JP5551827B2 - 能動固定リードおよび組み付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、埋め込み型医療機器に関し、さらに具体的には心調律管理(CRM)システムのリードに関する。
心調律管理(CRM)および神経刺激システムに使用される様々なタイプの医用電気リードが知られている。CRMシステムでは、このようなリードは、典型的には、患者の心臓内部または表面の埋め込み位置まで経脈管的に延在され、その後、心臓電気活動の検知、治療刺激の伝達などのために、パルス発生器またはその他の埋め込み型機器に連結される。リードは、多くの場合、リードを所望の埋め込み部位に維持するためにリードを心臓組織に固定し易くする機能を含む。
本発明は、能動固定リードおよびその組み付け方法を提供することを目的とする。
本明細書では様々な埋め込み型リードを開示する。実施例1は、基端領域と先端領域の間に延在する長尺状本体を有する埋め込み型リードである。長尺状本体は、外側シースと、外側シース内に配置される内側部材とを含む。内側部材は、コイルルーメンと、ケーブルルーメンと、内側部材の外面に配される1つまたは複数の長手方向に延在する衝撃吸収帯とを含む。リードは、リードを埋め込み型医療機器に連結するために、基端領域に固定されるコネクタアセンブリを含む。コネクタアセンブリは、本体に対して回転可能である端子ピンを含む。導体コイルが、コイルルーメン内部で長手方向に配置され、端子ピンに連結され、本体に対して回転可能である。導体ケーブルは、ケーブルルーメン内部に長手方向に配置される。カプラーが、長尺状本体の先端領域内部に回転可能に配置され、導体コイルに接続される。固定らせん体がカプラーに固定される。電極が、長尺状本体の先端領域の周囲に配置され、導体ケーブルに電気的に接続される。端子ピンは、端子ピンの回転によってカプラーおよび固定らせん体が回転し、その結果、長尺状本体に対して平行移動するように、導体コイルを介してカプラーと回転可能に係合される。
実施例2は、実施例1の埋め込み型リードであって、1つまたは複数の長手方向に延在する衝撃吸収帯が、外側シースと内側部材の間に空間を画定する。
実施例3は、実施例1または実施例2の埋め込み型リードであって、内側部材の外面が1つまたは複数の衝撃吸収帯以外の部分において、少なくともほぼ円形状の断面輪廓を有する。
実施例4は、実施例1〜3のいずれかの埋め込み型リードであって、1つまたは複数の衝撃吸収帯が一対の衝撃吸収帯を含み、一対の衝撃吸収帯の各々は内側部材において対向する側面に配されている。
実施例5は、実施例4の埋め込み型リードであって、一対の衝撃吸収帯の各々がその頂点を有する長尺状溝を含む。
実施例6は、実施例5の埋め込み型リードであって、長尺状溝の各々が、内側部材の外面で測定された幅が約0.020cm(約0.008インチ)〜約0.027cm(約0.0105インチ)であり、その幅に垂直に測定された奥行きが約0.025cm(約0.010インチ)〜約0.038cm(約0.015インチ)である。
実施例7は、実施例5〜6のいずれかの埋め込み型リードであって、長尺状溝の各々の頂点がヒンジ点を画定する。
実施例8は、実施例4の埋め込み型リードであって、一対の衝撃吸収帯の各々が内側部材の扁平な側面を含む。
実施例9は、実施例8の埋め込み型リードであって、扁平な側面において測定された内側部材の直径が、扁平な側面以外の部分で測定された直径よりも約30%小さい。
実施例10は、基端および先端を有する埋め込み型リード本体である。埋め込み型リード本体は、基端から先端まで延在する外側シースと、外側シース内部に配置される複数ルーメン内側部材とを含む。複数ルーメン内側部材は長手方向軸線を有し、複数ルーメン内側部材を通って延在する第1のルーメンと、複数ルーメン内側部材を通って延在する第2のルーメンと、複数ルーメン内側部材を通って延在する第3のルーメンとを有する。第1のルーメンは第1の直径を有し、第2のルーメンは第2の直径を有し、第3のルーメンは第3の直径を含む。第3の直径は第1の直径よりも小さい。一対の長手方向に延在する衝撃吸収帯が、複数ルーメン内側部材の外面に配される。
実施例11は、実施例10の長尺状リード本体であって、第1のルーメンは、複数ルーメン内側部材の長手方向軸線から偏位された長手方向軸線を有する。
