JP2013515410A - 補聴器用イヤプラグおよび補聴器 - Google Patents

補聴器用イヤプラグおよび補聴器 Download PDF

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Abstract

補聴器用イヤプラグ(100)は,ボア(106)および上記ボアと通じかつ音出力開口(105)につながる音出力路(107)を備える外耳道本体部(103)と,上記外耳道本体分を取囲みかつ外耳道の壁に係合するフランジ(104a-d)を含み,上記フランジ(複数)は実質的に円盤状で,かつ上記外耳道本体部の上記ボアの対称軸と実質的に平行な対称軸を有している。この発明はまた補聴器およびイヤプラグ中にプローブチューブを挿入する方法を提供する。

Description

この発明は補聴器用イヤプラグに関する。この発明はまたイヤプラグを含む補聴器に関する。さらにこの発明は,イヤプラグ中にプローブチューブを挿入しかつ固定する方法に関する。
本願の開示において,補聴器は,聴覚障害者によって人の耳の後ろまたは耳内に装着されるように設計された小さくかつ電池駆動の小型電子機器として理解される。補聴器は,一または複数のマイクロフォン,電池,信号処理装置を含む小型電子回路,および音響出力トランスデューサを備える。上記信号処理装置は好ましくはディジタル信号処理装置である。補聴器は人の耳の後ろまたは耳内にフィットする(収まる)のに適するケーシング内に入れられる。
その名が示すように,耳掛け型(Behind-The-Ear)(BTE)補聴器は耳の後ろに装着される。より正確には,その主要電子部材を含むハウジングを備える電子回路ユニットが耳の後ろに装着される。補聴器ユーザに音を放出するイヤプラグが,耳内たとえば外耳道内に装着される。従来のBTE補聴器では,補聴器の用語において通常レシーバと呼ばれる出力トランスデューサが上記電子回路ユニットの上記ハウジング内に配置されているので,音チューブ(sound tube)が用いられる。近年の補聴器のタイプの中には上記レシーバが耳内の上記イヤプラグ中に配置されているので導電体を備える導体部材が用いられているものもある。このような補聴器は一般には耳内レシーバ(Receiver-In-The-Ear)(RITE)補聴器と呼ばれている。特定タイプのRITE補聴器では上記レシーバが外耳道の内側(inside the ear canal)に配置される。これは耳道内レシーバ(Receiver-In-Canal)(RIC)補聴器として知られている。
耳内(In-The-Ear)(ITE)補聴器は,耳内,通常は,外耳道のじょうご形の外側部分(the funnel-shaped outer part of the ear canal)に配置するために設計されている。このタイプの補聴器は部分的に外耳道内に配置することができ,かつ部分的にマイクロフォン,電池,信号処理装置を含む小型電子回路,および音響出力トランスデューサといった補聴器の動作に必要な構成要素を収納することができるようにするために,かなりコンパクトなデザインであることを必要とする。特定タイプのITE補聴器では補聴器が外耳道の内側に完全に配置される。これは完全耳道型(Completely-In-Canal)(CIC)補聴器として知られている。
一般的なレベルにおいて補聴器用イヤプラグは2つのグループに分類することができる。第1のグループは,ユーザに対して個々に適合されることで特徴付けられるいわゆるカスタム・イヤプラグ(custom earplugs)を包含する。第2のグループは挿入されるときにユーザの耳にパッシブに適合されるようにデザインされる,いわゆるインスタント・フィット・イヤプラグ(instant fit earplugs)を包含する。インスタント・フィット・イヤプラグは,補聴器フィッタが在庫としてそれを保持することできる点で有利である。これによって,補聴器ユーザは,カスタム・イヤプラグのようにイヤプラグが製造されるのを待つ必要がない。しかしながら,ユーザの中にはインスタント・フィット・イヤプラグの装着を不快に感じるものもいる。そうでないユーザであっても,上記イヤプラグは低音響漏洩を確保するのに十分に正確なフィットを提供するものでないことがある。
国際特許公開WO−A2−99/07182は,個々人の外耳道内に深く挿入するためにレシーバ・アセンブリに分離可能に固定される音響カプラを開示している。上記音響カプラは,円筒状のレシーバ・アセンブリ上に取り付けられるのに適する,セミリジッドで,薄壁の,円筒状のカップリング・スリーブを提供する。一致するシーリング材が上記カップリング・スリーブ上に正反対に取り付けられて,これにより快適にフィットし,かつ個々人の外耳道が音響的にシールされる。上記カップリング・スリーブは,高スペース効率のインターフェースおよびユーザーフレンドリーな取替え法のために,上記レシーバ・アセンブリに対して本質的に同心である。
