JP2014008311A - 電気掃除機 - Google Patents

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Hiroki Kudo
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Abstract

【課題】本発明は、複雑な形状を有することがなく位置決めが可能である塵埃収容部を備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】掃除機本体と、掃除機本体に着脱可能なサイクロン集塵装置を備え、サイクロン集塵装置は、集塵ケース40と、塵埃廃棄用の蓋部50を備え、蓋部50は、集塵ケース40に対して回動可能となるように軸受部54b,54bにより軸支されており、軸受部54b,54bは、サイクロン集塵装置を掃除機本体に装着する際の位置決めとなることを特徴とする。
【選択図】図14

Description

本発明は、掃除機本体から着脱可能な塵埃収容部を備えた電気掃除機に関する。
特許文献1によると、サイクロン方式の電気掃除機に塵埃を遠心分離を利用してごみと空気に分離する塵埃分離部と、塵埃を収容する塵埃収容部と、を備えており、塵埃収容部は集塵ケースと集塵ケースに対して回動可能な蓋部とからなり、塵埃収容部に突起部材を備え塵埃分離部に対して位置決めを行うことが可能な構成となっている。
特開2012−24112号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電気掃除機では、塵埃収容部に突起部材を備えることにより塵埃収容部の形状が複雑となり、塵埃収容部自体を洗う際に洗いにくくなる恐れがある。
本発明は、複雑な形状を有することがなく位置決めが可能である塵埃収容部を備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、掃除機本体と、該掃除機本体に着脱可能なサイクロン集塵装置を備え、サイクロン集塵装置は、集塵ケースと、塵埃廃棄用の蓋部を備え、蓋部は、集塵ケースに対して回動可能となるように軸受部により軸支されており、軸受部は、サイクロン集塵装置を掃除機本体に装着する際の位置決めとなることを特徴とする。
更には、軸受部を集塵ケースの下面に設けたことを特徴とする。
更には、軸受部を集塵ケースおよび蓋部の下面に設けられた塵埃と空気の二つの連通路の間に形成し、かつ連通路の開口幅よりも外側に軸受部を設けたことを特徴とする。
また本発明は、掃除機本体と、掃除機本体に着脱可能なサイクロン集塵装置を備え、サイクロン集塵装置は、塵埃収容部と、塵埃分離部と、を有し、塵埃収容部は、集塵ケースと、塵埃廃棄用の蓋部を備え、蓋部は、集塵ケースに対して回動可能となるように軸受部により軸支されており、軸受部は、塵埃収容部における塵埃分離部と対向する面に設けられ、塵埃分離部における塵埃収容部と対向する面には、ガイド部が設けられ、軸受部は、ガイド部と当接し塵埃収容部を塵埃分離部に重ねる際の位置決めとなることを特徴とする。
本発明によれば、塵埃収容部の突起形状が少ないために複雑な形状を有することがなく位置決めが可能である塵埃収容部を備えた電気掃除機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電気掃除機の全体を示す外観斜視図である。 サイクロン集塵装置を示す正面図である。 サイクロン集塵装置を示す分解斜視図である。 塵埃収容部を示す平面図である。 蓋部を開放させたときの塵埃収容部を示す斜視図である。 サイクロン集塵装置を掃除機本体に装着して図2のA−A線で切断したときの縦断面図である。 塵埃収容部の上カバーを上方から見たときの分解斜視図である。 塵埃収容部の上カバーを下方から見上げたときの分解斜視図である。 塵埃収容部の一部分解斜視図である。 (a)は図4のB−B線断面図、(b)は図4のC−C線断面図である。 蓋部を開放したときの塵埃収容部を図4のB−B線に対応する位置で切断したときの断面図である。 蓋部を開放したときの塵埃収容部を図4のC−C線に対応する位置で切断したときの断面図である。 塵埃分離部を示す上面図である。 塵埃収容部を示す下面図である。 塵埃収容部にティッシュを装着するときの手順を示し、(a)は蓋部を閉める前の状態、(b)は蓋部を閉めた後の状態である。 蓋部を開放するときの手順を示し、(a)は蓋部開放前の手の状態を示す断面図、(b)は蓋部開放後の手の状態を示す断面図である。 図6のA部拡大図である。 (a)は軸が傾斜した塵埃収容部の抜き取り可能な範囲を示す概略図、(b)は抜き方向が装着方向に対して90度よりも大きいときの作用図、(c)は抜き方向が装着方向に対して90度のときの作用図、(d)は軸が鉛直方向である塵埃収容部の抜き取り可能な範囲を示す概略図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機の全体を示す外観斜視図である。
電気掃除機100は、掃除機本体1、吸引ホース2、手元ハンドル3、手元操作部4、延長管6、吸口体7、サイクロン集塵装置10、掃除機本体1を自在に移動できる車輪11などを備えている。
掃除機本体1は、吸引ホース2を取り付けるホース取り付け口12、吸引力を発生させる電動送風機(不図示)などを備えている。なお、図示していないが、掃除機本体1の外郭をなす本体ケースの内側には、電力を供給するためのコードリールが設けられている。
手元操作部4に設けられた操作ボタン5のうちの電源ボタンが使用者によってONされると、電動送風機(不図示)が作動し、吸引力を発生する。吸口体7から吸込まれた空気および空気と共に吸込まれた塵埃は、延長管6、吸引ホース2、掃除機本体1の順に導かれる。
図2は、サイクロン集塵装置を示す正面図である。
サイクロン集塵装置10は、塵埃分離部20と、塵埃収容部30と、を有し、後記する図3のように塵埃分離部20と塵埃収容部30とに分割できる形態である。塵埃収容部30は、塵埃分離部20よりも上部に位置している。
塵埃収容部30は、集塵ケース40と、この集塵ケース40に開閉可能に取り付けられた蓋部50と、手で把持する部分を有するハンドル61と、蓋部50を開放するための解除ボタン62と、を有している。なお、図2では、サイクロン集塵装置10を鉛直方向に起立させた状態で図示しているが、実際の使用状態では、図1に示すように、サイクロン集塵装置10を下側が上側よりも掃除機本体1の前方に位置するように掃除機本体1に対して傾斜した状態で装着される。
図3は、サイクロン集塵装置を示す分解斜視図である。
サイクロン集塵装置10の塵埃分離部20は、略円筒形状を呈する外筒21を有し、この外筒21の軸方向の下面に、ホース取り付け口12(図1参照)と接続される入口管22が形成されている。
また、塵埃分離部20の上面20aの略中央には、円形の開口27が形成され、この開口27の縁部には円筒形状で上方に向けて拡径するシール部材27sが設けられている。また、上面20aには、開口27の前方に、幅広形状の連絡路26が開口し、この連絡路26の縁部には筒形状のシール部材26sが設けられている。また、開口27および連絡路26は、入口管22と連通している。
