JP2013524984A - 診断ecgにおける心筋梗塞サイズの可視化 - Google Patents

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Abstract

心エコー医になじみのある解剖学的に対応する標的グラフのセグメントが、ECGデータによって心筋梗塞損傷の存在が示されるセグメントに色付けすることによって注釈付けされる。ある実施例では、セグメントは、該セグメントに対応するECGデータが冠動脈閉塞の部位であると示される場合には第二の色で色付けされる。標的グラフのセグメントは、診断撮像試験の結果により第三の色で色付けされてもよい。たとえば、壁運動異常を示すセグメントを第三の色で色付けする。

Description

本発明は、診断心電図(ECG)システムに関し、より詳細には、MRI、CT、超音波および核医学などの医療診断撮像を専門とする者になじみのある仕方で心筋梗塞のサイズの視覚化を呈示する診断ECGシステムに関する。
診断ECGは複数のリードで同時に受領されるECG信号を記録し、解析する。リード数は一般に12ないし18であり、リード信号は10ないし16個の電極によって受信される身体の電気信号から生成される。心筋梗塞(MI: myocardial infarct)サイズは、さまざまなリード上の深まったQ波、縮小したR波振幅、上昇したSTセグメントおよび反転したT波といったECG特性によって推定できる。梗塞サイズが大きいほど、そのような異常特性を表示するリードの数も多くなる。
これらの結果から、トリアージまたは治療決定支援における心臓病医や救急医のための参考として、数値MIスコアが生成されることができる。急性心筋梗塞(AMI: acute myocardial infarction)または発達する心筋梗塞のサイズを推定するためのいくつかのECGアルゴリズムが存在する。それらのアルゴリズムは、影響を受ける左心室(LV: left ventricular)塊の百分率でMIのサイズを推定する。たとえば、STセグメント逸脱スコア(12本のリードすべてにおけるSTセグメント逸脱の和)は、梗塞のリスクにある虚血性LV塊の推定として使うことができる。1.5mVを超える上昇は大きな領域にリスクがあることを示す。さらに、冠動脈木内の病変の位置を識別できるECGアルゴリズムが開発されてきた。その場合、梗塞のリスクがある虚血領域は、問題の冠動脈によって覆われている領域である。A. Bayes de Luna〔A・バイエス・デ・ルナ〕、Anton Gorgels〔アントン・ホルヘルス〕らは、これらのアルゴリズムを用いて元凶の動脈をいかにして決定できるかを示している。ECGアルゴリズムは、元凶の冠動脈がどれであるかのみならず、冠動脈木内の梗塞の近位もしくは遠位の位置をも予測するのに十分正確である。さらに、ECGアルゴリズムは、問題のECGが(慢性梗塞や古い梗塞ではなく)急性事例の場合、どこで冠動脈が閉塞しているかを示すことができる。セルヴェスター(Selvester)MIスコア付けシステムは、慢性および発達するMI(数日ないし数か月の古さ)を評価するための、よく確立され、よく検証された技法である。12リードECGでのSTの上昇および降下の大きさおよび分布によって急性MIサイズを推定するためのA. Bayes de Lunaらのアプローチは、急性MI事例において使用されることになる。通例亜急性と呼ばれる中間齢の(完全に急性でもないし、完全に慢性でもない)MI事例については、急性MIおよび慢性MIのサイズ・アルゴリズムがいずれも適用できる。
