JP2013516230A - 最適化された断面構成を有するリード本体を備えた植え込み式リード - Google Patents

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Abstract

導体の曲げ疲労を低減させる医療用リード本体の構成に関する。いくつかの実施形態によるリード本体は、指示領域を含み、さらに管腔の略直線状部分や略直線状側辺等の、導体の曲げ疲労の低減を最適化する他の特徴を含み得る。

Description

本発明は、電気インパルスの感知や体内において電気刺激の付与を行うための体内植え込み式医療器具に関し、より詳細には、導体の曲げ疲労や破損を低減すべく最適化された構成を有するリード本体に関する方法及び器具に関する。
心臓不整脈治療において用いられる医療用電気リードには様々なタイプのものが存在する。このようなリードは、血管を経て患者の心臓の表面又は内部の植え込み箇所まで延び、パルス発生器や、心臓の電気活動の感知や治療的刺激の伝達等を行う他の植え込み装置等に連結される。リードは、患者の自然な動きに対応可能であるように高い可撓性を有し、また断面が小さくなるよう構成されることが好ましい。またリードには、人体の筋肉系及び骨格系、パルス発生器、他のリード、又は植え込み又は除去時に用いられる手術器具等による様々な外力が加えられる。従って、より好適なリード構成が所望されている。
本発明の目的は、上記の問題を解決するために、最適化された断面構成を有するリード本体を備えた植え込み式リードを提供することである。
植え込み式医療用電気リードの様々なリード本体構成を以下に記載する。これらには、支持部を有するリード本体も含まれ、また、このようなリード本体を含む医療用電気リードも含まれる。
本発明の第1の実施例はリード本体を含む医療用リードに関する。このリード本体は、リード本体内に形成され、リード本体の基端部から先端部へ延びるコイル管腔と、リード本体内に形成され、それぞれが基端部から先端部へ延びる少なくとも2つのケーブル管腔と、リード本体内に形成され、リード本体内において長手方向に延びるとともにコイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の間に位置し、かつ、リード本体の第1側辺から第2側辺へ延びる幅を有する支持部と、を備える。支持部は、コイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の中に配置される導体の曲げ疲労を低減させる厚さを有する。
本発明の第2の実施例は、厚さが、支持部の幅にわたって延びる最小厚さを含む実施例1の医療用リードに関する。
本発明の第3の実施例は最小厚さがリード本体の全直径の少なくとも2.24%である実施例2の医療用リードに関する。
本発明の第4の実施例は最小厚さが少なくとも0.038mmである実施例1乃至3のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第5の実施例はコイル管腔が周縁を有する内壁を有し、周縁が略直線状部分を有し、略直線状部分が支持部に近接するとともに支持部の幅とほぼ平行し、略直線状部分が曲げ疲労をさらに低減させる実施例1乃至4のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第6の実施例はリード本体の第1側辺が同第1側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、リード本体の第2側辺が第2側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、前記略直線状側辺のそれぞれが曲げ疲労をさらに低減させる実施例1乃至5のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第7の実施例はコイル管腔がほぼ楕円形の断面を有し、同ほぼ楕円形の断面が曲げ疲労をさらに低減させる実施例1乃至6のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第8の実施例は基端部の少なくとも一部がポリウレタンを含む実施例1乃至7のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第9の実施例は断面を有するリード本体を備えた医療用リードに関する。この断面は、リード本体内に形成され、コイル導体を受容するコイル管腔と、リード本体内に形成され、それぞれがケーブル導体を受容する少なくとも2つのケーブル管腔と、リード本体内に形成され、コイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の間に位置するとともに断面の第1側辺から第2側辺へ延びる幅を有する支持部と、を備える。支持部の厚さはリード本体の全直径の少なくとも2.24%であり、この厚さが、コイル導体又はケーブル導体の曲げ疲労を低減する。
