JP2013514747A - ポスト・ダウンリンクsdma動作のためのバックオフ手順 - Google Patents

ポスト・ダウンリンクsdma動作のためのバックオフ手順 Download PDF

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Abstract

本開示のある態様は、アクセス・ポイントから複数のユーザ局(STA)へのダウンリンク送信の完了後、複数のSTAからのアップリンク送信中に発生するポストバックオフ・コリジョンの確率を低減するための技術に関する。

Description

本開示のある態様は、一般に無線通信に関し、特に、同時ダウンリンク送信の完了後、ユーザ局に適用されるバックオフ手順に関する。
送信制御プロトコル(TCP)にしたがって、空間分割多元接続(SDMA)スキーム又は時分割多元接続(TDMA)スキームのいずれかを用いた複数のユーザ局(station)(STA)へのダウンリンク送信の完了後、STAは一般に、アップリンクにおいてTCPアクノレッジメントを送信することが必要である。しかし、各STAが自身のバックオフ・カウントを個々に選択し、ブロック・アクノレッジメントの直後にポストバックオフを開始した場合、ポストバックオフ・コリジョン(post-backoff collisions)が発生する可能性が高い。
ダウンリンク・トランザクションを同時に受信した複数のユーザSTAからのアップリンク送信中に発生するポストバックオフ・コリジョンの問題に対処するための方法が本開示において提案される。
ある態様は、無線通信のための方法を提供する。前記方法は一般に、同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定することと、決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信することとを含み、複数のバックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。前記装置は一般に、同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定するように構成された処理システムと、決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信するように構成された送信機とを含み、複数のバックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。前記装置は一般に、同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定するための手段と、決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信するための手段とを含み、複数のバックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品は、同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定し、決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信するように実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を含み、複数のバックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、アクセス・ポイントを提供する。アクセス・ポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、同時送信を受信するための複数の無線ノードの各々のためのバックオフ値を決定するように構成された処理システムと、少なくとも1つのアンテナを介して決定された複数のバックオフ値を前記複数の無線ノードへ送信するように構成された送信機とを含み、複数のバックオフ値は、前記複数の無線ノードの数に少なくとも部分的に基づいて決定され、複数のバックオフ値は、前記複数の無線ノードが、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、無線通信のための方法を提供する。前記方法は一般に、複数の装置のうちの1つの装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信することであって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられる、受信することと、前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えることとを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。前記装置は一般に、複数の装置のうちの1つの装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信するように構成された受信機であって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられる、受信機と、前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるように構成された送信機とを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。装置は一般に、複数の装置のうちの1つの装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信するための手段であって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられる、受信するための手段と、前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるための手段とを含む。
ある態様は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品は一般に、複数の装置のうちの1つの装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信し、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられ、前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるように実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を含む。
ある態様は、無線ノードを提供する。前記無線ノードは一般に、少なくとも1つのアンテナと、アクセス・ポイントから複数の無線ノードへ送信されたメッセージを、前記複数の無線ノードのうちの前記無線ノードにおいて少なくとも1つのアンテナを介して受信するように構成された受信機であって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の無線ノードのうちの1つに割り当てられる、受信機と、前記無線ノードに割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるように構成された送信機とを含む。
ある態様は、無線通信のための方法を提供する。前記方法は一般に、同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信することと、前記複数の装置における制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信することと、アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の装置へ送信することとを含み、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。前記装置は一般に、同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信するように構成された送信機と、前記複数の装置における制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信するように構成された受信機とを含み、送信機は更に、アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の装置へ送信するように構成され、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。前記装置は一般に、同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信するための手段と、前記複数の装置における制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信するための手段とを含み、送信するための手段は更に、アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の装置へ送信するように構成され、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品は、同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信し、前記複数の装置における制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信し、アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の装置へ送信するように実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を含み、複数のバックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
