JP2013511178A - 複数のマイクによる録音におけるマイク信号をミキシングする方法 - Google Patents

複数のマイクによる録音におけるマイク信号をミキシングする方法 Download PDF

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    • H04H60/04Studio equipment; Interconnection of studios

Abstract

【解決手段】音の部分が複数経路を通って伝播することにより生じる音調の変化を、マルチマイク録音のミキシングの際に可能な限り補償するべく、第1のマイク信号(100)および第2のマイク信号(101)のそれぞれのサンプルの重なり合う時間フレームごとのスペクトル値を形成することを提案する。第1の合算レベル(310)において、第1のマイク信号(100)のスペクトル値(300)は、第1の合算信号のスペクトル値(311)を形成しつつ、第2のマイク信号(101)のスペクトル値(301)に分散され、2つのマイク信号(100、101)の一方のスペクトル値(300、301)が動的に補正される。結果信号のスペクトル値(399)が、第1の合算信号のスペクトル値(311)から形成され、逆フーリエ変換およびブロック接合を施される(図3)。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前文に係る方法に関する。この方法は、従来から国際公開2004/084185号により知られている。
音楽、映画、放送、サウンドアーカイブ、コンピューターゲーム、マルチメディア表現、もしくはウェブサイト用の録音の制作時において、広大な音楽的空間を捕らえるべく、単一のマイクでなく複数のマイクを使用することが知られている(Michael Dickreiter他による「Handbuch der Tonstudiotechnik」、ISBN978−3598117657、211−212頁、230−235頁、265−266頁、439頁、479頁)。したがって、「マルチマイク録音」という言葉が一般的に用いられている。広大な音楽的空間は、たとえば、数種類の楽器によるオーケストラのコンサートホールである。音調の詳細を捕らえるべく、各楽器は近くに設置された個別のマイクにより録音され、コンサートホールのエコーおよび聴衆の雑音(特に、拍手)を含む全体的な音響特性を録音するべく、さらなるマイクが遠い距離に設置されている。
広大な音楽的空間の別の例としては、いくつかの打楽器から構成され、録音スタジオで録音されるドラムセットが挙げられる。「マルチマイク録音」を行うべく、マイクは各打楽器の近くにそれぞれ配置され、もう一つのマイクがドラム奏者の上方に設置される。
このようなマルチマイク録音によって、最大数の音響的かつ音調的な詳細を空間全体の音響特性とともに高音質で捕らえて、審美的に満足できるように整えることができるようになる。複数のマイクのそれぞれからのマイク信号は、通常、マルチトレース録音(multi−trace recording)として録音される。その後に行われるマイク信号のミキシングの際に、さらにクリエイティブな仕事が施される。特別な場合には、直に「ライブ」をミックスして、ミキシングの成果物だけを録音することが可能である。
ミキシング処理の創造性の目標は、一般的に、全ての音源の音量のバランス、自然音、および、ほぼ実際通りに全体的音響特性の空間的印象を持たせることである。オーディオミキシングコンソールまたはデジタル編集システムのミキサー機能での共通ミキシング技術では、一般的な数学的加算を技術として実現化したものであるサミングユニット(「バス」)によってマイク信号を加算して合算値を生成し、伝達する。図1では、一般的なミキシングコンソールまたはデジタル編集システムの信号経路での1回の合算を例示している。図2では、一般的なミキシングコンソールまたはデジタル編集システムの信号経路のサミングユニット(「バス」)における直列に接続された複数の合算を例示している。図1および図2の参照番号は以下の通りである。
100 第1のマイク信号
101 第2のマイク信号
110 加算に基づく合算レベル
111 合算信号
199 結果信号
200 第nの合算信号
201 第n+2のマイク信号
210 加算に基づく第n+1の合算レベル
211 第n+1の合算信号
音は必然的に複数経路を通って伝播するので、マルチマイク録音では、少なくとも2つのマイク信号が、同一音源から発生した音の部分を含む。これらの音の部分は、異なる音の経路を通るために異なる遅延量でマイクに到達するので、サミングユニットの共通ミキシング技術では、くし型フィルター効果が発生して音の変化として聞こえ、自然音を意図していたのには反する結果となる。共通ミキシング技術では、録音したマイク信号の振幅を調整したり、遅延量が調整可能であることにより、くし型フィルター効果に基づくこれらの音の変化を削減することができる。しかし、このような削減は、複数の音源から音が複数経路を通って伝播する場合は、限定的にしか可能でない。いずれにせよ、最良の妥協点を見つけ出すにはミキシングコンソールまたはデジタル編集システムによる大幅な調整が必要である。
