JP2013521592A - タイミング・ベースのサーボ・バンド内でタイミングを計測する方法 - Google Patents

タイミング・ベースのサーボ・バンド内でタイミングを計測する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 サーボ読み取りヘッドの横方向位置を判断するために、代替的な時間間隔をタイミング・ベース・サーボ・バンドから得る。
【解決手段】 サーボ・バンドは、リニア・テープの連続的に隣接するサブ・フレームに非平行なサーボ・ストライプをもつ一連のバーストとして配列される。タイミング間隔は、サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間における少なくとも1つの第1の時間間隔(A)と、非平行なサーボ・ストライプの対の間における、第1の時間間隔(A)の中間の代替的な時間間隔(C)とを含み、連続的に隣接するサブ・フレームの代替的な間隔のサーボ・ストライプは、第1の対の第2のサーボ・ストライプと、連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む。位置信号は、第1及び第2の時間間隔に関する比である。
【選択図】 図9

Description

本発明は、リニア・テープ媒体に関し、より具体的には、トラック追従型のタイミング・ベースのサーボ構成に関する。
ヘッドが、テープに沿って、長手方向の平行なデータ・トラック内のデータを読み取ること及び/又は書き込むことができるように、リニア・テープは、典型的には、読み取り/書き込みヘッドを横切って長手方向に移動する。サーボ・バンドは、データ・トラックに対して平行に設けられ、少なくとも1つのサーボ・ヘッドがサーボ・バンドを読み取る。サーボ・システムは、サーボ読み取りヘッドの横方向位置に応答してアクチュエータを動作させ、読み取り/書き込みヘッドを、サーボ・バンドに対して同一の横方向位置で特定の経路をたどるようにテープに対して横に移動させ、これにより、読み取り/書き込みヘッドは、同一のデータ・トラックをたどる。
タイミング・ベースのサーボ構成は、トラック追従能力を提供するために、例えば磁気テープ・システムのリニア・テープ媒体に用いられる。記録されたサーボ・パターンは、1つより多い方位角方向でテープ媒体を横切って記録された対として配列された「サーボ・ストライプ」と呼ばれる、2部分からなる磁気転移を含む。この技術は、タイミング・ベースのサーボ構成を説明する特許文献1(Albrecht、T R他、「Timing based servo system for magnetic tape systems」)において説明される。サーボ読み取りヘッドによってサーボ・パターンを読み取ることにより、磁気媒体上に書き込まれたサーボ・ストライプの両縁部における転移に対応する「ダイビット」と呼ばれる一連のパルスが得られる。従って、異なる方位角方向のサーボ・ストライプの任意の対に対応するダイビット間のタイミングは、サーボ読み取りヘッドがサーボ・バンドを横切って横方向に移動するにつれて、連続的に変化する。パターンは、サーボ・バンド・パターンと比較して幅の狭いサーボ読み取りヘッドによって読み取られ、サーボ読み取りヘッドの位置は、テープが長手方向に移動するにつれてサーボ・パターンを読み取るサーボ読み取りヘッドによって生成されるパルスの相対的なタイミングから、導出される。このシステムを用いた位置検知は、2つのサーボ・パターン間隔の比を導出することによって達成され、一方のパターン間隔は、異なる方位角方向を有する一対のサーボ・ストライプに対応するダイビットの各々の転移間のタイミングを含み、他方のパターン間隔は、同じ方位角方向を有する一対のサーボ・ストライプに対応するダイビットの各々の転移間のタイミングを含む。従って、位置検知は、比に依存し、テープの速度には左右されない。
リニア・テープは、典型的には、読み取り/書き込みヘッドを横切って長手方向に移動するにつれて横方向に移動することがあり、読み取り/書き込みヘッドがテープのいずれの横移動にも追従できるようにするために、トラック追従が採用される。検知された位置がトラック追従のために用いられ、トラック追従においては、アクチュエータが読み取り/書き込みヘッドをリニア・テープに対して横方向に移動させて、サーボ・バンドに沿ってサーボ読み取りヘッドの所望の横方向位置を取得し、サーボ・バンドを追従する経路をたどり、これにより、典型的にはサーボ読み取りヘッドから横方向にオフセットされたデータ・ヘッドを用いてデータ・トラックを追従する。検知された位置は、サーボ・バンドに対するサーボ読み取りヘッドの所望の横方向位置と比較され、その差を用いて位置誤差信号が導出され、アクチュエータが作動される。
特許文献2(Aikawa、K.、「Method for Digitally Demodulating Position Signals Recorded on Recording Media」、2000年9月19日)は、サーボ・バースト信号の周波数より2倍又はそれ以上高い周波数で第1及び第2のサーボ・バースト信号をサンプリングすることによって、サーボ・バースト信号を読み取るために磁気ディスク装置において位置信号を復調するための方法を開示する。
特許文献3(Molstad他、「Time−Based Servopositioning Systems」、2006年2月14日)は、同じものに関連して用いられるサーボ位置決めシステムを開示しており、これは、瞬間的な変動によって引き起こされるタイム・ベースの誤差に対する耐性を向上させるために、付加的なタイミング基準情報を用いる。
米国特許第5,689,384号明細書 米国特許出願US 6,122,117号明細書 米国特許出願US 6,999,258号明細書
トラック追従制御システムに最も必要なことは、高い帯域幅のトラック追従型サーボ・システムをサポートするために、高いサンプリング・レートのサーボ・フィードバック信号を有することである。高いサンプリング・レートによって、読み取り/書き込みヘッドの正確な最新の情報が提供される。タイミング・ベースのサーボ・システムは、例えば、2つのバーストを含むサブ・フレーム及び2つのサブ・フレームを含むフレームの形態で配列されたサーボ転移における異なるバーストのサーボ転移間の時間を測定する。サブ・フレームのバーストは、第1のパターン間隔又は隙間によって隔てられ、フレームのサブ・フレームは、第2のパターン間隔又は隙間によって隔てられる。現在のタイミング・ベースのサーボ・システムは、サブ・フレームにおける2つのバーストのサーボ転移間の時間と2つのサブ・フレームにおけるサーボ転移間の時間とを用いるものであり、その結果、サンプリング・レートは、全フレームを網羅する。従って、テープ速度は遅くなり、サンプリング・レートが遅くなり過ぎて高い帯域幅のトラック追従システムを維持することができない可能性がある。
従って、当該技術分野において、前述の問題に対処する必要性が存在する。
リニア・テープの連続的に隣接するサブ・フレームに非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列されたタイミング・ベースのサーボ・バンドに関するタイミング情報を提供するための方法、サーボ・デコーダ・システム、データ・ストレージ・ドライブ及びコンピュータ・プログラム製品が提供され、タイミング・ベースのサーボ・バンドは、タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有するサーボ読み取りヘッドによって検知され、サーボ読み取りヘッド及びタイミング・ベースのサーボ・バンドは、互いに対して長手方向に移動する。
一実施形態において、本方法は、
サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間におけるサーボ読み取りヘッドの第1の時間間隔(A)を決定することと、
連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間におけるサーボ読み取りヘッドの第2の時間間隔(B)を決定することであって、サーボ・ストライプの第2の対は第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することと、
連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第3の対の間における、第1の時間間隔(A)の中間のサーボ読み取りヘッドの代替的な第3の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの第3の対は第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することと、
第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号とを生成することであって、位置信号はサーボ・バンドに対するサーボ読み取りヘッドの横方向位置に関連する、生成することと、
を含む。
