JP2013537761A - 複数のモデムを有するモバイルデバイス上でのデータ呼の調整 - Google Patents

複数のモデムを有するモバイルデバイス上でのデータ呼の調整 Download PDF

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Abstract

モデム間調整のための方法について記載する。第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続が確立される。この方法は、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出することも含む。第2のモデムのデータ呼状態が、第1のモデムによって判定される。第2のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第1のモデムによる、ネットワークへの第1のデータ接続が終了される。第1のモデムのデータ呼状態が、第2のモデムによって判定される。第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースを使用するネットワークへの第2のデータ接続が開始される。
【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、「METHOD AND APPARATUS FOR COORDINATING DATA CALLS ON A MOBILE DEVICE WITH MULTIPLE MODEMS」と題する、2010年7月30日に出願された米国仮特許出願第61/369,578号に関し、その優先権を主張する。
本開示は概して、ワイヤレス通信システムに関する。より詳細には、本開示は、複数のモデムを有するモバイルデバイス上でデータ呼を調整するためのシステムおよび方法に関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、データ、その他など、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、幅広く配置されている。これらのシステムは、1つまたは複数の基地局との、複数のモバイルデバイスの同時通信をサポート可能な、多元接続システムであり得る。
典型的なモバイルデバイスは、1つのモデムを利用して、モバイルデバイスによってサポートされるエアインターフェース技術を扱うことができる。ただし、使用可能なエアインターフェース技術の数が増えるのに従い、モバイルデバイスが、2つ以上のエアインターフェース技術をサポートすることになる可能性も増す。モバイルデバイスは、2つのモデムを利用して、複数のエアインターフェースを扱うことができる。2つのモデムを有するモバイルデバイスに対する改良によって、恩恵が実現され得る。
モデム間調整のための方法について記載する。第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続が確立される。第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアが検出される。第2のモデムのデータ呼状態が判定される。第2のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、ネットワークへの第1のデータ接続が、第1のモデムによって終了される。第1のモデムのデータ呼状態が、第2のモデムによって判定される。第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースを使用するネットワークへの第2のデータ接続が開始される。
第1のモデムによって、タイマーが始動され得る。タイマーが終了すると、第1のモデムのデータ呼状態は、データ呼なしに変更され得る。第2のモデムによって、タイマーが始動され得る。タイマーが終了すると、ネットワークへの第2のデータ接続が開始され得る。データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みまたはデータ呼切断中であり得る。
第1のモデムによって第2のモデムのデータ呼状態を判定することは、第2のモデムのデータ呼状態を第1のモデムにシグナリングするために第2のモデムからのモデム間通信を受信することを含み得る。第2のモデムによって第1のモデムのデータ呼状態を判定することは、第1のモデムのデータ呼状態を第2のモデムにシグナリングするために第1のモデムからのモデム間通信を受信することを含み得る。ネットワークへの第2のデータ接続は、第1のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供し得る。この方法は、第1のモデムと第2のモデムとを含むユーザ機器によって実施され得る。
モデム間調整のための方法についても記載する。第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続が確立される。ネットワークからのメッセージの通知が、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で受信される。第1のモデムのデータ呼状態が、第2のモデムによって判定される。第1のモデムのデータ呼状態が、データ呼立ち上げ中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つであるとき、メッセージは、第2のモデムを使用するテザー端末向けの第2のエアインターフェースを介して受信される。
第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしではないとき、第1のモデムの呼タイプが、第2のモデムによって判定され得る。第2のエアインターフェースを介したメッセージは、呼タイプがテザードであるとき、拒否され得る。呼タイプが埋込みであるとき、メッセージは、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェースを介して受信され得る。第2のモデムを使用する第2のエアインターフェースを介してメッセージを受信することは、Rmリンク上でテザーデバイスとのテザード回線交換データ呼を確立することを含み得る。
データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つであり得る。メッセージは、ページングメッセージであり得る。この方法は、第1のモデムと第2のモデムとを含むユーザ機器によって実施され得る。
呼スロットリング中のモデム間調整のための方法について記載する。第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求が受信される。第2のモデムの呼スロットル状態が、第1のモデムによって判定される。データ呼は、第2のモデムがスロットルでないとき、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェースを介して確立される。
第2のモデムは、スロットルであり得る。第2のモデムの呼スロットル状態が無線不具合に起因するかどうかが、判定され得る。第2のモデムの呼スロットル状態が無線不具合に起因するとき、データ呼は、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェースを介して確立され得る。第2のモデムの呼スロットル状態が無線不具合に起因しないと判定され得る。第2のモデムの呼スロットル状態、試行カウンタおよびスロットリングタイマーが、第1のモデム上で使用され得る。データ呼を確立するための要求は、拒否され得る。この方法は、第1のモデムと第2のモデムとを含むユーザ機器によって実施され得る。
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスについても記載する。ワイヤレスデバイスは、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含む。命令は、プロセッサによって、第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立するように実行可能である。命令は、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出するようにも実行可能である。命令は、第1のモデムによって第2のモデムのデータ呼状態を判定するようにさらに実行可能である。命令は、第2のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第1のモデムによるネットワークへの第1のデータ接続を終了するようにも実行可能である。命令は、第2のモデムによって第1のモデムのデータ呼状態を判定するようにさらに実行可能である。命令は、第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースを使用するネットワークへの第2のデータ接続を開始するようにも実行可能である。
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスについて記載する。ワイヤレスデバイスは、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含む。命令は、プロセッサによって、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立するように実行可能である。命令は、プロセッサによって、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で、ネットワークからのメッセージの通知を受信するようにも実行可能である。命令は、第2のモデムによって第1のモデムのデータ呼状態を判定するように、プロセッサによってさらに実行可能である。命令は、プロセッサによって、第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムを使用するテザー端末向けの、第2のエアインターフェースを介したメッセージを受信するようにも実行可能である。
呼スロットリング中のモデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスについて記載する。ワイヤレスデバイスは、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含む。命令は、プロセッサによって、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信するように実行可能である。命令は、プロセッサによって、第2のモデムの呼スロットル状態を第1のモデムによって判定するようにも実行可能である。命令は、プロセッサによって、第2のモデムの呼スロットル状態がスロットルでないとき、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェースを介したデータ呼を確立するようにさらに実行可能である。
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスについても記載する。ワイヤレスデバイスは、第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立するための手段を含む。ワイヤレスデバイスは、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出するための手段も含む。ワイヤレスデバイスは、第1のモデムによって第2のモデムのデータ呼状態を判定するための手段をさらに含む。ワイヤレスデバイスは、第2のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第1のモデムによる、ネットワークへの第1のデータ接続を終了するための手段も含む。ワイヤレスデバイスは、第2のモデムによって第1のモデムのデータ呼状態を判定するための手段をさらに含む。ワイヤレスデバイスは、第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースを使用するネットワークへの第2のデータ接続を開始するための手段も含む。
モデム間調整のためのコンピュータプログラム製品について記載する。本コンピュータプログラム製品は、その上に命令で非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立させるためのコードを含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出させるためのコードも含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第1のモデムによって第2のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードをさらに含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第2のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第1のモデムによるネットワークへの第1のデータ接続を終了させるためのコードも含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第2のモデムによって第1のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードをさらに含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースを使用するネットワークへの第2のデータ接続を開始させるためのコードも含む。
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスについても記載する。ワイヤレスデバイスは、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立するための手段を含む。ワイヤレスデバイスは、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で、ネットワークからのメッセージの通知を受信するための手段も含む。ワイヤレスデバイスは、第2のモデムによって第1のモデムのデータ呼状態を判定するための手段をさらに含む。ワイヤレスデバイスは、第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムを使用するテザー端末向けの、第2のエアインターフェースを介したメッセージを受信するための手段も含む。
モデム間調整のためのコンピュータプログラム製品について記載する。本コンピュータプログラム製品は、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立させるためのコードを含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で、ネットワークからのメッセージの通知を受信させるためのコードも含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第2のモデムによって第1のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードをさらに含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第1のモデムのデータ呼状態がデータ呼なしであるとき、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェースを介してメッセージを受信させるためのコードも含む。
呼スロットリング中のモデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスについても記載する。ワイヤレスデバイスは、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信するための手段を含む。ワイヤレスデバイスは、第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定するための手段も含む。ワイヤレスデバイスは、第2のモデムの呼スロットル状態がスロットルでないとき、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェースを介したデータ呼を確立するための手段をさらに含む。
呼スロットリング中のモデム間調整のためのコンピュータプログラム製品について記載する。本コンピュータプログラム製品は、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信させるためのコードを含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定させるためのコードも含む。命令は、ワイヤレスデバイスに、第2のモデムの呼スロットル状態がスロットルでないとき、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェースを介したデータ呼を確立させるためのコードをさらに含む。
複数のワイヤレスデバイスをもつワイヤレス通信システムを示す図。 ユーザ機器(UE)と、ユーザ機器(UE)がデータサービスおよび/またはボイスサービスのために利用し得るコアネットワークとの間の様々なタイプの接続性を示すブロック図。 複数のモデムを有するユーザ機器(UE)を示すブロック図。 複数のモデムを有する別のユーザ機器(UE)を示すブロック図。 ユーザ機器(UE)が1x専用カバレージエリアからエボリューションデータ最適化(EVDO)および1xカバレージエリアに移動するときのシナリオを示す図。 ユーザ機器(UE)が1x専用カバレージエリアからエボリューションデータ最適化(EVDO)カバレージエリアに移動するシナリオを示す図。 ユーザ機器(UE)がエボリューションデータ最適化(EVDO)専用カバレージエリアから1x専用カバレージエリアに移動するシナリオを示す図。 ユーザ機器(UE)がエボリューションデータ最適化(EVDO)専用カバレージエリアからエボリューションデータ最適化(EVDO)および1xカバレージエリアに移動するシナリオを示す図。 ユーザ機器(UE)が1xおよびエボリューションデータ最適化(EVDO)接続性カバレージエリアから、1x専用データ接続性を有するカバレージエリアに移動するシナリオを示す図。 ユーザ機器(UE)が1xとエボリューションデータ最適化(EVDO)接続性の両方を有するカバレージエリアから、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性のみを有するカバレージエリアに移動するシナリオを示す図。 第1のモデムと第2のモデムとの間の、イベントベースのモデム間通信を示すブロック図。 第1のモデムと第2のモデムとの間の、問合せおよび応答モデム間通信を示すブロック図。 ユーザ機器(UE)上の2つのモデムからの非同期メッセージを伴うあるシナリオを示す呼フロー図。 ユーザ機器(UE)上の2つのモデムからの非同期メッセージを伴う別のシナリオを示す呼フロー図。 モデム間調整のための方法のフロー図。 ユーザ機器(UE)上の2つのモデムからの同期メッセージを伴うシナリオを示す呼フロー図。 モデム間調整のための別の方法のフロー図。 時間調整されていない、ユーザ機器(UE)上の2つのモデムからの通信を伴うシナリオを示す呼フロー図。 テザー端末を有するワイヤレス通信システムを示すブロック図。 テザー端末とインターネットとの間のデータ接続が確立されているときのモデム間通信のための方法のフロー図。 呼スロットリングが使われるときのモデム間通信のためのシナリオを示す呼フロー図。 呼スロットリングが使われるときのモデム間通信のための方法のフロー図。 ワイヤレス通信デバイス内に含まれ得るいくつかの構成要素を示す図。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間のコラボレーションである。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)モバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステムおよびモバイルデバイスのための仕様を定義し得る。3GPP Long Term Evolution(LTE)では、移動局またはデバイスは、「ユーザ機器」(UE)と呼ばれることがある。
