JP2013538975A - ピッチ角が変化するブロアホイール - Google Patents

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Abstract

本発明によるホイール(1)は、ハブ(3)、ガイド(4)、およびハブ(3)とガイド(4)との間を径方向に延びるブレード(2)を備え、各ブレード(2)は、ハブ(3)との結合部に付根(6)、およびガイド(4)との結合部にヘッド(11)を含み、各ブレード(2)は前縁(16)および後縁(17)を有し、それらの間に各平坦な断面において翼弦が定められる。
各ブレード(2)では、付根(6)からヘッド(11)への径方向で、翼弦(15)とホイールの回転軸(9)との間のピッチ角が変化し、付根(6)とヘッド(11)との間のピッチ角の変化が、第1の高さと第2の高さとの間に変曲点を有する。

Description

本発明は、ハブおよびハブから径方向外向きに延びるブレードを含むブロアホイールに関する。
そのようなホイールは、特に自動車を駆動するためのエンジンを冷却するために使用され、ホイールは熱交換器を通る空気流を生成する。
「ボウル」ともいうホイールのハブは、制御電子機器によって駆動される電気モータとすることができるモータのシャフトにロックするのに適している。
そのようなホイールは、自動車のエンジンの冷却のために使用される場合、エンジンの冷却に使用されるラジエータの前方または後方に置かれる。
これらのホイールの設計は、ホイールの空気学的および音響的性能の両方を改善しようとすると、実際には多数の問題を有する。
特に、エントロピーの損失がないとき総圧力は均衡されていなければならないため、断面の理論(抗力および揚力)および径方向平衡の規則によって知られている空気力学的基準を考慮に入れる必要がある。
これらの基準を満たすために、ブレードは半径とともに増加するピッチ角で既知の方法で作製される。
ピッチは、翼弦と回転軸との間の角度によって定められ、翼弦は平坦な断面でブレードの前縁と後縁を接続する線分として定められる。
通常、付根では65°でありヘッドでは最大で75°まで増加するピッチ角を有するホイールが知られている。
ブレードの周りの流れはもともと3次元であるため、特にブレードの付根およびヘッドでの二次流れが生成される。これらの位置では、ブレードは、ハブおよび回転ガイドにそれぞれ連結されている。そこで流れが遮断され、そこで空気力学的分離が発生する。
ピッチ角がヘッド付近で局所的に減少するブレードを有するホイールの助けによって、これらの問題を解決するための試みがなされてきた。これらのホイールはヘッドでは満足が得られるが、それ以外の場所では二次流れが減少しない。
本発明の目的は、ブレードのヘッドおよび付根だけでなく、概して、ブレードの全スパンにわたって二次流れを制限することを可能にする形状のそのようなホイールを提案することである。
したがって、本発明は、特に自動車を駆動するためのエンジンを冷却するためのブロアホイールを提案し、このブロアホイールは、ハブ、ガイド、およびハブとガイドとの間を径方向に延びるブレードを備え、各ブレードは、ハブとの結合部に付根、およびガイドとの結合部にヘッドを含み、各ブレードは前縁および後縁を有し、それらの間にそれぞれの平坦な断面において翼弦が定められる。各ブレードでは、付根からヘッドへの径方向で、翼弦とホイールの回転軸との間のピッチ角が変化し、付根とヘッドとの間のピッチ角の変化は、第1の高さと第2の高さとの間に変曲点を有する。
したがって、高さおよび変曲点を有する曲面に沿ってピッチ角を変化させることによって、ボウルおよびガイドによって誘導される乱流が二次流れを考慮に入れ、二次流れは付根およびヘッドにおいて、およびブレードのスパン全体にわたって抑制される。
一実施形態によれば、径方向でピッチ角は第1の高さに至るまで半径とともに急激に増加し、ピッチ角は第1の高さと第2の高さとの間で半径とともに再び増加する。
ヘッドでは、ピッチ角は第2の高さとヘッドとの間で急激に減少する。
任意で、径方向でピッチ角は第1の高さに至るまで半径とともに急激に減少し、ピッチ角は第1の高さと第2の高さとの間で半径とともに再び減少する。
上記の特徴のいくつかと組み合わせると、各ブレードでは、径方向で翼弦の長さが変化し、付根とヘッドとの間の翼弦の長さの変化は2つの高さ間に変曲点を有する。
任意で、翼弦の長さの変化は、2つの連続する高さ間に変曲点を有する3つの高さを有する。
径方向で翼弦の長さは第1の高さに至るまで半径とともに減少し、翼弦の長さは第2の高さに至るまで半径とともに増加し、翼弦の長さは第3の高さに至るまで半径とともに再び減少する。
