JP2013539027A - Ii型コラーゲンバイオマーカーのアッセイ - Google Patents
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Abstract
血清、血漿または滑液中のII型コラーゲン断片のアッセイにより、アミノ酸配列GPPGRDGAAG中に存在するC末端エピトープとの特異的反応性を有し、かつ、アミノ酸配列GPPGRDGAAGVを含むアミノ酸配列との特異的反応性を欠く抗体または免疫反応性抗体断片と反応性である、血清、血漿または滑液サンプル中の全てのタンパク質断片濃度の定量的測定が得られ、前記抗体は、HPA Culture Collection Logistics Officeに受託番号10091402で寄託されている細胞株によって産生されるMab NB44−3C1であり得る。
Description
本発明は、変形性関節症(OA)および/または関節リウマチ(RA)における軟骨破壊の尺度としての意義を有する、血清および他の体液中のII型コラーゲンの断片の測定に関する。
II型コラーゲンは、関節軟骨中の主要なマトリックスタンパク質である。変形性関節症(OA)および関節リウマチ(RA)などの関節変性疾患において、コラーゲンはマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)によって分解され、このタンパク質の断片は循環中に放出される。
国際公開第2010/055062号において、本発明者らは、MMPに生成された、配列GSPGADGPPGRDGAAG↓中のC末端エピトープを生じさせるII型コラーゲンの切断産物を記載した。本発明者らは、異性化アミノ酸残基とこのようなプロテアーゼが生成したネオエピトープとを含有する断片を測定する、サンドイッチアッセイを提案した。
国際公開第2010/055064号において、本発明者らは、II型コラーゲンからMMPにより生成された2種のネオエピトープを組み合わせたバイオマーカー断片についてのアッセイを記載し、エピトープLTGPAG...および...RDGAAGに対する抗体を用いた、配列LTGPAGEPGREGSPGADGPPGRDGAAGに対するサンドイッチアッセイを提案した。測定は、同化培養条件下および異化培養条件下でヒト軟骨から放出された反応性断片で行った。測定は、OA患者および対照患者由来のヒト尿サンプルでも行われ、OAにおける関連断片の増加を示した。
本発明者らは現在までに、第二抗体を使用する必要性なしに、C末端配列...RDGAAGに対して生じたモノクローナル抗体と反応性の血清中のII型コラーゲン断片のアッセイから良好な結果が取得可能であることを見出した。
国際公開第2010/055064号に開示されているように、本発明者らは、以下の手順によって、II型コラーゲン中のMMP切断部位を突きとめた。ヒトII型コラーゲン(BIOCOL BC−3001)を、10mM酢酸に溶解させた(1mgのII型コラーゲンに400μlを添加)。10μgのプロカテプシンK(Calbiochem 342001)を、10mMのDTTおよび5mMのEDTAを含有する100mM酢酸ナトリウム(pH3.9)200μlを室温で40分間添加することによって活性化した。10μgのMMP9(Calbiochem 444231)を、DMSO中1mMのAPMAを200μl、37℃で2時間添加することによって活性化した。カテプシンK切断のために、60μlのII型コラーゲンに、20mMのL−システインを含有する50mM酢酸ナトリウム(pH5.5)120μlおよび24μlの活性化カテプシンKを、37℃で4時間添加した。MMP9切断のために、60μlのII型コラーゲンに、120μlの100mM Tris−HCl、100MM塩化ナトリウム、10mM塩化カルシウム、2mM塩化亜鉛(pH8.0)および20μlのMMP9を、37℃で3日間添加した。得られたタンパク質分解性切断断片を、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)−タンデム質量分析(MS/MS)解析によって特徴付けた。MS/MSスペクトルを、SequestおよびX! Tandemデータベース検索アルゴリズムを使用して、タンパク質データベースに対して検索した。
