JP2013538639A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 本体とカートリッジとを含む吸入器であって、前記カートリッジが投与量貯蔵部と通気路とを備え、前記投与量貯蔵部が複数回投与量の吸入可能な薬剤を収容するのに適し、前記通気路がその一端にマウスピースを含み、前記マウスピースを介したユーザによる吸入時に、前記投与量貯蔵部からの１回分の吸入可能な薬剤にアクセスしてこの薬剤を前記通気路を通じてユーザへ供給するための供給構成で配置できるように吸入装置が構成および配置され、前記カートリッジを前記本体に対して交換可能に取り付けることができる、吸入器において、前記投与量貯蔵部は、吸入可能な薬剤の予め計量された投与量を含む、複数の投与量容器を備えるように構成され、前記本体は、制御ユニット（３２）と、前記投与量容器（２６）を開放する開放ユニット（４０）とを備え、前記制御ユニット（３２）は、前記開放ユニットを作動して、吸入事象のために前記投与量容器（２６）を開放することを特徴とする、吸入器。
2. 前記予め計量された投与量の吸入可能な薬剤が複数のブリスター内に収容され、前記各ブリスターが１回分の薬剤を収容する、請求項１に記載の吸入器。
3. 前記カートリッジがカバーを更に備え、前記カバーは、このカバーがマウスピースを実質的に覆う保護位置と、前記マウスピースが露出される使用位置との間で移動できる、請求項１又は２に記載の吸入器。
4. 前記カートリッジは、ユーザが作動させることができる少なくとも１つのアクチュエータをさらに備え、前記アクチュエータおよび前記カートリッジは、作動時に前記投与量貯蔵部からの１回分の吸入可能な薬剤にアクセスしてこの薬剤をユーザへ供給するための供給構成で配置できるように構成される、請求項１〜３のいずれか１項に記載の吸入器。
5. カバーの移動が前記アクチュエータを作動するように、前記カバーが前記アクチュエータに接続され、前記カバーは、このカバーがマウスピースを実質的に覆う保護位置と、前記マウスピースが露出される使用位置との間で移動できる、請求項４に記載の吸入器。
6. 前記アクチュエータは、移動可能なマウスピースカバーの形状である、請求項５に記載の吸入器。
7. 前記本体が凝集塊除去機構を含み、前記凝集塊除去機構がエネルギー源とトランスデューサとを備え、前記トランスデューサは、前記エネルギー源からエネルギーを受けるとともに、そのエネルギーの少なくとも一部を１回分の吸入可能な薬剤に伝えて前記吸入可能な薬剤の凝集塊除去を補助する、請求項１〜６のいずれか１項に記載の吸入器。
8. 前記エネルギー源が電気エネルギー源であり、前記トランスデューサが振動要素を含む請求項７に記載の吸入器。
9. 前記振動要素が圧電素子を備える、請求項８に記載の吸入器。
10. 前記本体は、この本体の取り付け側面に対して垂直に延びる脚部を備え、前記本体の前記取り付け側面は、吸入器を形成するために前記カートリッジが取り付けられる面である、請求項１〜９のいずれか１項に記載の吸入器。
11. 前記カートリッジが投与量表示領域を含み、前記本体が窓を含み、前記カートリッジが前記本体に取り付けられるときに前記窓を通じて前記表示領域の少なくとも一部が見える、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の吸入器。
12. 前記供給構成に容器を配置することは、前記貯蔵部から当該貯蔵部の外側位置への容器の移動を含む、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の吸入器。
13. 前記カートリッジは前記アクチュエータに結合される駆動機構も含み、前記アクチュエータの動きによって第１の位置と第２の位置との間で前記駆動機構が駆動され、前記アクチュエータが前記第１の位置から前記第２の位置へ移動される際に、前記駆動機構は、容器を前記投与量貯蔵部から開放位置へと移動するように作動可能であり、前記アクチュエータが前記第２の位置から前記第１の位置へ移動される際に、前記駆動機構は、さらに前記容器を前記投与量貯蔵部へ戻すように作動可能であり、前記容器が開放されていれば、前記駆動機構が、次に前記アクチュエータが移動されるときに異なる容器を取り出すべく指標付けする、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の吸入器。
14. 前記本体の開口は、柔軟な膜でほぼシールされて、前記本体と前記カートリッジとの間の機械的な結合を可能とする、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の吸入器。
15. 請求項１に記載の吸入器で用いるのに適したカートリッジであって、このカートリッジが投与量貯蔵部を備え、前記投与量貯蔵部が複数回投与量の吸入可能な薬剤を収容するのに適する、カートリッジ。