JP2013513350A - 電源から誘導電力アウトレットへの接続を制御するためのシステムおよび方法 - Google Patents

電源から誘導電力アウトレットへの接続を制御するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

電源と、誘導電力レシーバを伴う二次インダクタと誘導的に結合する少なくとも1つの一次インダクタを有する誘導電力アウトレットとの間の接続を制御するように構成されるスイッチングシステムが実現される。スイッチングシステムは、誘導電力アウトレットを電源から遮断するように構成される回路ブレーカと、誘導電力レシーバが誘導電力アウトレットの近くに持ちこまれたとき回路ブレーカを無効にするように構成されるトリガスイッチとを有する
【選択図】図1b

Description

本発明はエネルギー効率の高い電力伝送システムに関する。より詳細には、本発明は、誘導電源アウトレットへの電源を制御するためのシステムおよび方法に関する。
有効エネルギーの効率的利用が、非常に重要であるのには多くの理由がある。世界的規模で、関心が高まりつつあるのは、化石燃料の燃焼による二酸化炭素といった温室効果ガスの排出が、地球温暖化を引き起こしている可能性があるということである。さらに、エネルギー資源は限られている。地政学的要因と並んで世界的なエネルギー資源の不足は、エネルギーのコストを引き上げる。したがって、エネルギーを効率的に利用することは、エネルギーの消費者にとって、これまで以上に重要な予算上の考慮事項である。
電気エネルギー伝送におけるエネルギー損失は、導電ワイヤの付随的発熱に主に起因する。多くの場合、これは、避けられないことであった。というのは、導電ワイヤは、電気装置に電力を供給するために不可欠であり、そして導電ワイヤには抵抗があるからである。実行された仕事は、ワイヤ内で熱を発生させるこの抵抗の問題を解決することである。
他のケースでは、エネルギー損失は不必要なものである。例えば、電気装置はしばしば、不必要に動作したままにしておかれ、そして、使用されていない装置に電力を供給するのに使われるエネルギーは浪費そのものである。空運転している装置によって無駄になるエネルギー量を減らすことを目的とする様々なイニシアティブが提唱されてきた。例えば、エネルギースターは、米国環境保護庁および米国エネルギー省の共同プログラムであり、製造業者に、エネルギー消費基標準を満たす製品に認定ラベルを表示する権利を与えるものである。エネルギースターは、より良好なエネルギー管理によってエネルギー消費を減らすことを試みている。
効率的なエネルギー管理によって、エネルギー浪費は減少する。例えば、ラップトップコンピュータは、搭載電池から供給される限られた量のエネルギーに頼っているが、このラップトップコンピュータは、電力消費を最少に保つために様々な方策を用いている。例えば、スクリーンおよびハードディスクは、コンピュータがある程度の時間に渡って使わないで放置されると自動的にスイッチが切れる。同様に、コンピュータを幹線またはネットワークから切り離すと、ネットワークカードは無効にされるかもしれない。このようなエネルギー管理方策によって、搭載電池が装置に電力供給可能な時間を長くするのに役立つ可能性がある。
しかしながら、幹線に接続しているときでも、エネルギーを効率的に利用することは不可欠である。一般の電気機器の多くは、低電圧DCで稼動し、AC−DC電力アダプタ付きの変圧器を通常は使用し、供給電力を調節している。エネルギースターによれば、MP3プレーヤ、パーソナル携帯情報機器(PDA)、ビデオカメラ、デジタルカメラ、非常灯、コードレスおよび移動電話のような機器に、米国内だけで15億個のこのような電力アダプタが使用されていると推定されている。エネルギースターによれば、このような電力アダプタは、毎年、3000億キロワット時のエネルギーを引き出し、このエネルギー量は、米国の全体の電気料金の約11%にあたる。
誘導電力伝送システムは、一般的なプラグ・ソケット電源コネクターに代わる便利な電源装置である。誘導電力伝送によって、誘導電源アウトレットから誘導電力レシーバへ接続ワイヤ無しに電力を伝送することができる。
振動電位、または駆動電圧が誘導電力アウトレットを伴う一次インダクタの両端間に加えられる。これによって、一次インダクタ近傍に変動する磁場が発生する。誘導レシーバが誘導アウトレット近くに持ちこまれた場合、二次電位差、または出力電圧が、この変化する磁場内に位置する二次インダクタの両端間に発生する。出力電圧は、二次インダクタに配線された電気機器に充電または電力を供給するために使用することができる。
エネルギー効率の高い誘導電力伝送のために、この技術を利用するシステムは、作動中のエネルギー損失量を最少化しなければならない。Partoviに付与された特許文献1には、柔軟なフィルム上に平面導電性接触パッドを有する誘導電源表面が記載されている。磁石が取り付けられたレシーバコイルが、パッドの近くに持ちこまれた場合、接点は伝送コイルのポートに接続し、電流が適切なコイルに流れることが可能となる。Partoviのシステムの柔軟なコイル接点は、適切なコイルを検出するのが目的であり、システムのエネルギー効率を高めはしないことはいうまでもない。実際、特許文献1(パラグラフ[00283])では、システムが単一装置の充電を可能にするために設計されたものであり、もし2つの装置がマット上に置かれたなら、2つの装置は定められた電力に達しない可能性があることが指摘されている。
もう1つの誘導電力伝送システムが、Huiに付与された特許文献2に記載されている。Huiは、もう1つの誘導電力伝送システムについて記載しており、そのシステムにおいては、機械的なスイッチが実現されている。二次充電モジュールが近づくとき、スイッチは、高周波AC電圧源に対して一次巻線を作動させる。しかしながら、Huiのシステムでは、可動部品を導入し、かつ二次充電モジュールと機械的スイッチとの間の正確な位置合わせが必要となり、それゆえ、誘導電力システムに必要不可欠な利点の多くが損なわれる。
それゆえ、エネルギー効率の高い伝送システムの必要性は残されている。本明細書で記載されている実施形態は、この必要性に焦点をあてている。
国際公開第08/137996号パンフレット、名称「携帯装置の誘導充電のためのシステムおよび方法(”System and Method for Inductive Charging of Portable Devices” )」 米国特許第7,164,255号明細書、名称「多層構造で形成された1次変圧器巻線を有する誘導バッテリ充電器システム(”Inductive battery charger system with primary transformer windings formed in a multilayer structure”)」
本明細書に記載のシステムは、電源と誘導電力アウトレットとの間の接続を制御するように構成されるスイッチングシステムに関するものである。誘導電力アウトレットは、誘導電力レシーバを伴う二次インダクタに誘導的に結合するように構成される少なくとも1つの一次インダクタを有しており、スイッチングシステムは、誘導電力アウトレットを電源から遮断するように構成される回路ブレーカと、誘導電力レシーバが誘導電力アウトレットの近くに持ちこまれたとき回路ブレーカを無効にするように構成されるトリガスイッチとを有する。
