JP2013537831A - 粘弾性材料から成るクッションを伴うゴルフクラブ - Google Patents

粘弾性材料から成るクッションを伴うゴルフクラブ Download PDF

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Abstract

ゴルフクラブ(10)は、ゴルフボールを打つインパクト中に運動エネルギーを散逸させ、それにより、ゴルフクラブ(10)からボールへ伝えられる運動エネルギーの量を減少させて、ボールが飛ぶ距離を減少させるように構成される。ボール飛行距離の減少は、より短縮性の筋活動をインパクトの瞬間に用い、それにより、インパクトにわたってより良い制御を行なうようにプレーヤーに促す。ゴルフクラブ(10)は、シャフト(18)とヘッド(14)とを含み、ヘッド(14)は、シャフト(18)に接続される支持構造体(22)と、ゴルフクラブのフェース(46)を形成する衝撃吸収構造体(16)とを備える。衝撃吸収構造体(16)は、フェース(46)と支持構造体(22)との間に配置されるクッション(48)を含む。クッション(48)はずり粘稠性の材料から形成される。
【選択図】 図10

Description

本発明は、ゴルフのプレー中の精度の向上に関する。特に、本発明は、ショートゲームの精度を高めるためのゴルフクラブに関する。
ゴルフをする際、プレーヤーは、クラブヘッドのフェースがゴルフボールを打って、運動エネルギーがゴルフクラブからボールへ伝えられるようにゴルフクラブをスイングする。その後、ボールは、グリーンへ向けて飛び、連続するショットの後にホールへと向かう。このように、運動エネルギーの伝達は、プレーヤーからクラブのシャフト、クラブフェースへと向かい、最終的にボールへと至る。
殆どのゴルフクラブは、ゴルフボールを可能な限り遠くへ打つことができるようにしようとして、ゴルフクラブからゴルフボールへの運動エネルギーの伝達を最大にするように開発されてきた。この手法は、一般にグリーンへ向けてボールを可能な限り遠くへ打つことが目的であるロングゲームにおいては功を奏するが、ショートゲームにおいては、ボールが飛ぶ必要がある距離に容易に達し、プレーの精度(方向および距離の両方における精度)がより重要となる。
パターにおいては、パターの残りの部分とは異なる材料のフェース挿入体が使用されてきたが、これらのフェース挿入体は、パターの外周重量を増大させるように、パターにとってより柔らかい感触および音を与えるように、および/または、パターフェースとボールとの間のグリップを高める(それにより、ボールの滑りを減らして、ボールの回転を変える)ように構成されていた。これらのパター挿入体は、精度の十分な向上をもたらさなかった。実際に、これらの多くの挿入体の疑わしい成功は、主に、心身の効果(「プラシーボ効果」)に起因する。
本発明は、ゴルフショートゲームにおける距離および方向の両方の精度を向上させることを目的とする。
本発明によれば、ゴルフボールを打つインパクト中に運動エネルギーを散逸させ、それにより、ゴルフクラブからボールへ伝えられる運動エネルギーの量を減少させて、ボールが飛ぶ距離を減少させるように構成されるゴルフクラブが提供される。ゴルフクラブは、シャフトとヘッドとを含み、ヘッドは、
シャフトに接続される支持構造体と、
ゴルフクラブのフェースを形成し、フェースと支持構造体との間に配置されるクッションを含む、衝撃吸収構造体と、
を備え、
前記クッションは、ずり粘稠性(shear thickening)の粘弾性材料から形成され、また、クッションは、ダイリタント(dilitant)および/またはレオペクチック(rheopectic)であってもよい。
「ずり粘稠性」、「ダイリタント」、および、「レオペクチック」の定義は、様々であり、一般的には「流体の粘性」のことである。本発明に適した粘弾性材料は、流体よりも固体の方に似ている。また、本明細書中では「剛性」(「歪みに対する抵抗」を意味する)という用語が使用されるが、剛性は、文脈において「粘性」と同じ意味を有する。また、この明細書において、用語「ずり粘稠性」とは、剪断荷重の増大を伴う剛性の増大のことであり、「ダイリタント」とは、剪断荷重の増大を伴う時間に依存しない剛性の増大のことであり、また、「レオペクチック」とは、時間に依存する剛性の増大のことである。材料がこれらの特性のうちの複数を同時に示すことができるのは言うまでもない。
