JP2013522540A - 内燃機関の失火検出方法及びその装置 - Google Patents

内燃機関の失火検出方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、内燃機関を運転する途中で発生し得る失火を検出することができる方法及び装置に関し、特に、失火の発生有無は勿論のこと、多気筒エンジンにおいて失火が発生したシリンダまで検出することができるようにした方法及び装置を提供する。
【解決手段】 本発明に従う内燃機関の失火検出方法及びその装置は、機関回転軸の回転角速度による周波数変化を通じて失火の発生有無を検出し、基準シリンダの上死点位置に対する個別シリンダの上死点位置を相対的にマッチングして、バンドパスフィルタによりフィルタリングされた回転角速度信号の極値位置によって、失火発生シリンダを早期に検出する。従って、内燃機関における失火の発生有無及び失火発生シリンダを早期に検出して予め備えるようにすることで、内燃機関の停止のような事故を予防し、耐久寿命を延ばすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジンやガスエンジン及びガソリンエンジンなどのような内燃機関を運転する途中で発生し得る失火を検出することができる方法及び装置に関し、特に、簡単な構造を用いて失火の発生有無は勿論のこと、失火の発生したシリンダまで検出できるようにした内燃機関の失火検出方法及びその装置に関する。
現在、地球上で運用されている内燃機関としては、ディーゼルエンジンとガスエンジン及びガソリンエンジンなどがあり、各機関が動力を得る方式は、機関の種類に応じて相異なっている。しかし、これらの内燃機関が動力を得る過程には共通的に燃焼という過程が含まれ、これらの機関の燃焼特性は、当該機関の性能に大きな影響を及ぼすことになる。
一方、大部分の内燃機関においては、運転の途中に、何らかの理由で燃焼が起きない現象が発生したりすることもあるが、このような現象を“失火(Misfiring)”と言う。このような失火が発生することになると、機関の運転過程においていろいろな悪影響が生じる。先ず、発生トルクが低下して運転性能が低下し、燃料の不完全燃焼に伴って環境有害物質の排出量が増加し、クランク軸(Crankshaft)や中間軸(Intermediate Shaft)及びフレキシブルカップリング(Flexible Coupling)などのような種々の軸系要素(Crankshaft、Intermediate Shaft、Flexible Couplings)が損傷しやすくなる。その中でも、軸系要素の致命的損傷は機関の運転中断につながるため、失火発生時に随伴する危険及び悪影響を最小化するための努力が切実に要求されてきている。
これと関連して、船舶用ディーゼルエンジンの場合には、軸系装置の設計段階から失火を仮定した上で、事前計算を行って、その影響が許容範囲内にあるか否かを事前に予測し、一部の船級基準においては、海上試運転をする時に任意に機関を失火に露出させて、その危険及び安定度を判断するようにするなど種々の規制が遂行されている。しかも、最近では、京都気候協約及び炭素排出権規制などのように各種の国際環境規制が発表されており、これによって、船舶の場合にも排出ガス規制に対応しなければならない。ところで、船舶が機関において失火が発生した場合には、機関の排出ガスがこのような規制を超える現象をもたらすようになってしまうので、失火発生を最小化しなければならない。
そして、失火発生は、機関の整備效率にも影響を及ぼすようになるので、失火発生のため機関の持続的な運転が難しい場合には、緊急にシリンダを入れ替えなければならない。ところで、最近に使用されている一般的な内燃機関においては、4個以上のシリンダを含んでいる場合が大部分であるので、失火発生シリンダを迅速に探し出す必要があり、いずれのシリンダで失火が発生したか不明な場合には、全てのシリンダに対する全数検査を通じて失火発生シリンダを探し出している。これによって、整備時間が長くなってしまい、機関の運転再開時間が遅延されてしまうなどいろいろな問題が発生する。従って、内燃機関の安定的な運転のためには、失火及び失火発生シリンダを早期に検出して、運転者にとって即座に対応できるようにする必要がある。
このような失火検出に関連する研究は、主として、自動車エンジン分野において活発に行われてきていた。これと関連して、米国カリフォルニア州においては、運行中の自動車に対して、義務的にエンジンの失火を検出できるアルゴリズムが搭載された制御部を装着するように規制(OBD-II)しているが、他の分野においては、機関の失火と関連する強制的な条項が無い実情である。