また、塵埃分離部20の上面20aには、一対のガイド部20b,20bが突出して形成されている。また、上面20aには、後記する塵埃収容部30の下端の外周面(前面および側面)が当接して案内する案内部20cが形成されている。なお、ガイド部20bの詳細については後記する(図13参照)。
サイクロン集塵装置10の塵埃収容部30は、略筒形状を呈し、集塵ケース40の前方に蓋部50が設けられている。また、塵埃収容部30は、集塵ケース40および蓋部50の上部に、ハンドル61および解除ボタン62を備えた上カバー60を備えている。上カバー60の周面は、集塵ケース40の左側面40c(図2参照)、右側面40dおよび蓋部50外面に沿う扁平形状を呈し、かつ、前後にかけて前側が後側よりも低くなるように傾斜している。
図4は、塵埃収容部を示す平面図である。
塵埃収容部30の上カバー60には、平面視において略矩形状のハンドル61が設けられるとともに、ハンドル61の前方に解除ボタン62が設けられている。ハンドル61は、使用者の手(指)を掛ける前板部61aを有し、この前板部61aの前方近くに解除ボタン62が設けられている。解除ボタン62は、押下げ操作されることで、蓋部50(図3参照)が開放する。
このように、ハンドル61の前方近傍に蓋部50のロックを解除する解除ボタン62を設けることにより、ハンドル61の前板部(持ち手部)61aに対して、後方から手の平を上にして指を挿入したとき、あるいは前方から手の甲を上にして指を掛けるように挿入したときのどちらであっても、解除ボタン62を例えば親指で押すことができ、塵埃収容部30の取り扱い性を向上できる。
図5は、蓋部を開放させたときの塵埃収容部を示す斜視図である。
集塵ケース40は、前部に略矩形状を呈する開口部40sが形成されている。なお、この開口部40sによって形成される開口を含む面が開口面M1に相当する。ちなみに、集塵ケース40を、集塵ケース40の軸方向に平行な開口面M1としたのは、集塵ケース40の軸方向に直交する方向で切断した開口面にすると、電気掃除機100を小型化するにあたって塵埃収容部30を小型化した場合、開口面の開口面積を大きく確保できないからである。
また、集塵ケース40には、集塵かご41と集塵フィルタ43(図6参照)が内包されている。
集塵かご41は、断面視(側面視)において略台形状を呈し、上下に分割された上容器(支骨)41aと下容器(支骨)41bとが後部の蝶番41c(図6参照)を介して連結され、ゴミ捨て時には、上容器41aと下容器41bが蝶番41c(図6参照)により上下方向に開きながら、下容器41bの下端に設けられた軸41d(一方のみ図示)を中心として回動するようになっている。なお、軸41dは、集塵ケース40の左右側面40c,40d(図2参照)の内壁面に回動自在に支持されている。なお、集塵かご41は、凹面が開口部40s側を向いていればよく、それ以外の形状が特に限定されるものではない。
また、集塵かご41の前後方向の断面形状は、略四角形状であってもよいし、略円形状であってもよいし、略三角形状であってもよい。好ましくは、開口する側(前側)から底面側(後側)へ向けて断面が小さくなるように形成されているのがよい。このように形成することによって、塵埃が排出される側(開口側)に向けて断面積が拡がるため、使用者は、集塵かご41内に堆積した塵埃を容易に排出することができる。
また、集塵かご41は、枠体41e(支骨)を有しており、開口を除く底面、上下左右面に、金属やナイロン等からなるメッシュ部材41f(一部のみ図示)が被覆、貼着またはインサート成形などにより構成されている。このように、集塵かご41の底面だけでなく、上下左右面にも通気性を持たせることによって、集塵かご41の底面に塵埃が堆積しても流路を確保することができる。これにより、吸い込み空気の圧力損失を低減し、吸引力の低下を抑制することができる。
蓋部50は、集塵ケース40の前側の開口部40s(開口面M1)を開閉するものであり、蓋部50内に、集塵かご41に対して凹面が互いに対向するように形成された凹部52が形成されている。なお、凹部52の開口部52aの開口面積は、集塵かご41の開口面積と略同じに形成されている。
凹部52の傾斜面(底面)52a1には、弾性材からなる扁平な逆止弁53が設けられている。
また、蓋部50の下部は、ヒンジ部54を介して集塵ケース40の下部と回動可能に連結されている。これにより、蓋部50は、集塵ケース40の開口面M1に対して開口面M1から離れる方向に下向きに回動するように構成されている。
図6は、サイクロン集塵装置を掃除機本体に装着して図2のA−A線で切断したときの縦断面図である。
図6に示すように、サイクロン集塵装置10は、掃除機本体1の前部に、上部が下部に対して後方に位置する後傾姿勢となるようにして装着される。サイクロン集塵装置10は、その軸方向が鉛直方向に対して傾斜するように配置される。これにより、サイクロン集塵装置をその軸方向を鉛直方向にして構成した場合よりも、サイクロン集塵装置10を含む掃除機本体1を小型化することが可能になる。また、サイクロン集塵装置10の塵埃収容部30は、背面側が掃除機本体1に支持され、底面側が塵埃分離部20に支持されている。つまり、塵埃収容部30を前方から側面の外周面にかけて支持するような部材は設けられていない。
集塵ケース40は、上面40a、底面40b、左側面40c(図2参照)および右側面40d(図3参照)を有する略四角筒状に形成され、前側(正面側)と後側(背面側)とがそれぞれ開口する開口部40s,40fを有している。
集塵かご41は、集塵ケース40の底側の前部に設けられた支持部42に回動自在に連結されている。支持部42には、ねじりコイルばね42a(図11参照)が設けられ、ねじりコイルばね42a(図11参照)の付勢力によって集塵ケース40の前方へ集塵かご41が飛び出すように構成されている(図5参照)。このとき、集塵ケース40から集塵かご41が飛び出す勢いにより、集塵かご41に捕集した塵埃を例えばごみ箱に排出することができる。
メッシュ部材41fは、通気性があり、塵埃を捕集するフィルタ機能を有する。なお、塵埃を捕集するフィルタ機能を有するものであれば、メッシュ部材41fの代わりに使い捨てのティッシュペーパでもよいし、メッシュ部材41fとティッシュペーパとを組み合わせてもよい。メッシュ部材41fの上にティッシュペーパを装着して使用することにより、集塵かご41内のごみ捨て処理が容易になる。
図6に示すように、蓋部50には、凹部52と接続される連絡路51(連通路)が下方に延びて形成されている。連絡路51は、下方の塵埃分離部20側に向けて延び、底面50aに形成された開口50a1に接続されている。この連絡路51は、集塵ケース40の開口部40s(開口面M1)に対して略平行に延びているが、蓋部50に設けられた凹部52によって、空気の流れを開口面M1の方向に転向させることができるようになっている。この凹部52は、流れを整流するために設けられている。なお、凹部52は、図示したような断面が台形となるような形状でもよいし、凹部52の上部を断面視円弧状にしてより整流させることも可能である。つまり、凹部52は、集塵かご41の開口面M1に向かって拡大する断面形状である。
