JP2013530626A - ワイヤレス通信システムにおける制御チャネル構成のためのシステム、装置および方法 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおける制御チャネル構成のためのシステム、装置および方法 Download PDF

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Abstract

本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための方法、装置およびコンピュータプログラム製品が提供される。本方法、装置およびコンピュータプログラム製品は、一実装形態では、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供し、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化し、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達するように構成され得る。本方法、装置およびコンピュータプログラム製品は、一実装形態では、共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定し、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するように構成され得る。
【選択図】 図8A

Description

関連出願の相互参照
本出願は、全文が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2010年5月12日に出願された「データ領域における制御チャネル設計のためのシステムおよび装置(Systems and Apparatus for Control Channel Design in Data Regions)」と題する米国仮特許出願第61/334,141号、および2010年5月14日に出願された「LTE−Aのための共通探索空間設計(Common Search Space Design for LTE-A)」と題する米国仮特許出願第61/345,006号の優先権と利益とを主張する。
背景
[分野]
本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおける制御チャネル構成に関する。
[分野]
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システム、およびWorldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX)がある。
ワイヤレス通信システムにおいて、これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の例は、Long Term Evolution(LTE)である。LTEは、Third Generation Partnership Project(3GPP)によって公表されたUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)モバイル規格の拡張セットを提供している。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを利用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを利用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を利用して他のオープン規格とより良く統合するように設計されている。
しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、これらの技術を採用する他の多元接続技術と電気通信規格とに適用可能であるべきである。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための方法は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供することと、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化することと、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達することとを備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための装置は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供し、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化し、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達するように構成された処理システムを備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための装置は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供するための手段と、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化するための手段と、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達するための手段とを備える。
本開示の態様によれば、コンピュータプログラム製品は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供し、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化し、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達することを装置に行わせるように実行可能なコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための方法は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信することと、知られている識別子で制御チャネルを復号することと、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成(one or more span configurations)に関するブラインド仮説検定(blind hypothesis testing)を介して制御チャネルのスパンを決定することとを備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための装置は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信し、知られている識別子で制御チャネルを復号し、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して制御チャネルのスパンを決定するように構成された処理システムを備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための装置は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信するための手段と、知られている識別子で制御チャネルを復号するための手段と、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して制御チャネルのスパンを決定するための手段とを備える。
本開示の態様によれば、コンピュータプログラム製品は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信し、知られている識別子で制御チャネルを復号し、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して制御チャネルのスパンを決定することを装置に行わせるように実行可能なコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための方法は、共通制御リソースに関係する共通探索空間(common search space)の4未満のアグリゲーションレベルを決定することと、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信することとを備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための装置は、共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベル(aggregation level)を決定し、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素(contiguous control channel elements)を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するように構成された処理システムを備える。
本開示の態様によれば、ワイヤレス通信のための装置は、共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定するための手段と、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するための手段とを備える。
本開示の態様によれば、コンピュータプログラム製品は、共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定し、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信することを装置に行わせるように実行可能なコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える。
本開示の特徴、特性、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
本開示の態様による、処理システムを用いる装置のハードウェア実装の例を示す図。 本開示の態様による、処理システムを用いる装置のハードウェア実装の例を示す図。 本開示の態様による、多元接続ワイヤレス通信システムを示す図。 本開示の態様による、ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 本開示の態様による、アクセスネットワークの一例を示す図。 本開示の態様による、アクセスネットワークにおいて使用するフレーム構造の一例を示す図。 本開示の態様による、Long Term Evolution(LTE)ネットワークにおけるアップリンク(UL)のフォーマットの一例を示す図。 本開示の態様による、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信システムの例を示すブロック図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信システムの例を示すブロック図。 本開示の態様による、共通制御チャネルリソースの共通探索空間に関係するアグリゲーションレベル構成の例を示す図。 本開示の態様による、共通制御チャネルリソースの共通探索空間に関係するアグリゲーションレベル構成の例を示す図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示す流れ図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示す流れ図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示す流れ図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信のために構成された装置の機能を示すブロック図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信のために構成された装置の機能を示すブロック図。 本開示の態様による、ワイヤレス通信のために構成された装置の機能を示すブロック図。
詳細な説明
添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すとは限らない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
本開示の態様により、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の発明を実施するための形態において説明し、(「要素(elements)」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを利用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および、本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体上に常駐し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の好適な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、処理システムの内部に常駐するか、処理システムの外部にあるか、または処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品の中で具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料中にコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される記載の機能をどのようにしたら最も良く実装することができるかを認識されよう。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークなど様々なワイヤレス通信ネットワークに対して利用できる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に利用される。CDMAネットワークは、汎用地上波無線アクセス(UTRA)、CDMA2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)と低チップレート(LCR)とを含む。CDMA2000は、IS−2000規格と、IS−95規格と、IS−856規格とをカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は当技術分野で知られている。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を利用する。