但し、船舶用ディーゼルエンジンの場合には、軸系継手要素であるフレキシブルカップリングまたは捩れ減衰装置であるバイブレーションダンパー(Vibration Damper)などの製造会社において、自社製品に対する安全性をモニタリング(Monitoring)するための装置にオプション(Option)として失火検出機能を追加する場合もある。しかし、実際に失火検出機能のある装置が取り付けられる事例が稀であり、正常な失火検出ができるか否かについても未だに確認されていない実情である。
失火を検出するためには、機関の燃焼室に直接圧力センサを取り付けて、燃焼圧力を直接モニタリングするのが最も信頼性が高いと言えるが、圧力センサが高温/高圧の燃焼環境に露出されなければならないことを勘案すると、圧力センサの寿命問題と費用問題とが発生してしまう。これによって、直接的な方式に代えて、間接的に失火を検出できる方法が主として研究されており、この時、失火検出のためのアルゴリズムとして使用される因子には、回転軸角速度、閉機関排気ガスの圧力変動、燃焼室内圧力信号、機関本体の振動加速度信号などがある。
従来の失火検出方法を具体的に考察してみると、機関の回転角速度を用いる方法と、機関本体の振動信号を用いる方法とに区分されている。機関の回転角速度を用いる方法では、失火が発生して機関の回転角速度または回転トルクが瞬間的に減少する変動が発生したとき、回転角速度が事前に入力されたレベル以下に落ちると、失火であると判定する方法、並びに、回転角速度の変動による回転トルクの変動が小さいシリンダを検出して、失火であると判定する方法、シリンダの行程内の回転角速度の最大/最小値をインデックス化した後、インデックスの大きさを相互に比較して失火を検出する方法、定常な状態の機関に対する動力学をモデリングした後、測定された回転角速度を統計的な方法で比較して失火を検出する方法などがある。そして、機関本体の振動信号を用いる方法では、加速度信号の周波数スペクトルをパターン化した後、正常動作時のパターンとシリンダ別失火発生時のパターンとを比較して失火を検出するようにしている。
しかしながら、上記の失火検出方法は、機種別に標準化されて大量生産される自動車用エンジンには效果的であると言えるが、顧客の要求条件に応じて機関の主要仕様に変更される船舶用エンジンや発電用エンジンの場合には、事前に機関の動力学をモデリングして比較したり、基準レベルを設定したりすることが容易ではない。また、場合によって、失火発生状況の検出や予測は可能であるかも知れないが、いずれのシリンダで失火が発生したかについての情報を得ることはさらに容易ではない。
つまり、標準化されていない船舶用エンジンまたは発電用エンジンにおいては、既存の失火検出方法を用いて失火を検出するのが容易ではなく、失火が発生したシリンダを確認するのはさらに難しい問題点があった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解決するために案出されたものであり、失火検出のために機関の回転角速度を失火検出の主要因子として使用しながらも、対象機関の仕様やタイプに関係なく汎用的に適用することができ、失火の発生有無とともに失火発生シリンダまで検出できるようにした内燃機関の失火検出方法及びその装置を提供することにその目的がある。
また、本発明は、機関の回転角速度とともに基準シリンダの位置信号のみで、失火の発生有無とともに失火発生シリンダを検出できるようにして、信号処理過程を単純化し演算時間を減らすことができるようにした内燃機関の失火検出方法及びその装置を提供することにその目的がある。
上記目的を達成するための本発明の内燃機関の失火検出方法は、機関回転軸の回転角速度と基準シリンダの上死点位置とを検出する段階と; 上記回転角速度による回転周波数と機関の回転速度による周波数とを比較して、失火の発生有無を判断する段階と; 失火の発生が確認されると、上記回転角速度による信号のうちで、機関の回転速度に該当する周波数のみ通過するようにフィルタリングする段階と; 上記基準シリンダの上死点位置によるパルス信号をシリンダの数だけ分割した後、フィルタリングされたバンドパスフィルタ信号の極値に対応される位置のシリンダを失火発生シリンダであると判定する段階と、を含むことを特徴とする。
