JP2013529020A - リレー・バックホール送信における物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)のためのリソース利用可能性 - Google Patents

リレー・バックホール送信における物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)のためのリソース利用可能性 Download PDF

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Abstract

本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを(例えば、ドナー基地局によって)示すための技術を提供する。本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを(例えば、リレー・ノードまたはUEによって)決定するための技術を提供する。

Description

優先権の主張
本特許出願は、本特許出願の譲受人に譲渡され本明細書において参照によって明確に組み込まれ2010年5月3日に出願された「リレー・バックホール送信におけるPDSCHのためのリソース利用可能性およびレート・マッチング」(RESOURCE AVAILABILITY AND RATE-MATCHING FOR PDSCH IN RELAY BACKHAUL TRANSMISSIONS)と題された米国仮特許出願61/330,846号の利益を主張する。
本開示のある態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、テレコミュニケーション・ネットワークにおいて、リレーのためのリソースを割り当てるための技術に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、または複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。
従来のモバイル電話ネットワーク基地局を補強するために、よりロバストな無線有効通信範囲をモバイル・ユニットに提供するためのさらなる基地局が配置されうる。例えば、無線リレー局および小型有効通信範囲基地局(例えば、一般にアクセス・ポイント基地局、ホーム・ノードB、フェムト・アクセス・ポイント、またはフェムト・セルと呼ばれる)は、増加する容量成長、より豊かなユーザ経験、およびビルディング内有効通信範囲のために配置されうる。一般に、このような小型有効通信範囲基地局は、DSLルータあるいはケーブル・モデムによって、インターネットおよびモバイル・オペレータのネットワークに接続される。その他のタイプのこのような基地局は、従来の基地局(例えば、マクロ基地局)とは異なる方式で、従来のモバイル電話ネットワーク(例えば、バックホール)に追加されうるので、その他のタイプのこのような基地局と、関連付けられたユーザ機器とを管理するための効率的な技術に対するニーズがある。
本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定するための方法を提供する。この方法は一般に、基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のために設定されたリソースを識別することと、PDSCHを割り当てるPDCCH送信をBSから受信することと、PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定することと、を含む。
本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定するための装置を提供する。この装置は一般に、基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のために設定されたリソースを識別する手段と、PDSCHを割り当てるPDCCH送信をBSから受信する手段と、PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定する手段と、を含む。
本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定するための装置を提供する。この装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。この少なくとも1つのプロセッサは一般に、基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のために設定されたリソースを識別し、PDSCHを割り当てるPDCCH送信をBSから受信し、PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定する、ように構成される。
本開示のある実施形態は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定するためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のために設定されたリソースを識別することと、PDSCHを割り当てるPDCCH送信をBSから受信することと、PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定することと、のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示すための方法を提供する。この方法は一般に、基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定することと、PDSCHを割り当てるPDCCHをノードへ送信することと、PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションをPDCCHを介してノードへ提供することと、を含む。
本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示すための装置を提供する。この装置は一般に、基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定する手段と、PDSCHを割り当てるPDCCHをノードへ送信する手段と、PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションをPDCCHを介してノードへ提供する手段と、を含む。
本開示のある態様は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示す装置を提供する。この装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。この少なくとも1つのプロセッサは一般に、基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定し、PDSCHを割り当てるPDCCHをノードへ送信し、PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションをPDCCHを介してノードへ提供する、ように構成される。
本開示のある実施形態は、基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示すためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定することと、PDSCHを割り当てるPDCCHをノードへ送信することと、PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションをPDCCHを介してノードへ提供することと、のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示の上述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらのいくつかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、この範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様が利用されうる多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、本開示のある態様が利用されうる無線通信システムのブロック図である。 図3は、本開示のある態様にしたがう、無線通信ネットワークにおけるフレーム構造の例を例示する。 図4は、本開示のある態様が利用されうる、リレーを有する典型的な無線通信システムを例示する。 図5は、本開示のある態様を実施することが可能な装置を備えた無線通信システムのモジュールの例を例示するブロック図である。 図6は、本開示の態様にしたがう、リレー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のためのリソース割当の例を例示する。 図7は、本開示の態様にしたがって、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を中継するためのリソース割当の例を例示する。 図8は、本開示の態様にしたがって、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を中継するためのリソース割当の例を例示する。 図9は、本開示のある態様にしたがって、制御情報を検出するためにリレー・ノードによって実行されうる動作の例を例示する。 図10は、本開示のある態様にしたがって、制御情報を送信するために基地局によって実行されうる動作の例を例示する。 図11は、本開示のある態様にしたがうリソース・マッピングの例を例示する。 図12は、本開示のある態様にしたがうリソース・マッピングの例を例示する。 図13は、本開示のある態様にしたがうリソース・マッピングの例を例示する。 図14は、本開示のある態様にしたがうリソース・マッピングの例を例示する。