このように、集塵ケース40の開口面M1が、連絡路51の塵埃の導入方向(塵埃導入方向)と略平行になるように構成されている。
また、逆止弁53は、凹部52の連絡路51が接続される面に設けられ、連絡路51側から凹部52側への流れのみを許容するようになっている。ちなみに、逆止弁53は、凹部52の連絡路51と連通する面(下面)である傾斜面52a1に取り付けられているが、このように凹部52を断面台形状にすると、連絡路51の出口を水平にした場合よりも出口の開口面積を大きくすることができ、逆止弁53を凹部52に固定する際の固定部を十分に確保できる。
また、逆止弁53を固定する際の固定部は、集塵かご41側に設けるとよい。これにより、電気掃除機100(図1参照)の運転を終了したときに、砂などの重い細かな塵埃が、塵埃分離部20に落下するのを防止できる。
また、蓋部50の上面50bには、後記するロック部材66と係合する鉤状の被係合突起56が形成されている。
なお、蓋部50の正面は、透明な樹脂などで構成することで、蓋部50を閉じたまま集塵かご41に堆積する塵埃を確認できるようになっている。
なお、塵埃分離部20は、略円筒形状を呈する外筒21を有し、この外筒21の軸方向の下面に、ホース取り付け口12(図1参照)と接続される入口管22が形成されている。
外筒21内には、入口管22と連通する導入部23、塵埃収容部30の集塵ケース40と連通する内筒24、導入部23と内筒24とを連通させて、ホース取り付け口12から掃除機本体1内に流入した空気および空気とともに吸込まれた塵埃を旋回させる旋回路25が設けられている。また、内筒24には、複数の貫通孔24aが形成されている。また、外筒21の外周側には、旋回路25と蓋部50(連絡路51)とを連通させる連絡路26が形成されている。
なお、内筒24の貫通孔24aは、金属やナイロンやポリエステルなどで構成されたメッシュ部材が、被覆またはインサート成形などにより貼着されていてもよい。また、菌の繁殖を抑制できるように、抗菌作用のある金属(例えば、銀)や抗菌物質(例えば、銀)を含有するあるいは塗布された金属(例えば、ステンレス)で構成させてもよい。
導入部23は、凹形状を呈し、入口管22に対して凹面が向くように配置されている。よって、入口管22から導入された塵埃等を含む空気は、凹面の底面に衝突した後、凹面の側面に沿って流れ、旋回路25に流れ込む。
内筒24は、外筒21の径方向の中央に形成され、導入部23の背面側に位置している。また、内筒24に形成された貫通孔24aからは軽い塵埃が通過する。また、内筒24の下流端は、集塵ケース40の底面40bに形成された開口40t(連通路)と連通している。
旋回路25は、導入部23および内筒24の外側に形成され、空気と塵埃とを遠心力により分離する機能を有している。
連絡路26は、上流端が旋回路25と連通し、下流端が蓋部50に形成された連絡路51と連通するように構成されている。なお、サイクロン集塵装置10には、シール部材26s,51s,27sが設けられ、気密性を確保するようになっている。すなわち、図6に示すように、シール部材26sは、連絡路26と開口50a1との間の気密性を確保するためのシール部材(パッキン)であり、シール部材51sは、連絡路51と蓋部50との間の気密性を確保するためのシール部材(パッキン)であり、シール部材27sは、開口40tの気密性を確保するためのシール部材(パッキン)である。また、シール部材26sは、塵埃収容部30内で気密性を確保するために設けられており、シール部材51s,27sは、塵埃分離部20と塵埃収容部30との間での気密性を確保するために設けられている。
このように構成されたサイクロン集塵装置10では、ホース取り付け口12から掃除機本体1内に流入した空気および空気と共に吸込まれた塵埃が、入口管22から導入部23に導入されると、導入部23内の正面の壁面に衝突して、旋回路25に向けて導入され、旋回路25を旋回する。この旋回による遠心分離作用で空気と塵埃を分離する。遠心分離作用により、外周側の空気には塵埃が多く含まれ、逆に内周側の空気には塵埃が少なくなる。
また、集塵ケース40には、集塵フィルタ43が、ヒンジ部44(図5参照)を中心として開閉可能(回動可能)に設けられている。なお、集塵フィルタ43は、集塵ケース40の開口部40fに装着された状態において、その後面が掃除機本体1の図示しない吸気ダクトに当接するようになっている。
なお、集塵フィルタ43は、プリーツ状に折られたものであり、例えば、高密度のHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)を用いることができる。HEPAフィルタは、定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有し、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を有している。
集塵フィルタ43の山折りの折り線方向は、縦方向(重力作用方向)であることが好ましい。これは、集塵フィルタ43よりも下流側(掃除機本体1側)に、集塵フィルタ43に衝撃を与えて集塵フィルタ43に堆積した塵埃を除去するための除塵機構が備えられている場合、折り方向が縦方向である方が集塵フィルタ43に付着した細塵を下方に落下させて除去し易いからである。なお、山折りの折り線方向が斜めに配置されていても構わない。
図6において実線太矢印で示すように、遠心分離後の塵埃を多く含んだ空気は、連絡路26,51を通り、蓋部50の凹部52の形状に沿って集塵かご41の開口方向に向きを変え、集塵かご41に塵埃が堆積する。集塵かご41を通過した空気は、電動送風機(不図示)内に吸引される。
また、図6において破線太矢印で示すように、塵埃分離部20の遠心分離作用によって分離できず、内筒24の貫通孔24aを通過した軽い塵埃は、開口27,40tを通って集塵ケース40内に入り、集塵フィルタ43によって捕集される。集塵フィルタ43を通過した空気は、電動送風機(不図示)内に吸引される。
図7は塵埃収容部の上カバーを上方から見たときの分解斜視図、図8は塵埃収容部の上カバーを下方から見上げたときの分解斜視図である。
図7に示すように、上カバー60は、略矩形状を呈する第1凹部60aを有している。第1凹部60a内の底面の一部には、下方に貫通する貫通孔60bが形成されている。また、第1凹部60a内の左右側面60a1は、内側に向けて若干突出して形成されるとともに、前後方向の中央寄りにハンドル61を回動可能に支持する軸穴60cが形成されている(左側のみ図示)。
また、軸穴60cよりも後方に位置する側面60a1の上端は、後方に向けて下降するようにテーパ部60dが形成されている。なお、図示省略しているが、右側の側面60a1についても、左側の側面60a1と同様に軸穴およびテーパ部が形成されている。
また、第1凹部60a内の後端部には、幅方向の両側に、上方に突出する略台形状の突出部60e,60eが形成されている。この突出部60eの上面60e1は、テーパ部60dと面一となるように後方に向けて下降するように傾斜している。
