JP2013544474A - 無線リンク障害情報を報告する方法、端末設備および基地局 - Google Patents

無線リンク障害情報を報告する方法、端末設備および基地局 Download PDF

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Abstract

無線リンク障害情報を報告する方法、端末設備および基地局を提供する。端末設備がネットワーク側から送信され、無線リンク障害情報を報告させる要求を受信し、当該端末設備が当該要求に基づいて無線リンク障害情報を当該ネットワーク側に報告し、当該ネットワーク側に当該端末設備より報告された当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析させ、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む無線リンク障害情報を報告する。本発明の実施例によればネットワーク側がキャリア識別情報を含む測定報告を獲得できることにより、誤判断を避けることができ、効率よく無線リンク障害の原因を分析することができる。

Description

本発明は通信分野に関し、特に無線リンク障害情報を報告する方法、端末設備および基地局に関する。
無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)は、端末設備の1つの瞬時状態である。ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evaluation)システムでは、 無線リンク障害を誘発する事件として、端末設備が一定時間内に上りリンク同期/非同期を検出したり、媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)層のランダムアクセス手順に問題が生じたり、或いは無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)層が最大の再送回数に達するなどが挙げられる。上述の事件の何れかが発生すると、リンク障害が発生したと見なされる。無線リンク障害発生後、端末設備は、アイドル状態に入いるか、或いは基地局の下りリンク情報だけを監視できるが上りリンクデータの転送ができないか、或いはリンクの再建を始めネット側と新たなリンクを確立する。
無線リンク接続が失敗する原因、即ち、無線リンク障害を誘発する事件の具体的な原因が多い。以下、例を挙げて説明する。
例えば、ハンドオーバの過程において、一般的に、端末設備がソース基地局との間リンク状況が悪化し、ターゲット基地局との間にリンク状況が比較的によい或る適切な時間点でハンドオーバを実施する必要がある。ソース基地局でのリンクの質が悪いことで無線リンク障害が発生するのを防ぐためにハンドオーバの遅れを避ける必要もあるし、ターゲット基地局でのリンクの質が十分ではないためハンドオーバ後当該端末設備はターゲット基地局でのリンクが十分でないことを発見しターゲット基地局で無線リンク障害が生じるのを防ぐためにハンドオーバが早すぎるのを避ける必要もある。このとき、当該端末設備はまたハンドオーバしてソース基地局に戻る或いは他の基地局へハンドオーバする必要がある。
また、例えば、オペレータがネットワークを構築するときに、もし或るエリアへのカバーが不十分であれば、カバーの“死角”が生じる。端末設備がカバーの具合のよいエリアから死角へ移動したときに、適切なハンドオーバ基地局が見つからないときに、ソース基地局との間に無線リンク障害が発生する可能性がある。もし当該端末設備が再びカバーのエリアに戻れば、当該端末設備がカバーできる基地局と新たにリンクを確立する必要がある。
無線リンク障害原因を判断することは、無線ネットの最適化に非常重要である。通常、ネットワーク側で無線リンク障害原因の分析を行う。ネットワーク側で無線リンク障害原因について分析を行うときに、端末設備がエアーインターフェースを通じて無線リンク障害の関連情報を報告する必要がある。というのは、ネットワーク側が当該関連情報を利用して無線リンク障害の原因を分析し、ネットワークの最適化のための相応措置を取る。
図1は、シングルキャリアシステムにおいて端末設備がネットワーク側へ無線リンク障害情報を報告するフローチャートです。図1に示されたように、ネットワーク側においては、通常、基地局eNBは、当該ユーザ設備(UE:User Equipment)に無線リンク障害発生時の最近のリンク測定報告を報告させる要求を送り、また、UE Information Requestメッセージを通じて当該要求を送ることができる。当該ユーザ設備UEが当該要求を受け取った後に、UE Information Responseメッセージを通じて当該測定報告を当該基地局に報告する。また、当該測定報告の中に以下の情報を含む。
1)リンク障害が発生するサービングセルの間のリンクの質。2)リンク障害が発生するとき隣接セルにおけるリンクの質。