リレーは、例えばLTEアドバンストのような無線システムのために、高いデータ・レート、グループ・モビリティ、テンポラリ・ネットワーク構成、およびセル・エッジ・スループットからなる有効通信範囲を向上させるため、および/または、新たなエリアに有効通信範囲を提供するためのツールとして考えられている。リレー・ノードは、無線端末またはユーザ機器(UE)にサービスを提供するために、ドナー基地局を介してラジオ・アクセス・ネットワークに無線接続されうる。
本開示のある態様は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために使用されうるリレー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のために設定されたリソースの一部の利用可能性を、(例えばリレー・ノードまたはUEのような)ノードが判定するための装置または技術を提供する。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM等のようなラジオ技術を実現する。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、周波数分割多重(FDD)と時分割多重(TDD)との両方において、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ技術と同様に、前述された無線ネットワークおよびラジオ技術のために使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、本明細書に記載されたRA手順が実行されうる無線通信ネットワーク100を示す。
このネットワーク100は、LTEネットワークまたはその他いくつかの無線ネットワークでありうる。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eNB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含みうる。eNBは、UEと通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeNBは、特定の地理的エリアのために通信有効通信範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeNBおよび/またはeNBサブシステムからなる有効通信範囲エリアを称しうる。
eNBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、比較的小さな地理的エリアをカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルは、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)によって制限されたアクセスを許可しうる。マクロ・セルのためのeNBは、マクロeNBと称されうる。ピコ・セルのためのeNBは、ピコeNBと称されうる。フェムト・セルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と称されうる。図1に示す例では、eNB110aは、マクロ・セル102aのためのマクロeNBであり、eNB110bは、ピコ・セル102bのためのピコeNBであり、eNB110cは、フェムト・セル102cのためのフェムトeNBでありうる。eNBは、1または複数(例えば3つ)のセルをサポートしうる。「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書において置換可能に使用されうる。
無線ネットワーク100はさらに、リレー局をも含みうる。リレー局は、データの伝送を上流局(例えば、eNBまたはUE)から受信し、データの伝送を下流局(例えば、UEまたはeNB)へ送信するエンティティである。リレー局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示される例において、リレー局110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信しうる。リレー局はまた、リレーeNB、リレー基地局、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーeNB等のような異なるタイプのeNBを含むヘテロジニアスなネットワークでありうる。これら異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、5乃至40ワット)を有する一方、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーeNBは、低い送信電力レベル(例えば、0.1乃至2ワット)を有しうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eNBのセットに接続しており、これらeNBに対して調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeNBと通信しうる。eNBはまた、例えば、ダイレクトに、または、無線または有線のバックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
ある態様によれば、以下により詳しく記載されるように、eNBは、セル間干渉調整(ICIC)を実行しうる。ICICは、強い干渉元のeNBの近傍に配置されたeNBにリソースを割り当てるリソース調整/区分を達成するための、eNB間でのネゴシエーションを含みうる。干渉元のeNBは、恐らくはCRSを除いて、割り当てられた/保護されたリソースにおける送信を回避しうる。その後、UEは、干渉元のeNBの存在下において、保護されたリソースでeNBと通信しうる。そして、(恐らくはCRSを除いて)干渉元のeNBからの干渉を観察しない。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、スマート・フォン、ネットブック、スマートブック等でありうる。
図2は、図1における基地局/eNBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eNB210と受信システム220(例えば、UEまたはリレー・ノード)の設計のブロック図を示す。基地局210は、T個のアンテナ234a乃至234tを備え、受信システム220は、R個のアンテナ252a乃至252rを備えうる。ここで、一般に、T≧1およびR≧1である。
基地局210では、送信プロセッサ213は、1または複数のUEのためのデータを、データ・ソース212から受信し、UEから受信したCQIに基づいて、各UEのための1または複数の変調および符号化スキーム(MCS)を選択し、UEのために選択されたMCS(単数または複数)に基づいて、各UEのためのデータを処理(例えば、符号化および変調)し、すべてのUEのためのデータ・シンボルを提供する。送信プロセッサ213はまた、(例えば、SRPI等のための)システム情報および制御情報(例えば、CQI要求、許可、上位レイヤ・シグナリング等)を処理し、オーバヘッド・シンボルおよび制御シンボルを提供しうる。プロセッサ213はまた、基準信号(例えば、CRS)および同期信号(例えば、PSSおよびSSS)のための基準シンボルを生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能であれば、データ・シンボル、制御シンボル、オーバヘッド・シンボル、および/または、基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、T個の出力シンボル・ストリームをT個の変調器(MOD)232a乃至232tに提供しうる。おのおのの変調器232は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器232はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。T個の変調器232a乃至232tからのダウンリンク信号は、T個のアンテナ234a乃至234tによってそれぞれ送信されうる。
