JP2020507982A - 事前設定済みアクセスカテゴリに基づく、ネットワークスライシングを採用する通信システムへのアクセス - Google Patents

事前設定済みアクセスカテゴリに基づく、ネットワークスライシングを採用する通信システムへのアクセス Download PDF

Info

Publication number
JP2020507982A
JP2020507982A JP2019542092A JP2019542092A JP2020507982A JP 2020507982 A JP2020507982 A JP 2020507982A JP 2019542092 A JP2019542092 A JP 2019542092A JP 2019542092 A JP2019542092 A JP 2019542092A JP 2020507982 A JP2020507982 A JP 2020507982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication system
slice
message
access
user equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019542092A
Other languages
English (en)
Inventor
グンナル ミルデ,
グンナル ミルデ,
アンジェロ セントンザ,
アンジェロ セントンザ,
ペータル ヘドマン,
ペータル ヘドマン,
エレナ ミューレ,
エレナ ミューレ,
パウル シュリワ−ベルトリング,
パウル シュリワ−ベルトリング,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Publication of JP2020507982A publication Critical patent/JP2020507982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W60/00Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • H04W74/08Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access]
    • H04W74/0833Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access] using a random access procedure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • H04W74/08Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access]
    • H04W74/0866Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access] using a dedicated channel for access
    • H04W74/0875Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access] using a dedicated channel for access with assigned priorities based access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/022Selective call receivers
    • H04W88/023Selective call receivers with message or information receiving capability

Abstract

通信システムにおいてネットワークスライシングを実行するためのシステムおよび方法。1つの実施形態において、ネットワークスライシングを採用する通信システム(100、900)における装置(110、200、910、920)が、通信システム(100、900)との通信の優先度を示し、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを選択するように設定される。装置(110、200、910、920)は、また、通信システム(100、900)とのランダムアクセス手順に従って、事前設定済みアクセスカテゴリを含むアクセスメッセージ(msg3)を送信するように設定される。【選択図】図13

