JP2013524309A - 動的通貨変換システム及び方法 - Google Patents

動的通貨変換システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013524309A
JP2013524309A JP2013500435A JP2013500435A JP2013524309A JP 2013524309 A JP2013524309 A JP 2013524309A JP 2013500435 A JP2013500435 A JP 2013500435A JP 2013500435 A JP2013500435 A JP 2013500435A JP 2013524309 A JP2013524309 A JP 2013524309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment carrier
currency
carrier number
payment
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013500435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5854527B2 (ja
Inventor
プアイ ヒアング タン,
Original Assignee
グローバル ブルー カレンシー チョイス ホールディングス ビー.ヴイ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローバル ブルー カレンシー チョイス ホールディングス ビー.ヴイ. filed Critical グローバル ブルー カレンシー チョイス ホールディングス ビー.ヴイ.
Publication of JP2013524309A publication Critical patent/JP2013524309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5854527B2 publication Critical patent/JP5854527B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/14Payment architectures specially adapted for billing systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/04Payment circuits
    • G06Q20/06Private payment circuits, e.g. involving electronic currency used among participants of a common payment scheme
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/381Currency conversion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/04Trading; Exchange, e.g. stocks, commodities, derivatives or currency exchange

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【課題】支払キャリア(例えば、ペイメントカード)システムのためのトランザクション端末システムがホストシステムと通信し、動的通貨変換を実現する。
【解決手段】支払キャリア番号範囲を統合し、より低い第1の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号までによって定義される統合支払キャリア番号範囲を形成することにより、ネットワーク帯域幅及びストレージ利用率の効率的な使用が実現される。
【選択図】図1

