JP2013524641A - 複数無線機共存のサポートを可能にするための方法および装置 - Google Patents

複数無線機共存のサポートを可能にするための方法および装置 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信の方法は、共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別することを含む。本方法はまた、(1つまたは複数の)現在のリソースの共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットすることを含む。ハンドオーバ要求は、共存問題が存在するリソース、および/または所望の将来のリソースを示す情報を含み得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、開示の全体が参照により明確に本明細書に組み込まれる、2010年3月31日に出願された「METHOD AND APPARATUS TO FACILITATE LTE SUPPORT FOR MULTI-RADIO COEXISTENCE」と題する米国仮特許出願第61/319,322号、2010年6月21日に出願された「METHOD AND APPARATUS TO FACILITATE SUPPORT FOR MULTI-RADIO COEXISTENCE」と題する米国仮特許出願第61/356,933号、および2010年6月21日に出願された「METHOD AND APPARATUS TO FACILITATE LTE SUPPORT FOR MULTI-RADIO COEXISTENCE」と題する米国仮特許出願第61/356,960号の利益を主張する。
本明細書は、一般に複数無線技法に関し、より詳細には、複数無線デバイスのための共存技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
いくつかの従来の高度のデバイスは、異なる無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)を使用して送信/受信するための複数の無線機を含む。RATの例には、たとえば、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)、cdma2000、WiMAX、WLAN(たとえば、WiFi)、Bluetooth(登録商標)、LTEなどがある。
例示的なモバイルデバイスは、第4世代(4G)モバイルフォンなど、LTEユーザ機器(UE:User Equipment)を含む。そのような4Gフォンは、ユーザに様々な機能を提供するための様々な無線機を含み得る。この例では、4Gフォンは、ボイスおよびデータ用のLTE無線機と、IEEE802.11(WiFi)無線機と、位置ロケーション、たとえば、全地球測位システム(GPS)無線機と、Bluetooth無線機とを含み、上記のうちの2つまたは4つすべてが同時に動作し得る。様々な無線機が電話に有用な機能を提供する一方、単一デバイス中にそれらを含めることは共存問題を生じる。詳細には、1つの無線機の動作が、場合によっては、放射性、伝導性のリソース衝突、および/または他の干渉機構を通して別の無線機の動作に干渉し得る。共存問題はそのような干渉を含む。
これは、産業科学医療用(ISM:Industrial Scientific and Medical)帯域に隣接しており、この帯域との干渉を生じ得る、LTEアップリンクチャネルについて特に当てはまる。BluetoothおよびいくつかのワイヤレスLAN(WLAN)チャネルがISM帯域内に入ることに留意されたい。いくつかの事例では、Band7、さらにはBand40のいくつかのチャネル中でLTEがアクティブであるとき、Bluetoothチャネル状態によっては、Bluetooth誤り率が許容できなくなり得る。LTEに対する著しい劣化はないが、Bluetoothを用いた同時動作は、Bluetoothヘッドセットにおいて終端するボイスサービスの混乱を生じ得る。そのような混乱は消費者にとって許容できないものであり得る。LTE送信が位置ロケーションに干渉するとき、同様の問題が存在する。LTE自体は劣化を受けないので、現在、この問題を解決することができる機構は存在しない。
特にLTEに関して、UEは、発展型ノードB(eNB、たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク用の基地局)と通信して、ダウンリンク上でUEが受けた干渉をそのeNBに通知することに留意されたい。さらに、eNBは、ダウンリンク誤り率を使用してUEにおける干渉を推定することが可能であり得る。いくつかの事例では、eNBおよびUEは協働して、UEにおける干渉、さらにはUE自体の内部の無線機による干渉を低減するソリューションを発見することができる。しかしながら、従来のLTEでは、ダウンリンクに関する干渉推定は、干渉に包括的に対処するためには十分でないことがある。
一例では、LTEアップリンク信号はBluetooth信号またはWLAN信号に干渉する。しかしながら、そのような干渉は、eNBにおけるダウンリンク測定報告中に反映されない。その結果、UEの側の一方的なアクション(たとえば、アップリンク信号を異なるチャネルに移動すること)は、アップリンク共存問題に気づいていないeNBによって阻止され得、eNBはその一方的なアクションを取り消そうと努める。たとえば、UEが接続を異なる周波数チャネル上で再確立した場合でも、ネットワークは、UEを、デバイス内干渉によって損なわれた元の周波数チャネルに依然としてハンドオーバし得る。損なわれたチャネル上の所望の信号強度は、時々、eNBに対する基準信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)に基づく新しいチャネルの測定報告中で反映される信号強度よりも高くなり得るので、これは可能性があるシナリオである。したがって、eNBがハンドオーバ決定を通知するためにRSRP報告を使用する場合、損なわれたチャネルと所望のチャネルとの間で往復して転送されるピンポン現象(ping-pong effect)が発生し得る。
eNBの調整なしに単にアップリンク通信を停止することなど、UEの側の他の一方的なアクションは、eNBにおける電力ループ機能不全を引き起こし得る。従来のLTEにおいて存在するさらなる問題には、共存問題を有する構成の代替として所望の構成を提案するUEの側の能力の一般的な欠如がある。少なくともこれらの理由のために、UEにおけるアップリンク共存問題は長い間未解決のまま残り、UEにおける他の無線機のパフォーマンスおよび効率を劣化させ得る。
一態様によれば、ワイヤレス通信のための方法は、共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別することを含む。本方法はまた、(1つまたは複数の)現在のリソースの共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットすることを含む。
別の態様では、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置は、共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別するための手段を有する。本装置はまた、(1つまたは複数の)現在のリソースの共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットするための手段を有する。
さらに別の態様では、コンピュータプログラム製品は、共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別するためのコードを有するコンピュータ可読媒体を含む。この媒体はまた、(1つまたは複数の)現在のリソースの共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットするためのコードを有する。
さらに別の態様では、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置は、プロセッサに結合された、データを記憶するためのメモリを有する。このプロセッサは、共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別することと、(1つまたは複数の)現在のリソースの共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットすることとを行うように構成される。
