JP2014010045A - 物理量検出デバイス、電子機器、移動体 - Google Patents

物理量検出デバイス、電子機器、移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】衝撃で破損しにくい物理量検出デバイスを実現する。
【解決手段】物理量検出デバイス1は、パッケージ20と、パッケージ20の内外を貫通するリードフレーム61,62と、パッケージ20の内部に配設された物理量検出器4と、を備え、パッケージ20の内側に片持ち梁状に延設された前記リードフレーム61,62の自由端部61b,62bに、物理量検出器4が接続固定されている。このことによって、パッケージに衝撃等の力が加えられたときに、衝撃をリードフレーム61,62で緩和することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物理量検出デバイス、電子機器、移動体に関する。
加速度、角速度、物体の姿勢等の物理量を検出するデバイスでは、物理量検出器の支持位置や支持姿勢を均一化して検出感度を高めることが要求される。そこで、物理量検出素子の基部をリードフレームに固定し、物理量検出素子とリードフレームとの固定部をモールド樹脂で固めてパッケージの一部とする物理量検出デバイスが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、物理量検出素子の基部をパッケージに固定し、基部とは反対側の端部を自由端とした物理量検出デバイスが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−107264号公報 特開2010−181210号公報
前述した特許文献1や特許文献2に記載の物理量検出デバイスでは、物理量検出素子の端部をパッケージの一部に固定する構造を用いている。つまり、物理量検出素子は、パッケージに対しては剛体に近い支持部に片持ち梁状に固定されている。このように、物理量検出素子を剛体に近い支持部で固定した場合、パッケージに強い衝撃力が加えられたときに、直接、衝撃が物理量検出素子に伝達されることから、物理量検出素子が破損してしまうことが考えられる。
また、特許文献1及び特許文献2に記載の物理量検出デバイスを電子機器に用いる場合、物理量検出デバイスのパッケージに設けられた接続端子を電子機器の回路基板に固定して用いられる。一般にパッケージと回路基板とは線膨張率が異なるため、ヒートショック等によって、収縮と膨張を繰り返すことによって、パッケージと回路基板との接合部にクラックや破損が発生することが考えられる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る物理量検出デバイスは、パッケージと、前記パッケージの内外を貫通するリードフレームと、前記パッケージの内部に配設された物理量検出器と、を備え、前記パッケージの内側に向かって片持ち梁状に延設された前記リードフレームの自由端部に、前記物理量検出器が接続固定されていること、を特徴とする。
本適用例による物理量検出デバイスは、片持ち梁状に延設されたリードフレームの自由端に物理量検出器を接続固定していることから、外部から衝撃力が加えられたときに、リードフレームの自由端部で衝撃力を吸収または緩和することで、衝撃力によって物理量検出器が破損することを防止できる。
[適用例2]上記適用例に係る物理量検出デバイスにおいて、前記物理量検出器が、基部と、前記基部に継ぎ手部を介して延在され、物理量の変化に応じて変位する可動部と、を有するカンチレバーと、前記基部と前記可動部とに掛け渡され、前記可動部の変位に応じて物理量を検出する物理量検出素子と、を有し、前記リードフレームの自由端部は、前記カンチレバーの基部に接続固定されていること、が好ましい。
カンチレバーの基部は、ある適度の剛性を有している。例えば、物理量検出素子に設けられる引出し電極は、カンチレバーの基部に設けられる接続電極にワイヤーボンド等で接続される。そこで、リードフレームの自由端部をカンチレバーの基部に固定すれば、引き出し電極と接続電極との接続品質を確保しながら耐衝撃性を向上させることができる。
[適用例3]上記適用例に係る物理量検出デバイスにおいて、前記自由端部が、厚さ方向に折り曲げられた固定端部を有し、前記基部が、前記固定端部を挿入する貫通孔を有し、前記固定部が前記貫通孔に挿着されていること、が好ましい。
ここで、カンチレバーとリードフレームとの固定手段としては、例えば、ハンダまたは導電性接着剤を用いることができる。