また、突出部60eと突出部60eとの間には、幅方向の中央に、上方に突出するばね支持部60fが形成されている。このばね支持部60fは、左右方向に幅をもって形成され、幅方向の中央部に後方に向けて突出するばね支持突起60f1(図10(a)を合わせて参照)が形成されている。
また、第1凹部60a内の後面60a2には、前記ばね支持部60fと対向する位置に、略横長矩形状の貫通孔60gが形成されている。また、ばね支持部60fと突出部60eとの間には、後記する係合突起64の被押圧部64bが前後方向にスライドするスライド部60hが形成されている。
上カバー60には、第1凹部60aの前方の近傍に、略矩形状の第2凹部60mが形成されている。第2凹部60mの底面60m1には、幅方向の中央に圧縮コイルばね63を支持するガイド突起60nが形成されるとともに、ガイド突起60nの右側近傍に後記するロック解除ピン62cが挿通される貫通孔60pが形成されている。
また、第2凹部60mの左右側面60m2には、解除ボタン62が係合する係合孔60qが形成されている。なお、図7では、左側の係合孔60qのみを図示しているが、右側の係合孔についても左右対称にして同様に構成されている。
ハンドル61は、塵埃収容部30の塵埃を廃棄する際および塵埃収容部30を掃除機本体1から取り外す際に操作されるものであり、第1凹部60a内に収容可能な形状であり、ハンドル61が操作されていないときには、上カバー60の表面とハンドル61の表面(上面)とが略面一となるように構成されている(図3参照)。また、ハンドル61は、前板部61a(持ち手部)と、後板部61bと、左右の側板部61c,61cとで平面視において略矩形状に形成されている(図4参照)。
前板部61aは、上板61a1と前板61a2とで構成され、塵埃収容部30の前側に位置している。また、上板61a1の下方には、使用者が指(親指を除く四指)を挿入できる空間が形成されている。前板61a2の下端には、前方に突出するフランジ部61a3が幅方向に沿って形成されている。
後板部61bは、上板61b1と前内板61b2とで構成され、塵埃収容部30の後側に位置している。また、後板部61bは、第1凹部60a内に位置する突出部60eおよびばね支持部60fを上方から覆うように構成されている。
図8に示すように、上板61b1の下面には、下方に向けて突出する押圧突起61e,61eが形成されている。この押圧突起61eは、後記する係合突起64の被押圧部64bと対応する位置に配置されている。
側板部61cは、前板部61aと後板部61bとを繋ぐことで、前板部61aと後板部61bとの間に、指を挿入するための挿入部61sが形成されている。また、側板部61c,61cの外面には、軸部61d,61dが側方に向けて突設され、軸部61d,61dが前記した軸穴60cに軸支される。
したがって、使用者がハンドル61の前板部61aに指を掛けることにより、塵埃収容部30が軸部61dを支点として回動するようになっている。このとき、軸部61dより後方の後板部61bは、第1凹部60a内に潜り込むように動作する。
解除ボタン62は、第2凹部60m(図7参照)内に収容され、第2凹部60mの開口に沿う形状の操作面62aを有している。操作面62aの左右両端には、下方(第2凹部60m)に垂下する係合爪62b,62bが形成されている。また、操作面62aの下面には、下方に長く突出するロック解除ピン62cと、十字状に突出して形成されたガイド突起62dが形成されている。
圧縮コイルばね63は、第2凹部60m内に収容され、解除ボタン62を上方に付勢するものであり、その下端部が前記したガイド突起60n(図7参照)の環状部に嵌合することで支持され、上端部がガイド突起62dに嵌合することで支持される。なお、解除ボタン62が操作されていない場合には、圧縮コイルばね63の付勢力によって、解除ボタン62が押し上げられるとともに、操作面62aと上カバー60の上面とが面一となる位置において、係合爪62bが係合孔60qに係止される。
図7に戻って、係合突起64は、後方に向けて延びる係合部64aと、係合部64aより側方かつ前方に位置する被押圧部64b,64bと、を有している。係合部64aの先端部の上面には、上方に突出するとともに幅方向(左右方向)に延びる突条の係止突起64a1が形成されている。
係合部64aは、側面視台形状に形成され、前面64sの幅方向の中央部にばね挿入穴64cが前後方向に沿って形成されている。また、係合部64aは、前記貫通孔60gに第1凹部60a内から挿入される。被押圧部64bは、側面視略三角形状を呈し、後上向きのテーパ面64b1を有し、前記スライド部60h上に配置される。
圧縮コイルばね65は、一端が係合突起64のばね挿入穴64cに挿入され、他端がばね支持突起60f1に支持され、係合突起64を貫通孔60gから外側(後方)に付勢するようになっている。
図9は、塵埃収容部の一部分解斜視図である。
集塵ケース40の上面40aは、集塵ケース40の上部を覆うとともに、蓋部50の上面を覆うように凸湾曲状に張り出すように形成されている。蓋部50の上方に位置する上面40aには、略四角形状の枠体45が上方に突設されている。
枠体45の左右の側面45a,45aには、軸受部45bが形成されている。この軸受部45bは、上端が開放するようにしてU字状に切り欠かれ、後記するロック部材66の軸部66cが軸支されるようになっている。また、枠体45内には後記する圧縮コイルばね67の一端(下端)を支持するガイド突起46が突設されている。
ロック部材66は、左右両端面に軸部66c,66cが突出して形成された基部66aと、この基部66aから前方に一体に形成された鉤状の爪部66bとを有している。基部66aの上面には、円形状の突起部66dが形成され、基部66aの下面には、圧縮コイルばね67を支持するガイド突起66eが形成されている。
また、ロック部材66は、前記枠体45内に収容され、軸部66c,66cが軸受部45b,45bに支持されることで、ロック部材66が回動軸S2を支点としてシーソー支持されるように構成されている。
なお、枠体45内の上面40aには、前記爪部66bを蓋部50側に進退させる貫通孔40a1(図10(a)参照)が形成されている。また、上面40aの後部は、上方に突出する膨出部40a2を有し、膨出部40a2の内側に、集塵フィルタ43の上端部が収容されるようになっている(図6参照)。また、集塵フィルタ43の上部には、集塵ケース40と集塵フィルタ43とを掛止する掛止部70,70が設けられている。この掛止部70と集塵フィルタ43との掛止状態については図示を省略する。掛止部70は、集塵フィルタ43を集塵ケース40に固定させるための形状であり、ヒンジ部44(図5参照)に回動可能に取り付けられた集塵フィルタ43を掛止部70,70で固定している。
係合突起64の係合部64aは、ハンドル61が操作されていない場合、圧縮コイルばね65の付勢力によって上カバー60の後端面から後方に突出している(図4参照)。これにより、係合部64aが、掃除機本体1側に設けられた係合孔1a(図6参照)に係止されることで、塵埃収容部30が掃除機本体1に支持される。
次に、塵埃収容部30の各動作について図10ないし図12を参照して説明する。図10(a)は、図4のB−B線断面図、図10(b)は図4のC−C線断面図、図11は蓋部が開放したときの塵埃収容部を図4のB−B線に対応する位置で切断したときの断面図、図12は蓋部が開放したときの塵埃収容部を図4のC−C線に対応する位置で切断したときの断面図である。