任意選択で、トリガスイッチは、誘導電力レシーバを伴う磁性素子を検出するように構成される磁気スイッチを有する。磁気スイッチは、少なくとも1つのリードスイッチを有してもよい。代わりにまたは追加として、磁気スイッチは、少なくとも1つのホール効果スイッチを有する場合がある。
他のシステムにおいて、トリガスイッチは、活性化信号を検出するように構成される検出器を有する。任意選択で、検出器は、機械的信号、音声信号、超音波信号およびマイクロ波からなる群の、少なくとも1つを検出するように構成される。
いくつかのシステムによれば、トリガスイッチは、誘導電力レシーバによって発される活性化信号を検出するように構成される。任意選択で、検出器は、光学信号を検出するように構成される光学式検出器を有する。
必要に応じて、スイッチングシステムは、トリガスイッチに電力を供給するための電源をさらに有することができる。このような電源は、電気化学電池、コンデンサ、圧電性結晶、太陽電池、熱発電器、電磁発生器および無線周波数電磁放射ハーベスタからなる群から選択することができる。任意選択で、誘導電力アウトレットは、誘導電力レシーバによって圧縮されるときに、電位を発生するように構成される少なくとも1つの圧電性結晶を有する。
さらに、回路ブレーカが無効にされるとき、スイッチングシステムは誘導電力レシーバの存在を確認するように構成される認証システムをさらに有することができる。通常は、回路ブレーカは、認証システムが誘導電力レシーバの存在を確認しない限り、ある時間経過の後、誘導電力アウトレットを電源から遮断するよう構成される。
任意選択で、トリガスイッチは、太陽電池を有する。通常は、しかし、排他的にではなく、太陽電池は電位を与えるように構成することができる、そして、電位が閾値以下になるとき、回路ブレーカは無効にされるように構成される。
さまざまなシステムにおいて、誘導電力アウトレットは、一次インダクタの両端間に振動電圧を与えるように構成される駆動ユニットを有する。さらなる実施形態において、誘導電力アウトレットは、トリガスイッチから回路ブレーカまでの通信ラインを有する。
さらに、電源と誘導電力アウトレットとの間の接続を制御するための方法が教示される。その方法は以下のステップを含む。
ステップ(a)−電源と誘導電力アウトレットとの間に回路ブレーカを設けるステップと、ステップ(b)−回路ブレーカを無効にするように構成されるトリガスイッチを設けるステップと、ステップ(c)−トリガスイッチが活性化信号を検出するステップと、ステップ(d)−トリガスイッチが回路ブレーカに無効使号を送るステップと、ステップ(e)−回路ブレーカが、誘導電力アウトレットに電源を接続するステップとを有する。任意選択で、その方法は以下の追加のステップを有してもよく、そのステップは、ステップ(f)−誘導電力レシーバからの認証信号を待つステップと、ステップ(g)−認証信号を受けなかった場合、回路ブレーカが電源を誘導電力アウトレットから遮断するステップとである。その方法のさらに他の実施形態は以下の追加のステップを有し。そのステップは、ステップ(h)−誘導電力アウトレットが誘導電力レシーバから充電終了信号を受けるステップと、ステップ(i)−回路ブレーカが電源を誘導電力アウトレットから遮断するステップとである。
本発明をより理解するために、そしてそれをいかに実行することができるかを示すために、ただ実施例として、添付図面を参照に用いる。
次に、図面を詳細に具体的に参照することによって、示される詳細は、例として、および例示的な議論のみの目的のためであり、ならびに、本発明の原理および概念的態様の最も有用で理解が容易な説明であると信じられるものを提供するために提示されていることを強調しておく。これに関して、本発明の基本的理解のために必要なものよりも詳細に、本発明の実施形態の構造的な細部を示すための試みはなされず、図面を参照した説明によって、当業者には、如何にして本発明の幾つかの形態を実際に具現化し得るか明らかになる。
添付の図面において:
誘導電力伝送システムでの使用のための誘導電力トランスミッタの概略図である。 誘導電力伝送システムでの使用のための誘導電力レシーバの概略図である。 誘導電力伝送システムの電源と誘電力トランスミッタとの間の接続を制御するための第1のスイッチングシステム内の主要素を示すブロック図である。 もう1つのスイッチングシステムの主要素を示すブロック図であり、このスイッチングシステムでは、トリガ機構が誘導レシーバによって発せられる活性化信号を検出するように構成されている。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々なトリガ機構を概略的に示すブロック図である。 例示的な音作動トリガ機構の電気部品を示す回路図である。 スイッチングシステムで使われる認証システムを示すブロック図である。 スイッチングシステムで使われる様々な認証システムの概略図である。 スイッチングシステムで使われる様々な認証システムの概略図である。 スイッチングシステムで使われる様々な認証システムの概略図である。 スイッチングシステムで使われる様々な認証システムの概略図である。 スイッチングシステムで使われる様々な認証システムの概略図である。 スイッチングシステムの実施形態を使った電源と誘導電力トランスミッタとの間の接続を制御するための方法のステップを示すフローチャートである。
ここで、誘導電力伝送システム100の実施形態を示す図1aおよび図1bを参照する。伝送システム100は、誘導電力アウトレット200および誘導電力レシーバ300を含む。
誘導電力アウトレット200は、電磁誘導を使って無線で電力を誘導電力レシーバ300に伝送するように構成されている。
この実施形態の誘導電力アウトレット200は、プラットフォーム202に組み込まれた4つの一次インダクタ220aから220dを含む。誘導電力レシーバ300は、携帯電話342を収容するためのケース302内に組み込まれた二次インダクタ320を含む。携帯電話342がケース302内に置かれたとき、電力コネクター304によって二次インダクタ320が携帯電話342と電気的に接続される。図1aに示すように、誘導電力レシーバ300は、1つの一次インダクタ220bと位置を合わせてプラットフォーム202上に置くことができるので、二次インダクタ320は一次インダクタ220bと誘導的に結合される。
別の実施形態において、誘導電力レシーバ300は、別の方法で構成されてもよく、例えば、充電用電池のパワーパック内に組み込まれる、あるいは、電気負荷340(図2a、図3a〜h)に、電力を直接に供給するために直接に配線されてもよいことを言及しておく。誘導電力レシーバ300のさらに別の実施形態において、専用の誘導電力アダプタが電力ケーブルで電気装置に接続するのに提供される。この電力ケーブルは、アダプタに線でつながれてもよいし、また伝導性のピン・ソケット式のコネクターを介して接続可能でもよい。
誘導電力アウトレット200は、電源240(図2a、図3a〜h)に接続され、電源240から電力を引き出す。しばしば、変圧器またはAC−DC電力アダプタが、電源と誘導電力アウトレット200との間に、誘導電力アウトレット200に供給される電力を調節するために導入される。このような電力アダプタおよび変圧器は、誘導電力アウトレットが使われていないときでも、電源に接続したままにされることがあり、これが著しい電力浪費につながる可能性がある。