切断部位は、以下のII型コラーゲンの注釈付配列に示されるように位置していた。この配列中、カテプシンKが生成した部位には矢印を付し、MMP9が生成した部位には星印を付している。
特に、本発明者らは、MMP誘導性のII型コラーゲンのMMP切断断片(CIIM)、即ち、遊離C末端グリシン残基を有するRDGAAG1053として特定されたネオエピトープを同定した。この断片は太字で示す。さらに、本発明者らは、このネオエピトープ配列との特異的反応性を有する特に有利なモノクローナル抗体(NB44−3C1)を開発した。本出願人は、このモノクローナル抗体を発現する細胞株を、HPA Culture Collection Logistics Office、Health Protection Agency Culture Collections、Centre For Emergency Preparedness and Response、Porton Down、Salisbury Wiltshire、SP4 0JG、UKに受託番号10091402としてブダペスト条約寄託の対象とした。
この細胞株の特徴について本出願人が入手可能な現在入手可能な情報は以下のとおりである。この細胞株は、本発明者らがNB44−3C1と命名したモノクローナル抗体を分泌する。
現在、II型コラーゲン由来のアミノ酸配列PPGRDGAAGを有するペプチドに対するモノクローナル抗体NB44−3C1の強い反応性を証明する証拠は入手できるが(上に示したとおり)、アミノ酸配列PPGRDGAAGVを有する伸長ペプチド(即ち、C末端が1アミノ酸分伸長したもの)に対する反応性は(あったとしても)ごくわずかである。アミノ酸配列PPGRDGAAGを含まない一連のペプチド断片に対するモノクローナル抗体NB44−3C1の結合は検出できなかった。これらの非反応性ペプチドには、ETGERGAAG、GFGLPGAAG、DQGVPGEAG、REGSPGASG、LAGPKGANG、DDGEAGKPG、ATGPLGPKG、LTGPAGEPGおよびGADGPPGRDが含まれていた。さらに、モノクローナル抗体NB44−3C1は、マトリックスメタロプロテイナーゼで予め処理したII型コラーゲンに対して強く結合するが、MMPで予め処理していないII型コラーゲンに対する反応性は3%未満であった。MMPでの予めの処理あり、または、処理なしのIII型コラーゲンに対する結合は検出できなかった。最後に、モノクローナル抗体NB44−3C1は、ヒトの血清、血漿および滑液中に存在する抗原に強く結合する。
驚くべきことに、ネオエピトープRDGAAG1053を認識するモノクローナル抗体NB44−3C1が、ヒト循環中の抗原に結合することが見出され、これは、定量により、優れた臨床上の有用性(例えば、健康な個体から関節疾患患者の群を識別する能力)を提供する。
したがって、本発明は、血清、血漿または滑液中のII型コラーゲン断片のアッセイ方法であって、アミノ酸配列GPPGRDGAAG中に存在するC末端エピトープとの特異的反応性を有し、かつ、アミノ酸配列GPPGRDGAAGVを含むアミノ酸配列との特異的反応性を欠く抗体または免疫反応性抗体断片と反応性である、血清、血漿または滑液サンプル中のタンパク質断片濃度の定量的測度を得るステップを含む、方法を提供する。
好ましくは、アミノ酸配列GPPGRDGAAG中に存在するC末端エピトープとの特異的反応性を有しかつアミノ酸配列GPPGRDGAAGVを含むアミノ酸配列との特異的反応性を欠く前記抗体または免疫反応性抗体断片と反応性であるタンパク質断片のサブセットは、前記測度から排除されない。この要件は、例えば、C末端配列RDGAAGを有するが第二抗体と反応性の任意の配列を欠く形式の断片が測定から排除されるようなサンドイッチ形式におけるさらなる抗体の使用とは調和しない。
