JP2013530627A - 干渉シナリオにおけるアップリンクカバレージを向上させるためのシステムおよび方法 - Google Patents

干渉シナリオにおけるアップリンクカバレージを向上させるためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

1つの方法および装置は、第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のためのものである。本方法は、ワイヤレスネットワークの第1のeNBによって、アップリンクでのサブバンドリソースの区分のためにワイヤレスネットワークの第2のeNBとネゴシエートするステップを含む。サブバンドリソースの第1のサブセットが第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが第2のeNBに割り当てられる。1つの方法および装置は、ワイヤレスネットワークにおける通信のためのものである。本方法は、アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するステップを含む。本方法はまた、保護サブバンドで前記アップリンクサブフレームn中にデータを送信するステップを含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、開示の全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2010年5月19日に出願された「SYSTEMS AND METHODS FOR ENHANCING UPLINK COVERAGE IN INTERFERENCE SCENARIOS」と題する米国仮特許出願第61/346,127号の利益を主張する。
本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には干渉シナリオにおけるアップリンク(UL)カバレージを向上させることに関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークとすることができる。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークがある。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)の通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含むことができる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信することができ、かつ/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信することができる。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、近隣基地局から、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇することがある。アップリンク上では、UEからの送信は、近隣基地局と通信する他のUEの、または他のワイヤレスRF送信機からのアップリンク送信からの干渉に遭遇することがある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方で性能を低下させ得る。
モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続ける中、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムが地域に配備されて、干渉およびネットワーク混雑の可能性が高まっている。研究および開発により、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要の増大に対応するためだけではなく、モバイル通信によるユーザエクスペリエンスを進化させ向上させるためのUMTS技術が進歩し続けている。
「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」、3GPP TS 36.211
一態様によれば、第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のための方法について説明される。本方法は、ワイヤレスネットワークの第1の発展型ノードB(eNB)によって、アップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、ワイヤレスネットワークの第2のeNBとネゴシエートするステップを含む。一態様では、サブバンドリソースの第1のサブセットが第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが第2のeNBに割り当てられる。
別の態様では、第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のための装置について説明される。第1のeNBは、アップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、ワイヤレスネットワークの第2のeNBとネゴシエートするための手段を含む。一態様では、サブバンドリソースの第1のサブセットが第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが第2のeNBに割り当てられる。第1のeNBはまた、ネゴシエートされたリソースに従って通信するための手段を含むことができる。
別の態様では、第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のためのコンピュータプログラム製品について説明される。本コンピュータプログラム製品は、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体を含む。本コンピュータプログラム製品は、ワイヤレスネットワークの第1の発展型ノードB(eNB)によって、アップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、ワイヤレスネットワークの第2のeNBとネゴシエートするためのプログラムコードを有する。一態様では、サブバンドリソースの第1のサブセットが第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが第2のeNBに割り当てられる。
さらに別の態様では、第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のための装置について説明される。第1の発展型ノードB(eNB)は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、アップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、ワイヤレスネットワークの第2のeNBとネゴシエートするように構成される。一態様では、サブバンドリソースの第1のサブセットが第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが第2のeNBに割り当てられる。
一態様では、ワイヤレスネットワークにおけるユーザ機器(UE)通信のための方法について説明される。本方法は、アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するステップを含む。一態様では、UEは、保護サブバンドでアップリンクサブフレームn中にデータを送信する。
さらなる態様では、ワイヤレスネットワークにおけるユーザ機器(UE)通信のための装置について説明される。本装置は、アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号する手段を含む。一態様では、本装置は、保護サブバンドでアップリンクサブフレームn中にデータを送信するための手段を含む。
別の態様では、ワイヤレスネットワークにおける通信のためのコンピュータプログラム製品について説明される。本コンピュータプログラム製品は、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体を含む。本コンピュータプログラム製品は、アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するためのプログラムコードを有する。本コンピュータプログラム製品はまた、保護サブバンドでアップリンクサブフレームn中にデータを送信するためのプログラムコードを有する。
さらに別の態様では、ワイヤレスネットワークにおける通信のためのユーザ機器(UE)について説明される。UEは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するように構成される。プロセッサはまた、保護サブバンドでアップリンクサブフレームn中にデータを送信するようにさらに構成される。
ここでは、以下の詳細な説明がより良く理解できるように、本開示の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、本開示の追加の特徴および利点について説明する。本開示は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用できることを、当業者は理解されたい。また、そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲に記載の本開示の教示から逸脱しないことを、当業者は了解されたい。さらなる目的および利点とともに、本開示の編成と動作の方法の両方に関して、本開示を特徴づけると考えられる新規の特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。ただし、図の各々は、例示および説明のみの目的で提供され、本開示の範囲を定めるものではないことを明白に理解されたい。