本明細書で使用される用語「電源」は、誘導電力アウトレットがエネルギーを引き出す電源を指す。電源の例としては、幹線、発電装置、パワーパック、乗物バッテリ、送電網、太陽電池等がある。
本明細書で使用される用語「電力アダプタ」は、電源に接続される装置を指し、電源からの入力電圧源を所望の形の出力電圧に変換するためにある。電力アダプタの例としては、変圧器、AC―AC変換器、AC―DC変換器、DC―AC変換器、整流回路など、および、多くの場合、それらを組み合わせたものである。
通常は、誘導電力アウトレットは、プラグ・ソケット接続を介して幹線から電力を引くが、他の電源としては、乗物バッテリ、パワーパック、発電機などが使われる場合がある。
本明細書で開示されるスイッチングシステムは、電源への接続を遮断することによって、誘導電力アウトレットまたは変圧器による不必要な電力浪費を減らすことを目的としている。これは、誘導電力アウトレットが使用されていないとき、例えば、誘導レシーバが結合されていないとか、または電気装置が完全に充電されているときなどには、幹線から遮断することによって行われる。
したがって、本明細書で説明したスイッチングシステムには特徴があり、それは、回路ブレーカ420が、誘導電力アウトレット200と電源の間の接続を制御するために設けられていることである。必要に応じて、誘導電力アウトレットが停止中、変圧器、AC−DC変換器からの熱損失を防止するために電源および電力アダプタの間に回路ブレーカ420を導入できることに言及しておく。代わりにまたは追加として、回路ブレーカ420は、電力アダプタと誘導電力アウトレットの間に導入したり、あるいは必要に応じて、電力アダプタ自体に組み込むことができる。
回路ブレーカ420は、誘導電力アウトレット200が非アクティブなとき、電源から電源出力200によって引き出される電流が無いように、電源から誘導電力アウトレット200を遮断するように構成することができる。引き出される電流を零まで減らすことによって、停止中の電源出力200で引き出され得る電力は無くなり、電力浪費は著しく減る。
したがって、回路ブレーカ420は、誘導電力レシーバ300が存在しないとき、電源を遮断することができる。そして、誘導電力レシーバ300が、一次インダクタ220a〜dの内の1つの近くに持ちこまれたとき、回路ブレーカ420は無効にされ、電流を電源240から電源出力200に流すことができる。誘導電力レシーバ300が、その位置を一次インダクタ220a〜dに位置を合わされてはいるが、誘導電力アウトレット200から電力を引き出していないとき、回路ブレーカ420は誘導アウトレット200を電源から遮断するようにさらに構成されてもよい。
例えば、非アクティブな誘導電力アウトレット200は、誘導電力レシーバ300が誘導電力アウトレット200上に置かれ、活性化信号を発するまでは、停止中の設定のままでいることができる。図2aおよび図2bのそれぞれのスイッチングシステム400および1400は、以下でより詳細に記載されるように、誘導電力レシーバ300が、その位置を電源出力200の一次インダクタ220bの位置に合うように持ちこまれたとき、回路ブレーカ420は無効になるように設けられることができる。一旦無効にされると、電流が電源240から誘導電力アウトレット200へ引き出され得るように、回路ブレーカ420は導電経路を設けることになる。
電話342などは、電磁誘導によって、二次インダクタ320を介して一次インダクタ220bから電力を引き出すことによって充電することができる。一旦、電話342の電気化学電池が完全に充電されると、充電終了信号は誘導アウトレット200に送信され得る。充電終了信号を受けると、スイッチングシステム400は、回路ブレーカ420を作動させることができ、それによって誘導電力アウトレット200から電源を遮断し、停止中の設定に誘導電力アウトレットを戻す。
任意選択で、回路ブレーカ420は、電話342の充電状況をモニタし必要に応じて電力を補給するために、電源240を誘導電力アウトレット200に周期的に接続するようにさらに構成されてもよい。あるいは、他の活性化信号が発せられるまで、誘導電力アウトレット200は停止状態のままであってもよい。
スイッチングシステム400の実施形態をより理解するために、次に図2aのブロック線図を参照する。ブロック線図は、スイッチングシステム400の第1の実施形態の主な要素を示す。このスイッチングシステム400は、幹線、乗物バッテリなどの電源240と、誘導電力伝送システム100の誘導電力アウトレット200との間の接続を制御するためにある。
誘導電力伝送システム100は、誘導電力アウトレット200および誘導電力レシーバ300を含む。誘導電力アウトレット200は、ドライバ230を介して、そして、任意選択で変圧器(図示せず)を介して電源240に接続可能な一次誘導コイル220を含む。ドライバ230は、誘導コイル220に振動電圧を供給するために必要な電子部品を与える。誘導電力レシーバ300は、二次誘導コイル320、整流器330および電気負荷340を一般的に含む。二次誘導コイル320は、誘導電力アウトレット200の一次誘導コイル220と誘導的に結合するように構成されている。必要とされる場合には、整流器330は、二次コイル320の両端間に誘導された交流電流を、電気負荷340に供給するための直流信号に変えるために設けられ得る。整流器330は、例えば、電気負荷340が充電の必要な電気化学電池を有する場合には必要となるかもしれない。
スイッチングシステム400は、電源240と誘導電力アウトレット200との間の接続を制御するために設けられる。スイッチングシステム400は、回路ブレーカ420およびトリガ機構440を含む。任意選択で、スイッチングシステム400は、誘導電力アウトレット200が電源240から遮断されるとき、電力を供給するための補助電源460をさらに含んでもよい。
トリガ機構440は、誘導電力レシーバ300の近接を示す活性化信号を検出するように構成されている。トリガ機構440は、活性化信号が検出されるとき、回路ブレーカ420を無効にするようにさらに構成される。任意選択で、誘導電力レシーバ300に組み込まれた活性体480は、トリガ機構440によって検出可能である活性化信号を発生させるように構成される。これについては、後で詳しく記載する。
回路ブレーカ420は、トリガ機構からの無効信号を受け、それに応答して、電源240と誘導電力アウトレット200との間を電気的に接続するように構成されている。要求条件に合うように、様々な回路ブレーカ420を、電源240から誘導電力アウトレット200を遮断するために用いることができる。例えば、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ( Metal−Oxide Semiconductor Field−Effect Transistor (MOSFET) )などの電子的スイッチが設けられる場合があり、そのスイッチのゲート端子が、トリガ機構440によって送信された電気信号を受けるように構成されていてもよい。他の回路ブレーカは、例えば単極スイッチ、二極スイッチ、投スイッチなどを含む場合がある。