先の独国特許出願公開第102008056704号明細書では、複数チャネル(たとえば、5チャネル)のオーディオ形式から2チャネルのオーディオ形式を生成するための下方ミキシング(いわゆる「ダウンミキシング」)によって、実体のない音源が投射されることが記載されている。ここで、2つの入力信号を合算するのであるが、合算すべき2つの入力信号の一方のスペクトル係数を補正係数でロード補正し、補正係数でロード補正された入力信号を、他方の入力信号より優先する。しかし、独国特許出願公開第102008056704号明細書に記載される補正係数の決定では、優先された信号の振幅が優先されない信号より低い場合には、不調和な周辺雑音が聞き取り可能になってしまうかもしれない。このようなかく乱は、発生する可能性は低いが、上手く処理することはできない。
複数のマイクを用いた録音におけるマイク信号のミキシング方法が国際公開2004/084185号により知られており、第1のマイク信号および第2のマイク信号のそれぞれからのサンプルの重なり合う時間ウィンドウのスペクトル値をそれぞれ生成する。第1のマイク信号のスペクトル値を、第1の合算レベルにおいて、第2のマイク信号のスペクトル値上に分配し、マイク信号のうち一方のスペクトル値の動的補正を行う。結果として得られる信号のスペクトル値は、第1の合算信号のスペクトル値から構成され、これらには逆フーリエ変換およびブロック接合が施される。したがって、サンプルの各ブロックに対して、個別の補正係数を決定することができる。共通加算のかわりに、信号を選んでスペクトル係数を重畳することによる動的補正によって、ミキシングコンソールもしくは編集システムのサミング要素においてマルチマイクミキシングの際に共通加算により発生する望ましくないくし型フィルター効果が減少する。しかし、この方法では、優先された信号の振幅が優先されない信号よりも低い場合には、不調和な周辺雑音が聞こえるようになる。
本発明の目的は、マルチマイク録音のミキシングの際に、音の部分が複数経路を通って伝播することにより生じる音調の変化を可能な限り補償することである。
この目的の解決は、請求項1の特徴から得られる。
本発明に係る方法の有利な実施形態および発展例が、従属項に提示される。
本発明は、図3から図6に提示される実施形態により記載される。
一般的なミキシングコンソールまたはデジタル編集システムの信号経路での1回の合算を例示している。 一般的なミキシングコンソールまたはデジタル編集システムの信号経路のサミングユニット(「バス」)における直列に接続された複数の合算を例示している。 本発明に係る方法を実施するための構成の全体的なブロック図である。 図3と類似しているが、第1の合算レベルが複数の追加的な合算レベルにより強化される点で相違するブロック図を示す。 図3および図4で意図された第1の合算レベルのブロック図を示す。 図4で意図された追加的な合算レベルのブロック図を示す。
図1および図2の参照番号は、以下の通りである。
100 第1のマイク信号
101 第2のマイク信号
199 結果信号
201 第n+2のマイク信号
300 第1のマイク信号のスペクトル値
301 第2のマイク信号のスペクトル値
310 第1の合算レベル
311 第1の合算信号のスペクトル値
320 ブロック形成/スペクトル変換ユニット
330 逆スペクトル変換/ブロック接合ユニット
399 結果信号のスペクトル値
400 第nの合算信号のスペクトル値
401 第n+2のマイク信号のスペクトル値
410 第n+1の合算レベル
411 第n+1の合算信号のスペクトル値
500 割り当てユニット
501 優先信号のスペクトル値A(k)
502 非優先信号のスペクトル値B(k)
510 補正係数値の算出ユニット
511 補正係数値m(k)
520 乗算−加算ユニット
700 ユニット320および第n+1の合算レベル410から構成される第nの形成グループ