したがって、より特定すれば、このアッセイは、サンドイッチ形式で実施しないことが好ましい。
好ましくは、この方法は、前記血清サンプル中に存在するタンパク質断片を前記抗体または免疫反応性抗体断片と接触させるステップ、および前記抗体または免疫反応性抗体断片への前記断片の結合量を測定するステップを含む。
血清、血漿または滑液サンプルは、関連するタンパク質断片が測定のためになおも存在することを条件として、所望の場合、分析前にある種の処理に供されてもよい。
好ましくは、前記抗体または免疫反応性抗体断片を、前記タンパク質断片と、前記抗体または免疫反応性抗体断片が特異的結合親和性を有する競合剤との両方に、接触させる。
好ましくは、この抗体は、HPA Culture Collection Logistics Office、Health Protection Agency Culture Collections、Centre For Emergency Preparedness and Response、Porton Down、Salisbury Wiltshire、SP4 0JG、UKに受託番号10091402で寄託されているNB44−3C1である。
本発明は、ペルオキシダーゼ酵素標識(例えば、セイヨウワサビペルオキシダーゼ)などの検出可能な標識で標識されていてもよい前記抗体を含む。
本発明は、較正曲線を生成するための標準試料、前記抗体に対して免疫学的に反応性のペプチド、発色反応に関与可能な発色性基質(例えばTMB)、発色反応の停止溶液、およびマルチウェルアッセイプレートのうちの1つまたは複数と一緒に、上記抗体NB44−3C1を含む、イムノアッセイを実施するための試験キットをさらに含む。
このアッセイキットは、競合形式で抗体を使用するイムノアッセイ(ELISAまたはRIAであり得る)の実施のために好ましい。
特に、抗体に対して反応性でありかつ競合剤として機能するペプチドは、固体表面に結合されてもよく、例えば、ビオチンにコンジュゲートされ、ストレプトアビジン被覆されたマルチウェルプレートに結合されてもよい。
代替的形式において、抗体が固体表面に結合されてもよく、例えば、ビオチンにコンジュゲートされてもよく、ストレプトアビジン被覆されたマルチウェルプレートに結合されてもよい。
本発明は、添付の図面を参照して、以下の実施例によってさらに説明および例示される。
<抗体NB44−3C1の開発>
免疫原性ペプチド
を、標準的な操作手順に従って、キーホールリンペットヘモシアニン(KLH)にコンジュゲートした。簡潔に述べると、5mg/mlのシステイン含有ペプチドC−GGGRDGAAGおよびマレイミド活性化KLHを、コンジュゲート緩衝液中で混合し、室温で2時間インキュベートした。コンジュゲートした抗原を脱塩および透析によって精製し、EDTAおよびアジ化ナトリウムを除去した。
免疫原性ペプチド
6匹の8週齢Balb/Cマウスを、等体積のフロイント不完全アジュバントおよび免疫原KLH−C−GGGRDGAAGを含有するエマルジョン200μLで皮下免疫した。フロイント不完全アジュバントでの連続免疫は、3回の免疫については2週間毎に、その後は4週間毎に、マウス1匹当たり30μgの免疫原を用いて行った。2回目の免疫以降、マウスから採血した。各採血時に、血清力価を、ビオチン化した選択ペプチド(Biotin−KPPGRDGAAG)または除外ペプチド(Biotin−KPPGRDGAAGV)で被覆したストレプトアビジンプレートで、選択ペプチド(PPGRDGAAG)、除外ペプチド(PPGRDGAAGV)、およびネイティブ材料の自家製サンプルアレイ(データ示さず)に対して検出した。最も高い血清力価および良好なネイティブ反応性を有する2匹のマウスを、融合のために選択した。選択したマウスを1ヶ月間休息させ、その後100μLの0.9%塩化ナトリウム溶液中50μgの免疫原で静脈内追加免疫した。3日後、マウスを屠殺し、脾臓細胞を単離した。融合(ハイブリドーマ)を、標準手順に従って、SP2/0細胞(LGC Standards AB、Boras、Sweden)を用いて行った。