Description

本出願は、2017年2月3日に出願された「SYSTEM AND METHOD FOR NETWORK SLICING IN A COMMUNICATION SYSTEM」と題する米国仮出願第62/454,693号の利益を主張し、参照により本出願に組み込まれる。
本発明は、概して、通信システムを対象とし、より詳細には、通信システムにおいてネットワークスライシングを実行するためのシステムおよび方法を対象とする。
第3世代パートナーシッププログラム(「3GPP」)Long Term Evolution(「LTE」)通信システムの将来世代のモバイルネットワークへの進化の一部として、ネットワークスライシングの概念が開発されている。ネットワークスライシングは、コアネットワーク(「CN」)および/または無線アクセスネットワーク(「RAN」)ならびに関連する管理システムにおける専用リソースおよび/または共有リソースを用いて、エンドツーエンドの論理ネットワークを規定すること、実現すること、および運用することを含む。
ネットワークスライシングの概念を導入することに関して、3GPPは、ユーザ機器(「UE」)が、無線リソース制御(「RRC」)シグナリングを介してネットワーク(「NW」)スライス選択のための支援情報を提供することが可能であるべきであると結論づけた。ネットワークスライス選択は、UEのためにRAN/CNインターフェースをセットアップするためのCNインスタンスの選択だけでなく、特定のスライスに適したRAN設定の選択と理解されるべきである。これは、ネットワークスライスの概念を背景にして識別子を規定することを含む。解決策は、エアインターフェースに存在するシグナリング制約を尊重し、無線シグナリングに不必要な負荷をかけることを避けるべきである。
通信システムにおいてネットワークスライシングを実行するためのシステムおよび方法についての本発明の有利な実施形態によって、これらの、および他の問題が概して解決され、または回避され、技術的利点が概して達成される。1つの実施形態では、ネットワークスライシングを採用する通信システムにおける装置が、通信システムとの通信の優先度を示し、ネットワークスライスに依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを選択するように設定される。装置は、また、通信システムとのランダムアクセス手順に従って、事前設定済みアクセスカテゴリを含むアクセスメッセージを送信するように設定される。
前述のことは、以下に続く発明の詳細な説明がよりよく理解され得るように、本発明の特徴および技術的利点をやや広範に概説している。発明の追加的な特徴および利点は、以下に説明され、発明の特許請求の範囲の主題を形成する。構想および開示された特定の実施形態は、本発明の同じ目的を実施するために他の構造またはプロセスを修正または設計するための基礎として容易に利用され得ることが、当業者によって理解されるべきである。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲において記述される発明の趣旨および範囲から逸脱しないことも、当業者によって認識されるべきである。
本発明をより完全に理解するために、ここで、添付図面と併せて行われる以下の説明に対する参照が行われる。
通信システムおよびその一部の実施形態の図を示す。 通信システムおよびその一部の実施形態の図を示す。 通信システムおよびその一部の実施形態の図を示す。 通信システムの実施形態のシステムレベル図を示す。 通信システムについての管理システムアーキテクチャの実施形態のブロック図を示す。 通信システムの実施形態のシステムレベル図を示す。 ホストコンピュータに接続された通信ネットワークを含む通信システムの実施形態の概略ビューを示す。 通信システムの実施形態のブロック図を示す。 ネットワークスライシングを実施する通信システムの実施形態のシステムレベル図を示す。 動作中の通信システムの実施形態のシグナリング図を示す。 動作中の通信システムの実施形態のシグナリング図を示す。 動作中の通信システムの実施形態のシグナリング図を示す。 通信システムを動作させる方法の実施形態のフロー図を示す。 通信システムを動作させる方法の実施形態のフロー図を示す。
異なる図面中の対応する数字および記号は、概して、特段の指示がない限り対応する部分を参照し、最初のインスタンスの後は、簡潔性のために再度説明されなくてもよい。図面は、例示的実施形態の関連のある態様を示すために描かれている。
本例示的実施形態を作成すること、および使用することが、以下で詳細に説明されている。しかしながら、実施形態が、多様な特定の文脈において具現化され得る多くの適用可能な発明的概念を提供することは、理解されるべきである。説明される特定の実施形態は、通信システムにおいてネットワークスライシングを実行するためのシステムおよび方法についての、システム、サブシステム、およびモジュールを作成および使用するための特定の方法を単に例示している。第3世代パートナーシッププログラム(「3GPP」)Long Term Evolution(「LTE」)通信システムの環境において、原理が説明されるが、Wi−Fi無線通信システムなどの任意の環境が、本開示の広範な範囲内では適当である。
最初に図1から図3を参照すると、通信システム100およびその一部の実施形態の図が示される。図1に示されるように、通信システム100は、無線通信デバイスの1つまたは複数のインスタンス(そのうちの1つが110と指定され、ユーザ機器(「UE」)とも呼ばれる)を含む。
無線通信デバイス110は、アドレス可能なインターフェース(例えば、インターネットプロトコル(「IP」)アドレス、Bluetooth識別子(「ID」)、近接通信(「NFC」)ID、など)、セル無線ネットワーク一時識別子(「C−RNTI」)を有し、ならびに/またはアクセスネットワークを介してサービスにアクセスすることを目的とし、およびアドレス可能なインターフェースを介してアクセスネットワーク上で通信するように設定される、任意のデバイスであってもよい。例えば、無線通信デバイス110は、携帯電話、スマートフォン、センサデバイス、メータ、車両、家庭用機器、医療用機器、メディアプレーヤ、カメラ、または例えば、テレビ、ラジオ、照明装置、タブレットコンピュータ、ラップトップ、もしくはPCなど、これらに限定されない任意の種類の消費者電化製品であってもよいが、これらに限定されない。無線通信デバイス110は、無線または有線接続を介して音声および/またはデータを通信可能な、ポータブル、ポケット収納可能、手持ち、コンピュータに含まれる、または車載の、モバイルデバイスであってもよい。無線通信デバイス110は、中央処理装置(「CPU」)、マイクロプロセッサ、ASICなどに埋め込まれ得る、および/または中央処理装置(「CPU」)、マイクロプロセッサ、ASICなどによって制御/モニタリングされ得る、ならびにローカルアドホックネットワークまたはインターネットなどのネットワークへの接続用に設定され得る、モニタリング、制御、測定、記録などを実行するための機能性を有し得る。無線通信デバイス110は、クイックレスポンス(Q)コード、無線周波数識別(「RFID」)タグ、NFCタグなどのパッシブ通信インターフェース、またはモデム、送受信機、送信機−受信機などのアクティブ通信インターフェースを有し得る。
通信システム100は、また、無線通信デバイス110間、または無線通信デバイス110と別の通信デバイス(地上回線電話)との間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素とともに、eノードB、gNB、または無線通信デバイス110と通信可能な他の基地局などの、1つまたは複数の無線アクセスノード(そのうちの1つが120と指定される)を含む。例示される無線通信デバイス110は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適当な組み合わせを含む通信デバイスを表し得るが、無線通信デバイス110は、特定の実施形態において、図2によってより詳細に示される例としての無線通信デバイス200などのデバイスを表し得る。同様に、例示される無線アクセスノード120は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適当な組み合わせを含むネットワークノードを表し得るが、これらのノードは、特定の実施形態において、図3によってより詳細に示される例としての無線アクセスノード300などのデバイスを表し得る。
図2に示されるように、例としての無線通信デバイス200は、プロセッサ(または処理回路)210、メモリ220、送受信機230、およびアンテナ240を含む。特定の実施形態では、マシンタイプ通信(「MTC」)およびマシンツーマシン(「M2M」)デバイス、ならびに/または任意の他の種類の無線通信デバイスによって提供されていると上述された機能性のうちのいくつかまたは全てが、図2に示されるメモリなどのコンピュータ可読媒体上に記憶される命令を実行するデバイスプロセッサによって提供され得る。無線通信デバイス200の代替的な実施形態は、上述の機能性のうちのいずれか、および/または本明細書で説明された解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む、デバイスの機能性のある態様を提供することを担当し得る、図2に示されるもの以外の追加コンポーネントを含んでもよい。
図3に示されるように、例としての無線アクセスノード300は、プロセッサ(または処理回路)310、メモリ320、送受信機330、ネットワークインターフェース340、およびアンテナ350を含む。特定の実施形態では、本明細書で説明される機能性のうちのいくつか、もしくは全てが、基地局、ノードB、拡張型ノードB、基地局コントローラ、無線ネットワークコントローラ、中継基地局によって提供されてもよく、および/または任意の他の種類のネットワークノードが、図3に示されるメモリなどのコンピュータ可読媒体上に記憶された命令を実行するノードプロセッサによって提供され得る。無線アクセスノード300の代替的な実施形態は、上記で識別される機能性のいずれか、および/または本明細書で説明された解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む、追加機能性を提供することを担当する追加コンポーネントを含んでもよい。
1つまたは複数の処理デバイスを用いて実施され得るプロセッサは、アンテナ利得/位相パラメータのプリコーディング、通信メッセージを形成する個々のビットの符号化および復号、情報のフォーマット化、ならびにそれぞれの通信デバイスの全体制御を、限定ではなく含むその動作に関連する機能を実行する。通信リソースの管理に関連する例示的機能は、ハードウェアインストール、トラフィック管理、性能データ分析、設定管理、セキュリティ、課金などを、限定ではなく含む。プロセッサは、ローカルアプリケーション環境に適した任意の種類のものであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含んでもよい。
メモリは、1つまたは複数のメモリ、およびローカルアプリケーション環境に適した任意の種類のものであってもよく、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルメモリなどの、任意の適当な揮発性または不揮発性データ記憶技術を用いて実施されてもよい。メモリ内に記憶されたプログラムは、関連プロセッサによる実行時に、それぞれの通信デバイスがその意図するタスクを実行することを可能にする、プログラム命令またはコンピュータプログラムコードを含んでもよい。当然ながら、メモリは、メモリに対して、およびメモリから送信されるデータのためのデータバッファを形成してもよい。本明細書で説明されるシステム、サブシステム、およびモジュールの例示的実施形態は、少なくとも一部、プロセッサにより実行可能なコンピュータソフトウェアによって、またはハードウェアによって、またはそれらの組み合わせによって実施され得る。
送受信機は、それぞれの通信デバイスによってそれぞれのアンテナを介して別の通信デバイスに送信するために搬送波形上の情報を変調する。それぞれの送受信機は、他の通信デバイスによるさらなる処理のためにアンテナを介して受信される情報を復調する。送受信機は、それぞれの通信デバイスのために二重化動作をサポートすることが可能である。ネットワークインターフェースは、コアネットワークと通信する送受信機と類似の機能を実行する。