ネットワーク側が当該測定報告を獲得した後に接続障害原因について分析を行う。もしリンク障害が発生するときに、当時のサービングセルとの間にリンクの質が悪いだけではなく、周辺の隣接セルとの間にもリンクの質が悪ければ、リンク障害がカバレッジ盲点によるものである可能性があると判断する。もしリンク障害が発生するときに、サービングセルとのリンクの質が悪いが、一部の隣接セルとの間のリンクの質がままよければ、リンク障害がハンドオーバが遅すぎたためである可能性があると判断する。このため、ネットワーク側上述の原因に基づいて相応の最適化措施を取ることができる。
最適化を行うときに、もしネットワーク側の分析結果、無線リンク障害を引き起こす原因は、端末設備のハンドオーバが早すぎる或いは遅すぎるためであれば、ハンドオーバの過程の中でハンドオーバの時点のパラメーターの設定に問題があると判断する。このため、分析結果に基づいて当該パラメーターについて調整を行う。例えば、もし端末設備とソース基地局とのリンクの質が所定の閾値Aより低く、ターゲット基地局との間のリンクの質が所定の閾値Bより高く、且つこのような状態が所定の時間T継続した後、当該端末設備の報告により当該基地局が当該端末設備にハンドオーバを通知する。もし閾値Aの設定が低すぎるのであれば、ハンドオーバが遅すぎる現象が生じる。逆の場合、ハンドオーバが早すぎる現象が生じる。もし閾値Bの設定が高すぎるのであれば、遅すぎる現象が生じる。逆の場合、早すぎる現象が生じる。また、時間Tにも同じ問題がある。もし長すぎると、ハンドオーバが遅すぎる現象が生じ、もし短すぎるとハンドオーバが早すぎる現象が生じる。このため、分析の結果に基づいてパラメーターA、BまたはTについて調整を行う必要がある。
例えば、もしネットワーク側の分析結果、無線リンク障害の原因は、ネットワークにカバレッジ盲点があるとすれば、基地局を増やし、基地局の送信電力を増やし、或いはアンテナの方向を調整する、等の措施を取りカバレッジの完全性を保証する。
図2はキャリアアグリゲーションの概略図である。キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)システムにおいて、図2に示されたように、端末設備は最大100MHzの帯域幅内で作動することができ、5つのキャリアを集約することができる。即ち、端末設備は同一のセル内で同時に5つのサービングキャリアを持つことができる。複数のキャリアのうち、1つのキャリアだけがプライマリーキャリアであり、その他はセカンダリキャリアである。一般の状況において、チャネルの質のよいキャリアを選んでプライマリーキャリアとする。従って、各端末設備にとって、プライマリーキャリアが変えられるものである。もし同一のセル内でプライマリーキャリアを変える必要があれば、ハンドオーバを通じて実現することができる。従って、マルチキャリアシステムにおいて、リンクハンドオーバの状況はシングルキャリアより複雑である。
例えば、或る端末設備にとって、同一のセル内に複数のサービングキャリアがある、即ち、1つのプライマリーキャリアおよび1つ又は複数のセカンダリキャリアが端末設備に使用される。このため、各キャリアに無線リンク障害が発生する可能性がある。また、異なるセル間のハンドオーバ以外に、同一のセル内においてもプライマリーキャリアが変わるときにハンドオーバを行う必要がある。これらのハンドオーバの過程の中で、同じくハンドオーバが遅すぎる或いは早すぎる問題が存在する。同じくマルチキャリアシステムにもカバレッジ盲点の問題が存在する。
従って、発明者は、本発明を実現する過程において、既知の技術に以下の欠点があることを発見した。即ち、マルチキャリアシステムにおいて、もし図1に示された方法を用いてリンク障害情報を報告すると、ネットワーク側で報告された関連情報に基づいて接続障害の原因について分析を行うときに、ネットワーク側の判断が誤る可能性があるため、相応の措施を用いてネットワークの最適化を行うことができない。
例えば、端末設備のプライマリーキャリアが変更し、ハンドオーバが生じるときに、もしハンドオーバが遅すぎると、当該端末設備はソースプライマリーキャリアにおいてリンク障害が発生した後に、目標プライマリーキャリア(元のセカンダリキャリア)でリンクの再建を行う。プライマリーキャリアが変更するときに、当該端末設備の位置はセルのエッジにないため、このとき、隣接セルのチャネルの質も悪い。もし当該端末設備は、リンク障害が発生するときにソースプライマリーキャリアのリンク測定の質と隣接セルにおけるリンク測定の質だけを報告すると、ネットワーク側は、当該端末設備が1つのキャリアでリンク障害が発生した後に、また他の1つのキャリアでリンクの再建を行うと判断し、また、同時に当該端末設備とソースプライマリーキャリアとのリンクの質も隣接セルにおけるリンクの質も悪いため、ネットワーク側は、無線リンクの接続障害がカバレッジ盲点によるものであると判断する。当該判断が誤っていることは明らかである。
また、既知の技術には、上述した課題を解決するための方法は提供されていない。
以下、本発明と通常の技術を理解するために有益な文献を列挙し、このような引用は、その内容を本明細書に記載するのと同じ効果を奏する。
1、3GPP TS 36.321 V9.3.0(2010-06) Medium Access Control(MAC) Protocol specification(Release 9).
