JP2014004234A - 医用画像診断装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】重力の方向を容易に識別することができる医用画像診断装置及び画像処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る医用画像診断装置は、収集部と、表示制御部とを備える。前記収集部は、画像データを収集する。また、前記表示制御部は、前記画像データから再構成された画像と、該画像上での重力の方向を識別可能な情報とを、表示部に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置及び画像処理装置に関する。
磁気共鳴イメージング装置(以下「MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置」)は、対象原子核スピンの集団が磁場に置かれたときに、その固有の磁気モーメントと存在磁場強度とに応じた特定の周波数(共鳴周波数)で回転する高周波磁場に共鳴し、その緩和過程で磁気共鳴信号を発生する現象を利用して、物質の化学的及び物理的な微視的情報を取得する。
このようなMRI装置による撮像においては、被検体は寝台の上に仰臥位の姿勢で寝た状態で撮像が行われる場合が殆どである。もっとも、臓器や血管などの体位による位置や形状の変化を観察する目的、あるいは手術などの治療を行う体位と同じ体位の画像を取得する目的で、被検体を伏臥位や側臥位、あるいは体の一部を傾けた姿勢で撮像する場合がある。
このように、装置の大口径化に伴い、自由な体位での撮像は増加している。この場合、観察者が、臓器や血管の体位による位置や形状の変化を評価するためには、重力の方向を知ることが必要である。しかしながら、例えば、表示画面上で画像を回転させた場合や、3次元画像をリフォーマットして表示したような場合には、重力の方向を即座に判断することは困難である。なお、MRI装置に限られず、X線CT(Computed Tomography)装置やX線診断装置などの他の医用画像診断装置においても同様の状況が生じ得る。
特開2008−206962号公報
本発明が解決しようとする課題は、重力の方向を容易に識別することができる医用画像診断装置及び画像処理装置を提供することである。
実施形態に係る医用画像診断装置は、収集部と、表示制御部とを備える。前記収集部は、画像データを収集する。前記表示制御部は、前記画像データから再構成された画像と、該画像上での重力の方向を識別可能な情報とを、表示部に表示する。
図1は、本実施形態に係るMRI装置の構成を示す図。 図2は、本実施形態における被検体の体の方向を示す文字を説明するための図。 図3は、本実施形態における処理手順を示すフローチャート。 図4は、本実施形態における被検体の体位を示す図。 図5Aは、本実施形態における重力の方向の求め方を説明するための図。 図5Bは、本実施形態における重力の方向の求め方を説明するための図。 図5Cは、本実施形態における重力の方向の求め方を説明するための図。 図5Dは、本実施形態における重力の方向の求め方を説明するための図。 図5Eは、本実施形態における重力の方向の求め方を説明するための図。 図6は、本実施形態の変形例における撮像領域を示す図。 図7は、本実施形態の変形例における表示例を示す図。 図8は、本実施形態の変形例における表示例を示す図。 図9は、他の実施形態における表示例を示す図。 図10は、他の実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図。
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る医用画像診断装置及び画像処理装置を説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態に係るMRI装置100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るMRI装置100の構成を示す図である。なお、MRI装置100に被検体Pは含まれない。図1に示すように、本実施形態に係るMRI装置100は、静磁場磁石1、傾斜磁場コイル2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、送信RF(Radio Frequency)コイル6、送信部7、受信RFコイル8、受信部9、及び計算機システム10を備える。
静磁場磁石1は、中空の円筒形状に形成され、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石1としては、例えば永久磁石、超伝導磁石などが使用される。傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形状に形成され、静磁場磁石1の内側に配置される。この傾斜磁場コイル2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3つのコイルが組み合わされて形成されており、これら3つのコイルは、後述する傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、X,Y,Zの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生する。なお、Z軸方向は、静磁場と同方向とする。
