JP2013544146A - ボウル - Google Patents

ボウル Download PDF

Info

Publication number
JP2013544146A
JP2013544146A JP2013539106A JP2013539106A JP2013544146A JP 2013544146 A JP2013544146 A JP 2013544146A JP 2013539106 A JP2013539106 A JP 2013539106A JP 2013539106 A JP2013539106 A JP 2013539106A JP 2013544146 A JP2013544146 A JP 2013544146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusions
bowl
group
base
bowl according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013539106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5711819B2 (ja
Inventor
ボダム ヨルゲン
Original Assignee
ピーアイ デザイン アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピーアイ デザイン アーゲー filed Critical ピーアイ デザイン アーゲー
Publication of JP2013544146A publication Critical patent/JP2013544146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5711819B2 publication Critical patent/JP5711819B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G23/00Other table equipment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G19/00Table service
    • A47G19/12Vessels or pots for table use
    • A47G19/14Coffee or tea pots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/14Pouring-spouts, e.g. as parts separate from vessel
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/07Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools
    • A47J43/0727Mixing bowls
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J45/00Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
    • A47J45/06Handles for hollow-ware articles
    • A47J45/061Saucepan, frying-pan handles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Abstract

本発明は、食物を混ぜるためのボウルに関する。ボウルの基部(10)の外側に、少なくとも3つの突起(12;12’;12”)からなる少なくとも1つのグループが取り付けられる。1つのグループの全ての突起は、共通の平面へと外向きに突出するため、平らな表面(70)上にこのグループの全ての突起(12;12’;12’’)を用いてボウルが載るように、重力方向に関し傾けて、平らな表面(70)上にボウルを置くことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、食物を混ぜるための、例えばパン生地、プディング等を混ぜるためのボウルに関する。
様々な形をした、食物を混ぜるためのボウルは、従来技術から十分に公知である。食物を混ぜる際、使用者が、ボウルを斜めの姿勢で又は平らに保持し、混ぜている間ボウルを前後に傾けることができると有利である。これにより、ボウルに入っている食物を回したり撹拌したりすることができる。
このように、ボウルを斜めの姿勢で保持したり、前後に傾けたりできるようにするために、従来技術から、湾曲した底部をもつボウルを構成したり、ボウルが湾曲した底部を用いて上に載るスタンドを提供することが公知である。この場合、ボウルは、一定限度の範囲で、スタンドに関して自由に旋回できる。スタンド付きのこのようなボウルは、例えば、特許文献1に記載される。しかしながら、このタイプの器具には、少なくとも2つの別個のパーツから構成されるという欠点がある。
さらに、ボウルを平らな表面上に斜めに保持して載せることができるように、ボウルの外側に構造物を取り付けることが知られている。特許文献2では、例えば、2つの平行に延びるリブがボウルの外側に取り付けられていて、作業面上でボウルが転がるのをガイドできる。特許文献3は、底部と側壁の間の移行領域が階段状になっていて、その結果、斜めの姿勢で保持できるボウルを記載する。これらのボウルでは、斜めの姿勢から外れてボウルがさらに傾くことを防ぐが、一方向の動きでのみである。それでもなお、混合中、ボウルが誤って滑り出したり、転がったりするという危険性は残る。
