JP2013509060A - Ofdmシステムにおけるalamoutiブロック符号を復号するための方法と受信器 - Google Patents

Ofdmシステムにおけるalamoutiブロック符号を復号するための方法と受信器 Download PDF

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Abstract

2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間、最初に有限アルファベットの複素シンボルx1とx2のペアを、2番目にシンボル−x2*とx1*(*は共役処理)を伴って、送信することを含む、STBC又はSFBCを表現している信号を復号するための処理であって、少なくとも1つのアンテナから受信されるOFDM信号を受信するステップと、それぞれが1つのキャリアに関連する、受信信号のN個の周波数領域表現を生成するためにOFDM復調を実行するステップと、2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間に受信された受信信号を表すワードコードに、受信信号をグループ化するために、OFDM復調された信号に適用される復号処理を実行するステップと、送信されたシンボルを計算するために、ワードコードを復号するステップと、を有する。本処理は、さらに、行列を、直交に近いベクトルを有する縮小行列へ変換するための、行列に格子縮小を適用するステップと、雑音および干渉に関する耐性を改善するために縮小行列において検出処理を実行するステップとを含む。
【選択図】 図5

Description

本発明は、無線通信の分野に関し、より具体的には、OFDMシステムにおけるALAMOUTIブロック符号を復号するための方法と、そのための受信器とに関する。
デジタル無線通信は、特に直交周波数分割多重(OFDMシステム)の最新の開発と最新の展開、すなわち、いわゆるロングタームエボリューション(LTE)、DVB−H、WiFi802.11及びWiMax802.16システムと共に、世界中で広く使用されている。
OFDMは、デジタルマルチキャリア変調方法として利用される周波数分割多重化(OFDM)手法である。当業者によく知られているように、OFDMシステムは、シングルキャリア手法と比べて、特に、厳しいチャネル条件(すなわち、チャネル減衰、狭帯域干渉、周波数選択性フェージング)に対処するためのその能力において、大きな利点を示す。
送信器または受信器におけるOFDMと複数アンテナとの組み合わせは、ダイバーシティ利得を増加するという魅力がある。
その点において、非特許文献1に開示されるように、よく知られたALAMOUTI手法は、無線及びセルラシステムにおいて、リンクの信頼性を向上させることを可能とするのに極めて有効であることを明らかにしている。送信器における極めて単純な符号化技術と、より重要なことには、複数受信アンテナの場合に容易に拡張することもできる、複雑性の低い線形で最適な復調という理由でその有効性が分かる。
図1に関して、ALAMOUTI時空間ブロック符号化による送信手法の一般的な原理を思い出すとする。
図に示されるように、複素シンボルの系列、x1、x2、x3、x4...が送信されるべきであることを考える。
通常の送信では、第1のタイムスロットがx1の送信のために割り当てられ、第2のタイムスロットがx2のために割り当てられ、などとなるであろう。
ここで、ALAMOUTI手法と、より具体的には、時空間ブロック符号(STBC)を考えると、それらのシンボルは2つにグループ化される。
「第1の」タイムスロットの間、x1とx2が、第1のアンテナと第2のアンテナによりそれぞれ送信され、一方で、「第2の」タイムスロットにおいて、−x2 *とx1 *とが第1のアンテナと第2のアンテナとを介して送られる。第3のタイムスロットではx3とx4とが第1と第2のアンテナにより送信され、一方で、第4のタイムスロットでは、2つのアンテナは、それぞれ、−x4 *とx3 *を送信する、などである。
2つのシンボルの送信のために2つのタイムスロットがなおも要求されるため、そのようなブロック符号はデータレートには何ら効果はないことに気付くことができる。
第1のタイムスロットにおいて、受信器は、信号
1=h11+h22+n1
を受信する。
第2のタイムスロットにおいては、受信信号は、
2=−h12 *+h21 *+n1