ハイブリドーマを、半固体培地法を使用して、35mmの細胞培養ペトリ皿中でクローニングした。皿から個々にピックアップした異なるハイブリドーマを、96ウェルプレートのウェルに移し、ここで、細胞を限界希釈によってクローニングした。クローンをELISAでスクリーニングした。簡潔に述べると、10ng/mlのビオチン標識した選択ペプチドおよび除外ペプチドを、10mMのPBS−BTB(BSA、Tween−20およびブロニドックスを含む10mMのPBS)中で、ストレプトアビジンプレート上に20℃で30分間被覆した。標準的な洗浄緩衝液で5回洗浄した後、20μlの試験材料(即ち、置換ペプチドまたは天然材料)を、適切なウェルに添加した。洗浄せずに、1:100で開始した2倍希釈のクローン上清100μlを添加し、20℃で2時間インキュベートした。次いで、ウェルを洗浄し、マウスIgGに対するペルオキシダーゼ標識二次抗体を添加し[1:3000](Jackson ImmunoResearch、Europe Ltd、UK)、20℃で1時間インキュベートした。洗浄後、100μlのテトラメチルベンジジン(TMB(3,3’,5,5”−テトラメチルベンジジン)、Kem−En−Tec、Roedovre、Denmark)を添加し、その15分後に100μlの停止溶液(0.18M硫酸)を添加した。比色アッセイを、605nmを参照として用いて、450nmで測定した。選択ペプチドを使用して、標的配列に対する抗体の結合を確認し、一方で除外ペプチドを使用して、標的配列を保有していない断片に対する抗体の任意の反応性を決定した。次いで、選択されたクローンを2回サブクローニングし、製造業者の使用説明書に従ってProtein−Gカラムを使用してモノクローナル抗体を精製した。
2回のサブクローニングによって、細胞株NB44−3C1は、選択ペプチドおよび除外ペプチドを使用した所望の反応性プロフィールと、ヒトの血清、血漿および滑液中の断片に対する強い反応性とを有することが繰り返し実証され、最終的に、高度な生存能および抗体産生能を有した。
<競合CIIM ELISAの実施>
CIIM競合ELISA手順は以下のとおりであった:96ウェルのストレプトアビジン被覆プレートを、4ng/mlの
で、20℃、300rpmで30分間被覆した。次いで、ウェルを標準的な洗浄緩衝液で5回洗浄した。標準試料の列を、10mMのPBS−BTBでの特異的ペプチド
の事前希釈[2.5倍]によって準備した。サンプル(即ち、ペプチド、ヒトの血清、血漿または滑液)を同様に希釈した。標準試料およびサンプルを添加し[20μl/ウェル]、その後、20ng/mlのペルオキシダーゼ標識したNB44−3C1抗体を100μl/ウェル添加した。次いで、ウェルに覆いをし、4℃、300rpmで一晩(18±1時間)インキュベートした。次いで、ウェルを5回洗浄し、100μlのTMBと共に20℃、300rpmで15分間インキュベートし、その後、各ウェル中100μl/ウェルの停止溶液100μlを添加した。比色反応を、標準的な実験室プレートリーダーで、650nmの参照を用いて、450nmで測定した。データは、SoftMax Pro v5.0プログラムで取得した。
CIIM競合ELISA手順は以下のとおりであった:96ウェルのストレプトアビジン被覆プレートを、4ng/mlの
CIIM ELISAにより、良好な技術的性能が示された;0.2〜14.9ng/mlの定量範囲、<15%のアッセイ間およびアッセイ内変動、およびほぼ100%の希釈回復(dilution recovery)。
<ヒトOA軟骨におけるCIIM断片の免疫局在>
ヒトOA軟骨におけるCIIM断片の免疫局在を、異なる部位の関節軟骨でNB44−3C1モノクローナル抗体を使用して調査した。結果を図1および以下に示す。
(A)陰性対照、上部領域から軟骨下骨まで、免疫原と予めインキュベートしたNB44−3C1(倍率13.2×)。
(B)概観写真、上部領域から軟骨下骨までのNB44−3C1染色(倍率13.2×)。
(C)領域表面が変則的な関節軟骨の上部領域(倍率33×)。