ここで図4を参照すると、通信システム400の実施形態のシステムレベル図が示されている。通信システム400は、基地局(「eNB」と指定され、「eノードB」とも呼ばれる)、ホーム基地局(「HeNB」と指定される)、ホーム基地局ゲートウェイ(「HeNB GW」と指定される)、X2ゲートウェイ(「X2 GW」と指定される)、およびモビリティ管理エンティティ(「MME」)/サービングゲートウェイ(「S−GW」)(「MME/S−GW」と指定される)の間の論理インターフェースを示す。3GPPは、LTE概念のリリース14の標準化に対して現在作業している。LTEシステムのアーキテクチャは、無線アクセスノード(eNB、HeNB、HeNB GW)およびエボルブドパケットコアノード(MME/S−GW)を含む参考文献に示されている。例示されるように、S1インターフェースは、eNB/HeNBをMME/S−GWに、およびHeNBをHeNB GWに接続し、一方、X2インターフェースは、任意選択でX2 GWを介して、ピアeNB/HeNBを接続する。
ここで図5を参照すると、通信システム500についての管理システムアーキテクチャの実施形態のブロック図が示される。基地局(eノードB)とも呼ばれるノード要素(「NE」と指定される)は、オペレーションおよびサポートシステム(「OSS」)とも呼ばれるドメインマネージャ(「DM」と指定される)によって管理される。ドメインマネージャは、ネットワークマネージャ(「NM」と指定される)によってさらに管理され得る。2つのノード要素は、X2によってインターフェースされ、2つのドメインマネージャ間のインターフェースは、Itf−P2Pと呼ばれる。管理システムは、ネットワーク要素における特徴に関連する観測を受信するだけでなく、ネットワーク要素を設定し得る。例えば、ドメインマネージャは、ネットワーク要素を観測および設定し、一方、ネットワークマネージャは、ドメインマネージャを介してネットワーク要素を観測および設定し、ならびにドメインマネージャを観測および設定する。ドメインマネージャの設定を通して、ネットワークマネージャならびにX2およびS1インターフェース上で機能する関連インターフェースが、無線アクセスネットワーク全体を通して協調型の方式で実施されてもよく、最終的にMMEおよびS−GWを含むコアネットワークを伴う。
ここで図6を参照すると、通信システム600の実施形態のシステムレベル図が示される。通信システム600は、5G無線アクセスネットワーク(「RAN」)アーキテクチャを表す。5GRANアーキテクチャは、また、S1、X2およびUuインターフェースの同等物を含むべきである。新たな無線アクセス技術(「RAT」)は、LTEデュアルコネクティビティが規定されるのと類似の様式で、RANレベルにおいてLTE無線インターフェースと統合されるべきである。本明細書で説明される原理全体が、LTEアーキテクチャに関わらず、かつS1インターフェースの進化に基づく新たなアーキテクチャに関わらず、またはS1と類似のアーキテクチャ原理に基づく異なるインターフェース上で動作する。
通信システム600は、Xnインターフェースによって接続された、新たな無線アクセスノード(「gNB」と指定される)およびLTE無線アクセスノード(再び「eノードB」とも呼ばれる「eLTE eNB」と指定される)を有する無線アクセスネットワークを含む。通信システム600は、また、次世代制御プレーン(「NG−CP」)/ユーザプレーンゲートウェイ(「UPGW」)(「NG−CP/UPGW」と指定される)を含む次世代コア(「NGC」)を含む。5G通信システムをよりよく理解するために、「Wireless Technology Evolution Towards 5G: 3GPP Release 13 to Release 15 and Beyond」、5Gアメリカ発行、2017年2月を参照し、参照により本明細書に組み込まれる。
ここで図7を参照すると、ホストコンピュータに接続された通信ネットワーク(例えば、3GPP型セルラネットワーク)710を含む通信システムの実施形態の概略ビューが示される。通信ネットワーク710は、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク711、およびコアネットワーク714を含む。アクセスネットワーク711は、NB、eNB、gNB、または他の種類の無線アクセスポイントなどの複数の基地局712a、712b、712cを含み、それぞれが、対応するカバレッジエリア713a、713b、713cを規定する。各基地局712a、712b、712cは、有線または無線接続715を介してコアネットワーク714に接続可能である。カバレッジエリア713c内に位置する第1のユーザ機器(「UE」)791は、対応する基地局712cに無線接続するように設定され、または対応する基地局712cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア713a内の第2のユーザ機器792は、対応する基地局712aに無線接続可能である。複数のユーザ機器791、792がこの例に示されているが、開示される実施形態は、唯一のユーザ機器がカバレッジエリア内にある状況、または唯一のユーザ機器が対応する基地局712に接続している状況に、同様に適用可能である。
通信ネットワーク710は、それ自体ホストコンピュータ730に接続され、ホストコンピュータ730は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェア内に具現化されてもよく、またはサーバファーム内の処理リソースとして具現化されてもよい。ホストコンピュータ730は、サービスプロバイダの所有もしくは制御下にあってもよく、またはサービスプロバイダによって、もしくはサービスプロバイダの代理として運用されてもよい。通信ネットワーク710とホストコンピュータ730との間の接続721、722は、コアネットワーク714からホストコンピュータ730に直接延長されてもよく、または任意選択の中間ネットワーク720を通っていてもよい。中間ネットワーク720は、公共、私設、またはホストされたネットワークのうちの1つ、または1つ以上の組み合わせであってもよく、中間ネットワーク720は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよく、特に中間ネットワーク720は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図7の通信システムは、全体として、接続されたユーザ機器791、792のうちの1つとホストコンピュータ730との間の接続性を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(「OTT」)接続750として説明されてもよい。ホストコンピュータ730および接続されたユーザ機器791、792は、アクセスネットワーク711、コアネットワーク714、任意の中間ネットワーク720、および仲介物として可能なさらなるインフラ(図示せず)を用いて、OTT接続750を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続750は、OTT接続750が通過する参加通信デバイスがアップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングを意識しないという意味において、透過であり得る。例えば、基地局712は、ホストコンピュータ730から発して、接続されたユーザ機器791に転送される(例えば、ハンドオーバされる)データを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されなくてもよく、または通知される必要がなくてもよい。同様に、基地局712は、ユーザ機器791からホストコンピュータ730に向かって発する発信アップリンク通信の将来のルーティングを意識する必要はない。
ここで図8を参照すると、通信システム800の実施形態のブロック図が示される。通信システム800において、ホストコンピュータ810は、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップし、維持するように設定される通信インターフェース816を含むハードウェア815を含む。ホストコンピュータ810は、記憶および/または処理ケイパビリティを有し得る処理回路(プロセッサ)818をさらに含む。特に、処理回路818は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されるこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。ホストコンピュータ810は、ホストコンピュータ810に記憶され、またはホストコンピュータ810によってアクセス可能であり、かつ処理回路818によって実行可能な、ソフトウェア811をさらに含む。ソフトウェア811は、ホストアプリケーション812を含む。ホストアプリケーション812は、ユーザ機器830およびホストコンピュータ810において終端するOTT接続850を介して接続するユーザ機器(「UE」)830などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。サービスをリモートユーザに提供する際に、ホストアプリケーション812は、OTT接続850を用いて送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム800は、通信システムにおいて提供され、基地局820がホストコンピュータ810およびユーザ機器830と通信することを可能にするハードウェア825を含む、基地局820をさらに含む。ハードウェア825は、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース826、ならびに基地局820によってサーブされるカバレッジエリア(図8に図示されない)内に位置するユーザ機器830との少なくとも無線接続870をセットアップおよび維持するための無線インターフェース827を含み得る。通信インターフェース826は、ホストコンピュータ810への接続860を容易にするように設定され得る。接続860は、直接であってもよく、または通信システムのコアネットワーク(図8に図示されない)、および/または通信システム外の1つもしくは複数の中間ネットワークを通過してもよい。図示される実施形態において、基地局820のハードウェア825は、処理回路(プロセッサ)828をさらに含み、処理回路(プロセッサ)828は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されるこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。基地局820は、内部に記憶された、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア821をさらに有する。
通信システム800は、ユーザ機器830をさらに含む。ユーザ機器830は、ユーザ機器830が現在位置するカバレッジエリアにサーブする基地局820との無線接続870をセットアップおよび維持するように設定される無線インターフェース837を有するハードウェア835を含む。ユーザ機器830のハードウェア835は、処理回路(プロセッサ)838をさらに含み、処理回路(プロセッサ)838は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されるこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。ユーザ機器830は、ユーザ機器830に記憶され、またはユーザ機器830によってアクセス可能であり、かつ処理回路838によって実行可能な、ソフトウェア831をさらに含む。ソフトウェア831は、クライアントアプリケーション832を含む。クライアントアプリケーション832は、ホストコンピュータ810のサポートでユーザ機器830を介して人間のユーザ、または人間ではないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ810において、実行中のホストアプリケーション812は、ユーザ機器830およびホストコンピュータ810において終端するOTT接続850を介して実行中のクライアントアプリケーション832と通信し得る。サービスをユーザに提供する際に、クライアントアプリケーション832は、ホストアプリケーション812から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTT接続850は、要求データとユーザデータの両方を移送し得る。クライアントアプリケーション832は、ユーザと対話して、クライアントアプリケーション832が提供するユーザデータを生成し得る。
図8に示されるホストコンピュータ810、基地局820、およびユーザ機器830は、図7のホストコンピュータ730、基地局712a、712b、712cのうちの1つ、およびユーザ機器791、792のうちの1つとそれぞれ同一であってよいことに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部作業は、図8に示される通りであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジーは、図7のものであってもよい。