受信システム220では、アンテナ252a乃至252rが、基地局210および/またはその他の基地局からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)254a乃至254rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器254は、受信されたそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器254はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器256は、R個すべての復調器254a乃至254rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、復号されたデータを受信システム220のためにデータ・シンク1260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280へ提供しうる。以下に記載されるように、チャンネル・プロセッサ284は、RSRP、RSSI、RSRQ、CQI等を決定しうる。
アップリンクでは、受信システム220において、送信プロセッサ264が、データ・ソース262からデータを、コントローラ/プロセッサ280から(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQI等を備えるレポートのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ264はさらに、1または複数の基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM、OFDM等のために)変調器254a乃至254rによって処理され、基地局210へ送信される。基地局210では、受信システム220およびその他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器236によって検出され、さらに、受信プロセッサ238によって処理されて、受信システム220によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得される。プロセッサ238は、復号されたデータをデータ・シンク239へ提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240へ提供しうる。
コントローラ/プロセッサ240,280は、基地局210および受信システム220それぞれにおける動作を指示しうる。基地局210におけるプロセッサ240および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、受信システム220を設定するための動作を、さまざまな方式で実行または指示しうる。メモリ242,282は、基地局110および受信システム220それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ244は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
図3は、LTEにおけるFDDのための典型的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクのおのおののための送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に分割されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、例えば、(図2に示すように)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、7つのシンボル期間、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間のように、L個のシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。
LTEでは、eNBはまた、eNBによってサポートされるおのおののセルのためのシステム帯域幅の中央1.08MHzで、ダウンリンクで一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)を送信しうる。図3に示すように、PSSおよびSSSは、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5において、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。PSSおよびSSSは、UEによって、セル探索および獲得のために使用されうる。eNBは、eNBによってサポートされているおのおののセルについて、システム帯域幅で、セル特有基準信号(CRS)を送信しうる。CRSは、おのおののサブフレームのあるシンボル期間で送信されうる。そして、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または、その他の機能を実行するために、UEによって使用されうる。eNBはまた、あるラジオ・フレームのスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、いくつかのシステム情報を伝送しうる。eNBは、例えばシステム情報ブロック(SIB)のようなその他のシステム情報を、あるサブフレームで、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で送信しうる。eNBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間において、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で制御情報/データを送信しうる。ここで、Bは各サブフレームについて設定可能でありうる。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において、PDSCHで、トラフィック・データおよび/またはその他のデータを送信しうる。
前述したように、無線通信システムは、ユーザ機器(UE)にサービスを提供するために、ドナー基地局に関連付けられたリレー・ノードを備えうる。前述したように、リレー・ノードは、ドナー基地局を介して、ラジオ・アクセス・ネットワークに接続されうる。リレー・ノードは、ドナー基地局を介して複数のUEへサービスを提供することによって、所与の地理的領域における有効通信範囲を補強および拡張するために使用されうる。
図4は、本開示のある実施形態が実現されうる無線通信システム400の例を示す。例示されるように、システム400は、(リレー・アクセス・ポイント、リレー基地局、またはReNBとしても知られている)リレー・ノード406を介してUE404と通信する、(ドナー・セル、ドナー・アクセス・ポイント(AP)、ドナーBS、ドナーeノードB、またはDeNBとしても知られている)ドナー基地局402を含む。例示されるように、1または複数のUE440(例えば、「マクロUE」)はまた、(例えば、リレー・ノードが含まれていない)ダイレクトなリンク412によって、ドナー基地局402と通信しうる。
リレー・ノード406は、バックホール・リンク408を介してドナーBS402と通信し、アクセス・リンク410を介してUE404と通信しうる。言い換えれば、リレー・ノード406は、バックホール・リンク408を介してドナーBS402からダウンリンク・メッセージを受信し、これらメッセージを、アクセス・リンク410を介してUE404へ中継しうる。同様に、リレー基地局406は、アクセス・リンク410を介してUE404からアップリンク・メッセージを受信し、これらメッセージを、バックホール・リンク408を介してドナーBS402へ中継しうる。
ある態様によれば、バックホール・リンク408は、「帯域内(inband)」接続でありうる。ここでは、例えばバックホール・リンク408のようなネットワーク・トゥ・リレー・リンクが、ドナー基地局によって定義されたドナー・セル内のダイレクトなネットワーク・トゥ・UEリンクと、同じ帯域を共有する。LTE Rel−8互換UEは、この場合、ドナーに接続することが可能でありうる。ある態様によれば、バックホール・リンクは、「帯域外(outband)」接続でありうる。ここでは、ネットワーク・トゥ・リレー・リンクが、ドナー・セル内で、ダイレクト・トゥ・UEリンクと同じ帯域で動作しない。
