JP2013505662A - 無線多重帯域ネットワークで調整されたウェイクアップによる省力システム及び方法 - Google Patents

無線多重帯域ネットワークで調整されたウェイクアップによる省力システム及び方法 Download PDF

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Abstract

多重チャネル上で無線通信をするシステムと方法が公開されている。システムの一実施形態は、省力のためにウェイクアップスケジュール上で作動する。システムは、無線通信のために第1周波数帯域及び第2周波数帯域を利用できる第1多重帯域無線ステーション;及び無線通信のために第1周波数帯域及び第2周波数帯域を利用できる第2多重帯域無線ステーションを含む。第1ステーション及び第2ステーションのうち一つまたはそれ以上は、内部に第1ステーション、第2ステーション及びアクセスポイントのうち一つまたはそれ以上に対して、第2周波数帯域に関する一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを維持するように構成される。第1ステーション及び第2ステーションは、第1周波数帯域を通じて互いに一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを共有するように構成される。システムは、前記ステーションが互いに効果的に結合可能にし、これにより電力を節約する。

Description

本発明は、無線ネットワークに係り、さらに具体的には、多重チャネルを持つ無線ネットワークに関する。
無線ネットワークシステムは、一般的に複数の無線ステーションを含む。これらの無線ステーションは、選択された一つの周波数を持つ無線チャネルを通じて互いに通信できる。
特定無線ステーションは、信号の伝送及び/または受信のために多重チャネルを利用してもよい。たとえば、一つの無線ステーションは、一つの高速(high−rate)チャネル(例えば、60GHzチャネル)と一つの低速(low−rate)チャネル(2.4/5GHzチャネル)とを利用できる。かかる無線ステーションは、必要に応じてその2つのチャネルのうち一つのみ利用してもよく、その2つをいずれも利用してもよい。
普通、さらに高い伝送率のためには、複数のチャネルのうちさらに高い周波数チャネルを利用することが望ましい。しかし、複数のチャネルのうち該高周波チャネルは、特定時点で2つの無線ステーション間の伝送のために常に利用できるとはいえない。したがって、無線ステーション間の無線伝送を最適化するためには、多重チャネルの利用を管理する必要がある。
一実施形態で、無線通信のためのデバイスが存在する。前記デバイスは、無線通信のために第1周波数帯域を利用するように構成された第1アンテナシステムと、無線通信のために前記第2周波数帯域を利用するように構成された第2アンテナシステムと、を含む。
前記デバイスは、前記デバイス及び/または他の無線デバイスの前記第2周波数帯域に対する一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを含む情報を保存するように構成されたメモリと、信号が少なくても部分的に前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを含む時、前記第1周波数帯域上で既形成の無線リンクを通じて、前記信号を伝送及び/または受信するように構成された媒体接近制御(MAC)階層と、をさらに含む。
さらに他の実施形態では、一つの無線通信システムがある。前記システムは、無線通信のために、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域を利用できる第1多重帯域無線ステーションを含む。第2周波数帯域は第1周波数帯域と異なる。前記システムはまた、無線通信のために第1周波数帯域及び第2周波数帯域を利用できる第2多重帯域無線ステーションを含む。一つまたはそれ以上の第1及び第2ステーションは、その内部に、一つまたはそれ以上の第1ステーション、第2ステーション及びアクセスポイントの第2周波数帯域の一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを維持管理するように設定されている。第1ステーション及び第2ステーションは、第1周波数帯域を通じて一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを互いに共有するように設定されている。
さらに他の実施形態には、一つの無線通信方法がある。前記方法は、無線通信のために、第1周波数帯域及び第2周波数帯域を利用できる第1多重帯域無線ステーションが、無線通信のために、第1周波数帯域及び第2周波数帯域を利用できる第2多重帯域無線ステーションと第1周波数帯域で無線リンクを形成する段階を含む。第2周波数帯域は、第1周波数帯域と異なる。前記方法はまた、第1ステーションが第2周波数帯域の一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを、第1周波数帯域を通じて第2ステーションに伝送する段階を含む。一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、第1ステーション及び/またはアクセスポイントのウェイクアップスケジュールの一つを含む。アクセスポイントは、第2周波数帯域上で第1ステーションと結合する。
さらに他の実施形態には、一つの無線通信方法がある。前記方法は、無線通信のために、第1周波数帯域及び第2周波数帯域を利用できる第1多重帯域無線ステーションが、無線通信のために、第1周波数帯域及び第2周波数帯域を利用できる第2多重帯域無線ステーションと第1周波数帯域で無線リンクを形成する段階を含む。第2周波数帯域は、第1周波数帯域と異なる。前記方法はまた、第1ステーションが第2周波数帯域の一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを、第1周波数帯域を通じて第2ステーションから受信する段階を含む。一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、第2ステーション及び/またはアクセスポイントのウェイクアップスケジュールの一つを含む。アクセスポイントは、第2周波数帯域で第2ステーションと結合する。
前記の実施形態の方法は、多重帯域ステーションをして、アクセスポイント及び/またはさらに他のステーションが睡眠モードにある間に不要なスキャニングを行わずに、アクセスポイント及び/またはさらに他のステーションの有用可能性をテスト可能にする。したがって、前記多重帯域ステーションは、結合されていない帯域上のアクセスポイントまたは他のステーションと効果的かつ迅速に結合可能になる。これらの方法はまた、大部分の無線デバイス、特にモバイルデバイスに重要な資源である電力を節約可能にする。
複数のサブネットワークを含む無線ネットワークの一例を示すブロックダイヤグラムである。 本発明の一実施形態による低速基本サービスセット及び高速基本サービスセットを含む、無線ネットワークに対するブロックダイヤグラムである。 本発明の一実施形態による高速及び低速通信能力を持つ一つの多重帯域無線デバイスを示すブロックダイヤグラムである。 本発明の一実施形態によって、多重帯域管理子を含む、図3の無線デバイスのMAC階層を示すブロックダイヤグラムである。 本発明の一実施形態による多重帯域無線デバイスによる無線通信の方法を示す図である。 本発明の一実施形態による多重帯域無線デバイスによる無線通信の方法を示す図である。 本発明の一実施形態による多重帯域無線デバイスによる無線通信の方法を示す図である。 本発明の一実施形態による多重帯域無線デバイスによる無線通信の方法を示す図である。 本発明の一実施形態によるウェイクアップスケジュールのためのウェイクアップ情報要素を伝送する、多重帯域無線デバイスによる無線通信の方法を示すタイミングダイヤグラムである。 本発明の一実施形態によるアウェイクウィンドウについての情報を含む情報要素のうち一つのフレームフォーマットである。 本発明の一実施形態によるウェイクアップスケジュールについての情報を含む情報要素のうち一つのフレームフォーマットである。 一実施形態によるウェイクアップスケジュール上で作動する、多重帯域無線デバイスの無線通信の方法を示すタイミングダイヤグラムである。 一実施形態によるウェイクアップスケジュールを利用する無線通信の方法を示すフローチャートである。
次の特定実施形態についての詳細な説明は、発明の特定実施形態についての多様な説明を提示している。しかし、本発明は請求項が定義かつ含めている多くの異なる方法で実施できる。本説明には図面に対する参照があり、類似した参照番号は、同一または機能的に類似した要素を表示している。
本出願書の説明で利用される用語は、該当用語が発明の特定実施形態の詳細な説明に結合されて利用されているという理由だけで、制限または限定される意味を持つと解釈されるように意図されていない。さらに、発明の実施形態は色々な新規の特徴を含むことができ、それらは、前記発明の望ましい属性を単独で担当するか、または、ここに記載された発明を実施するところに必須の事項ではない。発明を具現するには、多様なプロセッサー、メモリ、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及びプログラムを利用できる。
無線ネットワークに対する概観