本発明の第10の実施例はコイル管腔が周縁を有する内壁を有し、前記周縁が略直線状部分を有し、同略直線状部分が前記支持部に近接するとともに支持部の幅とほぼ平行し、前記略直線状部分が曲げ疲労をさらに低減させる実施例9の医療用リードに関する。
本発明の第11の実施例はリード本体の第1側辺が第1側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、リード本体の第2側辺が第2側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、略直線状側辺のそれぞれが曲げ疲労をさらに低減させる実施例9又は10の医療用リードに関する。
本発明の第12の実施例はコイル管腔がほぼ楕円形の断面を有し、ほぼ楕円形の断面が曲げ疲労をさらに低減させる実施例9乃至11のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第13の実施例は厚さが少なくとも0.038mmである実施例9乃至12のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第14の実施例はリード本体を含む医療用リードに関する。このリード本体は、螺旋構造及び少なくとも1つの電極を有する先端領域と、ターミナルコネクタを有する基端領域と、リード本体内に形成され、同リード本体の基端部から先端部へ延び、ほぼ楕円形の断面を有するとともにコイル状導体を受容するコイル管腔と、リード本体内に形成され、それぞれが基端部から先端部へ延び、かつ、少なくとも1つの電極をターミナルコネクタに接続するケーブル導体をそれぞれが受容する少なくとも2つのケーブル管腔と、リード本体内に形成され、同リード本体内において長手方向に延びるとともにコイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の間に位置し、かつ、リード本体の第1側辺及び第2側辺の間の幅を有する支持部と、を備える。支持部は、ケーブル導体及びコイル状導体のうち少なくともいずれかの曲げ疲労を低減させる厚さを有し、コイル管腔のほぼ楕円形の断面が曲げ疲労をさらに低減させる。
本発明の第15の実施例は厚さが支持部の幅にわたって延びる最小厚さを含む実施例14の医療用リードに関する。
本発明の第16の実施例は最小厚さがリード本体の全直径の少なくとも2.24%である実施例14又は15の医療用リードに関する。
本発明の第17の実施例は最小厚さが少なくとも0.038mmである実施例14乃至16のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第18の実施例はコイル管腔が周縁を有する内壁を有し、周縁が略直線状部分を有し、同略直線状部分が前記支持部に近接するとともに同支持部の幅とほぼ平行し、略直線状部分が曲げ疲労をさらに低減させる実施例14乃至17のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第19の実施例はリード本体の第1側辺が第1側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、リード本体の第2側辺が第2側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、略直線状側辺のそれぞれが曲げ疲労をさらに低減させる実施例14乃至18のいずれかの医療用リードに関する。
本発明の第20の実施例は先端領域の少なくとも一部がシリコーンを含み、基端領域の少なくとも一部がポリウレタンを含む実施例14乃至19のいずれかの医療用リードに関する。
本発明は、本明細書に記載する実施形態以外の様々な形態で実施可能であることが当業者に明らかになるであろう。特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、形状及び詳細における別例が実施可能である。