このようにすれば、カンチレバーの貫通孔にリードフレームの固定端部を挿入し固定することから、カンチレバーの平面方向の位置決めができると共に、折り曲げられた固定端部と上記接続電極とに加えて、貫通孔内でもハンダや導電性接着剤等が入り込むことで、狭い固定領域でも十分な固定強度が得られるという効果がある。
[適用例4]上記適用例に係る物理量検出デバイスにおいて、前記自由端部は、前記固定端部と、前記物理量検出器の厚さ方向の位置を規制する支持部と、を有していること、が好ましい。
前述したように、物理量検出器の平面方向の位置決めは、リードフレームの折り曲げられた固定端部をカンチレバーの貫通孔に挿入することで行える。一方、厚さ方向の位置規制は、カンチレバーの下面を受けるように、リードフレームの固定端部から平面方向に突設される支持部によって行うことができる。
[適用例5]上記適用例に係る物理量検出デバイスにおいて、前記カンチレバーは、前記可動部を囲む枠部を有し、前記パッケージの内側底面には、平面視して前記枠部の形成領域に前記物理量検出器の厚さ方向の位置を規制する突起部が設けられていること、が好ましい。
このように、パッケージの内側底面に突起部を設けることによって、物理量検出器の厚さ方向の位置を規制することができる。また、物理量検出器とリードフレームとを接合するときに、物理量検出器の支持台とすることができる。
[適用例6]上記適用例に係る物理量検出デバイスにおいて、前記リードフレームの前記パッケージの外側に延設された外部接続端子部と、前記パッケージの外側底面に設けられる固定端子部と、が、ほぼ同じ高さ位置にあること、が好ましい。
このようにすれば、物理量検出デバイスを、例えば電子機器の回路基板に接続固定する場合に、回路基板に対して物理量検出デバイスが傾かないように接続固定することができる。
[適用例7]上記適用例に係る物理量検出デバイスにおいて、前記外部接続端子部と、前記固定端子部とは、前記パッケージを挟む両端側に配置されていること、が好ましい。
物理量検出デバイスを、例えば電子機器の回路基板に固定して用いる場合において、パッケージと上記回路基板とは線膨張率が異なることから、ヒートショック等による収縮、膨張の繰り返しによって、パッケージと回路基板との接合部にクラックの発生や、破損することが考えられる。本適用例では、一方がリードフレームによって固定されていることから、収縮、膨張をリードフレームで吸収することで接合部のクラックや破損を防止できる。
[適用例8]本適用例に係る電子機器は、上記適用例のいずれかに記載の物理量検出デバイスを備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、上記適用例のいずれかに記載の物理量検出デバイスを用いることによって、上記適用例に記載の効果を奏する電子機器を提供することができる。
[適用例9]本適用例に係る移動体は、上記適用例のいずれかに記載の物理量検出デバイスを備えていることを特徴とする。
上述した物理量検出デバイスは、移動体の姿勢を検出することができる。従って、衝撃力による破損を抑え、また、ヒートショック等による回路基板との接合部のクラックや破損がない信頼性のある姿勢制御が可能な移動体を実現できる。
実施形態1に係る物理量検出デバイスを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A切断面を示す断面図。 図1(a)のB−B切断面を示す断面図。 実施形態2の第1実施例を示し、(a)は部分断面図、(b)は(a)を矢印C方向から視認したリードフレームの正面図。 実施形態2の第2実施例を示し、(a)は部分断面図、(b)は(a)を矢印D方向(上方)から視認したリードフレームの平面図。 傾斜計を例示する模式斜視図。 スマートフォンを概略的に示す斜視図。 デジタルスチルカメラを概略的に示す斜視図。 移動体としての自動車を概略的に示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明で参照する図は、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る物理量検出デバイス1を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A切断面を示す断面図である。なお、図1(a)はリッド(蓋部材)及び配線の図示を省略している。図1(a)、図1(b)に示すように、物理量検出デバイス1は、パッケージ20と、パッケージ20の内外を貫通する2本のリードフレーム61,62と、パッケージ20の内部に配設された物理量検出器4と、を備えており、パッケージ20の内側に片持ち梁状に延設されたリードフレーム61,62の自由端部に、物理量検出器4が接続固定されている。