別の態様によれば、ワイヤレス通信の方法は、ユーザ機器(UE)からメッセージを受信することであって、メッセージが、UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む、受信することを含む。本方法はまた、受信されたメッセージに基づいて、現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定することを含む。
別の態様では、ワイヤレス通信のためのシステムは、ユーザ機器(UE)からメッセージを受信するための手段であって、メッセージが、UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む、手段を有する。本システムはまた、受信されたメッセージに基づいて、現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定するための手段を有する。
別の態様では、ワイヤレス通信のためのシステムは、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを有する。このプロセッサは、ユーザ機器(UE)からメッセージを受信するように構成される。メッセージは、UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む。このプロセッサはまた、受信されたメッセージに基づいて、現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定するように構成される。
さらに別の態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体上に有形に記憶されたコンピュータプログラムは、ユーザ機器(UE)からメッセージを受信するためのコードを含む。メッセージは、UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む。この媒体はまた、受信されたメッセージに基づいて、現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定するためのコードを有する。
本開示の特徴、特性、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
一態様による多元接続ワイヤレス通信システムを示す図。 一態様による通信システムのブロック図。 ダウンリンクLong Term Evolution(LTE)通信における例示的なフレーム構造を示す図。 アップリンクLong Term Evolution(LTE)通信における例示的なフレーム構造を概念的に示すブロック図。 例示的なワイヤレス通信環境を示す図。 複数無線ワイヤレスデバイスのための例示的な設計のブロック図。 所与の決定期間における7つの例示的な無線機間のそれぞれの潜在的な衝突を示す図式。 時間的な例示的な共存マネージャ(CxM:Coexistence Manager)の動作を示す図。 一態様による、複数無線機共存管理のためのワイヤレス通信環境内でサポートを行うためのシステムのブロック図。 本開示の一態様による、メッセージの使用を示す例示的なコールフロー図。 一態様による、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を示すブロック図。 本開示の一態様による、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を示すブロック図。 一態様による、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を可能にする第2の方法を示す図。 一態様による、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を可能にする第3の方法を示す図。
本開示の様々な態様は、複数無線デバイス中の共存問題を緩和するための技法を提供する。上記で説明したように、eNBは、他の無線機が受けるUE側上の干渉に気づいていないので、いくつかの共存問題が残存する。一態様によれば、UEは、既存のまたは潜在的な共存問題を識別し、eNBにハンドオーバ要求を送る。ハンドオーバ要求は、共存問題に遭遇しているリソースの識別、所望のリソースの識別、共存問題の原因、または他の有用な情報を含むことができる。次いで、eNBが要求を許可した場合、ハンドオーバが実行される。ハンドオーバは、現在のLTE通信を別のチャネルおよび/または別の無線アクセス技術(RAT)に切り替えることができる。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに対して使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップレート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は当技術分野で知られている。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の部分でLTE用語を使用する。
シングルキャリア変調および周波数領域等化を利用するシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、本明細書で説明する様々な態様とともに利用され得る技法である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様のパフォーマンスおよび本質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、それの固有のシングルキャリア構造のためにより低いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を有する。SC−FDMAは、特に、より低いPAPRが送信電力効率の点でモバイル端末に多大な利益を与えるアップリンク通信において、大きい注目を引いている。それは現在、3GPP Long Term Evolution(LTE)、またはEvolved UTRAにおけるアップリンク多元接続方式に関する実用的な前提である。
図1を参照すると、一態様による多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。発展型ノードB100(eNB)は、リソースおよびパラメータを割り振ること、ユーザ機器からの要求を許可/拒否することなどによってLTE通信を管理するための処理リソースとメモリリソースとを有するコンピュータ115を含む。eNB100はまた複数のアンテナグループを有し、あるグループはアンテナ104とアンテナ106とを含み、別のグループはアンテナ108とアンテナ110とを含み、追加のグループはアンテナ112とアンテナ114とを含む。図1では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。ユーザ機器(UE)116(アクセス端末(AT)とも呼ばれる)がアンテナ112および114と通信している間、アンテナ112および114は、アップリンク(UL)188を介してUE116に情報を送信する。UE122がアンテナ106および108と通信している間、アンテナ106および108は、ダウンリンク(DL)126を介してUE122に情報を送信し、アップリンク124を介してUE122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のために異なる周波数を使用することができる。たとえば、ダウンリンク120は、アップリンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用することができる。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、しばしば、eNBのセクタと呼ばれる。この態様では、それぞれのアンテナグループは、eNB100によってカバーされるエリアのセクタ中のUEに通信するように設計される。
ダウンリンク120および126を介した通信では、eNB100の送信アンテナは、異なるUE116および122に対してアップリンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、eNBが、ビームフォーミングを使用して、それのカバレージ中にランダムに分散されたUEに送信するほうが、UEが単一のアンテナを介してすべてのそれのUEに送信するよりも、隣接セル中のUEへの干渉が小さくなる。
