JP2013541571A - アルカノールアミンおよびアンモニウム塩に基づいた着色ムース組成物 - Google Patents

アルカノールアミンおよびアンモニウム塩に基づいた着色ムース組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、
(a)1種または複数の両性界面活性剤、
(b)1種または複数のアルカノールアミン、
(c)塩化アンモニウム、
(d)1種または複数の酸化剤、
(e)1種または複数の酸化染料前駆体
を含む、ムース形態の、髪などのヒトケラチン繊維を着色するための組成物を提供する。
本発明は、ムース形態のこの組成物を採用するヒトケラチン繊維の処置方法、およびこのムースを生成するためのエアゾールまたは非エアゾール式装置にも関する。

Description

本発明は、酸化染料前駆体を含む組成物を採用する、ムース形態での髪の着色方法、さらにはムース形態の組成物に関係する。
髪などのヒトケラチン繊維を着色する方法は、パーマネント染色または酸化染色を含む。より特定すれば、この染色方法は、1種または複数の酸化染料、通常、1種または複数のカプラーと場合により組み合わせた1種または複数の酸化ベースを使用する。
一般に、酸化ベースは、オルト-またはパラ-フェニレンジアミン、オルト-またはパラ-アミノフェノールおよび複素環式化合物から選択される。これらの酸化ベースは、酸化製品と組み合わせた場合に着色種を得ることができる、無色の、または薄く着色された化合物である。
これらの酸化ベースを用いて得られる色調は、それらを1種または複数のカプラーと組み合わせることにより変化することが多く、これらのカプラーは、特に、芳香族メタ-ジアミン、メタ-アミノフェノール、メタ-ジフェノール、およびインドール化合物などの特定の複素環式化合物から選択される。
多様な分子を酸化ベースおよびカプラーとして使用することにより、広範囲の色を得ることが可能となる。
したがって、パーマネント染色プロセスは、大抵の場合、アルカリpH条件下で、染色組成物と共に、少なくとも1種の酸化剤、例えば、過酸化水素などを含む水性組成物を採用することを伴う。従来使用されているアルカリ剤は、アンモニア水、または他のアルカリ剤、例えば、アルカノールアミンなどである。
着色組成物は、様々な形態、例えば、ローション、ゲル、エマルジョン、クリームまたはムースなどとすることができる。着色ムースは、使用し易いが、持続性が不十分であることが多い。例えば、適用後のムースの急速な消失、または繊維に沿ってむらのある適用が観察される可能性がある。
GB 1026978 GB 1153196 FR 2801308 DE 2359399 JP 88-169571 JP 05-63124 EP 0770375 WO 96/15765 DE 3843892 DE 4133957 WO 94/08969 WO 94/08970 FR-A-2733749 DE 19543988 FR-A-2886136 米国特許第3,709,437号 米国特許第3,937,364号 米国特許第4,022,351号 米国特許第4,147,306号 米国特許第4,184,615号 米国特許第4,598,862号 米国特許第4,615,467号 米国特許第5,364,031号
CTFA辞書、第5版、1993
調製および適用が容易であり、有効な染色特性を保持しながら長期間十分に安定なままとなるムース形態の酸化染色組成物の開発が本当に必要とされている。
この目的および他の目的は、本発明により達成され、したがって、本発明は、
(a)少なくとも1種の両性界面活性剤、
(b)少なくとも1種のアルカノールアミン、
(c)塩化アンモニウム、
(d)少なくとも1種の酸化剤、
(e)少なくとも1種の酸化染料前駆体
を含む、ムース形態の、髪などのヒトケラチン繊維を着色するための組成物を提供する。
本発明は、この組成物を採用するヒトケラチン繊維の着色方法にも関する。
本発明はまた、区画のうちの1つに1種または複数の両性界面活性剤、1種または複数の酸化染料前駆体、1種または複数のアルカノールアミン、および塩化アンモニウムを含有する組成物を含み、第2の区画に1種または複数の酸化剤を含有する組成物を含み、2種の前述の組成物を混合することにより得られる本発明の組成物に基づいたムースの分配器を含む、多区画装置を提供する。
本発明は、上記のムースを形成することができ、液体の形態の本発明の組成物と、ムースの形態の該組成物を送達するためのムース分配器とを含む、ケラチン繊維を着色するための装置をさらに提供する。
本発明の組成物は、特に適用し易いムースの形態をとる。本発明の組成物は、軽く空気のような質感を有するので、そのようなムースは、特に使用し易いものとなる。ムースの品質は、着色製品を、均一に、流れることなく適用させるのに十分に持続的である。本発明の組成物は、特に有効な染色特性、例えば、色の強度、外部の物質(シャンプー、汗、光)に対する耐性および選択性などを一定に保つことを可能にする。
本発明の他の特色および利点は、以下に続く記述および実施例を読めばより明白となろう。
以下の文章において、別途指示しない限り、値の範囲の端点は、その範囲に含まれる。組成物の成分と組み合わせた「少なくとも1種」という用語は、「1種または複数」を意味する。
本発明の方法により処置されるヒトケラチン繊維は、髪であることが好ましい。
組成物は、1種または複数のアルカノールアミンを含む。「アルカノールアミン」という用語は、第一級、第二級または第三級アミン官能基、および1個または複数のヒドロキシル基を有する1個または複数の直鎖状または分岐状のC1〜C8アルキル基を含む有機アミンを意味する。
1個〜3個の同一のまたは異なるC1〜C4ヒドロキシアルキル基を含むモノ-、ジ-またはトリ-アルカノールアミンなどのアルカノールアミンが本発明の実施に特に適している。
このタイプの化合物としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、N-ジメチルアミノエタノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、3-アミノ-1,2-プロパンジオール、3-ジメチルアミノ-1,2-プロパンジオールおよびトリスヒドロキシ-メチル-アミノメタンが挙げられる。アルカノールアミンは、モノエタノールアミンであることが好ましい。