パッケージ20は、容器状のパッケージベース21と、パッケージベース21の周縁部においてパッケージ20の内部空間を気密封止するリッド22とから構成されている。パッケージベース21には、セラミックグリーンシートを積層し焼成した酸化アルミニウム焼結体、水晶、ガラス、シリコン等が用いられる。
セラミックグリーンシートを積層、焼成してパッケージベース21を形成する際、リードフレーム61,62を適切な位置に配設し、パッケージベース21とリードフレーム61,62との間も気密状態とする。従って、リードフレーム61,62は、例えば、コバールのようなパッケージベース21の焼成温度に耐え、線膨張率がほぼ同じ材質を選択することが望ましい。
リッド22には、パッケージベース21と同材料、または、コバール、42アロイ、ステンレス鋼などの金属が用いられる。パッケージベース21とリッド22との固定には、シームリング、低融点ガラス、接着剤などの接合部材を用いて固定することが可能で、陽極接合を用いることも可能である。
物理量検出器4は、カンチレバー9と物理量検出素子13とから構成されている。
さらに具体的には、物理量検出器4は、基部10と、基部10に継ぎ手部11を介して延在され、物理量の変化に応じて変位する可動部12と、基部10に連続し可動部12の周囲に沿って延在される枠部14とを有するカンチレバー9と、基部10と可動部12とに掛け渡され、可動部12の変位に応じた物理量を検出する物理量検出素子13と、を備えている。
可動部12の主面12aには、物理量検出素子13と重ならない位置に配置される質量部15を備え、主面12aに対向する主面12bにも、主面12a側に配置された質量部15と対称位置に質量部15が配置されている。さらに、質量部15と、可動部12の主面12a、主面12bそれぞれの間には所定の厚みを有するスペーサー50が介在され、接合されている。
カンチレバー9は、例えば、水晶の原石などから所定の角度で切り出された水晶基板を用いて平板状に形成されている。基部10、継ぎ手部11、可動部12、枠部14の外形形状は、フォトリソグラフィー、エッチングなどの技術を用いて精度よく形成されている。可動部12と枠部14との間には、両者を分割するスリット状の孔が設けられている。
なお、カンチレバー9の材料は、水晶に限定するものではなく、ガラス、またはシリコンなどの半導体材料であってもよい。
継ぎ手部11は、主面12a,12b側からのハーフエッチングによって、基部10と可動部12とを区切るように、X方向に伸びる溝によって形成されている。継ぎ手部11のY方向の断面形状(図1(b)、参照)は略H字状を有している。
この継ぎ手部11により、可動部12は、主面12a(12b)と交差する方向(Z方向)に加わる物理量に応じて、継ぎ手部11を支点(回転軸)にして主面12aと交差する方向(Z方向)に変位する。
質量部15には、例えば、Cu、Auなどの金属に代表されるカンチレバー9の材質よりも比重の大きい材料が用いられている。本実施形態では、質量部15はカンチレバー9の平面サイズ内において、質量を極力大きくするために、可動部12の継ぎ手部11側とは反対側の自由端側から、物理量検出素子13と重ならない範囲で継ぎ手部11の近くまで延在され、平面視において、略U字形状を有している。
物理量検出器4は、図1(a)に示すように、質量部15と枠部14とが重なる領域では、図1(b)に示すように、質量部15と枠部14との間に隙間が設けられている。このようにすることによって、可動部12のZ方向への変位量が所定の変位量よりも多くなる場合において、枠部14に質量部15が当たることで、過大な変位を抑えることができる。
物理量検出素子13は、図1(a)に示すように、基部10と可動部12とを結ぶ方向(Y方向)に延在され、X方向に屈曲振動をする振動梁部13a,13bと、振動梁部13a,13bの両端部に形成された一対の接続基部13d,13eと、を備えている。物理量検出素子13は、2本の振動梁部13a,13bと一対の接続基部13d,13eとで二組の音叉を構成することから、双音叉素子(双音叉型振動片)とも呼ばれている。
物理量検出素子13は、例えば、水晶の原石などから所定の角度で切り出された水晶基板を用いて、フォトリソグラフィー、エッチングなどの技術を用いて精度よく形成されている。
なお、物理量検出素子13の材質は、水晶に限定されるものではなく、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、四ホウ酸リチウム(Li247)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、酸化亜鉛(ZnO)、窒化アルミニウム(AlN)などの圧電材料、または酸化亜鉛(ZnO)、窒化アルミニウム(AlN)などの圧電体を皮膜として備えたシリコンなどの半導体材料であってもよい。ただし、物理量検出素子13は、カンチレバー9との線膨張率の差を小さくすることを考慮すればカンチレバー9と同質にすることが望ましい。