さらなる実施形態においては、第3の時間間隔(C)のサーボ・ストライプの第3の対は、第1の対の第2のサーボ・ストライプと、連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む。
別の実施形態においては、第1及び第2の時間間隔の関数は、(A)の(B)に対する比を含み、第3及び第2の時間間隔の関数は、[(B)−(C)]の(B)に対する比を含む。
さらに別の実施形態においては、(A)の値が(B)/2の値より大きいときには、位置信号を生成するステップは、(A)の(B)に対する比として第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成することを含み、(A)の値が(B)/2の値より小さいときには、位置信号を生成するステップは、[(B)−(C)]の(B)に対する比として第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成することを含む。
さらに別の実施形態は、少なくとも所定のヒステリシス係数によって(A)の値が(B)/2とは異なる値になるまで、位置信号を生成するステップ間で切り換えることなく位置信号を生成し続けることを含む。
別の実施形態において、本方法は、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第4の対の間におけるサーボ読み取りヘッドの第4の時間間隔(D)を決定するステップであって、サーボ・ストライプの第4の対は第2の対のサーボ・ストライプ以外のサーボ・ストライプを含む、決定するステップをさらに含み、位置信号を生成するステップは、第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と第3及び第4の時間間隔の関数である位置信号とを生成することを含む。
さらに別の実施形態において、第2の時間間隔(B)を決定するステップは、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間におけるものであり、第4の時間間隔(D)を決定するステップは、連続的に隣接するサブ・フレームのサーボ・ストライプの第4の対の間におけるものであり、サーボ・ストライプの第2の対とサーボ・ストライプの第4の対とは、互いに交互に配置され、互いに非平行である。
さらに別の実施形態において、第1及び第2の時間間隔の関数は、(A)の(B)に対する比を含み、第3及び第4の時間間隔の関数は、[(D)−(C)]の(D)に対する比を含む。
別の実施形態においては、本方法は、
サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間におけるサーボ読み取りヘッドの第1の時間間隔(A)を決定することと、
連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における、第1の時間間隔(A)の中間のサーボ読み取りヘッドの第2の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの第2の対は第1の対の第2のサーボ・ストライプと連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む、決定することと、
第1(A)及び第2(C)の時間間隔の関数である位置信号を生成することであって、位置信号はサーボ・バンドに対するサーボ読み取りヘッドの横方向位置に関連する、生成することと
を含む。
さらなる実施形態においては、第1及び第2の時間間隔の関数は、(A)の[(A)+(C))に対する比を含む。
さらに別の実施形態においては、第1及び第2の時間間隔の関数を連続的に更新することは、更新された(C)と交互になる更新された(A)を用いて比を連続的に更新することを含む。
本発明の好ましい実施形態を実装することができる、従来技術による磁気テープ・カートリッジを示す。 本発明の好ましい実施形態を実装することができる、従来技術による図1の磁気テープ・カートリッジのリールを示す。 本発明の好ましい実施形態を実装することができる、図1及び図2の磁気テープ・カートリッジと共に動作するデータ・ストレージ・ドライブを示す。 本発明の好ましい実施形態を実装することができる、図3のデータ・ストレージ・ドライブのブロック図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、図1−図4のデータ・ストレージ・ドライブの磁気ヘッド及びサーボ・システム並びに磁気テープ・カートリッジの概略的なブロック図である。 本発明の好ましい実施形態による、図5のサーボ・デコーダの概略的なブロック図である。 従来技術による例示的なサーボ・バンドの図である。 従来技術による、図7のサーボ・バンドに対する従来技術のタイミング情報の図である。 本発明の好ましい実施形態による、図7のサーボ・バンドに対して本発明によって提供されるタイミング情報の図である。 本発明の好ましい実施形態による、図5及び図6の装置の動作を示すフローチャートである。 図7のサーボ・バンドに対して本発明によって提供されるタイミング情報の別の図である。 図7のサーボ・バンドに対して本発明によって提供されるタイミング情報のさらに別の図である。 図7のサーボ・バンドに対して本発明によって提供されるタイミング情報の別の図である。
ここで、本発明が、図面に示されるような好ましい実施形態を参照して、単なる例として説明される。
本発明は、図面を参照した以下の説明において好ましい実施形態の中で説明され、図面においては、同様の番号は同一又は類似の要素を表す。本発明は、本発明の目的を達成するための最良の形態に関して説明されるが、当業者であれば、これらの教示に照らして、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく変型を実現できることが分かるであろう。
図1及び図2を参照すると、磁気テープ・カートリッジ100のような従来技術の取り外し可能なデータ・ストレージ媒体の例は、カートリッジ本体101、カートリッジ扉106及びデータ・ストレージ媒体121を含む。
例えば書き換え可能な磁気テープを含むデータ・ストレージ媒体121は、リール110上に巻かれており、磁気テープ・ドライブのテープ経路を通して磁気テープ121を進ませるために、リーダ・ピン111が用いられる。当業者であれば理解できるように、磁気テープ・データ・ストレージ・カートリッジは、1つ又は2つのリール上に巻かれた長い磁気テープを含み、その例は、Linear Tape Open(LTO)フォーマットに従うものである。図示された磁気テープ・カートリッジ100は、単一リール型カートリッジである。磁気テープ・カートリッジは、テープがカートリッジのリール間で搬送される双リール型カートリッジも含むことができる。
磁気テープ・データ・ストレージ・カートリッジ100の一例は、LTO技術に基づいたIBM(登録商標)3580Ultrium(ウルトリウム)磁気テープ・カートリッジである。単一リール型磁気テープ・データ・ストレージ・カートリッジのさらに別の例は、IBM(登録商標)3592TotalStorage Enterprise磁気テープ・カートリッジ及びそれに関連する磁気テープ・ドライブである。双リール型カートリッジの例は、IBM(登録商標)3570磁気テープ・カートリッジ及びそれに関連するドライブである。IBMは、世界中の多数の管轄区域において登録されているインターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションの登録商標である。
テープ・カートリッジ100内では、テープ・リール110を所定の場所に保持し、テープ・カートリッジ100がテープ・ドライブに装填されていないときにテープ・リール110が回転するのを防ぐために、ブレーキ・ボタン112が用いられる。リーダ・ピン111と磁気テープ121との間に、任意のテープ・リーダ120を介在させることができる。
当業者であれば分かるように、例えば、カートリッジ・メモリ(CM)とも呼ばれる補助的な不揮発性メモリ103を、例えば、カートリッジを組み立てるときにカートリッジに封入することにより、カートリッジ100内に入れて、保持することができる。
図3及び図4を参照すると、磁気テープ・ドライブ200のようなデータ・ストレージ・ドライブが示される。本発明の好ましい実施形態を用いることができる磁気テープ・ドライブの一例は、磁気テープ・カートリッジ100に対して所望の操作を実行するためにマイクロコード等を用いる、LTO技術に基づいたIBM3580Ultrium磁気テープ・ドライブである。
図1−図4を参照すると、この例において、磁気テープ・カートリッジ100は、107の方向に沿って磁気テープ・ドライブ200の開口部202に挿入され、磁気テープ・ドライブ200に装填される。
磁気テープ・ドライブにおいては、磁気テープは、カートリッジ・リール110と巻き取りリール130との間で進められて搬送される。代替的には、双リール型カートリッジの両方のリールを駆動して、リール間で磁気テープを搬送する。
