本発明は、無線アクセステクノロジに関し、特に、フェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムに関する。
本出願は、2010年2月10日に中国特許庁に出願した中国特許出願第201010111296.6号(発明の名称「METHOD, DEVICE, AND SYSTEM FOR SELECTING FEMTOCELL GATEWAY」)の優先権を主張するものである。上記出願はここにその全体を参照援用する。
WiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)ネットワークのネットワークカバレッジを改善し、特にインドアのカバレッジを改善するため、WiMAXフェムトセルをインドアに展開する。WiMAXフェムトセルは、WiMAXフェムトセルネットワークネットワークサービスプロバイダにより提供されるコアネットワーク又はWiMAXマクロセルネットワークに、ブロードバンドネットワークを通じて接続される。WiMAXフェムトセルの運用、認証、及び管理に責任を持つ新しいWiMAXフェムトセルネットワークサービスプロバイダがWiMAXネットワークに導入される。
本発明の実施において、発明者は、WiMAXフェムトセルがセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルゲートウェイに接続され、WiMAXフェムトセルネットワークサービスプロバイダにより提供されるコアネットワークまたはWiMAXマクロセルネットワークにアクセスすることを見いだした。WiMAXフェムトセルと接続されたフェムトセルゲートウェイは、WiMAXフェムトセルの電源投入初期化時に選択される。WiMAXフェムトセルが正常に動作すると、WiMAXフェムトセルは、電源投入初期化時に選択されたフェムトセルゲートウェイを通して、WiMAXフェムトセルネットワークサービスプロバイダにより提供されたコアネットワークまたはWiMAXマクロセルネットワークへのアクセスを維持する。電源投入初期化時に選択されたフェムトセルゲートウェイが、例えば、フェムトセルゲートウェイのオーバーロードやその故障により、WiMAXフェムトセルや端末に通常のサービスを提供できない場合、フェムトセルに接続された端末の通信サービス品質は影響を受ける。
本発明の実施形態は、フェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムを提供して、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないことにより移動端末の通信サービスの品質に影響がでるとの問題を解決する。
フェムトセルゲートウェイを選択する方法であって:カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するステップ;及び前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信して、前記フェムトセルが、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報に対応する目標フェムトセルゲートウェイにアクセスするか、または前記フェムトセルが、前記目標フェムトセルゲートウェイを通して、前記ネットワークへのアクセスを要求する端末のためにプリアタッチメント動作を実行するようにするステップとを有する。
フェムトセルゲートウェイを選択する方法であって:目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信するステップ;及びメッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するステップ;及び/又はメッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイにより、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するステップを有する。
ネットワーク管理装置は、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された選択部;及び前記選択部により選択された目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを前記フェムトセルに送信するように構成された第1の送信部とを有する。
フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信するように構成された第1の受信ユニット;前記第1の受信ユニットにより受信された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第1の実行ユニット;及び/又は前記第1の受信ユニットにより受信された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイにより、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成された第2の実行ユニットを有する。
フェムトセルゲートウェイを選択するシステムは:カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択し、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信するように構成されたネットワーク管理装置;及び目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信し、前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立、及び/又は前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイにより、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成されたフェムトセルを有する。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
本発明の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すフローチャートである。
図2に示したフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すフローチャートのステップ202を示すフローチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第1のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第2のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第3のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すシーケンスチャートである。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第1のシーケンスチャートである。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第2のシーケンスチャートである。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第3のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すシーケンスチャートである。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置を示す第1の構造図である。
図12に示したネットワーク装置の選択部を示す第1の構造図である。
図13に示したネットワーク装置の選択部を示す第2の構造図である。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置を示す第2の構造図である。
本発明のさらに他の一実施形態によるネットワーク装置を示す構造図である。
図16に示したフェムトセルの第1実行部を示す構造図である。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルを示す構造図である。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルを示す構造図である。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルを示す構造図である。
本発明の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択をするシステムを示す構造図である。
実施形態の詳細な説明
フェムトセルゲートウェイが通常のサービスを提供できないため移動端末の通信サービスの品質に影響がでるとの先行技術における問題を解決するため、本発明の実施形態では、フェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムを提供する。
図1に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法は、次のステップを含む:
ステップ101:カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択する。
ステップ101において、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報は、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイの負荷機能情報(load capability information)である。
この実施形態では、フェムトセルによりアクセスされた元のフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに通常のサービスを提供できないということは、その元のフェムトセルゲートウェイのオーバーロードの発生、ネットワーク全体の伝送最適化の必要性、またはその元のフェムトセルゲートウェイの故障の発生が含まれる。フェムトセルによりアクセスされた元のフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに通常のサービスを提供できない場合、ネットワーク管理装置(network management entity)は、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイを選択できる。
ステップ102:目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信する。
この実施形態では、フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージにより、その目標フェムトセルゲートウェイの識別情報に対応する目標フェムトセルゲートウェイにアクセスできる。そして、フェムトセルゲートウェイの選択を実行し、目標フェムトセルゲートウェイに、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作(pre-attachment operation)を実行させる。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法により、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
図2に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法は、次のステップを含む:
ステップ201:目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信する。
この実施形態では、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージは、自立的ネットワーク(Self-Organized Network、SON)などのサーバネットワーク管理装置により送信される。
SONサーバは論理的なネットワーク管理機能装置であり、フェムトセルゲートウェイとは別に配置され、又はフェムトセルゲートウェイ上に配置されてもよい。SONサーバがフェムトセルゲートウェイ上に配置されると、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報はフェムトセルゲートウェイからフェムトセルに送信されるだけである。
ステップ202:メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立する。及び/又は
ステップ203:目標フェムトセルゲートウェイは、メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行する。
この実施形態では、図3に示したように、ステップ202は:ステップ2021:メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを確立する。ステップ2022:通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録(register)する。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法により、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
当業者に本発明の実施形態により提供される技術的解決手段をより明確に理解してもらうため、本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を、具体的な実施形態により以下に詳細に説明する。
図4に示したように、本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、フェムトセルの初期化プロセスが完了し、フェムトセルゲートウェイへの登録(registration)が失敗した後、フェムトセルゲートウェイを選択する必要がある時に、適用される。この方法は、フェムトセルによる元のフェムトセルゲートウェイへの登録要求があると実行される。
本発明の実施形態では、元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに登録失敗理由に関する情報を含む登録失敗応答メッセージを返したためにフェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの登録を要求した時と、フェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した時とに、フェムトセルは、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージを、SONサーバに送信し、フェムトセルが受信した登録失敗理由に関する情報であってもよい選択理由に関する情報をメッセージ中に含め、SONサーバがフェムトセルのために新しいフェムトセルゲートウェイすなわち目標フェムトセルゲートウェイを選択するようにする。この実施形態の具体的なステップは次の通りである:
ステップ301:フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイに登録要求メッセージを送信する。このステップは、フェムトセルの初期化プロセスが完了してから、またはフェムトセルの動作中に登録抹消(deregistration)後に登録を再び開始した時に、行われる。
ステップ302:元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに登録失敗応答メッセージを返信する。
この実施形態では、フェムトセルゲートウェイへのアクセス負荷が飽和状態になった時、または運用ポリシーによりフェムトセルゲートウェイがフェムトセルによるアクセスをこれ以上受け付けない時、フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイに登録要求メッセージを送信し、元のフェムトセルゲートウェイはフェムトセルに登録失敗理由に関する情報を含む登録失敗応答メッセージを返信する。
ステップ303:フェムトセルは、登録失敗応答メッセージを受信する。このメッセージは、オーバーロードや伝送最適化などの登録失敗の理由を含む。
ステップ304:フェムトセルは、登録失敗応答メッセージを受信すると、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージ(FeGW Re-selection Requestなど)をSONサーバに送信する。このメッセージは、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報、及び/又は元のフェムトセルゲートウェイの識別情報を含む。フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報は、登録失敗の理由に関する情報、登録抹消(deregistration)の理由に関する情報などである。この情報は、SONサーバがフェムトセルゲートウェイを選択する際に参考として(as a reference basis)用いられる。元のフェムトセルゲートウェイの識別情報は、ここでは、元のフェムトセルゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、フェムトセルゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。元のフェムトセルゲートウェイの識別情報により、SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイを再度選択することを回避できる。また、SONサーバは、フェムトセルの初期化時に、各フェムトセルにより使われるフェムトセルゲートウェイを記録する。SONサーバは論理的なネットワーク管理機能装置であり、フェムトセルゲートウェイとは別に配置され、又はフェムトセルゲートウェイ上に配置されてもよい。SONサーバがフェムトセルゲートウェイに配置されると、フェムトセルによりSONサーバに送信されるフェムトセルゲートウェイ選択要求は、フェムトセルから、そのフェムトセルのフェムトセルゲートウェイにだけ送信される。
