JP2014009093A - ケーブルドラム - Google Patents
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Abstract
【課題】巻き替え工程などの追加の工程を必要とせずケーブルの条長が目視で判別できるケーブルドラムを提供する。
【解決手段】巻かれたケーブル4の条長を判別できるケーブルドラム1であって、胴部2が円錐台状に形成されると共に胴部2の外周面2aにケーブル残量を示す複数のマーク5a〜5dが設けられ、その胴部2に、ケーブル4を小径側の胴部2から巻き付けると共にトラバース幅Wを胴部2の傾斜に応じて順次広くして巻き付けられたものである。
【選択図】図2
【解決手段】巻かれたケーブル4の条長を判別できるケーブルドラム1であって、胴部2が円錐台状に形成されると共に胴部2の外周面2aにケーブル残量を示す複数のマーク5a〜5dが設けられ、その胴部2に、ケーブル4を小径側の胴部2から巻き付けると共にトラバース幅Wを胴部2の傾斜に応じて順次広くして巻き付けられたものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、ケーブルドラムに関するものである。
図5に示すように、ケーブルドラム31に巻かれたケーブル4の一部を使用し、保管した後、再度使用するとき等ケーブルドラム31に巻かれたケーブル4を複数回に分けて使用するとき、ケーブル残量、すなわち、ケーブルドラム31に巻かれたケーブル4の条長(長さ)が目視でわかるように、ケーブル4の表面にレングスマークやレングステープ等が付けられている。そして、ケーブルドラム31に巻かれたケーブル4の条長は、レングスマークやレングステープ等で確認していた。
しかしながら、レングスマークやレングステープ等をケーブル4に付けるのには巻き替え工程などの追加の工程を必要とし、また、その作業も手間がかかるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、巻き替え工程などの追加の工程を必要とせずケーブルの条長が目視で判別できるケーブルドラムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、巻かれたケーブルの条長を判別できるケーブルドラムであって、胴部が円錐台状に形成されると共に胴部の外周面にケーブル残量を示す複数のマークが設けられ、その胴部に、前記ケーブルを小径側の胴部から巻き付けると共にトラバース幅を胴部の傾斜に応じて順次広くして巻き付けられたものである。
また、前記マークが、胴部の外周面に軸方向に位置をずらして設けられるとよい。
またさらに、前記マークが、それぞれ別の色に色分けされるとよい。
本発明によれば、巻き替え工程などの追加の工程を必要とせずケーブルの条長が目視で判別できる。
本発明に係るケーブルドラムを添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ケーブルドラム1は、円錐台状に形成された胴部2と、胴部2の両端に設けられた鍔部3と、胴部2の外周に複数段に巻き付けられたケーブル4とを備える。
胴部2は中空に形成されており、胴部2の外周面2aには、ケーブル残量を示すためのマーク5a〜5dが設けられている。マーク5a〜5dは、軸方向に位置をずらして複数設けられている。また、マーク5a〜5dは、ケーブル4の巻き出しに応じて順次露出されるように軸方向に所定の間隔を隔てて設けられている。具体的には、所定の間隔とは、ケーブル4の直径と略同じ寸法である。ケーブル4が巻き出されて胴部2の露出が拡がる度に次のマーク5a〜5dが露出されるようになっている。また、マーク5a〜5dは、それぞれ環状に形成されると共に、それぞれ別の色に色分けされており、色に応じてケーブル4の残量が判別できるようになっている。具体的には、マーク5a〜5dは、胴部2の外周面2aにインク等で印刷されている。なお、マーク5a〜5dは、胴部2の外周面2aにテープ等を巻き付けてなるものであってもよい。
鍔部3は、それぞれ胴部2より大径の円板状に形成されている。また、鍔部3は、それぞれ胴部2にその中心軸6に対して直交して設けられている。
図2に示すように、ケーブル4は、胴部2の外周に小径側から巻き付けられると共に、トラバース幅Wを胴部2の傾斜に応じて順次広くして巻き付けられている。具体的には、同一段のケーブル4は、胴部2の小径側から大径側に連続的にトラバースして巻かれ、胴部2に当接する位置まで巻かれている。これにより、同一段のケーブル4は、全て同じ半径となるように巻かれている。なお、トラバース幅Wとは、胴部2にケーブル4を案内するトラバーサ7の移動幅であり、胴部2に巻かれるケーブル4の同一段の幅である。
次に本実施の形態の作用を述べる。
図1に示すケーブルドラム1からケーブル4を巻き出すと、胴部2の大径側から巻き出される。胴部2はケーブル4の巻き出し量に応じて大径側から順次露出される。それぞれのマーク5a〜5dが示すケーブル残量は予め決められており、露出されたマーク5a〜5dの色又は数を目視確認することで容易にケーブル残量を判別できる。例えば、第1のマーク5aが露出された時点でケーブル4の巻き出し作業を終了し、残りのケーブル4を次の工事で使用する場合、第1のマーク5aのみが露出されていることを目視確認するだけでケーブル残量を判別することができ、ケーブルドラム1の管理を容易に行うことができる。