本発明の一実施形態による、患者の心臓内に配置された一対の医療用電気リードに対して連結するパルス発生器を有する心調律管理システムを示す概要図。 本発明の一実施形態による図1のリードを示す斜視図。 本発明の一実施形態によるリードの一部を示す断面図。 本発明の別の実施形態によるリードの一部を示す断面図。 図4Aのリードの一部を示す断面図。 本発明のさらに別の実施形態によるリードの一部を示す断面図。 図5Aのリードの一部を示す断面図。 本発明のさらに別の実施形態によるリードの一部を示す断面図。 図6Aのリードの一部を示す断面図。 本発明のさらに別の実施形態によるリードの一部を示す断面図。 図7Aのリードの一部を示す断面図。 リード本体が変形されている図7Aのリードの一部を示す断面図。 本発明のさらに別の実施形態によるリードの一部を示す断面図。 図8Aのリードの一部を示す断面図。 図3のリード本体の、曲げ疲労によって生じると予測される変形を示す、コンピュータを用いてモデル化された画像を示す図。 曲げ疲労に関して検証される、本発明の一実施形態によるリード本体のコンピュータを用いてモデル化された画像を示す図。 図10Aのリード本体の、曲げ疲労によって生じると予測される変形を示す、コンピュータを用いてモデル化された画像を示す図。 曲げ疲労に関して検証される、本発明の一実施形態によるリード本体のコンピュータを用いてモデル化された画像を示す図。 図11Aのリード本体の、曲げ疲労によって生じると予測される変形を示す、コンピュータを用いてモデル化された画像を示す図。
本明細書に記載する種々の実施形態は、医療用電気リードにおいて用いられる様々なリード本体構成に関する。本発明のいくつかの実施形態によるリードは、内因性電気活動の感知及び/又は患者への治療的電気刺激の付与を好適に行うことができる。本リードの用途の例としては、心調律管理(CRM)システム及び神経刺激システムが挙げられる。例えば、ペースメーカー、植え込み式細動除去器、及び/又は心臓再同期療法(CRT)装置等を使用するCRMシステムにおいては、本発明の実施形態による医療用電気リードは心臓の1つ又は複数の室又は房の内部に部分的に植え込まれる心内膜リードとして機能し、心臓の電気活動の感知や、心臓内組織への治療的電気刺激の付与を行う。さらに、本発明の実施形態により形成されるリードは、CRT又はCRT−D(心臓再同期治療除細動器)システムの両心室ペーシングを容易にするために、心臓左側付近の冠状静脈に配置される用途に特に適している。さらに、本発明の実施形態により形成されるリードは、心臓の外面に固定することもできる(心外膜リードとして使用可能である)。図1は、心調律管理システム10を示す概略図である。このシステム10は、患者の心臓18内に配置された一対の医療用電気リード14,16に連結するパルス発生器12を有する。心臓18は、右心房20、右心室22,左心房24、左心室26、右心房20内の冠静脈洞入口部28、冠状静脈洞30、及び冠状静脈洞30の枝血管32等の様々な冠状静脈を有する。
図1に示すように、リード14は基端部42及び先端部36を有し、この先端部36は右心房20、冠静脈洞入口部28、及び冠状静脈洞30を経て冠状静脈洞30の枝血管32内まで誘導される。先端部36は先端38及び電極40を有し、これらは枝血管32内に配置される。図1に示されるリード14の配置は、心臓18の左側にペーシングや除細動刺激を施すための配置である。リード14は冠静脈の他の領域にも部分的配置することができ、心臓18の左側又は右側を治療するために大心臓静脈または枝血管内に配置してもよい。
図1に示す実施形態においては、電極40は比較的小型の低電圧電極である。この電極40は、内因性電気的律動の感知や、枝冠状静脈32の内部から左心室26に対する比較的低電圧のペーシング刺激の付与を行うことができる。いくつかの実施形態においては、リード14が追加のペーシング用電極や感知用電極を有し、多極的ペーシングやペーシング位置選択が可能となっている。
図1に示すリード16は基端部34、及び右心室22内に植え込まれる先端部44を含む。他の実施形態においては、CRMシステム10はさらに別のリード、例えば右心房20内に植え込まれたリードを有する。先端部44は可撓性を有する高電圧電極46、比較的低電圧の環状電極48、及び低電圧のチップ電極50を有する。本実施形態においては、これらはすべて右心室22内に植え込まれる。高電圧電極46の表面積は環状電極48よりも大きく、除細動/カルジオバージョン治療のために心臓組織に比較的高電圧の電気的刺激を印加できるようになっている。一方、環状電極48及びチップ電極50は比較的低電圧のペーシング/感知電極である。環状電極48及びチップ電極50リードを有することにより、リード16は両極性のペーシング/感知機能を備えることとなる。
