JP2014002673A - 表示装置 - Google Patents

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尚範 川口
Kenji Sugita
健二 杉田
Ansorge Rainer
アンゾルゲ,ライナー
Nobuhiro Kusakabe
伸弘 日下部
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Abstract

【課題】スタイラスペンを容易に抜き差し可能に保持することができる表示装置を実現する。
【解決手段】本発明に係る制御用表示装置1は、スタイラスペン5を挿入可能な挿入口4と、保持部6とを備え、保持部6は、スタイラスペン5のx方向の移動を所定位置で規制するプッシュラッチ装置7と、y方向に間隔を空けて設けられた2つの可撓性部材8と、筐体の内面とz方向に対向する対向面9aを有する案内部材9とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、スタイラスペンを用いて入力操作可能な表示装置に、スタイラスペンを容易に着脱可能に収納する技術に関する。
表示画面上にタッチパネルを備え、スタイラスペンをタッチパネルに接触させることによって入力操作可能な表示装置が広く用いられている。従来より、表示装置にスタイラスペンを着脱可能に収納するために、スタイラスペンの側面部分にバネもしくは突起を当てることにより摩擦を発生させて、スタイラスペンを表示装置に固定する技術が用いられている。より具体的には、表示装置の側面または背面に、スタイラスペンの側面部分の直径と略同一の間隔を開けて2つの突起部を形成し、これらの突起部の間にスタイラスペンを係合させることにより、スタイラスペンを表示装置の側面または背面に保持する。しかしながら、この技術では、表示装置への衝撃などにより、スタイラスペンが簡単に外れてしまうという問題があった。
これに対し、下記の特許文献1、2には、表示装置の側面に、スタイラスペンを挿入するための挿入口を形成し、表示装置の筐体内部に、当該挿入口から延びる細長い収納穴を形成し、当該収納穴にスタイラスペンを収納する技術が開示されている。
図8および図9は、特許文献1に開示されているスタイラスペンの収納技術を示している。
図8は、特許文献1に開示されている表示装置101の部分断面図であり、スタイラスペン105が収納された状態を示している。図8に示されるように、表示装置101の筐体103の内部には、筐体103に一体成形され、弾性を有する保持部材106が設けられている。保持部材106には、スタイラスペン105を保持するための突起部106aが設けられている。保持部材106の挿入口104の他端側部には、摺動部材107、コイルバネ108およびラッチ部材109を有するプッシュラッチ装置が設けられている。
スタイラスペン105の先端105aが摺動部材107の凹部107aに達すると、コイルバネ108が圧縮されて、摺動部材107の頭部107bがラッチ部材109の爪109aに達し、頭部107bは、爪109aがラッチ部材109の中に押し込まれる。これにより、コイルバネ108が圧縮された状態で頭部107bが爪109aに係止される。このとき、図9に示すように、スタイラスペン105の側面が、保持部材106の突起部106aに挟み込まれる。
図10は、特許文献2に開示されているスタイラスペンの収納技術を示している。図10に示すように、特許文献2に開示されている表示装置の筐体203の一端部には、スタイラスペン205を収納するためのペン収納部206が設けられている。ペン収納部206の内側には、突起状の係止部205aが形成されている。係止部206aは、ペン収納部206に収納されたスタイラスペン205の凹溝205aと係合する。さらに、弾性体205bがペン収納部206の内側に圧接される。これにより、スタイラスペン205は、安定して表示装置201に収納される。
特開平7−210292号公報(1995年8月11日公開) 特開平10−55236号公報(1998年2月24日公開)
特許文献1の構成では、図8に示すように、スタイラスペン105は、側面と保持部材106との接触面積が大きい状態で保持されるため、スタイラスペン105を移動させる際に、スタイラスペン105の側面と保持部材106との間に大きな摩擦が生じる。よって、スタイラスペン105を抜き出すためには、コイルバネ108がスタイラスペン105の側面と保持部材106との間の摩擦に対抗して伸長する必要がある。すなわち、コイルバネ108として、大きな伸縮力を有するものを用いる必要がある。
