JP2013541260A - 可変精細度のロケーション・シェアリング - Google Patents

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Abstract

安全なロケーション・シェアリング・システムは、発信者に、発信者のロケーションを受信者とシェアすることを可能にする。発信側の各デバイスは、そのデバイスのロケーション情報をその指定精細度を付加して、生成し、暗号化し、そしてさらに、1つの以上の受信側デバイスに配布されるように、配布サービスに発信する。配布サービスはロケーション情報の安全な配布を提供するものの、発信者の高精度のロケーション情報には、暗号化されたままでいるためにアクセスできない。暗号化の解除は受信側デバイスによりなされる。発信者は発信者ロケーション情報を、異なる受信者と、様々な細精度レベルを設定してシェアリングをすることができる。発信者は、少なくとも2つのディメンションのロケーション情報の細精度レベルを定義できる:1つは空間的、他は時間的である。より低い精細度のロケーション・シェアリングの場合には、発信者デバイスのロケーションを乱数化或いは不透明化する。
【選択図】 図1B

Description

本開示は、広くは、多数のデバイス間のロケーション・シェアリングに関連する。
複数人でロケーション(場所)を共有することは現代のモバイル端末装置にとってはポピュラーなアプリケーションである。既存のロケーション・シェアリングシステムは、ユーザに、ロケーション情報の精細度に対する制御を提供していない。また、ロケーション・シェアリングをサポートするネットワークは、外部からの攻撃に対する防御はなされても、シェアされているロケーション情報については、内々には通じているものである。ユーザは、自分のロケーション情報をハンドリングしているサーバを稼動している会社が、ユーザのロケーション情報の歓迎されざる使用を行わない筈のものとして信頼せざるを得ない。結局のところ、既存のロケーション・シェアリングシステムは、ロケーション情報の受け手に対して、一時的にせよ、より高い特権を付与する手段を提供するものではない。
本開示の安全なロケーション・シェアリングシステムは、発信者(パブリッシャー)側に、発信者のロケーションを受信者(サブスクライバー)側との間でシェアリングすることを許すものである。発信者側の個々のデバイス(装置)は、そのロケーション情報を、指定した精細度で生成し、暗号化し、受信者側の1つ以上のデバイスに配布するために配布サービスに対して発信する。この配布サービスは、ロケーション情報の配布リストに従った安全な配布を提供するものである。しかし、発信者側の高精細度のロケーション情報は、受信者側のデバイスで復号化されるまでは暗号化されたままなので、配布サービスは高精細度のロケーション情報にアクセスできないことになる。発信者側は、自分のロケーション情報を、異なる受信者若しくは受信者グループとの間で、夫々異なるレベルの精細度に従ってシェアさせることができる。発信者は、ロケーション情報の精細度について少なくとも2つのディメンション若しくは次元、即ち、空間ディメンションと時間ディメンションの2つ、を選択できる。より低精細度のロケーション情報シェアリングに対しては、発信者デバイスは、その発信者デバイスの精細なロケーションを、乱数化処理し、または別の方法で、「ぼんやり」したものにすることができる。発信者は、一人若しくはグループの受信者を、より低いロケーション精細度またはより高いロケーション精細度方向に、発信者側デバイスに、新たなキー対を生成することにより、変更設定することができる。
実施形態としてのこのコンピュータ実施の方法は、発信側デバイスの1つ以上のハードウエア・プロセッサによって実行される。本方法は、発信側デバイスのロケーションを表す情報を取得することにより始まり、当該ロケーション情報の精細度の指定が得られる。その精細度は空間的な、そして/または、時間的なものである。ロケーション情報は、指定の精細度に従って修正される。修正されたロケーション情報は公開ロケーション鍵を用いて暗号化してもよい。暗号化されたロケーション情報は、1つ以上の受信側デバイスに配布されるべく配布サービスに発信することができる。秘密ロケーション鍵を用いて受信側デバイスにある当該修正されたロケーション情報を復号化することができる。この秘密ロケーション鍵は発信側デバイスで暗号化されたメッセージに含めさせることができる。当該メッセージは受信者側に配布する目的で上記配布サービスに送信される。秘密のロケーション鍵は受信者側により、受信者側の秘密メッセージ鍵を用いて暗号化されたメッセージから復号化される。
実施形態としてのコンピュータ実施の方法は、受信側デバイスの1つ以上のハードウエア・プロセッサによって実行される。本方法は、受信者側デバイスが発信側デバイスからの暗号化されたロケーション情報を受信することにより始まるものであり、ここで、受信したロケーション情報は、高精細度のロケーション情報を、指定の精細度で修正しておいたものである。秘密ロケーション鍵は、発信者に関連付けられた公開メッセージ鍵で発信者側デバイススにより暗号化されたメッセージに含まれており、受信側デバイスが受け取ったそのメッセージの中に含まれる。この秘密ロケーション鍵は上記メッセージから発信者の対応秘密メッセージ鍵を用いて復元することができる。受信側デバイスはその秘密ロケーション鍵を用いて当該ロケーション情報を復元することができる。復元されたロケーション情報は受信者側デバイス上に表示され、或いは、当該デバイスでランしているアプリケーションにより用いられる。
様々な精細度のロケーション・シェアリングの実施形態を1つ以上提案することにより、次の長所のうちの、1つまたはそれ以上の長所を提供することができる、その長所とは、(1)発信者側が、シェアリングされている自分のロケーションの精細度を、自分で制御できること、(2)ロケーション・シェアリングを提供する側のネットワーク自体は暗号化されたロケーション情報にアクセスすることはできず、このロケーション情報は、適正なアクセス権限(例えば秘密鍵)を有している受信者側デバイスによってのみ復元できること、(3)発信者側は、より高い或いはより低い精細度の発信者ロケーション情報に一時的にアクセスする権限を受信者に付与することができること。
様々な精細度のロケーション・シェアリングの実施形態の詳細な説明が添付の図面並びに明細書によってなされている。
他の特長、側面、有利な点はそれら明細書、図面、そして特許請求の範囲により自ずと明らかになる。