磁気テープ・ドライブは、磁気テープ・カートリッジ100の補助的な不揮発性メモリ103との間で、例えば非接触方式で情報の読み取り及び書き込みを行うためのメモリ・インターフェース140を含む。
読み取り/書き込みシステムが、磁気テープとの間で情報の読み取り及び書き込みを行うために提供され、例えば、磁気テープ121の横方向にヘッドを移動させるためのサーボ・システムを備えた読み取り/書き込み及びサーボ読み取りヘッド・システム180と、読み取り/書き込み及びサーボ制御部190と、磁気テープ121を、カートリッジ・リール110と巻き取りリール130との間で、読み取り/書き込み及びサーボ・ヘッド・システム180を横切って移動させる駆動モータ・システム195と、を含むことができる。以下に説明されるように、読み取り/書き込み及びサーボ制御部190は、駆動モータ・システム195の動作を制御して、磁気テープ121を、読み取り/書き込み及びサーボ・ヘッド・システム180を横切って所望の速度で移動させ、一例においては、磁気テープ121に対する読み取り/書き込み及びサーボ・ヘッド・システムの長手方向の場所を判断する。
制御システム240は、メモリ・インターフェース140と通信し、例えば読み取り/書き込み及びサーボ制御部190において、読み取り/書き込みシステムと通信する。以下においてより詳細に説明されるように、制御システム240は、ソフトウェア、マイクロコード若しくはファームウェアによって動作するプロセッサを含むいずれかの適切な形態の論理を含むか、ハードウェア論理回路を含むか、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
制御システム240は、典型的には、1つ又は複数のホスト・システム250と通信し、ホストから出されるコマンドに従って磁気テープ・ドライブ200を動作させる。代替的には、磁気テープ・ドライブ200は、自動データ・ストレージ・ライブラリのようなサブシステムの一部を形成することができ、サブシステムからのコマンドを受け取り、これに応答することもできる。
図示されるように、制御システム240は、受信したコマンドに従って動作を行うように、磁気テープ・ドライブ200を動作させる。例として、テープを所望の場所に移動させること、ファイルなどのデータをテープから読み取ること、新しいデータ・ファイルなどのデータをテープに書き込むこと、新しいデータを既存ファイルに追加するか又は新しいデータ若しくはデータ・ファイルをパーティションの既存データ・ファイルに追加すること、インデックスを書き換えること若しくは追加すること、などが挙げられる。
図5及び図6を参照すると、磁気テープ121は、テープのサーボ・バンド227に記録されたサーボ・パターンを検出するサーボ読み取りヘッド226を含むヘッド・システム180を横切って引っ張られる。ヘッド・システム180のデータ・ヘッド228が、テープのデータ・トラック領域229の上に位置決めされており、例えば、1つ又は複数のデータ・トラックに記録されたデータを読み取るための、又は、1つ又は複数のデータ・トラックにデータを書き込むための、多数のデータ・ヘッドを含む。図5は、説明を簡単にするために、単一のサーボ読み取りヘッドと単一のデータ・ヘッドとを示す。当業者であれば、大部分のテープ・システムは、多数の平行なサーボ・バンド、多数のサーボ読み取りヘッド及び多数のデータ読み取り及び書き込みヘッドを有することが分かるであろう。
サーボ・バンド中央線230が、テープ121の長さに沿って延びるように示される。組み入れられた特許文献1において説明されるように、サーボ・バンドは、サーボ・バンド上の磁気転移がサーボ読み取りヘッドによって検知され、サーボ信号線234上で信号デコーダ236に提供されるという点で、トラック追従のために用いられる。信号デコーダの実施形態が、図6においてより詳細に示されており、タイミング検出モジュール250が、サーボ読み取りヘッド信号を処理し、サーボ・バンドにおいて遭遇した種々の転移間のタイミングを検出する。位置信号生成器252が、サーボ・バンドに対するサーボ読み取りヘッドの現在の横方向位置を示す位置信号を生成し、位置誤差信号生成器254が、現在の横方向位置を所望の横方向位置と比較して、位置信号線238を介して位置誤差信号をサーボ・コントローラ241に送信する。サーボ・コントローラは、サーボ制御信号を生成し、その信号を制御線242上でヘッド・システム180におけるサーボ位置決め機構に提供し、サーボ位置決め機構は、トラック追従の間に、ヘッド・アセンブリを、サーボ・バンド中央線230に対して横方向に所望の横方向位置まで移動させるか、又は、サーボ・バンド227に対して所望の横方向位置にサーボ読み取りヘッドを維持するように移動させる。
「サーボ・バンド」及び「サーボ・トラック」という用語は、サーボ・ストライプの直線的な流れを特定するための用語として、交換可能に用いられてきた。サーボ読み取りヘッドは、サーボ・バンドを横切って幾つかの横方向位置のいずれかに位置決めすることができ、特定の横方向位置においてトラックを追従するためにサーボ信号を用いることができるので、「サーボ・バンド」という用語は、本明細書においては、サーボ・ストライプによって占有される物理的領域を指し、「トラック追従」という表現から生じる混同を避けるように用いられる。
図7は、従来技術によるタイミング・ベースのサーボ・パターンを示す。タイミング・ベースのサーボ構成によって、トラック追従能力が提供される。例においては、記録されたサーボ・パターンは、「サーボ・ストライプ」270と呼ばれ、前縁又は後縁(テープの移動方向に応じて)を有する、2部分からなる磁気転移を含む。パターンは、サーボ・バンド・パターンと比較して幅の狭いサーボ読み取りヘッドによって読み取られ、サーボ読み取りヘッドは、テープがサーボ読み取りヘッドを横切って長手方向に移動するにつれて、サーボ読み取りヘッドがサーボ・ストライプを横切るときに、「ダイビット」と呼ばれる2つの逆極性のパルスを生成する。
どのサーボ・ストライプが読み取られているかを判断する典型的な方法は、サーボ・ストライプを配列してバーストのパターンとし、バーストを配列してサーボ・フレーム275とすることであり、各々のフレームは2つのサブ・フレーム276、277を有し、サブ・フレームの各々は、異なる方位角方向に配列されたサーボ・ストライプの2つのバースト280、281及び282、283を有する。あるパターン間隔は、サブ・フレーム内で提供され、別のパターン間隔は、サブ・フレーム間のものである。典型的には、フレーム及びサブ・フレームは、一方のサブ・フレームのバースト内に他方のサブ・フレームとは異なる数のサーボ・ストライプを有することによって、区別される。一例として、フレーム及びサブ・フレームは、フレーム275内で、サブ・フレーム276の各々のバースト280、281においては5ダイビットであり、サブ・フレーム277の各々のバースト282、283においては4ダイビットであるというように、各々のバーストから得られるサーボ信号におけるダイビットのカウントを観測することによって、容易に区別される。各々のバーストにおいて異なる数のダイビットをカウントすることによって、サーボ・システムがフレームの境界を区別することが可能になる。
図7及び図8を参照すると、サーボ・ストライプは、1つより多い方位角方向292、293でテープ媒体を横切って記録された対290のような対として配列される。この技術については、組み入れられた特許文献1において説明される。サーボ読み取りヘッドは、サーボ・ストライプを横断し、サーボ・ストライプごとにダイビットを生成する。従って、サーボ読み取りヘッドから得られる、サブ・フレーム内の各々のバーストから得られるものである、任意の対のダイビットの各々の転移間のタイミングは、読み取りヘッドがサーボ・バンドを横切って横方向に移動するにつれて、連続的に変化する。サーボ読み取りヘッドの位置は、テープが長手方向に移動するにつれてサーボ・パターンを読み取るヘッドによって生成されるパルスの相対的なタイミングから、導出される。このシステムを用いた位置検知は、2つのサーボ・パターン間隔の比を導出すことによって達成され、一方のパターン間隔は、異なる方位角方向を有するサーボ・ストライプから得られるダイビットの各々の転移間のタイミング290を含み、他方のパターン間隔は、同じ方位角方向を有するサーボ・ストライプから得られるダイビットの各々の転移間のタイミング295を含む。従って、位置検知は、比に依存し、テープ速度には左右されない。
当技術分野において定義される、バーストについての「A」、「B」、「C」及び「D」、並びに、選択されたストライプ間のタイミングについての「A」及び「B」という用語の使用は、当業者以外の者に対しては矛盾した状況を与える可能性がある。例えば、バースト「A」のサーボ・ストライプ300と、同じ方位角方向のバースト「B」の対応するサーボ・ストライプ301との間の距離は、「AB」距離と呼ばれ、(A)タイミング間隔290とも呼ばれる。バースト「A」のサーボ・ストライプ300と、バースト「C」の対応するサーボ・ストライプ302との間の距離は、「AC」距離と呼ばれ、(B)タイミング間隔295とも呼ばれる。実際には、(B)タイミング間隔305は、(A)及び(B)タイミング間隔の両方が同一のインスタンスであるサーボ・ストライプ301からのものとなるように、1つのバーストだけシフトすることがある。