さらに、スタイラスペン105を挿入する際には、スタイラスペン105の側面と保持部材106との間の摩擦に対抗する力と、コイルバネ108を縮める力との両方が必要になるため、スタイラスペン105の挿入時に必要となる力が大きくなってしまう。また、スタイラスペン105の側面には圧力がかかるため、スタイラスペン105の表面に傷などがつきやすくなるという問題がある。
同様に、特許文献2の構成においても、スタイラスペン205を抜き差しする時に、スタイラスペン205の側面とペン収納部206との間に摩擦が生じる。そのため、スタイラスペン205の抜き差しに必要な力が大きくなり、スタイラスペン205の表面に傷などがつきやすくなるという問題がある。
また、特許文献1および2の構成では、スタイラスペン105・205を収納するための細長い筒状穴を筐体の肉厚部分に形成している。このような筒状の穴が形成された筐体は、スライド型の金型で成型する必要がある。そのため、筐体の成型が複雑になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、スタイラスペンを容易に抜き差し可能に保持することができる表示装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、環状の窪みが形成されたスタイラスペンを挿入可能な挿入口が、一側面に形成された直方体形状の筐体と、上記スタイラスペンの終端を含む一部分が上記挿入口から突出した状態で、上記スタイラスペンを保持する保持部とを備え、上記保持部は、上記スタイラスペンの上記挿入口に垂直な挿入方向の移動を所定位置で規制する規制部材と、上記挿入口と上記規制部材との間に設けられ、上記スタイラスペンが挿通可能な空間を空けて、上記挿入方向に垂直な第1方向に上記筐体の内面と対向する対向面を有する案内部材と、上記規制部材と上記案内部材との間に設けられ、上記挿入方向と第1方向との両方に垂直な第2方向に間隔を空けて設けられた2つの可撓性部材とを有し、上記対向面と上記筐体の内面とによって、第1方向および第1方向の反対方向に上記スタイラスペンが上記挿入方向から逸脱することが防止され、上記2つの可撓性部材の間に上記スタイラスペンが挿通されることによって、第2方向および第2方向の反対方向に上記スタイラスペンが上記挿入方向から逸脱することが防止され、上記所定位置と上記挿入口との間の距離は、上記スタイラスペンの全長よりも短く、上記所定位置と上記2つの可撓性部材との上記挿入方向の距離は、上記スタイラスペンの先端と上記窪みとの長手方向の距離に等しく、上記間隔は、上記スタイラスペンの上記窪みの底部部分の直径よりも大きく、上記窪みの両端部分の直径よりも小さく、2つの可撓性部材の少なくとも一部が、上記所定位置に達した上記スタイラスペンの上記窪みと係合することによって、上記スタイラスペンが上記挿入方向および上記挿入方向の反対方向に移動することが規制されることを特徴としている。
上記の構成によれば、挿入口から案内部材、可撓性部材および規制部材の順に設けられている。そのため、挿入口に挿入されたスタイラスペンの先端は、案内部材、可撓性部材を通過して、規制部に到達する。
規制部は、スタイラスペンの挿入口に垂直な挿入方向の移動を所定位置で規制するものであり、当該所定位置と挿入口との間の距離は、スタイラスペンの全長よりも短いため、スタイラスペンは、終端を含む一部分が挿入口から突出した状態で、挿入方向の移動が規制される。
この状態において、スタイラスペンは、案内部材の対向面と、筐体の内面との間に挿通されるため、対向面と筐体の内面とによって、第1方向および第1方向の反対方向にスタイラスペンが挿入方向から逸脱することが防止される。
また、上記所定位置と2つの可撓性部材との挿入方向の距離は、スタイラスペンの先端と窪みとの長手方向の距離に等しいので、スタイラスペンが規制部によって挿入方向の移動が規制された時点で、スタイラスペンの窪みが2つの可撓性部材の間に到達する。ここで、2つの可撓性部材の間隔は、スタイラスペンの窪みの底部部分の直径よりも大きく、窪みの両端部分の直径よりも小さいため、2つの可撓性部材の少なくとも一部が、スタイラスペンの窪みと係合する。これにより、スタイラスペンが挿入方向および挿入方向の反対方向に移動することが規制される。したがって、スタイラスペンは3次元の全ての方向に移動しないように保持される。
ここで、スタイラスペンの先端が規制部に到達する前に、スタイラスペンの上記間隔よりも直径が大きい部分が2つの可撓性部材の間を通過するため、2つの可撓性部材は、その間隔が広がる方向に撓み、スタイラスペンの側面と2つの可撓性部材との間に摩擦が生じる。しかしながら、その接触面積は非常に小さいため、スタイラスペンを挿入方向に移動させるために、あまり大きな力を必要としない。