特許文献4及び5に記載されているボウルは、その湾曲した外側の領域に、それぞれ1以上の平らな支持面を持つ。これにより、ボウルを作業面に対し斜めにして、平らな支持面の1つで支えられるように保持したとき、ボウルが誤って滑り出したり転がったりしない。
特許文献6には、平らな底部と周囲の側壁との間の移行領域に、ビーズの形をした周囲厚み部分を有するボウルが記載される。側壁の上部領域には、外側に突出する突起部も構成される。このボウルは、それぞれ2つの隣接する突起部と周囲厚み部分を用いて、平らな表面上に載るため、この平らな表面上に横方向に傾けて置くことができる。しかしながら、平らな表面に対し所定の傾きでしか、突起部と厚み部分を用いてボウルをこの表面上に設置できない。
EP 0 384 197 US 5,169,023 US 5,423,452 GB 491,517 US 2,121,165 US 1,394,540
本発明の目的は、平らな表面上に傾いた姿勢で載ることができるように構成された、食物を混ぜるためのボウルを提示することであって、ボウルが、この姿勢から誤って滑り出すのを防ぐ。このボウルは、できるだけ簡単で安価に製造することができるように形成される。
この目的を達成するために、請求項1に明示するボウルを提案する。本発明の有利な実施形態は、従属請求項に明示する。
以下、下部に、上部に、上方に及び下方に等の位置の記載は、取り出し開口部を上に向けて、重力方向に関して平らな表面上に直立するボウルに関するものである。ボウルは、取り出し開口部を介して出し入れできる内部を有する。
従って、本発明は、食物を混ぜるためのボウルを提供する。本発明のボウルは、凸状の外面を有する湾曲した基部を含む。好ましくは、この外面は実質的に滑らかである。ここで「滑らか」とは、数学的意味合いにおいて理解されるべきであり、つまりは、基部の外面が、その辺縁部以外、全ての点において連続的に微分可能であり、とりわけ、突然の角やエッジをもたない表面を形成することを意味する。好ましくは、外面が部分的に球形又は楕円形の一部を形成する。
本発明によると、基部の外面に少なくとも3つの突起からなる少なくとも1つのグループが構成されており、これらの突起それぞれ全てが共通の平面まで外へ向かって突出し、その結果、平らな表面上にこのグループの全ての突起を用いてボウルが載るように、ボウルを、重力方向に関し傾けて、この平らな表面上に置くことができる。言い換えると、このグループの突起の自由端がすべて、共通の平面にある。
ボウルは、その都度、1つのグループの突出する突起を用いて、平らな表面上に傾けて置くことができるため、ボウルに入った食物の加工が使用者にとってかなり容易となる。それゆえ、使用者は、例えば、必ずしも上からボウル内にミキサーを入れる必要はなく、横からボウルの内容物の下側にミキサーを突き刺すこともできる。この場合、ボウルは、表面上に載っている突起により、この傾いた姿勢から外れて、滑り出したり転がったりすることがない。
1つの突起は、表面の目立った局部的な隆起部を構成する。この場合、突起は、横から突起の周囲を取り囲む表面から明らかに突き出ている。棒が、一方向の寸法がこの方向に垂直な方向の寸法より実質的に大きいのとは対照的に、突起は、その長手方向軸に垂直な全ての方向において同様の寸法を有する。突起は、ほぼ円筒形であってよい。しかしながら、突起は、例えば、切頭円錐形、半球又は部分的に半球の形状であってもよいし、あるいは、好ましくは正多角形、例えば正六角形の形をした底面領域を備える直角柱の形状であってもよい。この突起の自由端部は平らな面を形成することもできるし、又は湾曲していてもよい。
好ましくは、突起の直径は、それぞれ2つの隣接する突起の間の距離以下であり、好ましくは、この距離の半分以下、多くの場合、この距離の10分の1から5分の1でしかない。
好ましくは、突起のグループは、それぞれ、ボウルが平らな表面上に1つのグループの突起を用いて載っているとき、一定の傾斜力を越えたときにのみ、重力方向に関し異なる方向へとボウルが動くことができるように構成され配置される。この場合、空のボウルを、使用者が保持しなくとも、平らな表面上に、傾いた姿勢で安定的に置けることが好ましい。
好ましくは、ボウルは多くの突起を有し、これらが、それぞれ少なくとも3つの突起からなる複数のグループを形成し、各グループの突起がそれぞれ全て、共通の面まで外に向かって突出する。これらのグループは互いに重なることもでき、すなわち共通の突起を有することもできるが、分離していて、各グループを完全に異なる突起から構成することもできる。突起は基部の外面の広い部分にわたって、特に、基部の、ボウルの開口部の方向に関し周囲となる領域にわたって、均一に分配されると有利である。これにより、ボウルは、平らな表面上に、突起のグループを用いて傾いた姿勢で載るための多くの可能性を有する。同時に、突起のない中央底領域を基部に設けることができる。
突起はそれぞれ、外へ向かって、丸い端部を有する。しかしながら、共通のグループの突起のそれぞれが端部を有し、その端面が、平らで外を向く好ましくは円形の支持面を形成することが有利である。このとき、1つのグループの全ての突起の支持面は、好ましくは、それぞれ、1つの共通の平面を形成する。それによって、1つのグループの突起は、それらの支持面のすべてを用いてそれぞれ水平に平らな表面上に載ることができるため、傾いた姿勢でのボウルの安定性が高まる。しかしながら、突起の端面は平らな面であるけれども、これらの面が共通の平面を形成せず、互いに対し一定の角度をなすことも考えられる。この場合、重要なのは、1つのグループの突起が共通の平面まで突出し、その結果、平らな表面上に全てが載ることができるという点だけである。突起はまた、表面上の辺縁部でのみ載ることもできる。定義から、全てが共通の平面まで突出する1つのグループの突起の間に、このグループには属せず、このグループの突起より突出量が小さいさらなる突起を配置することもできる。これらの突起は、本発明の機能性においては不必要であるが、他の理由、例えばより統一された外観を生み出すために好ましいこともある。
