JP2013537022A - 非活性化された成分キャリアにおける電力制御 - Google Patents

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Abstract

キャリア・アグリゲーション(CA)を実施する無線通信システムによって、ある成分キャリアの活性化および非活性化が可能となる。再活性化されているアップリンク成分キャリアにおける送信電力は、再活性化時に使用されるべき適切な電力制御パラメータを予め決定することによって制御されうる。この予め決定された電力制御パラメータは、非活性化された成分キャリアの最後に知られた電力制御状態に依存しうるか、または、最初の低電力状態を適用するようにリセットされうる。

Description

本開示の態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、キャリア・アグリゲーション(CA)コンフィギュレーションにおけるアップリンク電力制御に関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクでUEへデータおよび制御情報を送信し、および/または、アップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンクでは、基地局からの送信が、近隣の基地局からの、または、その他の無線ラジオ周波数(RF)送信機からの送信による干渉と遭遇しうる。アップリンクでは、UEからの送信が、近隣の基地局と通信する別のUEのアップリンク送信からの、または、別の無線RF送信機からの干渉と遭遇しうる。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方のパフォーマンスを低下させうる。
モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けると、UEが長距離無線通信ネットワークにアクセスすることや、短距離無線システムがコミュニティにおいて展開されることとともに、干渉および混雑したネットワークの可能性が高まる。研究開発は、モバイル・ブロードバンド・アクセスのための増加する需要を満たすためのみならず、モバイル通信とのユーザ経験を進化および向上させるために、UMTS技術を進化させ続けている。
現在の開示の態様は、マルチキャリア・ユーザ機器(UE)による無線通信の方法を提供する。この方法は、成分キャリアが活性化状態にある場合、UEのために設定された成分キャリアの電力制御パラメータを決定することと、電力制御パラメータを決定した後に、成分キャリアを非活性化することと、を含む。この方法は、その後、非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、決定された電力制御パラメータから、非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択することと、UEの電力制御調節状態を確立するために、選択された電力制御パラメータ値を適用することと、を含む。この方法はさらに、確立された電力制御調節状態において、非活性化された成分キャリアを再活性化することを含む。
本開示の別の態様は、マルチキャリア・ユーザ機器(UE)を提供する。この装置は、成分キャリアが活性化状態にある場合、UEのために設定された成分キャリアの電力制御パラメータを決定する手段と、電力制御パラメータを決定した後に、成分キャリアを非活性化する手段と、を含む。UEはさらに、非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、決定された電力制御パラメータから、非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択する手段と、UEの電力制御調節状態を確立するために、選択された電力制御パラメータ値を適用する手段と、を含む。この方法はさらに、確立された電力制御調節状態において、非活性化された成分キャリアを再活性化する手段を含む。
本開示の別の態様は、マルチキャリア・ユーザ機器(UE)のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、記録されたプログラム・コードを有するコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、成分キャリアが活性化状態にある場合、UEのために設定された成分キャリアの電力制御パラメータを決定するためのプログラム・コードと、電力制御パラメータを決定した後に、成分キャリアを非活性化するためのプログラム・コードと、を含む。このプログラム・コードはまた、非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、決定された電力制御パラメータから、非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択するためのプログラム・コードと、UEの電力制御調節状態を確立するために、選択された電力制御パラメータ値を適用するためのプログラム・コードと、を含む。このプログラム・コードはさらに、確立された電力制御調節状態において、非活性化された成分キャリアを再活性化するためのプログラム・コードを含む。
本開示の別の態様は、マルチキャリア・ユーザ機器(UE)を提供する。UEは、少なくとも1つのプロセッサと、このプロセッサに接続されたメモリとを含む。プロセッサ(単数または複数)は、成分キャリアが活性化状態にある場合、UEのために設定された成分キャリアの電力制御パラメータを決定し、電力制御パラメータを決定した後に、成分キャリアを非活性化する、ように構成される。プロセッサ(単数または複数)はまた、非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、決定された電力制御パラメータから、非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択し、ユーザ機器(UE)の電力制御調節状態を確立するために、選択された電力制御パラメータ値を適用する、ように構成される。このプロセッサ(単数または複数)はさらに、確立された電力制御調節状態において、非活性化された成分キャリアを再活性化するように構成される。
以下に続く詳細記載が良好に理解されるために、本開示の特徴および技術的利点が、広く概説された。本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物を特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、マルチ・キャリア・テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を例示する図である。 図3は、アップリンク通信におけるフレーム構造の例を例示するブロック図である。 図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成されたマルチキャリア基地局/eノードBとUEとの設計を例示するブロック図である。 図5Aは、連続的なキャリア・アグリゲーション・タイプを開示する。 図5Bは、不連続なキャリア・アグリゲーション・タイプを開示する。 図6は、MACレイヤ・データ・アグリゲーションを開示する。 図7は、マルチ・キャリア・コンフィギュレーションにおいてラジオ・リンクを制御する方法を例示するブロック図である。 図8は、本開示の1つの態様にしたがう、アップリンク電力制御の方法を例示するブロック図である。 図9は、本開示の1つの態様にしたがう、アップリンク電力制御の方法を例示するブロック図である。 図10は、本開示の1つの態様にしたがう、アップリンク電力制御の方法を例示するブロック図である。 図11は、本開示の1つの態様にしたがう、アップリンク電力制御のための構成要素を例示するブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を示すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
