JP2014000836A - 自動車のfrp製キャビン - Google Patents

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Abstract

【課題】 重量の増加を最小限に抑えながらFRP製キャビンのフロアパネルにシートを強固に固定する。
【解決手段】 シート74の前部を支持する前部インサート部材81をフロントクロスメンバ40の前壁40aに固定するとともに、シート74の後部を支持する後部インサート部材83をリヤクロスメンバ41の上壁41bおよびアウタースキン20に固定したので、前部インサート部材81および後部インサート部材83を強度の高いフロントクロスメンバ40およびリヤクロスメンバ41に強固に固定することができる。しかも前面衝突によりシート74に前向きの慣性力が作用したとき、強度上つらくなる後部インサート部材83だけをリヤクロスメンバ41およびアウタースキン20の両方に固定し、強度上楽になる前部インサート部材81をフロントクロスメンバ40だけに固定することで、前部インサート部材81を小型化して重量を軽減することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車室内側に位置するインナースキンと車室外側に位置するアウタースキンとの間にコア材を挟持して構成したFRP製のフロアパネルを備える自動車用のFRP製キャビンに関する。
CFRP(カーボン繊維強化樹脂)でバスタブ状に成形した自動車のキャビンのフロアパネルを上壁および下壁間にフォームコアを挟持して構成し、フロアパネルに下壁側から上壁側にインサートしたカラー本体の上端に上壁側からワッシャを当接し、シートレールおよびワッシャを貫通するボルトをカラー本体に螺合することで、シートをフロアパネルに固定するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2010−208445号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、シトレールをフロアパネルの平坦部分に固定しているため、フロアパネルにブロック状のCFRPよりなるインサート体を埋め込んで補強することが必要になって重量が増加する問題があるだけでなく、シートレールの前部および後部をフロアパネルに固定する前後一対のカラー本体が、何れもフロアパネルの上壁および下壁を接続する大型のものであるため、その強度が過剰になって重量増加の要因となる可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、重量の増加を最小限に抑えながらFRP製キャビンのフロアパネルにシートを強固に固定することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車室内側に位置するインナースキンと車室外側に位置するアウタースキンとの間にコア材を挟持して構成したFRP製のフロアパネルを備える自動車用のFRP製キャビンであって、前記インナースキンは、前壁、上壁および後壁を有して車幅方向に延びるフロントクロスメンバと、前壁、上壁および後壁を有して車幅方向に延びるリヤクロスメンバとを備え、シートの前部を支持する前部インサート部材を前記フロントクロスメンバの前壁に固定するとともに、前記シートの後部を支持する後部インサート部材を前記リヤクロスメンバの上壁および前記アウタースキンに固定したことを特徴とする自動車のFRP製キャビンが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記前部インサート部材は、フランジを有する本体部と、前記フランジと同径以上の直径を有して前記本体部に嵌合するワッシャとからなり、前記フランジを前記フロントクロスメンバの前壁の裏面に接着し、前記ワッシャを前記フロントクロスメンバの前壁の表面に接着したことを特徴とする自動車のFRP製キャビンが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記後部インサート部材は、前記リヤクロスメンバの前壁、上壁および後壁の裏面に嵌合し、かつ前記アウタースキンの裏面に当接してボルトで固定される本体部と、前記リヤクロスメンバの上壁を挟んで前記本体部に圧入されるワッシャとからなることを特徴とする自動車のFRP製キャビンが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記フロアパネルの車幅方向外側に一