本発明の組成物は、一般に、組成物の重量に対して0.01重量%から30重量%まで、好ましくは0.1重量%から20重量%まで様々である量のアルカノールアミンを含む。
本発明の組成物は、組成物の重量に対して0.01重量%〜30重量%、好ましくは0.5重量%〜10重量%の範囲の量の塩化アンモニウムを有することが有益である。
1つの特定の実施形態において、本発明の組成物は、アルカノールアミンおよびアンモニウム塩以外の有機アルカリ剤、例えば、アンモニア水、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、エトキシレート化および/またはプロポキシル化エチレンジアミン、アミノ酸ならびに以下の式(I):
Figure 2013541571
[式中、Wは、ヒドロキシル基またはC1〜C6アルキル基で場合により置換されたC1〜C6アルキレン残基であり、Rx、Ry、RzおよびRtは、同一でも異なっていてもよく、水素原子またはC1〜C6アルキル、C1〜C6ヒドロキシアルキルもしくはC1〜C6アミノアルキル基を表す]の化合物などを含み得る。
言及することができるそのようなアミンの例としては、1,3-ジアミノプロパン、1,3-ジアミノ-2-プロパノール、スペルミンおよびスペルミジンが挙げられる。
本発明において使用することができるアミノ酸としては、特に、アスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、オルニチン、シトルリン、アスパラギン、カルニチン、システイン、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、N-フェニルアラニン、プロリン、セリン、タウリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンおよびバリンに言及することができる。
1つの好ましい実施形態において、本発明の組成物は、少量のアンモニア水を含有するが、本発明の組成物は、アンモニア水を含有していないことが好ましい。
本発明の組成物は、1種または複数の酸化剤をさらに含む。
酸化剤は、例えば、過酸化水素、過酸化尿素、臭素酸アルカリ金属塩またはフェリシアニド、過酸化塩、例えば、過硫酸塩、過ホウ酸塩など、過酸およびそれらの前駆体、ならびにアルカリ金属またはアルカリ土類金属の過炭酸塩から選択される。酸化剤は、過酸化水素であることが有益である。
酸化剤の量は、より特定すれば、組成物の重量に対して0.1重量%〜20重量%、好ましくは0.5重量%〜10重量%を占める。
前もって示した通り、本発明の組成物は、1種または複数の酸化染料前駆体を含む。
使用することができる酸化染料前駆体は、酸化ベースおよびカプラーを含む。
一例として、酸化ベースは、パラ-フェニレンジアミン、ビスフェニルアルキレンジアミン、パラ-アミノフェノール、オルト-アミノフェノール、複素環式塩基およびそれらの付加塩から選択される。
パラ-フェニレンジアミンとしては、例えば、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トリレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4-アミノ-N,N-ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルアニリン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-クロロアニリン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(4'-アミノフェニル)-パラ-フェニレンジアミン、N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-メトキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4-アミノフェニルピロリジン、2-チエニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルアミノ-5-アミノトルエン、3-ヒドロキシ-1-(4'-アミノフェニル)ピロリジンおよびそれらと酸との付加塩が挙げられる。
上述のパラ-フェニレンジアミンの中で、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トリレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミンおよび2-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、およびそれらと酸との付加塩が特に好ましい。
言及することができるビス(フェニル)アルキレンジアミンは、例えば、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノール、N,N'-ビス-(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(4-メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(エチル)-N,N'-ビス(4'-アミノ-3'-メチルフェニル)エチレンジアミン、1,8-ビス(2,5-ジアミノフェノキシ)-3,6-ジオキサオクタン、およびそれらの付加塩である。
言及することができるパラ-アミノフェノールは、例えば、パラ-アミノフェノール、4-アミノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ-3-クロロフェノール、4-アミノ-3-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェノール、4-アミノ-2-アミノメチルフェノール、4-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルアミノメチル)フェノールおよび4-アミノ-2-フルオロフェノール、およびそれらと酸との付加塩である。