実施例12は、実施例10または実施例11の長尺状リード本体であって、複数ルーメン内側部材が、第1のルーメンを通って、かつ第2のルーメンと第3のルーメンとの間を半径方向に延在する第1の軸線を基準として対称であり、第1のルーメンを通って半径方向に延在するとともに第1の軸線と垂直に交わる第2の軸線を基準として非対称である。
実施例13は、実施例10〜12のいずれかの長尺状リード本体であって、第2の直径が第3の直径に等しい。
実施例14は、実施例10〜13のいずれかの長尺状リード本体であって、一対の長手方向に延在する衝撃吸収帯がヒンジ点として働くように構成される。
実施例15は、外側シースおよび複数ルーメン内側部材を有する長尺状リード本体の、製造方法である。複数ルーメン内側部材は押出成形され、押出成形後のコイルルーメン断面積を備えるコイルルーメンと、ケーブルルーメンと、複数ルーメン内側部材の外面に形成された、長手方向に延在する衝撃吸収帯とを有する。押出成形された複数ルーメン内側部材は、長尺状リード本体を形成するために外側シースに通される。外側シースに通された後のコイルルーメンは、通された後のコイルルーメン断面積を有する。押出成形後の複数ルーメン内側部材が外側シースを貫通された後、通された後のコイルルーメン断面積は、押出成形後のコイルルーメン断面積より約25%未満小さい。
実施例16は、実施例15の方法であって、外側シースの周囲に1つまたは複数の電極を配置する工程をさらに含む。
実施例17は、実施例15または実施例16の方法であって、複数ルーメン内側部材内部に内部部品を通す工程をさらに含む。
実施例18は、実施例17の方法であって、内部部品がコイル導体、ケーブル導体、またはポリテトラフルオロエチレンライナの1つまたは複数である。
実施例19は、実施例15〜18のいずれかの方法であって、コイルルーメンが、複数ルーメン内側部材を外側シースに通す前および通した後のどちらにおいても、ほぼ円形状の断面積を有する。
実施例20は、実施例15〜19のいずれかの方法であって、ケーブルルーメンが、複数ルーメン内側部材を外側シースに通す前および通した後のどちらにおいても、ほぼ円形状の断面積を有する。
実施例21は、実施例15〜20のいずれかの方法であって、複数ルーメン内側部材の外面が、長手方向に延在する衝撃吸収帯以外の部分において、少なくともほぼ円形状の断面輪廓を有する。
実施例22は、実施例15〜21のいずれかの方法であって、長手方向に延在する衝撃吸収帯の各々が長尺状溝を含む。
実施例23は、実施例15〜21のいずれかの方法であって、長手方向に延在する衝撃吸収帯の各々が複数ルーメン内側部材の扁平な側面を含む。
複数の実施形態を開示しているが、以下の「発明を実施するための手段」から本発明のさらに他の実施形態が当業者には明らかになるであろう。以下の「発明を実施するための手段」では、本発明の例示的な実施形態を示して説明する。したがって、図面および「発明を実施するための手段」は、その性質において例示的であって制限的ではないと考えられるべきである。
本発明の実施形態による埋め込み型医療機器およびリードの切欠き斜視図である。 図1のリードの側面図である。 図1のリードの長手方向断面図である。 図1のリードの一部分の概略図である。 図4のリードを示す概略断面図である。 図4のリードを示す概略断面図である。 図1のリードを製造するプロセスを示すフローチャートである。 図1のリードのペーシング/検知ルーメンの狭窄抑制の改善を示す。 図1のリードのペーシング/検知ルーメンの周辺における応力の抑制を示す。
本発明は、様々な修正形態および代替形態を受け入れる余地があるが、具体的な実施形態を例として図面で示しており、以下で詳しく説明する。しかしながら、本発明は、本発明を以下で説明する特定の実施形態に限定するものではない。むしろ、本発明は、添付の特許請求の範囲で規定される本発明の範囲に含まれるあらゆる修正形態、等効物、および代替形態を網羅するものである。
図1は、埋め込み型心調律管理(CRM)システム10の斜視図である。CRMシステム10は、パルス発生器12および心臓リード14を含む。リード14は、心臓16とパルス発生器12の間で電気信号を伝送する働きをする。リード14は、基端領域18および先端領域20を有する。リード14は、基端領域18から先端領域20まで延在するリード本体22を含む。基端領域18はパルス発生器12に連結され、先端領域20は心臓16に連結される。先端領域20は固定らせん体24を含み、固定らせん体24は以下でさらに詳しく説明するように、先端領域20を心臓16内部に位置付けおよび/または固定する。