図1に、複数のワイヤレスデバイスをもつワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。ワイヤレスデバイスは基地局102またはユーザ機器(UE)104とすることができる。
基地局102は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)104と通信する局である。基地局102は、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、ノードB、発展型ノードBなどとも呼ばれることがあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。本明細書では、「基地局」という用語を使用する。各基地局102は、特定の地理的エリアに通信カバレージを与える。基地局102は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)104に通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じて基地局102および/またはそのカバレージエリアを指すことができる。
ワイヤレスシステム(たとえば、多元接続システム)における通信は、ワイヤレスリンクを介した送信によって達成され得る。そのような通信リンクは、単入力単出力(SISO)、多入力単出力(MISO)または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。MIMOシステムは、それぞれ、データ伝送のための複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを装備した、(1つまたは複数の)送信機と(1つまたは複数の)受信機とを含む。SISOシステムおよびMISOシステムは、MIMOシステムの特定の例である。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは、改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループット、より大きい容量、または改善された信頼性)を与えることができる。
ワイヤレス通信システム100はMIMOを利用し得る。MIMOシステムは、時分割複信(TDD)システムと周波数分割複信(FDD)システムの両方をサポートし得る。TDDシステムでは、アップリンク送信とダウンリンク送信とが同じ周波数領域内で行われるので、相反原理によりアップリンクチャネルからのダウンリンクチャネルの推定が可能である。これにより、送信ワイヤレスデバイスは、その送信ワイヤレスデバイスが受信した通信から送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
ワイヤレス通信システム100は、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザ機器(UE)104との通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、3rd Generation Partnership Project(3GPP)Long Term Evolution(LTE)システム、および空間分割多元接続(SDMA)システムがある。
「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、W−CDMAと低チップレート(LCR)とを含み、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実装することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLong Term Evolution(LTE)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられた組織からの文書に記載されている。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLong Term Evolution(LTE)に関して説明し、以下の説明の大部分でLong Term Evolution(LTE)用語を使用する。
ユーザ機器(UE)104は、端末、アクセス端末、ワイヤレス通信デバイス、加入者ユニット、局などとも呼ばれることがあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。ユーザ機器(UE)104は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータなどであり得る。
ユーザ機器(UE)104は、所与の瞬間において、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上のゼロ、1つ、または複数の基地局102a〜bと通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局102からユーザ機器(UE)104への通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、ユーザ機器(UE)104から基地局102への通信リンクを指す。図1のユーザ機器(UE)104は、一般的なユーザ機器(UE)104であり、したがって、本明細書における、ユーザ機器(UE)へのあらゆる言及は概して、図1のユーザ機器(UE)104を指し、より具体的には、全体を通して、ユーザ機器(UE)の他の使用も指し得る。
ユーザ機器(UE)104は、第1のエアインターフェース106aを介して第1の基地局102aと、および第2のエアインターフェース106bを介して第2の基地局102bと通信可能であり得る。ユーザ機器(UE)104は、各エアインターフェース106用に1つまたは複数のアンテナ(図示せず)を使うことができる。1つの構成では、ユーザ機器(UE)104は、第1のエアインターフェース106aと第2のエアインターフェース106bの両方用に単一アンテナを使うことができる。ユーザ機器(UE)104は、第1のエアインターフェース106aを介して第1の基地局102aと通信するための第1のモデム105aと、第2のエアインターフェース106bを介して第2の基地局102bと通信するための第2のモデム105bとを使うことができる。エアインターフェース106の例には、IS95エアリンク、1xエアリンク、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアリンク、発展型高速パケットデータ(EHRPD)エアリンク、およびLong Term Evolution(LTE)エアリンクがある。エアリンクとは、あるタイプのエアインターフェース106である。第1のモデム105aおよび第2のモデム105bは、モデム通信リンク103を使って互いに通信することができる。
図2は、ユーザ機器(UE)204と、ユーザ機器(UE)204がデータサービスおよび/またはボイスサービスのために利用し得るコアネットワーク299との間の様々なタイプの接続性を示すブロック図である。複数のエアインターフェース(またはエアリンク)は、暫定標準95(IS95)基地局220、CDMA 2000 1x(本明細書では「1x」と呼ばれるが、IS−2000もしくは1xRTTとも呼ばれ得る)基地局221および/またはエボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)222を介して、インターネット230への、ユーザ機器(UE)204向けのデータ接続を提供し得る。IS95基地局220は、ユーザ機器(UE)204にIS95エアリンク215を提供し得る。IS95基地局220は、ネット間接続機能(IWF)229を介してインターネット230に接続され得る。1x基地局221は、ユーザ機器(UE)204に1xエアリンク216を提供し得る。エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)222は、ユーザ機器(UE)204にエボリューションデータ最適化(EVDO)エアリンク217を提供し得る。1x基地局221およびエボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)222は、A10インターフェース225a〜bを介して、パケットデータサービスノード(PDSN)232に接続することができ、PDSN232は、インターネット230に接続される。パケットデータサービスノード(PDSN)232は、外部エージェント(FA)を含み得る。ホームエージェント(HA)231は、インターネット230に接続され得る。
ネットワークアーキテクチャは、発展型高速パケットデータ(EHRPD)エアリンク218と発展型高速パケットデータ(EHRPD)無線アクセスネットワーク(RAN)223とを介したコアネットワーク299へのデータ接続性を含み得る。発展型高速パケットデータ(EHRPD)無線アクセスネットワーク(RAN)223は、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)233に接続するためにA10インターフェース227を採用し得る。ネットワークアーキテクチャはまた、Long Term Evolution(LTE)エアリンク219とLong Term Evolution(LTE)eノードB224とを介したデータ接続性を含み得る。Long Term Evolution(LTE)eノードB224は、サービングゲートウェイ(SGW)234に接続するためにS1−Uインターフェース228を採用し得る。HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)233は、S2Aインターフェース235a〜cを介して、第1のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237a、第2のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237bおよび第3のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237cに接続し得る。サービングゲートウェイ(SGW)234は、S5インターフェース236a〜cを介して、第1のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237a、第2のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237bおよび第3のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237cと接続し得る。第1のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237aは第1のアプリケーションネットワーク(APN)238aに接続し得る。第2のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237bは第2のアプリケーションネットワーク(APN)238bに接続し得る。第3のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)237cは第3のアプリケーションネットワーク(APN)238cに接続し得る。アプリケーションネットワーク(APN)238は、限定はしないが、ボイスオーバIP(VoIP)またはビデオ電話サービスを取得するためにユーザ機器(UE)204が接続するインターネットマルチメディアシステム(IMS)、またはユーザ機器(UE)204のための構成情報をダウンロードするためにユーザ機器(UE)204が接続を確立し得る管理アプリケーションネットワーク(APN)を含み得る。
ユーザ機器(UE)204はネットワーク中を移動し得る。ユーザ機器(UE)204がネットワーク中を移動するとき、ユーザ機器(UE)204は、あるエアインターフェース技術によって与えられるカバレージをもつエリアから、別のエアインターフェース技術によって与えられるカバレージをもつエリアに、または重複するエアインターフェース技術をもつカバレージエリアに移動し得る。2つのエアインターフェース技術は、ユーザ機器(UE)204上の別個のモデム205によって提供され得る。さらに、共通コアネットワーク299が、複数のエアインターフェース技術をサポートし得る。1つの構成では、第1のモデム205aが、1xエアインターフェース106をサポートすることができ、第2のモデム205bが、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106をサポートすることができる。両方のエアインターフェース技術は、共通コアネットワーク299を共有することができる。別の構成では、第1のモデム205aが、発展型高速パケットデータ(EHRPD)エアインターフェース技術をサポートすることができ、第2のモデム205bは、Long Term Evolution(LTE)エアインターフェース技術のサポートを提供する。発展型高速パケットデータ(EHRPD)およびLong Term Evolution(LTE)エアインターフェース106技術は、同じコアネットワーク299によってサポートされ得る。
同じコアネットワーク299によってサポートされるエアインターフェース106技術を各モデム205がサポートし得る複数のモデム205をユーザ機器(UE)204が使用するとき、ユーザ機器(UE)204がコアネットワーク299中を移動すると、問題が起こる場合があり、異なるエアインターフェース106上でデータ接続がセットアップおよび切断される。これらの起こり得る問題は、LTE/UMTS/GSM/EVDO/EHRPDエアインターフェース技術をサポートする第1のモデム205aと、1x/IS95エアインターフェース技術をサポートする第2のモデム205bとを含むユーザ機器(UE)204を用いて説明される。この説明は、例示のために行われるのであって、限定としてではない。同様の問題が、各モデム205の少なくとも1つのエアインターフェース技術が共通コアネットワーク299を共有する、2つのモデム205に組み込まれたエアインターフェース技術の他の組合せに対しても存在し得る。
ユーザ機器(UE)204上のアプリケーションプロセッサ239は、ユーザ機器(UE)204内の各モデム205が共通コアネットワーク299へのデータ接続性を提供するとき、どのモデム205が利用されるべきか判定することができる。たとえば、エボリューションデータ最適化(EVDO)と1x接続性の両方が使用可能であるとき、アプリケーションプロセッサ239は通常、1xよりもエボリューションデータ最適化(EVDO)を選択し得る。
各モデム205は、ユーザ機器(UE)204がその中にあるカバレージエリアと、エアインターフェース106を介した受信信号強度とに依存して、その特定のモデム205がデータ接続性を提供するかどうかを、アプリケーションプロセッサ239上のオペレーティングシステム(OS)に通知することができる。両方のモデム205が、それぞれがデータサービスを提供可能であることを示すとき、アプリケーションプロセッサ239上のオペレーティングシステム(OS)は、より高度な技術を提供するモデム205を選ぶことができる。たとえば、1x専用カバレージエリアでは、第2のモデム205b(1xエアインターフェースモデム)は、1x上での接続性を提供可能であるとレポートすることになる。第1のモデム205aは、1x上で接続性可能であるとはレポートしない。アプリケーションがデータ接続性を希望するとき、オペレーティングシステム(OS)は、1xエアインターフェース106を介した、第2のモデム205bを使用するデータ接続性を開始するだけでよい。発展型高速パケットデータ(EHRPD)と1x接続性の両方がある別のエリアでは、第1のモデム205aおよび第2のモデム205bは、発展型高速パケットデータ(EHRPD)および1xを介した接続性をそれぞれレポートすることになる。アプリケーションがデータ接続性を希望するとき、アプリケーションプロセッサ239上のオペレーティングシステム(OS)は、発展型高速パケットデータ(EHRPD)がより高度な技術であり、または1xよりも好適であり得るので、第1のモデム205a上でデータ接続を開始すればよい。
さらに別の例では、Long Term Evolution(LTE)、発展型高速パケットデータ(EHRPD)および1x接続性があるエリアにユーザ機器(UE)204があるとき、第1のモデム205aは、Long Term Evolution(LTE)を介した接続性を提供可能であるとレポートすることができ、第2のモデム205bは、1xを介した接続性を提供可能であるとレポートすることができる。第1のモデム205aは、Long Term Evolution(LTE)が発展型高速パケットデータ(EHRPD)よりも好適(たとえば、より良好な技術)であると内部で決め得ることを諒解されたい。アプリケーションプロセッサ239上のオペレーティングシステム(OS)は、1xを介してではなく、Long Term Evolution(LTE)を介して接続性を確立すると決め得る。
各モデム205a〜bは、それぞれ、データ呼状態207a〜bを含み得る。データ呼状態207の例には、「データ呼なし」、「技術Xを介したデータ呼を立ち上げ中」、「技術Xを介したデータ呼が確立済み」および「技術Xを介したデータ呼が切断中」がある。Xは、モデム205内の有効技術を指し得る。各モデム205a〜bは、それぞれ、WaitForGracefulTerminationタイマー208a〜bも含み得る。各モデム205a〜bは、それぞれ、WaitForOtherModemToTerminateタイマー209a〜bをさらに含み得る。WaitForGracefulTerminationタイマー208は、確立済みデータ呼をもつモデム205によって、モデム205が、確立済みデータ呼が切断されるのを無期限に待つことがないようにするのに使われ得る。WaitForOtherModemToTerminateタイマー209は、データ呼を確立するのを待っているモデム205によって、モデム205が、確立済みデータ呼をもつモデム205がその状態を「データ呼なし」に変更するのを無期限に待つことがないようにするのに使われ得る。WaitForOtherModemToTerminateタイマー209およびWaitForGracefulTerminationタイマー208については、図10に関して以下でさらに詳細に説明する。
各モデム205a〜bは、それぞれ、呼タイプ210a〜bも含み得る。呼タイプ210は、「埋込み呼」または「テザード呼」のいずれかであり得る。埋込み呼では、データ呼はユーザ機器(UE)204によって開始される。テザード呼では、データ呼はテザーデバイス(ラップトップなど)によって開始される。埋込み呼およびテザード呼については、図14に関して以下でさらに詳細に説明する。
各モデム205a〜bは、それぞれ、呼スロットル状態212a〜bをさらに含み得る。呼スロットル状態212は、データ呼がスロットルであるか、それとも非スロットルであるかを示し得る。呼スロットル状態212がスロットルのとき、呼スロットル状態212は、スロットリングが無線それとも非無線不具合によるものかを示し得る。データスロットル状態212は、行われたデータ呼試行の回数も示し得る。モデム205a〜bは、試行カウンタ213a〜bを、行われたデータ呼試行の回数を追跡するのに、およびスロットリングタイマー214a〜bを、データ呼がどの程度長くスロットルされるべきかを追跡するのに、それぞれ使うことができる。呼スロットル状態212については、図16および図17に関して以下でさらに詳細に説明する。
図3は、複数のモデム305a〜bを有するユーザ機器(UE)304を示すブロック図である。ユーザ機器(UE)304は、アプリケーションプロセッサ339と、第1のモデム305aと、第2のモデム305bとを含み得るアプリケーションプロセッサ339は、Windows(登録商標)モバイル、アンドロイド、Linux(登録商標)モバイルオペレーティングシステム(LIMO)、Brewモバイルプラットフォーム(BMP)などのようなオペレーティングシステム(OS)301を稼動することができる。第1のモデム305aは、LTE/EHRPD/EVDO/UMTS/GSMなどのエアインターフェース技術をサポートすることができる。1つの構成では、第1のモデム305aは、3GPPエアインターフェース技術のみをサポートし得る。第2のモデム305bは、1x/IS95などのエアインターフェース技術をサポートすることができる。1つの構成では、第2のモデム305bは、3GPP2エアインターフェース技術をサポートするだけでもよい。