衝撃吸収構造体は、クッションよりも硬質な少なくとも1つの硬質層を含んでもよく、また、硬質層は、ゴルフクラブのフェースに隣接して配置されてもよい。用語「硬質」は、この明細書中では、歪みに対する抵抗のことであり、この明細書の解釈上、「堅い」と同一視され得る。
硬質層は、ゴルフクラブのフェースを形成してもよく、あるいは、ゴルフクラブのフェースから離間されてクッション中に埋め込まれてもよい。衝撃吸収構造体は、ゴルフクラブのフェースを形成する、より柔軟で圧縮可能なフェース層を含んでもよく、この場合、硬質層はクッションとフェース層との間に配置される。
支持構造体が凹部を形成してもよく、この凹部内で衝撃吸収構造体を受けることができる。例えば、衝撃吸収構造体が「フェース挿入体」であってもよい。
運動エネルギーは、それをクラブヘッドに蓄えられてもよい位置エネルギーまたは熱へ変換することによっておよび/またはゴルフクラブによりボールに及ぼされる荷重のための代わりの荷重経路を形成することによって散逸されてもよい。
運動エネルギーの散逸は、ボールとの接触時にクラブフェースを圧縮できるようにすることによって達成されてもよく、この場合、圧縮が抑制され、その後に跳ね返りが抑制され、好ましくは、クラブヘッドの残りの部分に対するクラブフェースのその当初の位置への跳ね返りが大幅に抑制される。
ゴルフクラブは、圧縮抑制および/または跳ね返り抑制を可能にする機械的構造を有してもよく、また、抑制は、発熱による運動エネルギーの散逸を含んでもよい。
ゴルフクラブは、該ゴルフクラブの動きを監視するように構成される1つ以上のバイオメトリック遠隔測定センサを含んでもよい。
本発明のより良い理解のため、また、本発明をどのように実行に移すことができるのかを示すために、ここで、添付図面を参照して、本発明を非限定的な一例として説明する。
クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 クラブヘッドに隣接するシャフトの長さが短いゴルフクラブのヘッドの概略側断面図であり、本発明に係るゴルフクラブの異なる概念的実施形態のクラブヘッドおよびシャフトを示す。 本発明に係るゴルフクラブヘッドの好ましい実施形態の三次元図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドの分解図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドの側断面図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドの側断面図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドの側断面図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドの側断面図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドの側断面図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドのための挿入体の分解図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドのための挿入体の三次元図を示している。 図9のゴルフクラブヘッドのための挿入体の部分分解図を示している。 実験装置の概略図を示している。 図19の装置を使用して、異なるゴルフクラブに関して行なわれる実験の結果を示している。
ゴルフのスイング中には、全ての他の自発的な人の動きのように、動きに関与するそれぞれの筋肉が、短縮態様であるいは伸張態様で活動し得る。ゴルフクラブが加速されるときには、これが主に短縮性筋活動によって達成され、また、ゴルフクラブが減速されるときには、これが主に伸張性筋活動によって達成される。
短縮性筋活動では、筋肉が、収縮方向で、したがって動作方向で引張力を発生させつつ収縮する。伸張性筋活動では、筋肉が、筋肉により発生される引張力よりも大きい反力に起因する張力を受けつつ伸長する。したがって、筋肉は、動作方向の力を発生させるのではなく、動きを減速させるように作用しあるいはさもなければ負荷を制御する。
