JP2013507032A - LTE−Advancedシステム及びそのシステムにおけるアップリンク電力制御方法 - Google Patents

LTE−Advancedシステム及びそのシステムにおけるアップリンク電力制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、伝送電力制御オフセットパラメータを用いてコードワード別の伝送電力の調整に基づいたセル干渉の制御のためのLTE−Aシステム及び電力制御方法に関する。本発明の方法は、上位階層によりシグナリングされたパラメータKs及びコードワード別の電力制御パラメータを基地局から端末に伝送する過程と、端末が前記コードワード別の電力制御パラメータ及びパラメータKsを用いて利得を算出する過程と、端末が前記利得によりコードワード別の伝送電力を計算する過程と、端末が基地局にコードワード別の伝送電力で少なくとも2つのコードワードを伝送する過程と、を含むことを特徴とする。

Description

本発明は、LTE−Advancedシステムにおけるアップリンク電力制御方法に関し、特に、多重入出力アンテナ(MIMO)で任意の端末に複数のコードワードが割り当てられる場合、各コードワード別に電力制御を行う方法と伝送電力調整オフセットパラメータを用いてコードワードの増加によるセル干渉量を調整する方法に関する。
最近、移動通信システムでは、無線チャネルを利用した高速データの伝送に有用な方式として、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式、あるいはこれと似た方式として単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA:Single Carrier−Frequency division Multiple Access)方式が活発に研究されている。次世代移動通信システムのLTE(Long Term Evolution)において前記OFDMAシステムは、ダウンリンクに適用され、前記SC−FDMAシステムは、アップリンクに適用される。
しかし、OFDMA方式は、ピーク対平均電力比(Peak to Average PoweR:PAPR)が大きく、信号の非線形歪みを防止するために電力増幅器入力信号のback−off値を大きくする。したがって、それだけ最大送信電力が制限され、電力効率が低いという短所がある。ここで、back−offは、送信信号の線形性を保障するために送信電力の最大値を電力増幅器の最大値よりも小さな値に制限することである。例えば、電力増幅器の最大値が23dBmでback−offが3dBであると、送信電力の最大値は20dBmに制限される。
ダウンリンクの多重化技術としてOFDMA方式を採択する場合、送信機は、電力の制限のない基地局に存在するため大きいな問題にならない。しかし、アップリンクの多重化技術としてOFDMA方式を採択する場合、送信機は電力の制限が大きいユーザ端末に存在するようになる。このような場合、端末の最大電力が制限されるため、基地局カバレッジが小さくなる問題が生じる。したがって、3GPP標準の4世代移動通信技術のLTEでは、代案として、アップリンクの多重化技術としてSC−FDMAが決定された。
最近の無線通信環境では、多様なマルチメディアサービスを提供するための無線通信技術が開発されており、高品質のマルチメディアサービスを提供するためには、高速のデータ伝送が要求される。したがって、最近、高速のデータ伝送をサポートするために多くの研究が行われており、代表としてMIMO技術に関する研究が盛んに進められている。
MIMO技術は、複数のアンテナを用いることで、限定された周波数リソース中でチャネル容量を増加させる。MIMO技術は、散乱環境において複数のアンテナを用いることで、理論的にはアンテナの数に比例するチャネル容量を提供する。MIMO技術でデータを効率的に送信するためには、予めデータをコーディングする作業が必要であり、このような作業をプレコーディング(precoding)という。また、データをプレコーディングする規則を行列で表現したものをプレコーディングマトリクス(precoding matrix)といい、プレコーディングマトリクスの集合をコードブックという。LTE−A(LTE Advanced)において、プレコーディングマトリクスを用いた多重アンテナ技術(MIMO)は、単一ユーザ及び多重ユーザに対する性能向上を提供することができるアップリンクの主な技術として有力に提案されている。
LTEアップリンクPUSCHチャネルのために、イベントベースの電力制御が用いられる。つまり、PUSCHチャネルでは周期的に伝送電力制御(transmit power control:TPC)値を送信する必要がない。サブフレームiで計算されたPUSCH伝送電力PPUSCH(i)は、<数学式1>のように表される。
Figure 2013507032
ここでPCMAXは、端末のパワークラス(power class)による最大伝送電力を示す。MPUSCH(i)は、サブフレームiで割り当てられたPUSCHリソースとしてのRB(resource block:リソースブロック)の数で表される。また、端末の伝送電力は、MPUSCH(i)に比例して増加する。PLは、端末で測定されたダウンリンクパスロス(path−loss)を示す。スケーリング因子α(j)は、セルの形状によるアップリンクチャネルとダウンリンクチャネルとの間のpath−lossの不一致を考慮して上位レイヤで決定する。PO_PUSCHは、<数学式2>のように分けて表現してもよい。
Figure 2013507032
ここで
Figure 2013507032
は、セルごとに異なる(cell−specific)パラメータであり、上位レイヤでシグナリングされる。
Figure 2013507032
は、端末ごとに異なる(UE−specific)パラメータであり、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングに伝送される。変調およびコーディングスキーム(modulation and coding scheme:MCS)または伝送フォーマット(transport format:TF)補償パラメータのΔTF(i)は、<数学式3>のように定義される。
<数学式3>でKsは、セル特定パラメータであり、RRCシグナリングにより与えられる。
Figure 2013507032
MPR(i)は、<数学式4>により算出される。
Figure 2013507032
TBS(i)は、サブフレームiにおけるtransport blockの大きさを示す。<数学式4>で分母部分の
Figure 2013507032
は、サブフレームにおけるRE(resource element:リソースエレメント)の数を示す。すなわち、<数学式4>により算出されるMPR(i)は、RE当たりに伝送される情報量(information bits)を示す。また、Ks=0の場合、MPR(i)=0であり、MCSの補償は考慮されない。そしてKs=1.25の場合、アップリンクチャネルの80%
Figure 2013507032
のみがMCSに対して補償される。PUSCH電力制御瞬時適応は、<数学式5>においてf(i)で表される。
Figure 2013507032
