JP2013546127A - 符号化光送信のための変調 - Google Patents

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Abstract

光源の高度な制御及び光源を用いた情報の送信を可能とするために、符号化光が提案されている。光源を駆動するチャネルシンボルのシーケンスは、光源によって放射される符号化光に目に見えるちらつきがないようにソースシンボルのシーケンスから決定される。各ソースシンボルは、現在のソースシンボルと同一であってよい少なくとも1つの第1のチャネルシンボルと、現在のソースシンボルと少なくとも1つの将来及び/又は過去のソースシンボルとの関数であってよい少なくとも1つの第2のチャネルシンボルとを含む複合チャネルシンボルにマッピングされる。

Description

本発明は、符号化光システムに関する。具体的には、本発明は、符号化光システムにおける、符号化光を放射する少なくとも1つの光源を駆動する方法及びデバイスと、当該符号化光を情報シーケンスに復号化する方法及びデバイスとに関する。
今日では、光源は、多数の光源から構成される照明システムに応用されている。固体照明の導入以来、これらの光源の幾つかのパラメータは、光源システムにおいて変更及び制御することができる。当該パラメータには、光強度、光の色、光の色温度、及び、更には光の方向が含まれる。照明デザイナー又はシステムのユーザは、様々な光源のこれらのパラメータを変更及び制御することによって、照明シーンを生成することができる。このプロセスは、しばしば、シーン設定と呼ばれ、通常は、制御されるべき光源及びパラメータの数が多いことから、かなり複雑なプロセスである。通常は、各光源に1つのコントローラ又は制御チャネルが必要となる。これにより、11個以上の光源を有するシステムを制御することが困難である。
光源のより直感的でかつ単純な制御を可能とするために、また、シーンを作成するために、照明器具の光出力に不可視識別子といった情報シーケンスを埋め込むことがこれまでに提案されてきている。この識別子の埋め込みは、照明器具の可視光(VL)の独自の変調に基づくか、又は、照明器具内に追加の赤外線(IR)光源を配置してこのIR光を独自に変調することによる。符号化光を変調する手段として、マンチェスタ(Manchester)符号が一般的に用いられている。
識別子の光への埋め込みを、符号化光(CL)と呼ぶ。CLを使用した通信を可視光通信(VCL)と呼ぶ。CLの送信については、主に、妥当な高変調周波数及び帯域幅がある発光ダイオード(LED)が考えられる。これによって、制御システムの高速応答がもたらされる。しかし、識別子は、白熱ランプ、ハロゲンランプ、蛍光ランプ、及び高輝度放電(HID)ランプといった他の光源の光にも埋め込むことができる。これらの光源識別子は、符号とも呼ばれ、個々の局所照明寄与の識別及び強度推定を可能にする。これは、試運転、光源選択、及びインタラクティブシーン設定といった光制御応用に応用することができる。これらの応用は、例えば家庭、オフィス、店舗、及び病院において使用される。したがって、これらの光源識別子は、これらがなければ非常に複雑である光源システムの制御動作を単純かつ直感的にする。
上記に鑑みて、符号化情報(例えばパケット)の光源の光出力への埋め込みが、光源の照明機能に関心のあるユーザに不可視であることが望ましい。つまり、光の符号化が目に見えるちらつきをもたらさないことが望ましい。この要件は、変調符号のスペクトルが低周波数を含むべきではないことを暗に示す。通常の送電網に接続された光源は、一般に、例えばDC、50Hz又は100Hzにおいて強い干渉を生成するので、受信器における適切なフィルタリングによって当該干渉を抑制することが有利である。所望の信号をこのフィルタリングによって劣化させ過ぎないために、干渉が存在するこれらのスペクトルの位置に、所望の信号がないことが有利である。この留意事項も、変調符号のスペクトルは低周波数を含むべきではないことを暗に示す。変調符号のスペクトルは、高周波数も含まないことが望ましく、これは、当該高周波数のための、LED光源用の安価なドライバにおける回路は実現するのが困難であるからである。
更に、受信器側において、例えば太陽、蛍光灯又は蛍光管、白熱灯等の他の光源からの干渉がある場合でもVLC内に含まれるデジタル情報を検出できることが望ましい。したがって、変調信号のスペクトルは、当該干渉があるスペクトルの周波数位置において任意の寄与を含まないことが望ましい。
本発明は、これらの問題を解決し、かつ、例えば、同程度の複雑さがあるものの、従来技術よりも良好なスペクトル閉じ込め(spectral confinement)(特に低周波数について)を可能にする方法、デバイス、及びシステムの概念を提供することによって、上で扱われた問題を解決又は少なくとも軽減する方法、デバイス、及びシステムの概念を提供することを目的とする。
一般に、上記目的は、添付の独立請求項に記載される方法及びデバイスによって達成される。
第1の態様では、上記目的は、制御信号に基づいて符号化光を放射する少なくとも1つの光源を駆動する光源ドライバ(light driver)によって達成される。当該光源ドライバは、情報源の情報シーケンスを表すソースシンボルuのシーケンスu=[u,…,u,…,u]を受信する受信器と、ソースシンボルのシーケンスから、制御信号を形成するチャネルシンボルzのシーケンスz=[z,…,z,…,z]を決定する処理ユニットと、少なくとも1つの光源に制御信号を提供し、これにより、少なくとも1つの光源を駆動する送信器とを含み、処理ユニットは、時間kにおける各ソースシンボルuを、少なくとも1つの第1のチャネルシンボルzk,1であって、そのうちの1つはuと同一である第1のチャネルシンボルzk,1と、集合Mから選択される値を有する少なくとも1つの第2のチャネルシンボルzk,2であって、前記ソースシンボルu、並びに、入力引数として、(i≠k)である少なくとも1つの将来及び/又は過去のソースシンボルu を有する、少なくとも2つの非ゼロ重み付け係数を含む重み関数に従って決定される第2のチャネルシンボルzk,2とを含む複合チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)にマッピングすることによって、前記チャネルシンボルのシーケンスzを決定し、前記マッピングによって、前記チャネルシンボルのシーケンスzの周波数ゼロにおけるパワースペクトル密度は、ゼロとなることがもたらされて、前記制御信号は、少なくとも1つの光源によって放射される符号化光に目に見えるちらつきがないようにする。
提案するマッピングは、例えば、同程度の複雑さがあるものの、マンチェスタパルスよりも良好なスペクトル閉じ込め(特に低周波数について)を可能にする。
シンボルzk,2は、L個の項uk−l+1+uk+1(l=1,…,L)の符号付き加重平均であってよく、チャネルシンボルのシーケンスzのパワースペクトル密度が、(fT)(4L)で減衰することがもたらされ、ここで、fはHz単位の周波数を示し、Tはuを送信するための秒単位の時間を示す。マンチェスタ符号化のスペクトルは、ゼロ付近のfに対して、fで減衰する。したがって、提案する符号化スキームは、マンチェスタ符号化よりも速く減衰する。
第2の態様では、上記目的は、少なくとも1つの光源と、変調手段と、上記光源ドライバとを含む照明器具によって達成される。変調手段は、光源ドライバによって提供される制御信号に従って、少なくとも1つの光源によって放射される符号化光を変調する。
第3の態様では、上記目的は、制御信号に基づいて符号化光を放射する少なくとも1つの光源を駆動するための方法によって達成される。当該方法は、情報源の情報シーケンスを表すソースシンボルuのシーケンスu=[u,…,u,…,u]を受信するステップと、ソースシンボルのシーケンスから、制御信号を形成するチャネルシンボルzのシーケンスz=[z,…,z,…,z]を決定するステップと、少なくとも1つの光源に制御信号を提供し、これにより、少なくとも1つの光源を駆動するステップとを含み、前記チャネルシンボルのシーケンスzは、時間kにおける各ソースシンボルuを、少なくとも1つの第1のチャネルシンボルzk,1であって、そのうちの1つはuと同一である第1のチャネルシンボルzk,1と、集合Mから選択される値を有する少なくとも1つの第2のチャネルシンボルzk,2であって、前記ソースシンボルu、並びに、入力引数として、(i≠k)である少なくとも1つの将来及び/又は過去のソースシンボルu を有する、少なくとも2つの非ゼロ重み付け係数を含む重み関数に従って決定される第2のチャネルシンボルzk,2とを含む複合チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)にマッピングすることによって決定され、前記マッピングによって、前記チャネルシンボルのシーケンスzの周波数ゼロにおけるパワースペクトル密度は、ゼロとなることがもたらされて、前記制御信号は、少なくとも1つの光源によって放射される符号化光に目に見えるちらつきがないようにする。
第4の態様では、上記目的は、上記光源ドライバによって駆動される少なくとも1つの光源から放射された符号化光を示す、光検出器から受信された信号から、情報シーケンスを復号化するための情報復号器によって達成される。当該情報復号器は、チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)のシーケンスz=[z,…,z,…,z]を示す信号を、光検出器から受信する受信器と、当該信号から、復号化情報シーケンスを形成する復号化ソースシンボル