ステップ305:SONサーバは、フェムトセルにより送信されたフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージを受信すると、元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに対して通常のサービスを提供できないと判断し、ゲートウェイアクセスを選択する理由に関する、メッセージに含まれた情報により、フェムトセルが選択する理由を取得し、又は、元のフェムトセルゲートウェイアクセスの識別情報により、フェムトセルにより最初に使われていたフェムトセルゲートウェイを取得する。
ステップ306:元のフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに通常のサービスを提供できない場合、SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイを選択する。
この実施形態では、SONサーバは、次のステップにより、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイを選択する。元のフェムトセルゲートウェイがオーバーロードした時、SONサーバは、まず、自分がいるネットワーク中においてフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルの負荷情報を取得し、そのネットワーク中のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルの負荷情報により、そのネットワーク中のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算し、その負荷状態により目標フェムトセルゲートウェイを選択する。留意点として、目標フェムトセルゲートウェイを選択する時、フェムトセルゲートウェイを選択する必要があるフェムトセルのロケーション情報と、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する、フェムトセルにより送信されたフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージに含まれる情報とを参照して、そのフェムトセルの必要性に合う目標フェムトセルゲートウェイが選択され、その目標フェムトセルゲートウェイの識別情報が取得される。フェムトセルのロケーション情報はそのフェムトセルの物理的ロケーション情報であることにも留意する。
この実施形態では、SONサーバによる、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイの選択は、次のステップを含む:カレントネットワーク中の前記フェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報を取得するステップと;
カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報により、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算するステップと;
負荷状態により目標フェムトセルゲートウェイを選択するステップ。
ステップ307:SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信する。すなわち、(FeGW Re-selection応答などの)フェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージを送信する。目標フェムトセルゲートウェイの識別情報は、ここでは、目標フェムトセルゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、フェムトセルゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ308:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信する。すなわち、フェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージを受信する。
ステップ309:フェムトセルは、メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、その目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、その通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録(register)する。WiMAXフェムトセルネットワークの場合、上記の通信インタフェースはR6−Fインタフェースである。
ステップ310:フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを破棄する。
本発明の実施形態により、フェムトセルは、セキュリティゲートウェイを通して目標フェムトセルゲートウェイに接続でき、移動端末に、目標フェムトセルゲートウェイを通したWiMAXサービスネットワークへのアクセスサービスを提供できる。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。例えば、ステップ310はステップ303の後に実行できる。すなわち、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録失敗応答メッセージを受信すると、ただちにそのフェムトセルと元のフェムトセルゲートウェイとはその間の通信インタフェースを破棄できる。もちろん、ステップ310は、必ずしもフェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した直後に開始されなくてもよく、フェムトセルでタイマーをセットして、タイマーがタイムアウトした時に、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを自動的に破棄してもよい。初期化時にフェムトセルが複数のフェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立した場合、ステップ309は必ずしも実行されない。すなわち、初期化時にフェムトセルが目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、登録している場合、ステップ309は実行されなくてもよい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、元のフェムトセルゲートウェイとの登録を失敗した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとは、必ずしも同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続する必要はない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図5に示すように、SONサーバが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW2)と元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW1)とが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通して基地局と接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップには、上記のステップ301乃至310が含まれ、ステップ308の後に次のステップが含まれる:
ステップ312a:目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを見つける。
この実施形態では、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイと接続されているか判断する。この判断は、セキュリティゲートウェイとフェムトセルゲートウェイの間の接続関係の予め記憶されたテーブルにより行える。この関係テーブルは、SONサーバ又はブートストラップサーバに予め記憶できる。さらに、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイが見つかると、SONサーバは、その目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイのIPアドレスを、ブートストラップサーバを通して取得し、そのIPアドレスをセキュリティゲートウェイの識別情報として使用する。
セキュリティゲートウェイの識別情報はIPアドレスにより表されるものに限定されず、IPアドレスを取得する方法はブートストラップサーバによるものに限定されないことには留意を要する。セキュリティゲートウェイの識別情報は、ここでは、セキュリティゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、セキュリティゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ313a:SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信する。セキュリティゲートウェイの識別情報は、ここでは、セキュリティゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、セキュリティゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ314a:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信有する。
ステップ315a:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージにより、セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立する。通信接続は、ここでは概して、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間のセキュリティトンネル(IP Secトンネル)を言う。このステップの具体的な実施において、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間にIP Secトンネルが確立されると、認証ポリシーに基づき、この手順は、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイを通して、フェムトセル認証サーバにおいて、フェムトセルの認証手順をトリガーする。具体的な認証手順については、既存の文献を参照されたい。
ステップ316a:フェムトセルは、応答メッセージをSONサーバに返し、セキュリティゲートウェイの識別情報を受信したことを確認し、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間の通信の確立結果を示す。本発明は、メッセージを送信する時点を限定しないが、メッセージは、ステップ315aの前に送信される場合、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間の通信の確立結果を表示できない。
ステップ316aの後、ステップ309,310,及び317が実行される。
ステップ317:フェムトセルは、セキュリティゲートウェイとの通信接続を破棄する。セキュリティゲートウェイは、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイである。通信接続は、ここでは概して、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間のセキュリティトンネル(IP Secトンネル)を言う。このステップの具体的な実施の際、フェムトセルとセキュリティゲートウェイは、そのフェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間のIP Secトンネルを破棄する。認証ポリシーに基づき、この手順は、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを通して、フェムトセル認証サーバにおいて、フェムトセルの認証取消手順をトリガーする。具体的な認証手順については、既存の文献を参照されたい。
この実施形態では、セキュリティゲートウェイとの通信接続の確立は、次のステップにより行われる:フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイとIP Secトンネルを確立し、セキュリティゲートウェイとフェムトセル認証サーバの認証器により認証手順を完了する。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。ステップ312aは、ステップ305とステップ306と組み合わせてもよく、すなわち、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを見つけると同時に、目標フェムトセルゲートウェイを選択してもよい。この場合、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報は、ステップ307とステップ308のフェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージに担われ、フェムトセルに送信され、ステップ313aと314aが実行されなくてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ315aと309は実行しなくてもよい。ステップ310はステップ303の後に実行できる。すなわち、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録失敗応答メッセージを受信すると、ただちにそのフェムトセルと元のフェムトセルゲートウェイとはその間の通信インタフェースを破棄できる。もちろん、ステップ310は、必ずしもフェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した直後に開始されなくてもよく、フェムトセルでタイマーをセットして、タイマーがタイムアウトした時に、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを自動的に破棄してもよい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、元のフェムトセルゲートウェイとの登録を失敗した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図6に示すように、フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW2)と元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW1)とが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通して基地局と接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップには、上記のステップ301乃至310が含まれ、ステップ308の後に次のステップが含まれる:
ステップ312b:目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を取得する。
この実施形態では、フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイと接続されているか判断する。この判断は、セキュリティゲートウェイとフェムトセルゲートウェイの間の接続関係の予め記憶されたテーブルにより行える。この関係テーブルは、SONサーバ又はブートストラップサーバに予め記憶できる。さらに、フェムトセルは、ブートストラップサーバを取得し、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイのIPアドレスを、そのセキュリティゲートウェイの識別情報として取得できる。
セキュリティゲートウェイの識別情報はIPアドレスやMACアドレスにより表されるものに限定されず、IPアドレスを取得する方法はブートストラップサーバによるものに限定されないことには留意を要する。
ステップ313b:セキュリティゲートウェイの識別情報により、前記セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立する。この実施形態では、ステップ313bとステップ315aを実施する方法は同じであり、ここでは説明を繰り返さない。
ステップ313bの後、ステップ309,310,及び317が実行される。
ステップ317:フェムトセルは、セキュリティゲートウェイとの通信インタフェースを破棄する。セキュリティゲートウェイは、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイである。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ313bと309は実行しなくてもよい。ステップ310はステップ303の後に実行できる。すなわち、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録失敗応答メッセージを受信すると、ただちにそのフェムトセルと元のフェムトセルゲートウェイとはその間の通信インタフェースを破棄できる。もちろん、ステップ310は、必ずしもフェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した直後に開始されなくてもよく、フェムトセルでタイマーをセットして、タイマーがタイムアウトした時に、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを自動的に破棄してもよい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、元のフェムトセルゲートウェイとの登録を失敗した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