シングルキャリア変調と周波数領域等化とを利用するシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、1つの技法である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様の性能および本質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングルキャリア構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、特に、より低いPAPRが送信電力効率の点でモバイル端末に多大な利益を与えるアップリンク通信においてかなりの注目を引いている。それは現在、3GPP Long Term Evolution(LTE)、またはEvolved UTRAにおけるアップリンク多元接続方式に関する実用的な前提である。
本開示の一態様では、ワイヤレス多元接続通信システムが、複数のワイヤレス端末の通信を同時にサポートするように構成される。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での伝送によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンクまたはダウンリンク(DL)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンクまたはアップリンク(UL)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、NS個の独立チャネルに分解可能で、これは空間チャネルとも呼ばれ、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
MIMOシステムは時分割複信(TDD)システムと周波数分割複信(FDD)システムとをサポートする。TDDシステムでは、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同一周波数領域上で行われるので、相反定理による逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能なとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を取り出すことが可能になる。
本明細書で説明するように、3GPPシステムでは、中継ノード(RN)向けにデータ領域における制御チャネルを通信するために、サブフレームの第1のスロットにおいてDL許可が送信される。所与の物理リソースブロック(PRB)ペアの第1のPRBにおいてDL許可が送信された場合、PRBペアの第2のPRBにおいてUL許可が送信される。復調基準信号(DM−RS)を用いる場合、PRBペアにおけるDL許可およびUL許可は同じRN向けである。これらの実施形態では、PRBペアにおけるリソース要素(RE)を異なるRNに使用することはできない。共通基準信号(CRS)を用いる場合、PRBペアにおけるDL許可およびUL許可は同じRN向けでも、異なるRN向けでもよい。これらの実施形態では、DL許可のみまたはUL許可のみの送信の詳細が決定され得る。したがって、データ領域における制御チャネル設計を提供するシステムおよび装置が、LTE−Advanced(LTE−A)および他のワイヤレス通信システム向けに提供され得る。
一実装形態では、基地局が、時間に対する周波数の一部分として定義され得る論理制御チャネルリソースを介してワイヤレス端末に制御データを通信する(かつ/またはその逆を行う)ように構成可能である。たとえば、LTEでは、制御チャネルリソースは、サブフレームの初めで開始する複数の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを備えることができる。OFDMシンボルは、時間に対する周波数の連続する部分または連続しない部分であり得る。一例では、1つのサブフレームは、固定数のOFDMシンボルを備えることができる。さらに、制御チャネルリソースの少なくとも一部分は、ワイヤレス端末間で共通のものであってよく、その結果、ワイヤレス端末は、制御チャネルリソースを探索して、ワイヤレス端末に関係する制御データの位置を特定する必要があり得る。
ワイヤレス端末において複数の制御チャネルリソースを探索する負担を減らすために、基地局は、所与のワイヤレス端末に関係する制御データを含み得る共通探索空間と、共通探索空間におけるアグリゲーションレベルとを定義するように構成可能である。たとえば、LTEリリース8において定義されているように、たとえば16個の制御チャネル要素(CCE)を含む共通探索空間では、アグリゲーションレベル8は、所与のワイヤレス端末に関する制御データを含み得る候補を2つだけ残す。したがって、共通探索空間における16個のCCEをすべて探索する代わりに、ワイヤレス端末はアグリゲーションレベル8において、2つの候補を分析して、ワイヤレス端末に関係する制御データを候補が含むか否かを決定するだけでよい。ただし、LTEリリース8では、共通探索空間についてアグリゲーションレベル8および4のみが定義されている。
図1Aは、本開示の態様による、処理システム114とメモリ105とを用いる装置100の一実施形態を示す図である。装置100は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてノード(たとえば、アクセスポイント、基地局、リレー、アクセス端末、ユーザ機器などのワイヤレスデバイス)として動作し、ワイヤレス通信ネットワークにおいて他のノードと通信するように構成される。
装置100の態様では、処理システム114は、バス102によって表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス102は、処理システム114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス102はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。随意のバスインターフェース108を利用して、バス102、トランシーバ110および/または随意のユーザインターフェース112の間のインターフェースを提供してもよい。したがって、トランシーバ110は、バスインターフェース108なしにバス102に直接結合できることを諒解されたい。トランシーバ110は、伝送媒体上で様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ110は、送信するための手段を含む送信機として、受信するための手段を含む受信機、および/または送信と受信の両方を行うための手段を含むトランシーバとして構成され得る。装置100の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、タッチパッド、モニタ、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、ジョイスティック)も、ユーザとインターフェースをとるために与えられ得る。
プロセッサ104は、バス102の管理と、コンピュータ可読媒体106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを行うように構成される。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されたとき、処理システム114に、特定の装置のための本明細書で説明する様々な機能および/またはオペレーションを実行させる。メモリ105および/またはコンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために利用され得る。
図1Bは、本開示の態様による、たとえばワイヤレス通信のための処理システム150を備える装置140のハードウェア実装を示す図である。装置140は、リレーとして動作するように構成され、処理システム150は、信号を受信し、受信信号を復号し、復号された信号を転送または送信するように構成される。一実装形態では、処理システム150は、データと情報とを交換するためにバス160を介して連結されたプロセッサ154とメモリ156とを含む。図1Bに示すように、処理システム150は、プロセッサ154に結合されたトランシーバ152を備える。一実装形態では、トランシーバ152は、プロセッサ154の一部として統合され得る。トランシーバ152は、入力信号を受信するように構成され得る。一実装形態では、トランシーバ152は、入力を受信するためのワイヤレス受信構成要素および/または有線もしくは光入力インターフェースを備えることができる。トランシーバ152は、出力信号を提供するようにさらに構成される。一実装形態では、トランシーバ152は、出力を送信するためのワイヤレス送信構成要素および/または有線もしくは光出力インターフェースを備えることができる。したがって、トランシーバ152は、受信するための手段および/または送信するための手段を備えることができる。
本開示の態様によれば、図1Aおよび図1Bの処理システム114、150は、1つまたは複数の制御チャネルを特別な無線ネットワーク一時識別子(RNTI)値またはMAC識別子(ID)値などの識別子でスクランブルする(または符号化する)ための制御チャネル構成モジュールを利用するように構成され得る。一実装形態では、ワイヤレス通信システムにおける各受信ノードは、スクランブルされた(または符号化された)制御チャネルを識別子で復号するように構成され得る。したがって、識別子(たとえば、RNTI値またはMAC ID値)は,ワイヤレス通信ネットワークにおける中継ノード(RN)、基地局(BS)、アクセスポイント(AP)および/またはアクセス端末(AT)などの様々なノードによって知られ得る。いくつかの実装形態では、制御チャネルをノードが利用して、システム情報を更新し、かつ/またはRNなどの他のノードをページングする。いくつかの実装形態では、制御チャネルはアンカー制御チャネル(anchor control channel)であり得る。
本開示の態様によれば、図1Aおよび図1Bの処理システム114、150は、いくつかの異なる方法で制御スパン情報を伝達するための制御チャネル構成モジュールを利用するように構成され得る。たとえば、様々な制御スパンに様々なインターリーバを用いることができ、受信ノードは、様々な仮説(たとえば、様々な潜在的なインターリーバ)にブラインド復号または検定を適用して、制御スパンを決定し、制御チャネルを復号することができる。したがって、様々な実装形態では、受信ノードは、様々な潜在的なインターリーバにブラインド仮説検定を適用して、制御スパンを決定し、制御チャネルを復号することができる。一実装形態では、データ領域における制御チャネル(たとえば、リレーの場合におけるR−PDCCH)は、複数のリソースブロック(RB)をスパンすることができ、インターリーバを使用して、複数のRBにわたってR−PDCCHを広げることができる。R−PDCCHという用語が本明細書で使用されることがあるが、この用語は、データ領域にマッピングされる任意の制御チャネルに全般的に適用可能であることを諒解されたい。
別の実装形態では、アップリンク(UL)許可情報の制御スパンは、ダウンリンク(DL)許可情報の制御スパンにリンクされ得る。たとえば、制御スパンは、いくつかの実施形態では同じであり得る。別の例では、DL制御スパンはUL制御スパンの下限(または上限)であり得る。
別の実装形態では、UL許可情報の制御のアグリゲーションレベルは、同じノード(たとえば、RNまたはUE)のDL許可情報のアグリゲーションサイズにリンクされ得る。たとえば、アグリゲーションレベルおよびアグリゲーションサイズは、いくつかの実施形態では同じであり得る。別の例では、DLにおける許可のアグリゲーションサイズは、UL許可のアグリゲーションサイズの下限(上限)であり得る。
別の実装形態では、UL許可情報に利用されるインターリーバは、DL許可情報に使用されるインターリーバにリンクされ得る。たとえば、インターリーバは別のインターリーバの移行バージョンであり得る。そのような構成により、いくつかの実施形態では、受信機は、同じ物理リソースにおいてDL許可およびUL許可の異なるブラインド復号(たとえば、異なる潜在的インターリーバでのブラインド仮説検定)を試したときに、受信されたリソース要素(RE)を取り出すことができる。
本開示の態様によれば、図1Aおよび図1Bの処理システム114、150は、リソース要素(RE)にDL許可情報および/またはUL許可情報をマッピングするための制御チャネル構成モジュールを利用するように構成され得る。これは、たとえば、最初にDL許可情報をDL制御領域にマッピングし、次いでUL許可情報をUL制御領域にマッピングすることによって、達成できる。一実装形態では、UL制御領域は、たとえば、周波数領域において、かつ/または時間領域もしくはそれらの両方においてDL制御領域に直交することがあり、その結果、UL制御領域とDL制御領域とは重ならない。
いくつかの実装形態では、制御領域内のREがすべて使用されている場合に利用可能なUL許可があるとき、UL許可をDL許可領域の未使用領域の全部または一部にマッピングすることができる。DL制御領域におけるUL許可に使用される領域を制限して、それにより受信機は、ブラインド復号(たとえば、異なる潜在的インターリーバでのブラインド仮説検定)を適用して、DL制御領域におけるUL許可のための拡張された制御領域の存在と長さとを把握することができる。
図2は、本開示の態様による、多元接続ワイヤレス通信システムの一実施形態を示す図である。アクセスポイント200(AP)は複数のアンテナグループを含み、たとえば、あるアンテナグループは204と206とを含み、別のアンテナグループは208と210とを含み、追加のアンテナグループは212と214とを含む。図2では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。一実装形態では、アクセス端末216(AT)はアンテナ212および214と通信中であり、アンテナ212および214は、順方向リンクまたはダウンリンク(DL)220上でアクセス端末216に情報を送信し、逆方向リンクまたはアップリンク(UL)218上でアクセス端末216から情報を受信する。一実装形態では、アクセス端末222はアンテナ206および208と通信中であり、アンテナ206および208は、順方向リンクまたはダウンリンク(DL)226上でアクセス端末222に情報を送信し、逆方向リンクまたはアップリンク(UL)224上でアクセス端末222から情報を受信する。様々な実装形態では、1つまたは複数の中継デバイス(すなわち、中継ノード)がアクセスポイント200およびアクセス端末216、222に近接して配置されて、それぞれそれらの間で通信を中継することができる。