言及することができるオルト-アミノフェノールは、例えば、2-アミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノールおよび5-アセトアミド-2-アミノフェノール、およびそれらの付加塩である。
言及することができる複素環式塩基は、例えば、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体およびピラゾール誘導体である。
言及することができるピリジン誘導体は、例えば、特許GB 1026978およびGB 1153196に記載されている化合物、例えば、2,5-ジアミノピリジン、2-(4-メトキシ-フェニル)アミノ-3-アミノピリジン、3,4-ジアミノピリジンおよびそれらの付加塩などである。
本発明において有用な他のピリジン酸化ベースは、例えば、特許出願FR 2801308に記載されている3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン酸化ベースまたはそれらの付加塩である。例としては、ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イルアミン;2-アセチルアミノピラゾロ-[1,5-a]ピリジン-3-イルアミン;2-モルホリン-4-イルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イルアミン;3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸;2-メトキシピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イルアミン;(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)メタノール;2-(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-5-イル)エタノール;2-(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)エタノール;(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)メタノール;3,6-ジアミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン;3,4-ジアミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン;ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3,7-ジアミン;7-モルホリン-4-イルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イルアミン;ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3,5-ジアミン;5-モルホリン-4-イルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イルアミン;2-[(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-5-イル)-(2-ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール;2-[(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)-(2-ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール;3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-5-オール;3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-4-オール;3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-オール;3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-オール;さらにはそれらの付加塩が挙げられる。
言及することができるピリミジン誘導体は、例えば、特許DE 2359399;JP 88-169571;JP 05-63124;EP 0770375または特許出願WO 96/15765に記載されている化合物、例えば、2,4,5,6-テトラアミノピリミジン、4-ヒドロキシ-2,5,6-トリアミノピリミジン、2-ヒドロキシ-4,5,6-トリアミノピリミジン、2,4-ジヒドロキシ-5,6-ジアミノピリミジン、2,5,6-トリアミノピリミジンおよびそれらの付加塩、ならびに互変異性平衡が存在する場合はそれらの互変異性型などである。
言及することができるピラゾール誘導体は、特許DE 3843892、DE 4133957ならびに特許出願WO 94/08969、WO 94/08970、FR-A-2733749およびDE 19543988に記載されている化合物、例えば、4,5-ジアミノ-1-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)ピラゾール、3,4-ジアミノピラゾール、4,5-ジアミノ-1-(4'-クロロベンジル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1,3-ジメチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-メチル-1-フェニルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-メチル-3-フェニルピラゾール、4-アミノ-1,3-ジメチル-5-ヒドラジノピラゾール、1-ベンジル-4,5-ジアミノ-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-tert-ブチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-tert-ブチル-