図4は、複数のモデム405a〜bを有する別のユーザ機器(UE)404を示すブロック図である。ユーザ機器(UE)404は、アプリケーションプロセッサ439と、第1のモデム405aと、第2のモデム405bとを含み得る。アプリケーションプロセッサ439は、Windowsモバイル、アンドロイド、LIMOなどのようなオペレーティングシステム(OS)401を稼動することができる。第1のモデム405aは、LTE/UMTS/GSMなどのエアインターフェース技術をサポートすることができる。第2のモデム405bは、EHRPD/EVDO/1x/IS95などのエアインターフェース技術をサポートすることができる。
図5A〜図5Fは、ユーザ機器(UE)504がカバレージエリアの変更(または、ネットワークへの接続性の変更)を受け得る様々なシナリオを示す。図5A〜図5Fは、同じ3つのカバレージエリア、すなわち1x540、1x+EVDO541およびEVDO542を示す。ユーザ機器(UE)504上の第1のモデム105aは、LTE/UMTS/GSM/EVDO/EHRPDエアインターフェースをサポートすることができ、ユーザ機器(UE)504上の第2のモデム105bは、1x/IS95エアインターフェースをサポートすることができる。同様の問題および解決法が、エアインターフェース技術の他の組合せをもつモデム構成に拡張し得る。
図5Aは、ユーザ機器(UE)504が1x専用カバレージエリア540からエボリューションデータ最適化(EVDO)および1xカバレージエリア541に移動するときのシナリオを示す。ユーザ機器(UE)504が1x専用カバレージエリア540内にある間、データ接続性は、1xを介した第2のモデム105bを通してアプリケーションプロセッサ339のオペレーティングシステム(OS)によって確立され得る。ユーザ機器(UE)504がエボリューションデータ最適化(EVDO)および1xカバレージエリア541に移動すると、第1のモデム105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ接続性を提供することが可能であると、アプリケーションプロセッサ339上のオペレーティングシステム(OS)にレポートし得る。これは第1のシナリオ543aと呼ばれることがある。
図5Bは、ユーザ機器(UE)504が1x専用カバレージエリア540からエボリューションデータ最適化(EVDO)カバレージエリア542に移動するシナリオを示す。1xを介したデータ接続性は最初、アプリケーションプロセッサ339上のオペレーティングシステム(OS)によって第2のモデム105bを使って確立され得る。次いで、ユーザ機器(UE)504は、エボリューションデータ最適化(EVDO)カバレージエリア542に移動することができ、ここには、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェースカバレージのみがある(すなわち、発展型高速パケットデータ(EHRPD)も、Long Term Evolution(LTE)も、1xもない)。エボリューションデータ最適化(EVDO)カバレージエリア542内で、第1のモデム105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ接続性をオペレーティングシステム(OS)にレポートすることができ、第2のモデム105bは、1xを介したデータ接続性の損失をレポートすることができる。これは第2のシナリオ543bと呼ばれることがある。
図5Cは、ユーザ機器(UE)504がエボリューションデータ最適化(EVDO)専用カバレージエリア542から1x専用カバレージエリア540に移動するシナリオを示す。オペレーティングシステム(OS)は最初に、第1のモデム105aにより、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ接続性を確立することができる。次いで、ユーザ機器(UE)504は、1x専用カバレージエリア540に移動することができる。第1のモデム105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ接続性の損失をオペレーティングシステム(OS)にレポートすることができる。第2のモデム105bは、1xを介したデータ接続性をオペレーティングシステム(OS)にレポートすることができる。これは第3のシナリオ543cと呼ばれることがある。
図5Dは、ユーザ機器(UE)504がエボリューションデータ最適化(EVDO)専用カバレージエリア542からエボリューションデータ最適化(EVDO)および1xカバレージエリア541に移動するシナリオを示す。データ接続性は、最初に、オペレーティングシステム(OS)によって、第1のモデム105aによりエボリューションデータ最適化(EVDO)を介して確立することができる。次いで、ユーザ機器(UE)504は、エボリューションデータ最適化(EVDO)と1x接続性の両方があるエボリューションデータ最適化(EVDO)および1xカバレージエリア541に移動することができる。第2のモデム105bは、1xを介した接続性の能力をオペレーティングシステム(OS)にレポートすることができる。第1のモデムは、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介した接続性の変更をレポートしなくてよい。これは第4のシナリオ543dと呼ばれることがある。第4のシナリオ543dでは、概して、第2のモデム105bを介した1xデータ接続性に切り換えるのではなく、第1のモデム105aを介したエボリューションデータ最適化(EVDO)データ接続性を維持することが好ましい場合がある。
図5Eは、ユーザ機器(UE)504が1xおよびエボリューションデータ最適化(EVDO)接続性カバレージエリア541から、1x専用データ接続性を有するカバレージエリア540に移動するシナリオを示す。最初に、第1のモデム105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性をレポートすることができ、第2のモデム105bは、1x接続性をレポートすることができる。オペレーティングシステム(OS)は、第1のモデム105aを通して、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介した接続性を確立することができる。次いで、ユーザ機器(UE)504は、1x接続性のみがあるカバレージエリア540に移動することができる。第1のモデム105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介した接続性の損失をオペレーティングシステム(OS)にレポートすることができる。これは第5のシナリオ543eと呼ばれることがある。
図5Fは、ユーザ機器(UE)504が1xとエボリューションデータ最適化(EVDO)接続性の両方を有するカバレージエリア541から、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性のみを有するカバレージエリア542に移動するシナリオを示す。最初に、第1のモデム105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性をレポートすることができ、第2のモデム105bは、1x接続性をレポートすることができる。データ接続性は、オペレーティングシステム(OS)によって、第1のモデム105aによるエボリューションデータ最適化(EVDO)を介して確立することができる。次いで、ユーザ機器(UE)504は、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性のみがあるカバレージエリア542に移動することができる。第2のモデム105bは、1xを介した接続性の損失をオペレーティングシステム(OS)にレポートすることができる。これは第6のシナリオ543fと呼ばれることがある。
図6は、第1のモデム605aと第2のモデム605bとの間の、イベントベースのモデム間通信を示すブロック図である。図6の第1のモデム605aおよび第2のモデム605bは、図1の第1のモデム105aおよび第2のモデム105bの一構成であり得る。第1のモデム605aおよび第2のモデム605bに、互いに情報を通信または共有させるためのフレームワークが実装され得る。概して、各モデム605は、それ自身についての状態情報ならびに他方のモデム605についての状態情報を維持することができる。状態情報は、データ呼状態207と、呼タイプ210と、呼スロットル状態212とを含み得る。第1のモデム605aと第2のモデム605bとの間の通信リンクは、直接物理リンクでも間接論理リンクでもよい。
イベントベースのモデム間通信において、一方のモデム605が、その状態情報を更新し、次いで、他方のモデム605に状態情報変更を通知することができる。たとえば、第1のモデム605aが状態を変更すると、第1のモデム605aは、第1のモデム605aの新規状態を示す状態更新メッセージ644を第2のモデム605bに送ることができる。同様に、第2のモデム605bが状態を変更すると、第2のモデム605bは、第2のモデム605bの新規状態を示す状態更新メッセージ646を第1のモデム605aに送ることができる。
図7は、第1のモデム705aと第2のモデム705bとの間の、問合せおよび応答モデム間通信を示すブロック図である。図7の第1のモデム705aおよび第2のモデム705bは、図1の第1のモデム105aおよび第2のモデム105bの一構成であり得る。本実施態様では、一方のモデム705が、他方のモデム705の状態を問い合わせることができる。他方のモデム705は次いで、その現在の状態で応答すればよい。たとえば、第1のモデム705aが、第2のモデム705bの状態を調べることを希望し得る。第1のモデム705aは、第2のモデム705bに状態問合せ要求747を送ればよい。第2のモデム705bは、状態レポート748で応答すればよい。同様に、第2のモデム705bが、第1のモデム705aに状態問合せ要求750を送ることができ、第1のモデム705aは、状態レポート749で応答することができる。1つの構成では、モデム間通信は、イベントベースの機構と問合せおよび応答機構の両方を含み得る。
モデム間通信は、ユーザ機器(UE)104の異なるモデム705上でサポートされる2つのエアインターフェース技術を提供するコアネットワーク299と、ユーザ機器(UE)104が対話するときに起こるある特定のタイプの問題を最小限にするのに使われ得る。起こり得る1つのそのような問題は、複数のモデム705を有するユーザ機器(UE)104が、あるエアインターフェースカバレージエリアから別のエアインターフェースカバレージエリアに、または重複するカバレージエリア(すなわち、以前のカバレージエリアのエアインターフェース技術と、別のエアインターフェース技術の両方をサポートするカバレージエリア)に移動するときである。あるエアインターフェースを介した接続確立および別のエアインターフェース上での接続切断のための並行活動の結果、第2のモデム705bの接続セットアップを終了する第1のモデム705aからの終了要求(たとえば、第2のモデム705bによりデータ接続性を確立するために新規ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続要求)が生じる。状態情報のモデム間通信がないと、2つのモデム705は、互いに気づくことができず、コアネットワーク299に非同期メッセージを送り得る。非同期メッセージの結果、好適エアインターフェース106を介した呼セットアップが、比較的好適でないエアインターフェース106を介して送られた切断要求に応答して、ネットワークによって終了され得る。
図8は、ユーザ機器(UE)804上の2つのモデム805a〜bからの非同期メッセージを伴うあるシナリオを示す呼フロー図である。図8のユーザ機器(UE)804は、図1のユーザ機器(UE)104の一構成であり得る。ユーザ機器(UE)804は、アプリケーションプロセッサ839と、LTE/EHRPD/EVDO接続性を提供する第1のモデム805aと、1x/IS95接続性を提供する第2のモデム805bとを含み得る。ネットワークは、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)822と、1x基地局821と、パケットデータサービスノード(PDSN)832とを含み得る。最初に、時間t1で、第2のモデム805bの1xエアインターフェースを介したデータ呼831は、アプリケーション(たとえば、アプリケーションプロセッサ839上で稼動するウェブブラウザ)にインターネットプロトコル(IP)接続性を提供することができる。このデータ接続性は、アプリケーションプロセッサ839、第2のモデム805b、1x基地局821およびパケットデータサービスノード(PDSN)832を介して、ウェブブラウザからインターネット230まで確立され得る。
第2のモデム805bは、パケットデータサービスノード(PDSN)832との既存のポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を有し得る。時間t2で、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性が使用可能になり得る。第1のモデム805aは、852で、エボリューションデータ最適化(EVDO)が使用可能であるとアプリケーションプロセッサ839にレポートすることができる。アプリケーションプロセッサ839は、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続がより良好なデータサービスを提供することができるので、EVDO接続に切り換えると決定することができる。時間t3で、アプリケーションプロセッサ839は、853で、第2のモデム805bに、1xデータ接続を切断するようシグナリングすることができる。時間t4で、アプリケーションプロセッサ839は、854で、第1のモデム805aに、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106を介したデータ呼を立ち上げるようシグナリングすることができる。時間t5で、第1のモデム805aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続をセットアップするために、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)構成要求(Config−Req)メッセージ855をパケットデータサービスノード(PDSN)832に送ることができる。
パケットデータサービスノード(PDSN)832は、ユーザ機器(UE)804内に、パケットデータサービスノード(PDSN)832に接続することが可能な2つのモデム805があることに気づくことができないので、パケットデータサービスノード(PDSN)832は、856で、(1x接続を切断するために)ユーザ機器(UE)804との古いポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を自動的に削除し、第1のモデム805aを介したエボリューションデータ最適化(EVDO)接続を確立するためにユーザ機器(UE)804との新規ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を開始してよい。時間t6で、新規ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続857が、第1のモデム805aとパケットデータサービスノード(PDSN)832との間で確立され得る。時間t7で、第2のモデム805bは、(1x接続向けの切断プロセスの一部として)ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)終了要求(Term Req)メッセージ858をパケットデータサービスノード(PDSN)832に送ることができる。パケットデータサービスノード(PDSN)832は通常、ユーザ機器(UE)804との1つのポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続をサポートするだけであるので、パケットデータサービスノード(PDSN)832は、終了要求が、確立されたばかりのポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続857についてのものであると見なし得る。結果として、第1のモデム805aがパケットデータサービスノード(PDSN)832との新規ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続857を確立し、並行して、第2のモデム805bがパケットデータサービスノード(PDSN)832との既存のポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を切断したとき、パケットデータサービスノード(PDSN)832は、誤ってエボリューションデータ最適化(EVDO)接続の切断859を始める場合がある。
図9は、ユーザ機器(UE)904上の2つのモデム905a〜bからの非同期メッセージを伴うある別のシナリオを示す呼フロー図である。ユーザ機器(UE)904は、アプリケーションプロセッサ939と、LTE/EHRPD/EVDO接続性を提供するために第1のモデム905aと、1x/IS95接続性を提供するために第2のモデム905bとを含み得る。ネットワークは、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)922と、1x基地局921と、エボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932と、1xパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)960と、ホームエージェント(HA)931とを含み得る。現在のネットワーク構成は、図8に示すような共通パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)832、または図9に示すような各エアインターフェース106向けの異なるパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932、960を使用し得ることを諒解されたい。異なるパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932、960は、図8に示したようなパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)832における問題を回避し得るが、異なるパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932、960の使用は、概して、後で詳細に説明するように、ホームエージェント(HA)931で起こる問題は回避しない。
時間t1で、モバイルIP(MIP)サービスを利用する、ウェブブラウザからインターネット230へのデータ接続961が、アプリケーションプロセッサ939、第2のモデム905b、1x基地局921、1xパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)960およびホームエージェント(HA)931を介して確立され得る。第2のモデム905bは、1xパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント960との既存のポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を有し得る。