体に連なるサイドシルを備え、前記インナースキンにおける前記フロアパネルおよび前記サイドシルの境界に前後方向に延びる傾斜面を形成し、前記傾斜面と前記アウタースキンとを前後方向に延びるフレーム部材で結合し、前記フロントクロスメンバの高さは前記傾斜面の高さに略一致することを特徴とする自動車のFRP製キャビンが提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、車体中心線を挟む左右の前記コア材の前半部は、それに連なるサイドシルの前部側を中心として波紋状に形成した凹凸部を備えるとともに、車体中心線を挟む左右の前記コア材の後半部を、それに連なる前記サイドシルの後部側を中心として波紋状に形成した凹凸部を備え、前記フロントクロスメンバは前記コア材の前半部および後半部の境界上に位置することを特徴とする自動車のFRP製キャビンが提案される。
尚、実施の形態のフロントフロアパネル25は本発明のフロアパネルに対応する。
請求項1の構成によれば、FRP製のフロアパネルは、車室内側に位置するインナースキンと車室外側に位置するアウタースキンとの間にコア材を挟持して構成され、インナースキンは、前壁、上壁および後壁を有して車幅方向に延びるフロントクロスメンバと、前壁、上壁および後壁を有して車幅方向に延びるリヤクロスメンバとを備える。シートの前部を支持する前部インサート部材をフロントクロスメンバの前壁に固定するとともに、シートの後部を支持する後部インサート部材をリヤクロスメンバの上壁およびアウタースキンに固定したので、シートから大きな荷重が加わる前部インサート部材および後部インサート部材を強度の高いフロントクロスメンバおよびリヤクロスメンバに強固に固定することができる。しかも前面衝突によりシートに前向きの慣性力が作用したとき、後部インサート部材にはリヤクロスメンバをフロアパネルから引き離すように上向きの荷重が加わって強度上つらくなるが、後部インサート部材をリヤクロスメンバおよびアウタースキンの両方に固定することで、前記上向きの荷重を確実に支持することができる。一方、前面衝突時に前部インサート部材にはフロントクロスメンバをフロアパネルに押し付けるように下向きの荷重が加わるために強度上楽になるが、前部インサート部材をフロントクロスメンバだけに固定することで、前部インサート部材を小型化して重量を軽減することができる。
また請求項2の構成によれば、前部インサート部材は、フランジを有する本体部と、フランジと同径以上の直径を有して本体部に嵌合するワッシャとからなり、フランジをフロントクロスメンバの前壁の裏面に接着し、ワッシャをフロントクロスメンバの前壁の表面に接着したので、シートから前部インサート部材に加わる前後方向の荷重をフロントクロスメンバに伝達して強固に支持することで座り心地を高めることができ、しかも前部インサート部材はフロントクロスメンバの前面に位置するのでシートの着脱が容易である。
また請求項3の構成によれば、後部インサート部材は、リヤクロスメンバの前壁、上壁および後壁の裏面に嵌合し、かつアウタースキンの裏面に当接してボルトで固定される本体部と、リヤクロスメンバの上壁を挟んで本体部に圧入されるワッシャとからなるので、シートから後部インサート部材に加わる前後方向の荷重をリヤクロスメンバおよびアウタースキンに伝達して強固に支持することでの座り心地を高めるとともに、前面衝突時に大きな前後方向荷重が作用した場合でも、フロアパネルを特別に厚くして補強することなく、シートを強固に固定することができる。
また請求項4の構成によれば、フロアパネルの車幅方向外側に一体に連なるサイドシルを備え、インナースキンにおけるフロアパネルおよびサイドシルの境界に前後方向に延びる傾斜面を形成し、傾斜面とアウタースキンとを前後方向に延びるフレーム部材で結合したので、側面衝突の衝突荷重によってサイドシルを車幅方向内側に倒す曲げモーメントが作用したときに、インナースキンの傾斜面が前記曲げモーメントをフロアパネルに伝達して支持することで、クロスメンバの数を増加させたりクロスメンバの高さを増加させたりせずとも、サイドシルの倒れを防止することができる。またインナースキンの傾斜面とアウタースキンとを前後方向に延びるフレーム部材に結合したので、前記傾斜面の変形を抑制することができるだけでなく、前記曲げモーメントをフレーム部材を介してアウタースキンに伝達することで、サイドシルの倒れを一層確実に防止することができる。特に、フロントクロスメンバの高さは傾斜面およびフレーム部材の高さに略一致するので、側面衝突の衝突荷重をサイドシルからフロントクロスメンバに一層確実に伝達して支持することができる。
