JP2013545478A - 昆虫餌ステーション - Google Patents

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Abstract

軟質の昆虫餌ステーションおよびそれの製造方法が提供される。実施態様に基づくと、昆虫餌ステーションは、昆虫餌を収容するチャンバを定義する容器を備える細長いストリップ形状であり、該容器は底壁を有する基部、および周辺側壁を備え、該基部は不規則な表面に餌ステーションを取り付けることを可能とする軟質材料から構成される。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年12月9日に出願し「昆虫餌ステーション」の表題を有する米国実用特許出願12/964395の優先権の利益を主張し、その記載内容は本明細書に組み込まれる。
本発明は、概して昆虫餌ステーションに関し、より詳細には軟質の昆虫餌ステーションに関する。
昆虫の抑制は、多くの方法により試みられている。餌形状の殺虫剤を供給して昆虫を引き込むことは、このような抑制における1つの確立した方法である。昆虫の生息場所に直接、容器に入っていない餌を容易に蒔くことができるが、より制御された放出法には、餌含有構造部材を使用すること、または餌チャンバ内に昆虫が入り該チャンバから昆虫が出ることを可能にする手段を使用することが含まれる。構造部材に餌を供給することにより、とりわけ、餌が実際に存在する場所で、昆虫は餌にアクセスでき、所望により当該箇所から殺虫剤を容易に除去できることをさらに制御できるといった利点がもたらされる。
米国特許4837969号明細書に記載されているような従来の昆虫餌ステーションは、通常、餌を固定する丈夫な領域、当該明細書に記載されるように、昆虫をアクセスさせる比較的複雑な多葉性構造などを提供する手段、ならびに餌を覆うための手段を備える装置を提供する。このような構造部材のサイズおよび構造は、どのようにしてステーションを配置するか、およびどこにステーションを配置するかということを制限する場合が多い。
米国特許4837969号明細書
その結果、昆虫抑制のために消費者がそれらをどのような状態でも使用でき、また、どこでも使用できる、可撓性を増大させた昆虫餌ステーションを提供することが望ましい。加えて、このような餌ステーション製品を製造するための方法を提供することが望ましい。さらに、本発明の別の望ましい特徴および特性は、後述する本発明の詳細な説明、添付した特許請求の範囲、併用される図面および本発明の背景技術から明らかになる。
軟質の昆虫餌ステーションおよびそれの製造方法が提供される。例示的な実施態様によると、昆虫餌ステーションは、昆虫餌を収容するチャンバを定義する容器を備える細長いストリップ形状であり、該容器は底壁を有する基部、および周辺側壁を備え、該基部は不規則な表面に餌ステーションを取り付けることを可能とする軟質材料から構成される。
別の例示的な実施態様によると、昆虫餌ステーションは、一列に整列した複数の容器を有する基部を備える細長いストリップ形状であり、各容器は、餌を収容するチャンバを定義する周辺側壁と底壁を有し、少なくとも底壁は、不規則な表面に餌ステーションを取り付けることを可能とする軟質材料から構成される。
本発明は、以下の図面と併せて以下に説明され、同種の数字は同種の要素を示す
図1は、本発明に係る餌ステーションの斜視図である。 図2は、末端タブセグメントを有する図1に示された餌ステーションの実施態様における斜視図である。 図3は、本発明に係る餌ステーションにおける多数のくぼみを有する実施態様の斜視図である。 図4は、図1に示される餌ステーションのくぼみを貫く断面図である。 図5は、本発明における充填密封餌ステーションのくぼみを貫く断面図である。 図6は、本発明における充填餌ステーションの構成部品の分解図である。 図7は、部分的に剥離される上部および下部保護層を備える、本発明に係る充填餌ステーションの斜視図である。 図8は、本発明に係る餌ステーションの別の実施態様の斜視図である。 図9は、末端タブを有する図8に示された餌ステーションの別の実施態様の斜視図である。 図10は、本発明に係る餌ステーションの別の実施態様の斜視図である。 図11は、図10に示された充填餌ステーションのくぼみを貫く断面図である。 図12は、本発明に係る一連の接続し密閉した餌ステーションの斜視図である。 図13は、本発明に係る一連の接続し密閉した餌ステーションの別の実施態様における斜視図である。
