JP2013509068A - オーバーザエアーの試験方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)へ結合される雑音源(500)を備える試験システム。雑音源(500)は、エミュレータ(118)により受信される全信号電力と、エミュレータ(118)及びアンテナ素子(102〜116)間の少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル(504)の利得と、所望の信号対雑音比とに基づいて、全雑音電力を形成する。雑音源(500)は、全雑音電力の雑音を少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)から試験対象装置(100)へワイヤレス送信する。

Description

本発明は、無響チャンバ内での装置のオーバーザエアー(OTA)試験システムに関する。
無線周波数信号が送信機から受信機に送信されると、信号は、さまざまな到来角、信号遅延、偏波、及び電力を有する1又は複数のパスに沿って無線チャネル内で伝搬し、これにより、受信信号において様々な持続時間及び強度のフェージングが生じる。加えて、他の送信機による雑音及び干渉が無線接続に干渉する。
送信機及び受信機は、現実の状況をエミュレートする無線チャネルエミュレータを用いて試験することが可能である。デジタル無線チャネルエミュレータでは、チャネルはFIRフィルタでモデル化されるのが通常であり、これはさまざまな遅延によって遅延された信号を、チャネル係数すなわちタップ係数によって重み付けすることと、重み付けされた信号成分を合算することとにより、チャネルモデル及び入力信号間の畳み込みを形成する。チャネル係数は、実際のチャネルの時間的な振る舞いに対応する時間の関数である。無線チャネルのエミュレーション試験は、導電性の接続を介して実行されて、送信機及び受信機はケーブルで接続されるのが通常である。
加入者端末及び無線システムの基地局間の通信は、実際の加入者端末が無響チャンバ(anechoic chamber)内のエミュレータの複数のアンテナ素子に囲まれているようなOTA(Over The Air:オーバーザエアー)試験を用いて、テストすることができる。エミュレータは、基地局と接続されているか、又はそのような基地局として動作し、チャネルモデルに従って加入者端末及び基地局間の通信経路(パス)をエミュレートする。
しかし、希望の信号対雑音比による試験は、OTAチャンバ内では適切に実行することができない。したがって、より優れたテストシステムが必要とされている。
本発明の目的は、改良された解決策を提供するものである。
本発明の一態様によると、アンテナ素子に囲まれた試験対象電子装置とワイヤレス通信する方法が提供され、通信はエミュレータの疑似無線チャネル(simulated radio channel)を介して実行される。この方法は、全雑音の電力を、少なくとも2つのアンテナ素子から試験対象装置へワイヤレス送信するステップを備え、全雑音電力は、エミュレータにより受信される全信号電力、エミュレータ及びアンテナ素子間の少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル(antenna-specific channel)の利得、及び所望の信号対雑音比に基づいている。
本発明の別の態様によると、複数のアンテナ素子に囲まれた試験対象電子装置とワイヤレス通信するための試験システムが提供され、複数のアンテナ素子の少なくとも一つは、通信のための疑似無線チャネルを形成するように構成されたエミュレータに接続されている。テストシステムは、少なくとも2つのアンテナ素子と結合される雑音源を備えている。雑音源は、エミュレータにより受信される全信号電力、エミュレータ及びアンテナ素子間の少なくとも1つのアンテナ固有のチャネルの利得、及び所望の信号対雑音比に基づいて、全雑音電力を形成するように構成され、全雑音電力の雑音を、少なくとも2つのアンテナ素子から試験対象装置へワイヤレス送信する。
本発明は、幾つかの作用効果を奏することができる。周波数に亘って所望の騒音分布を有する所望の密度の雑音を、DUTに向けられる送信に付加することができる。
本発明を、以下に記載する実施形態及び添付図面を参照してさらに詳細に説明する。