現在の技術においては、比(A)/(B)の値を用いて、サーボ・バンドに対するヘッドの横方向位置を決定する。従って、比は、(A)タイミングの決定及び(B)タイミングの決定の両方の最後に求められ、その情報は、サーボ・システムが、タイミング決定に応じたデータ転送速度でヘッド位置決め制御のために利用することができる。
図9を参照すると、本発明の好ましい実施形態は、連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第3の対の間における、第1の時間間隔290、323の中間のサーボ読み取りヘッドの代替的な第3の時間間隔(C)320、322の決定を加えたものである。例えば、第3の時間間隔(C2)322は、非平行である一対のサーボ・ストライプ330と331との間のものである。第3のタイミング間隔(C2)を構成するサーボ・ストライプは、前の(A1)タイミング間隔290の第1の対の第2のサーボ・ストライプ330、及び、次の(A2)時間間隔323の連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプ331である。
タイミング間隔(C)は、隣接する(A)タイミング間隔によって提供される間隔の中間において、サーボ読み取りヘッドの横方向の位置決めを更新するための基準を提供し、これによって、横方向位置の推定値の生成率を効果的に倍増させる。比(A)/(B)と等しい、更新された位置の値は、[(B)−(C)]/(B)である。
言い換えれば、位置信号は、(A)の(B)に対する比を含む第1及び第2の時間間隔の関数、並びに、[(B)−(C)]の(B)に対する比を含む第3及び第2の時間間隔の関数になる。
タイミングの視点から、(A)及び(C)は、一般に、横方向のテープ移動及びテープ速度の変動に応じて変わる場合があるので、(B)は、必ずしも(C)+(A)と等しいわけではない。第3のタイミング間隔(C)の値は、前の(A)又は(B)の値より新しい又はより最新の情報を有する。
図5、図6、図9及び図10を参照すると、ステップ400において、タイミング検出モジュール250は、タイミング間隔(A)及びタイミング間隔(C)について同様である。タイミング検出モジュール250は、サーボ読み取りヘッド信号を処理し、サーボ・バンドにおいて遭遇した種々の転移間のタイミングを検出する。一例においては、転移は、例えば、4、4、5、5のパターンに従ったバースト内のダイビットの数及びパターン内の選択された転移の位置によってデコードされ、例えば、(A1)タイミング間隔290の始まりを含む転移329を検出し、(A1)タイミング間隔の終わりを含む転移330を検出する。一例においては、タイミング検出モジュール250は、カウンタを用いて、転移329の検出と転移330の検出との間のクロック・パルスをカウントし、そのカウントは、タイミング間隔(A1)290を表す。(A1)についてのカウントが終了すると、同一のカウンタ又は異なるカウンタを用いて、転移330の検出と転移331の検出との間のクロック・パルスをカウントし、そのカウントは、タイミング間隔(C2)322を表す。同時に、タイミング間隔(B1)は、転移328の検出と転移330の検出との間のカウントを行うこと、又は、同じ転移328及び330の間のものであるタイミング間隔(C1)320と(A1)290とを合計することのいずれかによって、決定される。
ステップ401において、位置信号生成器252は、比(A)/(B)及び比[(B)−(C)]/(B)の両方を用いて、サーボ・バンドに対するサーボ読み取りヘッドの現在の横方向位置を示す位置信号を生成する。
ステップ402において、位置誤差信号生成器254は、現在の横方向位置を所望の横方向位置と比較し、位置誤差信号を、位置信号線238を介してサーボ・コントローラ241に送信する。サーボ・コントローラは、サーボ制御信号を生成して、その信号を制御線242上でヘッド・システム180におけるサーボ位置決め機構に提供し、サーボ位置決め機構は、トラック追従の間に、ヘッド・アセンブリをサーボ・バンドに対して横方向に所望の横方向位置まで移動させるか、又は、サーボ・バンド227に対して所望の横方向位置にサーボ読み取りヘッドを維持するように移動させる。
図9において、(C2)間隔322による比[(B)−(C)]/(B)を用いるサーボ読み取りヘッドの最新値は、(B2)間隔340の測定の終了を待つべきであるという議論があるかもしれない。しかしながら、そのようにすると、(B2)に関して、(A2)323より新しい情報が提供されない。しかしながら、(B)の値は、テープ位置の観点からは一定である。(B)は、テープ速度のみによって変わる。テープ速度の変化は、横方向の(ヘッド位置)の変化と比較して相対的に遅いため、テープ速度、従って(B)間隔は、少なくとも幾つかのサンプルにわたって、比較的一定のまま保たれると仮定するのが安全である。従って、新しい位置の値は、前の(B)値339を用いることによって(C2)322が利用可能になるタイミング・ポイントにおいて決定される。
従って、図9において、増加したサンプリング・レートでのヘッド位置の計算シーケンスは、[(B0)−(C1)]/(B0)、(A1)/(B1)、[(B1)−(C2)]/(B1)、(A2)/(B2)などとなる。図6を参照すると、タイミング検出レート250の増加は、位置誤差信号のサンプリング・レート254を効果的に増加させる。
別の実施形態においては、図9を参照すると、「時間的に古い」(B)値の問題は、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第4の対の間のものである、サーボ読み取りヘッドの第4の時間間隔「(D)」351、352を用いることによって、解決される。第4のタイミング間隔(D)を形成するサーボ・ストライプの対は、タイミング間隔(B)を形成する第2の対のサーボ・ストライプ以外のサーボ・ストライプを含み、サーボ・ストライプの第2の対(B)とサーボ・ストライプの第4の対(D)とは、互いに交互に配置され、互いに非平行である。このことによって、典型的には(B)として測定される一定のサーボ・パターン距離のより最新の測定値が提供される。
第1及び第2の時間間隔を用いてヘッドの横方向位置を決定する関数は、(A)の(B)に対する比を含み、第3及び第4の時間間隔を用いる関数は、[(D)−(C)]の(D)に対する比を含む。新しいシーケンスは、[(D1)−(C1)]/(D1)、(A1)/(B1)、[(D2)−(C2)]/(D2)、(A2)/(B2)などとなる。
さらに、低速での位置誤差推定の質を向上させるが、サンプリング・レートは変化しない状態を維持するための代替形態は、サーボ・バンドの中央線に対するサーボ読み取りヘッドの横方向の場所を決定することを含む。
具体的には、(A)の値が(B)/2の値より大きいときには、位置信号を生成するステップは、(A)の(B)に対する比として第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成することを含み、(A)の値が(B)/2の値より小さいときには、位置信号を生成するステップは、[(B)−(C)]の(B)に対する比として第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成することを含む。(A)の値が(B)/2の値より大きいときには、(A)の値は、常に[(B)−(C)]又は[(D)−(C)]の値より大きく、図6のカウント250をより大きくすることができるようになり、より正確な位置の比252が提供される。サーボ読み取りヘッドが、サーボ・バンドの中央線の反対側にあるときには、[(B)−(C)]又は[(D)−(C)]の値は、(A)の値より大きい。
サーボ読み取りヘッドが中央線に近づいたときに必要以上にトグリングを繰り返すことを避けるために、さらなる実施形態は、少なくとも所定のヒステリシス係数によって(A)の値が(B)/2と異なる値になるまで、位置信号を生成するステップ間で切り換えることなく位置信号を生成し続けることを含む。例えば、中央位置の周囲に狭いバンドを形成することができ、その中では位置信号が生成される方法に変更はなく、狭いバンドを完全に横切った場合にのみ、モードが切り換えられる。バンドは、例えば、「2Δ」と定義して、中央の両側において「Δ」の距離とすることができる。従って、式が、
[(B)/2]−Δ<=(A)<=[(B)/2]+Δ
の場合には、現在のモードで続けられる。
図11を参照すると、タイミング間隔の間の関係によって、特定の時間間隔を除外し、さらに有効な位置信号を取得できるようになることに注目することができる。図11の例は、「1x」と呼ぶことができる元のサンプリング・レートに戻るが、更新されたテープ速度を考慮している。(C)タイミング間隔が除外され、(D)タイミング間隔が保持され、その結果、サンプリング・シーケンスは、(A1)/(B1)、(A1)/(D2)、(A2)/(B2)、(A2)/(D3)などとなる。