本発明の以下の詳細な説明は単なる説明にすぎず、発明、または発明の用途および使用を限定することを意図しない。さらに、発明の先行する背景技術に記載されたあらゆる理論または本発明における以下の詳細な説明に制約されることを意図しない。
本発明は、図面を参照して記載され、同様の参照番号は、全体を通じて同様の要素を示して使用される。以下の記載において、説明のために、多くの具体的詳細は、本発明を理解するために明記される。しかしながら、本発明がこれらの具体的詳細を用いなくとも実施され得ることは当業者にとって明確である。
図1を参照すると、本発明に係る餌ステーションの例示的な実施態様が示され、通常、餌ステーションは数字10で表される。この実施態様において、細長いストリップ形状の餌ステーション10は、昆虫餌を収容するチャンバを定義する容器を備え、容器は、底壁13を有する基部11と、周辺側壁12を備え、基部は、不規則な表面に餌ステーションを取り付けることを可能とする軟質材料から構成される。
図2に示すように、餌ステーション20はさらに改良され、基部11が末端タブセグメント21の間に配置される。これらの末端タブセグメントは、多数の機能を果たし得る。例えば、それは、使用者に対して、餌ステーションの配置と除去を補助する保持手段をもたらす。また、それらは、餌にアクセスするためにステーション上を昇る昆虫に対して更なるルートをもたらす。例えば、このような末端タブセグメントは、図2に示されるような3次元傾斜構造の末端タブセグメント21の形態から、図9および図10に示されるような、より簡単な平坦な末端タブセグメント21へと変化する。
図3において示される別の実施態様において、餌ステーション30は、底壁13を有する複数のチャンバを有する基部と、周辺側壁12とを備え得る。
図4において、本発明に係るチャンバを貫き分断された空の餌ステーションの横断面40を示す。基部11は、周辺側壁12を有するチャンバを定義する容器、底壁13を備える。基部11は、餌ステーションが使用される際に設置面と接する底部表面41を有する。
図5において、本発明に係るチャンバを貫き分断された充填餌ステーションの横断面50を示す。基部11は、周辺側壁12を有するチャンバを定義する容器、底壁13を備える。上部壁52は、基部11に取り付けられる独立した構造部材であるか、成形の際に基部自体に一体的に形成され得る。上部壁11は、ステーションにより標的とされる昆虫の種類または複数の昆虫の種類に適合するサイズの、1つ以上の開口部を有することにより、餌55への昆虫のアクセスを制御する手段として機能し得る。これらの開口部はチャンバ内に昆虫が入り該チャンバ内から昆虫が出ることを可能にする。着脱できる上部カバー53は、消費者が餌ステーションを使用する前の搬送および貯蔵に際して餌55の乾燥または漏出を防ぐように、餌ステーションを密封する手段を提供する。接着層54は、餌ステーション50を収容するための手段を提供する底部表面41に施され、使用者が昆虫を駆除するためにステーションを配置することを望めばあればどこでも配置できる。接着層54は、従来の餌ステーションでは設置できなかった方向に餌ステーション50を設置することを可能にする。餌ステーションは、急な角度の表面、地面と垂直または逆さまであっても設置できる。着脱できる底部保護層51は、接着層54の露出した底部表面をカバーし、餌ステーションを設置面に取り付ける前に除去できるように設計される。
図6は、例示的な餌ステーション60の分解図を示し、図7は、組み立てられ、部分的に開口した例示的な餌ステーション60を示し、個々の部品の詳細は、1つの実施態様である。餌ステーション60は、以下のものを備える:末端タブセグメント21の間に配置された基部11;昆虫餌55を保持するチャンバを定義する周辺側壁12と底壁13;チャンバからの昆虫の出入りを可能にする複数の開口部を有する上部壁構造部材52;環境暴露および漏出からチャンバを密封する手段を提供する着脱できる上部カバー53;餌ステーションを設置面に固定する手段を提供する接着層54および保護層51。さらに、図7は、着脱できる上部カバー53および着脱できる保護層51が、餌ステーション60から部分的に剥離されることを図示する。