のシーケンス

を決定する処理ユニットと、を含み、当該処理ユニットは、復号化ソースシンボルのシーケンス

を決定し、これにより、復号化ソースシンボル

は、zk,1と、少なくともチャネルシンボルzk,2並びに1つの将来及び/又は過去のチャネルシンボルz (i≠k)の加重平均との差分から決定される。
処理ユニットは、硬判定復号器を含んでよい。硬判定復号器は、当該差分の符号として復号化されたソースシンボルのシーケンス

を決定してよい。
第5の態様では、上記目的は、上記光源ドライバによって駆動される少なくとも1つの光源から放射された符号化光を示す、光検出器から受信された信号から情報シーケンスを復号化するための情報復号器によって達成される。当該情報復号器は、チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)のシーケンスz=[z,…,z,…,z]を示す信号を、光検出器から受信する受信器と、当該信号から、復号化情報シーケンスを形成する復号化ソースシンボル

のシーケンス

を決定する処理ユニットと、を含み、当該処理ユニットは、復号化ソースシンボルのシーケンス

を決定し、これにより、復号化ソースシンボル

は、k付近のlの値について、zl,1と、ハーフシンボルzl,2,L及びzl,2,Rとの一次結合をとることによって決定され、ただし、zk,2,Lはzk,2の第1のハーフであり、zk,2,Rはzk,2の第2のハーフである。
処理ユニットは、当該ハーフシンボルに関して、シーケンス[−1,0,1,1]を含む係数の集合を有する整合フィルタを使用することによって、復号化ソースシンボルのシーケンス