2、3GPP TS 36.331 V9.4.0(2010-09) Radio Resource Control (RRC) Protocol specification (Release 9).
本発明の実施例の目的は、無線リンク障害情報を報告する方法、端末設備および基地局を提供することにある。当該端末設備は、リンク障害が発生するときに、端末設備の所在するセルのサービングキャリアのリンク質の測定報告と前記サービングキャリアの中のセカンダリキャリアのキャリア識別情報、および所在するセルの隣接セルにおけるリンク質の測定報告を含む無線リンク障害情報をネットワーク側に報告することにより、ネットワーク側は、報告された情報を利用して無線リンク障害の原因分析を行うことにより、誤判断を避けることができ、既存技術に存在する課題を解決することができる。
本発明の実施例の一側面によれば、無線リンク障害情報を報告する方法を提供する。当該方法は、端末設備がネットワーク側から送信され、無線リンク障害情報を報告させる要求を受信するステップと。当該端末設備が当該要求に基づいて無線リンク障害情報を当該ネットワーク側に報告し、当該ネットワーク側が報告された当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析するステップとを含み、当該無線リンク障害情報は、
リンク障害が発生するときに,前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告とを含む。
本発明の実施例のもう1つの方面によれば、無線リンク障害情報を報告する方法を提供する。当該方法は、端末設備に当該端末設備が無線リンク障害情報を報告させる要求を送信するステップと、当該端末設備が当該要求に応じて報告した無線リンク障害情報を受信し、ネットワーク側が報告された当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析するステップとを含む。また、当該無線リンク障害情報は、
リンク障害が発生するときに,前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
本発明の実施例のもう1つの方面によれば端末設備を提供する。当該端末設備は、
ネットワーク側より送信され、端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を受信する第一受信ユニットと、
当該第一受信ユニットが受けた当該要求に基づいて無線リンク障害情報を当該ネットワーク側に報告し、当該ネットワーク側に、報告された当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析させる第一送信ユニットと、を含む。
また、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに、前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
本発明の実施例のもう1つの方面によれば、基地局を提供する。当該基地局は、
当該端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を端末設備に送信する第二送信ユニットと、
当該端末設備が当該要求に応じて報告した無線リンク障害情報を受信し、当該基地局に、報告された当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析させる第二受信ユニットと、を含む。また、当該無線リンク障害情報は、
リンク障害が発生するときに、前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
本発明の実施例のもう1つの方面によれば、コンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。端末設備に当該プログラムを実行させるときに、当該プログラムがコンピュータに当該端末設備において無線リンク障害情報を報告する上記の方法を実行させる。
本発明の実施例のもう1つの方面によれば、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記録される記録媒体を提供する。当該コンピュータ読み取り可能なプログラムはコンピュータに端末設備において無線リンク障害情報を報告する上述の方法を実行させる。
本発明の実施例のもう1つの方面によればコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。基地局で当該プログラムを実行させるときに、当該プログラムはコンピュータに当該基地局において無線リンク障害情報を報告する上述の方法を実行させる。
本発明の実施例のもう1つの方面によれば、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記録される記録媒体を提供する。当該コンピュータ読み取り可能なプログラムはコンピュータに基地局において無線リンク障害情報を報告する上述の方法を実行させる。
本発明の実施例の有益な效果は、マルチキャリアシステムにおいて、当該端末設備がネットワーク側より送信された要求に基づいて、リンク障害が発生するときの前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告と、を含む無線リンク障害情報をネットワーク側に報告することにより、ネットワーク側が完全なリンクの質の測定報告を獲得でき、報告されたリンクの質の測定報告を利用して無線リンク障害の原因を分析することにより、誤判断を避けることができ、既知の技術に存在する問題を解決することができることにある。
後述の説明と図面を参照しながら、本発明の特定の実施方式を開示し、本発明の原理が採用される方式を説明する。本発明の実施方式はこれにより範囲において限制されることなく、添付の請求の範囲の精神と条項の範囲内に本発明の実施方式が種々な変更、修正および均等物を含むことが理解される。
1つの実施形態について記載および/または図示した特徴は同一または類似の方法で1つまたは複数の他の実施形態で使用することができ、また、その他の実施形態の中の特徴と組合せ、または他の実施形態の特徴を代替することもできる。
強調すべきなのは、用語「含む/備える」は、本明細書において特徴、要素、ステップまたはモジュールの存在を表し、1つまたは複数の他の特徴、要素、ステップまたはモジュールの存在または付加を排除しない。