ここで、傾斜磁場コイル2によって発生するX,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Ge、及びリードアウト用傾斜磁場Grにそれぞれ対応している。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数を変化させるために利用される。
傾斜磁場電源3は、計算機システム10から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、傾斜磁場コイル2に電流を供給する。寝台4は、被検体Pが載置される天板4aを備え、後述する寝台制御部5による制御のもと、天板4aを、被検体Pが載置された状態で傾斜磁場コイル2の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、この寝台4は、長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように設置される。寝台制御部5は、寝台4を駆動して、天板4aを長手方向及び上下方向へ移動する。
送信RFコイル6は、傾斜磁場コイル2の内側に配置され、送信部7から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。送信部7は、計算機システム10から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する。送信部7は、発振部、位相選択部、周波数変換部、振幅変調部、高周波電力増幅部などを有する。発振部は、静磁場中における対象原子核に固有の共鳴周波数の高周波信号を発生する。位相選択部は、高周波信号の位相を選択する。周波数変換部は、位相選択部から出力された高周波信号の周波数を変換する。振幅変調部は、周波数変調部から出力された高周波信号の振幅を例えばsinc関数に従って変調する。高周波電力増幅部は、振幅変調部から出力された高周波信号を増幅する。これらの各部の動作の結果として、送信部7は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する。
受信RFコイル8は、傾斜磁場コイル2の内側に配置され、高周波磁場の影響によって被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する。この受信RFコイル8は、磁気共鳴信号を受信すると、その磁気共鳴信号を受信部9へ出力する。受信部9は、計算機システム10から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、受信RFコイル8から出力される磁気共鳴信号に基づいて磁気共鳴信号データを生成する。この受信部9は、磁気共鳴信号データを生成すると、その磁気共鳴信号データを計算機システム10に送信する。なお、受信部9は、静磁場磁石1や傾斜磁場コイル2などを備える架台装置側に備えられていてもよい。
計算機システム10は、MRI装置100の全体制御や、データ収集、画像再構成などを行う装置であり、インタフェース部11、データ収集部12、演算部13、記憶部14、表示部15、入力部16及び制御部17を有する。インタフェース部11は、傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7及び受信部9に接続されており、これらの接続された各部と計算機システム10との間で授受される信号の入出力を制御する。データ収集部12は、インタフェース部11を介して、受信部9から送信される磁気共鳴信号データを収集する。データ収集部12は、磁気共鳴信号データを収集すると、収集した磁気共鳴信号データを記憶部14に格納する。
演算部13は、記憶部14に記憶されている磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換などの再構成処理を施すことによって、画像を生成する。記憶部14は、データ収集部12によって収集された磁気共鳴信号データと、演算部13によって生成された画像などを記憶する。例えば、記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどである。表示部15は、制御部17による制御のもと、再構成された画像などの各種の情報を表示する。この表示部15としては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力部16は、操作者から各種操作や情報入力を受け付ける。この入力部16としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチなどの選択デバイス、あるいはキーボードなどの入力デバイスを適宜に利用可能である。