を決定してよい。1つの実施形態では、当該整合フィルタは、当該ハーフシンボルに関して、シーケンス[−1,0]から開始し、[(−1)N−1,(−1)N−1]に等しいN番目の対まで、[1,1]と[−1,−1]とで入れ替わるN個の係数対が後続し、シーケンス[0,(−1)]で終了する、2N+4個の係数を有する。
なお、本発明は、請求項に記載される特徴の任意の可能な組み合わせに関する。同様に、第1の態様の利点は、第2の態様、第3の態様、第4の態様、及び第5の態様に適用され、またその逆も同様である。
本発明のこれらの及び他の態様は、本発明の実施形態を示す添付図面を参照してより詳細に以下に説明される。
図1は、一実施形態による照明システムを示す。 図2は、一実施形態による光源を示す。 図3は、一実施形態による情報復号器を示す。 図4aは、一実施形態によるシフトレジスタ符号器を示す。 図4bは、一実施形態によるシフトレジスタ符号器を示す。 図4cは、一実施形態によるシフトレジスタ符号器を示す。 図5は、一実施形態によるシフトレジスタ復号器を示す。 図6aは、一実施形態によるソースシンボル及びチャネルシンボルのパルス列を示す。 図6bは、一実施形態によるソースシンボル及びチャネルシンボルのパルス列を示す。 図6cは、一実施形態によるソースシンボル及びチャネルシンボルのパルス列を示す。 図6dは、一実施形態によるソースシンボル及びチャネルシンボルのパルス列を示す。 図6eは、一実施形態によるソースシンボル及びチャネルシンボルのパルス列を示す。 図7aは、一実施形態によるチャネルシンボルのシーケンスのスペクトル表現を示す。 図7bは、一実施形態によるチャネルシンボルのシーケンスのスペクトル表現を示す。 図7cは、一実施形態によるチャネルシンボルのシーケンスのスペクトル表現を示す。 図7dは、一実施形態によるチャネルシンボルのシーケンスのスペクトル表現を示す。 図7eは、一実施形態によるチャネルシンボルのシーケンスのスペクトル表現を示す。 図7fは、一実施形態によるチャネルシンボルのシーケンスのスペクトル表現を示す。 図7gは、一実施形態によるチャネルシンボルのシーケンスのスペクトル表現を示す。 図8aは、一実施形態によるフローチャートである。 図8bは、一実施形態によるフローチャートである。
以下の実施形態は、本開示が完全かつ徹底的であるように、また、当業者に発明の範囲を十分に伝えるように例として提供される。同様の符号は、全体にわたって同様の要素を示す。
図1は、参照符号2によって概略的に示される少なくとも1つの光源を含む照明システム1を示す。当該少なくとも1つの光源2は、照明器具、及び/又は、照明制御システムの一部であってよいので、照明システム1は、符号化光システム1と示されてもよい。照明器具は、少なくとも1つの光源2を含んでよい。「光源」との用語は、室内の物体を照らすために室内に光を提供するために用いられるデバイスを意味する。この文脈における部屋とは、通常、アパートの部屋又はオフィスの部屋、体育館、公共の場における部屋又は道路の一部といったアウトドア環境の一部における部屋である。各光源2は、矢印6によって概略的に示されるように、符号化光を放射することができる。したがって、放射光は、情報シーケンスを含む符号化光に関連付けられた変調部分を含む。放射光はさらに、照明寄与(illumination contribution)に関連付けられた非変調部分を含んでもよい。
各光源2は、多数の照明設定、特に、放射光の色、色温度、及び強度といった光源の照明寄与に関する照明設定に関連付けられてよい。一般論として、光源の照明寄与は、光源2によって放射された光の時間平均出力として定義される。図2を参照して、光源2を更に説明する。
上記のとおり、少なくとも1つの光源2は、可視光6を介して情報シーケンスを放射する。可視光6を介して情報シーケンスが放射される前に、情報シーケンスは、変調信号を形成するようにチャネルシンボルのシーケンスにマッピングされる。この変調信号は、当該少なくとも1つの光源を駆動する制御信号として作用する。制御信号は、したがって、当該少なくとも1つの光源2を、発光(「オン」状態)と非発光(「オフ」状態)とで切り替えるパルス列を決定する。
照明システム1は、情報復号器4と呼ばれる装置を更に含む。情報復号器4は、少なくとも1つの光源2によって放射された符号化光からの情報シーケンスを復号化する。図3を参照して、情報復号器4を更に説明する。
照明システム1は、少なくとも1つの光源2を制御する及び/又は少なくとも1つの光源2に情報を提供する他のデバイス10を更に含んでもよい。
図2は、光源2を、多数の機能ブロックを用いて概略的に示す。光源2は、符号化光を放射するエミッタ14を含む。エミッタ14は、1つ以上のLEDを含んでよいが、1つ以上のFL又はHID源等を含んでもよい。一般に、符号化スキームは、多数の光源を使用する。例えば、3値(3-level)符号化スキームは、値「−A」にマッピング(オフ,
オフ)を、値「0」にマッピング(オン,オフ)を、値「+A」にマッピング(オン,オン)を用いる2つのLEDを有する。どのように値が決定されるのかを以下に開示する。エミッタは、光源ドライバ18によって制御される。光源ドライバ18は、中央処理演算ユニット(CPU)といった処理ユニット16を含むか又はその一部である。したがって、光源ドライバ18は、受信器20及び送信器24を含む。受信器20は、設定、制御情報、符号パラメータ等を受信する。受信器20は、符号化光を受信する受信器であってよい。受信器20は、赤外線を受信する赤外線インターフェースを含んでもよい。或いは、受信器20は、無線を介して送信された情報を受信する無線受信器であってもよい。また、或いは、受信器20は、ワイヤによって送信された情報を受信するコネクタを含んでもよい。ワイヤは、電線ケーブルであってもよい。ワイヤはコンピュータケーブルであってもよい。設定、制御情報、符号パラメータ等に関する情報は、メモリ22内に格納される。
光源ドライバ18は、光源2によって符号化光を用いて送信されるべき情報シーケンスに関する情報を、受信器20を介して、受信する。光源ドライバ18は、例えば処理ユニット16を用いて、エミッタ14によって放射される符号化光が情報シーケンス(の符号化されたバージョン)を含むように符号化光の符号化を変更する。このような送信を達成するために、光源ドライバ18は、多数の機能を実行する。例えば、受信器20は、情報源の情報シーケンスを表すソースシンボルuのシーケンスu=[u,…,u,…,u]を受信する。処理ユニット16は、ソースシンボルのシーケンスから、制御信号を形成するチャネルシンボルzのシーケンスz=[z,…,z,…,z]を決定する。送信器24は、光源2に制御信号を提供し、これにより、光源2を駆動する。これらの機能は、図8aのフローチャートを参照して以下により詳細に説明する。代案として、光源2は、光源ドライバを含まない。その場合、光源ドライバ18は、照明システム1の一部であってよい。
情報復号器4は、少なくとも1つの光源2によって放射された情報シーケンスを含む符号化光、及び、照明システム1外の光源(図示せず)によって放射された光といった光を検出しかつ受信する。検出かつ受信された光から、情報復号器4は、少なくとも1つの光源2によって送信された情報シーケンスを決定する。図3に、本発明の一実施形態による情報復号器4の機能ブロック図を示す。情報復号器4は、チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)のシーケンスz=[z,…,z,…,z]を示す信号を、光検出器32から受信する受信器34を含む。情報復号器4は、当該信号から、復号化情報シーケンスを形成する復号化ソースシンボル