まず、ハンドル61を操作する前の塵埃収容部30の状態について説明する。
図10(a)に示すように、塵埃収容部30が掃除機本体1(図1、図6参照)に装着され(不図示)、ハンドル61が操作されていない場合には、集塵ケース40の開口面M1が蓋部50によって閉塞されている。
このとき、解除ボタン62が押下げられていないため、ロック部材66が圧縮コイルばね67の付勢力によって軸部66c(回動軸S2、図9参照)を支点として反時計回り方向に回動されており、ロック部材66の爪部66bが貫通孔40a1から下方に突出して被係合突起56と係合している。これにより、蓋部50が開放しないようにロックされ、開口面M1が閉塞している。
また、係合突起64の係合部64aは、圧縮コイルばね65の付勢力によって付勢され、上カバー60の後面60a2の貫通孔60gから後方に突出している。このように係合部64aが突出しているのは、図10(b)に示すように、係合突起64の被押圧部64bが、ハンドル61に形成された押圧突起61eと離間しているため、圧縮コイルばね65の付勢力によって係合突起64が後方に移動しているからである。
なお、蓋部50によって開口面M1が閉じられた状態では、塵埃収容部30の重心Gが、図10(a)に示す位置にある。すなわち、塵埃収容部30の重心Gは、ハンドル61の持ち手部である前板部61aとハンドル61の回動軸S1との間に位置するように構成されている。
図11に示すように、ハンドル61の前板部(持ち手部)61aを把持した状態(前板部61aに指を掛けた状態)では、回動軸S1を支点として、集塵ケース40が反時計回り方向に回動して、回動軸S1と塵埃収容部30の重心Gとが鉛直方向Sa上に位置するように動作する。これにより、集塵ケース40の開口面M1のラインSbが鉛直方向Saに対して下向き(前傾)となる。なお、図11では、蓋部50を開放した状態も合わせて図示しているが、蓋部50が閉じている場合においても同様に、集塵ケース40の開口面M1のラインSbが鉛直方向Saに対して下向きとなる。
また、解除ボタン62を押下げることにより、蓋部50の被係合突起56とロック部材66の爪部66bとの係合状態が解除され、蓋部50がヒンジ部54を支点として反時計回り方向に回動し、集塵ケース40の開口面M1が開放する。また、このとき、集塵ケース40内の集塵かご41がねじりコイルばね42aの付勢力によって、下端部の軸41d(図5参照)を支点として回動しながら開口面M1から集塵かご41の一部が突出する。また、集塵かご41が突出する際、上容器41aと下容器41bとが上下に割れる。
これにより、集塵かご41の上容器41aの開放面M2(図11参照)のラインScが、開口面M1のラインSbよりもさらに下向き(前傾)となる。
また、図10に示す状態から、塵埃収容部30のハンドル61の持ち手部(前板部61a)を上カバー60に対して回動軸S1(軸部61d)を支点として回動するように引き上げると、塵埃収容部30を掃除機本体1から取り外すことができる。
すなわち、図12に示すように、掃除機本体1(図1参照)から塵埃収容部30を取り外す際にハンドル61を上カバー60に対して上方へ引き上げると、ハンドル61が回動軸S1(図11参照)を支点として時計回り方向に回動することにより、ハンドル61の後板部61bが第1凹部60a内に入り込み、上板61b1が傾斜状態となる。このとき、上板61b1の下面に形成された押圧突起61eが同時に下方に向けて回動し、押圧突起61eが係合突起64の被押圧部64bのテーパ面64b1に当接する。そして、押圧突起61eがさらに下方に向けて回動することにより、押圧突起61eが被押圧部64bのテーパ面64b1上をスライドし、被押圧部64bの押圧力によって被押圧部64bが圧縮コイルばね65の付勢力に抗しながら前方へスライドする。このようにして、係合部64aが前方へスライド移動することで、係合部64aが上カバー60内に引っ込む。よって、塵埃収容部30と掃除機本体1との係合状態が解除され、塵埃収容部30を掃除機本体1から取り外すことができる。
また、ハンドル61が引き上げられた場合、ハンドル61のフランジ部61a3が第1凹部60aの開口縁部に掛止されることで(図12参照)、ハンドル61の回動が規制されるように構成されている。
また、図11および図12に示すように、圧縮コイルばね63(図7参照)の付勢力に抗しながら解除ボタン62が押し下げられると、ロック解除ピン62c(図12参照)が貫通孔60p(図8参照)内を貫通して下降し、ロック解除ピン62cの先端(下端)がロック部材66の基部66aの上面を押圧する。これにより、圧縮コイルばね67(図10参照)の付勢力に抗しながら、回動軸S2(図9参照)を支点として、ロック部材66が時計回り方向に回動する(図12参照)。これにより、爪部66bが持ち上げられて貫通孔40a1内に収納されることで、蓋部50の被係合突起56(図11参照)との係合が解除される。これにより、ねじりコイルばね42aの付勢力によって集塵かご41が集塵ケース40から押し出されるときの押し出し力を受けて蓋部50が開放する。
このような電気掃除機100では、塵埃収容部30が集塵ケース40と可動式のハンドル61と開閉式の蓋部50(蓋部)とを備え、蓋部50によって閉じられる集塵ケース40の開口面M1が集塵ケース40の塵埃導入方向と略平行であり、蓋部50によって集塵ケース40が閉じられているときの塵埃収容部30の重心がハンドル61の前板部(持ち手部)61aとハンドル61の回動軸S1との間に位置している(図10(a)参照)。これによれば、ハンドル61の前板部(持ち手部)61aを手で掛けて持ったときに、重心Gが鉛直方向Sa上に位置するように移動することで、集塵ケース40の開口面M1を鉛直方向Saに対して下向き(おじぎする向き)にでき、集塵ケース40内の塵埃を、床面に置かれたごみ箱に廃棄する際の処理が容易になる。つまり、使用者がハンドル61を持ったときに、開口面M1が鉛直方向Saに対して自然に下向きになるので、集塵ケース40の開口面M1をゴミ箱に意図的に向ける必要がなく、またはごみ箱に向ける角度を小さくできる。
また、電気掃除機100では、塵埃収容部30が掃除機本体1に装着されているときに開口面M1が鉛直方向に対して上向きに設定され(図1、図6参照)、掃除機本体1から取り外されたときに開口面M1が鉛直方向に対して下向きとなるように構成されている。これによれば、塵埃収容部30を掃除機本体1に装着している場合に上向きとすることで、集塵かご41内に溜まった塵埃が凹部52や連絡路51を通って塵埃収容部30から落下するのを防止することができ、しかも塵埃の廃棄処理が容易になる。
また、電気掃除機100によれば、集塵ケース40内に開口面M1に向けて開放する集塵かご41が設けられ、開口面M1が開放したときに、集塵かご41の開放面M2が集塵ケース40の開口面M1に対してさらに下向きに設定することができる。これによれば、集塵かご41の開放面M2(図11参照)を鉛直方向Saに対して、開口面M1よりもさらに下向きにすることができるので、集塵かご41内の塵埃を廃棄する際の処理がさらに容易になる。
