JP2013526292A - 動物用給餌器 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 動物を食草/摂食させるための動物用給餌器であって、自然に応じた食草/摂食位置を筋肉骨格の点から模倣し、自然に応じた食草/摂食パターンを生理学的に模倣する。この場合、動物用給餌器は、飼料を貯蔵するためのホッパー部と、自然に応じて地表レベルでの食草位置で動物に給餌するための飼料容器とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動物用給餌器に関する。特に、動物に草/飼料を与えるための動物用給餌器であって、自然界での食草/摂食位置を筋肉骨格の点から模倣するとともに、自然界での食草/摂食パターンを生理学的に模倣する動物用給餌器に関する。
屋内で飼育される馬、牛、豚等の動物は通常、一定間隔で、壁に取り付けられた給餌器あるいは地表の高さより高く設けられた給餌器、例えば、ボウル、干し草台、飼い葉おけまたは干し草ネットから、または、乾燥飼料が入っており地面に置いた蓋のないバケツ等の容器から、飼料を与えられる。これに代えて、動物用の飼料は単に、地面に直接置かれる場合もある。
しかし、上述したような給餌方法および給餌容器には、多くの問題点がある。以下では公知の動物用給餌器の問題点を概して馬に関連付けて説明するが、当業者であれば、同様または同一の問題点は、牛、羊、豚等の他の動物で同様の給餌器を利用する場合にも発生するものと考えられたい。
干し草ネット等の壁に取り付けられた給餌器は、地表に届かないように、そして、馬を危険にさらさないように、十分な高さに配置する必要がある。特に、干し草ネットは、所定位置にしっかりと取り付ける必要があり、空になった場合に地表に着かない位置にする必要があり、干し草ネットを吊り下げる高さをさらに高くする。
重要な点として、壁に取り付けられる給餌器または高い位置に設けられる給餌器は全て、動物が餌を食べる際に、不自然な食草時とは異なる位置で、つまり、地表レベルより高い位置で食べる必要がある。実際、壁に取り付けられる給餌器は、最高で1.0から2.0の高さに取り付けられるので、動物は筋肉がひどく緊張してしまう。馬は、高い位置で餌を食べる場合、上側および下側の歯槽弓がずれたり、咬合がずれたりすることがあり、普通とは異なる歯牙摩耗パターンが見られ、歯には頭蓋側鉤状突起および尾側鉤状突起が発生する。例えば、馬の頭が肩の高さと略同位置に来る立った位置でも、上顎の歯は下顎の歯より約2mm突出しており、非常に不自然で食草時とは異なる咬み合わせになってしまう。頭蓋側および尾側の鉤状突起が発生すると、馬は痛みを感じるとともに非常に不快な思いをすることになり、栄養欠乏、異常行動または機能劣化につながる。
高い位置で餌を食べると、動物に対して、特に頭部、頸部および背中に対して、生物力学的にストレスがかかり、頭部の位置が不自然に高いために、これらの部分の筋肉および骨格に問題またはストレスが発生する可能性がある。このため、馬は、給餌中に高い位置で頭部を維持すると、咀嚼中にこういった部位で筋肉が長時間にわたって収縮するので、胸部、胸腰部、および、腰部の筋緊張が大きくなる。
高い位置にある給餌器から餌を食べることによって、飼料を給餌器から引き出す際に馬が頭をねじったり回転させたりするので、顎関節、環椎後頭関節、および、環軸関節、および、関連する筋系にさらにストレスがかかることになる。
最後に、単に飼料を地面に置くことは自然界での食草の位置を模倣しているが、飼料はすぐに汚れて食べられない状態になり、無駄になるとともに動物への飼料が不足する可能性もある。
一般的に、馬、牛、羊等の草食動物は、生物学的特徴により、所定間隔で給餌を行う装置とは逆に、習慣的に常に食草する動物であり、つまり、自然界では常に食草するパターンを持つ動物である。例えば、馬は特に、胃の容量が小さく(平均的な馬で9リットルから15リットル)、自然界では常に食草することにより、胃には常に少量の飼料が存在することになる。馬が食べているか否かに関わらず胃では胃酸が生産されるので、胃に食べ物が無いと、胃の上部で胃潰瘍が発生する可能性がある。