OTAテストチャンバ内の測定コンフィギュレーションを示す図である。 一位置にある2つのビームを有するOTAチャンバを示す図である。 別の位置にシフトされた2つのビームを有するOTAチャンバを示す図である。 FIRフィルタを示す図である。 雑音をDUTに送信する試験システムを示す図である。 雑音源を示す図である。 方法フローを示す図である。
図1は、OTA試験チャンバを表している。加入者端末などであるDUT100が中心にあり、アンテナ素子102、104、106、108、110、112、114、及び116は、DUT100の周りに円形状に均一間隔(例えば、8つの素子であれば45°)で存在している。K個のOTAアンテナの方向を、θ、k=1,…Kとし、角度ドメインにおけるアンテナの間隔をΔθのとする。Kはアンテナ素子102〜116の数を示している。角度Δθは、電子装置100に対する2つのアンテナ素子102〜116の間隔の測定値を表している。アンテナ素子のそれぞれは、例えばEB(Elektrobit)Propsim(登録商標)C8等のエミュレータ118の単一のエミュレータ出力ポートと接続されているため、各アンテナ素子が1つのアンテナ固有のチャネルをエミュレータ118から受け取る。一般に、少なくとも1つのアンテナ素子102〜116がエミュレータ118に接続される。
テストチャンバは無響室(anechoic room)である。エミュレータ118は、各アンテナ固有のチャネルを形成するための少なくとも1つのFIRフィルタを備えている。さらに又は代替的に、エミュレータ118は、各アンテナ固有のチャネルを提供するための、プロセッサ、メモリ、及び適宜のコンピュータプログラムを備えている。分離角度Δθは、任意の連続する2つのアンテナ素子102〜116において同一であるか又は相違していてもよい。
アンテナ素子102〜116をDUT100から同一距離に配置してもよいし、アンテナ素子102〜116をDUT100からの距離が相異するように配置しても良い。同様に、アンテナ素子102〜116を、全角度又は全立体角度に配置される代わりに、扇型の部分的にのみ配置してもよい。DUT100も、アンテナ内に1又は複数の素子を備えている。
エミュレータ118は、試験のための無線チャネルモデルを有している。無線チャネルモデルは、試験を遂行する人間によって選択される。使用される無線チャネルモデルは、現実の無線システムにより記録されたチャネルに基づくプレイバックモデル、又は人工的に生成されたモデル、又はプレイバックモデル及び人工的に生成されたモデルの組み合わせである。
エミュレータ118が無線システム等の基地局と接続されていると仮定し、アンテナ素子102〜116はDUT100に送信し、DUT100は無線システム等の受信側の加入者端末として動作するものとする。DUTのアンテナ特性は未知であってその情報は無視されるものとする。
まず、OTAチャンバ内の信号の送信を検証する。エミュレータ118内にある幾何学的な無線チャネルモデルが、OTAアンテナ素子102〜116にマッピングされ、アンテナ素子102〜116のそれぞれがエミュレータ118からアンテナ固有のチャネルの信号を受信して、それをDUT100にワイヤレス通信するようにする。エミュレータ118は、基地局からの送信をマルチパス伝搬で疑似する。パス、すなわち遅延に関連する各信号が同一又は異なる方向からDUT100に至るので、エミュレータ118は受信した信号を、各時点のチャネルモデルの無線パスに従って各アンテナ素子102〜116に分配する。無線チャネルモデルは、各アンテナ固有の信号の電力及び遅延を決定する。単純な実施形態では、ひとつのパスの信号は、アンテナ素子102〜116の1つのみからDUT100へ送信されるので、パスを表すビーム120の方向は、角度(パスの方向に最も近いアンテナ素子102〜116の)θで近似されねばならない。
パスのビームの角度が、アンテナ素子102〜116の角度θと、例えば1°等の閾値以上に異なっている場合、ビームは少なくとも2つのアンテナ素子102〜116を用いて送信される。
一実施形態では、疑似パスの信号の電力は、アンテナ角度θ及びパスの方向の角度ψに基づいて、2つのアンテナ素子間で分割される。エミュレータ118は、角度ψに最も近接しているアンテナ素子kの角度θを次の数式から得る。
Figure 2013509068
なお、式(1)において、min( )は、θの全ての値に対する括弧内の値の最小値を意味し、int( )は、括弧内の除算の整数値(0を含む)を意味する。kの値は、
Figure 2013509068
である。第2のアンテナ素子k+1は、角度θ+Δθ=θk+1を有するものになる。したがって、選択されたアンテナ素子は、それらの間で少なくとも主として1つのパスのビームがDUT100に向けられているアンテナ素子である。