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-(4'-メトキシフェニル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-ヒドロキシメチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-ヒドロキシメチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-ヒドロキシメチル-1-イソプロピルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-メチル-1-イソプロピルピラゾール、4-アミノ-5-(2'-アミノエチル)アミノ-1,3-ジメチルピラゾール、3,4,5-トリアミノピラゾール、1-メチル-3,4,5-トリアミノピラゾール、3,5-ジアミノ-1-メチル-4-メチルアミノピラゾール、3,5-ジアミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-メチルピラゾール、およびそれらの付加塩などである。4,5-ジアミノ-1-(β-メトキシ-エチル)-ピラゾールも使用することができる。
4,5-ジアミノピラゾールを使用することが好ましく、さらに優先的に、4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)ピラゾールおよび/またはその塩を使用する。
やはり言及することができるピラゾール誘導体としては、ジアミノ-N,N-ジヒドロ-ピラゾロ-ピラゾロン、特に特許出願FR-A-2886136に記載されているもの、例えば、以下の化合物およびそれらの付加塩など:2,3-ジアミノ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オン、2-アミノ-3-エチルアミノ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オン、2-アミノ-3-イソプロピルアミノ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オン、2-アミノ-3-(ピロリジン-1-イル)-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オン、4,5-ジアミノ-1,2-ジメチル-1,2-ジヒドロピラゾール-3-オン、4,5-ジアミノ-1,2-ジエチル-1,2-ジヒドロピラゾール-3-オン、4,5-ジアミノ-1,2-ジ-(2-ヒドロキシエチル)-1,2-ジヒドロピラゾール-3-オン、2-アミノ-3-(2-ヒドロキシエチル)アミノ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オン、2-アミノ-3-ジメチルアミノ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オン、2,3-ジアミノ-5,6,7,8-テトラヒドロ-1H,6H-ピリダジノ[1,2-a]ピラゾール-1-オン、4-アミノ-1,2-ジエチル-5-(ピロリジン-1-イル)-1,2-ジヒドロピラゾール-3-オン、4-アミノ-5-(3-ジメチルアミノピロリジン-1-イル)-1,2-ジエチル-1,2-ジヒドロピラゾール-3-オン、2,3-ジアミノ-6-ヒドロキシ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オンが挙げられる。2,3-ジアミノ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オンおよび/またはその塩を優先的に使用する。
4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)ピラゾールおよび/または2,3-ジアミノ-6,7-ジヒドロ-1H,5H-ピラゾロ[1,2-a]ピラゾール-1-オンならびに/あるいはその塩を複素環式塩基として優先的に使用する。
本発明の組成物において使用することができるカプラーとしては、特にメタ-フェニレンジアミン、メタ-アミノフェノール、メタ-ジフェノール、ナフタレン系カプラー、複素環式カプラーおよびそれらの付加塩である。
例としては、1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-2-メチルベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-1-メトキシベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、3-ウレイドアニリン、3-ウレイド-1-ジメチルアミノベンゼン、セサモール、1-β-ヒドロキシエチルアミノ-3,4-メチレンジオキシベンゼン、α-ナフトール、2-メチル-1-ナフトール、6-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシ-N-メチルインドール、2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン、6-ヒドロキシベンゾモルホリン、3,5-ジアミノ-2,6-ジメトキシピリジン、1-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3,4-メチレンジオキシベンゼン、2,6-ビス(β-ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、6-ヒドロキシインドリン、2,6-ジヒドロキシ-4-メチルピリジン、1-H-3-メチルピラゾール-5-オン、1-フェニル-3-メチルピラゾール-5-オン、2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール、2,6-ジメチルピラゾロ[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール、6-メチルピラゾロ[1,5-a]-ベンゾイミダゾール、それらと酸との付加塩、およびそれらの混合物が挙げられる。