一般的に、公知の給餌器は、草食動物に対して断続的に給餌することのみが可能であり、例えば、公知の給餌器は通常、5時間から6時間の間隔で補充される。したがって、家畜小屋に入れられている馬は給餌器が補充されると飼料をかき込み、馬の胃は長期間にわたって空になる可能性があり、胃潰瘍の危険性が高まる。
さらに、馬は、飼料をかき込むと、飼料を咀嚼する時間が短くなるので、消化率が悪くなり、下流の胃腸管での消化にも悪影響が出る。例えば、馬小屋に入れられている平均的な馬は、飼料1kg当たり3400回咀嚼して、給餌する度に約30分から40分で飼料を食べ終える。したがって、平均的な馬が1日に3回給餌される場合、24時間のうち、22時間は馬の胃に飼料が無いことになる。また、馬は、自然の本能に従って常に食草することができないので、ストレスがたまり退屈して、例えば、上述したような胃潰瘍などの生理学的な問題、および、飼い葉おけの咬み癖およびさく癖などの異常行動が見られる可能性がある。
訓練中の競走馬の90%以上が、胃潰瘍を患っているとの報告があり、競走馬の成績が悪化する主な要因の一つである。一方で、競走馬ではない馬、例えば、子馬および馬小屋で飼われている馬は概して、潰瘍が多発することが知られている。対照的に、野原で不断給餌を受ける馬は、胃に常に飼料が入って通過していくので、咀嚼中の唾液の分泌も同時にあることで、胃で生産される胃酸の酸性を緩和し、胃潰瘍に対して自己防衛策となる自然のメカニズムを持つ。
公知の給餌器の給餌間隔を短くして潰瘍の発生を抑えようとすると、労働力の負担が過剰になり、関連技術分野で公知のより精密なさまざまな給餌器は、上述したような、解剖学的および生理学的な問題に対処できていない。例えば、英国特許文献第2,450,507号では、フレームを動かすことが可能な給餌器を開示している。当該フレームは、飼料を取り除いたり、食べ終えたりすると、下方に動くが、地表には到達せず、自然界での食草位置は模倣できない。
本発明によると、飼料を貯蔵するホッパー部と、動物に給餌するための飼料容器とを備え、飼料容器は、ホッパー部の下方に配置され、ホッパー部と連通しており、ホッパー部から飼料を受け取り、飼料を動物に自然に応じた地表レベルでの食草位置で与える動物用給餌器が提供される。
飼料容器は、ホッパー部の下方で奥まった位置にあり、ホッパー部が飼料容器の上方で張り出していることが好ましい。また、ホッパー部は、飼料をホッパー部から飼料容器へと方向付けるための曲面状の壁部を少なくとも1つ有することが適切である。
本発明の好ましい実施形態によると、ホッパー部は、正面壁を持つ底壁、背面壁、直立している第1の側壁および第2の側壁を有し、飼料容器は、正面壁上に前方に向うように配置されており、背面壁は、ホッパー部から重力によって前方に向うように配置されている飼料容器に向けて飼料を方向付ける曲面状の壁部を含む。
背面壁および正面壁は、前方に傾斜して飼料容器の上方で張り出しており、ホッパー部から曲面状の壁部に向けて飼料を方向付けることが有益である。
ホッパー部は、ホッパー部と飼料容器との間に画定されている給餌開口を介して、飼料容器と連通していることが適切であり、ホッパー部は、ホッパー蓋部をさらに備える。
動物用給餌器を移動させるために前記動物用給餌器に取り付けられている車輪部と、ホッパー部に設けられているハンドルとをさらに備えることが好ましい。
本発明の好ましい実施形態によると、飼料容器は、動物が飼料容器から飼料を取り出すことが可能な奥まった位置にある給餌口と、自然に応じた連続的な食草パターンを生理学的に模倣するための給餌口に設けられている給餌制御分配器とを有している。
給餌制御分配器は、飼料容器内の飼料の取得を制御するための手段を含むことが好ましい。給餌制御分配器は、足が飼料容器に嵌らないようにするための分離可能なフェイルセーフ機構を含むことがより好ましい。
飼料容器内の飼料の取得を制御するための手段は、奥まった位置にある給餌口全体にわたって設けられている一群のフィンガー部を含むことが適切である。そして、フィンガー部は、飼料容器内に向って凹に後退する形状で弓形に曲線を描くことが有益である。
