JP2013533255A - N‐置換スルホニルオキシベンジルアミン及び関連化合物の化粧用途 - Google Patents

N‐置換スルホニルオキシベンジルアミン及び関連化合物の化粧用途 Download PDF

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Abstract

皮膚に抗老化効果をもたらすN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを含む化粧品組成物及び当該組成物を用いる方法が開示される。N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンは、皮膚の老化に関連する1つ又は複数の生化学パスウェイに対して調節活性を有すると考えられる。
【選択図】なし

Description

本発明は、一般に、皮膚に対する局所適用のためのN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを含む組成物及び皮膚の美的外観を改善するための当該組成物の使用に関する。
コラーゲンは、体の主要な構造タンパク質であって、収縮した三重らせんとして一体に巻かれた3つのタンパク質鎖から構成される。この独特な構造は、コラーゲンに鋼よりも強い伸張強度を与える。体のタンパク質の約33%がコラーゲンである。このタンパク質は、組織と器官とを支持し、これらの構造体を骨につないでいる。また実際には、骨はカルシウム及びリン等の数種の無機物と組み合わされたコラーゲンから構成される。コラーゲンは、細胞の形状と分化とを支えるのに役立つ構造的足場を周囲の細胞に提供するうえで重要な役割を果たす。網状のコラーゲンネットワークは、合わさって細胞に結合し、そして、細胞が成熟し、機能し、組織及び骨が修復するように支持する骨格あるいは環境を提供する。
コラーゲンは、真皮に局在する分化した皮膚細胞である繊維芽細胞によって形成される。また、繊維芽細胞は、エラスチン(元に戻る弾力を皮膚に与えるタンパク質)及びグルコサミノグリカン(GAG)等の皮膚の他の構造タンパク質を産生する。GAGは、真皮を水和した状態に維持する基質を形成する。信号を送る、あるいは皮膚の構造タンパク質の産生を始めるために、繊維芽細胞は、その外膜に特別な形をした受容体を有し、該受容体は、形状が適合してかみ合うシグナル分子の結合部位として機能する。シグナル分子(繊維芽細胞増殖因子、又はFGFと言われる)の正しい組み合わせが受容体に結合した場合、繊維芽細胞は、コラーゲンの産生を開始する。コラーゲンの刺激は、強度、耐久性、及び滑らかな、ふっくらした外観を皮膚にもたらす。
したがって、本発明は、コラーゲンの産生を促進する新規な組成物及び方法を提供する。さらに本発明の目的は、有効量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを含む化粧品組成物でコラーゲンの産生を促進することによって、皮膚の皺のような老化の兆候を治療、回復、及び/又は防止すること等、皮膚の外観全体を改善することである。
上記は、単に当該技術が直面する問題の本質をより理解するためのものであって、決して先行技術として承認したものと解釈されるべきではないし、本明細書における全ての参照文献の引用は、当該参照文献が本願に対する「先行技術」を構成するものとして承認したものと解釈されるべきではない。
上記目的等を鑑みて、驚くべきことに、N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンがコラーゲンの産生の強力な促進剤であって、そのために内因性老化及び光による皮膚の老化のような様々な兆候に対する有効な薬剤であることが見出された。
本発明の一形態では、ヒトの皮膚の美的外観を改善するための方法が提供され、該方法は、化粧品として許容される溶媒中の有効量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン又は化粧品として許容されるその塩を、それを必要とする皮膚の領域に局所的に適用することを含む。
本発明の他の形態では、皮膚の美的外観を改善するための化粧品組成物が提供され、該組成物は、化粧品として許容される媒体に、式1の構造を有するN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンの有効量を含む。
Figure 2013533255
ここで、W、Wは、それぞれCO、CO、CONH、SO又はPOである。
、R及びRは、それぞれC1―20の炭化水素であって、各々独立にアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、ヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、及びアルキルヘテロアリールから選択され、かつそれぞれC及び/又はハロゲン、O、N、S、及び任意に酸化されたSから選択される1―6個のヘテロ原子で任意に置換される。
X、Yは、それぞれH又は任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、ハロアルコキシ、アルケニルを示し、ここで、隣接したX、Yはともに5、6又は7員環を形成し得る。
また、R、R及びRは、それぞれ任意に、例えばアミノ、アミノアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール等に置換されてもよい。
ここで、‐O‐W‐R基は、フェニル環の2‐、3‐又は4‐位に付加される。
また、コラーゲンを増加させるために式1に対応する有効量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを、それを必要とする皮膚に局所的に適用することを含む、1又は複数の皮膚の老化の兆候を治療する方法が提供される。
本発明の他の形態では、ヒトの皮膚の小皺、皺又はたるみを治療、改善及び/又は防止する方法が提供され、該方法は、コラーゲンを増加させるために式1に対応する有効量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを含有する組成物を皺又は小皺に直接適用する等、それを必要とする皮膚に局所的に適用することを含む。
本発明に係るこれらの及び他の形態は、下記の詳細な説明及び添付する図を参照することでより理解される。
本明細書で用いられる全ての用語は、特に定めがない限り通常の意味で用いられる。
本発明は、局所投与のための組成物を提供し、該組成物は、皮膚の老化の兆候を治療、回復、改善及び/又は防止するために、有効量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン又は関連する化合物を含む。皮膚の老化の上記兆候は限定されないが次のものである。
(a)小皺又は皺の治療、減少、及び/又は防止
(b)皮膚の毛穴の大きさの縮小
(c)皮膚厚み、ふくよかさ、及び/又はつっぱり感の改善
(d)皮膚のしなやかさ及び/又は柔軟性の改善
(e)皮膚の色合い、輝き、及び/又は透明感の改善
(f)プロコラーゲン及び/又はコラーゲンの産生の改善
(g)エラスチンの維持及び再形成の改善
(h)皮膚のきめ及び/又は再組織化の促進の改善
(i)皮膚バリアの修復及び/又は機能の改善
