JP2013529534A - 睫毛に組成物を塗布するためのアプリケータ - Google Patents

睫毛に組成物を塗布するためのアプリケータ Download PDF

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Abstract

本発明は、化粧品組成物を睫毛又は眉毛に塗布するためのアプリケータに関し、このアプリケータは、
・長手軸に沿って延在する芯材(10)と、
・芯材から延在する歯(18)であって、芯材の長手軸(X)に沿って5列以上の長手方向列に配置される歯と
を含む成形アプリケータ部材(8)を含み、
歯(18)は、アプリケータ部材の包絡面を画定する自由端を呈し、包絡面は、その長さに沿った少なくとも1点において、7mm〜12mmの範囲にある最大横断寸法と3.5mm〜7mmの範囲にある厚さとを有する扁平な形状の横断面を呈する。

Description

本発明は、化粧品用、メーキャップ用、又はケア製品用組成物、例えばマスカラを睫毛又は眉毛に塗布するためのアプリケータに関する。
より詳細には、本発明は、長手軸に沿って延在する芯材と、芯材により担持される歯とを備える成形アプリケータ部材を含むアプリケータに関する。
国際公開第2009/153761号パンフレットは、ねじれた芯材に保持されるブリッスルを呈するマスカラブラシに関し、ブラシの最大横断寸法は9ミリメートル(mm)〜14mmの範囲にあり、ブラシは横断面において幅が厚さより少なくとも30%大きい。
国際公開第2009/053925号パンフレットでは、アプリケータ部材は長い歯の列と短い歯の列とを含み、長い歯の列と短い歯の列とは、歯間の間隔、一列当たりの歯の数、又はその長さ方向に対して垂直に測った歯の厚さが異なる。
使用者による睫毛の良好な被覆及び適切な分離を可能にすると同時に、メーキャップの優しく且つ容易な施術を確実にすることが必要とされている。
また、場合により組成物で予め被覆されている睫毛又は眉毛に新規のメーキャップ効果を生み出すこと、睫毛又は眉毛におけるアプリケータ部材の良好な侵入を達成し、例えばそれによってそれらの毛をより良好に梳き、伸ばし、及び分離すること、並びにそれを、アプリケータに十分な量の組成物を装填可能でありながら、且つ用いる手の動きは遂行し易いもので済みながら行うことを可能にするアプリケータの利点がもたらされることも必要とされている。
本発明は、これらの必要性の全て又は一部を満足しようとするものである。
本発明の例示的実施形態は、化粧品用、メーキャップ用、又はケア製品用組成物を睫毛又は眉毛に塗布するためのアプリケータを提供し、このアプリケータは、
・長手軸に沿って延在する芯材と、
・芯材から延在する歯であって、芯材の長手軸に沿って5列以上の長手方向列に配置される歯と
を含む成形アプリケータ部材を含み、
歯は、アプリケータ部材の包絡面を画定する自由端を呈し、この包絡面は、その長さに沿った少なくとも1点において、より良好にはその長さの少なくとも半分にわたり、さらにより良好にはその全長にわたり、7mm〜12mmの範囲、より良好には8mm〜12mmの範囲、又はさらには9mm〜12mmの範囲にある最大横断寸法と、3.5mm〜7mmの範囲、より良好には4mm〜6.5mmの範囲にある厚さとを有する扁平な形状の横断面を呈する。
本発明のアプリケータにより、睫毛又は眉毛に多量の組成物を堆積させることが可能となる一方、前記睫毛又は眉毛が満足のいく形で梳かれ、分離されることが確実となる。さらに、得られるメーキャップ効果は必要に応じて再現可能であり得る。
ある横断面に含まれる全ての列の歯は、好ましくは同じ厚さであり、及び/又は包絡面の共通のセグメントにある2つの列の2個の連続する歯は、それらの間に同一である間隔を有する。
用語「芯材の長手軸」は、芯材の横断面の質量中心(重心)を共につなぎ合わせた線を指して用いられる。長手軸は中心軸であってもよく、又はさらには、特に芯材が円形の横断面又は正多角形の全体形状を有する横断面を呈する場合には、芯材の対称軸であってもよい。芯材の長手軸は直線的又は曲線的であってもよく、及び芯材の横断面の一部又はさらには全てについての対称面であってよい平面内にあってもよい。好ましくは、芯材の長手軸は直線的である。
芯材はねじれていなくてもよく、列は芯材の長手軸と平行に、直線的であってもよい。
本発明の意味においては、アプリケータ部材をその長手軸に沿って見たときに、歯が共通の合わせ面を有する場合、及び/又は単に歯の基部において列の軸に対し接線方向にあるだけでなく、歯の基部以外で重なり合う場合、歯は同じ「歯の列」の一部を形成する。単一の列の歯の基部は、接触していたり、又は離間していたりする可能性がある。歯が離間している場合、及びアプリケータ部材を長手軸に対して垂直に見たとき、単一の列の2個の連続する歯の間の軸方向間隔は、前記連続する歯の基部の互いに最も近い端部の間で測られ、例えば0.1mm〜5mmの範囲にあり得る。
例示的実施形態において、芯材は偶数列又は奇数列の歯の列を担持し得る。アプリケータは少なくとも5列の、より良好には少なくとも6列の歯の列を含み得る。アプリケータは全部で最大20列を含むことも全部で20列未満であってもよい。
芯材により担持される歯は、少なくとも3列の歯の二重列、又は少なくとも4列の二重列、又はさらには少なくとも6列の歯の二重列に配置され得る。用語「歯の二重列」は、互いに近接して平行な2つの列を意味する。
歯は、少なくとも所与の横断面において、より良好には芯材の長さの大部分にわたり、さらにより良好には芯材の全長にわたり、芯材の全周に規則正しく分配されてもよい。
歯の長手方向列は、その長手軸Xの周りに、芯材の全周に配置され得る。歯は、芯材を横断面で見たとき、4つの四分円の各々において芯材から延在し得る。アプリケータ部材は、芯材の表面で測って少なくとも60°の歯のない角度空間を有しなくてもよい。これらの列は、芯材の長手軸の周りに規則的に分配され得る。
用語「規則的に分配される」は、歯の長手方向列又は別名二重列として知られる、歯の関連する列の束が、長手軸の周りに規則的な形で配置されること、すなわち芯材の長手軸の周りに、2つの連続する列の間又は2つの連続する二重列の間の角度間隔が実質的に一定であることを意味する。角度間隔は、芯材の表面で、すなわち芯材の長手軸と、芯材の表面における対応する列を構成する歯の接続点との間で測られる。
用語「ある点における包絡面の横断面の最大横断寸法」は、包絡面の長さに沿った当該の点でとった包絡面の横断面の直径上反対側にある2点間の最大距離に対応する寸法lを意味する。
用語「厚さe」は、芯材の長手軸と垂直な断面で最大横断寸法lと垂直な方向に測った包絡面の最大厚さeを意味する。厚さは横断面内において変化し得る。
包絡面の最大横断寸法はその厚さより少なくとも3mmだけ、又はさらには少なくとも4mmだけ大きくてもよい。
最大横断寸法を測る横断面は、包絡面の長さに沿った点であって、近位端及び/又は遠位端から、アプリケータ部材の目に見える全長の4分の1より大きい距離に位置する点でとることができる。
包絡面の横断面の最大横断寸法lの厚さeに対する比l/eは、1.3mm〜4.5mmの範囲、より良好には1.5mm〜3.5mmの範囲、さらに良好には1.7mm〜3.5mmの範囲にあってよい。
例として、アプリケータ部材の包絡面の横断面は、長方形、卵形、長円形、菱形、台形、レンズ形、又は腎臓形である。
アプリケータ部材は2つの対向する主面を呈することができ、それらの間の間隔がアプリケータ部材の包絡面の厚さを画定する。主面は互いに平行であってもよい。主面は横断面及び/又は長手断面において平面状、凹面状、又は外向きに凸面状であってもよい。長手断面において一方が凹面状で、他方が凸面状であってもよい。アプリケータ部材はさらに、例えば横断面において平面状、凹面状、又は外向きに凸面状の、2つの対向する側面を呈することができる。
アプリケータ部材は、アプリケータ部材の近位端及び遠位端に向かって横断面が縮小する包絡面を呈してもよい。包絡面は近位端及び遠位端の近傍で円錐台状であってもよい。
用語「歯」は、個々に睫毛又は眉毛と係合するよう突出する要素を指して用いられ、この用語は、本発明の文脈では「ブリッスル」と同義語である。
共通横断面に含まれるあらゆる列の歯が全て同じであってもよく、又は歯はその長さが異なっても、若しくはその長さのみが異なってもよい。
用語「同一の歯」は、それらの歯がどの歯の列の一部を形成するのであれ、包絡面の所与の横断面にあるあらゆる歯が全て同一であること、すなわち歯が同じ形状、従ってその基部で同じ形状且つ同じ寸法の横断面を有し、且つ同じ材料から作製されることを意味する。
共通の横断面の一部を形成する2つの異なる列の2個の歯が、同じ形状を有してもよい。共通の横断面の一部を形成する2つの異なる列の2個の歯が、同じ横断面、すなわち同じ形状且つ同じ寸法の横断面を有してもよい。共通の横断面の一部を形成する2つの異なる列の2個の歯が、同じ材料から成形されてもよい。
包絡面の共通のセグメントでとった2つの列、より良好には全ての列の2個の連続する歯は、それらの間の軸方向間隔が同一であってもよい。2個の連続する歯の間の間隔は、歯の基部で、芯材の表面において、連続する歯の基部の最も近い端部間を測る。
芯材の長手軸Xの周りに、連続する2列、より良好には連続する3列、さらにより良好には連続する4列の歯の列が同一であってもよい。芯材の長手軸Xの周りに分配される長手方向列の全てが、好ましくは同一である。用語「同一の列」は、共通の横断面の一部を形成する2つの列の2個の歯が同一であること、包絡面の共通のセグメントでとった2つの列の2個の連続する歯の間の軸方向間隔が同一であること、及び列中の歯の数が同じであることを意味する。
歯の列は、芯材の長手軸に沿った共通の軸方向位置について列毎に歯の長さのみが異なってもよい。
アプリケータは、共通の横断面において、長い歯と短い歯とを含み得る。長い歯の長さと短い歯の長さとの差は、0.2mmより大きくてもよい。扁平な形状の包絡面は、好ましくは長い歯と短い歯とが芯材の周りに適切な形で分配されて存在すること、例えば横断面で長い歯のいくつかの束が芯材の両側にあり、それらの長い歯の束の間に短い歯のいくつかの束があることによりもたらされる。長い歯の束と短い歯の束とはまた、中間的な長さの歯により分離されてもよい。
アプリケータは芯材のある主面に1〜4列の長い歯の列を含み、及び芯材の別の主面に1〜6列の短い歯の列を含み得る。長い歯の列と短い歯の列とは、中間的な長さの歯の列、例えば1〜4列の中間的な長さの歯の列により分離されてもよい。
アプリケータの少なくとも1個の歯の長さは、芯材から測って、2mm〜8mmの範囲、又はさらには2mm〜5mmの範囲にあり得る。用語「歯の長さ」は、歯の自由端と、歯を芯材に接続するその基部との間を、歯の長軸に沿って測った距離を指して用いられる。用語「歯の長軸」は、歯の横断面の重心を通る軸を指して用いられる。
少なくとも1個の歯は、歯が芯材に接続する点において芯材の表面に対して垂直な歯の長軸に沿って、芯材から延在してもよい。変形例では長軸は、歯が芯材に接続する点において、芯材の表面に対して90°と異なる角度を形成してもよい。アプリケータ部材を芯材の長手軸に沿って見たとき、歯の長さ方向が全て広がっていてもよい。
芯材の長手軸の周りに連続する少なくとも2列の歯の列は、同一の又は異なる長さのそれぞれの最長の歯を有し得る。
歯の、例えばアプリケータ部材の少なくとも1つの列の歯の少なくとも50%、例えば少なくとも75%、例えば実質的に全ての歯が、芯材から実質的に放射状に延在してもよい。
本発明の例示的実施形態において、アプリケータ部材は、複数のシェルを一体に組み立てることにより形成される鋳型内で成形される。例として、アプリケータ部材は、6個、8個、10個、又は12個のシェルを一体に組み立てることにより成形されてもよく、シェルの数は、作製される列の数に応じて選択され得る。
アプリケータ部材の最長の歯は、1mm〜8mmの範囲、又はさらには2mm〜6mmの範囲、例えば1.5mm〜4.5mmの範囲にある長さであってもよい。
少なくとも1つの列の歯の長さは、列内において列の長手軸に沿って、例えば単調な形で変化してもよい。例えば、芯材の長手軸に沿って、少なくとも1つの列内の歯の長さが近位端と第1の横座標との間で増加し、次に第1の横座標と第2の横座標との間で実質的に一定のままで、次に第2の横座標と遠位端との間で減少してもよい。少なくとも1つの列内の歯の長さが2つの極大を有してもよい。
アプリケータ部材の共通の横断面における列毎に、歯の形状、厚さ、長さ、向き、色、及び/又は材料が異なる必要はない。単一の列内で、歯は、その厚さ、長さ、硬さ、向き、その列の隣接する歯との間隔、色、及び/又は形状のうちの少なくとも1つが異なってもよい。
一部の歯、又はさらには全ての歯が、半円形又は半楕円形の横断面を有してもよい。半円形又は半楕円形の形状などの平らな部分を有する形状により、平らな部分が鋳型の合わせ面と一致し、アプリケータ部材の離型が容易となる。
少なくとも1個の歯が、以下の横断面を呈し得る:平らな部分を有する、又は有しない、円形;非円形;扁平;星形、例えば複数の枝を有する十字形;U字形;H字形;T字形;V字形;中空形状、例えば円形又は正方形;枝分かれを有して形成されるもの、例えば雪片形;例えば三角形、正方形、又は六角形の、角柱形;長円形、特にレンズ形又は砂時計形;多角形、場合により正多角形、特に正方形、長方形、八角形、平行四辺形、菱形;又は卵形。少なくとも1個の歯が、レリーフ状の少なくとも1つの部分を呈してもよく、それにより歯への組成物の付着性が向上し得る。歯の横断面は、形状が変化することなしに、芯材から離れるに従い、例えば歯の長さの半分より多くにわたって減少してもよい。
アプリケータの一部の歯、又はさらには全ての歯が、その基部、すなわち歯が芯材に接続する点で測って、0.2mm〜1.5mmの範囲、又はさらには0.25mm〜1mmの範囲にある厚さを有してもよい。用語「歯の厚さ」は、歯の長軸と垂直な断面における歯の最大横断寸法を指して用いられる。各歯が、その歯の別の部分の厚さより小さい厚さの基部を有してもよい。
歯の厚さは、例えば、所望のメーキャップ効果の種類及び/又は睫毛の性質及び/又は組成物のレオロジーに応じて選択され得る。
歯は任意の形状であってよい。歯は、シリンダ形又はテーパ形、特に円錐台形又は角錐形の形状であってよい。少なくとも1個の歯が、少なくとも一部において、例えば丸い自由端を終端とする円錐台形の外形を有し、従って歯の横断面がその自由端に向かって減少してもよい。
アプリケータは75〜600個の歯を含み得る。歯の列内で、歯の数は6〜60個の範囲、特に10〜50個の範囲にあり得る。
少なくとも1つの列の少なくとも2個の歯が、異なる又は同一の長さを呈し得る。長手軸に沿って延在する歯の列が、少なくとも3個の同じ長さの歯を有してもよい。
アプリケータを、その長手軸と垂直に側面から見たとき、少なくとも2個の歯がV字形の溝を画定してもよい。
歯の列の少なくとも2個の連続する歯が、特に少なくとも歯の下部において双方とも共通の第1の形状、例えば平面的な形状を備える第1の長手面と、双方とも共通の第2の形状、例えば平面的でない、特に丸い形状を備える第2の長手面とを有してもよい。第1の面は、全てが芯材の周りで同じ方向に向いていてもよく、すなわちそれらの面は、芯材をその長手軸に沿って見たとき、全てが同じ時計回り又は反時計回りの方向に向いていてもよい。
歯の第1の面は、特にそれが平面状のとき、少なくともその列の一部の歯については、芯材の対応する面に実質的に垂直に接続され得る。
少なくとも1個の歯、又はさらには各歯が、その長さ方向に平行な平らな面を呈してもよい。
歯は場合により直線的であってもよく、例えば各々が、直線的である歯の長さ方向に沿って延在してもよく、或いは歯は曲線的で、例えば波状であってもよい。
列の長手軸は芯材の表面にあると考えられるため、芯材の長手軸の周りの、2つの連続する列の2本の長手軸は、角度を芯材の長手軸の周りに測って、好ましくは80°未満、例えば約60°、又はさらには50°未満、例えば約45°、例えば約30°の角度だけ角度的に分離される。好ましくは、列の軸は芯材の長手軸と平行である。
芯材をその長手軸に沿って見たとき、芯材をその長手軸を中心に、360°を約数で割った整数、例えば360°/n(式中nは、5以上20以下の整数である)にわたって回すことにより、ある列から別の列へと、又はある二重列の束から別の束へと移ることが可能である。
歯は、芯材の長手軸の周りに少なくとも5つの異なる方向に延在し得る。
列の少なくとも1個の歯が、少なくとも芯材に接続されるその一部分において、又はさらにはその全長にわたり、歯が接続される芯材の長手面と垂直な第1の方向Zに沿って延在しても、又は芯材の前記表面の法線と小さい角度、例えば10°未満、より良好には5°をなして延在してもよい。連続する列のある歯が、少なくとも芯材に接続されるその一部分において、又はさらにはその全長にわたり、芯材をその長手軸に沿って見たとき第1の方向とゼロでない角度αを形成する第2の方向Zに沿って、芯材の同じ面から延在してもよい。
列の歯の実質的に半分が、第1の方向Zと平行に延在してもよい。方向Zと方向Zとの間の角度αは5°〜80°の範囲にあり得る。
少なくとも1個の歯が、アプリケータ部材を芯材の長手軸と垂直に見たとき、芯材の長手軸の法線とゼロでない角度を形成する長手軸に沿って延在してもよい。従って2個の歯が、アプリケータ部材をその長手軸と垂直な方向に見たとき、異なる値、又はさらには逆の値を有する角度に沿って延在してもよく、及び互いに交差してもよい。2つの隣接する列の全ての歯が互いに交差してもよい。
列の長さは、好ましくは10mm〜45mmの範囲、特に15mm〜35mmの範囲、又はさらには20mm〜30mmの範囲にあり、例えば約27mmである。
芯材は、横断面において、1.5mm〜6mmの範囲、又はさらには1.5mm〜4mmの範囲にある最大横断寸法を呈し得る。
芯材は、3〜20面の長手面、より良好には5〜8面の長手面を有してもよい。芯材の面は、平面状又は僅かに凹面状若しくは僅かに凸面状であってもよい。
芯材は、円形又は正多角形の形状、例えば、場合により正多角形である多角形、例えば三角形、正方形、五角形、六角形、七角形、又は八角形の形状の少なくとも1つの横断面を呈し得る。この構成では、単に歯の長さ及び芯材の周りでの長い歯と短い歯との配分を選択するだけで、扁平な形状の包絡面を達成することができる。
変形例では、芯材は、長円形、例えば楕円形、卵形、長方形、菱形、台形、レンズ形、又は腎臓形の形状の横断面を呈し得る。この構成では、単に横断面における芯材の形状を選択するだけで、扁平な形状の包絡面を達成することができ、従って、例えば芯材の周りに分配される横断面の歯が全て同じ長さを有し得る。
さらに変形例では、扁平な形状の芯材の横断面と、歯の長さ及び芯材の周りでの長い歯と短い歯との配分の選択との双方により、扁平な形状の包絡面を達成することができる。
芯材は、その長手軸と垂直な横断面が芯材の長手軸に沿って変化する形状である横断面を含んでもよい。例として、芯材が、例えば芯材の歯を保持する部分の長さの少なくとも半分、又は4分の3、又はさらには全てにわたり、芯材の長手軸に沿って場合により一定である形状の横断面を有してもよい。例として、芯材の横断面が幾何学的に同じように変化してもよい。アプリケータ部材の近位端から遠位端まで、例えば芯材の横断面が単調に増加又は減少してもよい。アプリケータ部材の近位端から遠位端まで、芯材の横断面が極値、例えば絶対最小値又は絶対最大値を呈してもよい。
その長手軸に垂直に見たとき、芯材は変化する外形を呈してもよい。特に、芯材は実質的にその長さに沿った途中で極値に達する横方向寸法を呈してもよい。これにより、芯材により高い可撓性又は剛性を付与することができ、特に列の歯が少なくともアプリケータ部材の一部分にわたり同じ長さであるとき、アプリケータ部材に沿って変化する包絡断面を画定することが可能となる。
芯材は、以下のリストから選択される形状の単一ストランドの長手断面を呈し得る:場合により一定である厚さを有する、特に長方形の形状;ラグビーボール形;ピーナッツ形;弾丸形;円錐形;円錐台形;魚の形。芯材は透かし目を有しなくてもよい。
少なくとも1つの横断面の平面において、芯材は、例えばその長手軸である対称軸を有し得る。
芯材及び歯は単一の材料から成形されてもよく、又は変形例では、それらは少なくとも2つの異なる材料から作製されてもよい。例として、芯材及び歯の一部分が第1の材料から作製されてもよく、芯材及び歯の別の部分が、例えば第1の材料より軟質又は硬質の、第2の材料から作製されてもよい。例として、芯材は、エラストマー性であってもよい1つ又は複数の熱可塑性材料から形成される。芯材及び/又は歯は、エラストマー性材料、熱可塑性材料、熱硬化性材料から、金属から、又はセラミックから作製されてもよい。本発明の例示的実施形態において、歯は芯材と共に成形又はオーバーモールディングによって作製される。例として、歯は「プロトルージョン」により作製されてもよく、この技法では材料が芯材の少なくとも一部分から注入され、それにより歯の形成が可能となる。
芯材は、歯を保持する管状本体を含むことができ、この本体は、ステムに装着される、又は前記ステムの一部を形成するハブに取り付けられる。ハブは金属製又はプラスチック材料製であってもよい。管状本体はハブに締結されるように構成されてもよく、又はハブに対して回転自在若しくは並進移動自在であってもよい。
変形例では、芯材のうち歯を支持する部分は中実である。
アプリケータは、アプリケータ部材を担持する第1の端部と、キー締め手段を含む締結手段によってハンドルに締結される第2の端部とを有するステムを含んでもよい。ハンドルは、ハンドルに対するアプリケータ部材の向きを指示するマーカーを含んでもよい。例として、マーカーは英数字記号、ロゴ、色を含んでもよく、又はさらには、ハンドルの非対称な形状によりもたらされてもよい。ハンドルに対するアプリケータ部材の向きが特徴付けられることによってアプリケータが使い易くなり、睫毛を主面の一つの歯又は側面の一つの歯と接触させることが可能となる。
ステムは弾性変形可能な遠位部分を含み得る。例として遠位部分はエンドピースによって形成され、これはより剛性の高い材料で作製され得るステムの残りの部分に取り付けられる。エンドピースは1つ又は複数の環状の溝を含んでもよく、それによりエンドピースにより高い可撓性が付与される。
アプリケータ部材は、例えばスナップ締結、接着剤、ヒートシール、クリンピング、スタンピング、圧力嵌め、冷温又は熱により、例えばステムのハウジングに装着することによってステムに接続されてもよい。変形例では、ステムが芯材に提供されるハウジングに収容されてもよい。ステム及びアプリケータ部材はまた、単一部品として、場合により同じ熱可塑性材料から成形されてもよい。
歯は、芯材が接続されるアプリケータのステムの作製に使用される材料より剛性が高い又は剛性が低い材料から作製されてもよい。
アプリケータ部材は装着用エンドピースを含んでもよく、これは芯材と一体に成形され、且つ適切な場合には、アプリケータの可撓性及び塗布における自在性の向上を可能にする1つ又は複数のくびれた部分を含み得る。
芯材の最大横断寸法は、ステムの最大横断寸法より小さくても、それより大きくても、又はそれと等しくてもよい。
アプリケータ部材の目に見える長さ、すなわちステムから突出する、且つ芯材の長手軸に沿って測ったアプリケータ部材の長さは、例えば20mm〜35mmの範囲にあり得る。
芯材は、その長さに沿った少なくとも1点において、芯材が締結されるステムの長手軸と角度を形成する長手軸に沿って延在してもよい。アプリケータ部材はステムに接続するところで屈曲してもよい。
適切な場合には、包絡面は、芯材の長手軸とゼロでない角度を形成する長手軸に沿って延在してもよい。包絡面の長手軸は、場合により直線的であってもよい。
包絡面は、アプリケータ部材の長さの少なくとも一部分にわたり、特に芯材の歯を担持する部分の長さの半分より多くにわたり、実質的に一定である最大横断寸法であってもよい。
包絡面はまた、アプリケータ部材の長さの全て又は一部にわたり変化する横断面を呈してもよい。例として、アプリケータ部材は1つ又は複数の極値、例えば少なくとも1つの極小値と2つの極大値とを有し得る。例として、包絡面は、アプリケータ部材をその長手軸と垂直な方向に側面から見たとき、ピーナッツ形であってもよい。
アプリケータ部材の包絡面はねじれていてもよく、すなわちその遠位端と近位端との間に比較的小さくてよい角度オフセットを呈し得る。用語「角度オフセット」は、横断面の長軸が前記端部の間で旋回する角度を意味する。コルク栓抜き状の部分の遠位端と近位端との間の角度オフセットは、20°〜80°の範囲にあってもよく、より良好には35°未満であってもよく、さらにより良好には25°〜35°の範囲にあってもよく、又はさらには約30°に等しくてもよい。
コルク栓抜き構成のアプリケータ部材は、成形に使用する鋳型の形状により実現されてもよく、又は変形例では芯材を離型する間に、特に材料がまだ熱い間に、前記芯材にねじりを加えることによって変形させてもよい。
角度オフセットは、らせん状の列の端の歯の長さ方向の間で測ることができる。
本発明はまた、
・睫毛及び/又は眉毛に塗布される組成物を収容する容器と、
・上記に定義するとおりのアプリケータと
を含むパッケージング及びアプリケータ装置も提供する。
この装置は、アプリケータ部材が容器から取り出される間にそれをしごくためのしごき部材を含んでもよく、前記しごき部材は、例えば容器のネックに配置される。しごき部材は任意の好適なタイプの、可撓性又は剛性で、1つ又は2つの段を有するものであってよい。
アプリケータ部材は横断面が扁平なため、その周囲のいずれかにわたってその歯を過剰に圧縮することなくしごき部材を通過することが可能であり、アプリケータ部材はしごき部材を通過するとき比較的小さい抵抗を呈し得る。
このアプリケータ部材により、一様でないしごきを達成することが可能となり、組成物が不均一に装填される領域がもたらされる。
アプリケータ部材の最も長い歯は完全に拭い落とされ得る。最も短い歯は比較的多く装填され得る。
従って、使用者はアプリケータ部材上により多量の利用可能な組成物を有し得るため、メーキャップ中に必要であると分かった場合に組成物を睫毛に局所的に加えることが、アプリケータ部材を容器内に戻す必要なしに可能となる。加えて、使用者は装填されている組成物が少ない歯を利用することができ、これは有利には、睫毛、特に目蓋の端にある短い睫毛を分離するのに好適である。
加えて、ステムを抜き取ることにより生じる吸引力に付随するピストン現象が、アプリケータ部材の形状により空気を取り込むことが可能となるため、限られた効果となり得る。
しごき部材は、2.5mm〜6.5mmの範囲、より良好には2.5mm〜5mmの範囲にある最大横断寸法を呈するしごき口を含んでもよい。しごき口は、特に芯材が歯の長さより大きい最大横断寸法を有する場合に、最大6.5mmに達し得る最大横断寸法を呈し得る。
しごき部材は、アプリケータ部材の最大横断寸法lより小さい最大横断寸法を呈するしごき口を含んでもよい。
この装置は、アプリケータが格納位置において容器に対して所定の位置にあるとき、アプリケータ部材が容器の内表面から1.5mm未満、又は1mm未満、より良好には0.5mm未満の距離だけ後退するように構成されてもよい。
アプリケータのハンドルは、容器を閉止する閉止キャップとして使用されてもよい。容器及び閉止キャップは、容器を漏れ止め式に閉止するような方法で構成されてもよい。ハンドル及び容器は、例えばねじ込み締結によって互いに協働し得る。
好ましくは、組成物はマスカラ、例えば耐水性マスカラである。
本発明の他の例示的実施形態はまた、睫毛又は眉毛にメーキャップを施す方法も提供し、前記方法は、上記に定義するとおりのアプリケータを用いて睫毛又は眉毛に組成物を塗布することにあるステップを含む。
睫毛又は眉毛に対するアプリケータの向きは、その扁平な横断面を考慮して、睫毛又は眉毛をアプリケータ部材の包絡面の大きい主面と接触させるか、又は逆に小さい側面と接触させるような方法で選択され得る。
本発明は、以下のその非限定的な実施形態の詳細な説明を読み、及び添付の図面を検討することで、より良く理解することができる。
部分的に長手断面で、本発明において作製されるパッケージング及びアプリケータ装置の例を示す概略立面図である。 部分的に長手断面であり、図1のアプリケータを単独で示す。 装置の図1のアプリケータ部材を単独で示す。 図3の矢印IVに沿って見たときの図である。 図4の詳細を示す。 歯の列の概略的及び部分的平面図である。 包絡面の形状を示す概略的及び部分的横断面である。 変形実施形態の概略的及び部分的横断面である。 変形実施形態の概略的及び部分的横断面である。 アプリケータ部材の変形実施形態を示す概略長手断面である。 アプリケータ部材の変形実施形態を示す概略長手断面である。 芯材断面の様々な形状を示す; 2列の歯の列の概略的及び部分的平面図である。 本発明の変形アプリケータ部材を示す概略側面図である。 変形包絡面形状を示す概略長手断面である。 本発明の変形アプリケータ部材の長手断面である。 本発明の歯の例の概略図である。 しごき部材の変形実施形態を示す。 しごき部材の変形実施形態を示す。 図19dのしごき部材の長手断面である。 ステムの遠位端の3つの変形実施形態を示す。 変形実施形態の概略的及び部分的長手断面である。
図1は、本発明において作製されるパッケージング及びアプリケータ装置1を示し、この装置は、アプリケータ2と、睫毛及び/又は眉毛に塗布される組成物P、例えばマスカラ又はケア製品を収容する関連容器3とを含む。
検討中の実施形態では、受け器3はねじ切りされたネック4を含み、及びアプリケータ2は、使用しないときに受け器3を漏れ止め式に閉止するためネック4に締め付けられるように構成された閉止キャップ5を含み、閉止キャップ5はまた、アプリケータ2用のハンドルも構成する。
アプリケータ2は長手軸Yのステム7を含み、このステムはその上端で閉止キャップ5に接続し、及びその下端でアプリケータ部材8に接続する。アプリケータ部材は、歯18を担持する芯材10を備える。
容器3はまた、例えばネック4に挿入されるしごき部材6も含む。
検討中の実施形態では、任意のタイプのものであってよいしごき部材6は、容器3からアプリケータ2が取り出される間にステム7及びアプリケータ部材8をしごくように構成されるリップを含む。リップは、ステムの直径に適合する直径のしごき口6aを画定する。
図示される実施形態において、ステム7は円形の横断面を呈するが、ステム7が他の何らかの断面を呈することは、本発明の範囲を逸脱するものではなく、従ってキャップ5は、必要に応じて、ねじ締結以外によって容器3に締め付けられる可能性がある。しごき部材は、適切な場合には、ステム7の形状及びアプリケータ部材8の形状に適合される。
好ましくは、及び検討中の実施形態のとおり、ステム7の長手軸Yは直線的であり、アプリケータ2が容器3に対して所定の位置にあるとき容器3の長手軸と一致するが、ステム7が非直線的であること、例えば屈曲を形成することは、本発明の範囲を逸脱するものではない。
適切な場合には、ステム7は、しごき部材6のリップと対向して位置決めされることになる部分に、環状の狭まった部分を含んでもよく、それにより保管中に前記しごき部材が過度の機械的応力を受けることがなくなる。
アプリケータ部材8はステム7に任意の手段で、特に、圧力嵌めによるか、スナップ締結によるか、接着剤によるか、ヒートシールによるか、又はステム7の端部に提供される対応するハウジングにクリンピングすることにより、締結されてもよい。
図2に示されるとおり、アプリケータ部材8は、ステム7の対応するハウジングへの締結を、場合により特定の向きで可能にするエンドピース9を含んでもよい。
変形例では、ステム7は、芯材に提供されるハウジングに挿入されてもよい。また芯材10がステム7と一体に成形されてもよい。
図3を参照すると、芯材10が、直線的又は曲線的であってよい長手軸Xに沿って細長い形状であることが見て分かる。
検討中の実施形態では、芯材10はその長さの大部分にわたり、多角形の、好ましくは正多角形の形状で、歯18を担持する長手面15を画定する側辺を有する横断面を呈し得る。各面15の幅は、図3に示されるとおり、芯材の長手軸Xに沿って変化してもよい。図示されるとおり、長手軸Xは中心にあり得る。
検討中の実施形態では、歯18は熱可塑性材料を成形することによって芯材10と一体に作製される。
アプリケータ部材8の成形には、場合により比較的剛性の高い任意の熱可塑性材料、例えば、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS);シリコーンゴム;ラテックスゴム;良好なスリップ性を備える材料;ブチルゴム;エチレン−プロピレンターポリマーゴム(EPDM);ニトリルゴム;熱可塑性エラストマー;ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、又はビニルエラストマー;ポリエチレン(PE)又はポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン;ポリ塩化ビニル(PVC);エチル酢酸ビニル(EVA);ポリスチレン(PS);SEBS;スチレン−イソプレン−スチレン(SIS);ポリエチレンテレフタレート(PET);ポリオキシメチレン(POM);ポリウレタン(PU);スチレンアクリロニトリル(SAN);ポリアミド(PA);又はポリメタクリル酸メチル(PMMA)を使用することが可能である。また、セラミック、例えばアルミナベースのセラミック、樹脂、例えば尿素ホルムアルデヒド系樹脂を使用することも可能であり、材料にはグラファイトが充填され得る。特に、商標名Teflon(登録商標)、Hytrel(登録商標)、Cariflex(登録商標)、Alixine(登録商標)、Santoprene(登録商標)、Pebax(登録商標)、Pollobas(登録商標)として公知の材料を使用することが可能であるが、このリストは限定的なものではない。
適切な場合には、歯と芯材とは異なる材料から作製されてもよく、歯は、例えば芯材の開口部を介して成形される。
歯は、芯材の材料より軟質の、又は変形例では芯材の材料より硬質の材料から作製されてもよい。
歯18は、図4で見て分かるとおり、芯材の長手軸の周りに規則的に分配される長手方向列17に配置される。
歯の自由端18aは、図4で見て分かるとおり、包絡面Eを画定する。包絡面Eは、8mm〜12mmの範囲、又はさらには9mm〜12mmの範囲にある最大横断寸法lと、同じ横断面で最大横断寸法lと垂直に測って3.5mm〜7mmの範囲、又はさらには4mm〜6.5mmの範囲にある最大厚さeとを有する扁平な横断面を呈する。当然ながら、厚さは共通の断面において変化し得る。厚さeは最大横断寸法lと垂直に測って最大の厚さである。
例えば:
Figure 2013529534
好ましい例示的実施形態では、e=5mm、l=9mm又は10mm、d=4.15mmである。
上記の表に示す値は限定的なものではない。これらの寸法によってアプリケータはコーミングする間に睫毛と大きい接触面積を持つことが可能となり、アプリケータが特に良好に機能するものとなる。
図1〜図4に示される実施形態において、包絡面の横断面の扁平な形状は、長い歯18bと短い歯18cとを存在させることにより得られ、長い歯18bは2つの直径上反対側にある束として芯材の両側に配置され、及び短い歯18cもまた、長い歯18bの2つの束の間に配置された、2つの直径上反対側にある束として芯材の両側に配置される。
このように、短い歯18cの端部18aが包絡面の主面90を画定し、一方、長い歯18bの自由端18aが包絡面の側面92を画定する。
加えて、共通の横断面における歯18b及び18cは、その長さが異なることを除いては、全てが同一である。より正確には、これらの歯は好ましくは共通の形状、同じ形状及び同じサイズの共通の横断面を有し、且つ共通の材料から作製される。換言すれば、図5a及び図10nで見て分かるとおり、歯の厚さdは同じであり得る。さらに、ある列の2個の連続する歯は、好ましくは、芯材の長手軸Xに沿って包絡面の共通のセグメントに位置する別の列の2個の連続する歯と同一の間隔dだけ離間される。
図示されるとおり、ハンドルは好ましくは、ハンドルに対するアプリケータ部材の向きが分かるようにするためのマーカー20を含み、このマーカーにより、使用者は睫毛又は眉毛に対する主面90又は側面92の位置を特定することが可能となる。
図3及び図4の実施形態において、芯材10は六角形の横断面を呈するが、本発明はいかなる特定の形状の断面を有する芯材にも限定されるものではない。
歯18の長さは、図3で見て分かるとおり、芯材10の遠位端12に向かって減少してもよく、それにより容器3に係合し易くなる。歯18の長さはまた、図3に示されるとおり、ステム7に向かって減少してもよく、それにより容器からアプリケータ2を取り出す間にアプリケータ部材8をしごき部材6に通過させ易くなる。
歯18は様々な形状を呈し得る。例えば、図示されるとおり、各歯18が平面的な形状の第1の長手面40と、丸い形状の、特に半錐形の第2の長手面41とを含んでもよく、本発明は特定の形状の歯に限定されるものではない。
図5に示されるとおり、芯材の各面15が、芯材10の対応する面15に、その法線に対し角度αZ1を形成して接続される第1の歯の列17aと、面15に斜めに、前記法線に対し角度αZ2を形成して接続される第2の歯の列17bとを担持する。第1の列17aの歯18は面15と実質的に垂直な方向Zに沿って延在し、角度αZ1は比較的小さく、例えば10°未満、又はさらには5°未満である。列17bの歯18もまた検討中の実施形態では直線的であり、方向Zと角度αをなす方向Zに沿って延在する。例として、角度αは20°〜80°の範囲にある。各列17a及び17bの歯18は、分離面Sにより分離されてもよく、この表面Sは例えば角度αを二等分する平面である。換言すれば、列17a及び列17bは、図5aに示されるとおり、分離面Sの両側に交互に配置される歯を含み、列の長手軸に沿って列17bの歯が列17aの歯の後に続く二重列17を構成し得る。
変形例では、図5bに示されるとおり、列は一つで、共通の列17の歯18が一直線上に並んでもよい。
図1〜図5に示される実施形態において、包絡面Eの横断面の形状は長円形である。
当然ながら、形状が異なること、例えば図6aに示されるとおりの卵形、図6bに示されるとおりの長方形、図6cに示されるとおりの菱形、図6dに示されるとおりの台形、図6eに示されるとおりのレンズ形、図6fに示されるとおりの腎臓形、又はさらには図6gに示されるとおりの2つの平面状の主面90と2つの三角形の側面92とを有するものであることは、本発明の範囲を逸脱するものではない。
変形例では、主面90が、図6hに示されるとおり外向きに凹面状であってもよい。変形例では、側面92が、図6iに示されるとおり外向きに凸面状であってもよい。同じことが、例えば外向きに凸面状であってもよい主面90について適用される。
包絡面Eの扁平な形状は歯の長さを用いて実現することができ、芯材は扁平でない形状を呈する。例として、図7は、扁平な形状の横断面の包絡面Eを画定する長い歯18bと短い歯18cとを含む円形の横断面の芯材を示す。
図7に示される実施形態において、歯は、芯材の長手軸Xの周りに規則的に分配される歯の二重列に分配される。
さらに、長い歯18bは芯材の両側で同じ長さであるが、これがそれ以外であること、及び長い歯18bが、芯材のどちら側に接続されるかによって異なる長さであることは、本発明の範囲を逸脱するものではない。
芯材の横断面は異なる形状、例えば図7a、図8、及び図9に示されるとおり長円形であってもよい。
芯材の横断面は、図7aに示されるとおり、包絡面の横断面の主軸と同じ向きの主軸の扁平であってもよく、歯は芯材の最大横断寸法より短い長さである。
図8の実施形態では、長い歯が芯材の幅の狭い側に位置し、短い歯18cが芯材の幅の広い側に位置する。この構成では、芯材の横断面の扁平な形状それ自体によるのと、芯材に対する長い歯及び短い歯の配置との双方によって包絡面の扁平な形状が実現される。
当然ながら、他の構成を想定することができる。例として、図9は、包絡面の横断面が芯材の横断面の扁平な方向と垂直な方向に扁平な実施形態を示す。包絡面のこの扁平な形状を実現するには、長い歯18bが芯材の幅の広い面に配置され、一方、短い歯18cが芯材の幅の狭い面に配置される。
この実施形態では、芯材の一方の側に配置される長い歯18bが、芯材の他方の側に配置される長い歯18bより長い。当然ながら、これは他の形であってもよく、芯材の両側に配置される長い歯18bが同じ長さであってもよい。
加えて、歯は放射状で、それらの長軸が芯材の長手軸を通ってもよく、又は歯は、図9に示されるとおり非放射状であってもよい。
さらに、上記に記載される実施形態の全てにおいて、長い歯18bと短い歯18cとが、長い歯の最も長い長さと短い歯の最も短い長さの間にある中間的な長さの歯により分離されてもよい。
当然ながら、芯材の横断面は、図10a〜図10mに示されるとおりの他の何らかの形状であってもよい。
芯材10は、多角形、例えば図10aに示されるとおりの長方形;図10bに示されるとおりの三角形;図10cに示されるとおりの正方形;図10dに示されるとおりの五角形;七角形;又は図10eに示されるとおりの八角形である横断面を有し得る。
芯材は、図10fに示されるとおりの半円形;図10gに示されるとおりの菱形;図10hに示されるとおりの、異なるサイズの隣接する2つの三角形から形成されるもの;図10iに示されるとおりの溝を有する三角形;図10jに示されるとおりの十字形;図10kに示されるとおりの三日月形;図10lに示されるとおりの砂時計形;又は図10mに示されるとおりの半砂時計形である横断面を有してもよい。
図10b、図10h、及び図10iに示される実施形態では、歯は全て互いに平行である。当然ながら、歯が他の何らかの形で配置されているとしても、本発明の範囲を逸脱するものではない。
列の歯がどのようなサイズであるにしろ、芯材の長手軸Xの周りの2つの連続する列は、図10nに示されるとおり同一であってもよい。しかしながら、単一の列の歯は、例えばその形状、その厚さ、又はその材料が変化し得る。この変形例は、第一に円形の形状の歯、第二に三角形の形状の歯により概略的に図示される。
歯がどのような方法で植え込まれるにしろ、少なくとも1個の歯は、図1〜図5の実施形態に示されるとおり半円形の横断面を有してもよい。変形例では、断面は、円形;又は三角形;又はさらには菱形;異なるサイズの隣接する2つの三角形から形成されるもの;砂時計形;又は半砂時計形;又は溝を有する三角形;十字形;正方形;溝を有する半円形であってもよい。歯は、好ましくは円形以外の横断面である。歯の横断面を非円形とすることは、歯の上又は連続する歯の間における組成物の保持に有利であり得る。
二重列を形成する列の歯は、互いに平行であってもよい。変形例では、芯材をその長手軸に沿って見たときに歯の長さ方向が広がっていて、歯がV字形を形成してもよい。
断面では、芯材を含む長手断面において歯が芯材に対して傾斜し、例として図11に示されるとおり、芯材の上側で互いに交差してもよい。
歯が芯材の長手軸と協働して、芯材の長手軸Xに沿って増加し、次に減少する角度を形成して、従って歯が、図12に示されるとおり、アプリケータ部材を芯材の長手軸と垂直な方向に見たとき扇形の構成で配置されてもよい。
芯材の両側に配置される歯が、図12aに示されるとおり異なる長さで、従って芯材が包絡面Eに対して偏心していてもよい。
歯18はその基部に狭まった部分を含んでもよく、それにより塗布中に歯に可撓性が付与され、且つ組成物の供給部を形成することが可能となる。
歯18は非直線的な長軸であってもよい。
変形実施形態では、芯材10の長手面15は図13に示されるとおりねじれている。かかる形状を作製するには、芯材10が成形中にエンドピース9を回すことによって変形されてもよく、又は変形例では、芯材10は鋳型において変形されてもよい。
芯材10の長手軸Xはステム7の長手軸Yと一致してもよいが、これがそれ以外であることは、本発明の範囲を逸脱するものではない。例として、図14は、芯材10の長手軸Xがステムの長手軸Yと角度β1を形成する変形実施形態を示す。例として、かかる構成によりアプリケータのエルゴノミクスが向上し得る。
アプリケータは直線的でない長手軸Xに沿って延在してもよい。図15aは、芯材が曲線的な長手軸Xに沿って延在する変形実施形態を示す。図15aのように長手断面で見たとき、包絡面Eは、軸Xの片側で、実質的に軸Xと同じ方向に凸状の第1のプロファイル54を呈し、及び軸Xの反対側で、軸Xと同じ方向に凹状の第2のプロファイル55を呈してもよい。
アプリケータの包絡面Eの遠位端は、図15aに示されるとおり、アプリケータの長手軸Yに対して偏心していてもよく、又は逆に、前記軸上にあってもよい。
包絡面は、円形対称でない断面を有するシリンダ形であっても、又は1つの極大若しくは2つの極大を通る非シリンダ形であってもよい。
図15bに示される変形例では、包絡面Eは2つの逆の長手方向プロファイル54及び55を呈し、そのうちプロファイル54は直線的である。図15iは、図15bのアプリケータを示す側面図である。
変形例では、包絡面Eは、図15cに示されるとおり、2つの極大と1つの極小とを通る横断面、又は図15dに示されるとおり、1つの極大を通る横断面を呈してもよい。図15jは、図15dのアプリケータを示す側面図である。
長手断面において、方向Fと垂直な平面で見ると、このように包絡面はボール形;ピーナッツ形;弾丸形;又は円錐、半円錐、又は円錐台形であってもよく;各端部に1つ又は2つの斜角を含んでもよく;又は魚の形であってもよい。
図15eに示す別の変形例において、包絡面Eは、芯材10の長手軸Xと角度γを形成する長手軸Wに略沿って延在する。
図15fの変形例は、包絡面Eの形状が極小を通る横断面を呈する点で図15eの変形例と異なる。
芯材10の長手軸Xは、図15gに示されるとおり直線的であってもよく、且つステム7の長手軸Yと角度を形成してもよく、包絡面Eは、例えば、一定でない、例えば極小を通る横断面を有する。
変形例では、芯材10の長手軸Xは、図15hに示されるとおり曲線的であって、変曲点及び2つの逆の曲率を呈してもよい。
図16及び図17に示される変形実施形態において、芯材10は、例えば金属製又はプラスチック材料製の支持材60が係合される凹部を含む。芯材10は支持材60に締結されるように構成されてもよく、又は支持材60に対して回転自在若しくは並進移動自在であってもよい。例として、芯材10はまた支持材60上に成形されてもよい。図16では、芯材は支持材60を取り囲み、一方図17では、支持材60は芯材を越えて延在し、幅広のヘッド61を呈する。
少なくとも1つの列の歯が異なる長さを呈し、例えば列の端にある歯の間で極値を通ってもよい。
列17の歯18の少なくとも1個が滑らかでない表面状態を呈し、例えば、成形の結果としての隆起、又は例えばプラスチック材料中に充填剤が存在することに関連する粗さを有してもよい。
アプリケータ部材は、磁性粒子を含むプラスチック材料で作製されてもよい。磁化可能であり得る、及び/又は磁化され得る、かかる粒子によって生じる磁界が、組成物中に存在する磁性繊維又は色素と相互作用し得る。
アプリケータ部材はフロック加工で作製されてもよく、前記フロック加工は、例えば歯のみにわたって延在しても、又は芯材のみにわたって延在してもよい。
歯はその自由端に、レリーフ状の部分、又は特定の形状の部分、例えば図18a、図18b、及び図18cにそれぞれ示されるとおりの二又部、鉤状部、又はビード部を呈してもよい。例として、鉤状部は芯材の長手軸Xに対して横方向に、平行に、又は斜めに延在し得る。ビード部を得るには、例えば歯の端部を溶かすような方法でアプリケータ部材を加熱することが可能である。二又部又は鉤状部を得るには、アプリケータ部材を例えば研削によって機械的に処理し、そのようにして歯の端部を研磨することが可能である。
しごき部材はエラストマーから作製されてもよい。
しごき部材は、図19aに示されるとおり円形の形状のしごき口6aを含んでもよく、及び図19b及び図19cに示されるとおりスロット6bを有してもよい。図19bでは、スロットは放射状であり、図19cでは、スロットはしごき口に対して接線方向である。
例として、しごき部材6のしごき口6aの直径dは3mm〜5.5mm、例えば約4.5mm又は5mmの範囲にあってもよい。様々な値のl及びeに対する値の例を、上記の表Iに提供する。
しごき部材6は場合により、図19d及び図19eに示されるとおり、波打ち部6cを含んでもよく、アプリケータ部材がしごき口を通過するときにしごき口をより容易に広げることが可能となる。図19dは、図19eの矢印VIに沿って見たときのしごき口の図である。
従ってしごき口は、図19eに示されるとおり、しごき口6aを画定する内側自由縁を有する波状のしごきリップ9により画定されてもよい。しごき部材6は、例えば3〜12の範囲にある数の波打ち部6cを含んでもよい。しごきリップ9は、容器の長手軸と角度iを形成する母線Gを有する、容器の底に向かって収束する錐体に略沿って延在してもよい。アプリケータ部材がしごき口を通過する間、しごき口の直径は、しごき部材の過剰な変形なしに、波打ち部が展開することにより、例えば4mmから5.5mmまで大きくなる。
変形例では、しごきリップ9は軸Xと垂直な中間平面に略沿って延在してもよく、又はさらには容器の出口に向かって収束する錐体に略沿って延在してもよい。
さらに変形例では、しごき口は、図19fに示されるとおり長円形であってもよい。
しごき部材は他の何らかの方法で作製されてもよく、例えばスロットが形成されてもよい発泡体ブロックを含み得る。
しごき部材はまた、適切な場合には、調整可能であってもよい。
しごき部材は、例えば、米国特許出願公開第2005/0028834号明細書、米国特許出願公開第2005/0175394号明細書、米国特許出願公開第2004/0258453号明細書、米国特許第6 375 374号明細書、米国特許第6 328 495号明細書、米国特許第7 455 468号明細書に記載されるとおりであってもよい。
しごき部材は場合によりフロック加工されてもよい。
アプリケータ部材が締結されるステム7の少なくとも一部、特に全てが、特にアプリケータ部材の近傍において可撓性であってもよい。
例としてステム7は、図20aに示されるとおり、例えばエラストマー製の少なくとも1つの可撓要素80を含み得る。可撓要素は、可撓性を付与する形状、例えば図20bに示されるとおり少なくとも1つの環状の溝81を呈し得る。例として、可撓要素は欧州特許第1 917 883 A2号明細書に記載されるとおりであり、少なくとも一部において、以下のリストからの材料で作製され得る:エラストマー材料;熱可塑材;熱可塑性エラストマー;低密度ポリエチレン(LDPE);PVC;PU;熱可塑性エラストマーポリエステル、特にエステル化ポリテトラメチレンオキシドグリコールとブテンテレフタレートとの共重合体;Hytrel(登録商標);EPDM;プロピレン−ジエンターポリマー(PDM);EVA;SIS;SEBS;スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS);ラテックス;シリコーンゴム;ニトリルゴム;ブチルゴム;ポリウレタン;ポリエーテルブロックアミド;ポリエステル;このリストは限定的なものではない。可撓要素80は、例えば、ショアAスケール(ShA)で25からショアDスケール(ShD)で80の範囲、又はさらには40ShA〜70ShDの範囲にある硬さを有する材料で作製されてもよい。ステムの剛性部分は、熱可塑性材料、特に以下のリストから選択される材料の一つで作製されてもよい:高密度ポリエチレン(HDPE);LDPE;線状PE;多結晶(PT);PP;POM;PA;PET;及びポリブチルテレフタレート(PBT);このリストは網羅的なものではない。
アプリケータ部材のステム7との締結における可撓性もまた、アプリケータ部材8をステム7に締結するための締結エンドピース9の周りの、ステム7の端部とアプリケータ部材8の芯材10との間に形成される間隙によって、例えばエンドピース9がステム7の対応するハウジング内に完全には押し込まれない結果として提供され得る。
アプリケータ部材は、射出成形、二重射出成形、及びプロトルージョンなどの任意の公知の方法により作製されてもよく、プロトルージョンでは材料が芯材の少なくとも1つの部分を通じて射出され、それにより歯を形成することが可能となる。プロトルージョンにより得られるかかる歯を図21に示す。
装置1を使用するため、使用者は閉止キャップ5を回して開け、容器3からアプリケータ部材8を取り出す。
アプリケータ部材8がしごき部材6を通過した後、列17の間及び列の歯18の間にいくらかの量の組成物が残る。
使用者は、組成物を睫毛又は眉毛に塗布するための主面90の1つ又は側面92の1つを選択し得る。メーキャップを施している間、使用者はまた、メーキャップを施すために用いるこすり付ける動きを、それらの面のうち別の面を使用することによって変えるため、睫毛又は眉毛に対するアプリケータ部材の向きを変えてもよい。
変形例では、使用者は、メーキャップを施すために用いる2つの異なるこすり付ける動きの間にそれらの面のいずれか一方を使用してもよく、それにより単一のアプリケータで2つの異なるメーキャップ効果を生じさせることが可能となる。
当然ながら、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その特徴を、示されない変形例の範囲内で互いに組み合わせてもよい。
アプリケータ部材は、例えば国際公開第2006/090343号パンフレットに記載されるとおり、振動部材であってもよく、すなわち塗布中、コーミング中、又は組成物を取っている間にアプリケータに振動が加えられてもよい。
さらに変形例では、アプリケータ部材は回転式であってもよく、すなわち例えば塗布中、コーミング中、又は組成物を取っている間に芯材の長手軸を中心に回転してもよい。
さらに変形例では、アプリケータ部材は熱を送り込んでもよく、すなわち睫毛又は眉毛、アプリケータ部材の歯及び/又は芯材の加熱を可能にする発熱素子を含んでもよい。
また、アプリケータ部材が振動し、回転し、及び発熱すること、又は単に振動して回転すること、又は単に振動して発熱すること、又は単に回転して発熱すること、又は単に振動すること、又は単に回転すること、又は単に発熱することも可能である。
アプリケータ部材は、任意の殺菌剤、例えば銀塩、銅塩;防腐剤;及び組成物を保存するための少なくとも1つの薬剤、例えばパラベン又は他の防腐剤を含んでもよい。
芯材及び/又は歯は、粒子、例えば充填剤、特に磁性、静菌性、若しくは吸湿性の化合物、又はさらには歯の表面に粗さを作り出す化合物、若しくは歯に対する睫毛の滑りを促進する化合物をさらに含んでもよい。芯材及び歯の少なくとも一方はフロック加工されてもよく、任意の熱的処理又は機械的処理を受けてもよく、及び/又は特に滑りを改善するための、粒子、例えば充填剤を含んでもよい。
反する旨を明示しない限り、表現「〜を含む」は、「少なくとも1つの〜を含む」と同義語として理解されなければならず、及び「〜の範囲にある」はその範囲の境界値を含むものとして解釈されなければならない。

Claims (15)

  1. 化粧品組成物を睫毛又は眉毛に塗布するためのアプリケータであって、前記アプリケータは、
    ・長手軸に沿って延在する芯材(10)と、
    ・前記芯材から延在する歯(18)であって、前記芯材の前記長手軸(X)に沿って5列以上の長手方向列(17)に配置される歯と
    を含む成形アプリケータ部材(8)を含み、
    前記歯(18)は、前記アプリケータ部材の包絡面(E)を画定する自由端(18a)を呈し、前記包絡面は、その長さに沿った少なくとも1点において、7mm〜12mmの範囲にある最大横断寸法(l)と3.5mm〜7mmの範囲にある厚さ(e)とを有する扁平な形状の横断面を呈する、アプリケータ。
  2. 横断面に含まれる全ての列の歯が同じ厚さ(d)であり、及び/又は前記包絡面(E)の共通のセグメントにある2つの列の2個の連続する歯が、それらの間に同一である間隔(d)を有する、請求項1に記載のアプリケータ。
  3. 前記包絡面の共通の横断面の最大横断寸法(l)の厚さ(e)に対する比l/eが、1.3mm〜4.5mmの範囲にある、請求項1又は2に記載のアプリケータ。
  4. 前記芯材(10)が、横断面において、1.5mm〜6mmの範囲にある最大横断寸法(l)を呈する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  5. 前記芯材(10)が正多角形又は円形の少なくとも1つの横断面を呈する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  6. 前記アプリケータ部材の共通の横断面の一部を形成する2つの異なる列の2個の歯が、同じ形状を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  7. 前記アプリケータ部材の共通の横断面の一部を形成する2つの異なる列の2個の歯が、同じ横断面を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  8. 前記アプリケータ部材の共通の横断面の一部を形成する2つの異なる列の2個の歯が、同じ材料から成形される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  9. 少なくとも5列、より良好には少なくとも6列の歯の列を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  10. 所与の横断面において、長い歯と短い歯とを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  11. 前記歯が、少なくとも共通の横断面において、又はさらには前記芯材の長さの大部分にわたり、前記芯材の全周に規則的に分配される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のアプリケータ。
  12. パッケージング及びアプリケータ装置であって、
    ・睫毛及び/又は眉毛に塗布される組成物を収容する容器と、
    ・請求項1〜11のいずれか一項に記載のアプリケータと
    を含む装置。
  13. 前記アプリケータ部材をしごくためのしごき部材であって、2.5mm〜6.5mmの範囲にある最大横断寸法を呈するしごき口を含むしごき部材を含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記しごき部材が、前記アプリケータ部材の最大横断寸法(l)より小さい最大横断寸法を呈するしごき口を含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記アプリケータが格納位置において前記容器に対し所定の位置にあるとき、前記アプリケータ部材が前記容器の内表面から1.5mm未満の距離だけ後退している、請求項12〜14のいずれか一項に記載の装置。
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