図7に示したように、本発明のさらに他の一実施形態は、ネットワークの動作中に適用される。この方法の実施は、フェムトセルがセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルゲートウェイに接続され、フェムトセルゲートウェイを通して、移動端末にWiMAXサービスネットワークへのアクセスサービスを提供するとの条件による。
本発明の実施形態では、元のフェムトセルゲートウェイは、それ自体におけるオーバーロードを見つけるアクティビティにより、または伝送の最適化や次回のシャットダウンなどの理由により、元のフェムトセルゲートウェイに接続された複数のフェムトセルから1つ以上のフェムトセルを選択して、登録抹消要求メッセージを選択されたフェムトセルに送信する。このメッセージは、登録抹消理由に関する情報を担っている。フェムトセルは、登録抹消要求メッセージを受信し、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをSONサーバに送信し、メッセージ中の選択理由に関する情報を送る。この理由情報は、フェムトセルにより受信された登録抹消要求メッセージに担われた登録抹消理由に関する情報であってもよい。SONサーバは、新しいフェムトセルゲートウェイを、すなわち目標フェムトセルゲートウェイを、そのフェムトセルに再割り当てする。この方法の具体的なステップは次の通りである:
ステップ401:元のフェムトセルゲートウェイは自機の異常を検知する。
この実施形態では、自機の異常には、元のフェムトセルゲートウェイのオーバーロード、元のフェムトセルゲートウェイに必要な伝送最適化、元のフェムトセルの次回のシャットダウンなどが含まれる。
ステップ402:元のフェムトセルゲートウェイは、自機の異常を検知すると、フェムトセルに登録抹消要求メッセージを送信する。
この実施形態では、登録抹消要求メッセージには、オーバーロード情報や、送信最適化または次回のシャットダウンなどの理由に関する情報が含まれる。フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイと接続された複数のフェムトセルのうちの一以上のフェムトセルである。元のフェムトセルゲートウェイと接続された複数のフェムトセルのうちの一以上のフェムトセルは、移動端末と接続された複数のフェムトセルの負荷状態により、選択され得る。もちろん、フェムトセルがフェムトセルゲートウェイを選択し変更する必要がある場合、考慮すべき要因は移動端末と接続された複数のフェムトセルの負荷状態には限定されないが、ここでは説明を繰り返さない。
ステップ403:フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録要求メッセージを受信する。
ステップ404:フェムトセルはフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをSONサーバに送信する。
フェムトセルは、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報、及び/又は元のフェムトセルゲートウェイの識別情報をメッセージに含める。フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報は、登録失敗の理由に関する情報、登録抹消の理由に関する情報などである。
ステップ404の後、上述の実施形態で説明したステップ305ないしステップ310が実行される。
ステップ401ないしステップ404及びステップ305ないしステップ310により、フェムトセルは、セキュリティゲートウェイを通して目標フェムトセルゲートウェイと接続でき、その目標フェムトセルゲートウェイを通してWiMAXサービスネットワークにアクセスするサービスを移動端末に提供する。
この実施形態では、フェムトセルが目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、その通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録するステップ309の後、ステップ311aがさらに含まれており、フェムトセルは元のフェムトセルゲートウェイに、登録抹消要求へのそのフェムトセルの応答の結果を示す登録抹消要求応答メッセージを返す。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ309は実行しなくてもよい。本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、そのフェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイがオーバーロードなどの状況を経験した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとは、必ずしも同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続する必要はない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、さらに次のステップを含む:SONサーバが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、それにより目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイフェムトセルを通して基地局と接続されておらず、目標フェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルと通信できない状況の発生を回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ401ないしステップ404、ステップ305ないしステップ308、ステップ312aないし316a、ステップ309ないしステップ310、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、次のステップも含む:フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、それにより目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイフェムトセルを通して基地局と接続されておらず、目標フェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルと通信できない状況の発生を回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ401ないしステップ404、ステップ305ないしステップ308、ステップ312bないし313b、ステップ309ないしステップ310、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
図8に示したように、本発明の他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、ネットワークの動作中に適用される。この方法の実施は、フェムトセルがセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルゲートウェイに接続され、フェムトセルゲートウェイを通して、移動端末にWiMAXサービスネットワークへのアクセスサービスを提供するとの条件による。
本発明のこの実施形態では、SONサーバは、取得した元のフェムトセルゲートウェイの負荷関連情報により、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を判断し、その負荷状態により、そのフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに正常なサービスを提供できないか判断し、そのフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに正常なサービスを提供できない場合、適切なフェムトセルゲートウェイを、すなわち目標フェムトセルゲートウェイをフェムトセルに割り当てる。この実施形態の具体的なステップは次の通りである:
ステップ501:SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイの負荷関連情報を取得する。
ステップ502:SONサーバは、負荷関連情報により、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算する。
この実施形態では、SONサーバは、定期的に、元のフェムトセルゲートウェイに接続された各WiMAXフェムトセルの負荷を問い合わせることにより、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算する。この問い合わせメカニズムは現在のSONプロトコルで規定されており、ここでは説明しない。
ステップ503:元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態がオーバーロードである場合、SONサーバは、フェムトセルゲートウェイがフェムトセルに正常なサービスを提供できないと判断する。
この実施形態では、ステップ501ないし503において、フェムトセルゲートウェイがSONサーバを通してフェムトセルに正常なサービスを提供できるか判断する。この判断手順は定期的に実行される。
ステップ504:元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに正常なサービスを提供できない場合、SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイに替わり得る目標フェムトセルゲートウェイを選択する。このステップの具体的な実施は、ステップ306と同じであり、ここでは説明を繰り返さない。
ステップ505:SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、すなわちフェムトセルゲートウェイ選択メッセージを、フェムトセルに送信する。目標フェムトセルゲートウェイの識別情報は、ここでは、目標フェムトセルゲートウェイのIPアドレスやMACアドレスであっても、フェムトセルゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ506:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、すなわちフェムトセルゲートウェイ選択メッセージを受信する。
ステップ507:フェムトセルは、メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、その目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、その通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録(register)する。
ステップ508:フェムトセルはフェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージをSONサーバに返す。このメッセージが送信される時点は限定されず、このメッセージは、具体的な実施では、ステップ507又はステップ509の前に送信されても、その後に送信されてもよい。
ステップ509:フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイと登録抹消し、元のフェムトセルゲートウェイにおけるフェムトセルの登録をキャンセルし、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを破棄(remove)する。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとは、必ずしも同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続する必要はない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図9に示すように、SONサーバが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通して基地局と接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ501ないしステップ506、ステップ312aないしステップ316a、ステップ507ないし509、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。ステップ312aは、ステップ504と組み合わせてもよく、すなわち、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを見つけると同時に、目標フェムトセルゲートウェイを選択してもよい。この場合、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報は、ステップ505とステップ506のフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージに担われ、フェムトセルに送信され、ステップ313aと314aが実行されなくてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ315aと507は実行しなくてもよい。
本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図10に示すように、フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通して基地局と接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ501ないしステップ506、ステップ312bないしステップ313b、ステップ507ないし509、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
上記の実施形態では、フェムトセルは、ネットワークにアクセスする時に用いるフェムトセルゲートウェイを、フェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により選択する。フェムトセルゲートウェイ間でロードバランシングを実施するため、上記の実施形態により提供される技術的解決策を用いるのに加えて、端末がネットワークにアクセスする時、フェムトセルがフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、その端末にとって適切なフェムトセルゲートウェイを選択する方法を用いることも可能である。そうすることにより、端末を異なるフェムトセルゲートウェイに最適に割り当てることができ、フェムトセルゲートウェイ間でロードバランシングを実現できる。図11に示したように、本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイは、次のステップを含む:
ステップ601:フェムトセルは、初期化時に、SONサーバにより指定された複数の利用可能なフェムトセルゲートウェイを取得し、その複数のフェムトセルゲートウェイのうちの一以上のフェムトセルゲートウェイとR6−F通信インタフェースを確立し、登録を実行する。
ステップ602:端末は、フェムトセルネットワークにアクセスする必要がある場合、ネットワークアクセス要求表示情報を含むRNG_REQ(ranging request)メッセージを送信する。フェムトセルは、端末により送信されたネットワークアクセス要求メッセージを受信し、端末にRNG_RSP(ranging response)メッセージを送信する。
ステップ603:このレンジング応答メッセージを受信後、端末は、フェムトセルに機能ネゴシエーション要求メッセージを送信する。
ステップ604:フェムトセルは、端末により送信された機能ネゴシエーション要求メッセージを受信すると、ネットワークへのアクセスを要求している端末に関して、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをネットワーク中のSONサーバに送信し、フェムトセルゲートウェイの割り当てを要求する。このメッセージは、フェムトセルゲートウェイに関する情報を担う。フェムトセルゲートウェイに関する情報はフェムトセルに利用でき、SONがフェムトセルゲートウェイを選択する際に参照される。このメッセージは、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報も含む。この実施形態で述べるフェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報は、端末の初めてのネットワークアクセスや、目的基地局へのハンドオーバ中の端末のネットワークアクセスや、元のフェムトセルゲートウェイへの端末のプリアタッチメントの失敗などの情報である。
任意的に、フェムトセルは、端末により送信された機能ネゴシエーション要求メッセージを受信した後、利用可能なフェムトセルゲートウェイを(デフォルトでもランダムにでも)直接選択して、プリアタッチメント要求を開始してもよい。フェムトセルゲートウェイにより送信されたプリアタッチメント失敗メッセージを受信後、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをネットワークのSONサーバに送信して、フェムトセルゲートウェイの割り当てを要求し、そのメッセージで、フェムトセルゲートウェイに関する情報及び/又はプリアタッチメントに失敗したフェムトセルゲートウェイの識別情報を送る。フェムトセルゲートウェイに関する情報及び/又はプリアタッチメントに失敗したフェムトセルゲートウェイの識別情報は、フェムトセルに利用でき、SONが選択する時に参照される。具体的な実施は、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録抹消要求メッセージまたは登録失敗応答メッセージを受信した後の、上記の実施形態のステップと同じであり、説明は繰り返さない。
ステップ605:SONサーバは、フェムトセルに現在利用可能な各フェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、そのフェムトセルからネットワークにアクセスする端末のために、一目標フェムトセルゲートウェイを選択する。