Description

(背景技術)
本発明は、支払のための代替通貨をユーザ(例えば、ペイメントカード保有者)に提供することのできるカードベースのシステムに関する。
典型的なトランザクション端末システム、例えば現金自動預払機、ポイントオブセール端末、同様のワークステーションは、トランザクション端末システムに、地域の通貨での取引を提供する。しかし、ユーザは、代替通貨での取引を行うことを望むことがある。
ユーザがトランザクション端末システムに地域の通貨以外の通貨で支払を行うことを望む支払を、自動的に識別することが求められている。動的通貨変換(DCC)のための通貨の自動判定を実現するいくつかの手法が、提案されている。
定期的に、DCCサービス提供者は、それぞれのDCC取得者を介してカードスキームからカード口座範囲更新ファイルを受信し、例えば、VISA(登録商標)から口座請求通貨ファイルを受信し、MASTERCARD(登録商標)から口座範囲ファイル(GCMS Table IP0040T1)を受信する。そのようなカード口座範囲更新ファイルは、DCC取得者及びそれぞれのDCCサービス提供者がカード保有者の請求通貨を判定するための以下のような情報を含む。
− 口座範囲−低
− 口座範囲−高
− 銀行識別番号(BIN)又は発行者識別番号(IIN)
− カード保有者請求通貨コード
この情報をDCCサービスプロセスの2つの段階で使用することが知られている。
第1の段階は、DCCサービス適格性検出である。これは、カードのカード保有者がDCCサービスの恩恵を受ける資格があるかどうか、すなわちカード保有者のカードが、ポイントオブセール(POS)端末などのフロントエンド支払受諾デバイス、又はeコマース取引のための支払ウェブページ、にとっての現地通貨以外の通貨で発行されたかどうか、を判定するときのプロセス中のステップである。
この段階では、ペイメントカードがフロントエンド支払受諾デバイスに提示されるとき、この情報でカード番号を検証し、カードがDCCサービスの資格があるかどうかを確認することができる。
フロントエンド支払受諾デバイスに現地通貨テーブルをダウンロードするのに必要な時間を削減するために、口座範囲(低)番号又はBINの、全体の範囲ではなく最初の6桁だけをダウンロードすることが知られている。このことに関して、あるカード範囲が、一国で、所与の国に通常関連付けられる通貨、又はその国のデフォルトの国家通貨とは異なる通貨で発行されることがあることに留意されたい。例えば、法人カードが、一国で、その国に関するデフォルト国家通貨とは異なる通貨で発行されることがある。
最初の6つの桁又はBINだけをダウンロードする手法が採用される場合、フロントエンド支払受諾デバイスにダウンロードされる典型的な現地通貨テーブルは、以下に提示されるもののように見える。
516000
516310
516319
516323
516326
第2の段階は、DCC課金通貨コード検索段階である。この段階では、知られている一手法は、カード番号の一部を使用して、対応する課金通貨コードを検索し、DCCサービスに対して提案すべき適切な為替レートを決定することである。検索のための全範囲を維持する代わりに、国際公開第01/04846号パンフレットは、ペイメントカード番号から発行者識別子コードを識別し、これを発行者識別子コード及び対応する通貨コードを含むテーブル内のエントリと比較して、カード取引に関連付ける業務通貨を求めることを含む手法を公開している。
過去10年に発行されたペイメントカードの指数関数的成長と共に、カード口座範囲ファイル内の記録数がかなり増加している。このような成長により、DCCサービス提供者は以下の技術的問題に直面している。
カード口座範囲内の記録数が増加するにつれて、より大きな現地通貨テーブルをフロントエンド支払受諾デバイスにダウンロードする必要がある。例えば、ペイメントカードの請求通貨を一意に識別するのに、6桁では十分ではないことがある。POS端末技術及び通信インフラストラクチャの進歩にも関わらず、POS端末のメモリストレージ制約及び(特にパケット交換電話網(PSTN)に接続されたPOS端末に関する)遠隔通信ボトルネックが、支払業界で引き続き重大な問題となっている。長いダウンロード時間及びフロントエンド支払受諾デバイスでの高いストレージ要件を回避するために、現地通貨テーブルのサイズを最小限に抑えることが求められている。
同様に、カード口座範囲内の記録数が増加するにつれて、通貨コード検索のためにより大きな口座範囲ファイルが必要となる。前述のように、ペイメントカードの請求通貨を一意に識別するのに、6桁では十分ではないことがある。この段階は通常、DCC提供者のホストシステム上で実施され、ハードウェア及びデータベース技術の進歩により、長い検索による時間損失を軽減することができるが、口座範囲ファイルを最適化し、応答時間を改善し、その結果カード保有者の待ち時間を短くすることが、依然として求められている。
(概要)
本発明の一態様は、トランザクション端末システムを提供する。トランザクション端末システムは、支払キャリアに関する支払キャリア番号を少なくとも含む、支払キャリアに関する支払キャリアデータを受信する入力インターフェースを備える。リモートホストシステムに接続するために、通信インターフェースが設けられる。範囲ストレージが支払キャリア番号範囲を定義し、支払キャリア番号範囲は、割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨である複数の第1の統合支払キャリア番号範囲、又は割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨ではない複数の第2の統合支払キャリア番号範囲の、少なくとも一方を定義する。少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、その所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される。トランザクション端末システム処理手段は、入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、第1及び/又は第2の支払キャリア番号範囲と比較し、割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨である支払キャリア番号範囲内、又は割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に、入力支払キャリア番号が包含されるかどうかを判定するように動作可能である。トランザクション端末システム処理手段が、割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨である支払キャリア番号範囲内に入力支払キャリア番号が包含されないと判定した場合、及び/又は割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に入力支払キャリア番号が包含されると判定される場合、処理手段は、支払キャリア番号の少なくとも一部を特定するレート要求メッセージをホストシステムに送信し、支払キャリアに関する請求通貨、及び請求通貨変換レートを特定し、支払キャリア請求通貨及び請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージをホストシステムから受信する。
本発明の別の態様はホストシステムを提供する。ホストシステムは、トランザクション端末システムに接続するためのホスト通信インターフェースを備える。請求通貨ストレージは、複数の請求通貨のそれぞれについて、割り当てられた通貨が請求通貨である複数の統合支払キャリア番号範囲を定義し、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、請求通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、その所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される。通貨間の変換レートを特定する通貨変換レートストレージ。ホストシステム処理手段は、トランザクション端末システムからの、受信した支払キャリア番号の少なくとも一部を特定するレート要求メッセージの受信に応答する。処理手段は、入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、請求通貨ストレージ内で定義される支払キャリア番号範囲と比較し、受信した支払キャリア番号がどの支払キャリア番号範囲内にあるかを識別し、その受信した支払キャリア番号に関連する請求通貨を識別し、レート要求メッセージを送ったトランザクション端末システムに関する基準通貨と、支払キャリア番号に関する識別した請求通貨との間の通貨変換レートを識別する。処理手段は、トランザクション端末システムに送るべき、支払キャリア請求通貨及び請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージを生成する。
動的通貨変換システムは、少なくとも1つのそのようなトランザクション端末システム及び少なくとも1つのそのようなホストシステムを含むことができる。
本発明の別の態様は、そのようなトランザクション端末システム及び/又はそのようなホストシステムに関する統合支払キャリア番号範囲を生成するように動作可能なコンピュータシステムを提供する。コンピュータシステムは、受信した支払キャリア番号範囲に関するストレージを備え、各支払キャリア番号範囲は、支払キャリア番号範囲に関する最低の支払キャリア番号から、支払キャリア番号範囲に関する最高の支払キャリア番号まで、に及ぶ、連続する支払キャリア番号の範囲によって定義される。処理手段は、より低い第1の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号までによって定義される、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲を生成するために、受信した支払キャリア番号範囲を統合し、統合支払キャリア範囲を生成するように動作可能である。統合支払キャリア番号範囲のためにストレージが設けられる。
そのようなトランザクション端末システムを操作する方法は、入力インターフェースが、支払キャリアに関する支払キャリア番号を少なくとも含む、支払キャリアに関する支払キャリアデータを受信すること、及びトランザクション端末システム処理手段が、入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、第1及び/又は第2の統合支払キャリア番号範囲と比較し、割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨である支払キャリア番号範囲内、又は割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に、入力支払キャリア番号が包含されるかどうかを判定することを含むことができる。トランザクション端末ストレージは、割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨である複数の第1の統合支払キャリア番号範囲、又は割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨ではない複数の第2の統合支払キャリア番号範囲の、少なくとも一方を保持し、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、その所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される。割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨である支払キャリア番号範囲内に入力支払キャリア番号が包含されないと判定した場合、及び/又は割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に入力支払キャリア番号が包含されると判定した場合、この方法は、支払キャリア番号を特定するレート要求メッセージをホストシステムに送信し、支払キャリアに関する請求通貨、及び請求通貨変換レートを特定すること、及び支払キャリア請求通貨及び請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージをホストシステムから受信することをさらに含む。
そのようなホストシステムを操作する方法は、ホスト通信インターフェースで、トランザクション端末システムからレート要求メッセージを受信することを含む。ホストシステム処理手段は、入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、請求通貨ストレージ内で定義される統合支払キャリア番号範囲と比較し、受信した支払キャリア番号がどの支払キャリア番号範囲内にあるかを識別し、その受信した支払キャリア番号に関連する請求通貨を識別することにより、トランザクション端末システムからの、受信した支払キャリア番号を特定するレート要求メッセージの受信に応答することができる。請求通貨ストレージは、複数の請求通貨のそれぞれについて、割り当てられた通貨が請求通貨である複数の統合支払キャリア番号範囲を定義し、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、請求通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、その所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される。この方法は、レート要求メッセージを送ったトランザクション端末システムに関する基準通貨と、通貨間の変換レートを特定する通貨変換レートストレージからの支払キャリア番号に関する識別した請求通貨と、の間の通貨変換レートを識別し、トランザクション端末システムに送るべき、支払キャリア請求通貨及び請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージを生成するホストシステム処理手段をさらに含むことができる。
そのようなコンピュータシステムを制御して統合支払キャリア番号範囲を生成する方法は、受信した支払キャリア番号範囲をコンピュータシステムストレージに格納することであって、各支払キャリア番号範囲が、支払キャリア番号範囲に関する最低の支払キャリア番号から、支払キャリア番号範囲に関する最高の支払キャリア番号まで、に及ぶ、連続する支払キャリア番号の範囲によって定義されることを含むことができる。コンピュータシステムの処理手段は、受信した支払キャリア番号範囲を統合し、より低い第1の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲を生成する。統合支払キャリア番号範囲は、コンピュータシステムストレージに格納される。
本発明の態様は、そのような方法を実施するように動作可能なプログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータプログラム製品によって実装することができる。コンピュータプログラム製品は、プログラムコードを搬送するコンピュータ可読媒体又はキャリアを含むことができる。
本発明の様々な態様を添付の特許請求の範囲で述べるが、本発明の他の態様は、添付の特許請求の範囲で明示的に述べる組合せだけではなく、記載の実施形態及び/又は付随する従属請求項からの特徴と、独立請求項の特徴との任意の組合せを含む。
添付の図面を参照しながら、単なる例示として実施形態を説明する。
動的通貨変換を実現するカード支払システム構成の一例を示す概略ブロック図である。 トランザクション端末システムの一例を示すブロック図である。 動的通貨変換ホストシステムの一例を示すブロック図である。 図2のトランザクション端末システム及び図3のホストシステムで使用する範囲テーブルの生成を示すフロー図である。 範囲テーブルを生成するプロセスの一部をより詳細に示す図である。 図2のトランザクション端末システムの動作の一部を示すフロー図である。 図3のホストシステムの動作の一部を示すフロー図である。
(詳細な説明)
支払キャリア番号範囲を統合し、より低い第1の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される統合支払キャリア番号範囲を生成することにより、ネットワーク帯域幅及びストレージ利用率の効率的な使用を実現することを目的とする本発明の例示的実施形態を以下で説明する。
図1は、ペイメントカードシステム100の形態の、支払キャリアを利用する例示的システムを示す概略ブロック図である。この説明では、便宜上、全体を通して支払キャリアの一般的な形態としてペイメントカードへの参照を行う。ペイメントカードは、クレジット、デビット、又は他の形態のペイメントカードでよい。しかし、ペイメントカードではなく、支払を実施するための手段はカード以外でもよい。例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、又は支払を実施するための他の形態のトークンを支払システムの基盤とすることが提案されている。したがって、この説明でペイメントカードに対する参照を行う場合、例えば支払端末システムとの間で情報を転送するための適切なソフトウェア及び機構によって(例えば非接触式に)支払取引を実施するように構成される別の形態の支払キャリア、例えば携帯電話、個人用デジタル補助装(PDA)などでペイメントカードを置き換えることができることを理解されたい。したがって、ペイメントカードに対する参照は、支払キャリアの一例として解釈すべきである。