eNBは、端末と通信するために使用される固定局であり得、アクセスポイント、基地局、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。UEは、アクセス端末、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(eNBとしても知られる)および受信機システム250(UEとしても知られる)の一態様のブロック図である。いくつかの事例では、UEとeNBの両方が、送信機システムと受信機システムとを含むトランシーバをそれぞれ有する。送信機システム210において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース212から送信(TX)データプロセッサ214に供給される。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナと受信アンテナとによって生成された追加の次元数が利用された場合、改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
MIMOシステムは時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、アップリンクおよびダウンリンク送信が同じ周波数領域上で行われるので、相反定理によるアップリンクチャネルからのダウンリンクチャネルの推定が可能である。これにより、eNBにおいて複数のアンテナが利用可能であるとき、eNBはダウンリンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
一態様では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、データストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて、そのデータストリームごとにトラフィックデータをフォーマットし、コーディングし、インターリーブして、コード化データを提供する。
各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。パイロットデータは、知られている方法で処理され、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る知られているデータパターンである。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(たとえば、シンボルマッピング)されて、変調シンボルを与える。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、メモリ232とともに動作するプロセッサ230によって実行される命令によって判断され得る。
次いで、それぞれのデータストリームの変調シンボルはTX MIMOプロセッサ220に供給され、TX MIMOプロセッサ220はさらに(たとえば、OFDM用に)その変調シンボルを処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ220はNT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)222a〜222tに供給する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機222は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した被変調信号を与える。次いで、送信機222a〜222tからのNT個の被変調信号が、それぞれNT個のアンテナ224a〜224tから送信される。
受信機システム250では、送信された被変調信号はNR個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rに供給される。各受信機254は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
次いで、RXデータプロセッサ260は、NR個の受信機254からNR個の受信シンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NR個の「検出」シンボルストリームを与える。次いで、RXデータプロセッサ260は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって実行される処理を補足するものである。
(メモリ272とともに動作する)プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを周期的に判断する(後述)。プロセッサ270は、行列インデックス部分とランク値部分とを有するアップリンクメッセージを作成する。
アップリンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を含むことができる。次いで、アップリンクリンクメッセージは、データソース236からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、送信機システム210に返信される。
送信機システム210において、受信機システム250からの被変調信号は、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信されたアップリンクメッセージを抽出する。次いで、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図3は、ダウンリンクLong Term Evolution(LTE)通信における例示的なフレーム構造を概念的に示すブロック図である。ダウンリンクの送信タイムラインは無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図3に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
LTEでは、eNBは、eNB中の各セルについて1次同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)と2次同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)とを送り得る。PSSおよびSSSは、図3に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送り得る。PBCHはいくつかのシステム情報を搬送し得る。
eNBは、eNB中の各セルについてセル固有基準信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)を送り得る。CRSは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は各スロットのシンボル0、1、および4中で送られ得、拡張サイクリックプレフィックスの場合は各スロットのシンボル0、1、および3中で送られ得る。CRSは、物理チャネルのコヒーレント復調、タイミングおよび周波数追跡、無線リンク監視(RLM:Radio Link Monitoring)、基準信号受信電力(RSRP)、および基準信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)測定などのためにUEによって使用され得る。
eNBは、図3に示すように、各サブフレームの最初のシンボル期間中で物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるいくつか(M個)のシンボル期間を搬送し得、ここで、Mは、1、2または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅では4に等しくなり得る。図3に示す例では、M=3である。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間中で物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。図3に示す例でも、PDCCHおよびPHICHは最初の3つのシンボル期間中に含まれている。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。LTEにおける様々な信号およびチャネルは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSSおよびPBCHを送り得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方法でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方法でPDSCHを送り得る。