また請求項5の構成によれば、車体中心線を挟む左右のコア材の前半部は、それに連なるサイドシルの前部側を中心として波紋状に形成した凹凸部を備えるとともに、車体中心線を挟む左右のコア材の後半部を、それに連なるサイドシルの後部側を中心として波紋状に形成した凹凸部を備え、フロントクロスメンバはコア材の前半部および後半部の境界上に位置するので、サイドシルの前後方向中間部に入力した側面衝突の衝突荷重は、サイドシルおよびクロスメンバから前部領域のコア材の凹凸部を介して前方に分散され、かつサイドシルおよびクロスメンバから後部領域のコア材の凹凸部を介して後方に分散されて効率的に吸収される。特に、コア材はFRP製であるために凹凸部を深く形成することができ、しかもコア材はインナースキンおよびアウタースキン間に挟持されてフロアパネルの強度を高めるので、衝突荷重の伝達を効率良く行えるだけでなく、凹凸部はクロスメンバからも延びるので、サイドシルからクロスメンバに伝達された衝突荷重を凹凸部に確実に伝達することができる。
自動車のCFRP製のキャビンの斜視図。 図1の2方向矢視図。 インナースキンを取り外したキャビンの斜視図。 図2の4−4線断面図。 図2の5−5線断面図。
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施の形態を説明する。尚、本明細書における前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向は、運転席に着座した運転者を基準としている。
図1および図2に示すように、自動車の車体フレームはカーボン繊維強化樹脂(CFRP)でバスタブ状に形成したキャビン11と、キャビン11の前端に接続されたアルミニウム合金の鋳造部品である左右一対のサスペンション支持モジュール12,12と、サスペンション支持モジュール12,12の前端から前方に延びるアルミニウム合金の押出し材よりなる左右一対のフロントサイドフレーム前部13,13と、フロントサイドフレーム前部13,13の前端に支持されたCFRP製のフロントエンドモジュール14と、フロントエンドモジュール14の左右両端から後上方に延びるCFRP製の左右一対のロアメンバ15,15と、ロアメンバ15,15の後端から後上方に延びてキャビン11の前端に接続されたCFRP製の左右一対のアッパーメンバ16,16と、キャビン11の後部上面に立設されたCFRP製のロールバー17と、ロールバー17を後方から支えて補強するCFRP製の左右一対のステー18,18とを備える。
キャビン11はインナースキン19およびアウタースキン20を上下に接合した中空構造であり、前端のダッシュパネル21と、ダッシュパネル21の車幅方向両端から後方に延びる左右一対のサイドシル22,22と、サイドシル22,22の後端から後上方に延びる左右一対のリヤサイドフレーム23,23と、リヤサイドフレーム23,23の後端間を車幅方向に接続するリヤエンドクロスメンバ24と、ダッシュパネル21および左右のサイドシル22,22を接続するフロントフロアパネル25と、フロントフロアパネル25の後端から立ち上がるキックアップ部26と、キックアップ部26の上端から後方に延びてリヤサイドフレーム23,23およびリヤエンドクロスメンバ24に接続するリヤフロアパネル27とを備える。
フロントエンドモジュール14は、車幅方向に延びるバンパービーム28と、バンパービーム28の車幅方向両端部から後方に延びてフロントサイドフレーム前部13,13の前端に接続される左右一対のバンパービームエクステンション29,29と、バンパービームエクステンション29,29間に支持された枠状のフロントバルクヘッド30とを備える。各々のサスペンション支持モジュール12は、フロントサイドフレーム前部13の後端とダッシュパネル21の前面とに接続されたフロントサイドフレーム後部31と、フロントサイドフレーム後部31から車幅方向外側かつ上方に延びてダッシュパネル21の前面に接続されたダンパーハウジング32とを一体に備える。ダッシュパネル21の左右両端部は、サイドシル22,22の前端から上方に立ち上がる左右一対のフロントピラーロア前部33,33を構成する。フロントピラーロア前部33,33の後面に左右一対の金属製のフロントピラーロア後部34,34および左右一対の金属製のフロントピラーアッパー35,35が接続され、左右のフロントピラーアッパー35,35の上端間が車幅方向に延びる金属製のフロントルーフアーチ36で接続される。