任意で、径方向で翼弦の長さは、第3の高さとブレードのヘッドとの間で急激に増加する。
1つの変形実施形態によれば、径方向で翼弦の長さは第1の高さに至るまで半径とともに増加し、翼弦の長さは第2の高さに至るまで半径とともに減少し、翼弦の長さは第3の高さに至るまで半径とともに再び増加する。
任意で、翼弦の長さは、第3の高さとヘッドとの間で急激に減少する。
本発明によるホイールは、以下の特徴を単独または組合せで含む。
− 前縁および後縁の少なくとも一方が、凹状起伏を有し、凸状起伏に対して延び、かつ/または
− 凸状起伏は2つの凹状起伏間にあり、かつ/または
− 凹状起伏は2つの凸状起伏間にあり、かつ/または
− 各ブレードは、窪みを有し隆起に対して延びている、前縁と後縁との間に延在する面を有し、かつ/または
− 隆起は2つの窪み間にある。
本発明の特徴および利点は、添付の図面を参照して、限定的ではないが好ましい例として記載されている以下の説明を読めば明らかになるであろう。
従来技術のホイールの正面図である。 ブレードを断面に沿って切断した図1のホイールの部分断面図である。 平坦な断面に沿った図2のホイールのブレードの断面図である。 本発明によるホイールの前面の斜視図である。 図4のホイールの後面の斜視図である。 本発明によるブレードのある角度に沿った斜視図である。 本発明によるブレードの異なる角度に沿った斜視図である。 本発明によるブレードの異なる角度に沿った斜視図である。 ブレードの付根までの距離に応じてピッチの変化を表す曲線のグラフである。 ブレードの付根までの距離に応じて翼弦の長さの変化を表す曲線のグラフである。 ブレード変形例について図8と同様のグラフである。 ブレード変形例について図9と同様のグラフである。
図に示されるホイール1は、中心ハブ3から概して径方向に延び、ガイド4によってホイール1の周縁部で互いに連結される複数のブレード2を含む。ハブ3、ブレード2、およびガイド4は、プラスチック成形によって一体部品に形成されている。
ハブ3は、ブレード2の付根6に連結された軸対称環状壁5、および上流を向いた平らな前面壁7を有する。この場合、上流および下流という用語は、ホイール1の回転によって生成される空気流の方向を示す。前面壁7および環状壁5は、円形アーチ断面の円形要素によって互いに連結されている。
前面壁7は、ホイール軸9の方向に、図示されていないドライブモータのシャフトにホイール1を連結するように設計された金属製の環状挿入部8にオーバーモールドされた中心スリーブに連結されている。ハブ3の内部には補強リブが設けられている。
ガイド4はまた、ブレード2の端部のヘッド11が連結され、円形のフレアリングによって上流側から突出している軸対称環状壁10を有する。
以下において、「平坦な断面13」という表現は、ブレードをホイール1の軸の周りの線対称な円筒面で切断し、この円筒面を平らに回転することによって得られる平らな閉曲線として定められる。図2および図3に示される従来技術の断面13は、航空機の翼の断面と同様の空気力学的断面形状を有する。
次いで、翼弦15は平坦な断面で前縁16と後縁17を接続する線分として定められる。ホイール1は「後縁から前縁」方向によって定められる方向に回転する。ピッチα、すなわちピッチ角は、翼弦15と回転軸9との間の角度によって定められる。図3から分かるように、ピッチ角αは翼弦15とホイール1の回転軸9に平行な軸20との間に示されている。
図4から図8を参照すると、ホイールは、図1から図3に示される従来技術のホイールと同様の参照符号が維持される、本発明の一実施形態によって説明される。
ホイール1は、従来技術のホイールと、ブレード2の形状が異なる。
ここでホイール1のブレード2が説明される。後者は、ハブ3からガイド4へと延び、ハブ3の周りで均一の角度で分布している7つの同一のブレード2を含む。
それぞれのブレード2は上流面22および下流面23を有し、上流面22は図4に見ることができ、下流面23は図5に見ることができる。
ブレード2は互いに同一であるので、1つのみが図4から図10を参照しながら説明される。
概して、ブレード2の形状は付根6からヘッド11へと、一方の側で翼弦15の長さおよびピッチ角αが変化することによって得られる。翼弦15の長さの変化は、ブレード2の幅に影響する。結果として、この場合、前縁に起伏が存在する。ピッチαの変化は、隆起および窪みを形成することによって、ブレード2の起伏に影響する。
ブレード2は起伏のある前縁16を有する。縁部16は、付根6から、起伏または凹曲面25ではじまる。凹曲面25は凸曲面26に対して延び、凸曲面26は凹曲面27に対して延びている。曲面27はブレード2とガイド4との間の結合部のヘッド11に、付根6と反対側の端部を有する。