各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間中で基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)中に配置され得る。各REGは、1つのシンボル期間中の4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数上でほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数上で拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICH用の3つのREGは、すべてシンボル期間0中に属するか、またはシンボル期間0、1および2中で拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、32または64個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して可能にされ得る。
UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索する組合せの数は、一般に、PDCCHに対して可能にされた組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
図4は、アップリンクLongTermEvolution(LTE)通信における例示的なフレーム構造300を概念的に示すロック図である。アップリンクのために利用可能なリソースブロック(RB:Resource Block)は、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。図4の設計は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
UEには、eNBに制御情報を送信するために制御セクション中のリソースブロックが割り当てられ得る。UEには、eノードBにデータを送信するためにデータセクション中のリソースブロックも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、図4に示すように周波数上でホッピングし得る。
LTEにおけるPSS、SSS、CRS、PBCH、PUCCHおよびPUSCHは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
一態様では、本明細書では、複数無線機共存ソリューションを可能にするために、3GPP LTE環境などのワイヤレス通信環境内でサポートを行うためのシステムおよび方法が説明される。
次に図5を参照すると、本明細書で説明する様々な態様が機能することができる例示的なワイヤレス通信環境500が示されている。ワイヤレス通信環境500は、複数の通信システムと通信することが可能であり得るワイヤレスデバイス510を含むことができる。これらのシステムは、たとえば、1つまたは複数のセルラーシステム520および/または530、1つまたは複数のWLANシステム540および/または550、1つまたは複数のワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)システム560、1つまたは複数のブロードキャストシステム570、1つまたは複数の衛星測位システム580、図5に示されていない他のシステム、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。以下の説明では、「ネットワーク」および「システム」という用語がしばしば互換的に使用されることを諒解されたい。
セルラーシステム520および530はそれぞれ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)、または他の好適なシステムであり得る。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。その上、cdma2000は、IS−2000(CDMA2000 1X)、IS−95およびIS−856(HRPD)規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)、Digital Advanced Mobile Phone System(D−AMPS)などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。一態様では、セルラーシステム520は、カバレージ内のワイヤレスデバイスのための双方向通信をサポートすることができるいくつかの基地局522を含むことができる。同様に、セルラーシステム530は、カバレージ内のワイヤレスデバイスのための双方向通信をサポートすることができるいくつかの基地局532を含むことができる。
WLANシステム540および550はそれぞれ、IEEE802.11(WiFi)、Hiperlanなどの無線技術を実装することができる。WLANシステム540は、双方向通信をサポートすることができる1つまたは複数のアクセスポイント542を含むことができる。同様に、WLANシステム550は、双方向通信をサポートすることができる1つまたは複数のアクセスポイント552を含むことができる。WPANシステム560は、Bluetooth(BT)、IEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに、WPANシステム560は、ワイヤレスデバイス510、ヘッドセット562、コンピュータ564、マウス566など、様々なデバイスのための双方向通信をサポートすることができる。
ブロードキャストシステム570は、テレビジョン(TV)ブロードキャストシステム、周波数変調(FM)ブロードキャストシステム、デジタルブロードキャストシステムなどであり得る。デジタルブロードキャストシステムは、MediaFLO(商標)、Digital Video Broadcasting for Handhelds(DVB−H)、Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial Television Broadcasting(ISDB−T)などの無線技術を実装することができる。さらに、ブロードキャストシステム570は、一方向通信をサポートすることができる1つまたは複数のブロードキャスト局572を含むことができる。
衛星測位システム580は、米国の全地球測位システム(GPS)、欧州のGalileoシステム、ロシアのGLONASSシステム、日本のQuasi−Zenith Satellite System(QZSS)、インドのIndian Regional Navigational Satellite System(IRNSS)、中国のBeidouシステム、および/または任意の他の好適なシステムであり得る。さらに、衛星測位システム580は、位置判断用の信号を送信するいくつかの衛星582を含むことができる。
一態様では、ワイヤレスデバイス510は、固定でも移動でもあり得、ユーザ機器(UE)、移動局、モバイル機器、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。ワイヤレスデバイス510は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:wireless local loop)局などであり得る。さらに、ワイヤレスデバイス510は、セルラーシステム520および/または530、WLANシステム540および/または550、WPANシステム560をもつデバイス、および/または任意の他の好適な(1つまたは複数の)システムおよび/または(1つまたは複数の)デバイスとの双方向通信に関与することができる。ワイヤレスデバイス510は、追加または代替として、ブロードキャストシステム570および/または衛星測位システム580から信号を受信することができる。概して、ワイヤレスデバイス510は、所与の瞬間において任意の数のシステムと通信することができることが諒解できよう。また、ワイヤレスデバイス510は、同時に動作するそれの構成無線デバイスの様々な構成無線デバイスの間の共存問題に遭遇し得る。したがって、デバイス510は、以下でさらに説明するように、共存問題を検出し、緩和するための機能モジュールを有する共存マネージャ(CxM、図示せず)を含む。
次に図6を参照すると、図5のワイヤレスデバイス510の実装形態として使用され得る、複数無線ワイヤレスデバイス600の例示的な設計を示すブロック図が与えられている。図6が示すように、ワイヤレスデバイス600は、それぞれN個のアンテナ610a〜610nに結合され得るN個の無線機620a〜620nを含むことができ、ここで、Nは任意の整数値であり得る。ただし、それぞれの無線機620は任意の数のアンテナ610に結合され得、複数の無線機620は所与のアンテナ610を共有することもできることを諒解されたい。