ある態様は、アクセス・ポイントを提供する。アクセス・ポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを介して、同時送信を受信するための複数の無線ノードの各々へ制御メッセージを送信するように構成された送信機と、少なくとも1つのアンテナを介して、前記複数の無線ノードにおける制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の無線ノードの各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信するように構成された受信機とを含み、送信機はさらに、アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の無線ノードへ送信するようにも構成され、複数のバックオフ値は、前記複数の無線ノードが、同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す。
本開示の上記特徴を詳細に理解することができるように、上記で簡単に概略された説明のより具体的な説明が態様に言及することによって記載され、それらの態様のうちのいくつかは添付図面に示される。しかし、添付図面は、本開示のある典型的な態様しか示さず、本説明は、他の等しく効果的な態様を認めるので、添付図面は本開示の範囲を制限するように解釈されないことを留意されたい。
図1は、本開示のある態様に従って、1つのアクセス・ポイント及び複数のマルチアンテナ・ユーザ端末を有する複数入力複数出力(MIMO)システムを示す。 図2は、本開示のある態様に従って、アクセス・ポイント及び複数のユーザ端末のブロック図を示す。 図3は、本開示のある態様に従って、無線デバイスにおいて用いられうる様々な構成要素を示す。 図4は、本開示のある態様に従って、異なるコンテンション・ウインドウ・サイズに関して、ユーザ局(STA)の数に対するポストバックオフ・コリジョンの確率を示す。 図5は、本開示のある態様に従って、STAへ送信される要求メッセージ(RM)のフォーマットの例を示す。 図6は、本開示のある態様に従って、アクセス・ポイント(AP)とSTAとの間の通信の例を示す。 図7は、本開示のある態様に従って、同時ダウンリンク送信を受信する複数のSTAの各々のためのバックオフ値を決定するためにAPによって実行されうる動作の例を示す。 図7Aは、図7に示す動作を実行することができる構成要素の例を示す。 図8は、本開示のある態様に従って、バックオフ値によって示された期間、アップリンク送信を控えるために、複数のSTAのうちの1つのSTAにおいて実行されうる動作の例を示す。 図8Aは、図8に示す動作を実行することができる構成要素の例を示す。 図9は、本開示のある態様に従って、同時送信を受信する複数のSTAの各々のためのバックオフ値を決定するためにAPによって実行されうる動作の例を示す。 図9Aは、図9に示す動作を実行することができる構成要素の例を示す。
詳細な説明
本開示の様々な態様が、添付図面を参照して以下でより詳しく説明される。しかし本開示は、多数の異なる形式で具現化されることができ、本開示を通して提示された任意の特定の構成又は機能に限定されるように解釈されてはならない。これらの態様は、本開示が詳細かつ完全となり、当業者に本開示の範囲を完全に伝達するように提供される。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、本開示の他の任意の態様と組み合わされるか独立して実現されるかに関わらず、本明細書に開示された開示のあらゆる態様をカバーするように意図されていることを理解するべきである。例えば、本明細書に記載された態様のうちの任意の数の態様を用いて、装置が実装されうる又は方法が実行されうる。更に、本開示の範囲は、本明細書に記載された開示の様々な態様に加え、又はそれらとは別に、他の構成、機能、あるいは構成及び機能を用いて実施されるような装置又は方法をカバーすることが意図されている。本明細書に開示された開示の任意の態様は、特許請求の範囲の1つ又は複数の要素によって具現化されうることが理解されるべきである。
本明細書において、「典型的な(exemplary)」という用語は、「例、実例、又は例証を提供する」という意味で用いられる。本明細書において「典型的」として説明された任意の態様は、必ずしも他の態様に対して好適又は有利であるとは解釈されない。
本明細書において特定の態様が説明されるが、それらの態様の多数の変形及び置換が本開示の範囲内に含まれる。好適な態様のいくつかの利益及び利点が言及されるが、本開示の範囲は、特定の利益、用途、又は目的に限定されることは意図されていない。本開示の態様は、好適な態様の以下説明及び図面において一例としてそのいくつかが示された様々な無線技術、システム構成、ネットワーク、及び送信プロトコルに幅広く適用可能であることが意図されている。詳細な説明及び図面は、特許請求の範囲及びそれらの均等物によって定められている本開示の範囲を限定するものではなく、本開示の単なる例示にすぎない。
(無線通信システムの例)
本明細書で説明された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含む様々な広帯域無線通信システムのために用いることができる。そのような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム等を含む。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に様々な方向を用いることができる。TDMAシステムは、異なるタイムスロットに送信信号を分割することによって、複数のユーザ端末が同一の周波数チャネルを共有することを可能にすることができ、各タイムスロットは異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、システム帯域幅全体を複数の直交サブキャリアに分割する変調技術である直交周波数分割多重(OFDM)を用いる。これらのサブキャリアは、トーン、ビン等とも称されうる。OFDMの場合、各サブキャリアは、データを用いて独立して変調されうる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分布されているサブキャリアにおいて送信するためにインタリーブされたFDMA(interleaved FDMA)(IFDMA)を用い、隣接するサブキャリアのブロックにおいて送信するためにローカル化されたFDMA(localized FDMA)(LFDMA)を用い、隣接するサブキャリアの複数のブロックにおいて送信するために強化されたFDMA(enhanced FDMA)(EFDMA)を用いることができる。一般に、変調シンボルは、周波数領域においてOFDMを用いて送信され、時間領域においてSC−FDMAを用いて送信される。
本明細書の教示は、様々な有線又は無線の装置(例えば、ノード)に組み込まれる(例えば、その装置に実装される又はその装置によって実行される)ことができる。いくつかの態様において、本明細書の教示に従って実現された無線ノードは、アクセス・ポイント又はアクセス端末を備えることができる。
アクセス・ポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワーク制御装置(「RNC」)、eノードB、基地局制御装置(「BTC」)、トランシーバ基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービス・セット(「BSS」)、拡大サービス・セット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、又は他の何らかの用語として周知である、又はそれらとして実現される、又はそれらを備えることができる。
アクセス端末(「AT」)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器、ユーザ局、又は他の何らかの用語として周知である、又はそれらとして実現される、又はそれらを備えることができる。いくつかの実施形態において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、無線ローカル・ループ(「WLL」)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(「PDA」)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(Station)(「STA」)、又は無線モデムに接続された他の何らかの適切な処理デバイスを備えることができる。従って、本明細書において教示された1つ又は複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話又はスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピュータ・デバイス(例えば、パーソナル・データ・アシスタント)、娯楽デバイス(例えば、音楽デバイス、ビデオ・デバイス、又は衛星ラジオ)、グローバル・ポジショニング・システム・デバイス、又は、無線あるいは有線の媒体を介して通信するように構成された他の任意の適切なデバイスに組み込まれうる。いくつかの態様において、ノードは無線ノードである。そのような無線ノードは、例えば、有線又は無線の通信リンクを介して、ネットワーク(例えば、インターネット・ネットワーク又はセルラ・ネットワークのような広域ネットワーク)への接続又はネットワークのための接続を提供することができる。