ここでδPUSCHは、UE−specificパラメータであり、基地局から端末に伝送されるPDCCHに含まれ、TPC値とも知られている。δPUSCH(i−KPUSCH)においてKPUSCHは、実際にδPUSCH値を受信して端末の伝送サブフレームに適用するにかかる時間差を示す。PDCCHに伝送されるDCI format 0において、δPUSCHdBの累積値(accumulated values)は、[−1,0,1,3]である。さらに、PDCCHに伝送されるDCI format 3/3Aにおいて、δPUSCHdBの累積値は、[−1,1]または[−1,0,1,3]である。
<数学式5>におけるようなδPUSCH値を累積する方法の他にも、<数学式6>のように、δPUSCHの絶対値が用いられることもある。この場合、PDCCHに伝送されるDCI format 0においてδPUSCHの絶対値は、[−4,−1,1,4]である。
Figure 2013507032
図1は、従来のLTEシステムにおける基地局による端末の電力制御過程を示す図である。
図1を参照すると、ステップ101で基地局は、電力制御パラメータを端末に伝送する際にPDSCHチャネルを用いたRRCシグナリングで行うかまたはPDCCHチャネルを用いるかを決定する。
もし、ステップ101でPDCCHチャネルに決定されると(例えばδPUSCH)、基地局はステップ102で、PDCCHチャネルを用いて電力制御パラメータを端末に伝送する。それに対し、ステップ101でRRCシグナリングを用いるパラメータに決定されると(例えばKs)、基地局はステップ103で、電力制御パラメータをRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)シグナリングを用いて端末に伝送する。また、ステップ104で基地局は、端末から伝送されたSRS(sounding reference signal)を用いて端末のSINRを測定する。
次に、ステップ105で基地局は、端末から伝送された信号の受信の大きさと端末の信号が隣接セルに及ぼす干渉量を考慮して電力制御パラメータをアップデートする。アップデートされたパラメータは、ステップ101でどのチャネルで伝送されるかが決定され、端末に伝送される。
しかし、LTE−AdvancedシステムにおけるPUSCHチャネル伝送には、MIMOの使用により2つのコードワードが用いられる。したがって、従来に1本のアンテナと1つのコードワードのみを用いていたLTEアップリンクにおける電力制御方法を用いるようになると、端末の過度な伝送電力によるセル干渉の増加または、端末の伝送電力不足の問題が生じることになる。
したがって、上述したような問題を解決するための本発明の目的は、LTE−Advancedシステムにおいて、多重送信アンテナを用いる端末に複数のコードワードが割り当てられる場合、各コードワード別に電力制御を行う方法を提案することにある。また、複数のコードワードの使用により増加した伝送電力が過度なセル干渉を起こさないようにするために、伝送電力調整オフセットパラメータの使用を提案する。このオフセットパラメータは、各コードワードの伝送電力を増加させる目的で利用してもよい。
上記のような目的を達成するために、本発明の実施例に係る電力制御方法は、基地局が、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを用いるパラメータのKs値と前記コードワード別の電力制御パラメータを前記端末に伝送する過程と、前記端末が、前記Ks値を確認し、前記確認されたKs値により前記電力制御パラメータを用いて、利得を算出する過程と、前記端末が、前記算出された利得により前記それぞれのコードワード別に伝送電力を算出する過程と、前記端末が、前記算出された伝送電力で前記少なくとも2つのコードワードを前記基地局に伝送する過程とを含む。
上記のような目的を達成するために、本発明の実施例に係る電力制御システムは、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを用いるパラメータのKs値とコードワード別の電力制御パラメータを端末に伝送する基地局と、前記Ks値を確認し、前記確認されたKs値により前記電力制御パラメータを用いて、利得を算出し、前記算出された利得により前記それぞれのコードワード別に算出された伝送電力で前記少なくとも2つのコードワードを前記基地局に伝送する前記端末とを含む。
上述したように本発明は、LTE−Advancedシステムにおける多重送信アンテナを用いる端末にコードワード別に電力制御を行うことにより、コードワードの増加による送信電力の過度な増加を防止することである。つまり、端末の送信電力を適宜調整することで、セル干渉量を適正に維持することができる。
従来のLTEシステムにおける基地局による端末の電力制御過程を示す図である。 本発明の実施例に係る端末送信機の概略的な構造を説明するための図である。 本発明の第1実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第1実施例に係るLTE−Aシステムにおける基地局による端末の電力制御過程を示す図である。 本発明の第2実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第2実施例に係るLTE−Aシステムにおける基地局による端末の電力制御過程を示す図である。 本発明の第3実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第5実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第6実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第7実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第9実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第10実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の第11実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。 本発明の実施例に係るMU−MIMOで端末に割り当てられるレイヤ別の伝送電力を示す図である。 本発明の他の実施例に係るMU−MIMOで端末に割り当てられるレイヤ別の伝送電力を示す図である。
以下、本発明の実施例を添付の数式および図面と共に詳細に説明する。また、本発明を説明するにおいて、関連した公知の機能あるいは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にすると判断された場合、その詳細な説明は省略する。また、後述される用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であり、これは、ユーザ、運用者の意図または、慣例などによって変わることがある。したがって、その用語は本明細書全般に亘る内容に基づいて定義しなければならない。
さらに、本発明の実施例を具体的に説明するにおいて、OFDMベースの無線通信システム、特に3GPP EUTRA(あるいはLTEと称する)、あるいはAdvanced E−UTRA(あるいはLTE−Aと称する)標準を主な対象とするが、本発明の主要要旨は、類似した技術的背景及びチャネル形態を有するその他の通信システムにも、本発明の範囲から大きく逸脱しない範囲で若干の変形で適用可能であり、これは本発明の技術分野における熟練した技術的知識を有する者の判断で可能であるだろう。