またさらに、ケーブル4の巻き出し位置が胴部2の軸方向のどの位置にあるかを目視することにより、さらに正確にケーブル残量を判別することもできる。例えば、ケーブル4の巻き出し位置がトラバース幅Wの半分の位置にある場合、第1のマーク5aが示す長さと、次に露出される第2のマーク5bが示す長さとの差を半分にするように暗算すれば、第1のマーク5aが示す長さからさらにどれだけケーブル4が巻き出されたかを判別できる。
この後、次の工事等にてケーブル4がさらに巻き出されると、第1のマーク5aを覆っていたケーブル4の段からケーブル4が巻き出される。このとき、前記段のケーブル4は、下層の段のケーブル4上に巻かれているため胴部2がさらに露出されることはない。
前記層のケーブル4が全て巻き出されると、巻き出し位置が下層の段に移り、第1のマーク5aの隣りに位置する第2のマーク5bが露出される。これにより、ケーブル残量を判別できる。
以降、ケーブル4の巻き出し位置が下層の段に移る都度、順次マーク5c、5dが露出され、ケーブル残量が示される。特に、胴部2は円錐台状に形成されており、マーク5a〜5dは胴部2に等間隔に設けられているため、残りのケーブル4の長さが短くなるほど短い間隔でマーク5a〜5dが露出され、ケーブル残量をより正確に判別することができる。
このように、胴部2が円錐台状に形成されると共に胴部2の外周面2aにケーブル残量を示す複数のマーク5a〜5dが設けられ、その胴部2に、ケーブル4を小径側の胴部2から巻き付けると共にトラバース幅Wを胴部2の傾斜に応じて順次広くして巻き付けられるものとしたため、巻き替え工程などの追加の工程を必要とせずケーブル残量が目視で判別できる。
また、マーク5a〜5dが、胴部2の外周面2aに軸方向に位置をずらして設けられるものとしたため、露出されたマーク5a〜5dの数を数えるだけで容易にケーブル残量を判別できる。
またさらに、マーク5a〜5dが、それぞれ別の色に色分けされるものとしたため、最も小径側で露出されたマーク5a〜5dの色を視るだけで容易にケーブル残量を判別できる。
なお、上述の実施の形態では、ケーブル4の段は下層から上層に行くに従ってトラバース幅Wがケーブル2本分ずつ増えるケーブルドラム1について説明したが、これに限るものではない。トラバース幅Wはケーブル1本分ずつ増えるものとしてもよく、3本以上の複数本ずつ増えるものとしてもよい。この場合、トラバース幅Wは胴部2の傾斜に応じて順次広くなるものであるため、胴部2の傾斜角度の設定を適宜調節するとよい。また、マーク5a〜5dは蛍光又は夜光であってもよい。暗い場所で作業する場合でもケーブル残量を容易に判別できる。また、マーク5a〜5dの間隔はケーブル4の直径と略同じ寸法に設定されるものとしたが、設定を適宜調節してもよい。例えば、ケーブル4の直径の整数倍としてもよい。またさらに、マーク5a〜5dは胴部2の外周面2aに環状に形成されるものとしたが、これに限るものではない。例えば、マーク5a〜5dは、弧状に形成されるものとしてもよく、点状に形成されるものとしてもよく、文字からなるものとしてもよい。
他の実施の形態について述べる。
図3は図1に示すケーブルドラム1の胴部2に変更を加えた変形例を示すものである。上述と同様の構成については説明を省略し、同符号を付す。
図3に示すように、ケーブルドラム11の胴部12は、円錐台状に形成されると共に外周面15に階段状(段差状)に複数の段部13が設けられている。
段部13は、断面形状が胴部12の全周に亘って同じとなるように環状に形成されており、ケーブル4を案内するガイドとして機能すると共に、マークとして機能する。段部13は、径方向の寸法がケーブル4の直径と同じに形成されると共に、軸方向の寸法がケーブル4の直径と同じに形成されており、ケーブル4の段が下層から上層に行くに従ってトラバース幅Wがケーブル1本分ずつ増えるようになっている。また、段部13は、ケーブル4を巻き出したとき露出される山折り線14がマークとなり、山折り線14の数を数えるだけでケーブル残量を判別できるようになっている。
ケーブル4は、胴部12の外周に小径側から巻き付けられると共に、トラバース幅Wを胴部12の階段状の傾斜に応じて順次広くして巻き付けられている。具体的には、同一段のケーブル4は、胴部12の小径側から大径側に連続的にトラバースして巻かれ、段部13の位置まで巻かれている。これにより、同一段のケーブル4は、全て同じ半径となるように巻かれると共に、最も大径側のケーブル4が段部13の外周面15に沿って安定して巻かれるようになっている。
このように、マークが段部13からなるものとしても、露出された段部13の数を数えるだけでケーブル残量を容易に判別できる。
なお、段部13の軸方向の寸法と径方向の寸法は同じでなくともよい。また、段部13の軸方向の寸法又は径方向の寸法は、ケーブル4の直径の整数倍であってもよい。またさらに、段部13のそれぞれに別の色を着色して色分けしてもよい。この場合、段部13の外周面15のみに着色してもよく、端面16のみに着色しても良く、外周面15と端面16との両方に着色してもよい。最も小径側で露出された段部13の色を目視するだけで容易にケーブル残量を判別できる。
