JP2014007012A - 圧着端子 - Google Patents
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Abstract
【課題】更なる導体固着力の向上を図ることができる圧着端子を提供する。
【解決手段】圧着端子は、底面部11とこの両側より側方に向かって延設された一対の導体加締め部12A,12Bとを有し、底面部11及び導体加締め部12の少なくとも一方の導体配置面には、凹部14が設けられ、導体加締め部12A,12Bの先端面には、突部15A,15Bが設けられた。
【選択図】図2
【解決手段】圧着端子は、底面部11とこの両側より側方に向かって延設された一対の導体加締め部12A,12Bとを有し、底面部11及び導体加締め部12の少なくとも一方の導体配置面には、凹部14が設けられ、導体加締め部12A,12Bの先端面には、突部15A,15Bが設けられた。
【選択図】図2
Description
本発明は、電線に圧着する圧着端子に関する。
この種の従来の圧着端子として、特許文献1に開示されたものがある。この圧着端子50は、図5に示すように、相手端子との接続を行う相手端子接続部51と、電線に圧着する電線圧着部52とを備えている。
電線圧着部52は、底面部53とこの両側よりそれぞれ突設された一対の導体加締め部54及び一対の外被加締め部55とを有する。底面部53と各導体加締め部54の電線配置面には、小円状の凹部(セレーション)60が多数設けられている。
図6(a)に示すように、電線圧着部52の底面部53に載置された電線の導体w1を一対の導体加締め部54の加締め変形によって圧着し、底面部53に載置された電線の外被箇所を一対の外被加締め部55の加締め変形によって圧着することによって電線に圧着固定される。
従来の圧着端子50では、図6(b)に示すように、導体w1が凹部60に食い込み、これによって導体固着力(締め付け力)の向上が図られている。
前記従来の圧着端子50では、上記したように、導体w1の凹部60への食い込みによる導体固着力の向上を図ることができるが、更なる導体固着力の向上が要望される場合もある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、更なる導体固着力の向上を図ることができる圧着端子を提供することを目的とする。
本発明は、底面部とこの両側より側方に向かって延設された一対の導体加締め部とを有し、前記底面部及び前記導体加締め部12の少なくとも一方の導体配置面には、凹部が設けられ、前記導体加締め部の先端面には、突部が設けられたことを特徴とする圧着端子である。
前記突部は、一対の前記導体加締め部の双方の先端面に間隔を置いて複数箇所にそれぞれ設けられ、且つ、一対の前記導体加締め部の互いに異なる位置に交互に配置されていることが好ましい。前記凹部は、前記底面部と前記導体加締め部の導体配置面の双方に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、電線の導体が凹部に食い込み、且つ、各突部が導体の上面側に食い込むようにして導体を抑える。このように凹部と突部の双方によって導体への固着力の向上が図られるため、更なる導体固着力の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態を示す。図1及び図2に示すように、圧着端子1は、導電性金属材の母材をプレス加工で所定形状に打ち抜き、この所定形状の導電性金属材を折り曲げ加工することによって形成されている。圧着端子1は、相手端子との接続を行う相手端子接続部2と、電線Wに圧着する電線圧着部10と、相手端子接続部2と電線圧着部10間を連結する連結部20とを備えている。
相手端子接続部2は、メス端子形状であり、四角枠形状の箱部3とこの箱部3内に配置された弾性ばね接点部(図示せず)とを有する。相手端子であるオス端子(図示せず)が箱部3内に挿入され、挿入されたオス端子が弾性ばね接点部にばね力によって接触される。
電線圧着部10は、連結部20より延設されたU字状の底面部11と、この両側よりそれぞれ突設された一対の導体加締め部12A,12B及び一対の外被加締め部13とを有する。
図3(a)〜(c)に詳しく示すように、底面部11と各導体加締め部12A,12Bの双方の電線配置面(内面)には、小円状の凹部(セレーション)14が点在状に多数設けられている。各導体加締め部12A,12Bの先端面には、複数の突部15A,15Bが設けられている。複数の突部15A,15Bは、一対の導体加締め部12A,12Bの双方の先端面に間隔を置いてそれぞれ設けられている。一方の導体加締め部12Aの突部15Aと他方の導体加締め部12Bの突部15Bは、電線Wの軸方向Lに対し、一対の導体加締め部12A,12Bの互いに異なる位置に交互に配置されている。
圧着端子1は、電線圧着部10の底面部11に載置された電線Wの導体w1を一対の導体加締め部12A,12Bの加締め変形によって圧着し、底面部11に載置された電線Wの外被w2箇所を一対の外被加締め部13の加締め変形によって圧着することによって電線Wに圧着固定される。