いくつかの実施形態においては、追加の除細動/カルジオバージョン電極やペーシング/感知電極がリード16に配置され、多極的な除細動/カルジオバージョンが可能となっている。一実施形態においては、リード16が電極46に加えて別の基端側高電圧電極を有し、この電極は植え込み時に右心房20(及び/又は上大静脈)に位置するようリード16に配置される。また、さらに別の構成の電極をリード16と共に使用してもよい。つまり、リード16は、本発明の範囲より逸脱することなく、あらゆる電極構成と共に用いることが可能である。
一般的に、パルス発生器12は、患者の胸部又は腹部の植え込み位置に皮下的に植え込まれる。パルス発生器12は、患者に治療的電気刺激を付与可能ないかなる植え込み式医療器具であってよく、周知のものであってもよいし、後に開発されるものであってよい。いくつかの実施形態においては、パルス発生器12は、ペースメーカー、植え込み式細動除去器(ICD)、又は両心室ペーシングを行うための心臓再同期療法(CRT)装置であり、また、ペーシング、CRT、及び除細動の機能を組み合わせて有するものであってもよい。
図2は、図1のリード16を示す斜視図である。前述したように、リード16は、心臓を刺激するための電気的パルスの印加、及び電気的パルスの受信による心臓の監視のいずれかもしくは両方を行うよう構成される。リード16は長尺状のポリマー製リード本体52を有し、このリード本体は、ポリウレタン、ポリアミド、ポリカーボネート、シリコーンゴム等のあらゆるポリマー材料により形成可能である。
図2に示すように、リード16はリード本体52の基端に動作可能に連結するコネクタ54を備える。コネクタ54は、リード16を図1に示すようにパルス発生器12に対して機械的及び電気的に連結すべく構成されており、いかなる型、サイズ、及び構成のものであってもよい。コネクタ54は、コネクタ54から基端側に延びるターミナルピン56を有する。コネクタ54は、リード本体52内の長尺状の管状部材58内(図3の断面図)に配置された一本以上の導体(図示しない)により電極46,48,50に対して機械的及び電気的に連結されている。
長尺状の管状部材58は、図3の断面図に示されるように複数の管腔を形成していてもよい(長尺状の管状部材58は多腔チューブとも称される)。いくつかの実施形態においては、多腔チューブ58はリード本体52の中央部分又は内側部分を形成して、リード本体52の基端部から先端部まで延びる。いくつかの実施形態においては、多腔チューブ58が図のように4つの管腔60,62,64,66を有する。別の実施形態においては、多腔チューブ58が1つの管腔、2つ以上の管腔、3つ以上の管腔、4つ以上の管腔、又は適宜な数の管腔を有する。さらに、いくつかの実施形態のおいては、1つ又は複数の管腔が、多腔チューブ58の長手軸から偏位する。例えば、第1管腔60の長手軸は、多腔チューブ58の長手軸と同軸ではない。
前述したように、いくつかの実施形態においては、管腔60,62,64,66は、電極46,48,50をコネクタ54に電気接続する導体が通る通路として機能する。ここで使用する導体は、必要な機能を供するものであればいかなる構成のものであってもよい。例えば、電極48及び/又は電極50をコネクタ54(及びパルス発生器12)に連結する導線は、リード搬送のためのスタイレット又はガイドワイヤを受容する内腔を形成するコイル状導体であってもよい。管腔66は、内腔を形成しているコイル状導体を例えば受容することができる。別の実施形態においては、高電圧電極46への導体は、複数のより線からなるケーブル導体である。
驚くべきことに、ここに記載する実施形態による特定のリード本体構成は、導線の曲げ疲労や破損を減少または抑制することができる。つまり、リード本体の特定の特徴を最適化することにより、リード本体の管腔内に配置される1つ又は複数の導体の変化、例えば、リード本体の屈曲や撓みにより起こる導体の損傷や切断を抑制し得る。
このようなリード本体の例を図4A及び4Bに示す。図4A及び4Bに示すリード本体80は3つの小管腔82,84,86及び1つの大管腔88を有する。一実施形態においては、小管腔82,84,86はケーブル導体を収容するよう構成され、大管腔88はコイル状導体を収容するよう構成される。別の実施形態においては、管腔82,84,86,88のいずれもが、いかなる種類の導体を収容してもよい。