図1に関しては、無線ネットワークの一例が後述される。無線ネットワーク1は、複数のサブネットワーク10、20、30及び一つのネットワークバックボーンを含んでいる。ネットワーク1の例示された部分は3つのサブネットワークを含んでいるが、通常の技術者ならば、前記ネットワークがさらに多い、あるいはさらに少ないサブネットワークを含むことができるという点を理解できるであろう。
各サブネットワーク10、20、30は、アクセスポイント110、220、130と、一つまたはそれ以上の無線ステーションまたはデバイス111〜114、121〜126、131〜134とを含む。各アクセスポイント110〜130は、一つの無線通信プロトコルによって、各サブネットワーク内にある一つまたはそれ以上の無線ステーションと無線通信を行える。アクセスポイント110〜130はまた、有線または無線チャネル50を通じてネットワークバックボーンと連結されている。各アクセスポイント110〜130は、それぞれのサブネットワーク10〜30内にあるステーション間の通信、または各サブネットワーク内の一ステーションと他のサブネットワーク内の一ステーションとの間の通信を提供できる。アクセスポイントという用語は、本文書で調整者(coordinator)と称する。かかるアクセスポイントを含んでいるネットワークは、インフラストラクチャーと称する。本文書の文脈上、アクセスポイントと、アクセスポイントを相手に通信する非アクセスポイントステーションとは、総称して基本サービスセットと称する。
一つまたはそれ以上の無線ステーション111〜114、121〜126、131〜134は、アクセスポイントが無線で通信できるカバレッジ領域内に位置している。一つまたはそれ以上のステーション111〜114、121〜126、131〜134は、一つまたはそれ以上のアクセスポイント110、120、130に無線で連結できる電子デバイスでありうる。これらの電子デバイスは次のものを含むが、それに制限されるものではない:携帯電話、スマートフォン、電話機、テレビ、セットトップボックス、コンピュータモニタ、コンピュータ、携帯用コンピュータ、電子ブックデバイス、個人携帯情報端末機(PDA)、電子レンジ、冷蔵庫、オーディオ、カセットレコーダまたはプレーヤー、DVDプレーヤーまたはレコーダ、CDプレーヤーまたはレコーダ、VCR、デジタルビデオレコーダ(DVR)、MP3プレーヤー、ラジオ、カムコーダ、カメラ、デジタルカメラ、携帯用メモリチップ、洗濯機、乾燥器、洗濯乾燥器、複写機、ファクシミリ、スキャナー、複合機、腕時計、壁掛け時計、ゲーム装置。特定構成では、一つまたはそれ以上のステーションが2つまたはそれ以上のサブネットワークに所属されている。特定実施形態では、アクセスポイント110、120、130のうち少なくとも一つが、かかる電子デバイスの部分でありうる。
ネットワークバックボーン40は、サブネットワーク10、20、30を互いに連結させる役割を行いつつ、前記サブネットワーク間に情報交換のための経路を提供する。ネットワークバックボーン40は、さらに他のネットワークと通信するためにさらに他のバックボーンと連結される。
一実施形態で、サブネットワーク110〜130は同じ通信プロトコルを遵守できる。他の実施形態で、サブネットワーク110〜130のうち一つは、他のサブネットワークが利用するプロトコルと異なる通信プロトコルを遵守できる。いずれかの実施形態で、サブネットワーク110〜130が互いに異なる周波数帯域を利用できる。特定構成で、アクセスポイント及びステーションがIEEE 802.11標準を遵守できる。一実施形態で、ネットワーク1が一つの広域通信網(Wide Area Network、WAN)を形成し、それぞれのサブネットワーク10〜30は、それぞれ一つの近距離通信網(Local Area Network、LAN)を形成できる。さらに他の実施形態で、ネットワーク1が近距離通信網(LAN)を形成できる。特定実施形態で、サブネットワーク110〜130のうち少なくとも一つは、アクセスポイントのない一つのアドホックネットワークを形成できる。
高速チャネルを利用する無線ネットワーク
ある実施形態で、一つの無線ステーションまたはデバイスは、データまたは制御信号の伝送及び/または受信のために複数のチャネルを利用できる。かかる無線ステーションまたはデバイスは、本文書の文脈上、多重帯域ステーションまたはデバイスと称する。本文書で“チャネル”という用語は、“帯域”、“周波数帯域”または“周波数”と交互に利用できる。例えば、多重チャネルは2.4/5GHz(例えば、現在WiFi帯域)、60GHz、ブルートゥース帯域(2.4GHz)、及びテラヘルツを含むが、それに制限されない2つまたはそれ以上のチャネルを含む。
一実施形態で、一つの無線ステーションは2つのチャネル、すなわち、一つの高速チャネル(high−rate channel、HRC)と一つの低速チャネル(low−rate channel、LRC)とを持つ。“高速チャネル”という用語は、“高周波数チャネル”、“高周波数帯域”、“高速帯域”または“高い帯域”と交互に利用できる。“低速チャネル”という用語は、本文書で“低周波数チャネル”、“低周波数帯域”、“低速帯域”または“低い帯域”と交互に利用できる。
高速チャネルは、低速チャネルより短距離を持つ。高速チャネルが指向性である一方、低速チャネルは指向性であるか、または全方向性でありうる。チャネルは、他のアンテナシステムを利用することで指向性または全方向性になるように設定される。本文書の文脈上、“指向性チャネル”と“全方向性チャネル”とは、それぞれ“指向的伝送/受信容量”と“全方向的伝送/受信容量”と交互に利用できる。
一実施形態で、高速チャネルは、約6GHz〜約300GHzのうち一つの周波数を持つ。かかる周波数は、超高周波(extremely high frequency、EHF)を含む。高速チャネルは、60GHzミリメートル無線波により維持される一つの60GHzチャネルでありうる。一実施形態で、室内環境で一つの60GHzチャネルの通信距離は概略10メートルでありうる。他の実施形態では、高速チャネルは300GHz〜3THzのうち一つのテラヘルツ周波数を利用できる。
低速チャネルは、6GHz未満の周波数を持つ一つチャネルでありうる。一実施形態で、低速チャネルは、無線近距離通信網(Wireless Local Area Network、WLAN)を維持する2.4GHzまたは5GHzのうち一つのチャネルでありうる。低速チャネルのインターフェースは、IEEE 802.11を遵守できる。一実施形態で、室内環境で6GHzより低い周波数を利用する低速チャネルは、約20メートルから約100メートルに至る通信距離を持つことができる。
ある実施形態で、一つの多重帯域ステーションは、相異なる周波数のチャネルを利用する複数のインフラストラクチャーネットワークの一部でありうる。図2と関連して、かかる複数のインフラストラクチャーネットワークの一実施形態が後述される。図示された無線システム200は、一つの低速(low−rate、LR)インフラストラクチャーネットワーク210、一つの第1高速(high−rate、HR)インフラストラクチャーネットワーク220a、及び一つの第2高速インフラストラクチャーネットワーク220bを含む。
常時低速ネットワーク210は、第1高速ネットワーク220a及び第2高速ネットワーク220bと重畳する。低速ネットワーク210は、データまたは制御信号の伝送に当って高速ネットワーク220a、220bより低速のチャネルを利用するため、高速ネットワーク220a、220bよりさらに広いカバレッジを持つ。第1高速ネットワーク220aと第2高速ネットワーク220bとは、相互間の距離によって互いに重畳しない。低速ネットワーク210は一つの低速アクセスポイント215を含む。第1高速ネットワーク及び第2高速ネットワーク220a、220bは、それぞれ第1アクセスポイント及び第2の高速アクセスポイントを含む。第1高速アクセスポイント225aはまた、本文書の文脈上、第1個人基本サービスセット(personal basic service set、PBSS)制御ポイント(control point、PCP)と称する。第2高速アクセスポイント225bはまた、本文書の文脈上、第2個人基本サービスセット(PBSS)制御ポイント(PCP)と称する。
前記システム200はまた、一つの第1多重帯域ステーション230と一つの第2多重帯域ステーション240とを含む。図示された例で、前記第1多重帯域ステーション230は、低速チャネルを利用する時に前記低速アクセスポイント215と結合されて低速ネットワーク210の部分になる。前記第1多重帯域ステーション230はまた、高速チャネルを利用する時に第1高速アクセスポイント225aと結合されて第1高速ネットワーク220aの部分になる。前記第2多重帯域ステーション240は、低速チャネルを利用する時に前記低速アクセスポイント215と結合されて低速ネットワーク210の部分になる。前記第2多重帯域ステーション240はまた、高速チャネルを利用する時に第2高速アクセスポイント225bと結合されて第2高速ネットワーク220bの部分になる。
図2に示した実施形態で、低速チャネルを利用するデバイス(例えば、低速アクセスポイント215、第1ステーション230及び第2ステーション240を含む低速ネットワーク210)は、一つの低速基本サービスセット(low−rate basic service set、LRBSS)と称する。高速チャネルを利用するデバイス(例えば、第1高速アクセスポイント225a及び第1ステーション230を含む第1高速ネットワーク220a)は、第1高速基本サービスセット(first high−rate basic service set、HRBSS1)と称する。第1高速ネットワーク220aのように、高速チャネルを利用するデバイス(例えば、第2高速アクセスポイント225b及び第2ステーション240を含む第2高速ネットワーク220b)は、第2高速基本サービスセット(first high−rate basic service set、HRBSS2)と称する。