本開示の特徴、特性、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 ダウンリンクLong Term Evolution(LTE)通信における例示的なフレーム構造を概念的に示すブロック図である。 アップリンクLong Term Evolution(LTE)通信における例示的なフレーム構造を概念的に示すブロック図である。 本開示の一態様によるサブフレームの例示的なタイムラインを示す図である。 本開示の一態様による例示的な動作フロー図である。 本開示の一態様による例示的な動作フロー図である。 図1の基地局/eNBの1つであり得る基地局/eNBおよび図1のUEの1つであり得るUEの設計のブロック図である。
添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用できる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、米国電気通信工業会(TIA)のCDMA2000(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA技術は、Wideband CDMA(WCDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。CDMA2000(登録商標)技術は、Electronics Industry Alliance(EIA)およびTIAによるIS-2000、IS-95およびIS-856規格を含む。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash-OFDMAなどの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE-UTRA技術は、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE-Advanced(LTE-A)は、E-UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000(登録商標)およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線アクセス技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線アクセス技術に使用できる。分かりやすくするために、以下では、技術のいくつかの態様が、LTEまたはLTE-A(ともに「LTE/-A」という代わりの名前で呼ばれる)について説明され、そのようなLTE/-Aという用語が、以下の説明の多くで用いられる。
図1はワイヤレス通信ネットワーク100を示しており、これはLTE-Aネットワークであってよく、干渉シナリオにおけるアップリンクカバレージを向上させるためのシステムおよび方法が導入され得る。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNodeB)110と他のネットワークエンティティとを含む。eNodeBは、UEと通信する局とすることができ、基地局、ノードB、アクセスポイントなどとも呼ばれ得る。各eNodeB 110は、特定の地理的エリアに対して通信カバレージを提供することができる。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、eNodeBのこの特定の地理的カバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアにサービスしているeNodeBサブシステムを指すことがある。
eNodeBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にする。ピコセルは、一般に、比較的小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にする。また、フェムトセルは、一般に、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による限定アクセスも提供し得る。マクロセルのためのeNodeBはマクロeNodeBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNodeBはピコeNodeBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNodeBはフェムトeNodeBまたはホームeNodeBと呼ばれることがある。図1に示す例では、eNodeB 110a、110bおよび110cは、それぞれマクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロeNodeBである。eNodeB 110xは、ピコセル102xのためのピコeNodeBである。また、eNodeB 110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNodeBである。eNodeBは、1つまたは複数(たとえば、2個、3個、4個など)のセルをサポートすることができる。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNodeB、UEなど)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはeNodeB)に送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEとすることができる。図1に示す例では、中継局110rは、eNodeB 110aとUE 120rとの間の通信を可能にするために、eNodeB 110aおよびUE 120rと通信し得る。中継局は、リレーeNodeB、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNodeB、たとえば、マクロeNodeB、ピコeNodeB、フェムトeNodeB、リレーなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeNodeBは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeNodeBは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有し得るが、ピコeNodeB、フェムトeNodeB、およびリレーは、より低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有し得る。
ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作と非同期動作の両方のために使用され得る。
ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合され、これらのeNBの調整および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNB 110と通信し得る。eNB 110はまた、たとえば、直接または間接的にワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して互いに通信し得る。
ネットワークコントローラ130は、eNodeB 110のセットに結合し、これらのeNodeB 110の調整および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNodeB 110と通信し得る。eNodeB 110はまた、たとえば、直接または間接的にワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して互いに通信し得る。
UE 120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され、各UEは、固定型でも移動型でもよい。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局などとも呼ばれることがある。UEは、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレットなどであり得る。UEは、マクロeNodeB、ピコeNodeB、フェムトeNodeB、リレーなどと通信することが可能であり得る。図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたeNodeBであるサービングeNodeBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNodeBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重(SC-FDM)を利用する。OFDMおよびSC-FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC-FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定とすることができ、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリアの間隔は15kHzであってよく、最小のリソース割振り(「リソースブロック」と呼ばれる)は12個のサブキャリア(または180kHz)であってよい。したがって、ノミナルのFFTサイズは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHz(すなわち、6個のリソースブロック)をカバーすることができ、1.25、2.5、5、10、15または20MHzの対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ1、2、4、8または16個のサブバンドがあり得る。