左心室における局所壁運動異常(WMA: wall motion abnormalities)を検出することによって急性梗塞/虚血を検出するために、心エコー法が使われる。局所WMAは、能動的に収縮せず、周囲の健全な心筋組織に引きずられているだけの、虚血性または梗塞を起こした機能していない心室組織を示す。心臓性能の一つの確立された診断撮像検査は、超音波で心臓を撮像する負荷超音波心エコー図研究である。負荷エコー検査では、心臓の超音波画像が最初、患者が安静にしているときに取得される。これらの画像は、安静段階の間の心臓の長軸図および短軸図の標準的な断面画像である。次いで患者は所与のレベルより上に心拍数を上げる運動をする。これは、患者にルームランナーで走らせることによって行ってもよいし、また薬理作用剤の注入によって行ってもよい。運動段階の間に、心臓が高い心拍数で拍動するときに、同じ標準的な画像が取得される。次いで運動前および運動後の画像が比較される。これは一般には、まず複数の画像ループの異なる心拍を同期させて両者が一緒に動くようにすることによる。評価される特性は壁運動異常および心筋の収縮期肥厚(組織変形)を含む。組織ドップラー、スペックル画像解析、すなわちひずみ定量化解析または心筋変形の他の任意の超音波検出を使って、画像に対して、定性的および定量的解析が実行される。左心室充填、駆出分画および駆出速度も評価されてもよい。診断撮像研究の結果は、しばしば17セグメントの標的グラフ(bull's eye graph)上に図示される。標的グラフは心臓撮像診断において標準化されており、人間の解剖学的構造と関係したMI記述における簡便さのため、よく認識されている。
本発明が取り組む問題は、12リードのECG報告と心臓撮像との間のリンクの簡略化である。通例、心臓撮像になじみのある心臓病医は、梗塞の発達における元凶の冠動脈を決定するための精密なECGアルゴリズムにはそれほどなじみがない。三次元でECGベクトルが生成される様子を想像することはECGの専門家には直観的だが、非専門家にとっては非常に難しい。よって、診断ECGデータの、特に心筋梗塞サイズの可視化を、医療診断撮像の専門家に簡単に理解できるフォーマットで呈示することが本発明の一つの目的である。
本発明の原理によれば、心筋梗塞のサイズを示す診断ECG結果は、心臓撮像においておなじみのフォーマットで呈示される。診断ECGシステムを使ってECGリード信号を取得し、心筋梗塞のサイズ決めにおいて関心のあるECGパラメータを計算する装置および好ましい方法が記載される。ECGパラメータはMIサイズおよび位置を、好ましくはセルヴェスター・スコア付けシステムを使って計算するために使われる。セルヴェスター・スコアは、アイデカー(Ideker)ECG 12セグメントLVモデルにおける梗塞を起こしたセグメントを同定する。同定されたセグメントは診断撮像17セグメント標的グラフにマッピングされる。梗塞を起こしたと示されるセグメントは第一の色または陰影で色付けされる。本発明の拡張では、ECGが心筋梗塞からのST上昇によって特徴付けられるとした場合に冠動脈木における閉塞の推定される位置を決定するために、A. Bayes de LunaまたはWellens〔ウェレンス〕のECG基準が使われる。冠動脈閉塞部位は標的グラフの虚血性セグメントにマッピングされ、第二の色または陰影で色付けされる。標的グラフのセグメントは、望むなら、壁運動異常のような超音波で導出した結果を表す一つまたは複数の色でさらに注釈付けされてもよい。壁運動異常指示のための撮像においておなじみの、標的グラフに色付けすることは、ECG結果を、撮像の専門家におなじみのフォーマットで、撮像結果に結び付ける。
本発明の原理に基づいて構築された超音波およびECG診断システムを示すブロック図である。 本発明に基づいて、選択された超音波画像およびECGリード・トレースを取得および表示するためのフローチャートである。 典型的な診断ECGシステムの解析モジュールのブロック図である。 心拍およびそのリズムについての情報を提供するためのECGトレース・データの処理を示す図である。 ECGトレースの種々のパラメータの測定を示す図である。 診断ECG解析モジュールによって典型的に計算されるパラメータを示す図である。 心臓の疑わしい領域を示すよう視覚的にマーク付けされたブレット・スコアカードを示す図である。 aおよびbは、本発明のECG標的グラフのレイアウトを示す図である。 本発明の原理に基づいてMIサイズを視覚化する標的グラフを生成する方法を示す図である。 本発明の原理に基づく,ECG結果を記入された心臓撮像標的グラフを使って心筋梗塞のサイズを視覚化する表示を示す図である。 本発明の原理に基づく,ECG結果を記入された心臓撮像標的グラフを使って心筋梗塞のサイズを視覚化する表示を示す図である。 本発明の原理に基づく,ECG結果を記入された心臓撮像標的グラフを使って心筋梗塞のサイズを視覚化する表示を示す図である。
