JP2013529306A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 指示装置であって、車両のインストルメントパネルにおいて用いられ、少なくとも、
   第１および第２のモータ（１０，１１）と、
   第１および第２のシャフト（１２，１３）と、
   案内部材（５）と、
   可視情報部材（３）と、
   運動学的結合部（７，８）と、を備えており、
   第１および第２のシャフト（１２，１３）は、それぞれ第１および第２のモータ（１０，１１）によって、それぞれ第１および第２の回転軸（Ｚ，Ｚ）を中心として選択的に回転駆動され、
   案内部材（５）は、第１の回転軸（Ｚ）を中心に回転可能に第１のシャフト（１２）に結合され、かつ、第１の回転軸（Ｚ）に対して横断方向（Ｙ）に延びており、
   可視情報部材（３）は、案内部材（５）によって、並進運動により前記横断方向（Ｙ）に案内され、
   運動学的結合部（７，８）は、第２のシャフト（１３）を可視情報部材（３）に接続し、第２の回転軸（Ｚ）を中心とする同第２のシャフト（１３）の回転を、前記横断方向（Ｙ）における可視情報部材（３）の並進運動に選択的に変換し、
   第１および第２のシャフト（１２，１３）は、同心であり、第１および第２の回転軸（Ｚ，Ｚ）は、同じ共通回転軸（Ｚ）に混合され、
   可視情報部材（３）は、自立しており、前記横断方向（Ｙ）に、前記共通回転軸（Ｚ）から案内部材（５）よりも大きな長さだけ離れて延びている、指示装置。
2. 少なくとも第１のシャフト（１２）は中空であり、第２のシャフト（１３）を少なくとも部分的に囲んでいる、請求項１に記載の指示装置。
3. 案内部材（５）は、回転可能に第１のシャフト（１２）に一体化されるスライド（５）を実質的に備えており、可視情報部材（３）は、前記横断方向（Ｙ）における並進運動によりクロスヘッドのように案内される、請求項１又は２に記載の指示装置。
4. 運動学的結合部（７，８）は、互いに係合するラック（７）とピニオン（８）とを備えており、
   ピニオン（８）は、第２のシャフト（１３）に設けられ、第２のシャフト（１３）に対して移動せずに前記共通回転軸（Ｚ）を中心に回転可能であり、
   可視情報部材（３）には、前記横断方向（Ｙ）に延びる２つの枝部（６１，６２）を有する分岐部（６）が設けられており、
   分岐部（６）の前記２つの枝部（６１，６２）は、互いに平行であり、かつ、ピニオン（８）の両側に配置されており、
   ラック（７）は、分岐部（６）の第１の枝部（６１）の内面において形成されており、
   分岐部（６）の第２の枝部（６２）の内面は、ピニオン（８）に対して自在にスライドする、請求項２又は３に記載の指示装置。
5. 少なくとも前記第１および第２のモータ（１０，１１）を収容する箱部（２）を更に備えており、少なくとも該モータと、前記可視情報部材（３）と、前記運動学的結合部（７，８）とともに、指示器モジュール（１）を形成する、請求項１〜４のいずれか１項に記載の指示装置。
6. 箱部（２）は、前記シャフト（１２，１３）の共通方向に延びる厚み（Ｅ）と、同共通方向に垂直な中間面とを有し、
   前記２つのモータ（１０，１１）は、前記箱部の厚み（Ｅ）において互いに重なることなく、前記箱部（２）の中間面に並んで位置する、請求項５に記載の指示装置。
7. 指示盤（４）を更に備え、前記可視情報部材（３）は前記指示盤（４）に対向して選択的に移動させられる、請求項１〜６のいずれか１項に記載の指示装置。
8. 指示盤（４）は、前記共通回転軸（Ｚ）を中心とする可視情報部材（３）の回転によって、同可視情報部材（３）の単一点（３０）により選択的に走査される第１の目盛り（１４）と、前記横断方向（Ｙ）における可視情報部材（３）の並進運動によって、同可視情報部材（３）の前記単一点（３０）により選択的に走査される第２の目盛り（１５）と、を備える、請求項７に記載の指示装置。
9. 指示盤（４）は、少なくとも部分的に長円形状又は楕円形状を有する、請求項７又は８に記載の指示装置。
10. 指示盤（４）は複数の区分を有するパタン（１６）を備え、前記可視情報部材（３）の単一点（３０）は前記区分に対向して選択的に移動させられる、請求項８に記載の指示装置。
11. 可視情報部材（３）は、前記横断方向（Ｙ）に延びるポインタ（３）を含むか、該ポインタ（３）からなる、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の指示装置。
12. 可視情報部材（３）の単一点（３０）は、ポインタの端部を形成する、請求項８及び１０のうちいずれか１項を引用する請求項１１に記載の指示装置。