次に図2bを参照すると、スイッチングシステムの第2実施形態1400の主な要素を表すブロック線図が示されている。ここでも、スイッチングシステムの第2実施形態1400は、電源1240と誘導電力伝送システム1100の誘導電力アウトレット1200との間の接続を制御するように構成されている。スイッチングシステムの第2の実施形態には特徴があり、その特徴とは、トリガ機構1440は、活性化信号検出器1442を含むということである。活性化信号検出器1442は、誘導電力レシーバ300’を伴う信号エミッタ1444によって能動的に発された活性化信号Sを受けるように構成されている。
従来技術において周知である様々な信号エミッタを、能動的なトリガ機構1440の実施形態において使用できる。活性化信号エミッタ1444は、数ある中で、機械的信号、音声信号、超音波信号、電磁信号、赤外線信号、無線信号などを発するように構成され得る。一般的に、活性化信号エミッタ1444は、電気化学電池などの付加電源1360を誘導電力レシーバ300’に組み込むことを必要とするであろう。
誘導電力レシーバ300’が、中間材によって誘導電力アウトレット1200から隔てられる場合、活性化信号Sは、誘導電力アウトレット1200を伴う信号検出器1442によって検出可能に選択される。非限定的な例としてのみであるが、多くの材料が、赤外光に対して部分的に半透明である。LEDなどからの比較的低い強度の赤外線信号は、数百ミクロンの厚さの、プラスチック、ボール紙、フォーマイカまたは紙シートのような一般的な材料を十分な程度まで通過すること、フォトダイオード、フォトトランジスタ、光依存抵抗器などの光学式検出器は、0.1〜2mmのそのような材料の背後から信号を受けかつ処理することができることが分かっている。例えば、850nmで角度24度以上で伝送するAvago HSDL−4420 LEDからの信号は、Everlight PD15−22C−TR8 NPNフォトダイオードによって、0.8mmフォーマイカシートの背後から検出可能である。信号を送るためなら、高度な減衰が許容され、そして、小部分(すなわち、伝送された信号強度の0.1%)のみが通過すれば充分である可能性がある。
次に、各種のトリガ機構440A〜Hの概略図を示している図3a〜図3hを参照する。これらのトリガ機構は、スイッチングシステムの実施形態とともに使用するためのものである。先ず図3aを参照すると、磁気トリガ機構440Aの第1の実施形態は、リードスイッチ442Aおよび補助電源444Aを含む。
誘導電力レシーバ300Aを伴う磁性素子482は、受動的な活性体として役立つ。第1の実施形態のリードスイッチ442Aは、磁性素子482がリードスイッチ442Aの近くに持ってこられるとき、リードスイッチ442Aは閉じるように選択される磁気スイッチである。これによって、補助電源444Aは、電力MOSFET422のゲート端子に接続される。電気信号機がMOSFETのゲート端子に到達するとき、導通経路が供給源端子とMOSFET422の電流ドレイン端子の間に作られ、電源240を誘導電力アウトレット200Aに接続する。
誘導電力アウトレットが主電源240から遮断されるとき、補助電源444Aはトリガ機構440Aに電力を供給するように選択される。電気化学電池、コンデンサなどの各種の補助電源444Aが、トリガ機構440Aの実施形態において用いられてもよい。これらの各種補助電源は、誘導電力アウトレットが遮断されるとき、誘導電力アウトレットが使用のための電源240に接続されながら、エネルギーを蓄積するように構成され得る。さらに他の補助電源は、太陽電池、圧電素子、発電機等などの電気を生成する要素を含むことができる。
トリガ機構の別の実施形態を、図3bに示す。トリガ機構440Bの第2の実施形態は、ホール効果スイッチ442Bを含む。ホール効果スイッチ442Bは、誘導電力レシーバ300Bを伴う作動中の磁性素子の接近の結果として、磁場の増加を検出するように構成されることができる。第2実施形態のホール効果スイッチ442Bが、トリガ機構が固定磁場の中にある第1の実施形態のリードスイッチ442A以上に好ましい場合があることはいうまでもない。例えば、固定アライメント磁石222が、一次インダクタ220を伴う場合である。ホール効果スイッチ442Bは、誘導電力レシーバ300Bを伴う第2のアライメント磁石322の接近を検出するように構成されてもよく、アライメント磁石はトリガ機構440Bのために作動中の磁性素子482としてさらに機能する。熟練した実務家に見出されるであろうトリガ機構の他の実施形態において、他の磁気スイッチが使用される場合があることはさらに理解されるであろう。
トリガ機構440Cの第3の実施形態を図3Cに示す。トリガ機構440Cの第3の実施形態は、光をエネルギーに変換し電気信号を発生する、太陽電池442Cを含む。誘導電力レシーバ300Cが、誘導電力アウトレット200Cに位置を合わされているとき、太陽電池442Cに入射する光は弱められ、回路ブレーカ420に送信される電気信号の電位を減ずることになる。このように、太陽電池442Cは、誘導電力レシーバ300Cが接近するのを検出するのに用いられることができる。したがって、太陽電池からの電気信号の電位が閾値以下であるとき、回路ブレーカ420は、電源240を誘導電力アウトレット200Cに接続するように構成される場合がある。
単一の太陽電池によって発生させられた電位がMOSFETの活性化電圧より低くなる可能性があることに注意されたい。例えば、太陽電池が0.5ボルト以下の電位を発生する可能性があるのに対して、代表的なMOSFETは約4〜5ボルトの活性化電圧を要求する可能性がある。このような状況においては、複数の太陽電池を、発生電位を高めるために直列に接続することができる。あるいは、増幅回路をエネルギーハーベスト部品などとして使用してもよい。他の実施形態では、回路ブレーカを起動するために、フォトダイオードまたはフォトトランジスタを使用する場合がある。
さらに、トリガ機構の第4の実施形態を図3dに示す。トリガ機構440Dの第4の実施形態は、機械的応力の下に置かれるとき電位を生ずる圧電素子442Dを含む。圧電素子442Dは、誘導電力レシーバ300Dが一次インダクタ220と位置を合わせて置かれるとき、応力を加えられるように構成される。従って、誘導電力レシーバが一次インダクタ220と位置を合わせて配置されるとき、電気信号が発生する。その電気信号は、例えばゲート端子における電位を、闇値を超えて高めることによって、回路ブレーカ420を無効にするために使用され得る。
次に図3eを参照すると、磁気トリガ機構440Eの第2の実施形態を有する誘導電力アウトレット200Eが示されている。図3aに関連して先に記載された第1の磁気トリガ機構440Aと異なり、磁気トリガ機構440Eの第2の実施形態は、電源240に接続されるリードスイッチ442Eを含む。任意選択で、リードスイッチ442Eは、電流制限部品(図示せず)を介して電源240に接続される。この電流制限部品には、リードスイッチ442EおよびMOSFET422のような敏感な部品を守るための抵抗などがある。他の実施形態では、例えば、ホール効果スイッチなどの別の磁気センサが使用される場合がある。