まず図1を参照するに、超音波画像およびECGリード・トレースのための表示システムがブロック図の形で示されている。超音波システムの主要なサブシステムが図の上部に示されている。アレイ・トランスデューサ12をもつ超音波プローブ10は超音波を患者の心臓に送信し、応答してエコーを受信する。アレイの個々のトランスデューサ素子によって受信されるエコー信号はビーム形成器14によって処理され、身体内の個別的な諸点に関係するコヒーレントなエコー信号を形成する。エコー信号は信号プロセッサ16によって処理される。信号処理は、たとえば高調波画像化およびクラッター除去のための高調波エコー信号成分の分離を含んでいてもよい。処理された信号は、画像プロセッサ18によって所望されるフォーマットの画像に配置される。それらの画像は超音波システム・ディスプレイ20上に表示される。のちの取り出しおよび解析のため、ライブ画像ループが、シネループ(Cineloop)(登録商標)記憶装置22に記憶される。
負荷エコーにおいて使われる超音波画像は、拍動している際の心臓のリアルタイム(ライブ)画像である。ライブ超音波画像のための名目表示レートは30フレーム毎秒である。それらの画像は心臓の二次元または三次元画像であってもよい。下記に示す諸例では、二次元画像が示されている。負荷エコー研究のための標準的なビューは、傍胸骨三腔ビューのような傍胸骨長軸ビューと、心臓の基部、中央部および心尖レベルにおける傍胸骨短軸ビューとである。傍胸骨画像は、肋骨と肋骨の間の肋間領域を通じて超音波信号を送受信することによって取得される。負荷エコー試験における他の標準的なビューは心尖四腔、二腔および長軸ビューを含む。心尖ビューは、プローブを胸郭の下に置き、プローブが心臓を下から、心尖から見ている間に超音波を送受信することによって取得される。心臓の流出管は三腔ビューにおいて見える一方、流出管は四腔ビューでは見えない。二腔ビューは左心室および左心房だけを示す。使用される最も一般的な短軸ビューは中央ビューであり、これは画像中の解剖学的基準として乳頭筋を捕らえる。
診断ECGシステムの主要なサブシステムが図の下部に示されている。ECG信号を取得するため、電極30が身体表面の特定の位置において患者の皮膚に取り付けられる。通例、電極は、皮膚にくっつく伝導性の粘性ゲル表面をもつ使い捨て伝導体である。各伝導体は、ECGシステムの電極ワイヤに留まるまたは電極ワイヤをはさむスナップまたはクリップをもつ。典型的なECGシステムは12本のリード(10個の電極)をもつが、これは患者の背中に追加的なリードを付けて16本のリードまで拡大されてもよい。18本までのリードをもつ拡張されたリード・セットが使用されうる。さらに、3リード(EASIその他)、5リードおよび8リードのセットといったより少数のリードが使われて、精度は下がるが12リードを導出することもできる。ミリボルトのオーダーである取得されるECG信号は、該ECG信号の増幅、フィルタ処理およびデジタル化といった処理を実行するECG取得モジュール32によって前調整される。電極信号は、一般に電気絶縁機構34によってECG解析モジュール36に結合される。電気絶縁機構34は患者を感電の危険から保護するとともに、患者がたとえば除細動を受けるときにECGシステムをも保護する。電気絶縁のためには一般に光学式アイソレーターが使用される。ECG解析モジュール36は、さまざまな仕方で電極からの信号を組み合わせて、所望されるリード信号を形成し、信号平均化、心拍数識別などの他の機能を実行し、QRS群、P波、T波のような信号特性およびS-T間隔に見られる上昇のような他の特性を識別する。処理されたECG情報は次いで出力装置38によって、画像ディスプレイ上に表示されるか、ECGリポートに印刷される。