フィンガー部はそれぞれ、フィンガー部を一群から個別に分離するための分離機構を含むことが適切である。分離機構は、重量による圧力を受けると分離され得るフィンガー部のそれぞれに設けられている分離可能なくさび部を含むことが好ましい。
本発明の好ましい実施形態によると、フィンガー部は、給餌中にフィンガー部の上下移動が可能となるように、群で移動可能に取り付けられるフィンガー部は、奥まった位置にある給餌口に隣接して筐体内に滑動可能に取り付けられ、筐体は、保持部がはめ込まれており、保持部からフィンガー部が外れないようにすることが好ましい。
本発明の別の実施形態によると、分離機構はさらに、動物用給餌器に設けられているロッドを含み、ロッドとくさび部との間には、奥まった位置にある給餌口全体にわたってフィンガー部が取り付けられており、フィンガー部は分離した後もロッドに取り付けられたままである。
本発明の別の実施形態によると、飼料の取得を制限する手段は、網を含む。
本発明の特に好ましい実施形態によると、動物用給餌器は、馬用の給餌器である。
本発明に係る動物用給餌器によれば、動物は、食事中の頭部および頸部が筋肉骨格の点から快適且つ正しい位置となり、食草時の自然な頭部および頸部の位置を筋肉骨格の点から模倣する。したがって、動物は自然にしたがって給餌される。動物用給餌器のホッパー部はさらに、動物の1日当たりの食餌要件を満たすような寸法を持ち、給餌器から飼料が放出される速度または動物に飼料が与えられる速度は、一定であり、自然界の食草/摂食パターンを模倣するように制御される。これにより、食べ過ぎまたは一気食いを抑制する。動物用給餌器は、1日のうち複数回補充することが必要ないので、労働負荷を軽減する。
本発明に係る動物用給餌器によれば、馬は地表レベルで食べることが可能となるので、背線の筋組織の筋緊張が軽減される。特に、背中の胸部、胸腰部および腰部での筋緊張が軽減される。より具体的には、下顎の歯が前方に移動して上顎の歯と正確に咬合するのは、馬の頭部が給餌のために地表レベルにある場合のみであり、本発明に係る給餌器によれば、顎が通常通りに動き易く、歯牙摩耗パターンが均一化および規則化されるような筋肉骨格の点から快適な位置で馬は食事することができる。このため、本発明に係る給餌器によると、高い位置での食事によって頭部を高く維持して長時間にわたって筋収縮したことによる胸部、胸腰部および腰部の筋緊張を無くすことができる。
本発明に係る動物用給餌器によれば自然界での食草と同様に常に給餌することが可能となり、馬は、本発明に係る動物用給餌器を用いて給餌される場合、馬には常に食事が供給され、胃に常に飼料が入って通過していくので、咀嚼中の唾液の分泌も同時にあることで、胃で生産される胃酸の酸性を緩和し、胃潰瘍に対して自己防衛策となる自然のメカニズムを持つ。つまり、馬は本発明に係る給餌器において常に食草しているように食事できるので、長期間にわたって飼料を与えられない事態に耐える必要はなく、潰瘍の発生が少なくなる。したがって、本発明に係る動物用給餌器は、馬に与える飼料の供給量を一定に維持し易く、唾液が一定量常に得られ、胃には一定量の飼料が常に供給され、胃の胃酸を緩和し、潰瘍の発生を少なくする。
本発明に係る動物用給餌器は、給餌制御分配器を用いて馬に与える飼料を制御して、馬が自然に応じて常に食草するように食事することで、つまり、飼料が常に口に入り胃に入ることで、唾液を生成し、空の胃の胃酸による問題の危険性を低減することで、高速度で飼料を摂取および咀嚼する傾向がある(咀嚼にかかる時間が短かくなり、生成される唾液の量が減り、咀嚼が十分でない飼料の消化が不十分になる)馬の潰瘍を減少させることに特に効果がある。より具体的には、本発明に係る動物用給餌器は、動物に常に食事を制御しつつ与え、常に胃に飼料が入るようにして、不断で食草する動物の少しずつ食事するパターンを模倣して、潰瘍等の生理障害の発生の危険性を最小限に抑える。こうすることによって、本発明に係る動物用給餌器は、ストレス、退屈および馬小屋にいることによる悪癖等の問題行動が見られる危険性を低くする。