制御部17は、MRI装置100を総括的に制御する。例えば、制御部17としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などの電子回路を利用可能である。
以上、本実施形態に係るMRI装置100の全体構成について説明した。さて、本実施形態に係るMRI装置100は、再構成された画像を表示部15に表示する場合に、この画像上での重力の方向を識別可能な情報を、この画像上に(あるいはこの画像とともに)表示する。本実施形態に係るMRI装置100による表示の制御を説明する前に、まず、撮像時の被検体の体位と表示画像との関係を説明する。
撮像時には、通常、寝台4の天板4a上に被検体Pを仰臥位(あおむけ)の状態で載置し、空洞内に挿入する。この状態で横断像を撮像した場合に、再構成された画像は、表示部15に、被検体の腹が上、背が下になるように表示されるのが普通である。また、矢状断面像は、被検体の腹が画像の左に、冠状断面像は、被検体の右が画像の左になるように表示される。
体内の臓器や組織は重力の影響によりその位置や形状が変化することが知られている。例えば、脊椎の馬尾神経は、くも膜下腔内で、重力方向に偏位する。脊髄くも膜下麻酔は側臥位で施行されることが多いため、術前に側臥位でMR撮像を行い、馬尾神経の位置を把握しておくことは効果的である。また、脊柱管腔内での脊髄の偏位により、脳脊髄液の動きが仰臥位と伏臥位では変化することが報告されている。
また、腎臓についても側臥位で手術を行うことが多いため、体内における対象の臓器や血管と他の臓器との位置関係を把握するために、手術を行う状態と同じ体位で撮像しておくことは、手術の計画に有用である。従来の円筒形のMRI装置においては、磁石開口部天井と寝台天板との距離に制限があり、被検体の大きさによっては側臥位などの撮像は困難であったが、近年の開口径の広いMRI装置においては、自由な体位にて、このような重力の影響を観察することが可能になっている。
撮像を行う場合に、操作者は、事前に入力部16より被検体を撮像する体位(仰臥位、伏臥位、右側臥位、左側臥位など)を入力する。撮像後に再構成された画像は表示部15に表示されるが、この時、例えば腹臥位で横断像を撮像した場合にも、画面上、仰臥位で撮像した画像と同じ方向になるように、体位情報から、被検体の腹が画像の上、被検体の背が画像の下になるように表示する。すなわち仰臥位、伏臥位、側臥位などの被検体の載置された体位に関わらず、常に同じ方向にて画像が表示されるので、容易に比較観察が可能である。また、MRI装置は、被検体の体の方向を示すために、被検体Pの体位情報と装置座標情報とに基づいて、例えば、被検体Pの体の方向を示す文字を表示する。図2は、本実施形態における被検体の体の方向を示す文字を説明するための図である。例えば、MRI装置は、図2に示すように、画像の上下左右4方向に、例えば被検体Pの腹側、背側、右側、左側を、それぞれA,P,R,Lなどとした文字又はその組み合わせを表示する。
一方、表示画像上には、通常、撮像時に被検体がどの体位で載置されたかという情報は表示されていない。従って、上述したように検査目的に応じて仰臥位以外の体位で撮像された画像にて臓器や血管、神経などの重力の影響を観察する必要がある場合に、検査終了後に画像単独で評価するためには、画像とともに記憶されている検査時の体位情報と、画像上の体の方向を示す文字記号とから重力の方向を判断し、診断することが必要になる。例えば、複数の異なる体位で撮像した画像を比較する場合には、この作業は読影者の大きな負担になり、より直観的な画像観察のできる方法が望まれる。また、3次元撮像を行った画像データに対して、任意の角度に回転して表示したり、任意の断面を切り出して表示したりした場合には、画像上の重力の方向がどの向きであるかを即座に判断することは容易ではない。
そこで、本実施形態に係るMRI装置100は、再構成された画像を表示する場合に、重力の方向を識別可能な情報を表示することで、上述したような、読影上のわずらわしさを解消する。このような表示制御の機能は制御部17が備える各部によって実現される。具体的には、図1に示すように、制御部17は、収集部17aと、表示制御部17bと、表示切替受付部17cと、回転受付部17dとを有する。
収集部17aは、傾斜磁場電源3、送信部7、及び受信部9などの各部を制御することで、磁気共鳴信号データ(「画像データ」とも称される)の収集を制御する。なお、上述したように、収集部17aによる制御のもと、データ収集部12が、収集した磁気共鳴信号データを記憶部14に格納し、演算部13が、記憶部14に記憶されている磁気共鳴信号データに対して再構成処理を施すことによって、画像を生成する。
表示制御部17bは、演算部13によって再構成された画像を表示部15に表示する場合に、重力の方向(「鉛直方向」とも称される)を識別可能な情報を表示部15に表示する。ここで、「重力の方向を識別可能な情報」とは、重力の方向を識別可能な文字、図形、記号、又はこれらの組み合わせや、これらと色との組み合わせなどであって、重力の方向を直接指し示す情報のみならず、表示された情報の内容によって、読影者などの操作者が重力の方向を結果的に識別できる情報であればよい。例えば、本実施形態に係る表示制御部17bは、重力の方向を識別可能な情報(以下「重力方向情報」)として、重力の方向を示す矢印を表示する。なお、本実施形態に係る表示制御部17bは、重力方向情報を表示するために撮像条件に基づいて重力の方向を求めるが、この点については、後述する。