図1は、アクセス・ポイント及びユーザ端末を有する複数入力複数出力(MIMO)システム100を示す。簡略化のために、図1には1つのアクセス・ポイント110しか示されない。アクセス・ポイントは一般に、複数のユーザ端末と通信する固定局であり、基地局又は他の何らかの用語として称されることもある。ユーザ端末は固定式又はモバイル式であることができ、モバイル局、無線デバイス、又は他の何らかの用語として称されることもある。アクセス・ポイント110は、任意の所与の瞬間に、ダウンリンク及びアップリンクにおいて1つ又は複数のユーザ端末120と通信することができる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセス・ポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセス・ポイントへの通信リンクである。ユーザ端末は、別のユーザ端末とピアツーピアで通信することもできる。システム制御装置130は、アクセス・ポイントに結合し、アクセス・ポイントのための調整及び制御を提供する。
以下の説明の一部は、空間分割多元接続(SDMA)又は時分割多元接続(TDMA)を介して通信することができるユーザ端末120を説明するが、ある態様の場合、ユーザ端末120は、SDMA/TDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末を含むこともできる。従って、そのような態様の場合、AP110は、SDMA/TDMAユーザ端末と非SDMA/TDMAユーザ端末との両方と通信するように構成されうる。このアプローチは、新たなSDMA/TDMAユーザ端末が適用可能であるように導入しつつ、旧バージョンのユーザ端末(「レガシ」局)を企業においてそれらが役立つ耐用期間を延長してそのまま用いることを便宜上可能にする。
システム100は、ダウンリンク及びアップリンクにおけるデータ送信のための複数送信及び複数受信アンテナを用いる。アクセス・ポイント110は、Nap個のアンテナを備え、ダウンリンク送信のための複数入力(MI)及びアップリンク送信のための複数出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは集合的に、ダウンリンク送信のための複数出力及びアップリンク送信のための複数入力を表す。純粋のSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータ・シンボル・ストリームが、符号、周波数、又は時間において何らかの手段によって多重化されない場合、Nap≧K≧1であることが望ましい。データ・シンボル・ストリームが、TDMA技術、CDMAの場合異なる符合チャネル、OFDMの場合サブバンドの互いに素なセット等を、用いて多重化されることができる場合、KはNapよりも大きくなりうる。各選択されたユーザ端末は、アクセス・ポイントへユーザ指定データを送信する、及び/又は、アクセス・ポイントからのユーザ指定データを受信する。一般に、各選択されたユーザ端末は、1つ又は複数のアンテナ(すなわち、Nut≧1)を備えることができる。K個の選択されたユーザ端末は、同一の数又は異なる数のアンテナを有することができる。
SDMAシステム100は、時分割複信(TDD)システム又は周波数分割複信(FDD)システムであることができる。TDDシステムの場合、ダウンリンク及びアップリンクは、同一の周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンク及びアップリンクは、異なる周波数帯域を用いる。MIMOシステム100は、送信のために単一の搬送波又は複数の搬送波を用いることもできる。各ユーザ端末は、(例えば、コスト削減のために)単一のアンテナ又は(例えば、追加のコストがサポートされうる場合)複数のアンテナを備えることができる。ユーザ端末120が、異なるタイムスロットに送信/受信を分割することによって同一の周波数チャネルを共有し、各タイムスロットが異なるユーザ端末120に割り当てられている場合、システム100はTDMAシステムであることもできる。
図2は、MIMOシステム100内のアクセス・ポイント110及び2つのユーザ端末120m及び120xのブロック図を示す。アクセス・ポイント110は、N個のアンテナ224a乃至224tを備える。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma乃至252muを備え、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa乃至252xuを備える。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティかつアップリンクのための受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクのための送信エンティティかつダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書において用いられる場合、「送信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを送信することができる独立して動作する装置又はデバイスであり、「受信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを受信することができる独立して動作する装置又はデバイスである。以下の説明において、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付き文字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末がアップリンクにおける同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末がダウンリンクにおける同時送信のために選択され、NupはNdnと等しいことも等しくないこともあり、Nup及びNdnは、固定値であることも各スケジューリング間隔について変化することもできる。ビームステアリング又は他の何らかの空間処理技術が、アクセス・ポイント及びユーザ端末において用いられうる。
アップリンク上で、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータ・プロセッサ288は、データ・ソース(data source)286からのトラヒック・データ及び制御装置280からの制御データを受信する。TXデータ・プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられたコード化及び変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラヒック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、及び変調)し、データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データ・シンボル・ストリームに空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナのためのNut,m個の送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信及び処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、及び周波数アップコンバート)し、アップリンク信号を生成する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセス・ポイントへの送信のためのNut,m個のアップリンク信号を提供する。
up個のユーザ端末は、アップリンクにおける同時送信のためにスケジュールされうる。これらのユーザ端末の各々は、自身のデータ・シンボル・ストリームに空間処理を実行し、自身の送信シンボル・ストリームのセットをアップリンクにおいてアクセス・ポイントへ送信する。
アクセス・ポイント110において、Nap個のアンテナ224a乃至224apは、アップリンクにおいて送信するNup個のユーザ端末全てからのアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222へ受信信号を提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理と相互補完的な処理を実行し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボル・ストリームに受信機空間処理を実行し、Nup個の復元されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関マトリクス反転(channel correlation matrix inversion)(CCMI)、最小平均二乗誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(soft interference cancellation)(SIC)、又は他の何らかの技術に従って実行される。各復元されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータ・シンボル・ストリームの推定値である。RXデータ・プロセッサ242は、そのストリームのために用いられたレートに従って、各復元されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、及び復号)し、復号されたデータを取得する。各ユーザ端末のための復号されたデータは、記憶のためにデータ・シンク(data sink)244へ、及び/又は更なる処理のために制御装置230へ提供されうる。