また、スタイラスペンの挿入方向の反対方向、すなわち抜き出し方向の移動は、可撓性部材が窪みに係合することによってのみ規制されている。さらに、撓む前の2つの可撓性部材の間隔は、スタイラスペンの環状窪みの底部部分の直径よりも大きいため、可撓性部材と環状窪みとの係合は密接ではなく、保持されたスタイラスペンの側面には、圧力はかかっていない。そのため、環状窪みと可撓制部材との係合を解除し、スタイラスペンを抜き出し方向に移動させるために要する力を小さくすることができる。よって、極力小さな力で、スタイラスペンを抜き出すことができる。したがって、スタイラスペンを容易に抜き差し可能に保持することができる表示装置を実現できる。
本発明に係る表示装置では、上記規制部材は、プッシュラッチ装置で構成され、上記プッシュラッチ装置は、上記挿入口に対向する当接面を有する可動部を備え、上記可動部の位置は、格納位置と、格納位置よりも上記当接面が上記挿入口側に突出した突出位置とに交互に切り替え可能であり、上記所定位置は、上記格納位置に位置する上記可動部の上記当接面の位置であることが好ましい。
上記の構成によれば、挿入口に挿入されたスタイラスペンの先端が、可動部の当接面に当接し、可動部が格納位置に移動した時点で、スタイラスペンの先端の挿入方向の移動が規制される。ここで、上記所定位置は、格納位置に位置する可動部の当接面の位置であるため、スタイラスペンの先端の挿入方向の移動が規制された時点で、スタイラスペンの窪みが2つの可撓性部材の間に到達し、2つの可撓性部材が、スタイラスペンの窪みに係合する。これにより、スタイラスペンは、3次元の全ての方向に移動しないように保持される。
スタイラスペンを挿入口から抜き出す場合は、スタイラスペンを挿入方向に押し付けて、可動部を突出位置に移動させる。ここで、スタイラスペンの抜き出し方向への移動は、可撓性部材が窪みに係合することによってのみ規制されており、保持されたスタイラスペンの側面には圧力がかかっていない。そのため、環状窪みと可撓制部材との係合を解除した後、スタイラスペンを抜き出し方向に移動させるために要する力は小さい。
そのため、プッシュラッチ装置として、可動部を格納位置から突出位置、および突出位置から格納位置に移動させる力が小さいプッシュラッチ装置を用いることができる。よって、スタイラスペンの挿入時において、極力小さな力で可動部を突出位置から格納位置に移動させることができる。したがって、ユーザは、プッシュプッシュ操作によって、容易にスタイラスペンを抜き差しすることができる。
以上のように、本発明に係る表示装置は、環状の窪みが形成されたスタイラスペンを挿入可能な挿入口が、一側面に形成された直方体形状の筐体と、上記スタイラスペンの終端を含む一部分が上記挿入口から突出した状態で、上記スタイラスペンを保持する保持部とを備え、上記保持部は、上記スタイラスペンの上記挿入口に垂直な挿入方向の移動を所定位置で規制する規制部材と、上記挿入口と上記規制部材との間に設けられ、上記スタイラスペンが挿通可能な空間を空けて、上記挿入方向に垂直な第1方向に上記筐体の内面と対向する対向面を有する案内部材と、上記規制部材と上記案内部材との間に設けられ、上記挿入方向と第1方向との両方に垂直な第2方向に間隔を空けて設けられた2つの可撓性部材とを有し、上記対向面と上記筐体の内面とによって、第1方向および第1方向の反対方向に上記スタイラスペンが上記挿入方向から逸脱することが防止され、上記2つの可撓性部材の間に上記スタイラスペンが挿通されることによって、第2方向および第2方向の反対方向に上記スタイラスペンが上記挿入方向から逸脱することが防止され、上記所定位置と上記挿入口との間の距離は、上記スタイラスペンの全長よりも短く、上記所定位置と上記2つの可撓性部材との上記挿入方向の距離は、上記スタイラスペンの先端と上記窪みとの長手方向の距離に等しく、上記間隔は、上記スタイラスペンの上記窪みの底部部分の直径よりも大きく、上記窪みの両端部分の直径よりも小さく、2つの可撓性部材の少なくとも一部が、上記所定位置に達した上記スタイラスペンの上記窪みと係合することによって、上記スタイラスペンが上記挿入方向および上記挿入方向の反対方向に移動することが規制されるので、スタイラスペンを容易に抜き差し可能に保持することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る制御用表示装置の斜視図である。 上記制御用表示装置の筐体の内部構成を示す斜視図である。 (a)および(b)は、案内部材をスタイラスペンの挿入方向に垂直な面で切った断面図である。 (a)および(b)は、スタイラスペンの挿入方向から見た可撓性部材を示す図である。 スタイラスペンおよび保持部を上記表示装置の正面方向から見た平面図であり、(a)は、スタイラスペンの挿入前の状態を示しており、(b)は、スタイラスペンの先端が可撓性部材を通過した状態を示している。 