磁性素子482Eが磁気トリガの第2の実施形態のリードスイッチ442Eの近くに持ってこられたとき、リードスイッチ442Eは閉じる。したがって、電源240は、一般的に電流制限または他の保護部品を介して電力MOSFET422のゲート端子につながる。このように、電気信号はMOSFETのゲート端子に到達し、導電経路が、電源端子とMOSFET422のドレイン端子との間に作られ、電源240は誘導電力アウトレット200Eに接続する。 磁性素子482Eによって起動されない限り、誘導電力アウトレット200Eはいかなる電流も引き出さないことに注意されたい。
次に、さらなる誘導電力アウトレット200F、200Gを示している図3fおよび図3gを参照する。ここで、誘導電力アウトレット200F、200Gには、トリガ機構440F、440Gの2つの代替実施形態を組み込んであり、これらのトリガ機構では、コンデンサ444F、444Gが補助電源として使用されている。検出器442F、442Gは、誘導電力レシーバ300F、300Gを伴う適切な活性体482F、482Gによって作動させられるとき、MOSFET422に活性化電位を与えるように構成されている。
図3fを詳しく参照すると、コンデンサ444Fは、電源240に、一般的に保護および/または電流を整流している部品(図示せず)を介して接続され、そして、回路ブレーカMOSFET422を迂回する。したがって、コンデンサ444Fは、電源240から直接に充電される。一般的に、非常に小さい充電電流が、放電したコンデンサ444Fによって最初に引き出されることはいうまでもない。にもかかわらず、一旦コンデンサ444Fが完全に充電されたなら、検出器442Fが作動させられるまで、さらなる電流は誘導電力アウトレット200Fによって一般的に引き出されず、電力はコンデンサ444Fから引き出される。
次に図3gを参照すると、コンデンサ444Gは、回路ブレーカMOSFET422が、電源240を誘導電力アウトレット200Gに接続するまでは、コンデンサ444Gによって電流が引き出されないように、MOSFET422を介して、一般的には保護および/または電流を整流している部品(図示せず)を介して、電源240に接続している。
次に、さらに別のトリガ機構440Hの主な要素を示している図3hのブロック線図を参照する。トリガ機構440Hは、誘導電力アウトレット200Hに組み込まれた他のスイッチングシステムの回路ブレーカ420Hを作動させるために用いられる場合がある。トリガ機構440Hは、マイクロホン442H、充電可能な補助電源444Hおよび充電回路446Hを含む。
マイクロホン442Hは、誘導電力アウトレット200H上に置かれている誘導電力レシーバ300Hによって生じたノイズを検出するように構成されている。マイクロホン442Hによって検出された音は、回路ブレーカ420Hを作動開始させ、電源240を誘導電力アウトレット200Hに、任意選択で変圧器235を介して接続する。
電源240が誘導電力アウトレット200Hから遮断されるとき、補助電源444Hが、マイクロホン442Hに電力を供給するのに必要になることはいうまでもない。それゆえ、電気化学電池、コンデンサなどが、内部電力を蓄積することができる。充電回路446Hが、補助電源444Hの充電を調整するために設けられる場合がある。必要に応じて、充電回路446Hは、電源出力200Hが停止中である間、補助電源444Hの充電状態をモニタし、かつ必要に応じて補助電力供給源444Hの充電式電池を再充電するために、周期的に充電回路446Hを再接続するように作動可能であってもよい。
次に図3iを参照すると、典型的な音作動トリガ機構440Iを示す例示的な回路図が示されている。この音作動トリガ機構440Iは、電源240Iに誘導電力アウトレット(図示せず)を接続するように操作可能である。トリガ機構440Iは、マイクロホン442I、活性体448I、補助電源444Iおよび補助充電回路446Iを含む。
幹線電源のようなAC電源240Iが、回路ブレーカ420Iを介して電力アダプタ235Iに接続している。電力アダプタ235Iは、電源240IからのAC入力を、誘導電力アウトレットに電力を供給するのに適している低電圧DC出力に変換するように構成される。このDC出力は、一般的に、しかし排他的にではなく、約18ボルトである。
回路ブレーカ420Iは、スイッチ422Iおよびトリガ424Iを含む。トリガ424Iは、トリガ機構440Iから活性化信号を受けるとき、スイッチ422Iを作動させ、電源240Iを電力アダプタ235Iに接続するように構成されている。
補助充電回路446Iは、電力アダプタ235Iの出力に接続していて、3ボルトの電池などの補助電源444Iを充電するように操作可能である。補助電源444Iは、トリガ機構440Iのマイクロホン442Iおよび活性体448Iに電力を供給する。したがって、停止状態の間でさえ、マイクロホン442Iは、誘導電力レシーバ(図示せず)の存在を示す音を検出するように操作可能である。
活性体448Iは、サンプリング回路443I、オプトカプラ445I、能動負荷検出器447Iおよび補助電源モニタ449Iを有する。オプトカプラ445Iは、サンプリング回路443Iの出力に接続し、そして、電源240Iを電力アダプタ235Iに接続するように、回路ブレーカ420Iのトリガ424Iを作動させるよう作動可能である。サンプリング回路443Iは、少なくとも、音がマイクロホン442Iによって検出されるとき、活性化信号をオプトカプラ445Iに送信するように構成されている。
マイクロホンが発生する信号は、パルスである可能性がある。しかしながら、一旦オプトカプラ445Iに対する活性化信号が開始すると、その活性化信号は、能動負荷検出器447Iによって発生させられた引き伸ばされた信号によって維持され得る。
能動負荷検出器447Iは、誘導電力アウトレットに供給される電力の電圧をモニタするように構成されている。誘導電力アウトレットに供給される電力の電圧の変動は、誘導電力アウトレットから電力を引き出している能動負荷が存在することを示している。能動負荷が検出される限り、信号はサンプリング回路443Iに送信される、そして、オプトカプラ445Iに対する活性化信号は維持される。
能動負荷が誘導電力アウトレットから電力を引き出すのを中止するとき、例えば、装置が完全に充電されるかまたはスイッチを切られるとき、能動負荷検出器447Iからの信号は一般的に止まり、それによってオプトカプラ445Iへの活性化信号を取り消す。従って、負荷が非アクティブなとき、回路ブレーカ420Iは電力アダプタ235Iから電源240Iを遮断する場合がある。
補助電源モニタ449Iは、補助電源444Iによって生じた電圧をモニタして、電圧が閾値以下に低下するとき、信号をサンプリング回路443Iに送信するように構成されている。このように、補助電源444Iが再充電を要求するとき、補助電源444Iの両端間の電圧が閾値を越えるまで、電源240Iを電力アダプタ235Iに再接続される活性化信号は、オプトカプラ445Iに送信される。
図3iの回路図は、音作動トリガ機構440Iのあり得る実例として与えられる。図3iの回路に対する変形物および他のトリガ機構に使用する別の部品は、実務家によって考案されるであろう。