時間t2で、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性が使用可能になり得る。第1のモデム905aは、952で、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性をアプリケーションプロセッサ939にレポートすることができる。アプリケーションプロセッサ939は、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続がより良好なデータサービスを提供することができるので、MIPサービス用のEVDO接続に切り換えると決定することができる。時間t3で、アプリケーションプロセッサ939は、953で、第2のモデム905bに、1xデータ接続を切断するようシグナリングすることができる。時間t4で、アプリケーションプロセッサ939は、934で、第1のモデム905aに、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106を介した、エボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932とのデータ接続を確立するようシグナリングすることができる。時間t5で、第1のモデム905aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続をセットアップするために、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)構成要求メッセージ955をエボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932に送ることができる。時間t6で、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続が、962で、第1のモデム905aとエボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932との間で確立され得る。時間t7で、第1のモデム905aは、モバイルIP(MIP)サービスを確立するために、MIP登録要求メッセージ963を、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)922およびエボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)932を介してホームエージェント(HA)931に送ることができる。時間t8で、第1のモデム905aとホームエージェント(HA)931との間で、モバイルIP(MIP)サービスが964で確立され得る。
ホームエージェント(HA)931は、ホームエージェント(HA)931とのMIPセッションを確立することが可能である2つのモデム905がユーザ機器(UE)904内にあることに気づくことができないので、ホームエージェント(HA)931は、965で、ユーザ機器(UE)904との古いMIP登録を自動的に削除し(すなわち、1x接続を切断し)、第1のモデム905aを介したエボリューションデータ最適化(EVDO)接続のために、ユーザ機器(UE)904との新規MIP登録を確立する場合がある。時間t9で、第2のモデム905bは、(1x接続を介したMIPサービスの切断プロセスの一部として)MIP登録解除要求メッセージ966を、1x基地局921および1xパケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)960を介してホームエージェント(HA)931に送ることができる。
ホームエージェント(HA)931は通常、ユーザ機器(UE)904との1つのMIP接続をサポートするだけなので、ホームエージェント(HA)931は、MIP登録解除要求メッセージ966が、新たに確立されたMIP接続についてであると見なし得る。結果として、ホームエージェント(HA)931は、967で、誤ってMIP登録解除を始める場合がある。第1のモデム905aがホームエージェント(HA)931とのMIP接続を確立し、並行して、第2のモデム905bがホームエージェント(HA)931とのMIP接続を切断したとき、ホームエージェント(HA)931は、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続を終了し得る。上記の接続問題点を最小限にするために、第1のモデム905aおよび第2のモデム905bは、モデムのアクションが確実に同期して起こるように、モデムの活動を調整すればよい。
図10は、モデム間調整のための方法1000を示すフロー図である。方法1000は、ユーザ機器(UE)104上の第1のモデム105aおよび第2のモデム105bによって実施され得る。第1のモデム105aは、1002で、第1のエアインターフェース106aを使って第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへのデータ接続を確立することができる。ユーザ機器(UE)104は次いで、1004で、第2のモデム105bによって提供される第2のエアインターフェース106bで第2のネットワークカバレージエリアを検出することができる。第2のネットワークカバレージエリアは、第1のエアインターフェース106aと第2のエアインターフェース106bの両方を含み得る。あるいは、第2のネットワークカバレージエリアは、第2のエアインターフェース106bのみを含み得る。
第1のモデム105aは、1006で、依然として無線カバレージをもっているかどうか(すなわち、第2のネットワークカバレージエリアが、第1のエアインターフェース106aと第2のエアインターフェース106bの両方、それとも第2のエアインターフェース106bのみを含むか)判定することができる。第1のモデム105aが無線カバレージをもっていない場合、ユーザ機器(UE)104は、1026で、第2のモデム105bによって提供される第2のエアインターフェース106bを使って、ネットワークとのデータ接続を開始することができる。第1のモデム105aが無線カバレージをもっている場合、ユーザ機器(UE)104は、1008で、第2のモデム105bとのデータ呼が、現在のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供するかどうか判定することができる。第2のモデム105bとのデータ呼が、現在のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供しない場合、ユーザ機器(UE)104は、1010で、第1のモデム105aによって提供される第1のエアインターフェース106aを使用するネットワークへの現在のデータ接続を続けることができる。
第2のモデム105bとのデータ呼が、現在のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供する場合、第1のモデム105aは、1012で、WaitForGracefulTerminationタイマー208を始動することができる。第2のモデム105bは、1014で、WaitForOtherModemToTerminateタイマー209を始動し得る。ユーザ機器(UE)104は、1016で、第1のモデム105a上のWaitForGracefulTerminationタイマー208が終了しているかどうか判定することができる。WaitForGracefulTerminationタイマー208が終了している場合、ユーザ機器(UE)104は、1024で、第1のモデム105aのデータ呼状態207を「データ呼なし」に変更すればよい。WaitForGracefulTerminationタイマー208が終了していない場合、ユーザ機器(UE)104は、1018で、第2のモデム105b上のWaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了しているかどうか判定すればよい。
第2のモデム105b上のWaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了している場合、ユーザ機器(UE)104は、1026で、第2のモデム105bを使ってネットワークとのデータ接続を開始することができる。第2のモデム105b上のWaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了していない場合、ユーザ機器(UE)104は、1020で、第2のモデム105bのデータ呼状態207が「データ呼なし」にセットされているかどうか判定することができる。第2のモデム105bのデータ呼状態207が「データ呼なし」にセットされていない場合、ユーザ機器(UE)104は、1016で、WaitForGracefulTerminationタイマー208が終了しているかどうか再度判定すればよい。第2のモデム105bのデータ呼状態207が「データ呼なし」にセットされている場合、ユーザ機器(UE)104は、1022で、第1のモデム105aのデータ接続を終了してよい。ユーザ機器(UE)104は次いで、1024で、第1のモデム105aのデータ呼状態207を「データ呼なし」に変更すればよい。
ユーザ機器(UE)104が、1024で、第1のモデム105aのデータ呼状態207を「データ呼なし」に変更した場合、ユーザ機器(UE)104は、1026で、第2のモデム105bによって提供される第2のエアインターフェース106bを使って、ネットワークとのデータ接続を開始することができる。ユーザ機器(UE)104は次いで、1028で、第2のモデム105bのデータ呼状態207を「データ呼確立済み」に変更すればよい。第2のモデム105bは、1030で、第1のモデム105aに新規データ呼状態207をシグナリングするためにイベントを生成することができる。
図11は、ユーザ機器(UE)1104上の2つのモデム1105a〜bからの同期メッセージを伴うシナリオを示す呼フロー図である。ユーザ機器(UE)1104は、アプリケーションプロセッサ1139と、LTE/EHRPD/EVDO接続性を提供する第1のモデム1105aと、1x/IS95接続性を提供する第2のモデム1105bとを含み得る。ユーザ機器(UE)1104はネットワークと通信し得る。ネットワークは、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1122と、1x基地局1121と、パケットデータサービスノード(PDSN)1132と、ホームエージェント(HA)1131とを含み得る。時間t1で、ユーザ機器(UE)1104は、1xエアインターフェース接続性のみを有するカバレージエリア内にあり得る。1xを介した第2のモデム1105bにより、データ呼1151がセットアップされ得る。次いで、ユーザ機器(UE)1104は、1x専用カバレージエリアから、エボリューションデータ最適化(EVDO)と1xエアインターフェース接続性の両方を有するカバレージエリアに移動し得る。時間t2で、第1のモデム1105aは、1152で、アプリケーションプロセッサ1139上のオペレーティングシステム(OS)にエボリューションデータ最適化(EVDO)接続性をレポートすることができる。時間t3で、アプリケーションプロセッサ1139上のオペレーティングシステム(OS)は、1153で、第2のモデム1105bに、1xエアインターフェースを介したデータ呼を切断するようシグナリングすることができる。時間t4で、オペレーティングシステム(OS)は、1154で、第1のモデム1105aに、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106を介したデータ呼を立ち上げるようシグナリングすることができる。
時間t4で、第2のモデム1105bは、1xエアインターフェースを介した既存のデータ呼を切断するよう、直ちに作用しなくてもよい。第2のモデム1105bは、代わりに、第1のモデム1105aに、第1のモデム1105aのデータ呼状態207を判定するよう問い合わせることができる。第1のモデム1105aのデータ呼状態207が「データ呼なし」以外である場合、第2のモデム1105bは、それ以上のいかなるアクションもとらなくてよい。ただし、第1のモデム1105aが「データ呼なし」状態にある場合、第2のモデム1105bは、そのデータ呼状態207を「1xを介したデータ呼が切断中」に変更し、データ呼状態207の変更をシグナリングするためにイベントを生成することができる(図示せず)。第2のモデム1105bは、WaitForGracefulTerminationタイマー208も始動し得る。WaitForGracefulTerminationタイマー208は、1xデータ呼が切断されるのを第2のモデム1105bが無期限に待つのを防止するためのフェイルセーフ機構であり得る。第2のモデム1105bは次いで、ホームエージェント(HA)1131とMIP登録解除要求1168/応答メッセージを交換することによって、ホームエージェント(HA)とのMIP登録解除を正常に完了し得る。第1のモデム1105aは、1169で、パケットデータサービスノード(PDSN)1132とのポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を確立する前に、第2のモデム1105bからの、データ呼状態が「データ呼なし」であることを示すイベント1173を、またはWaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了するのを待てばよい。
時間t5で、MIP接続の正常切断1170が起こる。次いで、時間t6で、第2のモデム1105bは、パケットデータサービスノード(PDSN)1132にポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)/Term要求1171を送り、パケットデータサービスノード(PDSN)1132から確認応答を受信することによって、パケットデータサービスノード(PDSN)1132とのポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を正常に終了し得る。時間t7で、第2のモデム1105bとパケットデータサービスノード(PDSN)1132との間のポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続の正常切断1172が完了し得る。
時間t8で、第2のモデム1105bが、MIP登録解除を完了し、パケットデータサービスノード(PDSN)1132とのポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を終了した後、第2のモデム1105bは、そのデータ呼状態207を「データ呼なし」に変更し、データ呼状態207の変更を第1のモデム1105aにシグナリングするためにイベント1173を生成することができる。あるいは、WaitForGracefulTerminationタイマー208が最初に終了し得る。第2のモデム1105bは次いで、そのデータ呼状態207を「データ呼なし」に自動的に変更し、データ呼状態207の変更を第1のモデム1105aにシグナリングするためにイベント1173を生成することができる。データ呼状態207を「データ呼なし」に変更すると、第2のモデム1105bは、データ呼に関連付けられた内部ソフトウェアリソースを解放することができる。
1つの構成では、第1のモデム1105aは、1169で、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ呼を確立するためにアクションをとるのに先立って、第2のモデム1105bからのいくつかのイベント1173を待てばよい。たとえば、第1のモデム1105aは、第2のモデム1105bからの、「Xを介したデータ呼が切断中」および「データ呼なし」というイベントを待てばよい。さらに、第1のモデム1105aは、WaitForOtherModemToTerminateタイマー209を始動し得る。WaitForOtherModemToTerminateタイマー209は、第2のモデム1105bがそのデータ呼状態207を「データ呼なし」に変更するのを第1のモデム1105aが無期限に待つことがないようにするためのフェイルセーフであり得る。
時間t8で、第1のモデム1105aは、第2のモデム1105bから、「データ呼なし」というイベント1173を受信し得る(あるいは、WaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了し得る)。第1のモデム1105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ呼の開始に着手することができる。第1のモデム1105aは、そのデータ呼状態207を「エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ呼を立ち上げ中」に変更し、データ呼状態207の変更を第2のモデム1105bにシグナリングするイベント(図示せず)を生成することができる。次いで、時間t9で、第1のモデム1105aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1122を介して、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)Config−Req1179、認証およびインターネットプロトコル制御プロトコル(IPCP)メッセージを交換することによって、パケットデータサービスノード(PDSN)1132とのポイントツーポイントプロトコル(PPP)交渉を始動することができる。時間t10で、第1のモデム1105aとパケットデータサービスノード(PDSN)1132との間のポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続が、1175で確立され得る。次いで、時間t11で、第1のモデム1105aは、ホームエージェント(HA)1131にMIP登録要求メッセージ1176を送り、ホームエージェント(HA)1131から応答メッセージを受信することによって、ホームエージェント(HA)1131とのMIP呼をセットアップすることができる。時間t12で、MIPが1177で確立されているとき、第1のモデム1105aは、そのデータ呼状態207を「エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ呼が確立済み」に変更すればよい。第1のモデム1105aは、新規データ呼状態207を第2のモデム1105bにシグナリングするためのイベント(図示せず)も生成し得る。
図11は、図5Aに示す第1のシナリオ543aに特有である。図5Bに示す第2のシナリオ543bでは、ユーザ機器(UE)1104は、1x専用カバレージのエリア540から、エボリューションデータ最適化(EVDO)専用カバレージのエリア542に移動し得る。第2のモデム1105bは、無線カバレージがないので、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)とMIPとを正常に切断するためのポイントツーポイントプロトコル(PPP)またはMIPメッセージをオーバージエアで送ることができない場合がある。したがって、第1のモデム1105a上で、WaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了し得る。1つの構成では、第1のモデム1105aは、第2のモデム1105bが無線カバレージをもたず、オーバージエア(OTA)メッセージを送ることができないことを発見し得る。それゆえ、第1のモデム1105aは、WaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了するのを待つ必要はなくてよい。
図5Cに示す第3のシナリオ543cでは、ユーザ機器(UE)1104は、エボリューションデータ最適化(EVDO)専用カバレージのエリア542から、1x専用カバレージのエリア540に移動し得る。このシナリオでは、第1のモデム1105aおよび第2のモデム1105bの役割が入れ替わる。第1のモデム1105aは、無線カバレージがないので、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)とMIPとを正常に切断するためのポイントツーポイントプロトコル(PPP)またはMIPメッセージをオーバージエアで送ることができない。それゆえ、第2のモデム1105b上のWaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了し得る。
図5Dに示す第4のシナリオ543dでは、ユーザ機器(UE)1104は、エボリューションデータ最適化(EVDO)専用カバレージのエリア542から、エボリューションデータ最適化(EVDO)と1xの両方のカバレージのエリア541に移動し得る。このシナリオでは、アプリケーションプロセッサ1139上のオペレーティングシステム(OS)が、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介した既存のデータ接続を保持し得るので、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続を切断し、1x接続を確立するための上記手順を実行することはできない。エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106は、1xエアインターフェースよりも良好なデータレートを提供し得るので、接続を切断する理由は何もない。