ステップ606:SONサーバは、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージにより、フェムトセルゲートウェイの識別情報(そのフェムトセルゲートウェイのIPアドレスやMACアドレスなど)をそのフェムトセルに送信する。
ステップ607:ネットワークへのアクセスを要求する端末に関して、フェムトセルは、フェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージでSONサーバにより指定されたフェムトセルゲートウェイ(すなわち、目標フェムトセルゲートウェイ)に、プリアタッチメント要求メッセージ(Pre-attachmentリクエストなど)を送信する。留意点として、フェムトセルはが初期化時に指定フェムトセルゲートウェイとR6-F通信インタフェースを確立せずに登録を実行した場合、プリアタッチメント要求メッセージ(Pre-attachmentリクエスト)を指定されたフェムトセルゲートウェイに送信する前に予め、指定されたフェムトセルゲートウェイとR6−F通信インタフェースを確立し、登録する必要がある。
ステップ608:フェムトセルゲートウェイは、プリアタッチメント応答メッセージ(Pre-attachmentレスポンスなど)をフェムトセルに送信する。
ステップ609:フェムトセルは、機能ネゴシエーション応答メッセージを端末に送信する。
ステップ610:フェムトセルは、プリアタッチメントアクノレッジメントメッセージを、対応するフェムトセルゲートウェイに送信する。
ステップ611:端末は、対応するフェムトセルゲートウェイにより、端末認証サーバにおいてネットワークアクセス認証手順を実行する。
端末は、目標フェムトセルゲートウェイへの事前接続(pre-attach)した後、さらに、目標フェムトセルゲートウェイにより、端末認証サーバ(H−AAAなど)においてネットワークアクセス認証手順を実行する。この認証手順については、既存の文献の端末認証手順についての定義を参照されたい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法では、SONサーバは、端末がネットワークにアクセスするのに用いる目標フェムトセルゲートウェイを選択し、その目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、ネットワークへのアクセスのためにその端末が用いるフェムトセルに送信する。これにより、フェムトセルは、正常なサービスを提供できる(例えば、端末のサービスにより要求されるサービス品質を提供できる)目標フェムトセルゲートウェイを選択できる。ネットワークへのアクセスを要求する端末のために目標フェムトセルゲートウェイにより実行されるプリアタッチメント(pre-attachment)動作の成功が最大限保証される。フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないことにより、ユーザ機器の通信サービス品質とユーザ体験が影響を受けるという問題は、解決される。この実施形態で説明したSONサーバは、論理的なネットワーク管理機能装置であり、フェムトセルゲートウェイとは別に配置されても、又はフェムトセルゲートウェイ上に配置されてもよい。SONサーバがフェムトセルゲートウェイに配置されると、フェムトセルとフェムトセルゲートウェイの間で送信されるフェムトセルゲートウェイ選択要求/応答は、そのフェムトセルゲートウェイとフェムトセルの間だけで送受信される。この場合、標準仕様書ですでに規定されたメッセージは、フェムトセルのフェムトセルゲートウェイとの登録に用いる登録要求/応答メッセージ(Registerリクエスト)や、端末のプリアタッチメントの実行に用いられるプリアタッチメント要求/応答メッセージなど、フェムトセルゲートウェイ選択要求/応答メッセージ(Pre-attachmentリクエスト)として再利用することもできる。
図12に示したように、本発明の一実施形態により提供される、SONサーバなどのネットワーク管理装置はつぎのものを含む。
選択ユニット701は、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成されている。その具体的な実装については、図1に示したステップ1を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
図13に示したように、選択ユニットは:
フェムトセルにより送信されたフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージを受信すると、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された第1の選択サブユニット7011を含む。その具体的な実装については、図4に示したステップ305を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
この実施形態では、第1の選択サブユニットは:カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報を取得するように構成された取得モジュール801;
取得ユニットにより取得されたカレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報により、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算するように構成された計算モジュール802;及び
計算モジュールにより計算されたカレントネットワークのフェムトセルゲートウェイの負荷状態により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された選択モジュール803を有する。
代替的に、図14に示したように、選択ユニットは次を含む:
元のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報を取得するように構成された取得サブユニット7012;
その具体的な実装については、図8に示したステップ501を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
取得サブユニットにより取得された元のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報により、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算するように構成された計算サブユニット7012;
その具体的な実装については、図8に示したステップ502を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
計算サブユニットにより計算された前記元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態がオーバーロードであるとき、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された第2の選択サブユニット7014;
その具体的な実装については、図8に示したステップ503を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
第1の送信ユニット702は、選択ユニットにより選択された目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを前記フェムトセルに送信するように構成されている。その具体的な実装については、図1に示したステップ102を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
フェムトセルによりアクセスされる元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルの正常なサービスを提供できないか判断するため、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置を提供する。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイが同じセキュリティゲートウェイWiMAXフェムトセルによりWiMAXフェムトセルと接続されていない状況の発生を防止するため、本発明の一実施形態により提供されるネットワーク装置は、図15に示されたように、前記実施形態に基づき、さらに次を含む:
目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを発見するように構成された発見ユニット703;
その具体的な実装については、図5に示したステップ312aを参照し、ここでは説明を繰り返さない;
目標フェムトセルゲートウェイと接続され前記第2の発見ユニットにより発見されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、前記フェムトセルに送信するように構成された第2の送信部704;
その具体的な実装については、図5に示したステップ313aを参照し、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるネットワーク装置により、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
図16に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルは次を含む:
目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを取得するように構成された第1の受信ユニット801;
その具体的な実装については、図2に示したステップ201を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
前記第1の取得ユニットにより取得された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第1の実行ユニット802;
その具体的な実装については、図2に示したステップ202を参照し、ここでは説明を繰り返さない;及び/又は、
前記第1の受信ユニットにより受信された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成された第2の実行ユニット803;
その具体的な実装については、図2に示したステップ203を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
この実施形態では、第1の実行ユニットは、図17に示したように、次を含む:
前記第1の取得ユニットにより取得された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された確立サブユニット8021;及び
前記確立サブユニットにより確立された通信インタフェースにより前記目標フェムトセルゲートウェイに登録するように構成された登録サブユニット8022。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
本発明の他の一実施形態により提供されるフェムトセルは、上記の実施形態に基づき、フェムトセルゲートウェイの選択を能動的に要求する機能を実行する。図18に示したように、上記の実施形態に基づき、フェムトセルはさらに次を含む:
元のフェムトセルゲートウェイにより送信された、登録失敗の理由に関する情報を含む登録失敗応答メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニット804;
その具体的な実装については、図4に示したステップ303を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
前記元のフェムトセルゲートウェイにより送信された、オーバーロード情報又は登録失敗情報を含む登録抹消要求メッセージまたは端末プリアタッチメント失敗メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニット805;
その具体的な実装については、図7に示したステップ403と図11に示したステップ604を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;
ネットワークへのアクセスを要求するメッセージを端末から受信するように構成された第4の受信ユニット806;
その具体的な実装については、図11に示したステップ602とステップ603を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;
フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをネットワーク管理装置に送信するように構成された送信ユニット807;
その具体的な実装については、図4に示したステップ304を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
元のフェムトセルゲートウェイとの登録抹消をするように構成された登録抹消ユニット808;
その具体的な実装については、図8に示したステップ509を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;及び
前記元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを破棄するように構成された破棄ユニット809;
その具体的な実装については、図4に示したステップ310と図8に示したステップ509を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイが同じセキュリティゲートウェイでないことをSONサーバがディスカバすることに基づき、図19に示したように、上記の2つの実施形態に基づき、さらに次を含む:
前記目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信するように構成された第5の受信ユニット810;
その具体的な実装については、図5に示したステップ314aを参照し、ここでは説明を繰り返さない;及び
前記受信ユニットにより受信された、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージにより、セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第3の実行ユニット811;
その具体的な実装については、図5に示したステップ315aを参照し、ここでは説明を繰り返さない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルでは、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイが同じセキュリティゲートウェイではないことをディスカバする機能を実行する。次に、図20に示したように、本発明のこの実施形態及び本発明のさらに他の一実施形態に基づき、フェムトセルはさらに次を含む:
前記目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、前記元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、前記目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を取得するように構成された取得ユニット812;
その具体的な実装については、図6に示したステップ312bを参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;及び
前記第3の取得ユニットにより取得されたセキュリティゲートウェイの識別情報により、前記セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第4の実行ユニット813;
その具体的な実装については、図6に示したステップ313bを参照し、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
図21に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択するシステムは、次を含む:
カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択し、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信するように構成された、図13乃至15に示したネットワーク管理装置901;
具体的な構造及び機能は上記のネットワーク装置の実施形態の構造及び機能と基本的には同様であり、ここでは説明を繰り返さない;
目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信し、前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立、及び/又は前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイにより、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成された、図16乃至20に示したフェムトセル902;
具体的な構造及び機能は上記のネットワーク装置の実施形態の構造及び機能と基本的には同様であり、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択するシステムにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムは、WiMAX(worldwid interoperability for microwave access)ネットワークなどの無線ネットワークに適用できる。
当業者には言うまでもなく、上記実施形態の方法のステップの全部又は一部は、プログラムにより命令された関連ハードウェアにより実施できる。プログラムは、ROM、RAM、磁気ディスク、及び光ディスクなどのコンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶できる。
上記の説明は本発明の具体的な実施形態であり、本発明の保護の範囲はこれに限定されない。本発明で開示した技術の範囲内における当業者により容易に想到される修正や置き換えは、本発明の保護の範囲内に含まれるものである。よって、本発明の保護範囲は添付した特許請求の範囲に基づく。
本発明は、無線アクセステクノロジに関し、特に、フェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムに関する。