である。ここで、y1とy2は第1及び第2のタイムスロットのそれぞれにおける受信シンボルであり、h1は、第1の送信アンテナから受信アンテナまでのチャネルであり、h2は、第2の送信アンテナから受信アンテナまでのチャネルであり、x1とx2は送信シンボルであり、n1とn2は第1と第2のタイムスロットにおける雑音である。
以下のように表すことができる。
Figure 2013509060
以下のように定義する。
Figure 2013509060
そして、H+は、H+=(HHH)-1Hで定義される疑似逆である。
上述の等式Y=Axを解くと、以下のようになる。
Figure 2013509060
時間領域においてではなく、周波数領域に適用されると、ALAMOUTIブロック符号は、いわゆる周波数空間ブロック符号(SFBC)において、2つの連続するタイムスロットに代えて、同一のOFDMシンボル内の2つの連続した隣接サブキャリアに帰着する。
そのような空間ブロックの使用は、受信器の複雑性の著しい増大を要求することなく、無線及びセルラシステムのリンクの信頼性を著しく強化する。
送信器における極めて単純な符号化技術と、より重要なことには、複数の受信アンテナの場合に容易に拡張することもできる複雑性の低い線形で最適な復号に起因して、特に効果的である。
しかしながら、そのような利点は、2つのタイムスロットを通して、又はOFDMでは2つの隣接サブキャリア又はリソースの間でチャネルが一定のままであるという仮定に強く依存している。
そのような2つの期間を通じて又はその伝送を張るチャネル使用の静的条件の仮定は、実際のところ、決して現実には検証されず、理想的なままである。
OFDMでは、端末の移動性の時変または周波数選択性の原理と、無線環境の豊富なスキャッタリング、
−長いチャネル遅延スプレッド、例えば、丘陵地帯の伝搬
−低いチャネルコヒーレンス帯域、すなわち、基地局(BS)と無線移動受信器との間の高い相対速度
に起因して、チャネルは選択的である。
静的な仮定が検証されない場合、復調処理ははるかに複雑となりがちである。
実際、従来の低複雑度の方法−非常に基礎的な整合フィルタのような−は、そして、より洗練された線形処理(ゼロフォーシング、MMSE等化)でさえ、少ししか効果を示さず、準最適にとどまる。
よく知られた最尤は、最適ではあるだろうが、変調のサイズが増加するにつれて非常に複雑(2Mのオーダーの指数的な複雑性)となる。ここで、Mは使用される変調のオーダーであり、すなわち、QPSKに対してM=2、16QAMに対してM=4、64QAMに対してM=6である。
一方、スフィア復号に基づく近傍ML(Near−ML)検出は、最適(符号化利得は少し下がる)なもう1つのソリューションでありうるが、なおも高いレベルの複雑性(平均で、変調オーダーの関数M3における多項式の複雑性)を示す。
したがって、2つの隣接サブキャリア又はOFDMブロック間でチャネルが変動を示す場合であっても、ALAMOUTI符号の復調を低複雑度で可能とする新しい方法に対する要求が存在する。
"A simple transmit diversity technique for wireless communications"、S. M. ALAMOUTI、IEEE J. Selected Areas of Communications、vol.16、pp.1451−1458、1998年10月
本発明の目的は、OFDMシステムにおいて、ALAMOUTIブロック符号を復号するための少ししか複雑性を要求しない処理を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、極めて選択性なチャネル(長い遅延スプレッド又は高いドップラーのそれぞれ)を前にして、ALAMOUTIブロック符号(SFBC又はSTBC)の改良された信号検出を実行するための新しい処理を提供することである。
本発明のこれらの、そして他の目的は、2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間に、最初に有限アルファベットの複素シンボルx1とx2のペアを、2番目にシンボル−x2 *とx1 *(*は共役処理)を伴って、送信することを含む、STBC又はSFBCを表現している信号を復号するための方法であって、
少なくとも1つのアンテナから受信されるOFDM信号を受信するステップと、
それぞれが1つのキャリアに関連する、前記受信信号のN個の周波数領域表現を生成するためにOFDM復調を実行するステップと、