図5Eに示す第5のシナリオ543eでは、ユーザ機器(UE)1104は、エボリューションデータ最適化(EVDO)と1xの両方のカバレージのエリア541から、1xのみのカバレージのエリア540に移動し得る。これは、上記手順の結果に関して、図5Cに示す第3のシナリオ543cと同様である。エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ呼は、切断され、1xを介して新規データ呼が確立され得る。第1のモデム1105aは、無線カバレージがある可能性がないので、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)とMIPとを正常に切断するためにポイントツーポイントプロトコル(PPP)またはMIPメッセージをオーバージエアで送ることができない場合がある。それゆえ、第2のモデム1105b上のWaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了し得る。1つの構成では、第2のモデム1105bは、第1のモデム1105aがカバレージを損失し、オーバージエアでメッセージを送ることができないことを発見し得るので、第2のモデム1105bは、WaitForOtherModemToTerminateタイマー209が終了するのを待たないようにすることが可能になる。
図5Fに示す第6のシナリオ543fでは、ユーザ機器(UE)1104は、エボリューションデータ最適化(EVDO)と1xの両方のカバレージのエリア541から、エボリューションデータ最適化(EVDO)のみのカバレージのエリア542に移動し得る。ここで、アプリケーションプロセッサ1139上のオペレーティングシステム(OS)は、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106を介した既存のデータ接続を保持し得るので、上記手順は実行することができない。
図12は、モデム間調整のための別の方法1200を示すフロー図である。方法1200は、ユーザ機器(UE)104上の第1のモデム105aおよび第2のモデム105bによって実施され得る。ユーザ機器(UE)104は、1202で、第1のモデム105aによって提供される第1のエアインターフェース106aを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへのデータ接続を確立することができる。ユーザ機器(UE)104は、次いで、1204で、第2のモデム105bによって提供される第2のエアインターフェース106bで第2のネットワークカバレージエリアを検出することができる。
ユーザ機器(UE)104は、1206で、第1のモデム105aが依然として無線カバレージをもっているかどうか判定することができる。第1のモデム105aが依然として無線カバレージをもっていない場合、ユーザ機器(UE)104は、1212で、第2のモデム105bを使用する第2のエアインターフェース106bを介したデータ呼を確立することができる。方法1200は次いで、終わり得る。第1のモデム105aが無線カバレージを依然としてもっている場合、ユーザ機器(UE)104は、1208で、第2のモデム105bとのデータ呼が、現在のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供するかどうか判定することができる。1つの構成では、ユーザ機器(UE)104は、テーブル(たとえば、ルックアップテーブル)を使って、1208で、第2のモデム105bとのデータ呼が現在のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供するかどうか判定することができる。第2のモデム105bとのデータ呼が、現在のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供しない場合、ユーザ機器(UE)104は、1210で、第1のモデム105aによって提供される第1の無線エアインターフェース106aを使用するネットワークへの現在のデータ接続を続けることができる。
第2のモデム105bとのデータ呼が、現在のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供する場合、第1のモデム105aは、1214で、第1のモデム105aを介した現在のデータ接続を切断してよい。第1のモデム105aは、1216で、第1のモデム105aのデータ呼状態207を「データ呼なし」に変更することもできる。第1のモデム105aはさらに、1218で、切断されたデータ接続に関連付けられた内部ソフトウェアリソースを解放してよい。第1のモデム105aが方法ステップ1214〜1218を実施している間、第2のモデム105bは、1212で、第2のモデム105bを使用する第2のエアインターフェース106bを介したデータ呼を確立し得る。方法1200は次いで、終わり得る。
図13は、時間調整されていない、ユーザ機器(UE)1304上の2つのモデム1305a〜bからの通信を伴うシナリオを示す呼フロー図である。この構成において、ユーザ機器(UE)1304上の第1のモデム1305aおよび第2のモデム1305bは、モデムのアクションを調整する必要はなくてよく、これは、ネットワークが何らかの形で振る舞うからである。
一例として、ネットワークが、1xおよびエボリューションデータ最適化(EVDO)用に異なるパケットデータサービスノード(PDSN)を利用するとき、パケットデータサービスノード(PDSN)は、一方または両方のモデム1305から、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)終了要求を受信することができないので、各パケットデータサービスノード(PDSN)は、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続用の不活動のタイマーを維持することができる。あるいは、1xとエボリューションデータ最適化(EVDO)の両方に対して、単一のパケットデータサービスノード(PDSN)1332が利用されるとき、パケットデータサービスノード(PDSN)1332は、パケットデータサービスノード(PDSN)1332が1x基地局1321との既存のA10リンク225aを有し、パケットデータサービスノード(PDSN)1332がエボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1322から、同じ国際モバイル加入者識別情報(IMSI)を有するユーザ機器(UE)1304に対する、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)をセットアップするために新規A10確立要求を受信したとき、ユーザ機器(UE)1304との既存のポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を終了してよい。さらに、ホームエージェント(HA)1331が、同じIMSIを有する同じユーザ機器(UE)1304に対する、別の外部エージェント(FA)を介した別のMIP登録要求を受信した場合、ホームエージェント(HA)1331は、ある外部エージェント(FA)を介したユーザ機器(UE)1304との既存のMIP登録を終了してよい。
ユーザ機器(UE)1304は、アプリケーションプロセッサ1339と、LTE/EHRPD/EVDO接続性を提供する第1のモデム1305aと、1x/IS95接続性を提供する第2のモデム1305bとを含み得る。ネットワークは、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1322と、1x基地局1321と、パケットデータサービスノード(PDSN)1332と、ホームエージェント(HA)1331とを含み得る。時間t1で、ユーザ機器(UE)1304は、1xエアインターフェース接続性のみを有するカバレージエリア540内にあり得る。第2のモデム1305b、1x基地局1321およびパケットデータサービスノード(PDSN)1332により、1xエアインターフェースを介してデータ呼1351が確立され得る。次いで、ユーザ機器(UE)1304は、1xのみのカバレージのエリア540から、エボリューションデータ最適化(EVDO)と1xの両方のカバレージのエリア541に移動し得る。時間t2で、第1のモデム1305aは、1352で、アプリケーションプロセッサ1339上のオペレーティングシステム(OS)にエボリューションデータ最適化(EVDO)接続性をレポートすることができる。時間t3で、アプリケーションプロセッサ1339上のオペレーティングシステム(OS)は、1353で、第2のモデム1305bに、1xエアインターフェースを介したデータ呼を切断するようシグナリングすることができる。時間t4で、アプリケーションプロセッサ1339は、1354で、第1のモデム1305aに、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106を介したデータ呼を立ち上げるようシグナリングすることができる。
第2のモデム1305bは、直ちに、1378で、1xを介した既存のデータ呼を、ユーザ機器(UE)1304上でローカルに切断またはクリーンアップするように作用してよく、パケットデータサービスノード(PDSN)1332にオーバージエアメッセージを送らなくてよい。第2のモデム1305bは、自モデムがMIP登録解除されたと考え得るが、ホームエージェント(HA)1331とMIPメッセージを交換しなくてよい。第2のモデム1305bは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)が終了されたとも考え得るが、パケットデータサービスノード(PDSN)1332とポイントツーポイントプロトコル(PPP)メッセージを交換しなくてよい。時間t5で、第2のモデム1305bは、そのデータ呼状態207を「データ呼なし」に変更し、データ呼状態207の変更を第1のモデム1305aに通知するためにイベント1373を生成することができる。第2のモデム1305bは次いで、データ呼に関連付けられた内部ソフトウェアリソースを解放してよい。
第2のモデム1305bのアクションと並行して、第1のモデム1305aは、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106を介したデータ呼を直ちに確立し得る。時間t6で、第1のモデム1305aは、パケットデータサービスノード(PDSN)1332と、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)Config−Req1374、認証およびIPCPメッセージを交換することによって、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を交渉することができる。ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続は、時間t7で、1375において確立され得る。PDSNは、1379で、ユーザ機器(UE)1304との古いポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続を削除し、新規ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続の確立を始動することができる。次いで、時間t8で、第1のモデム1305aは、ホームエージェント(HA)1331にMIP登録要求メッセージ1376を送り、ホームエージェント(HA)1331から応答メッセージを受信することができる。ホームエージェント(HA)1331は、1380で、ユーザ機器(UE)1304との古いMIP登録を削除し、ユーザ機器(UE)1304との新規MIP登録を確立することができる。時間t9で、第1のモデム1305aとホームエージェント(HA)1331との間で、MIP接続が1377で確立され得る。
図13の手順は、第2のモデム1305b上の1xエアインターフェース106と、第1のモデム1305a上のエボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106とを有するユーザ機器(UE)1304のコンテキストで記述されている。これらの手順は、同じネットワークノード(たとえば、ゲートウェイやホームエージェント(HA)1331)に接続する2つのエアインターフェース技術を有するどのユーザ機器(UE)1304にも一般化され、拡張され得る。
図14は、テザー端末1481を有するワイヤレス通信システム1400を示すブロック図である。ワイヤレス通信システム1400はユーザ機器(UE)1404を含み得る。ユーザ機器(UE)1404は、第1のモデム1405aによって提供されるLTE/EHRPD/EVDO/UMTS/GSMエアインターフェース106のカバレージエリア、および第2のモデム1405bによって提供される1x/IS95エアインターフェース106のカバレージエリア内にあり得る。ワイヤレス通信システム1400は、インターネット1430への接続性を提供するためにエボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1422と、エボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)1432とを含み得る。ワイヤレス通信システム1400はまた、IS95基地局1420を含み得る。最初に、テザー端末1481(たとえば、ラップトップ)が、ユーザ機器(UE)1404を利用するインターネット1430へのアクティブデータ呼接続1483を望み得る。テザー端末1481は、USB接続またはワイヤレス接続を介してユーザ機器(UE)1404に接続され得る。ユーザ機器(UE)1404上のアプリケーションプロセッサ1439上のオペレーティングシステム(OS)が、第1のモデム1405aに、テザー端末1481とインターネット1430との間にアクティブデータ呼接続1483を確立するよう命令し得る。アクティブデータ呼接続1483は、テザー端末1481とアプリケーションプロセッサ1439との間のRmリンク1482、第1のモデム1405a、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1422ならびにエボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)1432を介して確立され得る。通常は、ユーザ機器(UE)1404とテザー端末1481との間にはただ1つのリンクがあり、本明細書ではRmリンク1482と呼ばれることに留意されたい。
エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1422は、エボリューションデータ最適化(EVDO)パケットデータサービスノード(PDSN)/外部エージェント(FA)1432へのA10接続1426を利用することができ、PDSN/FA1432は、インターネット1430に接続される。テザー端末1481とインターネット1430との間の接続は、テザードデータ呼と呼ばれ得る。テザードデータ呼がアクティブである間、ネットワークは、モバイル着信IS95回線交換テザードデータ呼またはファックスについて、1484で、ユーザ機器(UE)1404をページングすることができる。ユーザ機器(UE)1404がIS95ページ1484に回答すると、既存のアクティブデータ呼接続1483を切断することができ、そうすることによって第2のモデム1405bがRmリンク1482を使用することができる。この結果、既存のテザードデータ呼が終了されることになり得る。
1つの構成では、第1のモデム1405aと第2のモデム1405bとの間のモデム間通信は、ユーザ機器(UE)1404がデュアルカバレージエリア内にあり、ネットワークが別のエアインターフェース106を介してユーザ機器(UE)1404をページングしたとき、アクティブデータ呼接続1483が終了されるのを防止するのに利用され得る。エボリューションデータ最適化(EVDO)およびIS95エアインターフェース106は、限定ではなく説明のために使われている。
ページ1484に回答する前に、回線交換データ呼またはファックスについてのIS95ページ1484が第2のモデム1405bによって受信されると、第2のモデム1405bは、第1のモデム1405aのデータ呼状態207を判定するために、第1のモデム1405aに問い合わせることができる。第1のモデム1405aのデータ呼状態207が「データ呼なし」であるとき、第2のモデム1405bは、IS95ページ1484に回答し、受諾することができる。さらに、Rmリンク1482上の、アプリケーションプロセッサ1439を介した、テザー端末1481とのテザード回線交換データ呼またはファックスがセットアップ(確立)され得る。
第1のモデム1405aのデータ呼状態207が、「データ呼なし」以外の任意のデータ呼状態207であるとき、第2のモデム1405bは、第1のモデム1405a上でのデータ呼のタイプを判定することができる。第1のモデム1405a上でのデータ呼のタイプが「テザード」であるとき、別のエアインターフェース106を介したデータ呼がRmリンク1482を使用している可能性があるので、第2のモデム1405bは、IS95ページ1484を拒否してよい。第1のモデム1405a上でのデータ呼のタイプが「埋込み」であるとき、第2のモデム1405bは、IS95ページ1484に回答し、受諾することができる。さらに、Rmリンク1482上での、アプリケーションプロセッサ1439を介した、テザー端末1481とのテザード回線交換データ呼またはファックスがセットアップ(確立)され得る。本明細書で使用する「埋込み」という用語は、データ接続を使用するアプリケーションが、ユーザ機器(UE)1404に接続されたラップトップなどの外部デバイス上ではなく、ユーザ機器(UE)1404上で稼動していることを意味する。結果として、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106上の同時埋込みデータ呼およびIS95エアインターフェース上のテザード回線交換データ呼またはファックスは、両方ともサポートされ得る。
図15は、テザー端末1481とインターネット1430との間のデータ接続が確立されたときのモデム間通信のための方法1500のフロー図である。方法1500は、ユーザ機器(UE)1404によって実行され得る。ユーザ機器(UE)1404は、第1のモデム1405aと第2のモデム1405bとを含み得る。第1のモデム1405aおよび第2のモデム1405bは、それぞれ、異なるエアインターフェース106をサポートし得る。たとえば、第1のモデム1405aは、LTE/EHRPD/EVDO/UMTS/GSMエアインターフェース106をサポートすることができ、第2のモデム1405bは、1x/IS95エアインターフェース106をサポートする。ユーザ機器(UE)1404は、1502で、第1のモデム1405aを使用する第1のエアインターフェース106a上で、テザー端末1481とインターネット1430との間のデータ接続を確立することができる。ユーザ機器(UE)1404は次いで、1504で、第2のモデム1405bを使用する第2のエアインターフェース106b上で、ネットワークからのメッセージの通知を受信し得る。
第2のモデム1405bは、1506で、第1のモデム1405aのデータ呼状態207を判定することができる。図6および図7に関連して上述したように、第2のモデム1405bは、イベントベースのモデム間通信または問合せおよび応答モデム間通信を使って、第1のモデム1405aのデータ呼状態207を判定することができる。第2のモデム1405bは次いで、1508で、第1のモデム1405aのデータ呼状態207が「データ呼なし」であるかどうか判定することができる。第1のモデム1405aのデータ呼状態207が「データ呼なし」である場合、ユーザ機器(UE)1404は、1514で、第2のモデム1405bを使用する第2のエアインターフェース106bを介して、メッセージを受信することができる。