代替的には、図12を参照すると、(D)タイミング間隔を除外することができ、これもまた最初のサンプリング・レート「1x」に戻る。(C)タイミング間隔は保持されるので、サンプリング・シーケンスは、(A1)/(B1)、(A1)/[(A1)+(C2)]、(A2)/(B2)、(A2)/[(A2)+(C3)]などとなる。
(B)=[(A)+(C)]であることに注目すれば、測定される間隔の数をさらに減らし、(B)間隔の測定を除外して測定回数を2回のみに減少させることができる。一実施形態において、図13では、(B)間隔は測定されない。「1x」サンプリング・レートの下で、シーケンスは、(A1)/[(A1)+(C1)]、(A2)/[(A2)+(C2)]、(A3)/[A3]+(C3)]などとなる。
「2x」サンプリング・レートの下では、シーケンスは、(A1)/[(A1)+(C1)]、(A1)/[(A1)+(C2)]、(A2)/[(A2)+(C2)]、(A2)/[(A2)+(C3)]、(A3)/[(A3)+(C3)]などとなる。
「2x」サンプリングは、2つのカウンタの同じ実装形態を用いて(A)及び(C)を決定することができるという点で、(A)及び(B)のみを決定する現在のシステムの使用を可能にする方法である。
「2x」サンプリング・レートは、(A)及び(C)を交互に更新することによって、連続的に更新された位置信号を提供する。従って、上述のように、最初に(C1)が(C2)に更新され、次に(A1)が(A2)に更新され、次に(C2)が(C3)に更新されるなどと更新される。(B)が関与する更新とは異なり、(C)のみが関与する更新は、比の分母に対するものである。(B)は、サーボ読み取りヘッドの横方向位置に関わらず変化しないが、(C)は、非平行なサーボ・ストライプの間のものであり、サーボ読み取りヘッドの横方向位置の変化を反映し、これにより、上記の比は、横方向位置を与える。
従って、図6、図9、図10及び図13を参照すると、ステップ400において、タイミング検出モジュール250は、タイミング間隔(A)及びタイミング間隔(C)について同様である。タイミング検出モジュール250は、サーボ読み取りヘッド信号を処理し、サーボ・バンドにおいて遭遇した種々の転移間のタイミングを検出する。一例においては、転移は、例えば、4、4、5、5のパターンに従ったバースト内のダイビットの数及びパターン内の選択された転移の位置によってデコードされ、例えば、(A1)タイミング間隔290の始まりを含む転移329を検出し、(A1)タイミング間隔の終わりを含む転移330を検出する。一例においては、タイミング検出モジュール250は、カウンタを用いて、転移329の検出と転移330の検出との間のクロック・パルスをカウントし、そのカウントは、タイミング間隔(A1)290を表す。(A1)についてのカウントが終了すると、同一のカウンタ又は異なるカウンタを用いて、転移330の検出と転移331の検出との間のクロック・パルスをカウントし、そのカウントは、タイミング間隔(C2)322を表す。
ステップ401において、位置信号生成器252は、比(A)/[(A)+(C)]を用いて、サーボ・バンドに対するサーボ読み取りヘッドの現在の横方向位置を示す位置信号を生成する。
ステップ402において、位置誤差信号生成器254は、現在の横方向位置を所望の横方向位置と比較し、位置誤差信号を、位置信号線238を介してサーボ・コントローラ241に送信する。サーボ・コントローラは、サーボ制御信号を生成し、その信号を制御線242上でヘッド・システム180におけるサーボ位置決め機構に提供し、サーボ位置決め機構は、トラック追従の間に、ヘッド・アセンブリをサーボ・バンドに対して横方向に所望の横方向位置まで移動させるか、又は、サーボ・バンド227に対して所望の横方向位置にサーボ読み取りヘッドを維持するように移動させる。
当業者であれば分かるように、本発明の態様は、システム、方法又はコンピュータ・プログラム製品として具体化することができる。従って、本発明の態様は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、又は、ソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態をとることができ、これらはすべて、本明細書において一般的に「回路」、「モジュール」又は「システム」と呼ぶことがある。さらに、本発明の態様は、具体化されたコンピュータ可読プログラム・コードを有する1つ又は複数のコンピュータ可読ストレージ媒体内に具体化されたコンピュータ・プログラム製品の形態をとることができる。
1つ又は複数のコンピュータ可読ストレージ媒体のいずれかの組み合わせを利用することができる。コンピュータ可読ストレージ媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線又は半導体のシステム、装置若しくはデバイス、又は上記のもののいずれかの適切な組み合わせとすることができるが、これらに限定されない。コンピュータ可読ストレージ媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)として、以下のもの、即ち、1つ又は複数の配線を有する電気的接続、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハード・ディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュ・メモリ)、光ファイバ、ポータブル・コンパクト・ディスク型読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記のもののいずれかの適切な組み合わせが挙げられる。本明細書の文脈においては、コンピュータ可読ストレージ媒体は、命令実行システム、装置若しくはデバイスによって、又はこれらと関連して、用いるためのプログラムを収容又は格納することができるいずれかの有形媒体とすることができる。
本発明の態様についての動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、Java、Smalltalk、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び、「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続き型プログラミング言語を含む、1つ又は複数のプログラミング言語のいずれかの組み合わせで記述することができる。プログラム・コードは、ユーザのコンピュータ上で完全に実行される場合があり、独立したソフトウェア・パッケージとして、一部がユーザのコンピュータ上で実行される場合もあり、一部がユーザのコンピュータ上で実行され、一部が遠隔コンピュータ上で実行される場合もあり、全体が遠隔コンピュータ若しくはサーバ上で実行される場合もある。後者のシナリオにおいては、遠隔コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)若しくは広域ネットワーク(WAN)を含むいずれかのタイプのネットワークを通じてユーザのコンピュータに接続される場合もあり、外部コンピュータへの(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを用いるインターネットを通じた)接続が行われる場合もある。
本発明の好ましい実施形態について詳細に説明してきたが、当業者であれば、特許請求の範囲において説明される本発明の範囲から逸脱することなく、それらの実施形態に対する修正及び改変を行うことができることが明らかである。
100:磁気テープ・カートリッジ
101:カートリッジ本体
103:補助的な不揮発性メモリ(カートリッジ・メモリ)
106:カートリッジ扉
107:挿入方向
110:カートリッジ・リール
111:リーダ・ピン
112:ブレーキ・ボタン
120:テープ・リーダ
121:データ・ストレージ媒体(磁気テープ)
130:巻き取りリール
140:メモリ・インターフェース
180:読み取り/書き込み及びサーボ読み取りヘッド・システム
190:読み取り/書き込み及びサーボ制御部
195:駆動モータ・システム
200:磁気テープ・データ・ストレージ・ドライブ
202:開口部
226:サーボ読み取りヘッド
227:サーボ・バンド
228:データ・ヘッド
229:データ・トラック領域
230:サーボ・バンドの中央線
234:サーボ信号線
236:信号デコーダ
238:位置信号線
240:制御システム
241:サーボ・コントローラ
242:制御線
250:ホスト・システム
250:タイミング検出モジュール
252:位置信号生成器
254:位置誤差信号生成器
270、300、301、302、328、329、330、331、332:サーボ・ストライプ(転移)
275:サーボ・フレーム
276、277:サブ・フレーム
280、281、282、283:バースト
290、295、305、320、322、323、339、340、351、352:タイミング間隔(時間間隔)
292、293:方位角方向

