JP2013518911A - 目の下のクマの外観を軽減するための組成物および方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
式中、各Rは、独立して、水素、ヒドロキシル、メチル、ヒドロキシメチル、ハロゲン、アシル、アミノアシル、直鎖状、分岐状、単環式、二環式または多環式であって、1個の原子〜20個の原子(その少なくとも1つは炭素、窒素、酸素または硫黄である)を含有する基、-(CH2)n-OR'、-(CH2)n-[CH(OH)]n-R'、および-(CH2)n-[CH(OH)]n-(CH2)n-[CH(OH)]n-R'からなる群から選択され、前記式中、各nは、独立して、0〜25の整数であり、R'は、独立して、水素、ヒドロキシル、メチル、ヒドロキシメチル、ハロゲン、アシル、アミノアシル、および直鎖状、分岐状、単環式、二環式または多環式であって、1個の原子〜20個の原子(その少なくとも1つは炭素、窒素、酸素または硫黄である)を含有する基からなる群から選択されるが、ただし、R群の少なくとも2つの基はヒドロキシル基を含有する。
多糖類は、適切な水相増粘剤であり得る。こうした多糖類の例としては、天然由来の物質、例えば、寒天、アガロース、アルカリゲネス多糖類、アルギン、アルギン酸、アカシアゴム、アミロペクチン、キチン、デキストラン、カッシアガム、セルロースガム、ゼラチン、ジェランガム、ヒアルロン酸、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ペクチン、スクレロチウムガム、キサンタンガム、ペクチン、トレハロース(trehelose)、ゼラチンなどが挙げられる。
様々なタイプの合成ポリマー増粘剤もまた適切である。その1種としては、モノマーAおよびBからなるアクリル系ポリマー増粘剤が挙げられ、この場合、Aは、アクリル酸、メタクリル酸およびそれらの混合物からなる群から選択され;Bは、C1-22アルキルアクリレート、C1-22アルキルメタクリレートおよびそれらの混合物からなる群から選択されるのが好適である。一実施形態においては、Aのモノマーは、1種または複数のアクリル酸またはメタクリル酸を含み、Bのモノマーは、C1-10アルキルアクリレート、最も好ましくはC1-4アルキルアクリレート、およびC1-10アルキルメタクリレート、最も好ましくはC1-4アルキルメタクリレート、およびそれらの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、Bのモノマーは、1種または複数のメチルまたはエチルのアクリレートまたはメタクリレートである。アクリルコポリマーは、ポリマーの約10〜60重量%、好ましくは20〜50重量%、より好ましくは25〜45重量%の範囲の固体含量と、残りの水とを有する水溶液で提供することができる。アクリルコポリマーの組成物は、約0.1〜99部のAのモノマーと、約0.1〜99部のBモノマーを含有していてもよい。アクリルポリマー溶液としては、商標名CapigelでSeppic, Inc.から販売されているものが挙げられる。
を有する]のコポリマーであるアクリル系ポリマー増粘剤である。上記の第2の増粘剤の例は、AおよびBが上記で定義した通りであり、CがCOであり、n、oおよびRが上記で定義した通りであるコポリマーである。こうした第2の増粘剤の例としては、アクリレート/ステアレス-20メタクリレートコポリマーが挙げられ、それは商標名Acrysol ICS-1としてRohm & Haasから販売されている。
で表されるモノマーに相当するものである。この場合、より好ましいのは、R'がHを表し、nが10に相当し、Rがステアリル(C18)基を表すものである。このタイプのアニオン性両親媒性ポリマーは、米国特許第4,677,152号および同第4,702,844号において記載され、また調製されている。前記両文献は参照によりその全体を本明細書に組み入れるものとする。これらのアニオン性両親媒性ポリマーの中に、20〜60重量%のアクリル酸および/またはメタクリル酸、5〜60重量%のメタクリル酸低級アルキル、2〜50重量%の上記の脂肪鎖を含有するアリルエーテル、および0〜1重量%の架橋剤(これは周知の共重合可能なポリエチレン系不飽和モノマー、例えばフタル酸ジアリル、(メタ)アクリル酸アリル、ジビニルベンゼン、ジメタクリル酸(ポリ)エチレングリコールおよびメチレンビスアクリルアミド)で形成されるポリマーがある。このようなポリマーの市販例は、メタクリル酸、アクリル酸エチル、ステアリルアルコールのポリエチレングリコール(10EO単位を有する)エーテルまたはステアレス-10の架橋ターポリマー、特に、Allied Colloids社からSALCARE SC80およびSALCARE SC90の名称で販売されているものであって、これらは、メタクリル酸、アクリル酸エチルおよびステアレス-10アリルエーテル(40/50/10)の架橋ターポリマーを30%含有する水性エマルションである。