本発明は、LTE−Advancedシステムにおける多重アンテナを用いる端末が、PUSCHチャネルの伝送のために2つのコードワード(codeword)CW#1とCW#2を用いる場合、それぞれのコードワードに対してアップリンクの電力制御をしようとするものである。
基地局から端末に、2つのコードワードCW#1とCW#2に対するアップリンクの電力制御に関するパラメータと伝送ブロックサイズ(Transport Block Size:TBS)情報とKs値とが送られる。この際、Ks=1.25の場合とKs=0の場合とにより、CW#1とCW#2に対する伝送電力制御方法を異なるようにする。つまり、後述する様々な実施例においてKs=0の場合とKs=1.25の場合に、全伝送電力に関する選択的組み合わせが可能である。
Ks=1.25の場合に端末の送信機と基地局で電力制御を行う方法を、実施例1、2、3、4によって詳細に説明する。
<実施例1>
基地局から送信された電力制御パラメータを用いてCW#1とCW#2に対する伝送電力制御を行う端末送信機の構造について、図2を参照して説明する。
図2は、本発明の実施例に係る端末送信機の概略的な構造を説明するための図である。
図2を参照すると、コードワードCW#1 201とCW#2 202は、それぞれ利得
Figure 2013507032
が掛けられた後、CW to Layer Mapper(コードワード/レイヤマッパー)205によりCW#1 201とCW#2 202は別々のレイヤにマッピングなる。そして、レイヤにマッピングされたCW#1 201とCW#2 202は、Layer to Antenna Mapper(レイヤ/アンテナマッパー)206により再びアンテナにマッピングされる。
図2で、各アンテナの電力増幅回路(power amplifier:PA)に掛けられる値をKとした場合、Kは
Figure 2013507032
で表され、ここでPtotalは端末の全伝送電力を示し、Nはアンテナの数を示す。図1で、
Figure 2013507032
を用いてCW#1 201とCW#2 202の送信電力を調整してもよい。
図3は、本発明の第1実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
図3を参照すると、ステップ301で端末は基地局からKs=1.25の値を受信する。ステップ302で、Ks=1.25の場合、端末は基地局から受信したCW#1 201とCW#2 202のそれぞれのTBS情報を用いて<数学式7>のようにΔTF(i,CW#1)とΔTF(i,CW#2)とを求める。
Figure 2013507032
ステップ303で端末は、基地局から伝送された電力制御パラメータ
Figure 2013507032
、端末で測定したPL、及びΔTF(i,CW#1)とΔTF(i,CW#2)を用いて、<数学式8>のようにCW#1 201とCW#2 202のそれぞれの送信電力を求める。
Figure 2013507032
ここで、<数学式8>でCW#1の送信電力
Figure 2013507032
は、<数学式1>に基づいてCW#1に対する最大伝送電力PCMAX(CW#1)と比較して、両値のうち最小値を伝送してもよい。また、<数学式8>でCW#2の送信電力
Figure 2013507032
は、<数学式1>に基づいてCW#2に対する最大伝送電力PCMAX(CW#2)と比較して、両値のうち最小値を伝送してもよい。ここでPCMAXは、端末のpower classによる最大伝送電力を示す。
次に、ステップ303で端末の全伝送電力は、<数学式9>を用いて算出される。
Figure 2013507032
ここで、<数学式9>で送信電力
Figure 2013507032
は、<数学式1>に基づいて端末のClassによる最大伝送電力PCMAXと比較して、両値のうち最小値を伝送する。
このようにコードワード別の送信電力と端末の全伝送電力が伝送される方法は、本発明のすべての実施例に適用され得る。換言すれば、本発明のすべての実施例においてCW#1の送信電力
Figure 2013507032
は、<数学式1>に基づいてCW#1に対する最大伝送電力PCMAX(CW#1)と比較して、両値のうち最小値を伝送してもよい。また、CW#2の送信電力
Figure 2013507032
は、<数学式1>に基づいてCW#2に対する最大伝送電力PCMAX(CW#2)と比較して、両値のうち最小値を伝送してもよい。さらに、送信電力
Figure 2013507032
は、<数学式1>に基づいて最大伝送電力PCMAXと比較して、両値のうち最小値を伝送する。
なお、CW#1 201とCW#2 202に対する伝送電力と端末の全伝送電力は、<数学式10>のように表現してもよい。
Figure 2013507032
図2で示された各アンテナから同一の電力が出力される。CW#1 201とCW#2 202の伝送電力を異なるように調整するために、CW#1とCW#2信号に異なる利得を掛ける。つまり、図2でCW#1 201には利得
Figure 2013507032
を掛け、CW#2 202には利得
Figure 2013507032
を掛ける。ステップ304で、
Figure 2013507032
を誘導するために<数学式11>を用いる。
Figure 2013507032
<数学式11>でP+P=2と定義したのは、伝送されるコードワードが2つになれば、端末の伝送電力の和もコードワードが1つであるときより2倍に増加するということを意味する。しかし、もし伝送されるコードワードが2つであっても伝送電力の和を1つのコードワードを伝送するときと同一にしたい場合は、端末はP+P=2をP+P=1と定義する。また、端末は定義されたP+P=1で
Figure 2013507032
を誘導してもよい。ステップ305で<数学式11>を用いて
Figure 2013507032
が誘導されれば、端末はCW#1 201とCW#2 202に各々掛ける。
また、図2で説明したように、各アンテナのPA(power amplifier)に掛けられる値をKとした場合、
Figure 2013507032
で表され、ここでNは、アンテナの数を示す。図2では4本のアンテナ215,216,217,218を例として挙げた。
次に、CW#1 201とCW#2 202が用いられる場合、基地局における電力制御動作を図4を参照して説明する。
図4は、本発明の第1実施例に係るLTE−Aシステムにおける基地局による端末の電力制御過程を示す図である。
図4を参照すると、ステップ401で基地局は、端末にCW#1 201とCW#2 202に対する電力制御パラメータを伝送するために、PDSCHチャネルを用いたRRCシグナリングで行うかまたはPDCCHチャネルを用いるかを決定する。ステップ401でPDCCHチャネルを用いるパラメータに決定されると(例えばδPUSCH)、ステップ402で基地局は、電力制御パラメータをPDCCHチャネルを用いて端末に伝送する。しかし、ステップ401でRRCシグナリングを用いるパラメータに決定されると(例えばKs)、ステップ403で基地局は、電力制御パラメータをRRCシグナリングを用いて端末に伝送する。
ステップ404で基地局は、端末から伝送されたSRS(sounding reference signal)を用いてCW#1 201とCW#2 202に対する受信電力を測定する。そして、ステップ405で基地局は、端末から伝送された信号の受信電力の大きさと端末の信号が隣接セルに及ぼす干渉量を考慮してCW#1 201とCW#2 202に対する電力制御パラメータをアップデートする。アップデートされたパラメータは、ステップ401に移動して端末に伝送される。