3つの測定位置30、31、32はブレード2の前縁16に定められる。位置30は付根6の付近にある。位置31は、付根6とヘッド11との間のブレードの2分の1の距離の領域にある。位置32はその一部がヘッド11の付近にある。
位置30は凹曲面25の頂点にあり、位置31は曲面26の頂点にあり、位置32は曲面27の頂点にある。
後縁17はその一部がより平らな単一の凹部、すなわち、ほぼ平らな幅広の中心高さ28を有する曲面を有する。
ここで図10を参照すると、ブレード2のスパンに対する、すなわち付根6への距離に対する翼弦15の長さの変化を示している。この図は位置30、31および32からブレード2の付根6への距離に対応する値L30、L31およびL32を含む。
グラフは、付根6と位置30との間、すなわち長さL30では翼弦の長さが減少することを示す。位置30では、第1の最小値に達する。次いで、この位置30付近で、翼弦の長さが事実上変化しない高さ33で翼弦の長さの変化が起きる。ここで、本明細書のこれ以降の部分において、ブレードのスパンの10%の範囲で、翼弦の長さが5%より多く変化しないとき、長さは全く変化しないとみなされる。変形例によれば、翼弦の変化が3%以下の高さを設けることもできる。
長さL30を引いた長さL31、したがって位置30と31との間で、翼弦の長さは増加する。この翼弦の長さは位置31で最大値に達する。次いで、この位置31付近で、翼弦の長さが事実上変化しない高さ34で翼弦の長さの変化が起きる。
2つの高さ33、34間、したがって位置30に対応する最小値と位置31に対応する最大値との間に、翼弦の変化の曲線は第1の変曲点36を有する。
長さL31を引いた長さL32、すなわちブレードの位置31と32との間で、翼弦の長さは再び減少して、第2の最小値に達する。次いで、この位置32付近で、翼弦の長さが事実上変化しない高さ35で翼弦の長さの変化が起きる。
2つの高さ34、35間、したがって位置31に対応する最大値と位置32に対応する第2の最小値との間に、翼弦の変化の曲線は第2の変曲点37を有する。
ブレード2の残りの長さ、すなわちブレード2の位置32とヘッド11との間で、翼弦の長さは急激に増加する。「急激に」とは、位置32とヘッド11との間の増加の勾配が、絶対値で、位置31と位置32との間の減少の勾配よりはるかに大きいことを意味する。
翼弦の長さのこれらの変化は、上記のように前縁の起伏の結果である。
図示されていない変形実施形態では、付根6と位置30との間で、翼弦の長さは急激に減少する。ここでもまた本明細書のこれ以降の部分において、急激にとは、絶対値で、この部分での勾配が、変化が急激でないとみなされる部分よりはるかに大きいことを意味する。
翼弦15の長さと同様に、ピッチ角αの値は付根6とヘッド11との間で変化する。これは、ブレード12の面に起伏が顕著に存在することの結果である。
したがって、図6から図8に見ることができるように、ブレード2の上流面22は、付根6の側に窪み40を有する。後者は面22の中間に隆起41を有する。ヘッド11の側には、面22が隆起41と、いずれかの側に窪み40、42を有するように、面は窪み42も有する。隆起41および窪み40、42は、頂点またはこれらの窪みの最小値または隆起が、この場合は縁部16、17になくても、面22のほぼ幅全体にわたって延在する。
ブレードの一部の下流面は反対の起伏を有する。
ここで図9を参照すると、ブレード12のスパンに対する、すなわち付根6への距離に対するピッチ角αの変化を示している。値L30、L31およびL32も図に示されている。
ピッチαは、長さL30全体にわたって付根6から急激に増加し、位置30と31との間に位置する高さ43に至るまで大きく増加し続ける。高さ43の領域では、ピッチαは一定値に維持され、次いで位置31から再び増加する。増加は続き、変曲点45を通過する。変曲点45の後、ピッチαは第2の高さ44に至るまで再び増加する。第2の高さ44は、位置31と位置32との間で位置32の少し前にある。高さ44の後、より明確には位置32の後、ピッチαはヘッド11に至るまで急激に減少する。
図示されていない変形例によれば、高さ43の後、ピッチαの値は、その後増加するように最小値まで減少する。
これらのピッチ角の変化は、上記の窪みおよび隆起を備えたブレード2の形状の結果である。
図11および図12に示す変形例によれば、以下で詳細に説明するように、翼弦の長さおよびピッチαの変化は、図9および図10を参照しながら上記で説明されたものに対して反対である。