本発明の原理によれば、超音波画像およびECGリード・データは、組み合わされた超音波画像およびECG表示システムに結合される。図1では、超音波およびECG情報はECGデータおよび超音波画像データ記憶装置28に結合される。典型的な構成では、超音波システムはスタンドアローンの超音波システムであり、ECGシステムはスタンドアローンの心拍記録器である。両システムからのデータは、ECGデータおよび超音波画像データ記憶装置28に直接結合されてもよいし、ネットワークを通じて装置28に結合されてもよいし、あるいは一つまたは複数の記憶媒体デバイス上で装置28中に移されてもよい。ECGデータおよび超音波画像データは次いで、ECGおよび超音波表示プロセッサ40によって共通の表示のために処理される。マージされたデータは次いで画像ディスプレイ26上で表示される。コントロール・パネル24は、マージされたデータの処理および表示を制御するためにユーザーによって操作される。典型的な実装では、記憶装置28、プロセッサ40、コントロール・パネル44およびディスプレイ26は、ワークステーションまたは別個のコンピュータ・システムである。
図2は、超音波画像およびECGリード・データを取得し、共通のディスプレイにおいて表示するための動作のシーケンスを示す。ステップ70では、超音波およびECG表示システムは所望される心臓ビューの一つまたは複数の超音波画像を取得する。心臓の所望されるビューは長軸ビューまたは短軸ビュー、傍胸骨または心尖ビューであることができ、たとえば二腔、三腔または四腔ビューであることができる。次に、あるいは並行して、超音波およびECG表示システムはステップ72においてECGリード・データセットを取得する。表示システムは、12個のECGリード信号のすべてを超音波画像と一緒に表示してもよいが、好ましくは、表示システムが超音波画像と一緒に表示するECGリード信号は、それらの超音波画像のビューに対応するものである。システムは、特定の超音波画像ビューと対応するある種のECGリードをあらかじめプログラムされていてもよく、そのようなプログラミングは工場で組み込まれて固定であってもよい。好ましくは、種々の超音波ビューについて選択されるECGリードは固定ではなく、ユーザーによって変更できる。その場合、ユーザーが所与の超音波ビューと一緒に表示されるべきリード信号の特定のセットをもつ場合、ユーザーはステップ74で、特定の所望されるビューと一緒に表示する諸ECGリードを選択する。ステップ76では、表示システムは超音波画像またはループおよびその対応するECGリード・トレースをディスプレイ26上に表示する。システムはまた、ステップ78においてECG/超音波リポートを生成し、ステップ80で該リポートを保存するまたは印刷するまたは照会する医師のような別のユーザーに送信するのでもよい。
図7は、図1の診断ECGシステムのECG解析モジュールのブロック図である。ペース・パルス検出器42は、ペースメーカーを装着している患者について、ペースメーカーによって生成される電気的スパイクや他の電気的異常を識別し、別にする。QRS検出器44は電気トレースの優勢なパルスを検出する。QRS群の描出は、波形セグメント分割器46によって実行される、当該トレースのより目立たない摂動を検出するための基礎をなす。波形セグメント分割器は、ECGトレースの、P波およびQないしUセグメントを含む諸トレース・セグメントの完全なシーケンスを描出する。これで各波形が完全に描出されるので、拍動分類器48が新しい拍動を以前の諸拍動と比較し、拍動を、その個人にとって正常(規則的)であるまたは異常(不規則)であるとして分類する。拍動の分類は、平均拍動解析器52が、正常な拍動の特性を定義できるようにし、ECG波形の振幅およびセグメント継続時間が54において測定される。