作動中に、低速アクセスポイント215は、低速チャネルを通じて第1ステーション及び第2ステーション230、240のうち一つまたは2つとも通信できる。一実施形態で、第1ステーション及び第2ステーションは、結合プロセスを行うことで低速アクセスポイント215と通信を始めることができる。特定実施形態で、低速アクセスポイント215は、ネットワーク210内にあるデバイスが利用できる伝送スケジュールを知らせるために、周期的に低速ビーコン信号を伝送できる。
本文書の文脈上、“結合”という用語は、一つのアクセスポイントと一つの非アクセスポイントステーションとの間に、または非アクセスポイントステーションの間に一つのリンクを形成する過程を称する。一実施形態で、前記結合プロセスは、非アクセスポイントステーションが一つのネットワークに参加するように許諾する。前記結合プロセスは、一つのアクセスポイントと一つの非アクセスポイントステーションとの間に、結合要請と結合応答とを交換する過程を含む。前記結合プロセスはまた、該当過程に参加するデバイスを認証する過程を含むこともできる。特定実施形態で、高速チャネルのための結合プロセスは、指向的伝送のためのビームフォーミング過程を含む。他の実施形態で、結合プロセスは制御フレーム、ビームフォーミング、及び/または認証の交換に参加できる2つの非アクセスポイントステーション間の一つリンクを形成する過程を称することもある。
第1ステーション230及び第2ステーション240は、低速アクセスポイント215を通じて低速チャネル上で互いに通信できる。さらに他の実施形態で、第1ステーション230及び第2ステーション240は、低速アクセスポイント215を利用せず、直接リンクまたはピアツーピアリンクを通じて、低速チャネル上で互いに直接通信できる。
ある実施形態で、第1高速アクセスポイント225aは、ネットワーク220a内のデバイスにより利用される伝送スケジュールを知らせるために、周期的に第1ビーコン信号を伝送できる。第1ビーコン信号は、高速チャネル上で伝送され、指向的である。第1ビーコン信号は、デバイスが第1高速ネットワーク220aのカバレッジ内にあるかどうかを決定するために、該当デバイスにより利用される。デバイスが第1高速ネットワーク220a内にあると決定されれば、そのデバイスは、結合プロセスを行うことで第1高速アクセスポイント225aとの通信を始める。第1高速アクセスポイント225aと結合されたデバイスは、第1高速アクセスポイント225aを通じるか、または直接方式で互いに高速チャネル上で通信できる。
同様に、第2高速アクセスポイント225bは、ネットワーク220b内のデバイスにより利用される伝送スケジュールを知らせるために、周期的に第2ビーコン信号を伝送できる。第2ビーコン信号は、高速チャネル上で伝送され、指向的である。第2ビーコン信号は、第1ビーコン信号と異なる情報を含み、デバイスが第2高速ネットワーク220bのカバレッジ内にあるかどうかを決定するために、該当デバイスにより利用される。デバイスが第2高速ネットワーク220b内にあると決定されれば、そのデバイスは、結合プロセスを行うことで第2高速アクセスポイント225bとの通信を始める。第2高速アクセスポイント225bと結合されたデバイスは、第2高速アクセスポイント225bを通じるか、または直接方式で互いに高速チャネル上で通信できる。
前記図示された例で、第1ステーション230は第1高速基本サービスセット220aのカバレッジ内にあり、第1高速アクセスポイント225aと結合される。第2ステーション240は、第2高速基本サービスセット220bのカバレッジ内にあり、第2高速アクセスポイント225bと結合される。特定実施形態で、前記多重帯域ステーション230、240は、第1アクセスポイント225aまたは第2高速アクセスポイント225bとの結合なしに一つの分散モードで作動できる。
前記図示された例で、第1ステーション230及び第2ステーション240は低速チャネルで互いに通信でき、その両者間の距離によって高速チャネルでは通信できない。しかし、第1ステーション230及び第2ステーション240のうち一つまたは2つがいずれも、高速チャネルを通じて互いに通信できるほど十分に近い距離に再配置されるならば、前記2つのステーションも高速チャネル上で通信できる。
図3については、一実施形態によって、一つの高速チャネルまたは一つの低速チャネルを通じて、一つまたはそれ以上のステーションまたはアクセスポイントと通信できる一つの多重帯域無線ステーションが後述される。前記図示された無線ステーション300は、一つの伝送器としての役割を行える。前記無線ステーション300は、一つのアプリケーション階層310、一つの媒体接近制御(MAC)階層320、物理(PHY)階層330、及び一つの第1アンテナシステム342と第2アンテナシステム344とを含む。
前記アプリケーション階層310は、一つのデータ前処理モジュール312及び一つのデータ制御モジュール314を含む。前記データ前処理モジュール312は、データ分割などのデータ前処理作業を行える。前記データ制御モジュール314は、容量情報などのデータ処理情報を交換できる一つの標準方式を提供する。例えば、連結が始まる前に、データ制御モジュール314は利用されるデータフォーマットを協議し、連結の必要が終了した時に、データ制御命令語を利用して連結を中止する。
前記MAC階層320は、一つの制御平面322、一つの管理平面324、一つの高速データ平面326、及び一つの低速データ平面328を含む。前記制御平面322は、前記ステーション300がデータへの接近をどのように獲得するかを制御し、またネットワーク上で前記データを伝送できる権限を制御する役割を行う。一実施形態で、少なくとも一つの制御平面322は、それぞれ高速チャネル及び低速チャネル上で接近制御を提供できるように、一つの高速制御平面及び一つの低速平面を含む。さらに、管理平面324は、それぞれ高速チャネル及び低速チャネル上でチャネル管理を提供できるように、一つの高速管理平面及び一つの低速管理平面を含む。
前記高速データ平面326は、高速チャネル352上で高速伝送に好適なパケットを形成するように、アプリケーション階層310からのデータを処理する役割を行う。前記低速データ平面328は、低速チャネル354上で低速伝送に好適なパケットを形成するように、アプリケーション階層310からのデータを処理する役割を行う。一実施形態で、高速データ平面326と低速データ平面328いずれもデータ伝送時に制御平面322及び管理平面324を利用できる。他の実施形態で、高速データ平面326と低速データ平面328とは、それぞれ専用制御及び管理平面を含む。
前記物理階層330は、MAC階層320からのパケットをさらに処理するか、及び/または制御する役割を行う。図示された物理階層330は、一つの高速(HR)物理モジュール332と、一つの低速(LR)物理モジュール334とを含む。高速物理モジュール332は、データパケットに物理ヘッダを追加して、第1アンテナシステムを通じて高速チャネル352上にパケットにL送る。第1アンテナシステム342は、指向的伝送及び/または受信を行える。前記低速物理モジュール332は、MAC階層320からの制御またはデータパケットに物理ヘッダを追加して、第2アンテナシステム344を通じて低速チャネル354上でパケットを送る。第2アンテナシステムは、全方向伝送及び/または受信と、方向性伝送及び/または受信とを行える。特定実施形態で、第2アンテナシステム344は、デフォルトとして全方向的伝送/受信を行い、選択的に指向的伝送/受信を提供するように設定されている。
択一的に、図示された無線ステーション300は受信機の役割も行える。受信機の役割を行う場合、他のステーションから無線チャネル上に伝送されてきたデータパケットからデータを再生するために、前記ステーション300のアプリケーション階層310、MAC階層320、及び物理階層330は、各階層310〜330の逆処理方法を行える。通常の技術者ならば、前記ステーションが、前述したように高速チャネル及び低速チャネルを通じてデータ及び制御情報を伝送できるかぎり、該当ステーションの設計によって該当ステーションの設定は非常に多様であるという点を理解できるであろう。
図4については、一実施形態による多重帯域無線ステーション(例えば、図2の第1ステーション230及び第2ステーション240のMAC階層が後述される。図示されたMAC階層320は、図3のMAC階層320の一つまたはそれ以上のコンポーネント322、324、326、328以外にも、さらに一つの多重帯域管理子400も含む。
前記多重帯域管理子400は、少なくとも部分的に多重帯域情報430に基づいて、複数帯域の利用を管理する役割を行う。前記多重帯域情報430は、多重帯域ステーション自体の保存デバイス(例えば、メモリ、半導体ディスク、及び/またはハードディスク)に保存される。多重帯域情報430の少なくとも一部は、前記多重帯域ステーションにより提供または更新される。また、多重帯域情報430の少なくとも一部は、さらに他の無線ステーションまたはアクセスポイントにより提供または更新される。