また水相増粘剤として好適であるのは、重合度が1,000〜200,000の範囲である各種ポリエチレングリコール(PEG)誘導体である。このような成分は、例えばPEG-45M(これは、45,000個のエチレンオキシドの繰り返し単位を有するPEGを意味する)というように、記号「PEG」の後の1000単位の重合度という表記で示される。好適なPEG誘導体の例としては、PEG 2M、5M、7M、9M、14M、20M、23M、25M、45M、65M、90M、115M、160M、180Mなどが挙げられる。
適切な揮発性油は、一般に、25℃で約0.5〜5センチストークの範囲の粘性を有し、直鎖状シリコーン、環状シリコーン、パラフィン族炭化水素またはそれらの混合物が挙げられる。揮発性油は、皮膚に適用された後、スキンケア組成物がより速く乾くようにするために使用することができる。I型H-, K+-ATPase阻害剤化合物またはそれらの誘導体を含有するスキンケア製品が混合肌または脂性肌の消費者向けに製剤化されている場合、揮発性油はより一層望ましい。皮膚タイプに関する「混合」という用語は、顔の一部の場所(T-ゾーンなど)が油性であって、他の場所が標準である皮膚を意味する。
を有する。
を有するものである。
また揮発性油として好適であるのは、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19または20個の炭素原子、より好ましくは8〜16個の炭素原子を有する各種の直鎖または分岐鎖パラフィン系炭化水素である。好適な炭化水素としては、米国特許第3,439,088号および同第3,818,105号(これらの文献は双方とも参照により本明細書に組み入れるものとする)に開示されているペンタン、ヘキサン、ヘプタン、デカン、ドデカン、テトラデカン、トリデカン、およびC8-20イソパラフィンが挙げられる。
各種の不揮発性油もまた、本発明の組成物で使用するのに好適である。一般に、不揮発性油は25℃で約5〜10センチストークを超える粘度を有しており、粘度は25℃で約1,000,000センチポアズまでの範囲で変動し得る。不揮発性油の例としては、限定されるものではないが、次のものが挙げられる。
好適なエステルはモノ−、ジ−、およびトリエステルである。本組成物はこの群またはそれらの混合物から選択される1種または複数のエステルを含み得る。
モノエステルは、式R-COOH(式中、Rは2〜45個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和アルキル、またはフェニルである)を有するモノカルボン酸と、式R-OH(式中、Rは2〜30個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和アルキル、またはフェニルである)を有するアルコールとの反応により形成されるエステルとして定義する。このアルコールと酸は、双方とも1個または複数のヒドロキシル基で置換されていてもよい。この酸またはアルコールのいずれか一方または双方は「脂肪」酸またはアルコールであってもよく、また、直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和形態で約6〜30個の炭素原子、より好ましくは12、14、16、18または22個の炭素原子を有していてもよい。本発明の組成物で使用可能なモノエステル油の例としては、ラウリン酸ヘキシル、イソステアリン酸ブチル、イソステアリン酸ヘキサデシル、パルミチン酸セチル、ネオペンタン酸イソステアリル、ヘプタン酸ステアリル、イソノナン酸イソステアリル、乳酸ステアリル、オクタン酸ステアリル、ステアリン酸ステアリル、イソノナン酸イソノニルなどが挙げられる。