第1のモデム1405aのデータ呼状態207が「データ呼なし」ではない(したがって、第1のモデム1405aがデータ呼を有する)場合、第2のモデム1405bは、1510で、第1のモデム1405aの呼タイプ210を判定することができる。第2のモデム1405bは、1512で、第1のモデム1405aの呼タイプ210が埋込みであるかどうか判定することができる。呼タイプ210が埋込みではない場合、呼タイプはテザードであり得る。第1のモデム1405aの呼タイプ210が埋込みではない(したがってテザードである)場合、ユーザ機器(UE)1404は、1516で、第2のエアインターフェース106bを介してメッセージを拒否してよい。第1のモデム1405aの呼タイプ210が埋込みである場合、ユーザ機器(UE)1404は、1514で、第2のモデム1405bを使用する第2のエアインターフェース106bを介してメッセージを受信することができる。
図16は、呼スロットリングが使われるときのモデム間通信のためのシナリオを示す呼フロー図である。データ呼を確立するために試行が、ある特定の回数を失敗した後、データ呼を試みているモデム1605は、スロットル状態に入り得る。個々のモデム1605に関するスロットリング状態の実施態様は、様々な公知の技術によって行われ得る。
ユーザ機器(UE)1604は、アプリケーションプロセッサ1639と、LTE/EHRPD/EVDO接続性を提供する第1のモデム1605aと、1x/IS95接続性を提供する第2のモデム1605bとを含み得る。ネットワークは、エボリューションデータ最適化(EVDO)無線アクセスネットワーク(RAN)1622と、1x基地局1621と、パケットデータサービスノード(PDSN)1632とを含み得る。ユーザ機器(UE)1604は最初に、2つのエアインターフェース106(たとえば、エボリューションデータ最適化(EVDO)および1x)を介して使用可能な接続性を有するデュアルカバレージエリアにあり得る。時間t1で、第2のモデム1605bは、1685で、アプリケーションプロセッサ1639上のオペレーティングシステム(OS)に1x接続性をレポートすることができる。時間t2で、第1のモデム1605aは、1652で、オペレーティングシステム(OS)にエボリューションデータ最適化(EVDO)接続性をレポートすることができる。時間t1およびt2は、実質的に同じ時間であり得ることに留意されたい。オペレーティングシステム(OS)は、エボリューションデータ最適化(EVDO)が好適であると判定し、1654aで、第1のモデム1605aに、時間t3で、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続を確立するよう命令することができる。
時間t4で、第1のモデム1605aは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)構成要求メッセージ1674をパケットデータサービスノード(PDSN)1632に送ることができる。ただし、パケットデータサービスノード(PDSN)1632は、1686aで、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)をセットアップすることができない場合がある。これは、ネットワーク輻輳の結果であり得る。時間t5で、第1のモデム1605aは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)構成要求再試行メッセージ1687aをパケットデータサービスノード(PDSN)1632に送ることによって、接続の確立を再度試みることができる。パケットデータサービスノード(PDSN)1632は依然として、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続をセットアップすることができない場合がある。時間t6で、第1のモデム1605aは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)Config−Req再試行メッセージ1687bをパケットデータサービスノード(PDSN)1632に再度送ることができる。パケットデータサービスノード(PDSN)1632は依然として、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続をセットアップすることができない場合がある。時間t7で、第1のモデム1605aは、1688aで、データ呼を確立することができなかったことをアプリケーションプロセッサ1639にシグナリングすることができる。
時間t8で、アプリケーションプロセッサ1639は、1654bで、第1のモデム1605aに、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ呼を確立するよう再度命令することができる。時間t9で、第1のモデム1605aは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)構成要求メッセージ1687cをパケットデータサービスノード(PDSN)1632に送ることができる。ただし、パケットデータサービスノード(PDSN)1632は、1686bで、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)をセットアップすることができない場合がある。時間t10で、第1のモデム1605aは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)構成要求再試行メッセージ1687dをパケットデータサービスノード(PDSN)1632に送ることによって、接続の確立を再度試みることができる。パケットデータサービスノード(PDSN)1632は依然として、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続をセットアップすることができない場合がある。時間t11で、第1のモデム1605aは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)Config−Req再試行メッセージ1687eをパケットデータサービスノード(PDSN)1632にさらにもう一度送ることができる。パケットデータサービスノード(PDSN)1632は依然として、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)接続をセットアップすることができない場合がある。
時間t12で、第1のモデム1605aは、1688bで、データ呼を確立することができなかったことをアプリケーションプロセッサ1639にシグナリングすることができる。この時、ユーザ機器(UE)1604は、1689で、呼スロットル状態に入り得る。ネットワークによって呼確立要求が拒絶されたとき、モデム1605を用いた、スロットリングに関連した手順が効力を生じ得ることを諒解されたい。そのような手順は、様々な公知の技術によって実装され得る。呼スロットル状態にある間、ユーザ機器(UE)1604は、ネットワークにさらなるデータ呼セットアップメッセージを送るのを、一定の期間控えればよい。
時間t13で、アプリケーションプロセッサ1639は、1654cで、第1のモデム1605aに、エボリューションデータ最適化(EVDO)を介したデータ呼を確立するよう指令することができる。時間t14で、第1のモデム1605aは、1690で、呼スロットル状態にあることをアプリケーションプロセッサ1639にシグナリングすることができる。時間t15で、ユーザ機器(UE)1604は、1x専用カバレージエリア540に入り得る。第1のモデム1605aは、1691で、エボリューションデータ最適化(EVDO)接続性が失われたことをオペレーティングシステム(OS)にレポートすることができる。第2のモデム1605bは、1694で、オペレーティングシステム(OS)に、時間t16で、1x接続性をレポートすることができる。時間t17で、オペレーティングシステム(OS)は、1692で、第2のモデム1605bに、1xデータ呼を確立するよう命令することができる。第1のモデム1605aが呼スロットル状態にあるとしても、第2のモデム1605bは、呼スロットル状態になくてよい。第2のモデム1605bは、1693で、ユーザ機器(UE)が呼スロットル状態にあるはずだとしても、1xエアインターフェースを介したデータ呼の確立を試みることができる。
このシナリオにおいて、ネットワークオペレータは、1xおよびエボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106に対して同じパケットデータサービスノード(PDSN)1632を展開することができる。ユーザ機器(UE)1604が、(おそらく、IPまたはポイントツーポイントプロトコル(PPP)レベルの故障のせいで)エボリューションデータ最適化(EVDO)に対して呼スロットル状態にあるとき、ユーザ機器(UE)1604は概して、1xカバレージエリアに入るとき、1xを介したデータ呼を試みるべきではない。各モデム1605は、他方のモデム1605に、追加状態情報(たとえば、他方のモデムの呼スロットリング状態についての状態情報)を問い合わせることが可能であり得る。この追加情報により、ユーザ機器(UE)1604は、カバレージエリアを変更するとき、呼スロットル状態に留まることが可能になり得る。これについては、エボリューションデータ最適化(EVDO)および1xカバレージエリアに関して説明する。
1x(第2のモデム1605b用)またはエボリューションデータ最適化(EVDO)(第1のモデム1605a用)上でデータ呼を開始する前に、開始側モデム1605は、他方のモデム1605に、上で論じたデータ呼状態207情報に加えて、その呼スロットリング状態情報を問い合わせることができる。他方のモデム1605の呼スロットル状態212についての情報が「非スロットル」を戻した場合、データ呼の開始は直ちに進行し得る。ただし、他方のモデム1605の呼スロットル状態212が「スロットル」であり、呼スロットル状態212が「無線不具合」に起因しない場合、開始側モデム1605は、(ユーザ機器(UE)1604が呼スロットル状態212に留まるように)呼スロットル状態212に入り、アプリケーションプロセッサ1639によって要求されたデータ呼試行を拒否することができる。開始側モデム1605は、試行カウンタ213に、同じ回数のデータ呼試行を保持することができ、他方のモデム1605が中止したスロットリングタイマー214を維持することができる。
1xエアインターフェース106が第2のモデム1605b上にあり、エボリューションデータ最適化(EVDO)エアインターフェース106が第1のモデム1605a上で使用可能であるユーザ機器(UE)1604というコンテキストで、スロットル状態ソリューションについて上述したが、このソリューションは、同じIPコアネットワーク229に接続する2つのエアインターフェース技術を有するどのユーザ機器(UE)1604にも拡張することができる。たとえば、発展型高速パケットデータ(EHRPD)エアインターフェース106が第1のモデム1605a上にあり、Long Term Evolution(LTE)エアインターフェース106が第2のモデム1605上にあるユーザ機器(UE)1604が使われ得る。
図17は、呼スロットリングが使われるときのモデム間通信のための方法1700のフロー図である。方法1700は、第1のモデム105aおよび第2のモデム105bを有するユーザ機器(UE)104によって実施され得る。ユーザ機器(UE)104は、1702で、アプリケーションから、第1のモデム105aを使用する第1のエアインターフェース106a上で、ネットワークを介したデータ呼を確立するために要求を受信し得る。ユーザ機器(UE)104は、1704で、第2のモデム105bの呼スロットル状態212を判定することができる。ユーザ機器(UE)104は、1706で、第2のモデム105bが呼スロットル状態にあるかどうか判定することができる。第2のモデム105bが呼スロットル状態にない場合、ユーザ機器(UE)104は、1708で、第1のモデム105aを使用する第1のエアインターフェース106aを介したデータ呼を確立することができる。
第2のモデム105bが呼スロットル状態にある場合、ユーザ機器(UE)104は、1710で、第2のモデム105bの呼スロットル状態212が無線不具合に起因するかどうか判定することができる。第2のモデム105bの呼スロットル状態212が無線不具合に起因する場合、ユーザ機器(UE)104は、1708で、第1のモデム105aを使用する第1のエアインターフェース106aを介したデータ呼を確立することができる。第2のモデム105bの呼スロットル状態212が無線不具合に起因しない場合、ユーザ機器(UE)104は、1712で、第1のモデム105a上で、第2のモデム105bの呼スロットル状態212と、試行カウンタ213と、スロットリングタイマー214とを使用することができる。言い換えれば、ユーザ機器(UE)104は、第1のモデム105a上で、第2のモデム105bの呼スロットル状態212と、試行カウンタ213と、スロットリングタイマー214とを実装することができる。ユーザ機器(UE)104は次いで、1714で、(第1のモデム105a上でのスロットリングが終了するまで)データ呼を拒否してよい。
図18に、ユーザ機器(UE)1804内に含まれ得るいくつかの構成要素を示す。ユーザ機器(UE)1804は、アクセス端末、移動局、ワイヤレス通信デバイスなどであってもよい。ユーザ機器(UE)1804はプロセッサ1803を含む。プロセッサ1803は、汎用シングルまたはマルチチップマイクロプロセッサ(たとえば、ARM)、特殊目的マイクロプロセッサ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイなどであり得る。プロセッサ1803は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることがある。図18のユーザ機器(UE)1804には単一のプロセッサ1803のみが示されているが、代替構成では、プロセッサ(たとえば、ARMとDSP)の組合せが使用され得る。
ユーザ機器(UE)1804はメモリ1805も含む。メモリ1805は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子構成要素であり得る。メモリ1805は、それらの組合せを含む、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAM内のフラッシュメモリデバイス、プロセッサとともに含まれたオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタなどとして、実施されてもよい。
データ1807aおよび命令1809aは、メモリ1805に記憶され得る。命令1809aは、本明細書で開示された方法を実装するために、プロセッサ1803によって実行可能であり得る。命令1809aを実行することは、メモリ1805に記憶されたデータ1807aの使用を含み得る。プロセッサ1803が命令1809aを実行するとき、命令1809bの様々な部分がプロセッサ1803上にロードされてもよく、様々なデータ1807bがプロセッサ1803上にロードされてもよい。
ユーザ機器(UE)1804はまた、ユーザ機器(UE)1804への信号の送信およびユーザ機器(UE)1804からの信号の受信を可能にするために、送信機1811と受信機1813とを含んでもよい。送信機1811と受信機1813とはトランシーバ1815と総称され得る。複数のアンテナ1817a〜bは、トランシーバ1815に電気的に結合され得る。ユーザ機器(UE)1804はまた、複数の送信機と、複数の受信機と、複数のトランシーバと、および/または、追加のアンテナとを含んでもよい(図示せず)。
ユーザ機器(UE)1804は、デジタル信号プロセッサ(DSP)1821を含んでもよい。ユーザ機器(UE)1804はまた、通信インターフェース1823を含んでもよい。通信インターフェース1823は、ユーザがユーザ機器(UE)1804と対話できるようにすることができる。
ユーザ機器(UE)1804の様々な構成要素は、パワーバス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバスなどを含むことができ得る1つまたは複数のバスによって一緒に結合され得る。明確にするために、様々なバスは、図18において、バスシステム1819として例示される。
本明細書に記載の技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む様々な通信システムに使用できる。そのような通信システムの例には、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ぶこともできる。OFDMでは、各サブキャリアはデータで独立して変調できる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためにインターリーブされたFDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するために局所FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するために拡張FDMA(EFDMA)を利用することができる。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。
「判定」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって、「判定」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認などを含むことができる。また、「判定」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「判定」は、解決、選択、選出、確立などを含むことができる。
「に基づいて」という句は、別段に明示されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という句は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を表す。
「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などを包含するものと広く解釈されたい。いくつかの状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを指すことがある。「プロセッサ」という用語は、処理デバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成を指すことがある。
「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子構成要素を包含するものと広く解釈されたい。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データストレージ、レジスタなど、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を指すことがある。プロセッサがメモリから情報を読み取り、および/または情報をメモリに書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子的に通信していると言われる。プロセッサに一体化されたメモリは、プロセッサと電子通信している。
「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプの(1つまたは複数の)コンピュータ可読ステートメントを含むものと広く解釈されたい。たとえば、「命令」および「コード」という用語は、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャなどを指すことがある。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多くのコンピュータ可読ステートメントを備え得る。