ここで図12を参照すると、ブレード12のスパンに対する、すなわち付根6への距離に対する翼弦15の長さの変化を示している。この図は、位置30、31および32からブレード2の付根6への距離に対応する値L30、L31およびL32を示す。
グラフは、付根6と位置30との間、すなわち長さL30では翼弦の長さが増加することを示す。位置30では、第1の最大値に達する。次いで、この位置30付近で、翼弦の長さが事実上変化しない高さ53で翼弦の長さの変化が行われる。
長さL30を引いた長さL31、したがって位置30と31との間で、翼弦の長さは増加する。翼弦の長さは最大値に達する。次いで、この位置31付近で、翼弦の長さが事実上変化しない高さ54で翼弦の長さの変化が起きる。
2つの高さ53、54間、したがって位置30に対応する最大値と位置31に対応する最小値との間に、翼弦の変化の曲線は第1の変曲点56を有する。
長さL31を引いた長さL32、すなわちブレードの位置31と32との間で、翼弦の長さは再び増加して、第2の最大値に達する。次いで、この位置32付近で、翼弦の長さが事実上変化しない高さ55で翼弦の長さの変化が起きる。
2つの高さ54、55間、したがって位置31に対応する最小値と位置32に対応する第2の最大値との間に、翼弦の変化の曲線は第2の変曲点57を有する。
ブレード2の残りの長さ、すなわちブレード2の位置32とヘッド11との間で、翼弦の長さは急激に減少する。
図示されていない変形実施形態によれば、付根6と位置30との間で、翼弦の長さは急激に増加する。
この変形例によるブレード2は図示されていないが、類推により、前縁16は前縁17に向かって、前縁17からある距離で起伏している。縁部16は、付根6から、凸起伏または曲面ではじまる。凸曲面は凹曲面に対して延び、凹曲面は凹曲面に対して延びている。曲面はブレード2とハブ3の壁5との間の結合部のヘッド11に、付根6と反対側の端部を有する。
翼弦15の長さと同様に、ピッチ角αの値は付根6とヘッド11との間で変化する。これは、ブレード12の面に起伏が顕著に存在することの結果である。
したがって、図11および図12のグラフが示されているブレード2は、斜視図では示されていないが、後者は付根6の側に隆起を有する。後者は面22の中間スパンに窪みを有する。ヘッド11の側には、面22がいずれかの側に隆起を有する窪みを有するように、面は隆起も有する。窪みおよび隆起は、面22のほぼ幅全体にわたって延在する。下流面の一部は反対の起伏を有する。
ここで図11を参照すると、ブレード12のスパンに対する、すなわち付根6への距離に対するピッチ角αの変化を示している。値L30、L31およびL32も図に示されている。
ピッチαは、長さL30全体にわたって付根6から急激に減少し、位置30と31との間に位置する高さ63に至るまで大きく減少し続ける。高さ63の領域では、ピッチαは一定値に維持され、次いで位置31から再び減少する。減少は続き、変曲点65を通過する。変曲点65の後、ピッチαは第2の高さ64に至るまで再び減少する。第2の高さ64は、位置31と位置32との間で位置32の少し前にある。高さ64の後、より明確には位置32の後、ピッチαはヘッド11に至るまで急激に増加する。
ブレード2は、翼弦の長さの変化による起伏のある縁部とともに示されている。本発明の文脈の範囲内で、これらの起伏のある縁部を有さないがピッチ角の変化のみを有するブレードを提供することが可能である。
1つの変形実施形態によれば、後縁はまた、前縁の形状によって、凸曲面を囲む2つの凹曲面、またはその反対の形状を有する。この変形例では、前縁は同等の形状を有しても、または有していなくてもよい。
変形実施形態によれば、ピッチ角の変化は、2つの高さ間に1つの変曲点のみを有する。
図示されていない別の実施形態によれば、ある種のブレードのみが本発明にしたがって形成されるが、他のブレードは、図1に示すように、翼弦またはピッチのより従来的な分布を有する。この場合、本発明によるブレードは、均一であっても、または均一でなくてもよい形で角度を成して分布されている。
図示されていない実施形態によれば、付根とヘッドとの間のピッチ角αの変化は2つの変曲点を有し、2つの変曲点のうちの1つは第1の高さと第2の高さとの間にある。
本実施形態の変形例によれば、3つの高さがあり、それぞれの変曲点は2つの連続する高さ間にある。
図示されていない別の実施形態によれば、ピッチ角αのみが付根からヘッドへと変化するように形成されているが、翼弦の長さは変化しない。これは、起伏(窪みおよび隆起)があるが非常に限られた起伏である一定の平坦な断面の結果である。
本発明は、説明および図示された実施形態に限定されず、任意の変形実施形態を包含するものである。

Claims (16)