パルス発生器12は、典型的には、患者の胸部または腹部の皮下の埋め込み位置または、埋め込みポケット内部に埋め込まれる。パルス発生器12は、患者に電気治療刺激を伝達するための、当技術分野で周知の、あるいは最近開発された任意の埋め込み型医療機器であってよい。様々な実施形態において、パルス発生器12は、ペーシングメーカー、埋め込み型心臓除細動器/除細動器(ICD)、両心室ペーシング用に構成された心臓再同期(CRT)機器であり、かつ/またはペーシング、CRT、および除細動機能(たとえば、CRT−D機器)の組合せを含む。
リード本体22は、リード構造に適した任意の可撓性のある生体適合性材料で作ることができる。様々な実施形態において、リード本体22は可撓性のある電気絶縁材料で作られる。一実施形態では、リード本体22はシリコンゴムで作られる。別の実施形態では、リード本体22はポリウレタンで作られる。様々な実施形態において、リード本体22のそれぞれのセグメントは、リード本体特性をその意図する臨床環境および動作環境に合うようにすることができるよう、異なる材料で作られる。様々な実施形態において、リード本体22の基端と先端は、所望の機能性をもたらすように選択された異なる材料で作られる。後続の図を参照して説明するように、一部の実施形態では、リード本体22は、1つまたは複数の別々に押出成形された、あるいは他の方法で形成された管状要素で形成されてもよい。一部の実施形態では、管状要素は製造上都合の良いように構成されてもよい。
当技術分野で周知のように、心臓16は、右心房26、右心室28、左心房30、および左心室32を含む。心臓16は、心筋36を覆う内皮内壁または心内膜34を含む。一部の実施形態では、図に示すように、リードの先端領域20に位置する固定らせん体24は、心内膜34を貫通して心筋36内部に埋め込まれる。一実施形態では、CRMシステム10は複数のリード14を含む。たとえばCRMシステム10は、パルス発生器12と右心室28の間で電気信号を伝送するように適合された第1のリード14と、パルス発生器12と右心房26の間で電気信号を伝送するように適合された第2のリード(図示せず)とを含んでいてもよい。
図1に例示した実施形態では、固定らせん体24は、右心室28の心内膜34に貫通して心臓16の心筋36に埋め込まれる。一部の実施形態では、固定らせん体24は電気的にアクティブであり、それゆえ、心臓16の電気活動を検知する、かつ/または刺激パルスを右心室28に印加するための、らせん電極として動作する。他の実施形態では、固定らせん体24は電気的にアクティブでない。むしろ、一部の実施形態では、リード14の他の部品が電気的にアクティブである。
図2はリード14の等角投影図である。リード14の基端領域18またはその近くにはコネクタアセンブリ40が配置されるが、リード14の先端領域20またはその近くには 先端アセンブリ42が配置される。CRMシステム10(図1参照)の機能的要件と患者の治療ニーズとに応じて、先端領域20は1つまたは複数の電極を含んでいてもよい。例示した実施形態では、先端領域20は、心臓16に除細動ショックを与える衝撃電極として機能することのできる一対のコイル電極44および45を含む。一部の実施形態では、1つまたは複数のコイル電極44および45は、低電圧ペーシングまたは検知電極として働いてもよい。
様々な実施形態において、リード14は、単一のコイル電極のみを含んでいてもよい。様々な他の実施形態において、リード14は、コイル電極44、45の代わりに、あるいはこれらの電極に加えて、リード本体22に沿って1つまたは複数のリング電極(図示せず)を含む。存在した場合、リング電極は、比較的低い電圧のペーシング/検知電極として動作する。要するに、本発明の様々な実施形態の範囲内で広範な電極の組合せがリード14に組み入れられてよい。