2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間に受信された前記受信信号を表すワードコードY=(y1、y2)に、前記受信信号をグループ化するために、前記OFDM復調された信号に適用される復号処理を実行するステップと、
1とh2はx1及びx2の伝送に適用されるチャネルを表し、一方で、h~ 1とh~ 2は−x2 *及びx1 *の伝送に適用されるチャネルを表し、n1及びn2は雑音である場合の、以下の公式
Figure 2013509060
又は
y=Hx+n
に従って、送信されたシンボルx1及びx2を計算するために、前記ワードコードY=(y1、y2)を復号するステップと、
を有する方法を用いて達成される。
本方法は、さらに、行列H=(b1、b2)を、直交に近いベクトルを有する縮小行列Hred=(b1'、b2')へ変換するための、前記行列H=(b1、b2)への格子縮小(lattice reduction)を含み、その後に雑音および干渉に関する耐性を改善するために当該縮小行列に適用される検出処理が続く。
そのような方法は、非線形手法である−効率は最尤(近傍ML)のそれに近いが、平均でチャネル行列サイズの多項式(3乗)であるが、コンスタレーションのサイズからは独立のままの複雑性を示す。
したがって、チャネルコヒーレンスを利用して複雑性を大幅に削減することができる。
さらに、特定の2×2ALAMOUTIの場合は、上で定義される格子縮小手法の使用が極めて効果的であることが分かる。
本方法は、シンボルx1(x2)とシンボル−x2 *(x1 *)との送信が2つの連続するOFDMフレームの間に実行されるSTBC符号と、同様のものが同一のOFDMフレーム内の2つの連続するキャリアを通じて送信されるSBFCの両方に適用可能である。
1つの実施形態において、各キャリアkに適用される格子縮小は、キャリアk−1に対して処理された縮小チャネルの値を伴って実行される初期化を伴う反復アルゴリズムに基づく。これは、受信器の複雑性を大幅に低減するという結果となる。
1つの実施形態において、格子縮小は、|Re{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2かつ|Im{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2であるかを検査することにより相関を確認し、もしこれが満たされない場合、b2
Figure 2013509060
で置き換え、再び繰り返すことを含む。
任意的に、本方法は、さらに、b1とb2の絶対値(modulus)、すなわち、ベクトルの各要素の2乗値の和の平方根のを検査することを含む。
本発明はまた、OFDM通信システムのための、ALAMOUTI SFBC又はSTBC符号を復号することができる受信器であって、
少なくとも1つのアンテナから受信されるOFDM信号を受信する手段と、
それぞれが1つのキャリアに関連する、前記受信信号のN個の周波数領域表現を生成するために、OFDM復調を実行する手段と、
2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間に受信された前記受信信号を表すワードコードY=(y1、y2)に、前記受信信号をグループ化するために、前記OFDM復調された信号に適用される復号処理を実行する手段と、
1とh2はx1及びx2の伝送に適用されるチャネルを表し、一方で、h~ 1とh~ 2は−x2 *及びx1 *の伝送に適用されるチャネルを表し、n1及びn2は雑音である場合の、以下の公式
Figure 2013509060
に従って、送信されたシンボルx1及びx2を計算するために、前記ワードコードY=(y1、y2)を復号する手段と、
を有する受信器を提供する。
その受信器は、さらに、行列H=(b1、b2)を、直交に近いベクトルを有する縮小行列Hred=(b1'、b2')へ変換するために、前記行列H=(b1、b2)に格子縮小(lattice reduction)を適用する手段と、
雑音および干渉に関する耐性を改善するために、前記縮小行列上で検出処理を実行する手段とを含む。
1つの実施形態では、格子縮小は、ゼロフォーシング(ZF)、整合フィルタ(MF)、又は判定帰還(DF)検出と組み合わせられうる。
本発明は、携帯電話機のような、ロングタームエボリューション(LTE)のためのユーザ装置を具現化するのに、特に適する。