図1に、カード支払機能を含み、動的通貨変換(DCC)システム機能をさらに含むトランザクション端末システム(又はトランザクションステーションシステム)10を示す。トランザクション端末システム10は、例えば小売業者の構内に位置するポイントオブセール端末として構成することができ、又は例えば現金自動預払機で構成してもよい。
トランザクション端末システム10は、カード支払及び購入詳細を受信する1つ又は複数のインターフェースを、含むことができる。トランザクション端末システム10は、通信ネットワーク(例えば、インターネット、電話網、又は別のネットワーク)を介して、以下で取得者銀行システム12と呼ぶ、小売業者向けのバンキングサービスを提供する銀行のコンピュータシステム12と通信する。カード支払を処理する一部として、トランザクション端末システム10は、支払許可要求メッセージ20を生成する。
取得者銀行システム12は、1つ又は複数のコンピュータを含むことができる。取得者銀行システム12は、トランザクション端末システム10から支払許可要求メッセージ20を受信し、後でトランザクション端末システム10に許可応答メッセージ30を返すように動作可能である。取得者銀行システム12はさらに、通信ネットワークを介して(例えば、インターネット、電話網、又は別のネットワークを介して)ペイメントカードオペレータのコンピュータシステムのネットワーク14(以下ではスキームネットワークシステム14と呼ぶ)と通信する。図1では、ただ1つのスキームネットワークシステム14を示すが、取得者銀行システム12は、それぞれのペイメントカードオペレータに関するそれぞれのスキームネットワークシステムと通信することになる。
取得者銀行システム12は、トランザクション端末システム10から受信した支払許可要求メッセージ20を解析し、関係するカードに関する適切なスキームネットワークシステム14を求め、適切なスキームネットワークシステム14に支払許可要求メッセージ22を転送するように動作可能である。
スキームネットワークシステム14は、取得者銀行システム12から支払許可要求メッセージ22を受信し、後で取得者銀行システム12に許可応答メッセージ28を返すように動作可能である。スキームネットワークシステム14はさらに、通信ネットワークを介して(例えば、インターネット、電話網、又は別のネットワークを介して)ペイメントカードを発行した金融機関のコンピュータシステム16(以下では発行側金融機関システムと呼ぶ)と通信する。図1では、ただ1つの発行側金融機関システム16を示すが、スキームネットワークシステム14は、それぞれの発行側金融機関に関するそれぞれの発行側金融機関システム16と通信することができる。
スキームネットワークシステム14は、受信した支払許可要求メッセージ22を解析し、ペイメントカードを発行した発行側金融機関を識別するように動作可能でよい。次いで、スキームネットワークシステム14は、関係する発行側金融機関システム16に支払許可要求メッセージ24を転送し、発行側金融機関システム16から応答メッセージ26を受信するように動作可能である。
発行側金融機関システム16は、支払許可要求メッセージ24を受信し、支払要求の詳細を、関係するペイメントカードに関して保持する記録と比較することによって許可要求を処理し、次いでスキームネットワークシステム14に適切な許可応答メッセージ26を送信するように動作可能でよい。許可応答メッセージは、支払が許可されるか否かに関する確認を含む様々な詳細を含む。次いで、許可応答メッセージ26が、スキームネットワークシステム14、取得者銀行システム12を介して、トランザクション端末システム10に転送される。
以下では、DCC操作を実施すべきかどうかを判定するためにトランザクション端末システム10とDCCホストシステム18との間で渡されるレート要求メッセージ及びレート応答メッセージのさらなる詳細を与える。
取引に関する通貨の確認時に、トランザクション端末システム10は、取得者銀行システム12及びスキームネットワークシステム14を介して、許可要求メッセージ、金融提示要求メッセージ、金融提示アドバイスメッセージ、又は(例えば、カード保有者の自宅又は請求通貨メッセージに関する)クリアリングメッセージを、発行側金融機関16に送信するように動作可能でよい。
図2は、トランザクション端末システム10の一例の概略ブロック図である。図2に示す例示的トランザクション端末システム10は、1つ又は複数のプロセッサ40、プログラム及びデータの記憶のためのストレージ42(揮発性及び不揮発性メモリ及びストレージを含むことができる)を含む。図2は、ストレージ42が、例えば、カード処理(CP)アプリケーションモジュール44を形成するカード処理アプリケーション、DCCモジュール46を形成するDCCアプリケーション、基準国及び/又は通貨情報48、端末の地域の通貨で発行されたカードを特定する現地通貨カードファイル49、並びに/或いは外貨テーブル47を、含むことができることを示す。ストレージ42は、他のアプリケーション及びデータを含むことができることに留意されたい。
基準国/通貨情報48は、例えばISO国コード及びアルファ通貨コード及び/又は数値通貨コードとして、ストレージ42内のファイル又はレジスタ内に保持することができる。
例示的実施形態では、現地通貨ファイル49が、図4を参照しながら説明する方式で生成される範囲テーブルとして実装される。現地通貨ファイル49は、ペイメントカードのための請求通貨としてトランザクション端末システム10の現地通貨で銀行又は他の金融機関によって発行されたペイメントカード番号の1つ又は複数の範囲を特定する。それによって、現地通貨ファイル内の1つ又は複数の範囲内の番号を有するペイメントカードに関するユーザ(カード保有者)は、動的通貨変換の資格がないことになる。現地通貨ファイル内の個々のエントリは、例えば、以下に関するフィールドのうちの1つ又は複数などのフィールドを含むことができる。
カード口座番号範囲の下端の値
カード口座番号範囲の上端の値
アルファ現地通貨コード(例えば、2〜3文字アルファISO通貨コード)
数値現地通貨コード(例えば、3桁の数値ISO通貨コード)
現地国コード(例えば、ISO国コード)
例示的実施形態では、外貨ファイル47が、図4を参照しながら説明する方式で生成される範囲テーブルとして、実装される。外貨ファイル49は、ペイメントカードに関する請求通貨としてトランザクション端末システム10の現地通貨以外の通貨で銀行又は他の金融機関によって発行されたペイメントカード番号の範囲を特定して、外貨ファイル内の1つ又は複数の範囲内の数を有するペイメントカードが、動的通貨変換の資格があることになる。外貨ファイル内の個々のエントリは、例えば、以下に関するフィールドのうちの1つ又は複数などのフィールドを含むことができる。
カード口座番号範囲の下端の値
カード口座番号範囲の上端の値
アルファ現地通貨コード(例えば、2〜3文字アルファISO通貨コード)
数値現地通貨コード(例えば、3桁の数値ISO通貨コード)
現地国コード(例えば、ISO国コード)
図2はまた、キーボード/キーパッド50、スキャナ52、及びカードリーダ54を概略的に表す。キーボード/キーパッド50は、別々のキーを有するキーボード/キーパッドでよく、又はタッチスクリーンキーボード/キーパッドとして構成することができ、数字及び/又は他の文字の入力のために適宜使用することができる。スキャナ52は、例えば、バーコードスキャナ、RFIタグスキャナなどでよい。カードリーダ54は、ペイメントカードからデータを読み取るように構成することができる。カードリーダ54は、適宜、磁気ストライプリーダ、チップカードリーダ、非接触ペイメントカード用の非接触リーダ、RFIタグリーダなどでよい。さらに、必要に応じて、カードリーダ54はまた、適切に構成されたペイメントカードに情報を書き込むように動作可能でよい。トランザクション端末システム10はまた、例えば、支払キャリアからデータを受信するために、及び/又は支払キャリアに情報を送信するために、接触ベースのデータ交換又は非接触データ交換を使用して、他の種類の支払キャリア(例えば、携帯電話又はPDA)と対話するように適切なインターフェースと共に構成することができる。
図2はさらに、ディスプレイ56、プリンタ58、及び通信インターフェース62を概略的に表す。ディスプレイ56は、適宜、ユーザ(例えば、ペイメントカード保有者)及び/又は小売業者/マーチャントがトランザクション端末システム10の操作するのを支援するために入力データ及び/又はメッセージを表示する、数値ディスプレイ、英数ディスプレイ、イメージディスプレイなどでよい。購入領収書及び/又は他の情報を印刷するためにプリンタを使用することができる。通信インターフェース60は、直接的に、又は中間ネットワーク(図示せず)を介して、1つ又は複数の通信チャネル62を介するトランザクション端末システム10からDCCホストシステム18への通信を可能にする。
前述の例では、トランザクション端末システム10は、現金自動預払機又はポイントオブセールシステムである。しかし、トランザクション端末システム10は、インターネットに接続されたワークステーションの形態でもよいことを理解されたい。トランザクション端末システム10はまた、ホテル、劇場、小売店などのトランザクションシステムに完全に、又は部分的に統合することもできる。
図3は、DCCホストシステム18の一例の概略ブロック図である。図3に示す例示的DCCホストシステム18は、1つ又は複数のプロセッサ70、プログラム及びデータの記憶のためのストレージ72(揮発性及び不揮発性メモリを含むことができる)を含む。図3は、ストレージ72が、DCCモジュール76を形成する1つ又は複数のDCCプログラムと、請求通貨ファイル75、通貨変換、又は為替レートテーブル74、国/通貨テーブル77、及びデフォルト通貨テーブル73を含む1つ又は複数のデータテーブルとを含むことを示す。ストレージ72は他のアプリケーション及びデータを含むことができることに留意されたい。
請求通貨ファイル75は、例えば、図4を参照しながら説明する方式で生成される、例えば以下に関するフィールドを含む様々なフィールドを含むことができるエントリを有することのできる請求通貨ファイル(BCF75)の形態でよい。
口座課金ファイル識別子
カード口座番号範囲の下端の値
カード口座番号範囲の上端の値
アルファ現地通貨コード(例えば、2〜3文字アルファISO通貨コード)
数値現地通貨コード(例えば、3桁の数値ISO通貨コード)
請求通貨がDCCでサポートされる通貨であるかどうかに関する表示
為替レートテーブル74は、現為替レートデータを抽出することができる情報を含むことができる。為替レートテーブル内のヘッダエントリは、例えば、以下に関するフィールドのうちの1つ又は複数を含む様々なフィールドを含むことができる。
発信ファイルプレフィックス
ファイル識別子
開始発効日
開始発効時刻
ベース通貨コード(例えば、ISO通貨コードを使用して)
国コード(例えば、ISO国コードを使用して)
ファイルシーケンス番号(例えば、その日について複数のファイルでない限り、001)
ファイル拡張子(例えば、DAT)
為替レートテーブル74のボリュームは、例えば、以下に関するフィールドのうちの1つ又は複数を含む様々なフィールドを含むことができる。
ボリュームヘッダ
開始発効日
開始発効時刻
Rate ID
為替レートテーブル74内の個々の為替レートエントリは、例えば、以下に関するフィールドのうちの1つ又は複数を含む様々なフィールドを含むことができる。
アルファ現地通貨コード(例えば、ISO標準3文字アルファコード)
数値通貨コード(例えば、ISO標準2〜3文字数値コード)
ユーロバンドインジケータ(例えば、通貨がユーロバンド通貨であるかどうかを示すフラグ)
為替レート(例えば、小数位4桁に丸めた交換レート)
マーチャントFXレートカテゴリ(例えば、マーチャントに関するFXレートリスクプロファイルを示すための)
有効開始日(例えば、為替レートがそれ以降有効となる日付)
有効開始時刻(例えば、為替レートがそれ以降有効となる、その日付の時刻)
有効終了日(例えば、為替レートがその後に有効ではなくなる日付)
有効終了時刻(例えば、為替レートがその後に有効ではなくなる、その日付の時刻)
マークアップパーセンテージ値(例えば、為替レートリスクを軽減するためのパーセンテージ値)
マークアップ精度値(例えば、マークアップ小数位精度を示すための)
為替レートテーブル74内の最終フィールドは、例えば、以下に関するフィールドのうちの1つ又は複数を含む様々なフィールドを含むことができる。
トレーラライン
通貨コードフィールドに関するチェックサム
為替レートフィールドに関するチェックサム
レコードカウント
国/通貨テーブル77は、国とその公式通貨との間をマッピングするのに使用される。通常、1つの公式国家通貨は国ごとに関連付けられるが、1つの公式国家通貨、例えばユーロに関連付けられる複数の国があることがある。一例では、国/通貨テーブルは、国ごとに構成され、国に関する各エントリが、それに関連付けられる公式国家通貨を特定する。この例では、各エントリは、例えば、以下のフィールドのうちの1つ又は複数を含む1つ又は複数のフィールドを含むことができる。
国コード(例えば、ISO国コード)
アルファ通貨コード(例えば、ISO標準3文字アルファコード)
数値通貨コード(例えば、ISO標準2〜3文字数値コード)
デフォルト通貨テーブル73を使用して、取引のために使用すべきデフォルト通貨を識別することができる。デフォルト通貨テーブル73は、例えば、請求通貨ファイル内で示されるサポートされないDCC通貨と、デフォルトでサポートされるDCC通貨との間のマッピングを含むことができる。デフォルト通貨テーブル73は、一定の環境で使用されると、トランザクション端末システム10及び/又は動的通貨変換システムによってサポートされない通貨に関して発効されたペイメントカードが使用されるときに使用すべきデフォルトDCC通貨を識別することができる。デフォルト通貨テーブル73は、一定の環境で使用されると、トランザクション端末システム10に関する現地通貨に関して発効されないペイメントカードに関して使用すべきデフォルトDCC通貨を識別することもできる。一例では、デフォルト通貨テーブル73が、入力通貨(例えば、端末支払システムの地域の通貨及び/又はサポートされない通貨など)によって構成され、入力通貨に関する各エントリが、それに関連付けられる対応するデフォルト通貨を特定する。この例では、各エントリは、例えば、以下のフィールドのうちの1つ又は複数を含む1つ又は複数のフィールドを含むことができる。
アルファ入力通貨コード(例えば、ISO標準3文字アルファコード)
数値入力通貨コード(例えば、ISO標準2〜3文字数値コード)
アルファデフォルト通貨コード(例えば、ISO標準3文字アルファコード)
数値デフォルト通貨コード(例えば、ISO標準2〜3文字数値コード)
図3はまた、キーボード78及びディスプレイ80を概略的に表す。キーボード78は、別々のキーを有するキーボードでよく、又はタッチスクリーンキーボードとして構成することができ、数字及び/又は他の文字の入力のために適宜使用することができる。ディスプレイ80は、適宜、オペレータがシステムデータを閲覧することを可能にする、数値ディスプレイ、英数ディスプレイ、イメージディスプレイなどでよい。
図3はさらに、プリンタ82及び通信インターフェース84を示す。システムデータを印刷するために、プリンタを使用することができる。通信インターフェース84は、直接的に、又は中間ネットワーク(図示せず)を介して、1つ又は複数の通信チャネル86を介する、トランザクション端末システム10及び取得者銀行システム12との間の通信を可能にする。
図4は、図2の現地通貨ファイル49及び外貨ファイル47、並びに図3の請求通貨ファイル75を生成するプロセスの一例を示すフロー図である。
図4に示すように、プロセス100は110で開始する。プロセス100は、DCCホストシステム18のプロセッサ(複数可)で実施することができ、又は別々のコンピュータシステムで実行することができる。図4を説明するときに、便宜上、方法のステップを実施する「システム」に対して参照を行う場合、これは、適宜、そうしたステップを実施するDCCホストシステム18のプロセッサ(複数可)、又は別々のコンピュータシステムを指すことを理解されたい。
112で、システムは、スキームオペレータから口座ファイルを受信する。口座ファイルは、例えば、導入部で説明したカード口座範囲更新ファイルのフォーマットでよい。
この方法は、スキームオペレータによって与えられる範囲情報のすべてを格納する必要なしに、所与のカード番号に関連付けられる通貨コードを識別するのに効率的な方式で使用することのできる検索テーブルの生成を可能にする方式で、この範囲情報を統合する手段を提供する。
ステップ114では、システムは、例えばカード口座範囲の下端の値(すなわち、以下の表1の左側の列の数字)に基づいて、連続する口座範囲に従って範囲をソートするように動作可能である。例えば、この例では、カード口座範囲の下端の値に基づいて数値順に並べられた連続するカード番号の範囲で、ファイルをソートすることができる。導入部で述べたように、スキームオペレータによって供給される範囲情報が口座範囲低値及び口座範囲高値についてBIN番号を分離する場合、より上位の桁として口座範囲低番号及び口座範囲高番号にBINを追加することができ、次いでソートを実施することができる。ステップ114の結果は、例えば、他の通貨コードに関する範囲の適切なセットと共に、通貨コード036に関する表1に示すように順序付けられたファイルでよい。
表1はそのような情報の例示的表示を与えるものであることに留意し、示される実際のデータは例示のために構成されるものに過ぎないことを理解されたい。
Figure 2013524309