酸化ベースおよびカプラーの付加塩は、特に、酸との付加塩、例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、乳酸塩、トシル酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、リン酸塩および酢酸塩などから選択される。
酸化ベースは、一般に、各々、組成物の総重量に対して0.0001重量%〜10重量%の間、好ましくは組成物の総重量に対して0.005重量%〜5重量%の量で存在する。
カプラーは、各々、一般に、エマルジョンの総重量に対して0.0001重量%〜10重量%、好ましくは組成物の総重量に対して0.005重量%〜5重量%を占める。
本発明の組成物は、カチオン性または非イオン性、天然または合成の直接染料を含有し得る。
特に適切な直接染料の例としては、単独の、または混合された、ベンゼン系列のニトロ染料;直接アゾ染料;アゾメチン染料;メチン染料;アゾカルボシアニン、例えば、テトラアザカルボシアニン(テトラアザペンタメチン)など;直接キノン染料、より特定すればアントラキノン、ナフトキノンまたはベンゾキノン染料;直接アジン染料;キサンテン染料;トリアリールメタン染料;インドールアミン(indoamine)染料;インジゴイド染料;フタロシアニン;ポルフィリンおよび天然直接染料が挙げられる。特に、単独の、または混合された、アゾ;メチン;カルボニル;アジン;ニトロ(ヘテロ)アリール;トリ(ヘテロ)アリールメタン;ポルフィリン;フタロシアニンおよび天然直接染料の中から、直接染料に言及することができる。
存在する場合、直接染料は、より特定すれば、組成物の総重量の0.0001重量%〜10重量%、好ましくは0.005重量%〜5重量%を占める。
本発明の組成物は、1種または複数の両性界面活性剤を含む。
本発明において使用することができる両性または双性イオン性界面活性剤は、特に、第二級または第三級脂肪族アミンの場合により四級化された誘導体とすることができ、その脂肪族基は、8〜22個の炭素原子を含有する直鎖または分岐鎖であり、前記アミン誘導体は、少なくとも1個のアニオン性基、例えば、カルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスフェートまたはホスホネート基などを含有する。特に、アルキル(C8〜C20)ベタイン、スルホベタイン、アルキル(C8〜C20)アミドアルキル(C1〜C6)ベタインまたはアルキル(C8〜C20)アミドアルキル(C1〜C6)スルホベタイン、好ましくはアルキル(C8〜C20)アミドアルキル(C1〜C6)ベタインに言及することができる。上で定義した、使用することができる第二級または第三級脂肪族アミンの場合により四級化された誘導体の中で、以下のそれぞれの構造(II)および(III)の化合物にも言及することができる:
Ra-CONHCH2CH2-N+(Rb)(Rc)(CH2COO-) (II)
[式中:
Raは、好ましくは加水分解されたヤシ油中に存在する酸Ra-COOHに由来するC10〜C30アルキルもしくはアルケニル基、ヘプチル、ノニルまたはウンデシル基を表し、
Rbは、ベータ-ヒドロキシエチル基を表し、
Rcは、カルボキシメチル基を表す]
および
Ra'-CONHCH2CH2-N(B)(B') (III)
[式中:
Bは、-CH2CH2OX'を表し、
B'は、-(CH2)z-Y'を表し、z=1または2であり、
X'は、基-CH2-COOH、CH2-COOZ'、-CH2CH2-COOH、-CH2CH2-COOZ'、または水素原子を表し、
Y'は、-COOH、-COOZ'、または基-CH2-CHOH-SO3Hもしくは-CH2-CHOH-SO3Z'を表し、
Z'は、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属、例えば、ナトリウムなどに由来するイオン、アンモニウムイオンまたは有機アミンに由来するイオンを表し、
Ra'は、好ましくはヤシ油または加水分解されたアマニ油中に存在する酸Ra'-COOHのC10〜C30アルキルまたはアルケニル基、アルキル基、より特定すればそのイソ型のC17アルキル基、または不飽和C17基を表す]。
これらの化合物は、CTFA辞書、第5版、1993において、ココアンホジ酢酸二ナトリウム、ラウロアンホジ酢酸二ナトリウム、カプリルアンホジ酢酸二ナトリウム、カプリロアンホジ酢酸二ナトリウム、ココアンホジプロピオン酸二ナトリウム、ラウロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、カプリルアンホジプロピオン酸二ナトリウム、カプリロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、ラウロアンホジプロピオン酸、ココアンホジプロピオン酸という名称で分類されている。
一例として、Rhodia社によりMiranol(登録商標)C2M濃縮物という商品名で販売されているココアンホジ酢酸塩に言及することができる。
上述の両性または双性イオン性界面活性剤の中で、(C8-20アルキル)ベタイン、例えば、ココイルベタインなど、(C8-20アルキル)アミド(C2-8アルキル)ベタイン、例えば、ココイルアミドプロピルベタインなど、およびそれらの混合物を使用することが好ましい。両性または双性イオン性界面活性剤は、ココイルアミドプロピルベタイン(cocoylmidopropylbetaine)およびココイルベタインから選択することがより好ましい。
1つの実施形態において、組成物は、少なくとも1種の両性界面活性剤、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤および少なくとも1種の非イオン性界面活性剤を含む。
「アニオン性界面活性剤」は、イオン性またはイオン化基としてアニオン性基のみを含有する界面活性剤である。これらのアニオン性基は、基CO2H、CO2 -、SO3H、SO3 -、OSO3H、OSO3 -、H2PO3、HPO3 -、PO3 2-、H2PO2、HPO2、HPO2 -、PO2 -、POHおよびPO-から選択することが好ましい。