(j)皮膚の輪郭の外観の改善
(k)皮膚の艶及び/又は明るさの回復
(l)必須栄養素及び/又は皮膚の構成物質の補充
(m)老化及び/又は更年期による低下
(n)皮膚の湿潤の改善
(o)皮膚の弾性及び/又は弾力性の増加
(p)皮膚のたるみの治療、抑制、及び/又は防止、及び/又は
(q)しみの縮小
実際には、本発明に係る組成物は、治療を必要とする皮膚に適用される。すなわち、皮膚は、上記特性のいずれかについて不足又は消失しているか、そうでなければ、上記皮膚の特性のいずれかの改善によって利益を受ける。
好ましい実施の形態では、本発明に係る組成物及び方法は、皮膚の小皺及び/又は皺の防止、治療、及び/又は改善を目的とする。この場合、該組成物は、治療を必要とする皮膚、すなわち皺及び/又は小皺のある皮膚に適用される。好ましくは、該組成物は、小皺及び/又は皺に直接適用される。該組成物及び方法は、これらに限定されないが、顔、首、及び/又は手の皮膚の表面全体における小皺及び/又は皺の治療に好適である。
コラーゲン及び/又はエラスチン繊維の消失に関連する皮膚の状態を治療するための化粧品組成物は、コラーゲンを増加させるのに有効な所定量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを、化粧品として許容される溶媒に含む。これらのコラーゲン増加剤は、式(1)の構造を有してもよい。
Figure 2013533255
式(1)では、W及びWは、それぞれCO、CO、CONH、SO又はPOである。R、R及びRは、それぞれアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、アリールアルキル又はヘテロアルキルであって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N、S、及び任意に酸化されたSから選択される1―6個のヘテロ原子で任意に置換される。X、Yは、それぞれH又は任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、ハロアルコキシ、アルケニルを示し、ここで、隣接したX、Yはともに5、6又は7員環を形成し得る。
1つの実施の形態では、W及びWはSOであって、X及びYはHであって、R、Rは各々C―Cアルキル、好ましくはC―Cアルキルを示し、かつRは、脂肪族アルキル、C―C置換若しくは非置換のシクロアルキル、又は芳香族炭化水素基であって、例えば、置換若しくは非置換アリール(例えばフェニル)であるC芳香族炭化水素基である。他の実施の形態では、R、R、Rは、それぞれ低級アルキル基(例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル等、一般的にはメチル又はエチル)を示す。他の実施の形態では、R、Rは、個別にそれぞれ存在する脂肪族C―C炭化水素基を示し、脂肪族C―C炭化水素基、脂肪族C―C炭化水素基、又は脂肪族C―C炭化水素基を含み、例えば、置換又は非置換分岐、直鎖若しくは環状の、アルキル、アルケニル(例えばビニル、アリル等)、及びアルキニル基等;C―C20芳香族炭化水素基であって、C―C12芳香族炭化水素基、C―C10芳香族炭化水素基、又はC芳香族炭化水素基を含み、例えば、置換又は非置換アリール(例えばフェニル)、アルキル‐アリール(例えばベンジル)、アリールアルキル等;あるいはO、N、及びSから選択された1種又は複数種のヘテロ原子を環に含むC―C20へテロアリール基であって、C―C12へテロ芳香族基、C―Cへテロ芳香族基及びC―Cへテロ芳香族基を含み、例えば、ヘテロアリール、アルキル‐ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル等である。
また、R、R及びRは、それぞれ任意に、例えばアミノ、アミノアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、アミノ、アミノアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール等で置換されてもよい。
いくつかの実施の形態において、WはCONHであって、WはSOであって、X及びYはHであって、RはC―Cアルキルであって、RはC―Cアルキル又はアラルキルであって、かつRはアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル又はヘテロアルキルである。
他の実施の形態では、Wはカルボニル基‐(C=O)‐を示し、WはSOであって、X及びYはHであって、RはC―Cアルキルであって、RはC―Cアルキル又はアリールアルキルであって、かつRはアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル又はヘテロアルキルである。
さらに、全ての窒素原子は、いくつか例を挙げると、メチル、エチル、プロピル及びブチルの塩化物、臭化物、及びヨウ化物のような低級ハロゲン化物;ジメチル、ジエチル、ジブチル及びジアミルの硫酸塩のような硫酸ジアルキル、デシル、ラウリル、ミリスチル及びステアリールの塩化物、臭化物及びヨウ化物のような長鎖ハロゲン化物、ベンジル及びフェネチルの臭化物のようなアラルキルハロゲン化物で、N‐オキシドに任意に酸化されてもよく、あるいは四級化される。
式(1)に対応する1つの実施の形態では、式(1a)に示すように、W及びWはSOである。
Figure 2013533255
ここで、X及びYはHであって、Rはアルキル基であって、Rはi‐ブチルであって、かつRはフェニル基である。
他の実施の形態では、式(1b)に示すように、WはSOであって、Wは‐CONH‐基であって、X及びYはHであって、Rはアルキル基であって、Rはアルキル基であって、かつRは置換されたフェニル基である。
Figure 2013533255
ここで、‐OSO基は、フェニル環の3‐又は4‐位に位置する。好ましくは、Rはメチル基であって、Rはイソブチルであって、かつRは2‐エチルフェニル基である。
他の実施の形態では、式(1c)に示すように、Wはカルボニル基(‐CO‐)であって、WはSOであって、X及びYはHであって、Rはアルキル基であって、Rはアルキル基であって、かつRはアルキル基又は置換されたフェニル基である。
Figure 2013533255
ここでRは、好ましくはメチルであって、Rはアルキル基又はアルコキシ基であって、かつRは置換されたフェニル基である。
特定の実施の形態では、化粧品組成物は、化粧品として許容される溶媒、好ましくは油中水型又は水中油型乳剤中に、約0.0001重量%から約90重量%で、次の構造を有するN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン又は化粧品として許容されるその塩を含む。
Figure 2013533255
他の特定の実施の形態では、化粧品組成物は、化粧品として許容される溶媒、好ましくは油中水型又は水中油型乳剤中に、約0.0001重量%から約90重量%で、次の構造を有するN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン又は化粧品として許容されるその塩を含む。
Figure 2013533255