筋線維は、アクチンフィラメント上の結合部位に対するミオシン頭部の繰り返される結合および解放によって厚いミオシンフィラメントと薄いアクチンフィラメントとの間の架橋を介して張力を生み出す。短縮性筋活動では、筋肉が及ぼす必要がある引張力が、中枢神経系で計算されて、前述のような筋肉の収縮および架橋を通じた効果に至らされる。したがって、力の程度は、比較的簡単に、中枢神経系の制御下にある。一方、伸張性筋活動では、筋肉が及ぼす力は、筋肉に作用する外的な伸長力と、ミオシンとアクチンとの架橋を通じて筋肉に発生される更に小さい引張力との結果である。中枢神経系は、引張筋力の度合いを制御できるが、外力を制御することはできず、その結果、ミオシン−アクチンブリッジを一時的に切断することによって外力を繰り返し再評価しなければならない。このように、伸張性筋活動に関して中枢神経系により行なわれる制御は、短縮性筋活動の場合よりも複雑で不連続でありあるいはスムーズでない。
短縮性活動時および伸張性活動時に筋肉が張力を及ぼす異なる態様の結果として、また、特に、筋肉がこれらの状況で制御される方法の結果として、伸張性筋活動よりもかなり良好な制御が短縮性筋活動に関してなされる。
これらの原理がゴルフのスイングに適用されると、減速中(筋活動が主に伸張性であるとき)よりも良好な筋活動の制御がゴルフクラブの加速中(筋活動が主に短縮性であるとき)になされる。したがって、打球時のゴルフスイングのより良好な制御を可能にし、それにより、プレーの精度を高めるためには、ゴルフクラブが打球時に加速しているべきであることが好ましい。これは、ロングゲーム中、プレーヤーが可能な限り遠くへボールを打とうとしているとき、したがって、ゴルフクラブを減速させないようにしようとしているときに、当然ながら自然に生じる。しかしながら、ショートゲームでは、非常に激しく打たないようにしようとして、プレーヤーは、インパクト前にゴルフクラブの減速を始める傾向があり、その結果、インパクトの重大な局面で、クラブは、短縮性筋動作によってではなく、伸張性筋動作によって制御される。
本発明は、プレーヤーがより激しく打球せざるを得ないように、したがって、プレーヤーがインパクト時に至るまでゴルフクラブを加速し続けるべく促されるように、ボールがゴルフクラブによって推し進められる距離を短くしようとする。ボールが飛ぶ距離を短くするためには、ゴルフクラブからボールへ伝えられる運動エネルギーの量を減少させる必要があり、これは、運動エネルギーを散逸させることにより行なわれようとされる。ボールが遠くへ飛ばないように運動エネルギーを散逸させるこの手法は、ボールへの運動エネルギーの伝達を最大にしようとする既存のゴルフクラブ開発において辿られる手法から根本的に逸脱している。
図面の図1〜図8を参照すると、ゴルフクラブの8つの異なる概念的な実施形態が示されており、それぞれの実施形態は、さもなければゴルフボールに伝えられたであろう運動エネルギーの一部をどのように散逸させることができるのかについての一例である。各ゴルフクラブは参照符号10によって全体的に示されており、異なる実施形態間に共通の特徴は、実施形態(および図番)を示す添え字を伴う同じ参照符号によって特定される。
図1を参照すると、第1の概念的実施形態のゴルフクラブ10.1は、弾力抑制材料から成る連続した一体の構造を成すシャフト12.1およびヘッド14.1を含み、適当に硬質なクラブフェース挿入体16.1を伴う。シャフト12.1およびヘッドl4.1の材料は弾性的に圧縮可能であり、それにより、挿入体16.1をボールとの衝突時に圧縮させて跳ね返らせることができるが、圧縮および跳ね返りのいずれもが抑制され、それにより、クラブヘッド14.1および挿入体16.1からボールへの運動エネルギーの伝達が減少される。
厳密に言えば、圧縮されるのは挿入体16.1ではなく、クラブヘッド14.1が挿入体16.1の動きによって圧縮され、また、クラブフェースの跳ね返りに関してはその逆である。しかしながら、不必要に長い説明を避けるため、この説明では、クラブフェースの圧縮あるいはクラブフェース挿入体の圧縮またはクラブヘッドの圧縮について置き換え可能に言及する(クラブフェースをクラブヘッドの残りの部分に対して移動させる圧縮に言及する)。
図2を参照すると、第2の概念的実施形態のゴルフクラブ10.2は、ゴルフクラブ10.1の場合と同様に、クラブフェース挿入体16.2の圧縮および跳ね返りを抑制できる弾性的に圧縮可能な材料から成るクラブヘッド14.2を含むが、クラブヘッド14.2は従来のシャフト18.2に取り付けられる。