本発明の組成物において使用することができるアニオン性界面活性剤の例として、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェート、アルキルアリールポリエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、アルキルスルホネート、アルキルアミドスルホネート、アルキルアリールスルホネート、アルファ-オレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート、アルキルスルホスクシネート、アルキルエーテルスルホスクシネート、アルキルアミドスルホスクシネート、アルキルスルホアセテート、アシルサルコシネート、アシルグルタメート、アルキルスルホスクシナメート、アシルイセチオネートおよびN-アシルタウレート、ポリグリコシド-ポリカルボン酸のアルキルモノエステルの塩、アシルラクチレート、D-ガラクトシド-ウロン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルアリールエーテルカルボン酸塩、アルキルアミドエーテルカルボン酸塩;ならびに全てのこれらの化合物の対応する非塩化形態;6〜24個の炭素原子を含みアリール基がフェニル基を示す全てのこれらの化合物のアルキルおよびアシル基を挙げることができる。
これらの化合物は、オキシエチレン化することができ、したがって、1〜50個のエチレンオキシド単位を含むことが好ましい。
C6〜24アルキルモノエステルおよびポリグリコシド-ポリカルボン酸の塩は、C6〜24アルキルポリグリコシド-シトレート、C6〜24アルキルポリグリコシド-タルトレートおよびC6〜24アルキルポリグリコシド-スルホスクシネートから選択することができる。
アニオン性界面活性剤が塩形態である場合、それらは、ナトリウムまたはカリウム塩などのアルカリ金属塩、好ましくはナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、特にアミノアルコール塩またはアルカリ土類金属塩、例えば、マグネシウム塩などから選択することができる。
アミノアルコールの塩の例としては、特に、モノ-、ジ-およびトリエタノールアミンの塩、モノ-、ジ-またはトリイソプロパノールアミンの塩、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールおよびトリス(ヒドロキシ-メチル)アミノメタンの塩が挙げられる。
アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩、特にナトリウムまたはマグネシウム塩を使用することが好ましい。
本発明において、アニオン性界面活性剤の中で、アルキルスルフェート塩およびアルキルエーテルスルフェート塩ならびにそれらの混合物を使用することが好ましい。
非イオン性界面活性剤は、より特定すれば、モノ-またはポリオキシアルキレン化およびモノ-またはポリグリセロール化非イオン性界面活性剤から選択される。オキシアルキレン単位は、より特定すれば、オキシエチレンもしくはオキシプロピレン単位またはそれらの組合せ、好ましくはオキシエチレン単位である。
言及することができるオキシアルキレン化非イオン性界面活性剤の例としては、とりわけ、単独の、または混合された、
・ オキシアルキレン化(C8〜C24)アルキルフェノール、
・ 飽和または不飽和、直鎖状または分岐状のオキシアルキレン化C8〜C30アルコール、
・ 飽和または不飽和、直鎖状または分岐状のオキシアルキレン化C8〜C30アミド、
・ 飽和または不飽和、直鎖状または分岐状のC8〜C30酸およびポリエチレングリコールのエステル、
・ 飽和または不飽和、直鎖状または分岐状のC8〜C30酸およびソルビトールのポリオキシエチレン化エステル、
・ 飽和または不飽和オキシエチレン化植物油、
・ エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの縮合物
が挙げられ、該界面活性剤は、1と100molの間、好ましくは2と50molの間、より好ましくは2と30molの間のエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドを有する。
本発明の1つの好ましい実施形態において、オキシアルキレン化非イオン性界面活性剤は、1〜100molのエチレンオキシドを含有するオキシエチレン化C8〜C30アルコール;ならびに1〜100molのエチレンオキシドを含有する、直鎖状または分岐状の飽和または不飽和C8〜C30酸およびソルビトールのポリオキシエチレン化エステルから選択される。
モノ-またはポリグリセロール化非イオン性界面活性剤の例として、モノ-またはポリグリセロール化C8〜C40アルコールを使用することが好ましい。
特に、モノグリセロール化またはポリグリセロール化C8〜C40アルコールは、以下の式:
RO-[CH2-CH(CH2OH)-O]m-H
[式中、Rは、直鎖状または分岐状のC8〜C40、好ましくはC8〜C30アルキルまたはアルケニル基を表し、mは、1〜30、好ましくは1〜10の範囲の数を表す]に対応する。
本発明の文脈において適切な化合物の例として、4molのグリセロールを含有するラウリルアルコール(INCI名:ポリグリセリル-4ラウリルエーテル)、1.5molのグリセロールを含有するラウリルアルコール、4molのグリセロールを含有するオレイルアルコール(INCI名:ポリグリセリル-4オレイルエーテル)、2molのグリセロールを含有するオレイルアルコール(INCI名:ポリグリセリル-2オレイルエーテル)、2molのグリセロールを含有するセテアリルアルコール、6molのグリセロールを含有するセテアリルアルコール、6molのグリセロールを含有するオレオセチルアルコール、および6molのグリセロールを含有するオクタデカノールを挙げることができる。
アルコールは、mの値が統計値を表すのと同様に、アルコールの混合物を表すことができ、このことは、市販の製品において、複数種のポリグリセロール化脂肪族アルコールが混合物の形態で共存し得ることを意味する。