図3は、本発明に係る方法を実施するための構成の全体的なブロック図を示す。第1のマイク信号100および第2のマイク信号101は、専用のブロック形成/スペクトル変換ユニット320にそれぞれ送達される。ユニット320では、マイク信号100および101は、まず、時間的に重なり合う信号セグメントに分割され、その後、形成されたブロックはフーリエ変換される。これにより、ブロック320に出力において、第1のマイク信号100のスペクトル値300および第2のマイク信号101のスペクトル値301がそれぞれ得られる。次に、スペクトル値300および301は、第1の合算レベル310にフィードされ、スペクトル値300および301から、第1の合算信号のスペクトル値311が生成される。スペクトル値311は、同時に、結果信号のスペクトル値399でもあり、これは、ユニット330においてまず逆フーリエ変換される。次に、このようにして形成されたスペクトル値は、ブロックにマージされる。このようにして得られた時間的に重なり合う信号セグメントのブロックは累積され結果信号199になる。
図4に示すブロック図は、図3のブロック図と類似の構成をしているが、スペクトル値399が同時にスペクトル値311ではないことが主要な違いである。実際、図4では、それぞれ、ブロック形成/スペクトル変換ユニット320および第n+1の合算レベル410がスペクトル値311とスペクトル値399との間に挿入された1つ以上の同一の形成グループ700が接続されて連なっている。簡易化する目的で、図4ではブロック図中に形成グループ700のうち1つの形成グループ700だけを示しており、以下の記載では数字のインデックスnは、通し番号である。接続されて連なった上記の形成グループ700は、スペクトル値400は同時に、接続された連なりの先頭における第1の合算信号311のスペクトル値を形成し、スペクトル値411は同時に、接続された連なりの末尾の結果信号399のスペクトル値を形成する、というように理解されるべきである。接続された連なりのその他全ての段(section)において、合算レベル410のスペクトル値411は同時に、後段の合算レベル410のスペクトル値400となる。第n+2のマイク信号201は、接続された連なりの形成部ループ700のブロック形成/スペクトル変換ユニット320にフィードされ、そこで時間的に重なり合った信号セグメントに分割される。得られた時間的に重なり合う信号セグメントのブロックはフーリエ変換され、第n+2のマイク信号のスペクトル値401となる。第nの合算信号のスペクトル値400および第n+2のマイク信号のスペクトル値401は、次にn+1の合算レベル410にフィードされ、これらから、第n+1の合算信号のスペクトル値411が生成される。
図5は、第1の合算レベル310の詳細を示す。合算レベル310では、第1のマイク信号100のスペクトル値300および第2のマイク信号101のスペクトル値301が割り当てユニット500にフィードされ、ユニット500の出力信号501または502の優先が、プロデューサーまたはユーザーの選択により発生する。2つの割り当て選択肢が可能であり、出力信号501を優先する場合、優先される信号501のスペクトル値A(k)はスペクトル値301に割り当てられ、優先されない信号502のスペクトル値B(k)はスペクトル値300に割り当てられる。あるいは、優先される信号501のスペクトル値A(k)はスペクトル値300に割り当てられ、優先されない信号502のスペクトル値B(k)。優先の割り当ての選択は、全体的な音響特性の空間的印象を決定し、創作性の要請により選択される。典型的な可能性は、全体的な音響特性を集音するためのマイク(主マイク)の信号もしくは本発明に従って形成された合算信号を優先される信号経路に割り当て、音源の近くに設置されるマイク(補助マイク)の信号を優先されない信号経路に割り当てることである。割り当てられた優先される信号501のスペクトル値A(k)および優先されない信号502のスペクトル値B(k)は、次に補正係数値m(k)の算出ユニット510にフィードされ、以下のようにスペクトル値A(k)およびB(k)から補正係数値m(k)が出力信号511として算出される。補正係数(m(k)は以下のように算出される。
eA(k)=Real(A(k))・Real(A(k))+Imag(A(k))・Imag(A(k))
x(k)=Real(A(k))・Real(B(k))+Imag(A(k))・Imag(B(k))
w(k)=D・x(k)/eA(k)
m(k)=(w(k)+1)(1/2)−w(k)
または、補正係数m(k)は以下のように算出される。
eA(k)=Real(A(k))・Real(A(k))+Imag(A(k))・Imag(A(k))
eB(k)=Real(B(k))・Real(B(k))+Imag(B(k))・Imag(B(k))
x(k)=Real(A(k))・Real(B(k))+Imag(A(k))・Imag(B(k))
w(k)=D・x(k)/(eA(k)+L・eB(k))
m(k)=(w(k)+1)(1/2)−w(k)
ここで、m(k)は第kの補正係数であり、A(k)は優先される信号の第kのスペクトル値であり、B(k)は優先されない信号の第kのスペクトル値であり、Dは補償の程度(grade of compensation)であり、Lは補償の制限の程度(grade of the limitation of the compensation)である。