本開示の態様によれば、周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク218、220、224および226は、通信のための異なる周波数を使用し得る。たとえば、順方向リンクまたはダウンリンク(DL)220は、逆方向リンクまたはアップリンク(UL)218によって利用される周波数とは異なる周波数を使用することができる。
本開示の態様によれば、アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、アクセスポイントのセクタと呼ばれることがある。一例では、各アンテナグループは、アクセスポイント200によってカバーされるエリアのセクタ内でアクセス端末に通信するように設計され得る。
本開示の態様によれば、順方向リンクまたはダウンリンク(DL)220、226で通信するとき、アクセスポイント200の送信アンテナは、それぞれ異なるアクセス端末216および224に関して順方向リンクまたはダウンリンク220、226の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、一実装形態では、アクセスポイントがビームフォーミングを利用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
本開示の態様によれば、アクセスポイントは、端末との通信に利用される固定局でもよく、アクセスポイント(AP)、ノードB(NB)、進化型ノードB(evolved Node B)(eNB)、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセス端末は、アクセス端末(AT)、ユーザ機器(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の用語で呼ばれることがある。その上、アクセスポイントは、マクロセルアクセスポイント、フェムトセルアクセスポイント、ピコセルアクセスポイントなどとすることができる。
様々な実施形態では、本明細書で説明するように、1つもしくは複数のセグメント、または1つもしくは複数の拡張キャリア(extension carriers)が標準キャリア(regular carrier)にリンクして複合帯域幅(composite bandwidth)が生じることがあり、UEは複合帯域幅により、eNBに情報を送信すること、および/またはeNBから情報を受信することができる。
本開示の態様によれば、図2のワイヤレス通信システムは、様々なアグリゲーションレベルにおいて制御リソースで共通制御データを通信することを容易にする。アクセスポイント(AP)200は、アクセス端末(AT)216、222にワイヤレスネットワークアクセスを提供するように構成され得る。アクセスポイント802は、共通制御リソースでアクセス端末216、222の各々に関係する制御データを送信するためのアグリゲーションレベルを決定するように構成されるアグリゲーションレベル選択モジュールと、アグリゲーションレベルを使用して共通探索空間においてアクセス端末216、222に制御データを送信する制御データ通信モジュールとを備えることができる。アクセス端末216、222は、アクセス端末216、222に関係するデータのために共通制御リソースを探索する制御リソース監視モジュールと、共通制御リソースから制御データを取り出す制御データ決定モジュールとを備えることができる。
一実装形態では、アグリゲーションレベル選択モジュールを利用して、アクセス端末216、222に共通制御リソースで制御データを通信するためのアグリゲーションレベルを決定することができる。一例では、共通制御リソースは、PDCCH、リレーPDCCHおよび/または類似のリソースに関係し得る。さらに、アグリゲーションレベル選択モジュールを利用して、(たとえば、SNR、要求帯域幅などに基づいて)アクセス端末216、222に関するアグリゲーションレベルを決定することができ、アグリゲーションレベル選択モジュールは、16個のCCEの共通探索空間に関するアグリゲーションレベル8および4だけではなく、4未満のレベル(たとえば、1、2など)も利用することができる。制御データ通信モジュールを利用して、選択されたアグリゲーションレベルを使用して少なくとも1つの共通探索空間における共通制御リソースで各アクセス端末216、222向けに制御データを送信することができる。これらおよび他の態様についてここでより詳細に説明する。
一実装形態では、制御リソース監視モジュールを利用して共通制御リソースの共通探索空間を探索して、アクセス端末216、222に関係する制御データリソースの位置を特定することができる。一例では、制御リソース監視モジュールを利用して、対応するアグリゲーションレベルにおいて共通探索空間を探索して、探索プロセスを改善することができる。アクセス端末216、222に関係する共通制御リソースにおける制御データの位置を特定するために制御リソース監視モジュールを利用した場合、対応するリソースにおける制御データを決定するために制御データ決定モジュールを利用することができる。
一実装形態では、アグリゲーションレベル選択モジュールを利用して、アクセス端末216、222に関係する制御データについて、共通探索空間におけるアグリゲーションレベル2をスケジュールすることができる。一例では、制御データ通信モジュールを利用して、連続する候補をポピュレートすることができ、各候補は制御データを伴う共通探索空間の2つの連続する制御チャネル要素(CCE)を含み、共通探索空間における第1のCCEから始まる。別の例では、制御データ通信モジュールを利用して、制御データを伴う共通探索空間の2つの連続するCCEからなる連続しない候補をポピュレートすることができる。制御データ通信モジュールによって利用されるポピュレーション方式は、構成、ハードコーディング、ネットワーク規格などによって定義可能で、かつ/または所与のアクセス端末に対して、所与のサブフレームにおいてなど、動的であり得ることを諒解されたい。したがって、一実装形態では、制御リソース監視モジュールを利用して、制御データリソース内の共通探索空間を探索し、連続する、または連続しないアグリゲーションレベル2のCCEがアクセス端末に関係するか否かを決定することができる。
一実装形態では、共通制御リソースに関係する共通探索空間のアグリゲーションレベルを決定することができ、共通制御リソースで制御データを受信することができる。本明細書で説明するアグリゲーションレベルは、16個の制御チャネル要素(CCE)に関するレベル8、4、4未満などであり得る。一例では、アグリゲーションレベルによる連続するCCEを含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信することができる。本明細書で説明するように、アグリゲーションレベルが4未満であるとき、候補は連続することも、連続しないこともあり、候補は共通探索空間全体を備えるとは限らない。
図3Aは、本開示の態様による、Long Term Evolution(LTE)ネットワークアーキテクチャ(Long Term Evolution (LTE) network architecture)300の一実施形態を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ300は進化型パケットシステム(EPS)(Evolved Packet System (EPS))300と呼ばれることがある。EPS300は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)302と、進化型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)304と、進化型パケットコア(EPC)310と、ホーム加入者サーバ(HSS)320と、事業者のIPサービス322とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図3Aに示すように、EPS300はパケット交換サービスを提供する。しかしながら、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。さらに、本開示の範囲を逸脱することなく、EPS300の装置および/またはデバイスの各々は、図1の装置100をそれぞれ備えることができることを諒解されたい。
E−UTRANは、進化型ノードB(eNB)306および/または1つもしくは複数の他のeNB308を含む。eNB306は、UE302に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB306は、X2インターフェース(すなわち、バックホール)を介して1つまたは複数の他のeNB308に接続され得る。eNB306は、当業者によって、基地局、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。eNB306は、UE302にEPC310へのアクセスポイントを与える。UE302の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム(GPS)、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE302は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。一実装形態では,中継デバイス(すなわち、中継ノード(RN))をUE302とeNodeB306との間に挿入して、それらの間の通信を中継することができる。
eNB306はS1インターフェースによってEPC310に接続される。EPC310は、モビリティ管理エンティティ(MME)312と、他のMME314と、サービングゲートウェイ316と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ318とを含む。MME312は、UE302とEPC310との間のシグナリングを処理する制御ノードである。MME312は、ベアラと接続管理とを提供するように構成される。ユーザIPパケットはサービングゲートウェイ316を通して転送され、サービングゲートウェイ316自体はPDNゲートウェイ318に接続される。PDNゲートウェイ318は、UEインターネットプロトコル(IP)アドレス割振りおよび/または他の機能を提供する。PDNゲートウェイ318は事業者のIPサービス322に接続される。事業者のIPサービス322は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS)と、PSストリーミングサービス(PSS)とを含み得る。
図3Bは、本開示の態様による、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワークの一例を示す図である。一例では、アクセスネットワーク350は、いくつかのセルラー領域(セル)352に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB358、362は、セルラー領域またはセル352のうちの1つまたは複数と重複する、それぞれ、セルラー領域360、364を有し得る。より低い電力クラスのeNB358、362は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルであり得る。より高い電力クラスのeNBまたはマクロeNB354は、セル352に割り当てられ、セル352中のUE356にEPC310へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク350のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが利用され得る。eNB354は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、および(たとえば、図3Aの)サービングゲートウェイ316への接続性を含む、無線に関係する1つまたは複数の機能を担当する。
アクセスネットワーク350によって利用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがダウンリンク(DL)上で利用され、SC−FDMAがアップリンク(UL)上で利用される。当業者なら以下の説明から容易に諒解できるように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を利用する様々な他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、Evolution−Data Optimized(EV−DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA)、ならびに、TD−SCDMA、TDMAを採用するGlobal System for Mobile Communications(GSM)、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびOFDMAを採用するFlash−OFDMなど、CDMAの他の変形態を採用する、汎用地上波無線アクセス(UTRA)に拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPPという組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2という組織からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課せられる全体的な設計制約に依存することになることを諒解されたい。
本開示の一態様では、eNB354は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の利用により、eNB354は、空間多重化と、ビームフォーミングと、送信ダイバーシティとをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。
空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために利用され得る。一例では、データレートを上げるために単一のUE356にデータストリームを送信することができ、または別の例では、全体的なシステム容量を増やすために複数のUE356にデータストリームを送信することができる。これは、各データストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでダウンリンク(DL)上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコードされた各ストリームを送信することによって達成され得る。空間的にプリコードされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE356に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE356の各々がそのUE356に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。アップリンク(UL)上で、各UE356は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB354は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。様々な実装形態では、1つまたは複数の中継デバイス(すなわち、中継ノード(RN))が、1つまたは複数のeNB354と1つまたは複数のUE356との間に、またはそれらに少なくとも近接して配置されて、それらの間の通信を中継することができる。