ダウンリンク上で、アクセス・ポイント110において、TXデータ・プロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのデータ・ソース208からのトラヒック・データ、制御装置230からの制御データ、及び場合によってはスケジューラ234からの他のデータを受信する。様々なタイプのデータが、異なるトランスポート・チャネルにおいて送信されうる。TXデータ・プロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、各ユーザ端末のためのトラヒック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、及び変調)する。TXデータ・プロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためのNdn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームに(上述したように、プリコーディング又はビームフォーミングのような)空間処理を実行し、Nap個のアンテナのためのNap個の送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット222は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信及び処理し、ダウンリンク信号を生成する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末へ送信するためのNap個のダウンリンク信号を提供する。
各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252は、アクセス・ポイント110からのNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連付けられたアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボル・ストリームに受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のための復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、又は他の何らかの技術に従って実行される。RXデータ・プロセッサ270は、復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、及び復号)し、ユーザ端末のための復号されたデータを取得する。
各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンク・チャネル応答を推定し、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散(noise variance)等を含むことができるダウンリンク・チャネル推定値を提供する。同様に、チャネル推定器228は、アップリンク・チャネル応答を推定し、アップリンク・チャネル推定値を提供する。各ユーザ端末のための制御装置280は一般に、ユーザ端末のためのダウンリンク・チャネル応答マトリクスHdn,mに基づいて、そのユーザ端末のための空間フィルタ・マトリクスを導出する。制御装置230は、有効なアップリンク・チャネル応答マトリクスHup,effに基づいて、アクセス・ポイントのための空間フィルタ・マトリクスを導出する。各ユーザ端末のための制御装置280は、アクセス・ポイントへフィードバック情報(例えば、ダウンリンク及び/又はアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定値等)を送信することができる。制御装置230及び280はまた、それぞれアクセス・ポイント110及びユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作を制御する。
図3は、無線通信システム100内で用いられうる無線デバイス302において用いられうる様々な構成要素を示す。無線デバイス302は、本明細書で説明された様々な方法を実現するように構成されうるデバイスの一例である。無線デバイス302は、基地局104又はユーザ端末106であることができる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含むことができる。プロセッサ304は、中央処理ユニット(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)及びランダム・アクセス・メモリ(RAM)の両方を含むことができるメモリ306は、プロセッサ304へ命令及びデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)を含むこともできる。プロセッサ304は一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理演算及び算術演算を実行する。メモリ306内の命令は、本明細書で説明された方法を実行するように実行可能であることができる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔地との間のデータの送受信を可能とする送信機310及び受信機312を含むことができるハウジング308を含むこともできる。送信機310及び受信機312は、トランシーバ314として一体化されうる。単一の又は複数の送信アンテナ316がハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合されることができる。無線デバイス302は、(図示されないが)複数の送信機、複数の受信機、及び複数のトランシーバを含むこともできる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出及び量子化するために用いられうる信号検出器318を含むこともできる。信号検出器318は、そのような信号を、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、及び他の信号として検出することができる。無線デバイス302は、信号の処理に用いるためのデジタル信号プロセッサ(DSP)を含むこともできる。
無線デバイス302の様々な構成要素は、電力バス、制御信号バス、状態信号バス、及びデータ・バスを含むことができるバス・システム322によって互いに結合されうる。
SDMA技術又はTDMA技術のいずれかを用いた、アクセス・ポイント(例えば、図1のアクセス・ポイント110)から複数のユーザ局(STA)(例えば、図1のSTA120)へのダウンリンク(DL)送信制御プロトコル(TCP)送信の完了後、STA120は、アップリンクにおいてトランスポート層アクノレッジメント(例えば、TCP ACK)を送信することが必要となりうる。しかし、TCP ACKは、DL SDMA/TDMA送信の前にSTA120によって送信されたバッファ状態において反映されることができない。同時DL送信に関わった全てのSTA120が自身のバックオフ・カウントを個々に選択し、メディアアクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメント(例えば、ブロック・アクノレッジメント)の直後にポストバックオフを開始した場合、ポストバックオフ・コリジョンの可能性は許容不可能なほど高くなりうる。
図4は、本開示のある態様に従って、異なる最小サイズのコンテンション・ウインドウ(contention window)(CW)に関する同時ダウンリンクTCP送信を受信するSTAの数の関数としてポストバックオフ・アップリンク・コリジョンの可能性を示す。CWが小さい場合のアクセス・カテゴリ音声(AC_VO)アプリケーション及びアクセス・カテゴリ・ビデオ(AC_VI)アプリケーションの場合、4より多い数のSTAが同一のバックオフ・パラメータを用いて同時にポストバックオフに入ることを可能にすることは実用的ではないだろう。CWがより大きい場合のアクセス・カテゴリ・ベスト・エフォート(AC_BE)アプリケーション及びアクセス・カテゴリ・バック・グラウンド(AC_BK)アプリケーションの場合、5より多い数のSTAが同一のバックオフ・パラメータを用いて同時にポストバックオフに入ることを可能にすることは実用的ではないだろう。
(ポストバックオフ・コリジョンのための解決策)
図1に示す無線システム100のAP110のようなアクセス・ポイント(AP)は、上位層アクノレッジメントを有する、ダウンリンクSDMA送信内に存在する1より多い数の信号フローを決定することができる。この情報は、トラヒック仕様(TSPEC)を調べること又はアプリケーション層パケット検査を実行することによって推測されうる。APは、同時ダウンリンクSDMA送信を受信するユーザSTAのための1より多い数の信号フローが存在することを決定することもできる。この情報は、これらのSTAの各々に関連付けられたバッファ状態を調べることによって推測されうる。
本開示の1つの態様において、APは、各STAにバックオフ値を割り当てることができる。このバックオフ値は、STAが、ダウンリンク送信の受信後、アップリンクにおける送信前にどのくらいの期間待機するべきかを示すことができる。同時ダウンリンク送信のためにスケジュールされたSTAの数が、コンテンション・ウインドウに定められた最小値(すなわち、CWMin)よりも小さい場合、各スケジュールされたSTAは、1とCWMinとの間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな値を割り当てられうる。一方、スケジュールされたSTAの数がCWMinよりも大きい場合、各STAは、スケジュールされたSTAの数よりも大きい所定の数と1との間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな値を割り当てられうる。
本開示の別の態様において、APは、STAが通信メディアに関して競合するべきではないことを示す「競合禁止(do not contend)」ダウンリンク・メッセージをSTAへ送信することができる。「競合禁止」メッセージの送信は、同時ダウンリンク・トランザクションに特定のビットを設定することを備えることができる。その後、STAからのブロック・アクノレッジメント(BA)の受信後の最短フレーム間隔(a Short Inter-Frame Space)(SIFS)の持続期間、APはバックオフ・タイミング・メッセージをSTAへ送信することができる。このメッセージは、STAの各々のためのユニークなバックオフ値を備えることができる。