本発明は、美容的に又は薬学的に許容される(非毒性及び/又は非刺激性)塩の使用を包含する。本発明に係る化合物の塩の例は、ナトリウム及びカリウムのようなアルカリ金属との塩、カルシウム及びマグネシウムのようなアルカリ土類金属との塩、モノエタノールアミンのようなアミンとの塩、塩酸及び硫酸のような無機酸との塩、ならびにクエン酸及び酢酸のような有機酸との塩である。特に塩酸塩で製造されるのがよい。
本発明に係る化粧品組成物は、局所適用のために様々な形態で形成され、1種又は複数種の式(1)に対応する化合物を、約0.00001重量%から約90重量%含み、好ましくは、約0.001重量%から約25重量%含み、より好ましくは0.001重量%から約1重量%含む。当該組成物は、式(1)に対応するN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン化合物を有効量、すなわち皮膚の所定の領域において局所的に適用された場合に、そこでコラーゲンを増加させるのに十分な量を含む。
上記組成物は、多様な製品形態、例えばローション、クリーム、美容液、スプレー、エアロゾル、固形状、軟膏、エッセンス、ゲル、ペースト、パッチ、ペンシル、ウェットペーパータオル、マスク、スティック、泡、エリキシル剤、濃縮物等であって、特に局所投与用に製造されてもよい。好ましくは、該組成物は、ローション、クリーム、軟膏、又はゲルとして製造される。
上記組成物は、化粧品として許容される溶媒を含んでもよい。当該溶媒は、皮膚に適用するのに適した本技術分野で既知の全ての形態であってもよく、これらに限定されないが水;植物油;鉱油;パルミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソプロピル及びパルミチン酸イソプロピルのようなエステル;ジカプリルエーテル及びジメチルイソソルビドのようなエーテル;エタノール及びイソプロパノールのようなアルコール;セチルアルコール、セテアリールアルコール、ステアリールアルコール及びビフェニルアルコールのような脂肪アルコール;イソオクタン、イソドデカン及びヘキサデカンのようなイソパラフィン;シクロメチコーン、ジメチコーン、ジメチコーン架橋重合体、ポリシロキサン及びこれらの誘導体、好ましくは有機修飾された誘導体のようなシリコーン油;鉱油、ワセリン、イソエイコサン及びポリイソブテンのような炭化水素油;プロピレングリコール、グリセリン、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びヘキシレングリコールのようなポリオール;蜜蝋、植物性ワックスのようなワックス;又は上記の組み合わせ若しくは混合物である。
溶媒は、水相、油相、アルコール、シリコーン相又はこれらの混合を含んでもよい。また、化粧品として許容される溶媒は、乳剤を含んでもよい。好適な乳剤の限定されない例は、油中水型乳剤、水中油型乳剤、水中シリコーン型乳剤、シリコーン中水型乳剤、水中ワックス型乳剤、水‐油‐水3重乳剤又はクリーム、ゲル又はマイクロエマルションの態様のものである。乳剤は、非イオンの、アニオン性の、又は両性の界面活性剤のような乳化剤を含んでもよい。
乳剤の油相は、好ましくは1種又は複数種の有機化合物を含有し、該有機化合物は、皮膚軟化剤;保湿剤(例えばプロピレングリコール及びグリセリン);その他、VEEGUM又はヒドロキシアルキルセルロースのような増粘剤を含む水分散性の又は水溶性の成分;高分子量ポリアクリル酸、例えばCARBOPOL934のようなゲル化剤;及びこれらの混合物である。乳剤は、当該組成物に存在する種々の成分を乳化可能な1種又は複数種の乳化剤を含んでもよい。
油相での使用に好適な化合物は、限定されないが、植物油;パルミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソプロピル及びパルミチン酸イソプロピルのようなエステル;ジカプリルエーテルのようなエーテル;セチルアルコール、セテアリールアルコール、ステアリールアルコール及びベヘニルアルコールのような脂肪アルコール;イソオクタン、イソドデカン及びイソヘキサデカンのようなイソパラフィン;ジメチコーン、環状シリコーン、及びポリシロキサンのようなシリコーン油;鉱油、ワセリン、イソエイコサン及びポリイソブテンのような炭化水素油;天然又は合成ワックス等である。好適な疎水性の炭化水素油は、飽和でも、不飽和でもよく、脂肪族の性質を備え、直鎖でも分岐鎖でもよく、脂環式環又は芳香環を有してもよい。油含有相は、単一の油又は異なる油の混合により構成されてもよい。
炭化水素油は、6―20個の炭素原子、より好ましくは10―16個の炭素原子を有するものである。代表的な炭化水素は、デカン、ドデカン、テトラデカン、トリデカン、及びC8―20イソパラフィンである。パラフィン系炭化水素は、商標ISOPARSの下でExxon社、及びペルメチル社から入手できる。さらに、ペルメチル社によって製造され、商標名Permethyl 99A(商標)を付されたC12イソパラフィン(イソドデカン)のようなC8―20パラフィン系炭化水素も好適であると考えられる。また、イソヘキサデカン(商標名Permethyl R(商標)を付された)のような市販の多種のC16イソパラフィンも好適である。好ましい揮発性炭化水素の例は、イソドデカン及びイソデカンのようなポリデカンであって、例えば、Permethyl 99A(プレスパース社)及びExxonChemical社から入手可能なIsoparシリーズのようなC―CからC12―C15のイソパラフィンである。代表的な炭化水素の溶媒はイソドデカンである。
油相は、1種又は複数種のワックスを含んでもよく、例えば、米糠ワックス、カルナバワックス、オーリキュリーワックス、カンデリラワックス、モンタンワックス、サトウキビワックス、オゾケライトワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャー‐トロプシュワックス、蜜蝋、微晶質ワックス、シリコーンワックス、フッ素化されたワックス、及びこれらのあらゆる組み合わせである。
限定しない乳化剤は、乳化ろう、乳化多価アルコール、ポリエーテルポリオール、ポリエーテル、ポリオールのモノ‐又はジ‐エステル、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸グリセリン、ジステアリン酸グリセリン、シリコーン含有乳化剤、大豆ステロール、セチルアルコールのような脂肪アルコール、ステアリン酸及び脂肪酸塩のような脂肪酸、ならびにこれらの混合物である。好ましい乳化剤は、大豆ステロール、セチルアルコール、ステアリン酸、乳化ろう、及びこれらの混合物である。本発明に係る組成物に用いられる具体的な他の乳化剤は、これらに限定されないが、いくつか例を挙げると次の1種又は複数種である:ソルビタンエステル;ジイソステアリン酸ポリグリセリル‐3;モノステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン;モノステアリン酸グリセロール及びモノオレイン酸グリセロールのようなグリセロールエステル;ポリオキシエチレンオクチルフェノール及びポリオキシエチレンノニルフェノールのようなポリオキシエチレンフェノール;ポリオキシエチレンセチルエーテル及びポリオキシエチレンステアリールエーテルのようなポリオキシエチレンエーテル;ポリオキシエチレングリコールエステル;ポリオキシエチレンソルビタンエステル;ジメチコーンコポリオール;ジイソステアリン酸ポリグリセリル‐3のようなポリグリセリルエステル;ラウリン酸グリセリル;ステアレス‐2、ステアレス‐10、及びステアレス‐20。追加の乳化剤は、INCI Ingredient Dictionary and Handbook 第11版 2006年に記載されており、その開示は、参照することで本明細書に組み込まれる。