ダッシュパネル21はフロントフロアパネル25の前端から斜め上方に延びる傾斜壁37と、傾斜壁37の前端から上方に延びる鉛直壁38とを備える。ダッシュパネル21の傾斜壁37およびフロントフロアパネル25の上下面を構成するインナースキン19およびアウタースキン20の車幅方向中央部から、前後方向に延びるフロアトンネル39が上方に隆起する。またフロントフロアパネル25の上面を構成するインナースキン19から、フロアトンネル39に交差して車幅方向に延びるフロントクロスメンバ40およびリヤクロスメンバ41が上方に隆起する。一方、リヤフロアパネル27は、インナースキン19およびアウタースキン20が共に平坦に形成される。
フロアトンネル39の左側および右側のフロントフロアパネル25上にそれぞれシート74が配置される。各々のシート74は、フロントクロスメンバ40およびリヤクロスメンバ41間を接続するように架設された左右一対のシートレール75,75上に、前後移動可能に支持される。
図1および図3に示すように、キャビン11を構成するインナースキン19およびアウタースキン20は、ダッシュパネル21、左右のサイドシル22,22、左右のリヤサイドフレーム23,23およびリヤエンドクロスメンバ24の外周を取り囲むように延びる接合フランジ19a,20aを備えており、両接合フランジ19a,20aは接着、溶着、リベット等で接合される。
フロントフロアパネル25は、インナースキン19およびアウタースキン20間に挟持された波板よりなる左右のコア材42,42を備える。サイドシル22およびフロアトンネル39間に挟まれたコア材42は一体成形された部材であり、フロントクロスメンバ40の前方の第1部分Aと、第1部分Aの前方の第2部分Bと、フロントクロスメンバ40の後方の第3部分Cと、第3部分Cの後方の第4部分Dとに区画される(図3参照)。
第1部分Aはサイドシル22の前側部分を中心O1として同心円の波紋状に延びる複数の凹凸部42a…を備えており、凹凸部42a…の車幅方向外端はサイドシル22に接続され、凹凸部42a…の後端はフロントクロスメンバ40に接続される。第1部分Aおよび第2部分Bの境界線は中心O1を通り、第2部分Bのコア材42は第1部分Aのコア材42の凹凸部42a…に接線状に接続して前後方向に延びる凹凸部42b…を備える。
また第3部分Cはサイドシル22の後側部分を中心O2として同心円の波紋状に延びる複数の凹凸部42c…を備えており、凹凸部42c…の車幅方向外端はサイドシル22に接続され、凹凸部42c…の前端はフロントクロスメンバ40に接続される。第3部分Cおよび第4部分Dの境界線は中心O2を通り、第4部分Bのコア材42は第3部分Cのコア材42の凹凸部42c…に接線状に接続して前後方向に延びる凹凸部42d…を備える。
ダッシュパネル21の傾斜壁37は、インナースキン19およびアウタースキン20間に挟持された波板状のコア材43を備えており、その傾斜壁37のコア材43の前後方向に延びる凹凸部43a…は、フロントフロアパネル25のコア材42の第2部分Bの凹凸部42b…に連続している。またキックアップ部26およびリヤフロアパネル27は、それぞれインナースキン19およびアウタースキン20間に挟持された波板状のコア材45,46を備えており、それらのコア材45,46の凹凸部45a…,46a…は何れも車幅方向に延びている。従って、フロントフロアパネル25のコア材42の第4部分Dの凹凸部42d…とキックアップ部26のコア材45の凹凸部45a…とは直交する。
サイドシル22は内壁22c、外壁22d,上壁22eおよび下壁22fを有して閉断面に構成されており、その下壁22fにフロントフロアパネル25が接続される(図5参照)。サイドシル22の内部は水平方向に配置されて前後方向に延びる前部仕切り部材47によって上部空間22aおよび下部空間22bに仕切られる(図5参照)。前部仕切り部材47の車幅方向外端はインナースキン19およびアウタースキン20の接合フランジ19a,20a間に挟持され、車幅方向内端はサイドシル22の内壁22cを構成するインナースキン19に接続される。
フロントフロアパネル25の上面を構成するインナースキン19が上方に立ち上がってサイドシル22の内壁22cに連なる部分に傾斜面19bが形成される(図1および図5参照)。傾斜面19bは車幅方向内側から外側に向かって次第に高くなるように傾斜しており、その下面とアウタースキン20の上面との間に、CFRPの引き抜き材あるいはアルミニウム合金の押し出し材よりなる一定断面のフレーム部材59が配置される(図5参照)。フレーム部材59は上側の三角形断面部分59aと下側の矩形断面部分59bとを一体に備えており、三角形断面部分59aの斜辺がインナースキン19の傾斜面19bの下面に接着され、矩形断面部分59bの底辺がアウタースキン20の上面に接着される。この傾斜面19bおよびフレーム部材59により、フロントフロアパネル25およびサイドシル22の接続部分が補強される。