(D)表面にびらんおよび線維化(fibrillation)のある上部領域(倍率33×)。
(E)深い亀裂損傷のある中間領域(倍率33×)。
(F)深部領域、石灰化した軟骨および軟骨下骨(倍率33×)。
ヒトOA軟骨におけるCIIM断片の免疫局在を、異なる部位の関節軟骨でNB44−3C1モノクローナル抗体を使用して調査した。結果を図1および以下に示す。
(A)陰性対照、上部領域から軟骨下骨まで、免疫原と予めインキュベートしたNB44−3C1(倍率13.2×)。
(B)概観写真、上部領域から軟骨下骨までのNB44−3C1染色(倍率13.2×)。
(C)領域表面が変則的な関節軟骨の上部領域(倍率33×)。
(D)表面にびらんおよび線維化(fibrillation)のある上部領域(倍率33×)。
(E)深い亀裂損傷のある中間領域(倍率33×)。
(F)深部領域、石灰化した軟骨および軟骨下骨(倍率33×)。
図1Bでは、NB44−3C1による強い染色(単色で赤色〜暗色)が、組織切片の上部領域(軟骨表面近傍)および下部区画(軟骨下骨近傍)で観察される。図1Cは、より高倍率での上部領域での強い染色を実証している。図1Dおよび図1Eでは、強い染色が、上部領域および特に軟骨損傷の領域において観察される。最後に、図1Fは、軟骨下骨に対して近位の石灰化した軟骨中のNB44−3C1による強い染色を実証している。
このように、CIIMは、OA軟骨における典型的な関節炎の特徴に免疫局在していることが示された。
<関節リウマチ患者から得た血清サンプルにおける反応性II型コラーゲン断片の測定>
実施例2に記載したモノクローナル抗体NB44−3C1を用いた競合CIIM ELISAを使用して、CIIMを血清中で測定した。結果を図2に示す。血清サンプルは、抗炎症治療(実線)またはプラセボ(破線)による治療の前および4週間後に、関節リウマチ患者から得た。CIIM競合ELISAによるCIIM断片の分析まで、サンプルを−20℃で保存した。4週間目に、プラセボ群と治療群との間の差異は、非常に有意であった(p<0.05)。
実施例2に記載したモノクローナル抗体NB44−3C1を用いた競合CIIM ELISAを使用して、CIIMを血清中で測定した。結果を図2に示す。血清サンプルは、抗炎症治療(実線)またはプラセボ(破線)による治療の前および4週間後に、関節リウマチ患者から得た。CIIM競合ELISAによるCIIM断片の分析まで、サンプルを−20℃で保存した。4週間目に、プラセボ群と治療群との間の差異は、非常に有意であった(p<0.05)。
<血清CIIMレベルとOA重篤度スコアとの相関>
より広いCopenhagen地域の、21歳以上の合計159人の成人被験者を、以前に記載したように、CCBR調査に参加するよう勧誘した。この集団は、症状なしから一方または両方の膝の自己申告の疼痛までの範囲の、種々の程度のOA症状を有した。炎症性関節炎、磁気共鳴画像化(MRI)検査に対する何らかの禁忌、または以前の膝関節置換術がある被験者は、本調査から排除した。両方の膝のデジタルX線写真を、Synarc製のSynaFlexを使用して、全ての被験者から後側−前側の位置で同時に取得した。Kellgren−Lawrence(KL)指数を、それぞれ外側および内側の脛−大腿部関節について決定した。スコア0は膝OAの徴候がほとんど無いかまたは全く無いことを示し、最大スコア4は、進行性の膝OAを示す。被験者の膝の悪化のスコアを使用して、被験者を3つの下位群に分けた:OAなし(KL 0)、中等度のOA(KL 1〜2)および重度のOA(3〜4)。156人の被験者の血清サンプルを、−80℃の保存から解凍し、CIIMレベルを測定した。他の3人の被験者の血清サンプルは、バイオバンクから欠落しているか空かのいずれかであった。本調査は、Helsinki Declaration IIおよびEuropean Guidelines for Good Clinical Practiceに従って実施した。プロトコルは、Danish National Committee on Biomedical Research Ethicsにより承認された(承認番号KA 2006−0054、Danish Ministry of Interior and Health)。全ての参加者は、承認されたインフォームドコンセントの用紙にサインした。