図2は、LTEで用いられるダウンリンクFDDフレーム構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは無線フレームの単位に区分できる。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有してよく、0から9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分できる。各サブフレームは、2個のスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0から19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には、0〜2L-1のインデックスが割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分できる。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
LTEでは、eNodeBは、eNodeB中の各セルに関する1次同期信号(PSCまたはPSS)と2次同期信号(SSCまたはSSS)とを送り得る。FDD動作モードの場合、1次同期信号および2次同期信号は、図2に示すように、それぞれ、通常のサイクリックをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。FDD動作モードの場合、eNodeBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送り得る。PBCHはあるシステム情報を搬送し得る。
eNodeBは、図2に示すように、各サブフレームの最初のシンボル期間中で物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるいくつか(M個)のシンボル期間を搬送し得、ここで、Mは、1、2または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅では4に等しくなり得る。図2に示す例では、M=3である。eNodeBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間中で物理HARQインジケータチャネル(PHICH)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを送り得る。図2に示す例でも、PDCCHおよびPHICHは最初の3つのシンボル期間中に含まれている。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割振りに関する情報と、アップリンクチャネルのための電力制御情報とを搬送し得る。eNodeBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中に物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。
eNodeBは、eNodeBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSC、SSCおよびPBCHを送り得る。eNodeBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNodeBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNodeBは、システム帯域幅の特定の部分においてUEのグループにPDSCHを送り得る。eNodeBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方法でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方法でPDSCHを送り得る。
各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。制御チャネルに使用されるシンボルの場合、各シンボル期間中に基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)に構成され得る。各REGは、4つのリソース要素を1つのシンボル期間中に含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数上でほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数上で拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICH用の3つのREGは、すべてシンボル期間0中に属するか、またはシンボル期間0、1および2中で拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、36または72個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して許可され得る。
UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索する組合せの数は、一般に、PDCCHにおけるすべてのUEに対して許可される組合せの数よりも少ない。eNodeBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
UEは、複数のeNodeBのカバレージ内にあり得る。そのUEをサービスするために、これらのeNodeBのうちの1つが選択され得る。サービングeNodeBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。
UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNodeBからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。支配的干渉シナリオは、制限された関連付けにより発生し得る。たとえば、図1では、UE 120yは、フェムトeNB 110yに近接し得、eNB 110yについて高い受信電力を有し得る。しかしながら、UE 120yは、制限された関連付けによりフェムトeNB 110yにアクセスすることができないことがあり、そこで(図1に示すように)受信電力がより低いマクロeNB 110cまたはやはり受信電力がより低いフェムトeNB 110z(図1に図示せず)に接続し得る。その場合、UE 120yは、ダウンリンク上でフェムトeNB 110yからの高い干渉を観測し得、また、アップリンク上でeNB 110yに高い干渉を引き起こし得る。
接続モードで動作しているとき、UE 120yは、この支配的干渉シナリオにおいて非常に大きな干渉を受け、その結果たとえば、eNB 110cとの許容可能な接続を維持できなくなることがある。UE 120yによる干渉の分析は、eNB 110cからダウンリンクで受信されたPDCCHのエラーレートを計算することなどによって、信号品質を得ることを含む。代替的に、PDCCHのエラーレートは、PDCCHの信号対雑音比(SNR)に基づいて予測され得る。UE 120yによって計算されるPDCCHのエラーレートが所定のレベルに達した場合、UE 120yは、eNB 110cに対し無線リンク障害(RLF)を宣言し、接続を終了させる。この時点で、UE 120yはeNB 110cへの再接続を試みること、または場合によっては信号がより強い別のeNBへの接続を試みることができる。
支配的干渉シナリオはまた、範囲拡張により発生し得、これは、UEが、UEによって検出されたすべてのeNBのうち、より低い経路損失とより低いSNRとをもつeNodeBに接続するシナリオである。たとえば、図1では、UE 120xは、マクロeNB 110bとピコeNB 110xとを検出し得、eNB 110xについて、eNB 110bよりも低い受信電力を有し得る。それでも、ピコeNB 110xの経路損失がマクロeNB 110bの経路損失よりも低い場合、UE 120xはeNB 110xに接続することが望ましいことがある。これにより、UE 120xの所与のデータレートに対してワイヤレスネットワークへの干渉が少なくなり得る。
ワイヤレスネットワーク100などのワイヤレスネットワークで範囲拡張が可能な場合、ダウンリンク信号強度が相対的に高いマクロ基地局の存在下で低電力基地局(すなわち、ピコ基地局またはフェムト基地局)からUEがサービスを取得するために、またはUEが接続を認められていないフェムト基地局からの強く干渉する信号の存在下でマクロ基地局からUEがサービスを取得するために、強化されたセル間干渉協調(eICIC)を使用して、干渉基地局がいくつかのリソースを断念するように調整し、それによりUEとサービング基地局との間の制御およびデータ送信を可能にする。ネットワークがeICICをサポートするとき、基地局は、干渉セルがそれのリソースの一部を断念することによって干渉を低減/なくすために、リソースを調整すべく互いにネゴシエートする。これによりUEは、干渉セルによって放棄されるリソースを使用することによって、厳しい干渉があっても、サービングセルにアクセスすることができる。
たとえば、メンバーフェムトUEだけがアクセスできる限定アクセスモードにあるフェムトセルが、マクロセルのカバレージエリア内にあるとき、マクロセル内のカバレージ誤り(coverage lapse)が存在し得る。このフェムトセルにそれのリソースの一部を放棄させることによって、フェムトセルカバレージエリア内のUEは、フェムトセルからのリソースを使用することによってそのサービングマクロセルにアクセスすることができる。E-UTRANなど、OFDMを使用する無線アクセスシステムでは、これらの放棄されるリソースは、時間ベース、周波数ベース、または両方の組合せであり得る。放棄されるリソースが時間ベースであるとき、干渉セルは、時間領域においてアクセス可能なサブフレームの一部を使用するのを控える。これらのリソースが周波数ベースであるとき、干渉セルは、周波数領域においてアクセス可能なサブキャリアの一部を使用しない。放棄されるリソースが周波数と時間の両方の組合せであるとき、干渉セルは、周波数および時間によって定義されるリソースを使用しない。