好適なジエステルは、ジカルボン酸と脂肪族もしくは芳香族アルコールとの反応生成物、または少なくとも2個の置換ヒドロキシル基を有する脂肪族もしくは芳香族アルコールとモノカルボン酸との反応生成物である。ジカルボン酸は2〜30個の炭素原子を含んでいてもよく、直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和形態であってもよい。ジカルボン酸は1個または複数のヒドロキシル基で置換されていてもよい。また脂肪族または芳香族アルコールも2〜30個の炭素原子を含んでいてもよく、直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和形態であってもよい。好ましくは、酸またはアルコールの1種または複数は脂肪酸または脂肪アルコールであり、すなわち、12〜22個の炭素原子を含有する。またジカルボン酸はα-ヒドロキシ酸であってもよい。エステルはダイマー型またはトリマー型であってもよい。本発明の組成物で使用できるジエステル油の例としては、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、セバシン酸ジブチル、ジリノール酸ジセテアリルダイマー、アジピン酸ジセチル、アジピン酸ジイソセチル、アジピン酸ジイソノニル、ジリノール酸ジイソステアリルダイマー、フマル酸ジイソステアリル、リンゴ酸ジイソステアリル、リンゴ酸ジオクチルなどが挙げられる。
好適なトリエステルは、トリカルボン酸と脂肪族もしくは芳香族アルコールとの反応生成物、あるいは、3個以上の置換ヒドロキシル基を有する脂肪族もしくは芳香族アルコールとモノカルボン酸との反応生成物を含む。上記のモノ-およびジエステルの場合のように、この酸およびアルコールは2〜30個の炭素原子を含み、飽和または不飽和の直鎖または分岐鎖であってもよく、1個または複数のヒドロキシル基で置換されていてもよい。好ましくは、酸またはアルコールの1種または複数は12〜22個の炭素原子を含有する脂肪酸または脂肪アルコールである。トリエステルの例としては、アラキドン酸、クエン酸またはベヘン酸のエステル、例えば、トリアラキジン、クエン酸トリブチル、クエン酸トリイソステアリル、クエン酸トリC12-13アルキル、トリカプリリン、クエン酸トリカプリリル、ベヘン酸トリデシル、クエン酸トリオクチルドデシル、ベヘン酸トリデシル;またはココア酸トリデシル、イソノナン酸トリデシルなどが挙げられる。
本組成物に1種または複数の不揮発性炭化水素油を配合することが望ましい場合がある。好適な不揮発性炭化水素油としては、パラフィン系炭化水素およびオレフィン類、好ましくは、約20個を超える炭素原子を有するものが挙げられる。このような炭化水素油の例としては、C24-28オレフィン、C30-45オレフィン、C20-40イソパラフィン、水素化ポリイソブテン、ポリイソブテン、ポリデセン、水素化ポリデセン、鉱物油、ペンタヒドロスクアレン、スクアレン、スクアラン、およびそれらの混合物が挙げられる。好ましい一実施形態では、このような炭化水素は約300〜1000ダルトンの範囲の分子量を有する。
また、脂肪酸の合成または天然グリセリルエステル、またはトリグリセリドも本組成物での使用に好適である。植物起源および動物起源の双方を使用することができる。このような油の例としては、ヒマシ油、ラノリン油、C10-18トリグリセリド、カプリル酸/カプリン酸/トリグリセリド、スィートアーモンド油、杏仁油、ゴマ油、アマナズナ(camelina sativa)油、タマヌ種子油(tamanu seed oil)、ココナッツ油、トウモロコシ油、綿実油、亜麻仁油、インクオイル、オリーブ油、ヤシ油、イリッペバター、ナタネ油、ダイズ油、ブドウ種子油、ヒマワリ種子油、クルミ油などが挙げられる。
また不揮発性シリコーン油(水溶性および不水溶性の両方)も、本組成物で使用するのに好適である。このようなシリコーンは、好ましくは、25℃で約5〜800,000cst、好ましくは20〜200,000cstの粘度を有する。好適な不水溶性シリコーンとしては、アミン官能性シリコーン、例えばアモジメチコンなどが挙げられる。
を有し得る。好ましいのは、Aがメチルシロキシエンドキャップ単位、特にトリメチルシロキシであり、RおよびR'が、それぞれ独立して、C1-30直鎖もしくは分岐鎖アルキル、フェニルまたはトリメチルシロキシ、より好ましくは、C1-22アルキル、フェニルまたはトリメチルシロキシ、最も好ましくはメチル、フェニルまたはトリメチルシロキシであり、それによって得られるシリコーンがジメチコン、フェニルジメチコン、ジフェニルジメチコン、フェニルトリメチコンまたはトリメチルシロキシフェニルジメチコンである場合である。他の例としては、アルキルジメチコン、例えばセチルジメチコンなどが挙げられ、この場合、少なくとも1つのRは脂肪アルキル(C12、C14、C16、C18、C20またはC22)であり、他のRはメチルであり、Aはトリメチルシロキシエンドキャップ単位である(ただし、このようなアルキルジメチコンは室温で注入可能な液体である)。フェニルトリメチコンは、Dow Corning Corporationから商標名556 Fluidとして購入することができる。トリメチルシロキシフェニルジメチコンは、Wacker-Chemieから商標名PDM-1000として購入することができる。セチルジメチコンは液体シリコーンワックスとも呼ばれ、Dow CorningからFluid 2502として、またはDeGussa Care & Surface Specialtiesから商標名Abil Wax 9801または9814として購入することができる。