図8において、OTT接続850は、任意の仲介デバイスへの明示的な参照およびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングなしに、基地局820を介したホストコンピュータ810とユーザ機器830との間の通信を示すように抽象的に描かれている。ネットワークインフラは、ルーティングを判断してもよく、ルーティングは、ユーザ機器830から、またはホストコンピュータ810を運用するサービスプロバイダから、またはその両方から隠すように設定され得る。OTT接続850がアクティブである間、ネットワークインフラは、(例えば、ロードバランシングの考慮、またはネットワークの再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行い得る。
測定手順は、1つまたは複数の実施形態が改善するデータレート、レイテンシ、および他の因子をモニタリングする目的で提供されてもよい。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ810とユーザ機器830との間のOTT接続850を再設定するための任意選択のネットワーク機能性が、さらに存在してもよい。測定手順および/またはOTT接続850を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ810のソフトウェア811、またはユーザ機器830のソフトウェア831、またはその両方において実施されてもよい。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続850が通過する通信デバイスにおいて、または通信デバイスに関連して配備されてもよい。センサは、上記で例示したモニタリングされた数量の値を供給することによって、またはモニタリングされた数量をソフトウェア811、831が計算もしくは推定し得る他の物理的数量の値を供給することによって、測定手順に参加し得る。OTT接続850の再設定は、メッセージフォーマット、再送信設定、好適なルーティングなどを含んでもよい。再設定は、基地局820に影響を及ぼさなくてもなく、再設定は、基地局820にとって未知でも知覚不可能であってもよい。そのような手順および機能性は、当技術分野において既知であってもよく、かつ実施されてもよい。ある実施形態において、測定は、ホストコンピュータ810のスループット、伝播時間、レイテンシなどの測定を容易にする独自のユーザ機器シグナリングを伴ってもよい。測定は、ソフトウェア811、831が、伝播時間、エラーなどをモニタリングしつつ、OTT接続850を用いてメッセージ、特に、空のメッセージまたは「ダミー」メッセージを送信させることにおいて実施されてもよい。
ここで図9を参照すると、ネットワークスライシングを実施する通信システム900の実施形態のシステムレベル図が示される。ネットワークスライシングは、ネットワークの論理的に分離されたパーティションを生成して、異なるビジネス目的に対処する。これらの「ネットワークスライス」は、ネットワークスライスがそれ自体のネットワークとして管理され得る程度まで論理的に分離される。ネットワークスライシングの概念は、LTEおよび新たな5G RAT(新無線(「NR」)とも呼ばれる)などの異なる無線アクセス技術(「RAT」)に適用してもよい。ネットワークスライシングを導入するためのドライバは、例えば、異なるネットワーク特性(例えば、性能、セキュリティ、堅牢性、および複雑性)を有する接続性サービスを提供することによって他の産業にサーブするように、セルラオペレータの能力を改善するビジネス拡張である。
現在の作業仮定は、(RANをインターフェースする1つまたは複数の共通制御ネットワーク機能(「CCNF」)に加えて、スライス固有であり得る追加のコアネットワーク機能を有する)複数のコアネットワークインスタンスに接続する、1つの共有RANインフラが存在することである。コアネットワーク機能が仮想化されているとき、オペレータは、新たなスライスがサポートされるべきであるときに、新たなコアネットワークまたはその一部をインスタンス化し得る。このアーキテクチャが、図9に示されている。ネットワークスライスは、基地局(そのうちの1つが920と指定される)を含む無線アクセスネットワークをコアネットワークインスタンス930(MMEおよびGWを含む)まで横断するユーザ機器910によって採用可能なモバイルブロードバンドネットワークスライス(スライス0)であり得る。ネットワークスライスは、基地局(そのうちの1つが920と指定される)を含む無線アクセスネットワークをコアネットワークインスタンス950(MMEおよびGWを含む)まで横断するユーザ機器940によって採用可能なマシンタイプ通信ネットワークスライス(スライス1)であり得る。
スライシングに関して、ネットワークエンティティとUEとの間の適当なRAN設定を選択することと同様に、UEからRANを介して特定のスライスに対処するコアネットワークまでメッセージをルーティングするための関連情報をどのようにスライスするかを判断することが重要である。追加的に、アクセス層(「AS」、例えば、RRCプロトコル)および非アクセス層(「NAS」)において提供される情報は、異なり得る。
ネットワークスライシングのサポートは、異なるスライスのためのトラフィックが、異なるプロトコルデータユニット(「PDU」)セッションによってハンドリングされるという原理に依拠している。ネットワークは、スケジューリングによって、および異なるL1/L2設定を提供することによっても、異なるネットワークスライスを実現し得る。UEは、それがNASによって提供されている場合に、RRCメッセージにおいてネットワークスライス選択のための支援情報を提供することが可能であるべきである。最終的には、CNが、あるネットワークスライスにアクセスするUEの権利を検証し、初期コンテキストセットアップ段階において結果をRANに通信する。異なるスライスのために異なる物理ランダムアクセスチャネル(「PRACH」)、アクセス規制および混雑制御情報を提供することが可能である。
しかしながら、この段階の前に、RANレベルにおいてネットワークスライスを意識することの重要性に対して他の考察が行われる。RANは、事前設定されている異なるネットワークスライスのために差別化されたトラフィックのハンドリングをサポートするべきである。RANがRAN機能(すなわち、各ネットワークスライスを管理するネットワーク機能のセット)の点からスライス有効化をサポートするやり方は、実施態様に依存している。RANは、公衆地上移動体ネットワーク(「PLMN」)において事前設定されたネットワークスライスのうちの1つまたは複数を識別する、UEまたはCNによって提供される1つまたは複数のスライス識別子(「ID」)によって、ネットワークスライスのRAN部分の選択をサポートするべきである。受領されたネットワークスライス選択支援情報(「NSSAI」)が、ネットワークスライス選択の後、CNによってUEおよびRANに送信される。RANは、サービスレベルアグリーメントの通りに、スライス間のポリシー施行をサポートすべきである。単一のRANノードが複数のスライスをサポートすることが可能であるべきである。RANは、サービスレベルアグリーメントのための適当な無線リソース管理(「RRM」)ポリシーを、それぞれのサポートされるネットワークスライスに自由に適用するべきである。RANは、ネットワークスライス内のサービス品質(「QoS」)差別化をサポートすることとなる。
最初のアタッチの場合、UEは、1つまたは複数のネットワークスライスIDを提供し得る。利用可能であれば、RANは、最初の非アクセス層(「NAS」)を次世代コア制御プレーン(「NGC CP」)機能へルーティングするためにネットワークスライスIDを使用する。UEがいかなるネットワークスライスIDも提供しない場合、RANは、NASシグナリングをデフォルトのNGC CP機能に送信する。後続のアクセスの場合、UEは、一時(「Temp」)IDを提供し、TempIDは、NGCによってUEに割り当てられ、TempIDが有効である限り、RANがNASメッセージを適当なNGC CP機能へルーティングすることを可能にする(RANは、TempIDに関連付けられるNGC CP機能を意識し、NGC CP機能に到達し得る)。そうでない場合は、最初のアタッチのための方法が適用する。
RANは、ネットワークスライス間のリソース隔離をサポートし得る。1つのネットワークスライスが別のネットワークスライスのためのサービスレベルアグリーメントを破る場合に、RANリソース隔離が、共有リソースのいかなる不足も回避するべきであるRRMポリシーおよび保護機構を用いて達成され得る。あるネットワークスライスにRANリソースを完全に指定することが可能である。いくつかのネットワークスライスは、ネットワークの一部のみにおいて利用可能であってもよい。その隣接無線アクセスノード(gNB)のセル内においてサポートされるネットワークスライスの無線アクセスノード(gNB)における意識は、接続済みモードにおける周波数間モビリティに有益であり得る。RANおよびCNは、ネットワークスライスのためのサービス要求をハンドリングすることを担当する。ネットワークスライスに対するアクセスの許可または拒絶は、ネットワークスライスについてのサポート、リソースの利用可能性、他のネットワークスライスによる要求されたサービスについてのサポートなどの要因に依存し得る。隣接無線アクセスノードは、2つのノードを接続するインターフェース(例えば、gNB間のXnインターフェース)上のネットワークスライス利用可能性を交換し得る。CNは、UEのためのネットワークスライスをサポートするノードを含むモビリティ制限リストをRANに提供し得る。ソース無線アクセスノードにおいてサポートされるネットワークスライスは、可能であれば、ターゲット無線アクセスノードにおいて他のネットワークスライスにマッピングされてもよい。
ネットワークスライスが、ネットワークを通して利用可能でないとき、ネットワークスライスに対応するようにターゲット無線アクセスノードを再マッピングすることが可能である。RANとCNとの間にシグナリングのやり取りがあり、性能が影響を受けないとき、ネットワークスライスは、CNによる接続ハンドリングおよびモビリティシグナリング中に再マッピングされ得る。再マッピングは、接続セットアップ中にCNとの事前交渉に続くアクションとしてRANによって、および/またはCNが実用的な解決策でないことを伴うとき、かつ事前交渉が行われなかった場合に、RANによって自律的に実行され得る。
例えば、NG−C上の初期コンテキストセットアップ中に、CNは、RANに1つまたは複数のネットワークスライスIDを与え得る。ネットワークスライスIDは、UEが接続することが可能なネットワークスライスを一意に表す。これらのネットワークスライスIDは、RRC接続確立中にRANに対してUEにより通信されるものとは異なってもよく、再マッピングがCNにおいて行われたことを示している。代替的には、そのようなネットワークスライスが、いかなる理由でも利用可能でないときに、CNは、特定のネットワークスライスの置換として使用されることが可能ないくつかのネットワークスライスをRANに提供し得る。RANは、次いで、任意の後続のシグナリング中、例えば、RAN内部ハンドオーバ、デュアルコネクティビティ中に、および/またはRANにおける内部無線リソース管理関連の理由に起因して必要とされるときに、UE接続をそのような代替ネットワークスライスに再マッピングし得る。これは、CNシグナリングを伴わない再マッピング手順を容易にすることとなる。
当然ながら、代替的ネットワークスライスがRANに利用不可能であることが考えられ、その場合に、RANは、提供されたネットワークスライスをデフォルトネットワークスライスに自律的に再マッピングし得る。そのような自律的再マッピングが可能とされる場合に、CNがRANに示すことが望ましく、そうでない場合、RANは、利用不可能なネットワークスライスに対応するPDUセッションを拒絶し得る。
RANは、NASノード選択機能(「NNSF」)または類似の機能を用いて正しいコアネットワークインスタンスを選択するべきであるが、それは、RRC接続確立中にUEからスライス関連支援を受信するための単なる動機づけではない。RANは、既にRRC接続確立において、いくつかの許可基準に従ってリソースを割り当て、動作し得る。完全なUEコンテキストおよびベアラが、初期コンテキストセットアップ手順を用いて後で確立されるまで、RRCコンテキストが生成されるべきであり、メモリおよび処理リソースの割り当てを意味する。UEがアクセスを試みているネットワークスライスについて、RANがより多くを知っているほど、RANは、そのネットワークスライシング設定に従ってそのポリシーを適合させ得る。よって、UEがアクセスを試みているネットワークスライスを意識することは、正しいコアネットワークインスタンスを選択するためには全く必要とされないが、初期コンテキストセットアップ手順の前に、RANにおいて仮のネットワークスライシングポリシーを有効にすることは有益である。