ある態様によれば、リレー・ノード406は、LTEアドバンストと互換性をもつ「タイプ1」リレー・ノードでありうる。タイプ1リレー・ノードは、一般に、以下の機能で特徴付けられる帯域内リレー・ノードである。タイプ1リレー・ノードは、おのおのがUEに対して、ドナー・セルとは異なる個別のセルとして見えるセルを制御する。これらセルは、(LTE Rel−8で定義されているような)自己の物理セルIDを有し、リレー・ノードは、自己の同期チャネル、基準シンボル、およびその他の制御情報を送信しうる。単一セル動作の文脈では、UEは、リレー・ノードからダイレクトにスケジューリング情報およびハイブリッド自動反復要求(HARQ)フィードバックを受信し、UEは、制御チャネル(例えば、SR、CQI、ACK)をリレー・ノードへ送信しうる。タイプ1リレー・ノードは、Rel−8 UEに対しては、Rel−8 eノードBとして見えうる(すなわち、タイプ1リレー・ノードは、後方互換性を持ちうる)。タイプ1リレー・ノードは、LTEアドバンスト互換UEに対しては、さらなるパフォーマンス向上を可能および考慮するために、Rel−8 eノードBとは異なって見えうる。
ある態様によれば、帯域内中継のために、バックホール・リンク408(すなわち、eノードB・トゥ・リレー・リンク)は、アクセス・リンク410(すなわち、リレー・トゥ・UEリンク)と同じ周波数で動作しうる。リレーの送信機が、リレー自身の受信機との干渉を引き起こしうるという事実によって、同じ周波数リソースにおけるeノードB・トゥ・リレーと、リレー・トゥ・UEとの同時送信は、可能とならないことがありうる。例えば、リレー・ノード406は、従来のPDCCH期間中、ドナー基地局402から制御チャネルを受信することは困難でありうる。なぜなら、リレー・ノード406は、この期間中に、UE404に自己の基準信号を送信しなければならないからでありうる。このため、バックホール・リンク408におけるリレー・トラフィックの帯域内バックホールを可能にするために、時間−周波数領域におけるいくつかのリソースは、バックホール・リンク408の脇に置かれ、それぞれのリレー・ノード406におけるアクセス・リンク410のために使用されないことがありうる。ある態様によれば、以下に説明するように、リレー・ノード406は、半二重動作のために設定されうる。これによって、バックホール・リンク408の制御チャネルは、ドナー基地局402からリレー・ノード406へのダウンリンク・データ送信のために確保された時間−周波数領域で、リレー・ノード406によって受信されうる。
ある態様によれば、リレー・ノード406は、半二重動作のためのリソース区分の一般的な原理にしたがって設定されうる。第1に、ダウンリンク・バックホール・リンクおよびダウンリンク・アクセス・リンク(すなわち、eノードB・トゥ・リレーおよびリレー・トゥ・UE)は、単一の周波数帯域において時分割多重されうる。言い換えれば、ダウンリンク・バックホール・リンクおよびダウンリンク・アクセス・リンクのうちの1つのみが、常に存在しうる。第2に、アップリンク・バックホール・リンクおよびアップリンク・アクセス・リンク(すなわち、リレー・トゥ・eノードBおよびUE・トゥ・リレー)もまた、単一の周波数帯域において時分割多重されうる。言い換えれば、アップリンク・バックホールおよびアップリンク・アクセスのうちの1つのみが、常にアクティブでありうる。
ダウンリンクおよびアップリンクのバックホールの送信は、本明細書に記載された態様にしたがって、ラジオ・リソースを利用して送信されうる。例えば、リレー・ノードでは、アクセス・リンク・ダウンリンク・サブフレームの境界は、リレー・ノード送信および/または受信の切換えを考慮する可能な調節にもかかわらず、バックホール・リンク・ダウンリンク・サブフレームの境界と揃えられうる。ある態様によれば、ダウンリンク・バックホール送信が生じうるダウンリンク・バックホール・サブフレームのセットは、準静的に割り当てられうる。アップリンク・バックホール送信が生じうるアップリンク・バックホール・サブフレームのセットもまた、準静的に割り当てられうるか、あるいは、HARQタイミング関係を用いて、ダウンリンク・バックホール・サブフレームから暗黙的に導出されうる。
ある態様によれば、(本明細書では、リレー物理ダウンリンク制御チャネル、または「R−PDCCH」と称される)物理制御チャネルは、(例えば、リレー物理ダウンリンク共有チャネル、または「R−PDSCH」のような物理チャネルに対応する)ダウンリンク・バックホール・データのために、準静的に割り当てられたサブフレーム内で、リソースを動的に、または「半固定的に」割り当てるために使用されうる。ある態様によれば、R−PDCCHは、同じサブフレーム内に、および/または、1または複数の後のサブフレーム内に、ダウンリンク・リソースを割り当てうる。ある態様によれば、R−PDCCHはまた、(例えば、リレー物理アップリンク共有チャネル、「R−PUSCH」のような物理チャネルに対応する)アップリンク・バックホール・データのためのリソースを動的または「半固定的に」割り当てるために使用されうる。ある態様によれば、R−PDCCHは、1または複数の後のサブフレームに、アップリンク・リソースを割り当てうる。
ある態様によれば、R−PDCCH送信のために準静的に割り当てられた物理リソース・ブロック(PRB)内では、リソースのサブセットが、各R−PDCCHのために使用されうる。前述された準静的に割り当てられたPRB内のR−PDCCH送信のために使用される実際のリソースのセット全体は、サブフレーム間で動的に変動しうる。これらのリソースは、バックホール・リンクのために利用可能なOFDMシンボルのフル・セットに対応しうるか、または、これらOFDMシンボルのサブセットに制限されうる。前述された準静的に割り当てられたPRB内でR−PDCCHのために使用されないリソースは、R−PDSCHまたはPDSCHを伝送するために使用されうる。ある態様によれば、R−PDCCHは、リレーが受信できるように十分遅いサブフレーム内のFDMシンボルから始まって送信されうる。R−PDSCHおよびR−PDCCHは、以下にさらに説明するように、同じPRB内で、または、個別のPRB内で送信されうる。
ある態様によれば、詳細なR−PDCCH送信機処理(つまり、チャンネル符号化、インタリーブ、および多重化等)は、可能な程度までLTE Rel−8機能を再使用しうるが、リレー・ノードの特性を考慮することにより、ある不要な手順、または、帯域幅を占有する手順の削除を可能にしうる。ある態様によれば、バックホール・リンクのための「探索空間」アプローチは、準静的に設定されうる一般的な探索空間を用いて、LTE Rel−8から適合されうる(および、システム帯域幅全体を潜在的に含みうる)。さらに、リレー・ノードによって暗黙的または明示的に知られているリレー・ノード特有の探索空間が設定されうる。
(PDSCHリソース利用可能性を判定すること)
前述したように、物理リソース・ブロック(PRB)のセットは、R−PDCCH送信のために準静的に割り当てられうる一方、実際のR−PDCCH送信のために使用される実際のリソースは、サブフレーム間で動的に変動しうる。したがって、R−PDCCHのために設定されたリソースの一部は、例えば、(リレーまたはダイレクトに接続されたUEへの)PDSCH送信のような、その他の目的のために利用可能でありうる。本開示のある態様は、このようなリソースを識別するための技術を提供する。
図5は、本明細書に記載された動作を実行することが可能な構成要素を備えた無線システム500の例を例示する。例示されるように、無線システム500は、リレー・ノード510およびドナー基地局520を含んでいる。例示されていないが、リレー・ノード510によって、基地局520は、複数のUEと通信することが可能となりうる。
ある態様によれば、ドナー基地局520は、スケジューリング・モジュール524およびメッセージ処理モジュール526を含みうる。スケジューリング・モジュール524は一般に、各サブフレームにおけるさまざまなメッセージングのために使用されるリソースを決定するように構成されうる。メッセージ処理モジュール526は、決定されたリソースを用いて送信されるべきメッセージを生成しうる。例示されるように、メッセージ処理モジュール526は、送信機モジュール528を介してリレー・ノード510に送信されるR−PDCCHメッセージを生成しうる。
リレー・ノード510は、受信機モジュール518を介してR−PDCCHメッセージを受信しうる。例示されるように、リレー・ノード510はまた、例えば、リレー物理アップリンク共有チャネル(R−PUSCH)メッセージまたはリレー物理アップリンク制御チャネル(R−PUCCH)メッセージのように、モジュール514によって生成されるさまざまなメッセージを送信するための送信機モジュール512を含みうる。