図3を参照すると、第3の概念的実施形態のゴルフクラブ10.3も、ゴルフクラブ10.1の場合と同様に、弾性的に圧縮可能な材料から成るクラブヘッド14.3をも含み、この材料は、クラブフェース挿入体16.3の圧縮および跳ね返りを抑制できるが、抑制効果は、主に、クラブヘッド14.3内に埋め込まれる抑制材料から成る挿入体20.3によって引き起こされる。
図4を参照すると、第4の概念的実施形態のゴルフクラブ10.4は、図2に示されるシャフトに類似するシャフト18.4を含み、このシャフトは硬質の保持カップまたは外側シェル22.4と連続しており、外側シェル22.4は、該シェルが開放するクラブヘッドの前面を除き、中実のクラブヘッド14.4の周囲で延びる。クラブヘッドはフェース挿入体16.4を含む。クラブヘッド14.4の材料は、クラブフェース16.4を圧縮させて跳ね返らせることができるように弾性的に圧縮可能であり、また、この材料も圧縮および跳ね返りを抑制して、クラブヘッド14.4および挿入体16.4からボールへの運動エネルギーの伝達を減少させる。クラブヘッド14.4は、圧縮および跳ね返りが純粋にクラブヘッドの変形の結果として生じるようにあるいは(許容される場合には)ある程度の摺動がクラブヘッドとシェルとの間で(特にクラブフェースの近傍で)許容され得るように、シェル22.4の内側に取り付けられてもよい。
図5を参照すると、第5の概念的実施形態のゴルフクラブ10.5は、図4に示されるシェルに類似した態様でクラブヘッド14.5の周囲で延びるクラブヘッドジャケット24.5と連続するシャフト18.5を含むが、ジャケット24.5はクラブフェースおよびクラブの後部で開放している。クラブヘッド14.5およびフェース挿入体16.4は図4に示されるそれらにほぼ類似するが、ジャケット24.5の後部の開口は、クラブフェース挿入体16.5の圧縮中および跳ね返り中にクラブヘッド14.5の変形にあまり制限を加えない。図4に示されるゴルフクラブと同様に、クラブヘッド14.5は、圧縮および跳ね返りが純粋にクラブヘッドの変形の結果として生じるようにあるいは(許容される場合には)ある程度の摺動がクラブヘッドとジャケットとの間で(特にクラブフェースの近傍で)許容され得るように、ジャケット24.5の内側に取り付けられてもよい。
図6を参照すると、第6の概念的実施形態のゴルフクラブ10.6は、図4に示されるものと同様に、連続するシャフト18.6およびシェル22.6を含み、クラブヘッド14.6がシェルの内側に保持されるが、クラブヘッド14.6はシェル22.6の内側後部まで延びていない。その代わり、クラブフェースの圧縮および跳ね返りを可能にするのに役立つばね26.6または他の機構が設けられる。この機構は、圧縮および跳ね返りを抑制するように構成されるのが好ましい。図4に示されるゴルフクラブと同様に、クラブヘッド14.6は、ばね26.6が圧縮および跳ね返りに影響を及ぼす状態で圧縮および跳ね返りが純粋にクラブヘッドの変形の結果として生じるようにあるいは(許容される場合には)ある程度の摺動がクラブヘッドとシェルとの間で許容され得るように、シェル22.6の内側に取り付けられてもよい。
図7を参照すると、第7の概念的実施形態のゴルフクラブ10.7は、連続した一体の構造を成すシャフト18.7およびヘッド28.7を含む。弾性的に圧縮可能な層30.7がクラブヘッドの前面に設けられるとともに、ほぼ硬質な外側カップ32.7が、圧縮可能層30.7の周囲で、クラブヘッドの前面を覆って嵌め付けられる。カップ32.7はクラブフェースを形成する。カップ32.7は、クラブフェースの圧縮中に層30.7を圧縮させつつヘッド28.7に対して摺動でき、また、層の弾性により、カップは、クラブフェースの跳ね返り中にヘッドから離れるように摺動する。圧縮可能層30.7は、圧縮および跳ね返りを抑制して、ボールへの運動エネルギーの伝達を減らす。
図8を参照すると、第8の概念的実施形態のゴルフクラブ10.8は、クラブヘッド36.8と連続するシャフト34.8を含み、シャフトおよびクラブヘッドはいずれも、クラブフェースの圧縮および跳ね返りの抑制を可能にしてクラブヘッド36.8からボールへの運動エネルギーの伝達を減らすように(例えば、材料選択および/または配向によって)構成される複合材料から形成される。