上記乳化剤は、典型的には約0.001重量%から約10重量%の量で、特には約0.01重量%から約5重量%の量で、さらに好ましくは1重量%未満で組成物に存在する。
油相は、1種又は複数種の揮発性及び/又は不揮発性シリコーン油を含んでもよい。揮発性シリコーンは、環状の及び直鎖の揮発性ジメチルシロキサンシリコーンである。1つの実施の形態では、揮発性シリコーンは、環状ジメチコーンであってもよく、4量体(D4)の、5量体(D5)の、及び6量体(D6)の環状メチコーン、又はこれらの混合物である。特に揮発性の環状メチコーン‐ヘキサメチル環状トリシロキサン、オクタメチル‐環状テトラシロキサン、及びデカメチル‐環状ペンタシロキサンが好ましい。好適なジメチコーンは、Dow Corning 200(登録商標)Fluidの商品名でDow Corning社から入手でき、粘度は0.65から600,000センチストークかそれより大きい範囲である。好適な非極性の揮発性液体シリコーン油が米国特許第4,781,917号明細書に開示されており、その全体が参照することによって本明細書に組み込まれる。追加の揮発性シリコーン物質は、Toddらによる「Volatile Silicone Fluids for Cosmetics」,Cosmetics and Toiletries,91:27-32 (1976)に記述されており、参照することによってその全体が本明細書に組み込まれる。直鎖の揮発性のシリコーンは、一般に25℃で約5センチストーク未満の粘度を有しており、環状シリコーンは、25℃で約10センチストーク未満の粘度を有している。様々な粘度の揮発性シリコーンの例として、Dow Corning 200、Dow Corning 244、Dow Corning 245、Dow Corning 344、及びDow Corning 345(Dow Corning社);SF‐1204及びSF‐1202 Silicone Fluids(G.E. Silicones社)、GE 7207及び7158(General Electric社);及びSWS‐03314(SWS Silicones社)がある。直鎖の揮発性シリコーンは、いくつか例を挙げると、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、及びドデカメチルペンタシロキサンのような低い分子量のポリジメチルシロキサン化合物である。
非揮発性のシリコーン油は、典型的には、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン、又はこれらの混合物である。ポリジメチルシロキサンは、好ましい非揮発性のシリコーン油である。非揮発性のシリコーン油は、典型的には、25℃で約10から約60,000センチストーク、好ましくは約10から約10,000センチストーク、さらに好ましくは約10から約500センチストークの粘度を有し、大気圧において250℃より大きい沸点を有する。限定しない例は、ジメチルポリシロキサン(ジメチコーン)、フェニルトリメチコーン、及びジフェニルジメチコーンである。揮発性及び非揮発性のシリコーン油は、様々な官能基で任意に置換されてもよく、該官能基はいくつか例を挙げると、アルキル基、アリール基、アミン基、ビニル基、ヒドロキシ基、ハロアルキル基、アルキルアリール基、及びアクリレート基である。
シリコーン中水型乳剤は、非イオン性の界面活性剤(乳化剤)で乳化され、該界面活性剤は、例えばポリジオルガノシロキサン‐ポリオキシアルキレンブロック共重合体、参照することによって本明細書に組み込まれる米国特許第4,122,029号明細書に記載されたものである。これら乳化剤は一般に、ポリジオルガノシロキサン骨格、典型的にはポリジメチルシロキサンから成り、‐(EO)m‐及び/又は‐(PO)n‐基を含む側鎖を有し、ここでEOはエチレンオキシ、かつPOは1,2‐プロピレンオキシであって、主として側鎖は、水素又は低級アルキル基(例えばC1―6、通常はC1―3)で修飾されるか、あるいは終端される。他の好適なシリコーン中水型乳化剤は、参照することによって本明細書に組み込まれる米国特許第6,685,952号明細書に記載されている。市販されているシリコーン中水型乳化剤には、3225C及び5225C FORMULATION AIDという商品名でDow Corning社から入手可能なもの、General Electric社から入手可能なSILICONE SF‐1528、Goldschmidt Chemical社(ホープウェル、バージニア州)から入手可能なABIL EM90及びEM97、及びOSI Specialties社(ダンベリー、コネティカット州)から販売されている乳化剤のSILWETシリーズがある。
シリコーン中水型乳化剤の例は、これらに限定されないが、ジメチコーンPEG10/15架橋重合体、ジメチコーンコポリオール、セチルジメチコーンコポリオール、PEG‐15ラウリルメチコーン架橋重合体、ラウリルジメチコーン架橋重合体、シクロメチコーン及びジメチコーンコポリオール、ジメチコーンコポリオール(及び)カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、イソステアリン酸ポリグリセリル‐4(及び)セチルジメチコーンコポリオール(及び)ラウリン酸ヘキシル、及びジメチコーンコポリオール(及び)シクロペンタシロキサン等である。シリコーン中水型乳化剤の好ましい例は、限定されないが、PEG/PPG‐18/18ジメチコーン(商品名5225C、Dow Corning社)、PEG/PPG‐19/19ジメチコーン(商品名BY25‐337、Dow Corning社)、セチルPEG/PPG‐10/1ジメチコーン(商品名Abil EM‐90、Goldschmidt Chemical社)、PEG‐12ジメチコーン(商品名SF 1288、General Electric社)、ラウリルPEG/PPG‐18/18メチコーン(商品名5200 FORMULATION AID、Dow Corning社)、PEG‐12ジメチコーン架橋重合体(商品名9010及び9011 silicon elastomer blend、Dow Corning社)、PEG‐10ジメチコーン架橋重合体(商品名KSG‐20、信越化学工業社)、及びジメチコーンPEG‐10/15架橋重合体(商品名KSG‐210、信越化学工業社)等である。
シリコーン中水型乳化剤は、一般には約0.001重量%から約10重量%の量で、特に約0.01重量%から約5重量%の量で、さらに好ましくは1重量%未満で上記組成物中に存在する。
乳剤の水相は、1種又は複数種の追加の溶媒を含んでもよく、該溶媒はエタノール、イソプロパノール等の低級アルコールである。また、揮発性の溶媒は、化粧品として許容される酢酸ブチル又は酢酸エチルのようなエステル、アセトン又はエチルメチルケトンのようなケトン等である。
