JP4911643B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機に関する。さらに詳しくは、サイクロン式のダストボックスを備えたキャニスタタイプの電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機、とくにアップライトタイプ(縦型)掃除機には、使い捨ての集塵用紙パックを用いずに、掃除機本体の吸引経路に着脱自在に装着され、内部で渦巻状の空気の流れ(いわゆる、サイクロン)を発生させる集塵ケース内に筒状のフィルタを備えて、このフィルタにより濾過された塵埃を集塵ケース内に蓄積できるようにしたサイクロン式の集塵装置を用いたものが知られている。この集塵装置は、使い捨ての紙パックに比べて、フィルタのメンテナンスにより半永久的に使用できるので、経済的である。
本発明者らは、このような経済的で集塵効率の高いサイクロン式の集塵装置をキャニスタタイプ(横型)掃除機に用いることについて鋭意検討を重ねた末、サイクロン式のダストボックスを掃除機本体に設けたキャニスタタイプの電気掃除機を開発するに至った。
従来より、アップライトタイプのサイクロン式の電気掃除機においては、ダストボックスを掃除機本体に着脱自在に装着している。たとえば、一側面に吸気口および排気口が形成されたダストボックスを装着する場合、ダストボックスは、まず、支点となる部分を位置合わせし、そののちダストボックスを回動させて吸気口および排気口をそれぞれ位置合わせしている。
しかし、かかる構成では、ダストボックスの位置合わせが面倒であり、使用勝手がよくなかった。また、従来では、サイクロン式のダストボックスをキャニスタタイプの掃除機に用いる場合、吸気口および排気口を一側面側には位置する必要があるため、吸気口または排気口のいずれか一方に連結される送風路を、ダストボックスの外周側面などを回りこむように、吸込みホースが連結される連結口または電動送風機と反対側の位置まで設ける必要があり、送風路が複雑となるとともに、吸込効率がわるくなるという問題がある。
一方、ダストボックスの位置合わせの問題を解決するために、キャニスタタイプの掃除機においては、ダストボックスを上下方向に出し入れすることが考えられる(特許文献1)。
実公昭43−10791号公報。
しかし、かかる構成では、ダストボックスにたまった塵埃の量を視認するために、掃除機本体の側面からダストボックスが見えるようにする必要がある。したがって、掃除機本体の後部と吸込ホースの前壁とが分離した構成になるため、掃除機本体の強度が弱くなるという問題がある。
本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、ダストボックス内部の状況を視認することができ、かつ、掃除機全体の強度が低下するのを抑制することができるサイクロン式のキャニスタタイプの電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、キャニスタタイプの掃除機本体の前部に形成されるダストボックス収容部と、前記掃除機本体の後部に形成される電動送風機収納室と、吸込ホースを連結するための連結口を有する掃除機本体の前端面と、前記ダストボックス収容部に上方から挿入されるサイクロン式のダストボックスとを備え、前記ダストボックスは、側面に前記連結口に連通する吸気管を突設したダストボックス本体と、該ダストボックス本体の上端開口を閉塞し、前記電動送風機収納室に連通する排気口を後端に形成した上蓋部と、該上蓋部に固着されて前記ダストボックス本体の内側に配置され、前記ダストボックス本体内の空気を濾過して上蓋部に導く筒状のフィルタ部とを有し、前記フィルタ部は、筒状部と、フィルタとを有し、前記筒状部材外周側面には、前記ダストボックス本体内壁に向かってダストボックス本体内壁との間に隙間を有して延びる鍔部を形成し、前記ダストボックス本体内壁とフィルタ部との間には、前記ダストボックスの内壁、フィルタ及び鍔部によって囲まれるサイクロン空間と、該サイクロン空間と前記隙間を介して連通する塵埃を捕集する空間部とを形成し、前記ダストボックス本体の底部に、ダストボックス本体の下端開口を開閉自在に閉塞する底蓋を設け、前記筒状部材の下端縁と前記底蓋との間の隙間を閉塞するパッキンを設けたことを特徴とする。
本発明の構成によれば、吸込ホースを介して吸引された塵埃を含む空気は、連結口及び吸気管を介してダストボックス内に入り、ダストボックス本体内で旋回して粗塵が分離され、細埃はフィルタで濾過され、排気口からダストボックス外に排出される。ダストボックス内で分離された塵埃は、ダストボックス下部の空間部に溜まり、底蓋を開放することで溜まった塵埃を廃棄できる。筒状部材の下端縁と底蓋との間の隙間を閉塞するためのパッキンを設けたので、底蓋に沿って空間部から筒状部材内の空間部へ空気が漏れることがない。
