JP2013510638A - ズボンラック - Google Patents
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Abstract
本発明はズボンラックに関し、ズボンのベルト縫製線を基準に上部が厚くてその下の部分の厚さがいつも薄いという点を見つけ、その厚さを利用した発明であって、両手でズボンのベルト部分を持ってラック手段の突出された支持棒の間にズボンのベルト縫製線の下部分を挿入させて両手を離すとベルトの下部分よりいつも厚いベルト縫製線の上部が自然に支持棒に安着されて、ズボンが掛けられる原理を利用するがラック手段は、必要によってその数を異なるようにすることができてズボンの収納空間を増やしたり減らすことができるとともに、ズボンの厚さによって支持棒の間の幅を調節することができて、使用が非常に簡単になるように発明されたズボンラックである。
Description
本発明はズボンラックに関し、ズボンのベルト部分の縫製線を基準に上部が厚く、その下の部分が薄いという点を利用してその厚さを利用した発明であって、両手でズボンのベルト部分を取ってラック手段の突出された支持棒の間にズボンのベルト縫製線下部分を挿入させ、両手を離すと、ベルト下の部分より厚いベルト縫製線の上部が自然に支持棒に安着されてズボンが掛けられる原理を利用して、ラック手段は必要によってその数を異なるようにすることができて、ズボンの収納空間を増やしたり減らすことができ、またズボンの厚さによって支持棒の間の幅を調節することができて、非常に容易に使用できるように発明されたズボンラックに関する。
一般的に、ズボンは上下に折ってその折られた部分を公知の三角形のハンガーにかけて保管するか、ズボンを広げた状態で倒してズボン吊りに固定させて保管する。
しかし、前者の場合には、ズボンをハンガーにかける時も、片手でハンガーを持ち、他方の手でズボンを掛けるため、ズボンラックに装着することが非常に不便であり、ズボンを上下に折るため、その部分に皺ができて、ズボンを着用する時不便な問題があり、後者の場合にも片手でズボンを持ち、他方の手でズボン吊りを開けなければならないため、装着の時、非常に不便であり、装着した後には挟まれた部分に跡が付くという短所があった。
そこで、近来にはズボンを保管する時、皺を防止しながら、ズボン吊りの挟み部を広げなくても保管することができるように構成されたズボンラックが複数提案されている。大韓民国実用新案登録番号第0348371号がその代表的な例である。
この従来の技術によれば、本体部に棒状固定具を具備して、この固定具にベルト通しを挿入してズボンを収納するように構成される。このようなズボンラックを使用すると、前述した問題、即ち、皺が発生する問題、ズボン吊りの挟み部分を開ける短所及びズボンの端部が毀損される問題は解決される。
しかし、棒状固定具にズボンのベルト通しを挿入することもズボン吊りの挟み部を開けることぐらい煩雑な問題が発生され、固定具へベルト通しを頻繁に挿入したり、保管中のズボンを選択的に引き出す時、ベルト通しと固定具の安全キャップの頻繁な摩擦によって固定具の安全キャップが剥がれて鋭い金属の端部が突出されてズボンが損傷されたり、ベルト通しが毀損される問題も発生される。
本発明は前述した問題点、特にズボンラックに装着する時の煩雑さを解決するために発明されたもので、その長所の他にもズボンを折らないで広げた状態で保管して皺を防止することができるようにしながら、保管及び選択的引出が極めて容易で、必要によって収納空間を増やしたり減らすことができて、狭い空間を効率的に利用することができるズボンラックを提供することを目的とする。
また、本発明は前記問題点、特にズボンラックに装着する時の煩雑さを解決するために発明されたもので、その長所の他にもズボンを折らないで広げた状態で保管して皺を防止することができるようにしながら、保管及び選択的引出が極めて容易で、狭い空間を効率的に利用することができるズボンラックを提供することを目的とする。
前記目的を達するために、本発明は、幅調節が可能なズボンラックにおいて、壁面、たんすに直接付着されたり支持部材に付着されるガイドバーと;前記ガイドバーに分離可能に嵌合される本体と、前記本体前面で前側に突出して形成される支持棒で構成され、少なくとも二つが前記ガイドバーに結合されて、前記支持棒の間にズボンを挿入することができるズボン挿入空間部を形成するラック手段と;前記ラック手段が無断に遊動されることを防止するように前記ガイドバーの両側に結合されて前記ラック手段の両側に緊密に固定される固定装置と;を含み、前記支持棒の間に形成された挿入空間にズボンを広げた状態で挿入させてズボンで比較的厚いベルト締結部が前記支持棒に自然に安置されて保管されるように構成されることを特徴とする。