上記した圧着端子1では、図3及び図4に示すように、導体w1が各凹部14に食い込む。又、各突部15A,15Bが導体w1の上面側に食い込むようにして上面側を抑える。このように凹部14と突部15A,15Bの双方によって導体w1への固着力の向上(具体的には、電線抜け方向の抵抗力の向上)が図られるため、従来例に較べて更なる導体固着力(締め付け力)の向上を図ることができる。
突部15A,15Bは、一対の導体加締め部12A,12Bの双方の先端面に間隔を置いて複数箇所にそれぞれ設けられ、且つ、一対の導体加締め部12A,12Bの互いに異なる位置に交互に配置されている。従って、一対の導体加締め部12A,12Bの各突部15A,15Bが導体w1の上面側の異なる位置で交互に食い込むため、同じ位置で食い込む場合に較べて固着力の向上が図られる。突部15A,15Bは、母材からのプレスによる打ち抜きによって形成できるため、成形が容易であり、形状変更の自由度も高い。
凹部14は、底面11と各導体加締め部12A,12Bの双方の導体配置面に設けられている。従って、底面11や導体加締め部12A,12Bの一方にのみ設ける場合に較べて固着力の向上が図られる。尚、凹部14は、底面11と各導体加締め部12A,12Bのいずれか一方にのみ設けても良い。
前記実施形態では、凹部14は、小円状であるが、凹形状は四角形でも、細長い線状形でも良く、種々の形状が考えられる。
本発明は、電線Wの外被w2に装着した防水部品を一対の外被加締め部13で加締めて圧着する圧着端子や、端子間を導通させるジョイント端子等にも適用できることはもちろんである。
1 圧着端子
11 底面部
12A,12B 導体加締め部
14 凹部
15A,15B 突部
11 底面部
12A,12B 導体加締め部
14 凹部
15A,15B 突部
Claims (3)
- 底面部とこの両側より側方に向かって延設された一対の導体加締め部とを有し、前記底面部及び導体加締め部の少なくとも一方の導体配置面には、凹部が設けられ、前記導体加締め部の先端面には、突部が設けられたことを特徴とする圧着端子。
- 請求項1記載の圧着端子であって、
前記突部は、一対の前記導体加締め部の双方の先端面に間隔を置いて複数箇所にそれぞれ設けられ、且つ、一対の前記導体加締め部の互いに異なる位置に交互に配置されていることを特徴とする圧着端子。 - 請求項1又は請求項2記載の圧着端子であって、
前記凹部は、前記底面部と前記各導体加締め部の双方の導体配置面に設けられたことを特徴とする圧着端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012140606A JP2014007012A (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | 圧着端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012140606A JP2014007012A (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | 圧着端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014007012A true JP2014007012A (ja) | 2014-01-16 |
Family
ID=50104566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012140606A Pending JP2014007012A (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | 圧着端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014007012A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220144A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 矢崎総業株式会社 | 圧着端子、圧着端子の製造方法およびワイヤハーネス |
JP2017138268A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 株式会社デンソー | 固定装置 |
-
2012
- 2012-06-22 JP JP2012140606A patent/JP2014007012A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015220144A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 矢崎総業株式会社 | 圧着端子、圧着端子の製造方法およびワイヤハーネス |
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