また、限定されるものではないが、フッ素化シリコーン、フッ素化エステルまたはペルフルオロポリエーテルをはじめとする各種タイプのフッ素化油も本組成物での使用に好適であり得る。特に、フルオロシリコーン、例えば、トリメチルシリルエンドキャップ型フルオロシリコーン油、ポリトリフルオロプロピルメチルシロキサン、および類似のシリコーン類、例えば、米国特許第5,118,496号(これは参照により本明細書に組み入れるものとする)に開示されているものなどが好適である。ペルフルオロポリエーテルとしては、米国特許第5,183,589号、同第4,803,067号、同第5,183,588号(これらは全て参照により本明細書に組み入れるものとする)に開示されているものが挙げられ、Montefluosから商標名Fomblinとして販売されている。
各種の油相構造化剤は、シリコーン系、例えば、シリコーンエラストマー、シリコーンガム、シリコーンワックス、および化粧用組成物に配合した際に油相の粘度を高め得るような粘度を有するシリコーンを提供する重合度のある直鎖シリコーンであり得る。シリコーン構造化剤の例としては、限定されるものではないが、次のものが挙げられる。
本発明の組成物での使用に好適なシリコーンエラストマーとしては、白金金属触媒の存在下、SiH含有ジオルガノシロキサンと末端オレフィン不飽和を有するオルガノポリシロキサンまたはα-ωジエン炭化水素を反応させることによる付加反応硬化によって形成されるものが挙げられる。またこのようなエラストマーは、他の反応方法、例えば、ヒドロキシル末端ジオルガノポリシロキサンとSiH含有ジオルガノポリシロキサンまたはα-ωジエンの間の脱水素反応による、オルガノスズ化合物の存在下での縮合硬化オルガノポリシロキサン組成物;またはヒドロキシル末端ジオルガノポリシロキサンと加水分解性オルガノシロキサンの間の縮合反応を用いた、オルガノスズ化合物またはチタン酸エステルの存在下での縮合硬化オルガノポリシロキサン組成物;オルガノ過酸化物触媒の存在下で熱硬化する過酸化物硬化オルガノポリシロキサン組成物などによっても形成することができる。
また、1種または複数のシリコーンガムも油相構造化剤として用いるのに好適である。「ガム」という用語は、ガム様のテクスチャーを有するシリコーンを提供するのに十分な重合度のシリコーンポリマーを意味する。ある特定の場合、ガムを形成するシリコーンポリマーは架橋されていてもよい。一般に、シリコーンガムは25℃で約500,000〜100×106cst、好ましくは約600,000〜20×106、より好ましくは約600,000〜12×106cstの範囲の粘度を有する。本明細書に記載の全ての範囲は、あらゆる部分範囲を包含する(例えば、550,000;925,000;3.5×106)。
のものが挙げられる。RがメチルまたはOHである場合が好ましい。
別タイプの油相構造化剤としては、通常、アルキルシリコーンワックスと呼ばれている、室温で半固体または固体のシリコーンワックスが挙げられる。「アルキルシリコーンワックス」という用語は、シロキサンに半固体特性または固体特性を付与する置換長鎖アルキル(例えばC16〜30など)を有するポリジメチルシロキサンを意味する。このようなシリコーンワックスの例としてはステアリルジメチコンが挙げられ、それらはDeGussa Care & Surface Specialtiesから商標名Abil Wax 9800として、またはDow Corningから商標名2503として購入することができる。別の例はビス-ステアリルジメチコン(これはGransil Industriesから商標名Gransil A-18として購入可能である)、または、ベヘニルジメチコン、ベヘンオキシジメチコンである。
また油相構造化剤として好適であるのは、ポリアミドまたはシリコーンポリアミドなどの様々なタイプのポリマー化合物である。
Yは、
(a)
(i) 一般式R1CONR1を有する1個または複数のアミド基、または
(ii) C5-6環式環、または
(iii) 1個または複数のC1-10アルキル基で置換されていてもよいフェニレン、または
(iv) ヒドロキシ、または
(v) C3-8シクロアルカン、または
(vi) 1種または複数のヒドロキシ基で置換されていてもよいC1-20アルキル、または
(vii) C1-10アルキルアミン
で置換されていてもよい約1〜40の個の炭素原子を有する直鎖または分岐状アルキレンであるか;あるいは、