トリガ機構の誤ったトリガが、スイッチングシステムの潜在的な問題となる場合があることはいうまでもない。図3hおよび図3iに関して、上記の音作動トリガ機構を起動する可能性がある漂遊ノイズから離れて、図3a、図3bおよび図3eに関して上記のトリガ機構440A、440B、440Eは、磁気スイッチに近接して配置されている誘導電力レシーバを伴わない磁石によって誤って作動する可能性がある。同様に、図3cに関して上記のトリガ機構440Cの実施形態については、光感応トリガ機構は、環境光の減少によって、誤って作動させる可能性がある。さらにまた、図3dに関して上記のトリガ機構440Dの実施形態で、圧電素子は、他の圧力源によって応力を加えられ、それによって、スイッチングシステムを誤って作動させる場合がある。
誤ったトリガに関連した問題は、複数フェーズ起動処理の組み込みによって減る可能性がある。起動の第1のフェーズの間、停止中の誘導電力アウトレット200は、上記のスイッチングシステムのようなスイッチングシステム400によって起動される場合がある。一旦起動されると、誘導電力アウトレット200は電源に接続しているが、非アクティブなままである。起動の第2のフェーズの間、二次認証システムは、誘導電力レシーバ300の存在を検査するために用いられる場合がある。正当な誘導電力レシーバ300が検出された場合、誘導電力アウトレットは完全に作動する。正当な誘導電力レシーバが検出されない場合には、回路ブレーカ420は、おそらくある時間遅れで、誘導電力アウトレットを電源から遮断するように構成される可能性がある。
次に、複数フェーズ起動処理の認証フェーズにおいて用いられる認証システム600の実施形態を示す図4aを参照する。認証システム600は、誘導電力アウトレット2200が正当な誘導電力レシーバ2300の非存在下で電力を伝送するのを防止するように構成されている。
誘導電力アウトレット2200は、電気負荷2340に配線されている二次コイル2320と誘導的に結合するための、電源2240に配線されている、一次コイル2220を備える。一次コイル2220は、その一次コイル2220を駆動するのに必要な電子部品を備えるドライバ2230を介して、電源2240に配線されている。駆動電子部品は、例えば、高周波振動電圧源を与えるスイッチングユニットを含む可能性がある。電源出力2200が複数の一次コイル2220から成る場合、ドライバ2230は、どの一次コイル2220が駆動されるべきかを選択するためのセレクタからさらに成っている可能性がある。
二次認証システム600は、電源2240と一次コイル2220との間に直列に接続される伝送ロック2120からなる伝送ガード2100を含む。伝送ロック2120は、伝送キー2140によって解除されない限り、一次コイル2220が電源2240に接続するのを防止するように、構成されている。伝送キー2140は、誘導電力レシーバ2300を伴っており、かつ二次コイル2320が一次コイル2220に位置合わせされるのを示すのに役立つ。
図4bによって、本発明の他の実施形態による例示的な磁気伝送ガード2100によって保護されている誘導電力アウトレット2200の概略図を示す。電力は、認証された誘導電力レシーバ2300が保護されている電源出力2200に位置合わせされたとき、その電源出力2200によってのみ与えられ得る。
保護されている電源出力2200は、磁気伝送ロック2120を含むが、この磁気伝送ロックは、一次コイル2220とドライバ2230との間に電気的に直列に接続された磁気スイッチ2122の配列から成る。磁性素子2142の配列から成る磁気伝送キー2140は、認証された誘導電力レシーバ2300の中に設けられる。
伝送キー2140内の磁性素子2142の構成は、伝送ロック2120の磁気スイッチ2122の構成と一致するように選択される。認証された誘導電力レシーバ2300は、伝送ロック2120と伝送キー2140および一次コイル2220と二次コイル2320の両方を位置合わせすることによって、保護されている誘導出力2200に位置合わせされ得る。一旦位置合わせされると、伝送ロック2120内のすべての磁気スイッチ2122は閉じられ、それによって、ドライバ2230は一次コイル2220に接続させられる。
例えば、リードスイッチ、ホール効果センサなどの磁気スイッチ2122の様々な実施形態が、当技術分野では知られている。このような磁気スイッチ2122は、例えば、永久磁石の北極または南極や、電磁コイルなどのいかなる磁性素子2142にも影響される可能性がある。ホール効果センサが所定の強さの磁場を感知するように構成されることがある点にさらに注意されたい。
ある実施形態によれば、磁気伝送キー2140は、誘導電力レシーバ2300の中に組み込まれる永久磁石および強磁性素子から成る場合がある。この種類の伝送キーによってもたらされた磁場の特性は、永続的な磁性物質の強さおよび位置、ならびに強磁性素子の寸法および特性に依存する。例えば、磁気伝送ロック2120は、例えば単極ホールスイッチのような磁気スイッチの配列から成る場合があり、その磁気スイッチは、永久磁石および強磁性素子の特別な組合せによって起動されるときにだけ、一次コイル2220をドライバ2230に接続するように、戦略的に配置されて方位を合わされる。
永久磁石は、一次コイル2220に二次コイル2320が位置合わせするのを助けるために、一般に設けられる場合があることに注意されたい。強磁性素子も、一次コイル2220から二次コイル2320まで磁束ガイダンスを与えるために、誘導電力レシーバ2300内に一般に含まれる場合がある。それゆえ、磁気伝送ロック2120は、これらの部品に影響される可能性がある。実際に単一の磁気伝送ロック2120が設けられる場合があり、この磁気伝送ロックは、様々な二次ユニットを検出して、検出される二次ユニットによって決まっている複数の一次コイル2220を選択的に接続するように構成される。
戻って図4aを参照すると、伝送ガード2100の他の実施形態によれば、電源出力2200は、解除信号Sが検出器2124によって受けとられるとき、解除され得る伝送ロック2120によって保護される場合がある。解除信号Sは伝送キー2140によって能動的に発される、または、代わりに、伝送キーは検出器2124に解除信号を受動的に向ける。
本発明のさらなる実施形態による、光伝送ガード2100を表す図4c〜図4eに、受動的な伝送キー2140の1つの実施形態を示す。
伝送ガード2100は、誘導電力アウトレット2200’に組み込まれた能動光伝送ロック2120’および二次ユニット誘導電力レシーバ2300’に組み込まれた受動光伝送キー2140’より成っている。
図4cを詳しく参照すると、光学伝送ロック2120’は、スイッチ2122’、フォトダイオード、フォトトランジスタ、光依存抵抗器などの光学式検出器2124’、発光ダイオード(LED)などの光エミッタ2126’を含む。スイッチ2122’は、通常は開であり、解除信号Sが光学式検出器2124’によって受け取られたときには、閉となるように構成されており、それによって一次コイル2220をドライバ2230に接続する。光エミッタ2126’は、光学式検出器2124’によって直接には検出可能でない光解除信号Sを発するように構成されている。
次に図4dを参照すると、光学伝送キー2140’は、光導波管、光ファイバ、反射器等などのブリッジ素子2142’を含む。ブリッジ素子2142’は、二次コイル2320が一次コイル2220に位置合わせされたとき、光学解除信号Sを光エミッタ2126’から光学式検出器2124’の方へ導くように構成されている。