拍動分類は56において心臓リズムを決定するために使われる。図4、図5および図6はこのECGトレース処理の機能的な図解である。図4の左側には、リードI、II、V1、V2、V5およびV6からの一連のECGトレース60がある。拍動分類器48はさまざまな拍動特性を比較し、拍動のいくつかを正常と分類している(N*,0)。たとえば、この例では、リードV5およびV6からの拍動のすべては正常と分類されている。他の4個のリードは、心室性期外収縮(premature ventricular contraction)(PVC,1)の特性を示す拍動を含む。62では、ECGシステムは正常な拍動の特性を総合し、異常な拍動の特性を排除し、拍動を時間的に整列させ、平均して平均拍動を生成する。64におけるトレースは、この例で示される6本のリードについての平均ビートのトレースを示している。図5では、6本のリードの平均拍動トレース64は、Q波、R波およびT波の振幅および継続時間ならびにQRS、STおよびQTなどの波間の間隔などの、66で示されるさまざまな特性について測定される。12リード・システムについての完全な測定テーブルの例が図6に示されている。
超音波ではブレット・スコアカードが普通に使われる。これは、該スコアカードの個々のセグメントに対応する心筋の特定のセグメントで行われた測定を記録するものである。一般に、ブレット・スコアカードはLVセグメント表示である。ブレット・スコアカードに記録される超音波測定は、壁運動値、ひずみレート値および灌流値を含む。これらの値は定量的に示されてもよいが、臨床担当者の注意を特定の心臓領域に素速く引きつけるために、定性的なブレット・スコアカードがしばしば使われる。たとえば、図7のブレット・スコアカード100は、壁運動または心筋灌流が正常であるところでは緑色を充填されており、異常な壁運動または心筋灌流が検出されたところでは赤(より暗い陰影)を充填されている。この例では、臨床担当者の注意はすぐに、異常が示されている心臓の解剖学的構造の前側に引きつけられる。
本発明の原理によれば、標的グラフは、該グラフの諸セグメントの解剖学的領域に対応するECGデータを記入される。標的グラフのセグメントは、図8のaに示される標準化されたパターンで心臓の解剖学的構造と対応して番号付けされている。僧帽弁面近くの基部短軸超音波ビュー102の心筋セグメントは図8のaの左側に示されるように、1ないし6の番号を付けられている。より小さい円104は中央部短軸ビューのセグメントを表し、そのセグメントは7ないし12の番号を付けられている。より下の心尖レベル短軸ビュー106は13ないし16の番号を付けられている四つのセグメントをもつ。これら三つの超音波画像面の各円は、頂部では心臓の前側に、底部では心臓の下側に、左では中隔壁に、右では心臓の側壁に向けられている。108に示されるように心臓の心尖について最後のセグメント17が追加されてもよい。これらの円は図8のbに示されるように、ECG標的グラフ110として同心円状に表示される。同心円状の標的(bullseye)は三次元的な性質であり、チャートの周は心臓の四つの側に解剖学的に向けられており、外側直径から中心にかけては心臓の異なるレベルに対応する。
本発明のあるさらなる側面によれば、標的チャートはECG ST上昇値の指示で注釈付けされ、よって可能な梗塞の位置へのECG由来の解剖学的ガイドを提供する。ユーザーは標的グラフを単独で考えることができ、あるいは心臓異常の位置、広がりまたは深刻さについての一致を求めて、それを超音波由来の値を記入したブレット・スコアカードと比較することができる。好ましくは、超音波ブレット・スコアカードおよびECG標的チャートは同じ画面上で隣り合わせに表示され、ユーザーは二つの異なる検査の結果の相関を見ることができる。以下の例では、標的グラフは、ECGおよび超音波パラメータ両方に基づく色または陰影(たとえば図7)をもって充填される。それにより臨床担当者は単一の視覚的表示において両方の診断技法の恩恵をもつことができる。