子供の外耳道の急成長は,正しくフィットするカスタム・イヤプラグの提供に困難を生じさせる。カスタム・イヤプラグは典型的にはフィッタによってつくられる耳の型押し(インプリント)からつくられる。子供の外耳道の成長はかなり早いので,より長期間にわたって耳にフィットさせるために,新しいモールドは通常はやや大きく作られる。これは,費用的な観点およびフィッタに対して助言を求めたり新しいモールドを製造したりする工程には時間がかかることを理由とする。したがって完全にフィットするカスタム・イヤプラグをつくる従来の工程は子供用補聴器に常に適するとは限らない。このため,聴覚障害を持つ子供のほとんどは,完全にフィットしかつ機能するイヤプラグおよび補聴器を経験したことがない。
ユーザの鼓膜に向けて補聴器によって伝達される音圧レベルは,外耳道の幾何学形状および寸法に依存する。したがって子供の外耳道の急成長は,補聴器によって子供の鼓膜に伝達される音圧レベルに経時的な大きな変動(significant variations)をもたらす。従来技術において,実耳内において(in a real ear)補聴器パフォーマンスを予測するために実耳対カプラ差の測定(Real-Ear-to-Coupler Difference)(RECD)を用いることがよく知られている。RECD測定の原理は,たとえば,Moodie, K. S., Seewald, R. C, & Sinclair, S. T.による論文「Procedure for predicting real-ear hearing aid performance in young children」American Journal of Audiology, 3(1), 23-31, (1994)に詳述されている。
今日,補聴器パフォーマンスを予測するために必要とされる測定を実行することは困難なタスクである。
したがってこの発明は,少なくともこれらの問題点を克服し,かつさまざまな異なる耳に良好なフィットを提供する一種のインスタント・フィット・イヤプラグを提供し,これによって,低音響漏洩の(音漏れの少ない)(with a low acoustical leakage)快適なイヤプラグを提供することを特徴とする。
この発明はまた,プローブチューブの簡単な挿入および固定に適するインスタント・フィット・イヤプラグを提供することを特徴とする。
さらにこの発明は,このようなイヤプラグを組込んだ補聴器を提供することを特徴とするものである。
さらにまたこの発明は,イヤプラグ中にプローブチューブに挿入しかつ固定する方法を提供することを特徴とするものである。
第1の発明は請求項1に記載のイヤプラグを提供するものである。
さまざまな異なる耳に良好にフィットするイヤプラグが提供され,同時に装着の快適さも提供される。
第2の発明は請求項9に記載のイヤプラグを提供するものである。
プローブチューブの簡単な挿入および固定に特に適するイヤプラグが提供される。
第3の発明は請求項14に記載の補聴器を提供するものである。
第4の発明は請求項20に記載のイヤプラグにプローブチューブを挿入しかつ固定する方法を提供するものである。
簡単かつ再現可能なやり方でRECD測定を実行することができる方法が提供される。
さらなる有利な特徴は従属請求項から明らかにされる。
この発明のさらに他の特徴は,この発明を詳細に説明する以下の記載から当業者に明らかにされよう。
この発明の第1実施例によるイヤプラグの側面図を示す。 この発明の第1実施例によるイヤプラグの正面図を示す。 この発明の第1実施例によるイヤプラグの断面図を示す。 この発明の第2実施例によるイヤプラグの側面図を示す。 この発明の第2実施例によるイヤプラグの正面図を示す。 この発明の第2実施例によるイヤプラグの断面図を示す。 この発明の第3実施例によるイヤプラグの斜視図を示す。 プローブチューブが挿入された,この発明の第3実施例によるイヤプラグの斜視図を示す。 この発明の第2実施例によるイヤプラグを備える補聴器を示す。 この発明の第4実施例によるイヤプラグを備える補聴器を示す。
一例としてこの発明の好ましい実施例を開示しかつ記述する。当然ではあるが,この発明は他の実施例も可能であり,そのいくつかの詳細は,この発明から逸脱することなく,さまざまな明らかなすべての側面において修正可能である。したがって,図面および明細書は実質的に例示とみなされ,限定を意味するものではないものとして扱われる。
