JP2013510651A5 - - Google Patents

Description

本発明の実施態様の追加の用途は、管状骨またはエクソ−造成（exo-augmentation）にあることが認識されるべきである。例えば、既存の骨格骨の表面上への骨の造成を含むことができる。さらに、本発明の実施態様が、破壊されたかまたは粉砕された骨の処理に有用であることが認識される。フィラーは、損傷を受けた部位での骨統合、および周囲の軟繊維への軟繊維付着を許容する。様々な量のフィラーが様々なサイズに形作られるために使用されることができることが認識される。すなわちその粘ちゅうな特性により、それは特定の用途または状況に適合するために成形され適応されることができる。
本発明は以下の実施態様を含む。
第１項：口腔での新生骨の成長を引き起こすための第１の材料を含む、骨の増強と保存を実行するためのフィラーであって、
ここで、第１の材料がキャビティ内に射出され、キャビティの形状に追従することを許容する粘度を有し、および
該第１の材料は、キャビティ内に射出された後にキャビティ内で固化する、フィラー。
第２項：さらに第２の材料を含み、
該第２の材料が、キャビティ内に射出され、第１の材料の形状に追従することを許容する粘度を有し、第２の材料は、キャビティ内に射出された後にキャビティ内で固化する、第１項記載のフィラー。
第３項：前記第１の材料がバイオセラミック材料を含む、第１項記載のフィラー。
第４項：第２の前記材料がポリマーを含む、第２項記載のフィラー。
第５項：前記ポリマーが生物吸収可能なポリマーである、第４項記載のフィラー。
第６項：前記フィラーが無歯顎のリッジに置かれるとき、前記フィラーがリッジの保存を容易にする、第１項記載のフィラー。
第７項：前記フィラーが無歯顎のリッジに置かれるとき、前記フィラーがリッジの増強を容易にする、第１項記載のフィラー。
第８項：第１の材料は少なくとも２つの材料を含む、第１項記載のフィラー。
第９項：前記第１の材料がバイオセラミック材料を含む、第８項記載のフィラー。
第１０項：前記第１の材料が骨形態形成タンパク質材料を含む、第８項記載のフィラー。
第１１項：前記第１の材料は、固化した際に第１の材料を通して新生骨の成長を許容するように構成された格子タイプフォームを形成する、第１項記載のフィラー。
第１２項：以下を含む骨の増強を実行する方法：
摘出部位に第１の材料を配置すること、
ここで、第１の材料は摘出部位の形状に追従する粘度を有する、
および
摘出部位に第２の材料を配置すること、ここで、第２の材料は第１の材料の形状に追従する粘度を有する
第１３項：前記第１の材料がバイオセラミック材料を含む、第１２項記載の方法。
第１４項：第２の前記材料が生物吸収可能なポリマーを含む、第１２項記載の方法。
第１５項：第１の材料上に形成された骨結合構造の芯を取り、骨ボイドを形成し、該骨ボイドにインプラントデバイスを挿入することをさらに含む、第１２項記載の方法。
第１６項：以下を含む、損傷したかまたは欠損した柔軟小突起を再生するための歯科インプラント：
歯肉細胞がミクロパターン中で指向性成長することを許容するサイズのミクロパターンを含むボデイ、および
患者の顎に歯科インプラントを据えつけるためにボデイと結合されたアンカー。
第１７項：ボデイが三角形である、第１６項記載の歯科インプラント。
第１８項：ボデイがコーティングを有し、該コーティングの上にミクロパターンが形成された、第１６項記載の歯科インプラント。
第１９項：コーティングが生分解性ポリマーである、第１８項記載の歯科インプラント。
第２０項：ミクロパターンが複数のトラフ、および／または、リッジを含む、第１６項記載の歯科インプラント。
第２１項：ミクロパターンが複数のミクロチューブを含む、第１６項記載の歯科インプラント。
第２２項：ミクロパターンが、患者の歯肉線の中に配置されるボデイの領域上に配置される複数のカラムを含み、歯肉のボディへの癒着を増加させる、第１６項記載の歯科インプラント。
第２３項：ミクロパターンがさらに、歯肉線を超えたところまで広がるように設計されたボデイの部分に配置される、複数のトラフ、リッジ、および／またはミクロチューブを含む、第２２項記載の歯科インプラント。
第２４項：アンカーがねじを含む、第１６項記載の歯科インプラント。
第２５項：アンカーが、アンカーを通して骨成長を容易にするために複数の孔を含む、第１６項記載の歯科インプラント。
第２６項：損傷したかまたは欠損した柔軟小突起を再生するための歯科インプラントを挿入する方法であって、
歯肉細胞がミクロパターン中で指向性成長することを許容するサイズのミクロパターンを含むボデイ、および患者の顎に歯科インプラントを据えつけるためにボデイと結合されたアンカーを含む歯科インプラントを提供し、
患者の顎の２つの歯の間にアンカーを挿入し、
ボデイは部分的に歯肉線内に位置し、部分的に歯肉線から外側へ、歯肉が再生する領域まで延びる。
第２７項：ボデイがコーティングを有し、該コーティングの上にミクロパターンが形成される、第２６項記載の方法。
第２８項：コーティングが生分解性ポリマーである、第２７項記載の方法。
第２９項：ミクロパターンがさらに、複数のトラフ、リッジ、および／またはミクロチューブを含む、第２６項記載の方法。
第３０項：ミクロパターンが、患者の歯肉線の中に配置されるボデイの領域上に配置される複数のカラムを含み、歯肉のボディへの癒着を増加させる、第２６項記載の方法。

Claims (1)

1. 口腔での新生骨の成長を引き起こすための第１の材料を含む、骨の増強と保存を実行するためのフィラーであって、
   ここで、第１の材料がキャビティ内に射出され、キャビティの形状に追従することを許容する粘度を有し、および
   該第１の材料は、キャビティ内に射出された後にキャビティ内で固化する、フィラー。