コネクタアセンブリ40は、コネクタ46および端子ピン48を含む。コネクタ46は、リード本体22に連結されるように構成され、リード14をパルス発生器12のヘッダーに機械的および電気的に連結するように構成される(図1参照)。様々な実施形態において、端子ピン48はコネクタ46から基端方向に延び、一部の実施形態では、端子ピン48を(リード本体22に対して)回転することによって、導体部材がリード本体22内部で回転されるように、リード本体22を通って長手方向に延在する導体部材に連結される(この図では見えない)。一部の実施形態では、端子ピン48は、ガイドワイヤまたは挿入探り針を受け入れるために、端子ピン48を通って延在する開口部を含む。一部の実施形態(図示せず)では、リード14は、リード14内の内部構造を回転するのではなく、リード14自体を回転することによって組織の中に固定することのできる固定らせん体24を有していてもよい。
例示した実施形態では、先端アセンブリ42はハウジング50を含み、ハウジング50内部に固定らせん体24が少なくとも部分的に配置される。一部の実施形態では、ハウジング50は、固定らせん体24をハウジング50に対して先端側および基端側に移動させることができるメカニズムを含むか、このようなメカニズムを収容している。一部の実施形態では、ハウジング50は、固定らせん体24が(ハウジング50を基準として)先端側に移動することを制限する構造を収容していてもよいし、このような構造を備えていてもよい。前述のように、固定らせん体24は、リード14の先端領域20を心臓16内部に係留するアンカー手段として機能する。一部の実施形態では、固定らせん体24は電気的にアクティブであり、らせんペーシング/検知電極としても使用される。一部の実施形態では、固定らせん体24は、エルジロイ(登録商標)、MP35N、ニッケル、タングステン、タンタル、イリジウム、プラチナ、チタン、パラジウム、ステンレス鋼、ならびにこれらの材料のいずれかの合金などの導電性材料で作られる。一部の実施形態では、固定らせん体24は、PES(ポリエーテルスルホン)、ポリウレタン系熱可塑性樹脂、セラミックス、ポリプロピレン、およびPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などの非導電性材料で作られる。
一部の実施形態では、ハウジング50は、エルジロイ、MP35N、ニッケル、タングステン、タンタル、イリジウム、プラチナ、チタン、パラジウム、ステンレス鋼、ならびにこれらの材料のいずれかの合金などの導電性材料で作られてもよい。一部の実施形態では、ハウジング50は、PES、ポリウレタン系熱可塑性樹脂、セラミックス、ポリプロピレン、およびPEEKなどの非導電性材料で作られる。
図3はリード14の断面である。一部の実施形態では、図に示すように、リード本体22は内側部材52および外側部材54を含む。一部の実施形態では、内側部材52および外側部材54は別々に形成され、内側部材52を形成後に外側部材54に通してもよい。内側部材52は、導電性ケーブルまたは導電性コイルなどの導電性部材を受け入れるように構成される、複数のルーメンを含んでいてもよく、内側部材52を通って延在するルーメンに過度な影響を及ぼすことなく、リード14を製造する間にリード14に印加しうる圧縮力を受け入れるように構成されてもよい。圧縮力が印加しうる場合の製造工程の、例示的であるが非制限的な例は、内側部材52を外側部材54に通す工程と、他の部品を内側部材52に通す工程と、電極を外側部材54に固定する工程とを含む。
一部の実施形態では、図に示すように、内側部材52は、ペーシング/検知ルーメン56を、複数のケーブルルーメン(この図では見えない)に加えて含む。例示した実施形態では、ペーシング/検知ルーメン56は、リード14の長手方向軸線Lから半径方向に偏位された長手方向軸線Lを有する。一部の実施形態では、ケーブルルーメンは、内側部材52を、その比較的厚い上部(図示の向きに)を通って、長手方向に延在してもよい。
例示した実施形態では、ペーシング/検知ルーメン56は、リード14が能動的に固定されることを可能にする構造を収容するように構成されてもよい。一部の実施形態では、先端アセンブリ42は、先端部60および基端部62を有するカプラー58を含む。一部の実施形態では、カプラー58は金属材料で形成され、ハウジング50に対して長手方向にかつ/または回転して移動するように構成される。一部の実施形態では、図に示すように、先端部60の直径は、固定らせん体24を受け入れるために、(基端部62を基準として)比較的小さくてもよい。図には示さないが、一部の実施形態では、基端部62はカプラー58とハウジング50の間を密封するシールを収容するように構成される。