ある実施形態で、アクセスポイント及び/または非アクセスポイント無線ステーションは、省力のために活性モードと非活性モードとの間を周期的に転換できる。“活性モード”という用語はまた、“アウェイクモード”または“正常モード”と称することもできる。“非活性モード”はまた、“睡眠モード”、“ドーズモード”または“省電源モード”と称することもできる。かかる実施形態で、多重帯域情報430は、一つまたはそれ以上のアクセスポイント及び非アクセスポイントステーションのウェイクアップ周期またはスケジュールについての情報を含む。
前記図示された実施形態で、多重帯域管理子400は、一つの高速セッション転換モジュール410と、一つのウェイクアップ周期モニタモジュール420とを含む。前記ウェイクアップ周期モニタモジュール420は、少なくとも部分的に多重帯域情報430に基づいて、自身のウェイクアップ周期またはスケジュールと、一つまたはそれ以上の多重帯域上にある一つまたはそれ以上のアクセスポイント及び他の非アクセスポイントステーションのウェイクアップ周期またはスケジュールをモニタリングできる。ウェイクアップ周期モニタモジュール420を含んで前記多重帯域ステーションの動作に対するその他詳細な内容は図5A−9と連結して後述される。
前記高速セッション転換モジュール410は、少なくとも部分的に帯域の可用性とアクセスポイント及び/または他の無線ステーションのウェイクアップ周期またはスケジュールに基づいて、複数の帯域の間で伝送を転換できる。例えば、第1ステーション230(図2)が低速帯域を利用して第2ステーション240(図2)と通信している間に、第2ステーション240との通信のために高速帯域が有用可能であり、第2ステーション240がアウェイク状態である場合、第1ステーション230は高速帯域に転換できる。通常の技術者ならば、前記モジュール410、420が図4に示したものに制限されず、多様なソフトウェア及び/またはハードウェアコンポーネントを利用して具現できるということを理解できるであろう。
一実施形態で、図2の低速アクセスポイント215は、低速チャネル上で信号を処理、伝送、受信できるように設定された一つのアプリケーション階層、一つのMAC階層、及び一つの物理階層を含む。図2の高速アクセスポイント225a、225bは、それぞれ高速チャネル上で信号を処理、伝送、受信できるように設定された一つのアプリケーション階層、一つのMAC階層、一つの物理階層を含む。通常の技術者ならば、前記低速アクセスポイント215及び高速アクセスポイント225a、225bと共に利用できるように、アクセスポイントに多様な設定が調整できるという点を理解できるであろう。
多重帯域無線ネットワークにおけるウェイクアップ調整
一つの多重帯域無線システムは、無線ステーション相互間の無線通信のために、それぞれ多重帯域を利用できる多重帯域無線ステーションを含む。前記多重帯域は、相異なる特性(例えば、カバレッジ、信号強度)を持つことができるため、前記多重帯域無線ステーションは、特定時点で無線通信のために前記多重帯域のうち一部のみを有用でき、他の一部は有用できない可能性もある。
かかる場合に、前記ステーションは可用帯域のうち一つを通じて互いに結合して、前記ステーション間の通信のために該当帯域を利用できる。例えば、前記ステーションは低い周波数一つを通じて互いに結合できる。本文書の文脈上、多重帯域ステーションが相互間の通信のために現在利用している帯域を“結合された帯域(associated band)”と称する。一方、多重帯域ステーションが相互間の通信のために現在利用していない帯域を“結合されていない帯域(unassociatedband)”と称する。しかし、該当結合されていない帯域が可用状態になる時、さらに高い速度のデータ伝送のために結合されていない帯域(例えば、さらに高い周波数帯域)を利用することが望ましい。したがって、多重帯域の状態及び/または有用可能性を持続的に追跡する必要がある。
一実施形態で、2つまたはそれ以上の多重帯域無線ステーションは、多重帯域のうち一つの第1(結合された)帯域上で互いに結合することで、通信のための一つのリンクまたは連結を形成できる。前記多重帯域無線ステーションは、前記ステーション間に現在リンクが形成されていない一つの第2(結合されていない)帯域の情報を交換できる。前記情報の交換は、前記第1(結合された)帯域上で行われる。前記交換された情報に基づいて、前記ステーションは相互間のデータ伝送のために第2(結合されていない)帯域が今は有用であるかどうかを決定でき、第2帯域が利用可能な場合に第2帯域に転換できる。
ある実施形態で、アクセスポイント及び非アクセスポイント無線ステーションは、省力のために、一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールによってアウェイクモードと睡眠モードとを周期的に転換できる。特定実施形態で、一つの多重帯域無線システム(例えば、図2のシステム200)にあるアクセスポイントと非アクセスポイントステーションとは、互いに相異なるウェイクアップスケジュールを持つ省力方式を利用できる。さらに、それぞれのアクセスポイント及び無線ステーションは、それぞれが利用できる多重帯域に対する独立したウェイクアップスケジュールを持つ。
前記実施形態で、アクセスポイントとステーションのうちいずれか2つが第1(結合された)帯域上でリンクを形成すれば、前記2つのデバイスのうち一つまたは2つとも第2(結合されていない)帯域上で睡眠モード状態でありうる。例えば、低い周波数帯域上でリンクを形成した2つの多重帯域ステーションは、前記低い周波数帯域で活性状態でありつつ、前記ステーションのうち一つまたは2つとも高い周波数帯域上では睡眠モードにありうる。かかる場合、いずれかのステーションが結合されていない帯域上で睡眠モードにあるアクセスポイントと結合しようとするか、または結合されていない帯域上で睡眠モードにあるさらに他のステーションとリンクを形成しようとする試みをする場合、該当試みは成功しない。さらに、前記アクセスポイント及び/または他のステーションのウェイクアップスケジュールについての情報を持っていなければ、該当ステーションはアウェイクモード状態で、前記アクセスポイントまたは他のステーションと成功的に通信をするまで複数回の連結試みをする必要がある。これは、長時間がかかるだけでなく電力を消費し、それによりステーションの性能に悪影響を及ぼす。したがって、多重帯域無線システムでは、予めウェイクアップスケジュールについての情報を交換する必要がある。
一実施形態で、多重帯域無線システムにある非アクセスポイント無線ステーションは、一つの結合されていない帯域を利用して、システム内のアクセスポイント及び/または非アクセスポイントステーションの結合されていない帯域のウェイクアップスケジュールについての情報を共有する。さらに、結合されていない帯域上の前記アクセスポイントは、かかる情報を非アクセスポイントステーションと共有できる。さらに他の実施形態で、非アクセスポイント無線ステーションは結合された帯域を利用して、システム内の非アクセスポイントステーションの結合されていない帯域のアウェイクウィンドウについての情報を共有できる。非アクセスポイントステーションは互いにかかる情報を共有できる。
ある実施形態で、結合されていない帯域上の前記アクセスポイントは、一つまたはそれ以上のステーションとの結合を容易にするために、結合されていない帯域の自体ウェイクアップ義務周期を調節できる。無線ステーションの一部もステーション間のリンクセットアップを容易にするために、結合されていない帯域の自体ウェイクアップ義務周期を調節できる。なお、無線ステーションの一部はステーション間のリンクセットアップを容易にするために、結合されていない帯域の自体アウェイクウィンドウを調節できる。かかる方式は、多重帯域無線システムにあるステーションがアクセスポイントと効果的かつ迅速に結合し、互いにリンクを形成可能にすることで、省力できる。
図5Aないし図5Dについては、一実施形態によって、多重帯域ネットワークにある多重帯域ステーション間の無線通信をする一つの方法が後述される。図5Aに示したように、第1多重帯域ステーション230及び第2多重帯域ステーション240は低速ネットワーク210内にある。第1ステーション230及び第2ステーション240は低速アクセスポイント215との結合プロセスを行って、現在低速アクセスポイント215と低速帯域(またはチャネル)上で連結されている。本文書の文脈上、かかるネットワークは低速基本サービスセット(low−rate basic service set、LRBSS)と称することもある。
同じ時間に、第1ステーション230は第1高速ネットワーク220a内に存在する。第2ステーション240は第2高速ネットワーク220b内に存在する。第1ステーション230は第1高速アクセスポイント225aとの結合プロセスを行い、現在高速帯域(またはチャネル)上で第1高速アクセスポイント225aと連結されている。本文書の文脈上、かかるネットワークは第1高速基本サービスセット(high−rate basic service set、HRBSS1)と称する。
第2ステーション240は、第2高速アクセスポイント225bとの結合プロセスを行って、現在第1高速基本サービスセット(HRBSS1)でと同じ高速帯域(またはチャネル)上で第2高速アクセスポイント225bと連結されている。アクセスポイント215、225a、225b及びステーション230、240についてのその他の詳細な事項は、図2と連結して前述した通りである。