本発明の1つ以上の実施形態の他の特徴は、添付の図面と共に読むとき、以下の詳細な説明を参照することによりもっともよく理解されるであろう。
STBC ALAMOUTI符号化の基本手順を示す図。 ALAMOUTI手順の符号化と復号化をそれぞれ実行する送信器と受信器とを示すブロック図。 Hベクトル上での行列縮小の効果を示す図。 MATLAB形式に基づくアルゴリズムの1実施形態例を示す図。 格子縮小アルゴリズムの使用を伴うALAMOUTI復号を実現する新しい受信器の処理を示す図。 新しい処理の、既知の線形及び非線形アルゴリズムと比較したときのブロックエラーレートのシミュレーション結果を示す図。
ここでは、ロングタームエボリューション(LTE)、デジタルビデオ放送 ハンドヘルド(DVB−H)、IEEE802.11b直接シーケンススペクトラム拡散又はWiFi、Wimaxなどのような、あらゆるOFDM通信システムに適用可能な方法の1つの具体的な実施形態を説明する。
明らかに、本方法はより一般的であり、OFDMシステム以外の形式にも適用され得る。
より一般的には、本発明は、単純な2×2ALAMOUTIの場合に高い効率を示すが、2より多くのアンテナにも適用可能である。
図2に関して、ALAMOUTI手法に適合し、有利なことに以下で説明する処理を使用することができる時空間ブロック符号通信システムのブロック図を示す。
送信器20は、ALAMOUTI次空間符号に適合する時空間ブロック符号器22へ転送される、情報シンボルのソースからなるブロック21を含む。シンボルは2つのシンボルのブロックにグループ化され、その後、OFDM変調器23へ、そしてその後、2つの送信アンテナを提供する送信無線周波数フロントエンド回路24へ渡される。
受信器30は、受信無線周波数フロントエンド31及びOFDM復調器32に加えて、デコーダ34へ転送される元のシンボル系列を再生する目的で、逆にALAMOUTI復号を実現するSTブロック復号器33を備える。
復調の構成を大幅に単純化するために、ALAMOUTI復号から得られるシンボル系列上でブロック34により適用される復号は、ここで、OFDMシンボルのキャリアに基づく反復処理を含む非線形処理に基づく。
さらに、各キャリアに対して、先立つキャリアで実行される格子処理計算の結果を用いて反復処理は初期化される。
(I.信号モデルの定義)
2つのアンテナを有する送信器と1つの受信アンテナを有する受信器との間の通信システムを考える。この単純化にかかわらず、提示される結果は一般的であり、複数の受信アンテナの場合に拡張することができる。ALAMOUTI送信ダイバーシティ手法を採用する送信器は、有限アルファベットの複素シンボルx1とx2とのペアを運ぶために2つの信号送信周期又は2つの並行チャネルを要求し、第1のシンボル周期の間、第1のアンテナはx1を送信すると共に第2のアンテナはx2を送信し、第2の周期の間、シンボル−x2 *とx1 *とが、それぞれ第1のアンテナと第2のアンテナとにより送信される。
1とh2は、第1の周期の間の2つの送信アンテナと1つの受信アンテナとの間の複素フラットフェージングチャネル係数を表し、一方で、h~ 1とh~ 2は、第2のシンボル周期のチャネル係数である。受信信号ベクトルを都合よく行列形式で以下のように書くことができることを示すのは容易である。
Figure 2013509060
*は複素共役である。同一の表現は、よりコンパクトに、以下のように書くことができる。
Figure 2013509060
ここで、
・nは、ゼロ平均で円状に対称な複素ガウス雑音ベクトルであり、その共分散行列はIに等しい。
・h1、h2、h~ 1、h~ 2は、それぞれがゼロ平均で円状に対称なガウスランダム変数であり、σh 2に等しい分散を有する、すなわち、E[・]が平均演算子を表すとき、E[|h1|2]=E[|h2|2]=σh 2であるような、レイリーフェージングチャネル係数である。
・h1とh2が独立である、すなわちE[h1,h2 *]=0であるような無相関送信アンテナである。
・2つのシンボル間では、
E[h1,h~ 1 *]=E[h2,h~ 2 *]=ρ
のように、有相関チャネル係数であり、ρは、|ρ|2≦1の複素相関係数である。我々は、これが一般的な場合であるとき、ρが複素数であるという事実を強調する。有相関プロセスは、一時自己回帰モデルを用いて、
Figure 2013509060
のように生成することができる。ここで、wiは、この場合もやはりゼロ平均で円状に対称な、分散がρh 2に等しい複素ガウスランダム変数である。