図1は、シングルキャリアシステムにおいて端末設備がネットワーク側に無線リンク障害情報を報告するフローチャートである。 図2は、キャリアアグリゲーションシステムにおいてキャリアアグリゲーションの概略図である。 図3は、本発明の実施例1の無線リンク障害情報を報告するフローチャートである。 図4は、本発明の実施例2の無線リンク障害情報を報告するフローチャートである。 図5は、本発明の実施例3の無線リンク障害情報を報告するフローチャート 図6は、本発明の実施例4の端末設備の構成を示す概略図である。 図7は、本発明の実施例5の基地局の構成を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら本発明の各種の実施方式について説明する。これらの実施方式は例示的なものであり、本発明を限制するものではない。当業者が発明の原理と実施方式を理解しやすいために、本発明の実施方式はロングタームエボリューション(LTE-A:Long Term Evaluation Advanced)システムのマルチキャリアシステムを例として紹介する。ただし、本発明は当該システムに制限されず、無線リンク障害の発生位置が唯一でないあらゆるシステムに適用することが理解される。
図3は、本発明の実施例1の無線リンク障害情報を報告するフローチャートである図3に示されたように、当該方法は、
端末設備がネットワーク側から送信され、無線リンク障害情報を報告させる要求を受信するステップ301と、
当該端末設備が要求に基づいて無線リンク障害情報をネットワーク側に報告し、ネットワーク側が報告された無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析するステップ302と、を含み、当該無線リンク障害情報は、
リンク障害が発生するときに、当該端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、当該サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告と、を含む。
本実施例において、ステップ301では、ネットワーク側、例えば基地局がUE Information Requestメッセージを採用して当該要求を送信することができる。ステップ302では、当該端末設備が当該要求を受けた後に、UE Information Responseメッセージを通じて無線リンク障害情報を送信する。ただし、上述のメッセージに限らず、その他の任意のメッセージを採用して要求を送信し、さらに無線リンク障害情報を送信することができる。
本実施例においては、リンク障害が発生するときに、当該端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告は、無線リンク障害が発生するサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告、およびリンク障害が発生するときにセル内の他のサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告を含む。また、リンク障害が発生するキャリアはプライマリーキャリアであってもセカンダリキャリアであってもよい。
本実施例においては、基地局と端末設備は、プライマリーキャリアのキャリア識別情報を省略することを予め約束したときに、前記無線リンク障害情報にはプライマリーキャリアのキャリア識別情報が含まない。このため、基地局が受けたリンクの質の測定報告に、対応するキャリア識別情報がないと、基地局が約束に基づいて当該リンクの質の測定報告がプライマリーキャリアにおけるリンク測定報告であると決定することができる。
本実施例において、基地局と端末設備との間に約束がない場合、当該無線リンク障害情報はプライマリーキャリアのキャリア識別情報をも含む。このため、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのすべてのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告とすべてのサービングキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
前記実施例から明らかなように、マルチキャリアシステムにおいて、前記方法によりネットワーク側は、完全な無線リンク障害情報を獲得することができ、さらに当該リンクの質の測定報告を利用して無線リンク障害の原因を分析することができる。よって、誤判断を避けることができ、既知の技術に存在する問題を解決することができる。
図4は、本発明の実施例2の無線リンク障害情報を報告するフローチャートである。図4に示されたように、当該方法は、
基地局は端末設備に対し当該端末設備が無線リンク障害情報を報告させる要求を送信するステップ401と、
当該端末設備が要求に基づいて送信した無線リンク障害情報を受信し、ネットワーク側が報告された当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析するステップ402と、を含む。また、当該無線リンク障害情報は、
リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、当該サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
本実施例において、ステップ401において、基地局がUE Information Requestメッセージを採用して当該要求を送信することができる。ステップ402において、当該端末設備がUE Information Responseメッセージを採用して無線リンク障害情報を送信する。ただし、前記のメッセージに限らずその他の任意のメッセージを採用して要求を送信し、さらに当該無線リンク障害情報を送信することができる。
本実施例においては、当該基地局は当該端末設備とリンクを再確立する基地局であってもよい。
本実施例において、基地局と端末設備はプライマリーキャリア識別情報を報告しないことについて予め約束した場合、当基地局が受けたリンクの質の測定報告に、対応するキャリア識別情報がないと、基地局は、約束に基づいて当該リンクの質の測定報告がプライマリーキャリアにおけるリンク測定報告であると決定することができる。