パスのビームψnの方向がθ及びθk+1のちょうど真ん中にあれば、電力は50パーセントずつになるよう分配される。
各アンテナ素子102〜116の重みWn,kは、次のように算出される。
Figure 2013509068
ここで、iは1及び2のいずれかであり、kはパスnの角度ψに最も近いアンテナ素子のインデクスである。パスnのアンテナ素子kへの電力Pは、重みWn,kと掛け合わされ、P+Pk+1=Pになるようにする。
図2及び図3Aは、少なくとも1つのビームの回転を示す。図2は、エミュレータ118及びアンテナ素子102〜116が、2つのビーム200、202をチャネルモデルに基づいて形成した通信の状態を示す。この例では、第1の時点において、ビーム202がアンテナ素子110により形成され、ビーム200がアンテナ素子114及び116により形成されたものとする。
図3は、図2の第1の時点のすぐ次の通信の第2の時点を示す。エミュレータ118により、同じビーム200、202が、DUT100及びアンテナ素子102〜116に対して、その次の位置に回転されている。ビームの動きは、疑似無線チャネルの角度広がりのシフトを表している。すなわち、必ずしも疑似無線チャネル自体を変更する必要はなく、該チャネルがDUT100及びアンテナ素子102〜116に対して回転したことを意味する。ビーム202はアンテナ素子110及び112により形成される。ビーム200はアンテナ素子116により形成される。ビーム200及び202のそれぞれを、2つのアンテナ素子102〜116の角度Δθに等しい増分又は減分だけシフトする代わりに、エミュレータ118がビーム200及び202のそれぞれを角度Δθ以外の値の分だけシフトしてもよい。
図4は、アナログ/デジタル(A/D)コンバータ400、重み付け素子402、シフトレジスタとして構成されている遅延素子404、マルチプライア406、加算器408、ドップラ素子410及びデジタル/アナログ(D/A)コンバータ412を備えているFIRフィルタのブロック図を示している。アナログ/デジタルコンバータ400は、アナログ信号S1又はS2を受信する。重み付け素子402及びドップラ素子410を有していない場合のFIRフィルタの基本的な機能は、次の通りである。アナログ/デジタルコンバータ400からのデジタル入力信号X(n)が、各遅延素子404において遅延され、これらの遅延は同一又は異なる長さの時間を有しており、遅延された信号はマルチプライア406で所望のチャネル係数h(i)によって乗算される。なお、i=0,...,Nであり、j=1,...,Kである。無線チャネルモデルはチャネル係数h=h(0),...,h(N)によって定義され、これらのチャネル係数は、無線チャネルのチャネル推定又はFIRフィルタのタップ係数とも称される。信号成分は加算器408で合算されて、かつ合算された信号はデジタル/アナログコンバータ412においてアナログ形式に変換される。
数式では、FIRフィルタの出力信号y(n)は、遅延信号及びチャネル係数の積の和の畳み込みとして表される。
Figure 2013509068
式(3)において、*は畳み込み演算を意味し、nは信号素子のインデクスを意味している。信号x及びy、並びにチャネルインパルス応答推定hは、スカラ形式、ベクトル形式、又はマトリクス形式で処理される。一般に、無線チャネル係数hは、実係数又は複素係数である。
一実施形態では、FIRフィルタは、重み付け素子402の動作を備えている。この場合、個別のドップラ素子402は必須ではない。重み付け素子400は、全ての遅延信号成分が遅延前又は遅延後に重み付けされる場合には、アナログ/デジタルコンバータ400及びデジタル/アナログコンバータ412の間の位置にある。重み付け素子402は、疑似無線チャネルHn,kを重みwn,kで乗算して(式(2)参照)、積wn,k×Hn,kを得るためのマルチプライアである。
一実施形態では、FIRフィルタはさらに、ドップラ素子410を備えている。ドップラ素子は、重み付けされた無線チャネルwn,k×Hn,kを、ドップラシフトexp(j2πCn,kt)で乗算して、積wn,k×Hn,k×exp(j2πCn,kt)を与えるためのマルチプライアである。ドップラ素子410は、全ての遅延信号成分が遅延前又は遅延後にドップラシフトされる限り、アナログ/デジタルコンバータ402及びデジタル/アナログコンバータ412の間のいずれかの位置にある。