<実施例2>
ここでKs=1.25の場合に、CW#1とCW#2の使用による伝送電力の増加で、隣接セルに干渉が発生する。発生する干渉の量を調節するために、2つのコードワードに共通適用されるオフセットパラメータ(offset parameter)のλを用いて伝送電力を低める方法を提案する。λはまた、端末の送信電力の量を増加させるために用いてもよい。
図5は、本発明の第2実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
図5を参照すると、ステップ501、502、503、504は、実施例1のための図3におけるステップ301、302、303、304と同一である。次に、ステップ305で、端末は<数学式12>のようにλを用いて全送信電力
Figure 2013507032
を再び調整する。
Figure 2013507032
さらに詳しく説明すると、ステップ504で<数学式11>を用いて
Figure 2013507032
が誘導されると、端末はステップ305で<数学式12>のようにλを用いて全送信電力
Figure 2013507032
を再び調整する。そして、端末はステップ506で、誘導された
Figure 2013507032
をCW#1 201とCW#2 202にそれぞれ掛ける。図2で説明したように、各アンテナのPA(power amplifier)に掛けられる値をKとした場合、
Figure 2013507032
で表される。
CW#1 201とCW#2 202が用いられる場合に基地局で電力制御を行う過程について、図6を参照して説明する。
図6は、本発明の第2実施例に係るLTE−Aシステムにおける基地局による端末の電力制御過程を示す図である。
図6を参照すると、ステップ601で基地局は、端末にCW#1 201とCW#2 202に対する電力制御パラメータを伝送するために、PDSCHチャネルを用いたRRCシグナリングで行うかまたはPDCCHチャネルを用いるかを決定する。
ステップ601でPDCCHチャネルを用いるパラメータに決定されると(例えばδPUSCH)、ステップ602でδPUSCH値が、PDCCHチャネルを用いて基地局から端末に伝送される。しかし、ステップ601でRRCシグナリングを用いるパラメータに決定されると、ステップ603でλ値が基地局から端末にRRCシグナリングにより伝送される。つまり、λはsemi−staticに変化するのに対し、δPUSCHは、ダイナミックな変化を有する。
以下、ステップ604ないし605は、図4のステップ404ないし405と同一の過程を行うため、詳細な説明は省略する。
<実施例3>
次に、Ks=1.25の場合にCW#1 201とCW#2 202の使用によるセル干渉量を調節するために、CW#1 201とCW#2 202の各々に別々のオフセットパラメータ(offset parameters)
Figure 2013507032
を用いる方法を提案する。
図7は、本発明の第3実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
図7でステップ701、702、703は、実施例1のための図3におけるステップ301、302、303と同一である。しかし、図3のステップ303で端末の全伝送電力を求める演算は、図7ではステップ703でなくステップ705で行われる。
すなわち、基地局は、ステップ703でCW#1 201とCW#2 202に対するそれぞれの送信電力を誘導する。そして、基地局は、ステップ704で、セル干渉を減らすために<数学式13>でのように
Figure 2013507032
を用いてCW#1 201とCW#2 202に対する送信電力を減少させる。ここで
Figure 2013507032
は、CW#1 201とCW#2 202の送信電力の量を増加させるために用いられてもよい。
Figure 2013507032
また、ステップ705、706は、図3のステップ304、305と同一の過程を行うため、詳細な説明は省略する。
<実施例4>
Ks=1.25の場合、CW#1とCW#2の使用によるセル干渉量を調節するために、CWの数が2つである場合のTPC(Transmit Power Control)パラメータのδPUSCH値の範囲を調節する方法を提案する。
例えば、現在のLTE標準では、アップリンクPUSCHチャネルで1つのCWのみが用いられており、累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)は{−1,0,+1,+3}[dBm]と定義されている。2つのCWが用いられる場合、送信電力の増加によってセル干渉は過度に増加することになり、これを減少させるために、累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)を{−1,0,+1,+3}[dBm]と再定義してもよい。
つまり、新しく定義された累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)の−3を利用することにより、干渉量を少し速く減少させることができる。このような理由で、2つのCWが用いられる場合、累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)を{−6,−3,0,+3}[dBm]とも再定義してもよい。
Ks=0の場合に対する電力制御方法について、実施例5、6、7、8によって説明する。
<実施例5>
図8は、本発明の第5実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
図8を参照すると、図8のステップ801、802で、Ks=0の場合に<数学式7>を用いて端末は基地局から受信したCW#1 201とCW#2 202の各々に対しΔTF(CW#1)=0,ΔTF(CW#2)=0を得る。
ステップ803で端末は、基地局から伝送された電力制御パラメータ
Figure 2013507032
と端末で測定したPLとを用いて<数学式8>によりCW#1 201とCW#2 202のそれぞれの送信電力を求める。
実施例5では、CW#1 201とCW#2 202の送信電力の大きさは同じである。また、ステップ803で端末の全伝送電力は、<数学式9>のように表される。
また、CW#1 201とCW#2 202に対する伝送電力と端末の全伝送電力は、<数学式10>のように表されてもよい。
図2で各アンテナから同一の電力が出力されるため、CW#1 201とCW#2 202の伝送電力を異なるように調整するために、端末はCW#1 201とCW#2 202信号に異なる利得を掛ける。つまり、図2でCW#1 201には利得
Figure 2013507032
を掛け、CW#2 202には利得
Figure 2013507032
を掛ける。
また、端末は、<数学式11>で伝送電力の和を、コードワード1つのときのようにP+P=1と定義し、
Figure 2013507032
を誘導することもできる。なぜなら、Ks=0の場合は、CW#1 201とCW#2 202のそれぞれの伝送電力の増加の代わりに1つのコードワードを使用するときのような伝送電力を作るためである。換言すると、実施例5で端末はp=0.5であり、p=0.5で電力を割り当てることができる。したがって、Ks=0の場合、2つのCW#1とCW#2が伝送されても1つのコードワードを用いるときのような伝送電力を作るために、<数学式14>により最終的に2つのCW#1とCW#2の伝送電力を同一に算出してもよい。また、該当端末の全伝送電力は、<数学式15>のように表され得るため、2つのCW#1とCW#2の伝送電力の和は、1つのコードワードを伝送するときのように、<数学式16>のように最終的に表される。
