JP2013505339A5 - - Google Patents

Description

長鎖ジアルキルエーテルを含むペイントおよびワニス中の添加剤は、硬化した塗料組成物のより高い柔軟性、より優れた耐薬品性およびスクラッチ耐性をもたらすことが驚くべきことに判明している。

別の可能性は、１種類または複数種類のジアルキルエーテルを直接固形形態で、例えば、粉体または香錠として使用することである。

Claims (19)

1. 硬化性結合剤およびジアルキルエーテルを含有する塗料を生成するための組成物であって、１種類または複数種類のジアルキルエーテルが２４個以上の炭素原子を有し、かつ１種類または複数種類のジアルキルエーテルが液体または粉末状組成物中に固形物として存在する、組成物。
2. 使用される１種類または複数種類のジアルキルエーテルが、９５ｍｏｌ％超の直鎖状アルキル部分を含有する、請求項１に記載の組成物。
3. ＤＩＮ ＥＮ ＩＳＯ ６３２１に基づいて１種類または複数種類のジアルキルエーテルの融点が２５℃よりも高い、請求項１に記載の組成物。
4. １種類または複数種類のジアルキルエーテルが、以下の群：ジドデシルエーテル、ジテトラデシルエーテル、ジヘキサデシルエーテル、ドクタデシルエーテル、ジエイコシルエーテルおよびジドコシルエーテルから選択される、請求項１に記載の組成物。
5. １種類または複数種類のジアルキルエーテルが無機担体に塗布される、請求項１に記載の組成物。
6. １種類または複数種類のジアルキルエーテルが、固体粒子として使用され、かつ固体粒子が組成物中に平均粒径が１５０μｍ未満で存在する、請求項１に記載の組成物。
7. １種類または複数種類のジアルキルエーテルが無機担体と一緒に粉砕されて塗料を生成するのに使用される粉砕生成物を生成する、請求項５に記載の組成物。
8. 粉砕生成物が、組成物で使用される前に使用される１種類または複数種類のジアルキルエーテルの融点よりも５℃以上高い温度で焼き入れされる、請求項７に記載の組成物。
9. 無機担体が、シリカ、アルミナまたはシリカとアルミナの混合物である、請求項５に記載の組成物。
10. 使用される１種類または複数種類のジアルキルエーテルが、
    ａ）固体組成物中０．１〜５．０ｗｔ％、および
    ｂ）液体組成物中０．０５〜３．０ｗｔ％
    の量で使用される請求項１に記載の組成物。
11. ａ）使用される１種類または複数種類のジアルキルエーテルは、エーテルに基づいて９５ｗｔ％超の純度を有し
    または
    ｂ）使用される１種類または複数種類のジアルキルエーテルは、オレフィン不純物およびアルコール不純物を含めたエーテルに基づいて７０ｗｔ％超の純度を有し、
    またはａ）およびｂ）の双方の要件を満たす、請求項１に記載の組成物。
12. 少なくとも結合剤を硬化または架橋または両方をすることによって請求項１から１１のいずれか一項に記載の組成物を使用することによって生成される硬化した塗料。
13. 硬化した塗料が０．１〜５．０ｗｔ％の１種類または複数種類のジアルキルエーテルを含有する、請求項１から１１のいずれか一項に記載の組成物を使用することによって生成される硬化した塗料。
14. 少なくとも６．１ｍｍのＤＩＮ ５０１０１に基づいたエリクセンインデンテーションおよび少なくとも５０％の残留光沢が達成される、請求項１から９のいずれか一項に記載の組成物を使用することによって生成される硬化した塗料。
15. 粉体塗料における、２４個以上の炭素原子を有する１種類または複数種類のジアルキルエーテルの使用。
16. 少なくとも２０ｗｔ％の水を含有するペイントまたはワニスにおける、２４個以上の炭素原子を有する１種類または複数種類のジアルキルエーテルの使用。
17. ジアルキルエーテルが固体粒子として使用される、ペイントまたはワニスにおける、２４個以上の炭素原子を有する１種類または複数種類のジアルキルエーテルの使用。
18. １種類または複数種類のジアルキルエーテルが平均粒径が１５０μｍ未満の固体粒子として使用される、請求項１５または１７に記載の使用。
19. １種類または複数種類のジアルキルエーテルが無機担体に塗布される、請求項１５から１７のいずれか一項に記載の使用。