より広いCopenhagen地域の、21歳以上の合計159人の成人被験者を、以前に記載したように、CCBR調査に参加するよう勧誘した。この集団は、症状なしから一方または両方の膝の自己申告の疼痛までの範囲の、種々の程度のOA症状を有した。炎症性関節炎、磁気共鳴画像化(MRI)検査に対する何らかの禁忌、または以前の膝関節置換術がある被験者は、本調査から排除した。両方の膝のデジタルX線写真を、Synarc製のSynaFlexを使用して、全ての被験者から後側−前側の位置で同時に取得した。Kellgren−Lawrence(KL)指数を、それぞれ外側および内側の脛−大腿部関節について決定した。スコア0は膝OAの徴候がほとんど無いかまたは全く無いことを示し、最大スコア4は、進行性の膝OAを示す。被験者の膝の悪化のスコアを使用して、被験者を3つの下位群に分けた:OAなし(KL 0)、中等度のOA(KL 1〜2)および重度のOA(3〜4)。156人の被験者の血清サンプルを、−80℃の保存から解凍し、CIIMレベルを測定した。他の3人の被験者の血清サンプルは、バイオバンクから欠落しているか空かのいずれかであった。本調査は、Helsinki Declaration IIおよびEuropean Guidelines for Good Clinical Practiceに従って実施した。プロトコルは、Danish National Committee on Biomedical Research Ethicsにより承認された(承認番号KA 2006−0054、Danish Ministry of Interior and Health)。全ての参加者は、承認されたインフォームドコンセントの用紙にサインした。
CIIMを、上記全ての血清サンプルで測定した。女性(0.778ng/ml[CI95%;0.693〜0.907]、n=75)と男性(0.859ng/ml[CI95%;0.757〜0.939]、n=81)との間に、血清CIIMレベルの有意な(p=0.323)差異は存在しなかった。被験者を、膝OAの程度に応じて、3つの群に下位分割した;OAなし、中等度のOAおよび重度のOA。「OAなし」群は有意に若く、いずれのOA群よりも有意に低いBMIを有していた。中等度のOA群と重度のOA群との間には、年齢およびBMIには有意な差異は存在しなかった。平均血清CIIMは、OAなしの個体(0.712ng/ml、n=75)と比較すると、中等度のOAを有する個体(0.895ng/ml、n=62)および重度のOAを有する個体(1.039ng/ml、n=19)において、有意に高かった(図3)。中等度のOAを有する個体と重度のOAを有する個体との間に有意な差異は存在しなかったが、重度のOAを有する個体では、血清CIIMレベルが上昇する傾向があった。
<滑液中のCIIMレベル>
CIIM ELISAを使用して、滑液中のII型コラーゲン断片を検出した。51人のOA患者由来の滑液中で測定されたCIIMの平均レベルは0.850ng/mlであり、0.147から4.13ng/mlの範囲であった。
CIIM ELISAを使用して、滑液中のII型コラーゲン断片を検出した。51人のOA患者由来の滑液中で測定されたCIIMの平均レベルは0.850ng/mlであり、0.147から4.13ng/mlの範囲であった。
<モノクローナル抗体と種々の被分析物との反応性>
モノクローナル抗体3C1を、同じ免疫原(即ち、KLH−C−GGGRDGAAG)に対して生じた他の5種のモノクローナル抗体と比較した。全てが標的配列(即ち、PPGRDAAG)と反応性であったが、MAb 3C1が、ヒト体液中に存在する被分析物に対する最良の相対的結合特性を提供した。特に、良好な反応性は、ヒト尿およびヒト血清中の被分析物に対して検出された。