スタイラスペンおよび保持部を上記表示装置の正面方向から見た平面図であり、(a)は、スタイラスペンの先端が、突出位置にある可動部の当接面に押し当てられた状態を示しており、(b)は、可動部が格納位置まで移動した状態を示している。 スタイラスペンおよび保持部を上記表示装置の正面方向から見た平面図であり、(a)は、格納位置にある可動部をスタイラスペンの先端によって押し付ける様子を示しており、(b)は、スタイラスペンを抜き出す様子を示している。 従来の表示装置をスタイラスペンの長手方向に平行な面で切った部分断面図である。 図8に示す表示装置をスタイラスペンの長手方向に垂直な面で切った部分断面図である。 従来の他の表示装置の部分断面図である。
本発明の実施の一形態について図1〜図7に基づいて説明すれば以下のとおりである。本実施形態では、スタイラスペンを用いて入力操作可能な表示装置として、工場内のデバイスを制御するためのHMIとして用いられる制御用表示装置を例に説明する。
(制御用表示装置1の構成)
図1は、本実施形態に係る制御用表示装置(表示装置)1の斜視図である。制御用表示装置1は、画像を表示するためのディスプレイ2と、直方体形状の筐体3とを備えている。ディスプレイ2は、筐体3の正面に設けられている。ディスプレイ2上には、タッチパネルが設けられており、ユーザは、指またはスタイラスペン5によるタッチ操作により、制御用表示装置1に対する入力操作を行うことができる。また、筐体3の右側面の上端付近には、スタイラスペン5を挿入可能な挿入口4が設けられている。
(スタイラスペン5の構成)
スタイラスペン5は、タッチ操作の際にタッチパネルを傷つけないように、少なくともその先端部分が柔らかい材料で形成されている。スタイラスペン5の先端に近い部分には、環状窪み(括れ)5aが形成されている。スタイラスペン5の環状窪み5aと先端との間の部分は、先細形状となっており、環状窪み5aと後端との間の部分は、円柱形状となっている。
挿入口4に挿入されたスタイラスペン5は、筐体3の右側面から左側面に向かって、筐体3の上面に平行に移動する。その後、スタイラスペン5の環状窪み5aを含む大部分が挿入された時点で、スタイラスペン5の挿入方向の移動が規制され、同時に、スタイラスペン5がその位置で保持される。この状態では、筐体3の右側面が下になるように制御用表示装置1を傾けたり、制御用表示装置1に軽い衝撃を加えたとしても、スタイラスペン5は挿入口4から外れないようになっている。すなわち、スタイラスペン5は、その終端を含む一部分が挿入口4から突出した状態で保持される。
なお、本実施形態において、挿入方向とは、スタイラスペン5が挿入口4に対して垂直に挿入された場合のスタイラスペン5の移動方向、すなわち、挿入口4に垂直な方向(図1において左方向)を意味しており、以下では、挿入方向をx方向とする。また、x方向に垂直かつ筐体3の左右側面に平行に筐体3の上面から底面に向かう方向をy方向とし、x方向とy方向との両方に垂直、かつ筐体3の背面から正面に向かう方向をz方向とする。なお、z方向およびy方向はそれぞれ、特許請求の範囲に記載の第1方向および第2方向に相当する。また、−x方向、−y方向、および−z方向をそれぞれ、x方向の反対方向、y方向の反対方向、およびz方向の反対方向と称する。
スタイラスペン5を挿入口4から抜き出す場合は、再度スタイラスペン5をx方向に押し付ける。後述するように、筐体3の内部にはプッシュラッチ装置7(図2)が設けられており、スタイラスペン5が再度x方向に押し付けられることにより、プッシュラッチ装置7は、スタイラスペン5をx方向とは反対方向に押し出す。これにより、スタイラスペン5を挿入口4から抜き出すことができる。以上のように、挿入口4に対してスタイラスペン5をプッシュプッシュで抜き差しすることが可能となっている。
(スタイラスペン5を保持するための構成)
以下、スタイラスペン5を保持するための構成について、具体的に説明する。
図2は、制御用表示装置1の筐体3の内部構成を示す斜視図である。図2に示すように、挿入口4は、筐体3の外壁を貫通するように形成されており、筐体3の内部空間に通じている。筐体3内部の挿入口4からx方向に延びる領域には、スタイラスペン5を保持するための保持部6が設けられている。
保持部6は、プッシュラッチ装置7、可撓性部材8および案内部材9を備えている。これらの部材は、挿入口4から、案内部材9、可撓性部材8およびプッシュラッチ装置7の順に設けられている。
(プッシュラッチ装置7の構成)