好ましい実施形態では、各グループの突起それぞれが全て、基部の外面から外へ向かって互いに対し平行に延びる。この場合、1つのグループの突起は、通常異なる長さとなる。このため、平らな表面上に載るとき、共通のグループの突起は全て、この表面に対し垂直な方向に延びる。この結果、突起に働く力が最適に吸収される。
本発明のボウルは、それぞれ全てが同数の突起を有する多数のグループを有する。好ましくは、各グループ内の突起は、同様に配置される。
1つのグループそれぞれの突起は、合同で正多角形を形成するように配置されると有利である。この場合、突起は、それぞれ、多角形の頂点を形成することができる。多角形の辺に沿って、及び/又は多角形の面をおおって、さらなる突起を分布することができる。しかしながら、各グループそれぞれがちょうど3つの突起を有する実施形態が特に好ましい。この場合、突起は、正三角形の形状で配置されると有利である。特に好ましい実施形態では、突起が、正三角形の格子の格子点を形成するように配置される。
本発明のボウルは、特に基部の領域に、少なくとも部分的に、プラスチックコーティングを設けることができ、このコーティングに突起が一体的に構成される。プラスチックコーティングは、特に射出成形によりボウル上にスプレーすることができ、又は他の方法でボウルに結合される。このようなプラスチックコーティングがある場合、このコーティングは基部よりショアA硬度が低いと有利である。この場合、プラスチックコーティングは、特に、70未満、好ましくは60未満、特に好ましくは約50のショアA硬度を有することができる。好適な材料としては、例えば、シリコーンゴム、又は、SantopreneTM(EPDM/ポリプロピレン系のTPE)等の熱可塑性エラストマー(TPE)が挙げられる。この場合、突起は、表面に載っているとき、この表面によりよく適合し、その結果、特に、突起にかかる力が1つのグループの様々な突起上により均等に配分され、基部の外側がより滑りにくくなる。プラスチックコーティングは、ボウルの外面全体を覆うようにしてもよいし、あるいは、基部の領域にのみ設けることもできる。しかしながら、コーティングを実質的に基部の領域にのみに設けて、ある地点、特に取っ手の領域で上方に延ばすこともできる。
図1は、好ましい第1の実施形態による発明のボウルの斜視図である。 図2は、図1のボウルを側面からみた図である。 図3は、図1のボウルを下からみた図である。 図4は、図1のボウルをIV−IV平面で切った中央断面図である。 図5は、表面上に斜めの姿勢で載っている、図1のボウルの斜視図である。 図6は、図1のボウルの部分断面図である。 図7は、第2の実施形態による発明のボウルの部分断面図である。 図8は、第3の実施形態による発明のボウルの部分断面図である。 図9は、第4の実施形態による発明のボウルの斜視図である。 図10は、第5の実施形態による発明のボウルの中央断面図である。 図11は、図10のボウルを側面からみた図である。
本発明の好ましい実施形態を、図を参照して以下に説明するが、これらは単に例示の目的のためのものであって、限定的に解釈されるべきではない。
好ましい第1の実施形態による、食物を混ぜるための発明のボウルを、図1〜6に示す。
本発明のボウルは、湾曲した凸状の滑らかな外面を有する基部10を有し、この上に突起12が構成される。この例示の実施形態のように、基部10は、ほぼ半球状の構造であってもよい。しかしながら、基部10の他の形状も可能である。従って、例えば、部分的にのみ半球に形成されてもよいし、又は楕円面又は部分的に楕円面として形成されてもよい。基部10は、その最下領域に、突起のない中央底領域13(図3)を有し、ここでは、この領域も同様に外へ向かって曲がっている。しかしながら、本実施形態と対照的に、ボウルを表面70上に直立させて置いたとき、ボウルの停止表面として働くように、この底領域13を平らに構成することもできる。基部10は、上へ向かう方向で、円周の、この場合円筒状の側壁20に隣接する。
基部10及び側壁20は合同で、それらの内面を用いて内部30の境界を定め、この内部に、例えばベーキング製品等の食物が入れられる。側壁20は上部へり21を有し、このへりがボウルの取り出し開口部の境界を定める。内部30には、この取り出し開口部を通して出し入れできる。
ボウルは、多数の突起12を有し、これらの突起は、基部10の外面上に構成される。この例示の実施形態では、突起12の形状は円筒形であり、それぞれ2つの隣接する突起12の間の距離より約3倍小さい直径を有する。この場合、それぞれ、基部10の外面に対して垂直に放射状に外へ向かって突出する突起12の長さは、その直径よりわずかに小さい。突起12はそれぞれ、平らな外面を有する端部を持つ。突起12のこれらの外面は、それぞれ、基部10の外面に関し垂直な方向において外側を向く。
各突起12は、それぞれ1つのグループの一部を形成する。突起12からなる1つのグループは、それぞれ、少なくとも3つの突起12を有し、1つのグループの全ての突起12が、共通の平面まで外へ向かって突出する。そのため、図5に示すように、ボウルを、1つのグループの突起12の全てを用いて平らな表面70上に載るように、斜めの姿勢でこの平らな表面70上に置くことができる。突起は、必ずしも、突起の端面の全体を用いて平らな表面上に載る必要はなく、むしろ、本実施例でのように、突起が平らな表面上に、突起の自由端の辺縁部を用いてのみ載っていれば十分である。ボウルは、さらに、突起12の間にある場所で表面70上に載っていることもできるが、そうでなくてもよい。平らな表面70上に載っている突起12により、ボウルが表面70上にこの姿勢で載っているとき、誤って滑って又は傾いて外れない。