はじめに図1を参照して,図1はこの発明の第1実施例によるイヤプラグ100を示している。上記イヤプラグ100は先端101,末端102および外耳道本体部(an ear canal body part)103を含む。上記イヤプラグはさらに4つの円盤状のフランジないしリム104a,104b,104cおよび104dを含む。
次に図2を参照して,図2はこの発明の第1実施例による上記イヤプラグ100の正面図を示している。上記末端102は音出力開口105を含んでいる。
次に図3を参照して,図3はこの発明の第1実施例による上記イヤプラグの断面図を示している。上記本体部103は中央ボア(くりぬき孔)(a central bore)106および音出力路107を含み,上記音出力路107は上記イヤプラグの上記末端102の上記音出力開口105につながっている。上記イヤプラグはさらにレシーバ・ハウジング(図示略)にスナップ・フィットするように構成されたロック手段108を備え,これによりイヤプラグはRITEまたはRIC補聴器とともに用いるのに適するものとなっている。上記イヤプラグ中への上記レシーバのフィッティングについてのさらなる詳細は国際特許公開WO−A1−2008095505を参照されたい。
次に図4を参照して,図4はこの発明の第2実施例によるイヤプラグ200を示している。上記イヤプラグ200は,先端201,末端202および本体部203を含む。上記イヤプラグはさらに4つの円盤状のフランジないしリム204a,204b,204cおよび204dを含む。
次に図5を参照して,図5はこの発明の第2実施例による上記イヤプラグ200の正面図を示している。上記末端は音出力開口205を含む。
次に図6を参照して,図6はこの発明の第2実施例による上記イヤプラグの断面図を示している。上記本体部203は,ロック手段206を備える中央ボアおよび上記イヤプラグの上記末端202の上記音出力開口205につながる音出力路207を含む。上記ロック手段206は音チューブを受入れる(receiving)ように構成されており,これによって上記イヤプラグ200は従来のBTE補聴器とともに用いられるのに適するものとなっている。ロック手段の適切な設計については国際特許公開WO−A1−2007006302にさらに記載されている。
4つよりも多いフランジを備える,または4つよりも少ないフランジを備えるこれらの実施例のバリエーションは,当業者には明らかであろう。
一実施態様では,上記フランジ(複数)の直径が上記先端から離れるほど小さくなっている。一実施態様ではフランジ直径の相対的減少は一定であり,1〜2mmの範囲,好ましくは1.5mmである。他の実施態様においてフランジ直径の減少は一定である必要はない。
一実施態様では最も大きなフランジ直径は15mmである。他の実施態様において最も小さいフランジ直径は5mmである。
一実施態様では上記フランジ間の間隔は一定である。この間隔は1〜4mmの範囲とすることができ,好ましくは約3mmである。上記イヤプラグの全体の長さは6〜12mmの範囲,好ましくは約10mmである。他の実施態様において上記フランジ間の上記間隔は一定である必要はない。
一実施態様において上記フランジの厚さは均一で0.5mmであり,上記厚さは0.3mmから1.5mmの範囲とすることができ,好ましくは0.4mmから0.8mmの範囲とされる。他の実施態様では,上記フランジ厚さは実質的に均一であり,フランジの外周上の点と上記外耳道本体部に隣接する同じフランジ上の点の間の,上記外耳道本体部のボアの軸に沿う最大距離(the largest distance, along the axis of the bore of the ear canal body part, between a point on the outer circumference of a flange and a point on the same flange adjacent to the ear canal body part)が約0.5mmである。上記最大距離は0.3mmから1.5mmの範囲とすることができ,好ましくは0.4mmから0.8mmの範囲とされる。
フランジ(複数)において,上記外耳道本体部のボアの軸に垂直な,フランジの外周上の点と上記外耳道本体部に隣接する同じフランジ上の点の間の距離(the distance, perpendicular to the axis of the bore of the ear canal body part, between a point on the outer circumference of a flange and a point on the same flange adjacent to the ear canal body part)は,最も薄い(smallest)フランジ厚さの少なくとも2倍であるか,あるいは最も薄いフランジ厚さの少なくとも3倍であることが分かった。