のシーケンス

を決定する処理ユニット26を更に含む。この決定をするために、情報復号器4は、多数の機能を実行する。これらの機能は、図8bのフローチャートを参照して以下により詳細に説明する。情報復号器4は、メモリ28及び送信器30を更に含んでよい。メモリ28は、情報シーケンスを推定する機能に関する命令を格納する。送信器30は、照明システム1における少なくとも1つの光源2に情報を通信するために用いられる。
上記のとおり、情報シーケンスが可視光6を介して放射される前に、情報シーケンスは、変調信号を形成するようにチャネルシンボルのシーケンスにマッピングされる。このマッピングには、チャネルシンボルのシーケンスを変調する変調スキームを決定することが関与する。一般的に、マンチェスタ符号(即ち、バイフェーズ符号)が、符号化光を変調する手段として用いられる。マンチェスタ符号化では、各入力ビット(ユーザビットとも呼ばれる)が、1対のチャネルシンボルにマッピングされ、各対におけるチャネルシンボルは、異なる符号(sign)を有する。具体的には、「1」が対{+1,−1}にマッピングされる一方、「0」は対{−1,+1}にマッピングされる(またはこの逆であってもよい)。明らかに、マンチェスタ符号は、平均送信振幅がゼロであるので、DCフリーである。図7aは、参照符号52において、500ユーザビット/秒の通信速度の一例について、マンチェスタ符号を用いて、送信された波形の周波数表現(パワースペクトル密度(PSD)の形式)を示す。しかし、PSDが比較的穏やかに減衰することによって、放射光に目に見えるちらつきがもたらされてしまう。
この問題は、チャネルシンボルのシーケンスzの周波数ゼロにおけるPSDがゼロとなり、PSDがマンチェスタ符号より速い減衰を有する、ソースシンボルuからチャネルシンボルzへのマッピングを提供する、以下に開示される方法、デバイス及びシステムの概念によって解決できる。制御信号(即ち、光源ドライバ18によって生成されたチャネルシンボルのシーケンスに基づき、かつ、少なくとも1つの光源2を駆動するように用いられる信号)は、少なくとも1つの光源2によって放射された符号化光には目に見えるちらつきがないようにする。そのようなマッピングを提供し、かつ、そのようなマッピングで変調された情報シーケンスを復号化する手段を、以下に開示する。つまり、ビットを波形に変換するマンチェスタ変調符号化規則の改良と見なされるマッピングの集合が提供される。提案されるマッピングは、光に埋め込まれる情報の送信に特に有用である。良好な低周波特性によって、確実に目に見えるちらつきがなく、また、低周波干渉に影響を受けにくくなる。具体的には、提案されるマッピングは、マンチェスタ符号の「DCフリー」という特性を改良し、それにより、放射された符号光の目に見えるちらつきをかなり少なくする(又は目に見えるちらつきを全くなくす)一方で、PSDの高速減衰による所与の(低)ビットレートに対する情報復号器における50Hz及び100Hz干渉の抑制を向上させる。可視光通信の変調システムのこのような様々な態様を、以下に検討する。
第1のマッピング案では、ユーザビット列uからの各ユーザビットu(u∈{−1,+1})は、2つのチャネルシンボル(zk,1,zk,2)のグループにマッピングされ、ここでは、zk,1,zk,2∈{−1,0,+1}であり、zk,2は現在のグループのuと次のグループのuk+1に依存する。したがって、zk,1のマッピングは、zk,1=uと定義され、zk,2のマッピングは、uk,2=−(u+uk+1)/2と定義される。次に、チャネルシンボルシーケンスzが、2つのチャネルシンボル(zk,1,zk,2)からなる対によって形成される。この第1のマッピング案を用いる符号化の、マンチェスタ符号化に勝る1つの利点は、パワースペクトル密度といったパワースペクトルであり、これは、チャネルシーケンスの自己相関関数のフーリエ変換に対応する。平均値A付近の振幅Aでの振幅変調では、チャネルシンボルシーケンスzは、振幅A+A・zで送信される。この場合、マンチェスタ符号化のパワースペクトルは、
Tsin(πfT/2)sin.c(fT/2)
となり、ここで、Tはユーザビット時間である。第1のマッピング案では、パワースペクトルは、
Tsin(πfT/2)sin.c(fT/2)
である。
したがって、第1のマッピング案のスペクトルは、2/Tの整数倍数である周波数付近で、マンチェスタ符号化のスペクトルよりも強く抑制される。具体的には、ゼロ付近の周波数では、マンチェスタのパワースペクトルは、0(f)である一方で、第1のマッピング案のパワースペクトルは、0(f)である。つまり、マンチェスタ符号化のスペクトルは、ゼロ付近のfに対して、fで減衰する一方で、第1のマッピング案を用いるスペクトル符号化は、ゼロに近いfに対して、fで減衰する。図7bの参照符号54において、第1のマッピング案のPSDは、同じユーザビットレートについて、参照符号56におけるマンチェスタ(バイフェーズ)マッピングと比較される。この図から分かるように、第1のマッピング案は、DC(ゼロ周波数)付近で、マンチェスタ(バイフェーズ)マッピングよりもかなり広いギャップを有する。
DC付近のスペクトルの「穴(hole)」が広げられなければならない場合、第1のマッピング案は、第2のクラスのマッピング案に拡張されてよい。第2のマッピング案を用いた変調では、1つのソースビットu∈{−1,+1}が、N+1個のシンボルを含むワード[zk,1 ,…,zk,1 ,zk,1 ,zk,2]にマッピングされ、最初のN個のシンボルは、zk,1 =(−1)j−1(j=1,…,N)によって定義され、zk,2は、マッピングzk,2=−(zk,1 +zk+1,1 )/2によって定義される。第2のマッピング案の効果は、信号帯域が周波数において上方向にシフトされ、これにより低周波数を解放することである。第2のマッピング案は、方形搬送波のある種のフェーズ変調と見なすことができ、マージシンボル(merging symbol)zk,2は、必要な帯域幅を小さく保つために遷移を「平滑にする」働きをする。図7cは、参照符号60のマンチェスタパルス及び参照符号62の[+1,−1,−1,+1]と定義されるマッピングと比較されるN=2についての第2のマッピング案のPSDを参照符号58で示す(すべて500ビット/秒の同じユーザビットレート)。図7dは、N=4についての第2のマッピング案のPSDを参照符号64で示し、ここでも、参照符号66のマンチェスタパルス及び参照符号68の[+1,−1,−1,+1]と定義されるマッピングと比較される(すべて500ビット/秒の同じユーザビットレート)。
しかし、いくつかの応用では、第1及び第2のマッピング案によって達成される抑制よりも一層強い抑制が必要となる場合がある。第1及び第2のマッピング案は、第3のマッピング案のクラスに更に拡張される。第3のマッピング案のクラスは、整数Lによって分類され、かつ、ソースシンボルuを3L値チャネルシンボルzにマッピングすることを含む。結果として得られる送信信号(振幅変調を用いた場合)は、低周波数においてパワーがほとんどなく、(fT)4Lで減衰する。ここで、fは周波数であり、Tはビット時間である。対応する整合フィルタ閾値受信器は、低周波数干渉を同様に除去する。L=1では、第1のマッピング案が回復される。L=2スキームは、実用性と所望の低周波特性とのよいバランスを与える。
具体的には、第3のマッピング案のクラスでは、各チャネルシンボルzは、1対(zk,1,zk,2)であり、ここでは、zk,1=uであり、中間シンボルzk,2は、

として選択され、所与の値のLについて、係数aL,1は、

となる条件によって、パワースペクトル

が0((fT)4L)となるように決定される。
Lの各値について、係数aL,1を見出すことは、線形代数の問題である。Lの最初の幾つかの値についての結果は、

である。
L個の3値シンボル(ternary symbol)の加重和である中間シンボルzk,2は、3個の異なる値をとることができる。上記のとおり、L=1では、第1のマッピング案は回復される。L=2に設定すると、L=1に比べて相当な低周波数改善が与えられる一方で、レベル数を9個に、即ち、集合における値:

に保つ。
この場合、最大振幅は5/4であるので、L=1での1と比較すると、L=2での最大変調深度Aは、L=1での最大振幅の4/5倍である。
したがって、ユーザビットシーケンスは、上記のとおりにチャネルシンボルシーケンスに変換される。これらのチャネルシンボルは、可視光通信を用いて(例えば、振幅変調を用いて)チャネルを介して(即ち、少なくとも1つの光源2から情報復号器4に)送信される。情報復号器4では、受信された「ソフト」シンボルは、整合フィルタに通されて、推定ソースシーケンス、即ち、ユーザビットが、(例えば符号関数を用いて)閾値スキームを介して検出される。以下を参照されたい。図7eは、ATによって分割されるfTの関数としてのPSDを示し、マンチェスタ符号化については参照符号76で示し、また、第3のクラスのマッピング案については、L=1については参照符号72で、L=2については参照符号74で、L=3については参照符号78で、それぞれ示す。図から分かるように、ゼロ周波数付近の周波数ギャップは、Lが増加するにつれて大きくなる。
上で開示したとおり、第1のマッピング案では、ユーザビット列uからの各ユーザビットu(u∈{−1,+1})は、2つのチャネルシンボル(zk,1,zk,2)のグループにマッピングされ、ここでは、zk,1,zk,2∈{−1,0,+1}である。第1及び第2のマッピング案(出力波形は、したがって、3値アルファベット(ternary alphabet){Alow,0,Ahigh}の値をとってよい)は、第4のマッピング案のクラス(出力波形は、2値アルファベット{Alow,Ahigh}の値をとる)に更に拡張されてもよい。したがって、第4のマッピング案のクラスでは、ユーザビット列uからの各ユーザビットuk(u∈{−1,+1})は、2つのチャネルシンボル(zk,1,zk,2)のグループにマッピングされ、ここでは、zk,1,zk,2∈{−1,+1}である。したがって、第1及び第2のマッピング案は、通常、3つの光出力レベルを必要とするのに対して、第4のマッピング案は、通常、2つの光出力レベルしか必要でなく、第1及び第2のマッピング案では、シンボル+1に対応する波形は、上で開示されたように、高い振幅Ahighを有するパルスであってよく、シンボル−1に対応する波形は、低い振幅Alowを有するパルスであってよく、また、シンボル「0」に対応する波形は、振幅(Ahigh+Alow)/2であってよい。
第4のマッピング案のクラスでは、zk,2にのみ用いられ、したがって、[T/2,T)に非ゼロサポートを有する「0」シンボルは、高レベルの振幅Ahighと低レベルAlowの振幅との組み合わせを用いて形成される一方で、4次の低周波パワースペクトルを維持する。[T/2,T)におけるサポートがある「0」波形W(t)では、要件は次のとおりに公式化することができる。
(t)=Ahigh又はW(t)=Alow(すべてのt∈[T/2,T))
∫(W(t)−((Ahigh+Alow)/2)dt=0
∫t(W(t)−((Ahigh+Alow)/2)dt=0
シンボルにおけるレベル変更の回数が制限される場合、これらの制約を満たす波形の数は有限である。当該波形W(t)についての最小レベル変更数は、2であり、その場合、2つの可能性がある。即ち、第1の可能性は、W(t)=Alow(t∈[T/2,5T/8))及び[7T/8,T))と、W(t)=Ahigh(t∈[5T/8,7T/8))とを有し、第2の可能性は、第1の可能性と同じではあるが、高レベルと低レベルとが入れ替えられている。
シンボル「+1」を送信するための波形をWによって示し、シンボル「−1」を送信するための波形をWによって示す。シンボル「0」は、シンボル「+1」が先行し、シンボル「−1」が後続する場合、W+−と示される波形として、また、シンボル「−」が先行し、シンボル「+」が後続する場合、W−+と示される波形として送信される。例えば、波形W+−及びW−+が、以下の条件(したがって、上記条件a)、b)及びc)に対応する):
+−(t)=Ahigh又はW+−(t)=Alow(すべてのt∈[T/2))
∫(W+−(t)−(Ahigh+Alow)/2)dt=0W+−(t)+W−+(t)=Ahigh+Alow
を満たす場合、パワースペクトル密度には、非ゼロ周波数では、デルタピークがなく、4次の低周波挙動を有する。
波形W+−及び波形W−+のそれぞれに1つのレベル変更がある場合、「0」シンボルと先行するシンボルとの間の遷移におけるレベル変更はなく、また、「0」シンボルと後続するシンボルとの間の遷移におけるレベル変更はなく、W+−及びW−+は、次のとおりに選択されてよい:
+−(t)=Ahigh(すべてのt∈[T/2,5T/4))及びW+−(t)=Alow(すべてのt∈[5T/4,T))
−+(t)=Alow(すべてのt∈[T/2,5T/4))及びW−+(t)=Ahigh(すべてのt∈[5T/4,T))。
したがって、zk,2は、u及びuk+1の値に依存して、W+−又はW−+のいずれかによって表される。u=+1であり、uk+1=−1である場合、zk,2は、W+−で表され、この逆もまた同様である。更に、W+−及びW−+がレベルを変更するので、各zk,2もレベルを変更し、また、上記によれば、2つの下位部分から構成される。W+−では、第1の下位部分はAhighの値を有し、第2の下位部分はAlowの値を有する。また、W−+では、第1の下位部分はAlowの値を有し、第2の下位部分はAhighの値を有する。図7f、図7g(図7gは、図7fにおけるプロットの非ゼロ周波数付近の拡大図)の参照符号92において、第4のマッピング案のPSDが、同じユーザビットレートについて、参照符号94におけるマンチェスタ(バイフェーズ)マッピング及び参照符号96における第1のマッピング案と比較されている。図7f、図7gから分かるように、第4のマッピング案は、DC(ゼロ周波数)付近において、第1のマッピング案より細いギャップを有するが、マンチェスタ(バイフェーズ)マッピングよりは依然として広いギャップを有する。
中間シンボル(即ち、「0」シンボル)に2つの異なる波形を用いることは、第2のマッピング案のクラスにも適用できる。具体的には、zk,1 N−1とzk+1,1 との間に挿入されるべき3値シンボルzk,2が、「0」である場合(即ち、uk+1=(−1)である場合)、波形W+−は、zk+1,1 =−1であれば使用でき、波形W−+は、zk+1,1 =1であれば使用できる。
第3のクラスのマッピング案では、zk,2は、上記によると、3個の異なる値をとることができ、この値のうちいくつかは、+1より大きく又は−1より小さい。第3のクラスのマッピング案のシンボル値zk,1及びzk,2は、どれも区間[−1,1]内にあるようにスケーリングされてよい。一例として、L=2では、可能な値は、zk,2については、−1、−9/10、−4/5、−1/10、0、1/10、4/5、9/10、1となり、zk,1については−4/5、+4/5となる。シンボル値zを表す波形は、シンボル時間の一部(1+z)/2について高レベルを、シンボル時間の一部(1−z)/2について低レベルを使用することによって形成されてよい。さらに、zk,2シンボルについては、(−4/5,−4/5)に等しい1対の(zk,1,zk+1,1)シンボルの間でのみ3つの「高い」シンボル値4/5、9/10、及び1が生じ、したがって、高いシンボル値では、波形は、好ましくは、「高」で開始してかつ終了し、中間では「低」部分を有する。同様に、3つの低いシンボル値−1、−9/10及び−4/5の波形は、「低」で開始してかつ終了し、中間では「高」部分を有する。3つの「中間」シンボル値−1/10、0、1/10は、1対(−4/5,4/5)又は(4/5,−4/5)の間でのみ生じるので、これらのシンボルでは、2つの異なる波形、即ち、「低」から始まり「高」で終了する第1の波形と、「高」から始まり「低」で終了する他の波形とを有することが好適であり、そのうち、近隣の信号レベルと合う波形が使用される。
通常、マンチェスタ符号化と第1のマッピング案に基づいた符号化とは、それぞれ、整合フィルタ:

及び

に基づいた単純な閾値受信器を可能にし、ここでは、右辺のzは、情報復号器4における受信値を示す。これらのフィルタの低周波数除去は、対応する信号のパワースペクトルに直接関連する。したがって、第1のマッピング案のための復号器の1つの単純な実施は、各受信チャネルシンボルzについて積分/除去フィルタ(integrate-and-dump filter
)を含んでよい。したがって、硬判定復号器は、次式:
(zk,1−(zk−1,2+zk,2)/2)
を計算し、この結果を閾値0と比較して、送信された+1又は−1(即ち、u=+1であるかu=−1であるか)のどちらかに判定する。ここから及び上記から、当業者は、第2及び第3のマッピング案のそれぞれについて、どのように整合閾値受信器が実施されるか理解できよう。具体的には、第3のマッピング案についての整合フィルタ閾値受信器は、次のとおりに表すことができる:

ここでは、右辺のz値は、受信器におけるこれらのシンボルの測定値である。
第1のマッピング案についての上記式(zk,1−(zk−1,2+zk,2)/2)は、フィルタ係数[−1/2,1,−1/2]を有する整合フィルタを有する受信器の出力に対応する。同様に、提案した第2のクラスのマッピングに対応する整合フィルタは、以下の係数の集合を有する:
N=1:[−1/2,1,−1/2]
N=2:[−1/2,1,−1,1/2]
N=3:[−1/2,1,−1,1,−1/2]
N=4:[−1/2,1,−1,1,−1,1/2]
など(上記のとおり、N=1について、第2のクラスのマッピングは、第1のマッピングに対応する)。
一般論として、整合フィルタに基づく受信器は、受信波形でフィルタ係数を畳み込み積分して、標本モーメントにおいて値を出力する。ユーザビットuに、同じ値を有するユーザビットが先行してかつ後続する場合、このビットに対応するシンボルに先行しかつ後続するシンボルは、反対の値を有し、したがって、整合フィルタを用いた畳み込みは、u・(Ahigh−Alow)・T/2を与える。隣接ビットのうちの片方が反対の符号を有する場合、隣接シンボルのうちの片方は、「0」であり、整合フィルタの出力は、(3/4)・u・(Ahigh−Alow)・T/2である。さらに、隣接ビットの両方が反対の符号を有する場合、整合フィルタの出力は、(1/2)・u・(Ahigh−Alow)・T/2である。
第4のマッピング案の受信器も、整合フィルタに基づいてもよい。具体的には、第1のマッピング案の上記の整合フィルタ閾値受信器が、第4のマッピング案にも使用されて良好な結果が得られる。一般論として、第4のマッピングの最適な復号化のためには、受信器は、シンボルzk,2(すべてのk)を表す波形のシンボルの両ハーフ、即ち、「0」を表すことのできるシンボルを考慮に入れる必要がある。zk,2の第1のハーフをzk,2,Lによって示し、zk,2の第2の部分をzk,2,Rによって示す。つまり、各区間[0,T)内で、zk,2,Lは、t∈[T/2,5T/4)について、zk,2に対応し、zk,2,Rは、t∈[5T/4,T)について、zk,2に対応する。この場合、uの復号化には、k付近におけるlの値について、zl,1、zl,2,L及びzl,3,Rの一次結合をとることが関与する。具体的には、第4のマッピング案の整合フィルタは、好適にはフィルタ係数[−1,0,+1,+1,0,−1]に対応するインパルス応答を有し、したがって、それぞれ継続時間T/4を有する6つのブロックに分割される。したがって、これらのフィルタ係数について、出力は、隣接ビットの値とは無関係である。
第4のマッピング案の整合フィルタのフィルタ係数は、第1のマッピング案の整合フィルタに基づいた受信器に使用されてもよい。第4のマッピング案の整合フィルタのフィルタ係数を、第1のマッピング案の整合フィルタに基づいた受信器において使用することは、整合フィルタ出力の符号をとることによって検出されるユーザビットについて、隣接するビットの片方又は両方が反対の符号を有する場合の追加の雑音による誤検出の確率を下げる。具体的には、第2のマッピング案のクラスについて、整合フィルタは、「ハーフシンボル」に関して、以下の係数の集合を有する:
N=1:[−1,0,1,1,0,−1]
N=2:[−1,0,1,1,−1,−1,0,1]
N=3:[−1,0,1,1,−1,−1,1,1,0,−1]
N=4:[−1,0,1,1,−1,−1,1,1,−1,−1,0,1]
など(上記のとおり、n=1について、第2のクラスのマッピングは、第1のマッピングに対応する)。したがって、通常、整合フィルタは、「ハーフシンボル」に関して、2N+4個の係数を有する。係数は、シーケンス[−1,0]から開始する。この開始シーケンスには、[(−1)N−1,(−1)N−1]に等しいN番目の対まで、[1,1]と[−1,−1]とで入れ替わるN個の係数対が後続する。そして、係数は、シーケンス[0,(−1)]で終了する。受信器は、当然ながら、同じNの値で、あらゆるマッピングを復号化するためにどのフィルタを使用してもよい。第4のマッピングのためのフィルタは、第1又は第2のマッピングのためのフィルタと同等に良好か又はそれよりも良好である。スケーリングされた第3のクラスのマッピング案についての検出には、最初に提案した第3のクラスのマッピングよりも高いタイミング精度(例えば検出器におけるオーバーサンプリング)が必要となる。しかし、振幅に基づくL=2システムの整合フィルタは、上記のスケーリングされたシンボルの検出器に用いることができ、これにより、タイミング精度要件を下げることができる。
符号器(即ち、マッピングプロセス)及び復号器(即ち、逆マッピングプロセス)は、それぞれ、シフトレジスタを使用して実施されてよい。図4aは、参照符号36において、第1のマッピング案に基づく符号器のシフトレジスタ実施を示す。ソースシーケンスuが、2つのメモリセル(1つはuk+1を記憶するメモリセル、もう1つはuを記憶するメモリセル)を有するシフトレジスタに供給される。zk,1は、uから直接得られる。zk,2は、まず、u及びuk+1を加算して、この和に倍数−1/2を乗算することにより得られる。zk,1及びzk,2は、次に、マルチプレクサ(mux)内で直列化されて、チャネルシンボルの最終シーケンスzが形成される。
図4bは、参照符号38において、第2のマッピング案に基づく符号器のシフトレジスタ実施を示す。ソースシーケンスuが、2つのメモリセル(1つはuk+1を記憶するメモリセル、もう1つはuを記憶するメモリセル)を有するシフトレジスタに供給される。zk,1は、シーケンスzk,1=[zk,1 ,…,zk,1 ,…,zk,1 ]として形成され、各zk,1 は、交互にされた符号を有するu(nが奇数である場合はzk,1 =u、nが偶数である場合はzk,1 =−u)のシーケンスから得られる。つまり、zk,1 を得るためには、uは+1で乗算されるか(即ち、演算は不要)、又は、−1で乗算される。結果として得られるシーケンスzk,1=[zk,1 ,…,zk,1 ,…,zk,1 ]は、マルチプレクサ(mux)に供給される。zk,2は、まず、zk,1 及びuk+1を加算して、この和に倍数−1/2を乗算することにより得られる。zk,1及びzk,2は、次に、マルチプレクサ内で直列化されて、チャネルシンボルの最終シーケンスzが形成される。
図4cは、参照符号40において、第3のマッピング案に基づく符号器のシフトレジスタ実施を示す。L=2について、ソースシーケンスuが、それぞれuk+2、uk+1、u及びuk−1を記憶する4つのメモリセルを有するシフトレジスタに供給される。zk,1は、uから直接得られる。zk,2は、uk+2、uk+1、u及びuk−1の加重和から得られる。上記のとおり、L=2の重み付け係数は、1/16、−9/16、−9/16及び1/16である。したがって、第1の実施では、uk+2、uk+1、u及びuk−1は、それぞれ、まず、1、−9、−9、及び1で乗算され、次に加算されて、倍数1/16が乗算されて、zk,2が得られる。或いは、zk,2は、1/16、−9/16、−9/16及び1/16を、それぞれ、uk+2、uk+1、u及びuk−1に直接乗算することによっても見出すことができ、これにより、過剰な乗数が不要となる。zk,1及びzk,2は、次に、マルチプレクサ(mux)内で直列化されて、チャネルシンボルの最終シーケンスzが形成される。
図5は、参照符号42において、第1のマッピング案に基づく復号器のシフトレジスタ実施を示す。受信したチャネルシーケンスzは、デマルチプレクサ(dmux)に供給されて、zk,1及びzk,2が得られる。zk,2は、2つのメモリセル(1つはzk−1,2を記憶するメモリセル、もう1つはzk,2を記憶するメモリセル)を有するシフトレジスタに供給される。zk−1,2及びzk,2は、加算されて、倍数−1/2が乗算される。この乗算の結果に、zk,1を加算し、和の符号をとることによって、推定ソースシーケンス