表1に示すように、カード口座範囲更新ファイルは、例えば、範囲内の各エントリについて、口座範囲内の最低のポイント、口座範囲内の最高のポイント、及びカード保有者課金通貨コードを含むことのできる情報を含む。いくつかの上位桁が、所与の金融機関によって発行されたカード番号の範囲を特定し、残りの下位桁が、カード番号の範囲内の個々のカード番号を特定する。
金融機関に関連付けられる通貨コードを一意に特定するのに使用されるカード番号の部分(すなわち、上位桁の数)は、5又は6桁の従来の銀行識別番号(BIN)のだけではなく、可変桁数を含むことができる。このことは、番号範囲がスキームオペレータによって割り振られ、例えば可変サイズの金融機関などの要素を考慮に入れる方法のためである。現在、例えば、5又は6桁ではなく、所与の金融機関に関する所与の通貨コードに割り振られる連続するカード番号の範囲を識別するために最大11桁を取ることができる。
このことを、例えば表2に示す。ここで、カード番号が、通貨コード840に対応する範囲5213911044000000000〜5213911044099999999に関係するのではなく、通貨コード946に対応する第2の範囲のカード番号5213911044100000000〜5213912021999999999に関係することを識別するために11桁を取ることに気付くであろう。
Figure 2013524309