図4Aに示すように、一実施形態においてはリード本体80が支持部90を含む。支持部90は、支持部材、支持部品、支持ビーム、及びビームとも称される。支持部90は、リード本体80において、2つの小管腔82及び86、大管腔88、及びリード本体80の外壁により形成される2つの側辺96,98によって縁取られた(framed)部分から少なくとも形成される部分である。より具体的には、支持部90は、一部が管腔82,86の壁により形成された上縁92、一部が管腔88の壁により形成された下縁94、及びリード本体80の外壁により形成された2つの側辺96,98を有するビーム90であると理解することができる。上縁92と下縁94との間の間隔は「厚さ」と称され、2つの側部96,98の間の間隔は「幅」と称される。本明細書において、「上」及び「下」という表現は図面中の部分の説明のために用いられているものであり、特定の部品が他の部品の上又は下に位置すると限定するものではなく、また、ビームの構造を特定の実施形態に限定するものではない。
または、リード本体80は、図4Bに示される斜線領域100である構造支持領域を有する。構造支持領域には、図4Aのビームすなわち支持部90が含まれる。つまり、支持部90に加えて、支持領域100と称されるリード本体の追加領域はさらなる構造的支持を供し、支持部90とともに導体の曲げ疲労を低減させる。つまり、いくつかの実施形態においては、管腔や他の種類の開口又は空隙を含まない中実部品として支持領域100全体を形成することにより、導体の曲げ疲労や破損の低減が最適化されている。
支持部90及び支持領域100は、リード本体80の他の部分と異なる材料により形成されるわけではない。本発明の実施形態によるリード本体の利点のひとつは、リード本体80に新たな材料を加える必要がないということである。その代わりに、リード本体80の管腔82,84,86,88を適宜に配置することにより支持部90及び/又は支持領域100を形成するだけで、管腔82,84,86,88内に配置される導体の曲げ疲労の低減が可能とされている。
図4A及び4Bに示すような支持部90及び/又は支持領域100を有するリード本体80と異なり、図3に示すリード本体58のような従来のリード本体構造は、リード本体の屈曲や撓みにより変形する虞がある。具体的には、管腔60,62,64,66のうち1つ又は複数がリード本体の撓みにより変形し、その結果、リード本体58の変形した部分における管腔の内径が、その管腔内に配置された導体の外径よりも小さくなる場合がある。撓み又は屈曲時において、管腔の変形及びその結果生ずる内径の縮小が、径方向の好ましくない力を導体に加える虞があり、さらに導体の自然な軸方向移動が阻害されることにより、好ましくない軸方向の力が加えられる虞もある。撓みや屈曲が繰り返された場合、変形により導体に曲げ疲労(たわみ疲労とも称する)が生じ、さらには、破損が生じる場合もある。本明細書において、「曲げ疲労」という用語は、度重なる導体の撓みや屈曲より生じる、擦り切れ、切断、応力付加等、導体へのあらゆる種類のダメージを指し、このような疲労に起因する導体の破損も指す。さらに「曲げ疲労破損」及び「撓み疲労破損」は、曲げ疲労による導体の切断及び物理的離脱を指す。また、「曲げ疲労を低減させる」や「曲げ疲労の低減」は、度重なる導体の撓みや屈曲より生じる、擦り切れ、切断、応力付加等、導体へのあらゆる種類のダメージの低減又は抑制を意味し、さらには、このようなダメージに対する耐性の強化又は向上も意味する。
図3に示すような従来のリード本体構成と異なり、図4A及び4Bに示す実施形態は、リード本体80が撓んだ場合や屈曲した場合にリード本体80に構造的支持を供する支持部90や支持領域100を有しており、管腔82,84,86,88の恒久的な変形が低減又は防止されている。その結果、管腔82,84,86,88内に配置された導体に曲げ疲労が発生する虞が低減されている。つまり、図4A及び/又は4Bに示すリード本体80のような構造を有するリード本体は、導体の曲げ疲労を低減することができる。
リード本体80の径が約1.722mm(0.0678インチ)である一実施形態においては、支持ビーム90の厚さは少なくとも0.038mm(0.0015インチ)である。または、リード本体80の径が約1.722mm(0.0678インチ)であるいくつかの実施形態においては、支持ビーム90の厚さはリード本体の径の少なくとも2.24%である。さらに別の実施形態においては、リード本体の材料や他の特性に応じて支持ビームの厚さが変更される。
理論に制限されるものではないが、支持ビーム90及び/又は支持領域100が導体の曲げ疲労を低減させる支持を供することができるのは、支持ビーム90及び/又は支持領域100が、リード本体の内側部分に加えられる圧力による損傷を抑制しているからである。より詳細には、リード本体が撓んだ場合や屈曲した場合に、屈曲の頂点部分に位置するリード本体の外側端が下方に付勢され、この外側端が、リード本体に対して下方への圧力を加える。同時に、屈曲の底部分においてリード本体の外側端が上方に付勢され、この外側端がリード本体に対して上方への圧力を加える。その結果、リード本体内の内側部分がこれらの対向する圧力により圧縮される。支持ビーム90及び/又は支持領域100はこのような圧縮力に抵抗する支持をリード本体に供し、そのため、管腔82,84,86,88の変形を抑制していると論理付けることができる。