モノグリセロール化またはポリグリセロール化アルコールの中で、1molのグリセロールを含有するC8/C10アルコール、1molのグリセロールを含有するC10/C12アルコールおよび1.5molのグリセロールを含有するC12アルコールを使用することがより特に好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、脂肪酸およびソルビタンの非オキシエチレン化エステル、脂肪酸およびスクロースのエステル、場合によりオキシアルキレン化されたアルキルポリグリコシド、アルキルグルコシドエステル、N-アルキルグルカミンおよびN-アシルメチルグルカミンの誘導体、アルドビオンアミド、ならびにアミンオキシドも挙げられる。
1つの特定の実施形態において、本発明の組成物は、1種または複数の両性界面活性剤、1種または複数の非イオン性界面活性剤および1種または複数のアニオン性界面活性剤を含む。この実施形態において、非イオン性界面活性剤は、飽和または不飽和オキシエチレン化脂肪族アルコールおよび飽和または不飽和オキシエチレン化植物油から選択することが好ましい。アニオン性界面活性剤は、アルキルスルフェートまたはアルキルエーテルスルフェートから選択される。
本発明の組成物における界面活性剤の総量は、一般に、組成物の重量に対して、0.1重量%と30重量%の間、好ましくは1重量%〜20重量%、より好ましくは1重量%〜10重量%である。
組成物は、髪の着色または明色化のための組成物において一般に使用される様々なアジュバント、例えば、アニオン性、カチオン性もしくは非イオン性ポリマーまたはそれらの混合物;酸化防止剤;浸透剤;金属イオン封鎖剤;芳香剤;分配剤;フィルム形成剤;セラミド;防腐剤;および乳白剤なども含み得る。
上記アジュバントは、一般に、各々について、組成物の重量に対して0.01重量%と20重量%の間の量で存在する。
本発明の組成物は、1種または複数のカチオン性ポリマーを含むことが好ましい。
本発明の組成物は、水および/または1種もしくは複数の有機溶媒を含み得る。
有機溶媒としては、単独の、または混合された、例えば、直鎖状または分岐状で好ましくは飽和の2〜10個の炭素原子を含有するモノアルコールまたはジオール、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ヘキシレングリコール(2-メチル-2,4-ペンタンジオール)、ネオペンチルグリコールおよび3-メチル-1,5-ペンタンジオール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコールおよびプロピレングリコールなど;芳香族アルコール、例えば、ベンジルアルコールおよびフェニルエチルアルコールなど;3個以上のヒドロキシ官能基を有するポリオール、例えば、グリセロールなど;ポリオールエーテル、例えば、エチレングリコールのモノメチル、モノエチルおよびモノブチルエーテル、プロピレングリコールまたはそのエーテル、例えば、プロピレングリコールのモノメチルエーテルなど;さらにはジエチレングリコールのアルキルエーテル、特にC1〜C4アルキルエーテル、例えば、ジエチレングリコールのモノエチルエーテルまたはモノブチルエーテルなどが挙げられる。
有機溶媒は、存在する場合、一般に、染料組成物の総重量に対して1重量%と40重量%の間、好ましくは染料組成物の総重量に対して5重量%と30重量%の間を占める。
組成物は、水性であることが好ましい。この場合、組成物は、組成物の総重量に対して、好ましくは、30重量%〜95重量%の水、より好ましくは40重量%〜90重量%の水、さらにより好ましくは50重量%〜85重量%の水を含む。
本発明の組成物のpHは、本発明の組成物が水性である場合、一般に、3と12の間、好ましくは5と11の間、より好ましくは7と11の間であり、端点は含まれる。
pHは、染色ケラチン繊維において一般に使用される酸性化またはアルカリ化剤、特に本発明のアルカノールアミンおよびアンモニウム塩により所望の値に調整することができる。
ケラチン繊維への適用時、本発明の組成物は、ムースの形態である。
本発明のムース形態の組成物は、空気または不活性ガスと上記の組成物との混合物から形成される。
特に好ましい一実施形態において、本発明の組成物は、使用直前に生成される一時的なムースの形態である。
この実施形態において、組成物は、ムース分配器に充填される。対象とする組成物は、加圧された容器から噴射ガスを用いて分配され、したがって分配時にムースを形成するエアゾール製品、または分配ヘッドに接続された機械式ポンプにより容器から分配される組成物とすることができ、該組成物は、分配ヘッドを通過することにより、そのようなヘッドの出口オリフィスに到達するまでにムースに変換される。
1つの第1の変形例において、分配器は、一般に2つの部分に分割されたベース組成物(一方は酸化剤を有し他方は染料前駆体を有する)の他に噴射ガスを含有するエアゾールとすることができる。この種の構成において、2つの部分は、一般に、圧力をかけた容器に各々別個に貯蔵される。したがって、容器の各々の噴射ガスは、含有されている構成要素に合わせて選択することができる。
使用することができる噴射ガスは、二酸化炭素、窒素、窒素酸化物、ジメチルエーテル、揮発性炭化水素、例えば、ブタン、イソブタン、プロパンおよびペンタンなど、ならびにそれらの混合物から選択することができる。
実際には、この変形例に関して、内部に2つの区画を含有する単一の容器を備えたエアゾールパック、または2つの容器を含有する二重エアゾールのいずれかを使用する。いずれの場合も、分配ヘッドは、本発明の組成物、換言すると、酸化剤を有する組成物および酸化染料前駆体を有する組成物の混合物をムース形態で噴霧する。
別の実施形態において、組成物は、ポンプキャニスタームース分配器内に位置することができる。これらの分配器は、組成物を送達するための分配ヘッド、製品を送達するために組成物を容器からヘッドに移すためのポンプおよび下降チューブを含む。ムースは、多孔質物質を含む材料、例えば、焼結材料など、金属もしくはプラスチックの濾過格子、または同様の構造に組成物を通過させることにより形成される。
この種の分配器は、当業者によく知られており、米国特許第3,709,437号(Wright)、米国特許第3,937,364号(Wright)、米国特許第4,022,351号(Wright)、米国特許第4,147,306号(Bennett)、米国特許第4,184,615号(Wright)、米国特許第4,598,862号(Rice)、米国特許第4,615,467号(Groganら)、および米国特許第5,364,031号(Tamiguchiら)に記載されている。