本出願は、2010年2月10日に中国特許庁に出願した中国特許出願第201010111296.6号(発明の名称「METHOD, DEVICE, AND SYSTEM FOR SELECTING FEMTOCELL GATEWAY」)の優先権を主張するものである。上記出願はここにその全体を参照援用する。
WiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)ネットワークのネットワークカバレッジを改善し、特にインドアのカバレッジを改善するため、WiMAXフェムトセルをインドアに展開する。WiMAXフェムトセルは、WiMAXフェムトセルネットワークネットワークサービスプロバイダにより提供されるコアネットワーク又はWiMAXマクロセルネットワークに、ブロードバンドネットワークを通じて接続される。WiMAXフェムトセルの運用、認証、及び管理に責任を持つ新しいWiMAXフェムトセルネットワークサービスプロバイダがWiMAXネットワークに導入される。
本発明の実施において、発明者は、WiMAXフェムトセルがセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルゲートウェイに接続され、WiMAXフェムトセルネットワークサービスプロバイダにより提供されるコアネットワークまたはWiMAXマクロセルネットワークにアクセスすることを見いだした。WiMAXフェムトセルと接続されたフェムトセルゲートウェイは、WiMAXフェムトセルの電源投入初期化時に選択される。WiMAXフェムトセルが正常に動作すると、WiMAXフェムトセルは、電源投入初期化時に選択されたフェムトセルゲートウェイを通して、WiMAXフェムトセルネットワークサービスプロバイダにより提供されたコアネットワークまたはWiMAXマクロセルネットワークへのアクセスを維持する。電源投入初期化時に選択されたフェムトセルゲートウェイが、例えば、フェムトセルゲートウェイのオーバーロードやその故障により、WiMAXフェムトセルや端末に通常のサービスを提供できない場合、フェムトセルに接続された端末の通信サービス品質は影響を受ける。
本発明の実施形態は、フェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムを提供して、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないことにより移動端末の通信サービスの品質に影響がでるとの問題を解決する。
フェムトセルゲートウェイを選択する方法であって:カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するステップ;及び前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信して、前記フェムトセルが、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報に対応する目標フェムトセルゲートウェイにアクセスするか、または前記フェムトセルが、前記目標フェムトセルゲートウェイを通して、前記ネットワークへのアクセスを要求する端末のためにプリアタッチメント動作を実行するようにするステップとを有する。
フェムトセルゲートウェイを選択する方法であって:目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信するステップ;及びメッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するステップ;及び/又はメッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するステップを有する。
ネットワーク管理装置は、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された選択部;及び前記選択部により選択された目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを前記フェムトセルに送信するように構成された第1の送信部とを有する。
フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信するように構成された第1の受信ユニット;前記第1の受信ユニットにより受信された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第1の実行ユニット;及び/又は前記第1の受信ユニットにより受信された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイにより、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成された第2の実行ユニットを有する。
フェムトセルゲートウェイを選択するシステムは:カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択し、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信するように構成されたネットワーク管理装置;及び目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信し、前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立、及び/又は前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイにより、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成されたフェムトセルを有する。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
本発明の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すフローチャートである。
図2に示したフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すフローチャートのステップ202を示すフローチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第1のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第2のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第3のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すシーケンスチャートである。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第1のシーケンスチャートである。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第2のシーケンスチャートである。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示す第3のシーケンスチャートである。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を示すシーケンスチャートである。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置を示す第1の構造図である。
図12に示したネットワーク装置の選択部を示す第1の構造図である。
図13に示したネットワーク装置の選択部を示す第2の構造図である。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置を示す第2の構造図である。
本発明のさらに他の一実施形態によるネットワーク装置を示す構造図である。
図16に示したフェムトセルの第1実行部を示す構造図である。
本発明の他の一実施形態によるフェムトセルを示す構造図である。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルを示す構造図である。
本発明のさらに他の一実施形態によるフェムトセルを示す構造図である。
本発明の一実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択をするシステムを示す構造図である。
実施形態の詳細な説明
フェムトセルゲートウェイが通常のサービスを提供できないため移動端末の通信サービスの品質に影響がでるとの先行技術における問題を解決するため、本発明の実施形態では、フェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムを提供する。
図1に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法は、次のステップを含む:
ステップ101:カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択する。
ステップ101において、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報は、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイの負荷機能情報(load capability information)である。
この実施形態では、フェムトセルによりアクセスされた元のフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに通常のサービスを提供できないということは、その元のフェムトセルゲートウェイのオーバーロードの発生、ネットワーク全体の伝送最適化の必要性、またはその元のフェムトセルゲートウェイの故障の発生が含まれる。フェムトセルによりアクセスされた元のフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに通常のサービスを提供できない場合、ネットワーク管理装置(network management entity)は、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイを選択できる。
ステップ102:目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信する。
この実施形態では、フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージにより、その目標フェムトセルゲートウェイの識別情報に対応する目標フェムトセルゲートウェイにアクセスできる。そして、フェムトセルゲートウェイの選択を実行し、目標フェムトセルゲートウェイに、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作(pre-attachment operation)を実行させる。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法により、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
図2に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法は、次のステップを含む:
ステップ201:目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信する。
この実施形態では、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージは、自立的ネットワーク(Self-Organized Network、SON)などのサーバネットワーク管理装置により送信される。
SONサーバは論理的なネットワーク管理機能装置であり、フェムトセルゲートウェイとは別に配置され、又はフェムトセルゲートウェイ上に配置されてもよい。SONサーバがフェムトセルゲートウェイ上に配置されると、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報はフェムトセルゲートウェイからフェムトセルに送信されるだけである。
ステップ202:メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立する。及び/又は
ステップ203:目標フェムトセルゲートウェイは、メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行する。
この実施形態では、図3に示したように、ステップ202は:ステップ2021:メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、目標フェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを確立する。ステップ2022:通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録(register)する。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法により、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
当業者に本発明の実施形態により提供される技術的解決手段をより明確に理解してもらうため、本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を、具体的な実施形態により以下に詳細に説明する。
図4に示したように、本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、フェムトセルの初期化プロセスが完了し、フェムトセルゲートウェイへの登録(registration)が失敗した後、フェムトセルゲートウェイを選択する必要がある時に、適用される。この方法は、フェムトセルによる元のフェムトセルゲートウェイへの登録要求があると実行される。
本発明の実施形態では、元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに登録失敗理由に関する情報を含む登録失敗応答メッセージを返し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの登録を要求した時と、フェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した時とに、フェムトセルは、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージを、SONサーバに送信し、フェムトセルが受信した登録失敗理由に関する情報であってもよい選択理由に関する情報をメッセージ中に含め、SONサーバがフェムトセルのために新しいフェムトセルゲートウェイすなわち目標フェムトセルゲートウェイを選択するようにする。この実施形態の具体的なステップは次の通りである:
ステップ301:フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイに登録要求メッセージを送信する。このステップは、フェムトセルの初期化プロセスが完了してから、またはフェムトセルの動作中に登録抹消(deregistration)後に登録を再び開始した時に、行われる。
ステップ302:元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに登録失敗応答メッセージを返信する。
この実施形態では、フェムトセルゲートウェイへのアクセス負荷が飽和状態になった時、または運用ポリシーによりフェムトセルゲートウェイがフェムトセルによるアクセスをこれ以上受け付けない時、フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイに登録要求メッセージを送信し、元のフェムトセルゲートウェイはフェムトセルに登録失敗理由に関する情報を含む登録失敗応答メッセージを返信する。
ステップ303:フェムトセルは、登録失敗応答メッセージを受信する。このメッセージは、オーバーロードや伝送最適化などの登録失敗の理由を含む。
ステップ304:フェムトセルは、登録失敗応答メッセージを受信すると、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージ(FeGW Re-selection Requestなど)をSONサーバに送信する。このメッセージは、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報、及び/又は元のフェムトセルゲートウェイの識別情報を含む。フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報は、登録失敗の理由に関する情報、登録抹消(deregistration)の理由に関する情報などである。この情報は、SONサーバがフェムトセルゲートウェイを選択する際に参考として(as a reference basis)用いられる。元のフェムトセルゲートウェイの識別情報は、ここでは、元のフェムトセルゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、フェムトセルゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。元のフェムトセルゲートウェイの識別情報により、SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイを再度選択することを回避できる。また、SONサーバは、フェムトセルの初期化時に、各フェムトセルにより使われるフェムトセルゲートウェイを記録する。SONサーバは論理的なネットワーク管理機能装置であり、フェムトセルゲートウェイとは別に配置され、又はフェムトセルゲートウェイ上に配置されてもよい。SONサーバがフェムトセルゲートウェイに配置されると、フェムトセルによりSONサーバに送信されるフェムトセルゲートウェイ選択要求は、フェムトセルから、そのフェムトセルのフェムトセルゲートウェイにだけ送信される。