が得られる。
図6a−dは、第1のマッピング案の適用例を与える。図6aは、参照符号44で、特に、情報シーケンス[0,0,1,1,0,…]を表すソースシーケンスu=[−1,−1,+1,+1,−1,…]を示す。図6bの参照符号46で、ソースシーケンスuの波形表現が示され、各ソースビットはT秒の持続時間を有する。例示に過ぎないが、波形の振幅は、−1から+1までの区間に限定されているが、通常は、振幅Aでの振幅変調が使用される場合、区間は−Aから+Aまでである。当業者であれば理解できるように、振幅変調以外の変調方法も同等に可能である。図6cは、参照符号48で、チャネルシンボルの対応するシーケンスz、即ち、z=[−1,+1,−1,0,+1,−1,+1,0,−1,?,…]を示す。ここで、「?」は、次のソースシンボルに依存して「0」か又は「+1」である。図6dの参照符号50で、チャネルシーケンスzの波形表現が示される。したがって、このマッピングは、連続するユーザビットが同じである場合、バイフェーズと同様である。しかし、2つの連続ユーザビットが同じではない場合、第1のマッピング案は、マージングビットzk,2として「0」を生成する。これは、送信波形の平滑な遷移をもたらし、これにより、疑似搬送波周波数(上記例では、500Hz)から「離れた」周波数の発生を阻止する。
図6eは、図6a−dと同じ例、即ち、特に、情報シーケンス[0,0,1,1,0,…]を表すソースシーケンスu=[−1,−1,+1,+1,−1,…]に用いられる第4のマッピング案の適用例を与える。図6eの参照符号90で、第4のマッピング案のチャネルシーケンスzの波形表現が示される。この波形表現は、図6dに示される第1のマッピング案の波形表現と同様である。しかし、2つの連続ユーザビットu、uk+1が同じではない場合、第4のマッピング案は、マージングビットzk,2として「0」を生成しないが、その代わりに、W+−(シンボル「+1」が先行し、シンボル「−1」が後続する場合)又はW−+(シンボル「−1」が先行し、シンボル「+1」が後続する場合)のいずれかを生成する。W+−及びW−+は、上記のとおりに定義され、本実施例では、Ahigh=「+1」であり、Alow=「−1」である。
マッピング案の適用は、ランプ間、又は、ランプと遠隔制御器との間の可視光通信(VLC)に適している。そのような通信を定義するOSIスタックに関して、これは、物理層の定義の一部を形成する。当業者であれば、本発明は、上記した好適な実施形態のいずれにも限定されないことは認識できよう。そうではなく、多くの変更及び変形が添付の特許請求の範囲内で可能である。
例えば、開示される実施形態は、符号化光環境のコンテキストにおいて例示されているが、マッピング案は、一般的なデータ送信及び情報通信(例えば無線通信)に適用可能である。その場合、開示される光源ドライバは、無線送信器を駆動するドライバに置換される。同様に、情報復号器は、受信された無線信号から情報シーケンスを復号化する。更に、個々のチャネルシンボルに含まれる様々なレベルが、送信光レベルの振幅にマッピングされている。これらのレベルは、パルス幅変調スキーム(LEDベースのVLCシステムにも適している)にマッピングされてもよい。提案されているスキームは、情報復号器は、送信器においてどの方式(振幅変調又はパルス幅変調)が使用されているのか認識しなくてもよいように実施されてもよい。

Claims (18)