実施形態において、RANは、初期コンテキストセットアップ手順の前に、仮の早期ポリシーを有効にするために、UEからネットワークスライス関連情報を受信する。UEがどのネットワークスライスに関心があるかを、RANが可能な限り早く知ることが重要であるが、アクセス層RRCシグナリング、特に早期接続確立メッセージ(例えば、RRC接続要求メッセージ、図12におけるメッセージ3)によって提示される制約が存在し得る。無線性能およびシグナリング堅牢性が、危険にさらされるべきではない。
単一ネットワークスライス選択支援情報(ネットワークスライスを識別する「S−NSSAI」)は、最大32ビット長であってもよく、NSSAI(識別子の集合)が、32ビット×特定UEについての関係するネットワークスライスの数となることを意味する。UEは、公衆地上移動体ネットワーク(「PLMN」)毎に設定および/または受領されたNSSAIを記憶してもよく、NSSAIは、標準値またはPLMN固有値を含み得る。
関連のあるRRCメッセージにおける(例えば、LTEネットワークについての)サイズ制約が考慮される場合、メッセージ3のサイズは制限され、メッセージは、単に必要な情報を含むことによって(LTEにおいて)最大限であり得る。堅牢性、カバレッジ、および遅延の考慮は、メッセージ3が無限に拡大することができない、すなわち、早期接続確立が、より短いメッセージを採用することが好ましい段階となるということを示している。メッセージ5は、サイズにおける制約がはるかに少ないが、それは、メッセージ3についてと同様の効率性考慮が重要ではなく、無視されるべきであることを必ずしも意味しない。したがって、制限されたネットワークスライシング関連情報が、メッセージ3において(すなわち、NSSAI、および完全S−NSSAIのいずれでもなく)搬送され得ることが、有利であり得る。より少ない制約が、メッセージ5について存在するが、RRCシグナリングは、やはりメッセージ5について効率的な方法で設計されるべきであることも考えられる。
よって、可能な限り早期にネットワークスライス情報を伝達することと、無線態様を考慮して堅牢かつ十分に実行する方法でRRCプロトコルを設計する必要性との間に、トレードオフが存在する。さらに、ネットワークスライスが、本質的にビジネス主導の概念であるとすると、何個のネットワークスライスがネットワークにおいて配備され得るかを予測するのは容易ではなく、よって、システムの仕様が不必要に強固になるべきではないことに、留意すべきである。また、UEがネットワークへのアタッチを実行している(すなわち、UEは、以前はネットワークに知られていない)場合は、UEが、サービス要求を実行している(すなわち、UEは、既にネットワークに登録され、知られている)場合とは区別されるべきである。
非アクセス層ノード選択機能(「NNSF」)を支援するために情報が必要とされないとき、コアネットワークインスタンス選択が、アタッチ時に、ネットワークスライスを明示的に表すのではなくおそらくはネットワークスライシングに依存する基準に従って設定される、接続を確立することの「重要性」を示す(原因値と同種である)、(短い)デフォルトの、または事前設定済みアクセスカテゴリを含むメッセージ3を含む。UEが既にアタッチされている場合、メッセージ3は、原因値(すなわち、ショートIE)にも類似するが、コアネットワークによってNAS上で{ネットワークスライス、原因値、QoS}などの機能として設定される汎用アクセスカテゴリを示す、新たな情報要素(「IE」)によって拡張される。使用するアクセスカテゴリは、ネットワークスライス、サービス、および/またはUEがアクセスしている公衆地上移動体ネットワーク(「PLMN」)、ならびに専用シグナリング(例えば、RRCまたはNAS)を用いてネットワーク(RANおよびCN)によりUEにおいて設定されるマッピングルールに基づくこととなる。この手順が、エアインターフェースを介してネットワークスライス識別子のような潜在的に影響を受けやすい情報を送信することを回避し得ることに留意されるべきである。
別の実施形態では、ネットワークスライシング考慮(および他の要因)から引き出される情報を使用して、ネットワークスライス識別子を明示的に記述しないことが、アクセス制御の領域において採用され得る。メッセージ5に関するさらなる別の実施形態において、正しいCNインスタンスへのルーティングを可能にするために、十分な情報が必要とされる。アタッチにおいて、メッセージ5は、初期S−NSSAIの「スライスタイプ」部分、または実現可能であれば1つの完全なS−NSSAIのいずれかを含み得る。実現可能性は、上述したようなセキュリティ問題にも依存するが、いずれにせよ、NSSAI全体が必要でなくてもよい。UEが既にアタッチされている場合、モビリティ管理エンティティコード(「MMEC」)(の均等物)が、基地局(gNB)において一意のままである場合、メッセージ3の中のシステムアーキテクチャエボリューション(「SAE」)一時移動加入者識別(「S−TMSI」、一時NASレイヤUE識別子)は、十分であるべきであることに留意され得る。
上記シグナリングに続いて、CNは、初期コンテキストセットアップ手順(および後続のシグナリング)の間、PDUセッション毎に関連のある(および検証済み/受領済み)S−NSSAI/NSSAIを示し、RANは、そのような情報に基づいて(仮ではない)ネットワークスライシングポリシーを実行することが可能であると仮定される。よって、メッセージ3は、UEが既にネットワークにアタッチされているか否かに応じて、デフォルトの/事前設定済みアクセスカテゴリ(ネットワークスライス依存)、および/またはCN提供アクセスカテゴリ(例えば、NAS提供アクセスカテゴリ、ネットワークスライス依存でもある)を含み得る。この情報は、RANが仮のポリシーを適用することを可能にすべきである。メッセージ5は、セキュリティの観点から実現可能であれば、完全なS−NSSAI(または等価な識別子)を含み得るが、典型的には、UEが既にネットワークにアタッチされているか否かに応じて、NSSAI全体ではない。識別子の許容できる長さは、メッセージ5の制約の範囲内で適応すべきである。この識別子は、RANがCNインスタンスを選択することを可能にするべきである。UEが既にネットワークにアタッチされているとき、MMECがgNBにおいて一意なままであると仮定して、S−TMSIが、正しいCNインスタンスへのルーティングを実行するために使用される。
さらなる別の実施形態では、UEの加入が、複数のネットワークスライスが同時にアクセスされることを可能にするときのシナリオに関連する。UEとアクセスおよびモビリティ機能(「AMF」、例えば、登録手順)間のNASシグナリング中に、AMF(またはスライス選択機能(「SSF」))が、S−NSSAIが「スタンドアロン」であり、例えば、登録受理において、例えば、別々のNSSAIリスト内またはUEへのいくつかの追加マーキングを有する1つのNSSAIリスト内で一緒にアクセスされ得る情報をUEに提供する。UEは、情報を使用してどのS−NSSAIをRAN/アクセスノード(「AN」)に提供するべきであるかを知り、ならびに個々のネットワーク接続がいつ要求されるかを理解する(例えば、S−NSSAIのこれらのグループは、同じ登録/AMFを用いて使用され得ないため、UEは、S−NSSAIの別のグループを使用して登録解除および再登録する必要があってもよい)。さらなる別の実施形態では、5GC AMFは、各NSSAIリストにおいて、ルーティングに使用されるS−NSSAIにマークを付ける(例えば、NSSAIリスト内の最初、または他のポインタ)。UEは、RRCメッセージ5においてそのS−NSSAIを使用する。
よって、接続再開の場合(概して、UEがRRC接続を再確立しようとしているときはいつでも)、UEは、アクセス試行の重要性に関する標識を可能な限り早期に提供すべきであり、そのような標識は、スライスを意識してもよく、UEが登録されているかどうか、およびCNが適切なアクセスカテゴリを伝達する機会を有するかどうかに依存する。他方、NSSAIは識別子の集合であるが、RANは、PDUセッション(S−NSSAI)毎に単一ネットワークスライスを識別するため、RRCまたは内部RANシグナリングのいずれにおいてでもなく、RANシグナリングにおいて完全なNSSAIを伝達する必要がほとんどないことが明らかである。
無線インターフェースに関していうと、異なる情報(ネットワークスライシング情報に基づいて設定され得る)が、サイズ制約、UEがネットワークに登録されているか否か、および他の考慮に応じてRRCシグナリングにおいて指定されるべきである。そのような情報は、(特に、長さが実際に32ビット×スライスの数のオーダとなる場合)NSSAIにおいて具現化されなくてもよい。また、スライス識別子(「ID」、単一のネットワークスライスを指す識別子)に対応する概念が、S−NSSAIであってもよく、RANがUEからS−NSSAIを受信する場合、RANは、適切なCNインスタンスにシグナリングをルーティングすることが可能であるべきである。
ここで図10から図12を参照すると、通信システムを動作させる実施形態のシグナリング図が示される。図10は、ユーザ機器(「UE」と指定される)、無線アクセスネットワーク(「RAN」と指定される)、ならびにアクセスおよびモビリティ機能(「AMF」と指定され、コアネットワークの一部である)の間のシグナリングを示す。図11は、ユーザ機器(「UE」と指定される)、基地局などの無線アクセスノード(「eNB」と指定される)、ならびにLTE接続セットアップ手順のためのモビリティ管理エンティティ(「MME」)およびサービングゲートウェイ(「SGW」と指定される)を含むコアネットワークの間のシグナリングを示す。図12は、ユーザ機器(「UE」と指定される)、基地局などの無線アクセスノード(「gNB」と指定される)、ならびに新無線(「NR」)接続セットアップ手順のためのアクセスおよびモビリティ機能(「AMF」と指定される、コアネットワークの一部)の間のシグナリングを示す。
図10で開始すると、AMFは、N2セットアップメッセージ1005をRANに提供し、AMFがサポートするS−NSSAI、およびルーティングに使用されるS−NSSAIを提供する。UEは、登録要求および標準要求されるNSSAIを含むRRCメッセージ1010をRANに提供する。RANは、次いで、NSSAIまたはデフォルトNSSAI(NSSAIがない場合のPLMNについて)に基づいて、AMFを選択1015する。RANは、N2メッセージ1020をAMFに提供する。AMFは、セキュリティ、加入チェック、および再ルーティング(必要であれば)を含む登録手順1025に進み、許容できるNSSAI(S−NSSAIのリスト)を割り当てる。S−NSSAIのリストは、どのS−NSSAIがルーティングに使用されるか、およびどのS−NSSAIが一緒にグループ化されるかでマークされる。
AMFは、N2メッセージ(NASメッセージ)1030をRANに提供し、RANは、RRCメッセージ(NASメッセージ)1035をUEに提供する。この時点で、UEは、アイドル1040になる。UEは、登録要求およびS−NSSAIを含むRRCメッセージ1045をRANに提供する。RANは、次いで、S−NSSAIに基づいてAMFを選択1050する。スライス手順1055は、S−NSSAIを用いてPDUセッション固有手順を介して行われ、S−NSSAIは、ネットワークスライスにマッピングし得る。
ここで図11を参照すると、UEは、ランダムアクセスチャネル(「RACH」)プリアンブルおよびその識別を含むランダムアクセスメッセージ(RA msg1)1104をeNBに提供する。eNBは、UEのためのアップリンクリソースグラントを含むランダムアクセス応答(RA msg2)1108をUEに提供する。UEは、接続確立原因およびその識別を含むRRC接続要求(RA msg3)1112をeNBに提供する。eNBは、接続確立原因に基づいて無線ベアラを含むRRC接続セットアップメッセージ(RA msg4)1116をUEに提供する。UEは、NASサービス要求を含むRRC接続セットアップ完了メッセージ(RA msg5)1120をeNBに提供する。