本発明の電気掃除機の一実施の形態を示す斜視説明図である。 図1の電気掃除機の平面説明図である。 図1の電気掃除機を左側面から見た場合の説明図である。 図1ダストボックスの斜視説明図である。 図1のダストボックスの正面図である。 図1のダストボックスの縦断面図である。 図1の電気掃除機の縦断面図である。 図6のVIII−VIII線断面図である。 図1の電気掃除機のダストボックスを取り出し状態を示す斜視説明図である。 図1の電気掃除機の組立て手順を示す工程説明図である。 図1の電気掃除機の組立て手順を示す工程説明図である。 図1の電気掃除機の組立て手順を示す工程説明図である。 図1の電気掃除機の組立て手順を示す工程説明図である。 図1の電気掃除機を一部切り欠いて前方から見た図である。 図1の電気掃除機の使用の一例を示す説明図である。
つぎに図面を参照しながら本発明の電気掃除機をさらに詳細に説明する。図1は本発明の電気掃除機の一実施の形態を示す斜視説明図、図2は図1の電気掃除機の平面説明図、図3は図1の電気掃除機を左側面から見た場合の説明図、図4は図1ダストボックスの斜視説明図、図5は図1のダストボックスの正面図、図6は図1のダストボックスの縦断面図、図7は図1の電気掃除機の縦断面図、図8は図6のVIII−VIII線断面図、図9は図1の電気掃除機のダストボックスを取り出し状態を示す斜視説明図、図10〜13は図1の電気掃除機の組立て手順を示す工程説明図、図14は図1の電気掃除機を一部切り欠いて前方から見た図および図15は図1の電気掃除機の使用の一例を示す説明図である。
本実施の形態の電気掃除機は、図1〜8に示されるように、キャニスタタイプの掃除機本体1の前部に形成されたダストボックス収容部1f(図9参照)には、サイクロン式のダストボックス2が上方から挿入されることにより着脱自在に設けられ、掃除機本体1の後部40には電動送風機収納室1d(図10参照)が形成され、この収納室1d内部に電動送風機3が内蔵された構成になっている。また、図示されていないが、掃除機本体1の前端面の連結口4には、一連の吸込ホース、吸込管および吸込具が連結されている。また、掃除機本体1は、床面を移動できるように、前輪1aおよび一対の後輪1b、1cを備えている。
図9〜10に示されるように、掃除機本体1の前部には、吸込ホース(図示せず)を連結するための連結口4を有する前壁36が設けられている。掃除機本体1の後方上部と前壁36とのあいだは、ダストボックス2の側方周囲に延びる連結部37によって連結され、連結部37と掃除機本体1の底部38とのあいだには、ダストボックス2の側面を露出させる少なくとも1つの開口39が形成されている。本実施の形態では、ダストボックス2の両側の側方周囲にそれぞれ連結部37および開口39が配置された構成になっている。なお、図10において、51はリールサポータアセンブリである。
本実施の前壁36は、図10〜12に示されるように、ケースロアーアッパー41に合成樹脂などにより一体形成されている。前壁36の下部は、ケースロアー42の角孔形成部42bの後面に当接した状態でケースロアーアッパー41の爪41a(図7参照)が角孔42aに係合することにより固着されている。前壁36および角孔形成部42bの前面側は、フロントカバー45によって覆われている。
また、本実施の形態の連結部37は、図11および図14に示されるように、内部が補強リブによって補強され、下面が開口された中空のケースカバー44と、該ケースカバー44の裏側に固着され、先端にフック47aを有する一対のケースカバーロアー47とからなる中空体のケースカバーアセンブリ48によって構成されているため、軽量でしかも衝撃などに対して強くなっている。
図10〜11に示されるように、ケースカバーロアー41の前壁36は、下部が前述の角孔形成部42bに固着され、上部がフック47aと突起41bとの係合によって固着されているため、耐衝撃性が高い。
前壁36は、軽量かつ高強度のケースカバーアセンブリ48からなる連結部37によって掃除機本体1の後部に連結されていることによって補強され、清掃作業中に前壁36が部屋の壁や家具などに衝突しても破損することがない。また、ダストボックス2内部に堆積される塵埃は、連結部37下部の開口39を通して外部から容易に視認することができる。開口39の大きさについては、本発明はとくに限定されるものではないが、ダストボックス2内部の塵埃が外部から見える程度の大きさで、かつ、開口39の拡大によって掃除機本体1の強度の低下が使用に影響を与えない程度の大きさに設定されるのが好ましい。