一方、本発明の内燃機関の失火検出装置は、機関回転軸の回転角速度及び基準シリンダの上死点位置をそれぞれ検出する検出部と; 上記検出部において感知された回転角速度信号と基準シリンダの上死点信号とを分析及び処理して、失火の発生有無を判断し、失火発生シリンダを検出する信号処理部と;を含むことを特徴とする。
そして、本発明の内燃機関の失火検出装置に従うと、上記検出部は、機関に備えられた回転部材の回転を感知して、上記回転部材の回転角速度に比例する信号を発生する回転角速度検出部と、上記基準シリンダの上死点位置において信号を発生する基準シリンダ検出部とからなることを特徴とする。
また、本発明の内燃機関の失火検出装置に従うと、上記信号処理部は、上記回転角速度検出部により検出されたパルス信号を時間領域と周波数領域とで分析及び処理し、ピーク値を表す周波数の変化を計測して、失火の発生有無を判断する第1の処理部と、上記回転角速度検出部により発生されたパルス信号のうちで、上記機関の正常な回転角速度に該当する周波数帯域の信号のみ通過させるバンドパスフィルタと、上記基準シリンダ検出部により検出されたパルス信号と上記バンドパスフィルタを通過した信号とを分析して、失火発生シリンダを判定する第2の処理部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の内燃機関の失火検出装置に従うと、上記第2の処理部は、上記基準シリンダ検出部により検出されたパルス信号間の間隔をシリンダの数だけ分割して、各シリンダの上死点位置に対応するようにマッチした後、上記バンドパスフィルタによりフィルタリングされたバンドパスフィルタ信号の極値位置にマッチングされたシリンダを、失火発生シリンダであると判定することを特徴とする。
また、本発明の内燃機関の失火検出装置に従うと、上記信号処理部において処理された信号及び判定結果を画面に表示する表示装置をさらに含み、上記信号処理部は、上記表示装置に処理結果を伝送する伝送部をさらに含むことを特徴とする。
発明の效果
本発明に従う内燃機関の失火検出方法及びその装置は、機関回転軸の回転角速度による周波数変化を通じて失火の発生有無を検出するとともに、基準シリンダの上死点位置に対する個別シリンダの上死点位置を相対的にマッチングして、バンドパスフィルタによりフィルタリングされた回転角速度信号の極値位置に基づいて失火発生シリンダを早期に検出することができる效果がある。
また、本発明の内燃機関の失火検出方法及びその装置によれば、失火の発生は勿論のこと、失火発生シリンダを早期に検出することで、機関の失火発生時に運転者による早期対応で、環境有害物質の排出量を減少させ、軸系要素を安全に保護することができる效果がある。
さらに、本発明の内燃機関の失火検出方法及びその装置によれば、多数のシリンダを備えた機関において失火の検出と同時に失火発生シリンダを検出することができるので、失火発生時に全数検査を行わなくてもよいのは勿論のこと、失火発生シリンダに対する早期対応で、機関停止のような重大事故が未然に防止される效果がある。
本発明の内燃機関の失火検出方法及び装置を概略的に示す概略図である。 本発明に従う内燃機関の失火検出装置のブロック図である。 本発明の内燃機関の失火検出装置を用いた失火検出方法を示す手順図である。 本発明の内燃機関の失火検出装置が適用される一般の内燃機関において人為的に失火を発生させたとき、時間による回転角速度、基準シリンダの上死点信号及び失火の発生有無を示す参考図である。 図4中の#1シリンダの拡大図である。 正常な内燃機関におけるバンドパスフィルタ信号とピーク周波数とを示す参考図である。 6気筒エンジンの各シリンダにおいて失火が発生したときのバンドパスフィルタ信号とピーク周波数とを示す参考図である。 6気筒エンジンの各シリンダにおいて失火が発生したときのバンドパスフィルタ信号とピーク周波数とを示す参考図である。 6気筒エンジンの各シリンダにおいて失火が発生したときのバンドパスフィルタ信号とピーク周波数とを示す参考図である。 6気筒エンジンの各シリンダにおいて失火が発生したときのバンドパスフィルタ信号とピーク周波数とを示す参考図である。 6気筒エンジンの各シリンダにおいて失火が発生したときのバンドパスフィルタ信号とピーク周波数とを示す参考図である。 6気筒エンジンの各シリンダにおいて失火が発生したときのバンドパスフィルタ信号とピーク周波数とを示す参考図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の内燃機関の失火検出方法及び装置を説明すれば、次の通りである。
本発明に従う内燃機関の失火検出方法は、図3に示されたように、機関回転軸の回転角速度と基準シリンダの上死点位置とを検出する段階と;