ステップ305:SONサーバは、フェムトセルにより送信されたフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージを受信すると、元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに対して通常のサービスを提供できないと判断し、ゲートウェイアクセスを選択する理由に関する、メッセージに含まれた情報により、フェムトセルが選択する理由を取得し、又は、元のフェムトセルゲートウェイアクセスの識別情報により、フェムトセルにより最初に使われていたフェムトセルゲートウェイを取得する。
ステップ306:元のフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに通常のサービスを提供できない場合、SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイを選択する。
この実施形態では、SONサーバは、次のステップにより、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイを選択する。元のフェムトセルゲートウェイがオーバーロードした時、SONサーバは、まず、自分がいるネットワーク中においてフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルの負荷情報を取得し、そのネットワーク中のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルの負荷情報により、そのネットワーク中のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算し、その負荷状態により目標フェムトセルゲートウェイを選択する。留意点として、目標フェムトセルゲートウェイを選択する時、フェムトセルゲートウェイを選択する必要があるフェムトセルのロケーション情報と、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する、フェムトセルにより送信されたフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージに含まれる情報とを参照して、そのフェムトセルの必要性に合う目標フェムトセルゲートウェイが選択され、その目標フェムトセルゲートウェイの識別情報が取得される。フェムトセルのロケーション情報はそのフェムトセルの物理的ロケーション情報であることにも留意する。
この実施形態では、SONサーバによる、元のフェムトセルゲートウェイに替わることができる目標フェムトセルゲートウェイの選択は、次のステップを含む:カレントネットワーク中の前記フェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報を取得するステップと;
カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報により、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算するステップと;
負荷状態により目標フェムトセルゲートウェイを選択するステップ。
ステップ307:SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信する。すなわち、(FeGW Re-selection応答などの)フェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージを送信する。目標フェムトセルゲートウェイの識別情報は、ここでは、目標フェムトセルゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、フェムトセルゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ308:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信する。すなわち、フェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージを受信する。
ステップ309:フェムトセルは、メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、その目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、その通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録(register)する。WiMAXフェムトセルネットワークの場合、上記の通信インタフェースはR6−Fインタフェースである。
ステップ310:フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを破棄する。
本発明の実施形態により、フェムトセルは、セキュリティゲートウェイを通して目標フェムトセルゲートウェイに接続でき、移動端末に、目標フェムトセルゲートウェイを通したWiMAXサービスネットワークへのアクセスサービスを提供できる。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。例えば、ステップ310はステップ303の後に実行できる。すなわち、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録失敗応答メッセージを受信すると、ただちにそのフェムトセルと元のフェムトセルゲートウェイとはその間の通信インタフェースを破棄できる。もちろん、ステップ310は、必ずしもフェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した直後に開始されなくてもよく、フェムトセルでタイマーをセットして、タイマーがタイムアウトした時に、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを自動的に破棄してもよい。初期化時にフェムトセルが複数のフェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立した場合、ステップ309は必ずしも実行されない。すなわち、初期化時にフェムトセルが目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、登録している場合、ステップ309は実行されなくてもよい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、元のフェムトセルゲートウェイとの登録を失敗した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとは、必ずしも同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続する必要はない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図5に示すように、SONサーバが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW2)と元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW1)とが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップには、上記のステップ301乃至310が含まれ、ステップ308の後に次のステップが含まれる:
ステップ312a:目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを見つける。
この実施形態では、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイと接続されているか判断する。この判断は、セキュリティゲートウェイとフェムトセルゲートウェイの間の接続関係の予め記憶されたテーブルにより行える。この関係テーブルは、SONサーバ又はブートストラップサーバに予め記憶できる。さらに、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイが見つかると、SONサーバは、その目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイのIPアドレスを、ブートストラップサーバを通して取得し、そのIPアドレスをセキュリティゲートウェイの識別情報として使用する。
セキュリティゲートウェイの識別情報はIPアドレスにより表されるものに限定されず、IPアドレスを取得する方法はブートストラップサーバによるものに限定されないことには留意を要する。セキュリティゲートウェイの識別情報は、ここでは、セキュリティゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、セキュリティゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ313a:SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信する。セキュリティゲートウェイの識別情報は、ここでは、セキュリティゲートウェイのIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても、セキュリティゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ314a:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信有する。
ステップ315a:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージにより、セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立する。通信接続は、ここでは概して、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間のセキュリティトンネル(IP Secトンネル)を言う。このステップの具体的な実施において、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間にIP Secトンネルが確立されると、認証ポリシーに基づき、この手順は、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイを通して、フェムトセル認証サーバにおいて、フェムトセルの認証手順をトリガーする。具体的な認証手順については、既存の文献を参照されたい。
ステップ316a:フェムトセルは、応答メッセージをSONサーバに返し、セキュリティゲートウェイの識別情報を受信したことを確認し、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間の通信の確立結果を示す。本発明は、メッセージを送信する時点を限定しないが、メッセージは、ステップ315aの前に送信される場合、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間の通信の確立結果を表示できない。
ステップ316aの後、ステップ309,310,及び317が実行される。
ステップ317:フェムトセルは、セキュリティゲートウェイとの通信接続を破棄する。セキュリティゲートウェイは、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイである。通信接続は、ここでは概して、フェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間のセキュリティトンネル(IP Secトンネル)を言う。このステップの具体的な実施の際、フェムトセルとセキュリティゲートウェイは、そのフェムトセルとセキュリティゲートウェイとの間のIP Secトンネルを破棄する。認証ポリシーに基づき、この手順は、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを通して、フェムトセル認証サーバにおいて、フェムトセルの認証取消手順をトリガーする。具体的な認証手順については、既存の文献を参照されたい。
この実施形態では、セキュリティゲートウェイとの通信接続の確立は、次のステップにより行われる:フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイとIP Secトンネルを確立し、セキュリティゲートウェイとフェムトセル認証サーバの認証器により認証手順を完了する。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。ステップ312aは、ステップ305とステップ306と組み合わせてもよく、すなわち、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを見つけると同時に、目標フェムトセルゲートウェイを選択してもよい。この場合、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報は、ステップ307とステップ308のフェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージに担われ、フェムトセルに送信され、ステップ313aと314aが実行されなくてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ315aと309は実行しなくてもよい。ステップ310はステップ303の後に実行できる。すなわち、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録失敗応答メッセージを受信すると、ただちにそのフェムトセルと元のフェムトセルゲートウェイとはその間の通信インタフェースを破棄できる。もちろん、ステップ310は、必ずしもフェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した直後に開始されなくてもよく、フェムトセルでタイマーをセットして、タイマーがタイムアウトした時に、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを自動的に破棄してもよい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、元のフェムトセルゲートウェイとの登録を失敗した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図6に示すように、フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW2)と元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイ(SeGW1)とが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップには、上記のステップ301乃至310が含まれ、ステップ308の後に次のステップが含まれる:
ステップ312b:目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を取得する。
この実施形態では、フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイと接続されているか判断する。この判断は、セキュリティゲートウェイとフェムトセルゲートウェイの間の接続関係の予め記憶されたテーブルにより行える。この関係テーブルは、SONサーバ又はブートストラップサーバに予め記憶できる。さらに、フェムトセルは、ブートストラップサーバにより、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイのIPアドレスを、そのセキュリティゲートウェイの識別情報として取得できる。
セキュリティゲートウェイの識別情報はIPアドレスやMACアドレスにより表されるものに限定されず、IPアドレスを取得する方法はブートストラップサーバによるものに限定されないことには留意を要する。
ステップ313b:セキュリティゲートウェイの識別情報により、前記セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立する。この実施形態では、ステップ313bとステップ315aを実施する方法は同じであり、ここでは説明を繰り返さない。
ステップ313bの後、ステップ309,310,及び317が実行される。
ステップ317:フェムトセルは、セキュリティゲートウェイとの通信インタフェースを破棄する。セキュリティゲートウェイは、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイである。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ313bと309は実行しなくてもよい。ステップ310はステップ303の後に実行できる。すなわち、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録失敗応答メッセージを受信すると、ただちにそのフェムトセルと元のフェムトセルゲートウェイとはその間の通信インタフェースを破棄できる。もちろん、ステップ310は、必ずしもフェムトセルが登録失敗応答メッセージを受信した直後に開始されなくてもよく、フェムトセルでタイマーをセットして、タイマーがタイムアウトした時に、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを自動的に破棄してもよい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、元のフェムトセルゲートウェイとの登録を失敗した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
図7に示したように、本発明のさらに他の一実施形態は、ネットワークの動作中に適用される。この方法の実施は、フェムトセルがセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルゲートウェイに接続され、フェムトセルゲートウェイを通して、移動端末にWiMAXサービスネットワークへのアクセスサービスを提供するとの条件による。