また、本実施の形態では、図9および図11に示されるように、掃除機本体1の後部40と連結部37とがケースカバー44によって合成樹脂などによって一体形成されているため、さらに強度が高くなるとともに組立てが容易になる。
なお、図10〜11に示されるように、本実施の形態では、掃除機本体1の前壁36をケースロアーアッパー41に形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前壁36をケースロアー42に一体形成してもよい。たとえば、図10に示されるケースロアー42の角孔形成部42bの部位に連結口4を有する前壁36を合成樹脂などにより一体形成すればよい。
また、図11に示されるように、ケースアッパー43とケースカバー44とをそれぞれ別部品に構成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらを合成樹脂などにより一体形成してもよい。
図9に示されるように、本実施の形態の電気掃除機は、ダストボックス2を掃除機本体1に装着すれば、前壁36、掃除機本体後部40および一対の連結部37が、ダストボックス2の外周を囲んで当接するため、ダストボックス2を保護するとともに掃除機全体の強度を向上させることができる。
本実施の形態の電気掃除機は、以下の手順で組み立てられる。
図10〜11に示されるように、まず、ケースロアー42にケースロアーアッパー41を取り付ける。このとき、ケースロアー42の角孔42aにケースロアーアッパー41の爪41a(図7参照)が嵌合し、ケースロアーアッパー41の上方向(すなわち、図9のダストボックス収容部1fの内部に突出する方向)への浮きを規制する。また、後述するフロントカバー45のリブ45a(図7参照)によってケースロアー42の角孔形成部42bの前方への倒れを防止する構造となっている。
つぎに、図11に示されるように、ケースカバー44の裏側にケースカバーロアー47をネジ止めすることにより断面矩形形状を呈するケースカバーアセンブリ48を組み立てたのち、このケースカバーアセンブリ48を掃除機本体1の上部を被覆するように取り付ける。このとき、ケースロアーアッパー41の突起41bにケースカバーアセンブリ48、具体的にはケースカバーロアー47のフック47a(図11および図14参照)が係合することで、ケースカバーアセンブリ48の変形を矯正する。そののち、図12に示されるように、フロントカバー45を前方から嵌合させ、下部をケースロアー42とネジ止めし、上部は図13に示されるようにクランプフックカバー49を嵌合させ、そののち、図13に示されるように、ネジ止めすることで各部品が嵌合し、全体の強度を向上させる。
以上のように、本実施の形態の電気掃除機では、個々の部品単品では大きな強度はないが(たとえば、図10〜11に示されるように、ケースロアー41、ケースロアー42、ケースカバー44およびケースカバーロアー47はいずれも合成樹脂製の薄肉の部材であり、個々の部品の強度はそれほど高くない)、全部の部品を組み合わせることにより、使
用に充分耐え得る強度を確保することができる。
しかも、本実施の形態の電気掃除機は、使用性の向上を第一に考えて設計されており、図9に示されるように、ダストボックス2をダストボックス収容部1fに上方から挿入するだけでクランプフック50によりロックされ、一方、1個のクランプフック50を解除するだけでダストボックス2を真上から容易に取り出すことができる構造であり、ダストボックス2を固定する機構の簡素化などによって掃除機全体の小型化および軽量化を達成している。
ダストボックス2は、図4〜6および図8に示されるように、略円筒状の透明樹脂などで形成された透明または半透明のダストボックス本体5の内側にそれぞれ略円筒状の外側フィルタ部6および内側フィルタ部7がダストボックス本体5と同心状に配置されている。
図6に示されるように、外側フィルタ部6は、外側筒状部材8と、該外側筒状部材8側面に縦方向に沿って形成された複数本のスリット8a周囲を被覆する外側フィルタ9とからなる。
また、外側筒状部材8の外周側面には、ダストボックス本体5の内壁に向かって延びる鍔部10が突設されている。ダストボックス本体5の内壁と鍔部10とのあいだには、隙間34が形成されている。したがって、ダストボックス本体5の内壁と外側フィルタ部6とのあいだには、ダストボックス本体5の内壁、外側フィルタ9および鍔部10によって囲まれた第1サイクロン空間25、および第1サイクロン空間25と隙間34を介して連通する塵埃を捕集する空間部26が形成されている。