eICICをサポートするUEの場合、RLF状況を分析するための既存の基準は、協調セルの状況に十分に対応できないことがある。このUEが、干渉セルがリソースの一部を断念することによって干渉が基地局間で調整される厳しい干渉に直面している地域に存在するとき、UEによるPDCCHのSNRまたは復号エラーレートの測定は、干渉セルによってリソースが放棄されたか否かにより大きく異なる。干渉セルによって放棄されていないリソースに関してUEがPDCCHのSNRまたは復号エラーレートを測定するとき、UEは、干渉セルによって放棄されたリソースを使用してサービングセルにアクセスすることがなおできるが、高い干渉が原因でRLFを誤って宣言することがある。
図3は、アップリンクLong Term Evolution(LTE)通信における例示的なFDDおよびTDD(非専用サブフレームのみ)のサブフレーム構造を概念的に示すブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソースブロック(RB)は、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成されよく、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。図3の設計は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る、連続サブキャリアを含むデータセクションを生じさせる。
UEには、eNodeBに制御情報を送信するために制御セクション中のリソースブロックが割り当てられ得る。UEには、eNodeBにデータを送信するためにデータセクション中のリソースブロックも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、図3に示すように周波数上でホッピングし得る。一態様によれば、緩やかな単一キャリア動作では、並列チャネルがアップリンクリソースで送信され得る。たとえば、制御チャネルおよびデータチャネル、並列制御チャネル、ならびに並列データチャネルが、UEにより送信され得る。
PSC、SSC、CRS、PBCH、PUCCH、PUSCH、およびLTE/-Aで用いられる他のそのような信号およびチャネルは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」という表題の3GPP TS 36.211で説明され、これは公開されている。
LTEは、(以下で「リリース8」と呼ぶ)3GPP Release 8で導入された、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の拡張セットである。LTE仕様は、100Mbps以上のダウンリンクピークレート、50Mbps以上のアップリンクピークレート、および10ms未満の無線アクセスネットワーク(RAN)往復時間を定めている。LTEは、20MHzから1.4MHzまでのスケーラブルなキャリア帯域幅をサポートし、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートする。
LTE規格の一部はSystem Architecture Evolutionであり、これはGPRSコアネットワークに取って代わり、いくつかのレガシーまたは非3GPPシステム、たとえば、それぞれGPRSおよびWiMaxのサポートならびにこれらの間の移動性を保証するように設計されたフラットなIPベースのネットワークアーキテクチャである。
LTEは、ダウンリンク(または「DL」)にOFDMを使用する。OFDMは、スペクトルの柔軟性についてのLTE要件を満たし、高いピークレートで極めて広いキャリアのためのコスト効率の高いソリューションを可能にする。これは、たとえばIEEE 802.11a/g、802.16、HIPERLAN-2、DVBおよびDABなどの規格において十分に確立された技術である。
図2で論じたように、LTEの時間領域では通常、長さが10msであり、それぞれ1msのサブフレームを10個有する無線フレームがある。あらゆるサブフレームは、各スロットが0.5msである2つのスロットを有し得る。周波数領域におけるサブキャリア間隔は15kHzである。(スロットごとに)これらのサブキャリアのうち12個を合わせたものをリソースブロックと呼び、したがって、1つのリソースブロックは180kHzである。6つのリソースブロックは1.4MHzのキャリアに適合し、100個のリソースブロックは20MHzのキャリアに適合する。
ダウンリンクには、3つの主要な物理チャネルがある。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)はすべてのデータ送信に使用され、物理マルチキャストチャネル(PMCH)は単一周波数ネットワークを使用したブロードキャスト送信に使用され、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)はセル内でシステム情報を送るために使用される。PDSCH上でサポートされる変調フォーマットは、QPSK、16QAMおよび64QAMである。
アップリンクでは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に限り、LTEはシングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)と呼ばれるOFDMのプリコードバージョンを使用する。これは、ピーク対平均電力比(PAPR)が非常に高い通常のOFDMの欠点を補完するものである。高いPAPRは、線形性に対する要求が高い高コストで非効率的な電力増幅器を必要とし、これは端末のコストを上昇させ、バッテリーの消耗を速める。SC-FDMAでは、電力増幅器における線形性の必要性および電力消費を軽減するようにリソースブロックをまとめることによって、この問題を解決している。低いPAPRはまた、カバレージおよびセルエッジの性能を改善する。
アップリンク(または「UL」)には、3つの物理チャネルがある。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は初期アクセスのためにのみ使用されるが、UEがアップリンク同期していないとき、すべてのデータは物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で送られる。UEのためにアップリンク上で送信されるべきデータがない場合、制御情報が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信される。アップリンクデータチャネル上でサポートされる変調フォーマットは、QPSK、16QAMおよび64QAMである。
UEは、複数のeNBのカバレージ内にあり得る。そのUEをサービスするために、これらのeNBのうちの1つが選択され得る。サービングeNBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNBからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。支配的干渉シナリオは、制限された関連付けにより発生し得る。たとえば、図1では、UE 120yは、フェムトeNB 110yに近接し得、eNB 110yについて高い受信電力を有し得る。しかしながら、UE 120yは、制限された関連付けによりフェムトeNB 110yにアクセスすることができないことがあり、そこで(図1に示すように)受信電力がより低いマクロeNB 110cまたはやはり受信電力がより低いフェムトeNB 110z(図1に図示せず)に接続し得る。その場合、UE 120yは、ダウンリンク上でフェムトeNB 110yからの高い干渉を観測し得、また、アップリンク上でeNB 110yに高い干渉を引き起こし得る。
UEが近隣セルからの干渉を受ける支配的干渉シナリオでは、時間によるリソースの区分が干渉の低減に寄与することがある。一例では、特定のセル(たとえば、図1の102c)は、周期的サブフレームで沈黙し(silence)、それによって近隣セル(たとえば、102yまたは102b)からのユーザは、かかる特定のセルからの干渉なしにサービスを受けることができる。大きな干渉を受けるユーザの観点から、そのような時分割多重(TDM)区分技法は2種類のサブフレームを作成する。第1の種類は、周期的沈黙状態にあり、本明細書において便宜上「保護」または「クリーン」サブフレーム(U/AUサブフレームなど)と呼ぶサブフレームを含む。(N/ANサブフレームのような)保護されておらず、そのためより大きな干渉を受けることのあるサブフレームは、本明細書において「非保護」または「非クリーン」サブフレームと呼ぶ。
共通サブフレーム(C/ACサブフレームなど)は、データを送信している近隣eNBの数に応じたチャネル品質を有する。たとえば、近隣eNBが共通サブフレームにおいてデータを送信している場合、共通サブフレームのチャネル品質は、干渉側eNBによって強く影響される拡張境界エリア(EBA:extended boundary area)UEにとって低くなることもある。EBA UEは、第1のeNBに属し、第2のeNBのカバレージエリアにも位置することがある。たとえば、フェムトeNBカバレージの範囲限界近くにあるマクロeNBと通信しているUEは、EBA UEである。
1つの異種ネットワークシナリオでは、フェムトカバレージ下にあるマクロUEが、大きなダウンリンク(DL)干渉を受けることがある。上記で説明したように、リソースのTDM区分により、近隣セルからの高い干渉下にあるUEは、サービングセルに対する優れたダウンリンク信号品質を維持することができる。とはいえ、そのダウンリンクチャネルが保護されたとしても、フェムトカバレージ内のマクロUEは、アップリンク(UL)での電力が制限され得る。