一列に整列した複数の容器を有する基部11を備える細長いストリップ形状の別の例示的な餌ステーション80が、図8に示されている。各容器は、昆虫餌を保持するチャンバを定義する底壁82と、周辺側壁12を備える。図11に示されるように、チャンバは、単一の基部構造部材11の一部として形成され得る上部壁81によりさらに定義されるか、または図6に示すように、独立した構造部材52であってもよい。餌ステーション90の更なる実施態様が図9に示され、末端タブセグメント21の間に基部11が配置されることにより更に改良される。餌ステーションに存在する容器は、図9における餌ステーション90として示される長方形の形態、または図10に示される餌ステーション100の好ましい実施態様に示されるような正方形の形態で、基部11に任意の形態で成形できる。
本発明の餌ステーションは、図12および図13に示されるように連続ストリップの形態で製造され得る。餌ステーションストリップの連続形態は、これらに限定されないが、射出成形、スタンピング、真空成形および熱成形を含む、基部を形成するための数多くの製造技術によりもたらされる。連続ストリップの代表的なセクション200は、図12に示され、隣接する末端タブセグメント21の間でミシン目が入ったまたは別の方法で弱くなった筋201は、餌ステーションをそれぞれ個々にまたはグループ状に分離できる。図12は、不連続系の上部カバー53を有する餌ステーションのストリップを例示するが、図13は、連続した上部カバー53を有するストリップを示し、ミシン目が入ったまたは別の方法で弱くなった筋301は、餌ステーション基部を分離するだけでなく、上部カバー53も分離する。
市場ニーズに応じて、餌ステーションは、販売用に包装される単位の様々なグループに分離されてもよい。消費者はより小さなセグメントにステーションを分離する選択肢を有し、または、所望される昆虫制御の目的に基づいて、より長いストリップを用いる選択肢を有する。
本発明において予期される餌ステーションの実施態様には、不規則な形状の表面、または常套の餌ステーションが適合しない場所に取り付けることを可能にする軟質の昆虫餌ステーションに関する態様を含む。ここで使用される軟質という用語は、材料の特性で有り、少なくとも1軸方向に力が施された際に、破壊すること無く曲がる特性である。本発明の物品における軟質な特性は、例えば、半径、段、角、凹凸または破損箇所などを有する不規則な表面への適用をもたらす。変形する際の材料の変形特性に応じて、餌ステーションを構成するのに使用される材料を選択することで、形状的な態様を決定できる。同様に、餌保持チャンバまたは複数のチャンバの構造は、餌ステーションを用いて昆虫制御機能を実行するのに必要な餌の量により決定されるか、または、特定の容器配列に対して、基部を形成するのに使用される材料によりもたらされる柔軟性の程度を考慮した構造により決定される。
本発明に係る餌ステーションの構造に有用な材料の種類には、これらのものに限定されないが、熱可塑性エラストマー(TPE)、ゴム/ポリオレフィンブレンド、シリコーンゴム、ポリスチレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンおよび、例えばDynaflex(登録商標)、Versaflex(登録商標)、およびKraton(登録商標)の商品名で販売される材料が含まれる。
餌ステーションを製造するのに使用される材料は、実質的に無色または透明であり、その結果、公の目に触れる場所に配置される際に目立たないか、邪魔にならない。本発明において使用されるTPEおよび他のポリマーの性質は、物品を使用目的に適応させるために、餌内に染料または着色剤を添加することを可能にする。色彩は、用途に応じて餌ステーションをカモフラージュするかまたは強調することを補助するために添加され得る。例えば、木材様の粒子を、餌ステーションを形成する材料中に組み込み、何気なく観察してもそれらを調和させることを補助し、または何気なく観察してもそれらをあまり目立たないようにする。逆に、明るい色は、餌ステーションが使用済みまたは空であることを示すのに役立ち、または昆虫の存在を通告するのに使用できる。