鍔部10の先端部分10aは、下方に曲げられているため、塵埃が第1サイクロン空間25から隙間34を介して空間部26へ移動するときに、塵埃が先端部分10aに引っかかることが少なくなるので、好ましい。
同様に、内側フィルタ部7は、内側筒状部材11と、該内側筒状部材11側面に縦方向に沿って形成された複数本のスリット11a周囲を被覆する内側フィルタ12とからなる。
また、内側筒状部材11の外周側面には、外側筒状部材8の内壁に向かって延びる鍔部13が突設されている。外側筒状部材8の内壁と鍔部13とのあいだには、隙間35が形成されている。したがって、外側筒状部材8の内壁と内側フィルタ部7とのあいだには、外側筒状部材8の内壁、内側フィルタ12および鍔部13によって囲まれた第2サイクロン空間27、および第2サイクロン空間27と隙間35を介して連通する塵埃を捕集する空間部28が形成されている。
前記鍔部10と同様に、鍔部13の先端部分13aも、下方に曲げられているため、塵埃が第2サイクロン空間27から隙間35を介して空間部28へ移動するときに、塵埃が先端部分13aに引っかかることが少なくなるので、好ましい。
外側フィルタ部6および内側フィルタ部7は、図6に示されるように、ダストボックス本体5の上端開口を閉塞する上蓋部14の下面に垂れ下がった状態で固着されている。
具体的には、外側筒状部材8の上部に延設された中蓋部8bがシールリング8cを挟んだ状態で上蓋部14の内壁に嵌合している。中蓋部8bとダストボックス本体5とのあいだは中蓋部8bの段部に設けられたシールリング8dによって気密的に封止されている。一方、内側筒状部材11の上部に延設された複数のスリットを有する円筒状ホルダ11bは、円筒状フィルタ29を保持した状態で上蓋部14内部に収納されている。円筒状ホルダ11bと中蓋部8bとのあいだは円筒状ホルダ11bの外周面下端に設けられたシールリング11cによって気密的に封止されている。
ダストボックス2の側面には、吸気管15が突設され、吸気管15の先端側開口16は、掃除機本体の幅方向の中心に形成された前記連結口4(図1および図7参照)と直接連結できるように、ダストボックス2の幅方向の略中心付近に形成されている。
また、ダストボックス2内面の吸気管15の根元側開口17付近において、ガイドリブ18が、ダストボックス2の内面に沿う方向に延設されているため、かかるガイドリブ18により、吸気管15を通ってダストボックス2内部へ流入する空気を、ダストボックス2内部で発生されるサイクロンの流れる方向(たとえば図8においては時計回りの方向)へ案内することができる。それにより、図8に示される吸気管15から吸引される塵埃を含んだ空気がダストボックス2内で旋回するようになり、高い集塵効率を奏することができる。
さらに、図6に示されるように、ダストボックス本体5の底部には、取手19の下部に設けられたヒンジ20により開閉自在に構成された底蓋21が取り付けられている。この底蓋21は、吸気管15の下方に設けられたレバー22の上部を押すことにより、レバー22の下端に形成されたクランプ23が底蓋21側の係止爪24より外れて、ダストボックス本体5の下端開口を開放するようになっている。
外側フィルタ9および内側フィルタ12の種類や材質については、本発明はとくに限定するものではないが、たとえば、濾過された空気の通気路となる筒状体の外周にメッシュフィルタが筒状に配設されたフィルタなどが採用される。また、プリーツ状(蛇腹状)に折り畳まれた濾紙フィルタを筒状に配設したフィルタなどの他のフィルタも採用することができる。
つぎに本実施の形態の電気掃除機における塵埃および空気のそれぞれの流れについて説明する。
掃除機本体1の外部から吸入された塵埃を含む空気は、図6〜7に示されるように、連結口4および吸気管15を通してダストボックス2内に入り、ダストボックス本体5の内壁に沿って旋回する。具体的には、ダストボックス本体5の内壁、外側フィルタ9および鍔部10によって囲まれた第1サイクロン空間25内部において、空気が旋回しながら外側フィルタ9内部へ流れ、大きな塵埃(粗塵)は、ダストボックス本体5の内壁と鍔部10とのあいだの隙間34を通ってダストボックス本体5底部の空間部26に堆積する。
同様に、外側フィルタ9内部へ流れた空気もさらに旋回する。具体的には、外側筒状部材8、内側フィルタ12および鍔部13によって囲まれた第2サイクロン空間27内部において、空気は旋回しながら内側フィルタ12内部へ流れ、塵埃は、外側筒状部材8と鍔部13とのあいだの隙間35を通ってダストボックス本体5底部の空間部28に堆積する。