図5は、本開示のある態様に従って、STAへ送信された、複数のアクセスに関する要求メッセージ(a Request Message)(RM)500のフォーマットの例を示す。RM500は、フレーム制御(FC)フィールド502、持続フィールド(Duration field)504、宛先アドレス(DA)フィールド506、発信元アドレス(SA)フィールド508、アップリンク(UL)データ持続フィールド510、STA情報フィールド512、及び周期的冗長検査(CRC)フィールド514を備えることができる。図5に示すように、同時ダウンリンクSDMA送信に用いられるSTAの各々について、STA情報フィールド512は、多元接続送信要求(a Request to Send Multiple Access)(RTS−MA)識別(ID)516、STAの各々に関連付けられた加入者の数に関する情報(#SS)518、送信電力に関するインジケーション(Tx PWR)520、レンジング・フィールド522、用いられた変調コーディング・スキーム(MCS)に関するインジケーション524、及び割り当てられたバックオフ値526を備えることができる。
図6は、本開示のある態様に従って、同時ダウンリンク送信を受信するSTA604乃至608とAP602との間の通信の例を示す。STA604乃至608の各々のためのアップリンク・データ送信時間は、図5に示すように要求メッセージ(RM)610において提供された対応するバックオフ時間値によって決定されうる。
図6に示すように、AP602は、STA604乃至608の各々のためにランダムに選択されたバックオフ時間を備えるRM610、及びRM610の送信に後続する送信可(Clear-to-send)(CTS)メッセージ612を送信することができる。RM610において指定されたバックオフ時間は、STA604乃至608において、同時ダウンリンクSDMA送信に後続してアップリンク・データを送信するために用いられうる。図6に示すように、STA604乃至608は、サウンディング情報(sounding information)614を用いてRM610の受信に応答することができる。サウンディング情報614に応答して、AP602は、ダウンリンクSDMA送信616をSTA604乃至608へ同時に送信することができる。ダウンリンクSDMAトランザクション616の受信後、STA604乃至608は、それぞれのブロック・アクノレッジメント(BA)618を送信することができ、その後、RM610内でAP602によって指定されたランダムなバックオフ値に従ってポストバックオフ・モードに入ることができる。STA604乃至608におけるバックオフ時間の正しい割当てをAP602へ戻して確認するために、各BA618は、そのSTAに割り当てられた対応するバックオフ時間値を備えることができる。
(特定のSTAがサウンディング情報を送信しなかったため、又はAP602がサウンディング情報を受信しなかったためのいずれかによって)ダウンリンクSDMAトランザクション616を受信しなかった、RM610において記載されたSTAが存在する場合、この特定のSTAは、RM610において提供されたバックオフ時間に従う必要がないことも留意されるべきである。
図7は、本開示のある態様に従って、同時送信を受信することができる複数の他の装置(例えば、複数の無線ノード)の各々のためのバックオフ値を決定するために装置(例えば、アクセス・ポイント)において実行されうる動作の例700を示す。702において、前記装置は、他の装置の各々のためのバックオフ値を決定することができる。この複数のバックオフ値は、他の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定されることができ、複数のバックオフ値は、他の装置が、同時送信の受信後、送信前にどのくらいの期間待機するべきかを示すことができる。704において、前記装置は、決定された複数のバックオフ値を他の装置へ送信することができる。
図8は、本開示のある態様に従って、別の装置(例えば、アクセス・ポイント)からの同時送信を受信することができる複数の装置(例えば、複数の無線ノード)のうちの1つの装置において実行されうる動作の例800を示す。802において、前記装置は、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信することができる。このメッセージは複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値は、複数の装置のうちの1つに割り当てられうる。804において、前記装置は、割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えることができる。
図9は、本開示のある態様に従って、同時送信を受信することができる複数の他の装置(例えば、複数の無線ノード)の各々のためのバックオフ値を決定するために、装置(例えば、アクセス・ポイント)によって実行されうる動作の例900を示す。902において、前記装置は、複数の他の装置の各々へ制御メッセージを送信することができる。904において、前記装置は、複数の他の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージ(すなわち、MACレベル・アクノレッジメント)を受信することができ、このアクノレッジメント・メッセージは、複数の他の装置における制御メッセージの受信後に送信されうる。906において、アクノレッジメント・メッセージに応答して、前記装置は、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを複数の他の装置へ送信することができ、この複数のバックオフ値は、複数の他の装置が、同時送信の受信後、送信前にどれほどの期間待機するべきかを示すことができる。
アップリンクにおけるポストバックオフ・コリジョンは、例えば複数のSTAへの集合物理層プロトコル・データ・ユニット(an Aggregate Physical Layer Protocol Data Unit)(APPDU)の送信を用いるメカニズムのような他のダウンリンク・マルチ集合送信メカニズム(downlink multi-aggregate transmission mechanisms)に関して発生することもある。本開示の1つの態様において、ポストバックオフ時間は、APPDUフレームのヘッダ・フィールドのうちの1つにおいてSTAへ提供されうる。本開示の別の態様において、「競合禁止」メッセージは、APPDUフレームのヘッダ・フィールドのうちの1つにおいて提示されうる(すなわち、対応するビットが設定されうる)。その後、全てのSTAのためのポストバックオフ時間を含むポストバックオフ時間メッセージがアクセス・ポイントからSTAへ送信されうる。
上述された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することができる任意の適切な手段によって実行されうる。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はプロセッサを含むがこれらに限定されない、様々なハードウェア及び/又はソフトウェア構成要素及び/又はモジュールを含むことができる。一般に、図面において動作が示された場合、それらの動作は、同様の番号付けがされた対応する同等の手段プラス機能(means-plus-function)の構成要素を有することができる。例えば、図7、8、及び9に示された動作700、800、及び900は、図7A、8A、及び9Aに示された構成要素700A、800A、及び900Aに対応する。
本明細書において用いられる場合、「決定する」という用語は、幅広く様々なアクションを包括する。例えば「決定する」ことは、計算すること(calculating)、計算すること(computing)、処理すること、導出すること、調査すること、検索すること(例えば、テーブル、データベース、又は別のデータ構造内を検索すること)、確かめること等を含むことができる。また、「決定する」ことは、受信する(例えば、情報を受信する)こと、アクセスする(例えば、メモリ内のデータにアクセスする)こと等を含むこともできる。また、「決定する」ことは、分解すること、選択すること(selecting)、選択すること(choosing)、確立すること等を含むこともできる。
本明細書において用いられる場合、事項のリストの「少なくとも1つ」に言及する語句は、単一のメンバを含む、それらの事項の任意の組み合わせを称する。例えば、「a、b、又はcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aとb、aとc、bとc、及びaとbとcをカバーすることを意図している。
上述された方法の様々な動作は、例えば様々なハードウェア及び/又はソフトウェアの構成要素、回路、及び/又はモジュールのような、その動作を実行することができる任意の適切な手段によって実行されうる。一般に、図面に示された任意の動作は、その動作を実行することができる対応する機能手段によって実行されうる。
本開示に関連して説明された様々な例示的論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ信号(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、又は、本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせによって実現又は実行されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることができるが、その代わりとして、任意の商用プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、又はステート・マシンを用いることもできる。プロセッサはまた、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は他の任意のそのような構成といったコンピュータ・デバイスの組み合わせとして実装されることもできる。