ステップ116では、システムは、所与の請求通貨に関する口座範囲を統合し、所与の請求通貨に関する範囲内の最低のカード口座番号から最高のカード口座番号までの連続するペイメントカード番号を有する統合範囲を提供する。ステップ116の統合の結果、範囲内の失われているそれぞれの銀行識別番号についての情報が、得られる。しかし、銀行識別番号は統合範囲の編成とはもはや関係しないので、このことは問題ではない。しかし、個々の金融機関の識別が、DCCに関する適格性を判定して、適切な請求通貨を識別してDCC操作を実施するプロセスに、関係しないという理解に、本発明は基づく。
ステップ116で実施する統合は、例えば図5に示すように、複数のパスで実施することができる。図5は、カード番号の範囲に関するファイル166−0−0として表されるリオーダ(再注文)後範囲を示す(例えば、表1に示すような範囲は、すべて通貨コード036に関連付けられる)。n個のカードスキームのセット内の他のn−1個のカードスキーム(例えば、VISA(登録商標)、Mastercard(登録商標)、AMEX(登録商標))のそれぞれに関連付けられるカード範囲について、追加のファイル166−N−0(ただしN=1〜n−1)を同様に処理することができる。
第1のパス116−1では、初期ファイル166−0−0の範囲を、ゼロ公差を使用してリオーダ(再注文)することができる。言い換えれば、ある範囲の上端と別の範囲の下端の間のゼロギャップを探して、範囲をリオーダ(再注文)することができる。この統合は、同一の通貨に関連付けられる連続するカード番号の範囲を1つのより大きな範囲に統合できることを意味する。第1のパスでは、カード番号の1つ又は複数の選択した桁が、金融機関に割り振られたカード番号範囲に寄与しないことが知られている場合、これらを無視することができる(例えば、4つの最下位ビット)。第1のパスの結果は、連続する範囲がマージされる統合ファイル166−0−1である。
別のパス116−2では、第1の公差を使用してファイル166−0−1の範囲をリオーダ(再注文)することができる。言い換えれば、ある範囲の上端と別の範囲の下端の間の所与のギャップ又は構成可能なギャップ(例えば10%)を探して、範囲をリオーダ(再注文)することができる。統合のこの段階では、隣接する範囲内のカード番号の数の10%未満のギャップによって分離され、同一の関連する通貨コードを有するファイル166−0−1内の隣接するカード番号の範囲を、1つのより大きな範囲に統合することができる。第1のパスと同様に、カード番号の1つ又は複数の選択した桁が金融機関に割り振られたカード番号範囲に寄与しないことが知られている場合、これらを無視することができる(例えば、4つの最下位ビット)。第2のパスの結果は、統合テーブル166−0−1である。
任意選択で、別のパスを選択可能な回数だけ反復し、カード番号範囲の分布に基づいて、ファイル166−0−1内の範囲の数をさらに削減し、範囲テーブル166−0−1の適切な圧縮を実現することができる。
追加の統合は、追加のパス116−3によって実現することができ、パス116−3では、(例えば、ファイル166−N−0からの)任意の他のカードスキームに関するカード番号の範囲がファイル166−0−1内の隣接する範囲間にあるかどうかに関して決定を行う。隣接する範囲の対の間に範囲がない場合、これらをさらに統合することができる。
追加のパス116−3を選択可能な回数だけ反復することができ、又は例えば、それ以上の統合が可能ではなくなる(すなわち、すべての隣接する範囲の対が、別の通貨コードに関する介在する範囲を有する)まで反復することができる。
ステップ116−2及び116−3をそれぞれ0回、1回、又は複数回実施できることに留意されたい。言い換えれば、ステップ116−2と116−3の一方又は両方を省略することができる。
表3に、図5を参照して説明したような統合プロセスに従ってテーブル166−0−1の削減した内容の一例を示す。表1と同様に、表3はそのような情報の例示的表示を与えるものであることに留意し、示される実際のデータは例示のために構成されるものに過ぎないことを理解されたい。
Figure 2013524309