また、電気掃除機100では、塵埃収容部30は掃除機本体1と係合する係合部64aを有し、係合部64aは、ハンドル61の操作に連動して掃除機本体1との係合状態が解除される。これによれば、集塵ケース40の開口面M1を下向きにする機能と、掃除機本体1とのロックを解除する機能と、をひとつのハンドル61で行うことができ、部品点数を削減でき、内部の動作機構を簡略化できる。
図13は、塵埃分離部を示す上面図である。
塵埃分離部20の上面20aには、平面視略L字状に形成されたガイド部20b,20bが形成されている。ガイド部20b,20bは、連絡路26と開口27との間で、かつ、連絡路26の左右両端部の後方に位置に位置している。つまり、ガイド部20b,20bは、連絡路26および開口27の近傍に位置している。
ガイド部20bは、前後方向に延びる起立部20b1と、この起立部20b1の前端から直交する外側方に延びる起立部20b2と、を有し、略L字状を呈している。なお、起立部20b1の内側面には、補強用のリブ20b3,20b4が前後方向に間隔を置いて形成されている。また、ガイド部20b,20bの後方には、塵埃分離部20を掃除機本体1から取り外す際のつまみ部20d,20dが立設されている。なお、つまみ部20d,20dは、例えば、一方を親指で、他方をひとさし指でつまんで引き上げることにより、塵埃分離部20を掃除機本体1から取り外すことができる。
図14は、塵埃収容部を示す下面図である。
集塵ケース40の底板40b1は、略矩形状に形成され、左右方向の中央、かつ、蓋部50寄りに円形の開口40tが貫通して形成されている。
蓋部50の底板50cは、前方に向けて略山型に突出して形成され、底板50cよりも一回り小さく、かつ、底板50cの外周に略沿う形状の連絡路51が形成されている。つまり、蓋部50は、単なる薄い板状の平面的な形状ではなく、底板50cを有する立体的な形状である。
集塵ケース40と蓋部50とは、それぞれの下面40b2,50c1同士がヒンジ部54,54を介して連結されている。すなわち、ヒンジ部54は、蓋部50の下面50c1から集塵ケース40の下面40b2に向けて延びるアーム部54aと、集塵ケース40の下面40b2に設けられ、アーム部54aの先端に設けられた軸54a1(図5参照)を回動自在に支持する軸受部54bと、で構成されている。
また、ヒンジ部54は、アーム部54aが軸受部54bの外側に位置している。また、アーム部54aの基端部は、蓋部50の下面50c1の後端に位置している。また、軸受部54bは、集塵ケース40の下面40b2の前端に位置している。
図13に戻って、塵埃分離部20の上部に塵埃収容部30を重ねた場合、図13において2点鎖線で示すように、ヒンジ部54の軸受部54bがガイド部20bに当接する。すなわち、軸受部54bの側面がガイド部20bの起立部20b1に当接し、軸受部54bの前端がガイド部20bの起立部20b2に当接する。
このように、電気掃除機100では、ヒンジ部54,54がガイド部20b,20bによって位置決めされることで、塵埃収容部30が塵埃分離部20に対して前方、左右に移動することや、ねじり方向(図13の時計回り方向、反時計回り方向)に移動することを規制することができる。なお、塵埃収容部30の後方への移動については、塵埃分離部20の背面が掃除機本体1に装着されることにより(図6参照)、当然に規制することができる。
したがって、塵埃分離部20の開口27(図13参照)と塵埃収容部30の開口40t(図14参照)との境界での気密性、および塵埃分離部20の連絡路26(図13参照)と塵埃収容部30の連絡路51(図14参照)との境界での気密性が損なわれるのを低減できる。
また、電気掃除機100では、ヒンジ部54がガイド部20bによって、気密を必要とする連絡路26(51)、開口27(40t)の近傍(直近)において位置決めするようにしているので、連絡路26,51同士、開口27,40t同士の位置ずれを抑制することができ、境界部分からの空気のリークを低減できる。
また、電気掃除機100では、ヒンジ部54を利用して、塵埃収容部30を塵埃分離部20に位置決めすることができるので、位置決めのための部材をヒンジ部と別に設ける必要がなくなり、部品点数の削減を図ることができる。そのため、複雑な形状を有することがなく位置決めが可能である塵埃収容部30を備えた電気掃除機を提供することができる。また、塵埃収容部30における突起となる部分を減らすことができるため、塵埃収容部30自体を洗う際に洗い易くなる。
また、電気掃除機100では、ヒンジ部54を塵埃収容部30の下面(塵埃分離部20側)に配置したので、塵埃収容部30を掃除機本体1に装着したときに、ヒンジ部54やガイド部20bによる凹凸を外観上視認できない位置に隠すことができ、凹凸部分による引っ掛かりを無くして、塵埃収容部30を取り扱い易くできる。
また、電気掃除機100では、軸受部(突起部材)を、塵埃分離部20と塵埃収容部30とを繋ぐ連絡路51(連通路)および開口40t(連通路)に対し、各連通路の幅よりも狭い位置(中央寄り)に設けると、軸受部とガイド部(位置決めリブ)にガタがあった時に、連通路の気密パッキンのズレが大きくなり、空気が漏れる恐れがある。しかし、連通路の開口幅よりも外側に軸受部54bを設けることにより(図14参照)、軸受部54bとガイド部20b(位置決めリブ)にガタがあった時にも、連通路の気密パッキンのズレを小さくし、空気が漏れる恐れを減らすことができるという効果を奏する。
図15は、集塵かごにティッシュを装着するときの手順を示し、(a)は蓋部を閉める前の状態、(b)は蓋部を閉めた後の状態である。なお、図15(a),(b)は、ティッシュTの状態を分かり易くするために、ティッシュTの厚みを誇張して図示している。集塵かご41にティッシュTを装着して電気掃除機100を使用することで、集塵かご41に溜まったごみ(塵埃)をごみ箱などに廃棄する際に、集塵かご41内のごみ(塵埃)を容易に排出することができる。
図15(a)に示すように、集塵かご41にティッシュT(市販のボックスティッシュなど)を装着する手順としては、まず、塵埃収容部30の蓋部50を開放して、集塵ケース40の背面を下向きにして床面200などに載置する。これにより、集塵かご41の開口が上向きとなるので、ティッシュTの装着が容易になる。また、蓋部50を開放すると、集塵かご41の一部がねじりコイルばね42aの付勢力によって重量に逆らって集塵ケース40から突出する(図12参照)。
そして、ティッシュTの一端t1を集塵かご41の上端(図15(a)では右端)よりも上側に位置決めして、ティッシュTの一端t1を集塵かご41の外側に向けて折り返す。さらに、図15(a)に示すように、集塵かご41の上端縁部41gを、集塵ケース40から突出した爪部66bに引っ掛けって、ティッシュTの上部を集塵ケース40と集塵かご41とで挟み込む。そして、ティッシュTを集塵かご41の内面に沿って重ねる。ちなみに、塵埃収容部30などを小型化したことにより、ティッシュTの他端t2が、集塵かご41よりも下方のヒンジ部54まではみ出すようになる。