・xは、例えば、xi∈{±1}の二位相偏移変調(BPSK)シンボルのベクトルのようなベクトルである。
(II.受信器においてH行列を縮小するための格子縮小)
背景技術の節で言及したように、上の等式(4)で適用されるALAMOUTI復号は、(時空間ブロック符号において)2つの連続する時間間隔の間の、又は(周波数空間ブロック符号において)OFDMシンボルの2つの連続するキャリア間の、チャネルの非静的条件に起因して、結局は複雑な復調となる。
そのような復調の複雑性は、図2の受信器30において適用されるべき非線形復号手法の必要性を伴う。
発明者は、格子縮小を用いる反復処理に基づく1つの特殊な非線形手法は、高いレベルの複雑性を伴わない有利な復号を提供することができることを発見した。
格子縮小は、その複雑性が平均でチャネル行列サイズの多項式(3乗)であるが、コンスタレーションサイズとは独立である非線形手法であり、チャネルコヒーレンスを利用して、その複雑性は大幅に削減されうる。
格子縮小は近傍ML手法であり、したがって、(いくらかの符号化利得のロスを犠牲にして)準ML性能を提供する。実現可能な格子縮小アルゴリズムが、理論的なそれ(指数的な複雑性)と比して準最適である一方で、2×2行列の場合に対して、格子縮小の最適な形式が存在する(すなわち、格子縮小アルゴリズムは厳密にKorkine−Zolotarevのようである)ことが発見されている。
公式(4)におけるHを、2つのベクトルb1とb2として、
H=(b1、b2
のように書くことができ、受信器の検出処理において使用できる縮小行列Xを生成するために以下のアルゴリズムを用いることができる。
ステップ1:相関を確認
|Re{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2かつ|Im{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2である場合、停止する。ここで、<b1、b2>は、b1 H2と等しいものとして定義される内積である。内積はb2のb1への射影を表す。
その他の場合、b2
Figure 2013509060
で置き換え、ステップ2へ進む。
ステップ2(任意的):絶対値(又は相対電力)を確認
||b2||≧||b1||である場合、停止する。その他の場合、b1とb2とを交換し、ステップ1へ進む。
ステップ2は、2つのみの送信アンテナの場合には任意である。
このようなアルゴリズムは、高い相関を有するb1とb2の値を伴っても、雑音と干渉に対してよりロバストな判定領域を供給することにより、受信器の線形検出(ZF、MFなどのいずれであれ)の性能を向上させる縮小行列Hredを生成することにより、より直交な基底を発見することを達成する。
図3は、いわゆる最尤検出器(MLD)と比較して、上述の格子縮小(LR)アルゴリズムに起因する基底の変化を示している。
そのようなアルゴリズムは、最尤(ML)手法と比べてわずかにより小さい(符号化利得ロスを表す)が、それでもなお最適であることを示す領域を発見することが分かっている。したがって、最適なダイバーシティ利得の取得が達成される。
OFDMでは、ALAMOUTI手法で符号化されたサブキャリアkの全てに対して処理が実行され、全体の複雑性は、1つのサブキャリアに対する複雑性にサブキャリアの数倍として拡大するはずである。
1つの実施形態において、格子縮小アルゴリズムはOFDMシンボルの各キャリアkに対して適用され、Hkを処理するアルゴリズムは、先の反復において計算されたb1 k-1とb2 k-2の値に等しく設定される、パラメータb1 kとb2 kに対する初期値を使用する。
そのような初期化が反復LRアルゴリズムにそれ自身を極めて高速に収束させ、したがって、全体の機構の複雑性が減少することが示されている。例えば、低から中程度の遅延スプレッドチャネルに対して、複雑性は係数10に従って減少しうる(1つの格子縮小は10個の隣接サブキャリアに対して計算される)。
図4に、最適な格子縮小(optLR)を実行するために要求される、縮小行列Hredの反復計算を可能とするMATLABの形式に基づくアルゴリズムの1つの実施形態の例を図解する。
図5に関して、ここで、格子縮小アルゴリズムの使用を伴うALAMOUTI復号を実現する、新しい受信器で使用される異なるステップを説明する。
ステップ51において、処理は、少なくとも1つのアンテナから受信されるOFDM信号を受信する。