本明細書で記載された技術は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワーク、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、テレコミュニケーション・インダストリ・アソシエーション(TIA)のcdma2000(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000(登録商標)技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからのIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を含んでいる。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術およびE−UTRA技術は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートシップ計画」(3GPP)と呼ばれる団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と呼ばれる団体からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のみならず、前述された無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のためにも使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEまたはLTE−A(代わりに、これらはともに“LTE/−A”と称される)について記載されており、このようなLTE−A用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、非活性化された成分キャリアにおける電力制御が実施される、LTE−Aネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eノードB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含む。eノードBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeノードB110は、特定の地理的エリアのために通信有効通信範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、有効通信範囲エリアにサービス提供しているeノードBおよび/またはeノードBサブシステムからなる特定の地理的有効通信範囲エリアを称しうる。
eノードBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、一般に、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、一般に、比較的小さな地理的エリアをカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルもまた一般に、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、無制限のアクセスに加えて、フェムト・セルとの関連付けを持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)内のUE、住宅内のユーザのためのUE等)による制限付のアクセスをも提供しうる。マクロ・セルのためのeノードBは、マクロeノードBと称されうる。ピコ・セルのためのeノードBは、ピコeノードBと称されうる。そして、フェムト・セルのためのeノードBは、フェムトeノードBまたはホームeノードBと称されうる。図1に示す例では、eノードB110a,110b,110cは、マクロ・セル102a,102b,102cそれぞれのためのマクロeノードBでありうる。eノードB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeノードBでありうる。そして、eノードB110y,110zは、それぞれフェムト・セル102y,102zのためのフェムトeノードBである。eノードBは、1または複数(例えば2,3,4個等)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eノードB、UE等)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeノードB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示す例では、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eノードB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeノードB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等のような異なるタイプのeノードBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeノードBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeノードBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeノードB、フェムトeノードB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作を支援しうる。同期動作の場合、eノードBは、類似のフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的にほぼ揃えられうる。非同期動作の場合、eノードBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的に揃わない場合がある。ここに記載された技術は、同期動作あるいは非同期動作の何れかのために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eノードB110のセットに接続しており、これらeノードB110のための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeノードB110と通信しうる。eノードB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線バックホールまたは有線バックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、タブレット等でありうる。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等と通信することができうる。図1では、両矢印の実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeノードBであるサービス提供eノードBとの間の所望の送信を示す。両矢印の破線は、UEとeノードBとの間の干渉送信を示す。
図示されるように、eノード110は、複数の成分キャリア(CC)でUE 120と通信しうる。CCは、無線ネットワーク100における通信のために使用される周波数の範囲を称し、ダウンリンクCCおよびアップリンクCCを含みうる。例えば、eノードB100aは、その有効通信範囲エリア内のUE120aへ、複数のダウンリンクCCで制御送信およびデータ送信を送りうる。UE120aは、データ送信を受信して復号しうる。UE120aは、1または複数のアップリンクCCで、ダウンリンク送信をアクノレッジしうる。
eノードB110は、UE120のために利用可能なCCの数を、時々変更しうる。例えば、eノードB110は、個々のCCを追加または削除することによって、UEのキャリア・コンフィギュレーションを変更しうる。いくつかの実例では、CCコンフィギュレーションまたは再コンフィギュレーションは、例えば、1または複数のRRCメッセージをUE120へ送信することによって、高次レイヤ・シグナリングによって達成されうる。本明細書に記載されるように、CCコンフィギュレーションを変更することは、比較的遅い処理でありうるので、eノードB110は、代わりに、特定のUE120による使用のためにすでに設定されたキャリアを活性化または非活性化しうる。活性化または非活性化は、eノードB110からのダウンリンク・コマンドによって比較的迅速に(例えば、数ミリ秒で)達成されうる。CCが非活性化されている間、UE120は、非活性化されたCCのモニタリングを制限することによって、節電しうる。例えば、UE120は、電力制御の目的で経路喪失測定を実行する頻度を下げるか、および/または、非活性化されたCCに悪影響を与える電力制御コマンドのモニタリングを停止しうる。