1つの障害(outage)シナリオは、大きいマクロサイト間距離(large macro site to site distance)およびユーザがフェムトを加える限定加入者グループ(CSG)を含む。非CSGユーザは、保護サブフレームにおいて優れたダウンリンクカバレージを有するが、UEにおける限定的な送信電力およびより高い干渉のせいで、アップリンクカバレージはあまり芳しくない。この例では、アップリンク送信電力スペクトル密度(PSD)が、eNBの受信機における最小信号対干渉雑音比(SINR)仕様およびUEの最大送信電力によって制限されることに留意されたい。したがって、アップリンク送信帯域幅は非常に小さくなることがあり、その結果、UEの電力は制限され、わずかな保護サブフレームのみ使用することになり得る。したがって、利用可能な保護サブフレームは、UEのサービス品質(QoS)要件をサポートするには十分でないことがある。また、保護サブフレームにおける未使用の物理リソースブロックは、本質的に、フェムトセルが使用することもできないので、浪費が生じ得る。
そのような問題は、本明細書で提供する例によって対処される。本明細書で開示するいくつかの態様は、ダウンリンクリソースの時分割多重(TDM)に加えて、アップリンクリソースの周波数分割多重(FDM)を提示する。そのような態様は、第1のeNBによってサービスされるUEが第2のeNBからの大きな干渉を受けるシナリオに明らかに当てはまるが、かかるシナリオに限定されない。様々な態様は、UEによる使用のために本来は非保護のアップリンクサブフレームにおけるサブバンドを第2のeNBが放棄するように、第1のeNBが第2のeNBとネゴシエートすることを含む。
いくつかの設計では、第1のeNBはマクロeNBであり、第2のeNBはフェムトeNBであるが、そのようなコンセプトは、1つまたは複数のUEに干渉し得る任意の2つ以上のeNBに適用可能であるので、設計の範囲はそのように限定されない。以下の例はマクロeNBおよびフェムトeNBに言及するが、このコンセプトは一般的に当てはまることを理解されたい。
いくつかの態様は、UEにリソースを割り振る技法を提供し、この技法では、フェムトセルの物理リソースブロック(PRB)内の特定のサブバンドに、保護リソースおよび非保護リソースのコンセプトを適用することによって、浪費を減らす。一例では、フェムトセルおよびマクロセルのUEは、以下のベクトルに従ったパターンでアップリンクにより通信する。
フェムト[N, AN, AC, AC, AC, AU, AU, U]
マクロ[U, AU, AC, AC, AC, AN, AN, N]
そのようなベクトルでは、NおよびANは(マクロセルによって使用されない)非保護サブフレームであり、UおよびAUは(マクロセルによって使用され、フェムトセルによって放棄される)保護サブフレームであり、ACは(両方のセルによって使用される)共通サブフレームである。電力制限のせいでリンクバジェットが不足する中、フェムトセルからの干渉を受けるマクロUEは本来、マクロU/AUサブフレームに対してのみスケジュールされ得る。電力制約のせいで、利用可能なU/AUサブフレームは、アップリンク上のリンクを閉じるには不十分なことがある。しかし、この例の設計は、マクロセルがアップリンク送信用の追加のPRBを要求できるようにすることによって、そのような問題を改善する。具体的には、保護リソースがマクロに割り当てられるように、アップリンクサブフレーム内の様々なサブバンドに様々なベクトルを割り当てる。ネゴシエーションの後、マクロセルは追加の保護PRBを有し、その中でマクロセルはアップリンク通信についてUEをスケジュールすることができる。一態様では、UEのアップリンク通信のスケジューリングは、制御チャネル割当てのようなサブバンドリソースの区分を示す構成シグナリング情報を送信することによって実行される。
一態様では、2つのeNBが、たとえば、X2インターフェースなどを通じた上位層シグナリングを介して、アップリンクで様々なサブバンドに様々なベクトルを割り当てるためにネゴシエートする。2つのeNBは、以下と同一であるか類似するベクトルのセットについてネゴシエートすることがある。
マクロダウンリンクベクトル[U, AU, AU, AC, AC, AC, AC, AC]
フェムトダウンリンクベクトル[N, AN, AN, AC, AC, AC, AC, AC]
マクロアップリンクベクトル
サブバンド1[AC, AC, AC, AC ,U, AU, AU, AU]
サブバンド2[AC, AC, AC, AC, U, AC, AC, AC]
フェムトアップリンクベクトル
サブバンド1[AC, AC, AC, AC, N, AN, AN, AN]
サブバンド2[AC, AC, AC, AC N, AC, AC, AC]
アップリンクに関して、サブバンド1の最後の4つのサブフレームはマクロUEのために保護され、フェムトUEはサブバンド1における最後の4つのサブフレームを使用しないことに留意されたい。サブバンド2では、5番目のサブフレームはマクロUEのために保護され、他の7個のサブフレームは共通であり、任意のUEによって使用され得る。
LTEリリース8では、(PDCCHでの)ダウンリンク制御割当ては通常、4つのサブフレームによって、(PUSCHでの)対応するアップリンク送信からオフセットされる。たとえば、リリース8では、いくつかの設計は、アップリンクサブフレームの4つ前のサブフレーム(n-4、ここでnはアップリンクサブフレームである)において送られたPDCCHを使用して、保護アップリンクリソースを割り当てることがある。また、リリース8では、アップリンクサブフレームの4つ後のサブフレーム(ダウンリンクでのn+4、ここでnはアップリンクサブフレームである)においてPHICHが送られる。しかしながら、いくつかの事例では、アップリンクがFDM技法に従って区分される場合、保護アップリンクがn-4またはn+4において保護ダウンリンクサブフレームに常にマップされるわけではない。したがって、様々な態様は、PDCCHやPHICHのような制御チャネルが直面する干渉を低減するか、最小限にするように、かかる制御チャネルを割り当てる技法を含む。
図4は、一態様によるUEおよびeNBのためのサブフレームの例示的なダウンリンクタイムライン410およびアップリンクタイムライン420の図である。図4の例は、下記のクロスサブフレーム割当てモードにより、リリース8のタイムラインに対するいくつかの変更を含む。奇数および偶数の無線フレーム数が示されている。
1つの例示的な設計では、n-4が保護されていないとき、保護ダウンリンクサブフレームn1=n-k, k > 4においてPDCCHが送られる。制御信号が、その通常のサブフレームとは異なるサブフレームについてスケジュールされるとき、本明細書ではそのような技法を「クロスサブフレーム」割当てモードと呼ぶ。PDCCHは、クロスサブフレーム割当てのためにUE固有のクロスサブフレーム無線ネットワーク一時識別子(X-RNTI)によってスクランブルされ得る。図4に示すように、一態様では、X-サブフレームアップリンク許可412が、保護ダウンリンクサブフレーム414において送られる。これに応答して、UEは保護アップリンクPUSCH送信サブフレーム422においてアップリンクデータ送信424を実行することができる。
この例示的な設計を続けると、X-RNTIのためのPHICHは、保護サブフレームnphich = n-k+8*N(Nは、nphich≧n + 4となるような最小整数)において送られる。一態様では、図4は、X-サブフレームPHICH 418が、保護ダウンリンクサブフレーム416(nphich)において送られることを示している。マクロUEは、n + 4ではなくこの位置で送られるPHICHを監視する。また、NACKが受信された場合、サブフレームnretx= n+8*M(Mは、nretx≧nphich +4となるような最小整数)において再送信が生じ得る。クロスサブフレーム割当てモードは、上位層シグナリングによってオンにすることができる。図4に示すように、典型的には、アップリンクPUSCH再送信428は、保護アップリンクフレーム426(nretx)において生じる。
別の例示的な設計では、ワイヤレスネットワークは、クロスサブフレームスケジューリングを使用するのではなく、シグナリングのためにPDSCHで、本来は非保護のサブフレーム内における保護サブバンドを使用する。そのような例では、UEは、アップリンク割当てに関してリレーシグナリングをリスニングするように通知される。一態様では、リレーPDCCH(R-PDCCH)がPDSCH保護リソースで送られ、マクロUEは、非保護ダウンリンクサブフレームにおいてアップリンク割当てがないか、R-PDCCHを監視する。他の保護リソースは、PDSCHの保護サブバンドで送られるリレーPHICH(R-PHICH)など、ACK/NACK信号に使用可能である。これらのチャネル(R-R-PDSCHおよびR-PHICH)は図2に示されている。
さらに別の例では、ボイスオーバーIP(VoIP)など、様々なアプリケーションで非保護サブフレームにおける制御シグナリングを回避するために、半永続的スケジューリング(SPS)割振りが使用され得る。VoIPは適切な例である。そのアップリンク要件は通常は事前に知られており、保護ベクトルが割り当てられると、一般的には、アップリンクで保護リソースを割り当てるためにさらなるシグナリングを使用する必要はなくなるからである。
VoIP送信は20msの時間期間を有する。一態様では、いくつかの設計は、VoIPのために0ms、20ms、40ms、60ms…でのアップリンク送信を保護する。一方、ベクトルは8ミリ秒の期間で定義される。したがって、システムは、アップリンク送信の期間、ベクトルタイムラインの期間、およびアップリンクベクトルとダウンリンクベクトルとの間のオフセットを考慮して、保護リソースでのVoIPアップリンク送信の開始をスケジュールすることができる。この例では、UおよびAUは、マクロUE保護アップリンクリソースが以下に示すように割り当てられるように構成される。