好ましくは、前記支持部材は前記ガイドバーの側面を壁面に固定させることができる安置台、壁面及びたんすに付着される補強板材若しくは地面に直立に設置されるハンガー支柱の中から選択された何れか一つであることを特徴とする。
好ましくは、前記支持棒の厚さは後側から前側に行くほど薄くなるように形成して、前記支持棒の間に形成された挿入空間部が後側から前側に行くほど広くなるようにしてズボンの挿入作用と引出作用が容易になるように構成されることを特徴とする。
好ましくは、前記支持棒の間に形成されるズボン挿入空間部の幅を拡張させることができるように、本体の間に具備される間隔維持部をさらに含むことを特徴とする。
前記目的を達するために、本発明は、ズボンラックにおいて、壁面、たんすに直接付着されたり支持部材に付着されるガイドバーと;前記ガイドバーに分離可能に嵌合される本体と、前記本体前面で前側に突出して形成される支持棒で構成され、少なくとも二つが前記ガイドバーに結合されて前記支持棒の間にズボンを挿入することができるズボン挿入空間部を形成するラック手段と;前記ラック手段が無断に遊動されることを防止するように前記ガイドバーの両側に結合されて前記ラック手段の両側に緊密に固定される固定装置とを含み、前記支持棒の間に形成された挿入空間部にズボンを広げた状態で挿入させてズボンの中で比較的厚いベルト締結部が前記支持棒に自然に安置されて保管されるように構成されることを特徴とする。
好ましくは、前記ガイドバーは安置台と上部連結棒との間に固定されることを特徴とする。
好ましくは、前記本体は前記ガイドバーに強制に結合されることができるように、前記本体の下部に突出バーと挿入口が形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記支持部材は前記ガイドバーの側面を壁面に固定させることができる安置台、壁面とたんすに付着される補強板材若しくは地面に直立設置されるハンガー支柱の中で選択された何れか一つであることを特徴とする。
好ましくは、前記ハンガー支柱は上部連結棒が下部連結棒の内径に挿入されて固定され、下部連結棒と上部連結棒の結合部分に高さ延長部を挿入して前記ガイドバーの高さを調節することができることを特徴とする。
好ましくは、前記支持棒の厚さは後側から前側に行くほど薄くなるように形成して、前記支持棒の間に形成された挿入空間部が後側から前側に行くほど広くなるようにして、ズボンの挿入作用と引出作用が容易になるように構成されることを特徴とする。
好ましくは、前記支持棒の間に形成されるズボン挿入空間部の幅を拡張させることができるように本体の間に具備される間隔維持部をさらに含むことを特徴とする。
本発明のズボンラックによれば、壁またはハンガー支柱によって固定されたガイドバーに結合されたラック手段の本体前側にある支持棒の間に両手でズボンのベルト締結部の上部を持って挿入するので保管のための装着が極めて容易であり、且つズボンを折らないで広げた状態で挿入させて保管して皺を防止することができ、また、一方前記挿入空間部は前側が広く形成されていて、保管及び選択的引出が極めて容易であるという効果がある。
また、複数のズボン挿入空間部を具備するとともに、複数に連結する時その連結部分ごとにズボン挿入空間部が形成されるので複数のズボンを保管することができて空間活用度が優れるという長所がある。
また、ラック手段は着脱可能であるので、収納空間の中にズボン挿入空間部を増やしたり減らすことができてズボンの厚さにかかわらず使用可能であり、従って、性別、年齢別、季節別にかかわらず全ての使用者が使用可能であるという優れた長所がある。
また、前記ガイドバーに既存のハンガーをかけることができるようにして、ズボンだけでなく上着もかけることができるという優れた長所がある。
以下、添付された図面を参照して実施形態である発明のズボンラックをより詳しく説明する。
これに先立って、本明細書及び特許請求の範囲に用いられた用語や単語は通常的で、辞書的な意味に限定して解釈してはならず、発明者は自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念に解釈すべきである。
従って、本明細書に記載された実施形態と図面に示された構成は、本発明の最も好ましい実施形態に過ぎず、本発明の全ての技術的思想を代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを代替できる多様な均等物と変形例があり得ることを理解すべきである。