ここで使用されるように、用語TPEは、熱可塑性とエラストマー特性を共に備える化合物種に関し、また、熱可塑性ゴムとしても知られている。このような化合物には、スチレンブロックコポリマー、ポリオレフィンブレンド、エラストマーアロイ、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性コポリエステルおよび熱可塑性ポリアミドが含まれる。
基部を形成するのに使用される材料の選択は、用途において所望される柔軟性の程度および関連する材料のコストに応じて方向付けられる。変形した際に伸縮できる、TPE、ゴム/ポリオレフィンブレンド、シリコーンゴムなどの材料の使用は、餌チャンバの一般形状を保つために、図1、2および3に示されるもののように、基部を屈曲させることにより周辺側壁の変形も伴う実施態様において有用である。
例えば、ポリスチレンなどのより硬質の材料から成る、図1および図2に示されるような長い単一のチャンバ構造は、壁構造の変形を可能にする十分な弾力性を有さない。低い弾性であるが軟質のプラスチック材料、例えばポリスチレンおよびポリプロピレンの使用は、図8、9および10に示されるように、整列した複数の個別の容器を有する基部を備える細長いストリップ形状の餌ステーションを提供でき、この場合、個別の容器の間で基部を曲げることができる。より硬質の材料を使用する場合、ストリップ全体に亘る曲げの程度は、基部の単位長さ当たりのストリップに含まれる個別の容器の数により決まる。単位長さ当たりの容器の密度が高くなるほど、餌ステーションにより多くの曲げ点をもたらす。
昆虫餌を保持するためのチャンバは、餌ステーション基部の周辺壁および底壁により形成された容器により定義される。餌ステーションは、単一の長いチャンバまたはストリップ中に存在する容器の数に応じて複数の小さなチャンバを備える。
本発明における個々の軟質の昆虫餌ステーションは、約5cm〜約25cmの長さ、約0.5cm〜約2.5cmの幅、および約0.25cm〜約0.75cmの高さを有する。例えば、本発明の餌ステーションは、約7.5cm〜約15cmの長さ、約1.0cm〜約2.0cmの幅、および約0.3cm〜約0.5cmの高さを有する。図6に示されるような上部壁52における開口部または穴のサイズは、餌ステーションにおいて標的となる昆虫のサイズ、望まれる昆虫のアクセス度、餌の格納に必要とされる程度、および餌ステーション自体のサイズによりある程度決定される。穴または複数の穴のサイズは、直径0.25cmの穴から、餌ステーションの基部11の周辺側壁12により定義され、図1に示されるような空洞自体のサイズにまで及ぶ。例示的な穴は、約0.25cm〜約0.50cm幅と約0.50cm〜約2.0cm長の楕円または矩形開口部を含む。
大気への餌の暴露は、餌を乾燥させるか、餌の活性成分を蒸発させる。配置前の環境による餌への悪影響を最小限にし、搬送、貯蔵および適用する際に餌の損失を最小限にするために、餌ステーションは着脱可能な上部カバーを備え、餌チャンバを密封することが好ましい。このような上部カバーの例には、硬質のスナップ式閉鎖部、基部から蓋の除去が可能であり感圧接着剤を用いて保持される硬質の蓋、および基部から引き戻すことができる軟質の蓋構造が含まれる。このような軟質の蓋構造物は、ラミネート箔、紙またはプラスチック材料から構成されてもよく、また、クリンピングなどの機械的手段または感圧接着剤を介して取り付けられてもよい。上部カバーは、環境暴露から餌を保護し、および漏出を防ぐために液密および気密であってもよい。