本開示に関連して説明されたアルゴリズム又は方法のステップは、ハードウェアによって、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、又はそれら2つの組み合わせによって直接具現化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術において周知である任意の形式の記憶媒体内に収納されうる。用いられうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュ・メモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM等を含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令又は複数の命令を備えることができ、いくつかの異なるコード・セグメント、異なるプログラム、及び複数の記憶媒体に散在することができる。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取り、またその記憶媒体へ情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されうる。あるいは記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書に開示された方法は、上述された方法を達成するための1つ又は複数のステップ又はアクションを備える。方法のステップ及び/又はアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに置き換えることができる。すなわち、ステップ又はアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更することができる。
上述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアによる実現の場合、機能は、1つ又は複数の命令としてコンピュータ読取可能媒体に記憶されうる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置あるいは他の磁気記憶デバイス、又は、命令又はデータ構造の形式で所望のプログラム・コードを搬送あるいは記憶するために用いることができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の任意の媒体を備えることができる。ディスク(disk)及びディスク(disc)は、本明細書において用いられる場合、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル・バーサタイル・ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、ブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含む。ディスク(disk)は一般にデータを磁気的に再生し、ディスク(disc)はレーザを用いてデータを光学的に再生する。
従って、ある態様は、本明細書に提示された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えることができる。例えばそのようなコンピュータ・プログラム製品は、それらに記憶された(及び/又は符号化された)命令を有するコンピュータ読取可能媒体を備えることができ、この命令は、本明細書で説明された動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージ材料を含むことができる。
ソフトウェア又は命令は、送信媒体を介して送信されることもできる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、又は他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、又は例えば赤外線、無線(radio)、及びマイクロ波のような無線技術を用いて送信された場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタルDSL、又は例えば赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、送信媒体の定義に含まれる。
更に、本明細書で説明された方法及び技術を実行するためのモジュール及び/又は他の適切な手段は適宜、ユーザ端末及び/又は基地局によってダウンロード及び/又は他の方法で取得することができる。例えばそのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。あるいは、本明細書で説明された様々な方法は、そのデバイスへ記憶手段を結合又は提供すると、ユーザ端末及び/又は基地局が様々な方法を取得することができるように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、例えばコンパクト・ディスク(CD)又はフロッピー・ディスク等のような物理記憶媒体)を介して提供されうる。更に、本明細書で説明された方法及び技術をデバイスへ提供するための他の任意の適切な手段が用いられうる。
特許請求の範囲は、上述されたものと全く同じ構成及び構成要素に限定されないことが理解されるべきである。特許請求の範囲から逸脱することなく、上述された方法及び装置の構成、動作、及び細部において様々な修正、変更、及び変形が用いられうる。
上記は本開示の態様に向けられるが、本開示の他の態様及び更なる態様が、以下の特許請求の範囲によって定められたその基本的範囲から逸脱することなく考案されうる。

Claims (81)

  1. 無線通信のための方法であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定することと、
    前記決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信することと
    を備え、前記バックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、方法。
  2. 前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、トランスポート層アクノレッジメントを送信する前に待機するべき期間を示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定することは、
    前記複数の装置の数が所定の値よりも小さい場合、1と前記所定の値の間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな値を前記複数の装置の各々へ割り当てることを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記所定の値は、最小コンテンション・ウインドウ・サイズを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定することは、
    前記複数の装置の数が第2の値よりも大きい場合、前記複数の装置の数よりも大きい第1の値と1との間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな値を前記複数の装置の各々へ割り当てることを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の値は、最小コンテンション・ウインドウ・サイズを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記決定された複数のバックオフ値は、前記複数の装置へ、アクセスを要求するメッセージにおいて送信される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記決定された複数のバックオフ値は、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)フレームの1つ又は複数のヘッダ・フィールドにおいて送信される、請求項1に記載の方法。
  9. 無線通信のための装置であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定するように構成された処理システムと、
    前記決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信するように構成された送信機と
    を備え、前記バックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、装置。
  10. 前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、トランスポート層アクノレッジメントを送信する前に待機するべき期間を示す、請求項9に記載の装置。
  11. 前記複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定するように構成された処理システムは、
    前記複数の装置の数が所定の値よりも小さい場合、1と前記所定の値との間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな値を前記複数の装置の各々へ割り当てるように構成された回路を備える、請求項9に記載の装置。
  12. 前記所定の値は、最小コンテンション・ウインドウ・サイズを備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定するように構成された処理システムは、