概して、無線機620は、電磁スペクトルのエネルギーを放射または放出するか、電磁スペクトルのエネルギーを受け取るか、あるいは伝導性手段を介して伝搬するエネルギーを発生するユニットであり得る。例として、無線機620は、システムまたはデバイスに信号を送信するユニット、あるいはシステムまたはデバイスから信号を受信するユニットであり得る。したがって、無線機620は、ワイヤレス通信をサポートするために利用され得ることが諒解できよう。別の例では、無線機620はまた、他の無線機のパフォーマンスに影響を及ぼし得る雑音を放出するユニット(たとえば、コンピュータ上のスクリーン、回路板など)であり得る。したがって、さらに、無線機620は、ワイヤレス通信をサポートすることなしに雑音および干渉を放出するユニットでもあり得ることが諒解できよう。
一態様では、それぞれの無線機620は、1つまたは複数のシステムとの通信をサポートすることができる。複数の無線620は、追加または代替として、所与のシステムが、たとえば、異なる周波数帯域(セルラー帯域およびPCS帯域)上で送信または受信するために使用され得る。
別の態様では、デジタルプロセッサ630が、無線機620a〜620nに結合され得、無線機620を介して送信または受信されるデータの処理など、様々な機能を実行することができる。各無線機620の処理は、その無線機によってサポートされる無線技術に依存し得、送信機の場合は暗号化、符号化、変調などを含み、受信機の場合は復調、復号、解読などを含むことなどができる。一例では、デジタルプロセッサ630は、本明細書で概して説明するように、ワイヤレスデバイス600のパフォーマンスを改善するために無線機620の動作を制御することができるCxM640を含むことができる。CxM640は、無線機620の動作を制御するために使用される情報を記憶することができるデータベース644にアクセスすることができる。以下でさらに説明するように、CxM640は、無線機間の干渉を減少させるための様々な技法に対して適応され得る。一例では、CxM640は、ISM無線機がLTE非アクティビティ期間中に通信することを可能にする測定ギャップパターンまたはDRXサイクルを要求する。
簡単のために、デジタルプロセッサ630は、図6ではシングルプロセッサとして示されている。しかしながら、デジタルプロセッサ630は、任意の数のプロセッサ、コントローラ、メモリなどを含むことができることを諒解されたい。一例では、コントローラ/プロセッサ650は、ワイヤレスデバイス600内の様々なユニットの演算を指示することができる。追加または代替として、メモリ652が、ワイヤレスデバイス600のためのプログラムコードおよびデータを記憶することができる。デジタルプロセッサ630、コントローラ/プロセッサ650、およびメモリ652は、1つまたは複数の集積回路(IC)、特定用途向け集積回路(ASIC)などの上で実装され得る。特定の非限定的な例として、デジタルプロセッサ630は、移動局モデム(MSM:Mobile Station Modem)ASIC上で実装され得る。
一態様では、CxM640は、それぞれの無線機620間の衝突に関連する干渉および/または他のパフォーマンス劣化を回避するために、ワイヤレスデバイス600によって利用されるそれぞれの無線機620の動作を管理することができる。CxM640は、図11、図13、および図14に示すプロセスなど、1つまたは複数のプロセスを実行し得る。さらなる例として、図7の図式700に、所与の決定期間における7つの例示的な無線機間のそれぞれの潜在的な衝突を表す。図式700に示す例では、7つの無線機は、WLAN送信機(Tw)と、LTE送信機(Tl)と、FM送信機(Tf)と、GSM/WCDMA送信機(Tc/Tw)と、LTE受信機(Rl)と、Bluetooth受信機(Rb)と、GPS受信機(Rg)とを含む。4つの送信機は、図式700の左側にある4つのノードによって表されている。4つの受信機は、図式700の右側にある3つのノードによって表されている。
送信機と受信機との間の潜在的な衝突は、送信機のノードと受信機のノードとを接続しているブランチによって図式700上に表されている。したがって、図式700に示す例では、衝突は、(1)WLAN送信機(Tw)とBluetooth受信機(Rb)との間、(2)LTE送信機(Tl)とBluetooth受信機(Rb)との間、(3)WLAN送信機(Tw)とLTE受信機(Rl)との間、(4)FM送信機(Tf)とGPS受信機(Rg)との間、(5)WLAN送信機(Tw)とGSM/WCDMA送信機(Tc/Tw)とGPS受信機(Rg)との間に存在し得る。
一態様では、例示的なCxM640は、図8の線図800によって示す方法などの方法で時間的に動作することができる。線図800が示すように、CxM動作のタイムラインは、任意の好適な一様または非一様な長さ(たとえば、100μs)であり得る決定ユニット(DU:Decision Unit)に分割され得、DUでは、通知が処理され、応答段階(たとえば、20μs)では、評価段階中に取られたアクションに基づいて、コマンドが様々な無線機620に与えられ、および/または他の動作が実行される。一例では、線図800に示すタイムラインは、タイムラインのワーストケース動作によって定義されたレイテンシパラメータを有することができ、たとえば、所与のDU中の通知段階の終了の直後に所与の無線機から通知が取得された場合における応答のタイミングを有することができる。
UEに関して、たとえば、(たとえば、Bluetooth/WLAN用の)LTEおよびISM帯域などのリソース間にデバイス内共存問題が存在し得る。現在のLTE実装形態では、LTEに対する干渉問題は、UEによって報告されるDL測定値(たとえば、基準信号受信品質(RSRQ)メトリックなど)および/またはDL誤り率に反映され、eNBは、それらのDL測定値および/またはDL誤り率を使用して、たとえば、共存問題のないチャネルまたはRATにLTEを移動させる周波数間またはRAT間ハンドオフ決定を行うことができる。しかしながら、たとえば、LTE ULがBluetooth/WLANへの干渉を引き起こしているが、LTE DLがBluetooth/WLANからの干渉を経験しない場合、これらの既存の技法は機能しないことが諒解できよう。より詳細には、UEがそれ自体をUL上の別のチャネルに自律的に移動させる場合でも、eNBは、場合によっては、たとえば、負荷分散の目的で、UEを問題があるチャネルにハンドオーバし戻す可能性がある。いずれの場合も、既存の技法では、問題があるチャネルの帯域幅を最も効率的な方法で使用することが可能にならないことが諒解できよう。
次に図9を参照すると、複数無線機共存管理のためのワイヤレス通信環境内でサポートを行うためのシステム900のブロック図が示されている。一態様では、システム900は、UL、DL、および/または互いのおよび/またはシステム900中の他のエンティティとの任意の他の好適な通信に関与することができる、1つまたは複数のUE910および/またはeNB930を含むことができる。一例では、UE910および/またはeNB930は、周波数チャネルおよびサブバンドを含む様々なリソースを使用して通信するように動作可能であり得、それらのリソースの一部は他の無線リソース(たとえば、Bluetooth無線機)と潜在的に衝突し得る。したがって、UE910は、本明細書で概して説明するように、UE910によって利用される複数の無線機の間の共存を管理するための様々な技法を利用することができる。
少なくとも上記の短所を緩和するために、UE910は、UE910内の複数無線機共存のためのサポートを可能にするための、本明細書で説明しシステム900によって図示する、それぞれの特徴を利用することができる。様々なモジュール912〜922は、いくつかの例では、図6のCxM640などの共存マネージャの一部として実装され得る。
第1の態様では、ハンドオーバ要求モジュール912および/またはUE910に関連する他の機構は、UE910が周波数間またはRAT間ハンドオーバを開始することを可能にするメッセージをeNB930に与えるように構成され得る。一例では、ハンドオーバ要求モジュール912によって与えられるメッセージは、ホワイトリスト、ブラックリスト、および/または、(たとえば、リソース共存分析器914および/または他の構成要素によって判断された)UE910において共存問題を経験しない周波数および/または他のリソースの他の好適な(1つまたは複数の)インジケータを含むことができる。別の例では、ハンドオーバ要求モジュール912によって与えられるメッセージは、共存問題がなくなったことを示すことができる。