本実施例において、基地局と端末設備との間に約束がない場合、当該無線リンク障害情報は、プライマリーキャリアのキャリア識別情報をも含む。このため、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのすべてのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、セル内のすべてのサービングキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
本実施例において、当該基地局が当該無線リンク障害情報を受けたときに、当該基地局は直接当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因について分析を行うことができる。また、当該基地局は、当該リンクの質の結果をネットワーク側の他の機能エンティティに送信し、他の機能エンティティにより当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因について分析を行うこともできる。
このため、当該方法は、当該基地局は、当該無線リンク障害情報をネットワーク側の他の機能エンティティに送信し、当該ネットワーク側の他の機能エンティティに、報告された当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因分析をさせることを含むことができる。
前記実施例から明らかなように、マルチキャリアシステムにおいて、ネットワーク側は完全な無線リンク障害情報を獲得でき、且つ当該リンクの質の測定報告を利用して無線リンク障害の原因を分析することができる。よって、誤判断を避けることができ、既知の技術に存在する問題を解決することができる。
前記実施例において、当該端末設備は、リンク障害が発生しているかどうかをリアルタイムで検出することができ、且つネットワーク側も当該端末設備で発生するリンク障害を承知しており、ネットワーク側は当該端末設備でリンク障害が発生していることを知った後に、ネットワーク側は端末設備に対し当該端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を送信することができる。当該端末設備は当該要求に基づいて前記無線リンク障害情報をネットワーク側に報告し、ネットワーク側が当該無線リンク障害情報に基づいてリンク障害の原因を分析し、最終的にネットの最適化を実現する。
以下、マルチキャリアシステムにおいて基地局が端末設備に無線リンク障害情報を報告させることを例に無線リンク障害情報を報告する方法について詳しく説明する。
図5は本発明の実施例3の無線リンク障害情報を報告するフローチャートである。図5に示されたように、当該方法は、ステップ501〜510を含む。
ステップ501において、基地局は端末設備に無線リンク障害情報を報告させる必要があるかを判断し、もし判断の結果は「はい」であれば、ステップ502に進み、そうでなければ判断を続ける。
また、当該基地局はネットワーク側のエンティティより送信された命令に基づいて端末設備に無線リンク障害情報を報告させる必要があるかを判断することができる。即ち、もしネットワーク側のエンティティから送信された命令を受信すると、端末設備に無線リンク障害情報を報告させる必要があると決定することができる。そうでなければ、端末設備に無線リンク障害情報を報告させる必要がないと判断する。当該ネットワーク側のエンティティは当該基地局自身、または無線リンク障害が発生する基地局であってもよく、またはネットワーク側の他の機能エンティティ、例えば、ネット管理エンティティであってもよい。
ステップ502において、もしステップ501で基地局が端末設備に無線リンク障害情報を報告させる必要があると判断すれば、当該基地局が当該端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求メッセージを送信する。
また、当該要求メッセージはUE Information Requestメッセージを採用することができる。
ステップ503においては、当該端末設備が当該要求メッセージを受信する。
ステップ504においては、当該端末設備は対応する無線リンク障害情報があるかを判断する。もし判断の結果は「はい」であれば、ステップ505を実行し、そうでなければステップ506を実行する。
また、当該端末設備はリアルタイムでリンク障害が発生しているかを検出することができ、且つネットワーク側も当該端末設備で発生するリンク障害を知ることができる。しかし、リンク障害が発生するときに、端末設備は、リンク障害が発生する前の最後の測定からリンク障害が検出されるまでの間の時間が長すぎるため、今回の測定はすでにリンク障害に無効であると認識し、相応するリンクの質の測定の結果がない可能性はある。従って、無線リンク障害が発生しても、端末設備には相応する無線リンク障害情報が存在しない可能性はある。
ステップ505において、もしステップ504での判断の結果は「はい」であれば、当該端末設備は当該基地局に応答メッセージを送信する。当該応答メッセージには無線リンク障害情報を含む。
また、当該端末設備の応答メッセージはUE Information Responseメッセージを採用することができる。
基地局と端末設備がプライマリーキャリアのキャリア識別情報を省略することを予め約束したときに、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのすべてのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告とすべてのサービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
基地局と端末設備との間に約束がない場合、当該無線リンク障害情報はさらにプライマリーキャリアのキャリア識別情報を含む。このため、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのすべてのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、すべてのサービングキャリアが対応するキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
ステップ506において、もしステップ504での判断の結果は「いいえ」であれば、当該端末設備は当該基地局に応答メッセージを送信しないか、または当該応答メッセージを送信するが、当該応答メッセージの内容はブランクである。