Figure 2013507032
Figure 2013507032
Figure 2013507032
Figure 2013507032
Figure 2013507032
<数学式17>は、CW#1とCW#2のそれぞれの最終伝送電力を[dBm]で表現する。そして<数学式18>は、<数学式16>と<数学式17>の別の表現である。このように本発明の実施例において、CW#1とCW#2の伝送電力に関してPとPの値の代わりに、最終的な伝送電力の数式で表現してもよい。
しかし、ステップ804で
Figure 2013507032
を誘導するために、端末は<数学式11>を用いてP+P=2と定義してもよい。これは、伝送されるコードワードが2つになると、伝送電力の和もコードワードが1つであるときより2倍に増加するということを意味する。
ステップ805で
Figure 2013507032
が誘導されると、図1のようにCW#1 201とCW#2 202に各々掛ける。図2で説明したように、各アンテナのPA(power amplifier)に掛けられる値をKとした場合、
Figure 2013507032
で表され、ここでNはアンテナの数を示す。
<実施例6>
図9は、本発明の第6実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
Ks=0の場合にも、2つのCWによる端末の送信電力によってセル干渉の大きさが変わる。このような干渉量を調節するために、コードワードにすべて共通適用されるオフセットパラメータ(offset parameter)のλの利用を提案する。λはまた、端末の送信電力の量を増加させるために用いられてもよい。
図9でステップ901、902、903、904は、実施例5のための図8におけるステップ801、802、803、804と同一である。しかし、図9の905では、端末は<数学式12>のようにλを用いて全送信電力
Figure 2013507032
を再び調整する。
そして端末は、ステップ906で
Figure 2013507032
が誘導されると、CW#1 201とCW#2 202に各々掛ける。ここで、図2で説明したように各アンテナのPA(power amplifier)に掛けられる値をKとした場合、
Figure 2013507032
で表される。
<実施例7>
図10は、本発明の第7実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
Ks=0の場合、CW#1 201とCW#2 202の使用によるセル干渉量を調節するために、CW#1 201とCW#2 202の各々にオフセットパラメータ(offset parameters)
Figure 2013507032
を用いることを提案する。
図10でステップ1001、1002、1003は、図9におけるステップ901、902、903と同一である。ただし、端末は、ステップ1004では
Figure 2013507032
を用いて<数学式19>で見られるようにCW#1 201とCW#2 202に対する送信電力を調整する。
Figure 2013507032
次に、図10のステップ1005、1006は、図8におけるステップ804、805と同一である。
<実施例8>
Ks=0の場合、CW#1 201とCW#2 202の使用によるセル干渉量を調節するために、CWの数が2つである場合にTPCパラメータのδPUSCH値(TPC parameter δPUSCH値)の範囲を調節する方法を提案する。
例えば、現在のLTE標準では、アップリンクPUSCHチャネルで1つのCWのみが用いられており、累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)は{−1,0,+1,+3}[dBm]と定義されている。2つのCWが用いられる場合、送信電力の増加によってセル干渉は過度に増加することになり、これを減少させるために、累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)を{−1,0,+1,+3}[dBm]と再定義してもよい。
つまり、新しく定義された累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)の−3を利用することにより、干渉量を少し速く減少させることができる。このような理由で、2つのCWが用いられる場合、累積されたδPUSCH値(accumulated δPUSCH値)を{−1,0,+1,+3}[dBm]とも再定義してもよい。
実施例1、2、3、4においては、Ks=1.25の場合、CW#1 201とCW#2 202に対してそれぞれのΔTF(CW#1)とΔTF(CW#2)を求めた。下記の実施例9、10、11、12においては、CW#1 201とCW#2 202に対して共通のΔTFを求める方法と、これを用いた電力制御方法を提案する。
<実施例9>
CW#1とCW#2に対して共通のΔTFを求めるための4種の方法を図11を参照して説明する。
図11は、本発明の第9実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
図11を参照すると、ステップ1101で端末は、基地局からKs=1.25の値を受信する。そして端末は、ステップ1102でΔTFを算出する。ここで、ステップ1102でCW#1 201とCW#2 202に対し共通のΔTFを求めるための4種の方法を提案する。
<数学式20>は、CW#1とCW#2の最大値を用いてΔTFを算出する第1の方法である。
Figure 2013507032
<数学式21>は、CW#1とCW#2の最小値を用いてΔTFを算出する第2の方法である。
Figure 2013507032
<数学式22>は、CW#1とCW#2の平均値を用いてΔTFを算出する第3の方法である。
Figure 2013507032
<数学式23>は、CW#1とCW#2の和を用いてΔTFを算出する第4の方法である。
Figure 2013507032
上記で提示した4種の方法のいずれか1つの方法によりΔTFを算出した端末は、ステップ1103で<数学式24>を用いてCW#1 201とCW#2 202のためのそれぞれの送信電力を求める。このとき、ステップ1103でCW#1 201とCW#2 202にΔTFが共通で用いられる。
Figure 2013507032
以後、図11でステップ1104、1105は、図10で説明したステップ1005、1006と同一である。
<実施例10>
Ks=1.25の場合、2つのCWによる端末の送信電力によってセル干渉の大きさが変わる。このような干渉の量を調節するために、コードワードにすべて共通適用されるオフセットパラメータ(offset parameter)のλを用いる。λはまた、端末の送信電力の量を増加させるために用いられてもよい。λを用いて送信電力の量を増加させる方法について、図12を参照して説明する。
図12は、本発明の第10実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