第2の態様では、UE910に関連するパラメータ要求モジュール916は、UE910が、システム900内で使用される測定ギャップパターンおよび/またはDRXモードに関連するパラメータおよび/または様々なパラメータを要求することを可能にするメッセージをeNB930に与えるように構成され得る。一例では、そのようなメッセージはまた、これらの設定のリリースを示すことができる。そのような態様は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、本明細書と同時に出願された、「METHOD AND APPARATUS TO FACILITATE SUPPORT FOR MULTI-RADIO COEXISTENCE」と題する米国特許出願[弁理士参照番号101517U2]により詳細に記載されている。
ハンドオーバ要求モジュール912およびパラメータ要求モジュール916によってeNB930に与えられるメッセージに関して、要求分析器932および/またはeNB930に関連する他の構成要素は、受信された要求を分析し、要求がそこから受信されるUE910が、問題がある周波数帯域および/または他のリソースを利用しているかどうかを判断することができる。問題があるリソースを利用しているとUE910が判断された場合、リソース許可モジュール934および/またはパラメータ割当てモジュール936が、それぞれ、要求されたハンドオーバおよび/または測定ギャップもしくはDRXパラメータの要求されたセットに関連するリソースを許可するために、eNB930によって利用され得る。
第3の態様では、ギャップパターンコントローラ918および/またはUE910に関連する他の機構は、たとえば、LTEとBT/WLANとの間のTDMソリューションのために与えられ得る、(たとえば、パラメータ要求モジュール916または他の適切な手段を介して得られた)1つまたは複数の新しい特定のギャップパターンを利用することができる。
同様に、第4の態様では、DRXコントローラ920および/またはUE910に関連する他の機構は、(たとえば、パラメータ要求モジュール916または他の適切な手段を介して得られた)1つまたは複数の新しい特定のDRXモードパラメータに応じたUE910の動作を可能にすることができる。
第5の態様では、DRX中のあらかじめ定義された時間を超えたUE910による送信を防ぐために、UE910および/またはeNB930において(たとえば、UE910および/またはeNB930にあるHARQタイミングモジュール922を介して)UL HARQが修正され得る。
図10に、一態様による、メッセージの使用を示す例示的なコールフロー図1010、1020を示す。この例では、LTE仕様によって与えられる無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続管理メッセージングに新しいツールが追加される。RRCプロトコルは、レイヤ3制御プレーンシグナリングを扱い、また、システム情報(SI:System Information)ブロードキャスト、LTE内のハンドオーバなどの接続制御、ネットワーク制御無線アクセス技術(RAT)間モビリティならびに測定値構成および報告を含むUE1003の挙動を制御する。
一態様では、新しい再構成要求メッセージ1001が、LTE通信システムに追加され、ハンドオーバを開始するためにUE1003からeNB1005に送られる。シナリオ1010では、ハンドオーバ要求がUE1003からeNB1005に送られ、その要求は成功する。詳細には、一態様では、ハンドオーバを開始するためにRRCConnectionReconfigurationRequestメッセージがeNB1005に送られる。一例では、UE1003は問題チャネルから別のチャネルへの周波数ハンドオーバを要求する。再構成要求メッセージ1001は、要求の理由(たとえば、Bluetoothオン)、様々な要求された値(たとえば、要求されたチャネル)、および/または他の有益な情報を含むことができる。再構成要求メッセージ1001中に、「ホワイトリスト」(たとえば、所望のチャネルなど、所望のリソースのリスト)および/または「ブラックリスト」(たとえば、共存問題に遭遇しているチャネルなど、回避すべきリソースのリスト)を含めることが可能である。
eNB1005は要求を処理する。シナリオ1010では、eNB1005は、UE1003に1つまたは複数の他の周波数チャネルを割り振ることによって要求を許可する。接続再構成メッセージ1007(たとえば、RRCConnectionReconfigurationメッセージ)1007が、eNB1005からUE1003に送られ、たとえば、要求許可および割り振られたリソースをUE1003に通知する。次いで、UE1003は再構成し、UE1003が再構成を完了すると、UE1003はeNB1005に構成完了メッセージ1009(たとえば、RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージ)を返信する。
別の例では、UE1003は、LTE上で行われている通信が別のRATに切り替えられる、あるRATから別のRATへのハンドオーバを要求する。そのような一例では、新しい再構成要求メッセージ1001(たとえば、MobilityFromEUTRARequestメッセージ)は、要求の理由(たとえば、Bluetoothオン)、様々な要求された値(たとえば、異なるRATリソース)、および/または他の有益な情報を含み得る。eNB1005は、要求を処理し、あるRATから別のRATに切り替える許可をUE1003に与えるための接続再構成メッセージ1007を送る。UE1003が別のRATに切り替わると、UE1003は、新しいRATに関連するメッセージングに従う。いくつかのRATは構成完了メッセージをサポートし得ないので、いくつかの事例では、RATハンドオーバ後にeNB1005への構成完了メッセージ1009がない。
シナリオ1010に示すプロセスは、従来のLTEプロセスとは異なる。たとえば、UE1003には、割振りのための他のリソースを提案することができる再構成要求メッセージ1001を使用することによって、UE1003自体の動作を指示する何らかの能力が与えられている。さらに、干渉がアップリンク信号に影響を及ぼしているがダウンリンク信号に影響を及ぼしていない(したがって、eNB1005が共存問題に気づいていない)とき、UE1003は再構成を開始し、それによって、共存問題に応答してアクションが取られることが保証される。対照的に、従来のLTEでは、eNB1005のみがハンドオフを開始し、そのハンドオフはUEダウンリンクチャネル測定のみに基づく。また、eNB1005には、いくつかの従来のLTEシステムよりも干渉に関して多くの情報が与えられる。たとえば、従来のシステムでは、eNBが、UE中の他の無線機のタイミングに気づくか、または別のUE無線機がオン/オフにされたことに気づくための技法が存在しない。本開示の様々な態様では、UEからのハンドオーバ要求および/または他のシグナリングがそのような情報をeNBに与えることができる。eNB1005は共存問題に気づいているので、eNB1005は、共存問題をもつリソース上に戻るようにUE1003に強制する可能性が低い。
シナリオ1020では、eNB1005は、メッセージ1001中の再構成要求を拒否する。eNB1005は、要求が拒否されたことをUE1003に通知する要求拒否メッセージ1011(たとえば、RRCConnectionReconfigurationRequestRejectメッセージ)をUE1003に送る。次いで、UE1003は、同じリソースを再び要求するかまたは最初の要求中のリソースとは異なるリソースを要求するために、フォローアップ再構成要求メッセージ1013を送ることができる。一例では、チャネル再割振りについての要求が拒否されたとき、UE1003は、RAT再構成を要求することによってフォローアップし得る(またはその逆も同様)。UE1003は、共存問題がなくなったかどうか、または指定された時間中の最大数の要求が送られたかどうかなど、いくつかのファクタに応じて、eNB1005に再構成要求メッセージを送ることを中止し得る。追加または代替として、UE1003は、再構成要求メッセージがどれくらいの頻度で送られるかを制御するタイマーを含み得る。
LTE動作中に行われ得る様々なシナリオのいずれについても、様々な例が適応され得る。たとえば、RRC接続の準備がまだできていないとき、RRCConnectionRequestメッセージ(図示せず)は、上記で説明した情報の大部分(たとえば、ホワイト/ブラックリスト、要求の理由など)を含むことができる。eNBは、そのRRCConnectionRequestメッセージ中の情報を使用して、共存問題が存在することを知り、LTEアクティビティが開始されたときに共存問題を低減または最小化するための構成をUEに割り当てる。