物理量検出素子13は、一方の接続基部13dが可動部12の主面12a側に、例えば、低融点ガラス、共晶接合可能なAu/Sn合金被膜などの接合部材17を介して固定され、他方の接続基部13eが基部10の主面10a側に接合部材17を介して固定されている。
なお、図1(b)に示すように、物理量検出素子13と、基部10の主面10a及び可動部12の主面12aとの間には、可動部12の変位時に物理量検出素子13と基部10及び可動部12とが互いに接触しないように、適切な隙間が設けられている。
図1(a),(b)に示すように、物理量検出素子13は、振動梁部13a,13bの図示しない励振電極(検出電極を兼ねる)から接続基部13eに形成された引き出し電極13f,13gが、Au、Alなどの金属ワイヤー18によって、基部10の主面10aに設けられた接続電極10b,10cと接続されている。詳述すると、引き出し電極13fは接続電極10bと接続され、引き出し電極13gは接続電極10cと接続されている。
なお、励振電極、引き出し電極13f,13g、接続電極10b,10cは、Crを下地層とし、その上にAuが積層された構成となっている。
基部10の接続電極10b,10cそれぞれの形成領域には、基部10を厚さ方向に貫通する貫通孔9a,9bが開口されている。貫通孔9a,9bに前述したリードフレーム61,62の自由端部の先端が挿入され、固定されている。
なお、図1(a)に示すように、パッケージベース21の内側の4隅に、内側底面23aから突設された段部24が形成されており、段部24それぞれの上面には突起部24a,24b,24c,24dが突設されている。突起部24a,24b,24c,24dは、図1(a)に示すように、平面視して枠部14の形成領域に設けられており、これら突起部24a,24b,24c,24dは、通常時において、カンチレバー9の裏面に当接している。従って、突起部24a,24b,24c,24dは、物理量検出器4の−Z方向の位置を規制する機能を有する。
物理量検出デバイス1は、リッド22の接合後、パッケージ20の内部が減圧された状態(真空度の高い状態)で、パッケージベース21の封止部29に開口された貫通孔29aにAu/Ge合金、ハンダなどからなる封止材29bを投入し、加熱溶融後、固化されることにより、パッケージ20の内部が気密に封止される。
なお、パッケージ20の内部は、窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスが充填されていてもよい。
続いて、リードフレーム61,62の形態と物理量検出器4の固定構造について図2を参照して説明する。
図2は、図1(a)のB−B切断面を示す断面図である。なお、リードフレーム61,62の形状及び固定構造は同じであるため、リードフレーム62を例示して説明する。リードフレーム62は、パッケージベース21を内外に貫通する固定リード部62aと、固定リード部62aからパッケージ20の内側に延設される自由端部62bと、自由端部62bの先端で厚さ方向に折り曲げられ、カンチレバー9の貫通孔9bに挿入される固定端部62cと、を有する。
一方、パッケージ20の外側には、固定リード部62aから、パッケージベース21の外側下面23b方向に向かう折り曲げリード部62dと、折り曲げリード部62dからパッケージベース21の外側下面23bに平行になるように折り曲げられた外部接続端子部62eとを有する。外部接続端子部62eの下面は、パッケージベース21の外側下面23bに設けられる固定端子部27とほぼ同じ高さである。
外部接続端子部61eの下面は、パッケージベース21の外側下面23bに設けられる固定端子部27とほぼ同じ高さである。
なお、ここでは図示は省略するが、リードフレーム61はリードフレーム62と同じ形状をしていることから、以降、固定リード部62aを固定リード部61a、自由端部62bを自由端部61b、固定端部62cを固定端部61c、と折り曲げリード部62dを折り曲げリード部61d、外部接続端子部62eを外部接続端子部61eと表して説明することがある。