本発明に係る給餌器を利用すると馬は地表レベルで食事できるので、飼料から馬の呼吸器系および目に塵が入って慢性閉塞性肺疾患(COPD)および眼感染症等の障害が発症したり悪化したりすることが、減るか、または、無くなる。
全般的には、本発明に係る動物用給餌器の安全面は、曲線状または平滑な端縁、奥まった位置にある飼料容器、および、飼料容器の分離可能なフィンガー部によって、動物用給餌器は、長時間にわたって監視されていない状態が続いて、その場に残したままとなっても、馬に対する危険性はなくなる。
本発明に係る動物用給餌器は、静止位置で安定して利用できるが、操作も容易であり、車輪部が設けられているので移動も可能である。
以下で添付図面を参照しつつ本発明を説明するが、一例に過ぎない。添付図面は以下の通りである。
自然界での地表レベルでの食草/摂食位置を筋肉骨格の点から模倣し、自然界での常に食草/摂食するパターンを生理学的に模倣する、本発明に係る可動性動物用給餌器の静止状態での正面を図示する上方から見た斜視図である。 図1に示す動物用給餌器の正面立面図である。 図1に示す動物用給餌器の背面立面図である。 動物用給餌器の側面立面図であり、馬が動物用給餌器の飼料容器から筋肉骨格の点から正しい自然な食草位置で飼料を食べている様子を示す図である。 図4の動物用給餌器の長手方向断面図である。 図1の動物用給餌器の飼料容器の正面および上方から見た様子を示す拡大斜視図であり、奥まった位置にある飼料/給餌口を示すとともに、飼料容器の速度制御飼料/給餌分配器を示す図である。 フィンガー筐体が取り外されて、フィンガー部が、飼料容器の第1の端壁と第2の端壁との間に延在するフィンガー保持部に形成されているそれぞれのノッチに収容されている様子を示す、動物用給餌器の正面を示す上方から見た斜視図である。 フィンガー筐体、飼料容器の端壁、および、飼料容器の底部を分かり易いように省略して、飼料容器の速度制御飼料/給餌分配器の給餌用フィンガー部の正面を示す、上方から見た拡大斜視図である。 給餌用フィンガー部を示す拡大正面立面図である。 図9の給餌用フィンガー部を示す側面立面図である。 図9の給餌用フィンガー部を示す上面立面図である。 飼料容器、および、フィンガー収納スロットに移動可能に保持されているフィンガー部を示す拡大断面図である。
図1から図5は、動物の食草/摂食用に構成されている本発明に係る動物用給餌器1を示す図である。動物用給餌器1は、第一に動物の自然な食草/摂食位置を筋肉骨格の点から模倣するように、第二に動物の自然な食草/摂食パターンを生理学的に模倣するように構成されている。動物用給餌器1は、さまざまな種類の餌/飼料(以下では、「飼料」と呼ぶ)、例えば、干し草、乾燥飼料等で利用されるのに適している。
図示しているように、動物用給餌器1は、上側の飼料格納容器またはホッパー部2と、下側の奥まった位置にある一体型給餌飼料容器3とから構成されている。ホッパー部2は通常、動物の1日当たりの飼料として必要な量を格納するような寸法を持ち、底壁4と、底壁4から直立する正面壁5、背面壁6、第1の側壁7および第2の側壁8で形成され、ホッパー開口9を画定している。ホッパー開口9は、正面壁5、背面壁6、第1の側壁7および第2の側壁8の上に設けられている上側端縁10で周囲を取り囲まれている。奥まった位置にある飼料容器3は、地表レベルに配置され、ホッパー部2の正面壁5に取り付けられている。
正面壁5、背面壁6、第1の側壁7および第2の側壁8は、図4の側面図に示すように、または、図5の断面図に示すように、側面から見るとひし形形状の平行四辺形と略同様の形状および輪郭を持つ。具体的には、正面壁5および背面壁6は、底面4から平行に上方および前方に延在しており、正面壁5は飼料容器3の上方で張り出しており、逆に、飼料容器3は、上方で張り出している正面壁5の下方で奥まった位置となるように形成され、動物の足が飼料容器3と接触する危険性を最小限に抑えている。
ホッパー開口部9は、ホッパー開口部9を開閉してホッパー部2に飼料を充填するためのヒンジ付蓋部11が嵌められている。ヒンジ付蓋部11は、ホッパー開口部9に着座するような形状を持ち、蓋正面端縁12、蓋背面端縁13、第1の蓋側面端縁14および第2の蓋側面端縁15を有する。