LTEは、ダウンリンクで直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに分割する。おのおののサブキャリアは、データとともに変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ分割されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6リソース・ブロック)をカバーし、1.25,2.5,5,10,15,または20MHzの対応するシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,または16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDD構造200を示す。フレーム構造200は、例えば、無線ネットワーク100においてeノード110がUE120と通信する1つのダウンリンクCCに対応しうる。
図2に図示されるダウンリンク送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に分割されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ分割されうる。おのおののサブフレームは、2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、(例えば、図2に示すような)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、例えば、7つのシンボル期間を含み、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ分割されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSCまたはPSS)および二次同期信号(SSCまたはSSS)を送信しうる。FDD動作モードの場合、図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号が、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図2で見られるように、eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、小さなシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図2に示す例では、M=3である。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PDCCHおよびPHICHもまた、図2に示す例における最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中央の1.08MHzでPSC、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間において、システム帯域幅全体で、PCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループにPDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用される特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHにおいてすべてのUEのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
非活性化された成分キャリアの電力制御情報もまた、フレーム構造200内でUEに提供されうる。例えば、UE120bは、eノードB110bと通信するために、2つのダウンリンクCC(CC1,CC2)および1つのアップリンクCCを用いて設定されうる。CC1は、UE120bのための一次成分キャリア(PCC)として指定され、CC2は、二次成分キャリア(SCC)でありうる。eノードB110bは、UE120bへコマンドを送信し、これによって、UE120bは、CC2を非活性化する。非活性化状態にある間、UE120bは、CC2における制御チャネル送信をモニタリングすることを停止しうる。UE120bは、再活性化コマンドを受信し、この再活性化コマンドに応じて、CC2を活性化状態に移行させうる。本明細書に記載されるように、UE120bは、活性化状態にある間、CC2のための電力制御パラメータを決定し、再活性化コマンドを受信すると、CC2のための電力制御調節状態を確立し、確立された電力制御調節状態において、CC2を再活性化しうる。
図3は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なアップリンク・フレーム構造300を例示するブロック図である。フレーム構造300は、再活性化された成分キャリアの通信において、無線ネットワーク100において見られうる。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロック(RB)は、データ・セクションおよび制御セクションに分割されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図3における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEは、連続するサブキャリアのすべてがデータ・セクション内に割り当てられるようになる。
UEは、eノードBへ制御情報を送信するために、制御セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットに及び、図3に示すように、周波数を越えてホップしうる。1つの態様によれば、緩和された単一キャリア動作において、ULリソースで並列なチャネルが送信されうる。例えば、制御およびデータ・チャネル、並列制御チャネル、および並列データ・チャネルが、UEによって送信されうる。
PSC(一次同期キャリア)、SSC(二次同期キャリア)、CRS(共通基準信号)、PBCH、PUCCH、PUSCH、および、LTE/−Aで使用される他のこのような信号およびチャネルは、公的に利用可能な、「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
図4は、後述するように、非活性化された成分キャリアで電力制御を実施しうる基地局/eノードB110およびUE120の設計のブロック図を示す。eノードBおよびUEは、図1におけるUEのうちの1つ、および、基地局/eノードBのうちの1つでありうる。例えば、基地局110は、図1におけるマクロeノードB110bでありうる。そして、UE120は、UE120bでありうる。基地局110はさらに、その他いくつかのタイプの基地局でもありうる。基地局110は、アンテナ434a乃至434tを備え、UE120は、アンテナ452a乃至452rを備えうる。