異なる重みwn,k、Hn,k、及びexp(j2πCn,kt)による乗算は、一つのマルチプライアで行われるように組み合わせられてもよい。DUT100及びアンテナ素子102〜116に対する少なくとも1つのビームの回転は、重みを時間の関数として変化させることにより達成され得る。
OTAチャンバにおけるさまざまな形式の送信信号に加えて、雑音も、少なくとも2つのアンテナ素子102〜116からDUT100へ送信される。少なくとも2つのアンテナ素子は、通信信号をDUT100に送信するためにも用いられるアンテナ素子であるか、あるいは、少なくとも2つのアンテナ素子は、通信信号をDUTに送信するためには用いられないものである。全てのアンテナ素子102〜116を用いて雑音を送信することができるが、全てのアンテナ素子102〜116の一部のみを用いて雑音を送信することも可能である。
図5は、信号及び雑音をDUT100へ送信する試験システムを示している。図1と同様に、DUT100が中心にあり、チャンバアンテナ素子102〜116が均一間隔又は非均一間隔でDUT100を囲んでいる。少なくとも2つのアンテナ素子102〜116のそれぞれが、エミュレータ118からアンテナ素子102〜116へ伝搬する送信に雑音を付加する雑音源500の出力に接続されている。エミュレータ118のエミュレータ出力ポートは、それぞれ雑音源500の入力ポートに結合され、雑音源500は、信号を変更することなく、雑音源500の入力ポートから出力ポートへ伝達することができる。したがって、各アンテナ素子は、チャネル504のアンテナ固有に対応付けられた1のチャネルの信号を直接的に雑音源500から、そして間接的にエミュレータ18から受信することができる。
雑音源500と結合される少なくとも2つのアンテナ素子102〜116の数は、アンテナ素子102〜116の全数と等しいか又はそれよりも少ない。アンテナ素子102〜116の全数よりも少ない数が用いられる場合は、雑音源500は、例えば1つおきにアンテナ素子104、108、112、及び116に結合される。エミュレータ118が結合されるアンテナ素子の数も、アンテナ素子102〜116の全数より少なくてもよい。エミュレータ118は、雑音源500とは異なるアンテナ素子に結合されてもよい。エミュレータ118は、例えば1つおきに、アンテナ素子102、106、110、及び114に結合される。それぞれのアンテナ素子は、エミュレータ118及び雑音源500間で均等に分布されなくてもよい。一般に、分離したアンテナ素子が用いられる場合は、少なくとも2つのアンテナ素子が雑音源500から雑音を直接受信し、残りのアンテナ素子が、アンテナ固有に対応付けられたチャネル504を介してエミュレータ118から信号を受信する。
一実施形態では、エミュレータ118及び雑音源500が少なくとも1つの共通アンテナ素子を用いることも可能であるが、それ以外の場合は、アンテナ素子は異なるものである。少なくとも1つのアンテナ素子を雑音源500と結合することができるが、その場合、エミュレータ118から信号を受信できない。そして、少なくとも1つの別のアンテナ素子をエミュレータ118と結合することができるが、その場合、雑音源500から雑音を受信できない。それに対し、少なくとも2つのアンテナ素子が、雑音及び信号の両方を受信するために、雑音源500との接続を介してエミュレータ118と接続されている。
一実施形態では、雑音が全方向からDUT100に向けて一様に送信される場合があり、このような場合、DUT100に対する異なる方向からの平均電力は同一であるはずであり、それにより空間相関が低減され得る。雑音は、例えば、全てのアンテナ素子102〜116から、又はアンテナ素子102、108、及び112から送信される。
一実施形態では、試験システムの雑音源500は、エミュレータ118により受信される信号502の全信号電力、エミュレータ118及びアンテナ素子102〜116間の少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル504の利得、及び所望の信号対雑音比SNRに基づいて、全雑音電力を形成する。雑音源500は、次のような例えば全雑音電力|n|t 2の式に従う。
Figure 2013509068
上記の式において、f( )はパラメータ|s|2、|h|2、及びSNRの関数であり、|s|2は全エミュレータ118により受信される信号電力502を表し、|h|2はアンテナ固有のチャネル504の利得を表し、SNRは所望の信号対雑音比を示す。