この場合においては、それぞれちょうど3つの突起12が共通のグループを形成する。1つのグループの突起12はここではそれぞれ、正三角形の頂点を形成するように配置される。しかしながら、共通のグループの突起12の他の配置も可能である。従って、1つのグループの突起12を、任意の多角形、特に正多角形の形に配置することができる。この場合、突起12は、必ずしも三角形又は多角形の頂点にのみ配置されなければならないということはなく、例えば、三角形又は多角形の辺に沿って配置されてもよいし、又は三角形又は多角形の面一面に規則的に分布して配置されてもよい。ボウルは、もちろん、突起の構成が異なるグループを任意に組み合わせて有してもよい。
この場合、突起12は、基部10の外面のほぼ全体にわたって、円周に及び規則的に分布される。ここでは、突起12は、それぞれ3つの突起12からなる多くのグループを形成し、これら突起が正三角形の形に配置される。基部10の最上領域と中央底領域13だけには、突起12が存在しない。底領域13の周りに配置される突起12は、この場合、共同で五角形を形成するが、特に、ボウルが平らな表面70上に直立した姿勢で載っているとき、ボウルをその位置に安定して保持するよう働くことが可能である。中央底領域13と基部10の最上領域の間で、突起12は、好ましくは、この場合のように、基部10の外面全体にわたり規則的に分布される。本実施形態において、突起12は、グループで正三角形の形に配置されるだけでなく、さらに、正三角形の格子の格子点を形成する。この突起12の規則的な配置により、個々の突起12はそれぞれ、複数の、ここでは4から6のグループの一部を形成することができる。従って、この場合のように、異なる突起のグループが重なることもできる。
突起12は、共同で、基部10と一体的に構成されてもよい。しかしながら、好ましくは、突起12は、図4の例に見られるように、プラスチックコーティング11上に一体的に構成される。このプラスチックコーティング11は、基部10の外面の一部、又は全体をも覆うことができる。この場合、プラスチックコーティング11は、図4に見られるように、その外側がボウルの外側の残りの部分と同一平面に配置されるように、基部10に塗布されると有利である。この例示の実施形態では、プラスチックコーティング11の外側は、側壁20の外側と同一平面に配置される。プラスチックコーティング11は、ここでは、特に、好ましくは側壁20と一体的にプラスチックから製造される基部10上にスプレーすることができる。プラスチックコーティング11は、基部10に比べて、より軟らかい材料、すなわち、ショアA値が低い材料、例えばシリコーンゴムから製造されると有利である。プラスチックコーティング11のこのやわらかさにより、突起12は、表面上に載っているとき、この表面によりよく適合することができ、その結果、力が、対応するグループの様々な突起12の間でうまく分配される。さらに、このようにすると、基部の外側が、より滑りにくくなる。
図7に表す実施形態によると、突起12’は、必ずしも、平らな端面を有する必要はなく、外に向く自由端部が丸い形状であってもよい。
特に有利な実施形態を図8に示す。ここでは、共通のグループの突起12’’は、それぞれ全て、互いに平行に外へ向かって延びる。ここでは1つのグループはそれぞれ5つの突起12’’を有するが、もちろん、グループごとに、5より多い又は少なくてもよいが、少なくとも3つの突起12’’を設けることができる。この例示の実施形態では、共通のグループの突起12’’は、この場合好ましくは平らなその外面にて共通の平面上で終端するように、それぞれ異なる長さに形成される。グループ内の突起12’’のこの特別な形状により、ボウルは、全ての突起12’’が表面70上に垂直に立ち、且つ、突起12’’の外面が表面70上に水平に載るように、その都度、1つのグループの全ての突起12’’を用いて平らな表面70上に斜めの姿勢で載ることができる。
発明のボウルのさらなる実施形態を、図9に表す。この場合のボウルは、さらに、側壁20の領域に、ボウルの中身を注ぎ出すための注ぎ口40を有する。この注ぎ口40は、ここに示すように、側壁の範囲内に配置することができる。しかしながら、注ぎ口を側壁20の上部へり21の領域に配置することも可能である。さらに、この例示の実施形態において、ボウルの内部30はその上端を蓋60で閉鎖される。蓋60は取っ手61を有する。ボウルが斜めの姿勢のとき、蓋60がボウルから滑って外れないようにするため、蓋は、特に、側壁20に隣接して内部30に突出する下方に延びる鋳造部を有することができる。さらに、この例示の実施形態において、ボウルには取っ手50が取り付けられており、この取っ手により使用者にとってボウルの取り扱いが容易となる。しかしながら、もちろん、注ぎ口、取っ手及び蓋を省くこともできる。側壁20さえも省いて、平たいボウルを得ることができる。
本発明のボウルのさらに別の実施形態を図10及び11に示す。この場合のボウルは、側壁20の上部へり21に、注ぎ口40’と直径上反対側の取っ手50’とを有する。特に図11から分かるように、ここでは、プラスチックコーティング11が、取っ手50’の領域において上へ延び、取っ手50’の上下面両方にわたって延びる。この場合、取っ手を完全に覆うか、そうでなければ、部分的にのみ覆うことができる。基部10は、中央領域において扁平な形である。さらに、ここに見られるように、プラスチックコーティング11は、この扁平領域に、円形の開口部を有することができ、この開口部の中へと、基部10の下方に突き出た領域が延びることができる。支持領域を形成して直立姿勢でのボウルの安定性を改良するために、この中央開口部を囲む領域で、プラスチックコーティング11はわずかに厚くなっている。ここでは、突起12’は、基部10が湾曲している領域でのみプラスチックコーティング11に取り付けられ、平らな領域には取り付けられない。
10 基部
11 プラスチックコーティング
12、12’、12’’ 突起
13 中央底領域
20 側壁
21 上部へり
30 内部
40、40’ 注ぎ口
50、50’ 取っ手
60 蓋
61 取っ手
70 表面