基地局110では、送信プロセッサ420が、データ・ソース412からデータを、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。プロセッサ420は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。プロセッサ420はさらに、例えばPSS、SSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能であれば、データ・シンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、出力シンボル・ストリームを変調器(MOD)432a乃至432tに提供しうる。おのおのの変調器432は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器432はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器432a乃至432tからのダウンリンク信号は、アンテナ434a乃至434tを介してそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ452a乃至452rが、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)454a乃至454rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器454は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器454はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a乃至454rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ464が、データ・ソース462から(例えばPUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ480から(例えばPUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ464はさらに、基準信号のための基準シンボルをも生成しうる。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)変調器454a乃至454rによって処理され、基地局110へ送信されうる。基地局110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器436によって検出され、さらに、受信プロセッサ438によって処理されて、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得されうる。プロセッサ438は、復号されたデータをデータ・シンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440へ提供しうる。基地局110は、例えばX2インタフェース441を介して、他の基地局へメッセージを送信しうる。
コントローラ/プロセッサ440,480は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。基地局110におけるプロセッサ440および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載された技術のためのさまざまな処理の実行または実行の指示を行いうる。UE120におけるプロセッサ480および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、使用方法フロー・チャート図8−10に例示された機能ブロック、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または実行の指示を行いうる。メモリ442,482は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
LTEアドバンストは、各方向における送信のために使用される、最大で合計100MHzのキャリア・アグリゲーション(5成分のキャリア)に割り当てられた最大20MHz帯域幅のスペクトルを用いる。一般に、アップリンクではダウンリンクよりも少ないトラフィックしか送信されないので、アップリンク・スペクトル割当は、ダウンリンク・スペクトル割当よりも小さくなりうる。例えば、20MHzがアップリンクに割り当てられた場合、ダウンリンクは100MHzを割り当てられうる。これらの非対称な割当は、スペクトルを節約し、ブロードバンド加入者による一般に非対称な帯域幅利用に良く適合する。
LTEアドバンスト・モバイル・システムの場合、キャリア・アグリゲーション(CA)方法の2つのタイプ、すなわち、非活性化された成分キャリアにおける電力制御が実施されうる連続的なCAおよび不連続なCAが使用されうる。これらは図5Aおよび図5Bに例示されている。利用可能な複数の成分キャリアが、周波数帯域に沿って分離されている場合、不連続なCAが生じる(図5B)。一方、利用可能な複数の成分キャリアが、互いに隣接している場合、連続的なCAが生じる(図5A)。LTEアドバンストUEの1つのユニットにサービス提供するために、不連続なCAと連続的なCAとの両方が、複数のLTE/成分キャリアをアグリゲートする。
LTEアドバンストUEでは、不連続なCAを用いて、複数のRF受信ユニットおよび複数のFFTが配置されうる。なぜなら、これらキャリアは、周波数帯域に沿って分離されているからである。不連続なCAは、分離された複数のキャリアによるデータ送信を、広い周波数範囲にわたってサポートするので、伝搬経路喪失特性、ドップラ・シフト特性、およびその他のラジオ・チャネル特性は、異なる周波数帯域において実質的に変動しうる。
したがって、不連続なCAアプローチにおけるブロードバンド・データ送信をサポートするために、異なる成分キャリアのための符号化、変調、および送信電力を適応的に調節するための方法が使用されうる。例えば、エンハンスト・ノードB(eノードB)が、各成分キャリアにおいて固定された送信電力を有するLTEアドバンスト・システムでは、各成分キャリアの有効な通信範囲またはサポート可能な変調および符号化は異なりうる。
図6は、IMTアドバンスト・システムのために、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおいて、異なる成分キャリアからの送信ブロック(TB)をアグリゲートすることを例示する。ここでは、非活性化された成分キャリアで電力制御が実施されうる。MACレイヤ・データ・アグリゲーションでは、各成分キャリアは、MACレイヤに、自身の独立したハイブリッド自動反復要求(HARQ)エンティティと、物理レイヤに、自身の送信構成パラメータ(例えば、送信電力、変調および符号化スキーム、および複数のアンテナ構成)とを有する。同様に、物理レイヤには、各成分キャリアのために、1つのHARQエンティティが提供される。
一般に、複数の成分キャリアのための制御チャネル・シグナリングを展開するために、3つの異なるアプローチが存在する。第1のアプローチは、LTEシステムにおける制御構造を若干修正することを含む。ここでは、各成分キャリアは、自身の符号化制御チャネルを与えられる。
第2の方法は、異なる成分キャリアの制御チャネルを統合的に符号化することと、これら制御チャネルを、専用の成分キャリア(例えば、一次成分キャリア)内に配置することと、を含む。複数の成分キャリアのための制御情報は、この専用の制御チャネルにおけるシグナリング・コンテンツとして統合されるだろう。この結果、CAにおけるシグナリング・オーバヘッドが低減されながら、LTEシステムにおける制御チャネル構造との後方互換性が維持される。
第3のアプローチでは、異なる成分キャリアのための複数の制御チャネルが、統合的に符号化され、その後、第3のCA方法によって生成された周波数帯域全体で送信される。このアプローチは、UE側における高い電力消費を犠牲にして、制御チャネルにおける高い符号化パフォーマンスおよび低いシグナリング・オーバヘッドを提供する。しかしながら、この方法は、LTEシステムと互換性をもたない。
本明細書に記載されるように、(例えば無線システム100のような)マルチキャリア・システムで動作するUEは、「一次成分キャリア」(PCC)と称されるものと同じキャリアにおける制御機能およびフィードバック機能のような、複数のキャリアのある機能をアグリゲートするように構成されうる。サポートのために一次成分キャリアに依存する残りのキャリアは、関連付けられた二次成分キャリアと称される(SCC)。例えば、UEは、例えば、オプションの専用チャネル(DCH)、非スケジュール許可、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、および/または、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって提供されるような制御機能をアグリゲートしうる。シグナリングおよびペイロードは、eノードBによるUEへのダウンリンクと、UEによるeノードBへのアップリンクとの両方で送信されうる。