Claims (35)

  1. リニア・テープの連続的に隣接するサブ・フレームに非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列されたタイミング・ベースのサーボ・バンド内でタイミングを計測する方法であって、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有するサーボ読み取りヘッドによって検知され、前記サーボ読み取りヘッド及び前記タイミング・ベースのサーボ・バンドは、互いに対して長手方向に移動し、
    サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間における前記サーボ読み取りヘッドの第1の時間間隔(A)を決定することと、
    連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における前記サーボ読み取りヘッドの第2の時間間隔(B)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第2の対は前記第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することと、
    連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第3の対の間における、前記第1の時間間隔(A)の中間の前記サーボ読み取りヘッドの第3の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第3の対は前記第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することと、
    前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と前記第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号とを生成することであって、前記位置信号は、前記サーボ・バンドに対する前記サーボ読み取りヘッドの横方向位置に関連する、生成することと、
    を含む方法。
  2. 前記第3の時間間隔(C)におけるサーボ・ストライプの前記第3の対は、前記第1の対の第2のサーボ・ストライプと、連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の(B)に対する比を含み、前記第3及び第2の時間間隔の前記関数は、[(B)−(C)]の(B)に対する比を含む、請求項2に記載の方法。
  4. (A)の値が(B)/2の値より大きいときには、位置信号を生成する前記ステップは、(A)の(B)に対する比として前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成することを含み、
    (A)の値が(B)/2の値より小さいときには、位置信号を生成する前記ステップは、[(B)−(C)]の(B)に対する比として前記第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成することを含む、
    請求項2又は請求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 少なくとも所定のヒステリシス係数によって前記(A)の値が(B)/2とは異なる値となるまで、位置信号を生成する前記ステップ間で切り換えることなく、前記位置信号を生成し続けることをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第4の対の間における前記サーボ読み取りヘッドの第4の時間間隔(D)を決定するステップであって、前記サーボ・ストライプの第4の対は前記第2の対のサーボ・ストライプ以外のサーボ・ストライプを含む、決定するステップをさらに含み、前記位置信号を生成する前記ステップは、前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と前記第3及び第4の時間間隔の関数である位置信号とを生成することを含む、請求項2から請求項5までのいずれかに記載の方法。
  7. 第2の時間間隔(B)を決定する前記ステップは、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間におけるものであり、第4の時間間隔を決定する前記ステップは、連続的に隣接するサブ・フレームのサーボ・ストライプの第4の対の間におけるものであり、サーボ・ストライプの前記第2の対とサーボ・ストライプの前記第4の対とは、互いに交互に配置され、互いに非平行である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の(B)に対する比を含み、前記第3及び第4の時間間隔の前記関数は、[(D)−(C)]の(D)に対する比を含む、請求項7に記載の方法。
  9. リニア・テープのタイミング・ベースのサーボ・バンドに対する少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドの位置誤差信号を提供するように構成されたサーボ・デコーダ・システムであって、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有し、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンド及び前記サーボ読み取りヘッドが互いに対して長手方向に移動するときに、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドのサーボ・ストライプの少なくとも1つの転移を読み取るように構成され、前記サーボ・バンドは、連続的に隣接するサブ・フレーム内に非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列され、前記サーボ・デコーダ・システムは、
    前記少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドに応答するタイミング装置であって、サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間における第1の時間間隔(A)を決定することと、前記連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における第2の時間間隔(B)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第2の対は前記第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することと、前記連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第3の対の間における、前記第1の時間間隔(A)の中間の第3の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第3の対は前記第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することとを行うように構成された、タイミング装置と、
    前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と前記第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号とを生成するように構成された、位置信号生成器と、
    前記生成された位置信号に従って位置誤差信号を生成するように構成された、位置誤差信号生成器と、
    を含む、サーボ・デコーダ・システム。
  10. 前記タイミング装置における前記第3の時間間隔(C)のサーボ・ストライプの前記第3の対は、前記第1の対の第2のサーボ・ストライプと、連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む、請求項9に記載のサーボ・デコーダ・システム。
  11. 前記位置信号生成器における前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の(B)に対する比を含み、前記第3及び第2の時間間隔の前記関数は、[(B)−(C)]の(B)に対する比を含む、請求項10に記載のサーボ・デコーダ・システム。
  12. 前記位置信号生成器は、
    (A)の値が(B)/2の値より大きいときには、(A)の(B)に対する比として前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成し、
    (A)の値が(B)/2の値より小さいときには、[(B)−(C)]の(B)に対する比として前記第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成する、
    ように構成された、請求項10又は請求項11のいずれかに記載のサーボ・デコーダ・システム。