プッシュラッチ装置7は、特許請求の範囲に記載の規制部材に対応するものであり、本体部7aと可動部7bとを備えている。本体部7aは、筐体3の背壁内面に固定されており、直方体形状をなしている。可動部7bは、本体部7aの挿入口4と対向する側面に付設されている。本体部7aの内部には、可動部7bを移動させるためのバネを含むプッシュラッチ機構が設けられており、可動部7bは、x方向およびx方向の反対方向に移動可能となっている。より詳細には、可動部7bは、挿入口4に対向する当接面7cを有しており、この当接面7cを介して可動部7bを本体部7aに繰り返し押し込む操作(プッシュプッシュ操作)により、可動部7bの本体部7aに対する相対位置を、格納位置と、格納位置よりも挿入口4側に突出した突出位置とに交互に切り替えることができる。
スタイラスペン5が挿入口4に挿入されていない状態では、プッシュラッチ装置7の可動部7bは、突出位置に位置している。挿入口4に挿入されたスタイラスペン5の先端は、案内部材9および可撓性部材8を通過した後、可動部7bの当接面7cに押し当てられる。その後、可動部7bが格納位置に達すると、可動部7bは、それ以上x方向(本体部7a側)に移動できなくなり静止する。
ここで、スタイラスペン5の先端が、格納位置にある可動部7bの当接面7cに達した場合であっても、スタイラスペン5の終端から上記所定の長さ(数ミリメートル〜数センチメートル)の部分は、挿入口4から外部に突出するように、プッシュラッチ装置7は、可動部7bが格納位置にある状態において、当接面7cと挿入口4の入口(外部側)との距離が、スタイラスペン5の全長よりも所定の長さ(数ミリメートル〜数センチメートル)だけ短くなる位置に設けられている。すなわち、プッシュラッチ装置7は、挿入口4に挿入されたスタイラスペン5の全体が、筐体3内に進入しないように、格納位置に位置する可動部7bの当接面7cの位置において、スタイラスペン5の先端のx方向の移動を規制する。なお、格納位置に位置する可動部7bの当接面7cの位置が、特許請求の範囲に記載の所定位置に対応する。
(案内部材9の構成)
図2に示すように、案内部材9は、筐体3の背壁内面に固定されている。
図3(a)および(b)は、案内部材9をx方向に垂直な面で切った断面図である。図2および図3(a)に示すように、案内部材9は、円弧形状の対向面9aを有している。そして、案内部材9の対向面9aは、z方向(図3において上方向)に筐体3の背壁内面と対向している。
ここで、対向面9aと筐体3の背壁内面とのz方向の最大距離は、スタイラスペン5の最大直径よりも大きい。また、対向面9aの断面の曲率は、スタイラスペン5の最大直径部分の断面の曲率よりも小さい。そのため、図3(b)に示すように、対向面9aと筐体3の背壁内面との間の空間に、スタイラスペン5が挿通可能となっている。上記のように、対向面9aと筐体3の背壁内面とは、z方向に対向しているので、対向面9aと筐体3の背壁内面との間を通過したスタイラスペン5は、x方向からz方向およびz方向の反対方向には逸脱しない。
また、対向面9aは、円弧形状であり、対向面9aと筐体3の背壁内面との最小距離は、スタイラスペン5の直径よりも小さい。そのため、対向面9aと筐体3の背壁内面との間の空間を通過したスタイラスペン5は、y方向およびy方向の反対方向の逸脱も防止され、可撓性部材8に向かって案内される。
なお、案内部材9の対向面9aは、平坦な面であってもよい。この場合、対向面9aと筐体3の背壁内面との間を通過したスタイラスペン5は、y方向およびy方向の反対方向の移動は規制されないが、x方向からz方向およびz方向の反対方向には逸脱しない。
以上のように、案内部材9は、スタイラスペン5がx方向からz方向およびz方向の反対方向に逸脱することを防止する。
なお、案内部材9は、保持部6を構成する部材の中で、最も挿入口4に近い位置に設けられている。スタイラスペン5は、先細形状であるため、スタイラスペン5を挿入口4に対して所定の角度以上に傾けて挿入させない限り、スタイラスペン5の先端を、対向面9aと筐体3の背壁内面との間に挿通させることができる。
(可撓性部材8の構成)
図2に示すように、可撓性部材8は、プッシュラッチ装置7と案内部材9との間に2つ設けられている。可撓性部材8は、縦長の平板で構成され、平板の一方の面がプッシュラッチ装置7に対向し、平板の他方の面が案内部材9に対向するように、筐体3の背壁内面に固定されている。可撓性部材8のx方向の厚みは、スタイラスペン5の環状窪み5aの幅よりも小さい。
図4(a)および(b)は、x方向から見た可撓性部材8を示している。図4(a)に示すように、可撓性部材8は、幅の狭い矩形状の下半部分と、下半部分よりも幅の広い矩形状の上半部分とから構成されている。図4(b)に示すように、スタイラスペン5は、2つの可撓性部材の間、より詳細には、左側の可撓性部材8の上半部分の右辺と、右側の可撓性部材8の上半部分の左辺との間を通過する。