本開示の態様によれば、チャネル状態が良好なときに空間多重化が利用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが利用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコードすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が利用され得る。
アクセスネットワークの様々な態様について、ダウンリンク(DL)でOFDMをサポートし、アップリンク(UL)でSC−FDMAをサポートするMIMOシステムを参照しながら説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PARR)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
本開示の態様によれば、様々なフレーム構造を利用して、ダウンリンク(DL)送信とアップリンク(UL)送信とをサポートすることができる。次に図4Aを参照しながら、DLフレーム構造の一例を提示する。ただし、当業者なら容易に諒解するように、特定の適用例のためのフレーム構造は、任意の数のファクタに応じて異なり得る。この例では、フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割される。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含む。
一実装形態では、2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが利用されてよく、各タイムスロットはリソースブロック(RB)を含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(RE)に分割される。LTEでは、リソースブロック(RB)は、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含むことができ、各OFDMシンボル中の通常のサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素(RE)を含んでいる。R402および404として示されるREのいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含むことができる。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることがある)セル固有RS(CRS)402と、UE固有RS(UE−RS)404とを含む。UE−RS404は、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるRB上でのみ送信され得る。各REによって搬送されるビット数は、変調方式に依存し得る。したがって、UEが受信するRBが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
図4Bを参照すると、ULフレーム構造420の一例が、LTEにおけるUL用のフォーマットの一実施形態で提供されている。ULのために利用可能なリソースブロック(RB)は、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成されてよく、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のRBは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないRBを含み得る。図4Bの設計は、データセクション中の連続するサブキャリアうちの1つまたは複数を単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じさせる。
一実装形態では、UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック(RB)430a、430bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のRB440a、440bが割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたRB上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたRB上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたってもよく、図4Bに示すような形で周波数上でホッピングし得る。
本開示の一態様では、図4Bを参照すると、RBのセットは、初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)450中でUL同期を達成するために利用され得る。PRACH450は、ランダムシーケンスを搬送するように構成され、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するRBに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定され得る。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングは、PRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
LTEにおけるPUCCH、PUSCH、およびPRACHは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に関して記載されていることを諒解されたい。
無線プロトコルアーキテクチャは、特定の適用例に応じて様々な形態をとり得る。次に図4Cを参照しながら、LTEシステムの一例を提示する。本開示の一態様では、図4Cは、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。
図4Cを参照すると、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1(L1)と、レイヤ2(L2)と、レイヤ3(L3)との3つのレイヤとともに示されている。L1は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1を本明細書では物理レイヤ466と呼ぶ。L2 468は、物理レイヤ(L1)466の上にあり、物理レイヤ(L1)466を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ468は、ネットワーク側のeNBにおいて終了する、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ470と、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ472と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)474サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ318(たとえば、図3A参照)において終了するネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終了するアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ468の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ474は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ474は、無線送信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、および/またはUEに対するeNB間のハンドオーバサポートを実現できる。RLCサブレイヤ472は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合、紛失データパケットの再送信、ならびに/またはハイブリッド自動再送要求(HARQ)による、順が適切でない受信を補正するデータパケットの並べ替えを行う。MACサブレイヤ470は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行い、MACサブレイヤ470は、UE間で1つのセルにおいて様々な無線リソース(たとえば、RB)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ470はHARQ動作を担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ466およびL2レイヤ468について実質的に同じである。制御プレーンは、レイヤ3中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ476を含む。RRCサブレイヤ476は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを利用して下位レイヤを構成することとを担当する。
図5は、本開示の一態様による、MIMOシステム500における送信機システム510(たとえば、アクセスポイント)および受信機システム550(たとえば、アクセス端末)の一実施形態のブロック図である。送信機システム510において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース512から送信(TX)データプロセッサ514に供給される。各データストリームはそれぞれの送信アンテナを介して送信可能であり、TXデータプロセッサ514は、各データストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、データストリームごとにトラフィックデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブして、符号化データを供給し得る。一実装形態では,中継システムを送信機システム510と受信機システム550との間に挿入して、それらの間の通信を中継することができる。
各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重(OFDM)技法を利用してパイロットデータと多重化できる。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理され、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて利用できる知られているデータパターンである。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データを、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)して、変調シンボルを与える。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ530によって実行される命令によって決定され得る。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ520に供給され、TX MIMOプロセッサ520はさらに(たとえば、OFDM用に)その変調シンボルを処理し得る。次いで、TX MIMOプロセッサ520はNT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)522a〜522tに供給する。いくつかの実施形態では、TX MIMOプロセッサ520は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機522は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を与える。次いで、送信機522a〜522tからのNT個の変調信号は、それぞれNT個のアンテナ524a〜524tから送信される。
受信機システム550において、送信された変調信号はNR個のアンテナ552a〜552rによって受信され、各アンテナ552からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)554a〜554rに供給される。各受信機554は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、および/またはダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
次いで、RXデータプロセッサ560は、NR個の受信機554からNR個の受信シンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与える。次いで、RXデータプロセッサ560は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ560による処理は、送信機システム510におけるTX MIMOプロセッサ520およびTXデータプロセッサ514によって実行される処理を補足するものである。一実施形態では、プロセッサ570は、どのプリコーディング行列(以下で論じる)を使用すべきかを周期的に決定するように構成される。プロセッサ570は、行列インデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクまたはULメッセージを作成する。
本開示の一態様では、逆方向リンクまたはULメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。次いで、逆方向リンクまたはアップリンク(UL)メッセージは、データソース536からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ538によって処理され、変調器580によって変調され、送信機554a〜554rによって調整され、送信機システム510に戻される。
送信機システム510において、受信機システム550からの変調信号は、アンテナ524によって受信され、受信機522によって調整され、復調器540によって復調され、RXデータプロセッサ542によって処理されて、受信機システム550によって送信された逆方向リンクまたはアップリンク(UL)メッセージを抽出する。次いで、プロセッサ530は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
本開示の態様によれば、論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を備える。ページング制御チャネル(PCCH)は、ページング情報を転送するDLチャネルである。マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、1つまたは複数のMTCHについてのマルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)のスケジューリングおよび制御情報を送信するために利用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルである。概して、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:古いMCCH+MSCH)を受信するUEによって利用されるだけである。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって利用される。論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報を転送するための1つのUEに専用のポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH)を備える。さらに、トラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルであるマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を備える。
本開示の態様によれば、トランスポートチャネルは、ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)とに分類され得る。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)と、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)と、UE節電(DRXサイクルがネットワークによってUEに示される)をサポートするためのページングチャネル(PCH)とを備え、これらのチャネルは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィックチャネルに利用できるPHYリソースにマッピングされる。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)と、要求チャネル(REQCH)と、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)と、複数のPHYチャネルとを備える。PHYチャネルは、ダウンリンク(DL)チャネルとアップリンク(UL)チャネルとのセットを備える。
DL PHYチャネルは以下を備える。
共通パイロットチャネル(CPICH)
同期チャネル(SCH)
共通制御チャネル(CCCH)
共有DL制御チャネル(SDCCH)
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)
共有UL割当てチャネル(SUACH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)
UL電力制御チャネル(UPCCH)
ページングインジケータチャネル(PICH)
負荷インジケータチャネル(LICH)
UL PHYチャネルは以下を備える。
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)
共有要求チャネル(SREQCH)
UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)
ブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)
本開示の一態様では、シングルキャリア波形の(所与の時間に、チャネルが周波数において連続するまたは一様に離間される)PAR特性を低いまま保つチャネル構造を提供する。
本開示では、以下の略語を適用する。
ACK 肯定応答
AM 確認型モード
AMD 確認型モードデータ
AMR 適応マルチレート
ARQ 自動再送要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
BPSK 2位相シフトキーイング
BW 帯域幅
C− 制御−
CCE 制御チャネル要素
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH 符号化複合トランスポートチャネル
CDM 符号分割多重
CP サイクリックプレフィックス
CQI チャネル品質インジケータ
CRC サイクリック冗長検査
CRS 共通基準信号
CTCH 共通トラフィックチャネル
DCCH 専用制御チャネル
DCH 専用チャネル
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
DM−RS 復調基準信号
DRS 専用基準信号
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 専用トラフィックチャネル
E−CID 改良セル識別(Enhanced Cell IDentification)
EPS 進化型パケットシステム
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割複信
FDM 直交周波数分割多重
FSTD 周波数切替え送信ダイバーシティ
HARQ ハイブリッド自動再送要求
L1 レイヤ1(物理レイヤ)
L2 レイヤ2(データリンクレイヤ)
L3 レイヤ3(ネットワークレイヤ)
LI 長さインジケータ
LLR 対数尤度比
LSB 最下位ビット
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCCH MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル
MCH マルチキャストチャネル
M−PSK M位相シフトキーイング
M−QAM 多値直交振幅変調
MRW 移動受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイントツーマルチポイントスケジューリングチャネル
MTCH MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル
NAK 否定応答
OFDM 直交周波数分割多重
PA 電力増幅器
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページングチャネル
PCI 物理セル識別子
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PHICH 物理HARQインジケータチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PHY 物理レイヤ
PhyCH 物理チャネル
PMI プリコーディング行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRB 物理リソースブロック
PSS/SSS 1次/2次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
QPSK 4位相シフトキーイング
R− リレー
RACH ランダムアクセスチャネル
RB リソースブロック
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
RE リソース要素
R−PDCCH リレー物理ダウンリンク制御チャネル
R−PHICH リレー物理HARQインジケータチャネル
RS 基準信号
RTT 往復時間(Round Trip Time)
Rx 受信
SAP サービスアクセスポイント
SDU サービスデータユニット
SFBC 空間周波数ブロックコード
SHCCH 共有制御チャネル
SINR 信号対干渉雑音比
SN シーケンス番号
SR スケジューリング要求
SRS サウンディング基準信号
SU−MIMO シングルユーザ多入力多出力
SUFI スーパーフィールド
TA タイミングアドバンス
TCH トラフィックチャネル
TDD 時分割複信
TDM 時分割多重
TFI トランスポートフォーマットインジケータ
TPC 送信電力制御
TTI 送信時間間隔
Tx 送信
U− ユーザ−
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UM 確認なしモード
UMD 確認なしモードデータ
UMTS Universal Mobile Telecommunications System
UTRA UMTS地上波無線アクセス
UTRAN UMTS地上波無線アクセスネットワーク
本開示の態様によれば、本明細書で説明するシステム、装置および方法は、ワイヤレス通信システムにおいて制御チャネルに関連するダウンリンク(DL)許可および/またはアップリンク(UL)許可を割り当てるように構成される。本明細書で提示する様々な例は、特定の制御チャネル(たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、リレー物理ダウンリンク制御チャネル(R−PDCCH)など)の場合について与えられる。しかしながら、本明細書で説明する様々な態様が任意の適切な制御チャネルに適用され得ることを諒解されたい。さらに、別段に記載されていない限り、特許請求する主題は、(1つまたは複数の)特定の制御チャネルに限定されるものではないことを諒解されたい。
本開示の一態様によれば、図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、図6に関して本明細書で説明するL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。一実装形態では,中継デバイス(すなわち、中継ノード(RN))をeNB610とUE650との間に挿入して、それらの間の通信を中継することができる。
TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、符号化され変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を利用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコードされる。
チャネル推定器674からのチャネル推定値は、符号化および変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。
RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装するように構成される。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT)を利用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
コントローラ/プロセッサ659は、図4Cに関して前に説明したL2レイヤを実装する。ULでは、制御/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での多重分離と、パケット再統合と、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。本開示の態様によれば、コントローラ/プロセッサ659は、たとえば、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)動作を含むHARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NAK)プロトコルを利用した誤り検出を担当する。
ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために利用される。データソース667は、L2レイヤ(L2)の上のすべてプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明する機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって利用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装する。
本開示の一態様では、コントローラ/プロセッサ659は、図4Cに関して本明細書で説明したL2レイヤを実装するように構成される。ULでは、制御/プロセッサ659は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での多重分離と、パケット再統合と、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNAKプロトコルを利用した誤り検出を担当する。
本開示の一実施形態では、図1に関して説明した処理システム114はeNB610を含み得る。したがって、処理システム114は、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とを含み得る。
本開示の別の実施形態では、図1に関して説明した処理システム114はUE650を含み得る。したがって、処理システム114は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。
図7Aは、本開示の態様による、共通制御チャネルリソース(たとえば、PDCCH、リレーPDCCHなど)の共通探索空間に関係するアグリゲーションレベル構成(aggregation level configurations)700、702および704の一例を示す図である。一例では、共通探索空間はいくつかのCCE(たとえば、LTEでは16個)を備えることができる。アグリゲーションレベル構成700は2つの候補を備えており、各々が共通探索空間におけるCCEの半分を含むことができる。LTEでは、これはアグリゲーションレベル8であってよく、これにより各候補は共通探索空間の8個のCCEを含む。アグリゲーションレベル構成702は、4個の候補を備えており、したがってLTEにおけるアグリゲーションレベル4である(たとえば、候補のサイズは、アグリゲーションレベル構成700における候補の場合の半分である)。説明したように、LTEリリース8ではこれら2つのアグリゲーションレベルが存在する。
本開示の態様によれば、アグリゲーションレベル構成704は共通探索空間に関する4未満のアグリゲーションレベルを示すことができる(たとえば、図示のようにアグリゲーションレベル2では、各候補のサイズはアグリゲーションレベル構成702の場合の半分である)。アグリゲーションレベル構成704は、連続する探索空間として共通探索空間に追加でき、それに応じてアクセスポイントがスケジュールして、対応するアクセス端末において制御データの位置を特定するのを容易にすることができる。別の態様では、アグリゲーションレベル構成は共通探索空間に関するアグリゲーションレベル1を示すことができる(たとえば、2未満のアグリゲーションレベルでは、各候補のサイズはアグリゲーションレベル構成704の場合の半分である)。したがって、アグリゲーションレベル1は、各々が1個のCCEを備える複数の連続する候補を含むものと定義できる。アグリゲーションレベル1および2のような相対的に小さいアグリゲーションレベルの場合、相対的に多くの制御データを共通制御リソースで送信し得る。図7Aに示すように、アグリゲーションレベル構成700における候補0は、アグリゲーションレベル構成704と完全に重なり、したがって、一例では、アクセスポイントは、同じ探索空間においてアグリゲーションレベル構成700を使用して候補0において制御データをスケジュールする場合に、構成704によるアグリゲーションレベルをスケジュールしないことがある。
図7Bは、本開示の態様による、共通制御チャネルリソース(たとえば、PDCCH、リレーPDCCHなど)の共通探索空間に関係するアグリゲーションレベル構成720、722および724の一例を示す図である。一例では、共通探索空間はいくつかのCCE(たとえば、LTEでは16個)を備えることができる。アグリゲーションレベル構成700は2つの候補を備えており、各々が共通探索空間におけるCCEの半分を含むことができる。LTEでは、これはアグリゲーションレベル8であってよく、これにより各候補は共通探索空間の8個のCCEを含む。アグリゲーションレベル構成702は、4個の候補を備えており、したがってLTEにおけるアグリゲーションレベル4である(たとえば、候補のサイズは、アグリゲーションレベル構成700における候補の場合の半分である)。説明したように、LTEリリース8ではこれら2つのアグリゲーションレベルが存在する。
本開示の態様によれば、アグリゲーションレベル構成724は共通探索空間に関する4未満のアグリゲーションレベルを示すことができる(たとえば、図示のようにアグリゲーションレベル2では、各候補のサイズはアグリゲーションレベル構成722の場合の半分である)。アグリゲーションレベル構成724は、連続しない探索空間として共通探索空間に追加でき、それに応じてアクセスポイントがスケジュールして、対応するアクセス端末において制御データの位置を特定するのを容易にすることができる。図7Bに示すように、アグリゲーションレベル構成724に対し、アグリゲーションレベル構成720、722のいずれかにおける任意の単一候補が完全に重なることはない。したがって、アクセスポイントは、同じ共通探索空間において、構成720によるアグリゲーションレベルの候補0で制御データをスケジュールしながらも、構成724によるアグリゲーションレベルをスケジュールすることがある。アグリゲーションレベル構成724によって定義される連続しない探索空間は、等しい数のCCEが間にある等しい数のCCEを備えるものとして示されているが、共通探索空間において候補ごとに4個未満の連続するCCE(たとえば、本例では2個)の実質的に任意の構成を利用できることを諒解されたい。別の例では、アグリゲーションレベル1は、各々が1個のCCEを備える複数の連続しない候補を含むものと定義できる。
本開示の態様によれば、図7Aの構成704は、共通探索空間内で連続する2−CCEアグリゲーション候補を示しており、図7Bの構成724は、共通探索空間内で連続しない2−CCEアグリゲーション候補を示している。
図8Aは、本開示の態様によるワイヤレス通信のための方法を示す流れ図800である。810において、本方法は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供するように構成される。812において、本方法は、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化するように構成される。814において、本方法は、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達するように構成される。
一実装形態では、識別子は、媒体アクセス制御識別子(MAC ID)および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを備える。
一実装形態では、本方法は、複数のリソースブロックにわたって制御チャネルをスパンすることと、制御チャネルのスパン情報を受信ノードに伝達することとをさらに備えることができる。本方法は、複数のリソースブロックにわたって制御チャネルをインターリーブすることと、制御チャネルのインターリーブ情報を受信ノードに伝達することとをさらに備えることができる。一例では、ダウンリンク許可情報の制御チャネルをインターリーブすることは、アップリンク許可情報の制御チャネルをインターリーブすることに関係し得る。
一実装形態では、本方法は、リソースブロックの異なるスパンにわたって各制御チャネルを別個にインターリーブすることと、リソースブロックの異なる各スパンに関する別個のインターリービングに関係する情報を含む、制御チャネルのインターリーブ情報を受信ノードに伝達し、それにより受信ノードが、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関する仮説検定を介してスパンをブラインド状態で(blindly)決定できるようにすることとをさらに備えることができる。本方法は、各制御チャネルの複数のリソースブロックをアグリゲートすることと、制御チャネルのアグリゲート情報を受信ノードに伝達することとをさらに備えることができる。
一実装形態では、本方法は、選択された順序によりダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報とをマッピングすることをさらに備えることができる。ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報は、別個のリソースブロックにマッピングされ得る。ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合、アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、ダウンリンク許可情報のリソースブロック内の利用可能なリソース空間にアップリンク許可情報がマッピングされ得る。
一実装形態では、ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて送信され、アップリンク許可情報はサブフレームの第2のスロットにおいて送信される。ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで送信可能で、アップリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで送信可能である。
図8Bは、本開示の態様によるワイヤレス通信のための方法を示す流れ図820である。830において、本方法は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信するように構成される。832において、本方法は、知られている識別子で制御チャネルを復号するように構成される。834において、本方法は、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して制御チャネルのスパンを決定するように構成される。
一実装形態では、識別子は、媒体アクセス制御識別子(MAC ID)および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを備える。制御チャネルのスパンは、複数のリソースブロックにわたってスパンすると決定され得る(may be determined to span over multiple resource blocks)。
一実装形態では、本方法は、複数のリソースブロックにわたる制御チャネルのインターリービングを決定することをさらに備えることができる。一例では、ダウンリンク許可情報の制御チャネルのインターリービングは、アップリンク許可情報の制御チャネルのインターリービングに関係し得る。本方法は、リソースブロックの異なるスパンにわたる各制御チャネルの別個のインターリービングを決定することをさらに備えることができる。本方法は、各制御チャネルの複数のリソースブロックのアグリゲーションを決定することをさらに備えることができる。
一実装形態では、本方法は、選択された順序によるダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報のマッピングを決定することをさらに備えることができる。ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報は、別個のリソースブロックにマッピングされ得る。ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合、アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、ダウンリンク許可情報のリソースブロック内の利用可能なリソース空間にアップリンク許可情報がマッピングされ得る。
一実装形態では、ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて受信可能で、アップリンク許可情報はサブフレームの第2のスロットにおいて受信可能である。ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで受信可能で、アップリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで受信可能である。
図8Cは、本開示の態様によるワイヤレス通信のための方法を示す流れ図840である。850において、本方法は、共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定するように構成される。852において、本方法は、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するように構成される。
一実装形態では、候補は共通探索空間内で連続しているか、候補は共通探索空間内で連続していない。共通探索空間は、上限16個の制御チャネル要素を備える。
一実装形態では、本方法は、共通制御リソースでワイヤレスデバイスに制御データを通信するための4未満のアグリゲーションレベルを選択することと、アグリゲーションレベルによる共通探索空間における連続する制御チャネル要素を含む1つまたは複数の候補においてワイヤレスデバイスに制御データを送信することとをさらに備える。
図9Aは、本開示の態様によるワイヤレス通信のために構成された装置、たとえば、図1Aの装置100および/または図1Bの装置140などの機能を示すブロック図900である。装置100、140は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供するように構成されたモジュール910を備える。装置100、140は、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化するように構成されたモジュール912を備える。装置100、140は、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達するように構成されたモジュール914を備える。装置100、140は、上述のフローチャート中のステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上述のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、装置100、140は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。一実装形態では、知られている識別子は、媒体アクセス制御識別子(MAC ID)および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを備える。
図9Bは、本開示の態様によるワイヤレス通信のために構成された装置、たとえば、図1Aの装置100および/または図1Bの装置140などの機能を示すブロック図920である。装置100、140は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信するように構成されたモジュール930を備える。装置100、140は、知られている識別子で制御チャネルを復号するように構成されたモジュール932を備える。装置100、140は、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して制御チャネルのスパンを決定するように構成されたモジュール934を備える。装置100、140は、上述のフローチャート中のステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上述のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、装置100、140は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。一実装形態では、知られている識別子は、媒体アクセス制御識別子(MAC ID)および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを備える。
図9Cは、本開示の態様によるワイヤレス通信のために構成された装置、たとえば、図1Aの装置100および/または図1Bの装置140などの機能を示すブロック図940である。装置100、140は、共通制御リソースに関係する共通探索空間のアグリゲーションレベルを決定するように構成されたモジュール950を備える。一実装形態では、アグリゲーションレベルは4未満である。装置100、140は、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するように構成されたモジュール952を備える。装置100、140は、上述のフローチャート中のステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上述のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、装置100、140は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。
図1Aを参照すると、一構成では、ワイヤレス通信のための装置100は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供するための手段と、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化するための手段と、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達するための手段とを提供するように構成された処理システム114を備える。
図1Bを参照すると、一構成では、ワイヤレス通信のための装置140は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供するための手段と、識別子で制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている識別子で制御チャネルを符号化するための手段と、識別子が受信ノードに知られているという情報を受信ノードに伝達するための手段とを提供するように構成された処理システム150を備える。
図1Aを参照すると、一構成では、ワイヤレス通信のための装置100は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信するための手段と、知られている識別子で制御チャネルを復号するための手段と、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して制御チャネルのスパンを決定するための手段とを提供するように構成された処理システム114を備える。
図1Bを参照すると、一構成では、ワイヤレス通信のための装置140は、ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信するための手段と、知られている識別子で制御チャネルを復号するための手段と、制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して制御チャネルのスパンを決定するための手段とを提供するように構成された処理システム150を備える。
図1Aを参照すると、一構成では、ワイヤレス通信のための装置100は、共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定するための手段と、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するための手段とを提供するように構成された処理システム114を備える。
図1Bを参照すると、一構成では、ワイヤレス通信のための装置140は、共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定するための手段と、アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するための手段とを提供するように構成された処理システム150を備える。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、本明細書で説明する機能を実行することに関して、またはかかる機能を実行するために推論を行うことができることを諒解されたい。本明細書で利用する「推論する」または「推論」という用語は、概して、事象および/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推理する、またはその状態を推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために採用でき、あるいは、たとえば、状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考察に基づく当該の状態の確率分布の計算とすることができる。推論は、事象および/またはデータのセットからより高いレベルの事象を構成するために採用される技法を指すこともある。そのような推論から、事象が時間的に近接して相関するか否かにかかわらず、また事象およびデータが1つまたは複数の事象およびデータの発生源に由来するかどうかにかかわらず、観測された事象および/または記憶された事象データのセットから新しい事象またはアクションが構成される。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成できることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを利用して表すことができることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることを当業者なら諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。ASICは、UE内に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体はUE中の個別部品として常駐することができる。
以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実行できるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更が当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用することができる。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、言語的主張に矛盾しない最大限の範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、明確にそう明記されていない限り、「ただ1つの」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は1つまたは複数のを表す。
当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「手段」という語句を利用して明白に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ステップ」という語句を利用して具陳されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定に基づいて解釈されるべきではない。

Claims (78)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供することと、
    識別子で前記制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている前記識別子で前記制御チャネルを符号化することと、
    前記識別子が前記受信ノードに知られているという情報を前記受信ノードに伝達することと、
    を備える方法。
  2. 前記識別子は、媒体アクセス制御識別子または無線ネットワーク一時識別子を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 複数のリソースブロックにわたって前記制御チャネルをスパンすることと、
    前記制御チャネルのスパン情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 複数のリソースブロックにわたって前記制御チャネルをインターリーブすることと、
    前記制御チャネルのインターリーブ情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ダウンリンク許可情報の前記制御チャネルをインターリーブすることは、前記アップリンク許可情報の前記制御チャネルをインターリーブすることに関係する、請求項4に記載の方法。
  6. リソースブロックの異なるスパンにわたって各制御チャネルを別個にインターリーブすることと、
    前記受信ノードが、前記制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関する仮説検定を介して前記スパンをブラインド状態で決定できるように、リソースブロックの異なる各スパンについて、前記別個のインターリービングに関係する情報を含む前記制御チャネルのインターリーブ情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 各制御チャネルの複数のリソースブロックをアグリゲートすることと、
    前記制御チャネルのアグリゲート情報を前記受信ノードに伝達することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 選択された順序により前記ダウンリンク許可情報と前記アップリンク許可情報とをマッピングすることをさらに備え、前記ダウンリンクおよびアップリンク許可情報は別個のリソースブロックにマッピングされ、前記ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合に、前記アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、前記ダウンリンク許可情報の前記リソースブロック内の前記利用可能なリソース空間に前記アップリンク許可情報がマッピングされる、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて送信され、前記アップリンク許可情報は前記サブフレームの第2のスロットにおいて送信される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで送信され、前記アップリンク許可情報は、前記物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで送信される、請求項1に記載の方法。
  11. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供し、
    識別子で前記制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている前記識別子で前記制御チャネルを符号化し、
    前記識別子が前記受信ノードに知られているという情報を前記受信ノードに伝達する、
    ように構成された処理システム、
    を備える装置。
  12. 前記識別子は、媒体アクセス制御識別子または無線ネットワーク一時識別子を備える、請求項11に記載の装置。
  13. 複数のリソースブロックにわたって前記制御チャネルをスパンすることと、
    前記制御チャネルのスパン情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  14. 複数のリソースブロックにわたって前記制御チャネルをインターリーブすることと、
    前記制御チャネルのインターリーブ情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  15. 前記ダウンリンク許可情報の前記制御チャネルをインターリーブすることは、前記アップリンク許可情報の前記制御チャネルをインターリーブすることに関係する、請求項14に記載の装置。
  16. リソースブロックの異なるスパンにわたって各制御チャネルを別個にインターリーブすることと、
    前記受信ノードが、前記制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関する仮説検定を介して前記スパンをブラインド状態で決定できるように、リソースブロックの異なる各スパンについて、前記別個のインターリービングに関係する情報を含む前記制御チャネルのインターリーブ情報を、前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  17. 各制御チャネルの複数のリソースブロックをアグリゲートすることと、
    前記制御チャネルのアグリゲート情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  18. 選択された順序により前記ダウンリンク許可情報と前記アップリンク許可情報とをマッピングすることをさらに備え、前記ダウンリンクおよびアップリンク許可情報は別個のリソースブロックにマッピングされ、前記ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合に、前記アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、前記ダウンリンク許可情報の前記リソースブロック内の前記利用可能なリソース空間に前記アップリンク許可情報がマッピングされる、請求項11に記載の装置。
  19. 前記ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて送信され、前記アップリンク許可情報は前記サブフレームの第2のスロットにおいて送信される、請求項11に記載の装置。
  20. 前記ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで送信され、前記アップリンク許可情報は、前記物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで送信される、請求項11に記載の装置。
  21. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供するための手段と、
    識別子で前記制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている前記識別子で前記制御チャネルを符号化するための手段と、
    前記識別子が前記受信ノードに知られているという情報を前記受信ノードに伝達するための手段と、
    を備える装置。
  22. 前記識別子は、媒体アクセス制御識別子または無線ネットワーク一時識別子を備える、請求項21に記載の装置。
  23. 複数のリソースブロックにわたって前記制御チャネルをスパンすることと、
    前記制御チャネルのスパン情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  24. 複数のリソースブロックにわたって前記制御チャネルをインターリーブすることと、
    前記制御チャネルのインターリーブ情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  25. 前記ダウンリンク許可情報の前記制御チャネルをインターリーブすることは、前記アップリンク許可情報の前記制御チャネルをインターリーブすることに関係する、請求項24に記載の装置。
  26. リソースブロックの異なるスパンにわたって各制御チャネルを別個にインターリーブすることと、
    前記受信ノードが、前記制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関する仮説検定を介してスパンをブラインド状態で決定できるように、リソースブロックの異なる各スパンについて、前記別個のインターリービングに関係する情報を含む前記制御チャネルのインターリーブ情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  27. 各制御チャネルの複数のリソースブロックをアグリゲートすることと、
    前記制御チャネルのアグリゲート情報を前記受信ノードに伝達することと、
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  28. 選択された順序により前記ダウンリンク許可情報と前記アップリンク許可情報とをマッピングすることをさらに備え、前記ダウンリンクおよびアップリンク許可情報は別個のリソースブロックにマッピングされ、前記ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合に、前記アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、前記ダウンリンク許可情報の前記リソースブロック内の前記利用可能なリソース空間に前記アップリンク許可情報がマッピングされる、請求項21に記載の装置。
  29. 前記ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて送信され、前記アップリンク許可情報は前記サブフレームの第2のスロットにおいて送信される、請求項21に記載の装置。
  30. 前記ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで送信され、前記アップリンク許可情報は、前記物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで送信される、請求項21に記載の装置。
  31. コンピュータプログラム製品であって、実行可能なコードを備えるコンピュータ可読媒体を備え、
    前記実行可能なコードは、装置に、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを提供させ、
    識別子で前記制御チャネルを復号するように構成された受信ノードにのみ知られている前記識別子で前記制御チャネルを符号化させ、
    前記識別子が前記受信ノードに知られているという情報を前記受信ノードに伝達させる、
    コンピュータプログラム製品。
  32. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信することと、
    知られている識別子で前記制御チャネルを復号することと、
    前記制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して前記制御チャネルのスパンを決定することと、
    を備える方法。
  33. 前記識別子は、媒体アクセス制御識別子または無線ネットワーク一時識別子を備える、請求項32に記載の方法。
  34. 前記制御チャネルの前記スパンは、複数のリソースブロックにわたってスパンすると決定される、請求項32に記載の方法。
  35. 複数のリソースブロックにわたる前記制御チャネルのインターリービングを決定すること、をさらに備える請求項32に記載の方法。
  36. 前記ダウンリンク許可情報の前記制御チャネルの前記インターリービングは、前記アップリンク許可情報の前記制御チャネルのインターリービングに関係する、請求項35に記載の方法。
  37. リソースブロックの異なるスパンにわたる各制御チャネルの別個のインターリービングを決定することをさらに備える、請求項32に記載の方法。
  38. 各制御チャネルの複数のリソースブロックのアグリゲーションを決定すること、をさらに備える請求項32に記載の方法。
  39. 選択された順序による前記ダウンリンク許可情報と前記アップリンク許可情報のマッピングを決定することをさらに備え、前記ダウンリンクおよびアップリンク許可情報は別個のリソースブロックにマッピングされ、前記ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合に、前記アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、前記ダウンリンク許可情報の前記リソースブロック内の前記利用可能なリソース空間に前記アップリンク許可情報がマッピングされる、請求項32に記載の方法。
  40. 前記ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて受信され、前記アップリンク許可情報は前記サブフレームの第2のスロットにおいて受信される、請求項32に記載の方法。
  41. 前記ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで受信され、前記アップリンク許可情報は、前記物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで受信される、請求項32に記載の方法。
  42. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信し、
    知られている識別子で前記制御チャネルを復号し、
    前記制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して前記制御チャネルのスパンを決定する、
    ように構成された処理システム、
    を備える装置。
  43. 前記識別子は、媒体アクセス制御識別子または無線ネットワーク一時識別子を備える、請求項42に記載の装置。
  44. 前記制御チャネルの前記スパンは、複数のリソースブロックにわたってスパンすると決定される、請求項42に記載の装置。
  45. 複数のリソースブロックにわたる前記制御チャネルのインターリービングを決定すること、をさらに備える請求項42に記載の装置。
  46. 前記ダウンリンク許可情報の前記制御チャネルの前記インターリービングは、前記アップリンク許可情報の前記制御チャネルのインターリービングに関係する、請求項45に記載の装置。
  47. リソースブロックの異なるスパンにわたる各制御チャネルの別個のインターリービングを決定すること、をさらに備える請求項42に記載の装置。
  48. 各制御チャネルの複数のリソースブロックのアグリゲーションを決定すること、をさらに備える請求項42に記載の装置。
  49. 選択された順序による前記ダウンリンク許可情報と前記アップリンク許可情報のマッピングを決定することをさらに備え、前記ダウンリンクおよびアップリンク許可情報は別個のリソースブロックにマッピングされ、前記ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合に、前記アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、前記ダウンリンク許可情報の前記リソースブロック内の前記利用可能なリソース空間に前記アップリンク許可情報がマッピングされる、請求項42に記載の装置。
  50. 前記ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて受信され、前記アップリンク許可情報は前記サブフレームの第2のスロットにおいて受信される、請求項42に記載の装置。
  51. 前記ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで受信され、前記アップリンク許可情報は、前記物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで受信される、請求項42に記載の装置。
  52. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信するための手段と、
    知られている識別子で前記制御チャネルを復号するための手段と、
    前記制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して前記制御チャネルのスパンを決定するための手段と、
    を備える装置。
  53. 前記識別子は、媒体アクセス制御識別子または無線ネットワーク一時識別子を備える、請求項52に記載の装置。
  54. 前記制御チャネルの前記スパンは、複数のリソースブロックにわたってスパンすると決定される、請求項52に記載の装置。
  55. 複数のリソースブロックにわたる前記制御チャネルのインターリービングを決定すること、をさらに備える請求項52に記載の装置。
  56. 前記ダウンリンク許可情報の前記制御チャネルの前記インターリービングは、前記アップリンク許可情報の前記制御チャネルのインターリービングに関係する、請求項55に記載の装置。
  57. リソースブロックの異なるスパンにわたる各制御チャネルの別個のインターリービングを決定すること、をさらに備える請求項52に記載の装置。
  58. 各制御チャネルの複数のリソースブロックのアグリゲーションを決定すること、をさらに備える請求項52に記載の装置。
  59. 選択された順序による前記ダウンリンク許可情報と前記アップリンク許可情報のマッピングを決定することをさらに備え、前記ダウンリンクおよびアップリンク許可情報は別個のリソースブロックにマッピングされ、前記ダウンリンク許可情報のリソースブロック内でリソース空間が利用可能である場合に、前記アップリンク許可情報のリソース空間が利用された後、前記ダウンリンク許可情報の前記リソースブロック内の前記利用可能なリソース空間に前記アップリンク許可情報がマッピングされる、請求項52に記載の装置。
  60. 前記ダウンリンク許可情報はサブフレームの第1のスロットにおいて受信され、前記アップリンク許可情報は前記サブフレームの第2のスロットにおいて受信される、請求項52に記載の装置。
  61. 前記ダウンリンク許可情報は、物理リソースブロックペアの第1の物理リソースブロックで受信され、前記アップリンク許可情報は、前記物理リソースブロックペアの第2の物理リソースブロックで受信される、請求項52に記載の装置。
  62. コンピュータプログラム製品であって、実行可能なコードを備えるコンピュータ可読媒体を備え、
    前記実行可能なコードは、装置に、
    ダウンリンク許可情報およびアップリンク許可情報の各々につき別個の制御チャネルを受信させ、
    知られている識別子で前記制御チャネルを復号させ、
    前記制御チャネルの1つまたは複数のスパン構成に関するブラインド仮説検定を介して前記制御チャネルのスパンを決定させる、
    コンピュータプログラム製品。
  63. ワイヤレス通信のための方法であって、
    共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定することと、
    前記アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む前記共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信することと、
    を備える方法。
  64. 前記候補は、前記共通探索空間内で連続する、請求項63に記載の方法。
  65. 前記候補は、前記共通探索空間内で連続しない、請求項63に記載の方法。
  66. 共通制御リソースでワイヤレスデバイスに制御データを通信するための4未満の前記アグリゲーションレベルを選択することと、
    前記アグリゲーションレベルによる前記共通探索空間における前記連続する制御チャネル要素を含む1つまたは複数の候補において前記ワイヤレスデバイスに制御データを送信することと、
    をさらに備える請求項63に記載の方法。
  67. 前記共通探索空間は、上限16個の制御チャネル要素を備える、請求項63に記載の方法。
  68. ワイヤレス通信のための装置であって、
    共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定し、
    前記アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む前記共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信する、
    ように構成された処理システム、
    を備える装置。
  69. 前記候補は、前記共通探索空間内で連続する、請求項68に記載の装置。
  70. 前記候補は、前記共通探索空間内で連続しない、請求項68に記載の装置。
  71. 共通制御リソースでワイヤレスデバイスに制御データを通信するための4未満の前記アグリゲーションレベルを選択することと、
    前記アグリゲーションレベルによる前記共通探索空間における前記連続する制御チャネル要素を含む1つまたは複数の候補において前記ワイヤレスデバイスに制御データを送信することと、
    をさらに備える、請求項68に記載の装置。
  72. 前記共通探索空間は、上限16個の制御チャネル要素を備える、請求項68に記載の装置。
  73. ワイヤレス通信のための装置であって、
    共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定するための手段と、
    前記アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む前記共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信するための手段と、
    を備える装置。
  74. 前記候補は、前記共通探索空間内で連続する、請求項73に記載の装置。
  75. 前記候補は、前記共通探索空間内で連続しない、請求項73に記載の装置。
  76. 共通制御リソースでワイヤレスデバイスに制御データを通信するための4未満の前記アグリゲーションレベルを選択することと、
    前記アグリゲーションレベルによる前記共通探索空間における前記連続する制御チャネル要素を含む1つまたは複数の候補において前記ワイヤレスデバイスに制御データを送信することと、
    をさらに備える請求項73に記載の装置。
  77. 前記共通探索空間は、上限16個の制御チャネル要素を備える、請求項73に記載の装置。
  78. コンピュータプログラム製品であって、実行可能なコードを備えるコンピュータ可読媒体を備え、
    前記実行可能なコードは、装置に、
    共通制御リソースに関係する共通探索空間の4未満のアグリゲーションレベルを決定させ、
    前記アグリゲーションレベルによる連続する制御チャネル要素を含む前記共通探索空間における1つまたは複数の候補から制御データを受信させる、
    コンピュータプログラム製品。
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