表示切替受付部17cは、入力部16を介して、重力方向情報の表示又は非表示の切り替え指示を受け付ける。この場合、表示制御部17bは、表示切替受付部17cによって受け付けられた切り替え指示に応じて、重力方向情報の表示又は非表示を切り替える。このように、入力部16から操作者が指示することにより重力方向情報の表示又は非表示を切り替えられる仕組みを設けることで、不要な時には画像上に重力方向情報を表示しないようにすること(必要に応じて重力方向情報を表示すること)が望ましい。
回転受付部17dは、入力部16を介して、重力の方向に従って画像の向きを回転させる回転指示を受け付ける。この場合、表示制御部17bは、回転受付部17dによって回転指示が受け付けられると、重力の方向が画像の下となるように、画像を回転させて表示する。このように、入力部16から操作者が指示することにより画像の向きを回転させる仕組みを設けることで、操作者は、画像が撮像された時と同じ向きで画像を観察することが容易にできるようになる。
続いて、本実施形態における処理手順とともに、重力方向情報を表示するための制御について説明する。図3は、本実施形態における処理手順を示すフローチャートであり、図4は、本実施形態における被検体の体位を示す図である。また、図5A〜図5Eは、本実施形態における重力の方向の求め方を説明するための図である。
本実施形態において、例えば、被検体Pは、図4に示すように、左側臥位すなわち体の左側を下にした横向きの状態で寝台の天板4a上に配置され、頭を先頭にして架台内に挿入され、撮像される。図4は、装置開口部を正面から見た図であり、装置座標系は、静磁場と直行する水平方向をX、垂直方向をY、静磁場方向をZとして定義され、傾斜磁場コイル2は、それぞれの方向に傾斜磁場を発生する。
図3に示すように、本実施形態に係る収集部17aは、傾斜磁場電源3、送信部7、及び受信部9などの各部を制御し、本撮像に先行して、まず位置決め画像を収集する(ステップS1)。例えば、収集部17aは、位置決め画像として、図5Aに示すような断面像を収集する。なお、図5Aにおいて、PEは「Phase Encode」の略であり、位相エンコード方向を示す。また、ROは「Read Out」の略であり、リードアウト方向を示す。
ここで、図5Aに示すように、収集部17aによって収集された位置決め画像は、この位置決め画像を収集した際の撮像条件に基づき、装置座標との関係が既知となる。すなわち、例えば、収集部17aは、位相エンコード方向を装置座標のX軸マイナス方向とし、リードアウト方向を装置座標のZ軸マイナス方向とするパルスシーケンスによって位置決め画像を収集するので、収集された位置決め画像と装置座標との関係は、図5Aに示す関係となる。
続いて、図3に示すように、収集部17aは、ステップS1において収集された位置決め画像上で、操作者から、本撮像にて収集される画像の領域であるROI(Region Of Interest)の指定を受け付ける(ステップS2)。例えば、収集部17aは、図5Bに示すように、被検体Pの腹部の横断像を撮像するためのROIの指定を受け付ける。なお、図5Bにおいて、ROIにより示される領域の左上の黒丸は、後述する図5Cとの位置関係を説明する便宜上、表現するものである。また、ROIの領域は、図4に示す撮像領域20に対応する。
ここで、図5Cに示すように、本撮像にて収集される予定の腹部の横断像は、ROIの指定を受け付けた位置決め画像との関係に基づき、装置座標との関係が既知となる。すなわち、ROIの指定は、装置座標との関係が既知であった位置決め画像上で受け付けられるので、このROIに従って収集される腹部の横断像と装置座標との関係も、図5Cに示すように既知となる。
そこで、図3に示すように、表示制御部17bは、位置決め画像を収集するための撮像条件、装置座標、及びROIの指定に基づいて、本撮像にて収集される予定の画像の向きと装置座標との関係を特定する(ステップS3)。図5Cに示す例の場合、位相エンコード方向が装置座標のX軸マイナス方向であり、リードアウト方向が装置座標のY軸マイナス方向であり、スライス方向が装置座標のZ軸マイナス方向である。また、表示制御部17bは、被検体の体位が左側臥位であるという情報の入力を操作者から受け付ける(ステップS4)。そして、表示制御部17bは、これらの情報を記憶部14に格納する。
そして、収集部17aによって本撮像が実行され(ステップS5)、演算部13は、本撮像の実行によって収集された磁気共鳴信号データを用いて画像を再構成する(ステップS6)。