続いて、物理量検出器4とリードフレーム61,62の固定構造について説明する。図2を参照し、リードフレーム62を例示して説明する。前述したようにリードフレーム62は、パッケージベース21に固着されている。カンチレバー9に設けられている貫通孔9bにリードフレーム62の固定端部62cに挿入しつつ、物理量検出器4を突起部24a,24b,24c,24dに載置する。そして、固定端部62cと貫通孔9bの周囲にある接続電極10cとをハンダ、導電性接着剤等の接合部材80を用いて接続固定する。この際、接合部材80は、貫通孔9bと固定端部62cとの間の隙間に浸透する。このようにして、リードフレーム62と接続電極10cとの電気的接合と、物理量検出器4とリードフレーム62との接続固定、つまり物理量検出器4がパッケージベース21に固定される。
物理量検出器4をパッケージベース21に固定した後、リッド22でパッケージベース21の開口部を封止し、パッケージ20の内部の気体をパッケージベース21の底部に開口された貫通孔29aから排出し、封止材29bで封止することで、物理量検出デバイス1が気密封止される。
なお、物理量検出デバイス1は、通常、電子機器等の回路基板に取り付けられて使用される。回路基板70には、所定のパターンで接続電極が形成されている。前述したように、リードフレーム61,62は、それぞれ、物理量検出素子13に設けられる励振電極と接続されている。回路基板70には、リードフレーム61,62に対応する接続電極71,72が形成されており、リードフレーム62は、外部接続端子部62eと接続電極71とを、リードフレーム61は、外部接続端子部61eと接続電極72とを、ハンダまたは導電性接着剤等の接合部材80を用いて、接続固定されている。
一方、リードフレーム62とは反対側のパッケージベース21の外側下面23bに設けられた固定端子部27と、回路基板70に設けられた固定端子部(図示は省略)とは、ハンダまたは接着剤等の接合部材を用いて固定される。
このような構成によって、物理量検出デバイス1は、Y方向の両端位置で回路基板70に固定される。
物理量検出デバイス1は、リードフレーム61,62を経由して物理量検出器4の励振電極に印加される駆動信号によって、物理量検出素子13の振動梁部13a,13bが所定の周波数で発振(共振)する。
そして、物理量検出素子13は、加わる加速度に応じて変化する物理量検出器4の共振周波数を出力信号として出力する。
以上説明した物理量検出デバイス1は、パッケージ20と、パッケージ20の内外を貫通し、内側に片持ち梁状に延設されたリードフレーム61,62の自由端部と、パッケージ20の内部に配設された物理量検出器4とを接続固定することによって、外部から衝撃が加えられたときに、リードフレーム61,62の自由端部で衝撃を吸収または緩和することで、衝撃によって物理量検出器4の破損を防止できる。
物理量検出器4は、基部10と、基部10に継ぎ手部11を介して延在され、物理量の変化に応じて変位する可動部12と、を有するカンチレバー9と、基部10と可動部12とに掛け渡され、可動部12の変位に応じて物理量を検出する物理量検出素子13と、を有している。また、物理量検出素子13に設けられた引き出し電極13f,13gは、カンチレバー9の基部10に設けられる接続電極10b,10cにワイヤーボンド等で接続されている。カンチレバー9の基部10はある適度の剛性を有していることから、リードフレーム61,62の自由端部を基部10に固定すれば、引き出し電極13f,13gと接続電極10b,10cとの接続品質を確保しながら耐衝撃性を向上させることができる。
また、リードフレーム61,62の固定端部61c,62cを、カンチレバー9の基部10に開口された貫通孔9a,9bに挿入、固定することによって、カンチレバー9(つまり、物理量検出器4)のY方向の位置決めができる。さらに、折り曲げられた固定端部61c,62cと接続電極10b,10cとの間や、貫通孔9a,9b内でもハンダや導電性接着剤等の接合部材80が入り込むことで、狭い固定領域でも十分な固定強度が得られるという効果がある。
また、カンチレバー9は、可動部12を囲む枠部14を有し、パッケージベース21の内側底面23aには、平面視して枠部14の形成領域に物理量検出器4の厚さ方向の位置を規制する突起部24a,24b,24c,24dを設けることによって、物理量検出器4の厚さ方向の位置を規制することができる。
また、リードフレーム61,62のパッケージ20の外側に延設された外部接続端子部61e,62eと、パッケージ20の外側下面23bに設けられる固定端子部27とが、ほぼ同じ高さ位置に配置されている。このようにすれば、物理量検出デバイス1を電子機器等の回路基板70に接続固定する場合に、回路基板70に対して物理量検出デバイス1が傾かないように接続固定することができる。