  1. 特に自動車を駆動するためのエンジンを冷却するためのブロアホイールであって、
    ハブ(3)と、
    ガイド(4)と、
    前記ハブ(3)と前記ガイド(4)との間を径方向に延びるブレード(2)と、
    を備え、
    各ブレード(2)は、前記ハブ(3)との結合部に付根(6)を含むとともに、前記ガイド(4)との結合部にヘッド(11)を含み、
    各ブレード(2)は前縁(16)および後縁(17)を有し、それらの間に各平坦な断面において翼弦(15)が定められ、
    各ブレード(2)では、前記付根(6)から前記ヘッド(11)への径方向で、前記翼弦(15)と当該ホイールの回転軸(9)との間のピッチ角(α)が変化し、
    前記付根(6)と前記ヘッド(11)との間のピッチ角(α)の変化が、第1の高さ(43;63)と第2の高さ(44;64)との間に変曲点(45;65)を有することを特徴とするホイール。
  2. 径方向でピッチ角(α)が前記第1の高さ(43)に至るまで半径とともに急激に増加し、
    ピッチ角(α)が前記第1の高さ(43)と前記第2の高さ(44)との間で半径とともに再び増加することを特徴とする、請求項1に記載のホイール。
  3. 前記ヘッド(11)では、ピッチ角(α)が前記第2の高さ(44)と前記ヘッド(11)との間で急激に減少することを特徴とする、請求項1または2に記載のホイール。
  4. 径方向でピッチ角(α)が前記第1の高さ(63)に至るまで半径とともに急激に減少し、
    ピッチ角(α)が前記第1の高さ(63)と前記第2の高さ(64)との間で半径とともに再び減少することを特徴とする、請求項3に記載のホイール。
  5. ピッチ角(α)が前記第2の高さ(64)と前記ヘッド(11)との間で急激に増加することを特徴とする、請求項1または4に記載のホイール。
  6. 各ブレード(2)では、径方向で前記翼弦(15)の長さが変化し、
    前記付根(6)と前記ヘッド(11)との間の前記翼弦(15)の長さの変化が、2つの高さ間(33−34、34−35;53−54、54−55)に変曲点(36、37;56、57)を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のホイール。
  7. 前記翼弦の長さの変化が、2つの連続する高さ間に変曲点(36、37;56、57)を有する3つの高さ(33、34、35;53、54、55)を有することを特徴とする、請求項6に記載のホイール。
  8. 径方向で前記翼弦(15)の長さが第1の高さ(33)に至るまで半径とともに減少し、
    前記翼弦(15)の長さが第2の高さ(34)に至るまで半径とともに増加し、
    前記翼弦(15)の長さが第3の高さ(35)に至るまで半径とともに再び減少することを特徴とする、請求項7に記載のホイール。
  9. 径方向で前記翼弦(15)の長さが第3の高さ(35)と前記ブレード(2)の前記ヘッド(11)との間で急激に増加することを特徴とする、請求項7または8に記載のホイール。
  10. 径方向で前記翼弦(15)の長さが第1の高さ(53)に至るまで半径とともに増加し、
    前記翼弦(15)の長さが第2の高さ(54)に至るまで半径とともに減少し、
    前記翼弦(15)の長さが第3の高さ(55)に至るまで半径とともに再び増加することを特徴とする、請求項7に記載のホイール。
  11. 前記翼弦(15)の長さが第3の高さ(55)と前記ヘッド(11)との間で急激に減少することを特徴とする、請求項7または10に記載のホイール。
  12. 前記前縁(16)および前記後縁(17)の少なくとも一方が、凹状起伏(25、27)を有し、凸状起伏(26)に対して延びていることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のホイール。
  13. 前記凸状起伏(26)が2つの凹状起伏(25、27)間にあることを特徴とする、請求項12に記載のホイール。
  14. 前記凹状起伏が2つの凸状起伏間にあることを特徴とする、請求項12に記載のホイール。
  15. 各ブレード(2)が、窪み(40、42)を有し隆起(41)に対して延びている、前記前縁(16)と前記後縁(17)との間に延在する面(22)を有することを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載のホイール。
  16. 前記隆起(41)が2つの窪み(40、42)間にあることを特徴とする、請求項15に記載のホイール。
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