ダウンリンクベクトル[U, AC, AC, AC, AC, AC, AC, AC]
サブバンド1または2のアップリンクベクトル[AC, AC, AC, U, AC, AC, AC, AU]
上述のように、アップリンクベクトルにおける最後のサブフレームはAUに変更され、このベクトルは望まれるだけ繰り返され、それにより、アップリンクベクトルにおけるサブフレームは3つおきに保護される(すなわち、UまたはAU)。したがって、0ms、20ms、40ms、60msでの各アップリンク送信が保護される。ベクトルが割り当てられると、VoIPの周期的かつ予測可能な性質により、少なくともVoIPセッションに関しては、さらなるアップリンク割当てのためのシグナリングは必要とされないことがある。したがって、一部の制御シグナリングは、制御シグナリング干渉が低減するか、最小限に抑えられるように回避され得る。
PHICH送信は、2つの方法のうちの少なくとも1つで促進され得る。1つの方法では、上記のように、クロスサブフレームPHICHが保護ダウンリンクサブフレームにおいて送信される。そのような技法は、AUサブバンドで生じる送信に4サブフレームPHICH遅延を使用することができる。
別の設計では、PHICHは、ダウンリンク保護サブフレームにおいてのみ送信され、PHICHは、アップリンク保護サブフレームにおいて送信されるパケットのためにのみ受信される。本来は非保護のサブフレームの保護サブバンドで送信されるパケットのためにPHICHが送信されることはない。しかしながら、第1の送信エラーレートは、以下の理由により低くなるはずである。1)保護アップリンクサブフレームがデータ送信に使用された、2)SPSが通常、保守的な変調およびコーディング方式(MCS)で動作している。
上記の例はVoIPを使用して、いくつかの態様で使用するSPSのコンセプトを示しているが、設計の範囲はそのように限定されない。SPSとともに使用するのに適した任意のアプリケーションを、様々な設計で使用できる。
上記の例では、LTEリリース8によってすでに提供されているシグナリングに新しいシグナリングを加えることができる。たとえば、いくつかの態様は、アップリンクでのサブバンドの使用をネゴシエートするための、マクロセルとフェムトセルとの間のメッセージを含む。シグナリングは上位層にあってよい。
図5は、第1のeNBに関する例示的なプロセス500を示しており、第1のeNBによってサービスされるユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けている。プロセス500はブロック502で始まる。ブロック504で、第1のeNBは、アップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、第2のeNBとネゴシエートする。一例では、サブバンドリソースの第1のサブセットが第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが第2のeNBに割り当てられる。
ブロック506で、構成シグナリングが、第1のeNBによってサービスされるUEに、サブバンドリソースの第1のサブセットの使用を提供する。シグナリングは、LTEリリース8によってすでに提供されたシグナリングに対する新しいシグナリングを含むことができ、または修正なしにLTEリリース8で知られている技法を含むことができる。一例では、クロスサブフレーム割当てモードがPDCCH送信に使用され、PHICHタイミングも移動する。別の例では、(リレーデバイスとともに実行され得るように)本来は非保護のPDSCH送信の保護サブフレームにおいてPDCCHが送られる。さらに別の例では、シグナリングをある程度消去するために、SPSが使用される。プロセス500はブロック508で終了する。
図6は、第2のeNBからの干渉を受けている第1のeNBによってサービスされるユーザ機器(UE)に関する例示的なプロセス600を示している。プロセス600はブロック602で始まる。ブロック604で、UEはアップリンクサブフレームnの保護サブバンドを判断するために、ダウンリンク制御チャネルを読み取る。ブロック606で、UEは検出されたアップリンクサブフレームn中にデータを送信する。プロセス600はブロック608で終了する。
本明細書で開示する機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
様々な態様は、従来の設計よりも優れた点を含むことができる。たとえば、本来はアップリンクパフォーマンスが芳しくないマクロUEは、マクロUEが電力の制約を受けるときでも、信頼できるアップリンクリソースを提供される。フェムトセルの観点から、フェムトセルはACサブフレームにおけるいくつかのPRBを失うが、性能損失は比較的小さく、その理由は、それらのサブフレームにおける他のPRBが依然としてフェムトセルによって使用可能であることにある。
図7は、図1の基地局/eNBの1つであり得る基地局/eNB 110および図1のUEの1つであり得るUE 120の設計のブロック図を示している。制限された関連付けシナリオの場合、基地局110は図1のマクロeNB 110cであり得、UE 120はUE 120yであり得る。基地局110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。基地局110は、アンテナ734a〜734tを装備してよく、UE 120はアンテナ752a〜752rを装備してよい。
基地局110において、送信プロセッサ720は、データソース712からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ740から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。プロセッサ720は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得し得る。プロセッサ720はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ730は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)732a〜732tに供給し得る。各変調器732は、(たとえば、OFDMなどの)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器732はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)することができる。変調器732a〜732tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ734a〜734tを介して送信され得る。
UE 120において、アンテナ752a〜752rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)754a〜754rに供給し得る。各復調器754は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して入力サンプルを取得し得る。各復調器754はさらに、(たとえば、OFDMなどの)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器756は、すべての復調器754a〜754rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを供給することができる。受信プロセッサ758は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE 120の復号されたデータをデータシンク760に供給し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ780に供給する。
アップリンク上では、UE 120において、送信プロセッサ764は、データソース762から(たとえば、PUSCHのための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ780から(たとえば、PUCCHのための)制御情報を受信し、処理し得る。プロセッサ764はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ764からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ766によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC-FDMなどのために)復調器754a〜754rによって処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE 120からのアップリンク信号は、アンテナ734によって受信され、変調器732によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器736によって検出され、さらに受信プロセッサ738によって処理されて、UE 120によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。プロセッサ738は、復号されたデータをデータシンク739に供給し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ740に供給し得る。