この発明のさまざまな実施形態によると,円盤状または実質的に円盤状のフランジ(複数)を持つイヤプラグは,ほとんどの場合,球状ないし円錐状のフランジを持つ従来のイヤプラグよりも良好なフィット(better fit)および高い音響的減衰(higher acoustical damping)をもたらすことが分かった。これは,フランジが球状ないし円錐状であると,対称フランジ軸(the flange axis of symmetry)に対する垂直面内において(外耳道壁からの)圧縮圧力(compressive pressure)にさらされたときに,外耳道の壁から離れてつぶれる傾向が増す(increased tendency to collapse away from the wall of the ear canal)結果であると考えられる。上述した平面における圧縮力(compressive force)を考慮すると,上記円盤状フランジに比べて球状ないし円錐状のフランジの機械的強度がかなり低いためである。
一実施態様では,上記対称フランジ軸(the flange axis of symmetry)は上記外耳道本体部の上記ボアの軸と平行である。他の実施態様では,上記対称フランジ軸は上記外耳道本体部の上記ボアの軸と実質的に(substantially)平行である。
このタイプのイヤプラグは,上記イヤプラグが挿入されかつ取外されるときに,周囲の空気と鼓膜に近い外耳道内部との間に上記イヤプラグを横切る(across)大きな圧力差が生じた外耳道に対して非常によく適合することが分かった。上記補聴器ユーザはこれを不快に感じることがある。このため,好ましい実施形態ではスリットがフランジ(複数)のそれぞれにカットされる。これによって圧力差の発生が回避される。やや驚くべきことであるが,上記スリット(複数)の存在は上記イヤプラグの低音響漏洩(the low acoustical leakage)には影響しない。
この発明の一の実施形態によると,このタイプのイヤプラグの特有の利点は,上記外耳道本体部の上記ボアの軸に沿う,上記音出力開口と上記末端に最も近いフランジの間の距離を非常に短くすることができることである。これによって鼓膜の前の残存スペース(residual volume)が小さくなり,これは鼓膜に向けて伝達することができる音圧レベル(SPL)の観点およびオクルージョン(こもり)の抑制の観点において利点となる。
一実施態様において,上記イヤプラグはベント(a vent)を備えている。他の実施態様では上記ベントは上記フランジのそれぞれにおいてベント孔をカッティングすることで設けられ,上記ベント孔の位置は実質的に隣接するフランジにおける対応するベント孔の真上ないし真下(directly above or below)にある。他の実施態様においてベント孔の位置は,隣接するフランジにおける対応するベント孔に対してずらされている(位置が変えられている)(displaced relative to the corresponding vent hole in the neighbouring flanges)。これによって,上記ベントを通した音伝達の特性が変化しすなわち音響減衰が増加し,同時に従来のベント効果は維持されてたとえば外耳道内における高い湿度(a high humidity)を避けることができる。一実施態様では,フランジ(複数)のそれぞれにおいて2つのベント孔がフランジの中心周りに対称的にあけられており,第1のフランジにおける2つのベント孔を結ぶ線が,残りのフランジのそれぞれにおける2つのベント孔を結ぶ対応する線に対して垂直である。
一実施態様において,上記イヤプラグはシリコン・ゴムによってつくられる。選択される材料は,好ましくは柔らかくかつ弾性があるものとされ,したがって上記低音響漏洩を維持しつつ,上記イヤプラグ部分を簡単に挿入しやすくなり,かつ装着が快適なものになる。好ましい材料は,15から30,好ましくは23から27の間のショアA硬度(a Shore A hardness)を持つものとすることできる。当業者であれば,他の材料,たとえば熱可塑性エラストマー(TPE)も用いることができることを理解しよう。