ステップ507において、ステップ505の後に、当該基地局は所定の時間内に当該応答メッセージを受信したかを判断する。もし判断の結果は「はい」であれば、ステップ508を実行し、そうでなければステップ509を実行する。
ステップ508においては、もしステップ507での判断の結果は「はい」であれば、当該基地局は当該無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析し、ネットの最適化を行う。
ステップ509においては、もしステップ507での判断の結果は「いいえ」であれば、応答メッセージの受信障害が発生すると決定しプロセスが終了する。
前記実施例においては、当該基地局を無線リンク障害の原因分析を行うネットワーク側のエンティティとしたが、これに限定されず、他のネットワーク側のエンティティを採用することもできる。例えば、ネット管理エンティティが前記分析を実行することもできる。この場合、図5に示されたように、ステップ510をさらに含むことができる。
ステップ510においては、もしステップ507での判断の結果は「はい」であれば、当該基地局は、当該無線リンク障害情報を他のネットワーク側のエンティティに送信し当該他のネットワーク側のエンティティに当該無線リンク障害情報を利用して分析させ、ネットの最適化を行う。
前記実施例から明らかなように、ネットワーク側は端末設備に対し当該端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を送信することができる。当該端末設備は当該要求に基づいて前記無線リンク障害情報をネットワーク側に報告し、ネットワーク側は、キャリア識別、およびリンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのすべてのキャリアにおけるリンク測定報告、および隣接セル的リンク測定報告を含む無線リンク障害情報を獲得し、当該無線リンク障害情報に基づいてリンク障害の原因を分析することにより、誤判断を回避することができ、最終的にネットの最適化を実現し、既知の技術に存在する問題を解決できる。
マルチキャリアシステムにおいて、端末設備はソースプライマリーキャリアでリンク障害が発生した後にもう1つのキャリアでリンク再確立を行う。リンク再確立の後に、もし端末設備は、ネットワーク側の要求に基づいて、リンク障害が発生するときに所在するセルのすべてのサービングキャリアにおけるリンク測定の質と、相応するキャリア識別情報、および隣接セルにおけるリンクの測定品質を含む無線リンク障害情報を報告すれば、ネットワーク側は、当該端末設備から報告された無線リンク障害情報に基づいてリンク障害の原因を判断することができる。
例えば、もし当該端末設備と、リンク障害が発生するときに所在するセルのすべてのサービングキャリアとのリンクの測定品質が悪ければ、さらに当該端末設備と隣接セルとのリンクの測定品質も悪ければ、ネットワーク側はリンク障害がカバレッジ盲点によるものであると決定することができる。
もし当該端末設備と、リンク障害が発生するときに所在するセルのすべてのサービングキャリアとのリンクの測定品質が悪いが、当該端末設備と、或る隣接セルとのリンクの測定品質が良く、且つハンドオーバ後のプライマリーキャリアは隣接セルにあれば、ネットワーク側は、リンク障害がセル間のハンドオーバが遅すぎたためであると決定する。
もしソースプライマリーキャリアでのリンクの測定品質が悪いが、或るセカンダリキャリアとのリンクの測定品質が良く、且つハンドオーバ後のプライマリーキャリアが元のセルにあれば、隣接セルのリンクの測定品質が良いかどうかに関係なく、リンク障害がセル内のハンドオーバ(プライマリーキャリアを変更する)が遅すぎるためである可能性が極めて高い。
従って、ネットワーク側は端末設備から報告された無線リンク障害情報に基づいてリンク障害の原因を分析することにより、誤判断を回避することができ、最終的にネットの最適化を実現し、既知の技術に存在する問題を解決することができる。
当業者が理解されるように、前記実施例の方法の全部又は一部のステップは、プログラムにより関連のハードウェアに命令をして実施させることができ、前記プログラムはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、当該プログラムを実行させるときに、前記実施例の方法の全部または一部のステップを含むことができ、前記記録媒体はROM、RAM、磁気ディスク、光ディスク等を含むことができる。
下記の実施例に示されたように、本発明の実施例はさらに基地局と端末設備を提供する。当該基地局と端末設備における課題を解決するための原理は、基地局と端末設備によりリンク障害情報を報告する方法と類似するため、当該基地局と端末設備の実施例は前記方法の実施例を参照することができ、ここではその説明の重複を省略する。
図6は、本発明の実施例4の端末設備の構成を示す概略図である。図6に示されたように当該端末設備は第一受信ユニット601と第一送信ユニット602を含む。
第一受信ユニット601は、ネットワーク側より送信され、端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を受信する。
第一送信ユニット602は、第一受信ユニット601が受信した当該要求に基づいて無線リンク障害情報を当該ネットワーク側に報告し、当該ネットワーク側は報告された無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析する。当該無線リンク障害情報は、
リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、当該サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
本実施例においては、リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告は、無線リンク障害が発生するサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告、およびリンク障害が発生するときにセル内の他のサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告を含む。また、リンク障害が発生するキャリアはプライマリーキャリア、またはセカンダリキャリアであってもよい。