図9は、梗塞によって弱体化した心臓の領域である心筋梗塞のサイズを視覚的に描くためにECGデータを利用する、心臓撮像スタイルの標的グラフを生成する方法を示している。第一のステップ70は、患者のECGリード信号を取得する。これは、図9に示される診断ECGシステムをもってなされてもよい。ステップ72では、ECGリード信号は、心筋梗塞のサイズの計算に有意なパラメータを生成するために解析される。これは、先述した診断ECGシステムのECG解析モジュール36によってなされてもよい。一般に、心臓の種々の超音波ビューにおいて見られる心臓の梗塞位置への異常ECG信号の関連付けは次のようになる。
Figure 2013524984
上記の表は一般的な性質のものであり、個々の医師は特定のECGリードの特定の心臓領域との関連付けについて異なる見解をもつことがあることが理解される。胸部上のリード配置は位置割り当てに影響することがある。さらに、新しい研究によって、異なる関連付けが特定の疾病状態にとってより有意であることが見出されることもありうる。
規則に基づく基準をもつエキスパート・システムからECG解釈が生成される。自動化された解釈は、特定の疾病状態に関連することがあり、診断において使うために臨床担当者にとっての参考のはたらきをすることができる包括的なECG異常のセットを提供する。たとえば、臨床担当者が超音波撮像において境界線が太くなった左心室壁を見るとき、ECG呈示はリードV5およびV6に深刻に増大したR波振幅およびリードV1およびV2上にS波振幅を示すはずであり、「左心室肥大」というECG解釈につながる。ECGは、左心室肥大を確証するさらなる証拠を追加することができ、これは臨床担当者の診断の信頼性を高める。同じ原理は右心室肥大の診断にも当てはまる。ECG LVH閾値は典型的には年齢、性別および人種固有の限界に関係している。超音波またはECGだけであれば、肥大の診断は弱く、不正確であることがある。だが組み合わされた超音波およびECG解析は、試験リポートの診断能力を著しく高めることができる。もう一つの例は、心房拡大の診断である。左心房拡大のECG解釈は、リードV1およびIIにおける幅広いP波振幅に基づく。右心房拡大はリードaVLおよびaVRにおける反転したP波によって示される。
超音波画像解析とECG波形解釈の組み合わされた表示の用途のもう一つの例は、伝導異常の診断におけるものである。心臓再同期療法の可能性のため、臨床担当者は左右脚分枝ブロックの指標を探す。左脚ブロックは、QRS群の額面ベクトルの左軸シフトの値および120msecを超えるQRS継続時間を考えることによって調べられる。右脚ブロックについては、臨床担当者はQRSベクトルの右軸シフトおよび120msecを超えるQRS継続時間を調べる。
関連するECGパラメータは、ステップ74において、セルヴェスター・スコア付けシステムを使って、心筋梗塞のサイズおよび左心室におけるその位置を計算するために使われる。セルヴェスター・スコア付けシステムはECG信号のQRS群のある種のパラメータ(ミリボルト単位の振幅、ミリ秒単位の継続時間)を使う。これらのパラメータは、図6に示されるようなECG解析モジュール36によって生成されてもよく、次いで心筋梗塞のサイズを推定するために使われてもよい。非特許文献1に示される表を参照されたい。1982年に最初に公表され、よく検証されているセルヴェスター・スコア付けシステムは、左心室のさまざまな位置における梗塞の深刻さを同定する。ステップ76では、心筋梗塞の指標をもつ左心室の位置が、図8のbに示されるような17セグメント標的グラフ100の諸セグメントにマッピングされる。ECGパラメータまたはセルヴェスター・スコアの定量化された値が標的グラフ上に注釈付けされてもよいが、好ましくは、梗塞によって影響されるセグメントを示すために、影響を受けるセグメントが第一の色または陰影をもって色付けされる。ステップ78では、ECGパラメータは、冠動脈閉塞の位置を決定するために使われる。好ましくは、これは、12リードECTの二つ以上の連続するリードであって、ST波形セグメント上昇を示すものを同定することによってなされる。