油含有相は、一般には乳剤の全重量に対して、約10重量%から約99重量%、好ましくは約20重量%から約85重量%、さらに好ましくは約30重量%から約70重量%を構成し、水相は、一般には全乳剤の約1重量%から約90重量%、好ましくは約5重量%から約70重量%、より好ましくは約20重量%から約60重量%を構成する。当該水相は、通常は約25重量%から約100重量%、より一般的には約50重量%から約95重量%の水を含む。
上記組成物は、リポソームを含んでもよい。リポソームは、他の添加剤又は物質を含んでもよく、かつ/あるいは投与後所定の部位により特異的に達し、又は残存するように修飾されてもよい。
さらに、上記組成物は、カプセル化及び/又はマイクロカプセル化技術を用いてもよい。本技術分野でよく知られるように、カプセル化物質は、水分、pHの変化、温度の変化、溶解度の変化、又は機械的せん断もしくは破壊を受けた場合に上記組成物を放出するように選択される。噴霧乾燥、抽出、液滴形成、流動層コーティング、リポソーム封入及びその他の好適なカプセル化物質及びカプセル化された物質の調製方法が、例えばShiによる米国特許出願公開第2005/0000531号明細書、Uhlmannらの「Flavor encapsulation technologies:an overview including recent developments」、Perfumer and Flavorist,27,52―61,2002及びHerbert B.Scher編集、Marcel Dekker社(ニューヨーク州ニューヨーク)のControlled‐Release Delivery Systems for Pesticides、1999年、3―29ページにおけるRobert E.Sparks及びIrwin Jacobsによる「Selection of Coating and Microencapsulation Processes」に開示されており、これらの内容が参照することで本明細書に組み込まれる。
カプセル化及び/又はマイクロカプセル化技術を適用された上記組成物は、ナノ粒子を形成する。用語「ナノ粒子」は、本明細書において直径約1ナノメートルから約999ナノメートルの間のナノメートルサイズの粒子を意味し、用語「ナノ粒子」は、本明細書で用いられた場合にナノメートルサイズの粒子、ナノクラスター、クラスター、粒子、小粒子及びナノ構造の物質を意味する。
上記組成物は、当業者にとって自明の他の化粧品用活性物質及び賦形剤を任意に含んでよく、これらに限定されないが、増量剤、乳化剤、抗酸化剤、界面活性剤、塗膜形成剤、キレート剤、ゲル化剤、増粘剤、軟化剤、保湿剤、湿潤剤、ビタミン、ミネラル、粘度及び/又はレオロジー調整剤、日焼け止め剤、角質溶解剤、脱色素剤、レチノイド、ホルモン化合物、αハイドロキシ酸、αケト酸、抗マイコバクテリア剤、抗菌剤、抗微生物剤、抗ウイルス剤、鎮痛剤、脂質化合物、抗アレルギー剤、H1又はH2抗ヒスタミン剤、抗炎症剤、抗刺激剤、抗腫瘍剤、免疫系活性化剤、免疫系抑制剤、抗ニキビ剤、麻酔剤、防腐剤、防虫剤、皮膚冷却剤、皮膚保護剤、皮膚透過促進剤、角質除去剤、潤滑剤、香料、着色剤、脱色素剤、脱色剤、保存剤、安定化剤、医薬剤、光安定化剤、日焼け止め剤、及びこれらの混合物等を任意に含んでもよい。上記に加えて、本発明に係る化粧品組成物は、皮膚疾患の治療のためのあらゆる他の化合物を含んでもよい。
着色剤は、例えば有機及び無機顔料ならびに真珠光沢剤である。好適な無機顔料は、これらに限定されないが、酸化チタン、酸化ジルコニウム及び酸化セリウムに加え、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化クロム及び第二鉄ブルーである。好適な有機顔料は、バリウム、ストロンチウム、カルシウム、及びアルミニウムレーキ及びカーボンブラックである。好適な真珠光沢剤は、酸化チタニウムで、酸化鉄で、あるいは天然の顔料で被覆された雲母である。
種々の増量剤及び追加の成分が加えられてもよい。増量剤は通常、組成物の全重量に対して約0重量%から約20重量%の量で、好ましくは約0.1重量%から約10重量%で存在すればよい。好適な増量剤は、限定されないシリカ、処理されたシリカ、タルク、ステアリン酸亜鉛、雲母、カオリン、Orgasol(商標)のようなナイロン粉末、ポリエチレン粉末、Teflon(商標)、でんぷん、窒化ホウ素、Expancel(商標)(Nobel Industries社)、Polytrap(商標)(Dow Corning社)及びシリコーン樹脂マイクロビーズ(東芝社のTospearl(商標))のようなコポリマーマイクロスフェアである。
本発明に係る1つの実施の形態では、組成物は、これらに限定されないが植物成分、角質溶解剤、落屑剤、ケラチノサイト増殖促進剤、コラゲナーザ阻害剤、エラスターゼ阻害剤、脱色素剤、抗炎症剤、ステロイド、抗ニキビ剤、抗酸化剤、サリチル酸又はサリチル酸塩、チオジプロピオン酸又はそのエステル、及び糖化最終産物(AGE)阻害剤のような追加の皮膚活性剤を含んでもよい。
特定の実施の形態では、組成物は、例えば植物抽出物、エッセンシャルオイル、又は植物自体のような少なくとも1種の追加の植物成分を含んでもよい。好適な植物成分は、限定されないが、ニシヒマラヤモミ(Abies pindrow)、アセンヤク(Acacia catechu)、アロエ、ゾウコンニャク(Amorphophallus campanulatus)、アノゲイサスラティフォリア、ゼンマイ(Asmunda japonica)、インドセンダン(Azadirachta indica)、ブテアフロンドーサ、ブテアモノスパーマ、ヒマラヤスギ(Cedrus deodara)、カモミール、アムラ(Emblica officinalis)、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、カンゾウ(Glycyrrhiza glabra)、カナグムラ(Humilus scandens)、ナナミノキ(Ilex purpurea Hassk)、イヌラ(Innula racemosa)、リグスティクムチャンギオン、リグスティクムルキドゥム、クスノハガシワ(Mallotus philippinensis)、メリコープハイエシル、ミサキノハナ(Mimusops elengi)、ヤエヤマアオキ(Morinda citrifolia)、ワサビノキ(Moringa oleifera)、リモニアクレヲラタ(Naringi crenulata)、キョウチクトウ(Nerium indicum)、キンマ(Piper betel)、ポウゾルジアペンタンドラ、プソラリアコリリフォリア、リナカンツスナスツス、サピンダスラレク(Sapindus rarek)、シロゴチョウ(Sesbania grandiflora)、ステノローマチュサナ、セイタカミロバラン(Terminalia bellerica)、トマト糖脂質からの抽出物およびそれらの混合物である。