本実施例において、基地局と端末設備がプライマリーキャリアのキャリア識別情報を省略することを予め約束したときに、前記無線リンク障害情報には、プライマリーキャリアのキャリア識別情報が含まない。このため、当基地局が受けたリンクの質の測定報告には対応するキャリア識別情報がなければ、基地局は約束に基づいて当該リンクの質の測定報告がプライマリーキャリアにおけるリンク測定報告であると決定することができる。
本実施例において、基地局と端末設備との間に約束がない場合、当該無線リンク障害情報は、プライマリーキャリアのキャリア識別情報をさらに含む。このため、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのすべてのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、すべてのサービングキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
また、当該端末設備はさらに前記キャリア識別情報と無線リンク障害情報を記憶する記憶ユニット(図示していない)を含む。
図7は、本発明の実施例5の基地局の構成を示す概略図である。図7に示されたように、当該基地局は、第二送信ユニット701と第二受信ユニット702を含む。
第二送信ユニット701は、端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を当該端末設備に送信する。
第二受信ユニット702は、当該端末設備が当該要求に基づいて応答した無線リンク障害情報を受信し、当該基地局は、報告された無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析する。当該無線リンク障害情報は、
リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、当該サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
本実施例においては、当該基地局は、当該端末設備とリンク再確立を行う基地局であってもよい。
本実施例においては、基地局と端末設備は、プライマリーキャリア識別情報を報告しないことについて予め約束した場合、当基地局が受けたリンクの質の測定報告には、対応するキャリア識別情報がなければ、基地局は約束に基づいて当該リンクの質の測定報告がプライマリーキャリアにおけるリンク測定報告であると決定することができる。
本実施例においては、基地局と端末設備との間に約束がない場合、当該無線リンク障害情報はさらにプライマリーキャリアのキャリア識別情報を含む。このため、当該無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに当該端末設備の所在するセルのすべてのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、セル内のすべてのサービングキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む。
また、当該基地局はネットワーク側のエンティティとして無線リンク障害の原因を分析することができる。また、ネットワーク側の他のエンティティも無線リンク障害の原因を分析することができる。このため、当該基地局は、第三送信ユニット703をさらに含め、当該第三送信ユニット703は、ネットワーク側の他のエンティティに当該無線リンク障害情報を送信し、ネットワーク側の他のエンティティは当該無線リンク障害情報分析を利用して無線リンク障害原因を分析する。
前記実施例から明らかなように、ネットワーク側は端末設備に対し当該端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を送信することができる。当該端末設備は当該要求に基づいて前記無線リンク障害情報をネットワーク側に報告し、ネットワーク側は当該無線リンク障害情報に基づいてリンク障害の原因を分析することにより、誤判断を回避することができ、最終的にネットの最適化を実現し、既知の技術に存在する問題を解決することができる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。端末設備において前記プログラムを実行させるときに、前記プログラムはコンピュータに前記端末設備で無線リンク障害情報を報告する実施例1に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録させた記録媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能なプログラムはコンピュータに端末設備において無線リンク障害情報を報告する実施例1に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。基地局において前記プログラムを実行させるときに、前記プログラムはコンピュータに前記基地局で無線リンク障害情報を報告する実施例2に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録させた記録媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能なプログラムはコンピュータに基地局で無線リンク障害情報を報告する実施例2に記載の方法を実行させる。
本発明の上記の装置と方法は、ハードウェアにより実現することができ、また、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実現することもできる。本発明は、プログラムがロジックコンポーネントにより実行されるときに、当該ロジックコンポーネントに上記の装置または構成要件を実現させることができ、或いは当該ロジックコンポーネントに上記各種の方法又はステップを実現させることができるコンピュータ読み取り可能なプログラムに係る。
本発明は、また上記プログラムを記憶する記録媒体、例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、コンパクトディスク、DVD、フラッシュメモリ等に係る。
以上、具体的な実施形態を用いて本発明について説明を行ったが、これらの説明は例示的なものであり、本発明の保護範囲を制限するものではないことは当業者に理解されるところである。当業者は本発明の精神と原理に基づいて本発明に対する様々な変更、修正を行うことができ、これらの変更、修正も本発明の範囲内にあると認めるべきである。

Claims (14)