正面壁5は、凸形状または外向きの曲面16を、飼料容器3の上方に張り出す円滑面を得るべくヒンジ付蓋部11の形状と一致する形状を持つ蓋正面端縁12に隣接して画定する形状を持つ。
ヒンジ付蓋部11はさらに、ヒンジ付蓋部11、および、ヒンジ付蓋部11を開閉位置に移動させるべく背面端縁13とホッパー部の背面壁6との間に取り付けられているヒンジ18を昇降させるための、正面端縁12上の中央に位置する凹状握り部17を持つ。
ホッパー部2の背面壁6には、必要に応じてさまざまな場所に動物用給餌器1を移動させるべく、底壁4に隣接して車輪部19が嵌められている。車輪部19は、ホッパー部2の第1の側壁7に隣接している第1の車輪20と、ホッパー部2の第2の側壁8に隣接している第2の車輪21とから構成される。第1の車輪20および第2の車輪21は、第1の軸取り付け部23および第2の軸取り付け部24によって、背面壁6に固定されている横軸22によって結合されている。
図4および図5に具体的に示すように、車輪部19は、蓋正面端縁12に隣接している凸状または外向きの曲面16と対角線上に反対側に配置されている、背面壁6の第2の凸状または外向きの曲面25において、底壁4に隣接して、背面壁6に取り付けられている。凸状または外向きの曲面25の曲率と、前向きに配置されている正面壁5および背面壁6のひし形形状とによって、開口部11から飼料容器3へとホッパー部1を通って飼料が下方に常に通過し易くなるように、動物用給餌器1を通過する平滑経路が画定される。具体的には、背面壁6の曲面性によって、重力によってホッパー部2から飼料容器3への給餌器1を通過する飼料の流れは妨げられることはない。
ホッパー部2の背面壁6には、車輪部19で動物用給餌器1を旋回させて、ホッパー部2の底壁4を地表から持ち上げ、第1および第2の車輪20、21で動物用給餌器を回転させるために、ヒンジ18に隣接してハンドル26が設けられている。ハンドル26は、第1の側壁7に隣接している第1の環状取り付け部28と、第2の側壁8に隣接している第2の環状取り付け部29と、第1および第2の環状取り付け部28、29の間に配置されている中央環状取り付け部30とによって取り付けられている長尺状グリップ27で形成されている。
上述したように、奥まった位置にある飼料容器3は、ホッパー部2の正面壁5に、底壁4から前方を向いた位置で設けられており、真に自然に応じた食草位置を地表レベルで筋肉骨格の点から模倣して、馬が、常に食草するように制御された食事を実現すると同時に、生物力学的に快適且つ正しい姿勢で食事できるようにする。飼料容器3は、図6から図12に詳細に説明している。
長尺状給餌開口32は、ホッパー部の正面壁5と底壁4との間に画定されており、ホッパー部2から飼料容器3へと飼料が移動しやすいようにする。一方、飼料容器3は、ホッパー部2の底壁4から前方および外側に連続して延在している容器底壁33と、ホッパー部2の第1の側壁7から横方向且つ外側に延在しており平行である第1の略三角形状の端壁34と、ホッパー部2の第2の側壁8から横方向且つ外側に延在しており平行である第2の略三角形状の端壁35とから形成されている。上向きに配置されている長尺状の容器開口36は、第1の端壁34と第2の端壁35との間に画定されており、そこから動物は飼料を得ることができる。これについては、より詳細に後述する。
略三角形状の端壁34、35はそれぞれ、底部端縁37、ホッパー部2の正面壁5に向って配置されている背面端縁38、正面端縁39から構成される。正面端縁39は、背面端縁38と上向きまたは垂直に配置されている正面端縁部41との間に延在している凸状または内向きに曲線および弓形を描く凹状部分40から成る。
第1および第2の端壁34、35は、両者間に、容器開口36から連続している、上向きに配置される弓形に凹となっている給餌口42を画定するような形状を持つ。給餌口42は、動物が飼料容器3から食事を得る速度を制御するべく、つまり、動物が飼料を一気食いしないように、そして、自然の食草を模倣して、動物用給餌器1が常に制御しつつ飼料を動物に供給できるように、調整可能な給餌制御分配器43が嵌められている。