なお、底蓋21には、外側筒状部材8の下端縁と底蓋21とのあいだの隙間を閉塞するためのパッキン36が設けられているので、底蓋21に沿って空間部26から空間部28へ空気が洩れることがない。
ダストボックス本体5で塵埃が濾過された空気は、上蓋部14内部の円筒状フィルタ29によりさらに濾過されたのち、上蓋部14後端の排気口30よりダストボックス2外に出てから、図7に示す連絡通路31を介して電動送風機3に取り込まれ、電動送風機3から排気フィルタ32を通して濾過され、掃除機本体1の側面に形成されたメッシュ状の排気口24および後輪1bまたは1cのメッシュを介して外部へ排出される。
図11および図14に示されるように、袋状のケースカバー44の下側は、ケースカバーロアー47によって閉じられているため、開口39を通してケースカバー44を下から見てもケースカバー44内部の補強リブなどが見えなくなり見栄えがよくなる。しかも、ケースカバー44は、ケースカバーロアー47によって補強されているため、強度が大幅に向上する。
本発明の電気掃除機は、少なくともダストボックス2のダストボックス本体5(図5参照)が透明または半透明であれば、ダストボックス2内部の塵埃を外部から視認することができる。さらに、掃除機全体のデザインを考えた場合、ダストボックス2全体、掃除機本体1のケースアッパー43およびハンドル52(図13参照)を透明または半透明にすれば、さらに見た目が美しくなり、軽量かつ軽快な印象を与えるので好ましい。
ただし、図13に示されるように、透明なハンドル52を取り付ける場合、ケースアッパー43側のねじボス43aおよび該ねじボスの補強リブ(図示せず)などが外部から見えるため、見栄えがわるい。そこで、ねじボス43aの外周をさらになめらかな筒状リブ53で囲むことにより、ハンドル52の取付部分の強度の向上および見た目の向上を図ることができる。筒状リブ53は、ハンドル52端面に形成された凹部(図示せず)に嵌合される。
また、図15に示されるように、本実施の形態では、清掃作業を少し中断したいときに延長パイプ54のフック55を掃除機本体1後部の係合凹部1eに引っ掛けて延長パイプ54を立てておくことができる。
フック55の抜き差しを容易にするために、フック55と係合部1eとのクリアランスは大きい方が好ましいが、クリアランスが大きいとガタが大きくなり、延長パイプ54の直立状態の安定性がわるくなる。そこで、本実施の形態では、フック55を係合凹部1eに係合した状態において、ハンドル52の外側後面52aがフック55に当接するように構成されているため、延長パイプ54の直立状態の安定性が向上する。しかも、フック55を係合凹部1eへ挿入する際、後面52aがフック55を案内するので、挿入動作が容易になる。
1 電気掃除機
2 ダストボックス
3 電動送風機

Claims (2)

  1. キャニスタタイプの掃除機本体の前部に形成されるダストボックス収容部と、前記掃除機本体の後部に形成される電動送風機収納室と、吸込ホースを連結するための連結口を有する掃除機本体の前端面と、前記ダストボックス収容部に上方から挿入されるサイクロン式のダストボックスとを備え、前記ダストボックスは、側面に前記連結口に連通する吸気管を突設したダストボックス本体と、該ダストボックス本体の上端開口を閉塞し、前記電動送風機収納室に連通する排気口を後端に形成した上蓋部と、該上蓋部に固着されて前記ダストボックス本体の内側に配置され、前記ダストボックス本体内の空気を濾過して上蓋部に導く筒状のフィルタ部とを有し、
    前記フィルタ部は、筒状部材と、フィルタとを有し、前記筒状部材外周側面には、前記ダストボックス本体内壁に向かってダストボックス本体内壁との間に隙間を有して延びる鍔部を形成し、前記ダストボックス本体内壁とフィルタ部との間には、前記ダストボックスの内壁、フィルタ及び鍔部によって囲まれるサイクロン空間と、該サイクロン空間と前記隙間を介して連通する塵埃を捕集する空間部とを形成し、
    前記ダストボックス本体の底部に、ダストボックス本体の下端開口を開閉自在に閉塞する底蓋を設け、前記筒状部材の下端縁と前記底蓋との間の隙間を閉塞するパッキンを設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記上蓋部にハンドルを形成し、前記ダストボックス本体側面に、前記底蓋に係脱自在に係合して底蓋を閉塞状態に保持するクランプを配設したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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