コントローラ/プロセッサ740および780は、それぞれ基地局110における動作およびUE 120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ740ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、図5に示す機能ブロックの実行、および本明細書で説明する技法のためのプロセスを実施または指示し得る。UE 120におけるプロセッサ780ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールも、図6に示す機能ブロックの実行、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実施または指示し得る。メモリ742および782は、それぞれ基地局110およびUE 120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ744は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。X-2インターフェース741により、基地局110は他の基地局と通信できる。
一構成では、eNodeB 110はネゴシエートするための手段を含むワイヤレス通信のために構成される。一態様では、ネゴシエートする手段は、ネゴシエートする手段によって具陳される機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ740、X-2インターフェース741、およびメモリ742(図7参照)であり得る。eNodeB 110はまた、通信するための手段を含むように構成される。一態様では、通信する手段は、通信する手段によって具陳される機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ740、送信プロセッサ720、受信プロセッサ738、メモリ742、スケジューラ744、アンテナ734a〜t、および変調器/復調器732a〜tであり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
一構成では、UE 120は、アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するための手段を含むワイヤレス通信のために構成される。一態様では、復号する手段は、復号する手段によって具陳される機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ780、およびメモリ782(図7参照)であり得る。UE 120はまた、保護サブバンドでアップリンクサブフレームn中にデータを送信するための手段を含むように構成される。一態様では、送信する手段は、送信する手段によって具陳される機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ780、メモリ782、送信プロセッサ764、変調器754a〜r、およびアンテナ752a〜rであり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
さらに、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。
本明細書の開示に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。ASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装することができる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フレキシブルディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本開示の前述の説明は、いかなる当業者でも本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用できる。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信ネットワーク、ワイヤレスネットワーク
110 発展型ノードB(eNodeB)、eNB、基地局
110b マクロeNB
110c マクロeNB
110r 中継局
110x ピコeNB
110y フェムトeNB
110z フェムトeNB
102a マクロセル
102b マクロセル
102c マクロセル
102x ピコセル
102y フェムトセル
102z フェムトセル
120 UE
130 ネットワークコントローラ
410 ダウンリンクタイムライン
412 X-サブフレームアップリンク許可
414 保護ダウンリンクサブフレーム
416 保護ダウンリンクサブフレーム
418 X-サブフレームPHICH
420 アップリンクタイムライン
422 保護アップリンクPUSCH送信サブフレーム
424 アップリンクデータ送信
426 保護アップリンクフレーム
428 アップリンクPUSCH再送信
712 データソース
720 送信プロセッサ
730 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
732 変調器(MOD)、復調器
734 アンテナ
736 MIMO検出器
738 受信プロセッサ
739 データシンク
740 コントローラ/プロセッサ
741 X-2インターフェース
742 メモリ
744 スケジューラ
752 アンテナ
754 復調器(DEMOD)、変調器
756 MIMO検出器
758 受信プロセッサ
760 データシンク
762 データソース
764 送信プロセッサ
766 TX MIMOプロセッサ
780 コントローラ/プロセッサ
782 メモリ

Claims (37)

  1. 第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のための方法であって、
    前記ワイヤレスネットワークの前記第1の発展型ノードB(eNB)によって、サブバンドリソースの第1のサブセットが前記第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが前記第2のeNBに割り当てられるアップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、前記ワイヤレスネットワークの前記第2のeNBとネゴシエートするステップ
    を含む方法。
  2. クロスサブフレームスケジューリングによりサブバンドリソースの前記第1のサブセットで前記UEをスケジュールするステップをさらに含み、前記第1のサブセットが保護アップリンクリソースを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケジューリングは、保護ダウンリンクサブフレームn1=n-kにおいて送られるダウンリンク制御チャネルで生じ、k > 4であり、nはスケジュールされたアップリンクサブフレームである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記スケジューリングによれば、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)がサブフレームnphich = n-k+8*Nにおいて送信され、Nは、nphichがn + 4以上となるような最小整数であり、前記UEからの再送信が、サブフレームnretx= n+8*Mにおいて始まり、Mは、nretxがnphich +4以上となるような最小整数である、請求項3に記載の方法。
  5. 保護アップリンクリソースのサブフレームの4つ前のサブフレームで生じる非保護ダウンリンクサブフレーム内においてリレー物理ダウンリンク制御チャネル(R-PDCCH)におけるダウンリンク制御チャネルで前記UEをスケジュールするステップをさらに含み、前記スケジューリングは、サブバンドリソースの前記第1のサブセットを含む前記保護アップリンクリソースを示す、請求項1に記載の方法。
  6. 保護ダウンリンクサブフレーム内において半永続的スケジューリングにより前記UEをスケジュールするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ワイヤレスネットワークはLong Term Evolution(LTE)ネットワークを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のための装置であって、
    サブバンドリソースの第1のサブセットが前記第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが前記第2のeNBに割り当てられるアップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、前記ワイヤレスネットワークの前記第2のeNBとネゴシエートするための手段と、
    前記ネゴシエートされたリソースに従って通信するための手段と
    を含む装置。
  9. クロスサブフレームスケジューリングによりサブバンドリソースの前記第1のサブセットで前記UEをスケジュールするための手段をさらに含み、前記第1のサブセットが保護アップリンクリソースを含む、請求項8に記載の装置。
  10. 前記スケジューリングは、保護ダウンリンクサブフレームn1=n-kにおいて送られるダウンリンク制御チャネルで生じ、k > 4であり、nはスケジュールされたアップリンクサブフレームである、請求項9に記載の装置。
  11. 前記スケジューリングによれば、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)がサブフレームnphich = n-k+8*Nにおいて送信され、Nは、nphichがn + 4以上となるような最小整数であり、前記UEからの再送信が、サブフレームnretx= n+8*Mにおいて始まり、Mは、nretxがnphich +4以上となるような最小整数である、請求項10に記載の装置。
