JP2014006703A - ドキュメント作成支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般ユーザであっても、ドキュメント情報の想定される読者に対して作成者が予め意図するような印象を与えるように、ドキュメント属性を変更することを容易に可能とする。
【解決手段】表示部14に表示されたドキュメント情報から人間が受ける印象を表す少なくとも1つの感性語情報を表示し、表示された少なくとも1つの感性語情報に対応する印象の大きさを示す値の入力を受け付け、入力された印象の大きさを示す値に対応する変更量を算出し、ドキュメント情報から同一のドキュメント属性を有する文字の個数を計数し、計数された同一のドキュメント属性を有する文字の個数が多い順に、算出された変更量が多くなるようにしてドキュメント属性を変更し、変更されたドキュメント属性を用いてドキュメント情報を表示部14に再表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドキュメント情報を構成する要素であるドキュメント属性を変更するのに好適なドキュメント作成支援装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータが普及するとともに、パーソナルコンピュータ上で利用されるデスクトップパブリッシング(DTP)技術が発展し一般化してきている。
これに伴い、印刷に関する専門知識のないユーザが、カタログ、チラシ、パンフレットなどのビジネス用途のカラー印刷物の原稿を低コストで作成する機会が増えてきた。
同様に、インターネット上では、Webサイトを構成するテキスト、画像、レイアウト情報などを一元的に管理し、公開、配信するためのシステムであるシーエムエス(CMS:Content Management System)の高機能化と一般化によって、ウエブページ作成の大衆化が進行している。
ドキュメントデザインの専門家以外のユーザによって作成されたウエブドキュメントが、インターネット上で大多数を占めるようになってきており、ビジネス向けのWebサイトでさえこのような傾向が見受けられる。
しかし、ドキュメント作成者であるユーザは、前述のようにドキュメントデザインに対する知識を特に持たないことが多い。
このため、想定される読者に対して、彼ら作成者が予め意図するような印象を与えることが可能なドキュメントを作成するには非常に困難があった。
このため、ユーザによっては、ドキュメント作成時に試行錯誤を繰り返すといった問題があった。
特許文献1には、ユーザが画像データを編集する際に、画像の背景、文字又はグラフなどの配色の適正を具体的な数値として提示し、配色に適した色彩を候補として提示する対話型の配色支援方法及びそれを用いた配色支援装置が開示されている。
従来、ユーザが色等の基本的なドキュメント属性を直接指定してドキュメントの編集を行なうことにより、提示されたドキュメントから読者が受けるであろう印象を操作していた。
この変更を適正に行うためには、色等の基本的なドキュメント属性とドキュメントから受ける印象との関係をユーザが理解している必要がある。
しかし、ドキュメント作成の専門家ではないユーザが昨今増加してきており、ユーザが色等の基本的なドキュメント属性と提示されたドキュメントから受ける印象との関係についての知識と経験を有している可能性は極めて低い。
このため、ユーザはドキュメント作成時に試行錯誤を繰り返すといった問題があった。
そこで、色等の基本的なドキュメント属性とドキュメントから受ける印象との関係についての知識と経験を有していない一般ユーザであっても、ドキュメントの想定される読者に対して予め意図するような印象を与えるようにドキュメント属性を変更することを容易に可能とすることが切望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、一般ユーザであっても、ドキュメントの想定される読者に対して作成者が予め意図するような印象を与えるように、ドキュメント属性を変更することを容易に可能とするドキュメント作成支援装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ドキュメント情報を表示するドキュメント表示手段と、前記ドキュメント表示手段に表示されたドキュメント情報から人間が受ける印象を表す少なくとも1つの感性語情報を表示する感性語情報表示手段と、前記感性語情報表示手段により表示された少なくとも1つの前記感性語情報に対応する前記印象の大きさを示す値の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段から入力された前記印象の大きさを示す値に基づいて、前記ドキュメント情報を構成する要素であるドキュメント属性を変更するドキュメント属性変更手段とを備え、前記ドキュメント属性変更手段により変更されたドキュメント属性を用いて前記ドキュメント情報を再表示することを特徴とするドキュメント作成支援装置である。