いくつかの例では、複数の一次キャリアが存在しうる。さらに、二次キャリアは、例えば、LTE RRCプロトコルのための3GPP技術仕様36.331のような、レイヤ2手順およびレイヤ3手順であるRLF手順および物理チャネル確立を含むUEの基本動作に悪影響を与えることなく追加または削除されうる。
図7は、一例にしたがって、物理チャネルをグループ化することによって、非活性された成分キャリアにおいて電力制御が実施されうる、マルチキャリア無線通信システムにおいてラジオ・リンクを制御するための方法700を例示する。この方法700は、図1に示されるように、例えば、基地局110によって実行されうる。この方法は、ブロック705において、ユーザ機器のために設定された成分キャリアのセットにおける少なくとも2つの成分キャリアからの制御機能をアグリゲートすることを含む。次に、ブロック710において、指定された一次キャリアと、各二次キャリアとのための通信リンクが確立される。その後、通信は、ブロック715において、一次キャリアに基づいて制御される。
前述したように、無線通信ネットワークは、eNBとUEとの間のアップリンク通信およびダウンリンク通信が、一次成分キャリアおよび1または複数の二次成分キャリアで実行されるキャリア・アグリゲーション(CA)のために構成されうる。一次成分キャリアは、しばしば「PCell」と称され、二次成分キャリアは、しばしば「SCell」と称される。特定の二次成分キャリアは、例えば、UEにおけるバッテリ電力を節約するために、活性化または非活性化されうる。一次成分キャリアは、活性化/非活性化考慮を被らないように、非活性化されない。
ダウンリンク2次成分キャリアが非活性化された場合、UEは、非活性化された成分キャリアに対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信しない。UEはさらに、チャネル品質インジケータ(CAI)測定を停止(または制限)しうるか、または、非活性化された成分キャリアのためCQIレポートを送信しうる。
二次成分キャリアは、明示的な活性化を必要としない場合がありうる。なぜなら、対応する物理ダウンリンク制御チャネルにおいて送信がスケジュールされた場合、UEは、常に、何れかの二次成分キャリアの物理アップリンク共有チャネルで送信できなくてはならないからである。
二次成分キャリアを活性化および非活性化するためのメカニズムは、媒体アクセス制御(MAC)制御要素タイマと非活性化タイマとの組み合わせに基づきうる。UEは、例えば図4に図示されるように、ダウンリンク・サブフレームで、基地局から媒体アクセス制御(MAC)レベル制御要素を受信する。MAC制御要素は、二次成分キャリアのダウリンク活性化および非活性化のためのビットマップを伝送しうる。このビットマップでは、1に設定されたビットは、対応する二次成分キャリアの活性化を示し、0に設定されたビットは、対応する二次成分キャリアの非活性化を示しうる。このようなビットマップを用いることによって、二次成分キャリアが個別に活性化および非活性化されうる。また、単一の活性化/非活性化コマンドが、二次成分キャリアのサブセットを活性化/非活性化しうる。
UEはさらに、各二次成分キャリアの非活性化タイマを維持しうる。基地局は、ラジオ・リソース制御(RRC)メッセージングによって、各UEのための非活性化タイマの期間を設定しうる。特定の二次成分キャリアの非活性化タイマは、二次成分キャリアが活性化された場合、または、二次成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネルが、何れかの成分キャリアのためのアップリンク許可またはダウンリンク割当を示す場合、起動または再起動されうる。アップリンク許可またはダウンリンク割当は、例えば、第1の送信または再送信で示されうる。特定の二次成分キャリアの非活性化タイマはまた、スケジューリング・ダウンリンク成分キャリアにおける物理ダウンリンク制御チャネルが、二次成分キャリアのダウンリンク割当を示す場合に起動または再起動されうる。
UEが、移動制御情報無しで再設定された場合、サービス提供している成分キャリアのセットに追加された二次成分キャリアが最初に非活性化されうる。サービス提供しているセルのセットに残っている二次成分キャリアは、変更されていないか、または、再設定されたかに関わらず、活性化状態を変更しない。UEが、例えば、ハンドオーバ中に、移動制御情報を用いて再設定された場合、二次成分キャリアが非活性化されうる。
ダウンリンク二次成分キャリアが活性化された場合、UE設定によって定義されたように、制御サンプルおよびデータ・サンプルがその成分キャリアのためにバッファされ、割当のための対応する探索スペースが、UEによってモニタリングされる。UEは、活性化された二次成分キャリアでチャネル品質インジケータ(CQI)測定を実行し、設定されたアップリンク・リソースで、チャネル品質インジケータ・レポートを送信する。
ダウンリンク二次成分キャリアが活性化された場合、活性化された成分キャリアの数と、その送信モードとに対応するマルチビット・アクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NACK)フォーマットが、アップリンクで利用されうる。例えば、3つの成分キャリアが活性化され、UEが複数入力複数出力(MIMO)モードにないのであれば、3つのACK/NACKビットが使用されうる。すなわち、1つのACK/NACKビットが、活性化された各キャリアのために使用される。UEが複数入力複数出力モードにある場合、2つのACK/NACKビットが、活性化された各キャリアのために使用されうる。対応するアップリンクの構成にしたがって、サウンディング基準信号(SRS)も送信されうる。
ダウンリンク二次成分キャリアが非活性化された場合、UEは、非活性化された成分キャリアの物理ダウンリンク共有チャネルおよび物理ダウンリンク制御チャネルのモニタリングおよびバッファリングを中止しうる。UEはさらに、非活性化された成分キャリアのチャネル品質インジケータ・レポートの送信またはチャネル品質インジケータ(CQI)の測定を制限しうる。非活性化されたダウンリンク成分キャリアのチャネル品質レポート・フォードバックを提供するように設定されたリソースは、利用されないままである。
アップリンク成分キャリアのUE送信電力の設定は、アップリンク成分キャリアの初期設定時に、eノードBからの電力制御コマンドで指定され、例えば、チャネル条件に応じて調節されうる。アップリンク成分キャリアのためにeノードBによって指定された電力制御パラメータが、UEによって格納され、UEがアップリンク成分キャリアで送信する場合には常に、電力を制御するために使用される。UEがアップリンク成分キャリアのために調節されるようにチャネル条件が変化した場合、eノードBは、新たな電力制御コマンドを送信することによって、適切な調節を指定する。
成分キャリアが活性化状態にある場合、UEは、新たな電力制御パラメータを受信して格納しうる。そして、これら新たなパラメータが、eノードBから受信されるや否や、活性化したアップリンク成分キャリアでの送信を制御するために、これら新たなパラメータの使用を開始しうる。eノードBは、チャネル条件が変化した場合に、新たな電力制御コマンドを送信するので、UEによって格納された電力制御パラメータは、非活性化されていない成分キャリアでの後の送信のために適切でなければならない。しかしながら、アップリンク成分キャリアが非活性化された場合、UEは、非活性化された成分キャリアで送信せず、eノードBは、非活性化された成分キャリアのためのチャネル条件を決定することができない場合がありうる。さらに、UEは、非活性化状態にある間、成分キャリアのPDCCHおよびPDSCHをモニタリングすることを中止しているかもしれないので、適切な電力制御コマンドを受信することなく、かなりの時間が経過しうる。