図1は本発明の好ましい実施形態によるズボンラックの斜視図であり、図2は本発明の好ましい実施形態による図1のA−A線に沿う横断面図であり、図3は本発明の好ましい実施形態によるズボンラックの連結状態を示す概略断面図である。
まず、図1及び図2によれば、本発明のズボンラック100は、大体本体部110及び支持棒120を含んで構成される。
前記本体部110は板状形態で、上下側には本体部110を直接壁面、たんす若しくはここでは支持部材140(図示しない)にボルト、螺子及び釘などの固定手段を介して付着させることができるようにする複数の締結孔112が形成されている。勿論、前記固定手段の代りに背面に接着剤及び両面テープを具備して簡便に付着させることもできるが、このような付着方式は既に公知されているため本発明ではさらなる詳細な説明は省略する。
また、前記支持棒120は棒状で、前記本体部110の前面に所定間隔に連続的に突出して形成され、その間にズボン挿入空間部130が所定間隔に連続的に形成されるように具備される。この時、前記支持棒120は、図2に示すように、平面上その厚さt、t’が後側から前側に行くほど薄くなるように形成される。これにより前記挿入空間部130の幅s、s’は後側から前側に行くほど広くなる。また、ズボンの構造上、前方にはジッパーがあって、保管の時にはジッパー部分を内側に畳み、ズボンのプリーツが前側になるようにするので前側が後側よりもっと厚くなる。そこで、ズボンラックの支持棒の間の幅も後側より前側が広いとき保管の時に自然に安置される。しかも、その幅の差によってズボンの挿入と引出作用が容易になるように形成する。この作用関係については以下で詳しく説明する。
ここで、前記ズボン挿入空間部130の幅s、s’が前側に行くほど広くなる形状を有してもその前側の広さsはズボンの上端部に形成されたベルト締結部の厚さより広くならないように形成しなければならない。
一方、前記支持棒120の長さは約36〜40cmに形成することが好ましいが、さらに好ましくは、36cmの長さを有するものをAタイプ、38cmの長さを有するものをBタイプ、そして、40cmの長さを有するものをCタイプにしてそれぞれ提供するが、Aタイプの場合、支持棒の間に形成されたズボン挿入空間部の広さの比率を前側は6mm、後側は4mmにし、Bタイプの場合、前側は8mm、後側は6mmにし、Cタイプの場合、前側は10mm、後側は8mmに形成されるようにして消費者が選択するように提供することも考慮する必要がある。
このように、三種類のタイプを提供するのは、ズボンのサイズによってその幅が異なるからであり、春秋服、夏服、冬服によってその厚さも異なるため、柔軟に対応できるようにし、このような数値は一例に過ぎず、多様な変形が可能である。
一方、前記本体部110の両側面には延長部114がさらに形成されている。図3に示すように、本体部110を二つ以上横方向に連結する時その連結部分にもズボン挿入空間部130が形成されるようにするためであり、前記延長部114の長さyはズボン挿入空間部130の後側幅s’の半分になるように形成する。これは空間を最大限に活用してズボンを保管できるように具現したのである。
また、前記本体部110と支持棒120で構成されたズボンラック100は木材やプラスチック若しくは金属素材で形成されることができ、これは必要によって選択することができる。
以下では、下記の構成を有する本発明のズボンラック100の使用状態及び作用関係について説明する。
即ち、図4は本発明の好ましい実施形態によるズボンラックの使用状態を示す概略的斜視図であり、図5は本発明の他の実施形態によるズボンラックの使用状態を示す概略的斜視図であり、図6A及び図6Bは本発明の好ましい実施形態によるズボンラックの作用関係を示す概略的横断面図である。
まず、図4及び図5によれば、本発明のズボンラック100は本体部110が壁面、たんすなどに直接付着されることもできるが、より安定的に付着されるように支持部材140、即ち、壁面及びたんすなどに付着される補強板材142若しくは地面に直立設置されるハンガー支柱144に設置されることが好ましい。
この時、前記補強板材142は壁面やたんすなどに付着される時、ボルト、釘及び螺子などの固定手段を介して付着されることができ、付着された補強板材142の前面に付着されるズボンラック100の本体部110も同じ固定手段150の中の何れか一つを選択して付着することができる。
また、前記ハンガー支柱144は地面に直立設置される構造を有し、金属やプラスチック及び木材素材で形成され、その上側には前記ズボンラック100の本体部110が付着される付着面144’を備え、前記本体部110は溶接または付着面に挟まれたり、前記の固定手段150の中の何れか一つを選択して付着されることができる。そして、前記ハンガー支柱144は容易に運搬できるように分離可能な構造に形成されることが好ましい。