本発明によれば、表示されたドキュメント情報から人間が受ける印象を表す少なくとも1つの感性語情報を表示し、表示された少なくとも1つの感性語情報に対応する印象の大きさを示す値の入力を受け付け、入力された印象の大きさを示す値に基づいて、ドキュメント情報を構成する要素であるドキュメント属性を変更し、変更されたドキュメント属性を用いてドキュメント情報を再表示することで、一般ユーザであっても、ドキュメントの想定される読者に対して作成者が予め意図するような印象を与えるように、ドキュメント属性を変更することを容易に可能にすることができる。
本発明の第1実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1のハードウエア構成を示す図である。 図1に示すドキュメント作成支援装置1の表示部14に表示される内容を示す図である。 第1実施形態において用いる、ドキュメント属性の変更量を求めるための変換テーブルを示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容の第1変形例を示す図である。 ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容の第2変形例を示す図である。 ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容の第3変形例を示す図である。 ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容の第4変形例を示す図である。 ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容の第5変形例を示す図である。
本発明の実施形態について説明する。
本実施形態によれば、表示部に表示されたドキュメント情報から人間が受ける印象の種類と、その大きさについての指示に基づいて、読者が受ける印象を変更するためには、ドキュメントの使用色とその面積比、使用フォントの種類、サイズ、色、その他の属性(ボールド、イタリック等)等のドキュメント属性とドキュメント観察時の印象とを関連づけた変換テーブルを補助記憶手段やネットワークN上に予め準備しておき、バスやネットワークNを介して指示された印象の種類とその大きさからRAM上でデータベースを参照し、ドキュメント属性の変更量を求め、これをVRAMに展開されたドキュメント情報に反映することを特徴となっている。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1のハードウエア構成について説明する。
補助記憶部11は、ハードディスクやDVD−RAM等の記憶装置に接続されており、ドキュメント情報を保存している。
表示制御部12は、ドキュメント情報や画像情報を入力してVRAM13上に表示情報として展開しておき、表示部14の表示レートに従ってVRAM13から表示情報を読み出し、表示部14の画面上の表示領域にドキュメント情報や画像情報を表示する。
表示部14は、液晶パネルやCRT表示装置からなり、ドキュメント情報や画像情報やデータ入力領域を表示画面上に表示する。
I/Oコントローラ15は、図示しないマウス、キーボードやタッチパネル等からなる入力手段に接続されており、ユーザによる操作入力を受け付ける。
I/Oコントローラ15を介して入力されたテキスト情報、位置情報、クリック情報等がRAM16に一時的に保存される。
CPU17は、ROM18又は補助記憶部11から読み込んだOSをRAM16上にブートして実行しておき、このOS上でROM18又は補助記憶部11から読み出したアプリケーションソフトウエアのプログラムを実行することで、バス19上に接続されている各部を制御する。
ネットワークインターフェース20は、所定のプロトコルによりネットワークNと接続し、ネットワークNを介して接続されている外部に設けられたWebサーバやパーソナルコンピュータ、データベースサーバ等と通信する。
図1、図2および図3を参照して、本発明の第1実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1の基本的な動作について説明する。
まず、ドキュメント作成支援装置1に電源が投入されると、CPU17は、ROM18又は補助記憶部11から読み込んだOSをRAM16上にブートして実行される。
CPU17は、このOS上でROM18又は補助記憶部11から読み出したアプリケーションソフトウエアの一例としてドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行する。
CPU17は、補助記憶部11に記憶されたドキュメント情報を読み込み、表示制御部12を介してVRAM13上にドキュメント情報を展開し、図1に示すように、表示部14の表示画面14a上のドキュメント表示領域14bに表示する。
さらに、CPU17は、ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで、図1に示すように、表示部14の表示画面14a上にデータ入力領域14c、14dを表示する。