また、ゴルフクラブ10.8は、クラブヘッド36.8中に埋め込まれるバイオメトリック遠隔測定システム38.8を含むが、他の実施形態では、遠隔測定システムが一時的に組み込まれてもよい。遠隔測定システム38.8は、クラブ10.8からボールへの運動エネルギーの伝達を直接的にあるいは間接的に監視するように構成される。遠隔測定システムは、遠隔測定システム38.8の読み取り値に関連付けられ得る方向および/または距離におけるプレーの精度に関連するデータを測定するあるいは受信する外部機器によって更に機能強化されてもよい。
図9〜図18を参照すると、本発明に係るゴルフクラブの好ましい実用的な実施形態が幾つかのバリエーションをもってパターの形態で示されている。図1〜図8で使用された参照符号が図9〜図18でも使用されるが、添え字は伴わない。
ゴルフクラブ10は、ゴルフボールを打つインパクト中に運動エネルギーを散逸させるように構成され、シャフト18(図面には、シャフトの短い下側部分だけが示されているが)およびヘッド14を含む。ヘッド14は、一般に金属の鋳造物であってシャフト18に接続される外側シェル22の形態を成す支持構造体と、ゴルフクラブ10のフェース46を形成するクラブフェース挿入体16の形態を成す衝撃吸収構造体とを含む。
外側シェル22は背面キャビティ40を有し、また、ゴルフクラブの重量および/または慣性モーメント(MOI)を変えるために、交換可能な錘42を背面キャビティのヒール端およびトゥ端で本体に取り付けることができる。背面キャビティ40の中央ではなくヒールおよびトゥでの錘の位置決めは、ゴルフクラブのMOIも改善する。シェル22の面には凹部44が形成され、この凹部内でフェース挿入体16を受けることができ、また、フェース挿入体は、凹部に取り外し不能に取り付けられてもよく、あるいは、ゴルフのゲームを規定するルールに許容範囲でしたがうものに応じて、取り外し可能に取り付けられてもよい。例えば、フェース挿入体が摩擦嵌合、クリップ、または、同様のものにより所定位置に保持されてもよい。
図11を参照すると、第1の実施形態のフェース挿入体16の全体は、フェース46からシェル22まで延びるクッションを構成し、このクッションは粘弾性材料から形成され、該材料の剛性は、クッションの圧縮の比率(速度)に伴って増大する。すなわち、ゴルフボールがクッション中へ激しく押し込まれれば押し込まれるほど、クッションが更に硬くなる。適した材料の例としては、適した速度感応圧縮抵抗を示すE−A−R ISODAMP C−1000シリーズ材料(Aearo Specialty Compositesから入手できる)が挙げられる。すなわち、それらの材料は、それらがゆっくりと圧縮されるときに軟らかいように見えるが、急速に圧縮されると硬いように見える。これらのC−1000シリーズ材料の高い内部減衰特性は、限られた変形内で、「どん底に落ち込む」ことなく(すなわち、材料がその粘弾性特性を失う程度まで圧縮することなく)、振動および衝撃も抑制する。
クッション(48)に関してC−1000シリーズ材料以外の材料を使用できるが、そのような材料は、非線形(それらの応力−歪み特性に関して)、非ニュートン性、ずり粘稠性(shear thickening)、ダイリタント(dilitant)、および/または、レオペクチック(rheopectic)でなければならない。
図12を参照すると、第2の実施形態のフェース挿入体16は主にクッション48から成るが、該クッションはフェース46に至るまで延びていない。その代わり、硬質層50がクッションに取り付けられてフェースを形成する。硬質層50は、ゴルフボールからの衝撃をクッション48にわたってより均一に分配し、ゴルフのゲームを規定するルール、例えば「R&A」ルールにしたがうのに十分硬質なフェース46をもたらす。
図13を参照すると、第3の実施形態のフェース挿入体16は、ゴルフボールを打つときに更に柔軟な感触および/または抑制効果をもたらすためにフェース挿入体が表面コーティングの追加の柔軟なフェース層52を含むという点においてのみ図12に示される実施形態とは異なる。
図14を参照すると、第4の実施形態のフェース挿入体16は、2つの更に硬質な層50がクッション48中に埋め込まれるという点においてのみ図11に示される実施形態とは異なる。硬質層50は、図12および図13に示される実施形態の場合と同じ目的を果たし、また、フェース46と硬質層50との間で延びるクッション48の薄い部分は、図13に示される柔軟な表面と同じ目的を果たす。
図15を参照すると、第5の実施形態のフェース挿入体16は、硬質層50がクッション48中に完全に埋め込まれずにクッションの上端まで延び、硬質層50をクッションから引き抜いて異なる特性(例えば、異なる重量、剛性など)を有する他の硬質層と交換できるという点においてのみ図14に示される実施形態とは異なる。