図1Aは可変精細度ロケーション・シェアリングシステムのブロック図である。 図1Bは、あるロケーション・シェアリング・アプリケーションのユーザインターフェースの例を図示する。 図1Cは可変精細度ロケーション・シェアリング用の公開鍵暗号系を説明する図である。 図2Aは、送信側デバイスによって実行される可変精細度ロケーション・シェアリング方法にかかる処理フロー図であり、図2Bは、送信側デバイスによって実行される可変精細度ロケーション・シェアリング方法にかかる処理フロー図である。 図3Aは、受信側デバイスによって実行される可変精細度ロケーション・シェアリング方法にかかる処理フロー図であり、図3Bは、受信側デバイスによって実行される可変精細度ロケーション・シェアリング方法にかかる処理フロー図である。 図4は、図1乃至3にて説明されている機能や処理を実現する送信側、受信側のデバイスのハードウエアブロック図である。 同じ番号は同じ種類のものを表す。
<精細度可変のロケーション・シェアリング・システム>
図1Aは、精細度可変ロケーション・シェアリング・システム100のブロック図である。実施形態のシステム100は、互いにネットワーク104(例えばインターネット)を介して通信を行うことのできる、位置認識デバイス102a−102cと配布サービス106とを有する。デバイス102a乃至102cは、スマートフォン、e−メールデバイス、ゲームデバイス、ラップトップコンピュータ、電子タブレット、メディアプレイヤー、その他の、通信機能を有するあらゆる位置認識デバイスなどのような、モバイル(携帯)デバイスを含む。デバイス102a−102cの各々は、ユーザ入力を容易にするためのユーザインターフェースを提示する表示面を有することができる。この表示面は、1つ以上の指またはスタイラスペンによる多重接触入力に応答可能な接触検知面であってよい。
実施形態のデバイス102a乃至102cは、現在のロケーション情報を決定し若しくは受信することができるものがある。例えば、1つ以上のデバイス102a乃至102cはグローバル・ポジショニング・システム(GPS)を有し、または、それに接続可能である。他の例では、ロケーション情報は、デバイスに、無線通信ネットワーク送信機器(例えば、WiFi, Cell−ID)や三角測量技術を用いてデバイス位置を決定するサービスにより、提供される。本実施例では、ロケーション情報は、位置座標(例えば、緯度、経度、高度)として、ゲートウエイ108やセルタワー(携帯電話基地局)106を介してデバイス102bに対して提供される。また、デバイス102cについては、ロケーション情報は無線ネットワークアクセス装置110(例えば無線ルーター)を介して提供されるが、デバイス102aについては固定である。同図に示した例では、デバイス102aはCharlieにより操作され、デバイス102bはAlice、デバイス102cはBobにより操作されている。
配布サービス106は、発信側デバイスや受信側デバイスとの通信用の1つ以上のサーバコンピュータを有することができる。例えば、配布サービスは、電話通信キャリア業者またはインタネットサービスプロバイダ(ISP)などであってよい。ある種の実施形態としては、配布サービス106は、公開鍵基盤(PKI)における信頼できる第三者機関(TTP)であってもよい。また、配布サービス106は民間または公共ネットワークの一部であってもよい。また、配布サービス106は、色々な情報、例えば、暗号化されたロケーション、受信者用配布リスト、公開鍵、証明書、ブラックリストなどの情報を記憶するための記憶装置であってよい。
図示の例では、Aliceは自分のロケーション情報について、Bobとの間では精細度の低いシェアリングを、Charlieとの関係では精細度の高いシェアリングを望んでいる。「精細度の高いロケーション」をシェアリングすることは、発信側デバイスのロケーションを、それも、当該発信側デバイスで利用可能な位置決め技術によって提供されるままのロケーションを相手とシェアリングすることを意味する。従って、「精細度の高い(precise)ロケーション」とは必ずしも「正確(exact)」なロケーションであることを意味しない。実際、「精細度の高いロケーション」は、当該発信側デバイスに装備された位置決め技術に固有の、或いは、その技術によって引き起こされる位置誤差故に、「正確なロケーション」とは異なるものである。「精細度の低い(imprecise)ロケーション」とは、当該発信側デバイスが現在位置しているところの、所定の地理的な領域をシェアリングすること意味する。ある例では、可変精細度のロケーション・シェアリングが、図1Cに関連して説明されるように、公開鍵暗号化を用いて実施することができる。
Alice、Bob、Charlieは彼らの夫々のデバイスにロケーション・シェアリング・アプリケーションを呼び出すことができる。ロケーション・シェアリング・アプリケーションの1つ以上のユーザインターフェースを用いて、Aliceは、Bobが彼女の精細度の低いロケーション情報を受信するように、また、Charlieが精細度の高いロケーション情報を受信するように指定することができるものとする。例えば、Aliceは、Charlieと親密な関係を有し、それ故に、Charlieと、彼女の精細度の高いロケーション情報をシェアしたいと願っている。他方、AliceのBobとの関連度は、Bobが彼女の正確なロケーションを知らないようにする程度の、より低い親密さというものである。
デバイス102bでロケーション・シェアリング・アプリケーションを使い、Aliceは自分の高精細度と低精細度のロケーション情報を配布サービス106に送信する。Charlieについては、Aliceの高精細度ロケーション情報(即ち、GPS位置情報)がデバイス102bにて暗号化はされるが修正無しで送信される。Bobについては、Aliceの高精細度ロケーション情報は修正を受けて低精細度にされて暗号化される。双方の暗号化されたロケーション情報は配布サービス106に送信される。BobとCharlieを含む配布リストも、また、配布サービス106に送られる。この配布リストは、配布サービス106側に格納された予め定義の受信者リストであってよい。配布サービス106側は、この配布リストを用いてAliceの低精細度ロケーション情報と高精細度ロケーション情報の夫々をBobとCharlieの夫々に、図1Bに示されているように、指定の時間精細度(例えば、2時間毎、または、30分毎の更新)に基づいて一度の更新で若しくは別々の更新で配布することができる。