ここで、図2を参照して、ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容について説明する。
図2において、表示部14の表示画面14a上にはドキュメント表示領域14b、データ入力領域14c、14dが表示される。
ドキュメント表示領域14bには、所望のドキュメント情報を表示することが可能である。
ドキュメント情報は、一般に、ドキュメントのタイトルを示すタイトル領域14ba、テキストを示すテキスト領域14bb、背景色を有するテキスト領域14bc、写真やイラストを有する写真領域14bdとが表示されている。
また、データ入力領域14c、14dの下方には、テキスト情報として「暖かく」14e、「活発に」14fが夫々に表示される。
ここで、テキスト情報として「暖かく」14e、「活発に」14fとは、表示部14に表示されたドキュメント情報から人間が受ける印象を表す感性語情報を表わす。
これに対して、データ入力領域14c、14dでは、表示された感性語情報に対応する人間の印象の大きさを示す値%の入力を受け付ける。なお、入力される数値は0〜100までの数値を有効とする。
表示画面の右下部には、実行ボタン14gが表示されており、データ入力領域14c、14dに数値データが入力された後に、実行ボタン14gへのクリック操作を受け付ける。
実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた場合、データ入力領域14c、14dに入力された数値データがI/Oコントローラ15を介してRAM16に一時的に保存される。
このように、データ入力領域14c、14dから入力された印象の大きさを示す値を入力欄に表示することで、ユーザの意図する印象の大きさを示す値を目視確認しながら入力することができる。
次に、ドキュメント属性について説明する。
ドキュメント情報には、背景色が設定されたテキスト情報や写真情報、イラスト情報等が1頁に配置されている。
テキスト情報に関するドキュメント属性には、使用フォントの種類、文字サイズ、文字色、その他の属性(ボールド、イタリック等)、文字飾り等が指定可能である。
また、テキスト情報には背景色が設定可能である。
次に、図3を参照して、ドキュメント属性の変更量を求めるための変換テーブルについて説明する。
図3において、表示されているドキュメント情報から人間が受ける印象を表す感性語の種類を1列目に示す。
感性語に対応する大きさの範囲を2列目に示す。
表示されているドキュメント情報内の最大面積を占める色領域の色度値、色再現領域におけるCIEL*a*b*値の増分を3列目から5列目までに示す。
また、表示されているドキュメント情報内で2番目に大きな面積を占める色領域の色度値の増分を6列目から8列目までに示す。
ここで、表示部14の表示画面上に表示されているドキュメント情報に対して、人間が受ける印象を例えば40%暖かくするには、表示されているドキュメント情報内の最大面積を占める色領域のL*を3、a*を2、b*を0だけ夫々に増加させ、ドキュメント情報内で2番目に大きな面積を占める色領域のL*を2、a*を2、b*を0だけ夫々に増加させれば良いことを示す。
なお、L*、a*、b*はCIE(国際照明委員会)が1976年に規定した三次元で表される表色空間における色度座標の値である。
なお、図3においては、簡単のため、2個の色領域に対応した例を示すが、ドキュメント情報の3番目以降に大きな面積を占める色領域に関するデータを用いても良い。
また、本実施形態では、印象の種類として「暖かく」、「活発に」を例示したが、「クールに」や「豪華に」などこれ以外の感性語であってもよい。
また、ドキュメント属性として、各色領域の面積や位置など他の属性を用いてもよい。
次に、図4を参照して、本発明の第1実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1の動作を説明する。
上述したように、ドキュメント作成支援装置1に電源が投入されると、CPU17は、ROM18又は補助記憶部11から読み込んだOSをRAM16上にブートして実行される。
CPU17は、このOS上でROM18又は補助記憶部11からRAM16上に読み出したアプリケーションソフトウエアの一例としてドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行する。
このとき、RAM16上には変換テーブルが記憶される。
まず、ステップS10では、CPU17は、所望のドキュメント情報を表示する。
すなわち、CPU17は、補助記憶部11に記憶されたドキュメント情報を読み込んでRAM16に展開し、さらに、表示制御部12を介してVRAM13上にドキュメント情報を展開し、図1に示すように、表示部14の表示画面14a上の左側にあるドキュメント表示領域14bに表示する。
次いで、ステップS15では、CPU17は、感性語情報とデータ入力領域を表示する。