eNBは、NASサービス要求を含むS1アクセスポイント(「AP」)初期UEメッセージ1124をMMEに提供し、MMEはそれに対してS1−AP初期Ctxtセットアップメッセージ1128で応答する。eNBは、RRCセキュリティモードコマンド1132をUEに提供し、UEはそれに対してRRCセキュリティモード完了メッセージ1136で応答する。eNBは、RRC接続再設定メッセージ1140をUEに提供し、UEはそれに対してRRC接続再設定完了メッセージ1144で応答する。その後、eNBは、S1−AP初期Ctxtセットアップ完了メッセージ1148をMMEに提供する。
MMEは、修正ベアラ要求1152をSGWに提供することによって応答し、SGWはそれに対して修正ベアラ応答1156を提供することによって返信する。次いで、UEは、アップリンク(「UL」)データ1160をeNBに送信し、eNBは、ULデータ1164をSGWに転送する。SGWは、ダウンリンク(「DL」)データ1168をeNBに送信し、eNBは、DLデータ1172をUEに転送する。
時間が経過した後、eNBは、S1−AP UE Ctxt解放要求1176をMMEに提供する。MMEは、解放アクセスベアラ要求1180をSGWに提供することによって応答し、SGWはそれに対して解放アクセスベアラ応答1184を提供することによって返信する。MMEは、S1−AP UE Ctxt解放コマンド1188をeNBに提供し、eNBは、RRC接続解放メッセージ1192をUEに提供する。eNBは、S1−AP UE Ctxt解放完了コマンド1196をMMEに提供する。
ここで図12を参照すると、RRC_inactiveまたはRRC_idleモードのUEは、ランダムアクセスチャネル(「RACH」)プリアンブルおよびその識別を含むランダムアクセスメッセージ(RA msg1)1205をgNBに提供する。gNBは、UEのためのアップリンクリソースグラントを含むランダムアクセス応答(RA msg2)1210をUEに提供する。UEは、接続確立原因およびその識別を含むRRC接続要求(msg3)1215をgNBに提供する。gNBは、接続確立原因に基づいて無線ベアラを含むRRC接続セットアップメッセージ(msg4)1220をUEに提供する。UEは、ここで、RRC_connectedモードであり、RRC接続セットアップ完了メッセージ(msg5)1225をgNBに提供する。
gNBは、初期UEメッセージ1230をAMFに提供し、AMFは、UEコンテキストセットアップメッセージ1235で応答する。gNBおよびUEは、初期セキュリティアクティベーションメッセージ1240を交換する。gNBは、RRC接続再設定メッセージ1245をUE(DRBを確立中)に提供し、UEはRRC接続再設定完了メッセージ1250で応答する。
ここで図13を参照すると、通信システムを動作させる方法1300の実施形態のフロー図が示される。方法1300は、ネットワークスライシングを採用する図1および図9の通信システム(100、900)におけるユーザ機器(110、200、910、920)などのユーザ機器上で動作可能である。方法は、開始ステップまたはモジュール1310において開始する。ステップまたはモジュール1320において、ユーザ機器は、通信システムとのランダムアクセス手順を開始するために、初期アクセスメッセージ(msg1)を送信する。ユーザ機器は、ステップまたはモジュール1330において、通信システムとの通信の優先度を示し、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを選択する。
例として、通信システムは、多数のアクセスカテゴリ(例えば、256個)をサポートしてもよい。アクセスカテゴリは、インデックス(例えば、8ビット)に関連付けられてもよい。ユーザ機器は、あるネットワークスライスをあるアクセスカテゴリにマッピングするように設定されてもよく、または、ユーザ機器は、アクセスカテゴリに基づいてネットワークスライスを(例えば、アクセスカテゴリXに基づいてスライス0を)選択するように事前設定されてもよい。例えば、モビリティブロードバンドネットワークスライス(スライス0)は、マシンタイプ通信ネットワークスライス(スライス1)とは異なるアクセスカテゴリを使用してもよい。
前述のことに従って、ユーザ機器は、ステップまたはモジュール1340において事前設定済みアクセスカテゴリに基づいてバーリングチェックを実行する。バーリングチェックは、以下に基づき得る。通信システムは、異なるアクセスカテゴリに関連付けられる、あるアクセスパラメータ(例えば、待機時間、規制確率)をブロードキャストする。アクセスを行うとき、ユーザ機器は、例えば、データまたはシグナリングがどのスライスに関連付けられているかに従って、アクセスカテゴリをチェックする。次いで、ユーザ機器は、このアクセスカテゴリについてブロードキャストされたアクセスパラメータが存在するかどうかをチェックする。存在する場合、ユーザ機器は、ランダム浮動数(例えば、0から1の間)を引き出す。数が規制確率より低い場合、ユーザ機器は、再試行する前に待機時間待機する。ランダム数が規制確率よりも高い場合、ユーザ機器は、即時アクセスを実行する。
ステップまたはモジュール1350において、ユーザ機器は、通信システムとのランダムアクセス手順に従って(例えば、ランダムアクセス手順と併せて、ランダムアクセス手順中に、および/またはランダムアクセス手順に続いて)事前設定済みアクセスカテゴリを含むアクセスメッセージ(msg3)を送信する。ユーザ機器が通信システムにアタッチされるときに、アクセスメッセージ(msg3)は、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)との通信のための汎用アクセスカテゴリを示す情報要素を含んでもよい。ユーザ機器が通信システムにアタッチされるときに、アクセスメッセージ(msg3)は、好適なネットワークスライス、原因値、および所望のサービス品質のうちの少なくとも1つを示し得る。ステップまたはモジュール1360において、ユーザ機器は、ユーザ機器が通信システムにアタッチされているかどうかに応じて、および接続セットアップメッセージに応答して、単一ネットワークスライス選択支援情報(「S−NSSAI」)を含む別のアクセスメッセージ(msg5)を送信する。その後、ユーザ機器は、上述のような(例えば、図10から図12、および関連する説明を参照)コアネットワークに関与する。方法は、終了ステップまたはモジュール1370において終了する。
ここで図14を参照すると、通信システムを動作させる方法1400の実施形態のフロー図が示される。方法は、ネットワークスライシングを採用する図1および図9の通信システム(100、900)における基地局(120、300、920)などの基地局を用いて動作可能である。方法は、開始ステップまたはモジュール1410において開始する。ステップまたはモジュール1420において、基地局は、通信システムにおけるユーザ機器(図1および図9のユーザ機器110、200、910、920)とのランダムアクセス手順を開始するために、初期アクセスメッセージ(msg1)を受信する。基地局は、ステップまたはモジュール1430において、応答メッセージ(msg2)をユーザ機器に送信する。
ステップまたはモジュール1440において、基地局は、通信システムにおけるユーザ機器とのランダムアクセス手順に従って(例えば、ランダムアクセス手順と併せて、ランダムアクセス手順中に、および/またはランダムアクセス手順に続いて)アクセスメッセージ(msg3)を受信する。アクセスメッセージ(msg3)は、通信システムとの通信の優先度を示し、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを含む。ユーザ機器が通信システムにアタッチされるときに、アクセスメッセージ(msg3)は、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)との通信のための汎用アクセスカテゴリを示す情報要素を含んでもよい。ユーザ機器が通信システムにアタッチされるときに、アクセスメッセージ(msg3)は、好適なネットワークスライス、原因値、および所望のサービス品質のうちの少なくとも1つを示し得る。
それに応答して、基地局は、ステップまたはモジュール1450において、事前設定済みアクセスカテゴリおよびネットワークスライス(スライス0、スライス1)に従ってユーザ機器との接続を確立するために、セットアップメッセージ(msg4)を送信する。接続は、ユーザ機器との通信の優先度を考慮する。セットアップメッセージ(msg4)は、(混雑に基づくといった)通信システムへのアクセス権を有する事前設定済みアクセスカテゴリの機能である。ステップまたはモジュール1460において、基地局は、ユーザ機器が通信システムにアタッチされているかどうかに応じて、単一ネットワークスライス選択支援情報(「S−NSSAI」)を含む別のアクセスメッセージ(msg5)を受信する。
基地局は、ステップまたはモジュール1470において、ユーザ機器をコアネットワークインスタンスにルーティングするために、コアネットワークインスタンス(図9のコアネットワークインスタンス930、950など)にサービス要求メッセージ(初期UEメッセージ)を送信する。ユーザ機器が通信システムにアタッチされるときに、サービス要求メッセージ(初期UEメッセージ)は、ユーザ機器のシステムアーキテクチャエボリューション一時移動加入者識別(「S−TMSI」)を含んでもよい。サービス要求メッセージ(初期UEメッセージ)は、非アクセス層(「NAS」)サービス要求であってもよい。その後、ユーザ基地局は、上述のような(例えば、図10から図12、および関連する説明を参照)コアネットワークおよびユーザ機器に関与する。方法は、終了ステップまたはモジュール1480において終了する。
このように、本明細書で説明されるシステムは、他のネットワーク機能、例えば、選択機能、設定機能などを可能にするのと同様に、ネットワーク内のUEの好適な初期の優先扱いを可能にする。これは、将来の拡大(例えば、新たなスライスおよびサービスを追加する可能性)のために、最小オーバヘッドおよび高い柔軟性で行われる。
上述のように、例示的な実施形態は、方法、および方法のステップを実行するための機能性を提供する様々なモジュールからなる対応する装置の両方を提供する。モジュールは、(特定用途向け集積回路などの集積回路を含む1つまたは複数のチップにおいて具現化される)ハードウェアとして実施されてもよく、またはプロセッサによる実行のためのソフトウェアもしくはファームウェアとして実施されてもよい。特に、ファームウェアまたはソフトウェアの場合、例示的実施形態は、コンピュータプロセッサによる実行のために、コンピュータプログラムコード(すなわち、ソフトウェアまたはファームウェア)を具現化するコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品として提供され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的(例えば、磁気ディスク、光ディスク、読み出し専用メモリ、フラッシュメモリデバイス、相変化メモリ)、または一時的(例えば、電気、光、音響、もしくは搬送波、赤外線信号、デジタル信号などの他の形態の伝播信号)であってもよい。プロセッサと他のコンポーネントとの連結は、典型的には、1つまたは複数のバスまたはブリッジ(バスコントローラとも呼ばれる)を通してである。記憶デバイスおよび信号搬送デジタルトラフィックは、それぞれ1つまたは複数の非一時的または一時的コンピュータ可読記憶媒体を表す。よって、所与の電子デバイスの記憶デバイスは、典型的には、コントローラなどの電子デバイスの1つまたは複数のプロセッサのセット上での実行のための、コードおよび/またはデータを記憶する。
実施形態およびその利点は、詳細に説明されているが、様々な変更、代用、および改変が、添付の特許請求の範囲によって規定されるように、その趣旨および範囲から逸脱することなく本明細書において行われ得ると理解されるべきである。例えば、上述した特徴および機能のうちの多くが、ソフトウェア、ハードウェア、もしくはファームウェア、またはそれらの組み合わせで実施され得る。また、特徴、機能、ならびに特徴および機能を動作させるステップのうちの多くが、再順序付けされ、省略され、追加されるなどしてもよく、多様な実施形態の広範な範囲内にやはり含まれ得る。
さらに、多様な実施形態の範囲は、明細書において説明したプロセス、機械、製造物、合成物、手段、方法、およびステップの特定の実施形態に限定されるように意図されない。当業者が開示から容易に理解するように、本明細書で説明された対応する実施形態と、実質的に同じ機能を実行し、または実質的に同じ結果を達成する、現在存在している、または後に開発されることとなる、プロセス、機械、製造物、合成物、手段、方法、またはステップが、同様に利用されてもよい。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのようなプロセス、機械、製造物、合成物、手段、方法、またはステップをそれらの範囲内に含むように意図される。