このように、本発明のズボンラック100が前記支持部材140を介して設置されると、破線に示すように、ズボン200をかけて保管することができる。通常、ズボン200は着用者の腰部分を囲むベルト締結部210が他の部分に比べて厚く製作され、その部分には間歇的にベルト通し220が付着される。
そこで、ズボン200を長く広げた状態で、ベルト締結部210の下側原緞部分を支持棒120の間に形成されているズボン挿入空間部130に挿入させると、比較的厚く形成されたベルト締結部210の両側がズボン挿入空間部130の両側面に具備された支持棒120の上面に自然に安置されながらズボンは長く広げられた状態で保管される。図6でさらに詳しく説明する。
即ち、図6Aによれば、ズボンラック100の前側に形成されたズボン挿入空間部130にズボン200を挿入させ、ベルト締結部210より薄く形成された部分、即ち、ベルト締結部210の下側ポケットが形成されている部分を通じて挿入させる。この時、前記ズボン挿入空間部130は前側が広く形成されているので、この挿入過程若しくは引出過程がより容易になることは当然である。
また、図6Bに示すように、ズボン200の挿入過程が完了されると、ベルト締結部210の両側がズボン挿入空間部130の両側に具備された支持棒120の上面に自然に安置されながら保管される。このような方式で、他のズボン挿入空間部130にもズボン200をそれぞれ保管させると複数のズボンを保管することができる。
即ち、ズボン200の厚さの差を利用してズボン挿入空間部130に挿入させて保管が完了されるので、非常に簡単で且つ皺の付くことなくズボンを保管することができる。また、ズボン挿入空間部130が前側が広く形成されるので保管過程と選択引出が容易で、限定された空間内に複数のズボン200を保管させることができるので、空間を効率的に活用することができ、特にズボンラック100を複数連結する時その連結部分にも延長部114を具備してズボン挿入空間部130として活用することができるので、その空間活用度がさらに優れるという長所がある。
本発明のまた他の実施形態であるズボンラックをより詳しく説明する。
図7は本発明の好ましいまた他の一実施形態によるズボンラックの一部分離斜視図であり、図8Aは本発明の好ましいまた他の一実施形態によるラック手段の拡大斜視図であり、図8Bはラック手段の平面図であり、図9は本発明の好ましいまた他の一実施形態によるズボンラックの一部分離斜視図であり、図10は本発明の好ましいまた他の一実施形態によるラック手段の拡大斜視図であり、図11は本発明の好ましいまた他の一実施形態によるズボンラックの概略的平面図である。
まず、図7及び図8によれば、本発明の幅調節可能なズボンラック100’は、大体ガイドバー310、ラック手段320及び固定装置330を含んで構成される。
前記ガイドバー310は所定長さを有するもので、図示した四角形形状は勿論、図示しない三角形及び多角形などに具現されてもよく、壁面、たんす若しくは支持部材にボルト、螺子及び釘などの固定手段を介して付着固定されてもよい。ボルトや螺子及び釘を使って固定させる場合には、ガイドバー310を直接締結するよりはガイドバー310の両端部に結合されるブラケット312を通じて固定させることができ、前記ガイドバーの側面を壁面に固定させることができる安置台316を介して壁面に付着されることができる。
また、前記ラック手段320は前記ガイドバー310に分離可能に嵌合されるように左右側に貫通された形状を有する本体322及び前記本体322の前面から前側に突出して形成される支持棒326で構成され、少なくとも二つが前記ガイドバー310に結合されて前記支持棒326の間にズボンを挿入することができる収納空間であるズボン挿入空間部328を形成する。一方、前記ズボン挿入空間部328を形成するために前記本体322の両側面には前記支持棒326の広さt、t’よりもっと突出された突出部324が形成されている。このような状態で、二つのラック手段320を互いに密着させると二つの突出部324が会って支持棒326の間にはズボン挿入空間部328が形成される。
この時、前記ラック手段320は着脱可能であるので、前記ズボン挿入空間部328は使用者のズボンの数によって増やしたり減らすなどの変形が可能である。
図9は本発明の好ましい他の一実施形態によるズボンラックの一部分離斜視図であり、図10は本発明の好ましい他の一実施形態によるラック手段の拡大斜視図である。