すなわち、図2に示すように、表示部14の表示画面14a上にはドキュメント表示領域14b、データ入力領域14c、14dが表示される。
また、データ入力領域14c、14dの下方には、テキスト情報として「暖かく」14e、「活発に」14fが夫々に表示される。
表示画面の右下部には、実行ボタン14gが表示される。
ステップS20では、CPU17は、感性語情報に対する指示値の入力を受け付ける。
すなわち、ユーザによるキーボード操作に応じて、データ入力領域14c、14dに数値データが入力されると、データ入力領域14c、14dに入力された数値データがI/Oコントローラ15を介してRAM16に一時的に保存される。
ここで、説明の簡単化のために、感性語「暖かく」に対応した印象の大きさとしてデータ入力領域14cに「35」%と入力されたこととして説明する。
次いで、ステップS25では、CPU17は、実行ボタン14gへのマウスによるクリック操作を受け付ける。
実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた場合に、ステップS30に進む。
一方、実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けていない場合に、ステップS20に戻る。
実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた後、ステップS30では、CPU17は、入力された指示値の大きさに対応した範囲を求める。
すなわち、感性語「暖かく」に対応した印象の大きさとして「35」%がRAM16に記憶されているので、CPU17は、RAM16から数値データ(35%)を読み出す。
一方、RAM16上には変換テーブルが記憶されているので、印象の大きさを示す数値データ(35%)は20%〜40%の範囲内にある。
次いで、ステップS35では、CPU17は、ドキュメント属性の変更量を算出する。
すなわち、感性語「暖かく」に対応した印象の大きさとして「35」%がRAM16に記憶されているので、CPU17は、印象の大きさを示す数値データの範囲20%〜40%に対応する変更量を変換テーブルから読み出す。
人間が受ける印象を例えば20%〜40%の範囲で暖かくする場合、表示されているドキュメント情報内の最大面積を占める色領域について、変換テーブルからL*として「3」、a*として「2」、b*として「0」を読み出してRAM16に記憶する。
また、表示されているドキュメント情報内で2番目に大きな面積を占める色領域について、L*として「2」、a*として「2」、b*として「0」を読み出してRAM16に記憶する。
次いで、ステップS40では、CPU17は、表示中のドキュメント情報内の各色の面積を算出する。
すなわち、ドキュメント情報は文字単位で色領域の色度値(L*,a*,b*)を有しており、各文字の面積(文字を構成する線の面積)はフォント種と解像度から既知なので、RAM16上に展開されているドキュメント情報の全ての文字列に対して、順次に色度値(L*,a*,b*)を抽出し、色度値が同じ値を示す画素数n1〜n99(例えば99種類の色度値があるとする)を夫々の色度値(L*,a*,b*)毎に算出する。なお、本実施形態では、ドキュメント情報内の各色の面積を算出する際に、色度値が同じ値を示す文字の画素数を算出しているが、文字の他に、符号、記号、装飾類、矢印、かっこ類、特殊文字、顔文字等のうちドキュメント属性を有するドキュメント情報の最小単位である構成要素であればその画素数を計数することが可能である。
次いで、ステップS45では、CPU17は、各色の面積比を算出する。
すなわち、ドキュメント全体の画素数Nを算出し、Nに対する色度値毎のn1〜n99の夫々の割合、すなわち、各色の面積比Sr1〜Sr99(n1/N〜n99/N)を算出する。
次いで、ステップS50では、CPU17は、表示中のドキュメント情報内で最大面積を占める色となる色度値(L*,a*,b*)を特定する。
すなわち、面積比Srが最大であるときの色度値(L*,a*,b*)が、表示されているドキュメント情報内の最大面積を占めている色度値である。
なお、面積比Srが2番目に多かったときの色度値(L*,a*,b*)が、表示されているドキュメント情報内の2番目の面積を占める色度値(L*,a*,b*)である。
次いで、ステップS55では、CPU17は、表示中のドキュメント情報内で最大面積を占める色の色度を変更する。
すなわち、RAM16上に展開されているドキュメント情報の全ての文字列に対して、順次に色度値を抽出し、抽出した文字の色度値が最大面積を占めている色度値と一致している場合には、当該文字の色度値の成分を示すL*、a*、b*を読み出し、L*として「3」、a*として「2」、b*として「0」の値だけ加算し、加算結果を当該文字の色度値の成分として書き替える。
同様に、RAM16上に展開されているドキュメント情報の全ての文字列に対して、順次に色度値を抽出し、抽出した文字の色度値が2番目に大きい面積を占めている色度値と一致している場合には、当該文字の色度値の成分を示すL*、a*、b*を読み出し、L*として「3」、a*として「2」、b*として「0」の値だけ加算し、加算結果を当該文字の色度値の成分として書き替える。