給餌制御分配器43は、給餌口42全体にわたって互いに離間して配置されている弾力性および可撓性を持つ弓形フィンガー部45の一群44から構成されている。より具体的には、フィンガー部45は、端壁34、35の内向きに曲線および弓形を描く凹状部分40に対応するような凹状の弓形形状を持ち、容器底壁33と、給餌開口32の上方であってホッパー部2の正面壁5に取り付けられており、フィンガー部45を挿入するために長尺状環状フィンガースロット47を持つフィンガー筐体46との間に延在する。環状フィンガースロット47は、より詳細に後述するが、環状スロット47内でフィンガー部が上下に移動し、振動または蠢動する余地を持ちつつ、フィンガー部45を当該スロット47内に保持するための形状およびサイズを持つ。フィンガー筐体46は、固定部48によって正面壁5に固定される。
フィンガー部45はそれぞれ、下側端部に圧縮性および弾性を持つブロック状のくさび部50として基部49を持ち、反対側の端部にT字形のコネクタ51を持つ。基部49は、フィンガー部45から横方向且つ外向きに延在している。上述したように、各フィンガー部45のT字形のコネクタ51は、馬が食事中にフィンガー部45に接触したり、または、衝撃を与えたりしても、フィンガー筐体46のスロット47内で上下に振動および移動することはない。しかし、フィンガー部は、筐体46内に保持されており、容器の第1の端壁34と容器の第2の端壁35との間に延在して容器の第1および第2の端壁34、35の上側端縁を画定しているフィンガー保持部52によって筐体46から外れないようになっている。フィンガー保持部52には、互いに離間している円状のノッチ56が設けられている。ノッチ56は、第一にフィンガー部45が挿入され、フィンガー部45が円状のノッチ56内で上下に滑動可能となるように、第二にT字形コネクタ51が円形ノッチ56を通り抜けてフィンガー筐体46から出て行かないようにするような寸法を持つ。
くさび部50は、高さが端壁34,35の直立部分41の高さと対応するように決まっており、幅は、参照番号53で示すように、フィンガー部45の一群44が端壁34、35とくさび部50との間で発生する圧縮力によって給餌口42内に所定位置で保持されるように、つまり、くさび部50が端壁34、35の間に押し込まれ、且つ、飼料容器3内の飼料を得ることができるようにフィンガー部45が互いに離間して配置されるように、決まっている。ブロック状のくさび部50には、端壁34、35の間にさらにぴったりと嵌るように外形を合わせた側方端縁54と、フィンガー部45がフィンガー筐体46に向けて上向きに適切に延伸するための補強フィンガー突起部55とが設けられている。
フィンガー45は弾性またはゴム状の材料で形成されており、フィンガー筐体46内で動くことが可能であるので、動物が飼料容器3で飼料を食べる場合にフィンガー部45は上下に動くことが可能である。例えば、動物が食事中にフィンガー部45を下方に押圧しても、フィンガー部45は筐体46内の円形ノッチ56内で下方に滑動し、フィンガー部45の弾性およびくさび部50によって、フィンガー部45は食事後に静止位置に戻り、動物にも危険は及ばない。
フィンガー部45は、給餌口42から飼料を得る程度を制御するために、寸法の調整および/または数の増減が必要に応じて可能である。つまり、給餌制御分配器43は、動物の摂食パターンに応じて調節が可能であり、例えば、馬が飼料を一気食いする可能性がある場合、フィンガー部45の数は、飼料を得にくいようにして動物の摂食速度を遅くするべく多くすることができる。
また、くさび部50は、フェイルセーフの脱着機構を画定しており、圧縮されたくさび部50は、加圧されることによって給餌制御分配器43から外れ、例えば、馬が飼料容器3を踏んでも、馬の体重によってくさび50が離れ、フィンガー部45が外れるので、馬は安全に足を給餌器1から抜くことができるため、馬の脚が飼料容器3または給餌制御分配器43にはまることはない。しかし、給餌器1は、その場に残り、損傷もしない。