一実施形態では、全雑音電力|n|t 2は次のように表される。
Figure 2013509068
式(5)において、f(|s|2)はエミュレータ118により受信される全信号電力502の関数であり、g(|h|2)はアンテナ固有のチャネル504の利得の関数である。全雑音電力|n|t 2が形成されると、雑音源500は、ある周波数において全雑音電力を有する所定の雑音電力分布を提供する。雑音源500は、周波数において所望の雑音電力分布を生成するか、又は周波数において所望の雑音電力分布を、雑音源500に含まれているか又は外部メモリであるメモリから取り出すこともできる。
一実施形態では、各アンテナ素子102〜116の雑音電力|n|2は、全雑音電力|n|t 2をアンテナ素子の数Kで除算することにより形成される。雑音電力|n|2が形成されると、雑音源500は、アンテナ素子102〜116に周波数において所望の雑音電力分布を提供し、所望の雑音電力分布は算出された雑音電力を有するものである。
一実施形態では、雑音電力|n|2は、次のようにより具体的に表現される。
Figure 2013509068
式(6)において、< >は所定の時間ウィンドウにおける時間平均の演算を表わし、|hi|2はアンテナ固有のチャネルiの利得を表し、Σ|hi|2(i=1,2, … ,kの場合の加算)がアンテナ固有のチャネルの利得の和を表している。合算すべき利得の数は、DUT100に信号を送信する全てのOTAアンテナ素子102〜116を示している。一般に、合算演算における利得の数は、少なくとも1である。例えば、アンテナ固有のチャネルの利得は、その絶対値が所定の閾値を下回る場合、又はチャネル内で信号が何も送信されない場合は、合算演算では省かれる。合算演算で考慮されるアンテナ固有のチャネルの利得の数は、さまざまな時点により異なる。
一実施形態では、雑音源500は、算出された雑音電力を有する雑音を、少なくとも2つのアンテナ素子102〜116を介してDUT100へ送信する。OTAチャンバ内でエミュレータ118と動作可能に結合されているアンテナ素子102〜116の全数は、雑音の送信に用いられるアンテナ素子の数よりも多い。
一実施形態では、雑音源500は、各アンテナ固有のチャネルの全雑音電力|n|t 2又は雑音電力|n|2の所望の雑音電力分布に相当する複素ガウス雑音を形成する。雑音源500が、少なくとも2つのアンテナ素子102〜116へガウス雑音を与える。雑音発生器で雑音を生成することにより、又はそこに以前に記憶されているメモリから雑音を取り出すことにより、複素ガウス雑音が形成される。ガウス雑音ではなくて別の種類の雑音分布を形成してもよい。
図6は、雑音源500をより詳細に表している。雑音源500は、雑音発生器510及び加算器512を備えている。しかし、加算器512は、雑音発生器510及びエミュレータ118が全く異なるアンテナ素子を用いる場合は、必須ではない。雑音発生器510は所望の雑音電力及び所望の雑音の分布を生成し、所望の雑音を加算器512に与え、加算器512はアンテナ固有のチャネル504における雑音をエミュレータ118からアンテナ素子102〜116への信号と組み合わせる。加算器512を用いない場合、所望の雑音は、雑音発生器510により、雑音を送信する少なくとも2つのアンテナ素子へ直接与えられる。
アンテナ素子102〜116のDUT100からの距離が異なる場合は、アンテナ素子kの雑音電力|n|2を形成する際に、例えば次のようにして各アンテナ素子kの距離Dを考慮する。
Figure 2013509068
式(7)において、f(D)は距離Dの適宜の関数である。関数f(D)は、例えばf(D)=aDc+bで表される。係数aは約1であり、係数bは約0、そして係数cは約2である。
DUT100によって受信される信号及び雑音の両方を送信するアンテナ素子102〜116からの送信ym(t)は、例えば次のように表される。
Figure 2013509068
上記の式において、Cmk(t)はアンテナ素子102〜116及びDUT100間の複素チャネル利得であり、xk(t)は送信信号、そしてnk(t)は意図的に送信される雑音である。
DUT100と空中無線で通信することにより、試験にパス方向が自由に含まれるような方法で、アンテナ設計、偏波及びさまざまな雑音分布の効果、信号対雑音比、及び位置の試験をすることができる。
上記において、疑似無線チャネルのシフトは、2次元的に述べられた。しかし、一実施形態では、疑似無線チャネルのシフトは、OTAチャンバ内の平面上に配設されないアンテナ素子を用いて3次元的に実行されてもよい。少なくとも1つのビームを有する角度広がりの方向は、立体角で決定される。