さらに、リードフレーム61,62それぞれの外部接続端子部61e,62eと、固定端子部27とは、パッケージ20を挟む両端側に配置している。パッケージベース21と回路基板70とは線膨張率が異なり、ヒートショック等による収縮、膨張の繰り返しによって、パッケージベース21と回路基板70との接合部にクラックが発生することが考えられるが、一方をリードフレーム61,62によって固定していることから、収縮、膨張をリードフレーム61,62で吸収することで接合部のクラックや破損を防止できる。
(実施形態2)
続いて、実施形態2に係る物理量検出デバイスについて説明する。実施形態2は、前述した実施形態1に対してリードフレームと物理量検出器との接合固定部の構造が異なる。よって、実施形態1との相違箇所を中心に、共通部には同じ符号を付して説明する。
図3は、実施形態2の第1実施例を示し、(a)は部分断面図、(b)は(a)を矢印C方向から視認したリードフレームの正面図である。なお、リードフレーム61,62は形状及び固定構造が同じであるため、リードフレーム62を例示して説明する。
図3(a),(b)に示すように、リードフレーム62の自由端部62bには、固定端部62cと、物理量検出器4の厚さ方向の位置を規制する支持部62fを有している。支持部62fは、固定端部62cの両側に突設された鍔で構成されている。支持部62fは、カンチレバー9の基部10の下面に当接される。
なお、固定端部62cとカンチレバー9の接合固定構造は、実施形態1(図2、参照)と同じである。
図4は、実施形態2の第2実施例を示し、(a)は部分断面図、(b)は(a)を矢印D方向(上方)から視認したリードフレームの平面図である。なお、リードフレーム61,62は、形状及び固定構造が同じであるため、リードフレーム62を例示して説明する。
図4(a),(b)に示すように、リードフレーム62の自由端部62bには、固定端部62cと、物理量検出器4の厚さ方向の位置を規制する支持部62gを有している。支持部62gは、固定端部62cの延設方向両側に突設された半島状のリードで構成されており、カンチレバー9の下面に沿って延設され、カンチレバー9の基部10の下面に当接されている。
なお、固定端部62cとカンチレバー9の接続固定構造は、実施形態1(図2、参照)と同じである。
以上説明した第1実施例及び第2実施例では、リードフレーム62の自由端部62bは、固定端部62cと、物理量検出器4の厚さ方向の位置を規制する支持部62fまたは支持部62gを有している。物理量検出器4の平面方向の位置決めは、リードフレーム62の折り曲げられた固定端部62cをカンチレバー9の貫通孔9bに挿入することで行える。一方、厚さ方向の位置規制は、カンチレバー9の裏面を受けるように、リードフレーム62の固定端部62cからカンチレバー9の下面に当接する支持部62fまたは支持部62gを設けることによって行うことができる。
なお、第1実施例及び第2実施例の構造では、実施形態1(図1(a)、参照)においてパッケージベース21の内側底面23aに設けた突起部24b,24cは省略してもよい。
(実施形態3)
続いて、前述した物理量検出デバイスを用いた電子機器について、幾つかの例をあげ説明する。
まず、電子機器としての傾斜計について説明する。
図5は、傾斜計5を例示する模式斜視図である。傾斜計5は、実施形態1または実施形態2に記載の物理量検出デバイス1を、傾斜センサーとして備えている。
傾斜計5は、例えば、山の斜面、道路の法面、盛土の擁壁面などの被計測場所に設置される。傾斜計5は、外部からケーブル40を介して電力が供給され、または電源を内蔵し、図示しない駆動回路によって物理量検出デバイス1(傾斜センサー)に駆動信号が送られている。
傾斜計5は、図示しない物理量検出回路によって、傾斜センサーに加わる重力加速度に応じて変化する共振周波数から、傾斜計5の姿勢の変化(傾斜計5に対する重力加速度が加わる方向の変化)を検出し、それを角度に換算して、例えば、無線などで基地局にデータ転送する。従って、傾斜計5は、被計測場所における異常の早期発見に貢献することができる。
続いて、電子機器としてのスマートフォン、デジタルスチルカメラについて説明する。
図6は、スマートフォン201を概略的に示す斜視図である。スマートフォン201には、物理量検出デバイスが組み込まれている。スマートフォン201に用いる物理量検出デバイスは角速度センサー100であって、スマートフォン201の姿勢を検出するモーションセンシングが実施される。角速度センサー100の検出信号は、例えばマイクロコンピューターチップ(MPU)202に供給される。MPU202は、モーションセンシングに応じて様々な処理を実行することができる。モーションセンシングは、携帯電話機、携帯型ゲーム機、ゲームコントローラー、カーナビゲーションシステム、ポインティングデバイス、ヘッドマウンティングディスプレイ、タブレットパソコン等の電子機器で利用することができる。