図9及び図10に示すように、前記本体322の下部に突出バー323と挿入口325を形成させて前記ガイドバー310の側面から嵌めないで上下に強制的に嵌めて使用することができ、必要によって前記本体322の前方に取っ手部327を形成し、親指と薬指で前記取っ手部327を持って引いて前記本体322を前記ガイドバー310から離脱させることができる。
前記ガイドバー310は両側面が安置台316によって壁面に付着されることができ、前記安置台316は前記ガイドバー310の側面が挿入されて固定されることができるように中央に安置溝318が形成されている。
前記安置台316は、図示しないが、釘や螺子などを利用して壁面に固定させることができ、前記安置溝318は前記ガイドバー310の側面と同じ大きさと形状を有する。
一方、前記支持棒326は、図8及び図11に示すように、平面上その厚さt、t’が後側から前側に行くほど小さくなるように形成される。これにより前記挿入空間部328の幅s、s’は後側から前側に行くほど広くなる。これは、ズボンの構造上、前方にはジッパーがあって、保管の時にはジッパー部分を内側に畳んでズボンのプリーツが前側になるようにするので前側が後側よりもっと厚くなる。そこで、ズボンラックの支持棒の間の幅も後側より前側が広いとき保管の時に自然に安置される。しかも、その幅の差によってズボンの挿入と引出作用が容易になるように形成する。この作用関係については以下で詳しく説明する。
ここで、前記ズボン挿入空間部328の幅s、s’が前側に行くほど広くなる形状を有してもその前側の広さsはズボンの上端部に形成されたベルト締結部の厚さより広くならないように形成しなければならない。
また、春秋服、夏服、冬服によってその厚さも相異しているので、柔軟に対応することができるように間隔維持部314を具備する。ズボン挿入空間部328の幅よりもっと厚いズボンを収納する場合、人為的にズボン挿入空間部328の幅を広げることができるように前記本体322の間に嵌合される間隔維持部314をさらに具備することが好ましい。
このような、前記間隔維持部314は左右側に貫通されることは勿論、下側に開放された形態を有し、ラック手段320の本体322の間に締結されて支持棒326の間に形成されたズボン挿入空間部328を広げるもので、本体322と本体322との間を離間させた後、その間に間隔維持部314の開放された下側を開いて締結すれば容易に装着することができる。
最後に、前記固定装置330は前記ラック手段320が無断に遊動されることを防止するように、前記ガイドバー310の両側に結合されて前記ラック手段320に緊密に固定されるもので、前記ガイドバー310に結合されるように左右に貫通された形状のクリップ332と、前記クリップ332の上面でボルト結合された後ガイドバー310の上面に密着されてクリップ332の遊動を防止する蝶ボルト334を含んで構成される。
この時、前記間隔維持部314を装着するためには前記固定装置330の拘束力を解除した後、前述したように、前記ラック手段320の本体322を互いに離間させて、その間に間隔維持部314を装着し、その後また固定装置330の拘束を通じてラック手段320の遊動を防止する。
また、前記ガイドバー310、ラック手段320及び固定装置330で構成された幅調節可能なズボンラック100’は木材やプラスチックまたは金属素材で形成されることができ、必要によって選択することができる。
以下では、前述した構成を有する本発明のズボンラック100’の使用状態及び作用関係について説明する。
即ち、図12は本発明の好ましいまた他の一実施形態によるズボンラックの使用状態を示す概略的斜視図であり、図13は本発明の好ましい他の一実施形態によるズボンラックの使用状態を示す概略的斜視図であり、図14は本発明の好ましい他の一実施形態によるズボンラックの使用状態を示す概略的斜視図及び部分拡大図であり、図15は図14の概略的側断面図であり、図16A及び図16Bは本発明の好ましいまた他の一実施形態によるズボンラックの作用関係を示す概略的平面図であり、図17は本発明の好ましいまた他の一実施形態によるズボンラックを上着かけとして使うことができるように示した概略的斜視図である。
まず、図12及び図13によれば、本発明の幅調節可能なズボンラック100’は、ガイドバー310を前記に説明したように、安置台316を利用して壁面に付着してもよく、壁面、たんすなどに直接付着してもよく、より安定的に付着されることができるように支持部材340、即ち、壁面及びたんすなどに付着される補強板材342若しくは地面に直立設置されるハンガー支柱344に設置してもよい。