図12でステップ1201、1202、1203、1204は、実施例9のための図11におけるステップ1101、1102、1103、1104と同一である。しかし、実施例10のステップ1205で端末は、<数学式12>を用い、λを用いて全送信電力
Figure 2013507032
を再び調整する。ステップ1206で
Figure 2013507032
が誘導されると、CW#1 201とCW#2 202にそれぞれ掛ける。図2で説明したように、各アンテナのPA(power amplifier)に掛けられる値をKとした場合、
Figure 2013507032
で表される。
<実施例11>
Ks=1.25の場合、CW#1とCW#2の使用によるセル干渉量を調節するために、CW#1とCW#2の各々にオフセットパラメータ(offset parameters)の
Figure 2013507032
とを用いる方法を図13を参照して詳細に説明する。
図13は、本発明の第11実施例に係る端末の電力制御パラメータ値の取得手続と、その値を用いて送信電力を求める過程を示す図である。
図13でステップ1301、1302、1303は、実施例9のための図11におけるステップ1101、1102、1103と同一である。しかし、ステップ1303で端末は、CW#1 201とCW#2 202に対する共通の送信電力を誘導する。そして端末は、ステップ1304でセル干渉を減らすために、<数学式25>でのように
Figure 2013507032
を用いてCW#1 201とCW#2 202に対する送信電力を調整する。
Figure 2013507032
は、CW#1 201とCW#2 202の送信電力の量を増加させるために用いられてもよい。
Figure 2013507032
以後、図13のステップ1305、1306は、図11のステップ1104、1105と同一であるため、詳細な説明は省略する。
<実施例12>
基地局から送信された電力制御パラメータを用いて端末がCW#1とCW#2に対する伝送電力制御を行うための他の方法を提案する。
端末は、数学式26によって基地局から送信された電力制御パラメータを用いて伝送電力を制御してもよい。
Figure 2013507032
<数学式26>でPPUSCH(i,N)は、端末の全伝送電力を示し、Nはコードワードの数を示す。そして2つのコードワードが用いられる場合、Nは2と表される。<数学式26>でPMAXは、端末の該当classで最大伝送電力であり、
Figure 2013507032
は、サブフレームiで端末の伝送電力を示す。そして<数学式21>によって端末は最大伝送電力PMAXと伝送電力
Figure 2013507032
とを比較して、両値のうち小さい値を伝送する。
また、<数学式26>で
Figure 2013507032
で表され、コードワードの数が2つの場合はN=2と表される。
また、n=0の場合はCW#1、n=1の場合はCW#2を示す。ここでCW#1とCW#2に関する伝送電力を割り当てるために、先ずPUSCHの全伝送電力は、linear scaleで<数学式27>のように表される。
Figure 2013507032
ここでCW#1とCW#2との間の伝送電力比rは、linear scaleで<数学式28>のように表される。
Figure 2013507032
そして<数学式27>と<数学式28>から算出されたCW#1のlinear scaleでの伝送電力Plinear(0)とCW#2のlinear scaleでの伝送電力は、<数学式29>のように表される。
Figure 2013507032
次に、最後に端末は、それぞれのコードワードのためのレイヤ伝送電力を求めるために、コードワード当たりの伝送電力をL(n)で分ける。
実施例1から実施例11では、それぞれのコードワードに対する伝送電力の割り当てに関する方法について説明した。また、実施例1から実施例11では、干渉量の調節または、送信電力を高めるために、2つのコードワードに共通適用されるオフセットパラメータ(offset parameter)または、2つのコードワードの各々に適用されるオフセットパラメータを用いる方法を共に説明した。そして実施例1から実施例11により、コードワードの数の増加によるTPCパラメータ(TPC parameter)の範囲が調節される方法について説明した。
また、実施例12ではそれぞれのコードワードに対する伝送電力割当方法について説明し、この実施例に基づいてそれぞれのコードワード別に伝送電力を割り当てる方法に、先に説明したオフセットパラメータ(offset parameter)やTPCパラメータ(TPC parameter)の範囲の調節方法が共に適用されてもよい。
<実施例13>
上述した様々な実施例のように、Ks=0の場合とKs=1.25の場合によりCW#1とCW#2に対する伝送電力制御方法が異なるように行われる。また、記述した様々な実施例においてKs=0とKs=1.25の場合を基準として、全伝送電力に関する選択的組み合わせが可能である。
実施例13では、Ks値以外に、シグナリングされたパラメータΩによりCW#1とCW#2の全伝送電力に関する選択的組み合わせについて説明する。
先ず、基地局から端末にΩ=0をシグナリングした場合、端末は、<数学式30>を用いて伝送電力を算出してもよい。ここで、<数学式30>で用いられたCW#1とCW#2のそれぞれの伝送電力は、<数学式31>のような数学式により算出されてもよい。
<数学式31>のそれぞれのコードワードに対する伝送電力の誘導式において、Ks=0の場合はΔTF(i,CW#1)=0,ΔTF(i,CW#2)=0であり、Ks=1.25の場合は<数学式7>で説明したように各コードワードのTBSを考慮してΔTF(i,CW#1)とΔTF(i,CW#2)とを求める。次に、<数学式30>の全伝送電力
Figure 2013507032
と最大伝送電力PCMAXのうち最小値が伝送される。
Figure 2013507032
Figure 2013507032
次に、基地局から端末にΩ=1をシグナリングした場合、<数学式32>で表された伝送電力を用いる。つまり、端末に割り当てられたコードワードの数が1つから2つに増加すると、端末の全伝送電力が二倍に増加することを防ぐために、端末の全伝送電力は<数学式31>から誘導されたCW#1とCW#2の伝送電力の和[dBm]からX[dBm]だけを引いた値で算出される。ここでX[dBm]値は、基地局で設定可能な値で端末にシグナリングされる。また、<数学式32>でCW#1とCW#2の伝送電力の和の半分を伝送電力として選択しようとすると、X[dBm]値をX=3[dBm]と設定する。
<数学式31>のそれぞれのコードワードに対する伝送電力の誘導式においてKs=0の場合はΔTF(i,CW#1)=0,ΔTF(i,CW#2)=0であり、Ks=1.25の場合は<数学式7>で説明したように各コードワードのTBSを考慮してΔTF(i,CW#1)とΔTF(i,CW#2)とを求める。また、<数学式32>の全伝送電力
Figure 2013507032
と最大伝送電力PCMAX値のうち最小値が伝送される。
Figure 2013507032
<実施例14>
実施例14では、UL(Up−Link) MU(multi user)−MIMO(Multiple−Input Multiple−Output)で端末に割り当てられたレイヤの数により変わる端末の伝送電力について説明する。
図14は、本発明の実施例に係るMU−MIMOで端末に割り当てられるレイヤ別の伝送電力を示す図である。