そして、図15(b)に示すように、蓋部50を閉じることにより、ティッシュTの他端t2が折り返されて、ティッシュTの折り返し部分が、集塵かご41と蓋部50とで挟まれる。また、ティッシュTの上部においても、集塵かご41と蓋部50とで挟み込まれる。
このように、電気掃除機100では、集塵かご41の周縁部に位置するティッシュTが蓋部50によって挟まれて保持されることにより、電気掃除機100の使用時(吸引時)に集塵かご41の内壁面に位置するティッシュTがめくれて、集塵かご41とティッシュTとの間に塵埃が溜まるなどの不都合が生じるのを防止できる。
また、電気掃除機100では、集塵ケース40の下面の空気が通る開口40tと、蓋部50の下面の塵埃が通る連絡路51との間に軸受部54bが位置するので(図)、蓋部50を閉じたときに(図14、図15参照)、ティッシュTによって、開口40tや連絡路51の開口が塞がれるのを防止することができ、集塵かご41にティッシュTを適切に取り付けることができる。
また、電気掃除機100では、集塵ケース40の開口面M1と異なる下面40b2に開口40tを設けたことにより、蓋部50を閉めたときに、開口40tがティッシュTで塞がれるのを防止することができる。
また、電気掃除機100では、ヒンジ部54を塵埃収容部30の下面(集塵ケース40の下面40a2、蓋部50の下面50c1)に設けたので、蓋部50を開放したときの開放角度を大きく確保することができ、ティッシュTを装着し易くなる。
また、塵埃収容部30の蓋部50は、前面が湾曲した外周面50d(図14参照)に対応する略半月状の底板50c(図14参照)を有し、この底板50cの下面50c1が塵埃分離部20の上面に対向して配置されている。なお、ヒンジ部54の位置は、前記した構成に限定されるものではない。
これにより、塵埃分離部30を掃除機本体1に装着している状態において、解除ボタン62を押圧操作して、蓋部50の被係合突起56と、集塵ケース40のロック部材66との間でのロックが解除されたとしても、蓋部50の底板50cの下面50c1が塵埃収容部20に当接して、蓋部50の開放動作が規制されるので、蓋部50が開くことはない。よって、塵埃収容部30を掃除機本体1から取り外して初めて蓋部50を開くことができる。したがって、電気掃除機100の使用中に、解除ボタン62が誤って押されて蓋部50が開放するのを防止することができる。また、塵埃収容部30を掃除機本体1に装着したときに、解除ボタン62を押圧操作できないようにするカバーなどを設ける必要もない。
図16は、蓋部を開放するときの手順を示し、(a)は蓋部開放前の手の状態を示す断面図、(b)は蓋部開放後の手の状態を示す断面図である。
塵埃収容部30を掃除機本体1から取り外す場合には、例えば、塵埃収容部30の前方から、指を後方に延ばし、挿入部61sに指を挿入して、指の先端を前方に折り曲げて、指の先端の腹面(爪の反対側の面)を前板部61aの上板61a1の下面と接触するようにする。また、挿入部61sの上方から挿入するようにしてもよく、挿入部61sの斜め後方から挿入するようにしてもよい。いずれの場合であっても、挿入部61sに挿入した指(親指を除く)の腹面が前板部61aの上板61a1の下面と当接する。また、挿入する指は、親指を除く、四指であってもよく、三指以下であってもよい。
そして、図16(b)に示すように、ハンドル61を上方に引き上げることにより、前記で説明したように、係合部64aが塵埃収容部30内に後退し、掃除機本体1との係合が解除される。このようにハンドル61を引き上げると、集塵ケース40の上面40aとハンドル61との間に形成される空間Q1(図16(a)参照)を空間Q2(図16(b)参照)に拡大することができるので、指が入れ易くなり、塵埃収容部30の取り扱い性を向上できる。
つまり、電気掃除機100を小型化することにより、塵埃収容部30が小型化され、ハンドル61周りの部品も小型化され、指を挿入するスペースも小さくなる。しかし、前記のようにハンドル61を可動式にすることにより、指を挿入する空間Q1を空間Q2に拡大できるので、小型化した場合であっても指の挿入が容易になる、すなわち、指を奥まで入れることが可能になり、塵埃収容部30をしっかりと手で保持できるようになる。
また、解除ボタン62を、ハンドル61の近傍であって、指をハンドル61に掛けたときの指(親指を除く四指)の先端が向く方向に配置することにより、指をハンドル61に引っ掛けた状態で、解除ボタン62を残りの親指で押圧操作することができる。このように、塵埃収容部30を掃除機本体1から取り外す動作から、蓋部50を開放してゴミ捨てを行うという一連の動作を片手で行うことが可能になる。
また、ハンドル61を引き上げたときに、ハンドル61のフランジ部61a3が第1凹部60aの開口縁部に掛止されることで、ハンドル61の回動が規制されるので(図16(b)参照)、親指で解除ボタン62を押圧操作する際の押圧力を増すことができ、解除ボタン62を押し易くできる。
図17は、図6のA部拡大図である。なお、図17では、主要部を、太線で縁取りして図示している。また、図17は、塵埃収容部30が掃除機本体1に装着されている状態である。なお、図17において太線で示す状態が、装着時の塵埃収容部30と掃除機本体1との位置関係に相当する。
係合部64a(突出部)は、掃除機本体1に向けて突出し、掃除機本体1に形成された係合孔1aに当該係合部64aの先端部が挿入されている。詳述すると、係合部64aは、掃除機本体1に向かって直線状に延びる上面64a1を有し、係合孔1aに対向している。上面64a1の先端には、略矩形状の係止突起64a2が形成されている。なお、塵埃収容部30を掃除機本体1に装着する際の上面64a1と平行な方向(係合部64aが突出する方向)が、装着方向Zに相当する。
係止突起64a2は、上面64a1に対して直交する起立面64a3を有している。また、係止突起64a2の先端角部には、R形状の湾曲面64a4が形成されている。なお、この係止突起64a2は、掃除機本体1を下向きにしたときに、塵埃収容部30が掃除機本体1から外れないようにするものである。すなわち、係止突起64a2の起立面64a3の上端部が、係合孔1aの内壁面1bの下端部に当接して係止されることで、掃除機本体1の塵埃収容部30を下向きにしたときに、係合部64aと係合孔1aとが係合され、塵埃収容部30が掃除機本体1から抜け落ちないようになっている。
また、係合部64aの上面64a1は、掃除機本体1の係合孔1aと所定の隙間S10を開けて配置されている。なお、所定の隙間S10は、前記したように、係止突起64a2を係合孔1aに係止できる距離に設定される。また、上面64a1と、この上面64a1と対向する係合孔1aの面とは、装着方向Zに一致し、かつ、互いに平行となるように構成されている。また、上面64a1は、係合孔1aの下側に位置している。
図18は、(a)は軸が傾斜した塵埃収容部の抜き取り可能な範囲を示す概略図、(b)は抜き方向が装着方向に対して90度よりも大きいときの作用図、(c)は抜き方向が装着方向に対して90度のときの作用図、(d)は軸が鉛直方向である塵埃収容部の抜き取り可能な範囲を示す概略図である。なお、抜き方向とは、掃除機本体1から塵埃収容部30を抜く方向を意味している。