次に図7を参照して,図7はこの発明の第3実施例によるイヤプラグ300を示している。上記イヤプラグ300は,耳内レシーバ(the receiver-in-the-ear)(RITE)タイプの補聴器のレシーバ・モジュールのためのスリーブ部材301を含む。上記スリーブ部材については,2008年10月10日出願の非公開の特許出願PCT/DK2008/000357にさらに記載されている。上記イヤプラグ300は主要イヤプラグ本体部(a main earplug body part)302を含み,上記本体部302は中央ボア(図示略)および音出力開口(図示略)につながる音出力路(図示略)を含む。上記イヤプラグはさらに3つの円盤状フランジないしリム304a,304bおよび304cを含む。2つのスリットが上記フランジ(複数)のそれぞれにカットされている。図面においてスリット(複数)が符号305a,305b,305cおよび306aで示されている(図面において,上記フランジ304bおよび上記フランジ304cにおけるさらなるスリットは省略されている。)。上記フランジ(複数)のそれぞれの2つのスリットは上記フランジの中心周りに対称にカットされている。上記フランジ(複数)のそれぞれの上記スリット(複数)は,隣接するフランジの対応するスリット(複数)の真上または真下にカットされている。末端に最も近いフランジはプローブチューブの挿入および固定に適する孔(a hole)307を含む。
このイヤプラグでは,たとえばRECD計測のためのプローブチューブを,簡単かつ便利なやり方で上記イヤプラグ中に挿入しかつ固定することができる。
次に図8を参照して,図8は,挿入されたプローブチューブ308を備える,この発明の第3実施例による上記イヤプラグ300を示している。上記プローブチューブがマーカ309および弾性リング301とともに示されている。
上記イヤプラグの特有の利点は,簡単かつ便利なプローブチューブの挿入および固定とともに低音響漏洩が提供される点にある。この有利な特徴の組合せは,少なくとも部分的に上記フランジ(複数)中に上記スリット(複数)を持つ構成の結果であって,それは,第1に,上記スリット(複数)が,上記プローブチューブを上記イヤプラグを通じて挿入できるようにすることにあり,これによってたとえばイヤプラグの外部に(the outside)上記プローブチューブを取付ける厄介なやり方が回避され,同時に高い再現結果(highly reproducible results)を得ることができる。第2に,上記スリット(複数)が,上記プローブチューブが取り外されるとすぐに,上記イヤプラグを閉鎖されたイヤプラグ(すなわちベントがないもの)として機能させることができることにある。
この発明による上記イヤプラグ300のさらなる特有の有利な特徴は,上記外耳道へのフィットが非常に正確となり,上記スリーブ部材の固定が手助けされることである。
この発明による方法の実施態様では,RECD測定が,上記プローブチューブの周りに上記マーカ309を取付け(mounting),上記プローブチューブの所望の挿入深さを決定し,上記マーカが外耳の耳珠に配置される(連携する)ときに(when the marker is aligned with the tragus of the external ear)上記所望の挿入深さが得られるように上記マーカを固定し(fixating),耳内に挿入されたときに上記耳から背を向ける(そっぽを向く)上記スリーブ部材301の表面に上記マーカ309が配置される(連携する)深さに(to such a depth that the marker 309 is aligned with the surface of the sleeve member 301 that is adapted to face away from the ear when inserted in an ear),上記フランジ304aおよび304b中のスリット305aおよび305bのそれぞれおよび上記フランジ304c中の上記開口307を通して上記イヤプラグ中に上記プローブチューブを挿入し,上記フランジ304bおよび304cの間のスペースにおいて上記プローブチューブの周囲に上記弾性リング310をスナップする(カチッとかける)(snapping)ことで行われ,これによって上記プローブチューブの挿入深さと上記イヤプラグ本体部302の外側表面に沿う上記プローブチューブの配置とが固定される。
RECD測定を実行するこの発明の好ましい実施態様では,上記プローブチューブは耳珠と対珠の間の珠間切痕において(at incisura intertragica)挿入される。この発明の対応する実施態様(図示略)では,RITEタイプのイヤプラグが上記フランジ(複数)のそれぞれに2つのスリットを有し,かつ上記フランジ(複数)の一つに2つの穴を有しており,上記スリット(複数)および穴(複数)が,それぞれ,対応するフランジ(複数)の中心に対して対称にカットされている。これによって,上記RITEタイプの単一のイヤプラグ300だけが,左および右耳の両方において,珠間切痕に上記プローブチューブを挿入することができるのに必要となることが保証される。