  1. 制御信号に基づいて符号化光を放射する少なくとも1つの光源を駆動する光源ドライバであって、
    情報源の情報シーケンスを表すソースシンボルuのシーケンスu=[u,…,u,…,u]を受信する受信器と、
    前記ソースシンボルのシーケンスから、前記制御信号を形成するチャネルシンボルzのシーケンスz=[z,…,z,…,z]を決定する処理ユニットと、
    前記少なくとも1つの光源に前記制御信号を提供し、これにより、前記少なくとも1つの光源を駆動する送信器と、
    を含み、
    前記処理ユニットは、時間kにおける各ソースシンボルuを、少なくとも1つの第1のチャネルシンボルzk,1であって、そのうちの1つはuと同一である第1のチャネルシンボルzk,1と、集合Mから選択される値を有する少なくとも1つの第2のチャネルシンボルzk,2であって、前記ソースシンボルu、並びに、入力引数として、(i≠k)である少なくとも1つの将来及び/又は過去のソースシンボルu を有する、少なくとも2つの非ゼロ重み付け係数を含む重み関数に従って決定される第2のチャネルシンボルzk,2とを含む複合チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)にマッピングすることによって、前記チャネルシンボルのシーケンスzを決定し、前記マッピングによって、前記チャネルシンボルのシーケンスzの周波数ゼロにおけるパワースペクトル密度は、ゼロとなることがもたらされて、前記制御信号は、前記少なくとも1つの光源によって放射される符号化光に目に見えるちらつきがないようにする、光源ドライバ。
  2. 前記集合Mの要素の数は、奇数である、請求項1に記載の光源ドライバ。
  3. 前記集合Mは、ゼロ付近で対称的である、請求項1又は2に記載の光源ドライバ。
  4. ゼロ要素が、前記集合Mに含まれている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の光源ドライバ。
  5. k,2は、L個の項uk−l+1+uk+1(l=1,…,L)の符号付き加重平均であり、結果的に前記チャネルシンボルのシーケンスzの前記パワースペクトル密度は、(fT)(4L)で減衰し、ここで、fはHz単位の周波数を示し、Tはuを送信するための秒単位の時間を示す、請求項1乃至4の何れか一項に記載の光源ドライバ。
  6. 前記L個の項についての重み付け係数aL,1は、

    が成立するように決定される、請求項5に記載の光源ドライバ。
  7. 前記重み付け係数aL,1は、前記チャネルシンボルのシーケンスの振幅Aでの振幅変調について、

    が成立するように更に決定される、請求項6に記載の光源ドライバ。
  8. k,2=−(u+uk+1)/2である、請求項1乃至7の何れか一項に記載の光源ドライバ。
  9. k,1は、第1のチャネルシンボルのシーケンス(zk,1=[zk,1 ,…,zk,1 ,…,zk,1 ])であり、j番目のシンボルは、zk,1 =(−1)j−1(j=1,…,N)によって与えられ、zk,2=−(zk,1 +zk+1,1 )/2である、請求項1乃至8の何れか一項に記載の光源ドライバ。
  10. 少なくとも1つの光源と、変調手段と、請求項1乃至9の何れか一項に記載された光源ドライバとを含む照明器具であって、前記変調手段は、前記光源ドライバによって提供される前記制御信号に従って、前記少なくとも1つの光源によって放射される符号化光を変調する、照明器具。
  11. 制御信号に基づいて符号化光を放射する少なくとも1つの光源を駆動するための方法であって、
    情報源の情報シーケンスを表すソースシンボルuのシーケンスu=[u,…,u,…,u]を受信するステップと、
    前記ソースシンボルのシーケンスから、前記制御信号を形成するチャネルシンボルzのシーケンスz=[z,…,z,…,z]を決定するステップと、
    前記少なくとも1つの光源に前記制御信号を提供し、これにより、前記少なくとも1つの光源を駆動するステップと、
    を含み、
    前記チャネルシンボルのシーケンスzは、時間kにおける各ソースシンボルuを、少なくとも1つの第1のチャネルシンボルzk,1であって、そのうちの1つはuと同一である第1のチャネルシンボルzk,1と、集合Mから選択される値を有する少なくとも1つの第2のチャネルシンボルzk,2であって、前記ソースシンボルu、並びに、入力引数として、(i≠k)である少なくとも1つの将来及び/又は過去のソースシンボルu を有する、少なくとも2つの非ゼロ重み付け係数を含む重み関数に従って決定される第2のチャネルシンボルzk,2とを含む複合チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)にマッピングすることによって決定され、前記マッピングによって、前記チャネルシンボルのシーケンスzの周波数ゼロにおけるパワースペクトル密度は、ゼロとなることがもたらされて、前記制御信号は、前記少なくとも1つの光源によって放射される符号化光に目に見えるちらつきがないようにする、方法。
  12. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の光源ドライバによって駆動される少なくとも1つの光源から放射された符号化光を示す、光検出器から受信された信号から情報シーケンスを復号化するための情報復号器であって、
    チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)のシーケンスz=[z,…,z,…,z]を示す信号を前記光検出器から受信する受信器と、
    前記信号から、前記復号化情報シーケンスを形成する復号化ソースシンボル

    のシーケンス

    を決定する処理ユニットと、
    を含み、
    前記処理ユニットは、前記復号化ソースシンボルのシーケンス

    を決定し、これにより、前記復号化ソースシンボル

    は、zk,1と、少なくとも前記チャネルシンボルzk,2並びに1つの将来及び/又は過去のチャネルシンボルz (i≠k)の加重平均との差分から決定される、情報復号器。
  13. 前記処理ユニットは、硬判定復号器を含み、前記硬判定復号器は、前記差分の符号として前記復号化されたソースシンボルのシーケンス

    を決定する、請求項12に記載の情報復号器。

  14. は、

    に従って決定される、請求項12又は13に記載の情報復号器。

  15. は、

    に従って決定される、請求項6に従属する請求項12又は13に記載の情報復号器。
  16. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の光源ドライバによって駆動される少なくとも1つの光源から放射された符号化光を示す、光検出器から受信された信号から、情報シーケンスを復号化するための情報復号器であって、
    チャネルシンボルz=(zk,1,zk,2)のシーケンスz=[z,…,z,…,z]を示す信号を、前記光検出器から受信する受信器と、
    前記信号から、前記復号化情報シーケンスを形成する復号化ソースシンボル

    のシーケンス

    を決定する処理ユニットと、
    を含み、
    前記処理ユニットは、前記復号化ソースシンボルのシーケンス

    を決定し、これにより、前記復号化ソースシンボル

    は、k付近のlの値に対して、zl,1と、ハーフシンボルzl,2、L及びzl、2、Rとの一次結合をとることによって決定され、ここで、zk,2、Lはzk,2の第1のハーフであり、zk,2、Rはzk,2の第2のハーフである、情報復号器。
  17. 前記処理ユニットは、前記ハーフシンボルに関して、シーケンス[−1,0,1,1]を含む係数の集合を有する整合フィルタを使用することによって、前記復号化ソースシンボルのシーケンス

    を決定する、請求項16に記載の情報復号器。
  18. 前記整合フィルタは、前記ハーフシンボルに関して、シーケンス[−1,0]から開始し、[(−1)N−1,(−1)N−1]に等しいN番目の対まで、[1,1]と[−1,−1]とで入れ替わるN個の係数対が後続し、シーケンス[0,(−1)]で終了する、2N+4個の係数を有する、請求項16又は17に記載の情報復号器。
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