図14に示すように、ケース1 1401のMU−MIMOで端末Aは、1つのレイヤ(Layer#1 1404)が割り当えられ、その伝送電力はPと表される。端末Bは、3つのレイヤ(Layer#2 1405、Layer#3 1406、Layer#4 1407)が割り当てられ、各レイヤの伝送電力は各々Pとする。各レイヤに割り当てられたシンボルが通過するチャネルがすべて同一であれば、各レイヤ別に基地局受信機の観点で、信号対干渉雑音比(SINR;Signal to Interference Ratio)は、<数学式33>のように表される。
Figure 2013507032
もし端末Aの全伝送電力のPが端末Bの全伝送電力の和の3Pと同一であれば、基地局受信機の観点で、端末Aに割り当てられたLayer#1のSINRよりも端末Bに割り当てられたLayer#2、3、4のSINRが低いということを意味する。
ケース2 1402のMU−MIMOで端末Aは2つのレイヤ(Layer#1 1408とLayer#2 1409)が割り当てられ、端末Bは2つのレイヤ(Layer#3 1410とLayer#4 1411)が割り当てられたとする。もし、各レイヤが通過するチャネルがすべて同一であれば、各レイヤ別に基地局で受信するSINRは<数学式34>のように表される。
Figure 2013507032
もし、端末Aの全伝送電力の和の2Pが端末Bの全伝送電力の和の2Pと同一であれば、基地局受信機の観点で、端末Aに割り当てされたLayer#1とLayer#2のそれぞれのSINRと端末Bに割り当てされたLayer#3とLayer#4のSINRのそれぞれが同一であることを意味する。
ケース(Case)3 1403のMU−MIMOで端末Aは3つのレイヤ(Layer#1 1412、Layer#2 1413、Layer#3 1414)が割り当てられ、端末Bは1つのレイヤ(Layer#4 1415)が割り当てられたとする。各レイヤを通過するチャネルがすべて同一であれば、基地局受信機の観点で、各レイヤ別にSINRは<数学式35>のように表される。
Figure 2013507032
もし端末Bの全伝送電力のPが端末Aの全伝送電力の和の3Pと同一であれば、<数学式36>で見られるように、基地局受信機の観点で、端末Bに割り当てされたLayer#4のSINRよりも端末Aに割り当てされたLayer#1、2、3のSINRが低いということを意味する。
もし、互いに近接した位置にある端末Aと端末Bは同じRB(resource block)が割り当てられ、同じMCS(Modulation and Coding Scheme)が割り当てられ、端末Aと端末Bの全伝送電力を同じに設定することになり、各端末ごとにレイヤの数が変わると、基地局受信機の観点で、各レイヤの受信SINRは、<数学式33>と<数学式36>でのように大きな差が生じることになる。
Figure 2013507032
上記のように、MU−MIMOで各レイヤの受信SINRに大きな差がある問題を解決するために、換言すれば、基地局受信機の観点で、各レイヤの受信SINRを均等にするために、<数学式37>でのように端末の伝送電力を算出する。ここで、レイヤ(ランク)の数によるオフセット値Xrank(i)を考慮して伝送電力が算出される。
Figure 2013507032
Figure 2013507032
<数学式37>のΔTF(i)は、2つのCWが考慮される場合、<数学式20>、<数学式21>、<数学式22>、<数学式23>のいずれか1つの数学式で算出することができる。<数学式38>で、
Figure 2013507032
は、2つのCW#1とCW#2に対するMPR(Multi Point Relay)の最大、最小、平均、和などの演算によって得られる。
互いに近接した位置にある端末Aと端末Bとは同じRB(resource block)が割り当てられ、同じMCSが割り当てられる場合、各端末の全伝送電力にレイヤの数によるオフセット値Xrank(i)が追加される。<表1>で見られるように、割り当てられたレイヤ数(ランク)が増加するほどオフセット値Xrank(i)も増加する。
Figure 2013507032
<表1>によると、端末に割り当てられたレイヤが1つの場合、Xrank(i)=0dBmであり、割り当てられたレイヤが2つに増加する場合、Xrank(i)=3dBmが端末の全伝送電力に追加される。また、レイヤが3つに増加する場合は4.77dBmが、レイヤが4つに増加する場合は6dBmが端末の全伝送電力に追加される。
または、<表1>の代わりに<数学式39>のようにレイヤ(rank:ランク)の数により一定の電力値δを与えてもよい。すなわち、<数学式39>で割り当てられたレイヤ(rank:ランク)が1であれば、Xrank(i)=0であり、レイヤ(rank:ランク)が2であればXrank(i)=δ、レイヤ(rank:ランク)が3であればXrank(i)=2δ、レイヤ(rank:ランク)が4であればXrank(i)=3δの電力値が割り当てられる。
Figure 2013507032
以上で説明したように、MU−MIMOで各端末の伝送電力は、レイヤの数に比例して設定される。
図15は、本発明の他の実施例に係るMU−MIMOで端末に割り当てられるレイヤ別の伝送電力を示す図である。
<数学式37>が適用される例のために、図15で見られるように、ケース1 1501のMU−MIMOで、端末Aは1つのレイヤ(Layer#1 1504)が割り当てられ、その伝送電力をPとする。また、端末Bは3つのレイヤ(Layer#2 1505、Layer#3 1506、Layer#4 1507)が割り当てられ、各Layer#2 1505、Layer#3 1506、Layer#4 1507の伝送電力を各々Pとする。さらに、各レイヤを通過するチャネルがすべて同一であるとする場合、各レイヤ別に基地局受信機の観点で、SINRは<数学式40>のように表される。
Figure 2013507032
もし、互いに近接した位置にある端末Aと端末Bは同じリソース(resource)が割り当てられ、同じMCSが割り当てられた場合、<数学式37>で見られるオフセット値Xrank(i)が利用されると、端末AのLayer#1 1504の伝送電力は、端末Bの各Layer#2 1505、Layer#3 1506、Layer#4 1507の伝送電力と同様に表される。換言すれば、端末Aの伝送電力のPは、端末Bの伝送電力Pと同一である。さらに、<表1>を参考して3つのレイヤを用いるオフセット値の4.77dBmにより増加した端末の伝送電力は、端末Bに割り当てられた3つのレイヤに均等に割り当てられる。結局、基地局受信機の観点で、端末Aに割り当てられたLayer#1のSINRは、端末Bに割り当てられたLayer#2、3、4のSINRと同一である。
ケース2 1502のMU−MIMOでは、端末AがLayer#1 1508とLayer#2 1509を割り当てられ、端末BがLayer#3 1510とLayer#4 1511を割り当てられたとする。各レイヤを通過するチャネルがすべて同一の場合、各レイヤ別に基地局受信機の観点で、SINRは<数学式41>のように表される。
Figure 2013507032
もし、端末Aの各レイヤの伝送電力のPが端末Bの各レイヤの伝送電力のPと同一であれば、基地局受信機の観点で、端末Aに割り当てられたLayer#1とLayer#2の各SINRと、端末Bに割り当てられたLayer#3とLayer#4のSINRとが同一である。