(b) TR5R6R7
(式中、R5、R6およびR7は、それぞれ独立して、C1-10直鎖または分岐状アルキレンであり、TはCR8であり、ここで、R8は水素、三価原子N、PもしくはAl、または1個もしくは複数のヒドロキシルまたはハロゲン基で置換されていてもよいC1-30直鎖または分岐状アルキル;1個もしくは複数のC1-30アルキル基、ハロゲン、ヒドロキシルもしくはアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル;または一般式:
である]
で表される成分を含む。
を有するシリコーンポリアミドが好ましい。本発明の組成物で使用可能なシリコーンポリアミドの1つのタイプは、Dow Corning Corporationから商標名Dow Corning 2-8178ゲル化剤(CTFA名はナイロン-611/ジメチコンコポリマー、PPG-3ミリスチルエーテルを含有する組成物中の固体である)として購入することができる。
を有するものが挙げられる。
また、油相構造化剤として好適であるのは、動物、植物またはミネラルワックスなどの1種または複数の天然または合成ワックスである。好ましくは、このようなワックスは約50〜150℃、より好ましくは約65〜100℃のような高い融点を有する。このようなワックスの例としては、Fischer-Tropsch合成により製造されたワックス、例えばポリエチレンまたは合成ワックスなど;または様々な植物ワックス、例えば、ヤマモモ、キャンデリア、オゾケライト、アカシア、ミツロウ、セレシン、セチルエステル、花蝋、柑橘蝋、カルナウバ蝋、ホホバ蝋、和蝋(japan wax)、ポリエチレン、微結晶、米糠、ラノリンワックス、ミンク、モンタン、ヤマモモ、オーリクリー(ouricury)、オゾケライト、パーム核蝋、パラフィン、アボカド蝋、リンゴ蝋、セラック蝋、サルビア蝋、醸造粕蝋、ブドウ蝋およびそのポリアルキレングリコール誘導体、例えば、PEG6-20ミツロウまたはPEG-12カルナウバ蝋など;または脂肪酸もしくは脂肪アルコール、例えば、ヒドロキシステアリン酸(例えば、12-ヒドロキシステアリン酸)、トリステアリン、トリベヘニンなどのようなそれらのエステルを含む)が挙げられる。
本組成物に使用可能な構造化剤の1つのタイプは、天然または合成モンモリロナイト鉱物、例えば、ヘクトライト、ベントナイト、およびその鉱物をステアラルコニウムベントナイト、ヘクトライト、第四級化ヘクトライト(例えばQuaternium-18ヘクトライト)、アタパルジャイト、炭酸塩(例えば炭酸プロピレン)およびベントンなどの第四級アンモニウム化合物と反応させることにより得られる、その第四級化誘導体を含む。
本組成物で使用可能な別のタイプの構造化剤は、シリカ、シリケート、シリル化シリカ、およびそのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の誘導体である。一般に、これらのシリカおよびシリケートは特定の形態で見られ、シリカ、シリル化シリカ、ケイ酸マグネシウムアルミニウムなどが挙げられる。
好適なシリコーン界面活性剤としては、両親媒性の特性(例えば、親水基と親油基を含有するなど)を有するポリオルガノシロキサンポリマーが挙げられる。これらのシリコーン界面活性剤は、室温で液体または固体であり得る。
使用可能なシリコーン界面活性剤の1つのタイプは、一般に、ジメチコンコポリオールまたはアルキルジメチコンコポリオールと呼ばれる。この界面活性剤は、約2〜18の範囲の親水性/親油性バランス(HLB)を有する油中水型または水中油型のいずれかの界面活性剤である。好ましくは、シリコーン界面活性剤は、約2〜12、好ましくは約2〜10、最も好ましくは約4〜6の範囲のHLBを有する非イオン性界面活性剤である。「親水基」という用語は、オルガノシロキサンポリマー主鎖上で置換した場合に、そのポリマーの置換部分に親水特性を付与する基を意味する。親水性を付与する基の例としては、ヒドロキシ-ポリエチレンオキシ、ヒドロキシル、カルボン酸塩およびそれらの混合物が挙げられる。「親油基」という用語は、オルガノシロキサンポリマー主鎖上で置換した場合に、そのポリマーの置換部分に親油特性を付与する有機基を意味する。親油性を付与する有機基の例としては、C1-40直鎖もしくは分岐鎖アルキル、フルオロ、アリール、アリールオキシ、C1-40ヒドロカルビルアシル、ヒドロキシ-ポリプロピレンオキシまたはそれらの混合物が挙げられる。
を有する。好ましい一実施形態では、x、y、z、aおよびbは、そのポリマーの分子量が約5,000〜約500,000、より好ましくは約10,000〜100,000、最も好ましくはおよそ約50,000の範囲となるようなものであり、一般に、そのポリマーはジメチコンコポリオールと呼ばれる。