Claims (30)

  1. ネットワークスライシングを採用する通信システム(100、900)における装置(110、200、910、920)であって、
    前記通信システム(100、900)との通信の優先度を示し、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを選択し、
    前記通信システム(100、900)とのランダムアクセス手順に従って、前記事前設定済みアクセスカテゴリを含むアクセスメッセージ(msg3)を送信するように設定される処理回路(210)を備える、装置(110、200、910、920)。
  2. 前記装置(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、前記ネットワークスライス(スライス0、スライス1)との通信のための汎用アクセスカテゴリを示す情報要素を含む、請求項1に記載の装置(110、200、910、920)。
  3. 前記装置(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、好適なネットワークスライス、原因値、および所望のサービス品質のうちの少なくとも1つを示す、請求項1に記載の装置(110、200、910、920)。
  4. 前記処理回路(210)が、前記装置(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされているかどうかに応じて、単一ネットワークスライス選択支援情報(S−NSSAI)を含む別のアクセスメッセージ(msg5)を送信するようにさらに設定される、請求項1に記載の装置(110、200、910、920)。
  5. 前記処理回路(210)が、前記通信システム(100、900)との前記ランダムアクセス手順を開始するために初期アクセスメッセージ(msg1)を送信するようにさらに設定される、請求項1に記載の装置(110、200、910、920)。
  6. 前記処理回路(210)が、前記事前設定済みアクセスカテゴリに基づいてバーリングチェックを実行するようにさらに設定される、請求項1に記載の装置(110、200、910、920)。
  7. ネットワークスライシングを採用する通信システム(100、900)においてユーザ機器(110、200、910、920)によって実行される方法(1300)であって、
    前記通信システム(100、900)との通信の優先度を示し、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを選択すること(1330)と、
    前記通信システム(100、900)とのランダムアクセス手順に従って、前記事前設定済みアクセスカテゴリを含むアクセスメッセージ(msg3)を送信すること(1350)と、
    を含む方法(1300)。
  8. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、前記ネットワークスライス(スライス0、スライス1)との通信のための汎用アクセスカテゴリを示す情報要素を含む、請求項7に記載の方法(1300)。
  9. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、好適なネットワークスライス、原因値、および所望のサービス品質のうちの少なくとも1つを示す、請求項7に記載の方法(1300)。
  10. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされているかどうかに応じて、単一ネットワークスライス選択支援情報(S−NSSAI)を含む別のアクセスメッセージ(msg5)を送信すること(1360)をさらに含む、請求項7に記載の方法(1300)。
  11. 前記通信システム(100、900)との前記ランダムアクセス手順を開始するために、初期アクセスメッセージ(msg1)を送信すること(1320)をさらに含む、請求項7に記載の方法(1300)。
  12. 前記事前設定済みアクセスカテゴリに基づいてバーリングチェックを実行すること(1340)をさらに含む、請求項7に記載の方法(1300)。
  13. ネットワークスライシングを採用する通信システム(100、900)における装置(120、300、920)であって、
    前記通信システム(100、900)においてユーザ機器(110、200、910、920)とのランダムアクセス手順に従ってアクセスメッセージ(msg3)を受信し、前記アクセスメッセージ(msg3)が、前記通信システム(100、900)との通信の優先度を示し、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを含み、
    前記事前設定済みアクセスカテゴリおよび前記ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に従って、前記ユーザ機器(110、200、910、920)との接続を確立するためにセットアップメッセージ(msg4)を送信するように設定される処理回路(310)を備える、装置(120、300、920)。
  14. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、前記ネットワークスライス(スライス0、スライス1)との通信のための汎用アクセスカテゴリを示す情報要素を含む、請求項13に記載の装置(120、300、920)。
  15. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、好適なネットワークスライス、原因値、および所望のサービス品質のうちの少なくとも1つを示す、請求項13に記載の装置(120、300、920)。
  16. 前記処理回路(310)が、前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされているかどうかに応じて、単一ネットワークスライス選択支援情報(S−NSSAI)を含む別のアクセスメッセージ(msg5)を受信するようにさらに設定される、請求項13に記載の装置(120、300、920)。
  17. 前記処理回路(310)が、前記通信システム(100、900)において前記ユーザ機器(110、200、910、920)との前記ランダムアクセス手順を開始するために初期アクセスメッセージ(msg1)を受信するようにさらに設定される、請求項13に記載の装置(120、300、920)。
  18. 前記接続が、前記ユーザ機器(110、200、910、920)との前記通信の前記優先度を考慮する、請求項13に記載の装置(120、300、920)。
  19. 前記処理回路(310)が、前記ユーザ機器(110、200、910、920)をコアネットワークインスタンス(930、950)にルーティングするために、前記コアネットワークインスタンス(930、950)にサービス要求メッセージ(初期UEメッセージ)を送信するようにさらに設定される、請求項13に記載の装置(120、300、920)。
  20. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記サービス要求メッセージ(初期UEメッセージ)が、前記ユーザ機器(110、200、910、920)のシステムアーキテクチャエボリューション一時移動加入者識別を含む、請求項19に記載の装置(120、300、920)。
  21. 前記セットアップメッセージ(msg4)が、前記通信システム(100、900)へのアクセス権を有する前記事前設定済みアクセスカテゴリの機能である、請求項13に記載の装置(120、300、920)。
  22. ネットワークスライシングを採用する通信システム(100、900)において基地局(120、300、920)によって実行される方法(1400)であって、
    前記通信システム(100、900)においてユーザ機器(110、200、910、920)とのランダムアクセス手順に従ってアクセスメッセージ(msg3)を受信すること(1440)であって、前記アクセスメッセージ(msg3)が、前記通信システム(100、900)との通信の優先度を示し、ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に依存する基準に基づく事前設定済みアクセスカテゴリを含む、アクセスメッセージ(msg3)を受信すること(1440)と、
    前記事前設定済みアクセスカテゴリおよび前記ネットワークスライス(スライス0、スライス1)に従って、前記ユーザ機器(110、200、910、920)との接続を確立するためにセットアップメッセージ(msg4)を送信すること(1450)と、を含む方法(1400)。
  23. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、前記ネットワークスライス(スライス0、スライス1)との通信のための汎用アクセスカテゴリを示す情報要素を含む、請求項22に記載の方法(1400)。
  24. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記アクセスメッセージ(msg3)が、好適なネットワークスライス、原因値、および所望のサービス品質のうちの少なくとも1つを示す、請求項22に記載の方法(1400)。
  25. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされているかどうかに応じて、単一ネットワークスライス選択支援情報(S−NSSAI)を含む別のアクセスメッセージ(msg5)を受信すること(1460)をさらに含む、請求項22に記載の方法(1400)。
  26. 前記通信システム(100、900)において前記ユーザ機器(110、200、910、920)との前記ランダムアクセス手順を開始するために、初期アクセスメッセージ(msg1)を受信すること(1420)をさらに含む、請求項22に記載の方法(1400)。
  27. 前記接続が、前記ユーザ機器(110、200、910、920)との前記通信の前記優先度を考慮する、請求項22に記載の方法(1400)。
  28. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)をコアネットワークインスタンス(930、950)にルーティングするために、前記コアネットワークインスタンス(930、950)にサービス要求メッセージ(初期UEメッセージ)を送信すること(1470)をさらに含む、請求項22に記載の方法(1400)。
  29. 前記ユーザ機器(110、200、910、920)が前記通信システム(100、900)にアタッチされるときに、前記サービス要求メッセージ(初期UEメッセージ)が、前記ユーザ機器(110、200、910、920)のシステムアーキテクチャエボリューション一時移動加入者識別を含む、請求項28に記載の方法(1400)。
  30. 前記セットアップメッセージ(msg4)が、前記通信システム(100、900)へのアクセス権を有する前記事前設定されたアクセスカテゴリの機能である、請求項22に記載の方法(1400)。
JP2019542092A 2017-02-03 2017-12-20 事前設定済みアクセスカテゴリに基づく、ネットワークスライシングを採用する通信システムへのアクセス Pending JP2020507982A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762454693P 2017-02-03 2017-02-03
US62/454,693 2017-02-03
PCT/IB2017/058180 WO2018142200A1 (en) 2017-02-03 2017-12-20 Access to a communication system employing network slicing based on pre-configured access category