このような実施形態は、3GPP(Third Generation Partnership Project)のLTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、Wi-Fi、及び/又はWCDMA(Wide-band Code Division Multiple Access)に適用することができる。MIMO(Multiple In Multiple Out)もまた適用可能であるが、MIMOでは本実施形態とは異なる方式で、信号がアンテナ素子に分配される。
DUT100の周囲をビームが回転している時は、送信される雑音は回転される必要はない。これは雑音が方向に依存しないためである。しかし、雑音を方向に依存させて、信号のビームと同様にして雑音にDUT100の周囲を回転させてもよい。
図7は、方法のフロー図を表している。ステップ700では、全雑音電力を有する雑音が、少なくとも2つのアンテナ素子102〜116から試験対象の装置100へワイヤレス送信される。全雑音電力は、エミュレータにより受信される全信号電力、エミュレータ及びアンテナ素子間のコネクションである少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル504の利得、及び所望の信号対雑音比に基づいている。
本実施形態は、例えば、ASIC又はVLSI回路(特定用途向け集積回路、超大規模集積回路)で実施される。あるいは又はさらに、方法ステップの実施形態は、エミュレータの疑似無線チャネルを介して、試験対象電子装置と通信するためのコンピュータ処理を実行させる命令を含むコンピュータプログラムとして実施される。雑音源は、電気回路及び/又はコンピュータプログラムに基づいて、雑音をDUTへ送信するためのアンテナ素子の使用を制御する。
コンピュータプログラムは、コンピュータ又はプロセッサによって読み取り可能なコンピュータプログラム記憶媒体上に記憶される。コンピュータプログラム記憶媒体は、例えば電気的、磁気的、光学的、赤外線又は半導体の、システム、デバイス又は伝送媒体であるが、これに限定するものではない。コンピュータプログラム記憶媒体は、コンピュータ可読媒体、プログラム記憶媒体、記録媒体、コンピュータ可読メモリ、ランダムアクセスメモリ、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ、コンピュータ可読ソフトウェア配布パッケージ、コンピュータ可読信号、コンピュータ可読遠隔通信信号、コンピュータ可読印刷物、コンピュータ可読圧縮ソフトウェアパッケージ、の少なくとも1つを含んでいる。
本発明の実施例を添付図面を参照して説明したが、本発明がこれに限定されるものではないことは明らかであり、添付の特許請求の範囲内で幾つかの方法で修正することが可能である。

Claims (12)

  1. アンテナ素子(102〜116)に囲まれている試験対象の電子装置(100)と、エミュレータ(118)の疑似無線チャネルを介してワイヤレス通信する方法であって、
    該方法は、少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)から試験対象装置(100)へ雑音を全雑音電力でワイヤレス送信するステップを含み、全雑音電力は、エミュレータ(118)により受信される全信号電力と、エミュレータ(118)及びアンテナ素子(102〜116)間の少なくとも1つのアンテナ固有のチャネルの利得と、所定の信号対雑音比とに基づいている
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、該方法は、
    全信号電力を少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル(504)の利得で重み付けして全アンテナ電力を演算するステップと、
    全アンテナ電力を信号対雑音比の所望値で除算して全雑音電力を得るステップと、