組成物は、抗老化効果を有する追加の活性成分を含んでもよく、この組み合わせによって相乗的な改良がもたらされることが期待される。例示の抗老化成分は、限定されないがいくつか挙げると、植物成分(例えば、ツルハナモツヤクノキ抽出物);フィトール、チオジプロピオン酸(TDPA)及びこれらのエステル;レチノイド(例えば、オールトランス型レチノイン酸、9‐シスレチノイン酸、フィタン酸等);ヒドロキシ酸(α‐ヒドロキシ酸及びβ‐ヒドロキシ酸を含む)、サリチル酸及びサリチル酸塩;角質除去剤(例えば、オールトランス型レチノイン酸、9‐シスレチノイン酸、フィタン酸等);グリコール酸、3,6,9‐トリオキサウンデカン二酸等);エストロゲンシンセターゼ活性化物質(カフェイン及び誘導体);5αリダクターゼ活性を阻害する物質(例えば、リノレン酸、リノール酸、フィナステライド、及びこれらの混合物);バリア機能強化物質(例えば、セラミド、グリセリド、コレステロール及びそのエステル、α‐ヒドロキシ及びオメガ‐ヒドロキシ脂肪酸及びこれらのエステル等);コラゲナーゼ阻害剤;及びエラスターゼ阻害剤である。
例示のレチノイドは、限定されないが、レチノイン酸(例えば、オールトランス型又は13‐シス型)及びその誘導体、レチノール(ビタミンA)、パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール及びプロピオン酸レチノールのようなこれらのエステル、ならびにこれらの塩である。
また、他の実施の形態において、本発明に係る局所の組成物は、次のうち1種又は複数種を含む:皮膚透過促進剤、皮膚軟化剤、皮膚プランパー、光拡散物質、日焼け止め剤、角質除去剤及び抗酸化剤。
皮膚軟化剤は、肌の滑らかさを向上させ、小皺及び粗い皺の外観を軽減するといった機能的な利益をもたらす。例は、ミリスチン酸イソプロピル、ワセリン、ラノリン酸イソプロピル、シリコーン(例えば、メチコーン、ジメチコーン)、油、鉱油、脂肪酸エステル又はこれらのあらゆる混合物である。皮膚柔軟剤は、好ましくは上記組成物の全重量の約0.1重量%から約50重量%で存在する。
皮膚プランパーは、皮膚のコラーゲンを増加させるものとして機能する。好適かつ好ましい皮膚プランパーの例は、パルミトイルオリゴペプチドである。他の皮膚プランパーは、コラーゲン及び/又はその他のグリコサミノグリカン(GAG)増加剤である。含有する場合、皮膚プランパーは、上記組成物の全重量の約0.1重量%から約20重量%である。
光拡散物質は、皮膚表面に対する光の作用を変化させる粒子であって、例えば小皺や皺の見た目をぼやかしたり柔らかくしたりする。本発明で用いられる光拡散物質の例は、これらに限定されないが、窒化ホウ素、雲母、ナイロン、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリウレタン粉末、絹雲母、シリカ、シリコーン粉末、タルク、テフロン(登録商標)、二酸化チタン、酸化亜鉛、又はこれらのあらゆる組み合わせである。含有する場合、光拡散物質は、上記組成物の全重量の約0.01重量%から約20重量%である。
また、紫外線による損傷から皮膚を保護する日焼け止め剤が含まれてもよい。好ましい日焼け止め剤は、幅広い範囲のUVB及びUVA防御効果を有するものであって、オクトクリレン、アボベンゾン(パーソル1789)、メトキシケイ皮酸オクチル、サリチル酸オクチル、オキシベンゾン、ホモシレート、ベンゾフェノン、ショウノウ誘導体、酸化亜鉛及び二酸化チタンである。含有する場合、日焼け止め剤は、上記組成物の約0.01重量%から約70重量%である。
好適な角質除去剤は、例えばα‐ヒドロキシ酸、β‐ヒドロキシ酸、オキソ酸、オキサ二酸、ならびにエステル、無水物及びこれらの塩のような誘導体等である。好適なヒドロキシ酸は、例えばグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、2‐ヒドロキシアルカン酸、マンデル酸、サリチル酸及びこれらの誘導体等である。好ましい角質除去剤は、グリコール酸である。角質除去剤は、上記組成物の約0.1重量%から約80重量%である。
抗酸化剤は、環境的な刺激から皮膚を保護するために、特に皮膚におけるフリーラジカルを捕捉する機能を有する。本発明で用いられる抗酸化剤の例は、フェノール性の水酸基を有する物質であって、アスコルビン酸及びその誘導体/エステル;β‐カロテン;カテキン;クルクミン;フェルラ酸誘導体(例えば、フェルラ酸エチル、フェルラ酸ナトリウム);没食子酸誘導体(例えば、没食子酸プロピル);リコピン;還元酸;ロスマリン酸;タンニン酸;テトラハイドロクルクミン;トコフェロール及びその誘導体;尿酸;又はこれらのあらゆる混合物等である。その他の好適な抗酸化剤は、1個又は複数個のチオール基(‐SH)を有するものであって、還元型又は非還元型のどちらでもよく、グルタチオン、リポ酸、チオグリコール酸、及び他のスルフヒドリル化合物等である。抗酸化剤は、無機の、例えば亜硫酸水素塩、メタ重亜硫酸塩、亜硫酸塩、又は他の無機塩と硫黄を含有する酸である。本発明に係る組成物は、上記組成物の全重量の好ましくは約0.001重量%から約10重量%、より好ましくは約0.01重量%から約5重量%で抗酸化剤を含む。
その他一般的な添加剤は、トコフェロール及びアスコルビン酸のようなビタミン、モノパルミチン酸アスコルビルのようなビタミン誘導体、ヒドロキシアルキルセルロースのような増粘剤、ゲル化剤、ベントナイト、スメクタイト、ケイ酸マグネシウムアルミニウム及びケイ酸リチウムマグネシウムのような構造化剤、EDTAのような金属キレート剤、酸化亜鉛及び二酸化チタンのような顔料、着色剤、皮膚軟化剤及び保湿剤等である。
組成物は、強い酸化作用を有する成分、例えば有機又は無機の過酸化物を基本的には含まないのが好ましい。「基本的には含まない」とは、それら成分の量がN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンのコラーゲン増加活性に測定可能な影響を及ぼすほど十分には含まれていないことを意味する。いくつかの実施の形態では、この量は、N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンの量に対してモル基準で1%未満である。
1つの実施の形態では、N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを含む本発明に係る組成物は、約1から約8の間のpHである。特定の実施の形態では、組成物のpHは、酸性、例えば7.0未満であり、好ましくは約2から約7の間であり、より好ましくは約3.5から約5.5の間である。
本発明は、N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを含む組成物を皮膚の老化の兆候を抑制、改善、回復又は防止するのに十分な期間、局所的に患部に適用することで老化した皮膚を治療するための方法を提供し、好ましくは化粧品として許容される溶媒を用いる。当該方法は、特に光による老化及び内因性老化の兆候の治療に有効である。