第1高速ネットワーク220aと第2高速ネットワーク220bとの間には重なる領域がないため、第1ステーション230と第2ステーション240とは、高速帯域上で互いに通信できない。しかし、第1ステーション230及び第2ステーション240は、低速アクセスポイント215と低速帯域上で結合されており、したがって、第1ステーション230及び第2ステーション240は、前記低速帯域上でリンクを形成できる。前記リンクは、例えば、ピアツーピア(P2P)連結、またはIEEE 802.11標準下で直接連結される。“直接連結”という用語は、一つの非アクセスポイント(non−AP)サービス品質(QoS)ステーションから、QoSアクセスポイントを通過しない同じインフラストラクチャーQoS基本サービスセット(BSS)内にあるさらに他のnon−AP QoSステーションへの双方向連結を称する。一旦、直接連結がセットアップされてからは、両non−AP QoSステーションの間にあらゆるフレームが直接交換される。
本文書の文脈上、多重帯域ステーションが互いに通信のために現在利用中の帯域は、“結合された帯域”と称する。例えば、図5Aの低速帯域は、結合された帯域になりうる。一方、多重帯域ステーションが互いに通信のために現在利用していない帯域は(まだ互いに結合が形成されていないため)、“結合されていない帯域”と称することもできる。例えば、図5Aの高速帯域は、結合されていない帯域でありうる。一つの帯域は次のものを含むが、それに制限されるものではない多様な原因によって、多重帯域ステーション間の通信のために利用されないこともある:例えば、リンク品質不良(例えば、ビットエラー率(BER)、信号対干渉ノイズ比(Signal to Interference and Noise Ratio、SINR)、受信信号強度(Received Signal Strength Indication、RSSI)、及びその他の同種のもの)、データ伝送速度、高いチャネルロードによる低い有効有用可能時間、相異なるアウェイクスケジュール、及び分離距離。
図示された実施形態で、それぞれの第1高速アクセスポイント225a及び第2高速アクセスポイント225b、第1ステーション230、第2ステーション240は、ウェイクアップスケジュールによってアウェイクモードと睡眠モードとを周期的に転換できる。一つまたはそれ以上の第1高速アクセスポイント225a及び第2高速アクセスポイント225b、第1ステーション230、及び第2ステーション240は、互いに異なる高速帯域ウェイクアップスケジュールを持つ。
このような実施形態で、第1ステーション230及び第2ステーション240は、結合された(低速)帯域上で結合されていない(高速)帯域の状態に関する情報を交換できる。前記情報は、高速アクセスポイント225a、225b、第1ステーション230、及び第2ステーション240の結合されていない(高速)帯域のウェイクアップスケジュールについての情報を含む。前記情報についての詳細な内容は、図6、図7A及び7Bと連結されて後述される。
一実施形態で、ウェイクアップスケジュールについての前記情報は、ステーション230、240間の低速(利用中の)帯域上で周期的に生成されて伝送される。さらに他の実施形態で、前記情報は、ステーション230、240のうち一つの要請によって、その他の一つにより生成されて伝送される。さらに、前記情報に変更がある時に、前記情報はステーション230、240の間で伝送される。特定実施形態では、前記情報に変更がある時にのみステーション230、240の間で伝送される。かかる実施形態では、状態情報が周期的に伝送される時よりさらに少量の電力がステーションにより消耗される。
図5Bについて、第1ステーション230が第2高速アクセスポイント225b側にさらに近く移動して、第1ステーション230が第2高速ネットワーク220bの距離内にあり、これ以上第1高速ネットワーク220a内に位置しなくなった。第1ステーション230は、少なくとも部分的に第2高速アクセスポイント225bのウェイクアップスケジュール情報に基づいて、第2高速アクセスポイント225bがアウェイクの期間中に、第2高速アクセスポイント225bと成功的に結合できる。したがって、第1ステーション230は、アクセスポイント225bが非活性化状態にある間に第2高速アクセスポイント225bとの結合を試みることを回避でき、これで電力の消費を予防する。
図5Cについては、第1ステーション230は少なくとも部分的に第2ステーション240のウェイクアップスケジュール情報に基づいて、第2ステーション240がアウェイクの期間中に、結合されていない(高速)帯域上でリンクを形成するための要請を第2ステーション240に送る。したがって、第1ステーション230は、第2ステーション240が非活性化している間に第2ステーション240との結合を試みることを回避でき、これにより電力の消費を予防する。一実施形態で、第1ステーション230と第2ステーション240との間のリンクは直接リンクでありうる。さらに他の実施形態で、第1ステーション230と第2ステーション240との前記連結は、低速アクセスポイント215を通じて形成されることもある。
第1ステーション230と第2ステーション240との間に高速バンド上で一つのリンクが形成されてからは、ステーション230、240のうち一つまたは2つとも低速帯域から高速帯域へのセッション転換がトリガーされるかどうかを決定できる。前記決定は少なくとも部分的に、例えば、伝送チャネルの変更がさらに効率的であるかどうかに基づく。伝送の効率性は、多様な要因(例えば、新規結合されていないBSSからのビーコン品質がSNR許容限界を満たすかどうか)に基づいて、多重帯域管理子により決定される。一実施形態で、かかる過程は、図4に示したように、少なくとも部分的にステーション230、240の多重帯域管理子により行われる。セッション転換が完了してからは、第1ステーション230及び第2ステーション240は、図5Dに示したように、相互間のデータ通信のための前記連結を利用できる。
図6については、ウェイクアップスケジュールによって作動する一つの多重帯域無線デバイスによる無線通信の一実施形態が後述される。図示された実施形態では、アウェイクビーコンと非アウェイクビーコンとが選択された間隔をおいて、多重帯域デバイスが利用できる複数帯域のうち一つ上にあるアクセスポイントから交互に伝送される。前記アウェイクビーコンは、例えば、図6でt、t、及びtに伝送される。前記非アウェイクターゲットビーコン伝送時間(Target Beacon Transmission Time、TBTT)は、例えば、図6でt及びtで発生する。一実施形態で、非アウェイクTBTTは、前記アクセスポイントも睡眠モードにある時に存在するビーコンを持っていない。
多重帯域ステーションは、アウェイクモードと睡眠モードとの間で転換できる。例えば、前記多重帯域ステーションが50%のアウェイク区間義務周期(アウェイク区間義務周期についてのさらに詳細な内容は、後で説明される)を持っている時、前記多重帯域ステーションは、一つのアウェイクビーコンとその直後の非アウェイクビーコンとの間でアウェイクモードにあり、一つの非アウェイクビーコンとその直後のアウェイクビーコンとの間で睡眠モードにありうる。
図示された実施形態で、前記多重帯域無線デバイスは、結合された帯域上のアクセスポイント及び/または他のステーションに、結合された帯域のウェイクアップスケジュール情報要素601を伝送できる。前記ウェイクアップスケジュール情報要素601は、tとtの時間間隔の間に伝送される。
ウェイクアップスケジュール情報要素601は、前記多重帯域ステーション自体の結合されていない帯域、または前記多重帯域ステーションが結合されたアクセスポイントの結合されていない帯域のウェイクアップスケジュールについての情報を含む。例えば、図5Aないし図5Dの実施形態で、第2ステーション240は、低速帯域のウェイクアップスケジュール情報を伝送できる。前記情報要素は、第2ステーション240自体及び/または第2高速アクセスポイント225bのウェイクアップスケジュールを含む。
一実施形態で、前記ウェイクアップスケジュール情報要素601は、結合されていない帯域のウェイクアップスケジュールの開始時間についての情報を含む。図6で、開始時間はtでありうる。
前記ウェイクアップスケジュール情報要素601は、睡眠間隔についての情報を含むことができるが、前記睡眠間隔は、2つの連続するアウェイクウィンドウの開始時点間の時間間隔、またはアウェイクモードと睡眠モードとの一周期期間(duration of one cycle)を意味する。
前記ウェイクアップスケジュール情報要素601は、さらに結合されていない帯域のアウェイクウィンドウについての情報を含む。図6で、アウェイクウィンドウはtとt23との間になりうる。多重帯域ステーションのアウェイクウィンドウの間には、他のステーションは、該当多重帯域ステーションと結合されていない帯域上で競合基盤の通信を行える。多重帯域ステーションがアウェイクモードにあるもののアウェイクウィンドウの外にある間に、他のステーションは、前記多重帯域ステーションと予約された(pre−scheduled)通信を行える。tとtとの間の時間間隔はアウェイク区間と称する。図6で、アウェイクウィンドウ(tからt23まで)はアウェイク区間(tからtまで)より短いと分かった。しかし、さらに他の実施形態で、アウェイク区間の長さとアウェイクウィンドウとが互いに相当なレベルで同一(substantially the same)な場合、すなわち、アウェイク区間とアウェイクウィンドウとがほぼ完全に互いに重畳する。ウェイクアップスケジュール情報要素601のその他の詳細な内容は、図7Aと図7Bとを連結して後述される。
図7A及び図7Bについて、一つのウェイクアップスケジュール情報要素に対する一つのフレームフォーマットの一実施形態が後述される。前記ウェイクアップスケジュール情報要素は、多重帯域無線デバイス間に交換されるいずれかの適切な制御フレーム(any suitable control frame)の部分でありうる。前記ウェイクアップスケジュール情報要素は、図6と連結して前述した通りに、ウェイクアップスケジュール及び/またはアウェイクウィンドウについての情報を含む。