上記回転角速度による回転周波数と機関の回転速度による周波数とを比較して、失火の発生有無を判断する段階と; 失火の発生が確認されると、上記回転角速度による信号のうちで、機関の回転速度に該当する周波数のみ通過するようにフィルタリングする段階と; 上記基準シリンダの上死点位置によるパルス信号をシリンダの数だけ分割した後、フィルタリングされたバンドパスフィルタ信号の極値に対応される位置のシリンダを、失火発生シリンダであると判定する段階と、を含んでなる。
このための本発明の内燃機関の失火検出装置は、図1乃至図2に示されたように、機関回転軸の回転角速度及び基準シリンダの上死点位置をそれぞれ検出する検出部10と; 上記検出部10において感知された回転角速度信号と基準シリンダの上死点信号とを分析及び処理して、失火の発生有無を判断し、失火発生シリンダを検出する信号処理部20と; 上記信号処理部20において処理された回転角速度信号及び基準シリンダ位置を外部に出力して表示する表示装置40と;を含んでなる。
ここで、上記検出部10は、機関30に備えられたクランク軸(Crank
Shaft)やフライホイール(Fly Wheel)のような回転部材35の回転を感知して、上記機関回転軸の回転角速度に比例する信号を発生する回転角速度検出部11と、上記基準シリンダの上死点(TDC; Top Dead Center)位置において信号を発生する基準シリンダ検出部12とからなる。
そして、上記回転角速度検出部11は、上記回転部材35の回転速度に比例するパルス信号を発生する短周期型パルス発生装置であって、上記回転部材35に円周方向に沿って一定の間隔で形成された突起31を感知する度にパルス信号を発生する回転角速度センサ32などを使用する。また、上記基準シリンダ検出部12は、上記回転部材35の1回転の度に一つのパルス信号を発生する長周期型パルス発生装置であって、上記回転部材35に設けられる基準突起33を検出する基準シリンダ検出センサ34、あるいは、上記回転部材35に設けられて回転数を感知するエンコーダ(Encoder)を使用する。ここで、上記基準シリンダ検出部12は、上記機関30の行程に従う爆発順序のうちで最初に爆発する基準シリンダの上死点位置においてパルス信号が発生するようにする。
従って、上記基準シリンダ検出部12は、4行程1サイクルの機関においては、一つのサイクルが行われる間に機関回転軸が2回転するようになるので、検出された2つ目のパルス信号が入力される度に基準シリンダであると判定し、2行程1サイクルの機関においては、機関回転軸が1回転する間に1つのパルス信号のみ検出して、基準シリンダであると判定する。但し、本発明においては、船舶で使用される2行程1サイクルの機関を主として説明するので、機関回転軸が1回転する間に1つのパルス信号のみ発生することであると見做して説明することにする。
一方、上記信号処理部20は、上記回転角速度検出部11により検出されたパルス信号を、時間領域と周波数領域とにおいて分析及び処理して、ピーク値を表す周波数の変化を計測し、失火の発生有無を判断する第1の処理部21と、上記回転角速度検出部11により発生されたパルス信号のうちで、上記機関30の正常な回転角速度に該当する周波数帯域の信号のみ通過させるバンドパスフィルタ(Band-Pass
Filter)22と、上記基準シリンダ検出部12により検出されたパルス信号と上記バンドパスフィルタ22を通過した信号とを分析して、失火発生シリンダを判定する第2の処理部23と、上記第1の処理部21及び第2の処理部23において処理された信号を、上記表示装置40に伝送する伝送部24とを含む。
ここで、上記第2の処理部23は、上記基準シリンダ検出部12により検出されたパルス信号間の間隔をシリンダの数だけ分割した後、上記バンドパスフィルタ22によりフィルタリングされたバンドパスフィルタ信号の極値位置に対応するシリンダを、失火発生シリンダであると判定するようになる。本発明において、検出されたパルス信号間の間隔をシリンダの数だけ分割する理由は、2行程1サイクルの機関を基準としているためであり、4行程1サイクルの機関の場合には、検出されたパルス信号間の間隔をシリンダ数の1/2だけ分割しなければならないのは当然である。
上記のように構成された本発明の内燃機関の失火検出方法及び装置は、失火発生時に、失火の発生有無とともに失火発生シリンダを早期に検出することができるようにする。