この時、前記補強板材342は壁面やたんすなどに付着される時ボルト、釘及び螺子などの固定手段150を介して付着されることができ、付着された補強板材342の前面に付着される幅調節可能なズボンラック100’のガイドバー310も同じ固定手段150’若しくはブラケット312の中の何れか一つを選択して付着することができる。
また、前記ハンガー支柱344は地面に直立設置される構造を有し、金属やプラスチック及び木材で形成され、前記ガイドバー310は前記ハンガー支柱344に直接設置されたり、安置台346が形成された固定具345に前記ハンガー支柱344に嵌合されて設置されることができる。
前記ハンガー支柱344は、図14及び図15に示すように、一対の上部連結棒360と下部連結棒370で構成されて、前記上部連結棒362の外径が前記下部連結棒372の内径に挿入されて固定されることができる。
前記安置台346はL字状を有し、下部に前記上部連結棒360が挿入されることができるように、前記固定具345が形成されて前記上部連結棒360が前記固定具345に挿入され、前記安置台346の一側に前記ガイドバー310が挿入され、前記ガイドバー310は前記安置台346と前記上部連結棒360によって固定される。
前記上部連結棒360と下部連結棒370との間にズボンの長さによって所望の高さ延長部380を挿入して前記安置台346の高さを調節して前記ガイドバー310の高さを調節することができる。
このように、本発明の幅調節可能なズボンラック100’が前記支持部材340を介して設置されると、破線で示すように、ズボン200をかけて保管することができる。通常ズボン200は着用者の腰部分を囲むベルト締結部210が他の部分に比べて厚く製作され、その部分には間歇的にベルト通し220が付着される。
そこで、ズボン200を長く広げた状態でベルト締結部210の下側原緞部分を支持棒326の間に形成されているズボン挿入空間部328に挿入させると、比較的厚く形成されたベルト締結部210の両側がズボン挿入空間部328の両側面に具備された支持棒326の上面に自然に安置されながらズボン200は長く広げられた状態に保管される。図15でさらに詳しく説明する。
即ち、図16Aによれば、幅調節可能なズボンラック100のラック手段320である本体322の前側に形成されたズボン挿入空間部328にズボン200を挿入させるが、ベルト締結部210より薄く形成された部分、即ち、ベルト締結部210の下側ポケットが形成されている部分を通じて挿入させる。この時、前記ズボン挿入空間部328は前側が広く形成されているので、この挿入過程または引出過程がより容易になる。
そして、図16Bに示すように、ズボン200の挿入過程が完了されると、ベルト締結部210の両側がズボン挿入空間部328の両側に具備された支持棒326の上面に自然に安置されながら保管されることができ、このような方式で他のズボン挿入空間部328にもズボン200をそれぞれ保管すれば複数のズボンを保管させることができる。
また、前記ラック手段320は固定装置330をガイドバー310から分離すると容易に着脱できるので、使用者は保管するズボンの数によって必要なだけさらに結合させるか分離させる幅調節を通じて適切な数を具備することができるようにする。
また、前記ラック手段320から形成されたズボン挿入空間部328は本体322と本体322の間に装着される間隔維持部314によって保管するズボンの厚さによって必要だけの間隔維持部314をさらに結合させるか分離させる変形を通じて適切なズボン挿入空間部328を確保することができる。
即ち、ズボン200の厚さの差を利用してズボン挿入空間部328に挿入させると保管が完了されるので、非常に簡単で、且つ皺の付くことなくズボンを保管することができる。また、ズボン挿入空間部328が前側が広く形成されるので保管過程と選択引出が容易で、限定された空間内で複数のズボン200を保管することができるので、空間を効率的に活用することができ、特にラック手段320には必要によって人為的にズボン挿入空間部328を拡張させることができるように間隔維持部314が締結されることができるので、ズボンの厚さに大きく制限されず多様な種類のズボンも同時に収納させることができるという長所もある。
図17に示すように、前記ラック手段320の一部または全部を分離して既存のハンガー390を前記ガイドバー310にかけて上着400をかけることができるように使用可能である。
前述した内容は、発明の特許請求の範囲をより明確に理解することができるように、本発明の特徴と技術的長所を幅広く説明した。開示された本発明の概念と特定実施形態は本発明と類似する目的を達するための他の構造の設計や修正の基本となり、直ちに利用することができることは当該技術分野において通常の知識を有する者にとって自明である。