続いて、表示制御部17bは、ステップS3において特定した、画像の向きと装置座標との関係に従って重力の方向を求め、また、ステップS4において予め入力された体位情報に従って、被検体の体の向きを求め、これらの情報を画像に重畳する(ステップS7)。例えば、表示制御部17bは、装置座標のY軸マイナス方向が重力の方向であるので、図5Dに示すように、重力の方向を直接指し示す情報として、画像の下を指し示す矢印40を画像上に重畳する。また、例えば、表示制御部17bは、画像の4隅に、被検体Pの腹側、背側、右側、左側をそれぞれA,P,R,Lなどとした文字を表示する。
そして、表示制御部17bは、ステップS7において各種情報を重畳した画像を、所定の向きに回転して表示部15に表示する(ステップS8)。例えば、表示制御部17bは、図5Eに示すように、被検体Pの腹が画像の上、被検体Pの背が画像の下になるように表示する。
図5Eにおいて、仮に、画像に重畳された情報が、A,P,R,Lなどの文字のみである場合、読影者は、この画像を見ただけでは重力の方向がどの向きであるか直接にはわからないので、臓器や血管、神経などが重力の影響で偏移する影響を検討するためには、被検体Pの体位方向が左側臥位であるという情報を合わせて診断する必要がある。この点、本実施形態において、表示制御部17bは、再構成された画像上での重力の方向を求め、その方向を矢印にて表示するので、読影者は、画像を見ただけで、重力の方向がどの向きであるかを直感的に識別することができる。
なお、図3に示した処理手順は一例に過ぎない。例えば、実施形態は、位置決め画像を収集し、ROIの指定を受け付ける場合に限られるものではない。例えば、何らかの撮像を行う場合に、その撮像条件(例えば、パルスシーケンスに規定された位相エンコード方向、リードアウト方向、及びスライス方向のうちの少なくとも一つ)と装置座標との関係が既知であれば、表示制御部17bは、これらの情報に基づいて、再構成された画像上での重力の方向を求めることができる。また、処理の順序も任意に変更することができる。例えば、画像の向きと装置座標との関係の特定(ステップS3)は、画像に各種情報を重畳する段階(例えば、ステップS7)で行ってもよい。また、例えば、体位情報の受付(ステップS4)も、任意のタイミングで行ってもよい。また、例えば、各種情報の重畳(ステップS7)と回転表示(ステップS8)とは同一のステップで行われてもよい。
なお、図6は、本実施形態の変形例における撮像領域を示す図であり、図7は、本実施形態の変形例における表示例を示す図である。図6に示すように、本撮像にて収集される画像の撮像領域50がスライス断面内で回転している場合にも、表示制御部17bは、例えば、位置決め画像を収集するための撮像条件、装置座標、及びROIの指定に基づいて、スライス断面内で回転する画像の向きと装置座標との関係を特定することができる。そして、表示制御部17bは、図7に示すように、画像上に斜めに重力方向情報を表示することができる。
また、上述したように、表示制御部17bは、表示切替受付部17cによって、重力方向情報の表示又は非表示を切り替えてもよい。また、表示制御部17bは、回転受付部17dによって、重力の方向に従って画像の向きを回転させてもよい。図8は、本実施形態の変形例における表示例を示す図である。例えば、表示制御部17bは、操作者の指定により、重力の方向が表示画像の下になるように画像を回転して表示する。例えば、図5Eに示す通常の表示状態から、操作者が入力部16より重力の方向に整列させて表示させる指示を、キーボード又はマウスなどによるGUI(Graphical User Interface)の操作により入力した場合に、表示制御部17bは、図8に示すように、重力の方向が下向きになるように画像を回転させる。これにより、操作者は、画像が撮像された時と同じ向きで画像を観察することが容易にできるようになる。
上述してきたように、本実施形態によれば、MRI装置100は、撮像条件(例えば、垂直方向の傾斜磁場の向き)と装置座標との関係に基づき、表示画像上での重力の方向を求めて表示するので、操作者は、重力の方向を容易に識別することができる。すなわち、画像観察者は、画像と重力の方向との関係を即座に認知することができ、様々な体位で撮像した画像における臓器や血管の重力の影響を容易に評価することができる。
(その他の実施形態)
なお、実施形態は、上述した実施形態に限られるものではない。
図9は、他の実施形態における表示例を示す図である。上述した実施形態においては、画像が2次元の断層像で、重力の方向が撮像断面内に含まれる例を示したが、MRの撮像断面は任意であるため、画像上で重力の方向を一本の矢印で表現できるとは限らない。また、3次元撮像を行い、ボリュームデータをMPR(multi planar reconstruction、多断面再構成)その他の方法により2次元画平面上に表示した場合にも同様に、画像上に鉛直方向を矢印で表現することはできない。この場合には、表示制御部17bは、例えば、図9に示すような立方体を模した記号70にて重力の方向を示すことが可能である。図9に示す例の場合、重力の方向を向いた面に色を付けて方向を表している。なお、上述した矢印40や記号70は一例に過ぎず、重力の方向を識別可能な文字、図形、記号、又はこれらの組み合わせや、これらと色との組み合わせなどであればよい。また、必ずしも重力の方向を指し示す矢印や、重力の方向を向いた面に色を付けて方向を示す場合に限られず、例えば、重力の方向とは反対の方向(例えば、天井方向)を指し示す矢印や、重力の方向とは反対の方向を向いた面に色を付けた記号などでもよい。なお、これらの重力方向情報についても、表示制御部17bは、表示及び非表示を切り替え、また、重力方向が表示画像の下になるように回転して表示してもよい。