図5A及び5Bに示す他の実施形態においては、リード本体120が3つの小管腔122,124,126及び1つの大管腔128を有している。この実施形態においては、大管腔128が、略直線状部分130以外の部分では概して円形の周縁を有している。この略直線状部分130は、周縁において小管腔122,124,126に最も近い部分に位置する(略直線状部分は上側部分とも称される)。本明細書において、「略直線状部分」という用語は、管腔の周縁において、周縁の他の部分の曲率よりも低い曲率を有するあらゆる部分を指す。従って、略直線状部分130は、管腔の周縁における他の部分の曲率よりも小さい曲率であるのであれば、曲率を有していてもよい。
図4Aの実施形態と同様に、図5Aのリード本体120構造も支持部品132を形成している。本実施形態の略直線状部分130は管腔128の周縁に沿って位置し、支持部品132に近接しているか、支持部品132の一端を形成している。上縁134及び下縁136の間の厚さが、略直線状部分130が存在することにより最適化されている。つまり、ほぼ円形の断面を有する一般的な管腔の代わりに略直線状部分130を有する管腔を配置することにより、円形の大管腔を有するリード本体と比較して支持ビーム132の厚さがより厚くなっている。このように支持ビーム132をより厚くすることにより、さらなる最適化、すなわち導体の曲げ疲労の低減効果を向上させることができる。
図5Bに示されように、本体120は斜線領域140として示されている支持領域140を形成することもできる。図5Aの支持ビーム132と同様に、略直線状部分130が設けられていることにより、円形の大管腔を有する通常のリード本体と比較して支持領域の体積が拡大されている。従って、導体の曲げ疲労の低減が向上又は最適化されている。
図6A及び6Bに示す別の実施形態においては、リード本体160が3つの小管腔162,164,166及び1つの大管腔168を有している。この実施形態においては、大管腔168がほぼ楕円形の断面を有している。前述した略直線状部分と同様に、このほぼ楕円形の断面により、円形の大管腔を有する通常のリード本体と比較して、より厚い支持ビーム170が形成されている。つまり、ほぼ楕円形の管腔168の上縁は、ほぼ円形の管腔の上縁と比較して、3つの小管腔162,164,166からより遠位に位置する。従って、ほぼ楕円形の管腔168を配置することにより、導体の曲げ疲労の低減がより向上又は最適化される。
図6Bに示されるように、本体160は斜線領域172として示されている支持領域172を形成することもできる。図6Aの支持ビーム170と同様に、ほぼ楕円形の管腔168が設けられていることにより、円形の大管腔を有する通常のリード本体と比較して支持領域172の体積が拡大されている。従って、導体の曲げ疲労の低減が向上又は最適化されている。
図7Cに示す別の実施形態においては、リード本体180が3つの小管腔182,184,186、1つの大管腔188、及び2つの略直線状側辺194,196を有している。図7A及び7Bに示すように、2つの略直線状側辺194,196を有する本体180は、図4Aのリード本体80と同様のほぼ円形の本体180(図7A)から形成することができ、図7Bに示す側部190,192を除去することによりリード本体180の形状を変更することができる。もしくは、側部を除去することにより略直線状の側辺194,196を形成するのではなく、はじめから略直線状の側辺194,196を有するようにリード本体180を形成してもよい。
略直線状側辺194,196は直線でなくてもよい。本明細書において、「略直線状側辺」とは、本体の他の周縁の曲率よりも低い曲率を有する部分を指す。従って、図7Cにおいては、側辺194,196の曲率は、湾曲部分198,200の曲率より低い曲率であればいずれの曲率であってもよい。
図7Cのリード本体180の構成における支持ビーム190は、他の構成と比較してより厚くなっているわけではないが、この構成によっても導体の曲げ疲労の低減のさらなる向上または最適化が実際に達成されている。理論に制限されるものではないが、このような向上効果及び最適化効果は、略直線状側辺194,196に起因するものであると推測される。前述したように、リード本体180の屈曲により生じる圧縮力は、リード本体180の内側部品に負担を加える。このような圧縮力は側部190,192の存在によってさらに増加すると思われる。つまり、側部190,192が存在することによりリード本体の断面が拡大することとなり、屈曲により伸張する材料部分が増大する。側部190,192を除去することにより、伸張する材料部分が少なくなり、圧縮力が低減されることとなる。