導体部材68は、先端領域67および基端領域69を有する。導体部材68の先端領域67は、カプラー58の基端部62に固定され、リード本体22を通ってコネクタアセンブリ40まで基端方向に延びる。導体部材68の基端領域69は、端子ピン48の回転によって導体部材68が回転するように、端子ピン48に連結される。
一部の実施形態では、導体部材68は金属コイルを含むか、あるいは金属コイルから形成される。カプラー58は、導体部材68と固定らせん体24との間に電気的接続を提供する。一部の実施形態では、導体部材68の先端領域67は、カプラー58の基端部62に溶接される。一部の実施形態では、導体部材68の基端領域69は、端子ピン48に溶接される。
固定らせん体24は、先端領域64および基端領域66を有する。固定らせん体24の基端領域66は、カプラー58の先端部60に固定される。固定らせん体24をカプラー58に固定するために、1つまたは複数の取付方法が採用される。一部の実施形態では、固定らせん体24の基端領域66は、カプラー58の先端部60に溶接または、はんだ付けされる。一部の実施形態では、固定らせん体24の基端領域66は、カプラー58の先端部60の外径よりも小さい内径を有しており、それゆえ、圧縮力によって適切な位置に保持される。一部の実施形態では、固定らせん体24はカプラー58の先端部60に接着固定される。一部の実施形態では、複数の取付方法が採用される。
一部の実施形態では、内側部材52はシリコンで作られてもよい。外側部材54は単層または多層の管状シースから形成されてよい。外側部材54は、ポリウレタンまたはシリコンなどの任意の適切な材料を含むか、あるいは、その材料で形成されてもよい。一部の実施形態では、外側部材54は、デュロメータ値が50または70であるシリコンで形成されてもよい。
例示した実施形態では、薬剤溶出カラー70が外側部材54の外部の周囲に配置される。様々な実施形態において、薬剤溶出カラー70は、ステロイドなどの抗炎症薬の徐放性投薬(time−released dosage)を、刺激を受けるべき組織、たとえば、電気的にアクティブな固定らせん体24が埋め込まれる心臓組織に、提供するように構成される。図には示していないが、一部の実施形態では、先端アセンブリ42において、薬剤溶出カラー70の下に放射線不透過性要素が配置されていてもよい。
図4は、内側部材52の概略等角投影図である。内側部材52は、先端72および基端74を有する。一部の実施形態では、内側部材52は、リード14の所望の機能に応じて図示とは異なる構成を有していてよい。たとえば、内側部材52は、内側部材52を通じて延在するルーメンの数または向きが異なっていてもよい。
一部の実施形態では、内側部材52は、リード14を長手方向に通ってハウジング50からコネクタアセンブリ40まで延在する。一部の実施形態では、内側部材52はリード14を部分的に通って延在しているだけでもよい。先端72を見ると、この実施形態では内側部材52は、第1のケーブルルーメン76および第2のケーブルルーメン78を含むことが分かる。一部の実施形態では、第1のケーブルルーメン76および第2のケーブルルーメン78は、ほぼ同じ直径を有していてもよく、図に示すように、ペーシング/検知ルーメン56より直径が小さくてもよい。第1のケーブルルーメン76および第2のケーブルルーメン78は、リード本体22の外部の周囲に配置されうる衝撃コイルに衝撃電流を提供するケーブル導体を収容するように構成されてもよい。
一部の実施形態では、内側部材52を通って延在するルーメンは、内側部材52を、(図示の向きにおいて)先端72を垂直に横断する対称軸線80を基準として対称であるが、(図示の向きにおいて)先端72を水平に横断する垂直な対称軸線82を基準として対称でない部材にするものであると理解される。
内側部材52は、この図では概略的に示されているが、長手方向に延在する衝撃吸収帯84を含む。一部の実施形態では、内側部材52は、一対の長手方向に延在する衝撃吸収帯84を、一方が内側部材52のいずれかの側に配された状態で、含んでいてもよい。一部の実施形態では、衝撃吸収帯84は、内側部材52が外側部材54の内部に通されるか、あるいは導体部材68がペーシング/検知ルーメン56に通されるときなど、リード14の組み付け中に普通なら生じうる内側部材52内部の応力を緩和するように構成される。