また好適であるのは、乳化エラストマーと呼ばれることが多い、様々なタイプの架橋シリコーン界面活性剤である。一般に、それらは、シリコーンエラストマーがポリオキシアルキレン化基などの少なくとも1つの親水部分を含有すること以外は、「シリコーンエラストマー」の節で上述したようにして製造される。典型的には、これらのポリオキシアルキレン化シリコーンエラストマーは、ケイ素に結合されている少なくとも1個の水素を含むジオルガノポリシロキサンと、少なくとも2個のエチレン性不飽和基を含むポリオキシアルキレンとの架橋付加反応により得ることができる架橋オルガノポリシロキサンである。少なくとも一実施形態では、ポリオキシアルキレン化架橋オルガノ-ポリシロキサンは、例えば、米国特許第5,236,986号、同第5,412,004号、同第5,837,793号および同第5,811,487号(これらの内容は参照によりその全体を本明細書に組み入れるものとする)に記載されているように、場合によっては白金触媒の存在下で、ケイ素にそれぞれ結合されている少なくとも2個の水素を含むジオルガノポリシロキサンと、少なくとも2個のエチレン性不飽和基を含むポリオキシアルキレンとの架橋付加反応により得られる。
本組成物は1種または複数の非イオン性有機界面活性剤を含んでいてもよい。好適な非イオン性界面活性剤としては、アルコールとアルキレンオキシド(通常はエチレンまたはプロピレンオキシド)との反応により形成される、アルコキシル化アルコール類またはエーテル類が挙げられる。好ましくは、アルコールは6〜30個の炭素原子を有する脂肪アルコールのいずれかである。このような成分の例としては、ステアリルアルコールとエチレンオキシドの反応により形成され、かつエチレンオキシド単位の数が2〜100の範囲であるSteareth 2-100;ベヘニルアルコールとエチレンオキシドの反応により形成され、その場合、繰り返しエチレンオキシド単位の数が5〜30であるBeheneth 5-30;セチルアルコールとステアリルアルコールの混合物とエチレンオキシドの反応により形成され、その場合、分子中の繰り返しエチレンオキシド単位の数が2〜100であるせCeteareth 2-100;セチルアルコールとエチレンオキシドの反応により形成され、かつ繰り返しエチレンオキシド単位の数が1〜45であるCeteth 1-45などが挙げられる。
を有する。ジエステルの場合には、2個のRCO基は同一である必要はない。好ましくは、RはC6-30直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和アルキルであり、nは1〜100である。
を有する。
所望により、本組成物は1種または複数のUVA日焼け止め剤を含んでいてもよい。「UVA日焼け止め剤」という用語は、約320〜400nmの波長範囲のUV線を遮断する化合物を意味する。好ましいUVA日焼け止め剤は、一般式:
を有するジベンゾイルメタン化合物である。
「UVB日焼け止め剤」という用語は、約290〜320nmの波長範囲のUV線を遮断する化合物を意味する。米国特許第3,215,724号(これは参照によりその全体を本明細書に組み入れるものとする)に記載されているα-シアノ-β,β-ジフェニルアクリル酸エステルをはじめとする様々なUVB化学的日焼け止め剤が存在する。α-シアノ-β,β-ジフェニルアクリル酸エステルの具体的な一例がオクトクリレンであり、これは2-エチルヘキシル2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリレートである。特定の場合、本組成物は全組成物の約110重量%以下のオクトクリレンを含んでいてもよい。好適な量は約0.001〜10重量%の範囲である。オクトクリレンは、BASFから商標名Uvinul N-539として購入することができる。
を有する。4-メチルベンジリデンカンフルが特に好ましく、それはMerckにより商標名Eusolex 6300として販売されている脂溶性UVB日焼け止め化合物である。
を有するケイ皮酸エステル誘導体である。好ましいのは、Rがメチルであり、R1が分岐鎖C1-10、好ましくはC8アルキルである場合である。好ましい化合物は、オクトキシネートまたはメトキシケイ皮酸オクチルとも呼ばれるメトキシケイ皮酸エチルヘキシルである。この化合物は、Givaudan Corporationから商標名Parsol MCXとして、またはBASFから商標名Uvinul MC80として購入することができる。このようなメトキシケイ皮酸エステルのモノ−、ジ−およびトリエタノールアミン誘導体、例えばメトキシケイ皮酸ジエタノールアミンなども好適である。また、上記化合物の芳香族エーテル誘導体であるシノキサートも許容される。存在する場合、シノキサートは全組成物の約3重量%以下で確認されなければならない。