非活性化された成分キャリアの再活性化は、比較的単純であり、例えば、再活性化されたCCの初期電力制御状態を確立することのような、コンフィギュレーション・ステップを含まない低オーバヘッド手順である。非活性化された成分キャリアが再活性化された場合、成分キャリアが非活性化されている間にチャネル条件が変化した場合であっても、以前に格納された電力制御パラメータは更新されていないであろう。その結果、非活性化され再活性化されたアップリンク成分キャリアのためのUEの送信電力制御設定は、チャネル条件のために適切ではない場合がありうる。これは、例えば、UE送信電力があまりに高く設定されており、他の無線通信と干渉しうるのであれば、問題となりうる。
本開示によれば、成分キャリアが再活性化された場合に、UEが適用する初期送信電力設定が選択される。1つの態様では、成分キャリアが非活性化された場合に、初期電力設定が決定され、成分キャリアが再活性化されると、UEによって使用されうる。例えば、アップリンク成分キャリアが非活性化された場合、アップリンク成分キャリアの電力制御状態を確立するための電力制御パラメータがゼロに設定されうる。この例では、再活性化時のCCの電力制御状態は、成分キャリアが非活性化された場合に使用されていた電力制御設定に基づかない。そうではなく、UEは、再活性化時に、電力制御パラメータに応じて、以前の電力制御情報を捨て、新たに始める。UEは、例えば、外部ループ電力制御を用いることのように、ダウンリンク受信電力に基づく電力で、再活性化されたCCでの送信を開始しうる。成分キャリアが再活性化された後、UEはさらに、基地局から電力制御信号を受信しうる。このアプローチは、例えば、成分キャリアのチャネル条件が変化しやすくなるであろう長い非活性化期間後に適切となりうる。
別の態様では、アップリンク成分キャリアにおける送信電力を設定するための電力制御パラメータは、成分キャリアが非活性化された場合、その現在値に据え置かれる。再活性化されると、UEは、成分キャリアが非活性化された場合に使用されていた電力制御設定を用いて、成分キャリアの電力制御調節状態を確立しうる。このアプローチは、例えば、成分キャリアのチャネル条件が実質的に変更されることがないであろう短い非活性化期間後に適切となりうる。
別の態様では、UEは、初期値から、予め定められたレートで、非活性化後に、アップリンク成分キャリアの電力制御パラメータの値を低減しうる。この初期値は、非活性化された場合に成分キャリアのために使用されていたものと同じ設定でありうる。このように、電力制御状態は、再活性化されると、非活性化期間が短い場合には、プレ非活性化状態に一致し、例えば、より長い非活性化期間の場合、外部ループに基づく電力状態に向かって下がるだろう。
図8は、マルチキャリアUE120のアップリンク成分キャリアの再活性化時に初期電力を制御する方法を例示する。前述したように、非活性化された成分キャリアの電力制御が、本開示の態様にしたがって実施されうる。ブロック802では、成分キャリアが活性化状態にある場合に、少なくとも1つの成分キャリアのために、少なくとも1つの電力制御パラメータが決定される。ブロック804では、電力制御パラメータ(単数または複数)が決定された後に、成分キャリアが非活性化される。ブロック806では、再活性化コマンドに応じて、直近の電力制御パラメータ(単数または複数)が、非活性化された成分キャリアのために選択される。ブロック808では、UEの電力制御調節を確立するために、選択されたパラメータ(単数または複数)が適用される。ブロック810では、確立された電力制御調節状態において、成分キャリアが再活性化される。
本開示の態様にしたがって、UEは、アップリンクでの開ループ電力制御調節を実行するために、成分キャリアの再活性化のほぼ直後に、外部ループ測定を実行することを開始しうる。別の態様によれば、UEは、非活性化された期間中でさえも、低いデューティ・サイクルの定期的な測定を実行しうる。これによって、UEは、次に送信する必要のある場合、ダウンリンクで収集される後の測定値を待つのではなく、最新の測定値に基づいて送信することができる。
非活性化された成分キャリアの電力制御の別の態様が、図9を参照して説明される。ここでは、非活性化された成分キャリアにおける電力制御が実施され、ブロック902において、サウンディング基準信号(SRS)に基づく閉ループ電力制御が、非活性化された成分キャリアでイネーブルされうる。アップリンク成分キャリアを再活性化するためのこのような閉ループ電力制御スキームは、グループ電力制御信号をブロードキャストすることを含みうる。ブロック904では、例えば、システム情報ブロック2(SIB2)がリンクされたダウンリンク成分キャリアから、または、キャリア・インジケータ・フィールド(CIF)がリンクされたダウンリンク成分キャリアから、グループ電力コマンドが送信されうる。
SIB2ダウンリンク・コマンドは、マルキャリア・システムにおいて、例えば、ダウンリンク・キャリアおよび特定のアップリンク・キャリアを、互いに関連付けるために使用されうる。ダウンリンク・キャリアが非活性化された場合、UEは、対応するアップリンク・キャリアのための許可を受信できない場合がありうる。SIB2によって、アップリンク・キャリアは、例えば、異なるダウンリンク・キャリアから情報を受信し、グループ送信に含まれるキャリアを区別できるようになる。
本開示の別の態様が、図10を参照して記載される。ブロック1002では、UEを、非活性化されたアップリンク成分キャリアで低電力信号を送信できるようにすることによって、非活性化された成分キャリアにおける電力制御が、閉ループ電力制御で実施されうる。その後、ブロック1004において、UEは、非活性化された成分キャリアのための電力制御パラメータを受信しうる。その後、ブロック1006において、UEは、アップリンク成分キャリアが再活性化されると、受信した電力制御パラメータを適用しうる。この態様は、活性化された成分キャリアに電力制御が一般に適用されるのと同じ方式で、非活性化された成分キャリアのための閉ループ電力制御を提供する。
本開示の態様に従って、UEの電力制御調節状態を確立するために適用されうる電力制御パラメータの例は、技術仕様3GPP TS 36.213で指定されているアップリンク電力制御式に適用されうるパラメータf(i)である。
1つの構成では、マルチキャリアUE120は、成分キャリアが活性化状態にある場合、UEのために設定された成分キャリアの電力制御パラメータを蓄積する手段を含む。1つの態様では、図4に示すように、成分キャリアが活性化状態にある場合に、成分キャリアのための少なくとも1つの電力制御パラメータを決定する手段は、決定する手段によって記載された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ480および/またはメモリ482でありうる。eノードB110はまた、電力制御パラメータを決定した後に、成分キャリアを非活性化する手段を含むように構成される。1つの態様では、電力制御パラメータを蓄積した後に成分キャリアを非活性化する手段は、非活性化する手段によって記載された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ480および/またはメモリ482でありうる。
1つの構成では、UE120はまた、非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択する手段を有する。1つの態様では、非活性化された成分キャリアのために直近の電力制御パラメータ値を選択する手段は、選択する手段によって記載された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ480および/またはメモリ482でありうる。
1つの構成では、UE120は、UEの電力制御調節状態を確立するために、電力制御パラメータ値(単数または複数)を適用する手段を含む。1つの態様では、選択された電力制御パラメータ値を適用する手段は、選択された電力制御パラメータ値を適用する手段によって記載された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ480および/またはメモリ482でありうる。
1つの構成では、UE120はまた、確立された電力制御調節状態において、非活性化された成分キャリアを再活性化する手段を含む。1つの態様では、確立された電力制御調節状態において、非活性化された成分キャリアを再活性化する手段は、再活性化する手段によって記載された機能を実行するように構成されたコントローラ・プロセッサ480および/またはメモリ482でありうる。