一実施態様では,上記イヤプラグはシリコン・ゴムによりつくられる。当業者であれば他の材料,たとえば熱可塑性エラストマー(TPE)を用いることができることに気づくであろう。好ましい材料は,好ましくは柔らかくかつ弾性を持つものであり,これにより上記イヤプラグ部分の挿入が容易になり,かつ装着が快適になる。選択される材料は,18から30,好ましくは23から27の間のショアA硬度を持つものとされる。
いくつかの実施態様では上記イヤプラグは6歳未満の難聴の子供用に適合され,その上記フランジ直径は5から12mmの間にあり,所与のスリーブ部材のための最小のフランジと最大のフランジの間のフランジ直径の差は1から2mmの間にあり,上記フランジ厚さは実質的に均一で約0.5mmであり,上記中央ボアの対称軸に沿うフランジ間の距離は1から2mmの間,好ましくは1.25mmであり,これによって,上記外耳道壁部に係合する部分が,上記中央ボアの対称軸に沿う3から5mmの間の長さを持ち,好ましくは3.5mmから4.5mmの間の長さを持つイヤプラグが提供される。
上記本体部分の外径(outer diameter)は3から5mm,好ましくは3.5mmである。
これらの実施例は,少ない在庫のさまざまなインスタント・フィット・イヤプラグを保持するだけとしつつ,補聴器フィッタに対し,さまざまな子供たちにとってのインスタント・フィット・イヤプラグを提供する機会を与える。上記イヤプラグは装着が快適で,低音響漏洩をもたらし,これらの利点はイヤプラグを装着している子供が成長する長期間にわたって維持されることが分かった。
この発明によるイヤプラグの特定の利点は,先端に最も近いフランジと末端に最も近いフランジの間の上記中央ボアの軸に沿う距離を非常に短くすることができる点にある。一実施態様では上記距離はほんの2.5mmである。これは,子供用に設計されたイヤプラグにとって,または外耳道内に深くフィッティングするために特に利点となる。
次に図9を参照して,図9は,ハウジング401,音チューブ402およびこの発明の第2実施例によるイヤプラグ200を含む,従来のBTE補聴器400を示している。
次に図10を参照して,図10はこの発明の第4実施例によるイヤプラグ501を有する完全耳内型(Completely-In-Canal)(CIC)補聴器を示している。CIC補聴器は,基本的に,出力トランスデューサを除く主要電子回路部を含むハウジング部502と,上記出力トランスデューサを含むイヤプラグ501と,上記ハウジング部502と上記イヤプラグ501の間の電気接続を提供する導体を含みこれらの2つの部分を互いに曲げることができるようにしてCIC補聴器の全体形状を変化できるようにする可撓性ジョイント503の,3つの部分を含んでいる。上記イヤプラグ部501はこのタイプのCIC補聴器について特有の利点があり,それは上記先端に最も近いフランジと末端に最も近いフランジの間に必要とされる上記短い距離が,外耳道内における深いフィッティングに非常に適する短いイヤプラグを提供することである。
一般にはこの発明による上記イヤプラグはあらゆるタイプの補聴器とともに用いられるように構成することができる。
構造および手順の他の修正または変形は,当業者にとって自明であろう。

Claims (22)

  1. ボア,および上記ボアに通じておりかつ音出力開口につながる音出力路を備える外耳道本体部,ならびに
    上記外耳道本体部から延在し,外耳道の壁に係合するように構成された少なくとも2つのフランジであって,実質的に円盤状でありかつ外耳道本体部の上記ボアの軸と実質的に平行な軸に関して実質的に回転対称であるフランジ(複数)を備え,
    上記フランジ(複数)の直径が,上記音出力開口から上記フランジまでの距離につれて次第に大きくなっている,
    補聴器用イヤプラグ。
  2. 上記外耳道本体部の上記ボアの軸に沿う,フランジの外周上の点と上記外耳道本体部に隣接する同じフランジ上の点の間の最大の距離が0.3mmから1.5mmの範囲にある,
    請求項1に記載のイヤプラグ。
  3. 上記外耳道本体部の上記ボアの軸に沿う,フランジの外周上の点と上記外耳道本体部に隣接する同じフランジ上の点の間の最大の距離が0.4mmから0.8mmの範囲にある,
    請求項1に記載のイヤプラグ。