論理の如何に関わらず、一実施形態において、図7Cに示す略直線状側辺194,196により導体の曲げ疲労が低減されている。
図8A及び8Bに示すさらに別の実施形態においては、リード本体220が3つの小管腔222,224,226、1つの大管腔228、略直線状部分232、及び2つの略直線状側辺234,236を有している。このリード本体220構成も、支持ビーム230を形成している。略直線状部分232が形成されることにより、通常の円形大管腔と比較して、より厚い支持ビーム230が形成されている。従って、略直線状部分232及び2つの略直線状側辺234,236により、導体の曲げ疲労の低減がさらに向上又は最適化されている。
図8Bに示すように、本体220は斜線領域238として示されている支持領域238を含むこともできる。図8Aの支持ビーム230と同様に、略直線状部分232及び2つの略直線状側辺234,236により、導体の曲げ疲労の低減がさらに向上又は最適化されている。
実施例
特定のリード本体構造を複数回にわたって撓ませることにより生じる影響について検証した。具体的には、3次元コンピュータモデリングを用いて、様々なリード本体構成の有限要素分析を行い、生じる変形を検証した。様々なリード本体構成について、材料特性及び寸法等の全ての仕様をソフトウェアプログラムに入力し、リード本体が複数回にわたって屈曲した際にもたらされる力が加えられた状態のリード本体構造を、プログラムを用いてモデル化した。ソフトウェアプログラムを用いて得られた結果は、リード本体の変形の程度を予測する画像として表示した。このような変形には、管腔内に配置された導体に損傷を与える虞のある管腔の変形も含まれる。
実施例1
この実施例においては、図3に示すリード本体構成を検証した。ソフトウェアにより予測された変形を図9に示す。図9に示すように、管腔240において顕著な変形が確認され、この変形は管腔240内に配置された導体を損傷する虞がある。
実施例2
この実施例においては、図10Aに示すリード本体構成を検証した。この構造は、図4A及び4Bに示す構造に類似している。ソフトウェアにより予測された変形を図10Bに示す。この図から分かるとおり、顕著な変形は確認されなかった。
実施例3
この実施例においては、図11Aに示すリード本体構成を検証した。この構造は、図5A及び5Bに示す構造に類似している。ソフトウェアにより予測された変形を図11Bに示す。この図から分かるとおり、顕著な変形は確認されなかった。
本発明の範囲から逸脱することなく、記載の例示的な実施形態に対し、様々な変更および追加を行うことが可能である。例えば、上述の実施形態では特定の特徴を参照しているが、本発明の範囲には、異なる特徴の組み合わせを有する実施形態や、上述の特徴の必ずしもすべてを含まない実施形態が含まれる。したがって、本発明の範囲には、特許請求の範囲内にあるそのような代替、変更、および変形のすべてや、その均等物が含まれることが意図される。

Claims (20)

  1. リード本体を含む医療用リードであって、前記リード本体が、
    前記リード本体内に形成され、同リード本体の基端部から先端部へ延びるコイル管腔と、
    前記リード本体内に形成され、それぞれが前記基端部から先端部へ延びる少なくとも2つのケーブル管腔と、
    前記リード本体内に形成され、同リード本体内において長手方向に延びるとともに前記コイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の間に位置し、かつ、リード本体の第1側辺から第2側辺へ延びる幅を有する支持部と、を備え、
    前記支持部が、前記コイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の中に配置される導体の曲げ疲労を低減させる厚さを有する医療用リード。
  2. 前記厚さが、支持部の幅にわたって延びる最小厚さを含む請求項1に記載の医療用リード。
  3. 前記最小厚さがリード本体の全直径の少なくとも2.24%である請求項2に記載の医療用リード。
  4. 前記最小厚さが少なくとも0.038mmである請求項2に記載の医療用リード。
  5. 前記コイル管腔が周縁を有する内壁を有し、前記周縁が略直線状部分を有し、同略直線状部分が前記支持部に近接するとともに同支持部の幅とほぼ平行し、前記略直線状部分が曲げ疲労をさらに低減させる請求項1に記載の医療用リード。