図7は、電子機器の他の具体例としてのデジタルスチルカメラ(以下「カメラ」という)203を概略的に示す斜視図である。カメラ203には、物理量検出デバイスとしての角速度センサー100が組み込まれている。角速度センサー100は、カメラ203の姿勢を検出することができる。角速度センサー100の検出信号は、手ぶれ補正装置204に供給される。手ぶれ補正装置204は、角速度センサー100の検出信号に応じて例えばレンズセット205内の特定のレンズを移動させ、手ぶれ補正を行うことができる。上記手ぶれ補正はデジタルビデオカメラにも利用することができる。
(実施形態4)
続いて、前述した物理量検出デバイスを用いた移動体について説明する。
図8は、移動体の一具体例としての自動車206を概略的に示す斜視図である。自動車206には、物理量検出デバイスとしての角速度センサー100が組み込まれている。角速度センサー100は、車体207の姿勢を検出することができる。角速度センサー100の検出信号は車体姿勢制御装置208に供給される。車体姿勢制御装置208は、例えば車体207の姿勢に応じてサスペンションの硬軟を制御したり個々の車輪209のブレーキを制御したりすることができる。物理量検出デバイスとしての角速度センサー100を用いた姿勢制御は二足歩行ロボットや航空機、ヘリコプター等の各種移動体で利用することができる。
1…物理量検出デバイス、4…物理量検出器、13…物理量検出素子、15…質量部、20…パッケージ、21…パッケージベース、22…リッド、61,62…リードフレーム、61b,62b…リードフレームの自由端部。

Claims (9)

  1. パッケージと、
    前記パッケージの内外を貫通するリードフレームと、
    前記パッケージの内部に配設された物理量検出器と、を備え、
    前記パッケージの内側に向かって片持ち梁状に延設された前記リードフレームの自由端部に、前記物理量検出器が接続固定されていること、
    を特徴とする物理量検出デバイス。
  2. 前記物理量検出器が、
    基部と、前記基部に継ぎ手部を介して延在され、物理量の変化に応じて変位する可動部と、を有するカンチレバーと、
    前記基部と前記可動部とに掛け渡され、前記可動部の変位に応じて物理量を検出する物理量検出素子と、を有し、
    前記自由端部は、前記基部に接続固定されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の物理量検出デバイス。
  3. 前記自由端部が、厚さ方向に折り曲げられた固定端部を有し、
    前記基部が、前記固定端部を挿入する貫通孔を有し、
    前記固定端部が前記貫通孔に挿着されていること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物理量検出デバイス。
  4. 前記自由端部は、前記固定端部と、前記物理量検出器の厚さ方向の位置を規制する支持部と、を有していること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の物理量検出デバイス。
  5. 前記カンチレバーは、前記可動部を囲む枠部を有し、
    前記パッケージの内側底面には、平面視して前記枠部の形成領域に前記物理量検出器の厚さ方向の位置を規制する突起部が設けられていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の物理量検出デバイス。
  6. 前記リードフレームの前記パッケージの外側に延設された外部接続端子部と、前記パッケージの外側底面に設けられる固定端子部と、が、ほぼ同じ高さ位置にあること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の物理量検出デバイス。
  7. 前記外部接続端子部と、前記固定端子部とは、前記パッケージを挟む両端側に配置されていること、
    を特徴とする請求項6に記載の物理量検出デバイス。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の物理量検出デバイスを備えていること、
    を特徴とする電子機器。
  9. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の物理量検出デバイスを備えていること、
    を特徴とする移動体。
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