図11は、非活性化された成分キャリアにおいて電力制御が実施される図4のUE120のようなUEのための装置1100の設計を示す。UE1100は、成分キャリアが活性化状態にある場合、UEのために設定された成分キャリアの少なくとも1つの電力制御パラメータを決定するモジュール1110を含む。UEはまた、電力制御パラメータ(単数または複数)を決定した後、成分キャリアを非活性化するモジュール1120をも含む。UEはまた、非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、決定された電力制御パラメータ(単数または複数)から、非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択するモジュール1130を含む。UEはまた、UEの電力制御調節状態を確立するために、選択された電力制御パラメータ値を適用するモジュール1140を含む。UEはまた、確立された電力制御調節状態において、非活性化された成分キャリアを再活性化するモジュール1150を含む。図11におけるモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェア・デバイス、電子部品、論理回路、メモリ、ソフトウェア・コード、ファームウェア・コード等、またはこれらの任意の組み合わせでありうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または前述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいは他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (40)

  1. マルチキャリア・ユーザ機器(UE)による無線通信の方法であって、
    前記UEのために設定された成分キャリアが活性化状態にある場合、前記成分キャリアの少なくとも1つの電力制御パラメータを決定することと、
    前記少なくとも1つの電力制御パラメータを決定した後に、前記成分キャリアを非活性化することと、
    前記非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、前記少なくとも1つの電力制御パラメータから、前記非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択することと、
    前記UEの電力制御調節状態を確立するために、前記選択された電力制御パラメータ値を適用することと、
    前記確立された電力制御調節状態において、前記非活性化された成分キャリアを再活性化することと、
    を備える方法。
  2. 前記直近の電力制御パラメータ値を選択することは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値をゼロに設定することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記直近の電力制御パラメータ値を選択することは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値を、前記成分キャリアの非活性時に適用されていた最後の電力制御パラメータ値へ保留することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記直近の電力制御パラメータ値を選択することは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータの現在の値を、非活性化期間中に、設定されたスルー・レートで、前記現在の値から、インクリメント的に低減することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記電力制御調節状態は、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態と、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態に基づく電力制御調節状態と、前記成分キャリアの以前の電力制御調節状態とは無関係な電力制御調節状態と、のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記直近の電力制御パラメータ値は、前記成分キャリアの非活性化の持続期間に基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記成分キャリアは、二次成分キャリアを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記電力制御パラメータは、アップリンク・データ・チャネル、アップリンク制御チャネル、およびアップリンク基準チャネルのうちの少なくとも1つのためである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記非活性化された成分キャリアで、サウンディング基準信号(SRS)を定期的に送信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. 外部ループ電力制御のための電力制御調節状態の設定を可能にするために、前記非活性化された成分キャリアの信号を定期的に測定すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  11. マルチキャリア・ユーザ機器(UE)であって、
    前記UEのために設定された成分キャリアが活性化状態にある場合、前記成分キャリアの少なくとも1つの電力制御パラメータを決定する手段と、
    前記少なくとも1つの電力制御パラメータを決定した後に、前記成分キャリアを非活性化する手段と、
    前記非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、前記少なくとも1つの電力制御パラメータから、前記非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択する手段と、
    前記UEの電力制御調節状態を確立するために、前記選択された電力制御パラメータ値を適用する手段と、
    前記確立された電力制御調節状態において、前記非活性化された成分キャリアを再活性化する手段と、
    を備えるユーザ機器。
  12. 前記選択する手段は、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値をゼロに設定することによって、前記直近の電力制御パラメータ値を選択する、請求項11に記載のユーザ機器。
  13. 前記選択する手段は、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値を、前記成分キャリアの非活性時に適用されていた最後の電力制御パラメータ値へ保留することによって選択する、請求項11に記載のユーザ機器。
  14. 前記選択する手段は、前記少なくとも1つの電力制御パラメータの現在の値を、非活性化期間中に、設定されたスルー・レートで、前記現在の値から、インクリメント的に低減することによって選択する、請求項11に記載のユーザ機器。
  15. 前記電力制御調節状態は、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態と、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態に基づく電力制御調節状態と、前記成分キャリアの以前の電力制御調節状態とは無関係な電力制御調節状態と、のうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載のユーザ機器。
  16. 前記直近の電力制御パラメータ値は、前記成分キャリアの非活性化の持続期間に基づいて選択される、請求項11に記載のユーザ機器。
  17. 前記成分キャリアは、二次成分キャリアを備える、請求項11に記載のユーザ機器。