モノクローナル抗体3C1を、同じ免疫原(即ち、KLH−C−GGGRDGAAG)に対して生じた他の5種のモノクローナル抗体と比較した。全てが標的配列(即ち、PPGRDAAG)と反応性であったが、MAb 3C1が、ヒト体液中に存在する被分析物に対する最良の相対的結合特性を提供した。特に、良好な反応性は、ヒト尿およびヒト血清中の被分析物に対して検出された。
本明細書では、明示的にそうでないことが示されない限り、単語「または(or)」は、条件の一方のみが満たされることを要求する演算子「排他的なまたは(exclusive or)」とは異なり、提示された条件のいずれかまたは両方が満たされた場合に真の値を返す演算子の意味で使用される。単語「含む(comprising)」は、「からなる(consisting of)」を意味するのではなく、「含む(including)」の意味で使用される。上で認識された全ての先行する教示は、本明細書により参照として組み込まれる。本明細書中の任意の先行の公開文書についての認識は、本明細書の日付においてオーストラリアまたは他の場所でその教示が共通の一般知識であったという容認または表明であると解釈すべきではない。
Claims (9)
- 血清、血漿または滑液中のII型コラーゲン断片のアッセイ方法であって、アミノ酸配列GPPGRDGAAG中に存在するC末端エピトープとの特異的反応性を有し、かつ、アミノ酸配列GPPGRDGAAGVを含むアミノ酸配列との特異的反応性を欠く抗体または免疫反応性抗体断片と反応性である、血清、血漿または滑液サンプル中のタンパク質断片の濃度の定量的測定を得るステップを含む、方法。
- アミノ酸配列GPPGRDGAAG中に存在するC末端エピトープとの特異的反応性を有し、かつ、アミノ酸配列GPPGRDGAAGVを含むアミノ酸配列との特異的反応性を欠く前記抗体または免疫反応性抗体断片と反応性であるタンパク質断片のサブセットが、前記測定から排除されない、請求項1に記載の方法。
- 前記血清サンプル中に存在するタンパク質断片を前記抗体または免疫反応性抗体断片と接触させるステップと、前記抗体または免疫反応性抗体断片への前記断片の結合量を測定するステップとを含む、請求項1または2に記載の方法。
- 前記抗体または免疫反応性抗体断片を、前記タンパク質断片と、前記抗体または免疫反応性抗体断片が特異的結合親和性を有する競合剤との両方に接触させる、請求項3に記載の方法。
- 前記抗体が、HPA Culture Collection Logistics Office、Health Protection Agency Culture Collections、Centre For Emergency Preparedness and Response、Porton Down、Salisbury Wiltshire、SP4 0JG、UKに受託番号10091402として寄託されているNB44−3C1である、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
- HPA Culture Collection Logistics Office、Health Protection Agency Culture Collections、Centre For Emergency Preparedness and Response、Porton Down、Salisbury Wiltshire、SP4 0JG、UKに受託番号10091402として寄託されている細胞株により産生される、抗体NB44−3C1。
- 検出可能な標識で標識された、請求項6に記載の抗体。
- 前記標識がペルオキシダーゼ酵素標識である、請求項7に記載の抗体。
- 較正曲線を生成するための標準試料、前記抗体に対して免疫学的に反応性のペプチド、発色反応に関与可能な発色性基質、発色反応の停止溶液、またはマルチウェルアッセイプレートのうちの1つまたは複数と一緒に、請求項6から8のいずれか一項に記載の抗体NB44−3C1を含む、イムノアッセイを実施するための試験キット。
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