図18(a)に示すように、後傾した塵埃収容部30を備えた電気掃除機の場合には、抜き方向が角度W1(装着方向Zに対して90度は除く)の範囲内において、塵埃収容部30を掃除機本体1から抜き取ることができる。なお、図18では、説明の便宜上、係止突起64a2を図示しない状態で説明する。
例えば、図18(b)に示すように、塵埃収容部30の抜き方向が鉛直方向上向きの場合には、係合部64aが係合孔1aに当接すると、係合部64aに対して鉛直方向上向きの力Fが作用するが、このとき力Fの上面64a1に直交する方向(塵埃収容部30の軸方向)の分力F1と、上面64a1に平行な方向(塵埃収容部30の軸方向に直交する方向)の分力F2とが発生する。このように分力F2が発生することにより、係合部64aを係合孔1aから引き抜く方向(装着方向Zとは逆向き)に動作させることが可能になる。
このように、塵埃収容部30の抜き方向が、装着方向Zに対して90度よりも大きい角度の場合には、塵埃収容部30の本体を把持して引っ張ってしまったとしても、係合部64aが係合孔1aから直ちに抜け出るので、塵埃収容部30が掃除機本体1とともに持ち上がることがない。
これに対して、図18(c)に示すように、抜き方向が装着方向Zに対して90度の角度の場合(比較例)には、係合部64aが係合孔1aに当接すると、係合部64aに対して上面64a1に直交する向きの力F10が作用する。このときの力F10に対して、逆向きの反力F11が係合部64aの上面64a1に向けて作用する。つまり、係合部64aに対して、掃除機本体1の荷重全体が作用することになり、係合部64aが係合孔1aから抜け出ることはない。
また、図18(d)に示すように、掃除機本体1に対して塵埃収容部30の軸G10が鉛直方向となるように取り付けられる電機掃除機にも適用できる。この場合には、角度W2の範囲内において、塵埃収容部30をその外周面を把持して引き抜くだけで、塵埃収容部30を掃除機本体1から抜き取ることができる。
図18(a)および図18(d)に示すように、角度W1,W2の範囲で塵埃収容部30が掃除機本体1から抜けるように、係合部64aと係合孔1aとの位置関係を設定したことにより、仮にハンドル61以外の塵埃収容部30の本体部分を手で掴んで持ち上げようとした場合であっても、塵埃収容部30が掃除機本体1から直ちに外れる。よって、塵埃収容部30が掃除機本体1とともに持ち上がることがない。
また、電気掃除機100では、係合部64aの先端に係合孔1aに係止される係止突起64a2を形成することで、掃除機本体1に塵埃収容部30を装着した状態で、例えば、塵埃収容部30が下向きとなるように掃除機本体1を傾けたとしても、掃除機本体1から塵埃収容部30が脱落するのを防止できる。
また、電磁掃除機100では、係合部64aを装着方向Zに向けて付勢する圧縮コイルばね65(付勢部材)を備えることで、塵埃収容部30を掃除機本体1に装着する際に、係合部64aを係合孔1aに対して真っ直ぐに挿入する場合ではなく、塵埃収容部30の底面側を支点として回動させて、係合部64aが装着方向Zに対して傾斜する方向から挿入されようとした場合であっても、係合部64aが圧縮コイルばね65の付勢力に抗して後退することで、係合部64aを係合孔1aに挿入することができる。すなわち、係合部64aが係合孔1aに対して装着方向Zと平行に挿入されない場合であっても、係合部64aを係合孔1aに容易に挿入することが可能になる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更できる。例えば、前記した実施形態では、塵埃収容部30側の凸形状の係合部64a、掃除機本体1側に係合部64aが挿入される係合孔1aの場合を例に挙げて説明したが、逆に、掃除機本体1側に凸形状の係合部、塵埃収容部30側に係合部が挿入される係合孔が形成される構成であってもよい。
また、前記した実施形態では、塵埃収容部30と塵埃分離部20とが分離した構成を例に挙げて説明したが、塵埃収容部30と塵埃分離部20とが一体に形成されたものであってもよい。なお、この場合には、一体に構成したものを塵埃収容部とし、この一体に構成したものの下面にヒンジ部(ヒンジ部54に相当するもの)を設けて、ヒンジ部が掃除機本体1内に収容されるような構成であってもよい。
1 掃除機本体
1a 係合孔
10 サイクロン集塵装置
20 塵埃分離部
20b ガイド部
26 連絡路
30 塵埃収容部
40 集塵ケース
40b2 下面
40t 開口(連通路)
41 集塵かご
50 蓋部
50c1 下面
51 連絡路(連通路)
52 凹部
53 逆止弁
54 ヒンジ部
54a アーム部
54b 軸受部
60 上カバー
60a 第1凹部
60f ばね支持部
60f1 ばね支持突起
60g 貫通孔
60m 第2凹部
61 ハンドル
61d 軸部
62 解除ボタン
64 係合突起
64a 係合部(突出部)
64a1 上面
64a2 係止突起
64b 被押圧部
64b1 テーパ面
64c ばね挿入穴
65 圧縮コイルばね(付勢部材)
100 電気掃除機
G 重心
M1 開口面
M2 開放面
S1 回動軸
Z 装着方向

Claims (4)

  1. 掃除機本体と、該掃除機本体に着脱可能なサイクロン集塵装置を備え、
    前記サイクロン集塵装置は、集塵ケースと、塵埃廃棄用の蓋部を備え、
    前記蓋部は、前記集塵ケースに対して回動可能となるように軸受部により軸支されており、
    前記軸受部は、前記サイクロン集塵装置を前記掃除機本体に装着する際の位置決めとなることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記軸受部は、前記集塵ケースの下面に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記軸受部は、前記集塵ケースおよび前記蓋部の下面に設けられた塵埃と空気の二つの連通路の間に形成し、かつ前記連通路の開口幅よりも外側に前記軸受部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 掃除機本体と、該掃除機本体に着脱可能なサイクロン集塵装置を備え、
    前記サイクロン集塵装置は、塵埃収容部と、塵埃分離部と、を有し、
    前記塵埃収容部は、集塵ケースと、塵埃廃棄用の蓋部を備え、
    前記蓋部は、前記集塵ケースに対して回動可能となるように軸受部により軸支されており、
    前記軸受部は、前記塵埃収容部における前記塵埃分離部と対向する面に設けられ、
    前記塵埃分離部における前記塵埃収容部と対向する面には、ガイド部が設けられ、
    前記軸受部は、前記ガイド部と当接し前記塵埃収容部を前記塵埃分離部に重ねる際の位置決めとなることを特徴とする電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020262633A1 (ja) * 2019-06-26 2020-12-30 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電気掃除機

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