一般に、状態及び/又は美的外観における改善は、加齢による老化、光による老化、ホルモンの影響による老化、及び/又は化学線による老化による皮膚上の兆候の抑制;小皺及び/又は皺の外観の防止及び/又は抑制;顔の小皺及び皺、頬、額の皺、眼と眼の間の垂直方向の皺、眼の上、口の周りの水平方向の皺、マリオネットライン(ほうれい線)、及び特に深い皺又は小じわの目立ち易さの抑制;小皺及び/又は皺の外観及び/又は深さの防止、抑制及び減少;眼窩下の皺及び/又は眼窩周囲の皺の外観の改善;目じりの皺の外観の改善;皮膚、特に老化した皮膚の若返り及び/又は活性化;皮膚脆弱性の抑制;グリコサミノグリカン及び/又はコラーゲンの消失の防止及び/又は回復;エストロゲンの不安定さによる影響の改善;皮膚萎縮の防止;色素過剰の防止、抑制及び又は治療;皮膚の変色の最小化;皮膚の色合い、輝き、透明感及び/又はつっぱり感の改善;皮膚のたるみの防止、抑制及び/又は改善;皮膚の硬さ、ふくよかさ、しなやかさ及び/又は柔軟性の向上;プロコラーゲン及び/又はコラーゲンの産生の向上;皮膚のきめの改善及び/又は再組織化の促進;皮膚バリアの修復及び/又は機能の改善;皮膚の輪郭の外観の改善;皮膚の艶及び/又は明るさの回復;皮膚における疲労及び/又はストレスの兆候の最小化;環境ストレスに対する抵抗;老化及び/又は更年期で減少した皮膚内成分の補充;皮膚細胞間の伝達の改善;細胞増殖及び/又は増倍の増加;老化及び/又は更年期によって減少した皮膚細胞の代謝の増加;細胞の老化の遅延;皮膚の湿潤の改善;皮膚厚みの増加;皮膚の弾性及び/又は弾力性の増加;剥離の向上;微小循環の改善;セルライト形成の減少及び/又は防止;及びこれらのあらゆる組み合わせからなる群から選択される。
何らかの特定の理論に縛られることなく、本発明に係る組成物は、コラーゲンを活性化することによって、及び/又はデスモグレインの活性化を介してケラチノサイト間の細胞と細胞との接着を改善することによって、皮膚の美的外観をさらに良くし、改善する。
組成物は、望まれる抗老化効果を得るために必要とされる期間、通常毎日1回、2回又は3回、皮膚に適用される。治療計画には、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも4週間、少なくとも8週間、あるいは少なくとも12週間、毎日の適用が含まれてもよい。また、長期の治療計画でもよい。
N‐置換スルホニルオキシベンジルアミン活性成分は、「それを必要とする個人」に適用され、当該個人とは皮膚の損傷又は老化の目に見える兆候を減らすことにより、効果を得ることができる個人を意味する。特定の実施の形態では、N‐置換スルホニルオキシベンジルアミン成分は、医薬的に、生理学的に、美容的に、及び皮膚科学的に許容される溶媒、希釈剤、又は担体で提供され、組成物は、皮膚の患部に適用され、かつ皮膚の状態及び美的外観を改善するために有効な量で患部に保持される。
1つの実施の形態では、小皺及び皺を治療するための方法は、本発明のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン組成物を、それを必要とする個人の皮膚に局所的に適用することを含み、例えば、小皺及び/又は皺の程度を軽くする、又は新たな小皺及び/又は皺の形成を防止あるいは阻害するのに十分な時間、所定量を直接小皺及び/又は皺に局所的に適用することである。小皺及び/又は皺の形成又は外観に対する組成物の効果は、定性的に、例えば外観検査、あるいは定量的に、例えば顕微鏡又はコンピュータを用いた皺の形態の測定(例えば、皮膚の単位面積あたりの数、深さ、長さ、面積、体積及び/又は皺の幅)で評価できる。本実施の形態は、手、腕、足、首、胸及び額を含む顔の皮膚における皺の治療を含む。
また、本発明に係る組成物は、それを必要とする個人の薄皮に局所的に該組成物を適用することによって薄皮の治療に有効であると考えられる。「薄皮」は、加齢による老化、更年期又は光による損傷のために薄くなった皮膚を含むことを意味する。皮膚は、男性と女性で異なる年代、特に女性においては人生の異なるステージで皮膚が薄くなると信じられている。このため、いくつかの実施の形態では、治療は、男性における薄皮のためであって、他の実施の形態は、女性、閉経前あるいは閉経後における薄皮を治療する。
本発明に係る方法は、通常25歳未満の人であって、皮膚の老化が現れていない患者に対して老化を予防するために予防的に用いられてもよい。また、当該方法は、25歳以上の患者の多くに見られるように老化の兆候が現れた段階で、回復又は治療してもよい。
以下の実施例は、限定されない本発明の一形態を示すものである。
実施例
実施例1
コラーゲン試験
ヒト皮膚繊維芽細胞(Cascade Biologics社、ポートランド、オレゴン州)が添加培地(DMEM、10%ウシ胎仔血清、1%ペニシリン/ストレプトマイシン及び1%L‐グルタミン)で96ウェル培養プレートに10,000細胞/ウェルで播かれ、37℃で10%COの加湿環境下に一晩置かれた。翌日、培地が新しい培地(DMEM、1%ペニシリン/ストレプトマイシン及び1%L‐グルタミン)に交換され、DMSOに溶解された化合物が0.0005%の濃度でウェルに3通りで添加された。DMSO溶液はコントロールとして用いられた。48時間のインキュベーション後、プレートがインキュベータから取り出され、各ウェルの培地がプロコラーゲン試験のために回収された。
コラーゲンの産生は、プロコラーゲンタイプI C‐ペプチド(PIP) EIAキット(タカラバイオ社、日本)を用いて測定した。簡単には、馴化培地がサンプル希釈剤で1:10に希釈された。20μlの希釈された馴化培地と100μlの抗体‐PODコンジュゲート溶液がタカラELISAプレートのウェルに添加された。ELISAプレートが37℃で3時間インキュベートされてから、ウェルが400μlの1X PBSで4回洗浄された。洗浄が終わると、100μlの基質溶液(キットで提供)がウェルに加えられ、15分間室温でインキュベートされた。反応は100μlの1N硫酸をウェルに加えることで停止された。吸光度が波長450nmにおいて分光光度計によって測定された。馴化培地内のプロコラーゲンペプチドの量は、標準曲線から算出された。コラーゲン産生の促進は、コントロールを超えたコラーゲンの増加として示された。
コラーゲン試験で評価された化合物の結果が表1に示されている。
Figure 2013533255
各文献又は特許明細書又は特許出願が明確に、個別に全ての目的に関してその全体を参照することにより組み込まれるように、全ての目的において本明細書で引用された特許出願を含む全ての参照文献及び文献は、それらの全体を参照することにより本明細書に組み込まれる。本発明の多くの改良及び変形がその精神と範囲から逸脱することなくなされることが当業者にとって明白である。本明細書に記載された特定の実施の形態は、例示のみのために提供され、本発明は、添付の特許請求の範囲の用語の他、特許請求の範囲に含まれる同等の全ての範囲よってのみ限定される。
(関連出願の相互参照)
本国際出願は、2010年6月30日に出願された同時係属の米国出願番号第12/826,864号に対する優先権を主張し、その全体が参照することにより本願に組み込まれる。

Claims (19)

  1. 化粧品として許容される溶媒中の有効量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン又は化粧品として許容されるその塩を、それを必要とする皮膚の領域に局所的に適用することを含む、
    ヒトの皮膚の美的外観を改善するための方法。
  2. 前記N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンは、式1の構造を有し、
    Figure 2013533255
    ここで、
    及びWは、それぞれ独立してCO、CO、CONH、SO又はPOであって、
    、R及びRは、それぞれ独立してC1−20の炭化水素であって、各々独立してアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、及びアルキルヘテロアリールから選択され、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換され、