昆虫が常に集まる広い配列表面に対して、本発明の餌ステーションを収容するための手段を提供するために、本発明の1実施態様は、餌ステーション基部の底部表面に施される感圧接着層を含む。この接着層は、外面固定装置を用いない限り実行できない方向に餌ステーションを配置できる。餌ステーションに予め接着剤を存在させることにより、餌ステーションが配置される場所の数を増加でき、およびそれが固定される際の容易さを増大できる統合された昆虫制御システムを提供する。餌ステーションの背面に施した接着剤は、極端な角度であっても配置でき、逆さにした場合であっても、または動作に付される表面であっても配置できる。接着層は、好ましくは、利用される前に餌ステーションの搬送、貯蔵および容易な取り扱いを可能にするために着脱可能な保護層により覆われる。消費者が目的とする表面に餌ステーションを収容する際に、保護層は剥離される。
好ましくは、本発明の餌ステーションは、基部が2つの末端タブセグメントの間に配置されることを含む。末端タブセグメントは、使用前後に餌ステーションを掴み処理するための手段をもたらし得る。本発明において有用な末端タブのサイズおよび形状は、餌ステーションのサイズ、金型の性能および他の加工条件などの製造要件、および目的となる昆虫のアクセス進路をもたらすための設計検討を含む要因の数により影響を受ける。例えば、図9に示されるような極めて基本的な平坦なタブ構造21を有することが望ましい。このような平坦タブの配置は、基部と同程度の幅の特徴の無いセグメントであるか、捕獲を促進するために拡大した面積を含んでもよく、または、図12に示される弱くなった領域201を最小限にするために、テーパーまたは波形部分を含んでもよい。末端タブは、餌ステーションを昇る昆虫に対する傾斜または梯子構造としての機能も果たし得る。アクセス経路として、このようなタブは、餌ステーションの高さに至るまで設置面から段階的に増加する一連の形状または傾斜であってもよい。
本発明の昆虫餌ステーションは、昆虫を引きつけるのに適した餌を含み得る。本発明において有用な餌には、固体、ペーストおよびゲル、ならびに特定の用途においては液体形態が含まれる。一般的に、餌は、標的となる昆虫により外面的に接触されるか摂取される1種以上の殺虫剤を含む。適当な餌組成物は当該技術分野において既知であり、米国特許4386071、4834977、4845103、5021237、5547955および5676961において開示されているような餌を含み、これらを参照することにより本明細書に組み込まれる。
製造方法
本発明の餌ステーションは、小さなプラスチック物品または熱可塑性物品を形成するために当該技術分野において既知の任意の方法により製造され得る。射出成形、スタンピング、真空成形、熱成形などの技術が、製造における可能な手段の例である。
餌ステーションは、単独に形成されてもよく、図12および図13に示されるように、複数の連続単位を備える長いストリップを同一平面に連続的に配置してもよく、または多数の取り付け単位ごとに形成されてもよい。カバーは、図12におけるカバー53によって示されるように、不連続に施されてもよく、または図13に示されるように、連続的なストリップ53として施されてもよい。多数のユニット構成で製造される場合、餌ステーションストリップは、図12に示すようなミシン目入りまたは弱くなった領域201、および図13に示すような301を含み、各餌ステーションの中間では、あるステーションを他のステーションから分離できる。この弱くなった領域は、消費者が使用前に個々のユニットまたはユニット群を分離するための手段を提供し、また、販売用に包装する前にサブセクションを分離する手段を提供する。
少なくとも1つの例示的な実施態様が、前述した本発明の詳細な説明において記載されているが、当然のことながら、膨大な数の変形例が存在する。また、当然のことながら、例示的な実施態様は例に過ぎず、多少なりとも本発明の範囲、妥当性または形状を限定することを目的としない。むしろ、前述の詳細な説明は、本発明の例示的な実施態様を実施するための便利な指針を当業者に提供し、添付した請求項に記載された発明および法的同等物の範囲から逸脱すること無く、種々の変化が、例示的な実施態様に記載された要素の機能および配置においてもたらされることが理解される。
10 餌ステーション
11 基部
12 周辺側壁
13 底壁
20 餌ステーション
21 末端タブセグメント
30 餌ステーション