本発明の別の実施形態によると、T字形のコネクタ51に代えて、フィンガー部45の一群をフィンガー収納スロット47内で支持するための横ロッドを挿入するための横方向環状開口を設けることもできる。
本実施形態によると、横ロッドを挿入するための横方向環状開口は、各フィンガー部45に設けられている孔であって、横ロッドを挿入してフィンガー部45の一群44を組み合わせるための横方向に延伸する孔によって画定されている。横ロッドは、飼料容器3において、ホッパー部2の正面壁5に取り付けられる。
図4に具体的に示しているように、利用時には、馬57は、馬の自然な食草/摂食位置を模倣して筋肉骨格の点から自然に従って食草/摂食しているかのように、本発明に係る動物用給餌器1から飼料を得ることができる。さらに、ホッパー部2が馬の1日分の飼料として必要な量を貯蔵するような寸法を持ち、給餌制御分配器43を嵌めているので、動物用給餌器1は、自然な食草/摂食パターンを生理学的に模倣して、馬の肉体的且つ精神的な健康を保証する。
本発明の別の実施形態によると、給餌制御分配器43に代えて、適切な網を設けることができ、馬57はこの網を介して食事をする。網は、フィンガー部45と同様に、弾性且つ可撓性の材料で形成することができる。給餌制御分配器43のフィンガー部45を変化させるのと同様に、動物側の要求、食事習慣、または、摂取要件に応じてさまざまなサイズのさまざまな種類の網を利用することができる。
本発明の別の実施形態によると、ホッパー部2には、ホッパー部2に残っている飼料の量を示す飼料レベル指標が設けられている。当該指標は、浮き上がったように見えるとしてもよいし、刻み込まれたように見えるとしてもよい。また、飼料レベル指標は、飼料レベルが見えるにホッパー部2に設けられる窓によって構成することもでき、所望される場合には機械的な飼料レベル指標で構成することもできる。
所望される場合には、動物用給餌器1には、ホッパー部2内を飼料容器3へと飼料が流れやすいようにするデバイスを嵌めることができる。このようなデバイスとして適切なものには、ホッパー部2内で重力に応じて嵌合および下降する形状を持つプレートであって、ホッパー部開口9に隣接して飼料の上に単に置くだけでよいプレートがある。プレートの重量によって圧縮力が発生し、飼料が押圧され、給餌器1を通り抜けるようになる。これに代えて、このようなデバイスは、所望される場合、機械的なデバイスであってもよい。
当業者であれば想到するであろうが、動物用給餌器1は、さまざまな動物のサイズおよび食事習慣に合わせて製造する際に必要に応じて寸法を決定することができる。動物用給餌器1はさらに、動物用給餌器1の形状は置く場所に応じて望み通りに変更可能であるが、必要であれば屋外で利用することができる。例えば、動物用給餌器1は、隅にはまるような形状にすることができる。本実施形態では、ホッパー部は、円すい形状または三角形状としてよく、ホッパー部2内の面は適宜平滑な曲面のままとして、飼料がホッパー部2内を飼料容器3へと問題なく流れるようにする。
本発明に係る動物用給餌器1は、プラスチック等、任意の適切な材料で形成することができる。
本発明は、本明細書で開示した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく構造および詳細な内容を変更するとしてもよい。

Claims (21)

  1. 飼料を貯蔵するホッパー部と、
    動物に給餌するための飼料容器と
    を備え、
    前記飼料容器は、前記ホッパー部の下方に配置され、前記ホッパー部と連通しており、前記ホッパー部から飼料を受け取り、自然に応じた地表レベルでの食草位置で飼料を動物に与える動物用給餌器。
  2. 前記飼料容器は、前記ホッパー部の下方で奥まった位置にあり、前記ホッパー部が前記飼料容器の上方で張り出している請求項1に記載の動物用給餌器。
  3. 前記ホッパー部は、飼料を前記ホッパー部から前記飼料容器へと方向付けるための曲面状の壁部を少なくとも1つ有する請求項1または請求項2に記載の動物用給餌器。