ある態様によれば、R−PDCCHメッセージは、R−PDCCH送信のために(準静的に)設定されたリソースのサブセットで、ドナーBS520から送信されうる。そして、いくつかの場合には、R−PDSCHをリレー・ノードに割り当てうる。例示されるように、リレー・ノード510は、R−PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定するように構成されたリソース利用可能性モジュール516を含みうる。決定されたリソースは、R−PDSCH送信を処理する際に役立てるために、メッセージ処理モジュール514へ提供されうる。
利用可能なリソース空間内でのR−PDCCH送信のために設定されたリソースのために、さまざまな「構成」オプションが利用可能である。例えば、図6は、多くのリソース・ブロック(RB)が、R−PDCCH送信のために限定的に割り当てられる純粋な周波数分割多重(FDM)スキームである。
図6は、制限された数のリソース・ブロック(RB)が、R−PDCCH(および、サポートされているのであれば、恐らくはリレー物理HARQインジケータ・チャネルすなわちR−PHICH)を送信するために限定的に割り当てられる純粋なFDM送信スキーム600を例示する。例示されるように、周波数領域604におけるリソースのセットが、第1の時間スロット606と第2の時間スロット608とを備える時間領域にわたるR−PDCCHの送信のために割り当てられる。ある態様によれば、純粋なFDMスキーム600は、通常のPDSCHおよびリレーのR−PDSCH送信612から、リレーの制御領域(すなわち、R−PDCCH610)を分離する。これは、多重化を容易にし、スケジューリング複雑さを最小化する。例示されるように、周波数および干渉ダイバーシティを達成するために、制限された数のRBにわたって、単一のR−PDCCH610がインタリーブされる。
図7は、R−PDCCH710が周波数領域704からRBのサブセットで送信されうる、ハイブリッドFDM−TDM送信スキーム700を例示する。ある態様によれば、これらRB間では、R−PDCCHの送信のために、第1の時間スロット706内から1つのシンボルしかない。例示されるように、残りのRBは、リレーのR−PDSCHデータ送信712(または、例えばUEへその他のPDSCH)を送信するために利用されうる。
図8は、本開示のある態様にしたがってR−PDCCH810を送信するための純粋なFDM送信スキーム800を例示する。R−PDCCH810の、第1の時間スロット806および第2の時間スロット808にわたる送信のために、図6に例示された送信スキームと同様に、PRBのセットが、周波数領域804にわたって割り当てられる。例示されるように、リレー・ノードのためのダウンリンク(DL)許可812を備えたR−PDCCHが、第1のスロット806で送信されうる一方、アップリンク(UL)許可を備えるR−PDCCHが、第2のスロット808で送信されうる。同じPRBペア内の許可が、同じリレー・ノードに関連付けられうる場合も、そうでない場合もありうることが注目される。
ある態様によれば、送信スキームは、早期PDSCH復号目的のために、DL許可812が、サブフレームの第1の時間スロット806で常に送信される場合に提供されうる。ある態様によれば、DL許可が、所与のPRBペアのうちの第1のPRBで送信された場合、UL許可は、PRBペアの第2のPRBで送信されうる。そうではない場合、UL許可は、PRBペアの第1のPRBまたは第2のPRBの何れかで送信されうる。ある態様によれば、復調基準信号(DM−RS)の送信の場合、PRBペアにおけるDL許可およびUL許可は、同じリレー・ノードに関連付けられうる。言い換えれば、異なるリレー・ノードのために使用されうるこのようなPRBペアには、リソース要素(RE)は存在しない。ある態様によれば、共通基準信号(CRS)送信の場合、PRBペアにおけるDL許可およびUL許可は、同じリレー・ノード用のものでありうるか、または、別のリレー用のものでありうる。
ある態様によれば、R−PDCCH送信のために準静的に設定されたPRBのセットが、UEまたはリレー・ノードに利用可能でありうる。あるいは、リレー・ノードは、R−PDCCH送信のために設定されたリソースの部分的なサブセットのみしか知らないかもしれない。後者の場合、リレー・ノードは、R−PDCCHのために確保された総PRBのうちのサブセットをモニタしうる。ある場合には、ドナー基地局は、PDSCH/R−PDSCHが割り当てられると、リレー・ノードおよび/またはマクロUEの観点から、リレー・ノード特有のR−PDCCHリソースや、その他の準静的に設定されたR−PDCCHリソースがPDSCH/R−PDSCHに割り当てられている場合、これらリソースのために使用されるPRB以外のPRBが、PDSCH/R−PDSCHのために利用可能となるように、PDSCH/R−PDSCHをスケジュールしうる。
ある態様によれば、PDCCH送信のために設定されたリソースは、PRBペアを備える。各PRBペアは、サブフレームの第1の部分に第1のPRBを備え、サブフレームの第2の部分に第2のPRBを備える。ある態様によれば、サブフレームの第1の部分および第2の部分は、第1の時間スロットおよび第2の時間スロットを備える。例として、この設定は、R−PDCCH復調が、RN特有の、または、UE特有の復調基準信号(DM−RS)に基づく場合に使用されうる。別の例として、この設定は、R−PDCCH復調が、共通基準信号(CRS)に基づく場合に使用されうる。例えば、設定されたPDCCHリソースは、1つのPRBペア、または複数のPRBペアからなるグラニュラリティを有しうる。このグラニュラリティはさらに、システム帯域幅に依存しうる。
ある態様によれば、PDCCH送信のために設定されたリソースは、DL許可のため、サブフレームの第1の部分に、第1のPRBのセットを備え、UL許可のため、サブフレームの第2の部分に、第2のPRBのセットを備える。例として、R−PDCCH復調がCRSに基づく場合、この設定が使用されうる。ある態様によれば、サブフレームの第1の部分および第2の部分は、第1の時間スロットおよび第2の時間スロットを備える。ある態様によれば、PRBの第1のセットおよびPRBの第2のセットは、同じである。ある態様によれば、PRBの第1のセットおよびPRBの第2のセットは、異なる。例えば、設定されたPDCCHリソースは、1つのPRBペア、または複数のPRBペアからなるグラニュラリティを有しうる。このグラニュラリティはさらに、システム帯域幅に依存しうる。
前述したように、リレー・ノードは、実際のPDCCH送信において、R−PDSCHのために割り当てられたリソースと、R−PDCCH送信のために設定されたリソースとに基づいて、R−PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定するためのメカニズムを含みうる。
図9は、PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定するために(例えば、リレー・ノードまたはマクロUEによって)実行されうる動作900の例を例示する。この動作900は、902において、基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のために設定されたリソースを識別することによって始まる。904では、PDSCHを割り当てるPDCCH送信がBSから受信され、906において、このPDCCH送信において割り当てられたリソースと、このPDCCH送信のために割り当てられたリソースとに基づいて、PDSCH送信のために利用可能なリソースが決定される。
ある態様によれば、リレー・ノードは、第2の部分(または第2のスロット)において、R−PDCCHのために割り当てられたリソースが、R−PDSCHのために利用可能であるか否かを判定しうる。例えば、リレー・ノードは、R−PDCCHとR−PDSCHとがオーバラップするか否かを判定しうる。例えば、図7に示される純粋なFDMの場合におけるように、オーバラップが存在しない場合、リレー・ノードは、R−PDSCHへ割り当てられたすべてのリソースが、R−PDSCHのために利用可能であると判定しうる。しかしながら、図8に図示されるように、オーバラップが存在する場合、リレー・ノードは、PDSCHのためにどのリソースが利用可能であるかを判定するために、その他の情報を考慮する必要がありうる。
ある態様によれば、リレー・ノードは、ダウンリンクR−PDCCHと衝突しないリソースのサブセットを識別しうる。そして、これらリソースは、R−PDSCHのために利用可能であると考えられうる。例えば、リレー・ノードは、PRBnで、ダウンリンクR−PDCCHを受信しうる。これは、{n−1,n,n+1,n+2}のPRBを第1の部分(例えば、第1の時間スロット)に割り当て、{m,m,m,m}のPRBを第2の部分(例えば、第2の時間スロット)に割り当てる。ある場合には、第1の部分におけるPRBのセットは、第2の部分におけるPRBのセットと同じでありうる。すなわち、m=n−1、m=n、m=n+1、およびm=n+2である。例として、これは、スロット・ホッピングがR−PDSCH送信のためにディセーブルされている場合に対応しうる。他の場合では、第1の部分におけるPRBのセットが、第2の部分におけるPRBのセットと異なりうる。例として、これは、スロット・ホッピングがR−PDSCH送信のためにイネーブルされている場合に対応しうる。その後、リレー・ノード310は、{n−1,n+1,n+2}および{m,m,m}を、R−PDSCHのために利用可能なものとして識別しうる。