    前記複数の装置の数が第2の値よりも大きい場合、前記複数の装置の数よりも大きい第1の値と1との間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな値を前記複数の装置の各々へ割り当てるように構成された回路を備える、請求項9に記載の装置。
  14. 前記第2の値は、最小コンテンション・ウインドウ・サイズを備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記決定された複数のバックオフ値は、前記複数の装置へ、アクセスを要求するメッセージにおいて送信される、請求項9に記載の装置。
  16. 前記決定された複数のバックオフ値は、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)フレームの1つ又は複数のヘッダ・フィールドにおいて送信される、請求項9に記載の装置。
  17. 無線通信のための装置であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定する手段と、
    前記決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信する手段と
    を備え、前記バックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、装置。
  18. 前記バックオフ値は、前記複数の装置が、同時送信の受信後、トランスポート層アクノレッジメントを送信する前に待機するべき期間を示す、請求項17に記載の装置。
  19. 前記複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定する手段は、
    前記複数の装置の数が所定の値よりも小さい場合、1と前記所定の数との間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな数を前記複数の装置の各々へ割り当てる手段を備える、請求項17に記載の装置。
  20. 前記所定の数は、最小コンテンション・ウインドウ・サイズを備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定する手段は、
    前記複数の装置の数が第2の値よりも大きい場合、前記複数の装置の数よりも大きい第1の値と1との間の数のランダムに分類されたアレイからユニークな値を前記複数の装置の各々へ割り当てる手段を備える、請求項17に記載の装置。
  22. 前記第2の値は、最小コンテンション・ウインドウ・サイズを備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記決定された複数のバックオフ値は、前記複数の装置へ、アクセスを要求するメッセージにおいて送信される、請求項17に記載の装置。
  24. 前記決定された複数のバックオフ値は、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)フレームの1つ又は複数のヘッダ・フィールドにおいて送信される、請求項17に記載の装置。
  25. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々のためのバックオフ値を決定し、
    前記決定された複数のバックオフ値を前記複数の装置へ送信する
    ように実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備え、前記バックオフ値は、前記複数の装置の数に少なくとも部分的に基づいて決定され、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、コンピュータ・プログラム製品。
  26. 少なくとも1つのアンテナと、
    同時送信を受信するための複数の無線ノードの各々のためのバックオフ値を決定するように構成された処理システムと、
    前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記決定された複数のバックオフ値を前記無線ノードへ送信するように構成された送信機と
    を備えるアクセス・ポイントであって、前記バックオフ値は、前記無線ノードの数に少なくとも部分的に基づいて決定され、前記バックオフ値は、前記無線ノードが、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、アクセス・ポイント。
  27. 無線通信のための方法であって、
    複数の装置のうちの1つの装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信することであって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられる、受信することと、
    前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えることと
    を備える方法。
  28. 前記割り当てられたバックオフ値によって示された期間が経過した後、前記他の装置へトランスポート層アクノレッジメントを送信することを更に備える、請求項27に記載の方法。
  29. 前記メッセージに応答して、前記他の装置へサウンディング情報を送信することと、
    前記他の装置において受信されたサウンディング情報に応答して送信された、前記他の装置からのデータを受信することと、
    前記受信したデータに応答して、前記他の装置へメディアアクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメントを送信することと
    を更に備える、請求項27に記載の方法。
  30. 前記送信を控えることは、
    前記MACレベル・アクノレッジメントの送信後、送信を控えることを備える、請求項29に記載の方法。
  31. 前記MACレベル・アクノレッジメントは、ブロック・アクノレッジメントを備える、請求項29に記載の方法。
  32. 前記ブロック・アクノレッジメントは、前記割り当てられたバックオフ値を備える、請求項31に記載の方法。
  33. 前記メッセージは、前記複数の装置へアクセスするための要求メッセージ(RM)を備える、請求項27に記載の方法。
  34. 前記メッセージは、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)メッセージを備える、請求項27に記載の方法。
  35. 前記APPDUメッセージのヘッダ・フィールドは、前記割り当てられたバックオフ値を備える、請求項34に記載の方法。
  36. 各割り当てられたバックオフ値はユニークである、請求項27に記載の方法。
  37. 無線通信のための装置であって、
    複数の装置のうちの前記装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信するように構成された受信機であって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられる、受信機と、
    前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるように構成された送信機と
    を備える装置。
  38. 前記送信機はまた、前記割り当てられたバックオフ値によって示された期間が経過した後、前記他の装置へトランスポート層アクノレッジメントを送信するように構成される、請求項37に記載の装置、
  39. 前記送信機はまた、前記メッセージに応答して、前記他の装置へサウンディング情報を送信するように構成され、
    前記受信機はまた、前記他の装置において受信された前記サウンディング情報に応答して送信された、前記他の装置からのデータを受信するように構成され、
    前記送信機はまた、前記受信されたデータに応答して、前記他の装置へメディアアクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメントを送信するように構成される、請求項37に記載の装置。
  40. 前記送信機はまた、前記MACレベル・アクノレッジメントの送信後、送信を控えるように構成される、請求項39に記載の装置。
  41. 前記MACレベル・アクノレッジメントは、ブロック・アクノレッジメントを備える、請求項39に記載の装置。
  42. 前記ブロック・アクノレッジメントは、前記割り当てられたバックオフ値を備える、請求項41に記載の装置。
  43. 前記メッセージは、前記複数の装置へアクセスするための要求メッセージ(RM)を備える、請求項37に記載の装置。
  44. 前記メッセージは、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)メッセージを備える、請求項37に記載の装置。
  45. 前記APPDUメッセージのヘッダ・フィールドは、前記割り当てられたバックオフ値を備える、請求項44に記載の装置。
  46. 各割り当てられたバックオフ値はユニークである、請求項37に記載の装置。
  47. 無線通信のための装置であって、
    複数の装置のうちの前記装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信するための手段であって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられる、受信するための手段と、
    前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるための手段と
    を備える装置。
  48. 前記割り当てられたバックオフ値によって示された期間が経過した後、前記他の装置へトランスポート層アクノレッジメントを送信するための手段を更に備える、請求項47に記載の装置。