を有する各種ベンゾフェノン誘導体である。このような化合物の例としては、ベンゾフェノン1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11および12が挙げられる。特に好ましいのは、ベンゾフェノン誘導体がベンゾフェノン3(オキシベンゾンとも呼ばれる)、ベンゾフェノン4(スリソベンゾンとも呼ばれる)、ベンゾフェノン5(スリソベンゾンナトリウム)などである場合である。最も好ましいのはベンゾフェノン3である。
を有する特定のサリチル酸メンチル誘導体である。特に好ましいのは、R1、R2およびR3がメチルであり、R4がヒドロキシルまたはNH2である場合であって、この化合物はサリチル酸ホモメンチル(ホモサレートとしても知られる)またはアントラニル酸メンチルという名称を有する。ホモサレートはMerckから商標名Eusolex HMSとして市販されており、またアントラニル酸メンチルはHaarmann & Reimerから商標名Heliopanとして市販されている。存在する場合、ホモサレートは全組成物の約15重量%以下で確認されなければならない。
を有するものが挙げられる。特に好ましいのは、R1がHまたはC1-8直鎖もしくは分岐鎖アルキルであり、R2およびR3がHまたはC1-8直鎖もしくは分岐鎖アルキルである場合である。PABA、エチルヘキシルジメチルPABA(パディメートO)、エチルジヒドロキシプロピルPABAなどが特に好ましい。存在する場合、パディメートOは全組成物の約8重量%以下で確認されなければならない。
を有し、例えば、モノ-、ジ-またはトリエタノールアミンから形成される上記化合物の誘導体が含まれる。特に好ましいのは、サリチル酸オクチル、サリチル酸TEA、サリチル酸DEAおよびそれらの混合物である。
この粒子物質は有色または無色(例えば、白色)の非着色性粉末であり得る。好適な非着色性粉末としては、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、ヒュームドシリカ、球状シリカ、ポリメチルメタクリレート、微粉テフロン(登録商標)、窒化ホウ素、アクリレートコポリマー、ケイ酸アルミニウム、アルミニウムデンプンオクテニルスクシネート、ベントナイト、ケイ酸カルシウム、セルロース、チョーク、コーンスターチ、珪藻土、フラー土、グリセリルデンプン、ヘクトライト、水和シリカ、カオリン、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、三ケイ酸マグネシウム、マルトデキストリン、モンモリロナイト、微晶質セルロース、コメデンプン、シリカ、タルク、雲母、二酸化チタン、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ロジン酸亜鉛、アルミナ、アタパルジャイト、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、デキストラン、カオリン、ナイロン、シリル酸シリカ、シルク粉末、絹雲母、大豆粉、酸化スズ、水酸化チタン、リン酸三マグネシウム、クルミ殻粉末、またはそれらの混合物が挙げられる。上記の粉末はレシチン、アミノ酸、鉱油、シリコーン、または各種の他の薬剤単独で、または組み合わせて表面処理を施してもよく、それにより粉末表面がコーティングされ、粒子が本質的により親油性となる。
粒子物質は様々な有機および/または無機色素を含み得る。一般に、有機色素は、D&CおよびFD&Cブルー、ブラウン、グリーン、オレンジ、レッド、イエローなどとして表される、アゾ、インジゴイド、トリフェニルメタン、アントロキノンおよびキサンチン色素をはじめとする各種芳香族種である。有機色素は一般に、レーキ(Lake)と呼ばれる認可着色添加物の不溶性金属塩からなる。無機色素としては、酸化鉄、ウルトラマリン、クロム、水酸化クロム色素およびそれらの混合物が挙げられる。赤色、青色、黄色、茶色、黒色の酸化鉄およびそれらの混合物が好適である。
シリコーン膜形成物の特に適切なタイプの一つはシリコーン樹脂である。一般に、シリコーン樹脂は、M、D、TおよびQ単位の組み合わせを含む高度に橋架結合された構造である。「M」という用語は、次の一般式:
[Si-(CH3)3-O]0.5
を有する単官能性シロキシ単位を意味する。M単位がメチル以外(例えば、エチル、プロピル、エトキシなど)である場合、M単位はその後にダッシュ記号を有していてもよい(例えば、M')。