A. Bayes de LunaまたはWellensのECG基準は、冠動脈内の、閉塞が存在する位置(近位または遠位)を決定するために使われる。非特許文献2、3のテキストを参照されたい。ステップ80では、同定された閉塞部位が17セグメント標的グラフにマッピングされる。ここでもまた、マッピングされた情報は定量化された値であることもできるが、好ましくは、第一の色または陰影とは異なる第二の色または陰影で影響されるセグメントを色付けすることによってなされる。それにより、標的グラフは、色付けされた標的グラフ・セグメントの数による心筋梗塞のサイズの視覚的表示を、心エコー担当者になじみのあるフォーマットで、提供する。望むなら、ステップ82によって示されるように、超音波撮像によって見出された壁運動異常が17セグメントの標的グラフ上に注釈付けされることもできる。上記のように、これは、好ましくは、臨床担当者に対して超音波由来の情報を視覚的に同定するために、諸セグメントに第三の色または陰影をもって注釈付けすることによってなされる。標的グラフは、ECG情報のみを含むときは心拍記録器ディスプレイ38上に、あるいはECG情報または超音波およびECG情報の両方を含むときは組み合わされたシステム・ディスプレイ26上に表示されることができる。
実際の患者データについての、本発明の原理に基づくMIサイズの視覚的表示の例が図10〜図12に示されている。表示の領域200は16本のリードについてのリード信号を含む。標的グラフ204におけるMIサイズ表示のために有意なリードは、表示のECG領域で丸を付けられている。リードの、標的グラフ204の特定のセグメントへの解剖学的な関連付けは、表示の右下隅のテーブル202に示されている。この例では、リードV1およびV2にQ波があり、リードV2〜V4に縮小R波振幅があり、リードV1〜V5に反転T波がある。みな心筋梗塞の指標である。よって、テーブル202の関連付けを使って、セグメント1、2、7および8が色で充填され、左心室の中隔および中隔前方領域におけるMIの視覚的指標を提供する。セルヴェスター・サイズ・スコア12%が標的グラフの上方に表示されている。このECGではST上昇は示されなかった。
図11は後刻に取られた同じ患者のECGを示している。このECG 300のリードは、V1およびV2におけるQ波、V2〜V3における縮小R波振幅、V1〜V5における反転T波の存在を示す。また、リードV4〜V6におけるR波にはノッチも示されている。表示の左側の四肢リード(たとえばaVFおよびIII)は二相性のT波を示す。関係表302を使って、これらの異常は標的グラフ304のセグメントにおける色にマッピングされる。標的グラフ304の視覚的印象がすぐ伝えるように、患者のMIのサイズは図10に示されるものから著しく増大している。ここでもまた、セルヴェスターMIサイズ・スコア24%が標的グラフ304の上方に表示されている。前と同様、この解釈にはST上昇は見られなかった。
図12は、ECG 400がリードV2における巨大なT波を示す患者についての表示を示している。この波は発達中の後壁心筋梗塞(MI)の徴候である。このECGはまた、リードIIIおよびaVFにおける縮小したR波振幅をも示している。ここでもまた、ST上昇はなく、長いQT間隔も存在しない。表402は、これらの指標が標的グラフ404のセグメント4および10にマッピングされることを示している。それは、左心室の下壁の心筋梗塞を視覚的に示す。

Claims (15)

  1. 心筋梗塞のサイズを視覚的に示す診断ECGシステムであって:
    ECGリード信号データの源と;
    前記ECGリード信号データに反応して、心筋梗塞に関連するパラメータを生成するECG解析モジュールと;
    解剖学的に対応する諸セグメントの標的グラフであって、該セグメントのうち複数のセグメントが心臓のある種の解剖学的位置に対応するECGパラメータ・データによって視覚的に区別され、前記解剖学的位置は前記ECGパラメータ・データが心筋梗塞を示す位置である、標的グラフと;