図4に戻り、ステップ118では、システムは、所与のトランザクション端末システムについて、ローカルトランザクション端末システムに関する通貨に適用可能である両方の統合範囲を含む、トランザクション端末システムのための範囲ファイルを生成する。関係する範囲を識別するのに必要な桁数を最小限に抑えるように範囲ファイルのフォーマットを選ぶことができる。一例として、範囲内の上端及び下端の番号を識別するのに必要な、いくつかの最上位桁が使用される。例えば、表3に対応するが、各番号の最後の4桁が0000であり、口座範囲(低)値について、表内に保持される桁間の各桁及び最後の4桁が0であり、口座範囲(高)値について、表内に保持される桁間の各桁及び最後の4桁が9であると仮定する表4を参照されたい。任意の適切な符号化及び/又はファイルフォーマットを適宜使用できることに留意されたい。
Figure 2013524309

次いで、得られた範囲ファイルをトランザクション端末システムに送信し、現地通貨ファイル49に格納する。任意選択で、所与のトランザクション端末に割り振られた現地通貨又は基準通貨に対応しないカード番号の範囲について範囲ファイルを生成することもできる。その場合、トランザクション端末システムに関する現地通貨又は基準通貨に対応しないカード口座番号に関する統合範囲をトランザクション端末システムに送信することができ、外貨ファイル47に格納することができる。図示するように、本発明の特定の実施形態では、現地通貨ファイル49だけが所与のトランザクション端末システムに送信され、代替実施形態でのオプションとして、外貨ファイル47が現地通貨ファイルに加えて、又は現地通貨ファイルの代わりにポピュレートされる。
ステップ120では、図3に示すDCCホストシステム18の請求通貨ファイル75に格納されるそれぞれの範囲に関する対応する請求通貨と共に、統合範囲のすべてを含むように、ホストシステムに関する請求通貨ファイルを生成する。ステップ118に関して上記で説明したようなフォーマットを使用して、請求通貨ファイルを生成することができる。任意選択で、請求通貨ファイルエントリは、口座範囲及び課金通貨コードを識別することだけでなく、請求通貨がDCCシステムに関するサポートされる通貨かどうかに関する表示をも含むことができる。
プロセス100はステップ122で終了する。
図2を参照しながら説明したように、端末トランザクションシステム10は、現地通貨ファイル49及び/又は外貨ファイル47を備えることができる。現地通貨ファイル及び/又は外貨ファイルの目的は、トランザクション端末システムで使用されるペイメントカードが、基準国/通貨記録48に格納されたトランザクション端末システムに関する基準通貨に対応する請求通貨を有するかどうかを判定することである。この判定は、関係するペイメントカードが端末システムの基準通貨に対応する請求通貨を有すると判定することによって肯定的に実施することができ(この場合、現地通貨ファイルを使用することができる)、又はペイメントカードの請求通貨が基準国/通貨ファイル48に記録された基準通貨とは異なる外貨ではないという否定的な決定に関して実施することができる。通常、現地通貨ファイル49は、外貨ファイル47よりも少ないエントリ(すなわち少ない範囲)を含むので、トランザクション端末システムは通常、現地通貨ファイル49のみを備える。しかし、関係する通貨がペイメントカード番号の少なくとも一部と、所与の請求通貨が割り当てられるカード番号の前記1つ又は複数の範囲との比較によって決定されることを考えると、ある実施形態では、外貨ファイル47は実際に現地通貨ファイル49よりも小さいことがある。そのような場合、現地通貨ファイル49の代わりに外貨ファイル47を提供することができる。図6を参照しながら説明する例では、外貨ファイル47ではなく、現地通貨ファイル49がトランザクション端末システム10で提供されると仮定する。
図6は、図2のトランザクション端末システムの動作の一部を示すフロー図である。プロセス200は、210で開始する。
212で、トランザクション端末システムでのペイメントカード番号の入力により、ペイメントカードからそのペイメントカード番号(又は個人口座番号PAN)を受け取る。ペイメントカード番号は、任意の従来の様式で、手入力によって、磁気ストライプから情報を読み取ることによって、ペイメントカード上に保持されるチップから読み取ることによって、又はペイメントカードからのデータの非接触転送によって(又はそれぞれのケースで、別の形態の支払キャリアから)入力することができる。ステップ214で、ペイメントカード番号の少なくとも一部を範囲ファイル(すなわち現地通貨ファイル49)と比較し、請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準と同一の通貨であるカード番号の範囲として識別される範囲(複数可)内にペイメントカード番号が包含されるかどうかを識別する。ペイメントカード番号と、それぞれの範囲との比較は、任意の適切な方式で、例えば、特定の値(すなわちペイメントカード値)が利用可能な範囲のうちの1つの中にあると迅速に識別することを可能にする従来型二分探索アルゴリズムを使用して実施することができる。比較されるペイメントカード番号の部分は、ペイメントカード番号が関連する範囲内に包含されるかどうかを識別するのに必要な量である。一例として、ペイメントカード番号の最初の10個の先頭桁を比較する。別の例では、比較する桁が、ペイメントカード番号が関連する範囲(複数可)内に包含されるか否かを識別するのに十分である限り、別の桁のセットを比較することができ、実際にはペイメントカード番号全体を比較することができる。
216で、ペイメントカードの請求通貨がトランザクション端末システム10に関する基準通貨と同一ではない(すなわち、現地カードではない)と判定した場合、218で、レート要求をホストシステムに送り、動的通貨変換のために提案することのできる通貨、及びその変換に関する適切な為替レートを識別する。図7を参照しながら、ホストシステムによる処理を説明する。ステップ220で、ホストシステムからレート応答を受信する。レート応答が、動的通貨変換のためにユーザに提案することのできる通貨を特定し、使用すべき為替レートも特定すると仮定する。
ステップ222で、トランザクション端末システムは、動的通貨変換のためにユーザに行うべき指し値を計算する。行うべき指し値を計算するために、トランザクション端末システムは、トランザクション端末システムに設けられた入力機構のうちの1つ又は複数によって入力されたトランザクション量と、レート応答メッセージで特定される為替レートとを使用する。トランザクション端末システムは、トランザクション端末システムに関する基準通貨での購入、或いは適用可能な為替レートの表示、及び提案した為替レートで計算したDCC通貨での取引の値と共に提案することのできるDCC通貨での購入を進めるオプションをユーザに提案するように動作可能である。図7を参照しながら説明するように、提案することのできるDCC通貨は通常、ペイメントカードに関する請求通貨である。しかし、ある環境では、提案するDCC通貨は、異なる通貨でもよい。提案する通貨が請求通貨ではなく、例えばデフォルト通貨である場合、DCC指し値を受諾するか否かに関してユーザが客観的な決定を行う立場となるように、ユーザに提供される情報は、このことをユーザに示す。DCC指し値は、トランザクション端末システムのディスプレイ上に適切なデータを表示することによって、音声出力によって、文書を置くことによって、又は任意の他の適切な方式で行うことができる。
ステップ224で、ユーザがDCC指し値を受諾する場合、ステップ228で、ユーザに提案したDCC通貨で取引を実施する。或いは、ステップ216で、ペイメントカードの通貨がトランザクション端末の基準通貨と同一であると判定した場合、又はステップ224で、ユーザがDCC指し値の受諾を辞退した場合、ステップ226で、トランザクション端末システムの基準通貨又は現地通貨で取引を実施する。次いで、226又は228で示すように、適切な通貨で取引を実施し、プロセスは230で終了する。
図7は、トランザクション端末システムからレート要求を受信したときのDCCホストシステム18の動作の態様を示すフロー図である。プロセス300は310で開始する。312で、トランザクション端末システムからレート要求メッセージを受信する。レート要求メッセージは、データの中でもとりわけ、ペイメントカード番号の少なくとも一部、レート要求メッセージを送ったトランザクション端末の識別(応答を返すためのルーティング情報を識別するため)、及び任意選択で取引量を識別する。
ステップ314で、ペイメントカード番号の少なくとも一部を請求通貨ファイルと比較し、請求通貨を識別する。前述のように、請求通貨ファイル75は、特定の請求通貨に関連付けられる連続するカード番号の範囲を含めるように、統合したそうしたカード番号の範囲を含む。ステップ314で実施する比較プロセスは、任意の適切な方式で実施することができる。例えば、連想検索を実施して、受信したカード支払番号が番号の範囲の下端よりも大きいかどうか、又は番号の範囲の上端よりも小さいかどうかを識別し、カード番号がその範囲内にあることを識別することができる。特定の範囲とカード番号との間の肯定的な比較の場合、請求通貨ファイルから請求通貨を識別することができる。或いは、ペイメントカード番号がその中にある特定の範囲を識別する別の技法を、例えば、トランザクション端末システムのステップ214の動作に関して先に説明した2進ソートアルゴリズムによって決定することができる。比較されるペイメントカード番号の部分は、ペイメントカード番号が関連する範囲内にあるかどうかを識別するのに必要な量である。一例では、ペイメントカード番号の最初の10個の先頭桁が比較される。別の例では、比較する桁が、ペイメントカード番号が関連する範囲(複数可)内に包含されるか否かを識別するのに十分である限り、別の桁のセットを比較することができ、実際にはペイメントカード番号全体を比較することができる。
任意選択で、請求通貨ファイルは、DCCシステムによってサポートされる通貨の表示をも含むことができる。この場合、任意選択で、ステップ316で、ペイメントカードの請求通貨が、DCCシステムによってサポートされる請求通貨であるかどうか判定を行うことができる。請求システムがサポートされない場合、任意選択で、ステップ318で、請求通貨に対応するデフォルト通貨をデフォルト通貨テーブルで識別することができる。デフォルト通貨テーブルは、識別した請求通貨からデフォルト通貨へのマッピングを含む。ステップ320で、デフォルト通貨をDCC通貨として設定する。
ステップ316で、請求通貨がサポートされると判定した場合、ステップ322で、請求通貨がDCC通貨となる。ステップ324で、基準通貨がトランザクション端末システムからのレート要求内に含まれるという意味で直接的に、トランザクション端末システムから受信したレート要求メッセージから、又は例えば、国/通貨変換テーブル(図示せず)に次いでアクセスして基準通貨を識別するのに使用することのできるトランザクション端末国データから、基準通貨を識別することができ、次いで、レートテーブル74内の基準通貨からDCC通貨への為替レートにアクセスする。
326で、ホストシステムは、レート応答メッセージを生成し、トランザクション端末システムの識別子及び/又はレート要求メッセージ内に含まれるアドレス指定情報を使用して、レート要求を発行したトランザクション端末システムにレート応答メッセージを送るように動作可能である。プロセスはステップ328で終了する。
前述のメッセージの伝送を保護するため、及び/又は前述のプロセスで情報を格納するために、従来型暗号化技法を使用することができる。
前述の実施形態を詳細に説明したが、上記の開示を完全に理解した後には、多数の変形形態及び修正形態が当業者には明らかとなるであろう。以下の特許請求の範囲は、そのようなすべての変形形態及び修正形態並びにその均等物を含むように解釈されるものとする。

Claims (36)