シート74は、シートクッション76と、シートクッション76の後端にピボット77を介してリクライニング可能に支持されたシートバック78とを備えており、シートクッション76の下面を支持するシートフレーム79の下面に設けた前後一対のスライダ80,80が、各シートレール75に前後摺動自在に支持される(図4および図5参照)。シートレール75の前端を前下方に折り曲げた前部取付部75aが、フロントクロスメンバ40に設けた前部インサート部材81にボルト82で締結され、シートレール75の後端下面に設けた後部取付部75bが、リヤクロスメンバ41に設けた後部インサート部材83にボルト84で締結される。
インナースキン19の一部を上方に膨出させたフロントクロスメンバ40は、前壁40a、上壁40bおよび後壁40cを有して車幅方向に延びており、前部インサート部材81はフロントクロスメンバ40の前壁40aに固定される。前部インサート部材81は、円形のフランジ85aを有する筒状の本体部85と、本体部85に嵌合する円形のワッシャ86とで構成されており、ワッシャ86の直径はフランジ85aの直径と同じか、それよりも大きく設定される。本体部85のフランジ85aはフロントクロスメンバ40の前壁40aの裏面に接着され、本体部85の前端に嵌合するワッシャ86がフロントクロスメンバ40の前壁40aの表面に接着される。そしてシートレール75の前部取付部75a、ワッシャ86、フロントクロスメンバ40の前壁40aおよび本体部85のフランジ85aを貫通するボルト82を、本体部85の内周面に形成した雌ねじ85bに螺合することで、シートレール75の前部がフロントクロスメンバ40に固定される。
インナースキン19の一部を上方に膨出させたリヤクロスメンバ41は、前壁41a、上壁41bおよび後壁41cを有して車幅方向に延びており、後部インサート部材83はリヤクロスメンバ41の上壁41bと、その下方に対向するアウタースキン20とに固定される。後部インサート部材83は、リヤクロスメンバ41の前壁41a、上壁41bおよび後壁41cの裏面に嵌合し、かつアウタースキン20の上面(裏面)に当接する本体部87と、リヤクロスメンバ41の上壁41bを挟んで前記本体部87に圧入されるワッシャ88とで構成される。そしてシートレール75の後部取付部75b、ワッシャ88およびリヤクロスメンバ41の上壁41bを貫通するボルト84を、本体部87の雌ねじ87aに螺合するとともに、アウタースキン20を貫通するボルト89…を本体部87の雌ねじ87b…に螺合することで、シートレール75の後部がリヤクロスメンバ41に固定される。
インナースキン19におけるフロアパネル25およびサイドシル22の境界に設けられた傾斜面19bと、その傾斜面19bを補強するフレーム部材59とはフロントクロスメンバ40と略同じ高さに位置している(図5参照)。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
キャビン11のサイドシル22はフロントフロアパネル25から上方に起立しているた、他車両がサイドシル22に側面衝突したとき、衝突荷重によってサイドシル22を車幅方向内向きに倒そうとする曲げモーメントM(図5参照)が発生する。特に、SUVのようなバンパー位置が高い車両が側面衝突した場合には、衝突荷重がサイドシル22の高い位置に入力するために前記曲げモーメントMも大きなものとなる。しかしながら、本実施の形態によれば、サイドシル22の内壁22cとフロントフロアパネル25の上壁との境界に位置するインナースキン19が、車幅方向外側が高くなるように傾斜した傾斜面19bを備えるため、サイドシル22を車幅方向内向きに倒そうとする曲げモーメントMを傾斜面19bを介してフロントフロアパネル25に伝達して支持することで、フロントフロアパネル25のクロスメンバの数を増加させたりクロスメンバの高さを増加させたりせずとも、サイドシル22の倒れを防止することができる。