  1. 無線リンク障害情報を報告する方法であって、
    端末設備は、ネットワーク側から送信され無線リンク障害情報を報告させる要求を受信し、
    前記端末設備は、前記要求に基づいて無線リンク障害情報を前記ネットワーク側に報告し、前記ネットワーク側は、前記端末設備より報告された前記無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析し、
    前記無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む、
    ことを特徴とする無線リンク障害情報を報告する方法。
  2. 前記無線リンク障害情報は、前記サービングキャリアのプライマリーキャリアの識別情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 無線リンク障害情報を報告する方法であって、
    基地局は、端末設備に対し前記端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を送信し、
    前記端末設備は、前記要求に応じて報告した無線リンク障害情報を受信し、ネットワーク側は、報告された前記無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析し、
    前記無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む、
    ことを特徴とする無線リンク障害情報を報告する方法。
  4. 前記無線リンク障害情報は、前記サービングキャリアのプライマリーキャリアの識別情報を含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記基地局は、前記無線リンク障害情報をネットワーク側の他の機能エンティティに送信し、前記ネットワーク側の他の機能エンティティに、報告された前記無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析させる、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 端末設備であって、
    ネットワーク側より送信され、端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を受信する第一受信ユニットと、
    前記第一受信ユニットが受信した前記要求に基づいて無線リンク障害情報を前記ネットワーク側に報告し、前記ネットワーク側に、報告された前記無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析させる第一送信ユニットと、を含み、
    前記無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む、
    ことを特徴とする端末設備。
  7. 前記無線リンク障害情報は、前記サービングキャリアのプライマリーキャリアの識別情報を含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末設備。
  8. 基地局であって、
    端末設備に対し前記端末設備に無線リンク障害情報を報告させる要求を送信する第二送信ユニットと、
    前記端末設備が前記要求に応じて報告した無線リンク障害情報を受信し、前記基地局に、報告された前記無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析させる第二受信ユニットと、を含み、
    前記無線リンク障害情報は、リンク障害が発生するときに前記端末設備の所在するセルのサービングキャリアにおけるリンクの質の測定報告と、前記サービングキャリアのセカンダリキャリアのキャリア識別情報と、所在するセルの隣接セルにおけるリンクの質の測定報告を含む、
    ことを特徴とする基地局。
  9. 前記無線リンク障害情報は、前記サービングキャリアのプライマリーキャリアの識別情報を含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の基地局。
  10. 前記基地局は、前記無線リンク障害情報をネットワーク側の他の機能エンティティに送信し、前記ネットワーク側の他の機能エンティティに、報告された前記無線リンク障害情報に基づいて無線リンク障害の原因を分析させる第三送信ユニットをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の基地局。
  11. コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    端末設備において前記プログラムを実行させるときに、前記プログラムはコンピュータに前記端末設備において請求項1または2に記載の無線リンク障害情報を報告する方法を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  12. コンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶させた記録媒体であって、
    前記コンピュータ読み取り可能なプログラムは、コンピュータに端末設備において請求項1または2に記載の無線リンク障害情報を報告する方法を実行させる、
    ことを特徴とする記録媒体。
  13. コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    基地局において前記プログラムを実行させるときに、前記プログラムがコンピュータに前記基地局において請求項3乃至5の何れかに記載の無線リンク障害情報を報告する方法を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  14. コンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶させた記録媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能なプログラムは、コンピュータに基地局において請求項3乃至5の何れかに記載の無線リンク障害情報を報告する方法を実行させる、
    ことを特徴とする記録媒体。
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