補償の程度Dは、くし型フィルター効果による音の変化をどの程度までバランスさせるかを決定する数値である。この数値は、創作性の要請および目標とする音色効果にしたがって選択され、有利に0から1の範囲の値である。D=0の場合、音は従来のミキシングにより得られる音と全く同じである。D=1の場合、くし型フィルター効果は完全に除去される。Dが0と1との間の値である場合、結果の音調は、D=0の場合とD=1の場合との間となる。
補償の制限の程度Lは、不調和な周辺雑音の発生可能性をどの程度削減するかを決定する数値である。優先されるマイク信号の振幅が優先されないマイク信号より低い場合に、この可能性は生じる。L≧0である場合が有効である。L=0の場合、不調和な周辺雑音の可能性は全く削減されない。程度Lは、経験にしたがって周辺雑音が聞き取れなくなるように選択される。通常、程度Lは、約0.5である。程度Lが大きいほど、周辺雑音の可能性は小さくなるが、Dによって調整される音調変化のバランスも一緒に小さくなる。
優先される信号501のスペクトル値A(k)は乗算器520に送られ、優先されない信号502のスペクトル値B(k)は合算器530に送られる。さらに、出力信号511の補正係数値m(k)は、算出ユニット510にフィードされ、そこでスペクトル値A(k)501により複素的に(実数部と虚数部にしたがって)乗算される。乗算器520により得られた値は合算器530にフィードされ、優先されない信号502のスペクトル値B(k)に複素的に(実数部と虚数部にしたがって)加算される。これにより、第1の合算レベル310の第1の合算信号のスペクトル値311が得られる。
優先するにあたって重要であるのは、合算器530で加算される2つの加数のうちの一方によって補正係数m(k)が乗算されることである。したがって、この加数の全信号経路は、合算器530に入力されるマイク信号より「優先」される。
図6は、第n+1の合算レベル410の詳細を示す。第n+1の合算レベル410は、第1の合算レベル310と構成が類似しているが、第nの合算信号のスペクトル値400と第n+2のマイク信号のスペクトル値401とが割り当てユニット500にフィードされ、合算器530により得られる値が第n+1の合算信号のスペクトル値であることが異なる。
本発明は、マイク信号だけでなく、上記の問題を有するあらゆる音声信号についても記載されていることは明らかである。したがって、入力信号は、録音された音から発生され、さらに編集されるべく記憶媒体に保存された音声ファイルもしくはサウンドトラックの形態で存在する一般的な音声信号であってよい。
さらに、本発明は、コンピューター上で実行されるソフトウェア、ハードウェア、これらの組み合わせ、および/または専用の回路等の多様な方法で実施することができる。

Claims (16)

  1. 複数のマイクによる録音(マルチマイク録音)におけるマイク信号をミキシングする方法であって
    音の部分が複数経路を通って伝播され、
    第1のマイク信号(100)および第2のマイク信号(101)がサンプルブロック形成およびフーリエ変換を施されて、前記第1のマイク信号(100)および前記第2のマイク信号(101)のそれぞれのスペクトル値(300、301)が生成され、
    第1の合算レベル(310)において、前記第1のマイク信号(100)の前記スペクトル値(300)が前記第2のマイク信号(101)の前記スペクトル値(301)上に分配され、それにより第1の合算信号のスペクトル値(311)が形成され、前記第1のマイク信号(100)および前記第2のマイク信号(101)のうち一方の前記スペクトル値(300、301)の動的補正が生じ、
    前記第1の合算信号の前記スペクトル値(311)は、結果値のスペクトル値(399)を形成し、
    前記結果値の前記スペクトル値(399)が逆フーリエ変換およびサンプルブロック接合を施されて、結果信号(199)が生成される方法において、
    前記第1の合算信号の前記スペクトル値(311)を生成するべく、前記第1のマイク信号(100)の前記スペクトル値(300)および前記第2のマイク信号(101)の前記スペクトル値(301)のうち、これら2つの信号の一方の前記スペクトル値(300、301)を選択することができ、選択された方は他方の信号より優先され、
    優先される信号のスペクトル値(A(k))のそれぞれが、対応する補正係数m(k)によって乗算され、優先されない信号のスペクトル値(B(k))および前記優先される信号の補正されたスペクトル値m(k)・A(k)が加算されて、結果信号のスペクトル値(399)が形成されることを特徴とする方法。
  2. 前記補正係数m(k)は、