    少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)に、周波数において送信するための所定の雑音電力分布を有する雑音を提供するステップであって、所定の雑音電力分布は全雑音電力を有する、ステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法において、該方法は、少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)により雑音を送信するステップを含み、該雑音の雑音電力は、雑音を送信するアンテナ素子の数で除算された全雑音電力であることを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、該方法は、所定の時間ウィンドウにおける全信号電力(502)の時間平均と少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル(504)の利得の時間平均とに基づいて、所定の時間ウィンドウにおける全雑音電力を形成するステップを含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項2記載の方法において、該方法は、全雑音電力の所定の雑音電力分布に相当する複素ガウス雑音を形成するステップと、2以上のアンテナ素子(102〜116)へガウス雑音を提供するステップとを含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項1記載の方法において、該方法は、雑音をDUT(100)に向けて全方位から一様に送信するステップを含むことを特徴とする方法。
  7. 複数のアンテナ素子(102〜116)に囲まれている試験対象の電子装置(100)とワイヤレス通信するための試験システムであって、複数のアンテナ素子(102〜116)の少なくとも1つは、通信のための疑似無線チャネルを形成するように構成されたエミュレータ(118)に接続され、
    該試験システムは、少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)に結合される雑音源(500)を備え、
    雑音源(500)は、
    エミュレータ(118)により受信される全信号電力と、エミュレータ(118)及びアンテナ素子(102〜116)間の少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル(504)の利得と、所望の信号対雑音比とに基づいて、全雑音電力を形成し、
    全雑音電力の雑音を、少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)から試験対象装置(100)へワイヤレス送信するように構成されている
    ことを特徴とする試験システム。
  8. 請求項7記載の試験システムにおいて、雑音源(500)は、
    全信号電力を少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル(504)の利得で重み付けして全アンテナ電力を形成し、
    全雑音電力を形成するために全アンテナ電力を信号対雑音比の所定の値で除算して全雑音電力を形成し、
    少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)に、周波数において送信するための所定の雑音電力分布を与え、該所定の雑音電力分布は全雑音電力を有するように構成されている
    ことを特徴とする試験システム。
  9. 請求項7記載の試験システムにおいて、雑音源(500)は、少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)を介して雑音を送信するように構成され、雑音電力は、雑音を送信するアンテナ素子の数で割られた全雑音電力を有することを特徴とする試験システム。
  10. 請求項7記載の試験システムにおいて、雑音源(500)は、所定の時間ウィンドウにおける全信号電力の時間平均及び少なくとも1つのアンテナ固有のチャネル(504)の利得の時間平均に基づいて、所定の時間ウィンドウにおける全雑音電力を形成するように構成されていることを特徴とする試験システム。
  11. 請求項7記載の試験システムにおいて、雑音源(500)は、全雑音電力の所定の雑音電力分布に相当する複素ガウス雑音を生成し、少なくとも2つのアンテナ素子(102〜116)へガウス雑音を与えるように構成されていることを特徴とする試験システム。
  12. 請求項7記載の試験システムにおいて、該試験システムは、雑音を全方向からDUT(100)に向けて一様に送信するように構成されていることを特徴とする方法。
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