実際には、この変形例に関して、酸化剤は、栓を備えた第1の容器に充填され、酸化染料前駆体は、第1の容器とは異なる第2の容器に充填され、同様に密閉部材により密閉される。密閉部材は、ポンプ分配機構とすることができる。次いで、本発明の組成物は、使用前に、酸化剤を有する組成物および酸化染料前駆体を有する組成物を混合することにより形成される。この目的のために、設ける容器の数を制限するために、第1および第2の容器のうちの一方は、2種の組成物全体を収容するのに十分な内部体積を規定する。組成物の混合物は、この容器を密閉し振とうすることにより均質化することができる。容器は、分配ヘッドにより直接密閉することが有益である。この分配ヘッドは、機械式ポンプを含み、これは、混合物を保持している容器のネックにスナップ止めまたはねじりにより取り付けるためのバンドに保持されている。該ポンプは、混合物全体の分配を可能にするための下降チューブに接続されたポンプ本体を含む。該ポンプは、操作する度に一回量の組成物が下降チューブに引き込まれ、ヘッドの分配オリフィスでムースの形態で排出されるようにポンプ本体を作動させる押しボタンも含む。
この例において、容器は、熱可塑性樹脂材料から作製することが好ましく、ブロー成形または射出ブロー成形プロセスにより得られる。特に、酸化染料前駆体を有する組成物を充填するための容器は、EVOHの割合がゼロではない材料から作製される。ポンプは、例えば、Rexamにより販売されている標準的「F2-L9」モデルである。
この好ましい実施形態において、本発明は、本発明の組成物を含む非エアゾール式装置を提供する。
本発明の着色方法は、本発明の組成物を、所望の発色が生じるのに十分な時間、湿潤または乾燥ヒトケラチン繊維に適用することを伴う。本発明において、ケラチン繊維に適用する組成物は、ムース形態である。該着色方法は、一般に、周囲温度(15〜25℃の間)および最大で60℃〜80℃とすることができる温度で採用する。
1分〜1時間、好ましくは5分〜30分の接触時間後、ケラチン繊維は、水ですすがれ、場合により、シャンプーによる洗浄、およびその後の水によるすすぎを受ける。
以下の実施例は、本発明を例示するのに役立つが、制限的な性質を有するものではない。
以下の組成物を調製する(各量は、活性物質のg%で表す)
Figure 2013541571
上記組成物は、使用前に、同重量の2種の組成物、以下のAおよびBを混合することにより得られる:
Figure 2013541571
Figure 2013541571
混合物は、65g(32.5gの組成物A+32.5gの組成物B)の量で、下降チューブを備えたポンプキャニスター(Rexam L9)に導入する。該装置は、ポンピングにより、白髪を90%含む天然のまたはパーマをかけた白髪交じりの髪に、即時崩壊することなく適用するのに十分に密なムースを得ることを可能にする。適用の快適さは非常に良好である。接触の30分後、髪の房をすすぎ、標準的なシャンプーで洗浄し、再びすすぎ、次いで、乾燥させて、所望の着色を得る。この着色は強く、選択性が低い。

Claims (13)

  1. (a)少なくとも1種の両性界面活性剤、
    (b)少なくとも1種のアルカノールアミン、
    (c)塩化アンモニウム、
    (d)少なくとも1種の酸化剤、
    (e)少なくとも1種の酸化染料前駆体
    を含む、ムース形態のヒトケラチン繊維を着色するための組成物。
  2. アニオン性界面活性剤をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 両性界面活性剤が、アルキル(C8〜C20)ベタイン、スルホベタイン、アルキル(C8〜C20)アミドアルキル(C1〜C6)ベタインまたはアルキル(C8〜C20)アミドアルキル(C1〜C6)スルホベタイン、好ましくはアルキル(C8〜C20)アミドアルキル(C1〜C6)ベタインから選択される、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 1種または複数の両性界面活性剤、1種または複数の非イオン性界面活性剤および1種または複数のアニオン性界面活性剤を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記1種または複数の界面活性剤が、組成物の重量に対して、0.1重量%から30重量%、好ましくは1重量%から20重量%、より好ましくは1重量%から10重量%の総量で存在する、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. アルカノールアミンがモノエタノールアミンである、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. アルカノールアミンの量が、組成物の重量に対して0.01重量%から30重量%まで、好ましくは0.1重量%から20重量%まで様々である、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 塩化アンモニウムの量が、組成物の重量に対して0.01重量%から30重量%の間、好ましくは0.5重量%から10重量%まで様々である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 酸化剤が過酸化水素である、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 1種または複数の酸化ベースおよび1種または複数のカプラーを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物をムース形態で生成する手段を含むエアゾール装置。
  12. 2つの区画を有する1つの容器を含むか、または2つの容器を含む、請求項11に記載のエアゾール装置。
  13. 機械式ポンプシステムを備え、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物を含むキャニスター、および前記組成物のムース形態での送達を可能にする分配システムを含む非エアゾール式装置。
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