    eA(k)=Real(A(k))・Real(A(k))+Imag(A(k))・Imag(A(k))
    x(k)=Real(A(k))・Real(B(k))+Imag(A(k))・Imag(B(k))
    w(k)=D・x(k)/eA(k)
    m(k)=(w(k)+1)(1/2)−w(k)
    のように算出されるか、または
    eA(k)=Real(A(k))・Real(A(k))+Imag(A(k))・Imag(A(k))
    eB(k)=Real(B(k))・Real(B(k))+Imag(B(k))・Imag(B(k))
    x(k)=Real(A(k))・Real(B(k))+Imag(A(k))・Imag(B(k))
    w(k)=D・x(k)/(eA(k)+L・eB(k))
    m(k)=(w(k)+1)(1/2)−w(k)
    のように算出され、
    m(k)は第kの補正係数であり、
    A(k)は前記優先される信号の第kのスペクトル値であり、
    B(k)は前記優先されない信号の第kのスペクトル値であり、
    Dは補償の程度(grade of compensation)であり、
    Lは補償の制限の程度(grade of the limitation of the compensation)であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の合算レベル(310)は、N個の追加的な合算レベル(410)により拡張され、
    第n+1の合算レベル(410)のそれぞれにおいて、第n+2のマイク信号(201)がサンプルブロック形成およびフーリエ変換を施され、その結果、前記第n+2のマイク信号(201)のスペクトル値(401)が生成され、前記第n+1の合算レベル(410)において、第nの合算信号のスペクトル値(400)が前記第n+2のマイク信号(201)の前記スペクトル値(401)に分配されて第n+1の合算信号のスペクトル値(411)が生成され、前記第nの合算信号の前記スペクトル値(400)または前記第n+2のマイク信号(201)の前記スペクトル値(401)の動的補正が生じ、前記第n+1の合算レベル(410)のそれぞれにおいて、前記第nの合算信号の前記スペクトル値(400)および前記第n+2のマイク信号(201)の前記スペクトル値(401)のうち、これら2つの信号の一方の前記スペクトル値(400、401)が選択されて他方の信号より優先され、
    n=[1...N]は合算レベルの通し番号であり、
    Nは拡張された合算レベルの数であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 補償の程度Dは、くし型フィルター効果による音変化をどの程度バランスさせるかを決定する数値であり、値Dは創作性の要請および目標とする音色効果にしたがって選択されることを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  5. 程度Dの値は0から1の範囲にあり、D=0である場合、音は従来のミキシングにより得られる音と全く同じであり、D=1である場合、くし型フィルター効果は完全に除去されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 補償の制限の程度Lは、不調和な周辺雑音の発生の可能性をどの程度削減するかを決定する数値であり、前記可能性は、優先されるマイク信号の振幅が優先されないマイク信号に比べて低い場合に発生する請求項2または3に記載の方法。
  7. 補償の制限の程度Lは0以上であり、L=0の場合、不調和な周辺雑音の可能性は全く削減されず、程度Lは、経験にしたがって、周辺雑音が聞き取れなくなるように選択されることを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  8. 補償の制限の程度Lの値は、約0.5であることを特徴とする請求項2、6、または7に記載の方法。
  9. 第1の音調信号および第2の音調信号をミキシングして結果信号を生成するミキシング回路であって、
    前記第1の音調信号を受け取る第1の入力(100)と、
    前記第2の音調信号を受け取る第2の入力(101)と、
    前記結果信号を出す出力(199)と、
    前記ミキシング回路の前記第1の入力(100)および前記第2の入力(101)にそれぞれ結合された第1の入力(300)および第2の入力(301)並びに前記ミキシング回路の前記出力(199)に結合された出力(311)を有する組み合わせ回路(310、図5)と
    を備えるミキシング回路において、
    前記組み合わせ回路は、
    算出ユニット(510)と、
    乗算回路(520)と、