本明細書で説明する機能は、ハードウェアによって実行されているソフトウェアまたはファームウェアで実装され得る。機能は、1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。「コンピュータ可読媒体」または「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスすることができる、任意の有形の記憶媒体を指す。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイスもしくは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備え得る。本明細書で使用されるような、ディスク(disk)およびディスク(disc)には、コンパクトディスク(CD)と、レーザディスクと、光ディスクと、デジタル多用途ディスク(DVD)と、フロッピー(登録商標)ディスクと、ブルーレイ(登録商標)ディスクとが含まれ、ただし、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生するが、ディスク(disc)は、データをレーザにより光学的に再生する。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するために1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく互いに入れ替えることができる。言い換えれば、説明する方法の適切な動作のためにステップまたはアクションの特定の順序が必要とされない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲の範囲を逸脱することなく修正され得る。
さらに、図10、図12、図15および図17によって示されたものなど、本明細書で説明する方法および技法を実行するためにモジュールおよび/または他の適切な手段は、デバイスによってダウンロードおよび/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、デバイスは、本明細書で説明する方法を実行するために手段の転送を可能にするために、サーバに結合できる。代替的に、本明細書で説明する様々な方法は、記憶手段をデバイスに結合するかまたは与えるときにデバイスが様々な方法を獲得することができるように、記憶手段(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(disc)(CD)またはフロッピーディスク(disk)などの物理的記憶媒体など)によって与えることができる。
特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲の範囲を逸脱することなく、本明細書で説明したシステム、方法、および装置の構成、動作および詳細において、様々な改変、変更および変形を行うことができる。
特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲の範囲を逸脱することなく、本明細書で説明したシステム、方法、および装置の構成、動作および詳細において、様々な改変、変更および変形を行うことができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
モデム間調整のための方法であって、
第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立することと、
第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出することと、
前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することと、
前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了することと、
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始することと
を備える方法。
[C2]
前記第1のモデムによってタイマーを始動することをさらに備え、前記タイマーが終了すると、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしに変更される、
[C1]に記載の方法。
[C3]
前記第2のモデムによってタイマーを始動することをさらに備え、前記タイマーが終了すると、前記ネットワークへの前記第2のデータ接続が開始される、
[C1]に記載の方法。
[C4]
前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みまたはデータ呼切断中である、
[C1]に記載の方法。
[C5]
前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第2のモデムの前記データ呼状態を前記第1のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第2のモデムから受信することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C6]
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第1のモデムの前記データ呼状態を前記第2のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第1のモデムから受信することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C7]
前記ネットワークへの前記第2のデータ接続は、前記第1のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供する、
[C1]に記載の方法。
[C8]
前記方法は、前記第1のモデムと前記第2のモデムとを備えるユーザ機器によって実施される、
[C1]に記載の方法。
[C9]
モデム間調整のための方法であって、
第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立することと、
前記ネットワークからのメッセージの通知を第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で受信することと、
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末のための前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することと
を備える方法。
[C10]
前記第1のモデムの前記データ呼状態が、データ呼立ち上げ中、データ呼確立済み、およびデータ呼切断中のうちの1つである場合、前記第2のモデムによって前記第1のモデムの呼タイプを判定することをさらに備える、
[C9]に記載の方法。
[C11]
前記呼タイプがテザードである場合、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを拒否することをさらに備える、
[C10]に記載の方法。
[C12]
前記呼タイプが埋込みである場合、前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することをさらに備える、
[C10]に記載の方法。
[C13]
前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することは、Rmリンク上でテザーデバイスとのテザード回線交換データ呼を確立することを備える、
[C9]に記載の方法。
[C14]
前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つである、
[C9]に記載の方法。
[C15]
前記メッセージは、ページングメッセージである、
[C9]に記載の方法。
[C16]
前記方法は、前記第1のモデムと前記第2のモデムとを備えるユーザ機器によって実施される、
[C9]に記載の方法。
[C17]
呼スロットリング中のモデム間調整のための方法であって、
第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信することと、
前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定することと、
前記第2のモデムがスロットルでない場合、前記データ呼を、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介して確立することと
を備える方法。
[C18]
前記第2のモデムがスロットルであり、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因するかどうか判定することと、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因する場合、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立することと
をさらに備える、[C17]に記載の方法。
[C19]
前記第2のモデムがスロットルであり、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因しないと判定することと、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態と、試行カウンタと、スロットリングタイマーとを、前記第1のモデム上で使用することと、
前記データ呼を確立するために前記要求を拒否することと
をさらに備える、[C17]に記載の方法。
[C20]
前記方法は、前記第1のモデムと前記第2のモデムとを備えるユーザ機器によって実施される、
[C17]に記載の方法。
[C21]
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、前記プロセッサによって、
第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立することと、
第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出することと、
前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することと、
前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記第1のモデムによる、前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了することと、
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始することと
を実行可能である、ワイヤレスデバイス。
[C22]
前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つである、
[C21]に記載のワイヤレスデバイス。
[C23]
前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第2のモデムの前記データ呼状態を前記第1のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第2のモデムから受信することを備える、
[C21]に記載のワイヤレスデバイス。
[C24]
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第1のモデムの前記データ呼状態を前記第2のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第1のモデムから受信することを備える、
[C21]に記載のワイヤレスデバイス。
[C25]
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、前記プロセッサによって、
第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立することと、
第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で、前記ネットワークからのメッセージの通知を受信することと、
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末向けの、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することと
を実行可能である、ワイヤレスデバイス。
[C26]
前記命令は、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしではない場合、前記第2のモデムによって前記第1のモデムの呼タイプを判定するようにさらに実行可能である、
[C25]に記載のワイヤレスデバイス。
[C27]
前記命令は、前記呼タイプがテザードであるとき、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを拒否するようにさらに実行可能である、
[C26]に記載のワイヤレスデバイス。
[C28]
前記命令は、前記呼タイプが埋込みであるとき、前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信するようにさらに実行可能である、
[C26]に記載のワイヤレスデバイス。
[C29]
前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することは、Rmリンク上でテザーデバイスとのテザード回線交換データ呼を確立することを備える、
[C25]に記載のワイヤレスデバイス。
[C30]
前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つである、
[C25]に記載のワイヤレスデバイス。
[C31]
前記メッセージがページングメッセージである、
[C25]に記載のワイヤレスデバイス。
[C32]
呼スロットリング中のモデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、前記プロセッサによって、
第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、データ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信することと、
前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定することと、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態がスロットルでないとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立することと
を実行可能である、ワイヤレスデバイス。
[C33]
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態は、スロットルであり、前記命令は、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因するかどうか判定することと、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因するとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立することと
をさらに実行可能である、[C32]に記載のワイヤレスデバイス。
[C34]
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態は、スロットルであり、前記命令は、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因しないと判定することと、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態と、試行カウンタと、スロットリングタイマーとを、前記第1のモデム上で使用することと、
前記データ呼を確立するために前記要求を拒否することと
をさらに実行可能である、[C32]に記載のワイヤレスデバイス。
[C35]
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立するための手段と、
第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出するための手段と、
前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定するための手段と、
前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第1のモデムによる、前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了するための手段と、
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定するための手段と、
前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始するための手段と
を備える、ワイヤレスデバイス。
[C36]
モデム間調整のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
ワイヤレスデバイスに、第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第1のモデムによる前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始させるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C37]
モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立するための手段と、
前記ネットワークからのメッセージの通知を、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で受信するための手段と、
前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定するための手段と、
前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末向けの、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信するための手段と
を備える、ワイヤレスデバイス。
[C38]
モデム間調整のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
ワイヤレスデバイスに、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で、前記ネットワークからのメッセージの通知を受信させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末向けの、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信させるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C39]
呼スロットリング中のモデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信するための手段と、
前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定するための手段と、
前記第2のモデムの前記呼スロットル状態がスロットルでないとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立するための手段と
を備える、ワイヤレスデバイス。
[C40]
呼スロットリング中のモデム間調整のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
ワイヤレスデバイスに、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、データ呼を確立するために、アプリケーションからの要求を受信させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定させるためのコードと、
前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムの前記呼スロットル状態がスロットルでないとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立させるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (40)

  1. モデム間調整のための方法であって、