40 餌ステーションの横断面
41 底部表面
50 横断面
51 底部保護層
52 上部壁
53 上部カバー
54 接着層
55 餌
60 餌ステーション
80 餌ステーション
81 上部壁
82 底壁
90 餌ステーション
100 餌ステーション

Claims (17)

  1. 昆虫餌を収容するチャンバを定義する少なくとも1つの容器を備える細長いストリップ形状の昆虫餌ステーションであって、
    該容器は、底壁を有する基部と、周辺側壁を備え、
    該基部は、不規則な表面に該餌ステーションを取り付けることを可能とする軟質材料から構成される、昆虫餌ステーション。
  2. ストリップが約5cm〜約25cmの長さ、および約0.5cm〜約2.5cmの幅を有する請求項1に記載の餌ステーション。
  3. 基部が、剥離式の接着ストリップを取り付ける底部表面を有する請求項2に記載の餌ステーション。
  4. 基部が、チャンバ内に昆虫が入り該チャンバから昆虫が出ることを可能にする1つ以上の開口部を有する上部壁を備える、請求項2に記載の餌ステーション。
  5. 基部が、チャンバを閉鎖する着脱可能な上部カバーを含む、請求項3に記載の餌ステーション。
  6. 基部が2つの末端タブセグメントの間に配置される、請求項5に記載の餌ステーション。
  7. チャンバ中に昆虫餌を更に備える請求項1に記載の餌ステーションであって、該餌が液体、ゲル、ペーストおよび固体餌から成る群から選択される、餌ステーション。
  8. 基部が、熱可塑性エラストマー、ゴム/ポリオレフィンブレンド、シリコーンゴム、ポリスチレン、ポリエステル、ポリエチレンまたはポリプロピレンから成る群から選択される1つ以上の材料から構成される、請求項1に記載の餌ステーション。
  9. 一列に配列した複数の容器を有する基部を備える細長いストリップ形状であり、各容器は昆虫餌を収容するチャンバを定義する底壁と周辺側壁を有する昆虫餌ステーションであって、
    少なくとも該底壁は不規則な表面に該餌ステーションを取り付けることを可能とする軟質材料から構成される、昆虫餌ステーション。
  10. ストリップが約5cm〜約25cmの長さ、および約0.5cm〜約2.5cmの幅を有する請求項9に記載の餌ステーション。
  11. 基部が、剥離式の接着ストリップを取り付ける底部表面を有する請求項10に記載の餌ステーション。
  12. 容器が、チャンバ内に昆虫が入り該チャンバから昆虫が出ることを可能にする1つ以上の開口部を有する上部壁を備える、請求項11に記載の餌ステーション。
  13. 基部が、チャンバを閉鎖する着脱可能な上部カバーを含む、請求項10に記載の餌ステーション。
  14. 基部が2つの末端タブセグメントの間に配置される、請求項13に記載の餌ステーション。
  15. 各チャンバ中に昆虫餌を更に備える請求項14に記載の餌ステーションであって、該餌が液体、ゲル、ペーストおよび固体餌から成る群から選択される、餌ステーション。
  16. 基部が、熱可塑性エラストマー、ゴム/ポリオレフィンブレンド、シリコーンゴム、ポリスチレン、ポリエステル、ポリエチレンまたはポリプロピレンから成る群から選択される1つ以上の材料から構成される、請求項9に記載の餌ステーション。
  17. 昆虫餌を収容するチャンバを定義する少なくとも1つの容器を備える細長いストリップ形状の昆虫餌ステーションを製造することを含み、該容器は、底壁を有する基部と、周辺側壁を備え、該基部は、不規則な表面に該餌ステーションを取り付けることを可能とする軟質材料から構成される、昆虫餌ステーションの製造方法であって、
    該餌ステーションは、同一平面の配列中に複数の餌ステーションを配置するストリップ状で製造され、
    該ストリップは、あるステーションを他のステーションから分離するために各餌ステーションの中間に弱くなった領域を有する、製造方法。
JP2013543176A 2010-12-09 2011-11-09 昆虫餌ステーション Pending JP2013545478A (ja)

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