図4(a)に示すように、2つの可撓性部材8は、D1の間隔を空けて設けられている。より具体的には、左側の可撓性部材8の上半部分の右辺と右側の可撓性部材8の上半部分の左辺とが、y方向に間隔D1を空けて対向している。この間隔D1は、スタイラスペン5の環状窪み5aの底部部分の直径D2よりも大きく、環状窪み5aのスタイラスペン5の長手方向の両端部分の直径D3よりも小さい。ここで、少なくともスタイラスペン5の環状窪み5aの先端側の端部を含む、D1よりも直径が大きい部分が、2つの可撓性部材8の間を通過する際に、左側の可撓性部材8は左方向に撓み、右側の可撓性部材8は右方向に撓む。あるいは、2つの可撓性部材8の材質によっては、2つの可撓性部材8は、x方向に捩れる。
その後、スタイラスペン5の環状窪み5aが2つの可撓性部材8の間に達すると、可撓性部材8は、撓む前の状態に復帰する。上述のように、可撓性部材8のx方向の厚みは、スタイラスペン5の環状窪み5aの幅よりも小さいので、2つの可撓性部材8の上半部分の一部がスタイラスペン5の環状窪み5aに係合する。そのため、スタイラスペン5が、x方向からy方向(図4において左方向)およびy方向の反対方向に逸脱することが防止されるとともに、x方向およびx方向の反対方向に移動することも規制される。
なお、可撓性部材8は、上半部分と下半部分とで幅が異なる形状を有しているが、全体の幅が等しい矩形状であってもよい。また、可撓性部材8を、z方向に伸びる細長の軸状に形成してもよい。
(スタイラスペン5の抜き差し)
続いて、図5〜図7を参照して、スタイラスペン5を抜き差しする時の保持部6の状態について、具体的に説明する。図5〜図7は、スタイラスペン5および保持部6をz方向から見た平面図である。
図5(a)に示すように、スタイラスペン5の挿入前において、2つの可撓性部材8の間隔はD1となっている。また、プッシュラッチ装置7の可動部7bは、突出位置に位置している。
図5(b)に示すように、スタイラスペン5の先端が案内部材9および2つの可撓性部材8の間を通過すると、スタイラスペン5は、y方向およびy方向の反対方向の移動が規制される。さらに、D1よりも直径が大きいスタイラスペン5の部分が2つの可撓性部材8の間に達すると、矢印に示すように、2つの可撓性部材8は、その間隔が広がる方向に撓むか、あるいはx方向に捩れる。このとき、スタイラスペン5の側面が、2つの可撓性部材8と接触しているため、スタイラスペン5と2つの可撓性部材8との間に摩擦が生じる。しかしながら、その接触面積は、図8に示す従来構成におけるスタイラスペン105と保持部材106との接触面積、および図10に示す従来構成におけるスタイラスペン205とペン収納部206との接触面積に比べ、非常に小さい。そのため、スタイラスペン5をx方向に押し込むために、あまり大きな力を必要としない。
ここで、プッシュラッチ装置7は、格納位置に位置する可動部7bの当接面7cと可撓性部材8とのx方向の距離が、スタイラスペン5の先端と環状窪み5aとの長手方向の距離に等しくなるように設けられている。よって、スタイラスペン5の先端と環状窪み5aとの長手方向の距離は、突出位置に位置する可動部7bの当接面7cと可撓性部材8とのx方向の距離よりも長くなる。
そのため、図6(a)に示すように、スタイラスペン5の先端が、突出位置に位置する可動部7bの当接面7cに到達した時点では、スタイラスペン5の環状窪み5aは、可撓性部材8の間には到達しない。この状態で、さらにスタイラスペン5を押し込むと、可動部7bは、x方向に移動し、図6(b)に示すように、格納位置に達する。この状態においてスタイラスペン5は、それ以上x方向に移動できなくなり静止する。
上記のように、格納位置に位置する可動部7bの当接面7cと可撓性部材8とのx方向の距離は、スタイラスペン5の先端と環状窪み5aとの長手方向の距離に等しいので可動部7bが格納位置に達すると同時に、スタイラスペン5の環状窪み5aが可撓性部材8の間に到達する。このとき、スタイラスペン5の環状窪み5aの底部部分の直径D2は、撓む前の2つの可撓性部材8の間隔D1よりも小さいため、可撓性部材8は、図6(b)の矢印に示すように、撓む前の状態に復帰する。これにより、2つの可撓性部材8の一部がスタイラスペン5の環状5aに係合するため、スタイラスペン5は、y方向(図6において下方向)およびy方向の反対方向に逸脱することが防止されることに加え、x方向(図6において左方向)およびx方向の反対方向に移動することも防止される。また、スタイラスペン5は、案内部材9および対向面9aに対向する筐体3の背壁内面によって、z方向(図6において手前方向)およびz方向の反対方向に逸脱することが防止される。このように、スタイラスペン5は、保持部6によって、3次元の全ての方向に移動しないように保持される。