次いで、ステップS60では、CPU17は、ドキュメント情報を再表示する。
すなわち、ステップS55において、最大面積を占めている色と、2番目に大きい面積を占めている色の色度値が変更され、RAM16に展開されているので、さらに、表示制御部12を介してVRAM13上にドキュメント情報を展開し、図2に示すように、表示部14の表示画面14a上の左側にあるドキュメント表示領域14bに表示する。
この結果、最大面積を占めている色と、2番目に大きい面積を占めている色の色度値が変更されたドキュメント情報が表示部14に表示される。
このように、ドキュメント情報を表示部に表示し、表示されたドキュメント情報から人間が受ける印象を表す少なくとも1つの感性語情報を表示しておき、表示された少なくとも1つの感性語情報に対応する印象の大きさを示す値の入力を受け付け、入力された印象の大きさを示す値に基づいて、ドキュメント情報を構成する要素であるドキュメント属性を変更し、変更されたドキュメント属性を用いてドキュメント情報を再表示するので、一般ユーザであっても、ドキュメントの想定される読者に対して作成者が予め意図するような印象を与えるように、ドキュメント属性を変更することを容易に可能とすることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係わるドキュメント作成支援装置は、図1に示す本発明の第1実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1と同様のハードウエア構成に適用することとする。
第1実施形態では、ドキュメント属性とドキュメント観察時の印象との関係を図3に示すような変換テーブルを用いていた。
これに対して、第2実施形態の説明に用いる図5は、図4に示す第1実施形態に係わるドキュメント作成支援装置1の動作を説明するためのフローチャートの一部を、S135、ステップS155に変更したことを特徴とする。
第2実施形態では、変換式を用いて演算する例について説明する。
例えば、各印象xの大きさP(x)は、i番目の面積を占める色の領域の色度値の関数fi(L*,a*,b*)、使用されているフォントの種類(ID)、色、サイズ(ポイント数)で決定される関数g(F,c,s)、定数Cとすると、以下の式(1)のように表すことができる。
P(x)=f1(L*,a*,b*)+f2(L*,a*,b*)+f3(L*,a*,b*)+g(F,c,s)+C (1)
図5において、実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた後(S25、Yes)、ステップS135では、CPU17は、入力された指示値の大きさ、すなわち、感性語「暖かく」に対応した印象の大きさとして例えば「35」%がRAM16に記憶されているので、CPU17は、RAM16から数値データ(35%)を読み出す。
次いで、CPU17は、式(1)に基づいて、ドキュメント属性の変更量を算出する。
すなわち、印象の大きさを「35」%増加させるには、印象xの大きさP(x)に1.35を乗算すればよい。
ここで、式(1)の両辺に1.35を乗算すると、
1.35P(x)=1.35{f1(L*,a*,b*)+f2(L*,a*,b*)+f3(L*,a*,b*)+g(F,c,s)+C}
となる。
従って、i番目の面積を占める色の領域の色度値の関数fi(L*,a*,b*)に対して、1.35を乗算することで近似することができる。なお、この場合、関数g(F,c,s)および定数Cについては1.35の乗算を省略するが、省略せずに関数g(F,c,s)および定数Cについても1.35の乗算を行うようにしてもよい。
ステップS155では、CPU17は、表示中のドキュメント情報内でi番目に大きい面積を占める色の色度を変更する。すなわち、RAM16上に展開されているドキュメント情報の全ての文字列に対して、順次に色度値を抽出し、抽出した文字の色度値がi番目に大きい面積を占めている色度値と一致している場合には、当該文字の色度値の成分を示すL*、a*、b*を読み出し、L*、a*、b*に対して夫々に1.35を乗算した値を算出し、加算結果を当該文字の色度値の成分として書き替える。
変更後のドキュメント情報は、表示部14のドキュメント表示領域に再表示され、ユーザが目視確認することができる。
これにより、変更されたドキュメント属性を用いてドキュメント情報を再表示するので、一般ユーザであっても、ドキュメントの想定される読者に対して作成者が予め意図するような印象を与えるように、ドキュメント属性を変更することを容易に可能とすることができる。
<第1変形例>
図6を参照して、ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容について説明する。
第1変形例では、図6において、表示部14の表示画面14a上にはドキュメント表示領域14b、データ入力領域14h、14iが表示される。