また、上述した実施形態においては、医用画像診断装置としてMRI装置を例に挙げて説明したが、実施形態はこれに限られるものではない。例えば、X線CT装置、X線診断装置、超音波画像診断装置などにも同様に適用することができる。例えば、X線CT装置のように、画像と装置座標との関係が既知の場合、表示制御部は、装置座標から重力の方向を求め、画像を表示する場合に、重力方向情報を表示すればよい。
また、上述した実施形態においては、医用画像診断装置が表示制御部などを備える例を説明したが、実施形態はこれに限られるものではない。図10は、他の実施形態に係る画像処理装置200の構成を示す図である。例えば、医用画像診断装置とは異なる画像処理装置200が、表示部210と、表示制御部220と、表示切替受付部230と、回転受付部240とを備える。表示制御部220は、医用画像診断装置によって収集された画像データから再構成された画像と、重力の方向を識別する情報とを、表示部210に表示する。表示切替受付部230や回転受付部240は、上述した実施形態における表示切替受付部17cや回転受付部17dと同様の機能を有する。この場合、画像処理装置200とは、例えば、ワークステーション、PACS(Picture Archiving and Communication System)の画像保管装置(画像サーバ)や、ビューワ、電子カルテシステムの各種装置などである。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の医用画像診断装置及び画像処理装置によれば、重力の方向を容易に識別することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 MRI装置
17 制御部
17a 収集部
17b 表示制御部
17c 表示切替受付部
17d 回転受付部

Claims (8)

  1. 画像データを収集する収集部と、
    前記画像データから再構成された画像と、該画像上での重力の方向を識別可能な情報とを、表示部に表示する表示制御部と
    を備えたことを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記表示制御部は、撮像条件に基づき前記画像上での重力の方向を求め、求めた重力の方向を識別可能な情報を、前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記表示制御部は、パルスシーケンスに規定された位相エンコード方向、リードアウト方向、及びスライス方向のうちの少なくとも一つと、装置座標の情報とから、前記画像上での重力の方向を求め、求めた方向を識別可能な情報を、前記表示部に表示することを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記表示制御部は、装置座標との関係が既知である位置決め画像上で受け付けたROI(Region Of Interest)の指定と、前記装置座標の情報とから、前記ROIに従い撮像される画像上での重力の方向を求め、求めた方向を識別可能な情報を、前記表示部に表示することを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記表示制御部は、前記重力の方向を識別可能な情報として、重力の方向を示す矢印、又は直方体の一面に色を付けて重力の方向を示す記号を表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の医用画像診断装置。
  6. 前記重力の方向を識別可能な情報の表示又は非表示の切り替え指示を受け付ける表示切替受付部を更に備え、
    前記表示制御部は、前記切り替え指示に応じて、前記重力の方向を識別可能な情報の表示又は非表示を切り替えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の医用画像診断装置。
  7. 重力の方向に従って前記画像の向きを回転させる回転指示を受け付ける回転指示受付部を更に備え、
    前記表示制御部は、前記回転指示を受け付けると、前記重力の方向が前記画像の下となるように、前記画像を回転させて表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の医用画像診断装置。
  8. 表示部と、
    医用画像診断装置によって収集された画像データから再構成された画像と、該画像上での重力の方向を識別可能な情報とを、表示部に表示する表示制御部と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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