  6. 前記リード本体の第1側辺が同第1側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、前記リード本体の第2側辺が同第2側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、前記略直線状側辺のそれぞれが曲げ疲労をさらに低減させる請求項1に記載の医療用リード。
  7. 前記コイル管腔がほぼ楕円形の断面を有し、同ほぼ楕円形の断面が曲げ疲労をさらに低減させる請求項1に記載の医療用リード。
  8. 前記基端部の少なくとも一部がポリウレタンを含む請求項1に記載の医療用リード。
  9. 断面を有するリード本体を備えた医療用リードであって、前記断面が、
    前記リード本体内に形成され、コイル導体を受容するコイル管腔と、
    前記リード本体内に形成され、それぞれがケーブル導体を受容する少なくとも2つのケーブル管腔と、
    前記リード本体内に形成され、前記コイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の間に位置するとともに前記断面の第1側辺から第2側辺へ延びる幅を有する支持部と、を備え、
    前記支持部の厚さはリード本体の全直径の少なくとも2.24%であり、同厚さが、前記コイル導体又はケーブル導体の曲げ疲労を低減する医療用リード。
  10. 前記コイル管腔が周縁を有する内壁を有し、前記周縁が略直線状部分を有し、同略直線状部分が前記支持部に近接するとともに支持部の幅とほぼ平行し、前記略直線状部分が曲げ疲労をさらに低減させる請求項9に記載の医療用リード。
  11. 前記リード本体の第1側辺が同第1側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、前記リード本体の第2側辺が同第2側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、前記略直線状側辺のそれぞれが曲げ疲労をさらに低減させる請求項9に記載の医療用リード。
  12. 前記コイル管腔がほぼ楕円形の断面を有し、同ほぼ楕円形の断面が曲げ疲労をさらに低減させる請求項9に記載の医療用リード。
  13. 前記厚さが少なくとも0.038mmである請求項9に記載の医療用リード。
  14. リード本体を含む医療用リードであって、前記リード本体が、
    螺旋構造及び少なくとも1つの電極を有する先端領域と、
    ターミナルコネクタを有する基端領域と、
    前記リード本体内に形成され、同リード本体の基端部から先端部へ延び、ほぼ楕円形の断面を有するとともにコイル状導体を受容するコイル管腔と、
    前記リード本体内に形成され、それぞれが前記基端部から先端部へ延び、かつ、前記少なくとも1つの電極をターミナルコネクタに接続するケーブル導体をそれぞれが受容する少なくとも2つのケーブル管腔と、
    前記リード本体内に形成され、同リード本体内において長手方向に延びるとともに前記コイル管腔及び少なくとも2つのケーブル管腔の間に位置し、かつ、リード本体の第1側辺及び第2側辺の間の幅を有する支持部と、を備え、
    前記支持部が、前記ケーブル導体及びコイル状導体のうち少なくともいずれかの曲げ疲労を低減させる厚さを有し、前記コイル管腔のほぼ楕円形の断面が曲げ疲労をさらに低減させる医療用リード。
  15. 前記厚さが、支持部の幅にわたって延びる最小厚さを含む請求項14に記載の医療用リード。
  16. 前記最小厚さがリード本体の全直径の少なくとも2.24%である請求項15に記載の医療用リード。
  17. 前記最小厚さが少なくとも0.038mmである請求項15に記載の医療用リード。
  18. 前記コイル管腔が周縁を有する内壁を有し、前記周縁が略直線状部分を有し、同略直線状部分が前記支持部に近接するとともに同支持部の幅とほぼ平行し、前記略直線状部分が曲げ疲労をさらに低減させる請求項14に記載の医療用リード。
  19. 前記リード本体の第1側辺が同第1側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、前記リード本体の第2側辺が同第2側辺に沿って延びる略直線状側辺を有し、前記略直線状側辺のそれぞれが曲げ疲労をさらに低減させる請求項14に記載の医療用リード。
  20. 前記先端領域の少なくとも一部がシリコーンを含み、前記基端領域の少なくとも一部がポリウレタンを含む請求項14に記載の医療用リード。
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