  49. 前記メッセージに応答して、前記他の装置へサウンディング情報を送信するための手段と、
    前記他の装置において受信された前記サウンディング情報に応答して送信された、前記他の装置からのデータを受信するように更に構成された前記受信するための手段と、
    前記受信されたデータに応答して、前記他の装置へメディアアクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメントを送信するように更に構成された前記送信するための手段と
    を更に備える、請求項47に記載の装置。
  50. 前記送信を控えるための手段は、
    前記MACレベル・アクノレッジメントの送信後、送信を控えるための手段を備える、請求項49に記載の装置。
  51. 前記MACレベル・アクノレッジメントは、ブロック・アクノレッジメントを備える、請求項49に記載の装置。
  52. 前記ブロック・アクノレッジメントは、前記割り当てられたバックオフ値を備える、請求項51に記載の装置。
  53. 前記メッセージは、前記複数の装置へアクセスするための要求メッセージ(RM)を備える、請求項47に記載の装置。
  54. 前記メッセージは、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)メッセージを備える、請求項47に記載の装置。
  55. 前記APPDUメッセージのヘッダ・フィールドは、前記割り当てられたバックオフ値を備える、請求項54に記載の装置。
  56. 各割り当てられたバックオフ値はユニークである、請求項47に記載の装置。
  57. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    複数の装置のうちの1つの装置において、他の装置から前記複数の装置へ送信されたメッセージを受信し、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の装置のうちの1つに割り当てられ、
    前記装置に割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるように実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  58. 無線ノードであって、
    少なくとも1つのアンテナと、
    複数の無線ノードのうちの前記無線ノードにおいて前記少なくとも1つのアンテナを介して、アクセス・ポイントから前記複数の無線ノードへ送信されたメッセージを受信するように構成された受信機であって、前記メッセージは、複数のバックオフ値を備え、各バックオフ値が前記複数の無線ノードのうちの1つに割り当てられる、受信機と、
    前記無線ノードに割り当てられたバックオフ値によって示された期間、送信を控えるように構成された送信機と
    を備える、無線ノード。
  59. 無線通信のための方法であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信することと、
    前記複数の装置における前記制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信することと、
    前記アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の装置へ送信することと
    を備え、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、方法。
  60. 前記バックオフ・タイミング・メッセージは、前記アクノレッジメント・メッセージの受信後、最短フレーム間隔(SIFS)持続期間、送信される、請求項59に記載の方法。
  61. 前記制御メッセージを送信することは、
    前記同時送信の各々において前記制御メッセージを送信することを備える、請求項59に記載の方法。
  62. 前記制御メッセージは、前記複数の装置が通信メディアに関して競合すべきではないことを示すインジケーションを備える、請求項59に記載の方法。
  63. 前記制御メッセージは、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)のヘッダ・フィールドにおいて送信される、請求項59に記載の方法。
  64. 前記アクノレッジメント・メッセージは、メディアアクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメントを備える、請求項59に記載の方法。
  65. 前記バックオフ値は全て異なる、請求項59に記載の方法。
  66. 無線通信のための装置であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信するように構成された送信機と、
    前記複数の装置における前記制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信するように構成された受信機と
    を備え、前記送信機はまた、前記アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の装置へ送信するように構成され、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、装置。
  67. 前記バックオフ・タイミング・メッセージは、前記アクノレッジメント・メッセージの受信後、最短フレーム間隔(SIFS)持続期間、送信される、請求項66に記載の装置。
  68. 前記送信機はまた、前記同時送信の各々において前記制御メッセージを送信するように構成される、請求項66に記載の装置。
  69. 前記制御メッセージは、前記複数の装置が通信メディアに関して競合すべきではないことを示すインジケーションを備える、請求項66に記載の装置。
  70. 前記制御メッセージは、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)のヘッダ・フィールドにおいて送信される、請求項66に記載の装置。
  71. 前記アクノレッジメント・メッセージは、メディアアクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメントを備える、請求項66に記載の装置。
  72. 前記バックオフ値は全て異なる、請求項66に記載の装置。
  73. 無線通信のための装置であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信するための手段と、
    前記複数の装置における前記制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信するための手段と
    を備え、前記送信するための手段は更に、前記アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを送信するように構成され、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、装置。
  74. 前記バックオフ・タイミング・メッセージは、前記アクノレッジメント・メッセージの受信後、最短フレーム間隔(SIFS)持続期間、送信される、請求項73に記載の装置。
  75. 前記送信するための手段は更に、前記同時送信の各々において前記制御メッセージを送信するように構成される、請求項73に記載の装置。
  76. 前記制御メッセージは、前記装置が通信メディアに関して競合すべきではないことを示すインジケーションを備える、請求項73に記載の装置。
  77. 前記制御メッセージは、集合物理層プロトコル・データ・ユニット(APPDU)のヘッダ・フィールドにおいて送信される、請求項73に記載の装置。
  78. 前記アクノレッジメント・メッセージは、メディアアクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメントを備える、請求項73に記載の装置。
  79. 前記バックオフ値は全て異なる、請求項73に記載の装置。
  80. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    同時送信を受信するための複数の装置の各々へ制御メッセージを送信し、
    前記複数の装置における前記制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の装置の各々からのアクノレッジメント・メッセージを受信し、
    前記アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の装置へ送信する
    ように実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備え、前記バックオフ値は、前記複数の装置が、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、コンピュータ・プログラム製品。
  81. 少なくとも1つのアンテナと、
    前記少なくとも1つのアンテナを介して、同時送信を受信するための複数の無線ノードの各々へ制御メッセージを送信するように構成された送信機と、
    前記複数の無線ノードにおける前記制御メッセージの受信後に送信された、前記複数の無線ノードの各々からのアクノレッジメント・メッセージを、前記少なくとも1つのアンテナを介して受信するように構成された受信機と
    を備え、
    前記送信機はまた、前記アクノレッジメント・メッセージに応答して、複数のバックオフ値を有するバックオフ・タイミング・メッセージを前記複数の無線ノードへ送信するように構成され、前記バックオフ値は、前記複数の無線ノードが、前記同時送信の受信後、送信前に待機するべき期間を示す、アクセス・ポイント。
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