Aliceの高精細度と低精細度のロケーション情報は公開鍵暗号を用いて暗号化され且つ配布される。ロケーション情報は暗号化された状態で配布サービス106に留まり、従って、配布サービス106自体はロケーション情報にアクセスできない、何故ならば、BobとCharlieだけが復号化するための情報(例えば、秘密ロケーション鍵)を占有しているからである。
実施形態では、Aliceの低精細度ロケーションは、Aliceの高精細度ロケーションを指定の空間精細度パラメータに基づいて乱数処理することにより生成する。この乱数処理は、高精細度の位置座標に乱数処理を行って修正した位置座標が有界の地理的領域内に入るようにして適用される。例えば、Aliceが自分の空間精細度を、Aliceの高精細度ロケーションの5マイル以内と指定した場合には、低精細度のロケーションは、Aliceの高精細度ロケーションの5マイル以内で、ランダムに生成することができる。Aliceの低精細度のロケーションと、当該空間精細度(例えば5マイル)を示す表示とが配布サービス106に発信され、Bobに送られ、その結果、Bobのデバイス上に表示された地図上で、有界の地理的領域(例えば半径5マイルの円)が提示可能となる。地図に表示された円若しくは他の地理的境界は、Aliceがその境界で囲まれた地理的領域の5マイル以内にいることを示している。ある実施形態では、円若しくは他の様々な形状とサイズの地理的グリッド単位を用いたり、或いは、そして、様々な度合の地理的粒度(例えば、国、周、地域、都市などの)で表示することの方が、地理的領域としては、円よりも寧ろ使いやすい場合もある。
ある実施形態では、適当な経験則を用いて、特別の地理的境界が、Aliceの実際のロケーションを含むこと不可能な地理的領域、例えば、海岸線とその海岸線に沿った水域の両方を包含するような境界円を包含する否かを決定する、ことができる。また、ある実施形態では、Bobのデバイス上に表示されている上記低精細度のロケーションの更新は、Aliceが上記円によって囲まれた上記地理的領域を出るときにだけ、なすようにすることもできる。尤も、Bobは更新を順にトラックし、各円のオーバーラップを見ることにより、Aliceのより精細度の高いロケーションを推定することはできよう。
<精細度選択のユーザインターフェースの実施例>
図1Bは、ロケーション・シェアリング・アプリケーションのユーザインターフェース118の例を図示する。この例では、そのロケーション・シェアリング・アプリケーションが、アリス操作の携帯デバイス102b上で実行されている。Aliceはスライドコントロール120を用いて自分の共有されているロケーションの時間精細度および/または空間精細度を調整することができる。時間精細度はロケーション更新に頻度によらせることができる。空間精細度は、位置誤差(例えば、発信側デバイスからの距離として測った場合の)の大きさに基づかせることができる。例えば、AliceはBobにAliceのロケーションをプラマイ10マイル以内の精細度で知って欲しいと思っている。スライドコントロール120をユーザインターフェース118の右側に動かすことはAliceの共有化されているロケーションをさらに高精細度にすることを意味し、同じく、スライドコントロール120をユーザインターフェース118の左側に動かすことはAliceの共有化されているロケーションをさらに低い精細度にすることを意味する。ある実施形態では、現時点での精細度値は発信者または任意のアプリケーションから選択することができる。他のコントロール、例えば、時間精細度と空間精細度を調整するための別々のコントロールを設ける用にすること可能である。
実施例: 安全なロケーションシェアリングのための暗号化システム
図1Cは、可変精細度のロケーションシェアリングのための公開鍵暗号化システムを図示する。この公開鍵暗号化システムは、数学的に関連した非対称暗号鍵対を用いて可変精細度ロケーション情報を発行するものであり、ここで、上記暗号鍵対は秘密におかれている秘密鍵と発行された公開鍵とからなる。ロケーション情報は公開ロケーション鍵を用いて暗号化されるもので、対応する秘密ロケーション鍵を用いて初めて復号化できる。非対称鍵対は、また、これを用いて、暗号化されたロケーション情報を含むメッセージの真正性の防護を図ることができる。真正性の防護は、そのメッセージのデジタル署名を秘密メッセージ鍵を用いて創成することによりなされる。可変精細度ロケーション・シェアリング目的の適当な非対称鍵技術の例が、RSA公開鍵(たとえばversion 2.1)、これに限定されるものではないが、Diffie−Hellmanの鍵交換プロトコルを含む。他の非対称鍵技術として、デジタル署名標準(DSS)やいろいろな楕円曲線技術を用いることができる。
実施形態では、メッセージ鍵対とロケーション鍵対という、2つのタイプの鍵対が用いられ手いる。システム100のユーザ(例えばAlice、Bob、Charlie)は、各々、個々のユーザ間で安全なメッセージを受けるときに用いる公開と秘密のメッセージ鍵を有する署名付き証明書を持っている。公開のメッセージ鍵は配布サービス106又は他のTTPにより配布される。その結果、いかなる発信者も自分のメッセージを、任意の受信者の公開メッセージ鍵を用いて暗号化することができる。これは、その公開メッセージ鍵が、対応秘密メッセージ鍵を用いることのできる当該受信者のみが読み取り可能だからからである。デバイス102a−102cの各々は、図1Cに示すような、セットアップ鍵とシェアリング鍵とを格納するための、夫々の安全鍵ストア122a−122cを含む。
セットアップ鍵には個人メッセージ鍵対を含ませることができる。例えば、Aliceの鍵ストア122bはAliceの個人メッセージ鍵対 (a_msg_privとa_msg_pub)を、Bobの鍵ストア122cはBobの個人メッセージ鍵対 (b_msg_privとb_msg_pub)を、Charlieの鍵ストア122aはCharlieの個人メッセージ鍵対 (c_msg_privとc_msg_pub)を含む。セットアップ鍵は、また、他者の公開メッセージ鍵を含むことができる。例えば、Aliceの鍵ストア122bはBobの公開メッセージ鍵(b_msg_pub)とCharlieの公開メッセージ鍵(c_msg_pub)を含み、Bobの鍵ストア122cは、Aliceの公開メッセージ鍵(a_msg_pub)とCharlieの公開メッセージ鍵(a_msg_pub)とを含み、Charlieの鍵ストア122aはAliceの公開メッセージ鍵(a_msg_pub)とBobの公開メッセージ鍵(b_msg_pub)とを含む。