ケース3 1503のMU−MIMOで、端末AがLayer#1 1512、Layer#2 1513、Layer#3 1514を割り当てられ、端末BがLayer#4 1515を割り当てられたとする。各レイヤを通過するチャネルがすべて同一であるとすると、各レイヤ別に基地局で受信するSINRは、<数学式42>のように表される。
Figure 2013507032
もし、互いに近接した位置にある端末Aと端末Bは同じリソース(resource)が割り当てられ、同じMCSが割り当てられた場合、<数学式37>で見られるオフセット値を用いて端末Aの各Layer#1 1512、Layer#2 1513、Layer#3 1514の伝送電力のPが、端末BのLayer#4 1515の伝送電力のPと同一であれば、<数学式43>で見られるように基地局受信機の観点で、端末Bに割り当てられたLayer#4のSINRと、端末Aに割り当てられたLayer#1、2、3のSINRは、同一である。
Figure 2013507032
上記のMU−MIMOでレイヤの数によるオフセット値を考慮する電力割当方式に基づいて、基地局は、端末がSU(Single User)−MIMOとMU−MIMOモードにより異なる電力制御方法を用いるように設定する。すなわち、端末がSU−MIMOモードの場合、基地局は、端末の電力割り当てが実施例1ないし実施例13で説明した端末の全伝送電力に関する方式に従うようにする。また、端末がMU−MIMOモードの場合、基地局は、端末の電力制御が実施例14で説明したレイヤの数によるオフセット値を考慮して端末の全伝送電力が算出されるように設定する。
以上では、本明細書と図面に開示された本発明の実施例は、本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものに過ぎず、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施例以外にも本発明の技術的思想に基づいた別の変形例が実施可能であることは、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者には自明である。
201 コードワードCW#1
202 コードワードCW#2
203 利得
204 利得
205 CW to Layer Mapper
206 Layer to Antenna Mapper
215,216,217,218 アンテナ

Claims (14)

  1. 少なくとも2つのコードワードを送受信する基地局と端末とで構成された移動通信システムにおける伝送電力制御方法において、
    前記基地局が、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを用いるパラメータのKs値と前記コードワード別の電力制御パラメータを前記端末に伝送する過程と、
    前記端末が、前記Ks値を確認し、前記確認されたKs値により前記電力制御パラメータを用いて、利得を算出する過程と、
    前記端末が、前記算出された利得により前記それぞれのコードワード別に伝送電力を算出する過程と、
    前記端末が、前記算出された伝送電力で前記少なくとも2つのコードワードを前記基地局に伝送する過程と、
    を含む伝送電力制御方法。
  2. 前記Ksは、0または1.25と設定されることを特徴とする請求項1に記載の伝送電力制御方法。
  3. 前記伝送電力算出過程は、
    Ksが0と設定される場合、少なくとも2つのコードワードに対するコードワード別の伝送電力の和が、単一のコードワードを用いた伝送電力と同一であることを特徴とする請求項2に記載の伝送電力制御方法。
  4. 前記伝送電力算出過程は、
    オフセットパラメータλを用いてコードワード別の伝送電力を調整する過程をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の伝送電力制御方法。
  5. 前記伝送電力算出過程は、
    前記コードワード別に異なるオフセットパラメータの
    Figure 2013507032
    を用いて前記伝送電力制御によるセル干渉量を制御する過程をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の伝送電力制御方法。
  6. 前記伝送電力算出過程は、
    Ksが1.25と設定される場合、
    前記少なくとも2つのコードワードの計算に用いられる伝送電力制御(Transmit Power Control、TPC)を計算する過程と、
    前記少なくとも2つのコードワードのそれぞれの変調およびコーディングスキーム(Modulation and Coding Scheme、MCS)によりコードワード別の伝送電力を計算する過程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力制御方法。
  7. 前記基地局において、前記端末により伝送されたコードワード当たりの受信電力の強度を確認する過程と、
    前記コードワード当たりの受信電力の強度に基づいてコードワード別の電力制御パラメータをアップデートする過程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力制御方法。
  8. 伝送電力制御システムにおいて、
    上位階層シグナリングにより与えられるセル特定パラメータKs値とコードワード別の電力制御パラメータを端末に伝送する基地局と、
    前記セル特定パラメータKs値を受信し、前記コードワード別の電力制御パラメータを用いて利得を算出し、前記算出された利得により前記それぞれのコードワード別に算出された伝送電力で前記少なくとも2つのコードワードを前記基地局に伝送する端末と、
    を含む伝送電力制御システム。
  9. 前記Ksは、0または1.25と設定されることを特徴とする請求項8に記載の伝送電力制御システム。
  10. Ksが0と設定される場合、前記端末は少なくとも2つのコードワードに対するコードワード別の伝送電力の和を、単一のコードワードを用いた伝送電力と同一に設定することを特徴とする請求項9に記載の伝送電力制御システム。
  11. 前記端末は、
    オフセットパラメータλを用いてコードワード別の伝送電力を調整することを特徴とする請求項10に記載の伝送電力制御システム。
  12. 前記端末は、
    前記コードワード別に異なるオフセットパラメータの
    Figure 2013507032
    を用いて前記伝送電力制御によるセル干渉量を制御することを特徴とする請求項10に記載の伝送電力制御システム。
  13. 前記端末は、
    Ksが1.25と設定される場合、
    前記少なくとも2つのコードワードの計算に用いられる伝送電力制御(Transmit Power Control、TPC)を計算し、前記少なくとも2つのコードワードのそれぞれの変調およびコーディングスキーム(Modulation and Coding Scheme、MCS)によりコードワード別の伝送電力を計算することを特徴とする請求項9に記載の伝送電力制御システム。
  14. 前記基地局は、
    端末により伝送されたコードワード当たりの受信電力の強度を確認し、前記コードワード当たりの受信電力の強度に基づいてコードワード別の電力制御パラメータをアップデートすることを特徴とする請求項9に記載の伝送電力制御システム。
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