図7Aについて、一実施形態による一つの情報要素は、前記多重帯域ステーションのアウェイクウィンドウについての情報を含む。前記図示された情報要素700Aは、要素IDフィールド710a、長さフィールド720a、及びアウェイクウィンドウフィールド730aを含む。
図示された実施形態で、前記情報IDフィールド710aは情報要素700Aの識別子を表す情報を含み、長さが1オクテットである。前記長さフィールド720aは情報要素700Aの長さを表示し、長さは1オクテットである。前記アウェイクウィンドウフィールド730aは、マイクロ秒単位で測定されたアウェイクウィンドウの長さを含み、長さは2オクテットである。
図7Bについて、さらに他の実施形態で他の一つの情報要素は、一つの多重帯域ステーションのウェイクアップスケジュールについての情報を含む。前記図示された情報要素700Bは、要素IDフィールド710b、長さフィールド720b、開始時間フィールド740b、及び睡眠間隔フィールド750bを含む。
図示された実施形態で、前記要素IDフィールド710bは情報要素700Bの識別子を表す情報を含み、長さが1オクテットである。前記長さフィールド720bは情報要素700Bの長さを表示し、長さが1オクテットである。
前記開始時間フィールド740bは、4オクテットでありうる。非アクセスポイントステーションの管理のために、前記開始時間フィールド740bは、前記情報要素伝送の末から最初のアウェイクビーコンまでの予想される開始時間(anticipated start time)をマイクロ秒単位で表示できる。前記開始時間フィールド740bは、前記最初のアウェイクビーコンの開始時に、タイミング同期化機能(timing synchronization function、TSF)タイマー値の下位4つのオクテットを表示する値を含む。“タイミング同期化機能”という用語は、同じ基本サービスセット内のあらゆるステーションのタイマーの同期化された状態を維持させる機能を称する。TSFタイマーの一例は、IEEE 802.11標準に詳細に記録されている。アクセスポイント電力管理のために、前記開始時間フィールド740bは、最初の非アウェイクビーコン間隔の開始時間をマイクロ秒単位で表示できる。前記開始時間フィールド740bは、最初の非アウェイクビーコン間隔の開始時にTSFタイマー値の下位4オクテットを表示する値を含む。
睡眠間隔フィールド750bは、その長さが2オクテットでありうる。非アクセスポイントステーションの管理のために、前記睡眠間隔フィールド750bは、2つの連続するアウェイクビーコン間の時間を、目標ビーコン伝送時間(target beacon transmission times、TBTTs)の数で表示する。アクセスポイントの電力管理のために、前記球面間隔フィールド750bは、アクセスポイント睡眠間隔の長さをTBTTs数で表示する。通常の技術者は、図7A及び図7Bの情報要素フィールドそれぞれの設定及び順序は、無線システムの設計によって大きく変わるということを理解できるであろう。
特定実施形態で、一つの情報要素は、多重帯域ステーションのアウェイクウィンドウについての情報と、結合されていない帯域上のステーション及びそのアクセスポイントの情報とをいずれも含む。かかる実施形態で、前記情報要素は、要素IDフィールド、長さフィールド、アウェイクウィンドウフィールド、開始時間フィールド、及び睡眠間隔フィールドを含む。かかるフィールドについての詳細な内容は、図7A及び図7Bと連結して前記で説明された通りである。
図8については、一実施形態によって、ウェイクアップ周期またはスケジュールによって作動する多重帯域無線ステーション間の無線通信方法が後述される。図8は、図5Aないし図5Dの第2高速アクセスポイント225b、第1ステーション230、及び第2ステーション240の結合されていない(高速)帯域のウェイクアップ周期についての一例を示すタイミングダイヤグラムである。
図示された実施形態で、第2ステーション240は、第2高速アクセスポイント225bと結合されている。第1ステーション230は、図5Aに示したように、一応第1高速(HR)アクセスポイント225aと結合される。第1ステーション230は、図5Bに示したように、第2HRアクセスポイント225bと近づくように移動できる。前記図示された実施形態で、第1ステーション230及び第2ステーション240それぞれは、図4及び図5Aと連結して前述したように、自身、一つまたはそれ以上のアクセスポイント、及び他の非アクセスポイントステーションのウェイクアップ周期またはスケジュールを共有してモニタリングできる。
前記図示された実施形態で、第2高速アクセスポイント225bは、アウェイクビーコンAB1〜AB5及び非アウェイクビーコンNB1〜NB5を、選択された間隔をおいて伝送できる。例えば、第2高速アクセスポイント225bは、t、t、t、…、tにビーコンAB1〜AB5及びNB1〜NB5を交互に伝送できる。第2高速アクセスポイント225は、アウェイク区間801の間に、例えば、tとtの間、tとtとの間、tとtとの間、tとtとの間、及びtとtとの間にアウェイク状態である。前記図示された実施形態で、t、t、t、t、及びtはそれぞれtとt、tとt、tとt、tとt、及びtとt10(表示せず)との中央に位置する。
第2高速アクセスポイント225bは、50%のアウェイク区間義務周期を持つ。“アウェイク区間義務周期”という用語は、一つの睡眠間隔の間のアウェイク区間の比率を称する。前述したように、睡眠間隔は、2つの直ちに連続するアウェイク区間の開始時点間の間隔を称する。図6の第2高速アクセスポイントと関連して、アウェイク区間義務周期は、例えば、次の式から計算できる“(t−t)/(t−t)×100”。
第2ステーション240は、アウェイク区間811の間に、例えば、tとtの間、tとtとの間、及びtとtとの間にアウェイク状態である。第2ステーション240は25%のアウェイク区間義務周期を持ち、これは、例えば、次の式から計算できる。“(t−t)/(t−t)×100”。
第2ステーション240は、それぞれのアウェイク区間の間に一つのアウェイクウィンドウを持つ。アウェイクウィンドウは、アウェイク区間の開始時点に始まり、アウェイク区間の終了時点前に終了する。図6で、例えば、第1アウェイクウィンドウ821はtに始まり、tとtとの間にあるt01に終了する。第2アウェイクウィンドウ822はtに始まり、tとtとの間にあるt45に終了する。第3アウェイクウィンドウ823はtに始まり、tとtとの間にあるt89に終了する。
前記第1ステーション230は、第2ステーション240及び/または第2高速アクセスポイント225bのウェイクアップスケジュールと同期化されていない、自体のウェイクアップスケジュールを持つ。例えば、第1ステーション230は、自体のウェイクアップスケジュールに基づいてアウェイク区間831aを持つ。しかし、第1ステーション230はまた、ウェイクアップスケジュール情報要素を受信することで、第2ステーション240及び/または第2高速アクセスポイント225bのウェイクアップスケジュールについての情報を持つことができる。
第1ステーション230が第2高速アクセスポイント225bに近づくように移動した時、第1ステーション230は、少なくとも部分的に第2高速アクセスポイント225bのウェイクアップスケジュールに基づいて、自体のウェイクアップスケジュールを調節できる。例えば、第1ステーション230は、少なくとも部分的に第2ステーション240及び/または第2高速アクセスポイント225bのアウェイク区間801、811と同期化するように調節されたアウェイク区間831bを持つことができる。
そうすれば、第1ステーション230は、第2高速アクセスポイント225bのアウェイク区間801の間に第2高速アクセスポイント225bと結合を試みる。例えば、第1ステーション230は、t4ととの間で第2高速アクセスポイント225bとの結合プロセスを開始できる。
結合プロセスが成功的に完了すれば、第1ステーション230はまた、第2ステーション240のアウェイクウィンドウの間に第2ステーション240とのリンク形成を試みる。例えば、第1ステーション230は、第2ステーション240のその次に利用可能なアウェイクウィンドウの間に、例えば、3番目のアウェイクウィンドウ823である間に、第2ステーション240とのリンクセットアップを試みる。これらのリンクをセットアップする時、第1ステーション230は、例えば、直接連結などの連結のセットアップを要請するための制御フレームを伝送できる。一実施形態で、前記制御フレームは、一つのアドホックトラフィック表示メッセージ(ad−hoc traffic indication message、ATIM)でありうる。さらに他の実施形態で、第1ステーション230は、第2高速アクセスポイント255を通じて第2ステーション240との連結を形成できる。他の実施形態で、第1ステーション230は、高速アクセスポイント225bと先ず結合せずに第2ステーション240との連結を形成できる。
図9について、一実施形態によって一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールによって作動する一つの多重帯域無線ステーションを利用する無線通信の過程が説明される。前記図示された過程は、結合されていない帯域(例えば、高速帯域)上で、新たなアクセスポイント(例えば、図5Aないし図5Dの第2高速アクセスポイント225b)に近づくように移動するステーション(例えば、図5Aないし図5Dの第1ステーション230)によって行われる。前記アクセスポイントは、結合されていない帯域上でさらに他の無線ステーション(例えば、図5Aないし図5Dの第2ステーション240)と結合される。他のステーションは、結合された帯域(例えば、低速帯域)上で前記ステーションと既連結されたリンクを持つ。