これらのシェアリング鍵は可変精細度のロケーション情報の共有の安全を図るのに使うことができる。例えば、AliceはBobとの間では、2時間毎に10マイルの精細度での彼女の低精細ロケーション情報を共有するのを望んでいる、とする。Aliceのデバイス102bは、新たにロケーション鍵対(a_loc1_pub, a_loc1_priv)を生成することができる。この鍵対を用いて、前記の2時間毎に10マイルという、指定の空間と時間精細度を有する低精細ロケーション情報を暗号化できる。加えて、Aliceは、Charlieとの間では、彼女の正確なロケーション情報の共有を望んでいる。Aliceのデバイス102bは、もう一つの新たなロケーション鍵対(a_loc2_pub, a_loc2_priv)を生成することができ、この鍵対はAliceの精細なロケーション情報を暗号化するのに用いることができる。Aliceは秘密ロケーション鍵(a_loc1_priv)をBobに配送してもらうために配布サービス106に送る、この鍵はBobの公開メッセージ鍵(b_msg_pub)により暗号化されていたものである。配布サービス106は当該暗号化されたメッセージをBobとCharlieに配送する。Bobは暗号化されたそのメッセージを自分の秘密メッセージ鍵(b_msg_priv)を用いて復号化して秘密ロケーション鍵(a_loc1_priv)を得る。同様に、Charlieも、暗号化された前記メッセージを自分の秘密メッセージ鍵(c_msg_priv)を用いて復号化して秘密ロケーション鍵(a_loc2_priv)を得る。
ある第1の指定スケジュールに従って、或いは、起動イベントの発生に応じて、Aliceは彼女の低精細ロケーションを、彼女の低精細ロケーション(a_loc1_pub)用の公開ロケーション鍵を用いて配布サービス106に送る。配布サービス106は、そのメッセージを、Bobのデバイス102cに送る。このデバイス102c上で走っている復号化プロセスは、この低精細ロケーションを対応する秘密ロケーション鍵(a_loc1_priv)を用いて復号化する、というもので、これは、Bobのデバイス102cでのみ可能なことである。
第2の指定スケジュールに従って、或いは、起動イベントの発生に応じて、Aliceは彼女の精細なロケーションを彼女の精細なロケーション用の公開ロケーション鍵(a_loc2_pub)を用いて配布サービス106に送る。配布サービス106は、そのメッセージを、Charlieのデバイス102aに送る。このデバイス102a上で走っている復号化プロセスは、この精細なロケーションを対応する秘密ロケーション鍵(a_loc2_priv)を用いて復号化する、というもので、これは、Charlieのデバイス102aでのみ可能なことである。ある実施形態状況下では、上記の第1の第2の指定スケジュールは共に同じであり、2つの暗号化されたロケーションがBobとCharlieに送られる、こともあり得るが、Charlieのみが秘密ロケーション鍵a_loc2_privを用いてAliceの高精細ロケーション情報を復号化することができる。Bobだけが秘密ロケーション鍵(a_loc1_priv)を有するので、BobだけがAliceの低精細ロケーション情報を復号化できる。ロケーション情報は、受信側デバイスで復号化されるまでは、暗号化されたままに留まるので、配布サービスはAliceの高精細度ロケーションにアクセスすることはできないので、彼女のプライバシーは保たれる。
ロケーション・シェアリングの粒度を、ある既存の受信者グループ内で高めるために、1つの送信者側デバイスが、さらに高精細度のロケーション情報を同じロケーション鍵を用いながら、もっと頻度高くして促進することができる。ある受信者を、第1の精細度レベルを有するロケーション情報を受ける現在の第1の受信者グループから、第2の、即ち、より精細度の高い第2精細度レベルの第2の受信者グループに移動するためには、発信者側デバイスが、当該受信者に、適切な秘密ロケーション鍵を、そのある受信者の公開メッセージ鍵を付けて送る。
ある受信者の精細度レベルを下げるためには、発信者側が、それに関連付けられた公開と秘密のロケーション鍵を使うのを停止して、その発信者がその高精細度のロケーション情報を今後は確実に使うことができないようにすればよい。新たなロケーション鍵対は発信者側デバイスにより発生させることができ、秘密鍵は、そのグループ内のダウンロードされていない残りの受信者に再配布することができる。ダウンロードされているその受信者は、もう一つの、その新しい低くされた精細度レベルの秘密ロケーション鍵を当該発信者から得ることができる。
発信者は、より高精細度のロケーション情報を、特定の一人または1グループの受信者との間でシェアしたいと思うかも知れない。既に公開した低レベルの精細度に対してより高精細度のロケーション情報のそのような秘密鍵を配布することは、これらの受信者により高精細度のロケーション情報にアクセスすることを永久的に許すことになり、これは予定しないことであるかも知れない。それ故に、新しいロケーション鍵対は発信者側デバイスによって生成され、その秘密鍵は一時的なシェアリングのためにその受信者達に送られる。
発信者側デバイスのユーザインターフェースは、どの受信者がロケーション情報を受け取ることができるかを明確にすることができ、当該レベルの精細度にあるロケーション情報の公開若しくは発信を自動的に停止するためのタイムリミットを与えることができる。そのタイムリミットとは、手動で指定された期間若しくは終了時刻であり、または、発信側デバイス上のもう一つのトリガーイベントに結びつけられたものであってよい。ここでトリガーイベントとは、電話発信の終了、発信者側カレンダーなどでのあるイベントの終了などである。
る。
ロケーション情報の発信若しくは公開を一時的に停止するために、発信者デバイスは受信者デバイスへの当該ロケーション情報の送信を停止することができる。このシナリオでは、暗号化鍵管理は不要である。一時的なアップグレードとのときのように、発信者は、発信者側のカレンダー内での1つのイベントとして、手動により、その一時停止の期間若しくは終了時刻をセットし、または、その一時停止をもう一つのトリガーイベントに縛り付ける、ことなどができる。
<処理フローの例(発信者デバイス)>