[Si-(CH3)2-O]1.0
を有する二官能性シロキシ単位を意味する。
[Si-(CH3)-O]1.5
を有する三官能性シロキシ単位を意味する。三官能性単位は、メチル以外の置換基で置換されていてもよく、その場合には、それはT'として表すことができる。
[Si-O-]2.0
を有する四官能性シロキシ単位を意味する。
また、膜形成物としての使用に適しているのは、シリコーンと有機モノマー、例えばアクリレート、メタクリレートなどのコポリマーである。こうした適切な膜形成ポリマーの例としては、一般に、シリコーンアクリレートまたはビニルシリコーンコポリマーと呼ばれるもの、例えば、商標名「Silicone Plus」ポリマーで3Mによって販売されているものなどが挙げられ、例としては、SA-70(CTFA名がポリシリコーン-7であって、イソブチルメタクリレートとn-ブチルエンドブロック化ポリジメチルシロキサンプロピルメタクリレートのコポリマー);あるいはVS-70(CTFA名がポリシリコーン-6であって、これはジメチルシロキサンとイソブチルメタクリレートと反応させたメチル-3メルカプトプロピルシロキサンのコポリマー);あるいはVS-80(CTFA名がポリシリコーン-8であって、これは一般構造:
を有する)がある。
また膜形成物として適切なものとしては、各種タイプの有機ポリマー、例えば、アクリル酸、メタクリル酸またはそれらの単純C1-10カルボン酸エステルから形成されるポリマー、例えばメチルメタクリレート、メチルアクリレートなどが挙げられる。
Claims (13)
- 少なくとも1種の二環式モノテルペンジオールと少なくとも1種の皮膚美白剤とを化粧料上または製薬上許容可能な担体中に含む、目の下のクマの外観を軽減するための化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の二環式モノテルペンジオールが、2,3-シス/エキソ-ピナンジオール、2,3-トランス-ピナンジオール、(1R)-(-)-トランス-ピナン-1,10-ジオール、2,3-シス/エキソ-カンファンジオール、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 2,3-シス/エキソ-ピナンジオールと2,3-シス/エキソ-カンファンジオールの等モル混合物を含む、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の二環式モノテルペンジオールを組成物の全重量の約0.001%〜約20%の範囲の量で含む、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の皮膚美白剤がコガネバナ根抽出物、リンゴ(Pyrus malus)抽出物、キュウリ(Cucumis sativus)抽出物、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- コガネバナ根抽出物、リンゴ(Pyrus malus)抽出物およびキュウリ(Cucumis sativus)抽出物の混合物を含む、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の皮膚美白剤を組成物の全重量の約0.001%〜約10%の範囲の量で含む、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の抗血管新生剤をさらに含む、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の抗血管新生剤を組成物の全重量の約0.001%〜約20%の範囲の量で含む、請求項8に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の抗炎症剤をさらに含む、請求項1に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 少なくとも1種の抗炎症剤を組成物の全重量の約0.001%〜約20%の範囲の量で含む、請求項10に記載の化粧料組成物または皮膚用組成物。
- 目に見えるクマのある目の下の領域に、少なくとも1種の二環式モノテルペンジオールと少なくとも1種の皮膚美白剤とを化粧料上または製薬上許容可能な担体中に含む化粧料組成物または皮膚用組成物を適用することを含む、目の下のクマの外観を軽減する方法。
- 前記化粧料組成物または皮膚用組成物を少なくとも1週間の期間、少なくとも1日1回適用する、請求項12に記載の方法。
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