一部の実施形態では、リード14の組み付け中に普通なら生じうる内側部材52内部の応力を排除または抑制すると、ルーメンの狭窄および/または歪みが抑制される。その結果、一部の実施形態では、ルーメンのサイズが、ルーメンに通される導体ケーブルまたはコイル導体のサイズに近くなるようルーメンを形成できるため、リード14の外径を比較的小さくすることが可能である。
図5Aおよび5Bは、長手方向に延在する衝撃吸収帯84の、例示的であるが非制限的な例を示す。図5Aは、図4の5−5線に沿った概略断面である。図5Aでは、長手方向に延在する衝撃吸収帯84は、頂点88を有する長尺状溝86を含むか、あるいは頂点88を有する長尺状溝として形成される。破線は、衝撃吸収帯84が、内側部材52の外面の他の円形状、または少なくともほぼ円形状の断面輪廓から逸脱する程度を例示するために、示されている。一部の実施形態では、長尺状溝86は、内側部材52の外面で測定した全幅は、約0.020cm(約0.008インチ)〜約0.030cm(約0.012インチ)、幅に垂直に測定した深さは、約0.025cm(約0.010インチ)〜約0.038cm(約0.015インチ)であってよい。一部の実施形態では、長尺状溝86は、全幅は約0.038cm(約0.015インチ)、深さは約0.037cm(約0.0145インチ)であってよい。
一部の実施形態では、長尺状の各溝86の頂点88はヒンジ点として機能し、それによって、ルーメンのいずれからも離れた所定の応力位置が提供される。その結果、衝撃吸収帯84は、ルーメンに隣接する、かつ/または近い、あるいはルーメン内部の、内側部材52への応力を減少させ、それによって、リード14に印加される圧縮力によって普通なら生じるうるルーメンの歪みを抑制または排除する。一部の実施形態では、衝撃吸収帯84は、リード14の内側の中に空間を提供しうる。一部の実施形態では、この空間により、ルーメンがリード14に印加される圧縮力の下で受ける変形が少なくなるため、ルーメンのサイズを、ルーメンに通されるコイルまたはケーブル導体の直径に近づけることを可能が可能になる。
図5Bは、図4の5−5線に沿った概略断面である。図5Bでは、長手方向に延在する衝撃吸収帯84は、内側部材52の扁平または半扁平な側面90として形成される。破線は、衝撃吸収帯84が、内側部材52の外面の他の円形状、または少なくともほぼ円形状の断面輪廓から逸脱する程度を例示するために示されている。一部の実施形態では、内側部材52の扁平な側面90において測定される直径は、扁平な側面以外の部分において測定された直径よりも約30%小さくてもよい。ある実施形態では、内側部材52の外径は、扁平な側面以外の部分で測定された外径で約0.206cm(約0.081インチ)、扁平な側面90に関して測定された外径で約0.175cm(約0.069インチ)であってよい。
一部の実施形態では、扁平な側面90はリード14内部に空間を提供する。一部の実施形態では、扁平な側面90は、ルーメン内部またはルーメン付近の応力を抑制し、それによって、リード14に印加される圧縮力によって普通なら生じうるルーメン内部の歪みを抑制または排除する。一部の実施形態では、この空間により、ルーメンがリード14に印加される圧縮力の下で受ける変形が少なくなるため、ルーメンのサイズを、ルーメンに通されるコイルまたはケーブル導体の直径に近づけることが可能になる。
図6は、リード14の例示的な製造方法を示すフローチャートである。コイルルーメン、ケーブルルーメン、および長手方向に延在する衝撃吸収帯を含む複合ルーメン内側部材は、ブロック92で概略的に示すように、押出成形されてよい。複数ルーメン内側部材は、この後、ブロック94に見られるように、長尺状リード本体を形成するよう、外側シースに通されてもよい。場合によっては、コイルルーメンは、通される前の押出成形後の断面積と、通された後の断面積とを有するものと考えられてよい。一部の実施形態では、コイルルーメンの通された後の断面積は、押出成形後の断面積より約25%未満小さくなる。一部の実施形態では、コイルルーメンは、通される前および通された後のどちらにおいても少なくともほぼ円形状の断面輪廓を有する。一部の実施形態では、ケーブルルーメンは、貫通前後のいずれにおいても少なくともほぼ円形状の断面輪廓を有する。
一部の実施形態では、ブロック96でオプションとして示すように、内部部品は複数ルーメン内側部材に通されてもよい。これらの部品は、内側部材が外側シースに通される前に通されても、後に通されてもよい。内部部品の例として、コイル導体、ケーブル導体、およびポリマーライナーが挙げられるが、これらに限定されない。