データ入力領域14h、14iには、人間の印象の大きさを示す値をゲージ(柱状グラフの長さ)として入力する入力欄が設けられ、ユーザのマウス操作によるカーソル移動に応じて、ゲージ位置の変更値を、ドキュメント情報の読者に対して与えたい印象の大きさの変更値として受け付ける。なお、ゲージ位置の変更値は0〜100までの数値を有効とする。
実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた場合、データ入力領域14h、14iに入力された変更値データがI/Oコントローラ15を介してRAM16に一時的に保存される。
このように、ゲージを表示しておき、入力された印象の大きさを示す値に対応した長さのゲージを表示することで、ユーザの意図する印象の大きさを示す値を入力することができる。
<第2変形例>
図7を参照して、ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容について説明する。
第2変形例では、図7において、表示部14の表示画面14a上にはドキュメント表示領域14b、レーダーチャート入力領域14jが表示される。
レーダーチャート入力領域14jには、人間の印象の大きさを示す値を軸14k上の位置として入力し、各軸上の位置がマウス操作によるドラッグ操作で移動できるようになっており、レーダーチャートの軸上の位置に対する変更値として受け付ける。なお、軸上の位置の変更値は0〜100までの数値を有効とする。
実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた場合、レーダーチャート入力領域14jに入力された変更値データがI/Oコントローラ15を介してRAM16に一時的に保存される。
このように、レーダーチャートに対して入力された、少なくとも1種類の印象の大きさを示す値に対応した長さをレーダーチャートの軸14k上の位置として表示することで、ユーザの意図する印象の大きさを示す値を入力することができる。
<第3変形例>
図8を参照して、ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容について説明する。
第3変形例では、図8において、表示部14の表示画面14a上にはドキュメント表示領域14b、円グラフ入力領域14nが表示される。
円グラフ入力領域14nには、人間の印象の大きさを示す値を円グラフの各領域14oの広さとして入力し、各境界線14pの位置がマウス操作によるドラッグ操作で移動できるようになっており、円グラフの各領域14oに対する変更値として受け付ける。なお、各領域14oの変更値は0〜100までの数値を有効とする。
実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた場合、円グラフ入力領域14nに入力された変更値データがI/Oコントローラ15を介してRAM16に一時的に保存される。
このように、入力された少なくとも1種類の印象の大きさを示す値に対応した面積を円グラフの夫々の領域14oの面積として表示することで、ユーザの意図する印象の大きさを示す値を入力することができる。
<第4変形例>
図9を参照して、ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容について説明する。
第4変形例では、図9において、表示部14の表示画面14a上にはドキュメント表示領域14b、レーダーチャート入力領域14qが表示される。
レーダーチャート入力領域14qには、数値の入力を受け付けて印象(感性語)の数を入力する数指定欄14rと、予め選択肢として用意された複数の感性語の何れか1つをマウスのカーソル操作によって選択可能な印象の種類選択欄14sとを有する。
レーダーチャート入力領域14qには、人間の印象の大きさを示す値を軸14k上の位置として入力し、各軸上の位置がマウス操作によるドラッグ操作で移動できるようになっており、レーダーチャートの軸上の位置に対する変更値として受け付ける。なお、軸上の位置の変更値は0〜100までの数値を有効とする。
実行ボタン14gへのクリック操作を受け付けた場合、レーダーチャート入力領域14jに入力された変更値データがI/Oコントローラ15を介してRAM16に一時的に保存される。
図9では、レーダーチャートの軸14kの端点付近に位置したプルダウンメニューとして感性語の選択肢を例示してある。
図9には、レーダーチャートの例のみを例示したが、ゲージ、円グラフ等に対してプルダウンメニューを用意して選択するように構成してもよい。
このように、プルダウンメニューから選択された感性語情報をレーダーチャートの軸14kの先端位置の近傍に表示することで、ユーザの意図する感性語を用いることができる。
<第5変形例>
図10を参照して、ドキュメント作成支援アプリケーションプログラムを実行することで表示部14に表示される内容について説明する。