ステップ52において、処理は、それぞれが1つのキャリアに関連する、受信信号のN個の周波数領域表現を生成するために、OFDM復調を実行する。
このようなステップ51と52は、OFDM通信の技術分野では従来のものであり、当業者によく知られていることに気付くはずである。
そして、ステップ53において、処理は、使用されている特定の符号化、すなわち、時空間ブロック符号(STBC)又は周波数空間ブロック符号(SFBC)にしたがって、OFDM復調信号に適用される復号処理を進める。
このようなALAMOUTI復号によりワードコードY=(y1、y2)が生成される。
そして、処理は、上述の公式(3)に従って、送信されたシンボルx1とx2とを計算するためにワードコードY=(y1、y2)の復号を進める。
ステップ54に示すように、これは、その行列を直交に近いベクトルを有する縮小行列Hred=(b1'、b2')に変形するために、行列H=(b1、b2)に格子縮小アルゴリズムを適用することにより達成される。
1つの特定の実施形態において、格子縮小アルゴリズムは、先の反復により計算された縮小行列の値を含む初期化ステップを伴って適用され、したがって、チャネルコヒーレンスを非常にうまく利用する。
そして、ステップ55において、処理は、縮小されたHred行列を用いて受信シンボルの復号を続行し、新しいサンプルを処理するためにステップ51を再度進める。
図6に関して、従来手法
ML:最尤、
ZF:ゼロフォーシング、
LR−ZF:格子縮小−ゼロフォーシング、
MF:整合フィルタ、
DF:判定帰還
と、提案手法との異なる組み合わせに対する、信号対雑音比の関数としてのブロックエラーレート(BER)の進化を示すいくつかのシミュレーション結果を示す。

Claims (14)

  1. 2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間、最初に有限アルファベットの複素シンボルx1とx2のペアを、2番目にシンボル−x2 *とx1 *(*は共役処理)を送信することに基づく、時空間ブロック符号又は周波数空間ブロック符号を表す信号を復号するための方法であって、
    少なくとも1つのアンテナから受信されるOFDM信号を受信するステップと、
    それぞれが1つのキャリアに関連する、前記受信信号のN個の周波数領域表現を生成するためにOFDM復調を実行するステップと、
    2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間に受信された前記受信信号を表すワードコードY=(y1、y2)に前記受信信号をグループ化するために、前記OFDM復調された信号に適用される復号処理を実行するステップと、
    1とh2はx1及びx2の伝送に適用されるチャネルを表し、一方で、h~ 1とh~ 2は−x2 *及びx1 *の伝送に適用されるチャネルを表し、n1及びn2は雑音である場合の、以下の式、
    Figure 2013509060
    又は
    y=Hx+n
    に従って、送信されたシンボルx1及びx2を計算するために、前記ワードコードY=(y1、y2)を復号するステップと、
    を有し、
    前記ワードコードを復号するステップは、
    前記行列H=(b1、b2)を、直交に近いベクトルを有する縮小行列Hred=(b1'、b2')へ変換するために、前記行列H=(b1、b2)に格子縮小アルゴリズムを適用するステップと、
    雑音および干渉に関する耐性を改善するために前記縮小行列上で検出処理を実行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記符号は、2つの連続するOFDMフレームの間にシンボルx1(x2)とシンボル−x2 *(x1 *)との送信が許可されるSTBC符号である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記符号は、1つのOFDMフレーム内の2つの連続するキャリアを通じてシンボルx1(x2)とシンボル−x2 *(x1 *)との送信が許可されるSFBC符号である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 各キャリアkに適用される前記格子縮小は、キャリアk−1に対して処理された縮小チャネルの値を伴って実行される初期化を伴う反復アルゴリズムに基づく、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記格子縮小アルゴリズムは、|Re{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2かつ|Im{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2であるかを検査することにより相関を確認し、もしこれが満たされない場合、b2