    X、Yは、それぞれH又は任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、ハロアルコキシ、アルケニルを示し、ここで、隣接したX、Yはともに5、6又は7員環を形成し、
    ‐O‐W‐R基は、フェニル環の3‐又は4‐位に付加される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. は、C1―4アルキル基である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. は、‐CH又は‐CHCHである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. は、i‐ブチル、sec‐ブチル、メトキシエチル及びCH‐2‐フラニルからなる群から選択される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. は、i‐ブチル基である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 及びWは、それぞれ独立してCO、CONH、及びSOからなる群から選択される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. は、‐SO基又は‐CONH基であって、Wは、‐SO基である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. は、アルキル、シクロアルキル又はアリールである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  10. は、フェニルである、
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記皮膚の前記美的改善は、
    (a)小皺又は皺の治療、減少、及び/又は防止
    (b)皮膚の毛穴の大きさの縮小
    (c)皮膚厚み、ふくよかさ、及び/又はつっぱり感の改善
    (d)皮膚のしなやかさ及び/又は柔軟性の改善
    (e)皮膚の色合い、輝き、及び/又は透明感の改善
    (f)プロコラーゲン及び/又はコラーゲンの産生の改善
    (g)エラスチンの維持及び再形成の改善
    (h)皮膚のきめ及び/又は再組織化の促進の改善
    (i)皮膚バリアの修復及び/又は機能の改善
    (j)皮膚の輪郭の外観の改善
    (k)皮膚の艶及び/又は明るさの回復
    (l)必須栄養素及び/又は皮膚の構成物質の補充
    (m)更年期によって低下した皮膚の外観の改善
    (n)皮膚の湿潤の改善
    (o)皮膚の弾性及び/又は弾力性の増加
    (p)皮膚のたるみの治療、抑制、及び/又は防止、又は
    (q)しみの縮小
    からなる群から選択される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記皮膚の前記美的改善は、小皺及び/又は皺、皮膚の老化、皮膚の弾性の消失及び剥けた皮膚の外観の治療、抑制、及び/又は防止である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンは、次の構造
    Figure 2013533255
    又は化粧品として許容されるその塩を有し、
    ここで、
    X及びYはHであって、
    は、C1―8アルキル基、フェニル基又はベンジル基であって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換され、
    は、アルキル、アリール、アルキルアリール又はヘテロアリールであって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換され、
    は、アルキル又はアリールであって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  14. 前記N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンは、次の構造
    Figure 2013533255
    又は化粧品として許容されるその塩を有し、
    ここで、
    X及びYはHであって、
    は、C1―8アルキル基、フェニル基又はベンジル基であって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換され、
    は、アルキル、アリール、アルキルアリール又はヘテロアリールであって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換され、
    は、アルキル又はアリールであって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子、で任意に置換され、
    ‐O‐SO‐R基は、フェニル環の3‐又は4‐位に付加される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  15. 前記N‐置換スルホニルオキシベンジルアミンは、次の構造を有し、
    Figure 2013533255
    ここで、
    X及びYはHであって、
    は、C1―8アルキル基、フェニル基又はベンジル基であって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換され、
    は、アルキル、アリール、アルキルアリール又はヘテロアリールであって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子で任意に置換され、
    は、アルキル又はアリールであって、それぞれC及び/又はハロゲン、O、N及びSを含む1―6個のヘテロ原子、で任意に置換される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  16. 化粧品として許容される溶媒中の有効量のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミン又は化粧品として許容されるその塩を、それを必要とする個人の皮膚における皺及び/又は小皺に、前記皺及び/又は小皺の程度を軽くするのに十分な時間、局所的に適用することを含む、
    皺及び/又は小皺を治療する方法。
  17. 前記N‐置換スルホニルオキシベンジルアミン又は化粧品として許容されるその塩は、少なくとも4週間の期間、毎日少なくとも1回、前記皮膚に適用される、
    ことを特徴する請求項16に記載の方法。
  18. 化粧品として許容される溶媒に約0.0001重量%から約25重量%のN‐置換スルホニルオキシベンジルアミンを含む、化粧品組成物。
  19. 前記化粧品として許容される溶媒は、油中水型又は水中油型乳剤を含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載の化粧品組成物。
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