ブロック910で、第1ステーション230は、結合された帯域についての情報を含むウェイクアップスケジュール情報要素を受信する。前記情報は、第2高速アクセスポイント225b及び第2ステーション240のウェイクアップスケジュールと、第2ステーション240のアウェイクウィンドウとを含む。
ブロック920で、第1ステーション230は、少なくとも部分的に第2高速アクセスポイント225bのウェイクアップスケジュールに基づいて、第2高速アクセスポイント225bの結合されていない帯域のアウェイク区間直前またはその間にウェイクアップできる。ブロック930で、第1ステーション230は、第2高速アクセスポイント225bから結合されていない帯域上にあるビーコン信号を受信し、結合されていない帯域のアウェイク区間の間に第2高速アクセスポイント225bとの結合プロセスを行える。そうすると、第1ステーション230は、選択的に非活性化または睡眠モードに入る。
ブロック940で、第1ステーション230は、少なくとも部分的に第2ステーション240のアウェイクウィンドウについての情報に基づいて、第2ステーション240の結合されていない帯域のアウェイク区間直前またはその間にウェイクアップできる。第1ステーション230は、結合されていない帯域のアウェイクウィンドウの間に結合プロセスを行うことで、第2ステーション240とのリンクを形成できる。
ブロック950で、第1ステーション230及び第2ステーション240は、結合された帯域で新たに結合された帯域にセッション転換を行える。そうすると、第1ステーション230及び第2ステーション240は、新たに結合された帯域上で互いにデータを通信できる。
特定実施形態で、アクセスポイント及び/または非アクセスポイントは、ステーションの結合及びリンク形成を容易にするために、ウェイクアップスケジュール情報要素を互いに交換した後で各自のウェイクアップスケジュールを調節できる。例えば、ブロック910で、第2高速アクセスポイント225b及び第2ステーション240のウェイクアップスケジュールを受信した後、第1ステーション230は、第2高速アクセスポイント225b及び第2ステーション240に、結合されていない帯域に対する代案的なウェイクアップスケジュールを提案できる。これに応じて、第2高速アクセスポイント225b及び第2ステーション240は、結合されていない帯域に対する各自のウェイクアップスケジュール及び/またはアウェイクウィンドウを調節できる。他の実施形態で、アクセスポイント及び/または非アクセスポイントステーションは互いにウェイクアップスケジュール情報要素を交換した後、結合されていない帯域に対する各自ウェイクアップ義務周期を調節できる。
前記の実施形態の方法で、システムの設計によって一つまたはそれ以上のブロックは省略できる。さらに、2つまたはそれ以上のブロックが互いに結合されうる。通常の技術者ならば、システムの設計によって前記方法がさらなるブロックを含むことができるという点を理解できるであろう。
前記実施形態は、無線ネットワーク上でデータ(例えば、ビデオデータ、オーディオデータ)ストリーミングのために利用されてもよい。例えば、前記実施形態は、IEEE 802.11標準(例えば、IEEE 802.11ad)下にある無線近距離通信網(WLAN)で非圧縮ビデオを伝送できるように調整できる。
前記実施形態はまた、約0.5Gbpsで約4Gbpsの超高スループット(very high throughput、VHT)を持つ無線システムに好適に調整できる。例えば、前記実施形態は、WiGigなどの標準に好適に調整できる。他の構成では、前記実施形態がIEEE 802.11標準を維持する間に、60GHzの帯域幅を持つ無線システムに好適に調整できる。
以上で具体的に説明された内容が、多様な実施形態に適用された発明の核心的新規特徴を表し、説明し、かつ知らせているが、発明の意図から逸脱せずに、図示されたシステムの形態及び細部事項についての多様な省略と代替及び変更などが、当業者により加えれうるという点が理解できるであろう。

Claims (36)

  1. 無線通信用デバイスにおいて、
    無線通信のために第1周波数帯域を利用するように構成された第1アンテナシステムと、
    第2周波数帯域が前記第1周波数帯域と異なる時、無線通信のために前記第2周波数帯域を利用するように構成された第2アンテナシステムと、
    前記デバイス及び/または他の無線デバイスの前記第2周波数帯域に対する一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを含む情報を保存するように構成されたメモリと、
    信号が少なくても部分的に前記デバイス及び/または他の無線デバイスの前記第2周波数帯域の前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを含む時、前記第1周波数帯域上で前記信号を伝送及び/または受信するように構成された媒体接近制御(MAC)階層と、を含むことを特徴とする無線通信用デバイス。
  2. 前記第1周波数帯域は、
    前記第2周波数帯域より低い周波数を持ち、前記第1周波数帯域は、前記第2周波数帯域より長い伝送距離を持つことを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  3. 前記第1周波数帯域は、約2.4または5GHzの周波数を持ち、
    前記第2周波数帯域は、約60GHzの周波数を持つことを特徴とする請求項2に記載の無線通信用デバイス。
  4. 前記第1アンテナシステムは、
    第1無線ネットワークで、無線通信のために前記第1周波数帯域を利用するように構成され、
    前記第2アンテナシステムは、
    前記第1無線ネットワークと異なる第2無線ネットワークで、無線通信のために前記第2周波数帯域を利用するように構成されることを特徴とする請求項2に記載の無線通信用デバイス。
  5. 前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、
    アウェイク区間、睡眠区間及びアウェイクウィンドウのうち一つまたはそれ以上についての情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  6. 前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、
    ウェイクアップスケジュール開始時間及び/または睡眠間隔についての情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  7. 前記信号は、
    要素IDフィールド、要素の長さフィールド、及びアウェイクウィンドウフィールドのうち一つまたはそれ以上で構成された情報要素を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  8. 前記信号は、
    要素IDフィールド、要素長さフィールド、開始時間フィールド及び睡眠間隔フィールドのうち一つまたはそれ以上で構成された情報要素を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  9. 前記MAC階層は、
    前記信号が、前記デバイス及び/または前記デバイスと結合されたアクセスポイントの前記第2周波数帯域に対して、一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールについての情報を含む時、前記信号を伝送するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  10. 前記MAC階層は、
    前記信号が、さらに他の非アクセスポイント無線デバイス及び/または前記非アクセスポイント無線デバイスが結合されているアクセスポイントの前記第2周波数帯域に対して、一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールについての情報を含む時、前記信号を受信するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  11. 前記MAC階層は、
    少なくとも部分的に前記受信された信号に含まれた前記情報に基づいて、前記デバイスの前記ウェイクアップスケジュールを調整するようにさらに構成されることを特徴とする請求項10に記載の無線通信用デバイス。
  12. 前記デバイスは、
    前記デバイスの前記調整されたウェイクアップスケジュールを利用して、前記第2周波数帯域を通じてアクセスポイント及び/または非アクセスポイント無線デバイスと結合するようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載の無線通信用デバイス。
  13. 前記MAC階層は、
    少なくとも部分的に前記受信された信号に含まれた情報に基づいて、前記デバイス、前記他の非アクセスポイント無線デバイス、及び前記アクセスポイントのうち一つまたはそれ以上に対して、前記第2周波数帯域の提案されたウェイクアップスケジュールを伝送するようにさらに構成されたことを特徴とする請求項10に記載の無線通信用デバイス。