Claims (13)

  1. 凸状の外面を有する湾曲した基部(10)を有する食物を混ぜるためのボウルであって、前記外面上に、少なくとも3つの突起(12;12’;12’’)からなる少なくとも1つのグループが構成されており、これらの突起それぞれ全てが共通の平面まで外へ向かって突出し、その結果、平らな表面(70)上にこのグループの全ての突起(12;12’;12’’)を用いてボウルが載るように、ボウルを重力方向に関し傾けて、前記平らな表面(70)上に置くことができることを特徴とするボウル。
  2. 前記突起(12;12’;12’’)のグループは、ボウルが平らな表面(70)上にこのグループの突起(12;12’;12’’)を用いて載っているとき、傾斜力を越えたときのみ、重力方向に関し異なる方向へとボウルが動くことができるように構成され配置される、請求項1に記載のボウル。
  3. 前記突起(12;12’;12’’)のグループは、空のボウルがこのグループの突起(12;12’;12’’)を用いて平らな表面(70)上に載っているとき、この表面上に安定して立つように構成され配置される、請求項1又は2に記載のボウル。
  4. 多くの突起(12;12’;12’’)を有し、これらは、それぞれが少なくとも3つの突起からなる複数のグループを形成し、各グループの突起それぞれ全てが、共通の平面まで外へ向かって突出する、請求項1〜3のいずれかに記載のボウル。
  5. 共通のグループの突起(12;12’;12’’)のそれぞれが、平らで外を向く支持面を形成する端部を有し、1つのグループの全ての突起(12;12’;12’’)の前記支持面が共通の平面で延びる、請求項1〜4のいずれかに記載のボウル。
  6. 各グループの前記突起(12;12’;12’’)が、それぞれ全て、前記基部(10)の外面から外へ向かって互いに対し平行に延びる、請求項1〜5のいずれかに記載のボウル。
  7. 前記突起(12;12’;12’’)が、正三角形の格子の格子点を形成するように配置される、請求項1〜6のいずれに記載のボウル。
  8. 各グループの前記突起(12;12’;12’’)が、合同で正多角形を形成するように配置される、請求項1〜7のいずれかに記載のボウル。
  9. 前記突起(12;12’;12’’)が、少なくとも前記基部(10)の外面の周囲領域にわたって、均一に分布される、請求項1〜8のいずれかに記載のボウル。
  10. 前記突起(12;12’;12’’)はそれぞれ円筒形である、請求項1〜9のいずれかに記載のボウル。
  11. 前記突起(12;12’;12’’)はそれぞれ、それぞれ2つの隣接する突起(12;12’;12’’)の間の距離の半分以下の大きさの直径を有する、請求項1〜10のいずれかに記載のボウル。
  12. 少なくとも前記基部(10)の領域にプラスチックコーティング(11)が設けられ、この上に前記突起(12;12’;12’’)が一体的に構成される、請求項1〜11のいずれかに記載のボウル。
  13. 前記プラスチックコーティング(11)が本体より低いショアA硬度を有する、請求項12に記載のボウル。
JP2013539106A 2010-11-19 2011-03-09 ボウル Expired - Fee Related JP5711819B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH19432010 2010-11-19
CH1943/10 2010-11-19
PCT/CH2011/000045 WO2012009819A1 (de) 2010-11-19 2011-03-09 Schüssel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013544146A true JP2013544146A (ja) 2013-12-12
JP5711819B2 JP5711819B2 (ja) 2015-05-07