ある態様によれば、リレー・ノードは、第2の時間スロットにおいてアップリンク許可を検出した場合、PDCCH送信のために設定されたPRBペアの第2の時間スロットにおけるPRBが、PDSCHのために利用可能であると判定しうる。
ある態様によれば、暗黙的なシグナリングが利用されうる。例えば、ダウンリンク割当を持つPDCCHが第1の時間スロットで検出されるPRBペアとオーバラップするPDSCHを割り当てるR−PDCCH送信をリレー・ノードが受信した場合、リレー・ノードは、これを、同じPRBペアの第2のスロットにおけるPDSCH送信のために利用可能なリソースが存在することを示す暗黙的なインジケーションとして採用しうる。
ある態様によれば、ドナー基地局は、検出を実行しなければならないリレー・ノードまたは暗黙的なシグナリングに加えて、PDSCHリソースの利用可能性を示すインジケーションを提供しうる。第2の部分の利用可能性を示すために、少なくとも1ビット情報がR−PDCCHで伝送されうる。例えば、この1ビット情報は、新たなビットを加えることによって、既存のビットを変換することによって、またはR−PDCCH CRCマスキングによって伝送されうる。この1ビット情報は、DL許可を割り当てるR−PDCCHによって伝送され、UL許可が第2の部分にあるか否か、または、第2の部分がR−PDSCHに利用可能であるか否かを示す。それに加えて、または、それとは別に、この1ビット情報は、UE許可を割り当てるR−PDCCHによっても同様に伝送されうる。リレー・ノードまたはUEは、DL許可のためのR−PDCCH、またはUL許可のためのR−PDCCHの何れかを検出すると、DL許可とUL許可とを同時にスケジュールされているか、または、それらのうちの1つのみをスケジュールされているか、および/または、オーバラップが存在する場合には、第2の部分がR−PDSCHのために利用可能であるか否かを認識する。
ある態様によれば、RNまたはUEは、複数のモードのうちの1つを使用するように準静的に構成されうる。例として、RNまたはUEは、オーバラップが存在する場合、第2の部分におけるPRB(単数または複数)が利用可能であると常に仮定するように構成されうる。さらに、RNまたはUEは、オーバラップが存在する場合、第2の部分におけるPRB(単数または複数)が利用可能ではないと常に仮定するように構成されうる。
図10は、PDSCHリソース利用可能性を示すインジケーションを提供するようにドナー基地局によって実行されうる動作1000の例を例示する。1002では、ドナー基地局が、基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを(例えば、準静的に)設定する。1004では、ドナー基地局が、PDSCHを割り当てるPDCCHを、ノードへ送信する。1006では、ドナー基地局が、PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションを、ノードに提供する。
前述した様に、このインジケーションは、明示的または暗黙的でありうる。例えば、ドナー基地局は、アップリンク許可が存在することを示すインジケーション、または、PDSCHリソースが利用可能であることを示すその他いくつかのインジケーションを(例えば、R−PDCCH送信におけるビットとして)提供しうる。前述した暗黙的なシグナリングにおいてでさえも、ダウンリンク割当を持つPDCCHが第1の時間スロットで送信されるPRBペアとオーバラップするPDSCHを、ドナー基地局が割り当てるという事実は、PDSCHリソースが第2の時間スロットにおいて利用可能であるとのインジケーションとして考慮されうる。
ある態様によれば、R−PDSCHのためのリソース・マッピングが、本明細書に記載されたリソース利用可能性判定を考慮する方式でなされうる。従来方式で行われるリソース・マッピング(例えば、レート・マッチング)は、PDSCH領域1110のためのリソースをマッピングする、図11の図解1100に例示されるように、第1に周波数において、第2に時間においてなされる。
しかしながら、図12の図解1200に例示されるように、R−PDSCHのレート・マッチングは、図11に例示されているアプローチとは異なりうる。なぜなら、リソース・マッピングは、R−PDCCHダウンリンク許可1210を伝送するPRBのセットのうちの第1の部分をスキップ(第1の部分の周りをレート・マッチ)しうるからである。さらに、図13に例示されるように、PDCCHアップリンク許可1310のために使用されるPRBの第2のセットもまたスキップされうる。図14の図解1400に例示されるように、部分的なRBペア(「R−PDSCH」)のREが、(破線によって示されているように)最後に占められるように、レート・マッチング(またはPDSCH REマッピング)が行われうる。これは、例えば、RBペアの第2の部分がPDSCH送信のために使用されているか否かを示す明示的なインジケーションがない場合、起こりうるエラー・イベントに対処することに役立ちうる。RN特有のR−PDCCHおよびR−PDSCHがオーバラップしない場合、R−PDSCHのためのレート・マッチングは、レガシーPDSCHのものと同じであることが期待される。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。同伴する方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
上述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。例えば、送信する手段は、例えば、図2に図示された送信機システム210(例えばアクセス・ポイント)の送信機ユニット232、または、図2に図示された受信機システム220(例えばアクセス端末)の送信機ユニット254のような送信機を備えうる。受信する手段は、例えば、図2に図示された送信機システム210の受信機ユニット232、または、図2に図示された受信機システム220の受信機ユニット254を備えうる。決定する手段、および/または、実行する手段は、例えば、図2に例示される送信機システム210のプロセッサ230または受信機システム220のプロセッサ280およびRXデータ・プロセッサ258のような1または複数のプロセッサを含みる処理システムを備えうる。これらの手段は、図5の送信機モジュール512,528、受信機モジュール518,522、およびモジュール514,516,524,526からなる任意の適切な組み合わせを備えうる。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述された説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された態様に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された態様に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された態様に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、または、これらの組み合わせによって具体化される。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
開示された態様の上記説明は、いかなる当業者であっても、本開示を製造または使用できるように適用される。これらの態様へのさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の態様に適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された態様に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。

Claims (52)

  1. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定する方法であって、
    基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のために設定されたリソースを識別することと、
    PDSCHを割り当てるPDCCH送信を前記BSから受信することと、