  4. 上記外耳道本体部の上記ボアの軸に垂直な,フランジの外周上の点と上記外耳道本体部に隣接する同じフランジ上の点の間の距離が,最も薄いフランジ厚さの少なくとも2倍である,請求項1から3のいずれか一項に記載のイヤプラグ。
  5. 上記外耳道本体部の上記ボアの軸に垂直な,フランジの外周上の点と上記外耳道本体部に隣接する同じフランジ上の点の間の距離が,最も薄いフランジ厚さの少なくとも3倍である,請求項1から3のいずれか一項に記載のイヤプラグ。
  6. 上記外耳道本体部の上記ボアの軸に沿う,外耳道の壁に係合するように構成されたイヤプラグ部分の長さが4mm未満である,請求項1から5のいずれか一項に記載のイヤプラグ。
  7. 上記イヤプラグが射出成形プロセスにおいて製造されたものである,請求項1から6のいずれか一項に記載のイヤプラグ。
  8. 上記フランジ(複数)の少なくとも一つが,上記イヤプラグを横切る圧力差を緩和するように構成されたスリットを備えている,請求項1から7のいずれか一項に記載のイヤプラグ。
  9. 上記フランジがプローブチューブの挿入のための開口を備えている,請求項8に記載のイヤプラグ。
  10. 上記音出力開口に最も近いフランジが上記開口を備えている,請求項9に記載のイヤプラグ。
  11. 上記音出力開口に最も近いフランジが,上記開口の周縁と交わるスリットを備えている,請求項10に記載のイヤプラグ。
  12. 各フランジが共通の線に沿ってカットされた2つのスリットを備えており,上記フランジ(複数)のそれぞれの上記スリット(複数)が隣接するフランジの対応するスリット(複数)の直上または直下にカットされている,請求項1から11のいずれか一項に記載のイヤプラグ。
  13. 各イヤプラグがベント孔を備えており,上記ベント孔の位置が,隣接するフランジにおける対応するベント孔の位置に対してずらされている,請求項1から12のいずれか一項に記載のイヤプラグ。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載のイヤプラグを備えている,補聴器。
  15. 上記補聴器が,ハウジング部と,上記ハウジング部およびイヤプラグをともに保持する可撓性ジョイントとを備えている,請求項14に記載の補聴器。
  16. 上記可撓性ジョイントが,上記ハウジング部内の信号処理装置を上記イヤプラグ内の出力トランスデューサに接続する電導体を備えている,請求項15に記載の補聴器。
  17. 上記イヤプラグが,耳の外側部分に出力トランスデューサを保持しかつ固定するスリーブ部材を備えている,請求項14に記載の補聴器。
  18. 上記イヤプラグが,一のフランジまで所定の距離を有する表面を備えるスリーブ部材を備え,上記距離が上記フランジと外耳の特定部分の間の距離と実質的に同じであり,上記距離が上記イヤプラグ中に挿入されたプローブチューブに沿って測定される,請求項17に記載の補聴器。
  19. 耳内に挿入された時に上記表面は外方を向き,かつ上記外耳の上記特定部分が耳珠である,請求項18に記載の補聴器。
  20. イヤプラグの外耳道本体部から延在する第1および第2のフランジを有し,上記フランジ(複数)が外耳道の壁に係合するように構成されており,上記第1のフランジがスリットを備えかつ上記第2のフランジが開口を備えている,そのようなイヤプラグを用意し,
    上記第1のフランジの上記スリットを通してかつ上記第2のフランジの上記開口を通してプローブチューブを挿入する,
    イヤプラグ中にプローブチューブを挿入する方法。
  21. 上記プローブチューブの周囲にマーカを取付け,
    上記プローブチューブの所望の挿入深さに対応する固有プローブチューブ長を決定し,
    上記マーカと上記プローブチューブの端部の間の距離が上記固有プローブチューブ長に対応するように上記マーカを固定し,
    上記第1のフランジ中の上記スリットを通してかつ上記第2のフランジ中の上記開口を通して上記プローブチューブを挿入し,
    上記マーカを上記イヤプラグの表面に配置することによって,上記イヤプラグ中の上記プローブチューブの挿入深さを制御する,
    請求項20に記載のイヤプラグ中に上記プローブチューブを挿入する方法。
  22. 2つのフランジ間のスペースにおいて上記プローブチューブの周りに弾性リングをスナップし,これにより上記プローブチューブの挿入深さおよび上記イヤプラグ本体部の外側表面に沿う上記プローブチューブの配置を固定する,
    請求項21に記載のイヤプラグ中にプローブチューブを挿入する方法。
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