このとき、インナースキン19の傾斜面19bとアウタースキン20とを前後方向に延びるフレーム部材59を介して接続したので、前記傾斜面19bの変形を抑制するとともに、前記曲げモーメントMをフレーム部材59を介してアウタースキン20に伝達することで、サイドシル22の倒れを一層確実に防止することができる。またフロントクロスメンバ40の高さは傾斜面19bおよびフレーム部材59の高さに略一致するので、側面衝突の衝突荷重をサイドシル22からフロントクロスメンバ40に一層確実に伝達して支持することができる。しかもフレーム部材59は筒状の中空部材であるので、そのフレーム部材59を押し出し成形や引き抜き成形により容易に製造することができる。
またサイドシル22に側面衝突の衝突荷重が入力したときに、その衝突荷重が前後方向に分散されずにフロントフロアパネル25を介してフロアトンネル39に伝達されてしまうと、比較的に脆弱なフロアトンネル39が圧壊してサイドシル22が車室内に入り込み、車室空間を狭めてしまう可能性がある。しかしながら、本実施の形態によれば、フロントフロアパネル25のインナースキン19およびアウタースキン20間に挟持されたコア材42が、フロントクロスメンバ40よりも前方の第1部分Aに車幅方向内方かつ前方に波紋状に延びる凹凸部42a…を備えるとともに、フロントクロスメンバ40よりも後方の第3部分Cに車幅方向内方かつ後方に波紋状に延びる凹凸部42c…を備えるので(図3参照)、サイドシル22の前後方向中間部に入力した側面衝突の衝突荷重は、サイドシル22およびフロントクロスメンバ40から第1部分Aのコア材42の滑らかに湾曲する凹凸部42a…を介して前方に分散され、かつサイドシル22およびフロントクロスメンバ40から第3部分Cのコア材42の滑らかに湾曲する凹凸部42c…を介して後方に分散されて効率的に吸収され、これによりフロアトンネル39の圧壊を防止してサイドシル22の車幅方向内側への移動を防止することができる。
またコア材42はFRP製であるために、それを金属板のプレス成形により製造する場合に比べて、凹凸部42a…,42c…を深く形成することができ、しかもコア材42はインナースキン19およびアウタースキン20間に挟持されてフロントフロアパネル25の強度を高めるので、衝突荷重の伝達を効率良く行うことができる。特に、凹凸部42a…,42c…はサイドシル22から延びるだけでなく、フロントクロスメンバ40からも延びるので、サイドシル22からフロントクロスメンバ40に伝達された衝突荷重を凹凸部42a…,42c…に確実に伝達することができる。
また第1部分Aの前方の第2部分Bのコア材42は、第1部分Aの波紋状の凹凸部42a…の端部から前方に延びる直線状の凹凸部42b…を備えるので、フロントクロスメンバ40の前方のコア材42の前後方向寸法が大きくても、前方に分散された衝突荷重を第2部分Bの凹凸部42b…を介してダッシュパネル21へと伝達することができ、同様に第3部分Cの後方の第4部分Dのコア材42は、第3部分Cの波紋状の凹凸部42c…の端部から後方に延びる直線状の凹凸部42d…を備えるので、フロントクロスメンバ40の後方のコア材42の前後方向寸法が大きくても、後方に分散された衝突荷重を第4部分Dの凹凸部42d…を介してキックアップ部26へと伝達することができる。
しかもダッシュパネル21はフロントフロアパネル25の前端から斜め上方に傾斜して延びる傾斜壁37と、傾斜壁37の前端から上方に延びる鉛直壁38とを備えており、傾斜壁37のインナースキン19とアウタースキン20との間に挟持されたコア材43の前後方向に直線状に延びる凹凸部43a…は、フロントフロアパネル25の第2部分Bのコア材42の前後方向に直線状に延びる凹凸部42b…に接続するので(図3参照)、前方に分散された側面衝突の衝突荷重を第2部分Bのコア材42からダッシュパネル21の傾斜壁37のコア材43に確実に伝達して分散し、ダッシュパネル21の鉛直壁38を薄く形成しても、前方に分散された衝突荷重をダッシュパネル21の傾斜壁37で確実に支持することができる。
またサイドシル22を前部仕切り部材47で上部空間22aおよび下部空間22bに仕切り、前部仕切り部材47の前端および後端をそれぞれダッシュパネル21およびキックアップ部26に接続したので(図5参照)、前部仕切り部材47でサイドシル22を補強するとともに、サイドシル22に入力した側面衝突の衝突荷重をダッシュパネル21およびキックアップ部26に分散して吸収することができる。特に、通常の車両が側面衝突した場合には、サイドシル22の前部仕切り部材47の高さに衝突荷重が入力するため、前部仕切り部材47による補強効果でサイドシル22の断面の崩壊を阻止することができる。