    前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、前記PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定することと、
    を備える方法。
  2. 前記基地局はドナーBSを備え、前記PDCCHは、リレーPDCCH(R−PDCCH)を備え、前記決定することは、リレー・ノードによって実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記PDCCH送信のために設定されたリソースは、物理リソース・ブロック(PRB)ペアを備え、各PRBペアは、サブフレームの第1の部分に第1のPRBを備え、前記サブフレームの第2の部分に第2のPRBを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記サブフレームの第1の部分および第2の部分は、第1の時間スロットおよび第2の時間スロットを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記決定することは、前記サブフレームの第2の部分でアップリンク許可が検出されたか否かを判定することを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記決定することは、前記サブフレームの第2の部分でアップリンク許可が検出されない場合に、前記サブフレームの第2の部分における第2のPRBのすべてが、前記PDSCH送信のために利用可能であると仮定することを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記決定することは、前記サブフレームの第2の部分における第2のPRBが、前記PDSCH送信のために利用可能であるか否かを、前記BSによって提供されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいて判定することを備える、請求項4に記載の方法。
  8. 前記インジケーションは、前記PDCCH送信の1または複数のビットとして伝送される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記インジケーションは、前記第2の部分におけるR−PDCCH送信がアップリンク許可を備えているか否かを示すインジケーションを備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記決定することは、前記PDCCH送信において割り当てられたリソースが、前記PDCCH送信のために割り当てられたものと同じ物理リソース・ブロック(PRB)ペアの第1のPRBとオーバラップするのであれば、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースは、第2の時間スロット内に、前記PRBペアの第2のPRBを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記決定することは、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースが、前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースとオーバラップしない、割り当てられたPDSCH送信を含んでいると判定することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記PDSCH送信は、レート・マッチング動作によって、前記決定されたリソースにマップされる、請求項1に記載の方法。
  13. 前記決定することは、ユーザ機器(UE)へのPDSCH送信のために利用可能なリソースを決定するために前記UEにおいて実行される、請求項1に記載の方法。
  14. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定するための装置であって、
    基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のために設定されたリソースを識別する手段と、
    PDSCHを割り当てるPDCCH送信を前記BSから受信する手段と、
    前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、前記PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定する手段と、
    を備える装置。
  15. 前記基地局はドナーBSを備え、前記PDCCHは、リレーPDCCH(R−PDCCH)を備え、前記決定する手段は、リレー・ノードによって実行される、請求項14に記載の装置。
  16. 前記PDCCH送信のために設定されたリソースは、物理リソース・ブロック(PRB)ペアを備え、各PRBペアは、サブフレームの第1の部分に第1のPRBを備え、前記サブフレームの第2の部分に第2のPRBを備える、請求項14に記載の装置。
  17. 前記サブフレームの第1の部分および第2の部分は、第1の時間スロットおよび第2の時間スロットを備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記決定する手段は、前記サブフレームの第2の部分でアップリンク許可が検出されたか否かを判定する手段を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記決定する手段は、前記サブフレームの第2の部分でアップリンク許可が検出されない場合に、前記サブフレームの第2の部分における第2のPRBのすべてが、前記PDSCH送信のために利用可能であると仮定する手段を備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記決定する手段は、前記サブフレームの第2の部分における第2のPRBが、前記PDSCH送信のために利用可能であるか否かを、前記BSによって提供されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいて判定する手段を備える、請求項17に記載の装置。
  21. 前記インジケーションは、前記PDCCH送信の1または複数のビットとして伝送される、請求項20に記載の装置。
  22. 前記インジケーションは、前記第2の部分におけるR−PDCCH送信がアップリンク許可を備えているか否かを示すインジケーションを備える、請求項20に記載の装置。
  23. 前記決定する手段は、前記PDCCH送信において割り当てられたリソースが、前記PDCCH送信のために割り当てられたものと同じ物理リソース・ブロック(PRB)ペアの第1のPRBとオーバラップするのであれば、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースは、第2の時間スロット内に、前記PRBペアの第2のPRBを含むと判定する手段を備える、請求項14に記載の装置。
  24. 前記判定する手段は、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースが、前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースとオーバラップしない、割り当てられたPDSCH送信を含んでいると判定する手段を備える、請求項14に記載の装置。
  25. 前記PDSCH送信は、レート・マッチング動作によって、前記決定されたリソースにマップされる、請求項14に記載の装置。
  26. 前記決定する手段は、ユーザ機器(UE)へのPDSCH送信のために利用可能なリソースを決定するために前記UEにおいて実行される、請求項14に記載の装置。
  27. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定するための装置であって、
    基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のために設定されたリソースを識別し、
    PDSCHを割り当てるPDCCH送信を前記BSから受信し、
    前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、前記PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  28. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを決定するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    基地局(BS)からの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のために設定されたリソースを識別することと、
    PDSCHを割り当てるPDCCH送信を前記BSから受信することと、