本発明の実施形態では、元のフェムトセルゲートウェイは、それ自体におけるオーバーロードを見つけるアクティビティにより、または伝送の最適化や次回のシャットダウンなどの理由により、元のフェムトセルゲートウェイに接続された複数のフェムトセルから1つ以上のフェムトセルを選択して、登録抹消要求メッセージを選択されたフェムトセルに送信する。このメッセージは、登録抹消理由に関する情報を担っている。フェムトセルは、登録抹消要求メッセージを受信し、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをSONサーバに送信し、メッセージ中の選択理由に関する情報を送る。この理由情報は、フェムトセルにより受信された登録抹消要求メッセージに担われた登録抹消理由に関する情報であってもよい。SONサーバは、新しいフェムトセルゲートウェイを、すなわち目標フェムトセルゲートウェイを、そのフェムトセルに再割り当てする。この方法の具体的なステップは次の通りである:
ステップ401:元のフェムトセルゲートウェイは自機の異常を検知する。
この実施形態では、自機の異常には、元のフェムトセルゲートウェイのオーバーロード、元のフェムトセルゲートウェイに必要な伝送最適化、元のフェムトセルの次回のシャットダウンなどが含まれる。
ステップ402:元のフェムトセルゲートウェイは、自機の異常を検知すると、フェムトセルに登録抹消要求メッセージを送信する。
この実施形態では、登録抹消要求メッセージには、オーバーロード情報や、送信最適化または次回のシャットダウンなどの理由に関する情報が含まれる。フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイと接続された複数のフェムトセルのうちの一以上のフェムトセルである。元のフェムトセルゲートウェイと接続された複数のフェムトセルのうちの一以上のフェムトセルは、移動端末と接続された複数のフェムトセルの負荷状態により、選択され得る。もちろん、フェムトセルがフェムトセルゲートウェイを選択し変更する必要がある場合、考慮すべき要因は移動端末と接続された複数のフェムトセルの負荷状態には限定されないが、ここでは説明を繰り返さない。
ステップ403:フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録要求メッセージを受信する。
ステップ404:フェムトセルはフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをSONサーバに送信する。
フェムトセルは、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報、及び/又は元のフェムトセルゲートウェイの識別情報をメッセージに含める。フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報は、登録失敗の理由に関する情報、登録抹消の理由に関する情報などである。
ステップ404の後、上述の実施形態で説明したステップ305ないしステップ310が実行される。
ステップ401ないしステップ404及びステップ305ないしステップ310により、フェムトセルは、セキュリティゲートウェイを通して目標フェムトセルゲートウェイと接続でき、その目標フェムトセルゲートウェイを通してWiMAXサービスネットワークにアクセスするサービスを移動端末に提供する。
この実施形態では、フェムトセルが目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、その通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録するステップ309の後、ステップ311aがさらに含まれており、フェムトセルは元のフェムトセルゲートウェイに、登録抹消要求へのそのフェムトセルの応答の結果を示す登録抹消要求応答メッセージを返す。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ309は実行しなくてもよい。本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、そのフェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイがオーバーロードなどの状況を経験した時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとは、必ずしも同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続する必要はない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、さらに次のステップを含む:SONサーバが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、それにより目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイフェムトセルを通してフェムトセルと接続されておらず、目標フェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルと通信できない状況の発生を回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ401ないしステップ404、ステップ305ないしステップ308、ステップ312aないし316a、ステップ309ないしステップ310、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、次のステップも含む:フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、それにより目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイフェムトセルを通してフェムトセルと接続されておらず、目標フェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルと通信できない状況の発生を回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ401ないしステップ404、ステップ305ないしステップ308、ステップ312bないし313b、ステップ309ないしステップ310、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
図8に示したように、本発明の他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、ネットワークの動作中に適用される。この方法の実施は、フェムトセルがセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルゲートウェイに接続され、フェムトセルゲートウェイを通して、移動端末にWiMAXサービスネットワークへのアクセスサービスを提供するとの条件による。
本発明のこの実施形態では、SONサーバは、取得した元のフェムトセルゲートウェイの負荷関連情報により、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を判断し、その負荷状態により、そのフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに正常なサービスを提供できないか判断し、そのフェムトセルゲートウェイがそのフェムトセルに正常なサービスを提供できない場合、適切なフェムトセルゲートウェイを、すなわち目標フェムトセルゲートウェイをフェムトセルに割り当てる。この実施形態の具体的なステップは次の通りである:
ステップ501:SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイの負荷関連情報を取得する。
ステップ502:SONサーバは、負荷関連情報により、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算する。
この実施形態では、SONサーバは、定期的に、元のフェムトセルゲートウェイに接続された各WiMAXフェムトセルの負荷を問い合わせることにより、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算する。この問い合わせメカニズムは現在のSONプロトコルで規定されており、ここでは説明しない。
ステップ503:元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態がオーバーロードである場合、SONサーバは、フェムトセルゲートウェイがフェムトセルに正常なサービスを提供できないと判断する。
この実施形態では、ステップ501ないし503において、フェムトセルゲートウェイがSONサーバを通してフェムトセルに正常なサービスを提供できるか判断する。この判断手順は定期的に実行される。
ステップ504:元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルに正常なサービスを提供できない場合、SONサーバは、元のフェムトセルゲートウェイに替わり得る目標フェムトセルゲートウェイを選択する。このステップの具体的な実施は、ステップ306と同じであり、ここでは説明を繰り返さない。
ステップ505:SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、すなわちフェムトセルゲートウェイ選択メッセージを、フェムトセルに送信する。目標フェムトセルゲートウェイの識別情報は、ここでは、目標フェムトセルゲートウェイのIPアドレスやMACアドレスであっても、フェムトセルゲートウェイのネットワークにおけるアイデンティティや通信アドレスを特定できるその他の情報であってもよい。
ステップ506:フェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、すなわちフェムトセルゲートウェイ選択メッセージを受信する。
ステップ507:フェムトセルは、メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、その目標フェムトセルゲートウェイと通信インタフェースを確立し、その通信インタフェースを通して目標フェムトセルゲートウェイに登録(register)する。
ステップ508:フェムトセルはフェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージをSONサーバに返す。このメッセージが送信される時点は限定されず、このメッセージは、具体的な実施では、ステップ507又はステップ509の前に送信されても、その後に送信されてもよい。
ステップ509:フェムトセルは、元のフェムトセルゲートウェイと登録抹消し、元のフェムトセルゲートウェイにおけるフェムトセルの登録をキャンセルし、元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを破棄(remove)する。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとは、必ずしも同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続する必要はない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図9に示すように、SONサーバが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ501ないしステップ506、ステップ312aないしステップ316a、ステップ507ないし509、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。ステップ312aは、ステップ504と組み合わせてもよく、すなわち、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを見つけると同時に、目標フェムトセルゲートウェイを選択してもよい。この場合、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報は、ステップ505とステップ506のフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージに担われ、フェムトセルに送信され、ステップ313aと314aが実行されなくてもよい。初期化時、フェムトセルが目標フェムトセルと接続されたセキュリティゲートウェイと通信接続を確立しており、目標フェムトセルと通信インタフェースを確立し登録していれば、ステップ315aと507は実行しなくてもよい。
本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法は、図10に示すように、フェムトセルが、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイであるか判断し、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイを通してフェムトセルと接続されていなく、目標フェムトセルゲートウェイがフェムトセルと通信できないことを回避する。この方法の具体的なステップは、上記のステップ501ないしステップ506、ステップ312bないしステップ313b、ステップ507ないし509、ステップ317を含むが、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態による方法では、必要に応じてステップの順序を調整したり、ステップを組み合わせたりしてもよい。本発明の実施形態によるフェムトセルゲートウェイの選択方法を用いて、SONサーバは、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに送信し、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイとの接続をやめて目標フェムトセルゲートウェイと接続するようにする。そのため、アクセス可能な目標フェムトセルゲートウェイは、フェムトセルが電源投入初期化時に正常に機能した後、フェムトセルと接続された元のフェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できない時に、選択される。そうすることにより、フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービス品質が影響を受けるという問題を解決できる。
上記の実施形態では、フェムトセルは、ネットワークにアクセスする時に用いるフェムトセルゲートウェイを、フェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により選択する。フェムトセルゲートウェイ間でロードバランシングを実施するため、上記の実施形態により提供される技術的解決策を用いるのに加えて、端末がネットワークにアクセスする時、フェムトセルがフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、その端末にとって適切なフェムトセルゲートウェイを選択する方法を用いることも可能である。そうすることにより、端末を異なるフェムトセルゲートウェイに最適に割り当てることができ、フェムトセルゲートウェイ間でロードバランシングを実現できる。図11に示したように、本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイは、次のステップを含む:
ステップ601:フェムトセルは、初期化時に、SONサーバにより指定された複数の利用可能なフェムトセルゲートウェイを取得し、その複数のフェムトセルゲートウェイのうちの一以上のフェムトセルゲートウェイとR6−F通信インタフェースを確立し、登録を実行する。
ステップ602:端末は、フェムトセルネットワークにアクセスする必要がある場合、ネットワークアクセス要求表示情報を含むRNG_REQ(ranging request)メッセージを送信する。フェムトセルは、端末により送信されたネットワークアクセス要求メッセージを受信し、端末にRNG_RSP(ranging response)メッセージを送信する。
ステップ603:このレンジング応答メッセージを受信後、端末は、フェムトセルに機能ネゴシエーション要求メッセージを送信する。
ステップ604:フェムトセルは、端末により送信された機能ネゴシエーション要求メッセージを受信すると、ネットワークへのアクセスを要求している端末に関して、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをネットワーク中のSONサーバに送信し、フェムトセルゲートウェイの割り当てを要求する。このメッセージは、フェムトセルゲートウェイに関する情報を担う。フェムトセルゲートウェイに関する情報はフェムトセルに利用でき、SONがフェムトセルゲートウェイを選択する際に参照される。このメッセージは、フェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報も含む。この実施形態で述べるフェムトセルゲートウェイを選択する理由に関する情報は、端末の初めてのネットワークアクセスや、目的基地局へのハンドオーバ中の端末のネットワークアクセスや、元のフェムトセルゲートウェイへの端末のプリアタッチメントの失敗などの情報である。
任意的に、フェムトセルは、端末により送信された機能ネゴシエーション要求メッセージを受信した後、利用可能なフェムトセルゲートウェイを(デフォルトでもランダムにでも)直接選択して、プリアタッチメント要求を開始してもよい。フェムトセルゲートウェイにより送信されたプリアタッチメント失敗メッセージを受信後、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをネットワークのSONサーバに送信して、フェムトセルゲートウェイの割り当てを要求し、そのメッセージで、フェムトセルゲートウェイに関する情報及び/又はプリアタッチメントに失敗したフェムトセルゲートウェイの識別情報を送る。フェムトセルゲートウェイに関する情報及び/又はプリアタッチメントに失敗したフェムトセルゲートウェイの識別情報は、フェムトセルに利用でき、SONサーバが選択する時に参照される。具体的な実施は、フェムトセルが元のフェムトセルゲートウェイにより送信された登録抹消要求メッセージまたは登録失敗応答メッセージを受信した後の、上記の実施形態のステップと同じであり、説明は繰り返さない。
ステップ605:SONサーバは、フェムトセルに現在利用可能な各フェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、そのフェムトセルからネットワークにアクセスする端末のために、一目標フェムトセルゲートウェイを選択する。