第4変形例では、図9に示すように、レーダーチャートの軸14kの端点付近に位置したプルダウンメニューとして感性語の選択肢を例示して選択するように構成されていた。
これに対して、第5変形例では、レーダーチャートの軸14kの端点付近に位置したテキスト入力欄14uに対して、感性語を示すテキストをキーボードから入力することが例示してある。
図10に示した本実施形態においては、レーダーチャートの例のみを例示したが、ゲージ、円グラフ等に対してテキスト入力欄を用意して入力するように構成してもよい。
このように、テキスト入力欄にテキスト情報が入力された場合に、当該テキスト情報を感性語情報としてレーダーチャートの軸14kの先端位置の近傍に表示することができ、ユーザの意図する感性語を用いることができる。
1…ドキュメント作成支援装置、11…補助記憶部、12…表示制御部、13…VRAM、14…表示部、15…コントローラ、16…RAM、17…CPU、18…ROM、19…バス、20…ネットワークインターフェース、N…ネットワーク
特開平8−249441号公報

Claims (8)

  1. ドキュメント情報を表示するドキュメント表示手段と、
    前記ドキュメント表示手段に表示されたドキュメント情報から人間が受ける印象を表す少なくとも1つの感性語情報を表示する感性語情報表示手段と、
    前記感性語情報表示手段により表示された少なくとも1つの前記感性語情報に対応する前記印象の大きさを示す値の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段から入力された前記印象の大きさを示す値に基づいて、前記ドキュメント情報を構成する要素であるドキュメント属性を変更するドキュメント属性変更手段と、を備え、
    前記ドキュメント属性変更手段により変更されたドキュメント属性を用いて前記ドキュメント情報を再表示することを特徴とするドキュメント作成支援装置。
  2. 前記ドキュメント属性変更手段は、
    前記入力手段から入力された前記印象の大きさを示す値に対応する変更量を算出する変更量算出手段と、
    前記ドキュメント情報から同一のドキュメント属性を有する構成要素の個数を計数する計数手段とを備え、
    前記計数手段により計数された同一のドキュメント属性を有する構成要素の個数が多い順に、前記変更量算出手段により算出された変更量が多くなるようにして前記ドキュメント属性を変更することを特徴とする請求項1記載のドキュメント作成支援装置。
  3. 少なくとも1つの入力欄を表示する入力欄表示手段を備え、
    前記入力欄表示手段は、前記入力手段から入力された前記印象の大きさを示す値を入力欄に表示することを特徴とする請求項1記載のドキュメント作成支援装置。
  4. 少なくとも1つのゲージを表示するゲージ表示手段を備え、
    前記ゲージ表示手段は、前記入力手段から入力された前記印象の大きさを示す値に対応した長さのゲージを表示することを特徴とする請求項1記載のドキュメント作成支援装置。
  5. 少なくとも1つの軸を有するレーダーチャートを表示するレーダーチャート表示手段を備え、
    前記レーダーチャート表示手段は、前記入力手段から入力された少なくとも1種類の前記印象の大きさを示す値に対応した長さを前記レーダーチャートの前記軸上の位置として表示することを特徴とする請求項1記載のドキュメント作成支援装置。
  6. 少なくとも1つ領域を有する円グラフを表示する円グラフ表示手段を備え、
    前記円グラフ表示手段は、前記入力手段から入力された少なくとも1種類の前記印象の大きさを示す値に対応した面積を前記円グラフの夫々の領域の面積として表示することを特徴とする請求項1記載のドキュメント作成支援装置。
  7. 前記感性語情報の種類を選択肢として提示する提示手段と、
    前記提示手段により提示された前記感性語情報の種類のうちの1つに対する選択を受け付ける選択手段と、
    前記レーダーチャート表示手段は、前記選択手段により選択された感性語情報を前記レーダーチャートの前記軸の先端位置の近傍に表示することを特徴とする請求項4記載のドキュメント作成支援装置。
  8. 前記感性語情報の種類をテキスト情報として入力するためのテキスト入力欄を表示する入力欄表示手段と、
    前記入力欄表示手段により表示されたテキスト入力欄にテキスト情報が入力された場合に、前記レーダーチャート表示手段は、当該テキスト情報を感性語情報として前記レーダーチャートの前記軸の先端位置の近傍に表示することを特徴とする請求項5記載のドキュメント作成支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09305596A (ja) * 1996-05-13 1997-11-28 Sanyo Electric Co Ltd 文書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体

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