図4eに示すように、二次ユニット誘導電力レシーバ2300’が誘導電力アウトレット2200’と正しく位置合わせされたとき、二次コイル2320は、一次コイル2220と位置が合い、そして受動光伝送キー2140’は、光学伝送ロック2120’と位置が合う。光学解除信号Sは、このように、光学式検出器2124’によって検出され、そして、スイッチ2122’は、一次コイル2220をドライバ2230に接続して閉じる。
上記したように、多くの材料は、赤外光に対して部分的に半透明である。LEDなどからの比較的低い強度の赤外線信号は、数百ミクロンの厚さの、プラスチック、ボール紙、フォーマイカまたは紙シートのような一般的な材料を十分な程度まで通過すること、フォトダイオード、フォトトランジスタ、光依存抵抗器などの光学式検出器2124’は、0.1〜2mmのそのような材料の背後から信号を受けかつ処理することができることが分かっている。例えば、850nmで角度24度以上で伝送するAvago HSDL−4420 LEDからの信号は、Everlight PD15−22C−TR8 NPNフォトダイオードによって、0.8mmフォーマイカシートの背後から検出可能である。信号を送るためなら、高度な減衰が許容され、そして、小部分(すなわち、伝送された信号強度の0.1%)のみが通過すれば充分となる可能性がある。
光伝送キー2140’は、上記ではあるが、他の受動伝送キーは、他の種類の解除信号を導くように構成されたブリッジ素子を組み入れる場合があることはいうまでもない。例えば、強磁性のブリッジは、磁気解除信号を磁性素子からホール効果センサなどの磁気検出器まで送信するために組み込まれる場合がある。磁気エミッタは、この場合には一次コイル自体であってもよい。
あるいは、音声信号は高密度素子または、例えばマイクロ波導波管に沿った低消費電力マイクロ波を通ってガイドされる場合がある。
能動光伝送キー2140”の実施例が、図4fに示されており、本発明の他の実施形態による伝送ガード2100”を表している。
本実施形態の伝送ガード2100”は、誘導電力アウトレット2200”の中に組み込まれた伝送ロック2120”および二次ユニット誘導電力レシーバ2300”の中に組み込まれた能動光伝送キー2140”含む。
能動光伝送キー2140”は、光学解除信号Sを発するように構成された光エミッタ2142”および伝送ロック2120”は、スイッチ2122”および光学検出器2124”を含む。伝送ロック2120”は、光検出器2124”が解除信号Sを受け取るとき、スイッチ2122”を閉じ、それによって一次コイル2220をドライバ2230に接続するように構成されている。
二次ユニット誘導電力レシーバ2300”‘が、誘導電力アウトレット2200”と位置を合わされたとき、伝送キー2140”は、伝送ロック2120”の光学式検出器2124”によって受け取られる光解除信号Sを発し、これが、スイッチ2122”を閉じる。このように、誘導電力アウトレット2200”は、電力を二次コイル2320”へ伝送することが可能となる。
解除信号Sがユニーク識別子を提供するために符号化されることはいうまでもない。符号化は、周波数、パルス周波数、振幅などの変調によるものでよい。符号は、例えば、認証のための二次ユニットの種類または素性を識別するために用いることができる。他のデータも追加的にコード化され、解除信号に加えられ得る。このデータは、必要電力伝送パラメータ、課金情報または電力アウトレットの使用に関連する他の情報を含んでもよい。
光能動伝送キー2140”は上記されているが、他の能動伝送キーが他のタイプの解除信号を発することができるのはいうまでもない。例えば、二次コイル2320は、伝送ロックに取り入れられる磁気検出器に磁気解除信号を伝送するために用いられ得る。これは、ホール効果センサなど、またはさらに一次コイル2220それ自体であるかもしれない。
能動的に解除信号を発するために、伝送キーには、一般的に電源が必要である。場合によっては、特に二次ユニットが携帯用の電気装置に組み込まれる場合、電力は二次ユニット内の内部電池によって供給される。あるいは、電力は、一次コイルから二次コイルへ伝送される電力パルスから引き出される場合がある。
本発明のある実施形態において、誘導電力アウトレットは周期的な低エネルギー電力パルスを伝送する、例えば、2、3ミリ秒の継続時間のパルスは1ヘルツほどの周波数で一次コイルによって送信される場合がある。二次コイルが一次コイルの付近に持ち込まれるとき、電力は、二次コイルへ伝送されて、能動伝送キーに電力を供給するために用いられ得る。
伝送ガードの他の実施形態において、二次ユニット誘導電力レシーバを伴う第1の伝送キー(好ましくは受動伝送キー)は、第1の伝送ロックを解除し、それによって、二次コイルの存在の可能性を示す。それから、低いエネルギー電力パルスは、能動的な第2の伝送キーに電力を供給するために一次コイルによって発せられる。この伝送キーは、第2の伝送ロックを解除し一次コイルをドライバに接続することができる。
図5は、スイッチングシステムの実施形態を使って、電源と誘導電力アウトレットとの間の接続を制御するための方法のステップ示すフローチャートである
方法は、接続フェーズ、活性化フェーズおよび終了フェーズを有している。接続フェーズは、次のステップを含んでいる。そのステップは、ステップ(a)−電源と誘導電力アウトレットとの間に回路ブレーカを設けるステップと、ステップ(b)−回路ブレーカを無効にするように構成されるトリガスイッチを設けるステップと、ステップ(c)−トリガスイッチが活性化信号を検出するステップと、ステップ(d)−トリガスイッチが回路ブレーカに無効使号を送るステップと、ステップ(e)−回路ブレーカが、電源を誘導電力アウトレットに接続するステップとを有する。
活性化フェーズは、次のステップを含んでいる。そのステップは、ステップ(f)−誘導電力レシーバからの認証信号を待つステップと、ステップ(g)−認証信号を確認し、認証信号を受けなかった場合、回路ブレーカが電源を誘導電力アウトレットから遮断するステップとである。
終了フェーズは、次のステップを含んでいる。そのステップは、ステップ(h)−誘導電力アウトレットが誘導電力レシーバから充電終了信号を受けるステップと、ステップ(i)−回路ブレーカが電源を誘導電力アウトレットから遮断するステップとである。
本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定され、上記の様々な特徴の組合せおよび副組合せ、ならびにその変形例および変更形態を含み、上記の記載を読めば、当業者はそれを思いつくであろう。
請求項において、語「備える(comprise)」、および、「備える(comprises)」、「備えた(comprising)」のようなその変形語は、その語によって挙げられた構成要素が含まれることを示唆するが、しかし、一般に他の構成要素を除外することを示唆しない。
100 誘導電力伝送システム 伝送システム
200、200A、200C、200E−H 誘導電力アウトレット 誘導アウトレット 電力アウトレット
202 プラットフォーム
220 一次誘導コイル、誘導コイル
220a−d 一次インダクタ
222 固定アライメント磁石
230 ドライバ
235I 電力アダプタ
240、240I 電源
300、300’、300A−C、300F−H 誘導電力レシーバ
302 ケース
304 電力コネクター
320 二次インダクタ 二次誘導コイル 二次コイル
330 整流器
340 電気負荷
342 携帯電話 電話