    信号組み合わせユニット(530)と
    を有し、
    前記組み合わせ回路(310)の前記第1の入力(300)および前記第2の入力(301)は、前記算出ユニット(510)の第1の入力および第2の入力に結合され、
    前記算出ユニットの出力は、前記乗算回路(520)の第1の入力に結合され、
    前記ミキシング回路の第1の入力(301)は前記乗算回路(520)の第2の入力に結合され、
    前記乗算回路(520)の出力は前記信号組み合わせユニット(530)の第1の入力に結合され、
    前記ミキシング回路の前記第1の入力(300)および前記第2の入力(301)のうち一方は、前記信号組み合わせユニットの第2の入力に結合され、
    前記信号組み合わせユニットの出力は、前記組み合わせ回路(310)の前記出力(311)に結合され、
    前記算出ユニット(510)は、前記算出ユニット(図1および図5)の前記第1の入力および前記第2の入力における信号に基づいて増倍率m(k)を導出するために設けられている
    ことを特徴とするミキシング回路。
  10. 第1の音調信号および第2の音調信号並びに前記結果信号は、周波数領域で変換された信号であり、
    前記ミキシング回路は、前記ミキシング回路の前記第1の入力(100)および前記第2の入力(101)と前記組み合わせ回路(310)の前記第1の入力(300)および前記第2の入力(301)との間に時間−周波数変換器(320)を、前記組み合わせ回路の前記出力(311)と前記ミキシング回路の前記出力(199)との間に周波数−時間変換器をさらに備え、
    前記増倍率は、周波数に依存する増倍率(m(k))であり、kは周波数パラメーターであることを特徴とする請求項9に記載のミキシング回路。
  11. 前記組み合わせ回路(310)は、前記組み合わせ回路(310)の前記第1の入力における信号を、前記乗算回路(520)の前記第2の入力または前記信号組み合わせユニット(530)の前記第2の入力に割り当て、前記組み合わせ回路(310)の前記第2の入力における信号を、前記信号組み合わせユニット(530)の前記第2の入力または前記乗算回路(520)の前記第2の入力に割り当てる割り当てユニット(500)をさらに有することを特徴とする請求項9または10に記載のミキシング回路。
  12. 請求項10に従属する限りにおいて、
    前記算出ユニット(510)は、m(k)を、
    m(k)=[w(k)+1](1/2)−w(k)のように算出し、
    w(k)=D*x(k)/eA(k)であり、
    x(k)=Real[A(k)]*Real[B(k)]+Imag[A(k)]*Imag[B(k)]であり、かつ
    eA(k)=Real[A(k)]*Real[A(k)]+Imag[A(k)]*Imag[A(k)]であり、
    A(k)は、前記乗算回路(520)の前記第2の入力に供給される信号の第kのスペクトル値であり、
    B(k)は、前記信号組み合わせユニット(530)の前記第2の入力に供給される信号の第kのスペクトル値であり、
    Dは、値を調整可能な定数である
    ことを特徴とする請求項10または11に記載のミキシング回路。
  13. 請求項10に従属する限りにおいて、
    前記算出ユニット(510)は、m(k)を、
    m(k)=[w(k)+1](1/2)−w(k)のように算出し、
    w(k)=D*x(k)/[eA(k)+L*eB(k)]であり、
    x(k)=Real[A(k)]*Real[B(k)]+Imag[A(k)]*Imag[B(k)]であり、
    eA(k)=Real[A(k)]*Real[A(k)]+Imag[A(k)]*Imag[A(k)]であり、かつ
    eB(k)=Real[B(k)]*Real[B(k)]+Imag[B(k)]*Imag[B(k)]であり、
    A(k)は、前記乗算回路(520)の前記第2の入力に供給される信号の第kのスペクトル値であり、
    B(k)は、前記信号組み合わせユニット(530)の前記第2の入力に供給される信号の第kのスペクトル値であり、
    Lは、値を調整可能な定数であり、
    Dは、値を調整可能な定数である
    ことを特徴とする請求項10または11に記載のミキシング回路。
  14. Dは、0≦D≦1である場合に有効であることを特徴とする請求項12または13に記載のミキシング回路。
  15. Lは、L≧0である場合に有効であることを特徴とする請求項13に記載のミキシング回路。
  16. Lは、0.5に略等しいことを特徴とする請求項15に記載のミキシング回路。
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