  14. 前記第1周波数帯域は、
    他の無線デバイスとの結合プロセスによって、ピアツーピア通信リンクが形成された周波数帯域であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  15. 前記第2周波数帯域は、
    他の無線デバイスとの結合プロセスによって、ピアツーピア通信リンクが形成されていない周波数帯域であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  16. 前記デバイスは、
    与えられた特定時点で、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域のうち一つまたはそれ以上に対してアウェイクモード状態であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信用デバイス。
  17. 無線通信システムにおいて、
    第2周波数帯域が第1周波数帯域と異なる時、無線通信のために、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域を利用できる第1多重帯域無線ステーションと、
    無線通信のために、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域を利用できる第2多重帯域無線ステーションと、を含み、
    前記第1ステーション及び前記第2ステーションのうち一つまたはそれ以上は、前記第1ステーション、前記第2ステーション及びアクセスポイントのうち一つまたはそれ以上に対する前記第2周波数帯域の一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを内部に維持するように構成され、
    前記第1ステーション及び前記第2ステーションは、前記第1周波数帯域を通じて互いに前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを共有するように構成されることを特徴とする無線通信システム。
  18. 前記第1周波数帯域は、
    前記第2周波数帯域より低い周波数を持ち、前記第1周波数帯域は、前記第2周波数帯域より長い伝送距離を持つことを特徴とする請求項17に記載の無線通信システム。
  19. 前記第1ステーション及び前記第2ステーションは、
    前記第1周波数帯域上で互いにリンクを形成し、前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを共有するために前記リンクを利用するように構成された請求項17に記載の無線通信システム。
  20. 前記第1周波数帯域を利用して、前記第1ステーション及び前記第2ステーションと結合するように構成された第1アクセスポイントと、
    前記第2周波数帯域を利用して、前記第1ステーション及び前記第2ステーションのうち一つまたはそれ以上と結合するように構成された第2アクセスポイントと、をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の無線通信システム。
  21. 前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、前記第2アクセスポイントのウェイクアップスケジュールを含むことを特徴とする請求項20に記載の無線通信システム。
  22. 前記一つまたはそれ以上のステーションは、少なくとも部分的に前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールに基づいて、自体ウェイクアップスケジュールを調整できるようにさらに構成されることを特徴とする請求項17に記載の無線通信システム。
  23. 前記第1ステーション及び前記第2ステーションは、
    前記調整されたウェイクアップスケジュールを利用して、前記第2周波数帯域を通じて互いに通信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項22に記載の無線通信システム。
  24. 前記一つまたはそれ以上のステーションは、
    前記調整されたウェイクアップスケジュールを利用して、前記第2周波数帯域上で前記第2アクセスポイントと結合するようにさらに構成されることを特徴とする請求項22に記載の無線通信システム。
  25. 前記第1周波数帯域は、
    前記第1ステーションと前記第2ステーションとの間に、結合プロセスによりピアツーピア通信リンクが形成された周波数帯域であることを特徴とする請求項17に記載の無線通信システム。
  26. 前記第2周波数帯域は、
    前記第1ステーションと前記第2ステーションとの間に、結合プロセスによりピアツーピア通信リンクが形成されていないことを特徴とする請求項17に記載の無線通信システム。
  27. 前記第1ステーション及び前記第2ステーションそれぞれは、
    与えられた特定時点に、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域のうち一つまたはそれ以上に対してアウェイクモード状態であることを特徴とする請求項17に記載の無線通信システム。
  28. 無線通信方法において、
    第2周波数帯域が第1周波数帯域と異なる時、無線通信のために、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域を利用できる第1多重帯域無線ステーションが、無線通信のために、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域を利用できる第2多重帯域無線ステーションと前記第1周波数帯域上で無線リンクを形成する段階と、
    前記第1周波数帯域を通じて、前記第1ステーションが前記第2周波数帯域の一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールを前記第2ステーションに伝送する段階と、を含み、
    前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、前記第1ステーション及び/またはアクセスポイントのウェイクアップスケジュールを含み、
    前記アクセスポイントは、前記第2周波数帯域で前記第1ステーションと結合されることを特徴とする無線通信方法。
  29. 前記第1周波数帯域は、
    前記第2周波数帯域より低い周波数を持ち、前記第1周波数帯域は、前記第2周波数帯域より長い伝送距離を持つことを特徴とする請求項28に記載の無線通信方法。
  30. 前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、
    アウェイク区間、睡眠区間、及びアウェイクウィンドウのうち一つまたはそれ以上についての情報を含むことを特徴とする請求項28に記載の無線通信方法。
  31. 前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、
    ウェイクアップスケジュール開始時間及び/または睡眠間隔についての情報を含むことを特徴とする請求項28に記載の無線通信方法。
  32. 無線通信方法において、
    第2周波数帯域が第1周波数帯域と異なる時、無線通信のために、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域を利用できる第1多重帯域無線ステーションが、無線通信のために、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域を利用できる第2多重帯域無線ステーションと前記第1周波数帯域上で無線リンクを形成する段階と、
    前記第1周波数帯域を通じて前記第1ステーションが、前記第2周波数帯域の一つまたは以上のウェイクアップスケジュールを前記第2ステーションから受信する段階と、を含み、
    前記一つまたはそれ以上のウェイクアップスケジュールは、前記第2ステーション及び/またはアクセスポイントのウェイクアップスケジュールを含み、
    前記アクセスポイントは、前記第2周波数帯域で前記第2ステーションと結合されることを特徴とする無線通信方法。
  33. 前記第1周波数帯域は、
    前記第2周波数帯域より低い周波数を持ち、前記第1周波数帯域は、前記第2周波数帯域より長い伝送距離を持つことを特徴とする請求項32に記載の無線通信方法。
  34. 少なくとも部分的に前記受信されたウェイクアップスケジュールに基づいて、前記第1ステーションの前記ウェイクアップスケジュールを調整する段階をさらに含むことを特徴とする請求項32に記載の無線通信方法。
  35. 少なくとも部分的に前記調整されたウェイクアップスケジュールに基づいて、前記第1ステーションが、前記第2周波数帯域を通じて前記アクセスポイント及び/または前記第2ステーションと通信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項34に記載の無線通信方法。
  36. 少なくとも部分的に前記受信されたウェイクアップスケジュールに基づいて、前記第1ステーション、前記第2ステーション、及び前記アクセスポイントのうち一つまたはそれ以上のために提案されたウェイクアップスケジュールを伝送する段階をさらに含むことを特徴とする請求項32に記載の無線通信方法。
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