スタイラスペン5を挿入口4から抜き出す場合は、図7(a)の矢印に示すように、再度スタイラスペン5をx方向に押す。これにより、可動部7bは、スタイラスペン5の先端によってx方向に押され、本体部7aに内蔵されているプッシュラッチ機構のバネが伸長することにより、可動部7bを突出位置に移動させる力が生じる。
ここで、スタイラスペン5の抜き出し方向(x方向の反対方向)への移動は、可撓性部材8が環状窪み5aに係合することによってのみ規制されている。また、図4(a)および(b)に示すように、撓む前の2つの可撓性部材8の間隔D1は、スタイラスペン5の環状窪み5aの両端部分の直径D3よりも小さく、環状窪み5aの底部部分の直径D2よりも大きい。そのため、可撓性部材8と環状窪み5aとの係合は密接ではなく、保持されたスタイラスペン5の側面には圧力がかかっていない。また、可撓性部材8を環状窪み5aから外れた後、スタイラスペン5を抜き出し方向に移動させる際に、スタイラスペン5の側面と可撓性部材8との間に摩擦が生じるが、その接触面積が非常に小さい。したがって、環状窪み5と可撓制部材8との係合を解除し、スタイラスペン5を抜き出し方向に移動させるために要する力を小さくすることができる。
そのため、図7(b)に示すように、可撓性部材8が環状窪み5aから外れてスタイラスペン5を抜き出し方向に移動させるために必要な力は、図8および図10に示す従来構成において、スタイラスペン105・205を抜き出し方向に移動させるための力よりも小さい。よって、プッシュラッチ装置7として、伸縮力の比較的小さいバネを用いたものを使用することができる。言い換えると、可動部7bを格納位置から突出位置、および突出位置から格納位置に移動させる力が小さくてもよい。したがって、スタイラスペン5の挿入時において、図6(a)および(b)に示すように、極力小さな力で、可動部7bを突出位置から格納位置に移動させることができる。また、保持部6は、スタイラスペン5の側面に圧力をかけることなくスタイラスペン5を保持することができるので、スタイラスペン5の抜き差しの際に、スタイラスペン5の表面に傷などがつくことはない。
以上のように、ユーザは、プッシュプッシュ操作によって、容易にスタイラスペン5を抜き差しすることができる。
また、図8および図10に示される従来構成では、スタイラスペン105・205を収納するための細長い筒状穴を筐体の肉厚部分に形成しているため、筐体をスライド型の金型で成型する必要がある。一方、本実施形態では、筐体3の内部空間を利用して、スタイラスペン5を収納するための機構を設けており、筐体に細長い筒状穴を形成する必要が無いので、筐体の成型が容易である。
図8に示される特許文献1に記載の構成では、スタイラスペン105を保持するための保持部材106は、スタイラスペン105の側面に圧力をかけて接触するように形成されていた。同様に、図10に示される特許文献2に記載の構成においても、スタイラスペン205を収納するためのペン収納部206は、スタイラスペン205の側面に圧力をかけて接触するように形成されていた。そのため、スタイラスペン105・205と直径のことなるスタイラスペンを保持可能に設計変更するためには、保持部材106およびペン収納部206の全体の直径を変更する必要がある。
一方、本実施形態の表示装置1は、2つの可撓性部材8の間隔を変更し、必要に応じて、案内部材9をサイズの異なるものに付け替えるだけで、直径の異なるスタイラスペンを保持可能に設計変更することができる。
(付記事項)
上述した実施形態では、図2に示すように、挿入口4が筐体3の右側面の上端付近に形成されていたが、挿入口4を形成する位置は、これに限定されない。例えば、筐体3の右側面の下端付近、筐体3の上面の右端付近、筐体3の底面の右端付近など、挿入口4を筐体3の一側面の任意の位置に形成することができる。また、保持部6も、挿入口4の形成位置に合わせて筐体3内部の任意の位置に設けることができる。
また、上述した実施形態では、図2および図4に示すように、2つの可撓性部材8は、筐体3の背壁内面に設けられ、スタイラスペン5がy方向およびy方向の反対方向に逸脱することを防止していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図2に示すように、挿入口4が筐体3の右側面の上端付近に形成されている場合に、2つの可撓性部材8を筐体3の上壁面内面に立設して、2つの可撓性部材8がz方向に対向するように設けてもよい。この場合、2つの可撓性部材8は、スタイラスペン5がx方向からz方向およびz方向の反対方向に逸脱することを防止する。これに伴い、図2において、案内部材9を、対向面9aが筐体3の上壁面内面に対向するように設けてもよい。これにより、案内部材9は、スタイラスペン5がx方向からy方向およびy方向の反対方向に逸脱することを防止する。なお、この場合、y方向およびz方向がそれぞれ、特許請求の範囲に記載の第1方向および第2方向に相当する。