Family

ID=43567654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013539106A Expired - Fee Related JP5711819B2 (ja) 2010-11-19 2011-03-09 ボウル

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9314122B2 (ja)
EP (1) EP2640231A1 (ja)
JP (1) JP5711819B2 (ja)
CN (1) CN103220946A (ja)
AU (1) AU2011282452B2 (ja)
CA (1) CA2817179A1 (ja)
RU (1) RU2013125336A (ja)
WO (1) WO2012009819A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD741647S1 (en) * 2014-05-15 2015-10-27 Alain Boczkowski Tea infuser with handle
US9883764B2 (en) 2015-09-03 2018-02-06 Mahana, Llc Kettle cooker
US10729099B2 (en) * 2016-03-28 2020-08-04 Ashish Padia Three-layer bowl and a process of manufacturing thereof
CA179488S (en) * 2017-09-18 2019-01-29 Padia Ashish Pet bowl
US11111056B2 (en) * 2018-12-19 2021-09-07 Ryan T. Chisholm Bowl and bowl assembly
USD958612S1 (en) * 2020-04-30 2022-07-26 Fuzhou Quanqiumai Electronic Commerce Co., LTD Tea strainer

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05192257A (ja) * 1991-09-04 1993-08-03 Kraft Inc 傾けて使う掻き混ぜ用ボール
DE10018044A1 (de) * 2000-04-07 2001-10-11 Guenther Dorn Rührschüssel
JP2004504988A (ja) * 2000-07-27 2004-02-19 ダブリュケイアイ ホールディング カンパニー、インコーポレーテッド 複合容器
JP2006263293A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fujii Kibutsu Seisakusho:Kk 調理用ボウル