図7は、長手方向に延在する衝撃吸収帯84のいくつかの異なる構成の概略図である。この図では、ペーシング/検知ルーメン56内部の歪みの相対量が、有限要素解析を用いて決定されたペーシング/検知ルーメン56の断面積の変化として表わされる。この情報は下表に要約される。
輪廓98は、衝撃吸収帯を欠いており、それゆえ、対照としての役割を果たす。比較すると、長尺状溝を含む輪廓は、ルーメン狭窄が約25%減少する。扁平な側面を含む輪廓は、ルーメン狭窄が約33%減少する。これらの結果は、ペーシング/検知ルーメン56内およびその付近の相対応力を決定するために実施された有限要素解析を図式化する図8と相互に関連付けることができる。
図8に示す輪廓では、明るい色または白色は低い応力を表わすが、次第に暗くなる灰色の領域は応力レベルが次第に高くなることを表わす。輪廓106(衝撃吸収帯なし)を輪廓108(長尺状溝)または輪廓110(扁平な側面)のいずれかと比較すると、長手方向に延在する衝撃吸収帯を含むことでペーシング/検知ルーメン内およびその付近の応力が減少することが分かる。一部の実施形態において、さらに輪廓108を参照すると、前述のヒンジ点に対応する、より高い応力を有するピンポイント領域があることが分かる。
図7に示すルーメン狭窄結果と図8に示す応力解析との間の相関を描くことができる。図7の輪廓98を図8の輪廓106と比較することによって、対照輪廓はペーシング/検知ルーメン56の周辺一帯でより高い応力領域を有し、それに対応してルーメン狭窄が最も高いレベルになっていることが分かる。ペーシング/検知ルーメン56の周辺でより低いレベルの応力を示す図8の他の輪廓では、ルーメンが受ける狭窄が比較的少ない。
前述の例示的な実施形態に対しては、本発明の範囲から逸脱することなく様々な修正および追加をなすことができる。たとえば、前述の実施形態は具体的な特徴に言及しているが、本発明の範囲は特徴の種々の組合せを有する実施形態と、前述の特徴のすべてを必ずしも含まない実施形態とをさらに含む。したがって、本発明の範囲は、そのすべての等効物とともに、特許請求の範囲に含まれるすべてのかかる代替形態、修正形態、および変形形態を包含するものである。

Claims (20)

  1. 埋め込み型リードであって、
    基端領域および先端領域の間に延在する長尺状本体であって、
    外側シースと、
    前記外側シース内部に配置された内側部材であって、コイルルーメン、ケーブルルーメン、および同内側部材の外面に配された1つまたは複数の長手方向に延在する衝撃吸収帯を含む内側部材と、を含む長尺状本体と、
    前記リードを埋め込み型医療機器に連結するために前記基端領域に固定されたコネクタアセンブリであって、前記本体に対して回転可能な端子ピンを含む、コネクタアセンブリと、
    前記コイルルーメン内部において長手方向に配置され、前記端子ピンに連結された導体コイルであって、前記本体に対して回転可能である、導体コイルと、
    前記ケーブルルーメン内部において長手方向に配置された導体ケーブルと、
    前記長尺状本体の前記先端領域内部に回転可能に配置され、前記導体コイルに接続されたカプラーと、
    前記カプラーに固定された固定らせん体と、
    前記長尺状本体の先端領域の周囲に配置された電極であって、前記導体ケーブルに電気的に接続された電極と、
    を備え、
    前記端子ピンの回転によって前記カプラーおよび前記固定らせん体が回転し、その結果、前記長尺状本体に対して平行移動するように、前記端子ピンが前記導体コイルを介して前記カプラーと回転可能に係合されている埋め込み型リード。
  2. 前記1つまたは複数の長手方向に延在する衝撃吸収帯が前記外側シースと前記内側部材の間に空間を画定する請求項1に記載の埋め込み型リード。
  3. 前記内側部材の外面が、前記1つまたは複数の衝撃吸収帯以外の部分において、少なくともほぼ円形状の断面輪廓を有する請求項1に記載の埋め込み型リード。
  4. 前記1つまたは複数の衝撃吸収帯が一対の衝撃吸収帯を含み、同一対の衝撃吸収帯の各々が前記内側部材において対向する側面に配置されている請求項3に記載の埋め込み型リード。
