことが検知された場合には、対象者が帰宅して家3にいると判定されてもよい。
また、部屋の中に受信機を設置し、対象者の体に送信機を付け、受信機により受信機と送信機との間の距離が閾値より大きくなったことが検知された場合には、対象者は外出して家3にいないと判定され、受信機と送信機との間の距離が閾値以下になったことが検知された場合には、対象者が帰宅して家3にいると判定されてもよい。受信機は、例えば送信機から信号を受信できなくなったことにより、受信機と送信機との間の距離が閾値より大きくなったことを検知する。また、受信機は、送信機から信号を受信することにより、受信機と送信機との間の距離が閾値以下であることを検知する。
また、上述した実施形態では、赤外線により生活空間内にいる対象者を検知していたが、これ以外の物理量や化学量、例えば赤外線以外の光、静電容量、温度、音又は重量により生活空間内にいる対象者を検知してもよい。また、生活空間内にいる対象者を検知するセンサが設けられる場所は、ドア5に限らず、部屋、床、柱、室内にある家電、照明等、生活空間のいずれの場所であってもよい。
1、1A…通報システム、10…サーバ装置、20…携帯電話機、30…通信端末、40…トイレセンサ部、41…第1の赤外線センサ、42…荷重センサ、50…ドアセンサ部、51…ドアスイッチ、52…第2の赤外線センサ、71…判定部、72…第1の異常検出部、73…第2の異常検出部、74…第3の異常検出部、75…通報部、76…識別部

Claims (6)

  1. 対象者が予め定められた生活空間にいるか否かを判定する判定部と、
    前記生活空間に設けられたトイレ室内にいる前記対象者を検知する第1の検知部と、
    前記判定部により前記対象者が前記生活空間にいると判定されてから前記生活空間にいないと判定されるまでの期間において、予め設定された第1の時間にわたって前記第1の検知部により前記対象者が検知されない場合には、前記対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報する通報部と
    を備えることを特徴とする通報装置。
  2. 前記通報部は、さらに、予め設定された第2の時間継続して前記第1の検知部により前記対象者が検知された場合には、前記対象者に異常が発生したことを前記通報先に通報する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通報装置。
  3. 前記通報部は、前記判定部により前記対象者が前記生活空間にいないと判定された後、予め設定された第3の時間にわたって当該判定部により前記対象者が前記生活空間にいると判定されない場合には、前記対象者に異常が発生したことを前記通報先に通報する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通報装置。
  4. 前記生活空間の出入口となるドアの開閉を検知する第2の検知部と、
    前記生活空間内の前記ドアに通じる通路を通る対象者を検知する第3の検知部とを備え、
    前記判定部は、前記第2の検知部により前記ドアの開閉が検知された後、前記第3の検知部により前記対象者が検知された場合には、前記対象者が前記生活空間にいると判定し、前記第3の検知部により前記対象者が検知された後、前記第2の検知部により前記ドアの開閉が検知された場合には、前記対象者が前記生活空間にいないと判定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通報装置。
  5. 前記トイレ室内にいる前記対象者の体重を測定する測定部と、
    前記測定部により測定された体重に基づいて、前記トイレ室内にいる前記対象者を識別する識別部とを備え、
    前記通報部は、前記第1の検知部により前記対象者が検知され、そのときに前記識別部により或る対象者が識別された場合には、前記第1の時間が経過する前に前記第1の検知部により前記対象者が再び検知され、且つ、そのときに前記識別部により前記或る対象者が識別された場合を除いて、当該対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通報装置。
  6. コンピュータに、
    対象者が予め定められた生活空間にいるか否かを判定するステップと、
    前記対象者が前記生活空間にいると判定されてから前記生活空間にいないと判定されるまでの期間において、予め設定された第1の時間にわたって第1の検知部により前記生活空間に設けられたトイレ室内にいる前記対象者が検知されない場合には、前記対象者に異常が発生したことを予め決められた通報先に通報するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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