図2Aと図2Bは、発信者デバイスによって実行される可変精細度ロケーション・シェアリング・プロセス200と206のフローチャートである。プロセス200、206は、図4に示されたような構造のデバイスによって実行される。プロセス206は、2つの異なるレベルの精細度を有する二人の受信者グループのために実行されるところの、発信者側デバイスの処理例である。プロセス206は、しかしながら、二人以上の受信者グループについてのみならず、必要とする限りは任意人数の受信者並びに2つ以上の精細度以上について使用可能であある。
図2Aを参照して、ある実施形態では、プロセス200は、秘密ロケーション鍵を含む1つのメッセージを、1つ以上の受信者デバイスの公開メッセージ鍵を用いて暗号化することにより始まる(ステップ202)。この暗号化されたメッセージは配布サービスに向けて発信されて1つ以上の受信者デバイスに配布される(ステップ204)。この秘密ロケーション鍵というのは、この発信者デバイスのロケーションに対応するものであり、図1Cに示したように、指定した空間精細度と時間精細度を有するものである。
図2Bを参照して、プロセス206は、スケジュールベースでまたはトリガーイベントに応答する形で、上記発信者デバイスのロケーションを記述するロケーション情報を得るところから始まる(ステップ208)。このロケーション情報は色々の位置認識技術から得ることが可能であり、それらの技術として、これらの限定されるものではないが、GPS、WiFiやCell−ID位置認識技術がある。
受信者グループI、IIとシェアしている精細度レベルのリストを取り出す(ステップ210)。この例では、1つの高精細度レベルが受信者グループI(212)について取り出され、1つの低精細度レベルが受信者グループIIについて取り出される(ステップ216)。空間的精細度レベル及び/または時間的精細度レベルは、ユーザインターフェース(例えば図1Bに示した如きユーザインターフェース)を用いて、または、アプリケーション(例えばAPIを介して)プログラムにより、上記の受信者グループについて指定可能である。
受信者グループIについては、無修正のロケーション情報が公開ロケーション鍵Iを用いて暗号化される(ステップ214)。指定のスケジュールまたはトリガイベントに応答して、上記の暗号化されたロケーション情報が受信者グループIへ配給するために、配布サービスに発信される(ステップ222)。
受信者グループIIについては、ロケーション情報は、受信者グループIIに対して指定された精細度レベルで修正される(ステップ218)。例えば、発信者が10マイルの空間精細度を有しているのであれば、上に例示した位置認識技術によって提供されるロケーション情報は乱数化処理されて、半径10マイルの円内に入る地理的領域内に含まれるように修正される。時間的精細度は発信者によりまた指定可能である。例えば、発信者はロケーションの更新が2時間毎に受信者デバイスに向けて発信される。修正されたロケーション情報は、公開ロケーション鍵IIを用いて暗号化され、図2Aに関連して説明したように、秘密ロケーション鍵に対応づけられる(ステップ220)。指定のスケジュールまたはトリガーイベントに対して応答する形で、暗号化され修正された受信者グループII用のロケーション情報が受信者グループIIに配布されるように配布サービスに送られる(222)。
発信者デバイスはロケーション鍵対を乱数生成器から、例えばRSA方式の鍵生成技術を用いて生成することができる。公開ロケーション鍵は各メッセージに含められて受信者デバイス毎に配布サービスを介して別々に配布される。メッセージは、受信者デバイス毎にユニークな公開を用いて個々に暗号化される。ある実施形態では、公開メッセージ鍵をTTPサービスを用いて通信チャンネルを介して配布するようにしてもよいが、この場合の通信チャンネルは秘密ロケーション鍵を含む上記メッセージを送受信する通信チャンネルと異ならせる。
<処理フローの例(受信者デバイス)>
図3Aと図3Bは、受信者デバイスによりなされる、可変精細度のロケーション・シェアリング・プロセス300、306のフローチャートである。プロセス300、306は、図4の構造を有するデバイスによって実現することができる。
図3Aを参照して、ある実施形態では、プロセス300は、発信者デバイスからの暗号化されたメッセージの受信により始まる(ステップ302)。このメッセージは受信者デバイスに関連付けられた公開メッセージ鍵を用いて暗号化されたものであってよい。秘密ロケーション鍵は上記暗号化されたメッセージから、対応の秘密メッセージ鍵を用いて、復元できる(ステップ304)。ある実施形態では、公開メッセージ鍵をTTPサービスを用いて通信チャンネルを介して配布するようにしてもよいが、この場合の通信チャンネルは上記メッセージを受信する通信チャンネルと異ならせる。
図3Bを参照して、あるスケジュールに従って、または、あるトリガーイベントに応ずる形で暗号化されているロケーション情報を発信者デバイスから受信する(ステップ308)。このロケーション情報は暗号化されたロケーション情報から前に受信してあった秘密ロケーション鍵を用いて、図3Aに説明されているように、復元できる(ステップ310)。変形的には、発信者デバイスのロケーションを表示するようにしてもよい。例えば、発信者デバイスは、地図を、発信者デバイスの位置を表すマーカー(例えば押しピン形状)を設けた地図を表示することができる(ステップ312)。もしもロケーションが指定の空間的精細度に関して低いような場合には、そのときは、円を地図上に重ね、その円の中心に「押しピン」を置くようにする。円の半径は当該指定空間精細度に依存させてよい。
デバイス構造の実施例
図4は、図3に関連して説明された機能やプロセスを実現するための、発信側或いは受信側のデバイスのハードウエア構造の実施例を示すブロックである。このデバイスは、メモリインターフェース402、1つ以上のデータ処理装置や画像処理装置404、周辺装置インターフェース406などを含む。これら、メモリインターフェース402、1つ以上のデータ処理装置や画像処理装置404、周辺装置インターフェース406は、個別回路若しくは1つ以上の集積回路に実装されてよい。これら、様々な素子は、例えば、1つ以上の通信バスや信号線によって結合されている。
センサー、デバイス、サブシステムなどが、複数の機能を実現するために周辺インターフェース406に接続可能である。例えば、運動センサ−410、光センサ412、近接センサー414が、周辺装置インターフェース406に接続され、モバイル装置に、位置確認、照明、接近などの機能を実現する。ロケーションプロセッサ415(例えば、GPS受信器)が周辺装置インターフェース406に結合され、地理的な位置決めに用いられる。また、電子地磁気センサ416(例えば、集積回路チップ)が周辺装置インターフェース406に結合され、磁北の方向を決定するのに用いるデータを提供する。かくして、地磁気センサ416は、電子的コンパスとして機能する。加速度計417を周辺装置インターフェース406に接続させて携帯デバイスの移動の速度と方向変化を決定することもできる。