図16〜図18は、図15に示されるフェース挿入体の実施形態においてあるいは2つではなく単一の取り外し可能な硬質層50を含む類似の実施形態において硬質層50をどのように挿入してクッション48から引き抜くことができるのかを示している。
図9〜図18に示されるゴルフクラブには、ゴルフクラブの動きを監視する、クラブからボールへの運動エネルギーの伝達を直接的にあるいは間接的に監視する、および/または、方向および/または距離におけるプレーの精度を直接的にあるいは間接的に監視する(図8に関連して前述した通り)ように構成される加速度計などの1つ以上のバイオメトリック遠隔測定センサが設けられてもよい。バイオメトリック遠隔測定システムがクラブヘッドに取り外し不能にあるいは一時的に組み込まれてもよい。
ゴルフクラブ10は、ゴルフボールを打つときに運動エネルギーを散逸させ、それにより、ゴルフクラブからボールへ伝えられる運動エネルギーの量を減少させて、ボールが飛ぶ距離を減少させるように構成される。その結果、ボールを同じ距離だけ打つために、より多くの筋肉の入力および補充が必要とされ、また、プレーヤーは、筋肉を短縮活動させて使用するとともに、ボールに加えられる同じ力を得るために更に多くの筋肉を使用することが求められる。
図19および図20を参照すると、ゴルフボールを打つ際に運動エネルギーを散逸させることができる本発明のゴルフクラブ10の能力を評価するために実験が行なわれた。
図19を参照すると、実験手続きは、予め選択された様々なゴルフボール54(軟質から硬質まで様々であるが、それぞれがR&AルールおよびUSGAルールにしたがう様々なボール)を静止状態から落下ガイド65を通じてパターの形態を成すゴルフクラブのフェースへと落下させることを伴った。落下ガイド56は、ボール54の真っ直ぐな垂直自由落下を確保する役目を果たし、また、42.67mm以上の内径を有する低摩擦材料(ボールのスピンを最小限に抑えるため)のチューブを備えた。落下ガイド56は、ボール54がパターのヘッドのスイートスポットの中心でパターのフェースに衝突するようにするべく位置決めされた。
パターは、ロードセル60に固定されたパターマウント58に装着固定され、ロードセル60はモノリシックコンクリートベース62上に固定された。ベース62、ロードセル60、または、パターマウント58のどの部分も、実験結果に影響を及ぼし得る共振周波数を有さなかった。ロードセル60は、HBM CFT 120ロードセルであり、出力記録・調整システムと、ISO6487:1987のチャネル周波数クラス(CFC)1000にしたがった周波数応答を有する測定システムとを含んでいた。
垂直な目盛り付きポール64が前述した装置に隣接して設けられ、また、実験中のゴルフボールの画像を記録するため、正確な高さ測定を支援するために高速カメラが使用された。
それぞれの実験ごとの機器のセットアップは以下を含むものとした。
ボール54が落下されるべき望ましい高さに落下ガイド56を調整すること。実験は、パターフェースよりも上側の200cm、150cm、および、100cmの落下高さから行なわれた。
共振が実験結果に影響を及ぼさないように検査されるべきパターをその螺着または締結によりパターマウント58に強固に固定すること。
ゴルフボール54がパターヘッドのスイートスポットに衝突するように確保すること。
実験試験は、それぞれのゴルフボール54を落下ガイド56を通じてそれぞれのパターへと落下させて、ボールがパターのフェースから跳ね返った高さを測定する(高速カメラを用いてパターのフェースからボールの最下縁までの高さが取得される)ことを含んだ。それぞれの実験は、一貫性のある結果が得られるようにするために数回繰り返された。ロードセル60へ伝えられる力も各実験ごとに測定された。
実験で使用されたパターは、以下のものであった。
・「Standard」:3つの標準パターが使用され、これらの3つのパターに関する実験結果における平均値が取得された。3つのパターは、Odyssey[white hot xg]、Wilson[P STEFF lady−soft feel]、および、中実のステンレス鋼フェース挿入体を伴う本発明の図9および図10に示されるパターであった。
・「Straight Aim」:距離の制御に役立つようになっているフェース挿入体を有するパター。