また、上述した実施形態では、可撓性部材8全体のx方向の厚みが、スタイラスペン5の環状窪み5aの幅よりも小さく形成されていたが、可撓性部材8全体を環状窪み5aの幅よりも薄く形成する必要はない。すなわち、少なくとも可撓性部材8の環状窪み5aに係合する部分のx方向の厚みが、スタイラスペン5の環状窪み5aの幅よりも小さければよい。
また、上述した実施形態では、スタイラスペン5をプッシュプッシュ操作によって挿入口4に抜き差し可能としていたが、プッシュプッシュ操作が可能であることは本発明において必須ではない。この場合、スタイラスペン5を保持するための保持部は、図2に示すプッシュラッチ装置7を必要とせず、例えば、プッシュラッチ装置7が設けられる位置に、挿入口4と対向する板状部材を設けてもよい。この板状部材は、2つの可撓性部材8とのx方向の距離が、スタイラスペン5の先端と環状窪み5aとの長手方向の距離に等しくなるように設けられる。当該構成では、挿入口4に挿入されたスタイラスペン5の先端は、案内部材9および2つの可撓性部材8の間を通過した後、上記板状部材に押し当てられ、スタイラスペン5は、その位置でx方向の移動が規制され静止する。このとき、スタイラスペン5の環状窪み5aは、2つの可撓性部材8の間に到達して、2つの可撓性部材8の一部がスタイラスペン5の環状窪み5aに係合する。そのため、スタイラスペン5は、先端が上記板状部材に位置している状態で保持される。なお、ユーザは、保持されたスタイラスペン5の後端を摘んでx方向の反対方向に引っ張ることにより、スタイラスペン5を挿入口4から抜き出すことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、制御用表示装置だけでなく、スタイラスペンを用いて入力操作可能なあらゆる表示装置に適用できる。
1 制御用表示装置
2 ディスプレイ
3 筐体
4 挿入口
5 スタイラスペン
6 保持部
7 プッシュラッチ装置
7a 本体部
7b 可動部
7c 当接面
8 可撓性部材
9 案内部材
9a 対向面
D1 間隔
D2 直径
D3 直径

Claims (2)

  1. 環状の窪みが形成されたスタイラスペンを挿入可能な挿入口が、一側面に形成された直方体形状の筐体と、
    上記スタイラスペンの終端を含む一部分が上記挿入口から突出した状態で、上記スタイラスペンを保持する保持部とを備え、
    上記保持部は、
    上記スタイラスペンの上記挿入口に垂直な挿入方向の移動を所定位置で規制する規制部材と、
    上記挿入口と上記規制部材との間に設けられ、上記スタイラスペンが挿通可能な空間を空けて、上記挿入方向に垂直な第1方向に上記筐体の内面と対向する対向面を有する案内部材と、
    上記規制部材と上記案内部材との間に設けられ、上記挿入方向と第1方向との両方に垂直な第2方向に間隔を空けて設けられた2つの可撓性部材とを有し、
    上記対向面と上記筐体の内面とによって、第1方向および第1方向の反対方向に上記スタイラスペンが上記挿入方向から逸脱することが防止され、
    上記2つの可撓性部材の間に上記スタイラスペンが挿通されることによって、第2方向および第2方向の反対方向に上記スタイラスペンが上記挿入方向から逸脱することが防止され、
    上記所定位置と上記挿入口との間の距離は、上記スタイラスペンの全長よりも短く、
    上記所定位置と上記2つの可撓性部材との上記挿入方向の距離は、上記スタイラスペンの先端と上記窪みとの長手方向の距離に等しく、
    上記間隔は、上記スタイラスペンの上記窪みの底部部分の直径よりも大きく、上記窪みの両端部分の直径よりも小さく、
    2つの可撓性部材の少なくとも一部が、上記所定位置に達した上記スタイラスペンの上記窪みと係合することによって、上記スタイラスペンが上記挿入方向および上記挿入方向の反対方向に移動することが規制されることを特徴とする表示装置。
  2. 上記規制部材は、プッシュラッチ装置で構成され、
    上記プッシュラッチ装置は、上記挿入口に対向する当接面を有する可動部を備え、
    上記可動部の位置は、格納位置と、格納位置よりも上記当接面が上記挿入口側に突出した突出位置とに交互に切り替え可能であり、
    上記所定位置は、上記格納位置に位置する上記可動部の上記当接面の位置であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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