  18. 前記電力制御パラメータは、アップリンク・データ・チャネル、アップリンク制御チャネル、およびアップリンク基準チャネルのうちの少なくとも1つのためである、請求項11に記載のユーザ機器。
  19. 前記非活性化された成分キャリアで、サウンディング基準信号(SRS)を定期的に送信する手段、をさらに備える請求項11に記載のユーザ機器。
  20. 外部ループ電力制御のための電力制御調節状態の設定を可能にするために、前記非活性化された成分キャリアの信号を定期的に測定する手段、をさらに備える請求項11に記載のユーザ機器。
  21. マルチキャリア・ユーザ機器(UE)のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、
    前記プログラム・コードは、
    前記UEのために設定された成分キャリアが活性化状態にある場合、前記成分キャリアの少なくとも1つの電力制御パラメータを決定するためのプログラム・コードと、
    前記少なくとも1つの電力制御パラメータを決定した後に、前記成分キャリアを非活性化するためのプログラム・コードと、
    前記非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、前記少なくとも1つの電力制御パラメータから、前記非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択するためのプログラム・コードと、
    前記UEの電力制御調節状態を確立するために、前記選択された電力制御パラメータ値を適用するためのプログラム・コードと、
    前記確立された電力制御調節状態において、前記非活性化された成分キャリアを再活性化するためのプログラム・コードと
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  22. 前記選択するためのプログラム・コードは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値をゼロに設定することによって選択する、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  23. 前記選択するためのプログラム・コードは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値を、前記成分キャリアの非活性時に適用されていた最後の電力制御パラメータ値へ保留することによって選択する、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  24. 前記選択するためのプログラム・コードは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータの現在の値を、非活性化期間中に、設定されたスルー・レートで、前記現在の値から、インクリメント的に低減することによって選択する、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  25. 前記電力制御調節状態は、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態と、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態に基づく電力制御調節状態と、前記成分キャリアの以前の電力制御調節状態とは無関係な電力制御調節状態とのうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  26. 前記直近の電力制御パラメータ値は、前記成分キャリアの非活性化の持続期間に基づいて選択される、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  27. 前記成分キャリアは、二次成分キャリアを備える、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  28. 前記電力制御パラメータは、アップリンク・データ・チャネル、アップリンク制御チャネル、およびアップリンク基準チャネルのうちの少なくとも1つのためである、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  29. 前記非活性化された成分キャリアで、サウンディング基準信号(SRS)を定期的に送信するためのプログラム・コードを更に備える、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  30. 外部ループ電力制御のための電力制御調節状態の設定を可能にするために、前記非活性化された成分キャリアの信号を定期的に測定するためのプログラム・コードを更に備える、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  31. マルチキャリア・ユーザ機器(UE)であって、
    メモリと、
    前記UEのために設定された成分キャリアが活性化状態にある場合、前記成分キャリアの少なくとも1つの電力制御パラメータを決定し、
    前記少なくとも1つの電力制御パラメータを決定した後に、前記成分キャリアを非活性化し、
    前記非活性化された成分キャリアのための再活性化コマンドに応じて、前記少なくとも1つの電力制御パラメータから、前記非活性化された成分キャリアのための直近の電力制御パラメータ値を選択し、
    前記UEの電力制御調節状態を確立するために、前記選択された電力制御パラメータ値を適用し、
    前記確立された電力制御調節状態において、前記非活性化された成分キャリアを再活性化する
    ように構成された、前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備えるユーザ機器。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値をゼロに設定することによって選択する、請求項31に記載のユーザ機器。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータ値を、前記成分キャリアの非活性時に適用されていた最後の電力制御パラメータ値へ保留することによって選択する、請求項31に記載のユーザ機器。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの電力制御パラメータの現在の値を、非活性化期間中に、設定されたスルー・レートで、前記現在の値から、インクリメント的に低減することによって選択する、請求項31に記載のユーザ機器。
  35. 前記電力制御調節状態は、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態と、前記成分キャリアが非活性化される前の、前記成分キャリアの最後の電力制御調節状態に基づく電力制御調節状態と、前記成分キャリアの以前の電力制御調節状態とは無関係な電力制御調節状態と、のうちの少なくとも1つを備える、請求項31に記載のユーザ機器。
  36. 前記直近の電力制御パラメータ値は、前記成分キャリアの非活性化の持続期間に基づいて選択される、請求項31に記載のユーザ機器。
  37. 前記成分キャリアは、二次成分キャリアを備える、請求項31に記載のユーザ機器。
  38. 前記電力制御パラメータは、アップリンク・データ・チャネル、アップリンク制御チャネル、およびアップリンク基準チャネルのうちの少なくとも1つのためである、請求項31に記載のユーザ機器。
  39. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記非活性化された成分キャリアで、サウンディング基準信号(SRS)を定期的に送信するように構成された、請求項31に記載のユーザ機器。
  40. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、外部ループ電力制御のための電力制御調節状態の設定を可能にするために、前記非活性化された成分キャリアの信号を定期的に測定するように構成された、請求項31に記載のユーザ機器。
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