  1. 支払キャリアに関する支払キャリア番号を少なくとも含む、前記支払キャリアに関する支払キャリアデータを受信する受信する入力インターフェースと、
    リモートホストシステムに接続する通信インターフェースと、
    支払キャリア番号範囲を定義する範囲ストレージであり、前記支払キャリア番号範囲が、
    割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する基準通貨である複数の第1の統合支払キャリア番号範囲、又は、
    割り当てられた請求通貨がトランザクション端末システムに関する前記基準通貨ではない複数の第2の統合支払キャリア番号範囲、
    の少なくとも一方を定義する範囲ストレージと、
    を備えるトランザクション端末システムであって、
    少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、前記所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義され、
    トランザクション端末システム処理手段が、
    入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、第1及び/又は第2の支払キャリア番号範囲と比較し、割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨である支払キャリア番号範囲内に、又は割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に、前記入力支払キャリア番号が包含されるかどうかを判定する、
    ように動作可能であり、
    割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨である支払キャリア番号範囲内に前記入力支払キャリア番号が包含されないと判定した場合、及び/又は割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に前記入力支払キャリア番号が包含されると判定した場合、
    前記支払キャリア番号を特定するレート要求メッセージを前記ホストシステムに送信して、前記支払キャリアに関する請求通貨、及び請求通貨変換レートを特定し、
    前記支払キャリア請求通貨及び前記請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージを前記ホストシステムから受信する、
    ように動作可能である、トランザクション端末システム。
  2. 前記統合支払キャリア番号範囲は、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号のそれぞれの範囲を比較し、前記所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の数値的に隣接する範囲を統合することによって、決定され、ペイメントカード番号の数値的に中間の範囲は、別の通貨コードに割り振られない、請求項1に記載のトランザクション端末システム。
  3. 前記統合された範囲は、1つ又は複数のパスで決定される、請求項1又は2に記載のトランザクション端末システム。
  4. 少なくとも1つのパスは、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の数値的に連続する範囲を統合することを含む、請求項3に記載のトランザクション端末システム。
  5. 少なくとも1つのパスは、選択された公差だけ分離される連続する支払キャリア番号の範囲を統合することを含む、請求項3又は4に記載のトランザクション端末システム。
  6. 少なくとも1つのパスは、異なる通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲が、数値的に、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の2つの範囲の間にあるかどうかを判定することを含む、請求項3〜5のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム。
  7. 連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号及び最高の支払キャリア番号の少なくとも一方は、前記支払キャリア番号の打切りによって表される、前記請求項のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム。
  8. 前記トランザクション端末システムに関する基準通貨インジケータを格納するように動作可能なストレージを備え、前記レート要求メッセージは、前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨を特定する、前記請求項のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム。
  9. 前記レート要求メッセージは、前記トランザクション端末システムを特定する、前記請求項のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム。
  10. 前記トランザクション端末システムは、前記ホストシステムからの、前記支払キャリア請求通貨及び前記請求通貨変換レートを特定する応答メッセージの受信に応答して、前記支払キャリア請求通貨での前記請求通貨変換レートで取引を実施するオプションを、又は前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨で前記取引を実施するオプションを、ユーザに提示するように動作可能な前記請求項のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム。
  11. 前記支払キャリアを使用して実施すべき取引に関するトランザクションデータを受信する入力インターフェースを備え、前記トランザクション端末システムは、前記支払キャリア請求通貨での前記請求通貨変換レートで、前記請求通貨変換レートで変換された取引量で取引を実施するオプションを、又は前記基準通貨で、前記基準通貨での取引量で前記取引を実施するオプションを、提示するように動作可能な請求項10に記載のトランザクション端末システム。
  12. 前記ユーザが、入力インターフェースを介して、前記支払キャリアに関する前記請求通貨での前記請求通貨変換レートで取引を実施する前記オプションを選択したことに前記トランザクション端末システムが応答して、前記支払キャリア請求通貨での前記請求通貨変換レートで前記取引を処理する請求項10又は11に記載のトランザクション端末システム。
  13. 前記入力インターフェースは、
    個別のキー又は一体型キーを有するキーボード及び/又はキーパッド、タッチスクリーンキーボード及び/又はキーパッド、或いは他の形態のキーボード又はキーパッド、
    バーコードスキャナ、RFIタグスキャナ、及び/又は他の形態のスキャナ、
    磁気カードストライプリーダ、チップカードリーダ、非接触カードリーダ、RFIタグリーダ、又は他の形態のカードリーダ、
    音声応答入力、
    ワイヤレス支払キャリアインターフェース、
    のうちの1つ又は複数を備える、前記請求項のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム。
  14. ユーザに情報を提示するように動作可能な出力装置を備える前記請求項のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム。
  15. トランザクション端末システムに接続するホスト通信インターフェースと、
    複数の請求通貨のそれぞれについて、割り当てられた通貨が前記請求通貨となる複数の統合支払キャリア番号範囲を定義する請求通貨ストレージであって、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、前記請求通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、前記所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される、請求通貨ストレージと、
    通貨間の変換レートを特定する通貨変換レートストレージと、
    前記トランザクション端末システムからの、受信した支払キャリア番号を特定するレート要求メッセージの受信に応答して、
    入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、前記請求通貨ストレージ内で定義される前記支払キャリア番号範囲と比較し、受信した支払キャリア番号がどの支払キャリア番号範囲内にあるかを特定し、その受信した支払キャリア番号に関連する請求通貨を特定し、
    前記レート要求メッセージを送った前記トランザクション端末に関する基準通貨と、前記支払キャリア番号に関する特定した請求通貨との間の通貨変換レートを特定し、
    前記トランザクション端末システムに送るべき、前記支払キャリア請求通貨及び前記請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージを生成する、
    ホストシステム処理手段と
    を備えるホストシステム。
  16. 前記統合支払キャリア番号範囲は、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号のそれぞれの範囲を比較し、前記所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の数値的に隣接する範囲を統合することによって、決定され、ペイメントカード番号の数値的に中間の範囲は、別の通貨コードに割り振られない、請求項15に記載のホストシステム。
  17. 前記統合された範囲は、1つ又は複数のパスで決定される、請求項15又は16に記載のホストシステム。
  18. 少なくとも1つのパスは、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の数値的に連続する範囲を統合することを含む、請求項17に記載のホストシステム。
  19. 少なくとも1つのパスは、選択された公差だけ分離される連続する支払キャリア番号の範囲を統合することを含む、請求項17又は18に記載のホストシステム。
  20. 少なくとも1つのパスは、異なる通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲が、数値的に、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の2つの範囲の間にあるかどうかを判定することを含む、請求項17〜19のいずれか一項に記載のホストシステム。
  21. 連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号及び最高の支払キャリア番号の少なくとも一方は、前記支払キャリア番号の打切りによって表される、請求項15〜20のいずれか一項に記載のホストシステム。
  22. 受信したレート要求メッセージ内の前記トランザクション端末システムに関する基準通貨の表示から、前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨を決定するように動作可能である請求項15〜21のいずれか一項に記載のホストシステム。
  23. トランザクション端末システムに関する基準通貨を特定する基準通貨ストレージを備え、前記ホストシステムは、受信したレート要求メッセージ内のトランザクション端末システムの表示を使用して、レート応答メッセージに関する基準通貨を特定し、前記基準通貨ストレージにアクセスするように動作可能である、請求項15〜24のいずれか一項に記載のホストシステム。
  24. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の少なくとも1つのトランザクション端末システムと、請求項15〜23のいずれか一項に記載のホストシステムとを備える動的通貨変換システム。
  25. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の前記トランザクション端末システム、又は請求項15〜23のいずれか一項に記載のホストシステムに関する統合支払キャリア番号範囲を生成するように動作可能なコンピュータシステムであって、
    受信した支払キャリア番号範囲のためのストレージであり、各支払キャリア番号範囲は、前記支払キャリア番号範囲に関する最低の支払キャリア番号から、前記支払キャリア番号範囲に関する最高の支払キャリア番号までの、連続する支払キャリア番号の範囲によって定義される、ストレージと、
    より低い第1の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲を生成するために、受信した支払キャリア番号範囲を統合して、統合支払キャリア範囲を生成するように動作可能な処理手段と、
    前記統合支払キャリア番号範囲のためのストレージと、
    を備えるコンピュータシステム。
  26. 前記処理手段は、所与の通貨コードに関連する連続する支払キャリア番号のそれぞれの範囲を比較し、前記所与の通貨コードに関連する連続する支払キャリア番号の数値的に隣接する範囲を統合することによって統合支払キャリア番号範囲を求めるように動作可能であり、ペイメントカード番号の数値的に中間の範囲が別の通貨コードに割り当てられない、請求項25に記載のコンピュータシステム。
  27. 前記処理手段は、1つ又は複数のパスで統合範囲を決定するように動作可能である、請求項25又は26に記載のコンピュータホストシステム。
  28. 前記処理手段は、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の数値的に連続する範囲を統合する少なくとも1つのパスを実施するように動作可能である、請求項27に記載のコンピュータシステム。
  29. 前記処理手段は、選択された公差だけ分離される連続する支払キャリア番号の範囲を統合する少なくとも1つのパスを実施するように動作可能である、請求項27又は28に記載のコンピュータシステム。
  30. 前記処理手段は、異なる通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲が、数値的に、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の2つの範囲の間にあるかどうかを判定する少なくとも1つのパスを実施するように動作可能である、請求項27〜29のいずれか一項に記載のコンピュータシステム。
  31. 連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号及び最高の支払キャリア番号の少なくとも一方は、前記支払キャリア番号の打切りによって表される、請求項25〜30のいずれか一項に記載のコンピュータシステム。
  32. 請求項15〜23のいずれか一項に記載のホストシステムである、請求項25〜31のいずれか一項に記載のコンピュータシステム。
  33. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の前記トランザクション端末システムを操作する方法であって、
    入力インターフェースが、前記支払キャリアに関する支払キャリア番号を少なくとも含む、前記支払キャリアに関する支払キャリアデータを受信するステップと、
    トランザクション端末システム処理手段が、
    入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、第1及び/又は第2の統合支払キャリア番号範囲と比較し、割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する基準通貨である支払キャリア番号範囲内に、又は割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に、前記入力支払キャリア番号が包含されるかどうかを判定するステップであり、トランザクション端末ストレージが、
    割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する基準通貨である複数の第1の統合支払キャリア番号範囲、又は、
    割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する前記基準通貨ではない複数の第2の統合支払キャリア番号範囲、
    の少なくとも一方を保持し、
    少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、前記所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される、ステップと、
    割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する基準通貨である支払キャリア番号範囲内に前記入力支払キャリア番号が包含されないと判定した場合、及び/又は割り当てられた請求通貨が前記トランザクション端末システムに関する基準通貨ではない支払キャリア番号範囲内に前記入力支払キャリア番号が包含されると判定した場合、
    前記支払キャリア番号を特定するレート要求メッセージを前記ホストシステムに送信して、前記支払キャリアに関する請求通貨、及び請求通貨変換レートを特定するステップと、
    前記支払キャリア請求通貨及び前記請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージを前記ホストシステムから受信するステップと、
    を含む方法。
  34. 請求項15〜23のいずれか一項に記載の前記ホストシステムを操作する方法であって、
    ホスト通信インターフェースで、トランザクション端末システムからレート要求メッセージを受信するステップと、
    ホストシステム処理手段が、前記トランザクション端末システムからの、受信した支払キャリア番号の少なくとも一部を特定するレート要求メッセージの受信に応答し、
    入力支払キャリア番号の少なくとも一部を、請求通貨ストレージ内で定義される統合支払キャリア番号範囲と比較し、受信した支払キャリア番号がどの支払キャリア番号範囲内にあるかを特定し、その受信した支払キャリア番号に関連する請求通貨を特定し、前記請求通貨ストレージが、複数の請求通貨のそれぞれについて、割り当てられた通貨が請求通貨である複数の統合支払キャリア番号範囲を定義し、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲が、より低い第1の、請求通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、前記所与の通貨に関連する連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義され、
    前記レート要求メッセージを送る前記トランザクション端末システムに関する基準通貨と、通貨間の変換レートを特定する通貨変換レートストレージからの前記支払キャリア番号に関する特定した請求通貨と、の間の通貨変換レートを特定し、
    前記トランザクション端末システムに送るべき、前記支払キャリア請求通貨及び前記請求通貨変換レートを特定するレート応答メッセージを生成するステップと、
    を含む方法。
  35. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のトランザクション端末システム又は請求項15〜23のいずれか一項に記載のホストシステムに関する統合支払キャリア番号範囲を生成するようにコンピュータシステムを制御する方法であって、
    コンピュータシステムストレージに、受信した支払キャリア番号範囲を格納するステップであり、各支払キャリア番号範囲が、前記支払キャリア番号範囲に関する最低の支払キャリア番号から、前記支払キャリア番号範囲に関する最高の支払キャリア番号までの、連続する支払キャリア番号の範囲によって定義される、ステップと、
    より低い第1の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最低の支払キャリア番号から、より高い第2の、連続する支払キャリア番号の範囲からの最高の支払キャリア番号まで、によって定義される、少なくとも1つの統合支払キャリア番号範囲を生成するために、受信した支払キャリア番号範囲を統合して、統合支払キャリア範囲を生成するように前記コンピュータシステムの処理手段を制御するステップと、
    コンピュータシステムストレージに前記統合支払キャリア番号範囲を格納するステップと、
    を含む方法。
  36. 請求項33〜36のいずれか一項に記載の方法を実施するように動作可能なプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品。
JP2013500435A 2010-03-26 2011-03-17 動的通貨変換システム及び方法 Active JP5854527B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1005126.6 2010-03-26
GB1005126A GB2478993A (en) 2010-03-26 2010-03-26 Dynamic currency conversion
PCT/EP2011/054035 WO2011117134A1 (en) 2010-03-26 2011-03-17 Dynamic currency conversion system and method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013524309A true JP2013524309A (ja) 2013-06-17
JP5854527B2 JP5854527B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=42228419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013500435A Active JP5854527B2 (ja) 2010-03-26 2011-03-17 動的通貨変換システム及び方法