検出部10の回転角速度センサ32は、機関30の回転部材35に取り付けられた突起31を感知して、一定のパルス信号を規則的に発生し、このパルス信号は、信号処理部20の第1の処理部21に入力される。上記第1の処理部21は、このパルス信号を用いて回転角速度を計測し、最大トルクを発生する周波数、即ち、ピーク(peak)値で表される周波数の変化を通じて失火の発生有無を判断する。もし、ピーク値の周波数が変化されると、失火が発生したことと判断して、失火の発生信号を、伝送部24を通じて表示装置40に伝送することで、上記表示装置40に失火の発生が表示されるようにして、作業者に警告するようになる。
一般的に、上記機関30の回転部材35は、回転体であると見なされるので、上記第1の処理部21において回転角速度を周波数領域で分析すれば、上記回転部材35の回転速度に該当する周波数とシリンダの数とを乗算した値の周波数において最大のトルクが発生して、ピーク値を呈するようになる。しかしながら、失火が発生した場合には、シリンダの数に関係なく、上記回転部材35の回転速度に該当する周波数においてピーク値を呈するようになる。従って、上記第1の処理部21においては、上記回転部材35の回転角速度及びそれによる周波数の変化をモニタリングし続けていて、ピーク値の周波数が上記回転部材35の回転角速度による周波数に該当する場合に、失火であると判定する。
上記第1の処理部21の処理の結果、失火が発生したと判定されると、上記回転角速度センサ32から伝送される回転角速度信号を、回転速度に対応する周波数帯域のみを通過させるバンドパスフィルタ22にかけて処理する。上記バンドパスフィルタ22は、回転角速度信号を入力として、現在機関の回転速度に該当する周波数のみを通過させるようになるが、この通過周波数の区間をバンド幅(BandWidth)といい、上記バンド幅以外の周波数は無視する。上記バンドパスフィルタ22を通過したバンドパスフィルタ信号の極値の発生する部分が、失火の発生部分となる。
一方、上記検出部10の基準シリンダ検出部11は、上記機関30の回転部材が回転する間に、基準シリンダの上死点(TDC)位置を検出する。即ち、基準シリンダ感知センサ34で上記回転部材35に設けられた基準突起33を感知するか、上記回転部材35に設けられたエンコーダの信号を用いて基準シリンダの上死点(TDC)位置を検出するものである。この時、上記機関30が 2行程1サイクルの機関であるので、上記機関30の回転部材が1回転する度に、一つのパルス信号が発生する。従って、上記基準シリンダの上死点検出によるパルス信号間の間隔をシリンダの数だけ分割し、各シリンダの上死点間の時間差を考慮して、各シリンダの上死点位置を、分割された時間間隔に対応させる。この時、上記バンドパスフィルタ信号の極値の発生した位置は、各シリンダの上死点位置のうちのいずれか一つと一致するようになるので、当該シリンダを失火発生シリンダであると判定して、上記表示装置40に表示するようになる。
結局、本発明の内燃機関の失火検出方法及びその装置は、機関の回転部材の回転角速度を検出する回転角速度検出部、及び、基準シリンダの上死点位置を検出する基準シリンダ検出部のような簡単な構造だけで、失火の発生有無は勿論のこと、失火発生シリンダを早期に検出することができるようにする。
<実験例>
本発明の内燃機関の失火検出方法及びその装置を用いた失火検出、並びに、失火発生シリンダの検出が正確であるか否かを確認するための工場において、試運転中のエンジンに人為的に失火を発生させる実験を実施して、そのデータを分析したところ、図4乃至図12のように現われた。実験において、機関に設けられた複数のシリンダのうちで、#1シリンダを基準シリンダとしており、各シリンダにおいて上死点に到逹する時間が#1シリンダ、#5シリンダ、#3シリンダ、#4シリンダ、#2シリンダ、#6シリンダの順になるように設定した6気筒機関を使用した。
図4は、時間の経過に伴って失火を発生させながら、回転角速度センサにより感知された回転角速度と、基準シリンダ検出センサにより感知された基準シリンダの上死点位置と、各シリンダに失火を発生させるための人為的な信号とを示すものであって、失火を発生させたシリンダの順序は、#1、#5、#3、#4、#2、#6を示した参考図であり、図5は、図4の#1シリンダの拡大図であり、図6は、失火が発生する前のバンドパスフィルタ信号と基準シリンダの上死点信号との間の関係、及び、周波数によるトルク変化のグラフである。上記図6のグラフによれば、ピーク値を表す周波数が13.8Hzであって、機関の回転速度による周波数である2.3Hzの6倍に該当するので、失火が発生していないことが分かる。