    視覚的に区別される前記複数のセグメントが、心筋梗塞(MI)のサイズの視覚的な表示を与える、
    診断ECGシステム。
  2. 請求項1記載の診断ECGシステムであって、前記標的グラフはさらに、心臓の心尖との関係において左心室の種々のレベルにおける、心臓の左心室のまわりの種々の領域に解剖学的に対応することによって、心臓の三つの次元に解剖学的に対応する諸セグメントを含み、
    前記標的グラフはさらに、診断撮像の専門家になじみのあるフォーマットを示す、
    診断ECGシステム。
  3. 前記ECG解析モジュールによって生成されるパラメータが、ECG波形のR波振幅またはノッチ、P波振幅または極性、QRSベクトル軸シフト、Q波、T波またはST上昇のうちの少なくとも一つを含む、請求項2記載の診断ECGシステム。
  4. 前記ECG解析モジュールによって生成されるパラメータがさらに、セルヴェスター・スコア付けシステムを使ってMIサイズおよび左心室位置に関連するパラメータを含む、請求項1記載の診断ECGシステム。
  5. 前記ECG解析モジュールが、MIサイズに関連する左心室位置パラメータを、前記標的グラフのセグメントにマッピングするよう適応されている、請求項4記載の診断ECGシステム。
  6. 前記ECG解析モジュールがさらに、前記左心室位置パラメータがマッピングされた前記標的グラフのセグメントに、第一の特有の色または陰影でマーク付けするよう適応されている、請求項5記載の診断ECGシステム。
  7. 前記ECG解析モジュールがさらに、閉塞が存在する冠動脈内の位置を決定するよう適応されている、請求項1記載の診断ECGシステム。
  8. 閉塞が存在する前記位置がA・バイエス・デ・ルナまたはウェレンスのECG基準によってさらに決定される、請求項7記載の診断ECGシステム。
  9. 前記ECG解析モジュールがさらに、閉塞が存在する決定された位置を、前記標的グラフのセグメントにマッピングするよう適応されている、請求項7記載の診断ECGシステム。
  10. 前記ECG解析モジュールがさらに、閉塞が存在する決定された位置を、前記標的グラフのセグメントにマッピングし、該セグメントに第二の特有の色または陰影でマーク付けするよう適応されている、請求項6記載の診断ECGシステム。
  11. 請求項10記載の診断ECGシステムであって、心筋梗塞のサイズの前記視覚的表示を、前記第一および第二の特有の色または陰影で表示するよう適応された表示装置をさらに有し、
    前記表装置はさらに、前記ECG解析モジュールに応答して、前記セルヴェスター・スコア付けシステムから導出されたMIサイズを百分率の値として表示する、
    診断ECGシステム。
  12. 請求項13記載の診断ECGシステムであって、前記表装置がさらに、前記ECG解析モジュールに応答して、複数のECGリード波形および前記標的グラフを同時に表示する、診断ECGシステム。
  13. 前記標的グラフがさらに17セグメント標的グラフである、請求項12記載の診断ECGシステム。
  14. 請求項1記載の診断ECGシステムであって、
    心臓壁運動異常(WMA)を解析して解剖学的に対応するWMAデータを生成するよう適応された超音波撮像システムを有しており、
    前記標的グラフの解剖学的に対応するセグメントはさらに、超音波撮像から導かれた壁運動異常データによって視覚的に区別される、
    診断ECGシステム。
  15. 請求項12記載の診断ECGシステムであって、ECGパラメータ・データによって視覚的に区別される前記標的グラフのセグメントは、第一の色または陰影によって視覚的に区別され、WMAデータによって視覚的に区別されるセグメントは第二の色または陰影によって視覚的に区別される、診断ECGシステム。
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