さて、左右一対のシート74,74をフロントフロアパネル25に支持する4本のシートレール75…は以下の手順で組付けられる。即ち、フロントフロアパネル25のフロントクロスメンバ40の前壁40aの裏面側に前部インサート部材81の本体部85のフランジ85aを接着し、本体部85の前端に嵌合させたワッシャ86をフロントクロスメンバ40の前壁40aの表面に接着することで、前部インサート部材81をフロントクロスメンバ40に固定する。
またフロントフロアパネル25のリヤクロスメンバ41の前壁41a、上壁41bおよび下壁41cの裏面と、リヤクロスメンバ41の下方に位置するアウタースキン20の上面(裏面)との間に後部インサート部材83の本体部87を挟持し、アウタースキン20を下から上に貫通するボルト89…を本体部87の雌ねじ87b…に螺合することで、本体部87をアウタースキン20に固定する。更に、本体部87の上端に、リヤクロスメンバ41の上壁41bを挟むようにワッシャ88を圧入することで、リヤクロスメンバ41およびアウタースキン20に後部インサート部材83を固定する。
この状態から、シートレール75の前部取付部75aに前から後に挿入したボルト82を、ワッシャ86、フロントクロスメンバ40の前壁40aおよび本体部85のフランジ85aを貫通させて本体部85の雌ねじ85bに螺合することで、シートレール75の前部取付部75aをフロントクロスメンバ40に固定する。またシートレール75の後部取付部75bに上から下に挿入したボルト84を、ワッシャ86およびリヤクロスメンバ41の上壁41bを貫通させて本体部87の雌ねじ87aに螺合することで、シートレール75の後部取付部75bをリヤクロスメンバ41に固定する。
車両が前面衝突して減速度が発生すると、シート74とシート74に着座した乗員とに前向きの慣性力Fが作用するため(図4参照)、下端をフロントフロアパネル25に固定されたシート74を前方に倒そうとするモーメントが発生する。その結果、シートレール75の前部取付部75aから前部インサート部材81に下向きの荷重Ffが作用し、シートレール75の後部取付部75bから後部インサート部材83に上向きの荷重Frが作用する。
上向きの荷重Frはリヤクロスメンバ41をコア材42から引き剥がすように作用するため、リヤクロスメンバ41の近傍は強度的につらくなる。しかしながら、後部インサート部材83は、その本体部87がリヤクロスメンバ41の上壁41bおよびアウタースキン20の両方に固定されているため、上向きの荷重Frをインナースキン19およびアウタースキン20の両方で支持し、リヤクロスメンバ41の破損の未然に防止することができる。
一方、下向きの荷重Ffはフロントクロスメンバ40をコア材42に押し付けるように作用するため、フロントクロスメンバ40の近傍は強度的に楽になる。このとき、前部インサート部材81は、その本体部87がフロントクロスメンバ40の前壁40aだけに固定されていてアウタースキン20には固定されていないが、上述したようにフロントクロスメンバ40の近傍は強度的に余裕があるため、フロントクロスメンバ40が破壊することはない。そして前部インサート部材81は、アウタースキン20に固定する必要がないために小型化することが可能となり、その重量を節減して軽量化を図ることができる。
特に、後部インサート部材83は、リヤクロスメンバ41の前壁41a、上壁41bおよび後壁41cの裏面に嵌合し、かつアウタースキン20の裏面に当接してボルト89…で固定される本体部87と、リヤクロスメンバ41の上壁41bを挟んで本体部87に圧入されるワッシャと88からなるので、シート74から後部インサート部材83に加わる通常走行時の前後方向の荷重をリヤクロスメンバ41およびアウタースキン20に伝達して強固に支持することで座り心地を高めるとともに、前面衝突時に大きな前後方向荷重が作用した場合でも、フロアパネル25を特別に厚くして補強することなく、シート74を強固に固定することができる。
また前部インサート部材81はフロントクロスメンバ40の前壁40aにボルト82で締結されるため、シート74の前方の広い空間からボルト82の螺合作業を行うことが可能になって作業性が向上する。また仮に、前部インサート部材81がフロントクロスメンバ40の水平な上壁40bに固定されていると、下向きの荷重Ffによってフロントクロスメンバ40が潰れ易くなるが、それがフロントクロスメンバ40の略鉛直な前壁40aに固定されているため、下向きの荷重Ffをコア材42に効率的に伝達してフロントクロスメンバ40の強度を高めることができる。