  4. 前記ホッパー部は、底壁と、前記底壁から直立している正面壁と、背面壁と、第1の側壁および第2の側壁とを有し、前記飼料容器は、前記正面壁上に前方に向うように配置されており、前記背面壁は、前記ホッパー部から重力によって前方に向うように配置されている前記飼料容器に向けて飼料を方向付ける前記曲面状の壁部を含む請求項3に記載の動物用給餌器。
  5. 前記背面壁および前記正面壁は、前方に傾斜して前記飼料容器の上方で張り出しており、前記ホッパー部から前記曲面状の壁部に向けて飼料を方向付ける請求項4に記載の動物用給餌器。
  6. 前記ホッパー部は、前記ホッパー部と前記飼料容器との間に画定されている給餌開口を介して、前記飼料容器と連通している請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の動物用給餌器。
  7. ホッパー蓋部をさらに備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の動物用給餌器。
  8. 前記動物用給餌器を移動させるために前記動物用給餌器に取り付けられている車輪部をさらに備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の動物用給餌器。
  9. 前記ホッパー部に設けられているハンドルをさらに備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の動物用給餌器。
  10. 前記飼料容器は、動物が前記飼料容器から飼料を取り出すことが可能な奥まった位置にある給餌口と、自然に応じた連続的な食草パターンを生理学的に模倣するための前記給餌口に設けられている給餌制御分配器とを有している請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の動物用給餌器。
  11. 前記給餌制御分配器は、前記飼料容器内の前記飼料の取得を制御するための手段を含む請求項10に記載の動物用給餌器。
  12. 前記給餌制御分配器は、足が前記飼料容器に嵌らないようにするための分離可能なフェイルセーフ機構を含む請求項10または請求項11に記載の動物用給餌器。
  13. 前記飼料容器内の前記飼料の取得を制御するための手段は、前記奥まった位置にある給餌口全体にわたって設けられている一群のフィンガー部を含む請求項11または請求項12に記載の動物用給餌器。
  14. 前記フィンガー部は、前記飼料容器内に向って凹に後退する形状で弓形に曲線を描く請求項13に記載の動物用給餌器。
  15. 前記フィンガー部はそれぞれ、前記フィンガー部を前記一群から個別に分離するための分離機構を含む請求項14に記載の動物用給餌器。
  16. 前記分離機構は、重量による圧力を受けると分離され得る前記フィンガー部のそれぞれに設けられている分離可能なくさび部を含む請求項15に記載の動物用給餌器。
  17. 前記フィンガー部は、給餌中に前記フィンガー部の上下移動が可能となるように、前記群で移動可能に取り付けられる請求項13から請求項16のいずれか一項に記載の動物用給餌器。
  18. 前記フィンガー部は、前記奥まった位置にある給餌口に隣接して筐体内に滑動可能に取り付けられ、前記筐体は、保持部がはめ込まれており、前記保持部から前記フィンガー部が外れないようにする請求項17に記載の動物用給餌器。
  19. 前記分離機構はさらに、前記動物用給餌器に設けられているロッドを含み、前記ロッドと前記くさび部との間には、前記奥まった位置にある給餌口全体にわたって前記フィンガー部が取り付けられており、前記フィンガー部は分離した後も前記ロッドに取り付けられたままである請求項16に記載の動物用給餌器。
  20. 前記飼料の取得を制限する手段は、網を含む請求項11または請求項12に記載の動物用給餌器。
  21. 前記動物用給餌器は、馬用の給餌器である請求項1から請求項20のいずれか一項に記載の動物用給餌器。
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