  12. 保護アップリンクリソースのサブフレームの4つ前のサブフレームで生じる非保護ダウンリンクサブフレーム内においてリレー物理ダウンリンク制御チャネル(R-PDCCH)におけるダウンリンク制御チャネルで前記UEをスケジュールするための手段をさらに含み、前記スケジューリングは、サブバンドリソースの前記第1のサブセットを含む前記保護アップリンクリソースを示す、請求項8に記載の装置。
  13. 保護ダウンリンクサブフレーム内において半永続的スケジューリングにより前記UEをスケジュールするための手段をさらに含む、請求項8に記載の装置。
  14. 前記ワイヤレスネットワークはLong Term Evolution(LTE)ネットワークを含む、請求項8に記載の装置。
  15. 第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された、サブバンドリソースの第1のサブセットが前記第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが前記第2のeNBに割り当てられるアップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、前記ワイヤレスネットワークの前記第2のeNBとネゴシエートするように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を含む装置。
  16. 前記プロセッサは、クロスサブフレームスケジューリングによりサブバンドリソースの前記第1のサブセットで前記UEをスケジュールするようにさらに構成され、前記第1のサブセットが保護アップリンクリソースを含む、請求項15に記載の装置。
  17. 前記スケジューリングは、保護ダウンリンクサブフレームn1=n-kにおいて送られるダウンリンク制御チャネルで生じ、k > 4であり、nはスケジュールされたアップリンクサブフレームである、請求項16に記載の装置。
  18. 前記スケジューリングによれば、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)がサブフレームnphich = n-k+8*Nにおいて送信され、Nは、nphichがn + 4以上となるような最小整数であり、前記UEからの再送信が、サブフレームnretx= n+8*Mにおいて始まり、Mは、nretxがnphich +4以上となるような最小整数である、請求項17に記載の装置。
  19. 前記プロセッサは、保護アップリンクリソースのサブフレームの4つ前のサブフレームで生じる非保護ダウンリンクサブフレーム内においてリレー物理ダウンリンク制御チャネル(R-PDCCH)におけるダウンリンク制御チャネルで前記UEをスケジュールするようにさらに構成され、前記スケジューリングは、サブバンドリソースの前記第1のサブセットを含む前記保護アップリンクリソースを示す、請求項15に記載の装置。
  20. 前記プロセッサは、保護ダウンリンクサブフレーム内において半永続的スケジューリングにより前記UEをスケジュールするようにさらに構成される、請求項15に記載の装置。
  21. 第1の発展型ノードB(eNB)に関連するユーザ機器(UE)が第2のeNBからの干渉を受けるワイヤレスネットワークにおける通信のための、コンピュータにより実行可能なプログラムコードからなるコンピュータプログラムであって、
    前記プログラムコードは、前記ワイヤレスネットワークの前記第1の発展型ノードB(eNB)によって、サブバンドリソースの第1のサブセットが前記第1のeNBに割り当てられ、サブバンドリソースの第2のサブセットが前記第2のeNBに割り当てられるアップリンクでのサブバンドリソースの区分のために、前記ワイヤレスネットワークの前記第2のeNBとネゴシエートするためのプログラムコードを含む、コンピュータプログラム。
  22. クロスサブフレームスケジューリングによりサブバンドリソースの前記第1のサブセットで前記UEをスケジュールするためのプログラムコードをさらに含み、前記第1のサブセットが保護アップリンクリソースを含む、請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  23. 前記スケジューリングは、保護ダウンリンクサブフレームn1=n-kにおいて送られるダウンリンク制御チャネルで生じ、k > 4であり、nはスケジュールされたアップリンクサブフレームである、請求項22に記載のコンピュータプログラム。
  24. 前記スケジューリングによれば、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)がサブフレームnphich = n-k+8*Nにおいて送信され、Nは、nphichがn + 4以上となるような最小整数であり、前記UEからの再送信が、サブフレームnretx= n+8*Mにおいて始まり、Mは、nretxがnphich +4以上となるような最小整数である、請求項23に記載のコンピュータプログラム。
  25. 保護アップリンクリソースのサブフレームの4つ前のサブフレームで生じる非保護ダウンリンクサブフレーム内においてリレー物理ダウンリンク制御チャネル(R-PDCCH)におけるダウンリンク制御チャネルで前記UEをスケジュールするためのプログラムコードをさらに含み、前記スケジューリングは、サブバンドリソースの前記第1のサブセットを含む前記保護アップリンクリソースを示す、請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  26. 保護ダウンリンクサブフレーム内において半永続的スケジューリングにより前記UEをスケジュールするためのプログラムコードをさらに含む、請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  27. 前記ワイヤレスネットワークはLong Term Evolution(LTE)ネットワークを含む、請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  28. ワイヤレスネットワークにおけるユーザ機器(UE)通信のための方法であって、
    アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するステップと、
    前記UEによって、前記保護サブバンドで前記アップリンクサブフレームn中にデータを送信するステップと
    を含む方法。
  29. 前記ダウンリンク制御チャネルは保護ダウンリンクサブフレームn1=n-kにおいて受信され、k > 4である、請求項28に記載の方法。
  30. サブフレームnphich = n-k+8*Nにおいて物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)を受信するステップであって、Nは、nphichがn + 4以上となるような最小整数である、ステップと、
    サブフレームnretx= n+8*Mにおいて前記データを再送信するステップであって、Mは、nretxがnphich +4以上となるような最小整数である、ステップとをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  31. 前記ダウンリンク制御チャネルは、アップリンク送信のための前記保護サブバンドで、アップリンク送信のための非保護ダウンリンクサブフレームにおいて、リレー物理ダウンリンク制御チャネル(R-PDCCH)で受信される、請求項30に記載の方法。
  32. ワイヤレスネットワークにおけるユーザ機器(UE)通信のための装置であって、
    アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するための手段と、
    前記保護サブバンドで前記アップリンクサブフレームn中にデータを送信するための手段と
    を含む装置。
  33. ワイヤレスネットワークにおける通信のための、コンピュータにより実行可能なプログラムコードからなるコンピュータプログラムであって、
    前記プログラムコードは、
    アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号するためのプログラムコードと、
    前記UEによって、前記保護サブバンドで前記アップリンクサブフレームn中にデータを送信するためのプログラムコードと
    を含む、コンピュータプログラム。
  34. ワイヤレスネットワークにおけるユーザ機器(UE)通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    アップリンク送信のための保護サブバンドを含むアップリンクサブフレームnを判断するために、保護ダウンリンクサブフレーム中に受信されたダウンリンク制御チャネルを復号し、
    前記UEによって、前記保護サブバンドで前記アップリンクサブフレームn中にデータを送信する
    ように構成される、装置。
  35. 前記ダウンリンク制御チャネルは保護ダウンリンクサブフレームn1=n-kにおいて受信され、k > 4である、請求項34に記載の装置。
  36. 前記プロセッサは、サブフレームnphich = n-k+8*Nにおいて物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)を受信するようにさらに構成され、Nは、nphichがn + 4以上となるような最小整数であり、前記プロセッサは、サブフレームnretx= n+8*Mにおいて前記データを再送信するようにさらに構成され、Mは、nretxがnphich +4以上となるような最小整数である、請求項35に記載の装置。
  37. 前記ダウンリンク制御チャネルは、アップリンク送信のための前記保護サブバンドで、アップリンク送信のための非保護ダウンリンクサブフレームにおいて、リレー物理ダウンリンク制御チャネル(R-PDCCH)で受信される、請求項34に記載の装置。
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