    Figure 2013509060
    で置き換え、再び繰り返すステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記アルゴリズムは、さらに、b1とb2の長さを検査する選択可能なステップを含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間、最初に有限アルファベットの複素シンボルx1とx2のペアを、2番目にシンボル−x2 *とx1 *(*は共役処理)を送信することに基づく、時空間ブロック符号又は周波数空間ブロック符号を表す信号を復号する受信器であって、
    少なくとも1つのアンテナから受信されるOFDM信号を受信するための手段と、
    それぞれが1つのキャリアに関連する、前記受信信号のN個の周波数領域表現を生成するためにOFDM復調を実行する手段と、
    2つの信号送信周期(STBC)又は2つの並行チャネル(SFBC)の間に受信された前記受信信号を表すワードコードY=(y1、y2)に前記受信信号をグループ化するために、前記OFDM復調された信号に適用される復号処理を実行する手段と、
    1とh2はx1及びx2の伝送に適用されるチャネルを表し、一方で、h~ 1とh~ 2は−x2 *及びx1 *の伝送に適用されるチャネルを表し、n1及びn2は雑音である場合の、以下の式、
    Figure 2013509060
    又は
    y=Hx+n
    に従って、送信されたシンボルx1及びx2を計算するために、前記ワードコードY=(y1、y2)を復号する手段と、
    前記行列H=(b1、b2)を、直交に近いベクトルを有する縮小行列Hred=(b1'、b2')へ変換するために、前記行列H=(b1、b2)に格子縮小アルゴリズムを適用する手段と、
    雑音および干渉に関する耐性を改善するために前記縮小行列上で検出処理を実行する手段と、
    を有することを特徴とする受信器。
  8. 前記符号は、2つの連続するOFDMフレームの間にシンボルx1(x2)とシンボル−x2 *(x1 *)との送信が許可されるSTBC符号である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の受信器。
  9. 前記符号は、1つのOFDMフレーム内の2つの連続するキャリアを通じてシンボルx1(x2)とシンボル−x2 *(x1 *)との送信が許可されるSFBC符号である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の受信器。
  10. 各キャリアkに適用される前記格子縮小は、キャリアk−1に対して処理された縮小チャネルの値を伴って実行される初期化を伴う反復アルゴリズムに基づく、
    ことを特徴とする請求項9に記載の受信器。
  11. |Re{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2かつ|Im{<b1、b2>}|≦(1/2)||b1||2であるかを検査することにより相関を確認する手段と、
    もしこれが満たされない場合、b2
    Figure 2013509060
    で置き換え、再び繰り返す手段とをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の受信器。
  12. 1とb2の長さを検査する手段をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の受信器。
  13. 前記格子縮小は、ZF、MF、DF、又はPDF検出器の組み合わせにおいて適用される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の受信器。
  14. 請求項7から13のいずれか1項に記載の受信器を備えた、OFDM通信ネットワークのための携帯電話機。
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