カメラサブシステム420並びに光学センサ422(例えば、電荷結合素子(CCD)や相補型金属酸化物半導体(CMOS)型光学センサなどを用いて写真やビデオクリップの記録などの、カメラ機能を容易に達成できる。
通信機能は1つ以上の無線通信サブシステム424を通して実現する。このサブシステムは、無線周波数帯の受信器と送信機並びに(若しくは)光(赤外線)送受信器を有するようにできる。通信サブシステム424の特定の設計や実施化は携帯デバイスが動作する通信ネットワークに依存する。例えば、携帯デバイスは、GSM(登録商標)ネットワーク、GPRSネットワーク、EDGEネットワーク、WiFiまたはWiMaxネットワーク、そして、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどの通信サブシステム424を有してもよい。特に、無線通信サブシステム424は携帯デバイスが他の無線デバイスの既知ステーションとして構成できるような、ホスティング・プロトコルを含むことができる。
オーディオ・サブシステム426は、スピーカ428とマイク430に接続されて、音声認識、音声複製、音声デジタル記録、テレフォニー機能などの音声認識利用機能を実現するのを容易にする。
入力/出力サブシステム440は、タッチスクリーンコントローラ442や(または)他の入力トロら444を含めることができる。タッチ・スクリーン・コントローラ442はタッチスクリーン446若しくはパッドに接続されている。タッチ・スクリーン・コントローラ442とタッチスクリーン446は、例えば、タッチ接触技術を用いての、互いの、接触、移動、離反を検出することができる、このタッチ接触技術には、これらに限定されるものではないが、容量性、抵抗性、赤外光利用、表面弾性波技術など、または、タッチスクリーン446との1つまたは複数のポイントでの接触を決定できる他の近接センサアレイ、などがある。
他の入力コントローラ444を他の入力/制御デバイス448(例えば、1つ以上のボタンや、ロッカースイッチ、サムホイール、赤外ポート、USBポート、スタイラスなどのポインター・デバイス)に接続することができる。この1つ以上のボタン(不図示)はスピーカ428やマイク430用の上昇/下降ボタンを含むものである。
ある実施形態では、そのようなボタンを第1の期間だけ押すと、タッチスクリーン446のロックが解除され、前記第1の期間よりも長い第2の期間だけ押されると、このデバイスへの電力供給をオンしまたはオフすることができる。ユーザは1つ以上の上記ボタンの機能性をカスタマイズできる。タッチスクリーン446は、例えば、仮想の、またはソフトの、ボタンやキーボードを実現することができる。
ある実施形態では、本デバイスは記録した、MP3、AAC、MPEG形式などの、オーディオ・ファイルやビデオ・ファイルを提示できる。ある実施形態では、本デバイスは、IPod(登録商標)などのMP3プレイヤーの機能を提示できる。本デバイスは、それ故に、IPodと互換性のあるピンコネクタを含めることができる。他の入力/出力/制御デバイスを使用可能である。
メモリ・インターフェース402をメモリ450に接続できる。メモリ450は、高速RAMや、磁気ディスク記憶装置、光記憶装置、フラッシュメモリ(NAND型やNOR型を含む)などの不揮発性メモリを含む。メモリ450は、オペレーティング・システム452(例えば、Darwin、RTXC、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)、OS X、WINDOWS(登録商標)、さらには、VxWorksなどの埋め込み型オペレーティングシステム)を記憶する。オペレーティング・システム452は基本的なシステムサービスをハンドリングするためのと、ハードウエアに依存したタスクを実行するための命令群とを有する。ある実施形態では、オペレーティング・システム452は、カーネル(例えば、UNIX(登録商標)のカーネル)を含むことができる。
メモリ450は、1つ以上の追加のデバイスや、1つ以上のコンピュータや、1つ以上のサーバとの通信を実現する通信命令群454を格納する。メモリ450は、図1乃至図4に示されたグラフィックユーザインターフェース処理を実行するグラフィカル・ユーザインターフェース命令群456を含むもので、このグラフィックユーザインターフェース処理には、センサ関連の処理と機能を実現するセンサ信号処理命令群458と、電話関連の処理と機能を実現する電話命令群460と、電子メッセ−ジング処理と機能(SMSや MMSやウエッブブラウジング機能を実現する電子メッセージ処理命令群462などが含まれる。メモリ450は、また、セキュリティ命令群、ウエッブビデオ関連の処理と機能を実現するウエッブビデオ命令群、ウエッブ・ショッピングに関連する処理と機能を実現するウェッブショッピング命令群などの、他のソフトウエア命令群を有する。
メモリ450は、さらに、ロケーション・シェアリング処理命令群472や暗号化/復号化命令群474などと共に、図1乃至3に関連して説明した前述の機能やユーザインターフェースや処理を実現するための他の様々な命令群476を有する。
前述の命令群やアプリケーションの各々は1つ以上の上述の種々の機能を実行する一組の命令に対応する。これらの命令群は別々のソフトウエアプログラムやプロセジャやモジュールとして実現されている必要はない。メモリ450は、追加の命令即ち2、3の命令群を含むことができる。さらに、携帯デバイスの様々な機能はハードウエアやソフトウエア内に、さらには、1つ以上の信号処理回路や当該アプリケーションに特化した集積回路内に実施されてもよい。