・「Leatt R&A」:そのクッション48と厚さが約2mmの硬質木材の硬質層50とにおいてC−1002材料を使用する図12を参照して前述したパター(鋼、アルミニウム、または、硬質プラスチック材料の層50のときには実験結果がかなり異なったが)。
・「Leatt Max」:そのクッション(48)でC−1002材料を使用する図11を参照して前述したパター。
図20を参照すると、標準パターおよびLeatt Maxパターにおいて、落下高さ200cm、150cm、および、100cmからの落下試験で得られた最大跳ね返り高さに関して実験結果が示されている。
4つのパターおよび3つの落下高さに関する最大跳ね返り高さ(センチメートル単位)およびロードセル力(ニュートン単位)を含む更なる試験結果が以下の表(括弧内に示される大きさは、「標準」パターと比較したときの減少率である)に与えられている。
Figure 2013537831
実験結果によれば、標準パターからStraight Aimパターまでの跳ね返り高さにおいては僅かな減少があるが、これは、本発明のLeatt R&AパターおよびLeatt Maxパターを使用するときの跳ね返り高さにおける非常に大幅な減少に比べて非常に小さいことが分かる。跳ね返り高さの減少は、前述したように、結果的なインパクト瞬間時の短縮性筋活動の使用および制御の向上と共に、ゴルフボールを打つインパクト中に運動エネルギーを散逸させて、ボールへ伝えられる運動エネルギーを減少させ、ボールの飛距離を減少させることにおいて本発明のパターが極めて効果的であるという決定的な証拠である。
また、ロードセル60へ伝えられる最大の力も減少する。これは運動エネルギーの散逸を裏付ける。

Claims (9)

  1. シャフト(18)とヘッド(14)とを含むゴルフクラブ(10)であって、
    前記ヘッド(14)が、
    前記シャフト(18)に接続される支持構造体(22)と、
    前記ゴルフクラブのフェース(46)を形成し、前記フェース(46)と前記支持構造体(16)との間に配置されるクッション(48)を含む、衝撃吸収構造体(16)と、
    を備えるゴルフクラブ(10)において、
    前記クッション(48)がずり粘稠性の粘弾性材料から形成されることを特徴とする、ゴルフクラブ(10)。
  2. 前記クッション(48)の前記粘弾性材料がダイリタントであることを特徴とする、請求項1に記載のゴルフクラブ(10)。
  3. 前記クッション(48)の前記粘弾性材料がレオペクチックであることを特徴とする、請求項1または2に記載のゴルフクラブ(10)。
  4. 前記衝撃吸収構造体(16)は、前記クッション(48)よりも硬質な少なくとも1つの硬質層(50)を含み、前記硬質層(50)がゴルフクラブ(10)の前記フェース(46)に隣接して配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴルフクラブ(10)。
  5. 前記硬質層(50)がゴルフクラブ(10)の前記フェース(46)を形成することを特徴とする、請求項5に記載のゴルフクラブ(10)。
  6. 前記硬質層(50)は、前記クッション(48)中に埋め込まれて、ゴルフクラブ(10)の前記フェース(46)から離間されることを特徴とする、請求項5に記載のゴルフクラブ(10)。
  7. 前記衝撃吸収構造体(16)は、ゴルフクラブ(10)の前記フェース(46)を形成する、より柔軟で圧縮可能なフェース層(52)を含み、前記硬質層(50)が前記クッション(48)と前記フェース層(52)との間に配置されることを特徴とする、請求項5に記載のゴルフクラブ(10)。
  8. 前記支持構造体(22)が凹部(44)を形成、この凹部内で前記衝撃吸収構造体(16)を受けることができることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のゴルフクラブ(10)。
  9. 前記ゴルフクラブ(10)は、該ゴルフクラブ(10)の動きを監視するように構成される少なくとも1つのバイオメトリック遠隔測定センサ(36)を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のゴルフクラブ(10)。
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