さらに他の実施の形態について述べる。
図4は図1に示すケーブルドラム1のマーク5a〜5dに変更を加えた変形例を示すものである。上述と同様の構成については説明を省略し、同符号を付す。
図4に示すように、ケーブルドラム21のマーク22は、胴部23の大径側の端から小径側に延びる線状に形成されており、胴部23の周方向に位置をずらして複数設けられている。また、これらマーク22は、ケーブル4の巻き出しに応じて先端(小径側の端)24が順次露出されるように、長さに変化を付けて形成されている。具体的には、マーク22は、長さが所定長さずつ段階的に長くなるように周方向に間隔を隔てて並べられている。この所定長さとは、ケーブル4の直径と略同じ寸法である。ケーブル4が巻き出されて胴部23の露出が拡がる度に順次隣接するマーク22の先端24が露出されるようになっている。また、マーク22は、それぞれ別の色に色分けされており、色に応じてケーブル残量が判別できるようになっている。具体的には、マーク22は、胴部23の外周面にインク等で印刷されている。なお、マーク22は、胴部23の外周面にテープ等を貼り付けてなるものであってもよい。
このように、マーク22が、胴部23の大径側の端から小径側に延びると共に、周方向の位置をずらして設けられ、かつ、段階的に長さが変わるように設けられるものとしても、ケーブル4が巻き出されて露出したマーク22のうち、先端24が露出しているマーク22の数や、先端24が露出し、かつ、最長のマーク22の色を目視確認することでケーブル残量を容易に判別できる。具体的には、残量100mを示すマーク22の先端24がケーブルに重なっておらず(見えており)、かつ、次のマーク22である50mを示すマーク22の先端24がケーブルに重なっている(見えていない)場合は、残量が50m〜100mであるということが分かる。
1 ケーブルドラム
2 胴部
2a 外周面
4 ケーブル
5a マーク
5b マーク
5c マーク
5d マーク
W トラバース幅
2 胴部
2a 外周面
4 ケーブル
5a マーク
5b マーク
5c マーク
5d マーク
W トラバース幅
Claims (3)
- 巻かれたケーブルの条長を判別できるケーブルドラムであって、
胴部が円錐台状に形成されると共に胴部の外周面にケーブル残量を示す複数のマークが設けられ、その胴部に、前記ケーブルを小径側の胴部から巻き付けると共にトラバース幅を胴部の傾斜に応じて順次広くして巻き付けられたことを特徴とするケーブルドラム。 - 前記マークが、胴部の外周面に軸方向に位置をずらして設けられた請求項1記載のケーブルドラム。
- 前記マークが、それぞれ別の色に色分けされた請求項1又は2記載のケーブルドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012149156A JP2014009093A (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | ケーブルドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012149156A JP2014009093A (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | ケーブルドラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014009093A true JP2014009093A (ja) | 2014-01-20 |
Family
ID=50106111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012149156A Pending JP2014009093A (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | ケーブルドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014009093A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114261812A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-04-01 | 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 | 一种成品海带长苗绳连续收纳装置与方法 |
-
2012
- 2012-07-03 JP JP2012149156A patent/JP2014009093A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114261812A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-04-01 | 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 | 一种成品海带长苗绳连续收纳装置与方法 |
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