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP2553640A1 (ja)
JP (1) JP5854527B2 (ja)
KR (1) KR20130012071A (ja)
CN (1) CN102906775A (ja)
AU (1) AU2011231801A1 (ja)
BR (1) BR112012024332A2 (ja)
CL (1) CL2012002682A1 (ja)
GB (1) GB2478993A (ja)
MY (1) MY162596A (ja)
SG (1) SG184180A1 (ja)
WO (1) WO2011117134A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512638A (ja) * 2015-02-11 2018-05-17 グローバル ブルー エス.エー. 異なる通貨を使用した金融取引のためのモバイルデバイス及び方法
JP2018515868A (ja) * 2015-05-05 2018-06-14 フェクスコ、マーチャント、サービシズ、アンリミテッド、カンパニーFexco Merchant Services Unlimited Company 通貨換算システムおよび方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG10201703144UA (en) * 2013-03-14 2017-06-29 Pure Commerce Pty Ltd Dynamic currency conversion transaction system
CN107240204A (zh) * 2016-03-29 2017-10-10 日立金融设备系统(深圳)有限公司 银行卡境外查询取现系统及银行卡境外查询取现方法
CN107067318A (zh) * 2017-02-23 2017-08-18 世纪禾光科技发展(北京)有限公司 外卡收单模式选择方法和系统
GB2566591A (en) * 2018-07-18 2019-03-20 Currency Select Pty Ltd Dynamic currency conversion system and method

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1018711A1 (en) * 1999-07-12 2000-07-12 Mainline Corporate Holdings Limited Dynamic currency conversion for card payment systems
GB2368960A (en) * 2000-11-13 2002-05-15 Francis Enda Murphy Credit card transaction processing
JP2007263973A (ja) * 2007-06-04 2007-10-11 Toyota Motor Corp 交通情報出力装置及び方法
WO2009088487A1 (en) * 2008-01-04 2009-07-16 Planet Payment, Inc. Merchant rate lookup
WO2009112812A1 (en) * 2008-03-10 2009-09-17 First Currency Choice Holdings B.V. Dynamic currency conversion system and method

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5249289A (en) * 1989-09-28 1993-09-28 International Business Machines Corporation System and method for rebuilding edited digital audio files
AU5538494A (en) * 1992-10-30 1994-05-24 Microbilt Corporation Multi-reader transaction terminal
IES20020579A2 (en) * 2002-07-12 2004-01-14 Mainline Corporate Holdings Methods and systems for effecting payment card transactions
EP1535249A2 (en) * 2002-07-12 2005-06-01 European Tax Free Shopping Limited Methods and systems for effecting payment card transactions
CA2964718C (en) * 2002-11-07 2018-07-31 Planet Payment, Inc. Time-of-transaction foreign currency conversion
NZ554222A (en) * 2007-03-28 2010-02-26 Pure Commerce Pty Ltd A system for managing transactions in a foreign currency at point of sale
US20080249908A1 (en) * 2007-04-06 2008-10-09 Dana Lorberg System for calculating estimated currency conversion outcome
US20100036741A1 (en) * 2008-08-04 2010-02-11 Marc Cleven Application currency code for dynamic currency conversion transactions with contactless consumer transaction payment device

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1018711A1 (en) * 1999-07-12 2000-07-12 Mainline Corporate Holdings Limited Dynamic currency conversion for card payment systems
WO2001004846A1 (en) * 1999-07-12 2001-01-18 Mainline Corporate Holdings Limited Dynamic currency conversion for card payment systems
JP2003504742A (ja) * 1999-07-12 2003-02-04 メインライン コーポレイト ホールディングス リミテッド カード支払いシステムのためのダイナミックな通貨変換
GB2368960A (en) * 2000-11-13 2002-05-15 Francis Enda Murphy Credit card transaction processing
JP2007263973A (ja) * 2007-06-04 2007-10-11 Toyota Motor Corp 交通情報出力装置及び方法
WO2009088487A1 (en) * 2008-01-04 2009-07-16 Planet Payment, Inc. Merchant rate lookup
JP2011508928A (ja) * 2008-01-04 2011-03-17 プラネット ペイメント,インコーポレイテッド マーチャントレートルックアップ
WO2009112812A1 (en) * 2008-03-10 2009-09-17 First Currency Choice Holdings B.V. Dynamic currency conversion system and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512638A (ja) * 2015-02-11 2018-05-17 グローバル ブルー エス.エー. 異なる通貨を使用した金融取引のためのモバイルデバイス及び方法
JP2018515868A (ja) * 2015-05-05 2018-06-14 フェクスコ、マーチャント、サービシズ、アンリミテッド、カンパニーFexco Merchant Services Unlimited Company 通貨換算システムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5854527B2 (ja) 2016-02-09
GB2478993A (en) 2011-09-28
CL2012002682A1 (es) 2013-06-14
GB201005126D0 (en) 2010-05-12
EP2553640A1 (en) 2013-02-06
CN102906775A (zh) 2013-01-30
WO2011117134A1 (en) 2011-09-29
MY162596A (en) 2017-06-30
BR112012024332A2 (pt) 2016-05-24
AU2011231801A1 (en) 2012-10-11
KR20130012071A (ko) 2013-01-31
SG184180A1 (en) 2012-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2003249238B2 (en) Method and system for a multi-purpose transactional platform
AU2009223984B8 (en) Dynamic currency conversion system and method
RU2408075C2 (ru) Прямая конвертация валюты
JP5854527B2 (ja) 動的通貨変換システム及び方法
US20090177579A1 (en) Transaction System Supporting Dynamic Currency Conversion
CN104303197A (zh) 用于实时的账户访问的系统和方法
JP2000082101A (ja) 振込処理システム
AU2015207871B2 (en) Dynamic currency conversion system and method
AU2015201524A1 (en) Dynamic currency conversion system and method
AU2012261618A1 (en) Method and system for a multi-purpose transactional platform
SINGH FROM CASH TO CASHLESS: TRANSFORMING PAYMENTS SYSTEM IN INDIA

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150316

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5854527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250