    前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースと、前記PDCCH送信において割り当てられたリソースとに基づいて、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースを決定することと、
    のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  29. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示す方法であって、
    基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定することと、
    PDSCHを割り当てるPDCCHを前記ノードへ送信することと、
    前記PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、前記PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションを前記PDCCHを介して前記ノードへ提供することと、
    を備える方法。
  30. 前記BSは、ドナーBSを備え、前記PDCCHは、リレーPDCCH(R−PDCCH)を備え、前記ノードは、リレー・ノードである、請求項29に記載の方法。
  31. 前記インジケーションを提供することは、前記R−PDCCH送信のために割り当てられたリソースとオーバラップするリソースを割り当てるR−PDCCHを送信することを備える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記R−PDCCH送信のために設定されたリソースは、物理リソース・ブロック(PRB)ペアを備え、各PRBペアは、サブフレームの第1の部分に第1のPRBを備え、前記サブフレームの第2の部分に第2のPRBを備える、請求項30に記載の方法。
  33. 前記サブフレームの第1の部分および第2の部分は、第1の時間スロットおよび第2の時間スロットを備える、請求項32に記載の方法。
  34. 前記インジケーションは、前記サブフレームの第2の部分におけるPRBペアのうちの第2のPRBが、前記PDSCH送信のために利用可能であるか否かを示す、前記R−PDCCH送信の1または複数のビットを備える、請求項32に記載の方法。
  35. 前記インジケーションを提供することは、前記PDCCH送信のために割り当てられたPRBペアのうちの第1のPRBとオーバラップするリソースを割り当てるPDCCHを、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースが、第2の時間スロットにおいて、同じ前記PRBペアの第2のPRBを含むことを示すインジケーションとして送信することを備える、請求項29に記載の方法。
  36. 前記インジケーションを提供することは、前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースとオーバラップしないリソースのセットを割り当てるPDCCHを、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースが、前記割り当てられたリソースのセットを含むことを示すインジケーションとして送信することを備える、請求項29に記載の方法。
  37. 伝送された前記インジケーションは、前記サブフレームの第2の部分でアップリンク許可が送信されたか否かを示す、請求項35に記載の方法。
  38. 前記PDSCH送信は、レート・マッチング動作によって、前記リソースの一部にマップされる、請求項29に記載の方法。
  39. 前記PDCCHは、リレーPDCCH(R−PDCCH)を備え、前記ノードは、ユーザ機器(UE)である、請求項29に記載の方法。
  40. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示す装置であって、
    基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定する手段と、
    PDSCHを割り当てるPDCCHを前記ノードへ送信する手段と、
    前記PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、前記PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションを、前記PDCCHを介して前記ノードへ提供する手段と、
    を備える装置。
  41. 前記BSは、ドナーBSを備え、前記PDCCHは、リレーPDCCH(R−PDCCH)を備え、前記ノードは、リレー・ノードである、請求項40に記載の装置。
  42. 前記インジケーションを提供する手段は、前記R−PDCCH送信のために割り当てられたリソースとオーバラップするリソースを割り当てるR−PDCCHを送信する手段を備える、請求項41に記載の装置。
  43. 前記R−PDCCH送信のために設定されたリソースは、物理リソース・ブロック(PRB)ペアを備え、各PRBペアは、サブフレームの第1の部分に第1のPRBを備え、前記サブフレームの第2の部分に第2のPRBを備える、請求項41に記載の装置。
  44. 前記サブフレームの第1の部分および第2の部分は、第1の時間スロットおよび第2の時間スロットを備える、請求項43に記載の装置。
  45. 前記インジケーションは、前記サブフレームの第2の部分におけるPRBペアのうちの第2のPRBが、前記PDSCH送信のために利用可能であるか否かを示す、前記R−PDCCH送信の1または複数のビットを備える、請求項43に記載の装置。
  46. 前記インジケーションを提供する手段は、前記PDCCH送信のために割り当てられたPRBペアのうちの第1のPRBとオーバラップするリソースを割り当てるPDCCHを、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースが、第2の時間スロットにおいて、同じ前記PRBペアの第2のPRBを含むことを示すインジケーションとして送信する手段を備える、請求項40に記載の装置。
  47. 前記インジケーションを提供する手段は、前記PDCCH送信のために割り当てられたリソースとオーバラップしないリソースのセットを割り当てるPDCCHを、前記PDSCH送信のために利用可能なリソースが、前記割り当てられたリソースのセットを含むことを示すインジケーションとして送信する手段を備える、請求項40に記載の装置。
  48. 伝送された前記インジケーションは、前記サブフレームの第2の部分でアップリンク許可が送信されたか否かを示す、請求項46に記載の装置。
  49. 前記PDSCHは、レート・マッチング動作によって、前記リソースの一部にマップされる、請求項40に記載の装置。
  50. 前記PDCCHは、リレーPDCCH(R−PDCCH)を備え、前記ノードは、ユーザ機器(UE)である、請求項40に記載の装置。
  51. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示す装置であって、
    基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定し、
    PDSCHを割り当てるPDCCHを前記ノードへ送信し、
    PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、前記PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションを、前記PDCCHを介して前記ノードへ提供する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  52. 基地局からの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のために利用可能なリソースを示すためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    基地局(BS)からノードへの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信のためのリソースを設定することと、
    PDSCHを割り当てるPDCCHを前記ノードへ送信することと、
    前記PDCCH送信のために設定されたリソースの一部が、善意PDSCHの送信のために利用可能であることを示すインジケーションを前記PDCCHを介して前記ノードへ提供することと、
    のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
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