  13. 前記位置信号生成器は、少なくとも所定のヒステリシス係数によって前記(A)の値が(B)/2とは異なる値になるまで、前記位置生成関数の間で切り換えることなく、前記位置信号を生成し続けるようにさらに構成された、請求項12に記載のサーボ・デコーダ・システム。
  14. 前記タイミング装置は、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第4の対の間における前記サーボ読み取りヘッドの第4の時間間隔(D)を決定するようにさらに構成され、サーボ・ストライプの前記第4の対は、前記第2の対のサーボ・ストライプ以外のサーボ・ストライプを含み、前記位置信号生成器は、前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と前記第3及び第4の時間間隔の関数である位置信号とを生成するようにさらに構成された、請求項10から請求項13までのいずれかに記載のサーボ・デコーダ・システム。
  15. 前記タイミング装置は、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における前記第2の時間間隔(B)を決定するように構成され、連続的に隣接するサブ・フレームのサーボ・ストライプの第4の対の間における前記第4の時間間隔を決定するように構成され、サーボ・ストライプの前記第2の対とサーボ・ストライプの前記第4の対とは、互いに交互に配置され、互いに非平行である、請求項14に記載のサーボ・デコーダ・システム。
  16. 前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の(B)に対する比を含み、前記第3及び第4の時間間隔の前記関数は、[(D)−(C)]の(D)に対する比を含む、請求項15に記載のサーボ・デコーダ・システム。
  17. リニア・テープのデータに関するデータを読み取り及び書き込みするように構成された読み取り/書き込みヘッドであって、前記読み取り/書き込みヘッドは、前記リニア・テープのタイミング・ベースのサーボ・バンドに対する少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドをさらに含み、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有し、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンド及び前記サーボ読み取りヘッドが互いに対して長手方向に移動するときに、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドのサーボ・ストライプの少なくとも1つの転移を読み取るように構成され、前記サーボ・バンドは、連続的に隣接するサブ・フレーム内に非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列された、読み取り/書き込みヘッドと、
    サーボ・デコーダ・システムであって、
    前記少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドに応答するタイミング装置であって、サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間における第1の時間間隔(A)を決定することと、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における第2の時間間隔(B)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第2の対は前記第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することと、前記連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第3の対の間における、前記第1の時間間隔(A)の中間の第3の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第3の対は前記第1の対の一方のサーボ・ストライプを含む、決定することとを行うように構成された、タイミング装置と、
    前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と前記第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号とを生成するように構成された、位置信号生成器と、
    前記生成された位置信号に従って位置誤差信号を生成するように構成された、位置誤差信号生成器と、
    前記生成された位置誤差信号に応答して、前記読み取り/書き込みヘッドを前記リニア・テープに対して横方向に移動させるように構成された、サーボ・コントローラ及びアクチュエータと、
    を含むサーボ・デコーダ・システムと、
    を含む、データ・ストレージ・ドライブ。
  18. 前記タイミング装置における前記第3の時間間隔(C)のサーボ・ストライプの前記第3の対は、前記第1の対の第2のサーボ・ストライプと、連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む、請求項17に記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  19. 前記位置信号生成器における前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の(B)に対する比を含み、前記第3及び第2の時間間隔の前記関数は、[(B)−(C)]の(B)に対する比を含む、請求項18に記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  20. 前記サーボ・デコーダ・システムにおける前記位置信号生成器は、
    (A)の値が(B)/2の値より大きいときには、(A)の(B)に対する比として前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成し、
    (A)の値が(B)/2の値より小さいときには、[(B)−(C)]の(B)に対する比として前記第3及び第2の時間間隔の関数である位置信号を生成する、
    ように構成された、請求項18又は請求項19のいずれかに記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  21. 前記サーボ・デコーダ・システムにおける前記位置信号生成器は、少なくとも所定のヒステリシス係数によって前記(A)の値が(B)/2とは異なる値となるまで、前記位置生成関数の間で切り換えることなく、位置信号を生成し続けるようにさらに構成された、請求項20に記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  22. 前記サーボ・デコーダ・システムにおける前記タイミング装置は、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第4の対の間における前記サーボ読み取りヘッドの第4の時間間隔(D)を決定するようにさらに構成され、サーボ・ストライプの前記第4の対は、前記第2の対のサーボ・ストライプ以外のサーボ・ストライプを含み、前記位置信号生成器は、前記第1及び第2の時間間隔の関数である位置信号と前記第3及び第4の時間間隔の関数である位置信号とを生成するようにさらに構成された、請求項18から請求項21までのいずれかに記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  23. 前記サーボ・デコーダ・システムにおける前記タイミング装置は、連続的に隣接するサブ・フレームの平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における前記第2の時間間隔(B)を決定するように構成され、連続的に隣接するサブ・フレームのサーボ・ストライプの第4の対の間における前記第4の時間間隔(D)を決定するように構成され、サーボ・ストライプの前記第2の対とサーボ・ストライプの前記第4の対とは、互いに交互に配置され、互いに非平行である、請求項22に記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  24. 前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の(B)に対する比を含み、前記第3及び第4の時間間隔の前記関数は、[(D)−(C)]の(D)に対する比を含む、請求項23に記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  25. リニア・テープの連続的に隣接するサブ・フレームに非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列されたタイミング・ベースのサーボ・バンド内でタイミングを計測する方法であって、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有するサーボ読み取りヘッドによって検知され、前記サーボ読み取りヘッド及び前記タイミング・ベースのサーボ・バンドは、互いに対して長手方向に移動し、
    サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間における前記サーボ読み取りヘッドの第1の時間間隔(A)を決定することと、
    連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における、前記第1の時間間隔(A)の中間の前記サーボ読み取りヘッドの第2の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第2の対は前記第1の対の第2のサーボ・ストライプと連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む、決定することと、
    前記第1(A)及び第2(C)の時間間隔の関数である位置信号を生成することであって、前記位置信号は前記サーボ・バンドに対する前記サーボ読み取りヘッドの横方向位置に関連する、生成することと、
    を含む方法。
  26. 前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の[(A)+(C)]に対する比を含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記方法は、前記第1(A)及び第2(C)の時間間隔の前記関数を連続的に更新することを含み、更新された(C)と交互になる更新された(A)を用いて前記比を連続的に更新することを含む、請求項26に記載の方法。
  28. リニア・テープのタイミング・ベースのサーボ・バンドに対する少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドの位置誤差信号を提供するように構成されたサーボ・デコーダ・システムであって、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有し、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンド及び前記サーボ読み取りヘッドが互いに対して長手方向に移動するときに、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドのサーボ・ストライプの少なくとも1つの転移を読み取るように構成され、前記サーボ・バンドは、連続的に隣接するサブ・フレーム内に非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列され、前記サーボ・デコーダ・システムは、
    前記少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドに応答するタイミング装置であって、サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間における第1の時間間隔(A)を決定することと、連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における、前記第1の時間間隔(A)の中間の第2の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第2の対は前記第1の対の第2のサーボ・ストライプと連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む、決定することとを行うように構成された、タイミング装置と、
    前記第1(A)及び第2(C)の時間間隔の関数である位置信号を生成するように構成された、位置信号生成器と、
    前記生成された位置信号に従って位置誤差信号を生成するように構成された、位置誤差信号生成器と、
    を含む、サーボ・デコーダ・システム。
  29. 前記位置信号生成器における前記第1及び第2の時間間隔の前記関数は、(A)の[(A)+(C)]に対する比を含む、請求項28に記載のサーボ・デコーダ・システム。
  30. 前記タイミング装置及び前記位置信号生成器は、前記第1(A)及び第2(C)の時間間隔の連続的に更新された関数を提供するように構成され、更新された(C)と交互になる更新された(A)を用いて前記比を連続的に更新することを含む、請求項29に記載のサーボ・デコーダ・システム。
  31. リニア・テープのデータに関するデータを読み取り及び書き込みするように構成された読み取り/書き込みヘッドであって、前記読み取り/書き込みヘッドは、前記リニア・テープのタイミング・ベースのサーボ・バンドに対する少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドをさらに含み、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有し、前記サーボ読み取りヘッドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンド及び前記サーボ読み取りヘッドが互いに対して長手方向に移動するときに、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドのサーボ・ストライプの少なくとも1つの転移を読み取るように構成され、前記サーボ・バンドは、連続的に隣接するサブ・フレーム内に非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列された、読み取り/書き込みヘッドと、
    サーボ・デコーダ・システムであって、
    前記少なくとも1つのサーボ読み取りヘッドに応答するタイミング装置であって、サブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第1の対の間における第1の時間間隔(A)を決定することと、連続的に隣接するサブ・フレームの非平行なサーボ・ストライプの第2の対の間における、前記第1の時間間隔(A)の中間の第2の時間間隔(C)を決定することであって、サーボ・ストライプの前記第2の対は前記第1の対の第2のサーボ・ストライプと連続的に続く第1の対の第1のサーボ・ストライプとを含む、決定することとを行うように構成された、タイミング装置と、
    前記第1(A)及び第2(C)の時間間隔の関数である位置信号を生成するように構成された、位置信号生成器と、
    前記生成された位置信号に従って位置誤差信号を生成するように構成された、位置誤差信号生成器と、
    前記生成された位置誤差信号に応答して、前記読み取り/書き込みヘッドを前記リニア・テープに対して横方向に移動させるように構成された、サーボ・コントローラ及びアクチュエータと、
    を含む、サーボ・デコーダ・システムと、
    を含む、データ・ストレージ・ドライブ。
  32. 前記位置信号生成器における前記第1(A)及び第2(C)の時間間隔の前記関数は、(A)の[(A)+(C)]に対する比を含む、請求項31に記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  33. 前記タイミング装置及び前記位置信号生成器は、前記第1(A)及び第2(C)の時間間隔の連続的に更新された関数を提供するように構成され、更新された(C)と交互になる更新された(A)を用いて前記比を連続的に更新することを含む、請求項32に記載のデータ・ストレージ・ドライブ。
  34. リニア・テープの連続的に隣接するサブ・フレームに非平行なサーボ・ストライプをもつサブ・フレームを有する一連のフレームとして配列されたタイミング・ベースのサーボ・バンド内でタイミングを計測するためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドは、前記タイミング・ベースのサーボ・バンドの幅より狭い検知幅を有するサーボ読み取りヘッドによって検知され、前記サーボ読み取りヘッド及び前記タイミング・ベースのサーボ・バンドは、互いに対して長手方向に移動し、
    処理回路によって読み取り可能であり、請求項1から請求項8まで及び請求項25から請求項27までのいずれかに記載の方法を実施するように処理回路によって実行するための命令を格納した、コンピュータ可読ストレージ媒体、
    を含む、コンピュータ・プログラム製品。
  35. コンピュータ可読媒体上に格納され、デジタル・コンピュータの内部メモリにロード可能なコンピュータ・プログラムであって、前記プログラムがコンピュータ上で稼働するときに、請求項1から請求項8まで及び請求項25から請求項27までいずれかの記載の方法を実施するためのソフトウェア・コード部分を含む、コンピュータ・プログラム。
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