400 スイッチングシステム
420、420H、420I 回路ブレーカ
422 MOSFET
422I スイッチ
424I トリガ
440、440A−I トリガ機構
442A、442E リードスイッチ
442B ホール効果スイッチ
442C 太陽電池
442D 圧電素子
442E リードスイッチ
442H、442I マイクロフォン
443I サンプリング回路
444A 補助電源
444F、444G コンデンサ
444H、444I 補助電源
445I オプトカプラ
446H、446I 充電回路
447I 能動負荷検出器
448I 活性体
449I 補助電源モニタ
460 補助電源
480 活性体
482、482E 、482F、482G 磁性素子
600 認証システム
1100 誘導電力伝送システム
1200 誘導電力アウトプット
1240 電源
1360 付加電源
1400 スイッチングシステム
1440 トリガ機構
1442 信号検出器
1444 信号エミッタ
2100、2100’’ 伝送ガード
2120、2120’、2120’’ 伝送ロック
2122、2122’、2122’’ スイッチ
2124,2124’,2124’’ 光学式検出器
2126’ 光エミッタ
2140,2140’,2140’’ 伝送キー
2142 磁気素子
2142’ ブリッジ素子
2142’’ 光エミッタ
2200、2200’,2200’’、 誘導電力アウトレット、
2200 電力アウトレット
2220 一次コイル
2230 ドライバ
2240 電源
2300、2300’,2300’’.2300’’’ 誘導電力レシーバ
2320 二次コイル
2340 電気負荷
3000 誘導電力レシーバ

Claims (22)

  1. 電源と誘導電力アウトレットとの間の接続を制御するように構成されるスイッチングシステムであって、
    前記誘導電力アウトレットが、誘導電力レシーバを伴う二次インダクタと誘導的に結合するように構成される少なくとも1つの一次インダクタを有するスイッチングシステムであって、
    前記スイッチングシステムが、前記誘導電力アウトレットを前記電源から遮断するように構成される回路ブレーカと、前記誘導電力レシーバが前記誘導電力アウトレットの近くに持ちこまれたとき前記回路ブレーカを無効にするように構成されるトリガスイッチとを有するスイッチングシステム。
  2. 前記トリガスイッチが、前記誘導電力レシーバを伴う磁性素子を検出するように構成される磁気スイッチを有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  3. 前記磁気スイッチが、少なくとも1つのリードスイッチを有する、請求項2に記載のスイッチングシステム。
  4. 前記磁気スイッチが、少なくとも1つのホール効果スイッチを有する、請求項2に記載のスイッチングシステム。
  5. 前記トリガスイッチが、活性化信号を検出するように構成される検出器を有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  6. 前記検出器が、機械的信号、音声信号、超音波信号、およびマイクロ波信号からなる群の少なくとも1つを検出するように構成される、請求項5に記載のスイッチングシステム。
  7. 前記トリガスイッチが前記誘導電力レシーバによって発せられた活性化信号を検出するように構成される、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  8. 前記検出器が光学信号を検出するように構成される光学検出器を有する、請求項5に記載のスイッチングシステム。
  9. 前記トリガスイッチに電力を供給するための電源をさらに有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  10. 前記電源が、電気化学電池、コンデンサ、圧電性結晶、太陽電池、熱電発生器、電磁発生器および無線周波数電磁放射ハーベスタからなる群から選択される、請求項9に記載のスイッチングシステム。
  11. 前記誘導電力アウトレットが、少なくとも1つの圧電性結晶を有し、この圧電性結晶は、前記誘導電力レシーバによって圧縮されたとき電位を発生するように構成されている、請求項9に記載のスイッチングシステム。
  12. 前記回路ブレーカが無効にされるとき前記誘導電力レシーバの存在を確認するように構成される、認証システムをさらに有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  13. 前記認証システムが前記誘導電力レシーバの存在を確認しない限り、ある時間経過の後、前記回路ブレーカは前記誘導電力アウトレットを前記電源から遮断するように構成される、請求項12に記載のスイッチングシステム。
  14. 前記トリガスイッチが太陽電池を有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  15. 前記太陽電池が電位を与えるように構成され、かつ前記回路ブレーカが前記電位が閾値以下である場合には無効にされるように構成される、請求項14に記載のスイッチングシステム。
  16. 前記誘導電力アウトレットが前記一次インダクタの両端間に振動電圧を与えるように構成される駆動ユニットを有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  17. 前記誘導電力アウトレットが前記トリガスイッチから前記回路ブレーカへの通信線を有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  18. 前記トリガスイッチが圧電素子を有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  19. 前記トリガスイッチがマイクロフォンを有する、請求項1に記載のスイッチングシステム。
  20. 電源と誘導電力アウトレットとの間の接続を制御するための方法であって、前記方法は以下の、
    ステップ(a)−前記電源と前記誘導電力アウトレットとの間に回路ブレーカを設けるステップと、
    ステップ(b)−前記回路ブレーカを無効にするように構成されるトリガスイッチを設けるステップと、
    ステップ(c)−前記トリガスイッチが活性化信号を検出するステップと、
    ステップ(d)−前記トリガスイッチが前記回路ブレーカに無効使号を送るステップと、
    ステップ(e)−前記回路ブレーカが、前記電源を前記誘導電力アウトレットに接続するステップとを有する方法
  21. 追加ステップである、
    ステップ(f)−誘導電力レシーバからの認証信号を待つステップと、
    ステップ(g)−認証信号を受けなかった場合、前記回路ブレーカが前記電源を前記誘導電力アウトレットから遮断するステップとをさらに有する、請求項20に記載の方法。
  22. 追加ステップである、
    ステップ(h)−前記誘導電力アウトレットが誘導電力レシーバから充電終了信号を受けるステップと、
    ステップ(i)−前記回路ブレーカが前記電源を前記誘導電力アウトレットから遮断するステップとをさらに有する、請求項20に記載の方法
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