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020507982A true JP2020507982A (ja) 2020-03-12

Family

ID=60990843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019542092A Pending JP2020507982A (ja) 2017-02-03 2017-12-20 事前設定済みアクセスカテゴリに基づく、ネットワークスライシングを採用する通信システムへのアクセス

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20190364495A1 (ja)
EP (1) EP3577954B1 (ja)
JP (1) JP2020507982A (ja)
CN (1) CN110268753B (ja)
AU (1) AU2017397003B2 (ja)
BR (1) BR112019016017A2 (ja)
MX (1) MX2019009015A (ja)
WO (1) WO2018142200A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113645665A (zh) * 2017-03-20 2021-11-12 中兴通讯股份有限公司 网络切片服务功能
CN108632927B (zh) * 2017-03-24 2021-08-13 华为技术有限公司 移动网络切换方法和通信装置
EP3619968B1 (en) * 2017-05-05 2021-06-23 LG Electronics Inc. Access attempt to a cell of a wireless communication system based on mapping nr access category to lte establishment cause
WO2018219352A1 (en) * 2017-06-02 2018-12-06 Fg Innovation Ip Company Limited Methods, devices, and systems for service-driven mobility management
US11553388B2 (en) * 2017-06-16 2023-01-10 Htc Corporation Device and method of handling mobility between long-term evolution network and fifth generation network
EP3629614A4 (en) * 2017-06-29 2020-04-29 Huawei International Pte. Ltd. NETWORK SLICE ASSIGNMENT METHOD, DEVICE AND SYSTEM
WO2019031831A1 (ko) * 2017-08-08 2019-02-14 엘지전자 주식회사 접속 제어 방법 및 사용자기기
CN109769269B (zh) * 2017-11-09 2021-01-12 华为技术有限公司 通信方法和网络设备
US10433177B2 (en) * 2017-12-01 2019-10-01 At&T Intellectual Property I, L.P. Adaptive pairing of a radio access network slice to a core network slice based on device information or service information
WO2019183885A1 (zh) * 2018-03-29 2019-10-03 Oppo广东移动通信有限公司 网元间切换的方法、用户设备、网元及计算机存储介质
US11589258B2 (en) * 2018-08-08 2023-02-21 Ntt Docomo, Inc. Communication connection device and communication connection method
JP7115636B2 (ja) * 2018-10-04 2022-08-09 日本電気株式会社 統合型アクセスコントロールに関連するパラメータの更新手順
KR102636658B1 (ko) * 2019-01-14 2024-02-15 삼성전자주식회사 무선 통신 네트워크에서 nssai를 요청하기 위한 전자 장치 및 그에 관한 방법
US10667179B1 (en) 2019-03-13 2020-05-26 Verizon Patent And Licensing Inc. Multiple-slice application delivery based on network slice associations
SG11202103939YA (en) * 2019-05-05 2021-11-29 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd Method and device for configuring terminal policy, terminal, base station and storage medium
CN111448841A (zh) * 2020-03-09 2020-07-24 北京小米移动软件有限公司 通信处理方法及装置
WO2022000509A1 (zh) * 2020-07-03 2022-01-06 Oppo广东移动通信有限公司 无线通信方法、终端设备和网络设备
WO2022011568A1 (zh) * 2020-07-14 2022-01-20 Oppo广东移动通信有限公司 随机接入资源的确定方法、装置、通信设备及存储介质
CN113973351A (zh) * 2020-07-23 2022-01-25 大唐移动通信设备有限公司 一种接入控制方法、装置、终端及网络节点
CN114390613A (zh) * 2020-10-19 2022-04-22 财团法人工业技术研究院 用于基于切片的接入禁止的方法和使用其的用户设备
US20220124603A1 (en) * 2020-10-19 2022-04-21 Industrial Technology Research Institute Method for slice-based access barring and user equipment using the same
BR112023013511A2 (pt) * 2021-01-14 2024-01-23 Qualcomm Inc Priorização de parâmetros de canal de acesso aleatório com diferenciação de fatia de rede e diferenciação de identidade de acesso
EP4316148A1 (en) 2021-03-31 2024-02-07 Qualcomm Incorporated Techniques for prioritizing multiple sets of random access channel parameters
US20220417823A1 (en) * 2021-06-29 2022-12-29 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and system for network slice-based high priority service handling in radio access technology (rat) switching
CN114585024B (zh) * 2022-02-10 2023-03-31 电子科技大学 一种5g/b5g网络的切片接入控制方法
WO2023206238A1 (en) * 2022-04-28 2023-11-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for dynamically configuring slice in communication network

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102300285B (zh) * 2011-09-29 2014-02-12 电信科学技术研究院 接入控制方法和设备
EP2922343B1 (en) * 2012-12-11 2019-02-20 Huawei Technologies Co., Ltd. Access control method, base station and system
WO2016003140A1 (ko) * 2014-06-30 2016-01-07 엘지전자 주식회사 애플리케이션 별 네트워크 액세스 차단 방법 및 사용자 장치
US20160353367A1 (en) * 2015-06-01 2016-12-01 Huawei Technologies Co., Ltd. System and Method for Virtualized Functions in Control and Data Planes
CN108476406A (zh) * 2016-01-08 2018-08-31 瑞典爱立信有限公司 用于包括网络分片的网络中的接入控制
CN107734708B (zh) * 2016-08-12 2023-07-28 华为技术有限公司 无线网络的接入控制方法及装置
CN112996087B (zh) * 2016-09-28 2023-03-10 华为技术有限公司 一种网络切片选择方法、终端设备及网络设备
CN115175273B (zh) * 2017-01-04 2023-10-17 皇家飞利浦有限公司 无线通信系统的网络分片的接入控制
US10728952B2 (en) * 2017-01-09 2020-07-28 Huawei Technologies Co., Ltd. System and methods for session management

Also Published As

Publication number Publication date
CN110268753A (zh) 2019-09-20
AU2017397003B2 (en) 2021-06-24
EP3577954B1 (en) 2022-06-22
MX2019009015A (es) 2019-09-10
AU2017397003A1 (en) 2019-08-01
US20190364495A1 (en) 2019-11-28
WO2018142200A1 (en) 2018-08-09
BR112019016017A2 (pt) 2020-03-31
CN110268753B (zh) 2023-07-14
EP3577954A1 (en) 2019-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2017397003B2 (en) Access to a communication system employing network slicing based on pre-configured access category
US20220369215A1 (en) Relay selection in cellular sliced networks
US10149216B2 (en) Method for supporting UE access control
US10581512B2 (en) Method and system for replacing relay, d2d user equipment and control node
US9832807B2 (en) Method and device for mode switching
US9532395B2 (en) System and method for device to device (D2D) communication
KR20200139261A (ko) 무선 통신 시스템에서 통신을 수행하는 방법 및 장치
WO2016145735A1 (zh) 基于终端直连通信的数据共享方法、装置和终端
KR20140102050A (ko) 무선 통신 시스템에서 기기간 직접 통신을 위한 초기 접속 방법 및 장치
KR102327021B1 (ko) 네트워크 슬라이스를 통한 서비스 제공 방법 및 장치
KR101424370B1 (ko) 액세스 게이트웨이 선택 방법, 장치 및 시스템
WO2022175896A1 (en) Systems and methods for inhomogeneous slice support
US20220303833A1 (en) Relation indication for multi-sim devices
WO2014094583A1 (zh) 小区资源配置方法和设备
CN115734173A (zh) 用于设备间通信的方法和装置
EP2918112B1 (en) Content distribution within a sub-cell in a telecommunications system
KR101598598B1 (ko) 지능적 서비스를 제공하는 통합 기지국 장치 및 그 방법
KR20130007958A (ko) 기지국의 중계 방법 및 단말의 중계 방법
US10361974B1 (en) Controlling base station buffering of data for a wireless communication device based on the extent to which the wireless communication device provides connectivity for other devices
KR20210115927A (ko) 무선 통신 시스템에서 pdu 세션 관리를 위한 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191008

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210907