上述の機能は、少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサを含むような、プログラム可能ステム上で実行可能な1つまたは複数のコンピュータプログラム内で有利に実現できる、ここで、そのプロセッサとは、データ記憶システムや少なくとも1つの入力デバイス或いは少なくとも1つの出力デバイスからデータや命令を受信し、或いは、これらへデータを送信するように接続されている。コンピュータプログラムとは、コンピュータ内で、直接的か間接的かは問わずに用いられて、ある活動を行い、或いは、ある結果をもたらすものである、一組の命令を言う。コンピュータプログラムはいかなる形式(例えば、オブジェクト型C言語プログラムやJava(登録商標)など)のプログラミング言語(これには、コンパイル型やインタプリター型をも含む)で書かれていてよく、また、コンピュータプログラムは、スタンドアロンプログラムとして、或いは、モジュール、コンポーネント或いはサブルーチン、若しくは他のコンピュータ環境下使用に供され得る他のプログラム単位を含む、あらゆる形式でも展開可能である。
複数の命令からなるプログラムの実行に好適なプロセッサとしては、汎用の或いは特定用途に特化されたマイクロプロセッサ群、若しくは、単独プロセッサ即ち複数のプロセッサ若しくはコアからなる1つjのプロセッサを含むものである。一般的には、プロセッサは、ROMやRAMから命令やデータを受ける。コンピュータの基本的な部分は命令を実行するプロセッサと、命令やデータを記憶するメモリである。一般的には、コンピュータは、1つ以上の大規模記憶装置(mass storage devices)、そのような装置には磁気ディスク(内蔵ハードディスクや着脱式ディスク)や光磁気ディスクや光ディスクなどを含む、を備え、或いは、通信可能に接続されている。コンピュータプログラム命令やデータを優待的に実現する記憶装置には、あらゆる種類の、不揮発性メモリ(これには、例示ではあるが、EPROMやEEPROMなどの半導体メモリ装置、フラッシュメモリ装置、内蔵ハードディスクや着脱式ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、そして、CD−ROMやDVD−ROMディスクなどを含む。
ユーザとの対話を提供するために、コンピュータ上には、ユーザに情報を可視的に提示するための、CRTやLCDモニタなどの表示装置が、そして、キーボードやポインティングデバイス(マウス、トラックボール)などのポインティングデバイスが、ユーザがコンピュータに情報入力をできるようにするために設けられている。
これらの特長的機能は、バック−エンド・コンポーネント或いはフロント−エンド・コンポーネントを有するコンピュータシステムにおいて実現可能であり、バック−エンド・コンポーネントには、データ・サーバ、アプリケーションサーバやインターネットサーバなどのミドルウエア・コンポーネントがあり、フロント−エンド・コンポーネントグラフィカル・ユーザインターフェースやインターネットブラウザなどを具備するクライアント・コンピュータなどがある。上記システムのこれらコンポーネントはコンピュータネットワークなどのあらゆる携帯若しくは媒体のデジタルデータにより結合されている。通信ネットワークの例として、例えば、LANやWANそして、インターネットを形成するコンピュータやネットワークがある。
そのようなコンピュータはクライアントとサーバを含むことができる。クライアントとサーバは一般的には互いに離間しており、典型的には、ネットワークを介して内部で会話を行う。クライアントとサーバの関係は、夫々のコンピュータ上でランし、互いに、クライアント−サーバ関係を有するコンピュータプログラムの理由で生まれる。
これまでに開示した実施形態の特徴点やステップはAPIを用いて実現可能である。APIは、コールするアプリケーションと、サービスを提供し、データを提供し、演算や計算を実行する他のソフトウエアコード(例えば、オペレーティング・システム、ライブラリ・ルーチン、関数)との間で渡される1つ以上のパラメータである。
このAPIは、1つまたは複数のコールとして、即ち、API仕様ドキュメントに記載のコール取り決めに基づいて、パラメータリスト若しくは他のデータ構造を介して1つまたは複数のパラメータの送受信を行う、プログラムコード内の1つまたは複数の「コール」として実現できる。1つのパットラメ他は、定数、キー、データ構造、オブジェクトクラス、変数、データタイプ、ポインタ、アレイ、リスト、若しくはもう一つのコールであることができる。APIコールとパラメータは、あらゆるプログラム言語で可能である。これらのプログラム言語は、プログラマが当該APIをサポートする機能にアクセスのに使う、「語彙」とコール取り決めを定義するものである。
実施形態では、APIコールは、アプリケーションに、そのアプリケーションをランしているデバイスの使用可能な能力、例えば、入力機能、出力機能、処理機能、電源機能、通信機能などの、をレポートする。
ここまでに複数の実施形態を説明してきた。にもかかわらず、様々な修正が可能であることを理解すべきである。例えば、1つ以上の実施形態の要素を組合せ、または、削除し、または修正し、または、補充して更なる実施形態を提案することも可能である。さらに他の例として、上述の図面に示されていたロジックフローは、好ましい結果を得るために、図示のその特定の順序や、シーケンシャルの順序を必要とするものではない。さらに、他のステップを加え、または、ステップを削除し、他のコンポーネントを追加し、或いは削除してもよい。従って、他の種々の実施形態も後述の特許請求の範囲のスコープ内に包含されるのとして考慮されるべきである。

Claims (20)

  1. デバイスの1つ以上のハードウエアプロセッサにより実行される、コンピュータ実施の方法であって、
    前記デバイスのロケーションを記述するロケーション情報を取得する工程と、
    前記ロケーション情報の精細度の指定を受信する工程と、
    指定された前記精細度に基づいて前記ロケーション情報を修正する工程と、
    修正された前記ロケーション情報を暗号化する工程と、
    暗号化された前記ロケーション情報を、一人または複数人の受信者に対する配布のために、配布サービスに発信する工程、
    とを具備することを特徴とする方法。
  2. ロケーション情報の精細度の指定を受信する前記工程は:
    前記ロケーション情報の空間的精細度の指定を受信する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ロケーション情報の精細度の指定を受信する前記工程は:
    前記ロケーション情報の時間的精細度の指定を受信する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ロケーション情報を修正する前記工程は:
    前記モバイル装置のロケーションを、このモバイル装置の前記修正されたロケーションが、このモバイル装置のロケーションを含む地理的エリアの中にあるように、乱数化する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記修正されたロケーション情報を暗号化するステップは:
    前記ロケーション情報について指定された精細度に関連付けられた公開ロケーション鍵を用いて、前記修正されたロケーション情報を暗号化するステップを具備する、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. さらに、前記一人または複数人の受信者に関連付けられた公開メッセージ鍵を用いて、秘密ロケーション鍵を含むメッセージを暗号化する工程と、
    前記メッセージを、前記一人または複数人の受信者に配布するために、前記配布サービスに送信する工程とを含む、ことを特徴とする請求項1の方法。
  7. 携帯デバイスの1つ以上のハードウエアプロセッサにより実行される、コンピュータ実施の方法であって、
    発信側デバイスから暗号化されたロケーション情報を受信する工程であって、このロケーション情報は、高精細度のロケーションから、指定の精細度に従って修正されたロケーション情報である、工程と、
    前記発信側デバイスによって提供される復号情報を用いて前記ロケーション情報を復号化する工程、
    とを具備することを特徴とする方法。
  8. 前期復号情報は前記発信者側デバイスからもたらされた秘密ロケーション鍵を含むことを特徴とする請求項7の方法。
  9. さらに、前記発信側デバイスから暗号化されたメッセージを受信する工程と、
    前記メッセージを復号化して秘密ロケーション鍵を復号化する工程、
    とを具備することを特徴とする請求項8の方法。
  10. 前記デバイスの表示装置上に地図を表示し、
    前記復号化されたロケーション情報に基づいて、前記地図の上に、前記発信者デバイスのロケーションを含む地理的領域を前記地図上に画成する図形オブジェクトを重ねる、ことを特徴とする請求項7の方法。
  11. 可変精細度のロケーション情報をシェアするために、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたメモリと、を有するシステムであって、
    このシステムは、前記プロセッサにより実行されると、このプロセッサをして、
    前記デバイスのロケーションを記述するロケーション情報を取得する工程と、
    前記ロケーション情報の精細度の指定を受信する工程と、
    指定された前記精細度に基づいて前記ロケーション情報を修正する工程と、
    修正された前記ロケーション情報を暗号化する工程と、
    暗号化された前記ロケーション情報を、一人または複数人の受信者に対する配布のために、配布サービスに発信する工程、
    を含む命令群を実行させるべく、前記メモリは、当該命令群を記憶することを特徴とするシステム。
  12. 前記メモリは命令群を有し、この命令群は、前記プロセッサにより実行されると、
    前記ロケーション情報の精細度の指定を受信する工程と、
    前記ロケーション情報の空間的精細度の指定を受信する工程と、
    を含む動作を前記プロセッサに実行させる、命令である、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記メモリは命令群を有し、この命令群は、前記プロセッサにより実行されると、
    前記ロケーション情報の時間的精細度の指定を受信する工程と、
    を含む動作を前記プロセッサに実行させる、命令である、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  14. 前記メモリは命令群を有し、この命令群は、前記プロセッサにより実行されると、
    携帯デバイスのロケーション情報を、その携帯デバイスの修正後のロケーションがこのデバイスのロケーションを含む1つの地理的領域の内部にあるように、乱数化する工程、
    を含む動作を前記プロセッサに実行させる、命令である、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  15. 前記メモリは命令群を有し、この命令群は、前記プロセッサにより実行されると、
    前記一人または複数人の受信者に関連付けられた公開メッセージ鍵を用いて、秘密ロケーション鍵を含むメッセージを暗号化する工程と、
    前記メッセージを前記配布サービスに前記一人または複数人の受信者に配布する目的で送信する工程と、を含む動作を前記プロセッサに実行させる、命令である、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  16. 可変精細度のロケーション情報をシェアするために、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたメモリと、
    を有するシステムであって、
    このシステムは、前記プロセッサにより実行されると、このプロセッサをして、
    発信側デバイスから暗号化されたロケーション情報を受信する工程であって、このロケーション情報は、高精細度のロケーションから、指定の精細度に従って修正されたロケーション情報である、工程と、
    前記発信側デバイスによって提供される復号情報を用いて前記ロケーション情報を復号化する工程、
    とを含む動作を前記プロセッサに実行させる、命令である、ことを特徴とするシステム。
  17. 前記情報を復号化するステップは、発信者デバイスによりもたらされる、ことを特徴とする請求項16のシステム。
  18. 前記メモリは命令群を有し、この命令群は、前記プロセッサにより実行されると、
    前記発信側デバイスから暗号化されたメッセージを受信する工程と、
    前記メッセージを復号化して秘密ロケーション鍵を復号化する工程、
    とを具備することを特徴とする請求項17のシステム。
  19. 地図を表示する表示装置であって、前記復号化されたロケーション情報に基づいて、前記地図の上に、前記発信者デバイスのロケーションを含む地理的領域を前記地図上に画成する図形オブジェクトを重ねる、表示装置を具備する、請求項16のシステム。
  20. 前記メッセージと公開メッセージ鍵とは、2つの異なる通信チャンネル越しに受け取る、請求項18のシステム。
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