RRC接続の準備がまだできていないときの一例には、ユーザが現在通話を行っていないシナリオがある。ユーザが呼を発すると、RRC接続が確立される。RRC接続の準備ができているときの一例には、ユーザが現在確定された呼にあるシナリオがある。いずれの場合も、RRC接続の準備ができているかどうかに基づいて、適切なメッセージが選択される。また、いずれの場合も、ユーザが呼にある間にBluetoothを使用すると、共存問題が現れ得る。
別の例では、ブラインドハンドオーバが要求されるおよび/または可能にされ得る。従来のLTEでは、ハンドオーバは、eNBが近隣チャネル中の干渉の測定を実行するようにUEに命令したときにeNBによって開始される。UEが、サービングeNBに対応するダウンリンク情報を送信せず、処理しない測定ギャップ中にUEはそのような測定を行う。UEは、その測定ギャップ後に測定データをeNBに報告する。従来のLTEでは、eNBがその報告されたデータを使用してハンドオーバ用のチャネルを選択する測定ギャップが終わった後に周波数間ハンドオーバが達成される。しかしながら、いくつかの本態様では、測定ギャップが生じなかった場合でも、UEは、共存問題を知ることによって干渉情報を有する。UEは、この干渉情報を使用してハンドオーバ用のチャネルまたはRATを提案することができる。したがって、いくつかの事例では、(測定ギャップが生じなかった場合)ブラインドハンドオーバが使用され得る。
さらに別の例では、UE1003は、あるイベントが発生したとき、eNBにメッセージを送るように構成され得る。たとえば、LTE転送が進行中であり、別の無線転送(たとえば、Bluetooth)がアクティブになった場合、UE1003は再構成要求メッセージを送ることができる。別の無線転送(たとえば、Bluetooth)が進行中であり、LTEがアクティブになった場合、いくつかのリソースについての要求を含む接続要求メッセージが送られ得る。さらに、条件が終了した後(たとえば、BluetoothまたはWLANがオフになった後)、共存の原因がもはや存在しないことをeNB1005に警告するメッセージ(図示せず)がUE1003によってeNB1005に送られ得、いくつかの事例ではそれによってリソースが解放される。
図11に、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を可能にする方法1100を示す。ブロック1102において、共存問題が存在する1つまたは複数のリソースを識別する。この識別は、干渉により許容できないパフォーマンスが生じるかまたは生じることが予想されることを認識する。一例では、複数の無線機をもつデバイスは、干渉を検出する能力がある。追加または代替として、デバイスは、いくつかの無線機がいくつかのチャネルを使用したとき、共存問題が必ず存在することを知るようにプログラムされ得る。追加または代替として、デバイスは、同時に動作しているいくつかの無線機が共存問題を必ず有することを知るようにプログラムされ得る。共存問題は、たとえば、図6のCxM640によって識別され得る。ブロック1104において、共存問題が存在する(1つまたは複数の)リソースを示す情報を含むメッセージを基地局に送る。一実施形態では、共存問題が存在するリソースの1つまたは複数のセットを示す情報を含むハンドオーバ要求メッセージをサービングeNBにサブミットする。一例では、ハンドオーバ要求は、上記で説明したメッセージなど、再構成要求メッセージまたは接続要求メッセージを含む。
図12に、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を可能にする方法1200を示す。方法1200は、たとえば、eNBによって、詳細には、図1のコンピュータ115などのコンピュータによって実行され得る。ブロック1202において、UEからメッセージを受信する。メッセージは、現在のリソース、たとえば、無線機の共存問題を示す。ブロック1204において、報告された共存問題に基づいて、現在のリソースを使用すべきかどうかを決定する。
一実施形態では、UEからハンドオーバ要求および/またはパラメータ要求が受信され、許可される。一例では、要求は、被サービスUEによって利用されるリソースのセットが共存問題に関連すると判断したときに許可されるが、態様の範囲はそのように限定されない。たとえば、要求は、共存問題が存在するか否かにかかわらず、要求されたリソースが利用可能であると判断することを含む、何らかの理由で許可され得る。
図13に、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を可能にする第2の方法1300を示す。ブロック1302において、潜在的に衝突するサポートされる無線機を識別する。ブロック1304において、潜在的に衝突するサポートされる無線機の間の共存を改善するために利用されるべき測定ギャップおよび/またはDRXモードに関係する1つまたは複数のパラメータを要求するメッセージをサービングeNBにサブミットする。
図14に、ワイヤレス通信システム内の複数無線機共存機能の実装を可能にする第3の方法1400を示す。ブロック1402において、eNBとの通信に関連するDRXタイムラインを識別する。ブロック1404において、DRXタイムライン上のあらかじめ定義されたしきい値を超えたeNBへの送信を実質的に防ぐようにeNBへの送信を管理する。
上記の例は、LTEシステムにおいて実装される態様について説明するものである。ただし、本開示の範囲はそのように限定されない。様々な態様は、限定はしないが、CDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、およびOFDMAシステムを含む様々な通信プロトコルのいずれかを採用した通信システムなど、他の通信システムとともに使用するように適応され得る。
開示したプロセス中のステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者なら理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示する態様に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者なら諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する態様に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する態様に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
開示する態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために与えたものである。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与られるべきである。

Claims (41)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別することと、
    前記少なくとも1つの現在のリソースの前記共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットすることと
    を備える方法。
  2. 前記情報は、前記共存問題が存在する前記少なくとも1つの現在のリソースを示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記情報が、少なくとも1つの所望の将来のリソースの指示を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記情報は、前記共存問題が存在する周波数帯域のブラックリストと、前記共存問題が存在しない周波数帯域のホワイトリストとのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記メッセージがハンドオーバ要求メッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバ要求メッセージが、周波数間ハンドオーバと無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオーバとのうちの少なくとも1つについての要求を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記情報は、前記共存問題が存在しない少なくとも1つの周波数帯域のホワイトリストを備え、前記メッセージは、前記少なくとも1つのホワイトリスト周波数帯域にハンドオーバするようにとの要求を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前の共存問題がもはや存在しないことを示す第2のメッセージをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記共存問題が、同じモバイル通信デバイスに関連する2つの異なる無線リソース間の干渉を備える、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別するための手段と、