ステップ606:SONサーバは、フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージにより、フェムトセルゲートウェイの識別情報(そのフェムトセルゲートウェイのIPアドレスやMACアドレスなど)をそのフェムトセルに送信する。
ステップ607:ネットワークへのアクセスを要求する端末に関して、フェムトセルは、フェムトセルゲートウェイ選択応答メッセージでSONサーバにより指定されたフェムトセルゲートウェイ(すなわち、目標フェムトセルゲートウェイ)に、プリアタッチメント要求メッセージ(Pre-attachmentリクエストなど)を送信する。留意点として、フェムトセルはが初期化時に指定フェムトセルゲートウェイとR6-F通信インタフェースを確立せずに登録を実行した場合、プリアタッチメント要求メッセージ(Pre-attachmentリクエスト)を指定されたフェムトセルゲートウェイに送信する前に予め、指定されたフェムトセルゲートウェイとR6−F通信インタフェースを確立し、登録する必要がある。
ステップ608:フェムトセルゲートウェイは、プリアタッチメント応答メッセージ(Pre-attachmentレスポンスなど)をフェムトセルに送信する。
ステップ609:フェムトセルは、機能ネゴシエーション応答メッセージを端末に送信する。
ステップ610:フェムトセルは、プリアタッチメントアクノレッジメントメッセージを、対応するフェムトセルゲートウェイに送信する。
ステップ611:端末は、対応するフェムトセルゲートウェイにより、端末認証サーバにおいてネットワークアクセス認証手順を実行する。
端末は、目標フェムトセルゲートウェイへの事前接続(pre-attach)した後、さらに、目標フェムトセルゲートウェイにより、端末認証サーバ(H−AAAなど)においてネットワークアクセス認証手順を実行する。この認証手順については、既存の文献の端末認証手順についての定義を参照されたい。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法では、SONサーバは、端末がネットワークにアクセスするのに用いる目標フェムトセルゲートウェイを選択し、その目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、ネットワークへのアクセスのためにその端末が用いるフェムトセルに送信する。これにより、フェムトセルは、正常なサービスを提供できる(例えば、端末のサービスにより要求されるサービス品質を提供できる)目標フェムトセルゲートウェイを選択できる。ネットワークへのアクセスを要求する端末のために目標フェムトセルゲートウェイにより実行されるプリアタッチメント(pre-attachment)動作の成功が最大限保証される。フェムトセルゲートウェイが正常なサービスを提供できないことにより、ユーザ機器の通信サービス品質とユーザ体験が影響を受けるという問題は、解決される。この実施形態で説明したSONサーバは、論理的なネットワーク管理機能装置であり、フェムトセルゲートウェイとは別に配置されても、又はフェムトセルゲートウェイ上に配置されてもよい。SONサーバがフェムトセルゲートウェイに配置されると、フェムトセルとフェムトセルゲートウェイの間で送信されるフェムトセルゲートウェイ選択要求/応答は、そのフェムトセルゲートウェイとフェムトセルの間だけで送受信される。この場合、標準仕様書ですでに規定されたメッセージは、フェムトセルのフェムトセルゲートウェイとの登録に用いる登録要求/応答メッセージ(Registerリクエスト)や、端末のプリアタッチメントの実行に用いられるプリアタッチメント要求/応答メッセージなど、フェムトセルゲートウェイ選択要求/応答メッセージ(Pre-attachmentリクエスト)として再利用することもできる。
図12に示したように、本発明の一実施形態により提供される、SONサーバなどのネットワーク管理装置はつぎのものを含む。
選択ユニット701は、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成されている。その具体的な実装については、図1に示したステップ1を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
図13に示したように、選択ユニットは:
フェムトセルにより送信されたフェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージを受信すると、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された第1の選択サブユニット7011を含む。その具体的な実装については、図4に示したステップ305を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
この実施形態では、第1の選択サブユニットは:カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報を取得するように構成された取得モジュール801;
取得ユニットにより取得されたカレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報により、カレントネットワーク中のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算するように構成された計算モジュール802;及び
計算モジュールにより計算されたカレントネットワークのフェムトセルゲートウェイの負荷状態により、目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された選択モジュール803を有する。
代替的に、図14に示したように、選択ユニットは次を含む:
元のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報を取得するように構成された取得サブユニット7012;
その具体的な実装については、図8に示したステップ501を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
取得サブユニットにより取得された元のフェムトセルゲートウェイと接続されたフェムトセルの負荷情報により、元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態を計算するように構成された計算サブユニット7012;
その具体的な実装については、図8に示したステップ502を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
計算サブユニットにより計算された前記元のフェムトセルゲートウェイの負荷状態がオーバーロードであるとき、カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により目標フェムトセルゲートウェイを選択するように構成された第2の選択サブユニット7014;
その具体的な実装については、図8に示したステップ503を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
第1の送信ユニット702は、選択ユニットにより選択された目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを前記フェムトセルに送信するように構成されている。その具体的な実装については、図1に示したステップ102を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
フェムトセルによりアクセスされる元のフェムトセルゲートウェイがフェムトセルの正常なサービスを提供できないか判断するため、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置を提供する。
さらに、目標フェムトセルゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイが同じセキュリティゲートウェイによりWiMAXフェムトセルと接続されていない状況の発生を防止するため、本発明の一実施形態により提供されるネットワーク装置は、図15に示されたように、前記実施形態に基づき、さらに次を含む:
目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイを発見するように構成された発見ユニット703;
その具体的な実装については、図5に示したステップ312aを参照し、ここでは説明を繰り返さない;
目標フェムトセルゲートウェイと接続され前記発見ユニットにより発見されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージを、前記フェムトセルに送信するように構成された第2の送信部704;
その具体的な実装については、図5に示したステップ313aを参照し、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるネットワーク装置により、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
図16に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルは次を含む:
目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを取得するように構成された第1の受信ユニット801;
その具体的な実装については、図2に示したステップ201を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
前記第1の受信ユニットにより取得された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第1の実行ユニット802;
その具体的な実装については、図2に示したステップ202を参照し、ここでは説明を繰り返さない;及び/又は、
前記第1の受信ユニットにより受信された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成された第2の実行ユニット803;
その具体的な実装については、図2に示したステップ203を参照し、ここでは説明を繰り返さない。
この実施形態では、第1の実行ユニットは、図17に示したように、次を含む:
前記第1の受信ユニットにより取得された前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された確立サブユニット8021;及び
前記確立サブユニットにより確立された通信インタフェースにより前記目標フェムトセルゲートウェイに登録するように構成された登録サブユニット8022。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
本発明の他の一実施形態により提供されるフェムトセルは、上記の実施形態に基づき、フェムトセルゲートウェイの選択を能動的に要求する機能を実行する。図18に示したように、上記の実施形態に基づき、フェムトセルはさらに次を含む:
元のフェムトセルゲートウェイにより送信された、登録失敗の理由に関する情報を含む登録失敗応答メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニット804;
その具体的な実装については、図4に示したステップ303を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
前記元のフェムトセルゲートウェイにより送信された、オーバーロード情報又は登録失敗情報を含む登録抹消要求メッセージまたは端末プリアタッチメント失敗メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニット805;
その具体的な実装については、図7に示したステップ403と図11に示したステップ604を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;
ネットワークへのアクセスを要求するメッセージを端末から受信するように構成された第4の受信ユニット806;
その具体的な実装については、図11に示したステップ602とステップ603を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;
フェムトセルゲートウェイ選択要求メッセージをネットワーク管理装置に送信するように構成された送信ユニット807;
その具体的な実装については、図4に示したステップ304を参照し、ここでは説明を繰り返さない;
元のフェムトセルゲートウェイとの登録抹消をするように構成された登録抹消ユニット808;
その具体的な実装については、図8に示したステップ509を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;及び
前記元のフェムトセルゲートウェイとの通信インタフェースを破棄するように構成された破棄ユニット809;
その具体的な実装については、図4に示したステップ310と図8に示したステップ509を参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルは、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイが同じセキュリティゲートウェイでないことをSONサーバがディスカバすることに基づき、図19に示したように、上記の2つの実施形態に基づき、さらに次を含む:
前記目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信するように構成された第5の受信ユニット810;
その具体的な実装については、図5に示したステップ314aを参照し、ここでは説明を繰り返さない;及び
前記受信ユニットにより受信された、目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を担うメッセージにより、セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第3の実行ユニット811;その具体的な実装については、図5に示したステップ315aを参照し、ここでは説明を繰り返さない。
本発明のさらに他の一実施形態により提供されるフェムトセルでは、目標フェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイと元のフェムトセルゲートウェイに接続されたセキュリティゲートウェイが同じセキュリティゲートウェイではないことをディスカバする機能を実行する。次に、図20に示したように、本発明のこの実施形態及び本発明のさらに他の一実施形態に基づき、フェムトセルはさらに次を含む:
前記目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイと、前記元のフェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイとが同じセキュリティゲートウェイではないとき、前記目標フェムトセルゲートウェイと接続されたセキュリティゲートウェイの識別情報を取得するように構成された取得ユニット812;その具体的な実装については、図6に示したステップ312bを参照すればよく、ここでは説明を繰り返さない;及び
前記取得ユニットにより取得されたセキュリティゲートウェイの識別情報により、前記セキュリティゲートウェイとの通信接続を確立するように構成された第4の実行ユニット813;その具体的な実装については、図6に示したステップ313bを参照し、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決するようにする。
図21に示したように、本発明の一実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択するシステムは、次を含む:
カレントネットワークのフェムトセルゲートウェイのサービス機能情報により、目標フェムトセルゲートウェイを選択し、前記目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージをフェムトセルに送信するように構成された、図13乃至15に示したネットワーク管理装置901;
具体的な構造及び機能は上記のネットワーク装置の実施形態の構造及び機能と基本的には同様であり、ここでは説明を繰り返さない;
目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを受信し、前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイとの通信接続を確立、及び/又は前記メッセージ中の目標フェムトセルゲートウェイの識別情報により、前記目標フェムトセルゲートウェイにより、ネットワークへのアクセスを要求する端末のためのプリアタッチメント動作を実行するように構成された、図16乃至20に示したフェムトセル902;
具体的な構造及び機能は上記のネットワーク装置の実施形態の構造及び機能と基本的には同様であり、ここでは説明を繰り返さない。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択するシステムにより、ネットワーク管理装置は、元のフェムトセルゲートウェイに接続されたフェムトセルに、目標フェムトセルゲートウェイの識別情報を担うメッセージを送信し、そのフェムトセルが、通常のサービスを提供できる目標フェムトセルゲートウェイを選択することにより、フェムトセルゲートウェイが通常サービスを提供できないためにユーザ機器の通信サービスの品質が影響を受けているという問題を解決する。
本発明の実施形態により提供されるフェムトセルゲートウェイを選択する方法、装置、及びシステムは、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)ネットワークなどの無線ネットワークに適用できる。
当業者には言うまでもなく、上記実施形態の方法のステップの全部又は一部は、プログラムにより命令された関連ハードウェアにより実施できる。プログラムは、ROM、RAM、磁気ディスク、及び光ディスクなどのコンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶できる。
上記の説明は本発明の具体的な実施形態であり、本発明の保護の範囲はこれに限定されない。本発明で開示した技術の範囲内における当業者により容易に想到される修正や置き換えは、本発明の保護の範囲内に含まれるものである。よって、本発明の保護範囲は添付した特許請求の範囲に基づく。