図7乃至図12は、各シリンダにおいて失火が発生した時のバンドパスフィルタ信号と基準シリンダの上死点信号との間の関係、及び、周波数によるトルク変化のグラフである。図7乃至図12において、ピーク値を表す周波数を考察してみれば、機関の回転速度による周波数である2.3Hzの近くでピーク値を呈しているので、失火の発生したことが分かる。そして、図7乃至図12において、バンドパスフィルタ信号と基準シリンダの上死点位置とのグラフを参照すれば、バンドパスフィルタ信号の極値に該当する位置に対応する上死点位置を有したシリンダが分かるので、いずれのシリンダにおいて失火が発生したかを確認することができる。
以上においては、本発明の好適な実施例を説明してきたが、本発明の範囲はこのような特定の実施例のみに限定されることなく、当該分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の特許請求の範囲に記載された範疇内において適宜変更が可能であるだろう。
10…検出部
11…回転角速度検出部
12…基準シリンダ検出部
20…信号処理部
21…第1の処理部
22…バンドパスフィルタ
23…第2の処理部
24…伝送部
30…機関
31…突起
32…回転角速度センサ
33…基準突起
34…基準シリンダ検出センサ
40…表示装置

Claims (6)

  1. 機関回転軸の回転角速度と基準シリンダの上死点位置とを検出する段階と;
    上記回転角速度による回転周波数と機関の回転速度による周波数とを比較して、失火の発生有無を判断する段階と;
    失火の発生が確認されると、上記回転角速度による信号のうちで、機関の回転速度に該当する周波数のみ通過するようにフィルタリングする段階と;
    上記基準シリンダの上死点位置によるパルス信号をシリンダの数だけ分割した後、フィルタリングされたバンドパスフィルタ信号の極値に対応される位置のシリンダを、失火発生シリンダであると判定する段階と;
    を含むことを特徴とする内燃機関の失火検出方法。
  2. 機関回転軸の回転角速度及び基準シリンダの上死点位置をそれぞれ検出する検出部10と;
    上記検出部10において感知された回転角速度信号と基準シリンダの上死点信号とを分析及び処理し、失火の発生有無を判断し、失火発生シリンダを検出する信号処理部20と;
    を含むことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  3. 上記検出部10は、機関30に備えられた回転部材35の回転を感知して、上記機関回転軸の回転角速度に比例する信号を発生する回転角速度検出部11と、上記基準シリンダの上死点位置において信号を発生する基準シリンダ検出部12とからなることを特徴とする、請求項2に記載の内燃機関の失火検出装置。
  4. 上記信号処理部20は、上記回転角速度検出部11により検出されたパルス信号を時間領域と周波数領域とにおいて分析及び処理し、ピーク値を表す周波数の変化を計測して、失火の発生有無を判断する第1の処理部21と、上記回転角速度検出部11により発生されたパルス信号のうちで、上記機関30の正常な回転角速度に該当する周波数帯域の信号のみ通過させるバンドパスフィルタ22と、上記基準シリンダ検出部12により検出されたパルス信号と上記バンドパスフィルタ22を通過した信号とを分析して、失火発生シリンダを判定する第2の処理部23とを含むことを特徴とする、請求項2に記載の内燃機関の失火検出装置。
  5. 上記第2の処理部23は、上記基準シリンダ検出部12により検出されたパルス信号間の間隔をシリンダの数だけ分割して、各シリンダの上死点位置に対応するようにマッチングした後、上記バンドパスフィルタ22によりフィルタリングされたバンドパスフィルタ信号の極値位置にマッチングされたシリンダを、失火発生シリンダであると判定することを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関の失火検出装置。
  6. 上記信号処理部20において処理された信号及び判定結果を画面に表示する表示装置40をさらに含み、
    上記信号処理部20は、上記表示装置40に処理結果を伝送する伝送部24をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の内燃機関の失火検出装置。
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