    前記少なくとも1つの現在のリソースの前記共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットするための手段と
    を備える装置。
  11. 前記情報が、少なくとも1つの所望の将来のリソースの指示を含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記情報は、前記共存問題が存在する周波数帯域のブラックリストと、前記共存問題が存在しない周波数帯域のホワイトリストとのうちの少なくとも1つを備える、請求項10に記載の装置。
  13. 前記メッセージがハンドオーバ要求メッセージを備える、請求項10に記載の装置。
  14. 前記ハンドオーバ要求メッセージが、周波数間ハンドオーバと無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオーバとのうちの少なくとも1つについての要求を備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記共存問題が、同じモバイル通信デバイスに関連する2つの異なる無線リソース間の干渉を備える、請求項10に記載の装置。
  16. 共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別するためのコードと、
    前記少なくとも1つの現在のリソースの前記共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットするためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  17. 前記情報が、少なくとも1つの所望の将来のリソースの指示を含む、請求項16に記載のコンピュータプログラム製品。
  18. 前記情報は、前記共存問題が存在する周波数帯域のブラックリストと、前記共存問題が存在しない周波数帯域のホワイトリストとのうちの少なくとも1つを備える、請求項16に記載のコンピュータプログラム製品。
  19. 前記メッセージがハンドオーバ要求メッセージを備える、請求項16に記載のコンピュータプログラム製品。
  20. 前記ハンドオーバ要求メッセージが、周波数間ハンドオーバと無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオーバとのうちの少なくとも1つについての要求を備える、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  21. 前の共存問題がもはや存在しないことを示す第2のメッセージを送るためのコードをさらに備える、請求項16に記載のコンピュータプログラム製品。
  22. 前記共存問題が、同じモバイル通信デバイスに関連する2つの異なる無線リソース間の干渉を備える、請求項16に記載のコンピュータプログラム製品。
  23. ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    共存問題が存在する少なくとも1つの現在のリソースを識別することと、前記少なくとも1つの現在のリソースの前記共存問題を示す情報を含むメッセージを基地局にサブミットすることとを行うように構成された、プロセッサと、
    前記プロセッサに結合された、データを記憶するためのメモリと
    を備える装置。
  24. 前記情報が、少なくとも1つの所望の将来のリソースの指示を含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記情報は、前記共存問題が存在する周波数帯域のブラックリストと、前記共存問題が存在しない周波数帯域のホワイトリストとのうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載の装置。
  26. 前記メッセージがハンドオーバ要求メッセージを備える、請求項23に記載の装置。
  27. 前記ハンドオーバ要求メッセージが、周波数間ハンドオーバと無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオーバとのうちの少なくとも1つについての要求を備える、請求項26に記載の装置。
  28. 前記プロセッサは、前の共存問題がもはや存在しないことを示す第2のメッセージを送るようにさらに構成された、請求項23に記載の装置。
  29. 前記共存問題が、同じモバイル通信デバイスに関連する2つの異なる無線リソース間の干渉を備える、請求項23に記載の装置。
  30. 前記情報は、前記共存問題が存在しない少なくとも1つの周波数帯域のホワイトリストを備え、前記メッセージは、前記少なくとも1つのホワイトリスト周波数帯域にハンドオーバするようにとの要求を備える、請求項23に記載の装置。
  31. ワイヤレス通信の方法であって、
    ユーザ機器(UE)からメッセージを受信することであって、前記メッセージが、前記UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む、受信することと、
    前記受信されたメッセージに基づいて、前記現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定することと
    を備える方法。
  32. 前記メッセージがハンドオーバ要求を備える、請求項31に記載の方法。
  33. 前記受信されたメッセージに基づいてハンドオーバを許可することをさらに備える、請求項31に記載の方法。
  34. 前記情報が、少なくとも1つの所望の将来のリソースを含む、請求項31に記載の方法。
  35. 前記情報は、前記共存問題が存在する周波数帯域のブラックリストと、前記共存問題が存在しない周波数帯域のホワイトリストとのうちの少なくとも1つを備える、請求項31に記載の方法。
  36. 前記メッセージは、前の共存問題がもはや存在しないという指示を備える、請求項31に記載の方法。
  37. 前記共存問題が、同じモバイル通信デバイスに関連する2つの異なる無線リソース間の干渉を備える、請求項31に記載の方法。
  38. 前記情報は、前記共存問題が存在しない少なくとも1つの周波数帯域のホワイトリストを備え、前記メッセージは、前記少なくとも1つのホワイトリスト周波数帯域にハンドオーバするようにとの要求を備える、請求項31に記載の方法。
  39. ワイヤレス通信のためのシステムであって、
    ユーザ機器(UE)からメッセージを受信するための手段であって、前記メッセージが、前記UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む、受信するための手段と、
    前記受信されたメッセージに基づいて、前記現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定するための手段と
    を備えるシステム。
  40. ワイヤレス通信のためのシステムであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサであって、
    ユーザ機器(UE)からメッセージを受信することであって、前記メッセージが、前記UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む、受信することと、
    前記受信されたメッセージに基づいて、前記現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定することと
    を行うように構成されたプロセッサと
    を備えるシステム。
  41. ワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体上に有形に記憶されたコンピュータプログラムであって、前記媒体は、
    ユーザ機器(UE)からメッセージを受信するためのコードであって、前記メッセージが、前記UEの現在のリソースの共存問題を示す情報を含む、コードと、
    前記受信されたメッセージに基づいて、前記現在のリソースを使用し続けるべきかどうかを決定するためのコードと
    を備える、コンピュータプログラム。
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