特に、前部インサート部材81は、フランジ85aを有する本体部85と、フランジ85aと同径以上の直径を有して本体部85に嵌合するワッシャ86とからなり、フランジ85aをフロントクロスメンバ40の前壁40aの裏面に接着し、ワッシャ86をフロントクロスメンバ40の前壁40aの表面に接着したので、シート74から前部インサート部材81に加わる通常走行時の前後方向の荷重をフロントクロスメンバ40に伝達して強固に支持することで座り心地を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではキャビン11等をCFRPで構成しているが、カーボン繊維以外の繊維を用いたFRP(繊維強化樹脂)で構成しても良い。
19 インナースキン
19b 傾斜面
20 アウタースキン
22 サイドシル
25 フロントフロアパネル(フロアパネル)
40 フロントクロスメンバ
40a 前壁
40b 上壁
40c 後壁
41 リヤクロスメンバ
41a 前壁
41b 上壁
41c 後壁
42 コア材
42a 凹凸部
42c 凹凸部
59 フレーム部材
74 シート
81 前部インサート部材
83 後部インサート部材
85 本体部
85a フランジ
86 ワッシャ
87 本体部
88 ワッシャ
89 ボルト
O1 サイドシルの前部側の中心
O2 サイドシルの後部側の中心

Claims (5)

  1. 車室内側に位置するインナースキン(19)と車室外側に位置するアウタースキン(20)との間にコア材(42)を挟持して構成したFRP製のフロアパネル(25)を備える自動車用のFRP製キャビンであって、
    前記インナースキン(19)は、前壁(40a)、上壁(40b)および後壁(40c)を有して車幅方向に延びるフロントクロスメンバ(40)と、前壁(41a)、上壁(41b)および後壁(41c)を有して車幅方向に延びるリヤクロスメンバ(41)とを備え、シート(74)の前部を支持する前部インサート部材(81)を前記フロントクロスメンバ(40)の前壁(40a)に固定するとともに、前記シート(74)の後部を支持する後部インサート部材(83)を前記リヤクロスメンバ(41)の上壁(41b)および前記アウタースキン(20)に固定したことを特徴とする自動車のFRP製キャビン。
  2. 前記前部インサート部材(81)は、フランジ(85a)を有する本体部(85)と、前記フランジ(85a)と同径以上の直径を有して前記本体部(85)に嵌合するワッシャ(86)とからなり、前記フランジ(85a)を前記フロントクロスメンバ(40)の前壁(40a)の裏面に接着し、前記ワッシャ(86)を前記フロントクロスメンバ(40)の前壁(40a)の表面に接着したことを特徴とする、請求項1に記載の自動車のFRP製キャビン。
  3. 前記後部インサート部材(83)は、前記リヤクロスメンバ(41)の前壁(41a)、上壁(41b)および後壁(41c)の裏面に嵌合し、かつ前記アウタースキン(20)の裏面に当接してボルト(89)で固定される本体部(87)と、前記リヤクロスメンバ(41)の上壁(41b)を挟んで前記本体部(87)に圧入されるワッシャ(88)とからなることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動車のFRP製キャビン。
  4. 前記フロアパネル(25)の車幅方向外側に一体に連なるサイドシル(22)を備え、前記インナースキン(19)における前記フロアパネル(25)および前記サイドシル(22)の境界に前後方向に延びる傾斜面(19b)を形成し、前記傾斜面(19b)と前記アウタースキン(20)とを前後方向に延びるフレーム部材(59)で結合し、前記フロントクロスメンバ(40)の高さは前記傾斜面(19b)の高さに略一致することを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動車のFRP製キャビン。
  5. 車体中心線を挟む左右の前記コア材(42)の前半部は、それに連なるサイドシル(22)の前部側を中心(O1)として波紋状に形成した凹凸部(42a)を備えるとともに、車体中心線を挟む左右の前記コア材(42)の後半部を、それに連なる前記サイドシル(22)の後部側を中心(O2)として波紋状に形成した凹凸部(42c)を備え、前記フロントクロスメンバ(40)は前記コア材(42)の前半部および後半部の境界上に位置することを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動車のFRP製キャビン。
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