    第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立することと、
    第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出することと、
    前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することと、
    前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了することと、
    前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
    前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始することと
    を備える方法。
  2. 前記第1のモデムによってタイマーを始動することをさらに備え、前記タイマーが終了すると、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしに変更される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のモデムによってタイマーを始動することをさらに備え、前記タイマーが終了すると、前記ネットワークへの前記第2のデータ接続が開始される、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みまたはデータ呼切断中である、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第2のモデムの前記データ呼状態を前記第1のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第2のモデムから受信することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第1のモデムの前記データ呼状態を前記第2のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第1のモデムから受信することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記ネットワークへの前記第2のデータ接続は、前記第1のデータ接続よりも良好なデータサービスを提供する、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記方法は、前記第1のモデムと前記第2のモデムとを備えるユーザ機器によって実施される、
    請求項1に記載の方法。
  9. モデム間調整のための方法であって、
    第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立することと、
    前記ネットワークからのメッセージの通知を第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で受信することと、
    前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
    前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末のための前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することと
    を備える方法。
  10. 前記第1のモデムの前記データ呼状態が、データ呼立ち上げ中、データ呼確立済み、およびデータ呼切断中のうちの1つである場合、前記第2のモデムによって前記第1のモデムの呼タイプを判定することをさらに備える、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記呼タイプがテザードである場合、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを拒否することをさらに備える、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記呼タイプが埋込みである場合、前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することをさらに備える、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することは、Rmリンク上でテザーデバイスとのテザード回線交換データ呼を確立することを備える、
    請求項9に記載の方法。
  14. 前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つである、
    請求項9に記載の方法。
  15. 前記メッセージは、ページングメッセージである、
    請求項9に記載の方法。
  16. 前記方法は、前記第1のモデムと前記第2のモデムとを備えるユーザ機器によって実施される、
    請求項9に記載の方法。
  17. 呼スロットリング中のモデム間調整のための方法であって、
    第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信することと、
    前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定することと、
    前記第2のモデムがスロットルでない場合、前記データ呼を、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介して確立することと
    を備える方法。
  18. 前記第2のモデムがスロットルであり、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因するかどうか判定することと、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因する場合、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立することと
    をさらに備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2のモデムがスロットルであり、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因しないと判定することと、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態と、試行カウンタと、スロットリングタイマーとを、前記第1のモデム上で使用することと、
    前記データ呼を確立するために前記要求を拒否することと
    をさらに備える、請求項17に記載の方法。
  20. 前記方法は、前記第1のモデムと前記第2のモデムとを備えるユーザ機器によって実施される、
    請求項17に記載の方法。
  21. モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備え、前記命令は、前記プロセッサによって、
    第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立することと、
    第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出することと、
    前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することと、
    前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしである場合、前記第1のモデムによる、前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了することと、
    前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
    前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始することと
    を実行可能である、ワイヤレスデバイス。
  22. 前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つである、
    請求項21に記載のワイヤレスデバイス。
  23. 前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第2のモデムの前記データ呼状態を前記第1のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第2のモデムから受信することを備える、
    請求項21に記載のワイヤレスデバイス。
  24. 前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することは、前記第1のモデムの前記データ呼状態を前記第2のモデムにシグナリングするためにモデム間通信を前記第1のモデムから受信することを備える、
    請求項21に記載のワイヤレスデバイス。
  25. モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備え、前記命令は、前記プロセッサによって、
    第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立することと、
    第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で、前記ネットワークからのメッセージの通知を受信することと、
    前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定することと、
    前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末向けの、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することと
    を実行可能である、ワイヤレスデバイス。
  26. 前記命令は、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしではない場合、前記第2のモデムによって前記第1のモデムの呼タイプを判定するようにさらに実行可能である、
    請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  27. 前記命令は、前記呼タイプがテザードであるとき、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを拒否するようにさらに実行可能である、
    請求項26に記載のワイヤレスデバイス。
  28. 前記命令は、前記呼タイプが埋込みであるとき、前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信するようにさらに実行可能である、
    請求項26に記載のワイヤレスデバイス。
  29. 前記第2のモデムを使用する前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信することは、Rmリンク上でテザーデバイスとのテザード回線交換データ呼を確立することを備える、
    請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  30. 前記データ呼状態は、データ呼なし、データ呼確立中、データ呼確立済みおよびデータ呼切断中のうちの1つである、
    請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  31. 前記メッセージがページングメッセージである、
    請求項25に記載のワイヤレスデバイス。
  32. 呼スロットリング中のモデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備え、前記命令は、前記プロセッサによって、
    第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、データ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信することと、
    前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定することと、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態がスロットルでないとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立することと
    を実行可能である、ワイヤレスデバイス。
  33. 前記第2のモデムの前記呼スロットル状態は、スロットルであり、前記命令は、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因するかどうか判定することと、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因するとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立することと
    をさらに実行可能である、請求項32に記載のワイヤレスデバイス。
  34. 前記第2のモデムの前記呼スロットル状態は、スロットルであり、前記命令は、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態が無線不具合に起因しないと判定することと、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態と、試行カウンタと、スロットリングタイマーとを、前記第1のモデム上で使用することと、
    前記データ呼を確立するために前記要求を拒否することと
    をさらに実行可能である、請求項32に記載のワイヤレスデバイス。
  35. モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
    第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立するための手段と、
    第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出するための手段と、
    前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定するための手段と、
    前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第1のモデムによる、前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了するための手段と、
    前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定するための手段と、
    前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始するための手段と
    を備える、ワイヤレスデバイス。
  36. モデム間調整のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
    ワイヤレスデバイスに、第1のモデムによって提供される第1のエアインターフェースを使用する第1のネットワークカバレージエリア内のネットワークへの第1のデータ接続を確立させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、第2のモデムによって提供される第2のエアインターフェースで第2のネットワークカバレージエリアを検出させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムによって前記第2のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第1のモデムによる前記ネットワークへの前記第1のデータ接続を終了させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムによって提供される前記第2のエアインターフェースを使用する前記ネットワークへの第2のデータ接続を開始させるためのコードと
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  37. モデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
    第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立するための手段と、
    前記ネットワークからのメッセージの通知を、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で受信するための手段と、
    前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定するための手段と、
    前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末向けの、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信するための手段と
    を備える、ワイヤレスデバイス。
  38. モデム間調整のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
    ワイヤレスデバイスに、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、テザー端末とネットワークとの間のデータ接続を確立させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、第2のモデムを使用する第2のエアインターフェース上で、前記ネットワークからのメッセージの通知を受信させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムによって前記第1のモデムのデータ呼状態を判定させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムの前記データ呼状態がデータ呼なしであるとき、前記第2のモデムを使用する前記テザー端末向けの、前記第2のエアインターフェースを介した前記メッセージを受信させるためのコードと
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  39. 呼スロットリング中のモデム間調整のために構成されたワイヤレスデバイスであって、
    第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上でデータ呼を確立するためにアプリケーションからの要求を受信するための手段と、
    前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定するための手段と、
    前記第2のモデムの前記呼スロットル状態がスロットルでないとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立するための手段と
    を備える、ワイヤレスデバイス。
  40. 呼スロットリング中のモデム間調整のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
    ワイヤレスデバイスに、第1のモデムを使用する第1のエアインターフェース上で、データ呼を確立するために、アプリケーションからの要求を受信させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第1のモデムによって第2のモデムの呼スロットル状態を判定させるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスに、前記第2のモデムの前記呼スロットル状態がスロットルでないとき、前記第1のモデムを使用する前記第1のエアインターフェースを介した前記データ呼を確立させるためのコードと
    を備える、コンピュータプログラム製品。
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