また、本発明で開示された発明の概念及び実施形態は本発明の同一目的を達するために他の構造に修正したり設計するための基礎で、当該技術分野における技術者によるそのような修正または変更された等価構造は特許請求範囲で記述した発明の思想や範囲を逸脱しない範囲内で多様な変化、置換及び変更が可能である。
Claims (11)
- 壁面、たんすに直接付着されたり支持部材に付着される本体部(110)と;前記本体部(110)の前面に所定間隔に連続的に形成された複数のズボン挿入空間部(130)を形成するように所定間隔に連続的に突出して形成されている支持棒(120)を含んで構成され、前記支持棒(120)の間に形成された挿入空間部(130)にズボンを広げた状態で挿入させてズボンで比較的厚さの厚いベルト締結部(210)が前記支持棒(120)に自然に安置されて保管されるように構成されることを特徴とするズボンラック(100)。
- 前記支持部材(140)は壁面、たんすに付着される補強板材若しくは地面に直立設置されるハンガー支柱の中で選択された何れか一つであることを特徴とする請求項1に記載のズボンラック(100)。
- 前記支持棒(120)の厚さは後側から前側に行くほど薄くなるように形成して、前記支持棒(120)の間に形成された挿入空間部(130)が後側から前側に行くほど広くなるようにしてズボンの挿入作用と引出作用が容易になるように構成されることを特徴とする請求項2に記載のズボンラック(100)。
- 前記本体部(110)の両側面には二つ以上を横方向に連結する時その連結部分にもズボン挿入空間部(130)が形成されるようにズボン挿入空間部(130)の後側広さの半分に対応する長さの延長部がさらに形成されることを特徴とする請求項1に記載のズボンラック(100)。
- 幅調節が可能なズボンラックにおいて、
壁面、たんすに直接付着されたり支持部材(340)に付着されるガイドバー(310)と;前記ガイドバー(310)に分離可能に嵌合される本体(322)と、前記本体(322)の前面から前側に突出して形成される支持棒(326)で構成されて少なくとも二つが前記ガイドバー(310)に結合されて前記支持棒(326)の間にズボンを挿入することができるズボン挿入空間部(328)を形成するラック手段(320)と;前記ラック手段(320)が無断に遊動されることを防止するように前記ガイドバー(310)の両側に結合されて前記ラック手段(320)の両側に緊密に固定される固定装置(330)とを含み、前記支持棒(326)の間に形成された挿入空間部(328)にズボンを広げた状態で挿入させてズボンで比較的厚さの厚いベルト締結部が前記支持棒(326)に自然に安置されて保管されるように構成されることを特徴とするズボンラック(100’)。 - 前記ガイドバー(310)は安置台(346)と上部連結棒(360)との間に嵌められて固定されることを特徴とする請求項5に記載のズボンラック(100’)。
- 前記本体は前記ガイドバー(310)に強制結合されることができるように前記本体の下部に突出バー(323)と挿入口(325)が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のズボンラック(100’)。
- 前記支持部材は前記ガイドバー(310)の側面を壁面に固定させることができる安置台(316)、壁面とたんすに付着される補強板材若しくは地面に直立設置されるハンガー支柱(344’)の中で選択された何れか一つであることを特徴とする請求項5に記載のズボンラック(100’)。
- 前記ハンガー支柱(344’)は上部連結棒(360)が下部連結棒(370)の内径に挿入されて固定され、下部連結棒と上部連結棒の結合部分に高さ延長部(380)を挿入して前記ガイドバー(310)の高さを調節することができることを特徴とする請求項8に記載のズボンラック(100’)。
- 前記支持棒(326)の厚さは後側から前側に行くほど薄くなるように形成し、前記支持棒の間に形成された挿入空間部が後側から前側に行くほど広くなるようにして、ズボン(200)の挿入作用と引出作用が容易になるように構成されることを特徴とする請求項5に記載のズボンラック(100’)。
- 前記支持棒の間に形成されるズボン挿入空間部(328)の幅を拡張させることができるように本体の間に具備される間隔維持部(314)をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のズボンラック(100’)。
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