  5. 前記一対の衝撃吸収帯の各々が、同衝撃吸収帯の頂点を含む長尺状溝を備える請求項4に記載の埋め込み型リード。
  6. 前記長尺状溝の各々が、前記内側部材の外面で測定された幅が0.020cm(0.008インチ)〜0.027cm(0.0105インチ)であり、前記幅に垂直に測定された深さが0.025cm(0.010インチ)〜0.038cm(0.015インチ)である請求項5に記載の埋め込み型リード。
  7. 前記長尺状溝の各々の頂点がヒンジ点を画定する請求項5に記載の埋め込み型リード。
  8. 前記一対の衝撃吸収帯の各々が、前記内側部材の扁平な側面を含む請求項4に記載の埋め込み型リード。
  9. 前記内側部材の、前記扁平な側面において測定された直径が、前記扁平な側面以外の部分において測定された直径よりも30%小さい請求項8に記載の埋め込み型リード。
  10. 基端および先端を有する埋め込み型リード本体であって、
    前記基端から前記先端まで延在する外側シースと、
    前記外側シース内部に配置されるとともに長手方向軸線を有する複数ルーメン内側部材と、を備え、
    記複数ルーメン内側部材が、
    記複数ルーメン内側部材を通って延在し、第1の直径を有する第1のルーメンと、
    記複数ルーメン内側部材を通って延在し、前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2のルーメンと、
    記複数ルーメン内側部材を通って延在し、前記第1の直径よりも小さい第3の直径を有する第3のルーメンと、
    記複数ルーメン内側部材の外面に配された一対の長手方向に延在する衝撃吸収帯と、を含む埋め込み型リード本体。
  11. 前記第1のルーメンが、前記複数ルーメン内側部材の前記長手方向軸線から偏位している長手方向軸線を有する請求項10に記載の長尺状のリード本体。
  12. 記複数ルーメン内側部材が、前記第1のルーメンを通って前記第2のルーメンと前記第3のルーメンとの間を半径方向に延在する第1の軸線を基準として対称であり、前記第1のルーメンを通って半径方向に延在するとともに前記第1の軸線と垂直をなす第2の軸線を基準として非対称である請求項10に記載の長尺状のリード本体。
  13. 前記第2の直径が前記第3の直径に等しい請求項10に記載の長尺状のリード本体。
  14. 前記一対の長手方向に延在する衝撃吸収帯がヒンジ点として働くように構成されている請求項10に記載の長尺状のリード本体。
  15. 外側シースおよび複数ルーメン内側部材を含む長尺状リード本体を製造する方法であって、
    前記複数ルーメン内側部材を押出成形する工程であって、前記複数ルーメン内側部材が、押出成形後コイルルーメン断面積を有するコイルルーメンと、ケーブルルーメンと、前記複数ルーメン内側部材の外面に形成された長手方向に延在する衝撃吸収帯と、を含む工程と、
    押出成形された複数ルーメン内側部材を前記外側シースに通して前記長尺状リード本体を形成する工程であって、前記コイルルーメンは通された後のコイルルーメン断面積を有する工程と、を備え、
    押出成形された複数ルーメン内側部材が前記外側シースに通された後、前記通された後のコイルルーメン断面積が、前記押出成形後コイルルーメン断面積より25%未満小さくされる長尺状リード本体を製造する方法。
  16. 前記外側シースの周囲に1つまたは複数の電極を配置する工程、および前記複数ルーメン内側部材内部に内部部品を通す工程の少なくともいずれかをさらに備える請求項15に記載の方法。
  17. 前記内部部品が、コイル導体、ケーブル導体、およびポリテトラフルオロエチレンライナからなる群から選択される請求項16に記載の方法。
  18. 前記コイルルーメンおよび前記ケーブルルーメンの少なくともいずれかが、前記複数ルーメン内側部材を前記外側シースに通す前および通した後のどちらにおいても、ほぼ円形状の断面を有する請求項15に記載の方法。
  19. 前記複数ルーメン内側部材の外面が、前記長手方向に延在する衝撃吸収帯以外の部分において、少なくともほぼ円形状の断面輪廓を有する請求項15に記載の方法。
  20. 前記長手方向に延在する衝撃吸収帯の各々が、前記複数ルーメン内側部材の長尺状溝または扁平な側面を備える、請求項15に記載の方法。
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