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1394540A (en) 1920-07-17 1921-10-25 Alexander S Diack Mixing-bowl
US2121165A (en) 1936-03-10 1938-06-21 Simon H Slobodkin Mixing bowl
GB491517A (en) 1937-03-04 1938-09-05 Vera Cole An improved mixing bowl for pastry and the like
US4175670A (en) * 1978-03-22 1979-11-27 Reynolds Metals Company Container construction
DE8901922U1 (de) 1989-02-18 1989-06-15 Emsa-Werke Wulf GmbH & Co, 4407 Emsdetten Küchenvorrichtung, bestehend aus einer Rührschüssel und einem Standfuß
US5423452A (en) 1994-01-06 1995-06-13 Genin Trudeau & Co., Limited Mixing bowl
US5644976A (en) * 1995-07-31 1997-07-08 Newell Operating Company Footed cooking utensil
JPH11318670A (ja) * 1998-05-15 1999-11-24 Shigeki Sakaguchi 側面周囲に突起を設け持ち易くした茶碗の 形状
US6047847A (en) * 1998-08-03 2000-04-11 Scott; Charles Winfield Tippable safety container
US20070193575A1 (en) 2006-02-21 2007-08-23 Horng-Yi Jan Container having a heat concentration assembly securely formed on a bottom of the container
CN200970093Y (zh) * 2006-11-28 2007-11-07 韩湘怡 防滑碗套
CN201143078Y (zh) * 2007-12-27 2008-11-05 上海市杨浦区控江二村小学 防滑碗
CN201577943U (zh) * 2009-10-27 2010-09-15 邱灿旗 一种茶壶
WO2012018586A2 (en) * 2010-07-26 2012-02-09 Cloud Hidden Designs, Llc Adaptive cover for sealing multiple objects having irregular shapes and method of using and manufacturing same

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05192257A (ja) * 1991-09-04 1993-08-03 Kraft Inc 傾けて使う掻き混ぜ用ボール
DE10018044A1 (de) * 2000-04-07 2001-10-11 Guenther Dorn Rührschüssel
JP2004504988A (ja) * 2000-07-27 2004-02-19 ダブリュケイアイ ホールディング カンパニー、インコーポレーテッド 複合容器
JP2006263293A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fujii Kibutsu Seisakusho:Kk 調理用ボウル

Also Published As

Publication number Publication date
CN103220946A (zh) 2013-07-24
EP2640231A1 (de) 2013-09-25
WO2012009819A1 (de) 2012-01-26
AU2011282452B2 (en) 2015-08-06
RU2013125336A (ru) 2014-12-27
US9314122B2 (en) 2016-04-19
AU2011282452A1 (en) 2013-05-02
CA2817179A1 (en) 2012-01-26
JP5711819B2 (ja) 2015-05-07
US20130228582A1 (en) 2013-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5711819B2 (ja) ボウル
US6502711B1 (en) Container holding apparatus
FI103707B (fi) Kallistettava sekoituskulho
US7607348B2 (en) Measuring device
US11072462B2 (en) Pan with integrated air gap
KR101715544B1 (ko) 수밀 마개 시스템
US10875438B2 (en) Cup holder for vehicle
US20140326630A1 (en) Stackable serving vessel
TWI720591B (zh) 構造用於堆疊的蓋子和把手
US20050242100A1 (en) Spill-proof container
WO2011146416A3 (en) Cup carrier with thumb holds and curved stabilizing walls
US9605988B2 (en) Nested measuring cups
US11497192B2 (en) Feeder
US20130201783A1 (en) Dressing shaker
CA2697528A1 (en) Beverage container carrier
JP6360712B2 (ja) ペット用食器
US20080203100A1 (en) Folding dish
US9238549B2 (en) Bin having inner liner within outer shell
US7673753B1 (en) Educational dish assembly
US20150320236A1 (en) Disposable cup dispenser
US9655460B1 (en) Dual purpose plate with removable beverage container
US11026526B2 (en) Adjustable bowl receptacle
US20170295973A1 (en) Cup Holder Insert
JP7481762B1 (ja) プラスチック容器
US20150298860A1 (en) Stabilized Mixing Container System

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130925

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131023

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20140114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5711819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees